歴代の愛車たち


●サニー

●ファミリア
●コロナGT
●マークU(GX71)
●ビスタ
●アコード
●アコードワゴン(CB9)

●シャリオグランディス
●ムーブ

●ポルテ
●ハイゼットトラック
●オデッセイ(RA9)
●MR2(SW20)

マークUグランデ TWINCAM24(中古車)
車輌型式:E−GX71−XTMGF
●購入年月 昭和62年10月
●売買年月 平成元年3月

第1章 購入

さて、中古車センターに試乗に行くことにする。コロナに乗って。あらかじめ話しておいたので、マークUはセンター玄関前に出ていた。まず、外観の入念なチェック。目立った傷も、変なゆがみもない。そして、装備のチェック。リヤワイパー、15インチ純正アルミ、エアピュリファイアー、オートクルーズ、ドライブコンピュータ、デジタルメータ等々の快適装備が満載。心は、決まっていた。「これを買おう」。しかし、試乗はしないと。エンジンをかける。初めての6気筒は、唸りとも言えるエキゾーストノートを聞かせた。しかし、室内は静粛が保たれている。走り出す。シルキー6と言われていただけある。振動が異様に少ない。しかし、想像以上に遅かった。デジタルタコメータが6500を差しても、加速感は期待以下。それでも、心は決まっていた。
交渉に入る。中古車は、競合が難しいのが欠点だ。しかし、この時は、10万円以上の値引きをしていただいたのを記憶している。

第2章 マークUとともに

さて、期待充分で買ったクルマ。しかし、22歳の若造の乗る車ではなかった。
ちょうど、スキーを始めて面白くて仕方のない時期で、このクルマでスキー場まで何度も通った。また、巷でもこのクルマが氾濫していた。と言っても、私の車はノーマル。ワイドタイヤに竹槍マフラーといった出で立ちのクルマが、このマークUの流行のスタイルであった。このクルマの思い出は、快適さにつきる。初めての6気筒は、振動の少なさと滑らかさを存分に感じることが出来た反面、その抵抗の大きさも感じられ、その後のクルマ選びに影響を与えることになった。
燃費も6〜7km/lと、当時は辛いランニングコストであった。しかし、見栄えはやはりよく、親戚の葬儀の際にお坊さんが「あのクルマで、送り迎えをして欲しい」と私の車を名指しで指名したことがあった。
内装は、ゴージャス。と言っても、今考えると安いスナックのような椅子、コロナととんとんの室内スペース。走りに関しては、多くは語れない。雰囲気を楽しむクルマだった。
この車、解体屋巡りをしてフロントスポイラーと、マイチェン後のテールランプを見つけ、装着していた。
しかし、あまりにも白のマークUが氾濫しすぎて、少しイヤになってきた。中古車情報誌を見て下取り店に電話したところ「5FのマークUは・・・・・」と、ほとんどの店で二束三文で叩かれ、結局買った店に下取りに出すことになるのである。

第3章 別れ

極端な話、白のハイソカー以外なら、何でも良かったのかもしれない。そんな気持ちの中古車選びだった。そこで出会ったのが、FFビスタ4H/T。色はグレー。前車の反省で、4A/T車を選んだ。但し、金額を抑える意味で、程度の良い車は買えない。
良いクルマではあったが、別れに未練はなかった。愛着がなかったわけではないが・・・・・。
下取りは、期待していなかったが、やはり高値は望めなかった。
主要諸元
全長 4690mm 
全幅 1690mm 
全高 1385mm

ホイールベース 2660mm 
車両重量 1280kg

10モード燃費 10.0km/L
エンジン形式 1G−GEU(直6DOHC)
最高出力 グロス160/6400 
最大トルク 18.5/5200



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