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2015年12月28日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No176   先発薬とジェネリック医薬品の違いについて。   不適切リハビリでも回復される方がおられるのと不適切な勉強法でも学力が向上する子供がいるのとか、不適切なことをしても何とかなる場合がありますよね。   脳卒中感覚麻痺の四肢での後遺症で困っておられる方は大抵「筋肉が硬直していっていて思うように動かせない」や「筋力がでない」や「関節可動域がなくなってきて困る」などですよね。   脳卒中四肢のリハビリで必要なこと。   脳卒中からの回復に時間が必要な理由。   脳卒中感覚麻痺での四肢の動き等で困ることはどのようなのがどの程度続くのでしょうか。

 12月21日(月)、先発薬とジェネリック医薬品の違いについて。ジェネリック医薬品に不安を投稿されている方がおられたのでね。医薬品の物質特許と製法特許の違いによるというのを聞いたことがあるのです。医薬品は何種類かの物資と混合されてつくられているのがほとんどのようです。添付文集参照してね。この混ぜあわせの物質が問題になることがあるのですよ。特にアレルギー関係かな。では、どうして、医薬品の物質のみでの販売がないのか。1mgなんてどのぐらいの量か解りますか。10mgでも鼻息で飛んでいってしまうと思います。見かけの量を増やして服用しやすくしているのだと思います。この理由でないのなら医薬品の物質だけで販売されるはずだよ。市販の医薬品でもよく説明を読んでみてください。適切量にしやすいように風袋を増やしていますよね。ですから、この重量増の物質で副作用が出ることもあるのでジェネリックも治験を経ていますよね。治験済みなので添付文書に先発医薬品と同じように注意書きがありますよ。医師でジェネリック医薬品をびびるのは添付文書を読みこなせなくて、作用副作用がよくわかっていないからではとね。
 12月22日(火)、不適切リハビリでも回復される方がおられるのと不適切な勉強法でも学力が向上する子供がいるのとか、不適切なことをしても何とかなる場合がありますよね。ところが、不適切で一発で沈没の方もね。一発といっても数ヶ月かな。どうして、このようなことが起こるのでしょうか。一番大きいのは症状の違いかな。軽症ほど無茶苦茶ができますよ。脳卒中というても症状にいろいろあるのですよ。四肢のリハビリの場合、関節可動域に問題を起こさない程度の軽症から、直ぐに痙縮状態になって仕舞うような程度の症状も、そして、もっと重症もね。重症になるほど適切適度なリハビリ動作というのが最低条件になりますよね。学力でも高能力者は好き勝手な学習法でもなんとかなりますが、庶民は発達段階に応じた適切適度な学習法が必要になります。今の学校教育は一斉授業方式ですから、合わない子供が出てくるのですよ。ところが、リハビリは個別ですよね。その人にあったリハビリね。そこで「焦り」が出てくると弊害がね。適切適度がどの程度かはしっかりと調べる必要があるのですよ。学習でも遅れているような子供にはより適切適度になるようにね。リハビリもこの方が最終的には早くなりますよ。無茶苦茶の方は後々困られているようですね。学習で本当の天才は後々困ることはないというのがリハビリとの違いかな。
 12月23日(水)、脳卒中感覚麻痺の四肢での後遺症で困っておられる方は大抵「筋肉が硬直していっていて思うように動かせない」や「筋力がでない」や「関節可動域がなくなってきて困る」などですよね。理由と対策ね。「筋肉が硬直していっていて思うように動かせない」ですが、感覚麻痺では皮膚感覚や筋肉感覚の情報が脳に届かないので中枢が運動神経系の抑制ニューロンを活性化できないので運動神経が興奮状態のままになりやすく筋肉も収縮した状態のままになりやすくなるし、実際なりましたよ。対策は過度に動作させないということとマッサージ等で解しまくるぐらいかな。筋肉が柔軟のままになるように発症当初から取り組むと楽ですよ。骨格筋が柔軟ですと動作が楽ですよ。「筋力がでない」ですが、前述の硬直は伸筋も屈筋も同時に起こりますよ。腕でも足でも伸ばす方の筋肉と曲げる方の筋肉が同時に収縮状態で硬直して力比べをしてしまうと、綱引きの勝負付かず状態ですよ。綱引きでは両方とも力一杯ですよね、その状態とよく似ているのですよ。筋肉が硬直していないで柔軟であったら、楽に筋肉を伸ばすことができるので屈筋か伸筋の力を入れた方が楽に勝ちますよ。これも筋肉が柔軟であるということね。関節が錆び付いて動かせなくなるのは前述のような状況を続けていることですよね。または「諦めの境地の廃用症候群」ね。動かさないということね。対策は「他動による可動域確保動作」ですよね。徐々に筋肉の状態を考えながら自力でも可ね。尖足は廃用症候群の一種ですよ。寝たままですとつま先が下がるというぐらい足首関節は動いていたのですが、下げた状態のままにしていたから、関節が廃用症候群で錆び付いたのですよ。ボトックス療法はリハビリ失敗者用の救いの療法ですよ。私は左半身完全麻痺にもなりましたが、ボトックス療法のよい方の対象外です。悪い方の対象外は拘縮ね。人体についての「正しい知識」と「どのようにしたから困っているのか」を調べてね。私みたいに「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で発症当初からリハビリをしていたら、動作の不便さとかはまだまだありますが脳卒中後遺症には悩まないですよ。完全復活が見えてきますものね。いかに早期から適切適度なリハビリに取り組むかですよ。医師の責任逃れは許されないですよ。いかに患者に正しく理解させることができるかですよ。脳卒中だけの場合は適切適度なリハビリをおこなえば、そのうち必ず回復しますよ。いつ頃になるかは神様に聞いてね。
 12月24日(木)、脳卒中四肢のリハビリで必要なこと。それは「関節可動域が健常者並みにある」ということですよ。関節の可動域が狭くなってきた方やなくなってきた方は足の関節に起因するふらつきもなくなってきますが、歩行が困難になっていったり、躓くと即転倒とかですよね。上肢ですと何もできなくなっていきますね。脳卒中直後は脳からの指令がないということで動作ができないだけですよ。関節可動域はあるのですよ。勘違いしないでくださいね。筋力も脳からの指令がないために出ないだけですよ。筋肉に近い部分の運動神経を電気刺激すると収縮しますよ。ロボットリハビリでこんなのがありますよね。ある方は可動域に気にかけてリハビリされていたようですが不十分のようで「このままではよくならない」とボトックス療法を検討されるというのです。関節可動域は関節の状況と筋肉の状況の両方が良好なときに大きくなります。どちらか一方でも問題があると範囲が狭くなったり、なくなったりしますよ。筋肉が柔軟であると他動で可動域の確認ができますね。ボトックス療法対象者は自力も他力でも筋肉に問題があるからですよ。ですから、発症直後から完全回復まで「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」でリハビリを続ける必要があるのです。完全回復のためには脳での修復が終了ということが必要ですよ。脳での修復には数年から数十年は必要と思っています。皆さん、急ぎすぎではとね。
 12月25日(金)、脳卒中からの回復に時間が必要な理由。胎児の時のような脳での神経細胞の配線構築と乳幼児での調整のための配線のつなぎ替えとかと同様なことが再生力が弱くなってきている高齢で必要だからですよ。脳卒中でのいろいろな症状はすべて脳での神経細胞損傷で起こります。ですから、回復には脳での神経細胞間のつなぎ替え等が必要なのです。胎児での配線構築と同様なつなぎ替えにはそれぞれの障害で問題が出てきた部位を「使い続ける」ということを脳に教える必要があると考えますが、適切適度な方法でね。そして、脳での修復具合がリハビリの進捗を左右します。拘縮などにしてしまうと後はその部位は脳も含めて廃用症候群かな。樹状突起を伸ばして新しい繋がりをつくるわけですが、樹状突起伸長は当然、胎児期や乳幼児期より遅いですよ。これで時間が必要ね。接続を間違えると繋ぎ直しね。漸くそれなりの接続ができたら、その系統でのバランスを取るための調整が必要ですよね。乳幼児期にいろいろな動作などにどれほど時間が必要だったか。高齢になるほど手間暇が掛かりますよ。感覚麻痺の場合、四肢はともかく動かせるようになる場合が多いですが、感覚情報がないので簡単に筋緊張亢進→痙縮→拘縮とたどりやすいですよ。理由は以前の投稿を探して読んでね。脳の損傷部位の大きさとかで回復の度合いが違うでしょ、隠れ脳梗塞なんてのもありますよ。小さいと後遺症が表面化しないのですよ。これも脳での修復が直ぐにできた場合ね。ただ、隠れ梗塞も度重なると修復に時間が掛かり、障害が表面化します。損傷部位が大きくなるほど、後遺症も酷くなり、回復に時間が必要になり、脳卒中で死ぬこともね。脳の修復ができるまで、四肢等では「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ね。
 12月26日(土)、脳卒中感覚麻痺での四肢の動き等で困ることはどのようなのがどの程度続くのでしょうか。発症当初はグニャグニャだよ。これは脳からの命令がないからですよ。その後、どのようなリハビリをしていたかで「動かせない」でも予後が大きく変わっていますよね。当然、期間もね。筋緊張状態程度ですと、結構短期間で済みそうですが痙縮になるとボトックス療法で効果が出たら動かしやすくなるようですね。でも、ボトックス療法は相当長期にわたるようです。拘縮になって仕舞うと諦めてかな。筋肉柔軟ですと、最悪でもロボットリハビリで何とかなる様になってきていますよ。大抵は意外に早くボチボチの動作ができると思います。廃用症候群にしてしまった方はセラピストさんと相談してね。適切適度でないリハビリにのめり込まないようにね。私は完全に左半身が麻痺しましたが、関節可動域があったので歯ブラシは健常側の手で麻痺手に持たせるということがリハビリ病院でできるようにね。手の可動域も確保できたのでタオル絞りもできるようにね。でもね、当初は気休め程度でしたが今は相当きつく絞れますよ。歩行も可動域が確保されていたのでリハビリ病院入院中に健常者風歩行になりましたよ。可動域があるので床からの立ち上がりとかも指導してもらえました。いろいろな動作への指導は筋力より可動域の有無だよ。車の乗り降りも健常時よりも不便ですが、前席、後部席とも単独でできています。これも可動域の問題ね。
 12月27日(日)、脳卒中リハビリへの適切な前向きな取り組みをさせるのは医師の責任ではと考えています。病院でのリハビリも訪問リハビリ等もすべて医師の指示が必要ということからもね。これは「怖くて聞けないこと」に繋がっていく可能性を減らすためにもね。ある方のその後のリハビリ状況ですが、怖くて聞けないのです。「動きのコツ」さんにいかれている方は熱心にリハビリに取り組んで、思わしくなくなって「動きのコツ」さんに救いを求めて駆け込んでいると思います。普通の方は脳卒中の病態に理解が及ばずに麻痺にのみに近い感じで、まずは「諦め」、次に「動かせそう」とか、その次に「動かせる」となるとしゃかりきにリハビリに取り組むようです。病態から説明できるのは医師しかいないのですよ。そして、過不足ないようにリハビリに取り組めるように説明できるのも病態を解っている医師ですよね。セラピストさんは現れている症状からより良いようにとリハビリに取り組んでくれますが、脳での状況等については本来は医師の責任ね。ところが、医師の現場知らずという感じを受けています。リハビリ病院の医師もね。基本的には「追跡」が悪すぎて、症状とリハビリの効果の関係が医師には理解できていないのではともね。このような状況で説明される患者が適切適度な前向きなリハビリに取り組むことができるでしょうか。ですから、本当に解っている医師を探しましょうね。多くが藪ですよ。

2015年12月21日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No175   生活習慣などで病気にならないようにしましょうね。でも最初に一言、「絶対に病気にならない生活習慣なんてないですよ。」ね。   四肢の動作で必要な感覚とは。   健常者でも問題の多い「がむしゃら(スパルタ)リハビリ」ね。   出血や梗塞の起こる部位についてね。   先週の初め頃、使っていた歩数計が突然、お亡くなりになりました。   筋肉の収縮とかで必要なこと。

 12月14日(月)、生活習慣などで病気にならないようにしましょうね。でも最初に一言、「絶対に病気にならない生活習慣なんてないですよ。」ね。いかに病気になる確率を下げるかということですよ。病気の兆候があった場合、早期に対策を講じるだけで重大事態に至らない場合もあります。健康診断で「異常値」とかを指摘されてヘマに治療?とかをすると病気になる場合もね。コレステロールについてはここ数年の製薬会社の絡まない研究で基準値範囲が高めの方に移動しています。特に高齢者はね。血圧も精神状態と測定時および日常の姿勢とかも重要ですよ。常に血圧を正常範囲になんては不可能だと思います。だから、安静時血圧のはずね。だから、精神状態と測定時や日常の姿勢とかが重要にね。睡眠時間は6~8時間ぐらいがお勧めですよね。短めがよいという説もね。基本的には夜は寝て朝起床ね。それも、休日も含めてほぼ同じ時刻がよろしいようです。これは「体内時計」で体のリズムを調節していますのでね。この時計無視は自律神経失調とかから表に現れてきますよ。長すぎる睡眠は睡眠の質が低下しますよ。短すぎもよくないですよね。この体内時計のリズムがあるので食事もできれば毎日同じ時刻頃ね。食事も各栄養素などをバランスよくね。必須で摂取する必要のある栄養素は不足をないようにね。ところで、飽和脂肪酸とグルコースとタンパク質は生合成で互いに変換されて体内で合成されますよ。アミノ酸では8種類が必須なので12種類かな。脂肪肝の脂肪とか脂肪細胞の脂肪は生合成でも作り出されますしね。糖質を摂取しなくても死なないのはアミノ酸などからグルコースが肝臓で生合成されているからですよ。コレステロールやプリン体も生合成されていますよ。その人にとって必要な場合や病的な場合などね。高齢になるとコレステロールの需要が増えるので生合成が盛んになるのでは。筋肉維持は日常生活で横着しないで体を動かすことね。エスカレーターではなく階段利用とかね。数kmぐらいなら車ではなく歩くとかね。散歩にはアップダウンを取り入れましょうね。とかとかですが、病気になるときはなりますが、医者とクスリに殺されないようにしましょうね。体温高めは感染症になりにくいですよ。脳動静脈奇形なんて、普通は生活習慣でもなく遺伝でもなく遺伝子発現でのバラツキの問題かもね。同じ遺伝子でも発生途上でのバラツキね。
 12月15日(火)、四肢の動作で必要な感覚とは。触覚・圧覚などの皮膚感覚と筋紡錘での筋肉の伸び具合や力の入れ具合の感覚・腱ゴルジ装置での腱の伸ばされ方や力の掛かり具合の感覚などが絶対必要ですよ。皮膚感覚を回復させると物体との接触の具合とかが解るようになりますが、筋肉の使われ方は解らないですよ。こっちの方が筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚ですよ。どちらが欠けても安全な動作ができないので緊張してしまうのですよ。皮膚感覚も筋肉感覚も回復させるときの障害になるのが「視覚」かな。視覚を使うと脳は視覚情報とのセットで感覚を感じ取るのではと考えています。そうすると、常に「見ているときのみ」の動作になって仕舞うのではとね。歩行で足下を常に見続ける必要になるとかね。歩行での感覚に左右の足の感覚の相違の程度をどのように脳が理解できたかが大きな要素であると思います。斜面の横切り的歩行で足下を見ない場合などでは必要ね。健常者風歩行の集大成かな。健常者の歩行は必要な場合以外ほとんど足下を見ないですよね。人間の動作はいくつもの感覚情報を使って滑らかにおこなっているのですよ。だから、脳卒中で簡単に動作不全になるのですよ。情報の代償で動かせるようになっても単に仮復旧ですよ。動かせるだけでぎこちない限りね。脳での神経細胞間のつなぎ替えが完了して調整が終わるまで動作のぎこちなさは続きますよ。
 12月16日(水)、健常者でも問題の多い「がむしゃら(スパルタ)リハビリ」ね。多くのプロスポーツ選手が怪我などの後のリハビリ失敗で選手生命を失っていますね。また、学齢期のチームスポーツの選手とかも怪我等で脱落していっていますね。怪我等で障害を受けた部分の本来の状態までの回復に要する時間を待てないということと強度が大きすぎるということですよね。「治癒」の状態を考え違いしているのですよ。でも、脳卒中患者みたいな諦めの心境になるものは非常に少ないのではとね。指導者に馬鹿が多いのも問題かな。そうそう、12月11日の「動きのコツ」さんのブログへの投稿が「【動画】がむしゃらに”歩かない”」でしたよ。一度、覗いてみてあげてください。「頑張る」ということの意味について考えてみたいです。「ビリギャル」でもそうなのですが、その時々に応じた取り組みというのが必要なのですよ。それを無視しての取り組み、例えば感覚麻痺で筋肉が緊張しやすいときにがむしゃらに筋トレに取り組むと、筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進んでしまいますよ。緊張を取り除くということに取り組むという頑張りが必要なのに取り組まないからですよ。それで、どうにもならなくなってのボトックス療法ね。脳卒中では適切適度に動作をさせると脳での神経細胞間のつなぎ替えが促進されますよ。がむしゃらにするとその部位だけの接続が増強されて、後々の修正ができなくなるのではとね。悪い癖の付いた動作の修正ができないのと同様ね。悪筆やお箸の使い方などね。だから、適切適度で「奮闘」するということ、適切適度で「頑張る」ということが必要なのですよ。四肢では諦めると「廃用症候群」、過剰は「ボトックス療法」または「拘縮で諦めてね」かな。適切適度なリハビリ動作で奮闘しましょう。可動域をなくしてドウするの?痙縮や拘縮での筋肉を伸ばすのには外力で怪力が必要みたいですね。それだけ筋力が発揮されているのですが、生活動作には全くの役立たずね。それどころか、生活動作を妨げていますよね。問題が生じる前に「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で楽な力での関節可動域の確保を。
 12月17日(木)、関節可動域確保動作についての私の場合ね。高次脳機能障害や失語症等は他の方のをみてね。四肢の動作でお困りの方はほぼ関節可動域のなさですよね。出血を感じたときから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」というのが頭をよぎりました。後々、これが基本で追加ありね。救急病院入院中、まず、健常腕で麻痺腕を動かしたりね。筋肉の伸縮と関節の可動ね。足は自力では諦めの境地ね。でも、車椅子に座るというので、日中は股関節直角程度・膝関節直角程度・足首関節直角程度で、夜間はベッドで伸びきりという屈伸ができるようになって、諦めはどこかに飛んでいきました。実際、後で考えてみて、この車椅子生活が尖足防止、棒足防止に役立つ最初のリハビリだったかな。腕はごそごそはしていましたが,OTで「伸ばせたら掴めるよ」というアドバイスで、腕伸ばし・指伸ばし等にしばらく熱中ね。これで、屈曲腕・握々お手々の防止ができましたよ。指とかが伸ばせたら、物を掴むのが楽にできるようになりました。でも、掴めるだけだよ。足の方は車いす両足ちょこちょこ歩行なるものが加わって四肢の可動域確保がさらにできるようにね。そうすると、リハビリ病院でもOTの動作テストでハイスコアを出せるようになったし、PTでは健常者風歩行・健常者風階段昇降・斜面の昇降・小走り・ボール蹴りなども指導してもらえましたよ。これらは今もできます。巷でいわれている筋トレや闇リハはしていないですよ。あくまでも関節可動域確保が最優先でしたよ。今も最優先ね。発症後直ぐに「他動による可動域確保動作」から始めることをお勧めします。関節可動域が確保されていたら、そのうちに楽に動かせるようになりますよ。関節可動域がなくなると全く動作させることができなくなりますよ。そうすると、実用筋力はゼロ同然だよ。良く考えてみてね、関節を動かさないで動作ができるかどうかをね。
 12月18日(金)、出血や梗塞の起こる部位についてね。はっきりいって血管のあるところどこでも可能性はありますよ。梗塞は静脈では起こりにくいですけどね。出血はどの年齢でもストレスでも起こりうると思います。私はストレス性と考えられる消化管出血をやってしまいました。ほんの3リットル弱程度の出血かな。一晩がかりだったので命拾いなのですが、検査の放射線の影響と考えられる病気になって仕舞いましたけどね。その後も心当たりのない出血がありました。で、そのうち、脳でも起こりそうだと思い始めて10年ぐらいで視床で漏れたわけです。消化管出血の時の検査でちと凝固が遅いことが分かりました。これからは高齢になっていくので高コレステロールにでもして出血に備えようかな。低コレステロールは脳出血のリスク因子だしね。その人の身体状況の程度でいつでも体のどこかで出血する可能性があると思います。梗塞もエコノミー症候群で起こる場合があるように起こりうるわけだしね。血管の一部が吹っ飛んでというのもあるわけだしね。動脈解離だったかな。これらが脳や心臓で起こると被害甚大ですよね。このようなことが起こるような可能性を低下させる生活をしましょうね。過度の降圧は脳梗塞恐れですよね。低コレステロールは脳出血のリスク要因ね。今週水曜日のあるブログでの冬に脳梗塞が多い理由を読んでみて、なるほどと思いました。状況によって低血圧になりやすいのが理由というのです。冬などの寒い時期に暖房のよくない状態での入浴や飲酒後の入浴時に低血圧になって、血の巡りが悪くなっての脳梗塞ね。皆さん、低血圧の危険性をいろいろ調べて投稿しましょうね。
 12月19日(土)、先週の初め頃、使っていた歩数計が突然、お亡くなりになりました。お安いのということでタニタの振り子式の歩数計を購入しました。到着翌日、装着に失敗してカウントミス。すぐにタニタの3Dセンサー式のお安いそうな歩数計を購入しました。常に両方を持ち歩いてみたら、歩数が違うのです。ぬきつぬかれつつという感じです。振り子式は装着状況次第みたいです。振り子式の方の感度はぐずぐず歩行とかの方の時によいみたいで、トコトコとすたすた歩いているときは3Dセンサー式と同程度みたいです。カウントの違いで歩行の質が解るのではと思います。でもね、抜きつ抜かれつだったのが振り子式の方が多い場合がやたらと多いということを報告しておきます。私は一日の歩数は10000歩以上でよしとしています。百貨店の階段1~5階の昇降込みです。10000歩とかですと、リハビリ目的を通り越して運動量確保が目的になっています。歩幅も70cm以上になっていますし、訪問リハビリのセラピストさんもビックリの歩行速度も出せますよ。一昨日投稿の可動域確保リハビリの成果ですよ。
 12月20日(日)、筋肉の収縮とかで必要なこと。腕ですと上腕二頭筋が十分に収縮するためには肘が伸びている方がよいですよね。収縮のための可動域が必要ですよ。そのためには弛緩して伸びた状態になっているということですよ。楽な力で筋肉を伸ばすことができたら、その筋肉は収縮できるのですよ。筋肉は自力では伸びないのですよ。対になっている筋肉で伸ばす必要があるのですよ。筋緊張亢進や痙縮や拘縮は筋肉が収縮して凝り固まっていくことで可動域消失が起こるのですよ。筋肉が柔軟で適切に伸びている状態であるということが収縮には必要なのですよ。だから、マッサージとかで解すのですよ。マッサージなどやストレッチで解せなくなるとボトックスかな。ボトックスは運動神経の神経終末に作用して筋肉への収縮命令を出せなくして効果を出しています。それで、筋肉を緩めることができたら効果ありです。緩めるということは一時的に筋力低下を来します。ボトックスの効果は筋力低下にあるのです。それを嫌って筋トレなどすると・・ね。適切な収縮をするためには運動神経と感覚神経の両方が適切に働いていることが必須です。全自動に近い心筋でも自律神経系とかで制御されていますよね。おかしくなると、不整脈や心室細動とかね。咽の部分での脳の関与がおかしくなると声が出せなくなったり、誤嚥とかが起こったりしますよね。ですから、可動域と神経の適切な支配が必要なのですよ。我々脳卒中患者は適切な神経支配ができなくなったのですよ。脳の回復まで楽な力での関節可動域の確保をね。脳の回復は「動かせた」だけでは完全に不十分ですよ。年齢や症状によりますが、数年から数十年の期間が脳の回復には必要ですよ。

2015年12月14日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No174   今回は睡眠導入剤での思い出とその対策とリハビリへの効果についての考察ね。   感覚麻痺で感覚が回復してきたら、力を入れても左右で力の感じに違いはないのでは。   視床出血感覚麻痺での動作回復過程で感じていることね。   「手を振って歩く」ね。   足での感覚の回復なのか、歩きにくいです。感覚回復の話の投稿を時々していますので、またぞろね。   あなたは「筋力優先ですか」それとも「関節可動域優先ですか」。   先日、花子に足を踏まれたのですが、「痛~い!!!」でした。

 12月7日(月)、ネタ切れ中で他の方のブログから切っ掛けのヒントを時々もらっています。今回は睡眠導入剤での思い出とその対策とリハビリへの効果についての考察ね。初めて睡眠導入剤を服用したのは肺がん(過去の放射線による医療検査が原因と思う)で入院中にね。生涯で初めて睡眠導入剤を服用して寝たら、深夜に気がついたら「は・か」になっていました。看護師さんビックリね。よって以後服用したことはないです。で、睡眠対策ね。簡単ですよ、入院中も日中上半身を直立にね。この時間を長くするのですよ。今回の視床出血での入院では尿道の管がとれて、車椅子に座り続けることができるようになるとともに睡眠時間が長くね。さらにリハビリでさらに長くね。日中昼寝などせずに体を起こして草臥れたらよいのですよ。それと、睡眠時間のボチボチまでの短縮ね。長寝は睡眠の質を落としますよ。短すぎも問題ね。救急病院入院中のあるときから夜間トイレで起きることがなくなりました。上半身直立は意識の活性化の効果もありますよね。適度に筋肉を使うとその刺激で脳が起きるのですよ。そうすると、リハビリにも好影響が出ますよ。それとね、入院中は寝れないのなら諦めて横になっているだけでも翌日困るわけでもないですからね。昼夜の区別をつけた生活ができるようになっていたから、退院後も睡眠で困ることがなかったし、ないですよ。
 12月8日(火)、感覚麻痺で感覚が回復してきたら、力を入れても左右で力の感じに違いはないのでは。感覚の回復具合に応じてね。痙縮とかになると違いが出るのかな。発症当座は動かせるようになっても力を入れているなどという感覚はなしね。理由は感覚麻痺だから当然ですよね。もし、発症当座から力を入れているとかの感じが掴めたら、「あんた、感覚麻痺ではないですよ。」だものね。脳での神経のつなぎ替えが起こってきた後に筋肉感覚が回復して感じるようになるのですが、経験上は一気に回復していないですよ。未だに徐々にですよ。その左右での感覚の差違を考えておくと左右差なんて思わないのではとね。ただ、この回復途上では筋肉の動きが悪く感じることがありますよ。これは「大脳運動中枢→運動神経→筋肉の収縮→筋肉の感覚器官→感覚神経→大脳感覚中枢→小脳とかを含む筋力調整ループ→大脳運動中枢での筋収縮命令の出し直し→運動神経→・・・」と延々と続きます。感覚麻痺の場合は「感覚中枢→・・ループ」とかができないのですよ。うまく動作ができるわけないですよ。だから、「楽な力での可動域確保のための動作」というのが重要になると考えています。「楽な力での可動域確保のための動作」を適切におこなうことで感覚の回復が促進されると考えています。
 12月9日(水)、視床出血感覚麻痺での動作回復過程で感じていることね。救急病院でも動作は回復してきましたが、その部位の皮膚感覚や筋肉感覚とかはなしでも、動作ができた。上肢も下肢もリハビリ病院退院時でも感覚は大して回復していなかったですよ。だから、今頃、感覚の回復が盛んになってくると「歩きにくい」です。リハビリ病院退院時みたいな歩きやすさの時と歩きにくいと感じるとかが交互に繰り返される感じです。これは、リハビリ病院退院時ぐらいまでは出血で損傷を受けなかった健全部を活用して動かせていただけでした。ただ、この時期でも徐々に神経細胞のつなぎ替えが始まっていたのである程度、つなぎ替えができる度に感覚入力が以前と異なるので、そのたびに適切な接続を求めて脳が右往左往するためです。運動神経系とかは発症前のままですよね、でも感覚系が以前とは違う神経細胞やつながり方になったので狂ってしまうのですよ。だから、トータルでの調整が必要になるのですよ。高齢になるほど時間が掛かりますよ。そのときに特定パターンの動作ばかりすると手続き記憶として特定パターンだけが残ってしまいますよ。悪い癖の修正が難しいのと同様に棒足ぶん回しが治らないとかね。これで、膝関節可動域がなくなってきたら、一生治らないのではとね。つなぎ替え時での悪い動作の癖は神経回路として固定化されるのではと考えています。ですから、四肢等のリハビリにおいては「楽な力でできる健常者並みの可動域確保動作」というのが大切ですよ。ですから、常に適切適度なリハビリ動作ということになるのですよ。適切適度の範囲内の筋トレならよいかもね。大抵は過剰のようですね。それで、ボトックスに直行ね。
 12月10日(木)、「手を振って歩く」ね。視床出血で完全に左半身完全麻痺程度になったのでしたが、リハビリ病院入院中に「手を振って歩く」というのができるようになっていましたよ。「手を振って歩く」ためには健常者風歩行が上肢も下肢も必須かもね。上肢ですが、肩関節が楽な力で動かせるということが必要ですよ。肘関節は適切に伸びていることね。手首も指もね。下肢の方も股関節・膝関節・足首関節等が適切に作動することね。「楽な力で関節可動域が確保されている」ということね。ところが、感覚の戻り具合で屈曲腕とかが顔を出してきたりしますので、そのたびに修正するようにしています。最近も格好良く手を振って歩けるときと、腕が少し屈曲しかけたりするときとがあります。健常者が手を振って歩くことができるのは必要な部位での関節可動域が確保されているからですよ。力任せには歩かないですよね。どうして、脳卒中になったら力任せに歩行をしたがるのでしょうね。感覚麻痺は筋肉感覚も麻痺しているのですよ。皮膚感覚などもね。久しぶりに初期症状ね。右間脳視床出血で意識不明にもなりました。左半身完全麻痺程度ね。医師のお告げは「一生、車椅子」でした。
 12月11日(金)、足での感覚の回復なのか、歩きにくいです。感覚回復の話の投稿を時々していますので、またぞろね。筋肉の柔軟性や関節可動域に変わりがないのに歩きにくくなるというのは神経系の問題ですよね。神経系に損傷がある脳卒中での後遺症ですよ。でもね、神経細胞間のつなぎ替えが起こらなかったら生じないと考えられる歩きにくさですよ。筋肉感覚の戻りがある度のツッパリ感や腱ゴルジ装置からの感覚の部分的回復によると思う違和感などね。ですから、しばらくの間、健常者風を意識して歩いていると感覚がそれなりに戻ってきましたしね。ですから、「無理をしない」というのに心がけていますよ。楽な力での関節可動域の確保を心がけていたら、今のところ順調に健常者風を続けることができています。昨日投稿の「手を振って歩く」というのもできていますが、怪しいのが健常側の手ね。いつもは杖を持っているので、杖を持たないで歩いたときの手の振りがなにかおかしいことがよくあるのです。これは日々の適度な杖なし歩行の必要性を物語っているのではと考えられるのですが。訪問リハビリのセラピストさんは「杖を持って歩いてください。」だしね。雨の日は傘とリードで両手がふさがっています。
 12月12日(土)、あなたは「筋力優先ですか」それとも「関節可動域優先ですか」。神経筋接合部での筋繊維動員力と筋繊維収縮度調節の鍛錬と筋肉のタンパク質増強のトレーニング(筋トレ)の区別ができていますか。脳卒中の我々は神経筋接合部への命令力が出なくなっての力なしなのですよ。この命令がなくなると急速に筋繊維動員力が低下します。ところが、この筋繊維動員力は可動域確保的動作で通常状態に回復できてきているというのが私の実感です。筋トレ派の方が達成できていないような筋力発揮ができるようになったのです。普通の筋トレは筋肉のタンパク質増強を目的としています。神経筋接合部への脳の関与が正常であるとの前提ですよ。そう適切に関与できているときにのみ筋トレの効果が出るのですよ。私ら脳卒中患者は脳が適切に筋肉に関与できなくなったのですよ。でも、関節可動域の確保ための動作でも筋肉維持には役立っていたと感じています。そして、皮膚感覚や筋肉感覚の戻りに応じて筋力が発揮できるようになってきました。その点、足は凄いですね、健常者風階段昇降がリハビリ病院入院中にできるようになったものね。はっきりいって「筋トレなんかしていないよ。」で体重を持ち上げたりできたのもね。今は麻痺足での片足立ちの持続時間が伸びてきています。麻痺足に体重をしっかり乗せることができるようにね。血圧測定時を含めて、「背筋を伸ばしたリラックスした姿勢で、特に下腹部もかな。」について試されることをね。前屈みは血圧上昇の基だよ、特に下腹部も含めてね。だから、トンネル型はお勧めできません。上腕式では「巻き付けタイプ」を活用してみてください。訪問リハビリで上腕式巻き付けタイプでの血圧測定で最高が92mmHgになってました。過度の降圧で意識消失や脳梗塞の恐れがありますよ。
 12月13日(日)、先日、花子に足を踏まれたのですが、「痛~い!!!」でした。花子は体重10kg弱で四本足ね。どうして犬に足を踏まれた程度で猛烈な痛みを感じなのか。次のように考えると説明が付くのです。視床出血で感覚細胞からの情報が大脳中枢に届かなくなりました。現実に徐々に徐々に感覚が回復してきているのです。このとき、異常に高感度に感じるようになっているということね。どうして、高感度かというと、一つ目が回復したつながりがまだ少ないので感度を上げて以前と同様にしようとしていると考えられるのです。もう一つがつなぎ替えで以前より高感度なつながりになって仕舞ったということかな。どちらも今後長い年月をかけて通常に戻っていくと思っています。実際、足全体の感覚が健常側より高感度的になっています。まだまだ、普通になっていないのです。当然、筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚も同様ではとね。ですから、動かしにくくなるのですよ。ごく希に以前と同様のレベルでつなぎ替えが起こる場合もあると思いますが、ほとんどが一旦神経細胞間のつなぎ替えをした後に調整をしていますよ。四肢などでの貧乏揺すりや暴れるの原因ね。

2015年12月7日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No173   経験の範囲なんて狭いものですよ、人間は。   脳卒中は再発がなく、他の疾患等がないかボチボチでしたら、基本的には回復していきますが・・・。   主治医に降圧薬を実力行使的に減薬で処方してもらいました、低血圧性脳梗塞が怖いので。   医薬品の服用についてね。   頭皮マッサージ効果かも。   四つん這いを屋外でしてしまいました

 11月30日(月)、経験の範囲なんて狭いものですよ、人間は。だから、学習をするのですよ。だから、学習を基礎にしていろいろ調べるのですよ。だから、良質の幅広い知識が必要なのですよ、リハビリでもね。あるブログで「足を血だらけにしてリハビリに・・」に文句をつけられておられたかがあって、そうだそうだブラック企業的だと思ったのがありました。リハビリは適切適度が絶対であって過剰も不足も良くないのです。ですから、他の方にお勧めできることは限られてきます。脳卒中リハビリで四肢等の場合は「楽な力での関節可動域を確保しておく」ことぐらいですよね。皆さん、結局、関節の可動域の問題でお困りですからね。躾でも親にされたとおりしている場合が多いですし、スポーツの指導もかな。ある高校生が親や兄に殴られるのを普通と思っているような感じを受けたこともありました。教師の勉強指導の方法もね。だから、「考えることなしの暗記」がはびこるのですよ。
 12月1日(火)、脳卒中は再発がなく、他の疾患等がないかボチボチでしたら、基本的には回復していきますが・・・。条件があるのです。症状の度合いで脳の可塑性を持ってしても補いきれないということがあります。高齢になるほど、脳の可塑性の伸展の度合いが悪くなります。例えば、四肢の麻痺で感覚麻痺の場合、動かせても使い物になる前に寿命が尽きるというものです。運動神経系の麻痺も動かせるようになる前に・・ね。四肢等では関節可動域が楽な力で確保されているというのが最低条件ですよ。ですから、私もさらに回復していくのは確実ですが、完全に回復したとなる前に人間を終了している可能性の方が高いような気がしています。ところで、四肢等で関節可動域をなくされた方はその部分の回復は諦めた方が良いのではと思います。ですから、一生適切適度なリハビリ動作というのが最低条件ということになると考えています。高次脳機能障害を含めて、適切適度なリハビリを続けていたら回復しますよ。ボトックス療法なしね。いつ頃になるかは神様に聞いてね。ところが、諦めると廃用症候群に、過剰(スパルタなどかな)になると拘縮等で回復するものも回復しなくなりますよ。回復するためには発症後直後直ぐにリハビリ開始ね。意識不明の場合にも本人が取り組むというのは無理ですが方法はありますよ。「他動による可動域確保動作」とかね。不老不死でしたら確実に回復するのが脳卒中かな。我々は不老不死ではないので「より良い程度の回復」を目指して、発症直後より適切適度なリハビリを。
 12月2日(水)、先月末、月に1度の主治医への受診にいったときに降圧薬のうち、 アンジオテンシンⅡ受容体での アンジオテンシンⅡとの拮抗作用にて降圧作用をしめす薬品を家庭での4ヶ月ほどの血圧記録を持っていって、錠剤で最小単位に減らしてもらいました。というより、実力行使するから、医療費がもったいなので減らせということみたいにね。ひょっとしたら、 アンジオテンシンⅡ系は降圧作用を私には示していない感じもあるのですが、服用中止にするかは数ヶ月以上1年程度は必要かもと思っています。効果がないのなら、「過度の降圧により、脳梗塞等になる恐れがある」というのは関係ないのですが、服用による副作用というのは可能性があるのでね。カルシウムイオンチャンネルの方については錠剤で最小量なのですが、効果が強く出ているのかもと思ったりしています。「過度の降圧により、脳梗塞等になる恐れがある」というのが添付文書に示されているのは アンジオテンシンⅡで世界に先駆けて降圧薬を開発した製薬会社と肺炎ワクチンのCMをしている製薬会社やもう一社で確認しました。 アンジオテンシンⅡだけではなくカルシウムイオンチャンネルの方の降圧薬でもありました。意識消失やふらつきなどのは低血圧では有名ですが、過度の降圧での脳梗塞もあるのですよ。我々にとっては意識消失やふらつきでの転倒等による骨折は歩行ができなくなり、寝たきりの原因にもなる可能性があるのです。そう、ふらつきだけでも怖いですよね。脳出血は血圧比例かもね。だから、ボチボチの血圧変動範囲にね。低コレステロールは脳出血の危険因子だよ。
 12月3日(木)、医薬品の服用についてね。医薬品は大抵血液中の濃度や標的細胞内濃度などによって効果が出てきます。基本的には一定間隔での服用がよいと考えています。さらにその人の生活状況によっては薬効の必要とする時刻に合わせてね。例えば、ホルモンですが糖尿病で注射薬として使われるインスリンですね。食後の血糖値が高くなる時刻にバッチリ効果が出るように合わせるのが最適ですが・・。日に1回なんてするから低血糖なんてことが起こる可能性が出てくるのですよ。でも、普通は日に1回の注射かな。ところが降圧薬などは血中濃度の持続時間が長かったり、細胞内の持続が長いようですね。でも、服用後2時間程度の時に血中濃度が高くなるのが普通みたいです。服用を中断してもインスリンみたいにすぐに効果がなくなるというはないようです。で、服用を中断して数日大丈夫だったと服用を止めてしまうと・・のことがね。毎日、同一時刻に朝昼夜とかの日に数回血圧を同一姿勢で測定し続けましょうね。血糖値同様、日内変動が大きいのが血圧ね。日変動もね。昨日投稿のも2ヶ月とそれ以前とが同様だから減らしてもらったのですよ。爪白癬の薬は飲み忘れた場合、次に服用するまでに8時間以上あれば服用しても良いとね。私の服用している降圧薬は1日や2日程度は忘れての大丈夫かもね。飲み忘れた場合、最大量を処方されていないのなら、次の服用までに相当時間があれば、服用も可かも。でも、低血圧に注意してね。消化器官系や血糖など以外の多くは飲み忘れ防止で食後に指示されています。それも食後30分ね。生活リズムに合わせて朝の一定時刻とかに服用するのがよいと思います。ただし、食事の直前直後や食事中は特に指示のある場合以外は避ける方がよいと考えています。血糖も自己測定ができるようになってきているのでするようにした方が良いのでは。
 12月4日(金)、リハビリに影響を与える「筋膜」についてね。先週、日曜日の「健康カプセル ゲンキの時間」に放送されていました。筋膜については相当以前に投稿していますよね。筋膜は全身を覆っているボディースーツみたいなものであるとね。当然、筋肉も覆われていますよ。腰の凝りや肩の凝りなどの原因が腰ではなかったり、肩ではなく離れた部分の使いすぎによるというのでした。ですから、リハビリ等において過剰になっている部分があると、離れた部分にその影響が現れてくることが当然考えられるわけですよ。離れた部分に「凝り」とかであらわれるのですから、筋緊張というようなことで離れた部分の麻痺部分に悪影響が出てくることがあって当然ではないかと考えるわけですよ。「凝り」の部分では動作とかで支障が出ますよね。ですから、全身同時に適切なリハビリでない場合は過剰な部分の悪影響がリハビリをしていない部分に影響して廃用症候群様の状況になって仕舞うのではと考えられるのです。「筋膜」を忘れないようにね。
 12月5日(土)、頭皮マッサージ効果かも。この頃、進化したため(人類は類人猿より現代人になるほど体毛が少ない)か髪の毛が減ってきたようだったのです。頭皮マッサージを下手なりに始めて1ヶ月以上かな、鏡を見ると隙間が減ってきたような感じを受けています。頭皮マッサージは拘縮とかにはならないし、そう根を詰めてする必要もないようだし、これで退化できたら儲けものですよね。この退化は「髪の増加」ね。原理的には頭皮での血流を増やすようにということだそうです。高齢になるほど血の巡りが悪くなりやすいですね。血の巡りが悪いというのは血栓とかができやすいということですかな。ただ、周りを明るくしている方が光の反射を少なくしている方より脳梗塞等になりやすいとかいうのは全く判らないですよ。明るくしていても脳出血もしているわけだしね。自己流にマッサージをする分には費用はいらないしね。ダメージを気にすることもないですよ。ごしごしではないですよ。柔らかく血流が増えるようにね。洗髪の時にゴシゴシで結構抜け毛を多くなるようにしている方が多いともいわれています。もともと、遺伝的に進化型の方もおられると思いますのでね。現状はシャンプー時にせずにマッサージね。髪様シャンプーをヒントにね。頭皮マッサージもありますよということです。
 12月6日(日)、先月29日に花子との散歩中にちょっと足が前に出なかったので四つん這いになって仕舞いました。転んだといっても四つん這いね。そう、麻痺腕も健常腕と同時に出てくれたのですよ。そして、麻痺側へ傾くこともなく、均等に体を支えてくれましたよ。四つん這いで歩くというのは退院直後でもできていました。四つん這いはリハビリ病院でOTでよくしましたよ。体重を麻痺側にものせたりね。退院後は机の下に潜り込む必要があったのでできるようになったのです。それと、可動域確保のための動作で腕をいろいろな向きに動かしていたのも役立ったと思います。筋力より、動作範囲を健常者並みに広げておくということをリハビリで先にしていた成果ですよ。手のひらは当然広げていましたよ。瞬間にできるようにしておいたからね。私のこのブログ等は可動域が制限されたり、なくなった方にとっては辛いブログでしょうね。これは人体についてまともな知識があったか、調べてみることができたかですよ。思い込みでされている場合はボトックス療法に行き着いたりしていますね。医師の説明がなかったか、悪かったのでしょうね、ボトックス組は。

2015年11月30日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No172   視床出血時やその後の平衡感覚がらみのふらつきなどの思い出ね。   入院中での筋力についてね。   先日、某スーパーの調剤薬局でベルト上腕式の血圧計がお客さん用に置かれているのに気がつきました。   脳卒中感覚麻痺でリハビリ病院退院後の感覚の状況についてね。   先週、あるブログに「リハビリは楽しい」というようなのが投稿されていました。私も楽しかったので、私のリハビリの様子を今一度投稿します。   歩行ができるようになって後の歩行速度についての思い出ね。

 11月23日(月)、視床出血時やその後の平衡感覚がらみのふらつきなどの思い出ね。今、思うに救急車内での嘔吐の原因はこの平衡感覚器官からの情報の左右のアンバランスだったのではとね。救急病院でのストレッチャーやベッドでの移動時も嘔吐がありましたが、車椅子では嘔吐なしね。平衡感覚器は左右の内耳にあります。この情報が視床出血で私の場合は左側のが脳に届かなくなったのです。今まで届いたのが届かなくなって脳が混乱したわけですよね。ベッドの頭側をあげていって、頭を下にベッドからぶら下がったのもこの平衡感覚の問題も大きいと思いました。もうちょっとで頸椎損傷かな。これが、救急病院で車椅子をほぼ占有できた理由かも。なにせ、ふらつきましたが、日中車椅子上半身直立生活のお陰か、健常側だけの感覚器情報でバランス取りが見かけ上できてきました。ところが、寝起きはやはり、調子が悪かったです。ですから、リハビリでマッサージベッドで寝転んだ後は暫くはね。リハビリ病院での土曜リハの時に上体を起こしたままマッサージをしてもらったことがありました。この時は別の階に行くときは車いす両足ちょこちょこ歩行の時代でしたかな、または、杖でも良くなって直ぐの頃かな。深夜帯でも杖歩行が許可になっても、寝起きのトイレ行きは退院日まで車いすを愛用しましたよ。装具はつけなくて良いし、ふらついても座っているから転けないしね。退院後は麻痺側の復活による左右調整によるゴタゴタになりました。今はどの程度だろうね、わかんない。
 11月24日(火)、入院中での筋力についてね。救急病院では筋力を意識したことはないですね。OTでのリハビリに使っていたものは軽いものだしね。PTでは「立ち上がり」と「平行棒での歩行」で、次が「杖歩行」でしたが、救急病院の狭いリハビリ室ね。トイレで麻痺手を手摺りに載せて、お尻を拭こうとしたら、気がついたときには麻痺腕が手摺りと壁の隙間に落ち込んでいました。で、「セーフ」ね。隙間でなかったら、転がり落ちていたということね。そして、看護師さん監視下での用足しや溲瓶、おまるでの用足しやおしめの中でということだったかもね。おしめの中でだしてかわいい看護師さんに替えてほしかった。その後しばらくして、やはり、トイレで頼りにしていない麻痺足の状況変化で床に落ちました。リハビリ病院転院後では、いつ頃かな、10kgかな、ハンドグリップがあったので麻痺手で握ってみたら成功ね。手はグッパが楽にできるようにはなっていました。だから、ハンドグリップが持てたのですよ。握ることができたのですよ。PT室に3kgだったかな、砂袋があったのでぶら下げて見たら成功ね。この前後かな、階段の健常者風昇降練習開始ね。麻痺足だけで体を持ち上げることができた訳ね。私は高校生の時の握力は25kgね、これは今回麻痺した方の左ね。もともと「お金と力なし」ね、「色男、・・と・・なし」の典型ね。リハビリ病院退院後も筋トレなしで「動画と静止画」カテゴリーにあるようなことができるようになったのですよ。ですから、筋肉量維持と筋力維持についての世間の常識を無視していますよ、未だにね。以前の投稿を丹念に読んでいただければ、この根拠の投稿がありますので探して読んでね。
 11月25日(水)、先日、某スーパーの調剤薬局でベルト上腕式の血圧計がお客さん用に置かれているのに気がつきました。トンネル型上腕式ではないですよ。ベルト巻き巻きの上腕式ね。過去に投稿時の上腕式は病棟などで使われるベルト巻き巻きの上腕式ね。このタイプも手首式も私程度まで麻痺上肢が回復していたら自力でできますが、屈曲腕や握々お手々などの方は家族などに測定準備をしてもらう必要がありますね。トンネル式は腕を入れるだけだけど誰がスイッチを押すのかな。トンネル式は姿勢が悪くなりやすいですよ。それも、高血圧側にね、腹圧上昇型にね。手首式等では測定される方の望みに近い状態にできますよ。ただし、血圧計と心臓等の位置関係は推奨の関係でね。トンネル式はふんぞり返った座り方ができますか。ベルト巻き巻き式や手首式はできますよ。どちらかというと「リラックスした安静時の・・」にね。
 11月26日(木)、脳卒中感覚麻痺でリハビリ病院退院後の感覚の状況についてね。年単位でも変化がないという方は脳での修復がおこなわれていないか、超重症だったかも。体のどこかで何らかの変化があるものですよね、普通は。中にはそれを「異常」と感じているようですけどね。別の要因のこともあるかもね。足や腕を中途半端(全力ではない)な筋力で特定の状態を維持しようとしたら暴れたとかは、ほぼ筋肉の感覚が少し戻ってきたためですよ。筋力の調節は筋力ゼロか最大筋力時以外は収縮と弛緩を繰り返しながらバランスを取っているのですよ。グルメ番組での撮影時にお箸を静止させているというのは難しいといわれていますよね。理由は筋肉間の力のバランス取りね。私みたいな感覚麻痺では筋肉の収縮具合の感覚情報が脳に届かなくなりました。神経細胞間のつなぎ替えが幾分か起こってくると以前とは違う入力レベルで情報が伝わり始めます。このとき、感覚系と運動神経系を合わせた調節機構が働き始めるのですが、最適なバランス位置を求めて、屈筋と伸筋で収縮と弛緩を繰り返しながら試している状態が「暴れる」とか「貧乏揺すり」とかの状態ですよ。これがないというのは、先に書いた損傷が大きすぎたや、つなぎ替えが起こっていないとかですよ。または、痙縮や拘縮もかな。普通は筋肉の収縮と弛緩を短時間で繰り返すことで中途半端な状態での姿勢とかを維持しているのですよ。立位とかですと感覚が中途半端に回復してくるとふらつくとかいうのが増える場合もありますよ。足を棒足にしたらふらつきはないかもね。屈曲腕にしたら貧乏揺すりみたいな震えは起こらないかもね。ちょくちょく投稿させてもらっている瞼の件もね。また、時々強烈な痛みを感じるときがありますが、これもつなぎ替えの結果、痛覚の新たな接続ができたことによると考えられるのです。しばらくすると治まるのでね。その他、いろいろ頻発している私です。
 11月27日(金)、17日のNHKクローズアップ現代で耐性菌のことが放送されていましたね。抗生物質が全くといっていいほど効かないので免疫力が低下している人とかですと、何でもないような菌なのに死に至ることがあるというのです。理由は抗生物質の使用によることで耐性菌ができるのですが。普通は過剰使用かな。でも、原理的には適量でも耐性菌ができる可能性はあると思います。細菌類はリング状のDNAを持っています。真核生物と違って1本だけを基本としますが、プラスミドという小さなリング状のをさらに持っていることもね。エイズウイルスほどではないですが、人間に比べたら突然変異が起こりやすいのですよ。そのとき、耐性のない菌は抗生物質にやられますが、変異で耐性を持ったのが生き残ることにね。これの繰り返しだと思います。そして、菌同士で遺伝子のやり取りもしています。耐性に関する遺伝子が他の種類の菌に送り込まれたりとかね。インフルエンザ薬のタミフルも耐性株登場しましたよね。インフルエンザは変異が頻繁に起こるのでタミフル耐性株が生き残る形でしょうね。ウイルスや細菌類は真核生物に比べたら遺伝子変異が起こりやすいので耐性株が出てくるのは仕方がないことかも。結核でも3種類のクスリの同時服用が原則らしいです。薬剤耐性の関係でね。ですから、健康はできるだけ医薬品等に頼らない方法が推奨されますが、体質的に無理な方もおられますよね。免疫は「学習」ですよ。ただし、インフルエンザは直接粘膜細胞に感染するので、血液に抗体を作るタイプのワクチンは感染に対しては効果がないと考えられます。細胞外にでて、例えば血液中にでて活動しないウイルスには体液に含まれる抗体は作用できないと思います。抗体が細胞内に入り込めば別ですけどね。キラーT細胞等が活性化されて感染された細胞を排除できるのならですけどね。
 11月28日(土)、先週、あるブログに「リハビリは楽しい」というようなのが投稿されていました。私も楽しかったので、私のリハビリの様子を今一度投稿します。リハビリ病院では医者がいなかったらもっと良かったのにと思っています。脳卒中だけの場合は、時間は掛かっても関節の可動域さえ確保できていたらそのうちに回復すると確信していたのも「楽しい」と思えた根拠かな。そして徐々に回復していますよ。救急病院でも徐々に徐々に体がしっかりしてきたし、動作も徐々に徐々に動かせるようになったしね。発症後の一番やばい時期と比べてみていたみたいですし、あるいは、前日とかね。何らかの変化があるものですよ。それと、セラピストさんとお喋りをしまくるわけですよ。できるのは「徐々に徐々に動かせるようになるとかで、回復して当たり前」という確信とこれを裏付けるような徐々に徐々にゆっくりした回復ね。リハビリ病院で当初はギャルセラピストさんはSTだけでした。STでしたが、笑い声がとどろいているのは私のところだけだったかもね。目標が「発症前より美声に」にしてほしいといったりしましたよ。PTでは楽しかったことでは「土曜リハでは・・さんで」というと「指名料は高いで」とかいわれたり、リハビリ中に・・さんがリハビリで他の患者さんと歩いているときに後ろをついて歩き出したら「どこを歩くかは私が決めます」と方向転換させられたりとかね。OTでは、4月に新人のギャルセラピストさんが付いて研修を始めてしばらくしたとき、担当セラピストさんが代休時にギャルセラピストさんにしますという交代票を渡されたので「この交代票がなくての交代の方が良い」とかいったら、担当を交代してくれました。OTのリハビリの効果が上がりましたよ。ただね、感覚麻痺でしたから、感覚神経の回復に応じてですから、感覚神経の多い上肢はどうしても下肢より見かけ上回復が遅くなりますけど仕方のないことですよ。遅いからと放置は駄目ですよ。廃用症候群で使えなくなりますよ。私にとってはリハビリがAKB48リハビリ部みたいなばっかりであったら良かったと思いましたよ。
 11月29日(日)、歩行ができるようになって後の歩行速度についての思い出ね。今は疲れたりや感覚上のゴタゴタがなければ年代相応の健常者並みね。調子が良ければビジネスマン並みですけどね。救急病院入院中でのPT歩行リハビリからね。最初は立ち上がりからでしたね。5m程の片道歩行、次が往復ね。時間は測定していないですよ。前提が歩けるようになって当たりまでしたからね。次が杖歩行になったのですが、相当遅かったと思います。リハビリ病院で転院当初に10m杖歩行に38秒かかりました。もうしばらくした頃には車いす両足ちょこちょこ歩行で暴走族への道を歩んでいましたから、闇リハなしで速度も気にしていなかったです。どうも、徐々に速くなっていたみたいでした。転院2ヶ月後ぐらいの時に主治医が追いかけてきて「速いね」でした。初期症状から見たらね。そして退院直前頃、6分で420mでした。一般人の普通の歩行速度程度になっていました。できた理由は「股関節・膝関節・足首関節等の可動域が確保されており、それも、楽な力での動かすことができたということでしたよ。筋力とかの意識ではなく、可動域確保のほうね。で、杖はリハビリ病院で単独病棟内歩行が許可になって、しばらくした頃には「指示棒」となってきていましたよ。便利ですよね、指示棒として使うのは。歩行速度が速くなるほど、杖は空中をさまようことになりますよ。先端のゴムは磨り減るというより、経時劣化です。ただね、回復途上ですから、ふらつきとかがあるので非常時用として手放せないですね。初期症状ですが、視床出血で意識不明にもなった左半身完全麻痺程度で、お告げは「一生車椅子」とかね。

2015年11月23日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No171   皆がしていることはよいことばかりか。この「皆」というのは「多数」程度ね。   どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺からグー・チョキ・パーが楽にできるようにしたのかについてね。   どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺から小走りまで指導してもらえたのかについてね。   ボトックス療法中の筋トレと感覚麻痺での筋トレについて思うことね。   同じような脳卒中で幼児とかの年少者と我々成人とで神経細胞の再接続の早さの違いとその過程でのトラブルの多少についてね。   「病院食のお味」についてね。

 11月16日(月)、皆がしていることはよいことばかりか。この「皆」というのは「多数」程度ね。ブログ村脳卒中カテゴリーで私みたいなリハビリ等が主な方がおられます。また何人かは「筋力がなくなった」として筋トレとかをされているのです。リハビリ病院入院中の同室者も筋肉トレーニングしていたような雰囲気があったのです。私は「なんで、そんな筋トレするの?」でしたがね。ブログ等を読んでみたりした結果、脳卒中での症状が不安だったのでしょうね。それで、「自主リハ」とかでも根拠なくというのも多いみたいですよね。それを自慢げに投稿されている方もいるのですよ。「根拠」と「そのリハビリによる成果」の投稿がないのにね。脳卒中は出血にしろ、梗塞にしろ、どこの部位でどの程度の範囲で起こったかで100000人の患者がいたら100000人通りのリハビリがあるのにね。高次脳機能の方からの失語症ですと、言語中枢という部分でも単語とイメージを繋ぐ部分が主なのか、単語を文字に置き換える部分が主なのかといろいろあるわけですよ。記憶領域との連携が悪くなったためなのかともね。皆が思い込むことに「筋力低下の意味」についてね。脳卒中発症での筋力低下は脳が命令できなくなったためですよ。脳の命令力回復には筋トレまたは過剰リハビリは必要ないのに皆さん好きですね。マッサージ等で筋肉の緊張が解除できる程度まででしたらと考えているのですが。皆さん、筋緊張亢進→痙縮→拘縮一直線的にされる方が多いみたいですね。私は「可動域確保」、それも「楽な力での可動域確保」で20kgのハンドグリップが握れたり、数千歩連続歩行の中に階段昇降(1~5)ができるような足の筋力(持久力かな)も回復しましたよ。衣装ケース持ち上げとかもね。筋肉量維持は可動域確保動作でも結構有効なのですよ。感覚神経の戻りに応じて、筋トレ的なのを筋緊張亢進にならないようにしておけばよいと思ったし、実際実用筋力が回復してきつつあります。感覚神経の回復度合いで動作の正確度が上がるので、それに応じた筋力ね。
 11月17日(火)、どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺からグー・チョキ・パーが楽にできるようにしたのかについてね。ついでに腕が楽に伸ばせるようになったのかもね。左右の手指の組み合わせも楽にできるようになった道筋ね。一言で言えば、屈筋優位の上肢だから伸ばすリハビリ主体にすれば、屈筋で曲げることが出るというものね。曲げたときの動作範囲が広くなるほど筋力も発揮されるというものですよ。生活動作も楽にできるようになるとね、でも、感覚神経の回復度に応じてだよ。ですから、動作テストも結構良いスコアでした。そうそう、腕伸ばしには手首を股に挟んでの引き延ばし動作もしました。手のひらは左右の手を合わせて指を伸ばした状態での押し合いもね。手首のそり返しもね。上肢での伸ばすことへのリハビリが「物を掴む」とかに非常に役立ちましたよ。グー・チョキ・パーが楽できるということがね。左右の手の組み合わせでは、最初の頃は麻痺手が抵抗勢力で組み合わせにくかったです。その後、徐々に指の間隔が健常側並みになっていったので今では楽にできます。パーは指を大きく開いての状態にできますよ。ですから、歯ブラシも楽に持てるし、タオル絞りも感覚の回復に応じて強く絞ることができるようにね。経験上、感じたことは「可動域の大切さ」です。屈曲腕や握々お手々でなにができるのですか。楽な力での可動域があれば、感覚の戻りに応じていろいろできるようになるものね。楽な力で動かす方が感覚の戻りも早いのでは。
 11月18日(水)、どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺から小走りまで指導してもらえたのかについてね。皆さん、棒足や尖足などでお困りですね。これらの防止法もね。脳卒中だけですと、多くの場合、意識回復後しばらくしたら椅子に座れるようになりますよね。リハビリを含めて病気回復には可能な限り日中は上半身直立が良いのです。股関節・膝関節・足首関節等直角程度がね。血圧測定の時は背筋を伸ばしてふんぞり返りましょうね。前屈みは血圧上昇の基だよ。次が車いす両足ちょこちょこ歩行への取り組みね。PTのリハビリは「立つ」、「平行棒での歩行」、「杖歩行」と支えてもらったりしながらね。リハビリ病院転院後、3週目ぐらいには暴走族への道を車いす両足ちょこちょこ歩行で歩み始めていましたが、PTの土曜リハで90m杖なしで歩かされたときは「何するだよ。まだ、体の準備ができていない。」と思いました。3週目のPTでは模型階段での昇降練習ね。1ヶ月後あたりですと完全な暴走族になっていましたよ。ですから、健常者風歩行への練習が始まっていました。関節可動域があるかどうかが基準であったと思います。2ヶ月目には健常者風階段昇降ね。3ヶ月目には斜面昇降やボール蹴りや小走りね。経験上、感じたことは「可動域の大切さ」です。尖足や棒足は防ぐことができましたよ。だから、内反足にもなっていないしね。これも楽な力でできる可動域確保のお陰ね。
 11月19日(木)、感覚麻痺の典型である視床出血で腕の動作等で感じたことね。感覚麻痺全盛の時は動かすにしても高緊張でした。ですから、適当に動かして、後は関節可動域確保動作主体ね。マッサージと合わせて考えると筋肉の柔軟性維持ね。筋肉感覚の回復を目指した動作等もしていますが、まだ、十分には回復していません。その結果は、やはり、まだ簡単に高緊張になるということです。筋力は案外回復していますよ。その筋力を持ってしても高緊張になっていると感じるときが多いのです。高緊張になると動かしにくくなります。ですから、「使えば使うほど筋緊張状態になりやすい」のが感覚麻痺だと感じました。高緊張を続けると、筋緊張亢進→痙縮→拘縮との道を歩むことになると当初より考えてリハビリに取り組んでいました。用語は後付けね。さらに適切適度なリハビリですと、感覚も徐々に回復してきました。まだ、途上だけどね。各筋肉どうしのバランス取りの試行による貧乏揺すり等のゴタゴタが出てきてます。幼児期等は予定された部位の神経細胞でしたが、我々は別の部位の神経細胞が絡んでの調節をさせているのですから、手間が掛かりますよね。ベテランの神経細胞は脳卒中でお亡くなりなったのですよ。お忘れなくね。幼児期でも結構試行錯誤しているだよ。これもお忘れなくね。匠の技へのときもね。
 11月20日(金)、ボトックス療法中の筋トレと感覚麻痺での筋トレについて思うことね。脳にとってはどちらも運動神経系と感覚神経系とのアンバランスが起こっているのではとね。どちらも脳には筋肉の収縮情報として届かない、または、感じることができないですよね。私みたいな感覚麻痺ですと、センサーのないマジックハンドみたいなものです。視覚情報頼りのね。筋肉を緩めるということができない理由ね。普通は皮膚や筋肉からの感覚情報によって運動神経系の抑制ニューロンが働くことによって、興奮ニューロンの興奮が抑制されるのですよ。そして、筋緊張とかが解除されるのですよ。破傷風感染による症状が現れる理由は抑制ニューロンの阻害ね。破傷風では骨折するほどの筋力が発揮されることもあるのですけどね。ボトックスではボツリヌス菌毒素によって運動神経系の興奮ニューロンの筋接合部にダメージが生じ、筋肉に収縮命令が出せなくなるのですよ。大脳での命令で興奮ニューロンは興奮しますが、筋収縮が起こらないので、筋肉の感覚系は脳に収縮情報が送れなくなり、脳は命令と情報とのアンバランスによって、さらなる強力な収縮命令になる恐れが十分に起こりうるのがボトックス後の筋トレかな。このアンバランス状態を脳が定常状態と手続き記憶されたらどうなるのでしょうね。
 11月21日(土)、同じような脳卒中で幼児とかの年少者と我々成人とで神経細胞の再接続の早さの違いとその過程でのトラブルの多少についてね。乳幼児でのいろいろな要因で脳卒中の可能性はあります。ただ、確率は非常に低いですけどね。一般の手術とかでも普通は若いほど回復が早いですよね。その代わり、副作用などは成人より出やすいかもね。まあ、高齢者は別の意味で副作用が出やすいですけどね。樹状突起等を伸ばす力も細胞が若いほど強いですよね。ただ、脳全体での損傷割合とかが大きすぎると・・ですね。これは成人も同じですね。同じような割合ですと、年少者の方が回復が早い可能性が高いですね。でもね、四肢の場合は「楽な力での可動域が確保されている。」というのが最低条件だと思います。脳卒中は多くの場合遺伝子の保障期間の過ぎた年齢で起こりますので、樹状突起等の伸びも悪くなりはずね。だから、神経細胞間の再接続がおこなわれるまで時間が掛かるわけね。この間、可動域を確保し続ける必要があるのですよ。幼児でも拘縮とかになっていたらその部分の動作は無理ですよね。廃用症候群とかは年少の方が進みは遅いかと思います。高齢になるほど新陳代謝が遅くなるので再生力も落ちるのですよ。なんとか修復だけでもしようとLDLコレステロールを増やしているのかな。ヘマにLDLを減らすと体の修復ができなくなりますよ。早死にのもとね。「医者とクスリに殺されない患者術」によると、スタチン(LDL低下薬)は副作用で50人に一人程度糖尿病になるようです。また、神経細胞間の新しい接続ができてもより良い接続に修正するのも高齢になるほど時間が必要かともね。痙縮や拘縮などにしてしまったらさらなる時間が必要にね。
 11月22日(日)、「病院食のお味」についてね。久しぶりに病院食のお味について投稿があったので、ネタに困っていたのでのりましたよ。高血圧とかいわれている人は多くの場合、塩分の摂取量が多いといわれています。この点については疑問が出てきているようです。ただ、病人は薄味が苦手な方が多いようですね。「病院食が不味い」という大きな理由が「薄味」ですよね。味覚は「お袋の味」に象徴されているように習慣性なのです。そして、いろいろな味があることを知らないということもね。短期海外旅行で日本食を追い求めるとかもかな。帝国ホテルのある調理長さん(取締役になられた方ね)が日本経済新聞の私の履歴書に「先輩の味を覚えた」というようなことを書かれていました。織田信長は濃い味好きね。ですから、京料理は嫌いだったとか。味覚は学習なのです。ですから、病院食等ではお話とともにいろいろな濃さの「利き味」を入院患者にして比べてもらうと不平は減少すると思います。ほかの味覚を知らない上に特定の味付けに固執している場合が多いですからね。それと、栄養士さん等は病室に配膳された時点での毒味を必ずしてね。自分らも患者が食べるのと同じ時点でおいしく食べられたかをね。でもね、「お粥」は絶望的かな。あの量ではね。だから、救急病院で「普通食に変えて」と2月中言い続けた訳ね。3月3日には「お寿司」だからね。この病院は以前に潰瘍食の患者に「おこわ」をだしているのにね。私のこの時はお粥のまま。グスン。救急病院への恨み言ね。食い物の恨みは怖いよ。

2015年11月16日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No170   救急病院に入院直後のリハビリで「他動による可動域確保動作(ROM訓練)」から始まる私の思う理由ね。   「脳卒中とビリギャルの似ているところ」ね。   先週、ブログ村脳卒中カテゴリーである方が「失語症」について、適切な解説をされていました。   10日午後7時NHKニュースでロボットリハビリ関係が放送されていました。   「脳卒中での手術適応」についてね。   私のような「感覚麻痺での動作をできるようにする方法」ね。ただし、「動かせる」だけだよ。   「リハビリ6ヶ月説」についてね。この説でリハビリ病院が6ヶ月で退院になるのですよ。

 11月9日(月)、救急病院に入院直後のリハビリで「他動による可動域確保動作(ROM訓練)」から始まる私の思う理由ね。「ぐにゃぐにゃのからだの維持」?ですよね。私自身はグニャグニャを気にしていなかったので記憶にないですよね。ただ、救急病院入院当時の夜かな。まだらで意識が戻るときがあって、「鼻が詰まる」ということでベッドの背中側をリモコンであげていたら(角度不明)、気がついたら頭を下にしてベッドからぶら下がっていました。このとき、背中がベッドについているから大丈夫かなと思ってね。実際は頸椎損傷の一歩手前でした。頭頂が床と仲良くしていました。グニャグニャだったのですよね。どちらかというと「グニャグニャ」に保とうとしていたからリハビリ病院で「奇跡的回復」かな。でも、ある時期からは「関節の可動域確保」でしたよ。上肢の動作テストではよいスコアを出したし、下肢の方は小走りまで指導してもらいました。ですから、「リハビリは楽しかった」ですよ。医者がいなければもっと楽しかったと思いました。楽な力での関節の可動域の有無が四肢のリハビリの長短を決めると考えるようになったのです。ですから、楽な力での関節の可動域確保を。ラジオ体操が楽にできるような関節可動域を。ジャンプは別ね。ラジオ体操は関節可動域確保の体操だと思います。指はラジオ体操のほかで可動域確保をね。
 11月10日(火)、「脳卒中とビリギャルの似ているところ」ね。脳卒中患者も映画のビリギャルも最初は現状認識から始まるのですよ。「現状」というのは脳のどの部分で障害があるのか、そのことから考えられる高次脳機能や四肢等の障害ですよね。ビリギャルもその時点での学力等の状況ね。何について理解できていて、どのあたりから判らなくなっているのかとかですよね。現状に応じた適切適度なリハビリや学習の開始ね。健常者と同じことをしようとしても弊害ばかりだし、ギャルの方も高校レベルから復習させたら、ギブアップものでしたでしょうね。私も多くの脳卒中患者さんがしていたと思われるリハビリ?をしていたら、リハビリ病院で「奇跡的」などいわれていないと思います。ギャルさんも焦ることなく地道に手順を踏んで学習されたのですよね。感覚麻痺で感覚神経が回復していないのに筋トレは小学生に大学レベルの学習をさせるのと同じようなものですよ。手順があるのですよ。一度できていたことができなくなる脳卒中では、「前に一度できていたから」と無視されやすいのですよ。学習もじっくり立ち返って復習するというのがされにくいのと同じかな。躾で子供ができないことでいらつくのも同根かな。子供の学力でも親等の評価の仕方が間違っているために低学力というのがよくありますよね。リハビリもね。リハビリはがむしゃらにすれば良いというものではないのですよ。適切適度ね。
 11月11日(水)、先週、ブログ村脳卒中カテゴリーである方が「失語症」について、適切な解説をされていました。「構音障害」だけですと、筆談とかができるはずですよ。聴覚障害によって聞き取れない場合も筆談ね。このふたつは上肢に障害がないのなら、手話も使えますけどね。聴覚障害にも視覚障害にもいろいろありますね。高次脳機能障害になると、言語中枢等に障害があるためですよね。聴覚で聞いた「音」を声として認識できない場合や各音は判っても連続させて単語に構成できないとか。視覚でも「図形としてだけの文字」が見えても「意味のある文字」に変換できないとかもね。発音にしても正しく発声中枢に命令が出せないとかね。単語や文を理解する部位の障害であったりとかいろいろですよね。どのような障害かによってリハビリの方法が違ってきますよね。「思考」を司る部位での障害による「支離滅裂」的なのもあると思います。先月でしたか、低血圧(最高が62mmhgでしたか。脳梗塞にも注意してね)で救急を見学された方の旦那さんは高次脳機能障害による失語症とブログより感じています。それと、四肢の麻痺ね。ですから、脳卒中では脳のどの部位に障害が起こったかがリハビリの方針を考える上で非常に大切なのですよ。高次脳機能障害ではテイラー氏の「奇跡の脳」にあるように意思伝達をする場合、幼児を相手にしているとき以上にゆっくりとする必要があると思います。字が書けても文として理解できているかどうか知らないよ。状況を良く見極めてね。
 11月12日(木)、10日午後7時NHKニュースでロボットリハビリ関係が放送されていました。特定難病7つでしたか、対象にロボットアシストスーツを医療機器として認可したというのです。番組に登場された患者さんの歩行リハビリに使われて成果が出ていましたが、この患者さん、関節可動域が確保されているようだし、尖足でもないようでしたよ。筋力が低下した患者さんに有効のようですね。関節を動かすのに怪力のセラピストさんが何人も必要な方ではないようです。このような装置が出てきたということは「筋力低下」は問題ではなく「関節可動域の有無」が問題になるでしょうね。ボチボチの年齢までのボチボチの筋力保持者が脳卒中で四肢が麻痺した場合、可動域確保を主体にしたリハビリをしていたら、最悪でもロボットスーツで歩行とができるようになるということですよね。筋緊張亢進から痙縮や拘縮に進めてしまうとボトックス適応外になるとロボットスーツ等の適応外になるということですね。ニュースの映像から見えたことは「関節可動域は確保されていたよ」ということでした。ですから、発症直後のグニャグニャでもよいということですが、適切適度なリハビリをしていないと廃用症候群になって仕舞って、これまたロボットの適用除外になって仕舞いますよ。ボチボチの脳卒中患者は可動域確保の適切適度なリハビリをしていたら大抵自力で歩行はできるようになりますよ。
 11月13日(金)、「脳卒中での手術適応」についてね。脳梗塞では発症後の手術というのはないようですね。するにしても薬物治療ね。頸動脈での予防的手術があるそうです。ですから、手術というのは脳出血ね。「脳出血 手術」で検索してみてね。私の視床出血は「手術適応外」ですが、脳圧亢進時にのみドレナージ術をおこなうことがあるというものね。脳幹部も「適応外」のことが多いです。大脳の頭蓋骨に近いほど血抜きの「開頭術」がおこなわれることが多くなるということです。血腫の大きさ等で手術による除去が必要な場合は相当深くてもおこなわれるようですが、その部位に達するまでの正常な脳組織を傷つけてしまいことも起こりますよ。ですから、手術によって新たな障害が発生するということもね。視床出血ですと出血量が10mlを超えると死亡率が上昇します。20mlぐらいですと全滅ということですが。部位によってはもっと多くても死亡する率が視床より低いところもあります。出血量と障害の程度とかはどの部位での出血かということですから、「脳内出血」とかいうだけでは判らないのです。ですから、医師は脳の模型も使いながらわかりやすく詳しく説明するべきです。脳は各部で分業しながら共同して働いています。この説明とね。
 11月14日(土)、私のような「感覚麻痺での動作をできるようにする方法」ね。ただし、「動かせる」だけだよ。感覚が麻痺状態だからね。自動車教習所での最初の教習みたいなものかな。普通、動作は皮膚感覚・視覚情報・筋肉感覚等がある状態でしていますよね。熟練してくると視覚情報がなくても皮膚感覚と筋肉感覚があればできることが多くなりますよね。私みたいな感覚麻痺は「皮膚感覚と筋肉感覚」が失われたのですよ。視覚情報はあるので無傷な運動系を使って何とか「動かせる」にはできるのですよ。私も最初に指曲げができたときは「じっと手を見る」状態でした。その前に「指伸ばし」が必要だけどね、これは外力でも良いと思います。「視覚情報」で皮膚感覚や筋肉感覚の代償をすることで動かせたのです。ところが、車いす両足ちょこちょこ歩行の場合は?で足自体は見てないのに動かせたのでした。???。足って結構エー加減なのかな。どう動いているのかなんて判らなかったよ。座っているから動かせたのですよね。それで、腕や手の方も足も目を閉じての左右あわせを毎日毎日しています。これは筋肉感覚の左右あわせね。歩行のときに絶対必要な感覚ね。斜面等での歩行で地面をちらっと見た程度で歩く場合ね。話を戻しますが、感覚麻痺だけの場合、運動神経系や筋肉・関節などは無傷ですから、主に視覚等を利用して感覚の代償をおこなうことに成功すれば「動かせる」ようになると思います。実際、動かせました。ただ、皮膚感覚と筋肉感覚が復活してきた程度に応じて正確さや筋力が回復しますので、目を閉じての左右合わせ等の感覚回復のためのリハビリを欠かさずしましょうね。どの程度の回復かについては「動画と静止画」カテゴリーを見ていただければ幾分かは判っていただけると思います。左半身完全麻痺程度で救急病院に入院日と退院日を含めて34日間でした。リハビリ病院は退院を引き延ばして109日間ね。初期症状は意識不明状態で救急病院に搬入され、左半身完全麻痺程度ね。
 11月15日(日)、「リハビリ6ヶ月説」についてね。この説でリハビリ病院が6ヶ月で退院になるのですよ。初期症状によっていろいろですが、多くの場合、適切適度なリハビリができれば6ヶ月で仮復旧的な当座の動作等では十分ではとも思います。急速な改善みたいなのが6ヶ月を境に見られなくなるというものね。ところが、本格的回復までのリハビリは症状によっては死ぬまで続ける必要があると考えています。そのためには退院後の継続的な支援の仕組みがあればですけどね。適切適度から外れる可能性を防ぐためね。私の体験では、6ヶ月ぐらいまでは代償的感覚利用で動かせるようになったのです。左半身側の感覚ではなく、視覚と健常側の感覚を利用してです。理由は感覚麻痺ですから、運動神経系や筋肉・関節等は無傷でした。麻痺側の皮膚感覚と筋肉感覚が途絶えたということによる動作麻痺です。残存の脳機能を利用するというのに脳が気がつけば動かせるようになりますよ。ところが、肝心の麻痺側の感覚情報がないので「動かせる」だけですよ。これを「回復」ととらえて過剰リハビリで酷い目にあっておられる方が結構おられるようです。この代償的利用による回復は6ヶ月ぐらいで進歩がなくなったのですよ。この後の回復の進歩は「脳での神経細胞間のつなぎ替え」ということが必要なのですが、これを入院でするとなると数年から数十年は必要になると思います。ですから、通院や訪問による適切なリハビリ援助が必要です。現在、発症後3年9ヶ月ほどになりますが、可動域が確保されているので徐々に回復の成果は出ています。見た目には問題ありと思うおっちょこちょいもいるでしょうね。例えばコンタクトレンズの位置についての瞼の感覚回復状況では、「単に装着できる」では発症直後より存在感覚的には悪いですが、レンズ位置感覚的とかは判るようになってきています。ずれた場合に戻せるようになってきているのです。脳卒中リハビリでは、「脳の残存機能を利用したリハビリ」と「脳での神経細胞間のつなぎ替えによる本格的回復へのリハビリ」の2段階があると考えています。感覚麻痺では当初の「脳の残存機能を利用したリハビリ」が6ヶ月ぐらいの方が多いのではと思います。高次脳機能とかははじめから6ヶ月なんていうのは無理かもね。医療費の問題による6ヶ月かな。まあ、ドジなりリハビリで症状固定が6ヶ月ぐらいというのもあるのかな。

2015年11月9日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No169   意外と連続的に歩いています。   「人格障害」について、甘く見られているのではとね。   脳卒中リハビリはほかの患者さんと進捗具合を倉べったって仕方外ですよね。   「瓶の蓋開け」がいつ頃からできるようになったかの回想。ちゃんと記録していたら良かった、後悔ね。   健常者風歩行や健常者風階段昇降への道。完全な左半身麻痺状態からですよ。   幾度でも繰り返しますよ、「脳卒中だけの場合は四肢ではグニャグニャになるのが当たり前です。   「グニャグニャの状態」を保つことができたらロボットリハビリが楽に受けられると考えています。

 11月2日(月)、意外と連続的に歩いています。数分間の休息1回を無視するとほぼ毎日休息抜き1時間ぐらいとかはありますしね。そうそう、歩幅は70cm以上が普通ね。歩数は1分100歩は超えているのも普通ね。ただし、花子との散歩時は歩幅、歩数でいろいろな組み合わせにね。でも、花子との散歩では朝が2000歩ぐらいで夕方が3~4000歩ぐらいね。先日、通院の帰宅で3000歩ぐらいと花子の散歩など合わせて7000歩ぐらいを休息なしでね。1日の歩数は12000~15000歩ぐらいですよ。歩幅は70cmぐらいはありますので距離にすると8.4kmから10.5km程度ですかな。これに百貨店の1~5階の健常者風階段昇降が加わります。これ以上ですと日頃の運動という範囲を超えることになるかもね。
 11月3日(火)、「人格障害」について、甘く見られているのではとね。例えば、アル中ですが、お酒を飲まなくしただけでは解決にならないのではと思いますし、大河ドラマの「花燃ゆ」のばくちではまっているトメの亭主も人格障害の一種として描かれているのではとね。ついでに「共依存」というのもね。アル中はお酒が飲めた場合で、飲めない場合はお酒以外のもに執着するというのです。ギャンブル中毒、買い物中毒、仕事中毒等々ね。仕事中毒の社長のもとですと、ブラック企業的にかな。ブラック企業はいろいろあると思うのでそのうちの一種ね。これらのアル中タイプですと「威張る」というのも出てくると思うのです。「人格障害」の修正は本人が修正する気になり、周りからの適切な援助が必要なのですよね。神戸の元少年Aはネット等からの情報によると「修正に失敗した」とも感じています。その昔の永山則夫は修正に成功したとも感じています。そこら中にいるのが「人格障害」ですが、程度はいろいろですよね。長崎県の児童相談所に重症者が目立ったようでしたが、今はどうなのでしょうか、誰か教えて。
 11月4日(水)、脳卒中リハビリはほかの患者さんの進捗具合と比べても仕方ないですよね。あるブログで比べられて辟易していたという投稿がありました。このブログでの様子では比べて見栄を張っていたのは人格障害だったのではと感じました。脳での損傷状況は人それぞれだし、四肢等では発症時までの体の状況や使い方も影響するのでね。それとドボンと落ち込んでいた方は回復は遅れるしね。回復の兆候が出てきたときから過剰に走ると遅れるしね。この「遅れる」というのは、その方が発症当初から適切適度なリハビリをしていたらという前提ね。ほかの方のリハビリ状況がヒントになることはあまりないですよね。ただ、悪い例はよくわかると思います。ところが、悪い例を真似したがるようですね。リハビリ病院を着座での車椅子両足ちょこちょこ歩行で暴走していたのにほかの患者さんは理解できなかったのではと思います。ブログ村でのブログでも「脳出血」「脳梗塞」などとあっても部位が判るのは「視床出血」と書かれている人ぐらいですね。視床梗塞の方もおられますが。もっといえば「視床出血」でも出血の広がり具合で症状は異なります。10mlあたりより死亡率が急上昇ね。ですから、私はひたすら「可動域の確保」、それも「楽な力での関節可動域の確保」があって、派生的に健常者風に歩行ができるようになっただけですよ。歩行ができるようになり、単独杖歩行が許可になったら運動量確保のために一日10000歩以上を目指すのは当然ね。私はリハビリ病院での隣人は「私より動作ができるようだ」とは思いましたが、私は車いす両足ちょこちょこ歩行を毎日欠かさずしていました。ほかの隣人には「車椅子って丈夫だな」と思った方や重症みたいと思った方もいました。お互い進捗状況を比べ合ったりなどもしていなかったですよ。その方が全員回復が早くなると思います。それと、取り組んでいるリハビリとかはよく聞かしてもらいましたけどね。話をされる方はその方が回復に良いと思いました。でも、「この方、初期にドジッたのでは」とかを思った方が談話室友達にいました。なにせ、ある時点で初期症状から見て「奇跡的回復」を実感していたものでね。自主リハはサボり気味の状態なのにね。
 11月5日(木)、「瓶の蓋開け」がいつ頃からできるようになったかの回想。ちゃんと記録していたら良かった、後悔ね。救急病院入院中のOTで三角コーンを掴んで運ぶリハビリをしていたとき、指伸ばしに苦労していたのでした。そうしたらセラピストさんが「指を伸ばせたら楽に掴めるよ」と教えてくれました。それで、病室に戻ってから「指伸ばし、腕伸ばし」をしましたよ。感覚麻痺なので運動関係は無傷でしたから体全体?を使っての動作を工夫していたら、徐々に目的の左腕と左手の指伸ばしができるようにね。股に手首を挟んで背筋で腕伸ばしみたいなのにも挑戦しましたよ。でも、徐々に動作ができるようになっても時間の掛かること、掛かることね。力は入らないしね。可動域確保だけはしていましたよ。「掴む」で筋緊張度があがるので、ボチボチね。そうこうしているうちに割と楽に「物を掴む」というのができるようにね。リハビリ病院で「お茶」をあるときから自分でつくるようになったのですが、水筒の蓋とかの開閉はできるようになっていました。だから、自分でしたのですよ。いつごろからかペットボトルの蓋の開け閉めもできるようにね。当然タオル絞りもリハビリ病院入院中からしていましたが、入院中はボトボトね。徐々にきつく絞れるようにね。退院後、ジャム瓶の蓋を最初に開けるのに挑戦していましたが、できるようになったのは退院後2年ぐらいだったかな。筋トレタイプのリハビリはしていないですよ。でも、ハンドグリップ20kgのが握りこめるようになりましよ。大型の衣装ケースを持ち上げたりもね。上肢は未だに「腕伸ばし・指伸ばし」を毎日欠かさずしています。「腕伸ばし・指伸ばし」は死ぬまで続けることになるのではと思います。明日は「足の可動域確保」についてね。初期症状は左半身完全麻痺だよ。完全な感覚なしね。
 11月6日(金)、健常者風歩行や健常者風階段昇降への道。完全な左半身麻痺状態からですよ。昨日も書きましたが「感覚麻痺」ですと、感覚系以外は無傷ね。感覚の代用で「動かせる」にはしやすかったですよ。「動かせる」だけね。でも、この前にすることが「可動域の確保」ね。でも、足は腕と違ってベッドではできなかったです。ベッドからの頭を下にしたぶら下がりをしたので尿道の管がとれたら車椅子に座らせてくれました。それも毎日半日以上ね。そして、股関節・膝関節・足首関節それぞれ直角程度にして座っていました。寝るときはベッドで伸ばしてね。早期の車椅子への正しい着座ね。尖足予防に効果的とリハビリ病院退院後に感じました。上半身直立の時間が長いというのもリハビリには効果的でした。救急病院のPTでは、立ち上がり、平行棒での歩行、杖歩行でしたが、距離は短いよ。そして、ぶん回しだったかもね。そして、着座での車椅子両足ちょこちょこ歩行を教えてもらいました。が、花開くのはリハビリ病院ね。踵着地のつま先蹴りね。この動きに麻痺側がついてこれるようになったのです。車椅子の特性上、ぶん回しはできませんよね。車椅子で暴走までできるようになると闇リハなどする気が完全になくなりましたよ。両手は自由に使えるし、座っているから疲れも少ないし、歩くより速いしね。まあ、病院の中だからいえることね。退院後感じたことは健常者風で歩くことができ、階段昇降もできるというのは行動範囲が車椅子より広いということね。で、話を戻しますが、暴走できるほど膝関節や足首関節が動くので早期に健常者風歩行の指導が始まったということでした。さらに健常者風階段昇降、そいて、小走りやボール蹴り、斜面の歩行(上り下りともね)とかも指導してくれましたよ。「着座での車椅子両足ちょこちょこ歩行万歳」ね。
 11月7日(土)、幾度でも繰り返しますよ、「脳卒中だけの場合は四肢ではグニャグニャになるのが当たり前です。脳がコントロールできなくなるからです。」ということをね。なぜかというと脳卒中で脳に障害が起こったためです。それだけですよ。脳が受け入れできるようになるまではグニャグニャの状態を保っておけばよいのですよ。脳の受け入れ状況に応じて動作等のリハビリを徐々におこなうことですよ。これより早くしようと焦ると筋緊張亢進や痙縮や拘縮状態ね。諦めると廃用症候群ね。「動かせる」と「トレーニングできる」とか「=」(イコール)ではないですよ。乳児のバタバタと手足を動かしている程度かな。幼児期まで成長するのを待つ必要があるのです。適切適度なリハビリを根気強く続ければ必ず回復しますが、いつ頃になるかは神様に聞いてね。こんな調子でリハビリ病院で「初期症状から見たら奇跡的回復」といわれたのです。脳での神経細胞間のつなぎ替えが完了するまではグニャグニャの状態を維持しましょう。「動かせる」だけはつなぎ替えを待たずに脳の残存回路の切替でできることがありますが、仮復旧ですよ。高次脳機能障害は「脳での神経細胞間のつなぎ替え」が起こるようにして完了を待ちましょう。
 11月8日(日)、「グニャグニャの状態」を保つことができたらロボットリハビリが楽に受けられると考えています。普通はグニャグニャのままにするのが大変ではと思いますけどね。だから、「可動域確保のための他動動作」があるのですよね。ロボットは健常者並みの関節可動域を前提としているはずです。ぶん回しの二足歩行ロボットがありますか。二足ロボットは健常者風に歩きますよね。手や腕も健常者風を前提としています。グニャグニャは当初にとどめて、楽な力での健常者並みの関節可動域の確保が大切であると考えるのです。脳の再生医療ですと、成功しても拘縮ではピクリとも動かせないと考えられるのです。成功しても一気に発症前の神経の数を再生することはできないと考えています。ですから、力を出せても微力でしょうね。だから「か弱い力で確保できる関節可動域」ということが重要ですよね。私みたいな完璧な感覚麻痺でも、感覚麻痺のときは可動域があれば自力で動かせるようになりますよ。でも、注意してね、可動域をなくさないようにね。関節可動域がなくなるとロボットリハビリも脳の再生医療も対象外になりますよ。

2015年11月2日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No168  低血圧で脳梗塞が血圧正常範囲?に比べて増える理由についての推論。   いつまで続く「感覚の復活劇絶賛上演中」。   先週、あるブログに「大雑把な回復」の期間についてありました。   脳卒中リハビリで大切なこと。   「骨盤底筋訓練」があるというのです。   「リハビリは人間の自然治癒力による回復を手助けすること」で、「現状では医療の範疇を超えた営みであることを認識すべき」ではと考えます。   リハビリは希望を持って、「あら、もうできるようになっちゃった」的に考えましょう。

 10月26日(月)、低血圧で脳梗塞が血圧正常範囲?に比べて増える理由についての推論。高血圧状態や正常範囲?に比べると低血圧は最高血圧と最低血圧の差が少ないですよね。血流は最高血圧と最低血圧の差に依存していると考えられるのです。その上、低血圧はもともと心臓の血液を押し出す力も弱いですよね。両方で血流速が遅くなるますよね。血流速が遅くなるほど血栓とかができやすくなりますよね。血流の淀みとかでも血栓ができるといわれていますね。脳卒中で血流がなくなったことに対して起こるのがクッシング現象ですよね。脳卒中部位への血流を増加させるための高血圧現象ですね。脳卒中直後の高血圧状態はクッシング現象の可能性が大きいですよ。もともと低血圧の方はクッシング現象で少しだけ高血圧だったりしてね。メルクマニュアルにある「深部静脈血栓症(DVT)」の発症原因の一つに「血流速度の低下」というのがあります。過度な降圧は最高血圧と最低血圧の差の縮小を招き、血流速度の低下を招くことになると考えられるのです。その結果としての脳梗塞の発症がおこると考えられるのです。「深部静脈血栓症(DVT)」は全身どこでも起こる可能性があるともね。そして、流速低下は低血圧につきものと考えられるので脳への酸素やグルコースの供給も減少するのではとね。これに血糖値の低下も重なると低血糖性昏睡ね。ところで、血糖値も変動しますが、それ以上に変動が激しいのが血圧だと思うのです。ですから、血圧は適切な姿勢で一日に多数回測定することが必要です。できる限り、適切な姿勢ね。各測定時での姿勢をできるだけ同じにしてね。変動の様子がわかるようにね。ただ、低血圧は高血圧時より突発しやすい様に感じています。高血圧の方が予測しやすいようにね。血圧測定もストレスとなって血圧上昇を招いているのではともね。ですから、本当の血圧は測定不能?かもね。
 10月27日(火)、いつまで続く「感覚の復活劇絶賛上演中」。でも、大根役者そのものですね。ドタバタや見苦しいとかね。それも、繰り返し繰り返しですよ。ハードコンタクトレンズの不調感が漸く治まりかけてきました。弱い不調はいつものことですが、強烈なのは久しぶりです。円錐角膜とハードコンタクトレンズの特徴上、装着していないとヒントがどこも合わないのと翌日以降短時間装着からになってしまうのです。眼鏡ではピントが合わないというのが最大の理由です。体のほかの部分でもね。筋力調整のための貧乏揺すりもね。昨年でしたか投稿しました、空砲と実弾の区別ができないとか。「左半身真冬」はいくらか治まってきています。左半身の方が冷たさをより強く感じているのですが、「震える」というのがなくなってきたのです。歩行の際の足首とかの感じ方も時々刻々変化していますよ。普通は朝の花子との散歩時が一番良くて、ギャルセラピストさんとの散歩時は「緊張」しているのか、よくないことが多いですよ。ガムをかんだときなど、口の中に「なぜ、残っているの」というのが最近頻発ね。いつ頃、元に戻るのかな。歯も違和感を感じたり平常に戻ったりとか。虫歯的痛みはないのが救いです。後は「書きにくい」の一言でおしまいね。体験者は判りますよね。でも、私は医者には言わないよ。こんなの治療法なんてない現象だからね。「左半身真冬」だけは言ったか。「一生治らない」でしたが、数年後には終了しそうです。一昨日の「痺れ」と今日ので「感覚の回復中」を実感しています。
 10月28日(水)、先週、あるブログに「大雑把な回復」の期間についてありました。その通りですよね。年単位ですよね。症状等で異なってきますが、適切適度なリハビリでも10年とか必要なのですよ。「回復」をどうとらえるかというのがあります。「動かせる」は単に回復途上なのですけどね。それを回復したと思い込むのですかな。脳卒中では「脳の可塑性による脳の回復」があって本格的回復になるのですよ。乳幼児期と違って中高年での脳の可塑性にはより時間が必要なのですよ。その間、「適切適度なリハビリ」を行い続けていく必要があるのですよ。「諦めない、急がない、適切適度なリハビリ」をね。私の視床出血で意識不明にもなった完全左半身麻痺状態からの回復では、リハビリ病院入院中に健常者風歩行とかができるようになりましたが、感覚神経の回復がまだできていないので、徐々に感覚が回復してくる度に手直しが必要なのですよ。完全回復には10年以上必要と思っています。ところが、棒足や尖足・内反足などにされた方は健常者風にはなかなかできないですよね。それは「脳の可塑性」に麻痺部分の適切な動作刺激がないと、棒足ぶん回しとかで「脳での修復」が固定されたりしてしまいますものね。ですから、発症当初から「関節の可動域の確保」が最重要ですよ。この地道な可動域確保リハビリの敵の一つが「歩行は諦めてください」とかいう医師の発言ね。最大の敵と思います。脳卒中は脳の問題だけでいろいろな症状が出てきますので、脳が回復するまで発症直前の体の状態(関節の可動域等)を保てたら回復しますよ。ただし、脳の回復には時間が必要ですから「諦めずに適切適度なリハビリ」ね。寿命の方が早くなる方もおられるかと思いますが。適切適度なリハビリから外れると回復しなくなりますよ。適切適度でない場合は、廃用症候群に蝕まれたり、過剰で拘縮とかになって仕舞って廃用症候群にはまり込んだりとかね。
 10月29日(木)、脳卒中リハビリで大切なこと。昨日投稿の衣装ケースを持つためにしたことは「腕伸ばしと指伸ばしと手首そり返し」ですよ。可動域があるから持てたのですよ。高次脳機能障害も含めて「意欲的に適切適度なリハビリ」なのですが、四肢についての方が理解しやすいと思います。最近実用化されてきている筋力補助ロボットなどは「関節可動域がある」という前提ですよね。関節可動域が他動によってでもよいから確保されているということですよね。できれば、筋肉や腱も柔軟である方がよいですよね。ロボットスーツなどは健常者風動作を前提としているためですよ。脳の再生医療でも同じことね。こちらはさらに「か弱い力で可動域が確保できる」ほうが成果が出やすいというかわかりやすいと思います。この条件がクリアできているのでしたら、多くの脳卒中患者さんは自力で「動かせる」になると考えますし、歩行も健常者風にできると考えられるのですけどね。問題はこの非常に地道なタイプのリハビリに意欲的に取り組むことができるかですよ。例えば、尖足なんて私は「廃用症候群」の一種と思うのです。落ち込んでの寝たまま状態ね。棒足もかな。屈曲腕や握々お手々などはやり過ぎかもね。廃用症候群みたいな写真をアップされている方もいます。いかに「患者や家族に適切適度なリハビリ動作という最低条件」をできるだけ早期に理解させるかということですよ。これを理解させるのが当初の担当医の大切な仕事と考えています。が、ブログの投稿などでは逆にリハビリへの意欲をそぐか、または過剰に走らせる説明が散見されるのです。脳卒中だけの場合は脳での障害で派生的に感覚麻痺や動作麻痺などが出るのですよ。ですから、脳以外の部分で廃用症候群を起こさせないようなリハビリの必要性、過剰なリハビリで痙縮や拘縮などを生じさせないような適切適度なリハビリの必要性を患者等に理解させるという基本的なことがされていないように感じています。脳卒中だけの場合はグニャグニャ状態の体が維持できれば回復は早いですよ。医療関係者はこのことを患者に理解させてください。ただね、症状やリハビリへの取り組み状況等で回復が見られる前に寿命がきてしまうこともあることもね。ただ、近い将来、関節可動域があればロボット活用でいろいろの動作ができるようになると考えられることもね。尖足対応の歩行アシストロボットてあるのかな、健常者風歩行アシストロボットは出てきていますよね。
 10月30日(金)、「骨盤底筋訓練」があるというのです。先々週日曜日に「健康カプセル 元気の時間」で放送されていました。おならを我慢する動作を3秒ぐらいして2秒ほど休み、また3秒ほど我慢動作をして2秒ほど休みとかを1日に5分程度するというのがね。周りには気がつかれないということです。尿漏れになりかけたらお試しをですが、即効性がないかもなのでリハビリ同様辛抱強くね。その前の週は頭髪についてね。血行をよくするマッサージがお勧めのようです。「髪様シャンプー」の方が紹介されていました。どちらも検索されることを期待しています。それと、「夜間頻尿」予防法もね。寝る3時間ほど前から利尿作用のある飲み物を飲まないようにというのがね。「利尿作用のある飲み物、食べ物」については検索してね。検索しても屑サイトもありますので気をつけてください。夜間頻尿の防止法に「夜間寝たら深い眠りで寝たままを持続できるように」というのもありますが。眠りが浅くなって尿意を感じてというのもあるそうです。私は夜間、根性で8時間は我慢できますよ。今日のは「覚え」として投稿ね。
 10月31日(土)、「リハビリは人間の自然治癒力による回復を手助けすること」で、「現状では医療の範疇を超えた営みであることを認識すべき」ではと考えます。まあ、人間の治癒力で回復しているのがほぼすべての病気からですよね。特にリハビリはこの思いが強いです。脳卒中だけですと、四肢などでは異常がないのですよ。嚥下とかでも咽などに器質的異常はなく脳によるコントロールができないだけです。では、高次脳機能も含めてどのように回復していくのかというと脳での神経細胞のつなぎ替えによる訳ですよね。2段階説の初期の方は残存の繋がっている部分での情報のやりとりでとりあえず動かせたりできるようになるわけですが、本当の回復には脳卒中でお亡くなりなった神経細胞の代わりを見つけ出して樹状突起等でつなぎ替えが起こったのちに漸くできるわけですよ。脳卒中以外でのリハビリで失敗している多くは「自然治癒の速さ以上に取り組んだ」とか「放置した」みたいなのですよね。スポーツ選手とかもよく失敗していますね。リハビリ成功例の方が少なかったりしてね。脳でのつなぎ替え状況等を感じ取りながらセラピストさんの手助けで回復していくものだと思います。
 11月1日(日)、リハビリは希望を持って、「あら、もうできるようになっちゃった」的に考えましょう。リハビリ開始というのはそれなりに機能回復の見込みがあるということですよね。ただ、昨日投稿のように自然治癒力による回復には時間が必要なのですよ。この「時間」にどのぐらい必要かは判らないです。ですから、希望を持って取り組み、できるようになったことを見つけて増やしていくという心構えが必要ではと思います。筋緊張亢進や痙縮や拘縮などは脳での準備ができる前の過剰リハビリが原因でしょうね。脳での神経細胞間のつなぎ替え状況の範囲内でのリハビリにする必要があるのに脳卒中でダメージを受けた脳なのに健常者の脳と同じ働きができるとの考えでリハビリをするから問題が起こるのです。脳でのつなぎ替えは外からは判らないので手探りでのリハビリにならざるおえないでしょうね。でも、何日か前の投稿のように関節の可動域等があれば、ロボットリハビリに楽に対応できますよ。か弱い力での可動域確保ができていたら、脳の再生医療の対象になると考えています。このような可動域優先で今の私の回復があるのです。このブログの投稿を読み返してもらえればと思います。

2015年10月26日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No167   上肢のリハビリの順序ね。こちらも昨日同様「楽な力での可動域確保」でした。   リハビリでの優先箇所は。私は「優先箇所はその脳卒中で影響を受けた部分全て」と思います。   救急病院入院中に達成したかったこと。でも、できなかったけどね。   見つけました、降圧薬の添付文書に「過度の降圧は一般に好ましくなく脳梗塞の恐れが・・」というを別の製薬会社のでね。   インフルエンザ予防接種、しないつもりね。   ブログ村脳卒中カテゴリーにあったある方は「車椅子の移動ではできるだけ足を使わず手で漕ぐことに・・」とあったのです。   「麻痺側での痺れ」とかをどう思われていますか。

 10月19日(月)、上肢のリハビリの順序ね。こちらも昨日同様第一は「楽な力での可動域確保」でした。腕は足よりは軽かったので健常腕だけでなんとか曲げ伸ばし等ができましたよ。指はうっかりしていましたが、そう遅くない頃から指伸ばしもね。この頃は腕も腕伸ばしね。上肢は屈筋が強いので「伸ばす」のを積極的にしないと、腕は屈曲し、指も屈曲しますからね。下肢は逆に伸筋が優位なので棒足とかですよ。だから、曲げるというのが必要なのですよ。尖足予防にもね。「他動による可動域確保動作」が最初だよ。そうすると、感覚麻痺でしたので、運動神経等は無事ですから感覚情報を視覚等で補って「動かせる」ようにはできました。「動かせる」だけね。使い物にはならないよ。感覚神経が復活するにつれて「使い物」に徐々になっていきました。でも、まだまだ回復は不十分ね。無理をすると「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」になりますからね。下肢も無理をしたら駄目ですよ。「焦らず、急がず、諦めずの適切適度のリハビリ」が必要ですよ。腕伸ばし・指伸ばし等につきますね。手のひらが広がれば、物掴みもできるようになりますけど、注意してほしいのが視覚情報での物掴みであるということね。これは高緊張ですから、続けてすると「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」の道筋ね。必ず「マッサージ」や「休息」や「屈筋伸ばし」などをおこなうことね。麻痺手や麻痺腕の皮膚感覚と筋肉感覚が復活してこないと楽な生活動作はできないよ。感覚麻痺を甘く見ては駄目だよ。足もね。「脳卒中後遺症」というて困っている方は四肢では「楽な力での可動域がない。」ことですよ。「楽な力で実現できる可動域」があれば、徐々に回復していきますよ。可動域があっても「徐々に」ね。可動域がない方は「まずは可動域を」で、他力での可動域確保も絶望的な方は諦めてかな。他力での可動域でもあればロボットで何とかできるようになってきつつある現代ね。
 10月20日(火)、リハビリでの優先箇所は。私は「優先箇所はその脳卒中で影響を受けた部分全て」と思います。ほっておいたらどの部分も廃用症候群等に蝕まれますからね。高次脳機能障害もね。ということは四肢ですとその部位で健常状態で普通にできる基本的動き、ラジオ体操的動きが楽にできるようになったり、グッパが楽にできるようになるとかが四肢どの部位もボチボチ一斉にできるようになるというのが最優先かもね。歩行では棒足ぶん回しは早く止めて足首も膝関節も股関節も適切に使える歩行になかな。ですが、関節の可動域確保が最初ね。高次脳機能障害でリハビリの意味を理解しにくい場合もあるかと思いますが、四肢では関節の可動域核ができているということの大切ね。それも四肢全てで同時にね。ですから重症者程忙しいかな。体中だものね。でもね、四六時中する必要なないと思いますけど、毎日欠かさず適切適度にね。また、出てきました「適切適度」ね。「他動による可動域確保動作」で良い場合もあるのです。私の救急病院での当初は「他動による可動域確保動作」ね。それも、足腰はベッドで寝ているというのと車椅子に股関節・膝関節・足首関節を適切に稼働させて座るというのを一日単位の動作でも効果があったと感じています。尖足になっていないのだものね。ブログを読んでいると発症当座の障害受け入れまでの葛藤による遅れ、ヘマな優先順位による後回し部分での障害の固定化とかが散見されるのです。背筋を伸ばして上半身直立で座るというのはエネルギー的には大したことはないようですが、脳への刺激という点では大きいかもね。筋肉を使うということでエネルギー消費も増えますが、使いすぎると脳への刺激の行き過ぎね。足らないと刺激不足ね。難しいね、ほどほどというのが。病気中ですから、「適切適度」は絶対ですよ。
 10月21日(水)、救急病院入院中に達成したかったこと。でも、できなかったけどね。リハビリ病院ではギャルセラピストさんとのリハビリをできる限り長い期間できるようにかな。救急病院の方ね。食事ですが、嚥下障害等の関係でか「おかゆ」ね。これを普通食にしてほしいということね。3月1日ぐらいまで言い続けましたが、駄目だったので諦めました。3月3日はひな祭りですよね。以前はこの病院、潰瘍食の患者にもおこわとかを出していた病院なのに。今回、私は「おかゆ」のままでした。そう、3月3日はひな祭りのお寿司が出るのですよ。視床出血で左半身完全麻痺になってしまったことを悔やんでも仕方がないものね。出血を感じて数分後に麻痺を確認したときに思ったことは「脳出血ね。脳の可塑性によって、麻痺を解消しよう。そのときまでリハビリでね。」と思いました。リハビリ期間についてはこのときの思いより長く掛かりそうだと救急病院入院中にね。その後、もっと長く掛かりそうだと思いましたよ。このお寿司のことは看護師さんにも話していましたよ。生きているのだから、生活を楽しまないとね。「食い物の恨みはしつこいよ」。筋肉や関節等の廃用症候群が出てこないようにしていたら、そのうち、何とかなると思っていたらその通りにね。ですから、「いつ頃までにどの程度動かせるようになるのでしょう」とかは聞いたことは一度もないです。でも、リハビリ病院で初期症状から見て「奇跡的回復」ね。「諦めない、急がない、休まない、適切適度なリハビリ」の効果ですよ。一応、リハビリ病院では退院に向けての目標をいいましたけどね。表と裏の2つね。表はボチボチ達成かな。裏は完全に感覚神経が回復する必要がいる目標ね。裏はPTでは大股疾走もその一つね。OTでは麻痺した左手でハードコンタクトレンズ洗浄とかができるようになる。STでは発症前より美声になるとかね。
 10月22日(木)、見つけました、降圧薬の添付文書に「過度の降圧は一般に好ましくなく脳梗塞の恐れが・・」というを別の製薬会社のでね。今月の13~15日に投稿分で紹介したのとは別の会社でです。本当に「一般的に・・」ということは「普遍的に・・」ということですね。正常といわれるその人にとってボチボチの血圧が一番脳梗塞の危険性が低いということですね。脳出血はどうも低い方が良いみたいですが、低くしすぎると脳梗塞リスクが上昇するということですよね。血糖値についても、高血糖とともに低血糖も良くないですよね。ですから、低血圧も意識消失や脳梗塞等で良くないということですよね。低血糖も意識消失ね。低すぎると低血糖は死にますよ。コレステロールでは低コレステロールは脳出血のリスク因子だし、体の各部位に必要な成分が不足していくことになるのだしね。元々、その生物が必要として持っているものだよね。血圧は全身への血液の循環のためね。血糖は脳へのグルコース補給のためね。脳はグルコースのみをエネルギー源として使います。グルコースが途絶えると脳細胞は活動を永久に停止しますよ。炭水化物なしの食事でも肝臓でせっせとグルコースをつくるのですよ。コレステロールは体の構成成分ね。必要だから、肝臓がコレステロールをせっせとつくるのですよ。飽和脂肪酸も摂取しなければ肝臓や脂肪細胞で生産されるのですよ。ただ、極端に過剰につくられるときは病気ね。
 10月23日(金)、インフルエンザ予防接種、しないつもりね。理由は直接気管粘膜細胞に感染するインフルエンザウイルスには血液中の抗体は役立たないと考えるからです。破傷風予防接種は役立ちますよ。破傷風は傷口付近で増殖して毒素を出します。その毒素は血液に乗ってという感じですよね。血液中に抗体があれば効果が出ますものね。抗体がない場合は運動神経抑制ニューロンにダメージを与えて屈曲腕や棒足等の症状を全身の筋肉で発現させます。死亡率が高いのが破傷風ね。このとき、筋収縮が解除できなくなって骨折することもあります。人間の筋肉の力は想像以上に強いということですよ。普通は脳で火事場の馬鹿力程度も出ないように押さえられているのですよ。予防接種は抗体による免疫ですよね。インフルエンザには細胞性免疫の方が有効ではと考えるからです。この細胞性免疫は感染してしまった粘膜細胞を排除するタイプのね。そりゃ、発熱するでしょうね。解熱はこの免疫細胞の働きを抑えますよ。抗生物質は効かないよ。腸内細菌のバランスだけを崩しますよ。下痢止めは体外に異常物を排出しようというのを止めて長引かせるだけだよ。体液成分の補給は有効ね。
 10月24日(土)、ブログ村脳卒中カテゴリーにあったある方は「車椅子の移動ではできるだけ足を使わず手で漕ぐことに・・」とあったのです。両手両腕に障害が出なかったのでしょうね。手漕ぎでは両手のバランスが足より取りにくいと感じて私は足漕ぎ専門ね。ただ、脳卒中で縦半分麻痺した場合の車いす両足ちょこちょこ歩行のような足漕ぎは移動手段以上に股関節・膝関節・足首関節等の可動域確保という大切な役目があると感じてしまった私です。リハビリ病院入院中に見た感じでも両足漕ぎは少なかったようですが、棒足はよく見ました。棒足防止には車椅子の両足漕ぎが有効なのにね。後遺症として、「棒足・尖足・内反足」等で悩まれている方が多いようですが、着座しての車いす両足ちょこちょこ歩行で予防ができると感じました。正しい着座でも良いですがね。そりゃ、最初は面倒至極ですけどね。感覚麻痺の場合はそのうち動かせるようになりますよ。そのとき、歩行と違って椅子によって可動範囲が制限されているというのが良かったと感じましたよ。どう制限かというと、「ぶん回しができない。健常者風歩行のようにしか、足を前後に動かすしか出きない。」というのを無意識で脳にたたき込んでくれるのですよ。でも、立っての歩行では悪いのが顔を覗かせるので徹底的に矯正ね。ぶん回しができないから、つま先蹴りをすると必然的に足先を持ち上げることにね。で、さらに踵着地をすれば健常者風足先の動作の完成ね。歩行リハビリができるのなら、絶対歩行器ではなく「着座での車いす両足ちょこちょこ歩行」の方をお勧めします。このブログの方は病室での闇リハをされたと投稿にあるのですが、私は闇リハはしていないし、自主リハもサボり気味でも視床出血意識不明もありで左半身完全麻痺でしたが、発症時から4ヶ月後には健常者風歩行、健常者風階段昇降、上肢は動作テストで良いスコアを出していましたよ。上肢は腕伸ばし・指伸ばしですよ。なんで、筋緊張が起こりやすい動作をやたらと繰り返す必要があるのですかね。可動域確保と脳への刺激のために程度で筋緊張が起こっても解すことがしやすい程度でね。これらの最初はセラピストさんに教えてもらったことですよ。結構重症でも4ヶ月足らずでリハビリ病院退院ね。救急病院は34日間入院ね。救急病院の入院期間はボチボチ重症程度かな。
 10月25日(日)、「麻痺側での痺れ」とかをどう思われていますか。医者に「痺れ」について話をしたことはありません。救急病院では退院後に自力歩行で退院後の様子を見てもらいに行ったときに「痺れが終わったら脳でのつなぎかえも終わり」と聞きましたし、ネットで「脳の修復中は痺れる」ともあったからです。さらに、リハビリ病院入院中に痺れが始まったときの私の受けた感じから「脳の修復開始」と解釈したのです。そして、DHA等ω3系サプリと納豆ω6系とで必須脂肪酸補給をしているので痺れが続いています。でも、確実に感覚が回復してきますよ。体の各部で回復が感じられるのです。でもね、感覚細胞の多い部分ほど痺れが激しいということからも「痺れは回復への証拠」と考えています。だから、痺れ対策のクスリは服用したことがありません。もし、痺れ対策をするのなら必須脂肪酸の摂取を止めれば良いのですよ。そのかわり、感覚の回復は絶望的になると思います。脳で生き残った部分が樹状突起等を伸ばして新しい神経回路をつくることで脳卒中の麻痺が回復できるのですよ。ただし、可動域があるということが前提ね。樹状突起等は細胞膜でできています。細胞膜の成分を調べてみてね。脳の成分で脂質がやたらと多い理由ね。軸索とかはコレステロールリッチだしね。樹状突起誘因因子は脳細胞でコレステロールからつくられるとかね。瞼での痺れはハードコンタクトレンズの位置をずらせたりします。でも、コンタクトレンズの位置が判るようになってきましたよ。感覚の回復でね。でも、まだまだ続くでしょうね、この痺れは。それほど感覚細胞は多いのですよ。歯茎などの感覚も戻ってきていますよ。でも、健常側より弱いですけどね。四肢では中途半端な力で支えようとかすると、震えてくれます。感覚の復活による調整中ですよ。中途半端な力でのバランスは非常に多数の脳細胞が関与しています。ちょうどバランスがとれる組み合わせを樹状突起等のシナプスをつくったり、外したりをしながら時間をかけて安定したところに落ち着くのですよ。それまでは痺れさせまくりましょう。適切適度なリハビリ動作というのとセットが最低条件だよ。それも発症直後からの方が効果が高いと考えています。

2015年10月19日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No166   「楽に動作をするコツは」ね。コツなの?   脅威の低血圧、過度の降圧による脳梗塞の危険性が高まってきました。   「脳梗塞と血圧は無関係かも」ね。昨日の続きね。   高血圧の種類の数例ね。いろいろなタイプがあるので世間でいわれているうちの数例についてね。   筋肉と骨との関係。破傷風という感染症で、筋力で脊椎骨などの骨折が起こることがあるというのです。   適切適度なリハビリをおこないましょう。過剰も駄目、少なくても駄目、強すぎても駄目、弱すぎても駄目ね。   リハビリには順序がありますね。   リハビリには順序がありますね。私の体験からの完全麻痺から健常者風歩行までね。

 10月12日(月)、「楽に動作をするコツは」ね。動作が楽にできないのは筋トレをされている方も含めて「筋肉が固い」と「関節が動かない」と「腱の柔軟性がない」のどれかか複合要因ですよね。でも、発症時は健常側と同程度の筋肉の柔らかさ、関節の動き、腱の柔らかさがありましたよね。お忘れですか。「物を掴む」ためには筋力の前に適切なところに手を動かしていく必要がありますよね。関節の可動域がない人には無理かな。手を持って行けても手の向きは、手のひらを広げることができなかったら掴めないしね。手の各関節の可動域があればできますが、グーのままでは掴めないよね。物を掴むためにはものの形に手を合わせることができるかどうかですよ。動作は四肢等の可動域があれば、イメージトレーニングも効果が出てきますよ。ジャムの瓶などの最初の蓋開けも瓶と蓋を両手で適切に持てるかどうかですよね。タオル絞りも両手で適切に持てるかどうかですよ。動画と静止画カテゴリーの衣装ケースも腕と手が適切な位置に持って行けたら楽なものですよ。結局はか弱い力での可動域が確保されているかどうかね。これは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない」で実現できましたよ。正座状態からの立ち上がりも可動域が必要だよ。正しい楽な姿勢にも可動域がいるよ。楽な動作のコツは後にも先にも「可動域の確保」だよ。その部位での可動域がなくなれば動作はできないよ。可動域があれば、感覚麻痺ですと、まず動かすだけはできるようにね。可動域があれば、そのうち、感覚の戻りに応じての的確な動作ができますよ。可動域の大切さ等も御判りでない場合は動きのコツさん等で教えてもらってね。
 10月13日(火)、脅威の低血圧、過度の降圧による脳梗塞の危険性が高まってきました。先日紹介した文藝春秋11月臨時増刊「医者とクスリに殺されない賢い患者学」に「対談 私のアンチエイジング10ヵ条」の第9条が「若い女性を見たら、裸を想像しよう。」でした。先週ギャルセラピストさんによる訪問リハビリのときにこの本を見せてから血圧測定をしたら血圧が上がりましたよ。試しにその次の日の昼過ぎにある種の小説を読んでいるときに測定したらさらに血圧上昇ね。で、その夜、お風呂前に測定したら、最高83mmhgで、測定し直しても96mmhgでした。10ぐらいの変動はよくありますからね。以前に訪問リハビリででた80mmhgよりは少し高いですが、いつ何時血圧が急降下するかもしれない状態ということね。日中の反動かな。血圧上昇の方はある程度予測ができるのですが、急降下は予測不可能です。過度の低下は脳梗塞の危険性と意識消失の危険性が高くなりますよね。ところで「過度の降圧」とはどの程度なのでしょうか。降圧薬の添付文書には「過度の降圧」とかで具体的数値の記載がないということは人それぞれということですよね。各人の状態によって異なってくるということですよね。感情によっても場所によっても時刻によっても活動状況によっても変動するのが血圧ね。それを管理するための「処方薬」扱いですよね。診察時の血圧だけで判断している医師は馬鹿ということですよね。それなりに覚悟をして受診するようにしましょうね。このある種の小説は止めます。脳出血で死ぬのならまだよいですが、中途半端な出血ですと再起不能になりますからね。
 10月14日(水)、「脳梗塞と血圧は無関係かも」ね。昨日の続きね。正常といわれる血圧でも低血圧でも脳梗塞は起こっているのですよね。正常といわれる範囲が一番頻度は低いかもね。だから、降圧薬の添付文書に「一般に過度の降圧は・・」とあるのです。この書き方は降圧薬全てが対象だと考えましたよ。そして、その降圧薬に対してでは「一般に・・」などの用語は使わないはずです。高齢になっていくとどうしてもLDLが低くてもその人なりに動脈硬化になっていくのはしかたがないですよね。あくまでもその人なりにね。血圧が低くても動脈硬化でなくてもその人の事情によって血管が詰まることがあるのです。それが梗塞ね。体に各地で起こっているわけですよね。心臓で起これば心筋梗塞、脳ですと脳梗塞、肺ですと肺梗塞とかですよね。肺の方はエコノミー症候群とかで有名になりましたね。ブログ村の「脳卒中」カテゴリーで心臓のステント術だったかな、その手術中に脳梗塞になったというのがありましたが、手術で何かが飛んで脳梗塞が起こる可能性があるというのを承知でしての手術だったと思います。私も脳の血管造影のときに20~30%ぐらいの脳梗塞危険性があるといわれましたよ。今はもう脳の血管造影をしてもらう気はないです。脳梗塞怖いね。心臓から脳以外への部分では多くの場合小さな梗塞は、脳での隠れ梗塞同様表面には出ないと思います。出血も脳以外では少量なら表(発症)に出ないかもね。ただ、少量でも脳幹部等では障害だけではなく死に至ることね。梗塞もか。低血圧で脳梗塞、高血圧で脳出血、両方された方は血圧管理のために毎日5回ぐらいは適切な姿勢で血圧測定をして血圧を管理しましょうね。それでも起こるときは起こりますよ。ただ、発症の危険性を下げるためにね。出血は血圧が低いほど起こりにくいか、より少ない量で止血されると思いますが。低血圧ですと脳梗塞等の心配もかな。
 10月15日(木)、高血圧の種類の数例ね。いろいろなタイプがあるので世間でいわれているうちの数例についてね。思いつくのは「白衣性高血圧」、「仮面高血圧」、「早朝高血圧」、「職場高血圧」ぐらいね。「夜間」もあると思いますけどね。こういろいろあるので24時間血圧計もあるのですよ。「白衣性高血圧」は緊張に弱いタイプかな。なにかいつもと違う状態では簡単に血圧を上昇させてしまうタイプかも。病院とかでは血圧が高くなるのですよ。これで降圧薬をたんまり処方されると過度の降圧による脳梗塞の危険性ありね。「仮面高血圧」は診察室での血圧測定ではボチボチなのに家庭とかで高血圧のタイプね。高血圧状態が見過ごされて脳出血などにかな。脳梗塞は高血圧でも低血圧でもなのでこちらも注意ね。「早朝高血圧」は起きるときには交感神経優位になるためといわれています。起き抜けにトイレで気張らないようにね。早朝の脳卒中も多いといわれています。「職場高血圧」はやはり緊張状態が強いられているためでしょうかね。注意していたのですが、帰宅しようとしてトイレでの用足し中に視床出血した私でした。脳卒中になったら、しばらくの間は高血圧状態になります。理由は脳卒中で新鮮な血液が届かなくなった部分に血液を送ろうと心臓に命令が出されるからです。クッシング現象といわれています。ですから、時々刻々変動する血圧が測定できるのなら朝晩と日中に最低数回は測定されることが望ましいと考えています。できるだけ適切な姿勢でね。トンネル型は腹圧アップに繋がるような姿勢になりやすいので気をつけてくださいね。適切な姿勢で適切な方法での測定であれば、手首式でも上腕式でも同じ数値ぐらいになると経験しました。トンネル型は別格でした。上腕式を一番推奨しますけど、手首式でもと思います。私はトンネル型は腹圧の関係でお勧めしません。腹圧上昇には風船を膨らませるというのも効果的ですよ。経験済みね。STで膨らませて病室に戻ってしばらくしてからでも高かったです。
 10月16日(金)、筋肉と骨との関係。破傷風という感染症で、筋力で脊椎骨などの骨折が起こることがあるというのです。仕組みは破傷風菌の毒素で運動神経系の抑制ニューロンが働かなくなり、興奮性ニューロンの抑制ができなくなって強烈な筋収縮が起こったときというのです。骨が筋肉の力に耐えることができなくなってというのです。それもマッチョでなくてものようです。「破傷風 骨折」で検索してみてね。いくつかが破傷風による骨折についてです。火事場の馬鹿力でも折れることのない骨が折れることがあるほど筋肉の潜在筋力は大きいのですね。火事場の馬鹿力でも自分の骨を折るほどの力が出ないように脳で制御しているのですよ。普通の筋力は火事場の馬鹿力の20~30%ともいわれています。寝込んだりして筋力の低下が起こりますが、神経筋シナプスの問題と脳の制御の問題ですかな。普通の筋肉はそう簡単には低下しないのですよ。ただ、神経筋接合部からの神経の刺激が長時間途絶えると知らないよ。痙縮や拘縮で凝り固まった場合は筋肉にとっては刺激なしになるのかな。それと筋肉にはいろいろな種類があるので特定動作ばかりすると使われない筋肉が萎縮するかもね。感覚麻痺の場合は運動神経系は問題がないので神経筋接合部での筋肉への刺激も脳が命令を出せたらできるわけですよね。そして、火事場の馬鹿力のときの命令でなくてもよいのですよね。か弱い命令でもと思います。体験ではこれで筋肉が維持できたと思っています。で、筋力も感覚の回復に応じて徐々に復活中ね。あくまでも筋力は感覚の回復に応じてね。
 10月17日(土)、適切適度なリハビリをおこないましょう。過剰も駄目、少なくても駄目、強すぎても駄目、弱すぎても駄目ね。このことを甘く見ると回復するものも回復しなくなりますよ。結構幅があると思いますが、この「適切適度」が難しいのですよ。例えば、リハビリ病院入院中にあるリハビリ時間だけで十分かというと人それぞれですが、普通は不足かな。ただ、適切適度な自主リハビリですよ。発症当座から「適切適度なリハビリ動作というのが最低条件」ですよ。私の場合、後で考えてみたら「適切適度なリハビリ動作」となることをしてきていたのです。巷でいう「闇リハ」はしていません。脳などの体の状態を考えながらのね。もっとも、主治医はリハビリに関しては私に何も話をしていません。様子を見ていたら怖くなったのかな。セラピストさんとリハビリをしている時間だけがリハビリと思ったら、多くの場合、足らないよ。人によって違うけどね。ただ、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ということは忘れないでね。体の全ての部分で一斉に廃用症候群は始まるので後回しで良いという部位はないですよ。お忘れなくね。やり過ぎても駄目、少なすぎても駄目、強度が強すぎても駄目、弱すぎても駄目なのがリハビリです。諦めないでリハビリを続けましょう。
 10月18日(日)、リハビリには順序がありますね。私の体験からの完全麻痺から健常者風歩行までね。完全に感覚が麻痺しての完全な動作麻痺でした。最初に思ったことは「可動域確保」でした。可動域があるということが動作の基礎ですからね。でもね、足は腕と違って健常側腕だけでは全く動かせませんでした。そりょあ、縦半分麻痺だものね。片足立ちが健常側だけでできるので介助されてベッドから車椅子への移乗ができたのですよ。それで、尿の管がとれてからは日中車椅子生活ね。このとき、股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度にしていました。ベッドでは伸ばしてましたよ。救急病院で毎日ほぼ一日中車椅子を確保できた理由は以前の投稿で確認をしてね。救急病院でのPTのリハビリでは平行棒での立ち上がり練習があって、向こう側に置かれた姿見に映っているはずの姿が見えなかった私でした。翌日から、ハードコンタクトレンズを装着しくれるようになりました。徐々に平行棒での歩行距離を伸ばしていきました。しばらくしてから杖歩行開始ね。これも徐々に伸ばしていきました。車いす両足ちょこちょこ歩行を教えてもらいましたが、病棟では看護師介助だけでしたのでほとんどできず。リハビリ病院転院後は自走しても良いということでPTさんの前でしたら、踵着地でつま先蹴りの方が良いといわれたので踵着地にしました。上体が前屈みになってスピードアップね。暴走族への道を走ることにね。この着座での車椅子両足ちょこちょこ歩行は力がいらないしので軽い力での膝関節や足首関節の鍛錬に役立ちましたよ。リハビリ病院退院日まで毎日続けました。関節の可動域があるので杖歩行のリハビリもペースが早かったみたいです。転院後2週間ほどで模型の階段での昇降リハビリね。1ヶ月後ぐらいには健常者風歩行への訓練ね。装具は一番簡単のにね。転院後1ヶ月半ほどで自力での支えなしの床からの立ち上がり練習ね。これでどこで転んでも立ち上がれるようにね。麻痺足の可動域がが必要ね。転院翌々月の初旬に病棟内杖歩行許可でした。闇練習はしていないよ。車椅子での暴走はしていたけどね。車いす両足ちょこちょこ歩行の当初の麻痺足は足手纏いそのものでしたよ。でも、感覚麻痺でしたから、運動神経等が生き残っていたので動かすことはできました。車いす両足ちょこちょこ歩行では「動かせた」だけで暴走ができたのです。筋緊張亢進なしにね。杖歩行許可されてからも徐々に歩数を増やしていきましたよ。入院中に一日10000歩以上にできました。体の準備ができてからの歩行みたいなものでした。「体の準備」というのは「可動域が確保されていて楽な力で動かせる」ということです。リハビリ病院へ転院後2ヶ月半で階段の単独昇降許可ね。転院後3ヶ月ほどで「小走り」や「ボール蹴り」や「斜面での昇降(立体駐車場のスロープ)」などもね。すべてに優先したのが「可動域の確保」でした。その結果がリハビリ病院で初期症状から見たら「奇跡的回復」でした。くどいですが、退院日まで専用の車椅子で毎日「着座での車いす両足ちょこちょこ歩行」は欠かさずしましたよ。車椅子は病院のだよ。病院の車椅子を退院日まで使えた理由は以前の投稿でね。

2015年10月12日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No165   あるブログに登場の医師、藪医者というより、医師としての資質を疑いますね。   「あるときは空気みたいに何も感じないのになくなってから有り難みに気づくもの」ね。   「杖は相棒」。私にとっては宙に浮いている杖でも相棒ね。   「最善のリハビリ方法を見つけるためには」ね。   花子との散歩で花子に走らされた   脂質リッチな脳。

 10月5日(月)、あるブログに登場の医師、藪医者というより、医師としての資質を疑いますね。このあるブログで生命保険金請求で主治医の診断書の項目の中での入浴についてね。リフトを使っての入浴が「半介助」とした医師がいるというのです。やはり医師にも常識がないのがいますね。法的にどのように損害賠償を請求したらよいのでしょうか。だれか投稿の方に教えてやってください。障害者手帳申請のときの診断書も医師次第という面が強いですよね。馬鹿医者に出会うとめちゃくちゃな診断書らしいですね。私に医師への不信感を持たせてくれたのが肺がんのときね。当時すでに縮小手術もあったのに標準手術ね。腫瘍の大きさとかがあるのでね。でも、一方的感じの説明ね。術後の説明も生存率の%だけで「5年生存率なぜ65%」かがなしね。1年後の骨シンチレーションでの集積1箇所を「骨転移」と決めつけてましたよ。肺癌でのというか癌の骨転移は普通「多発」、「単純X線撮影で溶骨像または骨硬化像」、「激しい痛み」とかですが、3つとも非該当でした。整形外科が設定した生検のための入院もキャンセルさせたみたいでした。誤診と確信して自分の身を守るために治療は拒否ね。通院だけは続けました。いやな患者ですね。主治医は旧帝国大学大学院修了、アメリカ留学帰国後の最初のそれなりの病院勤務で新人指導中のようでしたが、私は殺されたくないだけでした。そのうちにどこかに勤務替えしていなくなりました。開業医相手と違いますので通院し続ける方が楽ですからね。翌年の骨シンチレーションでも1箇所の集積でしたが、「虫歯」との指摘ね。主治医は替わっていました。歯医者にはわかりにくい内側からの虫歯でした。骨転移の治療は放射線治療が第一選択肢です。場所が右股関節部だったので、放射線で正常組織が破壊されたり、がん化の恐れもね。がん細胞があっての放射線治療だものね。関節に異常がでていたら、今回の脳出血で左足で、放射線で右足でとかで車椅子生活になっていたかもね。患者は不作為で殺されたくないのですよ。殺されるとかまでいかなくても、QOL(生活の質)を維持するたということが最低限であると考えています。骨シンチレーションは微小骨折などを調べる検査法で癌の骨転移検査に流用しているのですよ。集積がどのような理由であるかの解析に骨の折れる検査です。医師の出身大学もそこでの教育の質とかが影響しますが、有名大学だからよいというわけでもないですよね。
 10月6日(火)、「あるときは空気みたいに何も感じないのになくなってから有り難みに気づくもの」ね。故長谷川町子氏作の「いじわるばあさん」で息子が胡椒だったかな振りかけようとしてテーブル小瓶で蓋を開けて振りかけたら、中身がぞっと出てきたのをばあさんがその中蓋を見せながら「いつもは気にとめないがなくなって有り難みが・・」とかの4コママンガがあったのを覚えています。脳卒中発症で高次脳機能障害等は今回の対象ではないですよね。対象となるのは四肢の方かな。人それぞれですけどね。ある方はブログで「ぐにゃぐにゃの体」を嘆かれていたと記憶しています。でもね、その方は今はその方流のリハビリを頑張られて、関節の可動域が狭いと嘆かれています。発症当初は関節可動域はあったはずですが、脳卒中で本来の脳によるコントロールができなくなって「グニャグニャ」ね。「グニャグニャ」のままにしておいたら今頃は脳によってコントロールできて、相当的確に動作できるようになっているのではと思いますけどね。ボトックスも発症時筋肉はブヨブヨだったのに痙縮まで固めた結果の治療法ですよね。発症時の「ブヨブヨ」を嫌った訳ね。筋肉の感覚が戻ってくるにつれて戻りに応じて適切に使えるようになった私ね。筋肉に力が入らないことを脳が原因ではないと勘違いをしてリハビリされる方が多い感じを受けています。柔らかかった頃の筋肉の有り難みをカチコチにしていから気づかれるみたいです。発症当初の筋肉や関節や腱は普通は正常ですよ。それを異常と思い込むことがリハビリを難しくしていると考えています。尖足なんて足首関連の関節と筋肉がそれなりに反応したからですよ。何もせずに寝てばかりね。そりゃ、足先は下がりますよ。関節や筋肉が柔らかかった証拠ね。その後、その状態に廃用症候群で固定ね。ですから、「他動による可動域確保動作」でよいと思いますので発症時直前の筋肉と関節と腱の状態を維持しておけばボトックス療法対象にはならないと思います。
 10月7日(水)、「杖は相棒」。私にとっては宙に浮いている杖でも相棒ね。杖なしで歩くときとでは安心感が違うのです。雨のときの花子との散歩では右手に傘、左手にリードとなるので足が滑ったときはビクッとします。そのときはもう一本の手があればと思います。足下が雨降りより条件のよいときに杖持ちね。ただね、杖を振り回すのは危険ですから誰もいないときにしていますけどね。普通は軽く接触させる程度ね。だから、先端のゴムが磨り減っていないことにね。ある方も投稿されていたように障害者という表示としてのアイテムです。公共交通機関利用時とか強調しますよ。公共交通機関ではできる限り席を替わってもらう必要のあるような乗車をしないようにしています。というか、このようにできるところに住居しているということね。現在の歩行速度は順調なときはビジネスマンと同程度ですが、座っての車いす両足ちょこちょこ歩行で暴走したときよりは遅いです。ですから、よく追い越しをしていますよ。疲れてきたらのんびりね。追い越されます。
 10月8日(木)、「最善のリハビリ方法を見つけるためには」ね。「動きのコツ」さんは患者さん一人一人に最適のリハビリを見つけますよということですよね。埼玉県のリハビリのところも患者さんにあったリハビリですよね。最適なリハビリ方法を見つけるというのはぼんやり仕事としてリハビリしているだけでは見つけられないのですよね。この「ぼんやり」という意味は深いですよ。多くのセラピストさんが最適を目指して実践しているわけですが、竹林もあるみたいですからね。もっと難しいのが患者自身で最適なリハビリを見つけるというものね。私の場合は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」を基本にしてセラピストさんの適切な指導で「奇跡的回復」ね。今でも「・・を固めない。・・」は同一ですけど、症状の中でどういう適切適度なのがあるかというのはセラピストさんと相談しながらですよ。私の周りには藪医者は多いですがセラピストさんで藪はなかったですよ。結局は患者一人では状況の判断ができないのですよ。週2回の訪問リハビリで確認してもらいながらの日々のリハビリですよ。悪化だけはさせたくないものね。そうか、何が悪化なのかが判らないと適切なリハビリができないですよね。関節の可動域も対策が早いほど狭くなったのを健常者並みに戻しやすいと訪問リハビリのセラピストさんも言っていました。遅れたら諦めね。
 10月9日(金)、花子との散歩でこの頃は賢かったのにわんこ友達の飼い主さんにナデナデしてもらったら、ハイテンションになって苦しいはずのチョーク式の首輪にもかかわらず走り出してくれました。それについて行こうと思ったら、意外と足が動いてくれたのです。「小走り」よりは「走り」に近い感じでね。数十mは走ったと思います。思うことは「よく足が動いてくれた」ということね。当然、地面の確認なんてできませんよ。いちいち足の状況など考えている時間などないしね。意外と感覚神経が回復してきているのだとね。でもね、大股疾走ではないので回復は不十分ね。筋力に不安というより、感覚不足による不安ですよ。本来は着地したときに足からの感覚情報で足をコントロールしているのですよ。だから、疾走ができないのです。転倒やねんざとかの危険性を孕んでいましたけどね。地道に足の伸縮や足首の屈伸などで左右の感覚あわせをしてきた成果だとは考えています。一日に10000歩以上とか歩行や階段昇降はしていますが、筋トレは全くしていないよ。くどいですが、右間脳視床出血で意識不明にもなり、左半身完全麻痺程度で医師のお告げは「一生車椅子生活」程度ね。主治医は回復見込みついては私に何も言っていません。お告げは家族にです。回復状況を診ていたらお告げを「やばい」と思ったのでしょうね。
 10月10日(土)、脂質リッチな脳。「脳 脂質 割合」で検索してみてください。50~60%というのがありますよ。「教えて goo」のあるベストアンサーでは脂質のうちコレステロールが50%なんてのもね。低コレステロールは脳にとってよくないみたいですよ。「低ければ低い方がよい」なんていう医者は金儲け主義の藪ですよ。低コレステロールは脳出血の危険因子だしね。脂質の方ですが、生体膜にも使われます。「流動モザイクモデル」や「生体膜 流動モザイクモデル」で検索してみてね。生体膜が流動モザイクモデルで示された性質を持つことができるようになるには飽和脂肪酸のほかに必須不飽和脂肪酸が適切な割合で分布しているからです。樹状突起などはこの生体膜でできています。生体膜が流動モザイクモデルで示されるような性質なので樹状突起等が延伸できるのですよ。シナプスでの働きもできるのですよ。飽和脂肪酸は肝臓や脂肪細胞で造り放題なのが人間ですが、必須不飽和脂肪酸は食物から摂取するしかないのです。ω3系の不飽和脂肪酸は存在する食物に偏りが大きいのですよ。脳卒中での脳の修復は樹状突起等をいかに延伸して新しい神経細胞間の連絡網を作り上げることが掛かっています。このためには適切適度なリハビリでの刺激と生体膜としての樹状突起等をいかに早くつくらせるかですよ。でも、年単位かな。痙縮とかになると刺激がなくなると思います。脳卒中での高次機能障害も嚥下障害も四肢の動作麻痺も脳の障害によります。脳での回復があってリハビリ効果が出てくるのです。脳の回復には脳の生き残っている部分と回路を活用する場合と新しい神経細胞間の接続が起こって回復との2段階があると考えています。当初の回復は生き残り部分の活用と考えています。つなぎ替えによる回復が起こる前に不適切リハビリをすると脳でのつなぎ替えも起こらなくなるのではと考えています。或いは特定パターンでの再接続だけになるのではとね。
 10月11日(日)、人間の遺伝子の平均的保障期間は? 生物としての保障期間ね。これにはそれぞれの生存期間と種としての永続期間とかがありますが、種としての方は徐々に形質等が変化していきますの難しいですが。種として存続するためには子孫を残すしかないのです。今の形の紐状DNAになってから寿命というのが出てきたのですよ。環状DNAは原理的には不老不死です。人は環状DNAではないので寿命があります。種を存続させるのに必要な子孫を残すことができるぐらいを保障しているというのです。増えすぎると自滅ですから、食物連鎖のバランスを崩さないようにね。科学技術がない前提での保障ですから人生50年ぐらいが妥当かなとね。当然、初期不良や延長保障もありですよね。ある会社の製品は長持ちするが某社は直ぐ壊れるとかみたいなのもね。これは工業製品と違って「運不運」で神様の範疇ね。工業製品での保障期限前後から不良がその前よりは増加傾向になりますよね。人間もそれとよく似てある年齢(人それぞれね)あたりから体の不調が出てきますよね。その多くが医学の範疇外ですよ。そのあたりをどう考えるかですよ。「医療を受ければよくなる」というのもありますが、「どうにもできない、様子を見ましょう」なのかね。後者は医者に行くだけ時間と金もムダですよ。変にクスリでも飲み始めたらマイナスかもね。特に最初から多剤処方の医師は即刻変えましょう。

2015年10月5日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No164   脳卒中での動作回復過程の一考察ね。   脳卒中後の墓参りね。   最近も神経細胞のつなぎ替えのためと思われる違和感が頻発しています。   「頑張らないリハビリの勧め」ね。   背筋を伸ばすとよいことがありますよ。   「リハビリでの焦りの心」とは。   「健康診断」等についての思いね。

 9月28日(月)、脳卒中での動作回復過程の一考察ね。これは脳卒中で脳の部位が損傷を受けたかで大きく違ってきますよね。各自の発症前からの体の状態も違うでしょうしね。1000人の患者がいたら1000通りのリハビリがあって1000通りの回復過程があるのですよね。でもね、「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」というようなのは1000人とも駄目だと思いますけどね。高次脳機能障害も四肢等のリハビリに影響するでしょうね。ところで、私みたいな感覚麻痺での回復過程について考察してみます。動作では筋肉が運動神経と感覚神経によって適切に制御されているのが普通ですが、脳卒中によって感覚神経が関与できなくなったのですね。私の体験からと脳科学的要素での考察ね。視床出血でしたから完璧な感覚麻痺ね。運動神経や筋肉や関節等は異常なしね。異常なしなのに動作させることができないのです。これは脳が感覚情報を使って動作命令を出しているためですよ。当座は「他動による可動域確保動作」ですよ。これは筋肉や関節等の廃用症候群を防止するためね。次が生活動作を考えた他動による可動域確保動作ね。そう腕伸ばしや指伸ばし、足腰の関節の屈伸を日中車椅子生活での屈曲と夜間のベッドでの伸ばしね。これで屈伸ね。車椅子は背筋を伸ばして股関節直角程度、膝関節直角程度、足首関節直角程度ね。この車椅子での生活が後々の棒足や尖足の防止になっていたのです。腕伸ばし等は屈曲腕や握々お手々の防止ね。上肢は屈伸やグッパが視覚情報で代用することができるようになったのか自力でできるようになってきました。「手をじっと見る」状態で指動作ね。指指定もできるようにね。ただね、指の感覚が筋肉も皮膚もないので動かせるだけね。物を掴むとかではよそ見もできない状態ね。感覚神経が復活するのに必要程度の楽な動作だけにしました。今も楽に動かせますし、筋力もあら不思議と復活しつつありね。30kgのハンドグリップが握る込める日も近くなりましたよ。足は車椅子に座ったままの車いす両足ちょこちょこ歩行で股関節・膝関節・足首関節等の楽な力での可動域確保に成功して健常者風歩行ね。ただ、足等の感覚神経の回復状況によっては筋力バランスが一時的にとれないような感じも出てきます。これは神経細胞のつなぎ替えで以前の神経細胞が脳卒中で死んで、別の個性の違う神経細胞間のつながりになるのでその調整のためと考えています。だから、多くはしばらくすると治まりますがしつこいのもありますね。
 9月29日(火)、脳卒中後の墓参りね。2012年2月9日に視床出血を起こしました。意識不明にもなり、完全に左半身麻痺状態でした。春の彼岸までは40日ほどしかありませんでした。でも、数年前に兄が実家に戻ってきてからは彼岸墓参りをパスしていたのです。それで、40日ほど後の彼岸墓参りはいつも通りパスしました。いくら回復が早いといっても行けば母にばれますからね。病院も外出はさせてくれないですよね。母にはまだばれていません。墓参りがなくてもリハビリは気楽に適切適度で取り組んでいました。その結果がその年の6月末には初期症状にしては奇跡的な回復の上肢の動きの良さと健常者風歩行でリハビリ病院を追い出されました。杖は宙に浮いての健常者風歩行ね。8月のお盆の墓参りには行きましたよ。以前から角膜の問題で視力が出ないということで自動車の運転はしないと母には伝えてもらったので、視床出血で妻から禁止されたとはいわなくてもよかったのでした。その後は彼岸とお盆に行っています。草引きとかは右手ですればよく、左手はラジオ体操的動作ができる可動域と動きがあるのでばれていませんよ。感覚麻痺特有の動作のぎこちなさはうまく誤魔化してね。その後も可動域確保でリハビリしているので動きが悪くなるなんてないですよ。動きの悪くなるようなのはリハビリではないですよね。四肢等のリハビリは関節の可動域を楽な力で確保できてなんぼだものね。これは発症時から常にだよ。発症時は他動で楽な力で関節を動かせましたよね。
 9月30日(水)、 最近も神経細胞のつなぎ替えのためと思われる違和感が頻発しています。以前からの手足の痺れは当然続いていますよ。順調につなぎ替えが起こっているようですが、いつまで続くことやら。感覚麻痺では痺れがあって当然ですよね。この痺れは発症後3ヶ月程度から始まって強くなったり、弱くなったりね。で、足先を椅子などにぶつけたときの痛みが強烈な時期を越すことができたようです。健常側と同感度になりつつありますよ。筋力が発揮され始めたのも感覚神経のつなぎ替えで感覚情報が回復しつつあるからです。視床痛とか出ないのは痛みではないからね。各部位の感覚が徐々に戻ってきているのを実感しています。完全回復には数十年必要かな。健常者並みの可動域を楽な力で確保できて適切な動作ができるようにね。コンタクトレンズでの違和感はゴミとかによるのではないと思います。ゴミでも「慣れ」はあるのですが、感覚の回復ですと、装着し直しても解消されなくて時間のみで解消されますよ。筋力のバランスも時間が必要ね。つなぎ替えに使われる神経細胞は成長期と違って予定外の働きですから、調整に手間取るのではと考えています。このこととと、つなぎ替えが完了するまでの時間がリハビリでは必要なので焦っても成果が出ないのですよ。何時までも適切適度なリハビリ動作というのが最低条件ですよ。つなぎ替えの結果だったのですね、後ろトイレ関係の不調。最近は快調になってきています。体性感覚の一括中継の視床ですからいろいろなところに不調感が出てきますが、感覚の回復による調整での不調か体の各部の病的不調かの見極めには注意しましょうね。藪医者に変なことをいうと薬が増えるだけだったりしてね。医薬品は少なければ少ない方が体によいですよ。必要最小量ね。
 10月1日(木)、「頑張らないリハビリの勧め」ね。この「頑張らない」は我々脳卒中経験者は脳の状態が健常者と違うので、健常者風に頑張っては弊害が頻発しますよ。実際、ブログ等で感想を報告されている中にも「頑張りの中身を検討されたら」と思う方が結構いますよ。動きのコツさんも『「頑張らない」コツ』というのを投稿されていますしね。健常者的発想ではなく脳卒中での動作麻痺に対応した頑張りが必要なのですよね。感覚麻痺ですと、筋肉と皮膚からの感覚情報が届かないから起こることに筋緊張亢進がとりあえず起こりますよね。私も経験しています。亢進状態を継続すると痙縮になっていくのかな。拘縮にでもなってしまったらリハビリ強制終了みたいな感じですよね。回復の見込みなしとね。健常者風を求めすぎての頑張りで起こりやすいですよね。「可動域の確保と脳での神経細胞のつなぎ替えの促進が起こりやすいように頑張る」という頑張りもあるのですよ。脳卒中は脳の障害で四肢の動作麻痺などが起こるのですから、脳の修復があってからリハビリの効果が出てくるのですよ。最初が脳の残存部位の活用に回復ね。次が脳での神経細胞のつなぎ替えで損傷部位の働きを別の部位の神経細胞が担えるようになる本格的回復ね。後の方になる前に痙縮とかで筋肉を動かせなくしてしまうような頑張りに励んでいる方がボトックスに救いを求めているのかな。ですから、リハビリにはその方に応じた手順とかがあるのですよ。そして、時間が掛かります。「諦めない頑張り」「焦らない頑張り」「適切適度なリハビリを継続する頑張り」「体についての幅広い正しい情報を調べて考えてみる頑張り」とかね。
 10月2日(金)、背筋を伸ばすとよいことがありますよ。まず、第一が身長が高くなるということね。結構な年齢で身長が1cm以上一年間で伸びましたよ。本当の話ね。高齢になってきての身長の縮みの要因は大きく分けて二つかな。一つが骨の縮みね、これ、骨粗鬆症の恐れもね。もう一つが猫背化ね。脊椎骨は短い骨を積み重ねているだけなので背筋をまっすぐ伸ばすのには背筋、腹筋等の筋肉を使う必要があるのですよ。弱くなってくると猫背になって身長測定では縮みますよ。まっすぐ伸ばすと筋肉を使うことになって脳の活性化にも繋がりますね。猫背は腹圧アップに繋がりますよ。腹圧アップは血圧アップに繋がります。背筋を伸ばすと腹圧は低下傾向にね。血圧も低下傾向ね。腹圧アップ方法に風船を膨らませるというのもがありますね。しっかり血圧が上昇しましたよ。ですから、生活での猫背の方が背筋を伸ばし始めると血圧が低下する傾向ね。私は低下傾向ね。過度の降圧による脳梗塞の恐怖が近づいている感じです。猫背よりは背筋を伸ばしている方が世の中を前向きに感じられると投稿されている方がおられますが、まさに「その通り」ですよ。世の中が明るくなります。「空威張り」の姿勢は害毒だけかな。ですから、よい方の「背筋を伸ばす」ね。背筋を伸ばしていても「前屈み」状態は腹圧アップになると考えられるのです。降圧剤を服用されている方は背筋を伸ばしたよい姿勢で日に複数回は測定されることをお勧めします。私は手首式でも上腕式でもトンネル型でも適切な姿勢であればよいと考えています。訪問リハビリは上腕式ね。で、過去に最高血圧80mmhgなどという記録を訪問リハビリ時の測定で作っています。手首式の方がもっともっと高いよ。上腕式と何回か比較測定してみた結果、正しい姿勢での複数回の方がよいと結論しました。背筋を伸ばして腹圧を低下させることのできるリラックスした状態での測定ね。
 10月3日(土)、「リハビリでの焦りの心」とは。焦りの心を生む要因のひとつは筋力についての知識ですかな。それも中途半端な知識や間違った知識とかね。体験した感じでは筋肉量の低下は非常にゆっくりという感じがしています。私の場合は運動神経に問題がなかったので筋肉に何らかの情報を送ることができたようなのです。でもね、脳のダメージで筋力(筋肉量ではないですよ)はゼロになりました。でもね、腕の重たかったこと、重たかったこと、筋肉量が減っていない証拠ね。もし、筋肉量が減っての筋力低下なら腕や足など体全体の体重が軽くなっているはずですけどね。体重は減っていなかったですよ。「他動による可動域確保動作」だけでも感覚麻痺の私には筋肉量維持にいくらか役だったみたいでした。筋力低下の第一は神経筋シナプスの問題でしょうね。これは素早く起こっているとね。でも、筋肉を収縮させると速く回復するようです。実感、でも感覚がないので筋力が発揮できない。感覚がないことによる筋力のリミッターの問題を筋肉量低下とかにすり替えて考えての筋トレでボトックス療法対象になれるように焦って過剰リハビリをしてしまう方が多いようです。ボトックス療法対象になって放置すると原理的には神経筋シナプスは退化する可能性が高いのではとね。感覚が回復してこないことには生活動作が的確にできないのに「早期に自立したい」と焦って要介護度を上昇させてしまっているのが現実かな。脳卒中以外でもリハビリで焦ったり、諦めたりで障害を固定化させたり、悪化させたりしている場合が多いみたいですね。
 10月4日(日)、「健康診断」等についての思いね。健康診断等での血液検査や血圧等の基準値範囲?は多数のデータからの統計学的に導き出されるということになっています。ですから、「統計学的」なので統計は必ずばらついているのですよ。ですから、あの基準値範囲に合わない人が必ず出てきます。それと診療側の都合みたいな感じで基準値が変動したり、新しい調査結果で変動したり、調査費用の出所によって変動したりします。基準値範囲内でも少ないですが病気になったり、基準から外れても健康だったりとかがあったりします。ですから、あの範囲内で安心もできないし、外れても落胆する必要もないのです。冷静に対応しましょうね。ところでLDLコレステロールではあの基準範囲を少しでも上回ると薬を出したがる医師がいますが、私は金儲け主義の藪と判断して変えました。コレステロールは人間が必要として体内生産しているのですよ。それが「低ければ低い方がよい」などということはありません。LDLコレステロールのみを下げる薬はなく、コレステロールを減らすからLDLも減少というものですよ。HDLコレステロールも減少するというのです。それと、アメリカでは基準範囲が日本より高い値の方になりました。高齢になるほど今まで考えられた範囲より上方の方が健康で長生きしている割合が多いというのが判ってきたからです。血圧ですが、過度の降圧は脳梗塞の恐れがあると降圧薬の添付文書に書かれています。過度の降圧とはどの程度なのでしょうか。脳卒中後に十分降圧した患者の再発脳卒中がそうでない人より多い理由ではと考えています。血圧測定にも注意しましょうね。家庭でも適切な姿勢で測定しましょうね。適切だよ。文藝春秋11月臨時増刊「医者とクスリに殺されない賢い患者学」も読んでみられたらと思います。