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闘病記(視床出血)目次(カテゴリー的なところもあります。)

2016年12月26日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No227   診療やリハビリでの本当の主体は誰か。   体の各部での感覚の回復具合。筋肉感覚の回復についてもだよ。   「楽な外力による関節可動域確保動作」ができるようにするには。   脳出血発症当座の介助をどの程度受け入れてきたのか。   脳卒中による感覚麻痺ともう一つの感覚麻痺。この両方が重なるとよりやっかいですよね。   「早期離床」について。   「リハビリ過剰?」と「廃用症候群」とで思うことね。

 12月19日(月)、診療やリハビリでの本当の主体は誰か。「患者の権利に関する世界医師会 リスボン宣言」というのがあります。この頃、大学病院等でのホームページにもでています。医療の主体は患者ですよね。「自己決定の権利」というのもこの宣言の中にあります。ところで、脳卒中では十分な説明がおこなわれていない、または、できない状況がよく見られますよね。まあ、他の疾患でもね。私の降圧薬の減薬と休薬は診察時での私の宣言みたいに言って処方を減らしてもらったのです。「飲まない」という中に処方されて医薬品を受け取っても服用しないというのもありますが、医療費の無駄ね。極短期的に「様子見」の期間は余分なのも必要かもね。長期的には無駄ね。リハビリ病院の同室者のリハビリへの取り組みも医師の説明不足があったのではともね。自己決定に必要な適切な説明が必要なのですよ。これによって、医療での本当の主体者たる患者が自身に最適な治療やリハビリを患者が決定しておこなう、治療してもらうということになると考えています。今回の視床出血では私にとって最適に近い、最適なリハビリを受けてこれたと思います。それが、リハビリ病院での「初期症状からみて奇跡的に早い回復」になったのではとね。リハビリ病院でのリハビリについての医師の基礎的状況や改善状況等の説明はなかったです。セラピストさんと笑い転げながらリハビリをしていましたよ。
 12月20日(火)、体の各部での感覚の回復具合。筋肉感覚の回復についてもだよ。大分回復してきているのは確かみたいですが・・・。瞼の感覚ですが、コンタクトレンズのメーカーの異なるのにすると、違いが見られられるのです。・・コンタクトの方が感じにくいのか楽です。・・シティの方が刺激が多いのか鬱陶しかったですが最近は馴染んできました。発症後1年ほどは感じ方に違いがなかったのでした。早くいうと「感覚が回復していなかった」だけでした。だから、ハードコンタクトレンズなので角膜の上でずれてしまうこともね。それが、ともに違和感が出てきたのでした。これが・・シティの方がきつく長引いただけかな。ずれるというのは健常側と同程度になってきましたよ。ここまでにほんのたった5年ね。まだ、完全回復ではないですよ。コンタクトレンズホルダーを麻痺手で持っているときの力加減がマシにはなってきましたが、未だに派手に力んでいますよ。適度な調節ができないのですよ。「適度な調節」ができないというのは麻痺側の随意筋では、すべてで未だに起こっていますよ。だから「力を込める」というのが怖いのですよ。筋紡錘や腱ゴルジ装置(ごちらも筋肉関係の感覚器官ね)からの感覚情報が脳に届いていないのですよ。皮膚感覚等での持ち具合と関連させての調節ができないということですよ。だから、下肢でも歩きにくくなることがよくあります。目で確かめるとそうでもないのに感覚だけですと、歩きづらいというものね。直腸から肛門にかけての感覚もやばいままですよ。あげればキリがないという感じですが、徐々によくなってきたと思えるところも出てきているということね。まあ、あと、20~30年したら、確実に「回復した」と思える部位が出てくるのではと思っています。「脳での神経細胞間のつなぎ替え」に必要な時間より早くなることはないですよ。
 12月21日(水)、「楽な外力による関節可動域確保動作」ができるようにするには。はい、発症時のフニャフニャの筋肉と関節と腱を維持し続けて緊張を高めないようにするほかはないのではとね。出だしが勝負ですよ。ここで躓くと筋肉や腱のストレッチにより多くの時間が必要になったり、ボトックス療法対象になったり、あげくは拘縮で諦めへの道かも。筋肉等を柔軟にするリハビリは今すぐに始めるものですよ。早いほど、楽に柔軟性を維持できますよ。別に本人がする必要もないですけど、少なくともセラピストさんとかが「他動による関節可動域確保動作」を施そうとするときに拒否させないようにね。四肢は筋肉が楽に引き延ばすことができるということが動作への必須条件ですよ。筋肉が柔軟でしたら、ほぼ腱も柔軟でしょうね。関節もスムースと思いますけどね。伸ばせたら筋肉は意味のある収縮ができるのですよ。筋緊張亢進状態や痙縮・拘縮状態での筋収縮は意味がないのですよ。生活動作等では有害ですよ。だから、ボトックス療法とかで緩めようとするのですよね。健常者でも「筋肉が固い」とかは有害ですよね。関節可動域が狭いも健常者でも有害ですよね。筋力不足はアシストロボットがアシストしてくれる時代になっていきますよ。普通は関節可動域があれば、感覚の回復とともに徐々に回復しますけどね。脳の本来の命令力の回復とともにね。「頑張り」とかの意思ではないですよ。脳卒中になられたばかりの方へ。四肢等のリハビリで大切なのは「筋肉の柔軟性維持確保、関節可動域維持確保、腱の柔軟性維持確保」ですよ。脳の回復まで無理しないことですよ。「早く」とか「諦め」で多くの方がお困りですよ。脳の回復に必要な時間は症状によって異なります。
 12月22日(木)、脳出血発症当座の介助をどの程度受け入れてきたのか。はい、甘えていましたよ。でも、できるようになっていくのが楽しかったです。その時々の自分でできることをわきまえて介助してもらうことですよね。ベッドから車椅子への移動についてもね。尿道の管がとれた日から必須になったのですよ。下手にベッドに寝かせているのが危険な患者でしたからね。理由は鼻づまりね。救急搬送された当日の夜に鼻づまりで苦しくなって麻痺していない右手にベッドのリモコンが触れたので、もって頭側をあげたら(角度はそれほどでもないと思います)頭を下にしてぶら下がってしまっただけですよ。上体を起こしていたら鼻づまりが起こらないからね。日中は車椅子に座っての生活ね。この移乗も両方向全介助ね。脳出血で左半身麻痺になって仕舞ったのだから、できないことだらけですよね。そのことを的確に理解して、当座のお世話になることを理解することですよ。そして、脳出血等だけですと、上手に脳以外の部位の状態を維持していたら回復していくのですから。看護師さんと回復を楽しむという中で介助してもらっているということかな。周りにイライラとかをぶつけても仕方がないしね。かといって恥ずかしがっても仕方がないことだしね。で、脳卒中でできなくなったことでも徐々に回復していくわけですが、自力のみでできるかどうかについては慎重に試しながらしていっていますよ。今でも食事時、麻痺手(左)で食器とかは持ちません。これは筋収縮コントロールが、微妙な力でのコントロールができないからです。ですから、両手を同時に必要とするようなことや、よそ見をしながらとかは使えないのでどうしてもの場合はしてもらっています。服の脱ぎ着とかはほぼできるのですが、カフスボタンとかはまだですよ。介助してもらい部分を徐々に減らしていっているというのが現状ね。
 12月23日(金)、脳卒中による感覚麻痺ともう一つの感覚麻痺。この両方が重なるとよりやっかいですよね。脳卒中の方は感覚中枢等にダメージを受けての感覚途絶です。本当に何も感じなかったですよ。そこから、徐々に徐々に回復してきているのですが、樹状突起等の伸びの早いのからみたいですね。感度も過敏気味ね。もう一つの感覚麻痺は脳には障害はないのですが、生活状況で感覚が鈍くなってしまうものね。普通は高齢になるとよく出てくるみたいですが、若者にもいるみたいです。刺激を受け続けることで受容体や脳の中枢とかが反応しなくなることね。冷房温度ですと、28℃設定でもそれなりの生活をしていたら「涼しい」と感じますよね。25℃とかですと「寒い」とかね。25℃や23℃とかに常にしていると28℃では「暑い」とね。暖房でもみられます。お風呂の湯温でもね。避ける方法は脳卒中の方は「脳卒中にならない」ということで、後者の方は温度計と睨めっこしてボチボチの温度で適切な服装等で過ごして、温度変化を感じ続けることができるように受容器や感覚中枢を訓練し続けることかな。達人は常に訓練しているとか。この訓練の意味を取り違えないでね。味覚でも「濃い味」に慣らされ続けると「素材の味」を使った料理とかが不味いと感じるようになったりね。「薄味」も拙く感じますよ。病院食は「薄味」ね。私は「濃い味」が拙いと思う方ね。「お袋の味」を追い求め続けるのも「学習による味覚麻痺」の状況かな。
 12月24日(土)、「早期離床」について。脳卒中でも早期離床できる方がよいと考えています。ただね、どの病気でもですが、健康体での生活に戻るというような離床はそれなりに時間が必要かと思います。が、人間は直立二足歩行になってから、脳が発達し始めたのです。手が自由に使えるようになって脳に刺激が与えられたからだといわれていますし、そう思います。一昨日投稿のような事件を起こしたので、上半身直立という早期離床が私は実現できたのでした。これが、後々、リハビリによい影響を与えたと考えられます。上半身直立でも姿勢維持に脳は活躍しますよね。健常側主体でも姿勢維持で働いている筋肉からは脳への刺激がありますよ。「朝からあくび」というのに理由として「寝不足」や「脳の活性化不足」とかがあるとね。「脳の活性化」には筋収縮情報が有効なのですよ。「ガム噛み噛み」で眠気覚ましになるというのもね。ですから、体の状況が許せば、入院中でも就寝時刻以外は起きているというようにできるようにしておくということね。そして、何らかの動作をしたり、脳の活動の出力をしたりとかですよ。脳トレなんかもよいかもね。ポイントサイトの脳年齢チェックで33歳というのをまたまた出しましたよ。体を動かしていると夜間寝ることができますよね。それも、深い睡眠でね。この方が病気の回復も早いとね。適切適度な活動ですよ。活動のしすぎは過剰リハビリになって仕舞ったり、脳が過興奮状態で認知力とかが低下してしまったりとかね。活動不足は「廃用症候群」の方かな。
 12月25日(日)、「リハビリ過剰?」と「廃用症候群」とで思うことね。脳卒中のリハビリだけではなく、整形外科的なリハビリ等もね。「リハビリ」というのは脳卒中や怪我等で使えなくなった部分を再び活用できるようにすることですよね。この時、問題になるのは患者の思いのようにならないのですよね。「リハビリ過剰?」というのは生物学的に怪我した部位の回復より早くと急ぐことですよね。脳卒中ですと、脳の回復具合より先走ることはできないのに、「動くのなら訓練したら回復する」とばかりにリハビリに励んで問題を起こしている方が多数いますね。「動かせる」と「生活動作に不都合なく使える動作」の落差の大きさを無視してね。「生活動作」とかは微妙な筋力バランスが必要なのに脳での調節機構が回復していないのに頑張って痙縮とかにね。普通の怪我ででもですよ。皮膚や筋肉や腱とかが回復完了になる前に張り切ってしまって失敗される方が多いみたいですね。「廃用症候群」の方はほったらかしていたらよいわけです。脳の機能も出力を含めて使わないとシナプスが外れたりして低下していきますよね。廃用症候群の一種ね。こちらの防止はわりと楽みたいですが、コツというのがありますよね。脳卒中四肢では「他動による関節可動域確保動作」ね。それも楽な力で続けられるようになるようにとか。その強さや頻度とかかな。脳の廃用症候群を防ぐのに「憎まれ口のブログ投稿」といううのも役に立っているかな。「チリも積もれば山となる」とポイントサイトのゲームで「脳年齢チェック」があって、「32歳」とか「33歳」とかも出しています。「独数」にもはまりかけています。年金受給年齢だよ。

2016年12月19日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No226   脳卒中カテゴリーのゼンデラさんのブログに「課題指向型訓練 いくらやっても役には立たない」というのが投稿されていました。   脳卒中での医師の説明で「奈落の底へ突き落とす説明」、「責任逃れの説明」、「責任逃れを考えつつ希望を持たせる説明」等々についてね。   片麻痺自助具は一生使うものなのか。   脳卒中感覚麻痺での各部のリハビリ動作回数で思うこと。   昨日投稿の上肢と下肢でのリハビリ回数の違いの要因としては、   脳卒中後遺症のうち、四肢については「楽な力による他動での関節可動域確保動作」が役に立つと考える理由ね。   私の杖の先端滑り止めゴムと取っ手の様子。

 12月12日(月)、脳卒中カテゴリーのゼンデラさんのブログに「課題指向型訓練 いくらやっても役には立たない」というのが投稿されていました。詳しくは元ブログを読んでね。改善しないというか、役に立たないというか、場合によったら弊害があると思う私なりの考えをね。前提としては「脳卒中感覚麻痺」で「当初半身完全麻痺状態」ね。一つに「課題指向型訓練」というのは「運動神経系も感覚神経系も働いている」という前提が必要なのではと考えています。ですから、感覚麻痺は感覚神経系が働いていないのですよ。実感しています。直ぐに筋緊張状態になります。今もね。そこを無理すると筋緊張亢進→痙縮→拘縮の道筋ですよね。あるリハビリ病院でCI療法で痙縮になったらボトックス療法というのがありましたよ。動きが悪くなると脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こらなくなるのではと考えられるのですよ。ボトックスの期間とかは回復は見込めないという考えられます。提唱している医師が重度の視床出血にでもなって体験してほしいです。感覚麻痺では皮膚感覚はもちろんのこと、筋紡錘や腱ゴルジ装置からの感覚情報、筋肉から感覚情報を途絶えるのです。この結果として、運動神経系抑制ニューロンを活性化できないと考えられるのです。実際、このように感じています。凄く緊張しやすいです。運動神経抑制ニューロンが働けなくなる病気がありますよ。重症になると、凄い屈曲腕、握りしめた手、棒足、尖足、クロートウが症状として出てくるようです。なにかそっくりですね。これを緩和するのに「ボツリヌス菌毒素」が使われたこともあるのです。ボトックス療法の走りかな。破傷風ですよ。脳卒中感覚麻痺で、下手に特定の動作を繰り返すとか、同じ部位の筋肉を使い込むとかいうのは危険極まりないと感じています。
 12月13日(火)、脳卒中での医師の説明で「奈落の底へ突き落とす説明」、「責任逃れの説明」、「責任逃れを考えつつ希望を持たせる説明」等々についてね。予後について知りたいのが患者ですよね。私は妻から「視床出血」というのをきいて大体判りました。ですから、医師には聞かなかったです。脳の一番中央部にあるので手出しのしようのない部位ね。脳出血についての予後、大体見当をつけていましたので、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で地道に生きていこうとね。医師も「治るのでしょうか」と聞かれても困るでしょうが、多くの医師は「説明」の方法とかも知らないのではとね。それが、「歩けません」とかを断定的にいう医師かな。ブログに投稿されていた方がいました。このタイプは脳卒中で落ち込んでいる状態から、奈落の底への転落を手助けをするような医師ですね。脳卒中は脳に障害のある病気です。四肢等には異常がないので脳の回復に応じて回復するのにね。でもね、「回復しますよ」だけですと、過剰リハビリによる問題、回復するのだからとリハビリの手抜きとかで回復するものも回復しなくなるので医師も怖いから最悪時と強調しすぎるのでしょうね。相当以上重症でないのでしたら適切適度なリハビリで徐々に、あくまでも徐々に回復するのですけどね。場合によると寿命の方が先かもね。「まあ、歩けるようになりますよ」とかいって、手抜きのリハビリとかされて、歩けない状態に固定化したときに文句をいわれないように「責任逃れ」的にかもね。「責任逃れ」的でも患者が希望を持てるような説明をいろいろな症状の患者がいるので、各患者に合わせてできるように脳神経外科医やリハビリ医は勉強するべきでしょうね。脳神経外科医は転院させてしまったら、リハビリについては面倒がみれなくなるのですよね。でも、後々問題の起こるような精神状態にだけにはできるだけさせない方がよいと思います。リハビリ医はもっと、患者の状況を知る必要があるのでは。長期にわたるリハビリが続くのでね。リハビリ病院でもリハビリについての医師からの説明はなく、私から聞く気もなかったので「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」でセラピストさんと楽しくリハビリをしていたら、「初期症状からみたら奇跡的速さの回復」といわれましたよ。
 12月14日(水)、片麻痺自助具は一生使うものなのか。基本的にリハビリが順調で寿命さえあれば、脳卒中後遺症は回復しますよ。高次脳機能障害も可能性が絶対ないとはいえないはずですよね。ところで普通の脳卒中ですと、脳以外では障害はないのですよ。そして、脳は人間の臓器の中では可塑性の非常に高い臓器の一つですよね。脳の損傷部位の修復には、「迂回経路活用」と本式の修復である「神経細胞間のつなぎ替えとその調整」というのがありまう。が、後者は非常に時間がかかりますし、前者でもそれなりの時間が必要です。その間、脳以外の部位に障害を生じない等に適切適度なリハビリをしていたら回復していきますよ。だから、自助器具というのは「一時的に使うもの」であると考えられます。ただ、どのぐらいの期間利用するかは障害の程度によりますけどね。車椅子でも救急病院では依存ね。リハビリ病院で依存状態から足で漕ぐ(着座による両足ちょこちょこ歩行)で退院後は全く使用していません。爪切りでは麻痺上肢に関節可動域があれば、健常側の爪を切らせることができますよ。実際、上半身全体を使って爪切りをしましたよ。健常側と同じ動作で爪切りを使おうとするからできないのですよ。麻痺手を単なるホルダーと考えて上半身で押しきりですよ。「できない」といって可愛い看護師さんに切ってもらうべきだった、グスン。不適切リハビリで拘縮やその他の状況にしてしまうと一生ものになるのが自助器具ですね。
 12月15日(木)、脳卒中感覚麻痺での各部のリハビリ動作回数で思うこと。上肢と下肢では大きな違いがあると感じています。下肢は現在も一日10000歩以上になっています。動作回数ですと、5000回以上ですよね。上肢はこれとは桁違いに低いです。二桁かな。考える理由は神経の本数の違いと思うのです。下肢は上肢に比べたら、単純な動作ですよね。それで、脳での関与する部位の大きさの違いにも見て取れます。で、上肢の方が下肢より簡単に筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進みやすいと感じている感覚麻痺の私です。緊張亢進程度でしたらまだマシだと思うのです。痙縮にでもなるとリハビリはストップですよね。如何に滑らかに関節動作ができるのかという方にしていくのがリハビリですよね。だから、「楽な外力による関節可動域確保動作」が役に立つのですよ。これが維持できている範囲での自力動作によるリハビリになるのですが、回数的には上肢は100回なんて多すぎる場合が多いと感じているのです。イメージトレーニングは筋緊張を生じないようにできるので有効かもと思うのですが、私は外力による関節可動域確保動作とチョイチョイの自力動作を組み合わせています。先日の健常の妻が開けあぐねていたジャムの瓶の蓋の最初の蓋開けをやってしまいましたが、ジャムの瓶の最初の蓋開けなんて月に何回もあるものではないですよね。部位によって、症状によって回数はボチボチにする必要があると思いますし、そうする方がよいと思います。
 12月16日(金)、昨日投稿の上肢と下肢でのリハビリ回数の違いの要因としては、以前にも何回か投稿しています「私たちの脳の中の小人――ペンフィールドのホムンクルスの話 」にあるように昨日も触れた脳の関与の違いですよ。私は視床出血で感覚途絶による感覚麻痺でした。運動系には異常がないようなのでラジオ体操的動作やグッパとかが楽にできるのですが、精度の必要な生活動作になるとうまく動作ができないのです。それで、無理にしみようとすると上肢の方が簡単に緊張状態になって仕舞います。下肢程度とおもわれる動作ですと、そうでもないのですが。ということで、上肢より下肢の方がルーズみたいに感じています。匠の技はほぼ上肢の方ですよね。健常でも余計な力が入ってしまう部位ですから、リハビリ時には注意が必要です。で、感覚神経が皮膚も筋肉もともに回復するのに合わせてリハビリをおこないましょうね。健常者的思い込みでリハビリをすると、後で痛い目に遭いますよ。最近、漸く「痛い目に遭った」という投稿にお目にかかることができました。痙縮とかなるより、楽な外力による関節可動域確保動作ができる方が後々楽なのはボトックス療法をされている投稿等から類推してね。「急がば回れ」だよ。
 12月17日(土)、脳卒中後遺症のうち、四肢については「楽な力による他動での関節可動域確保動作」が役に立つと考える理由ね。脳卒中は脳にのみ問題が生じたのであって四肢等はそのとばっちりですからね。フニャフニャも本来の姿ですよ。で、不適切リハビリ等でコチコチの方に行くと、楽な力での関節可動域確保動作ができないようになると、今はやりのロボットリハビリの適応外になりますよ。人型ロボットで、棒足のロボットが作られていますか。作られていないでしょ。関節動作ができるように作られていますよね。発症直後のフニャフニャの時には関節可動域はあったのですよ。腕もロボットで屈曲腕で作られていますか。ちゃんと屈伸できるように作られていますよね。ロボットでも多関節ロボットですよね。だから、関節可動域があればロボットでの動作補助を受けやすくなるのですよ。特に拘縮状態で筋力補助ロボットで力任せに補助させたらどうなりますか。考えてみてください。今後科学技術の進歩で脳波の方で何とかという時代になっていくと思いますが、そのときに自身の四肢を使いたいのなら楽な力での関節可動域確保動作であり、これができているとロボットなしで動作できるようになっていく可能性が高いですよ。痙縮や拘縮等ですと、ロボットも無理、自身での動作も無理になっていくと考えられます。ですから、「楽な外力による関節可動域確保動作」で関節可動域確保を四肢では最優先にしましょうね。尖足もクロートーも足首や足指等での関節可動域をなくしてしまった結果ですよ。
 12月18日(日)、私の杖の先端滑り止めゴムと取っ手の様子。写真が邪魔くさいのでアップしてないですが。2代目の今の杖の先端ゴムを訪問セラピストさんに見せたら「磨り減っていないですが風化してきていますね。」とね。杖はほぼ欠かさず持ち歩いています。ついて歩くときもありますが持ち歩いているという時の方が多いです。で、油断するのか、よく杖からうっかり手を離してしまうことがあるのです。すると、取っ手の部分が地面とかに激突ですよね。生傷の絶えない取っ手ね。投稿ネタに困っているのでこのような日も出てきます。済みません。で、今の杖での歩行歩数は1000万歩を超えているのではともね。購入日を控えているので調べれば確かね。2年は超えていない前提ね。前屈みやしゃがむということも健常者並みにできるというのも杖を地面に転がしてしまっても楽にとれるということでも油断かな。「楽な外力による関節可動域確保動作」もできる関節可動域があると健常者風歩行へのリハビリをリハビリ病院入院中にしてもらえて健常者風歩行にできましたよ。初期症状は左半身完全麻痺でした。健常者風だから杖をつかずにの歩行が基本なのですよ。傘兼用杖も雨の日に愛用しています。あくまでも「関節可動域確保」ができているので、健常者風へのリハビリでの指導ですよ。私は「関節可動域」の方が先でしたからね。

2016年12月12日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No225   脳卒中で発症での落ち込み、症状の受容に時間がかかっている方が多いですね。他の病気でもかな。   杖の使い方、持ち方について。   傘兼用杖についてね。この杖は原則杖なし歩行ができる人用ですよね。それも、雨の日にもね。   視床出血での動作不全について。   「神経細胞間のつなぎ替え」での問題点。   「幸せ」て何だろうね。   麻痺手で初めて何かの生活動作をさせた頃の思い出。

 12月5日(月)、脳卒中で発症での落ち込み、症状の受容に時間がかかっている方が多いですね。他の病気でもかな。人間ほど複雑でも精密にできているのは他にないですよね。工業製品とかで「長持ち」と「生身の人間の長生き」では比較できないですよね。でもね、考えようによると、これほど、生物がいるのによくここまでそれぞれの種で似たものができていますね。それも、各個体は個別に育ってね。で、アホとかしないで普通に生きていても、遺伝子の仕組みとかで徐々に不都合が出てきますよね。それが、「病気」であったりするのですよね。年齢を重ねるほど病気が増える理由かもね。「癌」なんて、平均寿命の短い国では目立たないですよ。長寿の国ほど目立ちますね。当然、脳卒中や心疾患もね。ですから、病気になって仕舞ったら、悔やむのではなく、適切な治療を受けながら(藪医者に殺されないようにね)、そのときに応じた回復を目指すことですよ。多くの病気で元気な(意味を取り違えないようにね)患者の方が回復が早いですよね。その昔、第二次世界大戦の時のオーストラリアでの捕虜収容所での日本兵の脱走を描いたテレビドラマが放送されていました。脱走を試みる方の日本兵が直前に「勇気」と叫んでいるのを、英語字幕には「クレイジー」とでていました。あちらの映画ね。捕虜収容所から脱走してほぼ殺されたり掴まったはずでした。カウラ事件です。ウィキペディアにありますよ。よりよい情報とかがあればよいのですが、それと、固定観念とかで無謀なことが、思い込みによって病状を悪化させてしまうようですね。この事件の背景には当時の軍部上層部がジュネーブ条約等の捕虜についてとかを教えていなかったことと、日本軍の雰囲気の異様性があったと思います。
 12月6日(火)、杖の使い方、持ち方について。私は当初は杖に頼っていましたが、リハビリ病院入院中から、体をまっすぐ立てて自然な形で杖に体重をかけないように意識していました。その結果として、入院途中から「杖とは指示棒」と使えるようになりました。目的外使用の例ね。杖に頼り切っている状態から、如何に上手に脱することができるかということね。本来の人間は杖なしで歩いています。その姿勢に上手に近づいていくことですよ。このためには関節可動域があるということが必要です。そうしていくと杖を持つのに緊張なんてしなくなりますよ。ただ、緊急事態に備えて、杖は持ち歩いています。ある方が「杖をできるだけ遠くにつく」と投稿されていた時期がありました。で、それでは歩行姿勢に問題が生じているのではとね。杖に頼らなくなるほど、杖は適正位置で軽くぶら下げて持つというのになりましたよ。私は時々振り回していますが。これは、腕のストレッチですよ。そうそう、以前の投稿にあるように私は視床出血で意識不明にもなり、左半身完全麻痺程度でした。医師のお告げは「一生、車椅子」という程度でした。特に軽症でもないと思いますが。「楽な外力による関節可動域確保動作」ができるような筋肉、関節、腱の状態の維持の心がけただけですよ。今もね。四肢の動作は関節運動です。お忘れなく。筋力の前に関節です。筋力の前に縮むことのできる弛緩した柔軟な筋肉です。筋力の前にしなやかな腱です。
 12月7日(水)、傘兼用杖についてね。この杖は原則杖なし歩行ができる人用ですよね。それも、雨の日にもね。私も持っています。雨の日に愛用しています。どうしてかというと、麻痺腕で傘を持つのが辛いからです。それと、わんこと散歩時は麻痺手でリードを持っています。腕は2本しかないのです。レインコートは着用しません。レインコートの場合は別の問題が出てきそうで避けています。問題はショッピングセンターや美術館やもろもろのところで雨天時は水ポタで入っていくということになりますよね。ショッピングセンターなどでは、ビニールの傘袋が用意されたりしていますね。でもね、ついて歩くと・・。穴が開いて水漏れしたことがあります。その床では滑りやすくなるので気を遣っています。百貨店では差し込むだけで傘袋にいてることのできる装置が設置されているところもありますね。片麻痺の私には便利で助かっています。麻痺腕がもっと回復して傘を楽に持てるようになりたいです。それまでの辛抱です。で、わんことの散歩の時には、健常腕には傘兼用杖、麻痺腕にはリードでいっぱいね。この出で立ちで公園の人口山に登ってくれたりすることがあります。緩斜面から登って急斜面を折りというようなこともね。わんこは四つ足です。初期症状は昨日投稿のようなていどでしたよ。
 12月8日(木)、視床出血での動作不全について。「BLUE BACKS   リハビリテーション 新しい生き方を創る医学」上田敏著 株式会社講談社刊で、視床のそばを運動神経系の通り道の内包というところがるので、出血がこの部分に及ぶとか、或いは出血でこの部位の脳圧とかに変化が生じて圧迫されたときとかに動作ができなくなるとありました。確かにそうでしょうが、視床出血の私の感じとしては、「感覚途絶」が動作に大きな影響を与えていると感じています。ラジオ体操的動作ができるのですが、ちと精度の高い生活動作をしようとしたら、非常に動かしづらくなるのです。以前投稿のように動作は「大脳中枢で運動神経に命令を出す→筋収縮が起こる→筋収縮の状況が感覚情報として視床を通って大脳に報告され、中枢で命令の出し直しのために小脳に情報を送る→小脳で判断して視床と通じて大脳中枢に報告される→微調整した命令が出し直される→筋収縮の微調整がおこなわれる→筋収縮の情報が・・」でぐるぐる回りながら動作がおこなわれるのです。ということは、視床が私みたいにダメージを受けると簡単に動作不全となる可能性が高いということです。筋収縮は感覚情報が戻ってくるということで調節されているのですよ。お忘れなく。感覚麻痺でのリハビリが難しい原因でもあるのですよ。感覚が回復してこその回復なのに「動かせる」だけで張り切ってしまってボトックス行きや通り越してしまったりしている方が多数いるようです。
 12月9日(金)、「神経細胞間のつなぎ替え」での問題点。適度な刺激がいるというほかに伸長速度の問題もかな。ネットなのですが、研究機関の論文とかを含めて調べた結果、末梢神経での軸索伸長は結構な早さみたいなのですが、中枢神経系では「軸索の伸長」については記載がないというか、「伸びない」みたいなのです。脊髄も中枢神経系なので脊髄損傷が治りにくい原因かもね。脳は中枢なので軸索は伸びないみたいなのですよね。軸索は軸索内の物質輸送の仕組みがあるようなのでが、それでも中枢では伸びないようです。樹状突起は伸びるということですが、樹状突起内の物質輸送についてはまだ調べていません。ところが、「樹状突起の軸索化」というのが脳で起こっているというのです。ただ、根気のいるトレーニングとかでみたいなのですがね。脳卒中感覚麻痺で下手に四肢等で過剰リハビリをすると筋緊張亢進→痙縮→拘縮とたどりやすいですよね。そうすると、樹状突起も伸びなくなるのではとね。ですから、川平法では「関節可動域がある」が必要のようですね。樹状突起と軸索では伝導速度に大きな違いがあります。樹状突起の伸長で神経細胞間のつなぎ替えが起こったにしても脳卒中前の軸索の時とは時間バランスや興奮度に違いが生じるので過敏に反応したりするのでしょうね。ジタバタしないようにね。
 12月10日(土)、「幸せ」て何だろうね。ただ、人間は極限状態に置かれると感覚麻痺(脳卒中とかではなく、別の感覚麻痺ね)して「幸せ」の基準が著しく低下することもあるのでできるだけ普通の生活での「幸せ」ね。脳卒中になって、今まで見えていなかったのが判るようになって、「幸せなんだな」とか思えることでしょうか。不可抗力的に不幸?になってからの脱出かもね。どのみち、生きていくことになるのですから、「幸せ」を感じ取れるように生活する方が楽ですよね。私はこの闘病記に人生をかけるというような感じにもなっています。新たな「人生の目標」ですよね。生き甲斐を見つけ出したということですよ。発症前も「関係者を騙してでも手柄を」という意識はなかったです。ですから、冷や飯の時もね。仕事で上手に考えて行動したら、騙すことはないのに関係者の将来より、組織の見栄を優先していましたよ、管理職や同僚の多くは。闘病記で藪医者とかいっているのは良医が少ないからですよ。より良いリハビリのために投稿を続けるということに人生の目標を見つけたみたいな感じもあります。それと、「脳の可塑性」を自身で体験できることにもなれたのですよ。本当によいときにインターネットが楽に使えるようになってくれたと思っています。
 12月11日(日)、麻痺手で初めて何かの生活動作をさせた頃の思い出。歯ブラシを洗面台に固定?する重し代わりに使ったかな。関節可動域があるのだから、洗面台に載せられるわけですよね。で、重し代わりにね。そうしたら、練歯磨き粉をつける間ぐらいは何とかおとなしく重し代わりをしてくれていました。チューブのキャップを取るときもだったか。こっちはやたらと怪しいです。はめるのは差し込みの原理で簡単ね。上から押さえつければよいのでね。今もしていますよ。立てることのできるタイプね。徐々に洗面台の麻痺腕を乗せて指の間に歯ブラシをねじ込んだ記憶が・・。しばらくやっていたら、ある程度楽に保持できるようになりましたよ。次が爪切りだったかな。テーブル上に麻痺腕をおいて、指の間に爪切りを入れてね。上体で押しつける感じで切りました。その次がコンタクトレンズ装着時ね。麻痺腕を洗面台において、指の腹側を上向けて、レンズを乗せてね、これだけね。健常手で瞼を開けて顔全体でレンズを求めていっての装着ね。そのうち、麻痺指で瞼を開けれるようになったのですが。上瞼を開けるだけとかでも大活躍ですよ、麻痺指ね。リハビリでリハビリ用の物を掴んでみたりとかしていましたが、なかなかうまくいかないですね。今でも指伸ばしや腕伸ばしは毎日していますよ。上肢は伸ばせてこそですからね。で、ジャム瓶の最初の蓋開けも今はできるようになりましたよ。水とかの入っていない湯飲みとかはもつこともできますが まだ信頼性がないですね。服のボタンやチャックでは健常手の手助け程度ね。麻痺手は結構働いています。「楽な力での関節可動域動作」ができるのでね。はじめから健常者並みなんて思っていなかったですよ。今でもかな。その時々に応じた活用ね。

2016年12月5日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No224   脳卒中感覚麻痺での筋力回復に大切なこと。ずばり「感覚の回復」ですよ。   古本で注文していた「BLUE BACKS   リハビリテーション 新しい生き方を創る医学」上田敏著 株式会社講談社刊が届きました。   昨日紹介した本に「第8章 こころの立ち直り -障害とともに強く生きる-」に、「ショック期→非認期→混乱期→解決への努力期→受容(克服)期」てなのがありました。   脳卒中リハビリで筋肉を収縮させ始めた頃、例えば、腕伸ばしを始めた頃、全身の筋肉が収縮してしまっていたと感じました。   ポイントサイトで「チリも積もれば・・」をしていると、麻痺腕が緊張しちゃうときがあるのです。   お酒と脳卒中について。   発症後、何から自立できるようになりたかったか。ずばり、コンタクトレンズの装着ですよ。歩行についてはそのうち、できるようになると確信していましたし、他の動作についてもね。

 11月28日(月)、脳卒中感覚麻痺での筋力回復に大切なこと。ずばり「感覚の回復」ですよ。ジャムの瓶の蓋開けですが、筋力が必要ですよね。どうしても、麻痺手も使うときはね。「動画と静止画」カテゴリーにあるハンドグリップも握れるようになったら、ジャムの蓋の開けることができたのですが、筋トレではなく「筋肉感覚を含む感覚の回復」ですよ。でもね、全快ではなくて部分ね。ですから、筋トレはできないですけどね。筋力不足になる脳卒中感覚麻痺なのですが、ともかく動作ができるようになったときに「適切な筋力調整」ができないのでした。だから、脳は抑え気味でしたね。実際、ジャムの瓶ですと、私程度の握力でしたら、潰れることがないので脳は安心して収縮命令を出していました。柔らかい容器とかですと、紙容器とかでしたら、噴水になったりしています。優しく持つというのができないのですよ、まだ。これは筋紡錘や腱ゴルジ装置の筋収縮に関係する感覚器官と皮膚等の感覚器官からの情報が脳に届いていない、届いていても不十分であるということなのですよ。無理すると、筋収縮力は大きくなると思うのですが、感覚情報がないので運動神経系興奮ニューロンの興奮を静めることができなくなると考えています。この興奮ニューロンの興奮を静められなくなる病気が破傷風です。破傷風毒素は運動神経系抑制ニューロンを破壊することで発症します。この抑制ニューロンで抑制する相手は運動神経系興奮ニューロンですよ。平常時、抑制ニューロンを活性化できるのは感覚情報ですよね。脳卒中感覚麻痺はこの感覚情報が脳中枢に届かなくなったり、処理できなくなりますよね。屈曲腕や棒足等での症状は重症になって行くに従って「そっくりさん」と感じました。感覚情報が筋肉動作には非常に大切なのですよ。
 11月29日(火)、古本で注文していた「BLUE BACKS   リハビリテーション 新しい生き方を創る医学」上田敏著 株式会社講談社刊が届きました。取り急ぎ読んでみましたところ、脳卒中になられたばかりの方やその家族が読まれることをお勧めしたいです。先週金曜日の投稿のように私の説とは異なる部分もありますけど、大筋、推薦できるとね。「か弱い外力による関節可動域確保動作」が発症後、直ぐにと推奨されています。筋トレタイプの有害性も説明されていますよ。上田氏は東京大学医学部卒でニューヨークにリハビリで留学されています。留学帰りでも藪医者もいるのですが、上田氏は良医の方ね。我々脳卒中患者ですと、脊髄は健全なのですよね。「他動による関節可動域確保動作」で、脊髄が活性化されて脊髄反射とかが起こりうるわけですよね。そうすると、筋肉量維持に必要な神経刺激があって当然ですよね。これが、私の感じた筋肉量維持の要因ですかな。日中も上半身直立や車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行(足で漕ぐ)とかしていましたからね。この程度でも幾分かは役立ったようです。筋肉維持には健常者風階段昇降が一番だったかな。でも、楽な力で無理なくラジオ体操的動作ができる状況に関節可動域を維持して、細々と楽な力で動作したことが回復に役立ったと考えています。あくまでも、「楽な力ですよ」。怪力ではないですよ。拘縮にいたる関節の状況についての説明もありますよ。私は過去からの脳科学や医学や生物学等からリハビリ法を考えてきましたから、この本は後付けね。
 11月30日(水)、昨日紹介した本に「第8章 こころの立ち直り -障害とともに強く生きる-」に、「ショック期→非認期→混乱期→解決への努力期→受容(克服)期」てなのがありました。詳しくは本を読んでね。私は発症、即、麻痺確認で「受容期」に突入したみたいな感じでしたよ。だから、リハビリでの回復が早かったのではとね。人間の脳についてのまともな知識もあり、筋肉等についてもね。それと、脳出血の10年ほど前から、血管から血液が漏れやすいようであるともね。大体から、降圧薬を減らして最小量というのは念のためみたいなものですよね。高血圧ではないのに低コレステロール等の複合要因の出血だったかな。体のどこかでまた、内出血があるかもとね。で、一番悪いところで内出血したのですよ。ですから、感覚麻痺や動作麻痺があって当然だと思いましたしね。リハビリで脳での神経細胞間のつなぎ替えが完了するまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」をリハビリの基本にしていこうとね。当然、回復前提ですから、入院生活は楽しくにね。救急病院もそれなりに楽しかったですが、リハビリ病院は医師がいないのなら、即、再入院してもよいかな。藪医者は回復の障害ですよね。「リハビリは楽しい」です。こう、感じれるのは「回復が実感できている」ということなのですが、俗にいう「どん底」と比べてみるというのと、「回復には順序があって、体の生物学的回復に依存しているので時間が必要である」ということをわきまえているからかな。脳卒中以外でのリハビリも含めて、多くの方が生物学的肉体の回復より早く回復しようとするか、どん底で沈んでしまうことが多いのではとね。沈む方に協力する医師も結構いるみたいですね。「奈落の底」に突き落とすようなことを平気でいう藪医者ね。どのような医者が該当するかはこのブログのどこかにいくつかあるので探してみてね。「責任逃れの説明」と「奈落の底に突き落とす説明」は別物ですよ。私のこのブログもある意味、「責任逃れ的」かな。
 12月1日(木)、脳卒中リハビリで筋肉を収縮させ始めた頃、例えば、腕伸ばしを始めた頃、全身の筋肉が収縮してしまっていたと感じました。健常側を活用しての腕振りみたいな感じの動作だったと思います。どこにどう振り回しているのかは判らない状態でした。感覚麻痺だからね。一昨日紹介の本にもこれに類することがでていました。屈筋と伸筋が同時に収縮してしまうことがあるというのね。で、理由としては脳は筋収縮の様子を筋肉からの感覚情報を受け取って感じているのですよ。それで、必要な筋肉だけを収縮させるようにね。匠の技はこれの極致ですよ。感覚がないのでわからないから、そこら中に収縮命令を脳は出し続けることになると考えられるのです。健常者ですと、感覚情報で余計な運動神経興奮ニューロンの興奮を運動神経系抑制ニューロンを働かせて鎮めることができるのでが、我々脳卒中感覚麻痺では感覚情報がないために抑制ニューロンを働かせられないのですよ。興奮ニューロンの興奮が高いままになりやすいのです。で、筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進みやすいのですよ。紹介した本にも「過剰リハビリはよくないです。誤用リハビリもよくないですよ。」とありましたよ。ボトックスはボツリヌス菌毒素で運動神経系興奮ニューロンにダメージを与えて、しばらくの間、筋肉を緩めるのですよ。だから、運動神経系興奮ニューロンを過剰に興奮させないようにする方がリハビリでは圧倒的に有利ですよ。
 12月2日(金)、ポイントサイトで「チリも積もれば・・」をしていると、麻痺腕が緊張しちゃうときがあるのです。健常腕でマウスだけで頑張っているのにね。麻痺側だけではなく、健常側の動作も注意しないと麻痺側に悪影響を与えるようですね。どうしても片麻痺になると、健常側の酷使になりやすいですよね、上肢は。下肢は両方使わないことには歩けないですが、マウス操作は健常側だけでできるしね。でもね。熱中したりして緊張すると麻痺側にも影響するということですよね。皆さん、気をつけましょうね。脳を介した影響と筋膜による影響の量補があるのですが、筋膜の方は直ぐには判らないと思います。麻痺側の過剰トレーニングで麻痺側の他部分に影響がでるのは筋膜によるということです。筋膜について調べましょうね。ボディースーツみたいに全身を覆っている膜ですよ。相当以前にも投稿しています。過剰リハビリは、他の部分にも悪影響あり、健常側の緊張は麻痺側に影響することがあるということね。最近、ネタ不足に陥っています。
 12月3日(土)、お酒と脳卒中について。脳卒中カテゴリーのゼンデラさんの投稿に最近ありました。詳しくはそちらで。ワインの適度な量で脳梗塞のリスクが少し減少したが、脳出血では関係なしで、量が増えるに従ってどちらもリスクが上昇、特に脳出血でとね。、グラス2杯かそれ以上かで調べたようです。どのようなグラスなのでしょうね。脳出血では脳梗塞みたいなリスク減少域はなかったみたいです。一説によると、飲酒ではアルコールの影響で細胞間に緩みみたいなのが起こるとね。ですから、飲酒後の入浴は血管拡張がアルコールとお風呂のお湯の影響の両方があるので避けなさいでしたよね。低血圧ですよ。意識消失ですと、溺死、血栓ができると脳梗塞の恐れね。さらに、血管が緩むことで漏れやすくなることもということでしょうね。血液が漏れ出すと脳出血ですね。こっちの緩む方は量に比例みたいなので、飲酒量増加に比例するとか。梗塞ですと、適量ですと発症率が低くなるようなのです。ほとんど飲酒をしていなかった私ですが、ほぼ禁止状態になりました。赤ワインを少し飲みたいのですが、私にとってはポリフェノール等で低コレステロールになって、内出血のリスク増加になるかも。
 12月4日(日)、発症後、何から自立できるようになりたかったか。ずばり、コンタクトレンズの装着ですよ。歩行についてはそのうち、できるようになると確信していましたし、他の動作についてもね。今週水曜日の投稿のように考えていたので、焦りはなかったです。脳卒中なので、脳が対応しない限り動作とかはできないものね。また、尿道の管にしても、おしめにしても脳で障害が起こったのだから、脳が回復しない限りは必要と思ったもので特に何とも思わなかったですが、おしめの中には出さないようにできていたら、そのうちに普通の下着に戻れるとね。、で、おしめの終わり頃になって、「しまった。中で出して、可愛い看護師さんに交換してもらっていたら・・」と後の祭りでした。爪切りと同様ね。初期症状からみて、「奇跡的早さの回復」ですよ。最近紹介した本ではないですが、「脳の準備ができてから、四肢等の回復が本格化するので、それまでは、楽な力での関節可動域確保動作等をしておけばよい」ということでした。コンタクトレンズに拘ったのはハードコンタクトレンズでのみ視力を回復できるからです。他に道はなかったのです。角膜移植してもハードコンタクトレンズが必要だそうです。年40例の角膜移植されている眼科医に聞きましたよ。この眼科医は私の角膜を診察して、移植しなくてもよい状態、綺麗ですよといってくれました。

2016年11月28日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No223   サイボーグにでもなるのでないのなら、人間はいずれ死にますよ。   ある方がブログで脳出血発症時には奈落の底に突き落とされたような、思いが走馬燈のように駆け巡っていたというようなことを投稿されていました。   リハビリは「ちりも積もれば山となる」の世界かな。回復順調も、痙縮や拘縮とかも。   脳卒中サバイバのゼンデラさんが「コクランレビュー:反復課題訓練 エビデンスない」というのを投稿されていました。   「片麻痺の横歩き」さんの「自主リハビリに取り組む前に是非読んでおいて欲しい本 [リハビリ推薦本]」   「チリも積もれば・・」で稼いでいると水曜日に投稿しましたね。で、訪問リハビリの時に「健常側の腕が・・です」といったら、短時間マッサージをしてくれたのですが、   どうして「ラジオ体操が廃れないのか」。私の感想ですよ。

 11月21日(月)、サイボーグにでもなるのでないのなら、人間はいずれ死にますよ。人格等は脳によって形成されるのです。で、再生医療等で新しい神経細胞の導入に成功したとしたとき、感覚中枢や運動中枢なら学習になりますが慣らせばよいわけですが、高次脳機能中枢では幼児からのやり直しが必要になるのでは。新しい人間の形成みたいなものではとね。ここまでできるようになるのはまだまだ時間がかかりそうなので、現状では、ほとんどの細胞をそのまま使い続けることになりますよね。そうすると、真核生物である人間の限界、細胞死が避けて通れないのではとね。テロメアの問題もあって、細胞の供給もなくなってくるので、そのうち、死にますよ。遺伝子の保証期間も50年ぐらいが妥当だと考えられるのでね。脳卒中リハビリとかですと、生きているうちにある程度は回復したいですよね。四肢についてもね。そのためには適切適度なリハビリをいうことね。四肢については「楽な力での関節可動域確保動作」ができるということが最低条件ですよ。以前の投稿のように痙縮等では緩めるのに時間がつやされて遅れるし、拘縮では症状固定かな。そのまま、死を迎えることにかな。話は変わりますが「クローン生物」についてね。アメリカでしたか、ペットのクローンが一時期はやったようです。が、下火にね。たしか、猫では「柄が違う」と苦情がね。猫の模様は結構気まぐれなのですよ。倫理上の問題もあって、ヒトでは実現しないというか、できないですが、もし、子供が死ぬというのでクローンで生まれ変わらせても、その元の子ではないですよ。親の年齢が異なるし、全く同じ環境で育てるということが無理だからです。別人になると思います。人間でのクローンの無意味さの要因だと思います。もし、再生医療が成功した場合に幹細胞の注入とかはどのぐらいまでできるようになるのかな。
 11月22日(火)、ある方がブログで脳出血発症時には奈落の底に突き落とされたような、思いが走馬燈のように駆け巡っていたというようなことを投稿されていました。この絶望の淵から引き上げることができるのは多くの場合、医師かな。その前に大抵が中高年での発症ですよね。健康番組も放送されていますけどね。ブラック企業や自営業とかで目一杯働いていたら、情報収集の機会がなかったのかもね。脳卒中についての詳しくではなくても適切な知識が活用できるのでしたら、「奈落の底」はないのでは。ただ、後遺症等による生活の困難さはありますけどね。もっと、早期から希望を持ってリハビリに取り組めるのではともね。実際、早期のリハビリがいわれるようになったのも回復が見込めるからですよね。このとき、奈落のそこにいる方に対するより希望を持って取り組める方の方がリハビリ効果が高いですよね。でもね、無茶はよくないのですよね。脳卒中ではないですが、別の理由で筋力が失われた場合に無茶することがよくあるようです。これは「前はできていたのだから」という意識と脳も筋力の現状認識ができていないという両方で転倒とかがよく起こるとね。脳卒中にしろ、後の例にしろ、適切な現状認識を早期にできるかどうかということが問題なのですよ。後の例で「認知症」的なのが混じると大変ですね。回復により時間が必要になって仕舞うからですよ。脳卒中の場合は、経済的とかはおいといて、体の方についてはできうる限り早く「奈落の底」から引き上げるのも医師の責任ですよね。少なくと、奈落の底に突き落とすような言動は許されないですよ。「責任逃れの説明」と「奈落の底に突き落とす説明」は全く別物であると考えられるのですよ。脳卒中リハビリでの回復については順調であっても寿命の方が早いこともありますからね。このことを上手に説明できるように研究してほしいですね。
 11月23日(水)、リハビリは「ちりも積もれば山となる」の世界かな。回復順調も、痙縮や拘縮とかも。あるポイントサイトでの無料ゲームにはまっています。で、1ポイントとかをチマチマと稼いでいるのですよ。脳年齢チェックというのもあります。32歳なんてのも出しましたよ。好き嫌いがあって日によってばらつきますね。毎日ゲームをしていると要領も判ってきます。カンニングもしていますよ。1ポイント1円なのですが、1年では1万円以上になるペースで稼いでいます。来年の4月から加入対象が拡大された確定拠出型年金が始まりますね。これもどのような運用対象にしても「チリも積もれば」式ですよね。「チリ」は細かくて吹けば飛びますね。リハビリの為の動作等は直ぐには回復を見込めないようなことをしますよね。「他動による関節可動域確保動作」なんて多くの方が軽視しているのかもしれないですね。麻痺腕の筋力ですが、私は感覚の回復を待ちましたよ。そうしたら、感覚の回復具合に応じて筋力も回復してきていますよ。この感覚回復なんて「チリも積もれば」の世界です。時々、激痛みたいなのもありますが、その付近での激痛がさらに時々起こるのですからね。沢山ある感覚神経が1本ずつつなぎ直される度にね。「動画と静止画」カテゴリーにあるようなこと(しゃがむとか)が未だにできるのでふらつけますよ。「しゃがむ」ということが楽にできる関節可動域と筋肉の柔軟性のお陰でね。筋力バランスは屈筋と伸筋を交互に収縮と弛緩を短時間間隔で繰り返しならおこなうのですよ。脳卒中でこの収縮時等の筋力バランスがとれなくなったことでふらつけるのです。筋肉を固めた方(例えば棒足状態)は私型のふらつきはないと思うのですが。そうそう、痙縮や拘縮も一日にしてならないですよね。少しずつの過剰リハビリとかがですよね。「チリも積もれば・・」ね。でも、チリの山は早いうちは吹き飛ばせますが、湿気て固まってしまうと大変ですよね。痙縮とかも早期に自覚して筋肉を緩めるようにする方がよいと思うのですけどね。拘縮になるとボトックスでも対象外になるし、痙縮でも何年もボトックス療法が必要になるのですよ。
 11月24日(木)、脳卒中サバイバのゼンデラさんが「コクランレビュー:反復課題訓練 エビデンスない」というのを投稿されていました。詳しくはブログ村脳卒中カテゴリーのゼンデラさんので読んでね。「特定課題の反復訓練」は基本的には脳に障害がない場合に有効なのではとね。今回のゼンデラさんの投稿でも疑問を投げかけられていました。我々は神経細胞のつなぎ替えという課題とつなぎ替えができた場合の調整という課題の両方があるのですよ。「特定課題の反復訓練」はこの後者の状況になってから有効なのではとね。ところが、前者のつなぎ替えには時間が必要です。それも、重症になるほど長期の時間がね。6ヶ月なんてものではないですよ。年単位ですよ、経験中です。5年経ってもまだまだですよ。神経細胞間のつなぎ替えに有効な栄養分も摂取して適切な刺激も与えているのにね。若いほど、回復が早いことが多い理由は樹状突起の延伸が早いからですよ。そして、新しい神経回路がつくられていくからです。で、調整ね。私の「動かせる」は単に「迂回」ですから、精密な制御はできませんし、簡単に筋緊張亢進とかになりやすいです。「特定課題の反復訓練」をみっちりすると「痙縮→拘縮」の危険性が非常に大きいですね。だから、脳卒中ですと、脳に問題が生じており、四肢等ではその制御ができないのです。「動かす」というのは脳に必要性を知らせているのであって、健常者みたいな調整段階にはいっていないのですよ。「使うから樹状突起を伸ばして、新しい神経回路をつくれ」で反復訓練としてやっていると筋緊張亢進→痙縮→拘縮の危険性が特に感覚麻痺では高くなりますよ。リハビリには健常者用トレーニングは有害であると考えています。健常者とは状況が違うから、リハビリをしているのですよ。脳卒中感覚麻痺のリハビリにCI療法などを推奨している医師は視床出血感覚麻痺(意識不明もありの完全片麻痺程度以上重症ね)になって体験してほしいですよ。
 11月25日(金)、最近、ブログ村脳卒中カテゴリーに参加された「片麻痺の横歩き」さんの「自主リハビリに取り組む前に是非読んでおいて欲しい本 [リハビリ推薦本]」というところに有用なことが述べられていましたよ。この本は読んでいないのでオススメできるかどうかは判らないですが。アマゾンの古本で1円送料257円にて注文しました。このブログのこ投稿は内容的に四肢のリハビリでは有効だと感じました。生物学的には私の説とは違う面もありますが、目指すところは同方向かな。この方はリハビリ病院退院後の取り組みについてよくなかったと認められています。退院時の理学療法士さんの言葉を単純に信じていたというような感じの投稿でした。「長い時間の運動ができるように・・」ですが、「筋肉等が硬直しないように・・」という説明とか無かったのでしょうね。硬直するから動かしにくくなるのですよね。この本の紹介投稿には「筋トレ不可」的な内容になっていると思いましたよ。下肢に比べて上肢は筋トレでなくても割と簡単に筋緊張亢進状態になっていきますね。未だに実感中です。これは屈筋も伸筋も同時に緊張状態になっているからだと考えられるのです。だから、一人でですと「ストレッチ」や「上肢では健常側上肢を使っての伸筋伸ばし」等で「楽な力での関節可動域確保動作」できる状態を維持しています。関節可動域があれば、そのうち、何とかなりますよ。焦らない、焦らない。下肢も関節可動域確保が最優先ですよ。可動域が楽な力で維持できる時間が健常者風で歩ける時間に繋がりますよ。
 11月26日(土)、「チリも積もれば・・」で稼いでいると水曜日に投稿しましたね。で、訪問リハビリの時に「健常側の腕が・・です」といったら、短時間マッサージをしてくれたのですが、その後、ゲームをしたら「元の木阿弥」状態でした。原因はマウスの使いすぎかな。というように健常側においても使いすぎはよくないのですよね。麻痺側の上限は健常側に比べて圧倒的に低いと考えています。ところが、マッサージ等での効果も低いと、感受性が低いとね。硬直状態になりやすいのにマッサージ等の感受性が低いときたら、自力的リハビリは慎重にする必要がありますよね。硬直状態のまま翌日もリハビリをするとかしたら筋緊張亢進→痙縮→拘縮の道を一目散に駆け抜けることになるのではとね。といっても「チリ積も」よいは少し早いぐらいかな。いや、案外早く筋緊張亢進→痙縮→拘縮と行く危険性が不適切リハビリにはありますよ。四肢のリハビリでは「楽な力の外力による関節可動域確保動作ができる」というのが必須の条件ですよ。昨日、ふれらせていただいた方は「頑張りすぎた」のと思います。が、その具体的頑張りの内容についてはよくわからないです。ボトックス療法対象になった方とかが「どのようなリハビリをどの程度された」とかの情報があれば、脳卒中になられたばかりの方に参考になるのではとね。脳卒中、特に感覚麻痺では「動かす」はできやすいですが、簡単に筋緊張亢進→痙縮→拘縮です。私はとことん「関節可動域」に拘ってリハビリをしてきました。だから、「動画と静止画」カテゴリーにあるような動作ができたり、関節可動域を維持しているのですよ。
 11月27日(日)、どうして「ラジオ体操が廃れないのか」。私の感想ですよ。動作は筋肉を柔軟に保つというのが動作の条件の一つね。そのためには適度に収縮と弛緩を楽におこなうというのがよろしいかとね。筋肉を収縮と弛緩をさせるには関節可動域が絶対必要ですよね。特に四肢の動作は関節運動ですよね。で、ラジオ体操はあの短い時間ですが、良く考えられた動作の組み合わせになっていますよね。脳卒中後遺症で、四肢が動かしがたいという方は大抵、「筋肉が固い」と「関節可動域が狭い」のどちらかか両方ですよね。そして、健常者も「筋肉が固い」はよくないとね。「関節可動域」が狭いもよくないことですよね。筋肉と関節を楽な力で動かせるのが健常者でも脳卒中経験者でも必要なことですよね。で、このようなことができると脳卒中経験者では脳での神経細胞間のつなぎ替えがより盛んになってくるのですよ。また、健常者風可動域全範囲に対応した脳にしていくことができるのではとも考えています。一般の筋トレはそれぞれの部位での特定パターンの運動ですから、脳での神経細胞間のつなぎ替えもその特定パターンにのみ対応してしまうのではともね。筋力の出力具合は加重ゼロか筋トレ時の加重にのみ対応してしまうのではともね。普通の生活動作は中途半端な程度の力を微妙に調節しておこなっているので、ボチボチの力でラジオ体操的動作が楽にできるようにするのがよろしいかと考えています。

2016年11月21日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No222   二つのブログでリハビリ用ロボットで『ReoGo-Jは、イスラエルのベンチャー企業が開発した機器「ReoGo」』というのが紹介されていました。   発症当初のフニャフニャの時の関節可動域をどう思いますか。関節可動域があるからフニャフニャになれるのですよ。   「片麻痺の小銭」というか支払時とかね。   ボトックス療法での必要期間」で思うことね。   インフルエンザ予防接種について。   低血圧での脳卒中。

 11月14日(月)、二つのブログでリハビリ用ロボットで『ReoGo-Jは、イスラエルのベンチャー企業が開発した機器「ReoGo」』というのが紹介されていました。原理は川平法と同様かな。で、どうして、川平法が広がらないのかな。確かにセラピストさんがおこなうには川平法はしんどいかもね。でもね、患者自身でもできるようにと「自分たちで川平法」とかをされておられる方もいますよね。ロボットを上手に使えば、患者自身でもリハビリがやりやすくなる感じもするロボットみたいですね。私はリンクしていませんがお二人ともリンクしていますよ。ご覧になられたらと思います。あくまでも「拘縮予防」とかが先のようです。痙縮でない方が楽ですよ。で、脳への刺激を多くして、脳での神経細胞間のつなぎ替えを促進するのが目的ですよね。脳の回復なくして、脳卒中の回復はないですからね。脳出血時に私も意識不明までなりましたが、これは脳出血の衝撃による脳全体の一時的機能停止だったようです。で、出血でダメージを受けていない残りの部分を活用しての回復ね。症状が安定していくというものね。ただ、俗にいう後遺症も安定にね。残存回路を使えるということでの機能回復も一部ありましたが、本回復はまだまだです。このためには今回紹介されていたロボットを含めて地道な適切適度なリハビリが必要ということですよね。脳での樹状突起の伸び具合と神経細胞の作業分担割り振りの変更とその後の調整ができての回復なので、四肢では「楽な外力による関節可動域確保動作」ができる状態を適切に維持するということが必須ですよ。地道にリハビリしましょうね。ロボットを使っても脳での神経細胞間のつなぎ替えは必要なのですよ。
 11月15日(火)、発症当初のフニャフニャの時の関節可動域をどう思いますか。関節可動域があるからフニャフニャになれるのですよ。この関節可動域は発症直前のままですよね。また、筋肉も柔軟だからフニャフニャになれるのですよ。脳からの適切な筋収縮命令によって姿勢が維持されているのですよ。脳卒中で脳からの命令がなくなったので、当座は緩んだままの筋肉にね。でもね、そのまま放置すると廃用症候群ですよ。で、「楽な外力による関節可動域確保動作」をおこなって、できうる限り発症当初のフニャフニャ状態を維持する必要があるのですよ。先週水曜日にも投稿したように刺激を与えるということは脳にもよい影響を与えるのですが、筋肉や関節も特定状態に固定するより、動かす、他動でよいから動かす方が固まりにくくなりますよ。実際、固まらなかったです。そうすると、関節可動域を維持できたのですよ。リハビリの世界でもROM(他動による関節可動域確保動作)というのがありますよね。これができるのも発症当初のフニャフニャであるからですよ。発症したときに拘縮なら四肢は回復しませんよ。痙縮でも難しいかな。爪切りを左半身完全麻痺でも手については両手とも自力でできたのはフニャフニャにできたからですよ。麻痺指の爪切り時は指を伸ばせたし、健常側指の時は麻痺手に爪切りを持たせて(手はテーブル等に置いた状態ね)、体全体と使って押し切りの原理で健常側の爪を適切な位置に持っていってね。でも、こんなのするんじゃなかった。可愛い看護師さんに切ってもらってたらよかったと悔やんでいます。脳卒中になられたばかりの方へ。発症当初のフニャフニャを大切にしましょう。このフニャフニャに回復させるのは大変ですよ。
 11月16日(水)、「片麻痺の小銭」というか支払時とかね。発症前から「クレジットカード」や「電子マネー」とかに移行するようにしていました。「いつもニコニコ現金払い」のところもあるのでどうしても現金も持ち歩いていますが。ギャルとのランチとケーキセットはクレジットカード払いね。公共交通機関は障がい者割引の関係で現金払いも多いです。コンビニは買い物ではクオカードがおもね。電子マネーも使えるしね。スーパーはクレジットカードね。カードで済み、小銭の受け渡しがないので楽ですね。そうそう、私は麻痺腕の方で財布をもって小銭の出し入れとかはできるのですが、やはり、余計な時間が必要になります。それと、小銭で多いのですが「落下」という問題も起こりやすいです。で、視床出血前からクレジットカード、電子マネーへの移行をしていたのでした。JRは有人切符売り場ですからクレジットカード使用がやりやすいです。ただ、署名時が辛いですね。暗証番号でできるところは楽です。すべてのカードの暗証番号は覚えきれないです。ある方が「財布にカードと嘘の番号メモ(3つね)」を入れておくとどこかで読んだことがあります。銀行等から電話で知らせてくれるときが多いとね。取得者等で不届き者の場合、メモ書きがあったら、その番号から試すようです。クレジットカードは不正使用時については補償がありますよね。現金は使われたらお終いね。最近はクレジットカード新規加入時の優遇ポイントが多くなってきていますよね。ただ、有効期限は短いですけどね。何を買うかを決めてから加入というのもありですよ。
 11月17日(木)、ボトックス療法での必要期間」で思うことね。私は対象外(関節可動域があり、筋肉柔軟だからね)なので、療法をされている方の投稿からね。長期にわたるようですね。最近も16回目と投稿されておられるのがありました。ボトックス注射後に適切なリハビリをされている方のようです。筋肉揉みほぐしとかを含むリハビリのようです。ボトックスの添付文書によると3ヶ月程度の間隔が必要とありました。16回ですと4年ですよね。で、これで最後というような投稿ではなかったです。まだまだ続くようです。ですから、ボトックス療法の対象外、筋肉柔軟の方の対象外になるように発症直後からのリハビリをね。まずは「楽な外力による関節可動域確保動作」から始めて、「楽な力での関節可動域確保動作」を追加して、筋肉柔軟、関節可動域ありを維持しつつの生活動作等のリハビリをかな。ボトックス療法は発症直後のフニャフニャを目指しているのですよ。ということは時間の巻き戻しになるかな。それまでのリハビリが・・ね。徐々に高齢になっていくのでそれだけで徐々に衰えるのですよ。リハビリにより時間が必要になるボトックス療法適応にならないように筋肉柔軟、関節可動域ありまくりの方でのボトックス適応外を目指しましょうね。私はボトックス期間中は発症当座に戻るための無駄な時間であると思っています。ですから、くどくどと、脳卒中になられたばかりの方は「発症直後のフニャフニャを適切に維持しましょう」です。
 11月18日(金)、インフルエンザ予防接種について。日本経済新聞で昨年でしたか、信頼できる病院の医師だったかな、「感染予防の効果はない。」とね。開発中の鼻などの粘膜に抗体を付着させるタイプになって期待できるというのでした。インフルエンザウイルスは血液中には入らず、直接気管粘膜細胞に感染するのです。血液に抗体を増やしても効果はないのですよ。で、感染後、ウイルスは直接気管に出ます。ですから、重症化にも効果がないのではとね。現状では免疫力を高めておくことが一番かな。次が感染源に近づかないかな。感染後の解熱剤はよほどの高熱でない限り、体温低下で免疫力を低下させます。調べた限りでは、インフルエンザウイルスは血液中には入らず、気道を通って直接気管の粘膜細胞に到達するとね。で、そこから、血液中に出ることなく、増殖して気管の空気側、外界に繋がる方に出て行くというのです。予防接種でできる抗体は血液中なので、どこまで気管の粘膜細胞に入ってくれるのかな。感染予防には役立たないとね。インフルエンザ脳症とかでもインフルエンザウイルスは粘膜細胞から血液に出るということはないようです。結局は高体温によるみたいです。ですから、今年も37℃程度の体温を維持して免疫力を高めて感染しても重症化しないようにしていくつもりです。インフルエンザ予防接種については信憑性の高い悪い噂もありますよ。予防接種用ワクチンの製造会社を救うために始めたというのね。ポリオのソークワクチンを量産できるように設備拡充をしたら、直ぐに1回服用で効果が一生持つというポリオ生ワクチンができて設備が過剰になったからというのね。
 11月19日(土)、脳卒中発症で医師にどのようにいわれましたか。何回目かの投稿です。私の場合は救急病院でもリハビリ病院でも後遺症についてはなにもいわれなかったに等しいです。左半身完全麻痺程度なのにね。まあ、家族には「一生車椅子かも」とかはね。入院中の状況をみていたら、何も言えなくなったのではとね。普通ですと、予言通りになっていくのが多いようですが、順調に下肢も上肢も回復させよりましたからね。理屈は簡単です。「四肢の動作は関節動作である」というのと「脳の状況に応じて適切適度なリハビリをしている」ということかな。多くが落ち込んで落ち込んでだったりや、無理しているようなのですね。脳卒中の場合は脳にだけ問題があって、それ以外はとばっちりなのです。、適切適度なリハビリをしていたら、そのうち、回復しますよ。それを、関東の方かな、あるリハビリ病院入院中に歩行リハビリしているのに「歩行を諦めてください」とかいわれた方もいます。即退院されたそうです。この医師は藪です。救急病院で「・・は諦めてください」とかいわれた方もね。もっと、人間の仕組みについて勉強してほしいですね。脳卒中での後遺症はすべて脳が原因なのですから、脳以外を適切に維持できれば、脳での神経細胞間のつなぎ替えによる回復に応じて回復しますよ。また、脳での残存回路の利用によって不完全ですが、部分修復が6ヶ月ぐらいまでに多くの場合できるようになります。6ヶ月説の根拠かな。「脳での神経細胞間のつなぎ替え」は非常に時間が必要な場合もあるので、寿命の方が早いこともね。でも、永遠の命があれば脳以外の部分を適切に維持できていたら回復できるはずなのが脳卒中ですよ。「適切に維持できるようにするリハビリ」に取り組めるようにするのが医師の役目ですよ。だから、「・・は諦めてください」や「歩けません」みたいなことを平気でいう医師は勉強不足の藪ですよ。
 11月20日(日)、低血圧での脳卒中。夏の若年性脳梗塞は熱中症的による血管拡張等での低血圧による血流速の低下によって血栓ができる場合が多いとね。降圧薬の添付文書にも「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」とはっきり記載されていますよ。降圧薬は血圧降下が目的ですが適正水準までを推奨しているのですよ。脳梗塞は老若問わず夏にも多発しているというのです。夏は血管拡張等での血圧低下の時期ですよね。低血圧等による血流速低下で血栓ができやすくなることが要因のようです。もっとも、脳梗塞には血栓以外にも原因があるので高血圧の時もやばいかもね。それと、脳梗塞や脳出血などの発症直後はクッシング現象によって高血圧状態になりますので、発症直後の血圧が発症直前の血圧であるとはいえないですよ。くどいですが、降圧薬の添付文書(医師向け)にはっきりと「過度の降圧による脳梗塞恐れ」が明記されています。高血圧状態からの降圧のための医薬品ですから「降圧」できるのは当たり前ですが、効き過ぎがよくないと警告しているのですよ。効き過ぎでは「意識消失」もありますが、入浴中ですと、「溺死」の恐れね。冬の高齢者の浴室での溺死がよくあるというのです。脳出血については今まで調べた限りでは「血圧が低い方がよい」かな。でも、低下させすぎると「脳梗塞」や「意識消失」などね。だから、ボチボチの血圧がよいのです。コレステロールも低コレステロールは内出血のリスク因子ね。高い方はいわれているので書かない。ただ、スタチンは50人に一人ぐらいが糖尿病にね。夏の脳梗塞や過度の降圧による意識消失による溺死とかは適切なサイトで調べてね。降圧薬の添付文書も見ようよ。ヒートショックにも気をつけようね。お風呂でも熱中症の危険性がありますよ。注意しましょう。

2016年11月14日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No221   関節可動域と筋力。   関節可動域があっても脳卒中後に上手に使えるかはということにリハビリが必要です。   あるブログに「筋トレだけがリハビリじゃない・・・」というのがありました。   片麻痺便利グッズの利用期間で思うことね。   関節可動域があっての筋力だよ。筋トレで鍛えるときに関節が動かないのでしたらどうなりますか。   収縮できる柔軟な筋肉があっての筋力だよ。四肢等の動作では常にいくつかの筋肉が連携して働いているのですよ。   私が使う「まだ、回復してない」とかの意味。ある方の「まだ、あかん・・・」とよく似た意味合いかもね。

 11月7日(月)、関節可動域と筋力。関節可動域が狭いと動かしやすいかもしれないですが、関節というものはこの狭い範囲でしか稼働しなくなるのでは。将来的に「回復」するつもりでしたら、健常者並みの可動域を維持し続ける必要があるのではと考えています。動かしがたい理由は「脳卒中で筋肉のコントロールができなくなったため」ですよ。狭い可動域で筋トレしても可動域を広くすることはできないのでは。それより、健常者並みの広い可動域を確保しつつの筋トレを、楽な力での関節可動域動作ができる状態での筋トレをお勧めします。ということは、筋肉を固めなていない状態を保つのですよ。ですから、私は健常者並みの可動域を維持しながら回復してきたのですよ。あの発症直後のフニャフニャを上手に維持できたということですよ。人間の四肢の動作はすべて関節動作ということですよ。関節が稼働しての動作ですよ。関節が稼働できての筋力ですよ。ですから、楽な力できるラジオ体操ができるかどうかということが私みたいな視床出血左半身完全麻痺でも重要なのですよ。筋力はこの次の次の問題です。関節が錆び付いて動かなくなった状態では筋力ゼロですよ。関節可動域があるということは、その関節にかかわる筋肉は柔軟であるはずですしね。筋肉が固いから、関節可動域が制限され始めるのですよ。ですから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」というリハビリを四肢についてはされることをお勧めします。脳が筋肉をコントロールできなくなるのが脳卒中です。ですから、健常者風歩行より棒足ぶん回し歩行の方が脳卒中後の脳にとっては楽なのですよ。関節可動域がない方が当座は楽かもね。でも、この楽な方に陥ると、後々、「片麻痺困る困った」ですよ。楽な力でできる関節可動域があって、筋肉関係の感覚が回復してくるにつれて、「貧乏揺すり」や「腕や足が暴れる」というのが起こりますよ。回復の証拠だよ。微妙な力加減の時にね。普通の生活動作は微妙な力加減の動作ですよ。全力なんてほとんどないのですよ。脳卒中を発症されたばかりの方へ、「楽な力での関節可動域確保動作」をおこなっていると、「貧乏揺すり」や「腕や足が暴れる」というのが起こってきたら、それは「回復してきている」という証拠ですよ。暴れさせましょうね。貧乏揺すりをさせましょうね。最後に、健常者でも関節可動域の減少は大問題ですよ。筋力以上に回復の難しい関節可動域の回復かな。
 11月8日(火)、関節可動域があっても脳卒中後に上手に使えるかはということにリハビリが必要です。関節可動域がない場合は動作ができない、四肢を動作させるかどうかの前の問題です。四肢のどのような動作においても関節可動域というのが絶対必要なのですよ。次に脳卒中後の脳で適切に制御できるようにリハビリをおこなう必要があるのですよ。運動神経系の麻痺の場合は当然として、感覚麻痺でも脳は筋肉を制御できなくなります。原理は簡単です。どのぐらいの力を出しているのか、どのぐらい収縮させているのかとかが判らないからですよ。どのぐらいの力かは「腱ゴルジ装置」で、どのぐらい収縮したかは「筋紡錘」ね。これに皮膚感覚等の情報が加わって力加減や縮み加減を調節しているのですよ。だから、関節可動域があっても、これらの脳での修復のためにはリハビリが必要なのですよ。関節可動域はあるという前提ですよ。脊椎骨は関節ではなく、クッション役の椎間板との組み合わせです。椎間板が堅くなってくると曲げにくくなっていくのです。或いは曲がったままになっていくのですよ。どちらにしろ、筋肉で動作することになるのですが、関節も脊椎骨も正常に働いているということが必要で、次に筋肉のコントロールが必要です。このコントロールは中枢神経系のお仕事です。で、脳卒中はこの中枢神経のある部位で起こるわけです。で、脳にのみ障害が発生するのですが、おまけとして筋肉のコントロールができなくなるのですよ。リハビリはこの脳の回復のために必要なのですよ。筋肉等は悪化を防ぐというのであって、健常者の訓練とは意味合いが全く違うのですよ。本来は「脳のためのリハビリ動作」ですよ。高次脳機能障害等のリハビリと同じなのですよ。脳の回復には時間が必要です。脳科学で常識ね。この時間稼ぎが「関節可動域確保動作」であったりするのですよ。脳卒中では脳が回復しないと回復するわけないですよ。
 11月9日(水)、あるブログに「筋トレだけがリハビリじゃない・・・」というのがありました。言われた相手は「リハビリには筋トレ」と思い込んでいたのでしょうね。四肢のリハビリでも「筋トレ厳禁」みたいなのもあるのにね。このお相手さんは高次脳機能障害もあるようです。如何に医師の説明が悪いかの見本かもね。高次脳機能障害でも、適切な動作をさせてみるというのは脳への刺激になって良いのですが、筋トレレベルは不要だと考えています。<A href="http://olive.bz/art/mix/ceee63235fc01cf14cee98cc6c919943?genck=1" target="_blank">私たちの脳の中の小人――ペンフィールドのホムンクルスの話</A>とうのがありますよね。これは脳での体の各部位の専有面積に合わせた人形ですよ。だから、上肢を適切に使うと下肢より脳への刺激が多いのですよ。だから、人間は直立二足歩行になって、手を自由に使えるようになったので脳が発達したのです。手が使えるようにというのが先で、脳の発達が後ね。筋トレ器具は昔はなかったし、農業が起こるまでは日常的に馬鹿力は使っていなかったのではとね。馬鹿力だけですと、上肢も下肢も同じぐらいになるのでは。だから、お絵かきとかの方が筋トレよりリハビリには効果的だと考えられるのですけどね。脳卒中でダメージを受けた脳の修復には脳の活性化は必要ですが、上肢をうまく使うと下肢より効果が高いのではとね。でもね、早ければ早いほうがよいという訳でもないのですが「楽な力での外力による関節可動域確保動作」は早いほうがよいと考えています。無理矢理、ベッドから引きずり出したりというのは場合によっては有害ですよね。でも、状況を診ながら早いほうがよいですよ。脳卒中での脳のダメージの広がりが治まっていたらかな。
 11月10日(木)、片麻痺便利グッズの利用期間で思うことね。脳卒中ですと、適切適度なリハビリをしていたら、そのうち回復します。ただし、いつ頃かは神様に聞いてね。最近の科学技術の進歩等もありますので、最低限、「楽な力での関節可動域だけは確保」しておきましょうね。ロボットリハビリの対象になるためにね。そして、経費と必要時間とか回復具合とかで便利グッズ使用期間が出てきますね。ネクタイですと、麻痺手も使っての必要時間が想定範囲内になるまではワンタッチタイで我慢するというのもありですよね。練習は続けてね。生活動作のほとんどは四肢を使いますよね。四肢の動作は関節運動なのです。だから、「楽な外力による関節可動域確保動作」から始めて、「楽な力での関節可動域確保動作」ができるようになっていったら、多くのことができるようになりますよ。大抵、関節可動域をなくして困られているのですよ。だから、便利グッズは一時的に使うものということです。一生とかというのは、非常に高齢で重症だったのでしょうね。まあ、若者でも回復しない程度の重症の脳卒中というのもありますけどね。あるいは下手なリハビリで拘縮にもしてしまったとかね。脳卒中は脳の問題であって、四肢はそのとばっちりであるということね。だから、発症当初のフニャフニャを適切に維持することができると便利グッズはそのうちに不要になりますよ。また、いつ頃かは神様に聞いてね。ただ、入院中、手の爪を可愛い看護師さんに切ってもらってたらと悔やんでいます。うっかり、「麻痺手に爪切りを持たせて、・・で切りました。」なんてするんじゃなかった。
 11月11日(金)、関節可動域があっての筋力だよ。筋トレで鍛えるときに関節が動かないのでしたらどうなりますか。皆さん、関節が動くということで筋トレをしていますよね。ですから、筋肉を鍛えるためには関節可動域がどうしても必要なのですよ。関節可動域があってこそですよ。痙縮等では筋肉は収縮して弛緩しないので困っているのですが、この状態が続くと関節の動きが悪くなりますよね。健常者でも関節の動きが悪いというのはよくないですよね。楽な力でできるラジオ体操的動作は基本的には関節可動域確保動作です。それを、老若男女大勢の方がしているのですよ。ですから、我々みたいな脳卒中経験者は、まずはラジオ体操的動作が楽にできるようになることと、グッパが楽にできるようになることを四肢のリハビリでは目指す方がよいと考えられるのです。どうして、脳卒中になったら「四肢の動作は関節動作である」ということを忘れるのでしょうか。「筋力=脳の命令力×筋肉の質×筋肉が収縮できる距離」で考えることができます。「筋肉が収縮できる距離」を作り出しているのが「関節可動域」です。脊柱関係は別の原理ですが。「脳の命令力」が脳卒中でゼロになったりしますが、筋肉の質や距離は脳卒中の対象外です。ですから、昨日投稿のように「発症当初のフニャフニャ状態を適切に維持する」というのが、四肢の回復に役立ちますよ。また、ロボットリハビリの対象にも痙縮とかよりはよほど楽になりますよ。
 11月12日(土)、収縮できる柔軟な筋肉があっての筋力だよ。四肢等の動作では常にいくつかの筋肉が連携して働いているのですよ。例えば、伸筋が収縮したとき、これと連係している屈筋は弛緩して伸びているのですよ。で、屈筋が収縮したときには伸筋が弛緩して伸びているのですよ。弛緩して伸びているから収縮して筋力を発揮できるのですよ。筋肉は収縮しかできないのですよ。じんわりと時間をかけると緩む場合もありますけどね。四肢の横紋筋では、基本としては対になっている筋肉によって引き延ばされて弛緩できるのですよ。筋緊張状態でも筋肉は収縮していることにね。で、対の筋肉の収縮を阻害しているとね。ですから、引き延ばされるときはフニャフニャの方がよいですよ、筋肉はね。伸びたときと収縮したときの筋肉の長さの差が収縮できる距離なのですが、普通の関節可動範囲より大きいです。アキレス腱プッツンの時の脹ら脛の筋肉の縮み具合とかね。筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進むにつれて、縮み状態が固定化されることになるのではとね。緩まなくなるということは弛緩しなくなっていっているということで、対の筋肉は収縮できなくなります。で、力比べをして強力な方の筋肉が収縮したままになっていっているというのが痙縮や拘縮かな。だから、ボトックスで緩める必要があるのですが、拘縮は対象外みたいですね。で、固定的になっているということは生活動作に必要な筋力はゼロということですよ。筋肉柔軟で対になっている筋肉で楽に弛緩できる場合にのみ、対になっている筋肉の収縮が筋力として発揮できるのですよ。握り込んだ指を伸ばすのに怪力のセラピストさんの力が必要とかですと、指の筋力は役立たないどころか有害ですかないのですよ。楽な力での関節可動域確保動作ができるような筋肉の状態での筋力が生活には必要です。
 11月13日(日)、私が使う「まだ、回復してない」とかの意味。ある方の「まだ、あかん・・・」とよく似た意味合いかもね。脳卒中リハビリでは、諦めるということは「廃用症候群」に繋がってしまうので、「諦める」とかの選択肢はないのです。リハビリを続けるしかないのです。でも、「回復は神の思し召し」と感じるぐらいで遅々として進みません。「まだ、回復してない」ということは「これからも適切適度なリハビリで頑張るぞ」という意味合いです。「まだ、あかん・・・」の方もそうだろうと思いますし、投稿されている内容からは「まだまだ、頑張るぞ」ということと感じています。「リハビリでの回復時期は神のみぞ知る」のだと思います。我々脳卒中経験者の回復は「脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こって、その調整が完了する」ということが必須なのですよ。このためには長い年月が必要になることが多いのです。で、時期は神様の世界ね。だから「まだ、回復してない。」ということになるのです。

2016年11月7日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No220   片麻痺での歩行のぶん回しについて。   脳卒中では「尖足」というのも多いみたいですね。   リハビリでしてはならないこと。というか、回復を遅らせる方法かな。   「健康カプセル ゲンキの時間」で毛細血管の話がありました。   ここ1~2週間での感覚の復活劇。   無責任用語かな、たんなる「頑張って」ね。どう頑張ればよいのでしょうか。   副作用に疎い医師がまだまだいるみたいですね。

 10月31日(月)、片麻痺での歩行のぶん回しについて。私もぶん回しを当初はやっていたのではと思いますが、リハビリ病院では比較的早くしなくなりました。健常者風に矯正できたのです。健常者風にできた第一の要因は「関節可動域が確保できていた」にあり、これにつきると考えています。脳卒中では、足の関節可動域をなくされてしまう方が多いようですね。一度、足を棒足の状態で健常足の直ぐ横を後ろから前に降り出してみてください。どうなりますか。真性の脳卒中棒足ですと、地面をこすったり、健常側寸足らずで前に出ないですよね。同じ寸歩の足ですと、こすりますよね。これを避けるには関節を適切に稼働させるか、外旋ですよ。そして、足の左右が少し違う方もおられ、麻痺足の方が長かったらどうなりますか。また、棒足尖足になっていたらどうでしょうか。外旋させるほかはないのではとね。で、健常者風にするには「楽な力での関節可動域動作」ができるというのが大切ですよ。このためには「楽な外力による関節可動域確保動作」をし続けることがあって後、「楽な力での関節可動域動作」が徐々にできるようになると考えています。で、歩行リハビリができるのなら、足では「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」という横着な方法が有効であったのです。必ず、麻痺足も使ってね。具体的方法は以前の投稿にありますので探してね。これで、健常風歩行リハビリにも、健常者風階段昇降リハビリにも、坂道昇降リハビリにも対応できたのでした。四肢での動作の不都合は筋力の前に「関節可動域」の問題ですよ。関節可動域が制限されたり、ないというのは筋肉にも問題を起こしますよ。関節可動域が維持されているときにのみ、筋力を考えることができるのですよ。
 11月1日(火)、脳卒中では「尖足」というのも多いみたいですね。「尖足」は寝ているときに布団の重みで足先が下がったり、起きているときに足先が下がったりしているのを放置していて関節可動域が制限されたときや筋力のアンバランスで足が背屈できなくなってしまったりで足裏全面が接地できない状態になって仕舞ったのですよね。尖足予防の道具も販売されています。ところで、「下垂足」の場合は背屈できないだけで足首の可動域はありますよね。ですから、着地時に足裏全面を楽に使うことができるのですよ。尖足は先に書いたように足首が下向きに固定的になった状態ですよね。ですから、内反足にもなりやすいのですよ。尖足も「予防」というのが後々楽ですよ。一つの方法が「尖足防止用具」を使うことですよね。これは発症直後からの使用がより有効と思います。発症後、できるだけ早期から股関節直角程度、膝関節直角程度、足首関節直角程度で日中、結構な時間や回数、椅子に座るというのも有効ですよ。実際、車椅子で実践しました。これは、おまけとして「股関節直角程度、膝関節直角程度」が漏れなくついてくると思います。この座り方を基本に「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」をおこなうとさらに効果的ですよ。歩行で困られているのは関節可動域がないということと、これから派生してくる内反足ですよね。くどくどと投稿しますが、、まずは「楽な力での他動による関節可動域動作」ができるようにしておいて、次に「楽な力での関節可動域動作」ですよ。脳卒中を発症されたばかりの方、四肢の動作はすべて関節動作ですよ。肝に銘じてくださいね。脳卒中だけですと、問題があるのは脳だけです。如何に発症直前の四肢等の状況を適切に維持すかですよ。あのフニャフニャをね。
 11月2日(水)、リハビリでしてはならないこと。というか、回復を遅らせる方法かな。一つが「諦め」ね。もう一つが「焦り」を含む「急ぎすぎ」、さらに同類ですが「できていたから、訓練したら直ぐできるはず」という思い込みもね。多いのが、医師の不適切説明による「諦め」で、回復の兆しが見え始めてからの「頑張りすぎ」かもね。高次脳機能障害の方や高次脳機能障害がらみの失語症の方とかは「リハビリ」という概念が理解できない可能性が高いので、この説の対象外です。脳卒中での四肢等の後遺症も高次脳機能障害とかも脳の障害によるのです。ですから、可塑性にとむ脳の回復によってしか本質的な回復はないのですよ。ですから、脳での神経細胞間のつなぎ替えが促進されるけれども、発症直後のフニャフニャ状態とかを上手に維持すことができないと回復が遅れることになるのですよ。より回復を遅らせたいのでしたら拘縮になるようにトレーニングしてみてね。拘縮になると回復を遅らせるどころか回復しないですよ。痙縮とかでのボトックス療法中はリハビリ停滞期ですよ。筋力ですが、脳卒中では脳が筋収縮命令を出せなくなったためにゼロになるのです。筋肉の問題ではないのです。それを不適切リハビリをおこなったりすると四肢では伸筋と屈筋の力比べをさせることとかで実用的筋力を低下もさせてしまったりね。廃用症候群的には「筋萎縮」かな。私は、左半身完全麻痺で筋トレはしていないですが、脳の残存回路の活用で動かせるようにだけはできたので「楽な力での関節可動域確保動作」主体にしていたら、感覚の回復に応じて筋力が回復してきましたよ。筋緊張亢進や痙縮や拘縮は、伸筋だけ、屈筋だけで起こるとかというのではなく、伸筋と屈筋ともに同時に起こるのではと思います。下手な頑張りでリハビリによる回復を遅らせてね。関節動作は複数の筋肉によって調節されています。この調節は脳でおこなわれます。脳卒中はこの脳に障害を受けることですよ。脳が回復しないと回復できないのですよ。脳の回復程度に応じて回復するのですよ。この回復に四肢では健常者並みの関節可動域が必要ですよ。これを無視すると回復が遅れますよ。
 11月3日(木)、10月23日の「健康カプセル ゲンキの時間」で毛細血管の話がありました。で、冷水に顔をつけたときの皮膚温の回復状況は毛細血管が若くて働いている方が早いとね。毛細血管の血液は筋肉の中の動脈を通ってきて、筋肉の中も通る静脈で心臓に送り返されますね。筋ポンプ作用がある方が末梢の毛細血管を多くの血液が流れることになるのですよね。さらに、筋肉が柔軟で踵上げ運動やグッパが楽にできて、適切に運動していると血管年齢が若いというのです。冬に冷えやすいというのは末梢の毛細血管に血液が十分に回ってこないからですよね。ですから、何時の季節でもですが、特に冬場等では筋肉が柔らかい方がよいということですよ。脳卒中になられたばかりの方へ。「楽な外力による関節可動域確保動作」を含めて、筋肉を柔軟に保つリハビリが最優先ですよ。関節可動域も確保されているはずだから、脳の回復に応じて、動作も回復していきますよ。感覚麻痺の方は感覚が回復していない場合は動作できても直ぐに筋緊張亢進になるでしょ。無理をすると、簡単に筋緊張亢進→痙縮→拘縮をたどりやすくなりますので注意してね。痙縮までですと、ボトックス療法というので筋肉を緩めることができるみたいですが、長時間かかるみたいです。拘縮になるとボトックスの対象外だとか。発症直後のフニャフニャを上手に維持しておく方が圧倒的に楽ですよ。費用も安いしね。毛細血管の若返りに踵上げ運動やグッパを適切適度にすると効果があるというのですが、筋トレ等のハードなものですと逆効果で毛細血管の老化を促進することもあるとか。で、私は今度の冬も手袋なしで花子との散歩です。年に何回かは雪の降る地域で積もるときもあります。氷点下も結構ありますよ。で、手袋なしでも大丈夫なのです。筋肉が柔軟なので筋ポンプ作用があり、血液が指先まで届くからね。発症直後から直ぐが勝負ですよ。痙縮とかになってしまった方はボトックスででもして緩めてもらいましょうね。
 11月4日(金)、ここ1~2週間での感覚の復活劇。瞼編、コンタクトレンズ装着後、瞼の特定部分で猛烈な痛みを感じたのが4日で5回。しばらくしたら、痛みは治まりましたが、違和感は継続中。で、ゴミ等の痛みとは違う感じでした。上肢編、筋肉の硬直感がいつもより強烈です。健常側で触れてみたら、筋肉の状態とかはいつもと同じ程度です。でも、突っ張っています。下肢編、これも上肢と同様の筋肉の緊張感ですが、その割には柔らかいままね。公園の幅広階段もいつものように一段一歩でした。感覚の回復途上での問題だと考えています。でも、血圧には響きます。筋緊張亢進みたいな緊張感も強いですが、訪問セラピストさんに診てもらうと、「それほどでもないですよ」とかもね。ただ、無意識に力が入っているときもあります。この場合は血圧に大いに影響しますよ。気をつけましょうね。力が入っているときは筋ポンプ作用は低下していると考えられるのです。意識して筋力を出しているときはそのときだけですが、無意識では持続することになるのではとね。それと、痙縮とかへの第一歩かもね。怖い、怖い。楽な力での関節可動域があるということは、「筋肉柔軟、腱も柔軟」ということだと考えています。「怪力」が必要な関節はダメですよ。こうなると、関節を動かすのに筋力が使われてしまって、肝心の生活動作には使われていないことになりますよ。我々に必要なのは「生活動作で役に立つ筋力」なのですよ。筋トレのための筋力ではないですよ。感覚の回復に一発で元通りというのはまずないと考えています。いろいろ報告もありますね。普通の健康維持等も「適切適度ですよ」。麻痺半身真冬さんも多いようですし、「お風呂のお湯が熱湯に感じた」などね。ガタガタしないようにね。
 11月5日(土)、無責任用語かな、たんなる「頑張って」ね。どう頑張ればよいのでしょうか。今、通院している処方箋プリンターもぬかしよりました。どう頑張ればよいのかなしにね。脳卒中でのリハビリの頑張りは非常に難しいですのにね。特に感覚麻痺では簡単に「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」の道筋だからね。私の頑張りは、上肢では伸筋を助けるような動作ですよ。例えば、腕伸ばし、指伸ばしとかね。普通に生活動作をしていると屈筋使い放題ですからね。伸筋が負けないようにね。下肢ではしゃがむ等の屈筋を頑張らせる方ね。股関節や膝関節、足首関節を適切に曲げる方を意識してやっています。セラピストさんの一言から感じ取ったものですよ。「指が伸ばせたら掴めるよ」というのね。この時、病室に戻ったら、指伸ばし、腕伸ばしの頑張りね。四肢の動作の原理が理解できたということですよ。関節が稼働してのみ動作ができるというのをね。それぞれの症状に応じて具体的に説明する必要がたいていの場合、あると思います。具体的説明なしでの「頑張れ」とかは拘縮等を招く要因になると思うのです。「四肢の動作の基本は関節運動だから、関節可動域を確保するように頑張りなさい」で「最初は楽な外力による関節可動域確保動作」で、次に「楽な力での関節可動域確保動作」を増やしなさいとかね。「関節可動域確保動作の説明」をするとかね。プリンターの前の医師も「頑張りなさい」ね。もっと勉強しなさいよと思いました。で、嚥下障害ではどのように頑張ったらよいのですか、教えて。「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」は病院のセラピストさんに教えてもらいました。はじめはつま先歩行だったのをさらにセラピストさんの指摘で踵着地にしてから、暴走へ走り始めたのでした。リハビリ病院でね。セラピストさんから他の患者さんも言われていると思うのですが、暴走は私だけでしたよ。指伸ばし・腕伸ばしもセラピストさんの一言からね。「指が伸ばせたら掴めるよ」ね。ともに考えるにセラピストさんの言った意図は「楽な力での関節可動域確保動作」ですよ。
 11月6日(日)、副作用に疎い医師がまだまだいるみたいですね。ある製薬会社の降圧薬の添付文書に「副作用とおぼしき症状が認められたときは、減薬または休薬すること」と同様に記載がされていましたよ。なんで、このような記載がいるのだとね。医師なら当然副作用に注意義務があるはずですよね。未だに「その副作用の作用機構は」とぬかす奴もいるのですよ。実際、言われたのですよ。サリドマイドは製薬会社が「作用機構云々」で販売中止を渋ったために被害拡大でしたね。スモン病は医師が勝手に適応例を拡大解釈した結果だったので。で、今は保険適応の症例を制限されていますよね。薬害エイズは製薬会社の方が主体かな。リレッサは私的には医師が・・かなと思ったりしています。早期承認では短期使用期間での副作用も出尽くしていないと思います。こんなのを使ったときは医師の責任が重大ですよ。長期連用では治験期間を遙かに超えるので医師の責任は重いとね。それと、人間の遺伝子は各人微妙に異なるのですよ。それによる主作用、副作用の出方のアンバランスもあります。だから、処方薬なのです。普通に投薬を受けている患者には、多くの場合、分子構造が大きく違う同じ働きの医薬品があるのですよ。エボラ出血熱のアビガン錠みたいなのではないのですよ。患者が直ぐに死に直面しないのであれば、副作用というのは重大な問題ですよ。エボラ出血熱みたいな死亡率であれば、副作用は目をつむることができるかもしれないですが、降圧薬やコレステロール低下薬などとかではね。副作用は作用機構が判明する前でも使用を中止するのが常識です。

2016年10月31日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No219   脳卒中後遺症からの回復への第一歩。   先週のギャルセラピストさんの訪問リハビリで「関節可動域がすごくありますね。」といわれました。   私が考えるボトックス療法中のリハビリ。   脳卒中リハビリも含めてリハビリでは「廃用症候群」との戦いもありますよ。また、過剰リハビリとの戦いもありますよ。   失語症について思うこと。   脳卒中後遺症はどの程度で治るのか。はい、症状によっていろいろなので一概に言えないですよね。   「片麻痺の斜面の上り下り」。

 10月24日(月)、脳卒中後遺症からの回復への第一歩。現状を適切に受け入れることができるかどうかですよ。意識不明状態や高次脳機能障害がある場合とかは無理と思いますけどね。例えば、「四肢については脳に障害があるだけである。」ということを理解できるかどうかですよね。そして、四肢については発症した時のフニャフニャ状態が大切であるかということが理解できるかどうかですよね。「フニャフニャ」というのは「筋肉は柔軟であり、関節もスムーズである」ということなのですよね。四肢のリハビリで困りごとは「筋肉が固い」と「関節が楽な力で動かせない」とかですからよね。「一足飛びには回復しない」ということも理解できるかどうかもね。これは、失語症等も含めてすべてのことに当てはまると思います。乳児からの成長の再現であったりするのですよ。「発症前はできていた」は有害でしかないのですよ。一歩一歩地道に回復していくほかないことをね。この時、高齢になるほど、時間が必要であると理解できるかとかね。「過去にできていた」ということがリハビリでは本当に有害であると考えています。整形外科分野のリハビリでもね。「急ぎすぎ」になって仕舞うと考えられるからですよ。それで、周囲への八つ当たりが増加するのではともね。八つ当たりして回復なんてしないのにね。逆に回復が遅れると思うのです。それでなくても「順調」でも、症状によっては長時間が回復には必要です。不適切リハビリですと、さらに遅れますよ。
 10月25日(火)、先週のギャルセラピストさんの訪問リハビリで「関節可動域がすごくありますね。」といわれました。か弱いギャルの力による「他動による関節可動域動作」のリハビリの時にね。同じ年齢程度の健常者以上かもともね。関節可動域があるので動かすことはできるのですが、感覚麻痺の悲しさ、感覚が回復していないことによる動作不全ね。でも、感覚の回復に応じて、生活動作ができてきたり、微妙な筋力バランスに挑戦している動きとかがありますよ。関節可動域があるからね。微妙な筋力バランスの挑戦とは、「貧乏揺すり」や「暴れる」ですよ。筋肉関係の感覚器官には「筋紡錘」と「腱ゴルジ装置」と「痛覚等の感覚器」とがあります。「筋紡錘」は筋肉の伸び具合です。「腱ゴルジ装置」は腱に掛かる力を感じています。これらの感覚も感覚麻痺ではなくなります。動作を再開できたときなどの高緊張の原因ですよ。「歩く」はできても「走る」ができない原因ですよ。回復時に直ぐ元に戻るのではなく、新しい神経細胞間の繋がりでのバランス取りが起こるために「暴れる」とかですよ。「走る」とかでは「足等の感覚情報」だけでほぼ足をコントロールする必要があります。必要な感覚情報が脳に送られて、脳が処理できるようになるまでは走れないのですよ。足をみながら走るのは凡人には無理ですよね。
 10月26日(水)、私が考えるボトックス療法中のリハビリ。私は昨日投稿中のように関節可動域が十分あるのでよい方のボトックスの対象外です。悪い方の対象外が拘縮ね。ボツリヌス菌毒素の作用機構をウィキペディアとか信頼できるサイトで調べてね。この作用機構から考えたことね。体験談ではないですよ。運動神経系の興奮ニューロンの神経筋接合部の神経終末に侵入して神経伝達物質を放出できないようにしてしまう毒素ですよね。簡単にいうと「運動神経の筋肉への命令を伝えることができない」という状態にね。これで、筋肉が緩むことができるのですよ。筋肉を緩める方法のもう一つが「運動神経系抑制ニューロンを興奮させて興奮ニューロンの興奮を抑制する」というものね。で、脳卒中感覚麻痺ではこの抑制ニューロンが働いてないのですよ。ボトックス注射後に筋力がなくなったと、筋トレみたいなことをすると、興奮ニューロンは興奮しますが、筋収縮が起こらないはずですよ。感覚神経が回復していてもしていなくても、脳では収縮命令と収縮具合のアンバランス状態が定状化する恐れがあると考えられるのですよ。脳は筋収縮をさせようとさらなる興奮ニューロンを興奮させることにね。ボトックスで筋肉を緩めている間に興奮ニューロンをさらに興奮させて、ボトックス後にさらに痙縮とかが酷くなるのではとね。ですから、筋肉揉みほぐし等のリハビリをしながら様子を見るほかはないのではとね。でも、どうしても無意識に興奮ニューロンを興奮させてしまうときも頻繁にあると思うので慎重に生活することが必要と思うのです。
 10月27日(木)、脳卒中リハビリも含めてリハビリでは「廃用症候群」との戦いもありますよ。また、過剰リハビリとの戦いもありますよ。そして、脳卒中の場合は全身で廃用症候群が忍び寄ってきます。優先順序はないですよ。全身を覆うボディスーツみたいな筋膜もありますからね。肩の凝りの原因が腰痛であったなどということが起こるのも筋膜のお陰とか。ところで、ラジオ体操ですが、どうして廃れないのかというと凄い全身運動になっているからだと思います。全身の各部の関節を楽な力で動作させることができているからですよ。ラジオ体操をしていると五十肩とかになりにくくなりますよね。脳卒中片麻痺では結構リハビリ忘れという部分が出てきやすいようです。私も足指でちとやってしまいました。爪先立ちができるので油断していたためです。ある方は健常側の上肢が使えるからと下肢に集中していたら、・・。ブログの写真で類推すると廃用症候群ですよ。下肢の方も過剰でボロボロみたいです。HANDs療法とかは、ある意味、動かして廃用症候群から脱却しようとする方法かな。詳しく調べていないので皆さん調べてね。筋肉は脊髄反射(有名なのが膝蓋腱反射)など脳に関係なく収縮することもあるのです。でもね、脳との関わりがあると思われる動作、例えば、川平法、他動による関節可動域確保動作とかで脳に刺激を与えるということで脳を含めた廃用症候群にならないようにする方がよいと思います。
 10月28日(金)、失語症について思うこと。私は失語症にはならなかったので、どのようなのが失語症?というのもありますが。構音障害がありとして、リハビリ病院で言語聴覚療法は受けてきましたよ。ともかく、会話はできるは、筆談はできるわけですから、普通にいっている失語症ではないです。で、半月ほどで家族や知人からは「もう元に戻っている」といわれる始末ね。で、その後も(2ヶ月半ほど)退院近くまで粘りましたよ。リハビリって楽しいですよね。リハビリではPTもOTも今の訪問リハビリもこの調子ね。「楽しい」ね。先週、火曜日の再放送の「言葉のない世界でー失語症とリハビリ」をみて、ふと、この方たちの脳での障害部位はどうなのかなとね。外から感じることの症状はよく似ていてもです。「言葉を発する」というのは脳の中の非常に多くの部分が関与しています。音を聞いて、その中から「言葉」を抜き出して意味を理解するというのが聞く方ですよね。例えば、大脳連合野で考えてというのですが、この時にすでに「言葉」というのが必要なはずです。この時に言葉が出てこないような失語症は非常に重症ではと思います。高次脳機能障害バリバリかな。言葉があっても、組み立てや対応させることができるのかとかね。外部出力のためには「声」ですと、声帯を使わないといけないですね。「発音」と「言葉」を合わせてとかね。筆談ですと、腕を動かす回路や図形認識とかいろいろありますよね。やはり、「言葉」が出てこないというか考えるときにも言葉がないというような失語症が一番の重症でしょうか。聞いて判るけど出力できないというのも辛いでしょうね。私の判らない世界ですよ。だから、「・・のリハビリがよいです。」とか「・・はだめですよ。」とかの投稿を一切していない理由です。ブログの文章を読んでいて、感じるときもあります。適切なリハビリをされていると思いますので報告投稿をよろしくお願いします。
 10月29日(土)、脳卒中後遺症はどの程度で治るのか。はい、症状によっていろいろなので一概に言えないですよね。若いほど回復しやすいです。でも、若くても症状が重ければ回復しないですしね。私は2012年2月9日発症です。左半身完全麻痺でしたよ。その後、四肢でのラジオ体操的動作はほぼできるようになったのですが、生活動作では信頼性が低いままです。「回復不十分」ね。「回復していない」ともいえるのです。一番の原因は「微妙な筋力バランス」がとれないことにあります。感覚が完全に回復するのは何時になることやら。でも、徐々に回復しているという実感はあります。で、回復したようでもあり、回復していないでもあるのです。どのようになったら「回復」といえるのかですよね。歩行は一見健常者風ですが、感覚が回復していない、回復しつつあるということでの不都合がゾロゾロ出ていますが、関節可動域が確保されているので健常者風を装うことができるのですよ。言語聴覚療法も受けましたが、「会話ができる」と「口の動き等がボチボチ」で退院前に打ち切られることにね。リハビリ病院でのリハビリは退院すれば打ち切りの病院もありますね。脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こって、その後、この調整が完了しての回復となるのですよ。人間の動作等はすべて脳によってコントロールされているということをお忘れなくね。痙縮等で極端に動かせなったりすると、脳での神経細胞間のつなぎ替えが遅くなると考えられるのですよ。早く回復したいのでしたら、「楽な力での関節可動域確保動作」ができる方がよいと考えています。貧乏揺すりや足や腕の「暴れる」もさせておくことね。力尽くで防止すると「オンオフ」のみの手足になるのではとね。
 10月30日(日)、「片麻痺の斜面の上り下り」。私は視床出血で意識不明もありの左半身完全麻痺程度からの回復ね。当然、救急病院では車椅子であり、移乗、移動等は全介助でしたよ。放し飼いにはしてくれなかったです。リハビリ病院で大々的に「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」を始めました。股関節直角程度、膝関節直角程度、足首関節も直角程度での可動が必要となる車椅子歩行でした。歩行の闇リハは一度もしたことなしでした。それでも、転院後1ヶ月もしないうちに健常者風歩行へのリハビリが始まりましたよ。車椅子に座ってのチョコチョコ歩行による暴走の成果ですよ。関節可動域を確保し、滑らかに動作させるのにちょうどよかったです。人間の動作は関節が適切に作動するということが前提です。「動画と静止画」のカテゴリーをみていただいたら、私程度の視床出血でもこの程度には回復できる可能性があるのですよ。で、リハビリ病院入院中に坂道の上り下りのリハビリとして立体駐車場の自動車用のスロープを上り下りしました。退院後にわんこの散歩で公園の人工山に登るのでということでね。3枚写真をここにもアップしておきます。退院後のわんことの散歩のある時から、雨の日には右手には傘、左手にはリードという出で立ちになりました。雨でも山にわんこ(花子)は登りよります。その後、傘兼用杖を購入したので、杖を持っていないというのはほぼなくなりました。でも、訪問リハビリのセラピストさんは渋い顔しています。花子について歩くと道なきところも行きよりますので、普通の健常者が無理せず歩くことのできるところは歩けるようになるというリハビリをさせられてますよ。これも、関節可動域があるからですよ。棒足ですと山には登れないと思います。足首の可動域のない方も無理ですね。脳卒中にならればかりの方へ。四肢のリハビリでは「楽な力での関節可動域確保動作」が一番大切ですよ。関節可動域があれば感覚回復程度に応じて制御できる筋力も回復してきていますよ。ロボットリハビリの適応にもなりますよ。

2016年10月24日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No218   ブログ村の脳卒中カテゴリーの「脳卒中サバイバのゼンデラ」さんが、先週、「下肢ウエアラブルロボットのリハビリ効果」というのを投稿されていました。   闘病記は書籍等とネットではどちらがよいのか。結論から言うと生物学的、医学的「根拠」をしっかりと提示しているのであればどちらでもよいと考えられます。   「疫学調査の重要性」。でもね、条件設定によっては薬害隠しとかにも使えると思うので、どのような前提での「疫学調査」かということも大切です。   脳卒中になられたばかりの方へ。医者にどのようにいわれましたか。脳卒中だけですと、首から下は無傷ですよ。実際はもう少し上より下ね。   リハビリの目的、当然「QOL(生活の質)の改善」ですよ。   脳の活性化について。   「アクセルとブレーキの同時使用」というような投薬が身近でありました。

 10月17日(月)、ブログ村の脳卒中カテゴリーの「脳卒中サバイバのゼンデラ」さんが、先週、「下肢ウエアラブルロボットのリハビリ効果」というのを投稿されていました。感想に「脳卒中患者が歩くのに苦労している理由は脚に力が入らないからではない。足の感覚が麻痺していて 重心がどこにあるのかわからない恐怖がために杖が手放せない。」とあったのはその通りだと思いました。読んであげてね。脳卒中感覚麻痺での動作不全は筋力ではなく感覚情報がないことによるのですよ。それと、人間の四肢の動作の基本が関節運動であるということを忘れた闇リハビリをしてしまったり、医師の不適切説明で落ち込んで廃用症候群などになったためですよ。脳卒中だけですと、四肢には異常がないのです。脳からの命令が来なくなったので動作しないだけです。如何にそのときの脳の状況に応じた適切な動作命令を適度な範囲で脳に出させることができるかですよ。これに失敗した例としてボトックス療法適応ですよ。当然「楽な力での他動による関節可動域確保動作」(本当のリハビリの一つ)もしているはずですけどね。自力での関節動作は感覚麻痺では感覚がないことによる高緊張を伴うので非常に慎重におこなう必要があります。特に上肢では簡単に痙縮とかになって仕舞うと思うのです。すると、ボトックスの対象ですよね。痙縮等はウエアラブルロボットのリハビリの対象外でボトックスの効果が出てからかな。現在の装着型筋力補助ロボットは関節可動域があって、感覚神経も運動神経も正常に働いているというのが前提ですよ。だから、脳卒中後遺症用のロボットの開発が遅れているのですよ。漸く販売されるようです。元ニュースをJCASTヘルスケアで探してみたら、http://www.j-cast.com/healthcare/2016/10/15280420.htmlのページでした。下肢短装具と同じぐらいの感じでコントローラー等はベルト位置ね。足首重点ね。尖足のきつい人は使えないかもね。下垂足は使えるのでは。私はいらねえです。適切適度なリハビリができていたら現在の装着型筋力補助ロボットなんて必要ないと思います。棒足尖足対応のロボットなんてできていないよ。脳卒中になられたばかりの方、「他動による楽な力での関節可動域確保動作」をしてもらって、「楽な力での関節動作」が常にできるようにしておきましょう。ロボットなしで健常者風歩行ができる方が絶対楽です。
 10月18日(火)、闘病記は書籍等とネットではどちらがよいのか。結論から言うと生物学的、医学的「根拠」をしっかりと提示しているのであればどちらでもよいと考えられます。昔から、書籍でもカスネタのもあふれていますからね。ネットも信頼性のあるのからカスネタ、嘘っぱちまでいろいろですよね。今までも薬害等で加害者に加担した御用医者・御用学者もいますからね。肩書きで信用もできないですよ。見抜く力があるかどうかですよ。この「見抜く力」はどのようにつければよいのかということになります。ちょっと問題もありますが、学校教育をまじめに受けてきたかです。問題点は歴史教育のところです。また、日本の国の憲法を外的要因で改定させたいみたいです。次に受けるだけではなく、授業内容等で疑問を持ち、自ら適切に調べ、考えて、より良い結論とかに到達できる能力ですよ。でないと、「鰯の頭も信心から」とかのたとえ話の世界に迷い込むことになりますよ。ロボットリハビリや再生医療に関しての投稿はボトックスがらみの方に多いような気がします。脳卒中四肢のリハビリで「楽な力での関節可動域確保動作」ができておられる方からの投稿はあまりお目に掛かったことがないような気がするのです。昨日の投稿で紹介したロボットも足首の可動域があって、楽な力で自力で動かすことができるのなら、割と簡単に健常者風歩行が健常者並みにできるようになることが多いですよ。可動域があれば、重症者でも時間をかければできるようになると思います。自身の四肢での回復の可能性を感じている方はあまりロボットかに興味がないのかもね。私は視床出血で救急病院に34日入院ね。担ぎ込まれたときは意識不明ね。左半身完全麻痺からの出発ね。救急病院では全介助でした。リハビリ病院で歩行ができるようになっても短装具を装着するのも邪魔くさかったです。リハビリ病院入院中の寝起きのトイレは病棟歩行が許可されていても着座による車椅子両足チョコチョコ歩行でした。装具がいらないからね。車椅子での速さは暴走族ね。で、日に健常者風で10000歩以上は歩いているのにね。これほど歩いても病院の車椅子も使っていました。どうしてでしょうね。どうして、このような回復ができたかは正しい人間についての役立つ知識を持っていたからですよ。セラピストさんには手助けしていただいたし、今もね。「で、スポーツジムでリハビリのために・・」さんは脳卒中とリハビリについては読めなくしていました。アニメとダイエットは今も投稿中ですよ。リハビリは投稿から読み取れる分では「悪化」でしたからかな。
 10月19日(水)、「疫学調査の重要性」。でもね、条件設定によっては薬害隠しとかにも使えると思うので、どのような前提での「疫学調査」かということも大切です。サリドマイド薬害の時、レンツ博士は疫学的に調べて危険性を訴えたのでしたよね。それを、製薬会社は「薬害の機序」とかが示されていないからだったかな。販売中止を拒みましたよね。で、被害拡大ね。副作用なんて主作用ではないから生体内での動態とかは調べるのに手間取るのですよ。だから、疫学調査によって、可能性が高いという段階で販売中止とかにする必要があるのにね。薬害エイズもね。スモン病は疫学的にも考えてなかったのかな。「作用機構が判っていないから」とかは副作用での言い分けにはないのですよ。休薬か、少なくとも減薬ね。添付文書にそのように書いている医薬品もありますよ。ところが、添付文書も読んでいない、副作用についても関心がないで、副作用なのにその症状に対する新たな医薬品を投与する医師が多いですね。で、多剤服用になっていって、訳のわからない副作用に苦しむことになるのですよ。スモン病の教訓は長期連用の危険性です。厚生労働省の「重篤副作用臓器別対策マニュアル」のなかに服用開始後900日のもありましたよ。化学構造の全く異なる同じ疾患に対する適切な医薬品がある場合は一定期間ごとに交互に使うということで長期連用は防ぐことができるかもね。
 10月20日(木)、脳卒中になられたばかりの方へ。医者にどのようにいわれましたか。脳卒中だけですと、首から下は無傷ですよ。実際はもう少し上より下ね。「回復しないというのが普通」、「歩行は諦めてください」、「手の動きません」とかとかいった医師は藪ですよ。脳は人間の臓器の中で一番可塑性に富んでいる臓器の一つです。ただ、高齢になるほど、回復により長期間必要になるだけですよ。だから、回復前に寿命の方が先というのもね。で、四肢の動作についても脳の回復に応じて回復してきましたよ。この「脳の回復」までに痙縮や拘縮などにしてしまうと回復するはずの脳も回復しなくなるのではとね。四肢ではそれまで「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で、「楽な力での関節可動域確保動作」が常にできるようにしておけばよいわけですよ。このようなことを患者に説明できない医師は勉強をしていない医師ね。退院後の追跡調査をしない日本の医療の悪いところですよ。考え違いに「筋力」がありますが、医師も判っていないのがね。脳卒中では脳からの収縮命令が出せなくなったためで、筋肉等には問題はないのです。実際、私は感覚の回復に応じて、脳から収縮命令が出せるようになりましたよ。この感覚の回復には、視覚等での代用も含まれます。このようなことはリハビリ病院の医師なら判っていて当たり前と思うのですが現実は?かな。判っていないのがいたりしてね。歩行リハビリをしている患者に「車椅子ですよ。もう回復しない。」とかいったあるリハビリ病院の無能医者もいるみたいです。いわれた方は即日、退院したようです。当然でしょうね。
 10月21日(金)、リハビリの目的、当然「QOL(生活の質)の改善」ですよ。これしかないですよ。総合的に考えてみれば当然ね。「生活の質」をどのように考えるかですけどね。ともかく生きていたらよいというのでしたらリハビリ効果は低くなりますよね。私の場合、救急病院でのリハビリ効果にも「QOL」のよい方がよいというのを実感しています。なにかというと、「コンタクトレンズ装着」ね。看護師さんにしてもらってリハビリにいくと効果が出ましたよ。視力矯正にハードコンタクトレンズが必要なのでね。ですから、歩くとかいう前にコンタクトレンズというのが私の順序でした。視覚障害の重さの一部とは思いますが。私の場合はハードコンタクトレンズ装着でQOLが凄く改善されるのでした。でも、判ってくれない。メガネでは矯正不可能なのです。四肢については「そのうち脳が回復するから、それまでは筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。でリハビリしておこう」でした。で、このようにしていたら楽な力での関節可動域がある状態でリハビリができましたので、感覚の回復具合程度の回復ができました。これも、QOLの向上ね。そして、歩行では健常者風の指導もあったりでQOLが向上ね。健常者風階段昇降でQOL向上ね。こんなのですから、退院後は外出をよくしていますよ。QOLの向上ね。職の方は定年退職で再就職しないという方針の退職直前発症ですから問題なしね。ただ、認知症対策としてのリハビリが必要ですよね。認知症対策でよいのが「QOLの向上」ですよ。ギャルとのランチとケーキセットのリハビリができるというのはQOLの向上になっていますよね。これ、一人で出かけて、ターミナルとかでの待ち合わせですよ。このリハビリ代を稼がないとね。これも認知症対策になるよ。
 10月22日(土)、脳の活性化について。まずは起床時刻についてね。交代制勤務の都合等の方は無理ですから、あしからず。太陽が昇る頃に、日の出あたりで起きるというのね。そして、部屋を明るくして体内時計をリセットすることね。で、一定時刻というのもよいかもね。起床後はできるだけ上半身直立的な生活かな。寝転んでいたりすると筋肉を使うというのが減りますのでね。骨格筋が収縮したという情報がある方が脳が活性化するのですが、必要以上に筋肉を使うと「過興奮」状態になって、脳がパッパラパね。ここでも適切適度ね。で、今は病院での早期離床というのが一般的になってきていますよね。早期離床の方が治りが早いとね。リハビリもですよ。寝転んでいると脳が働いているという感じがしないですね。ホーキング博士とかはどのようにして脳を活性化しているのかな。我々凡人は、適度な睡眠時間、適切な早朝起床、適切適度な運動、起きているときは上半身直立が基本とかでです。このようにする方法の一つが、「起床時刻を一定にする」というのと「睡眠時間を7時間前後にする」というのを眠ることができないときも我慢して、日中起きていたらそのうちできるようになりますよ。以前、肝臓腫瘍の入院の時、同室の方が「夜に寝られないから、日中寝る」といって寝ていました。馬鹿かね。日中の方がいろいろ気晴らしもできるのにね。私の睡眠薬体験は肺がんでの入院時に1回だけね。気がついたら「裸」になっていました。以後、怖くて使っていません。今回の入院した病院と同じところですから、睡眠薬の話はなかったですよ。病院も怖かったのでしょうね。
 10月23日(日)、「アクセルとブレーキの同時使用」というような投薬が身近でありました。どちらかを減らせばよいと感じましたよ。睡眠薬の連続服用による筋弛緩作用が著しく出てきた人にね。この筋弛緩作用は睡眠薬では主作用の一つですよ。骨盤底筋が緩んでしまっての頻尿です。骨盤底筋は横紋筋ね。膀胱から尿を押し出す平滑筋を緩める医薬品を処方されたのでした。ところが、この医薬品、平滑筋に対してそこら中で作用するようなのです。で、大腸の平滑筋にもね。便秘になるからと、便秘薬をね。でも、便秘薬の詳細を聞いていないので頻尿薬とは違う部位で作用を出しているのかな。この場合は睡眠薬の長期連用作用が切れてきたら、収まる頻尿と考えられるのです。私なら「両方とも服用しない」ですよね。もっとも、睡眠薬の長期連用なんてしないですよ。昨日の投稿にように「睡眠薬怖い」ですからね。私が睡眠薬で示したような症状は添付文書にはないですよ。でも、私も医師も「即中止」で一致していました。現在に戻すと、降圧薬で頻尿的になっていたのですが、医師に言わずです。調べたら、膀胱の平滑筋を緩めるでした。降圧薬も血管の平滑筋を緩めるね。なのにね。どうも、膀胱の平滑筋ではなく括約筋である横紋筋の骨盤底筋がやられているようでした。降圧薬の減薬と休薬で楽になりましたよ。横紋筋の骨盤底筋にも降圧薬が効果を出していたようです。ブログ村の脳卒中カテゴリーの「脳卒中サバイバのゼンデラ」さんも同じような投稿を以前にされていましたよ。

2016年10月17日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No217   脳卒中後の金儲け。というても「お勤め」ではないですよ。脳卒中は関係ないと思う内容かもね。   最近の麻痺側の状態。   「アムロジピンベシル酸」の服用を停止してみて起こったこと。   ブログ村の脳卒中カテゴリーの「脳卒中サバイバのゼンデラ」さんが、先日、「卵のコレステロールで血管が詰まる説は何だったのか?」というのを投稿されていました。   片麻痺での脹ら脛の浮腫の要因。      脳卒中後、「服を着る」時や「服を脱ぐ」時に何ができるようになっていると徐々に楽にできるようになるか。あくまでも徐々にね。   発症後の日常姿勢について。発症後というても、意識不明で上半身直立なんてしていたら化け物ですよね。

 10月10日(月)、脳卒中後の金儲け。というても「お勤め」ではないですよ。脳卒中は関係ないと思う内容かもね。脳卒中前から嫌いだったのが不動産購入、資金が長期渡って寝てしまうし、維持費は必要だし、値下がりの危険性を1970年代には人口動態からかぎ取っていました。株は家庭の事情で脳卒中発症5年ぐらい前からかな。株との違いは不動産は売却に時間が必要というものね。上場株ですと、指し値を工夫するとか、成り行きという方法がりますけどね。株は持っている分には費用は必要ないし、配当もあれば優待もあったりとかね。小口投資ができるのよいですね。不動産で1平方メートルだけ購入なんてほぼ無理ですよね。株は1株からでもね。投資用マンションとかはよい物件でしたら販売しないのではと思うのです。賃貸住宅は当初は新築ということで家賃は高いようですが、その後はじり下がりかもね。バブルになれば、株もバブルだよ。不動産を購入したときに登録関係の税と手数料、固定資産税は毎年ね。建物の分については評価額は下がりますけど、使用できるように維持する必要がありますよね。なんやかんやで、自社で賃貸にするより売りつけて管理業務に徹した方が儲けがよいから「投資用」として販売していると昔から考えていました。だから、脳卒中後に年金の足しにととかでも手を出すと持ち出しになると思っています。自分で使い倒すことのできる程度の住宅購入はまだ我慢ができると思っている長期の資金固定が大嫌いな者です。くどいですが、儲かるのなら自社で賃貸しているはずですよ。だから、販売をしていない良心的な家主は苦労するのですよ。自営やお勤めでも、「株式投資」がお勧めですが、長期保有が前提ね。購入タイミングは各自体験してね。株投資は場合によると「短期での儲け」に目がくらんで大損もね。デイトレードはそれなりの素養が必要ですよ。だから、やっていないのです。金積立はマイクログラム単位ですよ。売りはグラム単位だったかな。
 10月11日(火)、最近の麻痺側の状態。顔の痺れ感というか違和感は先週、久しぶりに最高潮の一つになりました。当然、瞼もね。で、コンタクトレンズが浮いてか世間が見にくかったです。左腕も相変わらず、痺れていますが、動き等に特に障害にはなっていないです。左足もね。過去にあった「感覚は内反的で実際は正常」という感覚は今のところないです。降圧薬減薬と休薬していますが、尿道関係の感覚復活中の鬱陶しさは健在です。頻尿感は消えましたよ。よる、ベッドに寝転ぶと生じる「便意」は相変わらずです。これも、直腸から肛門にかけての感覚の復活中と考えています。以上のことについて主治医(処方箋プリンター)にはなにも話をしていません。副作用と考える事例でちと論争しただけです。あの考えでは副作用が見過ごされると感じましたと。「自分の身は自分で守る」ね。視床出血なのですが、「幻肢痛」ともいわれる「視床痛」にはなっていないです。以前、足で激痛を感じたときはそれなりの原因があってでしたしね。痺れは視床痛ではないしね。貧乏揺すりと「腕が暴れる」とかの暴れるについては、中途半端な力加減で体勢を維持しようとしたら、派手に出てきます。筋力バランスの調整に脳が挑戦しているのだなと思います。ということは、筋肉関係の感覚の回復中ね。筋肉関係の感覚や皮膚感覚等が回復してから微妙な動作調節ができるようになるのですよ。貧乏揺すり等を力で押さえつけると「オンオフ」しかできなくなると考えています。貧乏揺すりをさせましょう。暴れさせましょう。筋力調節は屈筋と伸筋を頻繁に収縮と弛緩を繰り返させて調節しているのですよ。匠はこの調節を非常に微細な程度でできるということですよ。
 10月12日(水)、「アムロジピンベシル酸」の服用を停止してみて起こったこと。添付文書をよく読んでいただけていたら、服用者全員に効果があったとは記載されていないことがおわかりになると思います。すべての降圧薬でね。前に報告した放尿時の泡立ちが悪くなったということね。次が「鼻づまりが酷くなってきた」というものです。鼻腔の毛細血管での充血が起こってきたということかな。点鼻薬は鼻腔の毛細血管を収縮させて鼻づまりを解消するのですが、血管を収縮させるので血圧上昇ですよね。点鼻薬の副作用に「血圧上昇」というのがあったと記憶しています。そのほかに鼻腔の粘膜肥大とかね。「アムロジピンベシル酸」は私にとっては「血管収縮?」ということですよ。血管が収縮すると鼻腔が拡張されて気道が確保されるということね。点鼻薬の副作用を防ぐには「使用間隔を開ける」ということぐらいかな。だから、2週間使用したら10日だったか使用を中止するとか説明書に記載されていますよね。もう一度読んだらという感じです。で、骨盤底筋とかの収縮は服用停止でよくなったのにね。人間の体って不思議ですね。他のタイプの降圧薬の添付文書を読んでたときに「 ? 血圧上昇の人もいるのだ」と思ったのもありました。ある程度、増量(副作用の危険性も増量)して効果のない医薬品は止めるに限りますね。
 10月13日(木)、ブログ村の脳卒中カテゴリーの「脳卒中サバイバのゼンデラ」さんが、先日、「卵のコレステロールで血管が詰まる説は何だったのか?」というのを投稿されていました。そこにアメリカで「2015年に米国民への食事指針からコレステロールの上限値がされた。」というのとリンクもありました。読んであげてね。以前より、食事によるコレステロールと血清コレステロールとの関係について、無関係ではとも思っていたのですが。この投稿では卵を1個食べる方が食べないのより脳卒中になりにくいとね。心臓の結果については相関がなかったでしたとね。少なくとも、「ある程度以上のコレステロールは必要」ということですよね。そして、特定健診などの基準値?より高めの方がよいということかな。この特定健診の基準範囲は低すぎると思います。病人に仕立て上げるためという感じね。で、この上限を楽に下回ってしまって、脳出血の恐怖に怯えているとね。脳出血前の食事や運動は血サラサラね。出血後はω3系などの必須不飽和脂肪酸摂取での血サラサラ効果で100以下にね。過度の低血圧は、風呂での水死の危険や脳梗塞の危険があるのでぼちぼちの血圧を目指しています。でも、低コレステロールは内出血のリスク因子なので必須不飽和脂肪酸摂取でのとばっちりの低コレステロールが怖いよ。脳での神経細胞間のつなぎ替えには必須不飽和脂肪酸が必要なのですよ。
 10月14日(金)、片麻痺での脹ら脛の浮腫の要因。片麻痺でなくても浮腫が起こることがありますが、「第二の心臓」といわれている足の筋肉が弱ること、或いは堅くなって弾力が失われていくことなどのようです。普通、人間は直立二足歩行をしているので血液はどうしても下半身に下がっていきますよね。それを脹ら脛の筋肉等足の筋肉の働きで心臓に送り返しているのですよ。このことは全身の筋肉でも起こっていることですが、特に脹ら脛の浮腫が目立ちやすいようです。で、靴の購入は夕方がよいいうのは、朝起きて活動して血液が下半身に落ちてきているからというらしいのです。ところで、我々みたいな脳卒中経験者は麻痺側の足の筋肉が固くなりやすいですよね。で、堅くならないように心がけて関節可動域も維持してきていたら浮腫を感じていないです。発症直後からの「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」の適切適度なリハビリをしてきたからかな。麻痺側が冬に「冷える」といわれている方が結構いますよね。「寒い」とかもね。理由は大きく分けて2つかな。一つ目が感覚が回復していく途上での過剰反応ですよ。感覚麻痺での感覚回復時に過剰反応しているというのは私も経験しています。回復していくにつれて徐々に健常側との感覚差がなくなっていっています。ですから、お風呂のお湯が熱湯に感じられる方もね。などなどね。もう一つが血液循環不良によるその部位の体温低下ですよ。循環不良の大きな原因の一つが「筋ポンプ作用の低下」です。筋肉が固くなると起こりやすくなります。ですから、筋緊張亢進状態も痙縮も拘縮も筋ポンプ作用が低下しているはずですよ。当然、下半身では浮腫みますよ。もう、浮腫んでおられる方は解消法を研究してね。脳卒中になられたばかりの方は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で筋ポンプ作用の維持にも勤めましょうね。我々脳卒中経験者は「浮腫予防」が大切です。筋ポンプ作用の維持がね。脳卒中四肢のリハビリの基本は「楽な力での関節可動域確保動作」ができるということですよ。自分でできなくても「他動」でできていてもよいのですよ。固めてしまった方はボトックスででもして緩めてみたらと思います。
 10月15日(土)、脳卒中後、「服を着る」時や「服を脱ぐ」時に何ができるようになっていると徐々に楽にできるようになるか。あくまでも徐々にね。発症直後は皆「フニャフニャ(関節可動域ありまくりね)」だったはずですよね。上着等は肩の可動域があるのかと、腕や手をうまく伸ばすことができるかですよね。「うまく」は「楽に」を含みます。上肢は屈曲してしまいやすいからですよ。私は感覚が回復など全くしていなかったときから、ぼちぼち一人で脱ぎ着していました。ズボン等は足をどのぐらい楽に一人で曲げることができるかですよ。リハビリ病院ではベッド上で一人で着替えていましたよ。関節可動域確保の勝利ね。感覚なんて回復していなくても目視でできますよね。片麻痺ですから、上着等のボタンは多くが片手でできますね。「楽な力での関節可動域動作」ができないから、衣類の着脱が面倒になるのだと感じました。ですから、救急病院入院中は別にして、リハビリ病院では一人で衣服の着脱ができるようになりましたよ。入院中は時間があるのでゆっくりしたらよいですしね。徐々にある程度の速さでできるようになれば退院後に困ることはないのですよ。ズボンの立位での脱ぎ着はリハビリ病院自立風呂あたりから始めました。更衣室での着替え時に「なま尻」で椅子に座っている不逞な輩をみて、立位に挑戦して成功しましたよ。「ばっちい」。で、楽に更衣するには「楽な力での関節動作」ができればよいということを実感したわけです。ですから、脳卒中になられたばかりの方は「楽な力での関節可動域確保動作」をリハビリでするはずですから、軽視せずにしっかりと適切適度に取り組んでくださいね。「楽な力での関節動作」ができるのでしたら、昨日投稿の「筋ポンプ作用」も維持されていると思います。また、多くの自助具も長期にわたって使う必要もなくなると思います。今日のも固めてしまった方はボトックスででもして緩めてみたらと思いますけどね。
 10月16日(日)、発症後の日常姿勢について。発症後というても、意識不明で上半身直立なんてしていたら化け物ですよね。意識が回復して、上半身を起こして食事ができるようになった後とかかな。私も何日かはベッドに寝ていましたものね。尿道の管がとれてからですよ。朝、6時半頃から夜8時前ぐらいまでね。この時間帯は車椅子に座って上半身直立に近い状態を保ちました。ベッドサイドテーブルにパソコンを載せてのネットや映画鑑賞とかね。救急病院でネットで株価をみていたら、お医者さんが「儲かりますか」と聞いてきたので「稼がな入院費が払えない」と答えました。基本的に体を起こしていたわけです。車椅子はベッドからの頭を下にしたぶら下がり事件を起こしたものね、「寝かせているよる安全」ということで占有させてくれていました。当然、麻痺腕はぶら下がり状態だし、麻痺足は「股関節直角程度、膝関節直角程度、足首関節直角程度になっていましたよ。関節可動域確保にも役立っていたと思います。人間は直立二足歩行の動物なので、上半身だけでも直立の時間を長くするというのが脳の活性化にも役立っていたと思います。で、夜間の睡眠も深くなりましたよ。夜間、寝るためには日中に適度に疲れるということが必要なのですよ。脳を活性化した方がリハビリ効果は高いですが、脳卒中感覚麻痺では特に筋トレ厳禁ですよ。筋緊張亢進→痙縮→拘縮への進みが早いですからね。適切適度な動作ということもあれば、さらによいと思います。適度に体を起こすというのはすべての病気で使えると考えていますけどね。あくまでも、「適度に」ね。

2016年10月10日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No216   人間の遺伝子の保証期間は50年ぐらいかな。   脳の再生医療が伸展してもどうしようもないのが拘縮かな。   薬漬けにならないようにしよう。   皆さん、発症直後に身体状況をどの程度受け入れることができましたか。   斉藤学氏が書いた『「家族」というなの孤独』という本を購入して読み始めました。   脳卒中リハビリにおいてもステレオタイプが蔓延していると感じて、より正しい現実認識を求めてがこのブログの論調になっていったのかな。   10月6日にyahooニュースで『永遠の命は「かなわぬ夢」か、米研究』てなのを見つけました。

 10月3日(月)、人間の遺伝子の保証期間は50年ぐらいかな。初期不良もありますが、延長保証というのはないと思います。惰性で生きているのですよ。50歳以降の癌は遺伝性とはいわないとも言われています。動物ではその種が維持できる程度の子孫が残せる期間を保証対象になっているともね。ですと、人間は「人生50年」なのですよ。今の晩婚、高齢出産は遺伝子の想定外ですよね。工業製品でもあるように保証期間を過ぎたら直ぐに故障とかしますか。まともに造られていて、点検されていたら、多くはもっと長期に使えますよね。人間では感染症で死ぬことが激減したので寿命が延びたのですよ。遺伝子ではこんな感じなのですが、再生力とかは部位によりますが一生続きます。下手に遺伝子がおかしくなるとがんとかね。ですから、脳卒中で脳が損傷しますが、樹状突起等の延伸で神経細胞間のつなぎ替えが起こってきたりするのですよ。ただ、高齢になるほど延伸とかに手間取ることになるのですよ。脳での神経細胞間のつなぎ替えは能動的に適切適度なリハビリ動作する方が促進されますけどね。遺伝子の関係もあって、高齢になるほど不調部位が出てきますけど、どうしようもないのも含まれるのですよ。また、治療するとその治療法での副作用というものありますからね。医薬品の多剤状態は特に問題だと思います。2剤だけでも、処方箋プリンターと論争して1剤にしました。医薬品でインスリン等を除いて人体由来でない有機化合物であったり、無機物質であったりなので、量が増えるほど副作用が出やすくなるし、長期になるほど副作用が出やすくなりますよ。多剤になるほど想像もつかないような副作用が出てくる可能性が高くなりますよ。
 10月4日(火)、脳の再生医療が伸展してもどうしようもないのが拘縮かな。まだ、痙縮の方は筋肉が問題のほとんどですのでボトックス療法とかで緩めることができれば、再生医療での回復の初期状態でも四肢を何とか動作させたりできるようになるのではとね。痙縮になっていない人と同程度の可能性があると思います。拘縮になると症状によるのですが、関節も固着とかになっていっているやいきつつある状態ですよね。完全に脳の支配下の問題ではなくなってきていると考えられるのです。脳での再生医療での成果は脳の支配下の部位に成果が現れるのですよ。脳卒中とかではなくても体の状況によっては拘縮は起こりうるのですよ。本当は痙縮もかな。ただ、脳卒中では脳からのコントロールができなくなるので、より痙縮や拘縮になりやすくなるのですよ。私の右手薬指で皮膚の問題による拘縮になりかけたことがありました。そのときは第一関節付近の治りつつある皮膚をもう一度ブッチンと裂いて傷口を広でて皮膚の再生をやり直させました。関節を曲げることのできる皮膚のゆとりを持たせるようにね。脳の再生医療もロボットリハビリも四肢については健常者並みの関節可動域が確保されている方がよいですよね。脳の再生医療では「楽な力での関節可動域」という方が成果を実感しやすいと考えています。関節可動域があれば、ロボットですとロボットの力任せで動作させることも可能ですよね。関節可動域がない状態でのロボットですと、悲惨ですよ。だから、四肢においては「楽な力での関節可動域確保動作」というのが大切なのですよ。拘縮の部位では脳は関係なくなってしまっていますよね。だから、再生医療も無関係ですよ。
 10月5日(水)、薬漬けにならないようにしよう。で。副作用に対して休薬、もしくは医薬品変更、もしくは減薬ではなく、追加での薬漬けが増えているのかな。先週も投稿したように医薬品は副作用がでる危険性を常に持っています。副作用があるから、治験等で効果とのバランスを調べているのですよ。それと、人間の遺伝子はどこかがほんの少しだけど皆違うのですよ。同じなら皆同じ顔をしていたりとかだよ。で、医薬品に対する感受性が異なるのです。「なんで副作用なんてでるのだ」と残念な方の副作用の時もあれば、迷惑至極な副作用の場合もね。この時も服用中の医薬品の数が少ないほど対処が楽ですよ。でもね、難病とかですと、適応医薬品の種類が少ないか1つだけとかですと止めるにやめれないですね。日本の医師は「薬の足し算」は好きですが、「薬の引き算」は苦手みたいです。同時服用が6種類とか5種類以上になると添付文書等でも想定外のことが出てくる確率が高くなるというのです。私は今は1種類ですが、ゼロにしようともくろんでいます。降圧薬の減薬だけでも頻尿みたいな症状が緩和されましたよ。「頻尿的」なのは視床出血後の脳での神経細胞間のつなぎ替えによる回復途上の「頻尿的感じ」というのが含まれていると考えています。大便の方もベッドで寝始めると催すのですが出ません。神経的なものね。こんなので医師に言うと薬を盛られるだけなので話はしていません。「頻尿」の治療薬には膀胱の筋肉(平滑筋)を緩める薬があるのですが、降圧薬も血管の平滑筋を緩めて血管を拡張して血圧を下げるのですよ。それより、ある種の降圧薬は骨盤底筋(括約筋で横紋筋)にも作用している感じなのです。そのうち、調べ上げてみたいと思っています。
 10月6日(木)、この頃投稿ネタに困っています。同じことを繰り返してもよいのですが、最近はこの傾向が少しでていますね。ところで、皆さん、発症直後に身体状況をどの程度受け入れることができましたか。その後のリハビリで状況の変化に対してどう思われたのでしょうか。私は発症時に片麻痺を確認できたときに「リハビリで復活するぞ」で、落ち込んでなんていないです。脳の問題であって、四肢等の問題ではないからです。ただ、脳の回復するまでは四肢等をできる限りよい状態に保とうと思いました。それが「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」という方針ね。救急病院でのリハビリが始まって「楽な力での関節可動域確保動作」ね。PTで立ち上がれたのですが、皆さん、階段を登るとき片足でしょ。片足で平行棒とかを補助に立ち上がれましたよ。足を棒状にしたら、体重を支えることができますよね。ただ、何時までも棒状というのは後々重大な問題を生じますのでリハビリ初期だけね。骨に体重を乗せるということですよ。何とかなるものですよ。上肢は「楽な力での関節可動域確保動作」につきますね。関節可動域があれば何とかなりますよ。ロボットリハビリも脳の再生医療もね。いつ頃脳が回復するのかなんて考えずにリハビリをしていたら、脳の暫定復旧のおかげか、指が動く、手首も動く、肘も曲げ伸ばしができる、肩より上にも腕が上げられるとか、下肢でも股関節・膝関節・足首関節を作動させることができていたらですよ。早かったですよ、健常者風歩行のリハビリ開始がね。関節が動かせての歩行だものね。手も関節が動かせてだものね。で、「早く使えるように」なんて焦っていないのにごぼう抜きみたいな回復の早さだったようです。焦っても無駄ですよ。よくない一例が「感覚麻痺での筋トレ」かもね。
 10月7日(金)、斉藤学氏が書いた『「家族」というなの孤独』という本を購入して読み始めました。ケーススタディー的にも書かれているといつも感じています。いくつかの事例からの論点に無理がないように一般化されているという感じね。本当に健全で円満な家庭ってほとんどないのかなともね。以前読んだ「虐待と依存」のなかで事例として、勉強に励んでいる息子に夜食のラーメンを持っていって「頑張ってね」と声をかけたところ、ラーメンが飛んできて「これ以上どう頑張ればよいのだ」というようなことがあってから家庭内暴力が始まったと。斉藤氏によるとこの母親の希望の押しつけに答えようとして努力したが限界に達して暴力にとね。見えない虐待の一つだと。子供は親の希望に応えようと努力をするのですが、限界を超えると家庭内暴力や引きこもりなどいろいろなタイプの行動を起こすとね。アル中の親とかDV親とかですと、別のタイプの問題になるということですよね。高学歴でもアル中とかあるのにステレオタイプ的に考えている場合は「アル中は貧乏人」というのもあるかな。「登校拒否」ではステレオタイプ的に「甘えているから」という理由で無理矢理登校させようとした時代がありましたよね。いじめによる登校拒否もありますが、乳幼児期に甘えることができなかったことによる登校拒否もあるというのです。家庭内の問題でね。機能不全家族の一パターンですとね。先ほどの家庭内暴力になった子も幼児返りした甘えの行動がみられたとね。内に問題を秘めたまま大人になると中高年でも家庭内暴力とかもあるというのです。斉藤学著「虐待と依存」という本を送料257円、本代1円の古本を注文しました。
 10月8日(土)、昨日投稿のようにステレオタイプ(思い込みとかね)が理解を妨げている「家族」ですよね。そして、脳卒中リハビリにおいてもステレオタイプが蔓延していると感じて、より正しい現実認識を求めてがこのブログの論調になっていったのかな。例えば、「筋力」でも、脳卒中になると麻痺側ではゼロになったりしますよね。どうも、セラピストの相当数も健常者の筋力低下と同じように考えているみたいだいうことが投稿を読んでいて感じたのでした。「脳の命令力」や「神経筋接合部での筋繊維動員力」とかの概念が抜けているような感じをね。寝込んだときの初期のふらつきは「運動神経一本あたりの筋繊維動員力の減少」といわれています。だから、簡単に回復するのですよ。それと、前庭器官の問題ね。長期にわたると筋肉量は徐々に減少しますが、脳卒中と違って筋トレができますよね。ところが脳卒中では運動神経か感覚神経系か、もしくは両方がダメージを受けているので健常者みたいな筋トレはできないのにね。「動作はまず筋力」という思い込みね。これは関節可動域があっての話なのにね。こっちの方は普通のセラピストさんは心得ているみたいです。患者にはいろいろの症状の違いがあるのに「隣のベッドの方が筋トレしているから・・」的な思い込みでのリハビリとかね。ブログ村脳卒中カテゴリーでの四肢の筋トレの方の投稿が減少している感じがするのです。私の論調に生物学的、医学的な根拠を添えて討論を求めるような投稿がほしいですけどね。コメントやリンクなどは止めてね。
 10月9日(日)、10月6日にyahooニュースで『永遠の命は「かなわぬ夢」か、米研究』てなのを見つけました。yahooはいつまで読めるようにしてくれるのかな。どうも、120歳前後ぐらいまでみたいかなともね。永遠の命は「原核生物」では可能なのですが、「真核生物」の人間では細胞分裂の時にDNAが少し短くなるので、そのうちに分裂できなくなるのですよ。特定の何種類かの細胞は細胞分裂をしてもDNAが短くならないのですが。特定の何種類かだけね。癌細胞も細胞分裂でDNAが短くならないので、派手な増殖ができるのです。高齢になるほど再生力等が衰えたりする要因の一つかなもね。で、不調が出てくることになるのですよ。ですから、私は「延命治療不要」と希望しています。救命治療とはちとずれていると思っています。ところで、この割には健常状態ですと、結構高齢になっても筋トレは有効みたいです。ただ、若年時もですが、それなりの手順と守るべき強度等があるのですよ。脳卒中後も適切適度なリハビリをしていたら、筋トレなしでも「筋力」は戻ってきましたよ。というてもまだ元通りにはなっていないですがね。高齢になるほど、時間が必要になるのですが、120歳ぐらいまでみたいなので普通(ボチボチの程度の脳卒中ね)は十分な時間があるとあるのではともね。急ぎすぎて拘縮とかにしてしまうよりよいと思います。廃用症候群の方は論外だよ。

2016年10月3日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No215   徐々に進んだ自動運転車が開発されていますね。   脳卒中発症直後の方へ。脳卒中で脳にダメージが起こるのでその部位が司っていた機能が障害を受けるのは当然ですが、あくまでも脳だけですよ。   ある方が「障がい者が収入を得るには」というのを投稿されていたので私のことをぼやかして報告します。   「機能不全家族」ですが、そこら中にあるように思うのです。本当の円満な家族はどのぐらいあるのでしょうか。   医薬品の長期連用にも注意しましょう。あの有名になった薬害の「スモン病」はキノホルムという医薬品の長期連用が原因でした。   脳での再生医療等が伸展しても痙縮や拘縮では治らないかもね。   脳の損傷部位と適切適度なリハビリの関係。

 9月26日(月)、徐々に進んだ自動運転車が開発されていますね。動力系は近年はそう進歩していないかもね。進歩が著しいのは感覚器官や感覚神経と大脳中枢にあたる制御系ですよ。戦闘機の分野でも感覚にあたるレーダー等の進歩が著しいとか。また、その情報の処理能力も向上しているというのです。自動車の場合は人間の感覚器と情報処理能力に近づいてきたということかな。人間と違って油断とかはないと思いますが、故障はありますが。感覚器官ですが、人間のは結構高性能なのです。脳の情報処理もね。それに近づけたのはセンサーの小型軽量化やカメラも小型軽量にね。映像からの情報処理能力向上も関係しているのですよ。ところで、我々脳卒中患者は感覚器官からの情報が処理できなくなったり、情報処理能力を失ってしまったということですよ。工業製品のセンサーでも価格等による差で性能に違いがありますね。人間も遺伝子やその後の鍛錬の違いによる感覚の違いがありますよね。「匠の技」は感覚の高度化によるのですよ。工業製品のセンサーでは未だに達し得ない精度に到達されている匠の方もおられますよね。自動運転車はセンサーや制御機器が安価で高性能になってきたことで実用化されつつあるのですが、人間の方がまだ上ですよね。ただ、不注意というのが起こったりしますけどね。視床出血の私は、センサー、感覚器官からの情報が大脳に届かなくなってしまう脳出血でした。ですから、四肢等を含めて左半身で自動制御ができなったのでした。自動制御ができなくなるとともに大脳は動作系への命令を停止してしまったわけですよ。運動神経系での障害は自動車でいうとアクセルが使えなくなったとかかな。今の普通の自動車は感覚系はすべて人間が頼りです。この感覚系をセンサーや制御機器に任せられるようになってきつあるのが現代かな。
 9月27日(火)、脳卒中発症直後の方へ。脳卒中で脳にダメージが起こるのでその部位が司っていた機能が障害を受けるのは当然ですが、あくまでも脳だけですよ。普通は脳以外の部分は無傷です。脳卒中で「困る」とか「困った」といっている中に事後の不適切なリハビリ等で生じていることが多いのですよ。筋力は「脳の命令力×筋肉の質×筋肉量」で表現できますよね。かけ算なのでどれかがゼロのなるとトータルでゼロです。脳の命令力が脳卒中でゼロになったのですよ。だから、四肢の分量とかが全く変化がないのに筋力ゼロにね。ですから、脳の回復に応じて筋力が発揮されるようにはなります。あるいは感じられるようになるといってよいかもね。でも、感覚麻痺では運動神経系興奮ニューロンの興奮をなだめることが難しいです。経験中ね。どうしてかというと、筋肉が動作目的を達成しているかどうかはその部位の筋肉感覚と皮膚感覚によって得られるからですよ。未だに筋肉の具合がわかないことが多いです。これは運動神経ではなく感覚神経の領分ですよ。それで運動神経系興奮ニューロンが興奮したままになって(筋緊張亢進や痙縮や拘縮ね)お困りの方が大勢ね。こうならないようにするのが四肢のリハビリでの基本ですよ。その一つが「楽な力での他動による関節可動域確保動作」で、次が「楽な力での関節可動域確保動作」かな。楽な力で関節が楽に動かせる状態を保つことができる程度のリハビリ動作は否定しませんが、筋緊張亢進とか痙縮にしないようにね。多くの場合、「楽な力での関節可動域確保動作」をしている方が早く回復しますよ。慎重に様子を見ながらね。私は初期症状は視床出血で意識不明の時もあり(死の危険もあり程度)で、左半身完全麻痺程度で主治医のお告げは「一生車椅子」などでしたよ。健常側をうまく使えば、完全麻痺なのに早期に(2ヶ月ぐらいかな)健常者風歩行のリハビリをしてもらったりね。
 9月28日(水)、ある方が「障がい者が収入を得るには」というのを投稿されていたので私のことをぼやかして報告します。私の方は退職することになっていた50日前の脳出血でした。円満退職ね。一応、障害年金に届かないところまで回復してしまったので普通の年金というのがあります。ところが、病気後、株投資の度胸がなくなってしまったのです。訪問リハビリ時とかで「株投資の度胸回復のリハビリ」はとか聞いても「ない」でおわり。今年でも富士フイルムが7月の決算で減益になって下落したときに購入したらと思っただけでした。上がりましたよ。儲けなしね。日本写真印刷が1600円ぐらいに下がったときも「購入したら」と思っただけね。今は2400円前後ね。当然、指をくわえているだけね。ロームが3900円になったとき、同様なことで傍観ね。三菱UFJと野村とみずほで少し稼がせていただきましたが、配当と合わせて年3~4%程度にしかならないです。相場をみていたら、これ上がるよというのが見込めても度胸がなくなってしまったということです。ある基本方針と超長期保有の覚悟があれば、株では滅多に最終的な損はでないと思います。ポケモンゴーの時の任天堂を遅れて買い注文出すようなドジをされた方は損をされていますよね。我々は待ち構えて売買するしかないと思います。マクド(優待目当て)を4000円付近の時に売っておけばよかった、グスン。しばらくしたら、3000円に下がったものね。金積立を始めて判ったことに「ドルコスト平均法」の凄さね。ただ、超長期で考えることね。前にも投稿したようにギャルに株投資とかを薦めています。ギャルなら超長期で投資ができますからね。超長期ですと少額分散投資が無理なくできると思います。少額で儲けが少なくてもじっくりね。少額ですと下がった場合に買い足しで購入平均金額を下げる効果も大きいしね。某電気関連銘柄を売りました。理由は優待の内容変更で魅力なしにね。もっとも、売買益がある株価だったのでということです。もし含み損の状態ですと、「塩漬け」という漬け物にしますよ。
 9月29日(木)、「機能不全家族」ですが、そこら中にあるように思うのです。本当の円満な家族はどのぐらいあるのでしょうか。円満であるように取り繕っているのが目についたり、家族とはというのが判っていないことによって思い込んでいるだけだったりね。私も含めて世間は狭いのですよね。自慢げに親子、兄弟間で殴り合っているなんて言っているのもいました。怖くなりましたよ。機能不全家族の一典型ですからね。家族関係が機能していないと人格形成で問題が生じることが多いというのです。例えば、アル中ね。酒の飲めないアル中はなにかに熱中するというのです。仕事中毒やギャンブル中毒や買い物中毒、薬物中毒等々ね。自身の人格を維持するのに「自己に陶酔」する必要が出てくるとかね。ところが、子育てになると、自身がされてきたような子育てになって仕舞う場合が多いとか。虐待も連鎖しやすいのです。本人は「虐待したくない」と思いながら・・ね。「愛する」というのは「愛された」という経験がある方がよりよい「愛する」ということができると思います。現代はアメリカの金の亡者やその影響を受けた亡者のお陰で「子供を愛する」という余裕が失われていたいると考えられるので、今後は人口比にして今まで以上に人格障害の方が増えるのではと思うのです。以前に「平気で他の人傷つける人々」という本だったと思いますが、読んでみたら、「平気で親とかに心を傷つけられた人々」でしたよ。この中にホリエモンも取り上げられていましたから、偏差値による上位下位とかはないのです。高級官僚の中年での家庭内暴力とかもね。高級官僚だから、エリートビジネスマンなども含まれるわけですよ。本当の意味で円満な家庭で過ごしたというのが次世代に禍根を残さない可能性が非常に高いということかな。機能不全家族というのはいろいろなタイプがありますよ。本当に適切な書物等で調べてみてね。私は「斉藤学著」や「斉藤学編」とかの本をお勧めします。
 9月30日(金)、医薬品の長期連用にも注意しましょう。あの有名になった薬害の「スモン病」はキノホルムという医薬品の長期連用が原因でした。さらに被害拡大は長期連用増量だったですよね。以前からよく使われていた医薬品なので副作用とは当時の医師は思わなかったみたいです。「長期連用」の怖さを象徴するような薬害だと思います。「1年とか連用しているから大丈夫ですよ」とかいう医師は藪ですよ。厚生労働省のサイトにある「重篤副作用臓器別対策マニュアル」に「投与開始後900日」というのを見つけています。錠剤で最小分量での服用でも長期になると、治験では判らなかった副作用が出てくることがあるのですよ。私は「アムロジピンベシル酸」の降圧薬を3年ほど(1000日かもね)の服用で「尿潜血」(添付文書記載)を確認しましたよ。少し前から服用を中止したら、放尿時の泡立ちが悪くなってきたのです。泡立ちがよいというのはタンパクなどが混じっているということね。血が混じっているということね。アムロジピンベシル酸が特に危険というわけではないですが、人によっては副作用があるということね。化学構造の違うマニジピン塩酸塩という医薬品はアムロジピンベシル酸と同系統のカルシウムイオンキャネルに作用してカルシウムイオンの細胞内への流入を押さえる医薬品です。狭心症のリスクが非常に低いのでしたら変更してもよいわけですよ。化学構造は異なっています。危険ドラッグで有名になった派生誘導体以上に異なりますしね。でもね、違うタイプの副作用がでるかも判らないですがね。時々、変更するというので長期連用の一つのパターンは断ち切れるわけですよ。血管以外の細胞のカルシウムイオンチャネル(すべての細胞が持っている)がダメージを受けるかというのは連続になるかもね。例えば、睡眠薬ですと、脳が睡眠薬みたいなのが血液中にあるということを要求するようなタイプ(依存性や耐性など)の副作用とか、睡眠時には骨格筋が緩みますよね。筋弛緩作用があるというのです。連用による覚醒時にも筋弛緩作用が継続してしまうようになってしまうとかね。インスリンは副作用はないです。皆、体内の膵臓ランゲルハンス島で造っていますが、造れなくなったりした人が体外から同じものを補給しているだけですからね。量で間違うと低血糖になったり、昏睡や死に至ることもね。
 10月1日(土)、脳での再生医療等が伸展しても痙縮や拘縮では治らないかもね。特に拘縮は関節が錆び付いてきているのかな。人工関節の考える必要があるのではね。痙縮でのボトックスは運動神経終末に作用して、その隙に筋肉を緩めようという療法ですね。ですから、ボトックス療法で十分に効果があったら、脳での最新医療の適応になるのかな。本当に脳卒中だけでしたら、四肢等で筋肉柔軟、関節可動域確保できていたら、脳での細胞注入とかの再生医療等の対象になると考えています。だから、「楽な力での関節可動域確保動作」が目安になると思うのです。臓器移植以外では工業製品みたいに一気に不良部位を交換みたいな治療ができないのが人間なのですよね。脳での治療が成功したとしても徐々に運動神経系統が活動できるようになったり、感覚神経系統が活動できるようになっていくはずですからね。当初から「動かせない」という感覚情報が脳に送られてしまうと人間の脳は諦めてしまう可能性があると思うのです。脳の活性化には「上半身直立」的生活も有効ね。ガム噛み噛みも有効ですよね。歩行もですが、ダブルタスク的歩行の方が有効ですよね。手で作業をするというの有効ですよね。四肢を使っているというのが脳の再生医療等でも役立つはずですよ。場合によっては「他動」でもね。だから、痙縮とかにしないようにしましょうね。痙縮の方はボトックス等で緩めておきましょうよね。ロボットリハビリでも痙縮等は対象外だよ。
 10月2日(日)、脳の損傷部位と適切適度なリハビリの関係。高次脳機能障害もリハビリをおこなうというか、適切適度な取り組みがありますよね。嚥下障害で普通食での特訓をしたらどうなりますか。発症後の入院時より、今の方が嚥下が恐怖なのです。入院時には咳き込んだ記憶がないのですが、今は時々ね。失語症のリハビリもタイプによって違いますよね。四肢についても脳の発症部位によって異なるはずですよね。でもね、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」は共通していますよね。四肢の動作の基本だものね。このことは脳の損傷以外の原因の時にも必要なことですよ。そして、末梢性運動神経系の障害の場合には「筋萎縮」の危険性が出てきます。どうも、脊髄という中枢がぼちぼち刺激を出しているようなのです。例えば、脊髄反射とかね。末梢性についてはこのくらいにして、脳でのお話にします。脳でも大脳・間脳・中脳・小脳・延髄・橋とかの部位にわけて考えることができます。私はこの中の間脳にある視床ね。感覚神経の集合場所であり、大脳へと繋がっていますので体性感覚がほぼ全滅ね。何が起こるかというと皮膚感覚だけではなく、筋肉感覚も大脳に伝えられなくなったということです。で、運動神経系の抑制ニューロンを作動させることができなきなって仕舞ったという感じです。ですから、簡単に痙縮的に筋肉がなりますよ。大脳の感覚中枢に障害を受けた方も、その傷害された部位が担当する感覚がわからなくなったはずですよね。その部位にかかわる筋収縮状態とかの感覚情報がわからなくなったはずですよ。で、動作ができても、ぎこちないし、緊張度が直ぐに上がったのではとね。これも障害の程度によりますが。小脳梗塞などでは動作がぎこちなくなったりしますが、緊張度は私らよりはマシかもね。視床等とダブルですと、単発よりきついですよね。運動中枢関係ですと、「動かせない」ですよね。ただ、末梢運動神経は無傷ですよ。中枢での回復を待つほかないかもね。で、これも「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で地道に川平法かな。運動中枢と感覚中枢ダブルも「固めない」と川平法を地道にかもね。どうころんでも、四肢では痙縮→拘縮、筋萎縮とかにはならないようにするリハビリをということですよ。脳卒中での回復には脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こった後に回復ということになりますよ。それまでは地道に辛抱して適切適度なリハビリをね。