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闘病記(視床出血)目次(カテゴリー的なところもあります。)

2015年6月29日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No150   片麻痺の爪切りについてね。   「しゃがむ姿はカッコ悪いか」って本多勝一氏の著作ですよね。で、我々脳卒中経験者にとって「しゃがむ」ということができるのか。  どの程度で重症?、軽症? 部位によっては20ml出血で全滅だしね。10mlで半分あの世行きのところありますよ。   あるブログでぶん回し歩行は「正しく歩ける」より「歩ける」を優先した結果だというのがありました。「・・ができる」を優先すると・・   リハビリは子育てと同じかな。   先日、訪問リハビリでギャルセラピストさんの時に「力比べ」をハンドグリップでしました。   この世の不平等についてね。

 6月22日(月)、「脳卒中になられたばかりの方へ」カテゴリーへの投稿分にコメントがありました。たまにしかコメントを見ないもので気がつくのが遅くなってしまいました。相互リンク承知しました。片麻痺の爪切りについてね。最近、足の爪切りをしました。爪が結構伸びていました。リハビリ病院入院中とかでしたら看護師さんに切ってもらえたのにね。今回の視床出血で爪切りは入院中に足指の爪を切ってもらっただけです。手の爪は左右とも自分で切っていました。退院後は足指もね。手は腕伸ばしと指伸ばし、手首伸ばしをしていたら曲げることができるのです。そのときに健常側で麻痺手に爪切りを持たせて工夫すれば爪切りができたのです。指が伸びるので麻痺手の爪は楽々切ることができます。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で弱い力で関節の可動域が確保できていたら爪切りなんて簡単に自力でできるようになりますよ。爪切りの持たせ方と体の動かし方に工夫をしてね。健常者みたいにしただけでは成功しないよ。歯ブラシも麻痺手に持たせればよいのです。どうするかというと、関節可動域が腕もあるので洗面台に麻痺手をのせて指の間に歯ブラシを突っ込むのですよ。そのときに向きに注意してね。コンタクトレンズ装着でも麻痺手を洗面台の乗せて人差し指を健常側で伸ばして適切な向きにしてレンズを乗せて顔の方がお出迎えで装着していました。コンタクトレンズに比べたら歯ブラシなんて支えやすいですよ。完全麻痺でも楽勝ね。麻痺手をこのように使うことで脳に麻痺手も使うのだというシグナルを送ることができたのも回復が早くなった理由かもね。廃用症候群は全身で一斉に起こります。常に全身を考えたリハビリを。視床出血で意識不明にもなり左半身完全麻痺状態になりましたよ。
 6月23日(火)、「しゃがむ姿はカッコ悪いか」って本多勝一氏の著作ですよね。で、我々脳卒中経験者にとって「しゃがむ」ということができるのかということがリハビリでぼちぼちの問題ですよね。なぜかというと、床等にある物を掴みあげたりするときにどのようにするかということです。「しゃがむ」ということをするためには足首・膝・股関節等々がしっかりと安定的に曲げることができるというのが必要ですよね。ここにも「関節の可動域の確保」が必要ですね。救急病院時から「日中車椅子生活」や「車いす両足ちょこちょこ歩行」をしてきていましたのでリハビリ病院では「しゃがむ」ができてました。「しゃがむ」ができていると「かがむ」は楽勝ね。リハビリ病院で棒足の方が床の物を拾うのに苦労されていました。棒足では「しゃがめないのね」と思ったのです。和式トイレで大便もできますよ。ですから、外出先でトイレは洋式ウオッシュレットであれば最良ですが、和式でも、それも、爆撃式でもできますよ。実行したことはないですが簡単にいうと野ぐそも可ね。花子のうんち処理では「しゃがむ」ということが必須です。数ヶ月前に訪問リハビリのセラピストさんの目の前で「玄関で土間にある靴等を取り上げる」というのを上がり框でしゃがみ込んでしたら、「それもできるのね」と感心してもらえました。関節可動域確保の勝利です。ですから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で楽な力での関節可動域の確保を目指してリハビリね。「確保」というのは元々あるものを失わないようにするという意味を込めています。おまけ、昨日、立位から土下座に、そして、立位にができました。試してみたらね。以前からできそうだと思っていましたが。
 6月24日(水)、脳幹出血で1ヶ月ほど意識不明だった方で装具着用で杖歩行ができるようになられた方もおられます。脳幹出血は出血量の割に症状が激烈に現れます。普通、脳幹に入れられない視床出血でも10mlあたりを境に死亡率が急上昇します。脳幹部も少ない出血量でも危険なのです。それでも、生き延びてうろうろしている患者がいるのです。脳梗塞でどこかと視床梗塞でやはり1ヶ月ほど意識不明だった方も杖歩行されています。脳梗塞脳出血ダブルで両手両足麻痺みたいなのでもいくらかは歩行されたり一人暮らしをされている方もおられます。この3名に比べたら意識不明の期間が短かった私などは軽症ではと思われるのですから、杖歩行ができて当たり前ですよね。杖は非常時用に持ち歩いています。腕もぼちぼち動かせて当たり前ですよね。ラジオ体操的動作ができて当たり前かな。リハビリでは適切適度にすれば相当回復が見込まれるのですよね。具体的初期症状は判らないですが「なぜ、この程度で麻痺度がこんなに高いの?」とか思ってしまうのが時々あります。意識が回復して、家族と意思疎通ができるようになれば「生きていてよかった」ですよね。その次はいくらかでも自力で動作ができたらという思いですよね。高次脳機能障害については判らないです。すみません。ところが、「自力で動く」ということについては両極端に反応が分かれるようです。「諦め派」と「トレーニング派」が多い感じです。いつまでも「適切適度のぼちぼち派」というのは少ないように感じているのです。私は発症時から諦めないでいました。動かせ始めてからはぼちぼち派でした。それでリハビリ病院で「奇跡的回復」ね。視床出血では10mlで50%ぐらいの生存率だそうです。ほかの脳幹出血も同類かな。怖いね、脳幹部や間脳。
 6月25日(木)、あるブログでぶん回し歩行は「正しく歩ける」より「歩ける」を優先した結果だというのがありました。確かにそうだと思います。私のブログでは「何か生活動作ができる」というより『「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で「可動域確保が最優先」』で投稿してきています。可動域があっての動作ですし、可動域があっての正しい動作、楽な動作ができるのです。どのようにすれば可動域が確保出るかというと発症後直ぐのリハビリから「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で関節可動域確保の他動運動のROM運動を行い、徐々にか弱い筋力での自発運動に移行していくのがよいかと。自発でなくリハビリでか弱いギャルセラピストさんがか弱い力で関節可動域の確認動作ができるような状況を保ち続けることです。関節可動域がか弱い力で確保できていたら健常者風の楽な生活動作が徐々にできるようになるので急がないことですよ。日中、できるだけ上半身直立をね。ところで、入院中の日中車椅子生活と車いす両足ちょこちょこ歩行と腕伸ばし・指伸ばし等が役立ったと確信しています。退院後は腕伸ばしや腕伸ばし等と膝曲げ・足首曲げ等々です。腕では伸筋を助け、足では屈筋を助けるような動作ね。左右の感覚あわせの動作等を忘れずにしています。適切な筋力発揮には筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉関係の感覚情報と皮膚からの感覚情報が必須です。感覚神経と運動神経が揃って働いての筋力だよ。可動域確保より「・・ができる」というのを優先すると健常者風動作ができなくなっていく可能性が非常に高くなりますよ。後々のリハビリ効果が減少してしまいますよ。
 6月26日(金)、リハビリは子育てと同じかな。脳卒中が起こると脳機能は障害を受けた部分において「乳幼児と同じ頃に戻ってしまう。」というか、場合によっては胎児レベルにね。そこからの再出発ですね。体の全ては脳によって支配されています。だから、筋肉があっても筋力がなくなったりするのです。乳幼児が言葉を覚えるのにどのくらい時間が必要だったでしょうか。歩けるようになるのにどのくらい必要だったでしょうか。脳卒中の場合は障害の程度によっては乳幼児より時間が必要になります。理由は乳幼児は予定された神経細胞がありそれの訓練ですみますが、脳卒中では目的外の神経細胞に接続ができて後の訓練ですから時間が掛かることが多いのです。ですから、できるようになったことを明日もできるようにしながら、できることを増やしていくという育児の基本と同じなのですよ。高次脳機能もね。ですから、「一足飛び」とかができないのですよ。乳児に痙縮や拘縮児がいますか。いないから、成長できるのですよ。難病であるかもしれないですが、普通は痙縮とかはないですよね。だから、脳卒中の時に筋緊張亢進や痙縮や拘縮にならないようにする必要があるのですよ。関節の可動域が確保されているというのがあれば、四肢などについてのリハビリの基本ができているということです。高次脳機能については乳幼児教育を参考にしてね。そして、どのようにしていたら神の救いの手がさしのべられるのか。若いほど、救いの機会は早く多いはずですが、リハビリへの取り組み方が間違うと神はどこかへ行ってしまいます。子の成長と同じで適切適度な行いをして待つほかはないのです。脳での神経細胞のつなぎ替えは可動域があるほど起こりやすいし、高次脳機能でも適切なアプローチの方が回復が早いですよね。適切適度なリハビリというのを専門家は患者に合わせて提示して回復の手助けをおこなう必要があります。大抵の闇リハは過剰であり、間違った考え方でおこなわれていると感じています。子育ての基本は「愛して褒めて、できるようになったことを親子ともに喜ぶ」かな。リハビリでもできないことに目を向けるのではなく、できるようになったことを見つけ喜び、そのことを持続的にできるようにすることかな。リハビリが順調なら毎日何かに気がつくのではと思います。イライラされないことね。イライラしないことね。リハビリが順調なら長い時間軸でみたら、結構いろいろできるようになっていますよ。この「リハビリが順調」というのがミソね。どういうことか考えてみましょうね。
 6月27日(土)、先日、訪問リハビリでギャルセラピストさんの時に「力比べ」をハンドグリップでしました。健常側は30kg楽々ですから圧勝ね。麻痺側は20kgはセラピストさんも私もどちらもできるので勝負は判明せずです。ただ、安定度で負けていたかもね。本当は負けね。でもね、俗にいう「筋トレ」みたいなリハビリはしていないです。どちらかというと「手を広げる」や「指伸ばし」が主体ですよ。パーができるからハンドグリップを握ることができて筋力を試すことができるのです。で、握れた訳ね。灯油ポリタンクや衣装ケースなどでも指が伸ばせるから取っ手とかを掴めるし、腕が伸びているから、大きな衣装ケースの適切な部分で掴めるのです。そして、腕が伸ばせるから必要に応じて腕を曲げることで持ち上げれるのです。脳卒中ですと多くの場合、腕を屈曲させている方が多いですね。これは屈筋の方が伸筋より強力だからです。腕を伸ばすことができるだけで生活動作に屈筋の筋力を発揮できるのです。足は伸筋の方が強いから曲げることができたら意識して伸ばせるのですよ。足を曲げて、腰を落として灯油ポリタンクを掴んで足を伸ばすと持ち上げれます。関節の可動域を確保できていたら、楽に筋力発揮ができるようになっていきますよ。ただし、感覚神経の戻りに応じてね。痙縮や拘縮では感覚神経の戻りに期待が持てないのではと思います。筋紡錘と腱ゴルジ装置は筋肉を伸縮させて鍛える必要があると考えられますし、この刺激で脳でのつなぎ替えも促進されるのですからね。ですから、痙縮・拘縮状態の時やボトックス療法などをしている間は筋紡錘や腱ゴルジ装置関係の神経のつなぎ替えはお休みでしょうね。ということはリハビリも実質お休みね。それと、「背中での左右の手合体」に挑戦してみました。右手が頭の方からで左手が下の方からね。見てもらったら「左右の指の先端があと5cmほど」ということでした。
 6月28日(日)、この世の不平等についてね。いろいろありますね。生育環境について考えてみたいです。今月、神戸のある殺人事件の元少年Aが手記を出版しましたね。いろいろ賛否があります。ところで、昨年の佐世保での事件、今年の名古屋大学生の事件等で感じるのは本当の意味で愛情深い親(または養育者)に育てられていたら犯罪に走っていないのではという思いです。で、昨今の不当労働的勤務下での子育てなども増えているのでますます犯罪者が増加するのではと危惧しています。佐世保の事件では父親は弁護士でしたね。佐世保の進学有名高校に通学していたとか。名古屋大は有名ですよね。どうして、人格障害的な人が育てられたのかということですよ。神戸では祖母が亡くなってから異常行動が見られるようになったとか。佐世保では児童相談所の当時の所長も人格異常だったみたいですよね。パワハラね。アル中の子がそのアル中の親に育てられて大きくなった大人をアダルトチルドレンというそうです。アル中になっている確率が大きいそうです。教育熱心でも親のおもちゃとして勉強してきたとかいうのも人格異常になりやすいみたいです。たとえば、四国の某製紙会社の元会長ね。中には家庭内暴力になることもね。高級官僚などでもいるという話ね。この頃、頻発している虐待も同系統だと思います。それと、無知ね。死刑が執行された永山則夫は無知もプラスされて犯罪に走ったようです。日本国憲法下では「法の下の平等」ですが、誰の子に生まれたかで将来の人格がその子の持つ元々の人格と大きく異なってくる可能性が出てきます。誰の子でなくても円満な人格に育てられるような社会を作っていく必要があると考えます。誰の子関係なく才能に応じて勉学等のできる社会を作っていく必要があると考えます。現状ではDVは増加すれど減らないだろうし、虐待もね。そして、殺人などの凶悪犯もね。学校でのいじめの増加とも関係があると考えています。いじめは現状では減らないと思います。

2015年6月22日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No149   屋外で爆歩?   ボツリヌス療法の作用機序についてね。   「関節の可動域確保」についてね。   リハビリをしてどのぐらい元のようになるのだろうか。「完全に回復」をどのようにとらえるかということも問題です。   リハビリを妨げているものは人間の体についての知識のなさによるという思いを強めているこの頃です。   株式投資で現在はまっていることね。   脳卒中での四肢で「貧乏揺すり」や「暴れる」というのがある理由ね。

 6月15日(月)、先日の訪問リハビリ(PT)でマッサージに時間を少し取り過ぎたのか定例散歩の出発時刻が少し遅くなってしまいました。で、いつもと同じコース(1500歩ぐらい)を10分少々で歩破してきました。歩いてね。全コース6km/hぐらいでね。これができるのも足での筋紡錘と腱ゴルジ装置等のからの感覚情報で両足のバランスがある程度とれるように回復してきたからだと思います。屋外はPT室などと違って凹凸が結構ありますし、傾斜もあるのです。そこを道路表面の状態を細かく目視しながらの歩行をしていては疲れますが感覚情報が使えるようになってくると健常者に近い感じの目視だけで歩くことができたということですよね。このためには毎日足の筋紡錘などの感覚回復のための動作をおこなっています。腕でおこなっている目を閉じて左右の手合わせの足版です。左右の足の膝の曲げ具合や長さ等の感覚のずれをなくすためのリハビリ動作ね。か弱い力でも確保できる関節可動域とそのときの曲げ具合からくる位置関係が判る感覚があれば、結構高速歩行が可能ですよ。私の一日歩数12000〜14000歩程度は健康のためであってリハビリとしては歩きすぎかもしれないです。疲れてくると歩容が悪くなってきますからね。この腕と足の左右の位置合わせは毎日してきているリハビリ重要動作の一つです。
 6月16日(火)、ボツリヌス療法の作用機序についてね。ボツリヌス菌毒素(ボツリヌストキシン)は神経筋接合部で神経細胞側の本当の端っこの軸索の終末に取り込まれて作用します。神経細胞体には作用しないです。詳しくはウィキペディア等で検索して調べてね。筋繊維の興奮を抑えることになっていくのです。量が多いと筋繊維が全く収縮できなくなります。注射では部位と量に細心の注意が払われているはずです。結果としてその部位にある神経筋接合部では筋収縮命令が筋肉に伝達できなくなるのですから、筋力は低下して当たり前です。そのときに不用意なトレーニングなどをするとボツリヌス菌毒素の効果が失われるのではないかなと思うのですがいかがでしょうか。1カ所約1万円の注射の効果が失われるのではとね。筋肉の興奮を低下させるための注射ですよね。運動神経が興奮状態のままになって筋肉も興奮状態のままになっていったのが痙縮や拘縮ですかな。運動神経の興奮状態は脳での抑制ニューロンでのみ解除できるのかな。だから、神経筋接合部に毒素を作用させて筋肉の興奮を低下させることに成功したボトックス療法後の無力感でしょうね。毒素の作用がある間はその無力感は続くでしょうが、毒素切れ後にも筋肉が弛緩状態にもなれるようにヘマなトレーニングはしない方がよいように思います。急がないことね。ボトックス療法では一時的に筋力が出なくなって当たり前ですよね。慌てないことですよ。ボトックスは感覚神経には作用しませんので感覚神経がいくらか回復してきているのでしたら何らかの感覚を感じるでしょうね。無力感とかをね。ちゃんと解説しない医師も医師ですね。毒素の効果が切れたら直ぐに痙縮とかになるようにと説明しないのかな。エンドレスの治療ができると金蔓だものね。大脳の運動中枢からダイレクトに軸索が届いている筋肉ってどのくらいあるのかな。普通は介在神経が入っていますしね。昨日より「脳卒中になられたばかりの方へ」というカテゴリーを始めました。過去投稿分よりの再投稿ね。興味がありましたら覗いてみてください。古狸相手は疲れます。
 6月17日(水)、「関節の可動域確保」についてね。脳卒中発症時ぐにゃぐにゃの体ですよね。可動域ありまくりすよね。その可動域をいかに保ち続けるかということが脳卒中では大切ですよね。可動域がないのなら体はぐにゃぐにゃにはならないですよね。可動域は関節がなめらかであるとともに筋肉も柔軟であるということが必要ですよね。筋肉の状態から考えると死後硬直に一例がありますが。ただ、死後硬直は脳卒中とかの別の理由ですからある時間が経過すると緩みますが脳卒中は固まったらほぼそのままでさらにカチコチみたいですね。ですから、関節可動域訓練(ROM運動)(標準的な関節可動域訓練 おもな他動運動)を楽な力でおこなうことができるようにし続けるということが必要ですよ。自力でもか弱い力で関節可動域の確保ができるようにね。だから、可動域が狭くなったなんてリハビリの失敗ですよ。失敗を認めましょうね。意識不明などの期間が長かった方はそのときの容体に応じて適切適度の他動運動をしてもらうというのが必要になるかとは思います。関節可動域がか弱い力で確保できての筋トレ等ですよ。可動域があっての筋トレだよ。可動域がなくなってしまった方は筋トレもできないのではと思います。少し考えただけでも判ると思いたいですが。ボトックス療法適用にならないようにね。行きすぎては駄目ですよ。
 6月18日(木)、リハビリをしてどのぐらい元のようになるのだろうか。「完全に回復」をどのようにとらえるかということも問題です。このことについてはいろいろな要素があるので各人それぞれですが、障害に部位が小さいほど、若いほど元に戻りやすいけどね。幼児でも障害の程度が大きければ回復途上のままで生きている間は無理でしょうし、高齢になるほど障害部位が小さくても回復途上のままもあるでしょうね。いくつか外科手術を受けたことのある身としては「完全に元に戻る」ということがないと感じています。喫煙歴ゼロでも肺がんはありますよ。肺葉切除したので呼吸機能はその分低下しました。絶対元に戻りません。肝臓の時は胆嚢も切除しました。これで胆嚢がんや胆石の危険性はなくなりましたが胆汁分泌の調節ができなくなりました。何らかの不都合が残るのです。脳卒中ですと脳の元々の部分が担っていた働きをほかの部分が代行できるようになっても元々の部分と同じようには働けない場合が多いですよね。本当に「同じ」というのはね。これがリハビリで難渋する理由の一つかな。代行できるようになるまでは病変していない残りの部分の既存回路で誤魔化しているのだからよりゴタゴタが出てきますよね。人間の体は損傷部分をほかの部位で補おうとするのですが、大抵は部分的(どの程度なの?1〜99%のどれ)にしか補えないのですよ。肝臓の部分切除後の大きさの回復も本当にもとの大きさぐらいになったときにもとと同じ働きかについては疑問は残るのですが、ほぼもとと同じぐらいみたいです。脳卒中では脳は時間をかけて神経細胞間のつなぎ替えをしますが、つなぎ替え終了までは残存部位の使い回しで、つなぎ替え終了しても神経細胞の訓練等もあって、高齢になるほど部分的(どのぐらいの割合?)な回復で元通りはないのではと思います。さらに急いで無理なリハビリをすれば回復するものも回復しなくなるというのは脳卒中も脳卒中以外の病気でも頻発していますよね。なにもリハビリをしないのは回復しないしね。急がずにできるだけ元通りの姿に戻れるように地道にリハビリしましょうね。視床出血で意識不明で救急病院に搬入され左半身完全麻痺になるもリハビリ病院で「奇跡的回復」といわれた者の実感より。救急病院でのお告げは「一生車椅子」ね。1ヶ月ほど意識不明だった方などよりは軽症ですから、杖が非常時用程度の持ち歩きで歩けて当たり前かもね。腕も屈伸できて手もグッパができて当たり前かな。
 6月19日(金)、リハビリを妨げているものは人間の体についての知識のなさによるという思いを強めているこの頃です。脳卒中でいろいろな症状が出てきますが、全ては脳での障害によるのです。たとえば「動かせない」というのをその部位の問題と徐々に思い込むみたいなのです。だから、「動かせた」となると「脳は関係ない」みたいにトレーニングに励むのが多いように感じています。人間の体は常に脳と脊髄の支配下にあるというのが意識から忘れ去られやすいと感じています。人間の仕組みについての正しい豊富な知識があればこのような考えにはならないと思います。脳卒中後、動き始めた頃に「筋力がない」から筋トレに励むのも知識がないからですよね。筋力がなくなったから動かせなかったのですが、「筋力=脳からの命令力×筋肉の収縮力」というごく初歩的なことが判っていたら、脳に障害があって脳の命令力がなくなったから筋力がなくなったということが理解できると思うのです。ボトックスは脳ではなく運動神経の神経筋接合部に作用しているので脳は無事ですが、ボトックスの作用中に下手にトレーニングをすると運動神経の本体部分が興奮状態にままになるのではと思ったりしています。毒素の効果が切れたら、即、痙縮の危険性がある療法中のトレーニングかな。医師にも脳卒中と四肢等の外傷による場合の区別ができないのもいるようですから、普通の患者にとっては間違いやすいですね。一昨年の冬に私の健常側の右手薬指が曲がらなくなりそうになったのですが、原因はひび割れ部分の皮膚再生で指が伸びたままだったので皮膚が短くなっていたのです。仕方がないのブチッと皮膚を割りましたよ。曲げ伸ばししながら皮膚再生をやり直しました。なぜか、麻痺側の左手はひび割れなしね。ところが、脳卒中の場合、リハビリへの取り組み方を間違うと脳の問題ではなく四肢等の問題に置き換わってしまいます。置き換わってしまった対処法の一つがボトックスね。脳の再生医療は脳への対処法です。
 6月20日(土)、株式投資で現在はまっていることね。株主優待を手頃な株価でゲットできるかということね。ところでこの頃の株価は私的には不適切に高いです。ということは過去購入分は含み益があるのです。ということで今投資するには高いということね。でも、丹念に調べたら銀行預金など足下に及ばない高利回りを期待できるところが残っていますね。いつまでいえるのかな。訪問リハビリのセラピストさんに教えてもらったのに「・・ネスーパー」がありました。安心して投資できるとは思えないのですが株価が安いので投資してしまいました。総額4000円ほどで500円のクオカードね。それと眼・・ネ購入での30%割引クーポンとね。スーパーは売却してしまいました。クオカード7年分ぐらいの儲けでした。5月に500円のクオカードにつられて・・ホームに投資しました。よくよくサイトを見ると住宅購入時とかリホーム時に1%引きとかね。株数が多いと2%や3%とか、保有期間が長いと最大6%引きとかがなるというのです。住宅を購入することはもうないと思います。こちらは総額6万円ほどで今期配当総額は年1000円だったかな。・・ネは無配ね。優待込みで年利3%強ね。・・ネはクオカードだけで10%越えね。優待込みでの利回りは20%超えたところもありますが、配当との違いは現金か商品かという感じがあります。クオカードは現金に近いですが制限ありね。ですから、配当と違って本当にその優待が必要なのかということが大切ですよね。・トール・日・・ホールディングスの株主優待(2500円相当)が先月届きました。1泊二日の株主でした。・・和装が突如ストップ高になったので売却しました。売却益は7ヶ月ほどで投資額の2割ほどでした。500円のクオカードにつられて購入した銘柄でした。クオカードはゲット済みね。私にとっておいしい優待とかとかで優待金額合計が今年は5万円を超えそうな勢いになりました。おいしい甘い優待のところを黙って探すぞ。
 6月21日(日)、脳卒中での四肢で「貧乏揺すり」や「暴れる」というのがある理由ね。全く力を入れていないのに貧乏揺すりとかは医者に行ってね。思い切り力を込めての貧乏揺すりも医者に行ってね。微妙な力加減をしようとすると貧乏揺すりとかいう場合ね。健常者でもありますよ。細かいことをしようとすると手が滑ったとか手が震えるとかいうのですよ。我々の動作は大脳連合野で何らかの決断をして大脳運動中枢に命令を出します。この命令を受けて運動中枢は四肢等からの情報(感覚ね)を元にそのときに適切と考えられる指令を筋肉に対して出します。筋肉等からの感覚情報が戻ってきたら、より最適な動作になるように大脳から筋肉に命令を出し直します。このときかな小脳も大活躍ね。さらにフィードバックされた情報を元に命令の出し直しを短時間で繰り返すのです。このようなとき、我々感覚麻痺の者は情報がフィードバックされない、または不十分な精度・量でしかフィードバックされないのです。そして、以前の脳細胞は脳卒中で失われているので新しいつながりの神経網でおこなわれるので、以前と同様の制御ができないのです。それで、行きすぎたり戻りすぎたりを繰り返しながら学習していくことになるのです。力むと貧乏揺すりを止められると思いますが、力なしの時と力んだときの二つの状態でしか調節できなくなるのではと考えます。健常者の修行では力まないですよね。ぼちぼち貧乏揺すりをさせて微調整の学習をさせるほかはないのではと考えています。さらに筋緊張亢進や痙縮や拘縮ですと、常に力んでいる状態ではとも思います。本当に脱力するというのが難しい脳卒中ね。でも、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で弱い力での可動域確保を適切適度なリハビリでできていたら、意識した脱力を自分の意識でできると考えられます。筋緊張亢進や痙縮や拘縮とかは脳でコントロールできない状態だよ。

2015年6月15日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No148   あるブログにボツリヌス療法の費用がありました。   川平法やCI療法やhands療法などをサイト等で調べてみて思ったことね。   川平法やCI療法やhands療法などをサイト等で調べてみて思ったことね。   生活動作に怪力が必要なのか。   脳卒中(間脳視床出血)感覚麻痺で完全に左半身が麻痺した私の経験から考えた「とにかく動かせるという状態にする」道筋ね。   四肢等の動きに対しての脳卒中時での取り組みについて。   脳卒中経験者の骨について思うことね。    リハビリでのルームランナーなど一定速での動作の弊害について思うこと。

 6月8日(月)、あるブログにボツリヌス療法の費用がありました。30カ所の注射で3割負担で約95000円也だそうです。診察の状況とかもあるので一例として金額を引用させてもらいます。障害者手帳の等級によっては全額自費みたいです。30カ所注射で単純に計算すると31万円以上にね。もし私の2種6級ですと31万円の方かな。別のブログに2種6級で軽かったと自慢されて手足とも動きを悪くされている方がおられます。この方がボトックスをしたら全額自費?なのかな。リハビリと称して動きを悪くしていってボトックスの時に全額自費というのはかわいそうでも仕方がないのかな。やはり、私みたいに「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で関節可動域の確保を最優先にきた方がよいみたいですね。私はボトックス適応じゃない。する必要がないのです。楽な動作で可動域が確保されていますからね。ところで、多くの方がボトックスをされていますよね。その注射の後のリハビリどのようにされるのでしょうか。注射前と同じようなリハビリですと、逆戻りする危険性があるのではと思うのですがどうなのでしょうか。だれか経験された方、ブログ等に投稿をお願いします。ある病院のサイトで「拘縮は適応外」とありました。そうでしょうね、関節が錆び付いたのはね。痙縮状態から悪化させては駄目ということですよね。拘縮はボトックスも駄目、筋力補助装置も駄目、脳の再生医療も駄目ということですかな。
 6月9日(火)、川平法やCI療法やhands療法などをサイト等で調べてみて思ったことね。これら以外にも・・療法がいろいろあると思いますがパスします。それと我が輩の考えだけですよ。各自で調べて判断してね。適応時期や適応症状等に違いがあるようですが私的にはこの3つの中では「川平法」の概念をお勧めします。一番が「安くつきそう」で次が「この3つの中で効果が期待できそう」でその次が「学術的に根拠が考えやすい」ということね。脳卒中感覚麻痺では関節可動域訓練を他動でしてもらっていてもよいとの実感を受けました。それも楽な力でね。この3つでは川平法がこの関節可動域訓練にあたると思います。我々脳卒中患者で動作ができるようになってもぎこちないのは感覚神経、運動神経の一方または両方を脳での障害で失われたからです。これらを神経細胞のつなぎ替えで再構築させることが動作回復にも高次脳機能回復にも必要なのです。感覚麻痺の場合、緊張度の高い生活動作を無理にさせると筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進みやすくなるのです。感覚情報がないから運動神経系の抑制ニューロンが働かないですからね。痙縮になったらボトックスすればよいというようなリハビリ療法は金儲け主義と思います。感覚麻痺では運動神経の末端を刺激して筋収縮を起こしても感覚情報を利用した筋収縮の微調整ができないですから意味がないのではとね。この3つではCI療法やhands療法などは川平法等で動かせ始めた者へのリハビリかと思いますが、そのまま「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で川平法の概念でのリハビリの継続をお勧めします。医師も脳卒中になって体験してみてね。中には脳卒中になった医師もいますが、体験が共有されていない感じね。どうして怪しげなのがはびこるのかな。
 6月10日(水)、生活動作に怪力が必要なのか。まあ、力仕事をどのようにとらえるかということがありますけどね。最近の風潮として怪力を必要とするような仕事は機械で代行する方向ですよね。介護現場でも筋力補助装置が徐々に導入されてきているようです。そして、普通の生活動作で怪力を必要とするようなことは滅多にないですよね。私の場合は感覚の回復に応じて徐々に筋力が戻ってきましたし、その程度の筋力で間に合う生活動作がやたらと多いです。筋力というより筋力の微調整ができないことでの不都合ですよ。お箸を持ち上げるのにどのぐらいの力が必要ですか。そのお箸を使って食事をするとき、ぼちぼち筋力があれば後は筋力の微調整ができるかどうかの方ですよね。大抵は筋力は十分に回復していても微調整ができないので生活動作に使えないのですよ。馬鹿力の出る機械に微妙な調整のいる細かい仕事ができますか。と同じでぼちぼちの筋力があれば後は脳での神経細胞間のつなぎ替えで微妙な調節ができるようになるのを「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で適切適度なリハビリをおこないながら待つほかないのではと思います。このような考え方でリハビリに取り組んできて成果を徐々に実感している間脳視床出血で左半身が完全に麻痺した私の現状です。筋力も20kgのハンドグリップが握れたり、18リットル灯油入りポリタンクが持てたり、日に10000歩以上の歩行もでき、階段も1〜5階分の昇降ができたりしています。リハビリ病院入院中に「奇跡的回復」ともいわれましたが、基本方針は変わらずです。
 6月11日(木)、脳卒中(間脳視床出血)感覚麻痺で完全に左半身が麻痺した私の経験から考えた「とにかく動かせるという状態にする」道筋ね。腕はだらりとしていましたが指は曲がっていました。救急病院でのOTリハビリで三角コーンを掴むリハビリ中にセラピストさんが「指を伸ばせたら掴めるよ」といってくれたとき、ヒントが浮かびました。病室に戻ってから、「指伸ばし」と「腕伸ばし」にかかり切りになったという感じね。健常側の腕を使って麻痺腕を伸ばす。指を使って麻痺指を伸ばすね。指が伸びて後に指曲げができるのです。パー状態の手をじっくり見ながら念ずると指が曲がったではないですか。割と短期間でグッパと指指定での指曲げができるようにね。手をしっかりと見ながらしてね。これと相前後して膝で足をぶらぶらみたいなのができるようにね。このためには日中車いす生活とベッドでの足伸ばしなどでの一日がかりの屈伸が必要だったのかも。指の曲げ伸ばしがきっかけだったかもね。足の曲げ伸ばしや腕の上げ下ろしの時に足や腕の位置とかは判るわけないですよ。感覚麻痺なのだからね。目視するほかないですよ。ですから、ぼちぼちの屈伸とかですよ。体のどこかの部分が自分の脳の命令で動かせたという体験が必要なのでしょうね。この後のリハビリは頑張り屋さんのほかの方から見たら手抜きかもね。それは脳卒中で四肢等を脳が適切に支配できなくなっているのから、健常者みたいにすると問題が生じると思った訳ね。それでもリハビリ病院では「奇跡的回復」ね。適切適度なリハビリに努めましょうね。
 6月12日(金)、四肢等の動きに対しての脳卒中時での取り組みについて。何はさておいても関節可動域確保が最優先です。筋力なんて可動域があって発揮されるものですよ。生活動作も可動域があってできるのですよ。楽な力での関節可動域確保を目指しましょうね。ボトックス適応になられた方、ボトックス適用部分で楽な力での可動域がありますか。ないのでは。だから、手袋が着用できないのでは。爪切りが一人ではできないのでは。腕が上がらないとかですよね。可動域が楽な力で確保できるのでしたら、どちらも楽勝ですよ。常に可動域を考えながらリハビリをされていますか。可動域が大切ですよ。ラジオ体操的動作ができても生活動作には直接役に立たないかもですが、よく考えてみてください。どうして、ラジオ体操の動作が決められたかをね。生活動作が楽にできるようにですよ。手足の関節動作ですよね。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で全身の可動域を確保しながら適切適度なリハビリに励みましょう。か弱い力での可動域の確保をね。か弱い力での可動域が確保ができながらの筋トレだよ。一に可動域、二に可動域、三四がなくて五に可動域。可動域が確保されていたら、今の医学を含む科学技術で時間がかかっても何とかなりますよ。可動域がない場合は可動域を作るというのから始めないといけないですよ。握力は手の可動域があって発揮できます。楽にポリタンクを持ち上げるには手と腕の可動域が必要ですよね。腰とかもね。楽に歩くにも足などの可動域が必要だものね。筋力補助装置も可動域があるということが前提ですよ。か弱い力で実現できる可動域の確保を。
 6月13日(土)、脳卒中経験者の骨について思うことね。別に脳卒中経験者じゃなくても人間は骨で体を保っていますよね。骨ですが、たしか3年ぐらいで全て作り替えられているのですよ。だから、骨が強くなったり脆くなったりするのです。では、この違いはどこからくるのかというと体をどのように使っているかということと栄養をどう摂取しているかというのふたつが大きいです。運動の方ですが、「力を込めた運動」というのがよいようなのですが、脳卒中感覚麻痺ですと下手をすると筋緊張亢進→痙縮→拘縮ですよね。そうすると、運動自体ができなくなりますよね。健常側だけでもぼちぼちで骨芽細胞に刺激を与えて頑張らせるほかないのかな。寝ているだけとかは骨が脆くなりやすいので注意をね。で、また、持久走みたいなのは過剰になると消耗性運動の部類に入っていきます。ダンベル体操とか筋トレでもやり過ぎるとね。消耗性の範疇にいくと骨の骨格であるコラーゲンが分解されますよ。そして脆くにね。栄養摂取も悪いと転げ落ちるのが骨の強度かな。運動しないで栄養摂取が悪いもね。どう転んでも適切適度な運動と適切な栄養摂取が必要な骨の強靱化です。平面で転んだ程度で骨折しないようにするために骨の強化にも努めましょう。「転ばない」というもの必要、「受け身」もできるように回復しておく方がよいですね。大腿骨骨折などは寝たきりにつながりますのでね。ですから、闇雲に装具を外すなどせずにより良い歩行スタイルとかになるようにリハビリをおこなうのが骨にもよいかなと思います。
 6月14日(日)、リハビリでのルームランナーなど一定速での動作の弊害について思うこと。我々脳卒中経験者にとって難しいことの一つに一定速で歩くというのがありますよね。短時間なら一定速でも少し長く歩くと速さにばらつきが出てきている感じなのです。花子との散歩時で困ることの一つに速さの急激な変化です。そして、うんち直前高速歩行もね。こっちは一定速みたいですが速い。でも、距離はそう長くないのが救いです。うんち直前は別にして、普通は速くなったり遅くなったりでもぼちぼち程度ですから対応できますよ。普通の散歩時でも速さに変化が絶対出てきます。神経がつなぎ替えで復活し、再訓練が完了したら4km/h程度まででしたらそう変動なしに一定速で歩けるかもね。普通は速さにばらつきがあるのです。本当の一定速はないのです。リハビリ途上ほど歩行の速度にばらつきが出ますよね。私も散歩の途中で立ち止まることも多いですよ。ルームランナーは人間から見たら一定速ですよね。機械に合わせるのはリハビリではよくないように感じています。機械を人間に合わせるようにするべきではと思うのですがいかがものでしょうか。帝国陸軍ではないのですからね。その昔、帝国陸軍で靴の大きさが合わないと新兵がいったら、上官が「靴に足を合わせろ」といったという話を聞いたことがありました。装具でもお高いのは足に合わせての特注ですよね。お安いのは既製品の中で適当な製品を見繕うのですかな。私の経験では「一定の速さがつらかった」というか「一定にできない」という感じです。ルームランナー等のほぼ一定速度やあるいは一定リズムの機器を利用される方、頑張ってね。私は使わない。エアロバイクは漕ぎ手のリズムですよね。そうそう、私は視床出血で意識不明にもなり、完全に左半身麻痺にもなり、医師のお告げは「一生車椅子」で、今は一日に10000歩以上の歩行もできています。

2015年6月8日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No147  筋力を使った仕事について   「装具の必要性」で思うこと。   私の思うボトックス療法適応への2つの道筋。   花子との散歩での新しい問題ね。   医薬品の服用についてね。   睡眠導入剤での思い出ね。   リハビリ病院入院中に椅子からの立ち上がりでOTのセラピストさんを驚かせた思い出ね。

 6月1日(月)、腕相撲の時にお互いの腕は実質仕事(物理学的には物体を移動させること)をしていない時が多いですね。片方が仕事をするときは勝負ありです。された方が負けね。でも、負けた方も力を込めていますよね。このときの仕事としては筋力の差だけですよ。筋緊張亢進や痙縮や拘縮の時、四肢ですと伸筋も屈筋も収縮していて力の強い方が勝利して例の障害者風になっているのですよ。実用的な筋力では出てこないから「筋力がなくなった」と嘆いて、さらなる筋トレでコチコチにしてしまっているのですよ。別に筋トレでなくても過剰な緊張状態になる動作の繰り返しもです。たとえば腕ですと仕事はほぼ屈筋でおこないます。腕等ではその屈筋が、足は伸筋がある一定以上に伸びていることが必要なのですが過剰リハビリで縮んだままになると仕事の定義「力×移動距離」で移動距離がなくなるので仕事にならないのです。筋肉が縮んだままでは仕事にならないので私が腕でそり返しとかを3年以上も毎日屈筋を伸ばし続けている理由です。手もね。で、20kgのハンドグリップが楽に握れるようになってきたのです。18リットル灯油入りポリタンクを持ち上げたり、中身入り衣装ケースを持ち上げたりできるようになってきました。ひたすら、筋肉伸ばしと感覚回復のための適切適度なリハビリでね。感覚麻痺では感覚が戻ってきて動作に信頼性が出てきます。それまでは可動域確保ね。動かなくすると感覚神経の回復が遅れますよ。適度な刺激で神経細胞のつなぎ替えが起こりますからね。拘縮状態は刺激なしと同じだからつなぎ替えは起こらないと思います。さらに脳はその部分が利用されていないと判断するとシナプスの切断も起こりますよ。逆に使えなくなるということね。それと、狭くなった可動域だけでの手続き記憶もかな。ぶん回しが治らない理由の一つかな。
 6月2日(火)、「装具の必要性」で思うこと。ブログ村脳卒中カテゴリーのところで投稿を読ませてもらっていると「装具」のことがよく出てきます。私はリハビリ病院で一番お安い装具を購入しました。杖歩行が許可されているのに車いす両足ちょこちょこ歩行をしていたので、朝寝起きのトイレ行きは装具なしの車いすね。寝起きの装具装着は邪魔くさいですね。でも、歩行をする場合足首等の状況によっては装具は必須ですよね。入院中は朝車椅子トイレの後ベッドに戻ってから装具を装着して杖歩行ね。朝はもう一度車椅子利用して、夜寝る前に最終の車椅子利用ね。こっちの朝夕が本来の目的の車椅子利用ね。装着したままの車椅子利用ね。足首が直角程度の適切さが維持できるようにね。退院後装着しなくなりましたが、足首の動きなどの状況をリハビリ病院のセラピストさんに見てもらうと「good」でした。当然、現在の訪問リハビリのセラピストさんも「good」ね。もし、内反や尖足状態などでしたら装具装着を続けていたと思います。リハビリ病院入院中でも小走りの指導等の時は装具なしだった記憶があります。退院前に装具なし状態も試していたのです。装具は装具なしで歩けたからとか格好悪いとか邪魔くさいとかではなく我々の足を保護してくれているのですよね。そして、歩行を楽にしてくれているのですよね。ということは転倒防止効果もあるということですよね。足の回復に応じてお値段のお高い方からお安いのに変えていって最終的に安全を確認して装着しなくなるものですよね。回復度合いを無視したリハビリの一つが「早すぎる装具なし」ね。装具が必要な時期での未着用は歩行への意識集中になってしまって歩行のみが目的の段階で止まってしまったりね。早すぎると健常者風歩行ができなくなるのにね。下手をすると歩行自体ができなくなる可能性もあるのにね。リハビリ病院では装具が必要なのに装具なしでの歩行は怒られますよね。それで、装具をしたくないときは車椅子ね。このときの車椅子は病院のだよ。
 6月3日(水)、私の思うボトックス療法適応への2つの道筋。そう頑張らなくても筋緊張亢進→痙縮→拘縮への道筋と頑張り屋の道筋ね。頑張り屋の方はこのブログの読者の方は見当がつきますよね。運動神経を興奮させすぎて、興奮状態からの鎮静ができなくなってしまったというものね。感覚麻痺ですと筋肉等からの感覚情報がないので運動神経系の抑制ニューロンが作動しないためね。この抑制ニューロンに作用するのが破傷風の毒素ですよ。腕だけとか部分的に見るとよく似た症状が出てきます。その昔、破傷風の治療に使われたことがあるボツリヌス菌の毒素を使用するのがボトックスね。運動神経の興奮を運動神経にダメージを与えて抑えるのです。もう一つが適度な動作に必要な筋肉の収縮と弛緩の微妙な且つ頻繁な繰り返しね。感覚麻痺ではやはり筋肉等の感覚情報がないので収縮だけにね。あとは同じね。この頻繁な繰り返しは普通は無意識でも起こりますので意図せず筋緊張亢進→痙縮→拘縮という道筋をたどることになると考えられますから、リハビリのマッサージ等で運動神経の怒りを鎮める必要があるのに鎮めることをしなかったとかの場合ですよね。私の思いつくボトックスへの道ね。ボトックス療法による治療期間中は実質リハビリ中断(筋肉が柔軟だったときに戻るだけ)だと思いますし、注射は痛いし(麻痺しているから痛くない?)、費用はかかるしね。脳卒中発症直後の方、ボトックス対象にならないように適切適度なリハビリに励みましょうね。関節可動域確保のための他動運動というのもありますよ。ROM運動だったかな。このブログで探してもらったらリンクがありますよ。可動域があっての動作だものね。他動でもよいのだよ。整形外科学会とリハビリテーション学会による関節の可動域というのもありますよ。検索してね。
 6月4日(木)、花子との散歩での新しい問題ね。首輪をハーネスからチョークタイプに変更しました。飼い主と間隔を一定の長さ以内になるとほかの首輪やハーネスよりゆったりとなるので犬にとって楽なのですが飛び出そうとしたり引っ張って歩こうとすると自動的に首が絞められるのです。ですから、お利口さんになってしまいました。ハーネスの時には引っ張られたりしたときにリハビリになるように麻痺腕を伸ばすようにしてリードを持っていました。腕伸ばしに役立っていた花子でしたが、お利口さんになって力強い腕伸ばしができなくなったのです。訪問リハビリでも「腕の状態が思わしくないね」といわれました。屈筋優位の腕ですと「伸ばす」ということが運動神経の抑制にもつながっていたようなのです。ですから、硬直感は以前よりよく感じられるようになりました。筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進みたくないので対策を考えてみます。手すりを麻痺腕でもって体全体の体重をかけるような感じでの腕伸ばしをしてみますが、改善されない場合はチョークタイプからハーネスに戻るしかはないのかな。花子への装着はチョークタイプの方が楽です。お利口さんにしていたら軽く首に引っかかっている感じだからね。脳卒中感覚麻痺では腕で屈筋優位になるので屈筋を伸ばすということが関節可動域確保には必須となると考えています。そのとき、できれば他力本願の方がよい感じを受けています。腕の伸筋で屈筋を伸ばそうとするとともに筋緊張亢進→痙縮→拘縮かもね。私の場合は花子です。か弱い力で伸ばせたり曲げたりできる関節可動域の確保をね。力の弱い介護者でも曲げ伸ばしできるような関節可動域の確保を優先しましょう。
 6月5日(金)、医薬品の服用についてね。医薬品はそれぞれの薬効に応じて服用の仕方が決まっています。ところで、食後服用というのが多いですが、一番の理由は「飲み忘れ防止」です。血圧の医薬品はいつ飲むのがよいのでしょうか。本来は24時間血圧計で血圧の日変動を調べて、一番血圧が高くなる頃に薬の血中濃度が高くなるようにね。血圧関係は2つのタイプがあって「アンジオテンシンIIの受容体」に作用するタイプと「カルシウムイオンチャンネル」に作用するタイプがあります。この「カルシウムイオンチャンネル」の方で札付きのグレープフルーツジュースが出てくるのです。詳しくは医師よりの説明でね。ある血圧薬ですと「空腹時」の方が「食後」より10%ほど吸収率がよいというのもありました。牛乳を飲んでおくとアルコールの吸収が抑えられるとかもありましたね。ですから、食後直ぐではなく食後30分というのが薬学の世界のお約束のようです。ある血圧薬の添付文書に「飲み忘れに気がついたら直ぐ飲んでくさい。ただ、就寝前には飲まないでください。翌日はいつもの分量のみ飲んでください」というのがありました。ラミシールという白癬菌の薬は次の服用まで8時間あればその日のうちのいつでもよいみたいですが血中濃度の関係で毎日同じ頃の時刻がいいですね。糖尿病の薬は食後?食前?どうなのでしょうか。それぞれの薬で本来は望ましい服用タイミングがあるのですが、なぜか「食後」という日本です。抗生物質は完全に血中濃度依存のはずだよ。
 6月6日(土)、睡眠導入剤での思い出ね。睡眠導入剤を服用されている方もおられるようなので私の思い出ね。過去に1回だけ服用したのですが副作用が激烈すぎて二度と服用する気はなくなりました。下手したら死んでいたかもね。肺がんで入院したときの手術後数日した頃でした。パイプが肺から体外につながっている時ね。服用後、気がついたら生まれた状態の姿になっていたのです。看護師さんびっくりね。もし、パイプを抜いていたら肺が凋んで呼吸困難になっていたかもね。それで、服用後何をするか判らないということで以後服用したことはないです。寝る方法は日中できるだけ活動をすることに限ります。疲れて寝るのです。そうでないときは諦めて夜明けを待ってできるだけ次の日の日中は活動して次の夜に寝るということを目指しました。昼寝が大敵です。日中ベッドに寝転んでいたら「寝る」で昼寝になってしまうので車椅子生活ね。午前6時前後から午後8時前後までね。上半身を直立状態に保ち続けるのですよ。視床出血での入院(肺がんの時の病院ね)で日中車椅子にした隠された理由の一つね。リハビリ病院でも辞退させてもらいました。夜寝付けないのを神様がくれた一時と考えられおられる方がありましたが、本当にそう思って適切にその時間を過ごすというのが大切ですね。睡眠導入剤なんて服用するものではないですよね。命がけですからね。
 6月7日(日)、リハビリ病院入院中に椅子からの立ち上がりでOTのセラピストさんを驚かせた思い出ね。びっくり効果が出るのは視床出血で左半身完全麻痺からの回復中のリハビリ病院であったからね。感心されるような立ち上がりではないです。「危ない」と駆け寄ってくるような立ち上がり方ですが、本当は安全ですがね。普通の方は自然と避けている立ち上がり方ね。背筋を伸ばして前屈みにならず(バランスをとらず)に上体をそのまま持ち上げる立ち上がり方ね。普通は後ろにひっくり返りますよね。数回それを事故なく立ち上がって見せたのです。ただし、椅子等に条件があります。壁に密着しておかれていること、座面の下が分厚い椅子ね。背もたれもクッションが効いているソファタイプがいいですよ。ふくらはぎを椅子(座面の下への厚みにね)に密着させて体重を椅子のその面にかけて力任せ(実質健常側主体かな)に立ち上がるものです。車椅子や普通の椅子、マッサージ台などですると事故のもとね。絶対事故るよ。だから、「危ない」といってびっくりしていました。嫌われたら大変ですから数回でやめました。いたずらがある意味好きなものですからね。ひょっとしたら冗談で生きているのかな。冗談がなかったらすでに三途の川を越えてしまっているのかもね。「絶対安全」や「絶対確実に回復する」なんてないですよ。この立ち上がり方でも床面と靴との摩擦力があって力学上大丈夫と思ってしていましたが、失敗しても椅子(クッションの効いた)に尻餅をつく程度で済むような椅子でしかやったことはないですよ。このような悪ふざけを思いつくのも学校での物理の学習のお陰ですよ。いつ、どこで役に立つかも判らないからこそ満遍なくのお勉強ね。実生活等に応用できるようなお勉強をね。よい子はこのような悪戯はしないようにね。

2015年6月1日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No146   脳卒中リハビリは乳幼児期や少年期におこなっていた動作等を今一度脳に対して再学習させているのではと思うのです。   どうして脳卒中での四肢のリハビリで「単純に頑張る」ということがよくないのか。   リハビリ病院退院後のリハビリが順調ならリハビリ病院退院の状況より悪化はしていないですよね。   くどいですが、脳卒中での動作麻痺、感覚麻痺の原因についてね。   脳卒中リハビリに要する期間ね。   「待つ」についてね。たとえば「脳卒中適切適度なリハビリで回復するまで地道に待つ」などについてね。   脳卒中は中枢、脳が末端、四肢などを監視や命令ができない状態で、さらに脳に障害がある状態ですよね。

 5月25日(月)、脳卒中リハビリは乳幼児期や少年期におこなっていた動作等を今一度脳に対して再学習させているのではと思うのです。成長期と脳卒中との違いは成長期は予定された神経細胞が適切に配置されている状態での動作学習です。脳卒中は適切に働いていた神経細胞が大量にお亡くなりになって別の働きをしていた神経細胞が働き始める必要に迫られることですよね。「動作を忘れている」なんてものではないですよ。何もできない新人の最初からの訓練ですよ。脳卒中では神経細胞のつなぎ替えが生じて、その後にようやく訓練ね。ですから、成長期より時間が必要ではとも思います。つなぎ替えの時間と訓練の時間ね。さらに樹状突起などの伸長も成長期より遅くなっているはずだしね。仕方がないのでまずは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を堅くしない。」で可動域の確保をして、動かしやすい状態を維持しながらそれなりの動作ができるようにして、脳での修復を待つほかはないのかなと思います。運動神経・感覚神経等のバランスが崩れた脳卒中後のリハビリはより注意が必要と考えています。リハビリ病院で「奇跡的回復」といわれた者より。
 5月26日(火)、どうして脳卒中での四肢のリハビリで単純に「頑張る」ということがよくないのか。特に感覚麻痺では頑張っては駄目みたいな感じです。我々人間は全身を脳によって支配されています。脳からの神経や脳が中枢となるホルモンなどが複雑に絡み合って体の恒常性を維持して安定させているのです。脳卒中はこの恒常性等の中枢の脳にダメージを受けた病気です。四肢の動作について解説します。普通、動作をおこなうときは大脳で何らかの決断をして運動中枢に命令を出します。運動中枢から必要な四肢の筋肉に収縮命令を出すわけですが、そのとき四肢の状態を感知して運動中枢に情報として送っているのが感覚神経系です。この情報をもとに筋収縮命令を出すわけです。出しっ放しですと的確な動作ができないので逐一、筋紡錘や腱ゴルジ装置や皮膚などからの感覚情報をフィードバックして情報として感覚神経系で運動中枢に送り返されることで精度の高い動作ができるようになるのです。このぐるぐる周りの収縮命令と感覚情報のサイクルを頻繁におこなって動作ができるのです。そして、姿勢も維持しているのです。筋肉を収縮させたり弛緩させたりの繰り返しね。が、感覚麻痺では筋紡錘や筋ゴルジ装置や皮膚などからの感覚情報が戻ってこないのです。だから、運動中枢が命令を出せなくなるのです。そのとき、視覚情報とかで代替してやるとともかく動かせるようになるのが感覚麻痺です。でも、筋紡錘や筋ゴルジ装置や皮膚からの感覚がないので、収縮中止命令が出せない状態にあるのです。弛緩させることができないのです。感覚情報がないので運動神経系の抑制ニューロンが働かないからです。運動神経が興奮状態のままになってしまうというのが「頑張る」ということで頻発しているのです。俗にいう「頑張る」という意味ですと私のリハビリは超ええ加減ですよ。でも、効果はばっちりね。だから、リハビリ病院で「奇跡的回復」ね。それはこの体の普通の機構を考えてリハビリに取り組んでいたからです。この意味では「非常に頑張ったよ。」ね。適切適度なリハビリね。運動神経のシナプスに作用してダメージを与えて興奮を抑える方法がボトックスです。ボツリヌス菌の猛毒の毒素(1マイクログラムで確実に1名お亡くなりです。青酸カリの一人分の致死量200mgと同じ200mgがあれば20万人がお亡くなりです。)でね。ですから、ボトックスを当てにしているようなリハビリ療法は金儲けのためですよ。ボトックス療法対象者は「頑張りすぎ」も多いのではと思います。難しい適切適度なリハビリでの頑張りね。
 5月27日(水)、リハビリ病院退院後のリハビリが順調ならリハビリ病院退院の状況より悪化はしていないですよね。動かすことのできていた関節や筋肉の動きが悪くなったというのは悪化ですよ。こうならないようにするためのリハビリだものね。可動域を確保ができているとかは順調ですよね。その人の時々の状態とかがあるのですが、現状維持というのもリハビリでは大きな目的ですよね。悪化だけは避けたいとね。リハビリ順調でも起こることは脳での神経細胞つなぎ替えによる異変ね。これは冷静に対処するしかないですよ。筋トレ強化なんて禁物よ。筋トレしなくても筋力が感覚の回復に応じて発揮できるようになったからね。暑いからとクーラーがんがんもやめましょうね。健常側も温感麻痺するからね。ぼちぼち普通のリハビリ生活で落ち着くのを待ちましょう。健常部分に比べて、または以前に比べて情報量(シナプスでの伝達量)が少ないですから、神経細胞は感度を上げて何とかしようとすことが多いです。私は左右の感覚のアンバランスで困っています。麻痺した方は未だに再接続できた神経細胞数が少ないからでしょうね。感度アップとか含めてバランスがとれるように訓練されるまでは悩まされ続けると思っています。つなぎ替えによる異変ならよいのですが、全く別の病気でということもあるかもしれないので不安なときは藪でも医師と相談してみてね。
 5月28日(木)、くどいですが、脳卒中での動作麻痺、感覚麻痺の原因についてね。脳卒中だけですと発症当初(結構な期間かな)は脳だけの問題ですよ。全て中央コントロールセンターでの障害によります。一般社会で中央コントロールセンターで障害が発生したときに端末の修理をしますか、しませんよね。中央が復旧するのと同時に使用再開できるように点検保守しておくだけですよね。脳卒中リハビリはこの点検保守をしておくということが第一目標ですよ。そして、脳の残存機能で使える部分でほかのどこにも悪影響が出ないように利用することね。悪影響が出ないようにね。鉄道でいえば集中コントロールセンターで障害が発生して運行が止まっているのと同じですよ。列車の運転は目視でもできるとは思いますが、最徐行ね。脳卒中リハビリも一緒だよ。鉄道での通常運行はセンター復旧後ね。脳卒中も脳での神経細胞間のつなぎ替えが終了して調整ができた後ね。ところが、初期段階のリハビリから全力で頑張るのが目立ちます。最高速走行での鉄道事故が最近もありましたね。ぼちぼちが大切なのです。リハビリ放棄と同様の点検なしは鉄道ですと運行できなくなりますしね。使用できなくなった部分を再び使用できるようにするのは長い時間と多大な費用が必要ですね。ボトックス療法は間隔を開けて何度も注射されているようですね。そのたびに費用もかかるようだし、その期間は実質リハビリ中断状態ではと思うのです。ですから、ボトックス療法の対象にならないようにリハビリをしましょうね。ボトックス療法は救いかもと思いますが、対象にならない方が楽に決まっていますよね。くどいですが脳卒中だけですと四肢等や感覚等には問題がなく、脳での都合で四肢等に一見問題があるように出ているだけですよ。
 5月29日(金)、脳卒中リハビリに要する期間ね。リハビリ開始は適切適度で早ければ早いほうがよいと考えます。症状に応じた適切適度でね。で、リハビリに要する期間ですが、全て脳での損傷具合で違いがありますので一概には言えません。四肢ですと動かせるようになるというのと動かせるようになってからともかく使いものになるまでというのと信頼性の高い使いものになるというところまでですかな。私みたいな視床出血などに見られる感覚麻痺の場合は運動中枢や運動神経、四肢などは異常がないので感覚情報を視覚等で補ってやることで意識回復後、そう日数をかけずにともかく動かせるようになるとか思います。次がこの代用感覚情報だけである程度誤魔化しながらの生活動作もできるようになる場合があります。歩けるようになるとかね。このあたりで勘違いをして「トレーニングすれば」でリハビリをおこなうと筋緊張亢進→痙縮→拘縮ね。ここらあたりまではリハビリ病院入院中にたどり着けることが多いのではと思います。後は神経細胞間のつなぎ替えができてのリハビリになるので年単位ね。それも、数年ではなくもっと年数が必要との感じを今受けています。でも、徐々に動作の精度が高くなってきたり、筋力が発揮できてきています。このためには常に「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ね。カチコチになっていっては何もできないよ。ボトックス療法の注射の後のリハビリは注意しましょうね。注射前と同じですと痙縮や拘縮の再現ではと思います。下手に頑張らないようにね。適切適度なリハビリでも脳卒中での脳の損傷程度とかがありますのでいつ頃から動かせるとかは神様に聞いてね。視床出血でも意識明瞭で病院到着と意識混濁で到着と意識不明で到着とでは予後が大きく異なります。意識不明の場合は三途の川渡りをしてしまう方の割合が急増しますけどね。痙縮状態や拘縮状態などはリハビリお休み状態ではと思っています。ほとんどリハビリの効果なしね。三途の川渡りと同様そこで時間が止まってしまうのではとね。
 5月30日(土)、「待つ」についてね。たとえば「脳卒中適切適度なリハビリで回復するまで地道に待つ」などについてね。最近はすべからく「待つ」ということができなくなってきているようにも思います。「脳卒中リハビリでの諦め」は待つではなく諦めですから今回は範囲外ね。脳卒中リハビリでは当初は残存機能を使うことで進みますが、脳の機能に制限がありますので、たとえば「動かせるだけ」とかになります。そして残存機能間の連携ができるようになって「歩ける」とかができるようになってきますが、健常状態から比べると機能が制限されています。そこで、リハビリに励みすぎると筋緊張亢進→痙縮→拘縮ということになっていくことになるのが感覚麻痺です。脳での神経つなぎ替えが促進される程度で抑えてリハビリをおこなうとかの「脳での回復待ち」という「待つ」ということが必要になるのです。リハビリを何もしないというのは「待つ」のではなく諦めね。適切適度なリハビリに留めて回復を待つというものね。リハビリ病院退院時より悪化させないで、できれば改善があればよいですね。このとき「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で神経細胞間のつなぎ替えが完了するのを我慢強く待ちましょうね。神経細胞間のつなぎ替えがどのような刺激で促進され実際に起こっているのかついての論拠がない療法が目につくこの頃です。脳卒中で障害を受けた脳で神経細胞間のつなぎ替えが起こっていることは体験しています。でもね、どの部分でいつ頃からとかについては説明できないですが、感覚の回復で実感しています。神経細胞間のつなぎ替えがあっての感覚回復だものね。
 5月31日(日)、脳卒中は中枢、脳が末端、四肢などを監視や命令ができない状態で、さらに脳に障害がある状態ですよね。日本軍の満州進出から満州国建国までの時期にも似たようなことがあったように思います。その後も脳、参謀本部は四肢、現地軍を情報不足で管理できなかった。感覚麻痺と同じね。命令だしても正確な報告が戻ってこないからね。出しっ放しで現地軍では玉砕とかね。拘縮かな。そのときの政府首脳には「国の存立」についての認識がなかったですよね。脳卒中で障害を負った脳ね。ですから、「国体護持」と「一億玉砕」の両立を平気で本気に思っていた節があるのです。玉砕は各戦地で多発していたしね。本土でも国民に玉砕を求めていた。実際、沖縄戦で多数の住民が日本軍によって自決させられていましたよね。国民が幸せに暮らせての国家なのに「国家は軍部のもの」との意識が蔓延していた思える1945年8月15日までの日本でした。戦後の無策による自滅例に農業があるかな。後継者がいないなんてのは自滅だよ。国内でのほかの産業との人の取り合いに負けたのだよ。「痛切な反省」をしているのなら国体(大日本帝国憲法体制)を潰してしまったことへも痛切な反省が必要なのですが、「なかったこと」みたいなことで被害者ぶって(押しつけられた日本国憲法)済まそうとしている現政権ですかな。無策による自滅を自滅と思っていない現政権かな。過去をなかったことのように考えているとしか思えない現政権かな。行政の怠慢だと裁判で指摘され判決が出ても公害等で被害者に本心からの謝罪しない日本は過去の延長線上にありますよ。謝罪とは他の事例でも同じようなことが二度と起こらないように対策をとることも絶対必要ですが。

2015年5月25日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No145   通常状態での筋肉の微弱収縮弛緩の繰り返しについてね。   脳卒中で特に発症直後などの入院中での姿勢というか頭の位置についてね。   代償動作または代償運動(動作・運動に必要な筋肉とが使えないので別の筋肉等の動作ですますことかな)についてね。   発症3年3ヶ月の今でも「リハビリとしておこなっている動作」ね。   脳卒中での麻痺回復に必要な基礎知識の一つね。   歩行時のUターンとかの方向転換についてね。   このブログの投稿の方針は。

 5月18日(月)、通常状態での筋肉の微弱収縮弛緩の繰り返しについてね。普通の動作をおこなうとき、ある程度の速さがある方や筋力いっぱいとかの動作などが楽ですね。歩行では必ず左右交互に片足立ちの時がありますが、片麻痺でも健常者風に歩けるのでしたら、ぼちぼち片足立ちしているのですよ。そのようなときでも立ち止まっての麻痺足での片足立ちは難しいですね。普通に健常足で片足立ちをしてみたら、頻繁に筋肉の収縮と弛緩を繰り返していました。手で物を掴むとき、堅い固形物ですと楽でも豆腐みたいなのではできないとかね。これは筋肉を微妙に調整する必要のある動作が難しいということです。筋肉の微弱な収縮と弛緩の繰り返しね。非常に短時間で繰り返して筋力の調節をしているのです。筋力の微妙な調整は小脳でおこなわれるのですが、感覚情報が必要になります。そして、この情報は普通の感覚系を使っているのです。たとえば、運動中枢が筋肉に収縮命令を出すと対象の筋肉は収縮します。そのとき、筋紡錘・腱ゴルジ装置の筋肉関係の感覚情報を脳の方に送り返します。同時に皮膚感覚等での感覚情報を送り返しています。それらを総合して筋収縮の強さの妥当性を判断して運動中枢がより適当な程度の筋収縮になるように命令を出し直します。この新規の命令での妥当性を送り返されてきた感覚情報から判断してより妥当な収縮命令を出し直すのを繰り返すのです。脳卒中感覚麻痺では筋力調整のための感覚情報が必要なところに送られていないのです。ですから、筋力の微調整もできないのです。その結果が力みすぎになっていくものと考えられます。筋トレではなくても筋力の微調整の必要な生活動作等でも筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進む恐れが十分にあるのが脳卒中感覚麻痺だと考えています。
 5月19日(火)、脳卒中で入院中での姿勢というか頭の位置についてね。私は発症後の救急車や救急病院内でのストレッチャーでの移動も頭直立(上半身直立ね)にしてほしかった。理由は主に前庭器官の左右の感覚アンバランスの影響か、嘔吐のしまくりね。で、動かないベッド上で姿勢についてね。一昨日投稿にもあるように鼻が詰まるのです。それで、上半身直立を医師も黙認するほかなかったようですが、後々好影響ね。無理矢理起こすというのではなく、状況を見ながら早期に上半身直立させる方がよいと思います。人間は二足直立歩行の動物ですからね。脳卒中でもやはり脳を使わないとね。脳の活性化には筋肉を使うというのも有効ですが、筋肉を使いすぎると脳が興奮しすぎてパッパラパーにね。あ、そうか、感覚麻痺ではパッパラパーにはならないかな。筋肉からの感覚情報が大脳に届かないものね。結局、適切適度な活用ですよ。ただ、日本はおねんねさせすぎているのでは思います。活動する必要はあるが、そのときの体の状況に応じた最大限の活動までで、過剰は駄目だと考えます。健常者もね。健常者の場合、筋肉を痛めたり、脳がパッパラパーになってしまうしね。「朝からのあくび」の理由の一つに運動不足がありますが、過剰もよくないですよ。結論、「昼行性動物である人間は可能であるのなら日中は上半直立がよい」と考えています。
 5月20日(水)、代償動作または代償運動(動作・運動に必要な筋肉とが使えないので別の筋肉等の動作ですますことかな)についてね。これはある方のブログで投稿されていたのです。よく考えられてリハビリをされていますね。ところで、「代償」というのは本来使えるはずの筋肉とか関節とか腱とかが正常に動作しないから必要になると思うのです。私は発症当初から「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ということを最重要視してきました。関節がなめらかに使えるというのは筋肉もなめらかということですね。そして、当然筋肉と骨とをつなぐ腱もしなやかですよね。この三点セットが揃って働いて四肢などが正常に動作できるわけですよね。我々脳卒中感覚麻痺の者は簡単に筋緊張亢進→痙縮→拘縮という道筋をたどりやすいのです。筋肉や腱や関節が固まってしまいやすいと言うことです。ということは「代償動作」ということが起こりやすい麻痺であるということです。その代償動作ばかりを繰り返すと正常動作ができないことになっていくのではと考えます。まずは「健常者並みの可動域の確保」を目指すことです。可動域を確保するには「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ですよね。軽い力で動かしてもらってもよいのです。発症当座は痙縮とかではないから軽い力で動かしてもらえますよ。毎日ぼちぼちの回数をね。自分で動かせるようになってもぼちぼちの回数を力を込めずにね。こんな調子でしてきた私がリハビリ病院で「奇跡的回復」ね。代償動作になるようなことをしてはだめですよ。全身の関節等の可動域の確保を優先しましょう。
 5月21日(木)、発症3年3ヶ月の今でも「リハビリとしておこなっている主な動作」ね。視床出血で左半身完全麻痺になってリハビリ病院で奇跡的回復とまでいわれた私の現在のリハビリ動作ね。健康のための運動(リハビリのためではないですよ)は一日10000歩以上の歩行、百貨店での階段昇降とかをしていますが、歩行をより良くするためにとか階段の楽な昇降のためには足腰の関節の可動域の確保ですよね。歩き込んでではなく、筋力をできるだけ使わないでの屈伸ね。動画カテゴリーに屈伸動画があるので見てね。風呂で10回程度かな。ついでに足首の屈伸ね。これもあったと思います。それと大切なことは左右の足の位置感覚のリハビリ、目を閉じて寝転んで両足の屈伸をしながら足を触れさせるというのもね。筋紡錘と腱ゴルジ装置からの情報の左右確認ね。左右の足の感覚がわかっての歩行だものね。左右の関節が同じように作動しての健常者風歩行だからね。脳卒中では感覚がわからないから歩けなくなるのですよね。10000歩以上の歩行は健康のためですから、リハビリ上悪影響が出ないように注意しています。歩けばよいというものではないです。腕関係は感覚神経回復を目指しての動作ね。左右の腕の位置感覚をそろえるために目を閉じた状態で指を接触させるというものね。これも静止画で動画カテゴリーにあります。腕を伸ばしたり縮めたり、頭の上に上げたり、下げたり、右に振ったり左に振ったりしながらの指会わせね。左右の指を組んで頭上で腕伸ばしに背伸びね。腕、手首、手のひら、指のそり返しね。毎日ですが時間は短いよ。手のひらはパーができるので物掴みは楽々ね。信頼性は感覚神経の戻り具合でね。簡単にいうと「尖足・棒足等にしない。屈曲腕等にしない。俗にいうところの後遺症体型にしないための動作」ですよ。最近は日に一度の立位からの正座へと直ぐの立ち上がりね。日に一度だよ。アホみたいに繰り返すものではないですからね。
 5月22日(金)、脳卒中での麻痺回復に必要な基礎知識の一つね。脳卒中ではいろいろな麻痺が出てきますね。生き延びて意識が回復してきたらの話ね。三途の川を渡りきってしまうと回復なんてないし、昏睡のままですとこれも回復などないですよね。全てが脳の損傷によって引き起こされるのが脳卒中麻痺ですよ。ですから、脳での修復に全てが依存します。まずは脳の残存部分でそのままの配線で活用できるかどうかです。これが俗にいう「6ヶ月説」になるのかな。次が残存部分をより活用するための神経細胞のつなぎ替えです。脳の再生医療もこのつなぎ替えによる効果を狙っているのです。つなぎ替えが完了してようやくリハビリ終了にたどり着けるのです。それまでは「仮の復旧」ですよ。「本復旧」ではないのです。この違いがわかっていない方が多いと感じています。このつなぎ替えですが、四肢対象ですと「動かしてみる」とかいうのが必要になります。「脳に使うのだ」というシグナルを送ることね。でないと、廃用症候群ですよ。脳は使わないと判断するとシナプスを切断したりしますからね。ところが過剰に動かすと拘縮とかにね。ですから、全身くまなく関節の可動域の確保とが優先されます。手ですと、動かすだけではなく触ってみるとかもね。足とかも筋肉感覚も皮膚感覚も適切な刺激を与えるとか感じてみるとかがつなぎ替えの促進になると考えています。「筋トレや諸々」以前に脳での神経細胞のつなぎ替えが起こって本復旧ができるということを肝に銘じておく必要があると考えています。それまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で待ちましょうね。脳からの弱い指令でも作動できる状態を保ち続けることです。
 5月23日(土)、歩行時のUターンとかの方向転換についてね。立ち止まってのぐるぐる周りですよ。カーブをゆるゆる曲がるというのは救急病院でのリハビリでしていましたからね。わんちゃんとの散歩の時にいろいろうろうろしてくれますのでリードを持ち替えるか体を360度回転させるかしないと足にリードが巻き付いてしまいます。体を回転させる方が楽なのでチョイチョイぐるぐる回っているのです。当然、斜面上でもね。「静止画と動画」カテゴリーに斜面の写真もあるので見てね。ですから、どこでも方向転換できるようになってます。当然、蟹歩きも左右どちらへもできますし、後ずさりもできます。健常者風歩行が無理なくできるようになればできることではと思います。先日、訪問リハビリで散歩中にPTのセラピストさんに見てもらったら、「good」でした。足腰の関節と関係の筋肉が無理なく使えるということです。このセラピストさんとの散歩、15分ぐらいで1500歩程度です。歩幅は70〜75cm程度ね。リハビリで杖歩行等が指導されはじめても車いす両足ちょこちょこ歩行で暴走行為を繰り返していた成果が健常者風歩行定着に役立ったのはと思っています。杖歩行リハビリ開始からリハビリ時以外での歩行開始は闇(ほとんどしていない)を含めても遅かったかも。でも、病棟歩行許可が出てから一日4〜5000歩程度になるのにそう日数はかからなかったです。杖だけでエレベーター利用許可になってからほんの数日で一日10000歩以上にもね。足腰の関節可動域確保に役立つことを優先してきた成果です。車いすって楽ですね。装具をつけなくてもよいし、暴走もできるし、足が草臥れることもないし、草臥れても座っているから倒れることもないしね。歩行器より楽ですよ。荷物の運搬にも使えるしね。そうそう、私は救急病院入院期間がたったの32日間でした。この病院は包括医療費のところですから早く退院させた方が儲けの多い病院です。出来高払いの病院はある程度の期間までは長ければ長い入院ほど儲けが多く出ます。ある期間を過ぎると儲けが減るのでそのあたりで退院を勧めるのです。包括医療費の病院の方が早く患者を退院させたがります、追い出しにかかります。
 5月24日(日)、このブログの投稿の方針は。当初は病気報告みたいなつもりだったのですが、いつの頃からは「脳卒中発症直後の方がより回復できるように」ということになってきてしまいました。ブログ等を読んでいると『もう遅い、「動きのコツ」さんとか「リハビリコンデショニング(動きのベース)」さんとかブログ村リハビリカテゴリーに投稿されているところ等に早く駆け込んで見てもらいなさい』とかがおられます。ボトックスが必要な方にはその方面の案内もしてもらえるのはと思います。「四肢が脳卒中で動かない」というのは脳からの指令が出ないからで、後遺症とかいっているのは「筋肉が固まった」とかなので、どのような心構えでリハビリに取り組んでいたら「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ことが実現できたかをいうことを判ってもらいたいということです。脳卒中での治療は限られています。私の視床出血は基本「様子見」だけです。脳幹出血の方もね。くも膜下出血とかですと血抜きをすることもあるようですが。脳梗塞ですとあの医薬品が使えるかどうかと様子見が基本だと思います。場所が場所だけに手出しできないことが多いのが脳卒中です。悪化時は別ね。後は自然治癒力によりますが、これは患者の意識が大きく作用します。そのときに役に立ってもらえればと思っての投稿です。リハビリは早期からする方がよいのですが「適切適度」という問題があります。素人では判らないですよね。それが「頑張れ」だけになってしまうのです。「諦め」は廃用症候群につながります。「適切適度のぼちぼちの大切さ」を、「全身を常に考えながらの大切さ」を判ってほしいということなのです。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ということの大切さを判ってほしいのです。「筋肉を固めない。」ということは「筋肉が柔軟に伸縮できる」ことです。ボトックス療法の対象にならないようにしましょうということです。対象にならないのに「カチコチ過ぎる」というのもあるかと思いますのでくれぐれもお間違いなくね。「カチコチ過ぎる」状態はその状態で固定ですよ。「カチコチ過ぎる」状態はボトックスも駄目、筋力補助装置も駄目、再生医療も駄目な状態で、当然普通のリハビリも効果なしね。普通のリハビリで効果が出る「関節がなめらかで可動域があって筋肉が柔軟な状態」を目指しましょうね。自力でなくて動かしてもらっていてもよいですから弱い力でね。感覚麻痺の場合は感覚の戻りに応じて筋力が回復しますよ。回復したからね。全く動かなかった左手で20kgのハンドグリップも楽々になりました。

2015年5月18日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No144   コレステロールについての知見が蓄積されてきています。   脳卒中だけの疾患で意識が回復すれば動作不全とかはリハビリ等が適切であれば回復すると考えています。   脳卒中発症直後の麻痺状態の体にどのような思いを抱いているのか。力の入らないぐにゃぐにゃの体ですよね。   脳卒中発症後どのくらいで麻痺の現実を受け入れることができ、リハビリに取り組めるようになるのか。   「子育ては学習してから」というのと同様に「リハビリは学習が必要」ですよね。   「脳卒中リハビリ教室」の開催を。   片麻痺の階段昇降についての一考察。

 5月11日(月)、コレステロールについての知見が蓄積されてきています。コレステロールは肝臓では作ることができるが肝臓以外の各細胞で作ることができない生体膜(細胞膜など)の成分であるとかで細胞に必要な成分を各細胞に運搬する物質です。それが「少なければ少ない方がよい」という医療の現状が不思議でした。研究者の間では徐々にこの考え(不思議と思う方ね)が広まったのかどうかはしらないですが、「米国発、新コレステロールガイドライン(2013年版)の衝撃」というような形で公表されています。元々全ての人の体内に存在している物質が「少なければ少ない方がよい」ということは絶対にないと考えられるのにね。「米国発、新コレステロールガイドライン(2013年版)の衝撃」で検索して読んでみてね。この中に「スタチンと糖尿病の関係」も出ています。生命科学により判明した作用機序についてもね。話がずれますが、一型糖尿病は当初は遺伝病と言われていましたが、次が自己免疫疾患となり、今は遺伝病の範疇ですがウイルス疾患、その昔に感染してDNAに組み込まれしまったウイルスの発現による疾患であるとね。生命科学の進歩で発症原因がより解明された例です。生命科学が進歩をしてもコレステロールが人体にとって不要物であるという知見は全くないのです。「少なければ少ないほどよい」という根拠は全くないことにね。そして、高齢になるほどというかそうでもないかもしれないですが、コレステロールが高い方が長寿であるとか死亡率が低いとかという研究成果も多数出ているというのです。極端にコレステロールが多いとか家族性高脂血症は別ね。ほかの全ての栄養素とかも超過剰はよくないですが、普通に体内で作られている成分をどうして減らす必要があるのかとね。コレステロールのことがあって主治医を変えたのです。院内処方は結局は多剤投与になって医薬品で体を壊すだけであるとね。費用も結局は多額になるとね。「医薬品は少なければ少ない方がよい」というのはいつの時代も正しいことです。必要最小限ね。医薬品は薬効と副作用とのバランスと使用による利益を天秤にかけています。医薬品は使わずにすむのなら使わない方がよい物質です。そうそう、人種や民族が違っても遺伝子は同じレベルだよ。だから、混血児に問題が起きないのですよ。『常套文句にだまされないようにね、「人種が違う」「民族が違う」』。
 5月12日(火)、脳卒中だけの疾患ですと意識が回復すれば動作不全とかはリハビリ等が適切であれば回復すると考えています。理由は脳以外の部分に問題はないのです。不適切リハビリ等によって問題が引き起こされて動作不全等が固定化されているのですよ。ただ、高次脳機能障害などの四肢以外での障害についても原理的には回復するであろうと思いますが、その必要となる時間が長くなって寿命の方が早くなる場合が四肢より多いと思います。それと、「回復」をどのような程度でとらえるのかということもありますしね。脳卒中だけでほかの患者さんより軽症というような場合は適切適度なリハビリであれば回復しますよ。でもね、この「適切適度なリハビリ動作」というのがくせ者でしょうね。多くの方が「筋トレ等を多数回でより強い強度でおこなうのがよい」との素人判断されて問題を引き起こしているようなのです。リハビリ病院等でも隠れてこそこそと不適切リハビリに走っている方が結構いるようなのです。対局が諦めの境地かな。中間の適切適度なリハビリの方が少ないように感じているのです。ただ、適切適度でどのぐらいの期間で回復するかは神様に聞いてね。これは脳での修復にかかっていますので各自それぞれですかな。そのときまで辛抱強く適切適度なリハビリをね。その後も辛抱強く適切適度なリハビリね。これが本当の頑張りね。適切適度なリハビリですよ。脳卒中での損傷具合や年齢等にとっては回復していても回復が感じられるより寿命の方が早くなる場合もあると思います。適切適度なリハビリで筋緊張亢進や痙縮や拘縮等でなければ筋力補助装置も使えるようになると考えます。また、脳の再生医療の対象にもなっていくと考えられますが、筋緊張亢進や痙縮や拘縮では再生医療は無理ですかな。特に拘縮ではね。
 5月13日(水)、脳卒中発症直後の麻痺状態の体にどのような思いを抱いているのか。力の入らないぐにゃぐにゃの体ですよね。体幹を支えているのは腹筋や背筋などの筋肉群です。脳卒中になると脳からの適切な指令がこれらの筋肉にも届かなくなるのです。当然、四肢などの筋肉群にもね。四肢の骨は結構長い骨が使われていますが、関節部で曲げ伸ばしをしているのが筋肉なのです。ここも脳からの指令が来なくなるのが脳卒中ね。背骨は脊椎骨を積み重ねて筋肉で支えているだけなのです。脳卒中ではぐにゃぐにゃになって普通だと思います。ぐにゃぐにゃにならないというのは痙縮や拘縮状態ですから、すでに「リハビリ無理」の状態ですよ。脳からの指令が適切に出せるようになるまでは適切適度にリハビリを続けるほかはないと思うのです。脳卒中発症直後のグニャグニャ状態はそれはそれで順当だと思ってリハビリに打ち込んできた私はリハビリ病院で「奇跡的回復」といわれたのです。リハビリができるのは筋肉が柔軟で関節の可動域が確保されていることが必要です。四肢や体幹などについてはね。高次脳機能障害やその他についてはわからないです。専門のセラピストさんとかに聞いてね。
 5月14日(木)、脳卒中発症後どのくらいで麻痺の現実を受け入れることができ、リハビリに取り組めるようになるのか。どのようなリハビリを適切適度と感じているのだろうか。私の場合は視床出血の影響で徐々にというても数分で左半身が麻痺しました。そのときから「リハビリで復活するぞ」と思ったわけです。脳で問題があって手足等が動かなくなったのです。「回復しない」などというのは出てこなかったです。でも、麻痺よりやばい「三途の川渡り」をしてしまう途中までいったようですけどね。それと、「可動域の確保」ですよね。そのためには[筋肉を固めない.関節を錆び付かせない。」が適切とね。そのうち、脳での神経細胞のつなぎ替えが起これば動かせるようになるとね。でも、実際はつなぎ替えの起こる前に動かせたけどね。ただ、動かせるだけね。どうも、皆さんの多くがブログ等で感じるのは救急病院入院中は麻痺を受けいられていない感じです。さらにはリハビリ病院でもね。中には退院後もね。適切適度のリハビリができないというのは「麻痺を受け入れることができなかった」という証拠ではとも思うのです。医師も医師ですよ、よく脳卒中だけで「・・は諦めてください」とか断言しているものね。脳卒中だけですと、適切適度なリハビリをしていたら動かせるようにとかなりますよ。時期は神様に聞いてね。障害の程度によっては寿命の方が早かったりとですがね。適切適度なリハビリをしていたら筋力補助装置や再生医療の対象になると思います。特に拘縮は対象外でしょうね。筋緊張亢進や痙縮や拘縮になっていくようなリハビリは過剰で不適切ね。廃用症候群の方はもっと積極的にリハビリをかな。神経細胞のつなぎ替えも適切適度なリハビリ動作をしている方が早くなるようです。過剰におこなうと一部のシナプス接続の不適切増強で、不足したりするとシナプスが離れますよ。悪い動作パターンの手続き記憶を形成してしまうと修正が難しいですよ。健常者でもお箸の使い方が悪い場合などに見られますよ。
 5月15日(金)、「子育ては学習してから」というのと同様に「リハビリは学習が必要」ですよね。子育てでの虐待報道が徐々に増加しているように思っています。虐待に至る理由に「躾のため」とかいうのも多いですよね。でもね、躾とはどのようなことなのかは学習して始めて判ることです。乳児の不適切取り扱いもね。乳児の不適切取り扱いは学習でのみ防止できる可能性が高くなります。躾でもですが、どうしても自身の育てられた時の経験もあって、より学習の度合いが高い行為かもとね。普通、脳卒中患者やその家族は人体について、リハビリに真に役に立つ人体については知識がないのが普通です。中には医師でもその知識がないのがいるようです。それが、過剰リハビリで拘縮とかになればボトックス療法でというリハビリ病院まである状態です。不適切リハビリの結果起こる拘縮などを緩めるのにボトックス療法が使われるのですよ。脳卒中リハビリで「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」は基本の基本ですよ。この重要性について学習する必要があるのではと考えます。ボトックス療法はリハビリでの助け船と思いますが、この療法が必要になるようなリハビリに問題があるのです。ボトックスの原理の勉強もしてね。ボツリヌス菌毒素の作用機序ね。
 5月16日(土)、「脳卒中リハビリ教室」の開催を。昨日の続きね。ところで、妊娠したら検診と母親教室、育児教室等がありますね。これは妊娠、出産、子育ては学習しておく方が圧倒的によいからです。脳卒中リハビリとほかの病気との違いは自然治癒力以外の要素の多少でしょうか。リハビリは患者にとっては医療による治癒というより自然治癒力の方になるのですが、患者が動作等をすることによります。が、患者自身による能動的に適切適度なリハビリ動作というのが必要なのです。様子見(実質放置)ですと廃用症候群で、過剰ですと筋緊張亢進→痙縮→拘縮のパターンになってしまうので発症当初から機会を捉えての「リハビリ教室」が必要と考えるのです。そして、患者の家族等にも必要です。「頑張れ」とか健常者的発想での動作の強要等で悪化させる恐れがあるからですし、逆に過保護による廃用症候群の促進の可能性もあるからです。適切適度なリハビリというのが難しいからですよ。医師にも判っていないのがいますからね。進化した動物ほど学習というのが大切なのですが、暗記だけの学習は役立たずかな。「文」、学習による入力ね。「武」、学習したことを実践することかな。ついでに「文」の検証込みかな。それで「文武両道」ね。検証なしの「武」はハンドル・ブレーキが壊れた自動車みたいなものですよ。
 5月17日(日)、片麻痺の階段昇降についての一考察。間脳視床出血で意識不明にもなったのですが、発症当初に鼻づまりでベッドで寝た状態で頭側を少しあげただけで頭を下にしてベッドからぶら下がってしまいました。もう少しで頸椎損傷かな。このお陰で意識が戻ってきて尿管がとれたら車いすに一日中座ることができたのです。上半身を直立させたら鼻が詰まらないからね。ベッドからぶら下がられるより病院も安心だしね。そのときの車いすの座り方が「背筋を伸ばして腰直角程度、膝直角程度、足首直角程度」で座っていたのです。ベッド上では伸ばしてる状態ね。これで、曲げ伸ばしね。上半身直立効果もあってリハビリが進みやすくなったみたいです。さらに車いす両足ちょこちょこ歩行の成果か階段昇降はリハビリ病院転院後半月ほどで始めてくれました。まずは健常足活用の両足で一段ずつね。登りでは健常足を上段に乗せて体を持ち上げるタイプね。このときから1ヶ月以上してからかな。麻痺足でも体を持ち上げたりする健常者タイプを指導してもらいました。麻痺足も股関節や膝関節、足首関節を適切に使うことができるということでの指導でした。「階段昇降も歩行も股関節や膝関節、足首関節を適切に使う」ということができるようにリハビリをするべきですよ。筋力の以前に可動域の確保ということですよ。

2015年5月11日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No143   ギャルに人気の細足美脚を維持するために日々の運動ね。   先月、久しぶりに歯医者に行ってきました   PT・OTリハビリでのマッサージについて思うことね。   リハビリでの「依存型」と「要求型」と「自立型」と「無茶型」と「諦め型」について思うことね。   リハビリでの成果の感じ方による気持ちの違いについての考察ね。   「痙縮や拘縮は一日にしてならず」ですが、「内反や尖足や棒足、握々お手々や屈曲腕も一日にしてはならず」ですよね。   「見える障害」と「見えない障害」についてね。

 5月4日(月)、先週投稿の「日々の運動」の続編ね。ギャルに人気の細足美脚を維持するために日々の運動ね。7年ほど前の夏のあるとき、「クオーターパンツにナマ足」でうろうろしていたら「足きれい!!!!」というギャルの声が聞こえてきたのです。健康的で若々しい美肌の足ですよ、今もね。そのときから数年、夏場にはクオーターパンツで過ごす時を作っていましたが、入院中にクオーターパンツが行方不明になってしまっていました。誰が行方不明にしたかは見当がついています。男性用クロスウオーカーは残っていました。こっちはウエスト引き締め用で肌着扱いね。1週間に1日6000歩以上で5日以上で効果があるということね。もう少し回復したら穿きたいです。女性用はヒップアップとウエスト引き締め効果ありね。「夏場のギャルのショートパンツ姿がうらやましい」というのは、「私も生足で細足美脚を見せびらかしたい」ということができないということへのいらだちね。ほかの部分はある程度年齢相応ですが足だけね。このアンバランスが受けるのでしょうか。それと、あの年齢になっても細足美脚でいたいというギャルの願望に火をつけるからかな。皮膚を若々しく保つ必要があるのですが、これも適切適度な運動と適切で適度な栄養バランスの食事が必要ですね。細足維持(病的ではないですよ。健康的にだよ。)も美肌維持もリハビリと通ずるところがあるように思います。ギャルの足を見て「勝った」とか「負けた」とか「勝負なし」とか勝手に思っているおじさんです。男は眼中にないですよ。それと、紫外線はお肌に悪いので日傘男子です。
 5月5日(火)、先月、久しぶりに歯医者に行ってきました。前歯の一部が欠けてしまってね。やはり、先々月に投稿しました左側の歯の違和感のあった部分は「穴」があるといわれて、どちらも修繕しました。そのとき、歯医者治療の定番「歯を削る」というのがありました。前歯も左側でしたが、痛みを感じることない程度だと思っていたとおりでした。奥歯の方は怖かったですね。感覚がどのように戻ってきているのかが確認できていないからでした。少し削る程度でしたが、やはり、痛みを感じましたが、発症前と比べてどの程度なのでしょうね。「過敏」あるいは「鈍感」あるいは「ぼちぼち」なのでしょうか。どちらも1回で修復完了しました。今、思うに奥歯は自宅調理の食事中だったと思いますが、堅いものは食べていないしね。前歯は歯磨き中ね。ひょっとして使い切る直前の絞り出し状態のチューブの練歯磨きに歯のかけらが混じっていたのかな。
 5月6日(水)、PT・OTリハビリでのマッサージについて思うことね。私の考える脳卒中リハビリの最低条件は『「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で「関節等での可動域の確保」』です。外力ででも関節等が無理なく稼働できていたら、筋力補助装置も使えるし、脳の再生医療にも対応できるはずです。関節が錆び付き、筋肉が固まってしまうと筋力補助とか再生医療も夢物語になると考えています。どう転んでも「筋肉を固めない。」ということのためにはセラピストさんによるマッサージが必須と考えるのです。マッサージをおこないながらリハビリの手順や強度がでてくると考えています。「動かなくなったらボトックスで」というリハビリは手間暇だけがかかって効果はないと考えています。ボトックス療法をしている間は実質リハビリはお休みではとね。私がデイサービスを早々にやめた理由は「マッサージがない」ということが大きかったです。セラピストさんにマッサージで筋肉の状態を調べてもらうというのはリハビリでは非常に重要なことだと考えています。ともかく、楽に四肢が動かせたら脳での修復が進むにつれてリハビリも本当に進みますからね。痙縮状態や拘縮状態とかですと脳での修復も遅れると考えています。我々脳卒中だけの者の麻痺原因は脳だけですよ。動作不全や感覚麻痺は脳での障害によります。お間違いなくね。脳が体を適切に支配できなくなったのですから、健常者と同じことはできませんよ。お間違いなくね。
 5月7日(木)、リハビリでの「依存型」と「要求型」と「自立型」と「無茶型」と「諦め型」について思うことね。これ以外の「・・型」もあると思いますけどね。普通の医療でもあることですけどね。「依存型」とは、思うにあてがわれたまま意味も考えずに黙々とリハビリをするだけかな。その場のみね。「要求型」とは思うに自身の考えていることを主張するタイプかな。でも、主張が理にかなっていなかったら問題かもね。「自立型」というのは思うにセラピストさんとリハビリについて認識があまり違うこともなく適切適度な自主リハもこなせるタイプかな。「無茶型」というのが案外目立っているブログ村の脳卒中カテゴリーかな。健常者的発想でセラピストさんが制止するのも聞かずかな。「諦め型」はリハビリの時間は苦痛のみでしょうかな。もう治らないと諦めているのですからね。でもね、各人、結構いろいろなタイプを渡り歩いているみたいです。感じとしては短期間の「諦め型」から「無茶型」に、そして「依存型」かな。でもね、「諦め型」→「無茶型」で、次に→「依存型」にでも変わったらよいですが、「無茶型」で頑張っている方もおられるようなので結果(末路)が気になっています。「自立型」になれたら一番よいかな。
 5月8日(金)、リハビリでの成果の感じ方による気持ちの違いについての考察ね。もっともなにをもって「成果」とするのかという問題もあります。私にとっては間脳視床出血でしたから「動かせるようになって当たり前」ということですが、いつ頃かについては発症当時は「わからない」と思っていましたから、動かせるようになったときは「動かせた」と思った程度かな。でも、筋力の必要なトレーニング、緊張を伴うトレーニングはしようとは全く思いませんでした。この判断が正解だったと後の勉強でわかってくるのでしたがね。ただ、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。可動域の確保」には取り組み続けましたよ。車いす両足ちょこちょこ歩行みたいなのもしていましたが、筋力を使わないトレーニングですかな。緊張感もなかったしね。なにかができるというわけではないですよね。時々投稿しているラジオ体操的動作ができるというのもなにか生活動作とは直結しない感じですよね。私は「楽に動かすことができる」ということを最重要視しています。そうすると、そばから見ると凄く回復しているように感じるかもと思います。何かの生活動作とかへのリハビリとなると、感覚麻痺では筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進みやすいですね。動作で緊張度が高くなるからですよ。そうすると動作がぎこちなくなったり、可動域に制限が出てきたりしやすいですからね。で、私の動作を見ると「回復が進んでいる」と感じることになるのかな。楽に可動域を確保しての動作の方が将来的には早くなって「軽かったのでしょう」とみられる可能性が高いとは思います。これは、楽に動かせる方が脳での神経細胞間のつなぎ替えが早くなると考えるからです。動きが鈍くなったり、拘縮などで動かせなくなるとつなぎ替えが起こらなくなるのではとね。筋肉の緊張度が高い方が回復しているように感じている方にとっては筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進んでニッチも察知のいかなくなって気がついたときには私みたいなのは「軽かった」のでしょうね。脳卒中で「症状が軽い」「症状が重い」とかいうこともリハビリでは影響しますが、「自分にとって順調にリハビリができているのか」ということであって「隣の芝生は青い」的になると回復するものも回復しなくなるのではとね。
 5月9日(土)、「痙縮や拘縮は一日にしてならず」ですが、「内反や尖足や棒足、握々お手々や屈曲腕も一日にしてはならず」ですよね。非常に徐々に変化してなっていくはずです。脳卒中での動作不全や感覚麻痺などは短時間で起こりますけどね。こっちのじわじわは怖いですからね。その点の違いについての認識不足というのがあるのではともね。変化が緩慢であることで気がつきにくくなってしまうのです。よい方への変化も悪い方の変化にもね。ですから、1ヶ月前、2ヶ月前、・・、1年前とかをしっかりと記憶にとどめておくことが必要かとね。また、体を俯瞰的に見ることも必要ですし、局所的に見ることも必要ですね。だから、セラピストさんに継続的に見てもらう方がよいと思うのです。徐々に筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進んで屈曲腕や握々お手々や棒足等ができあがるのですから早めに気づくことが大切ですよね。
 5月10日(日)、「見える障害」と「見えない障害」についてね。脳卒中での障害でもこの両方が考えられますよね。脳卒中では四肢等に現れる障害と高次脳機能や嚥下等に代表される障害ね。でも、これらは適切適度なリハビリをおこなっていたら同じような感じで「見える障害」であり、「見えない障害」でもあると考えています。でも、高次脳機能障害等の方がリハビリが難しいことが多いと思うので「見える障害」の期間が長くなるかも。四肢等の方ですと適切適度なリハビリをしていたら、私程度(間脳視床出血で意識不明)でも一見しただけでは判らないようにすることもできる場合がありますよ。屈曲腕や握々お手々や棒足とかになっていないこと、歩行が健常者風であることなどです。腕や指や足でのラジオ体操的動作はできても、小銭を扱うとかなるとぎこちなさが丸見えにね。焼きたてパン屋さんのトレイに乗せての購入はしたことがないか、店員さんに手伝ってもらってね。外観見た目では普通に見られる程度にはできたのですが、感覚神経の多い腕関係で「見える障害」を生活動作でばれています。が、この状態でも気がつかない方もいます。母親の前ではばれないように手順を考えて動作しています。発症後6ヶ月ほどして会ったときから年に2〜3回ほど会っていますが、ばれていないです。脳卒中での障害があるということを知られたくないのが母親です。健常者風を目指す2番目の理由ね。1番の理由は健常者風がいろいろな動作で楽であり、リハビリでの回復の進みが早いと考えているからですし、実際、楽で早いですよ。最近、ほかの方の投稿に「頑張る」ばかりではよくないというのを見かけました。ようやくね。「セラピストさんと相談しながら適切適度な頑張りを」ということでした。

2015年5月4日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No142   脳卒中発症後の麻痺側のしびれについてね。   脳卒中リハビリで大切なことに体のどの部分も優先順位がないということです。   発症後しばらくしてから今も時々頭に浮かぶ不届きなこと   「片麻痺者の麻痺足での片足立ち」についてね   日々の運動はリハビリというより   脳卒中の再生医療についての不届きな考えね   脳卒中での四肢リハビリはどのようにする方がよいのかな

 4月27日(月)、脳卒中発症後の麻痺側の痺れについてね。感覚神経の多い手の方がよく痺れています。足はそれほどでもないです。顔とかもですが、顔では一時範囲が狭まっていったので、終わってくれるのかなと思ったら、再拡張してくれたりです。また、少し狭くなっています。痺れ方も少し穏やかにね。救急病院で聞いた話やあるサイトで見つけた投稿ですと、「脳卒中損傷部分で神経細胞のつなぎ替えが起こってくると痺れる」というものね。再生作業中には痺れるということね。再生を促進するために適切適度なリハビリ動作はもちろんですが、栄養にも注意しています。つなぎ替えに必要な栄養素は第一が脂質であると考えています。次がタンパク質でエネルギーはグルコース必須ね。ですから、子供の脳の成長にはDHAというのがありますが、DHAは脂質なのです。必須不飽和脂肪酸なのです。リノレン酸(これも必須不飽和脂肪酸)でもよいです。リノール酸(これも必須不飽和脂肪酸)は納豆から摂取しています。DHAは青魚の油ね。この二つを継続的に摂取しているので痺れが収まらないのかな。痺れについてはこのような考えもありますので参考にしてみてね。刺激を与えるだけでは脂質のパイプである樹状突起等は伸びないのではとね。脳は脂質の割合が高い臓器ですよ。ただ、げとげとの飽和脂肪酸による脂肪の塊ではないですよ。油ぶくれの脂肪細胞ではないのです。飽和脂肪酸は肝臓で作り放題、脂肪肝のもとね。脂肪細胞でも作り放題、肥満のもとですよ。痺れを感じないというのは脳でのつなぎ替えがほとんど起こっていないのかもね。という痺れについての説でした。
 4月28日(火)、脳卒中リハビリで大切なことに体のどの部分も優先順位がないということです。廃用症候群は体の全ての部分で一斉に徐々に起こりますからね。それと、全身筋膜というのに包まれているようですから、他の部分の過剰リハビリとかの影響が及ぶようです。ある方の過去の投稿によりますと、「右腕が大丈夫だったから歩行には両足を使うからと足のリハビリばかりに励んでいたら、麻痺腕が動かなくなってしまった」とあったのです。これはリハビリをしないことによる廃用症候群の可能性もありますが、当時はリハビリ病院入院中だったと投稿にあったので足の過剰によるとばっちりかなと思ったりします。ただ、忘れ去られた部位はほかが適切適度でも時間をかけて廃用症候群にむしばまれますよ。ですから、複数の分野のセラピストさんに定期的に見てもらった方がよいのではと思っているこの頃です。が、リハビリがより楽しくなるようなセラピストさんがよいのに決まっています。マッサージ指の確かなセラピストさんと我々が感じることのできるセラピストさんね。優先順位は体の部位ではつけることはできないでしょうが、動かせるようになるとかについては発症部位の状況等によって変わってきますのでよく相談してね。廃用症候群とかを防止するのは全身が対象ですが、動かさせてみようとかという部位は各自それぞれね。
 4月29日(水)、発症後しばらくしてから今も時々頭に浮かぶことに「意識不明になったときにそのまま死んでいたら苦しみとか全くなかったのに」という不遜な思いです。痛みも全くなしでした。手足とかが動かなくなっていったのはリハビリで動くようにすればよいと思っていましたらね。三途の川で溺れ生きしてきた後は片麻痺を苦しむということもなく、回復していくのが楽しかったですし、今もね。冗談で「自殺」を使ったのはリハビリ病院入院中にSTの打ち切り話が出たときにね。結局は時間短縮して継続されましたので自殺実行には至りませんでした。リハビリって楽しいですよね。笑い声であふれていたPT、OT、STですよね。今の訪問リハビリもね。ですから、リハビリ的動作とかが適切適度にできるようになったら、足に感じていた焦りなどはどこかに消えていきました。適切適度なリハビリを続けていたら時間が解決してくれますからね。このような気楽な考えでリハビリ病院では「奇跡的回復」といわれたのでした。焦っても仕方がないのがリハビリなのです。その時々の適切で適度な頻度には相当幅があるようですが、強すぎたり、弱すぎたり、少なすぎたり、超えてしまったりする方が多いみたいにも感じています。こう思うようになった理由は「なぜ、私程度で奇跡的なの」です。ぼちぼちの回復程度と思っているのにね。
 4月30日(木)、「片麻痺者の麻痺足での片足立ち」についてね。救急病院入院中にトイレに連れて行ってもらってつかまり立ちをさせてもらっていたときに急に力?が抜けて床に落ちてしまいました。両足で立ってたときでした。掴まり立ちだよ。起き上がるのに看護師さんが四苦八苦していました。私も健常腕で手すりとかを持って健常足で・・とかできずに持ち上げて立たせてもらいました。その後はトイレでの掴まり立ちで問題は起こしていません。PTの歩行練習では健常側依存状態だったかな。それでも、セラピストさんが「・・できそう」と平行棒での歩行距離を徐々に伸ばしてくれました。そして、杖歩行も救急病院入院中に始めてくれました。当然、車いす両足ちょこちょこ歩行もね。リハビリ病院転院後も当初は健常側依存だったと思います。徐々に麻痺側に体重乗せと健常者風への移行リハビリでした。3年前の4月下旬に一時帰宅に備えて「床からの立ち上がり」指導をしてくれたときに麻痺足に体重を乗せて健常足を素早く動かして立ち上がる「正座(このときは正座ではないよ)からのお手つき版立ち上がり」みたいなのを教えてくれたときに「麻痺足って結構力強い」と思ったものです。PTの開始待ちの時に麻痺足で掴まり状態での屈伸をぼちぼちの回数ね。当然、その後、直ぐのマッサージね。片足立ちはいつ頃試してみたのか。先日、片足立ちの投稿があったので試してみたら、支えが全くない場合は短いでした。2秒は何とかかな。10秒はだめでした。ところが、健常側の指を壁とかなどのどこかに触れさせて試すと、意外ともちました。10秒はできるというのは確認できました。小脳での筋力微調整が十分できていない今の状況では上出来かな。筋紡錘と腱ゴルジ装置の筋肉系感覚情報と内耳の前庭や半規管の平衡覚感覚器官の感覚情報とをまだ大脳と小脳に視床の問題で全部は送られいないみたいです。無理して挑戦するものではないですからね。また、数ヶ月後ぐらいに試してみたいです。
 5月1日(金)、日々の運動はリハビリというより「ギャルとのランチ(ケーキのデザート付き)とケーキセットでのリハビリ」ができるようにというのが大部分かな。糖尿病になってはできないことだからね。リハビリは適切適度のぼちぼちで訪問リハビリで点検してもらっています。過剰になっている部分もあると思いますが、リハビリ動作としておこなっていることは必要最小限かもね。でも、効果のある動作に絞っています。効果のある回数に絞っています。が、おまけとして徐々にさらなるスマートな体型に向かっています。日本人は集団遺伝学上では糖尿病になりやすい民族なのです。普通の人でも常に糖尿病には注意が必要なのです。まあ、病気一般に対して必要だけどね。あるCMで「人間の免疫はほぼ完成までに生まれてから15年必要」とかがあったのですが、これって「経験」ですよね。感染経験とかが必要ですよね。「除菌」しすぎると、このための「経験」ができなくなるともね。適度な汚さが必要とも思っています。リハビリも適度な動作ですよね。汚すぎるのがよくないのと同様ね。また、清潔すぎるのもどうかというのとね。ぼちぼち適切適度ね。「ギャルとのこの高血糖一直線のリハビリ」を続けられるような運動を続けられるように本当のリハビリにも励みます。続けられるような運動をね。健康維持の運動を全てリハビリ動作にしてしまうと過剰リハビリになる場合もあるので適切適度な組み合わせにしていきます。
 5月2日(土)、脳卒中の再生医療についての不届きな考えね。幹細胞利用の再生医療は札幌医科大学で臨床研究としてされているようですね。脳梗塞の方だけで発症後の期間については制限がされていて、確か20日までぐらいに札幌医科大学に転院できる方だったか。どうしてかというと、ボトックス療法適応やそれ以上に痙縮や拘縮にしてしまったのは対象外ですということですよね。脳での再生(幹細胞による新しい接続とか)があったときに動作に出すことのできる患者さんね。筋肉が固まっていない、関節が錆び付いていない患者さんね。それでなくても脳卒中は発症時の衝撃で正常部分も正常に反応しないことがありますからね。私も右視床とその付近?だけでしたが、どうして意識不明になるのかな。このようなのが当初の正常部位へのダメージの一つだと思いました。次が左右の感覚情報の不一致による弊害ね。出まくりましたよ。感覚情報が途絶えたことによる麻痺ね。これは大脳での既存回路を活用することで徐々に活用できた部分が結構あった感じです。感覚が回復していないにもかかわらず動作とかできますからね。ただ、また回復途上ですから精度の高い動作はできませんよ。「動かない」とかいっていて「再生医療開始しましたよ」ということが刺激になって動かせるようになる感覚領域のみの脳卒中患者は結構出てくるのではとあるブログを読んでいて思うのです。札幌医科大学ではこのような患者さんの症例はデータから「再生医療の結果」としては排除していてほしいですが、厚労省の承認なしでもプラセボ的に採血と何かの注射(点滴ね)で使えるかもと思ったりもしています。ただし、診療費は採血の方と何かの注射の分だけね。言葉による「鰯の頭も信心から」的治療ね。脳卒中では案外効果があるのではともね。このためにも札幌医科大がよい成果を上げてほしいですね。それと「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」は絶対に目指そうね。
 5月3日(日)、脳卒中での四肢リハビリはどのようにする方がよいのかな。上肢ですと、多くの方が後遺症?だといっている屈曲腕や握々お手々ですね、これは屈筋の方が伸筋より強力だからです。私も当初手は握り傾向でしたよ。以前の投稿のように救急病院でのOTの時に「指を伸ばしたら楽につかめるよ」と教えてもらったのがヒントになって「指伸ばし」と「腕伸ばし」をしたわけですよ。外力を使ってね。指が伸びると曲げることができたのですよ。自力では伸ばせなった当初は外力、健常側の手を使って伸ばしたりね。伸筋優位の状態を無理矢理作り出したのですよ。そうしたら、曲げ伸ばしができるようにね。足は車いす等での姿勢で無理矢理曲げていたということかな。足は伸筋優位ですよ。だから、棒足の方が多いのですよ。尖足はちと別ね。寝ているばかりだと重みで足先が垂れ下がるのですよ。投げ足座りですと尖足の危険性ありかな。後は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」でリハビリをしていたら、リハビリ病院で「奇跡的回復」といわれるほどの回復をしたようです。でも、リハビリ病院とかで患者同士で話をしていたら「よく頑張ってますね」と思ったこともあったし、逆に「当初ちとしょげすぎでは」と思ったこともね。出だしが大切ですが「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」程度でよいと思いますが、意識としては「脳卒中だけなら適切適度なリハビリを能動的な意識で続けていたら動かせるようになる」ということが必要ではと思います。いつ頃から動かせるかは神の思し召しですけどね。その後も適切適度でね。でないと、神の怒りの懲罰を受けますよ。闇リハとかではね。感覚麻痺関係だけですと結構早く動かせる可能性が高いかもね。でも、神の怒りを買う可能性も大きいので適切適度にね。脳卒中での脳の損傷具合で寿命の方が早い場合もあるかもですが、筋力補助装置等の活用には適切適度なリハビリで筋肉を固めていない状態で関節の可動域が確保されていたら使えるようになっていくと思います。

2015年4月27日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No141   川平法の前提条件についてね。 「隣の芝生は青い」という現象   脳出血で意識不明になってもリハビリ順調ならグーチョキーパーなんて楽勝ですよね   リハビリにおいて「成果あり」や「弊害あり」などはどの程度で現れるかな。   「力を込めたい」ということを目標にされている脳卒中の方がおられるようですね。    痙縮や拘縮などは一日にしてならずね。   この頃、日に10000歩以上歩かないと、ひょっとしたら12000歩以上かな、10000歩以下の日に睡眠中に目覚めてしまうことが何回かありました。

 4月20日(月)、川平法の前提条件についてね。私は冊子購入もないし、川平法講習会にも行ったことはなくサイトで調べただけですが、講習会には施術者と同伴でとありますね。ほかの方に手足とかを動かしてもらうのですよね。そして、動かしてもらうということでも手足とかが屈伸したりすれば促通(神経細胞のつなぎ替え)が促進されるということですよね。そして、四六時中動作させているわけでもないですよね。促通、神経細胞のつなぎ替えにはきっかけは必要でしょうが、刺激を過剰に与えても効果が期待できないということですよ。それは樹状突起等の延伸がつなぎ替えには必要と思うのですが、突起の原材料の運搬の問題もあってある程度以上の刺激では刺激の効果が増えないと考えられるのです。それどころか、脳卒中感覚麻痺で自力で動作させている場合は運動神経系の抑制ニューロンが働いていないため運動神経が興奮状態のままになりやすいと考えられるので筋緊張亢進→痙縮→拘縮と突き進む可能性が高いのですよね。痙縮とか拘縮では川平法の前提である「施術者でよいから適切に動かす」ということも困難になりますよね。そうすると促通など夢物語になってしまうのではとね。ボトックスで緊張がほぐしてくれればよいですけど、失敗したらそれっきりという可能性ですよね。ですから、施術者にしてもらっても自力でも「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ですよ。絶対ね。ボトックスを当てにしているような療法を勧めるところは金儲け主義だと思います。脳卒中感覚麻痺は結構簡単にボトックス対象になる可能性がありますので注意してリハビリに取り組みましょうね。
 4月21日(火)、「隣の芝生は青い」という現象(心理学での「合理化」の一種かな)と同様のことが脳卒中リハビリでもあると思うのです。ほかの患者さんが自身より回復しているようでしたら「あの方は軽かったのだ。」と自分に言い聞かせることで慰めにしていると思うことがあるのです。私は視床出血で意識不明にもなり、完全に左半身が麻痺してしまったのです。それなのに「リハビリの武勇伝」の蘊蓄をいってようやく重症度がわかってもらえる程度に回復できたのです。杖を持っていなかったら歩けなかったことがあったとはわかってもらえない程度ね。杖を持っていてもかな。ですから、駐車場とかはちと演技もしますけどね。母親とは時々会いますが、母親は視床出血のことを知りません。発症後、半年ほどの時期でも気がつかなかったのですよ。そこまで回復できたのでリハビリ病院で「奇跡的」とまでいわれたのですよ。死亡率数10%を乗り越えたのです。初期症状に比例するのなら、私は「一生車いす」程度の回復しかしていない可能性の方が非常に高いと思うのです。リハビリ病院で同室だった方は私より初期症状は絶対軽かった(発症時のこともよく話してくれていました。)と思うのですが、どうも回復程度とかは私よりよくない感じを受けています。入院中も私より熱心に自主リハをしていたみたいです。回復への道筋のとらえ方の違いですよ。それが退院後に徐々に現れたと思うのです。実用筋力は私の方が強くなったようだし、歩行のできる地面の状況も私の方が悪路を歩けるみたいだしね。とかとかでブログ等でもある方は「初期症状が軽かった」と自慢げに投稿されていて、後のリハビリで「歩行困難的」な投稿になってきてる方とか、トイレに籠もっての自主リハで腕と足を固めた方とか、いろいろですよ。初期症状に比例しないのが脳卒中リハビリですよ。それは適切適度なリハビリが各人によって違うからですよ。ただ、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」程度ぐらいが共通するのが脳卒中リハビリではと考えています。後はいかに各人に適切適度なリハビリを行うかですよ。死にかけたのに何度も「あなたは軽かったのでしょう」といわれた者より。救急病院の看護師さんを救急病院退院後3ヶ月ほどして病棟に訪ねていってびっくりさせた者です。「歩いている!」とかの回復の早すぎね。それも付き添いなしね。そのとき、杖は空中をさまよわせていたかも。
 4月22日(水)、ある方がブログで「グーチョキパーができますか」とあったので私の経過ととに思っていることをと思います。私は視床出血で意識不明にもなって左半身完全麻痺状態になりました。意識が戻ってしばらくしたときから「障害者風になりたくない。筋肉を固めたらあかん。関節を錆び付かせたらあかん。外部の力でよいから屈伸みたいなことだけはさせとかな。」と思いました。健常側の腕で麻痺腕を持ち上げたり曲げたり伸ばしたりとかですよ。救急病院でリハビリが始まり、OTで「指を伸ばせたらつかめるよ」と教えてもらってからは、「指伸ばし」と「腕伸ばし」に専念みたいになりました。今もかな。数日後、じ〜と手を見ていて動かしてみたら、あら不思議という感じで指曲げができました。脳外科の先生びっくりね。その数日後には指の種類指定ね。これ「じ〜と手を見つめて」だよ。そう「感覚の置換」に成功した模様でした。感覚麻痺だから運動中枢とかは正常だものね。その後は「グッパ」が楽々できるようにね。いつ頃からはチョキもね。リハビリ病院では物をつかむということだけは楽にできるようになってきました。健常側の手を観察して見てください。物をつかむとき、グーのままでつかめますか。パーの方が圧倒的に楽ですよね。腕ものびのび腕の方が楽に物のそばまで手を持っていけますよね。脳卒中で物つかみ等で苦労されている方の気持ちがわからないのです。比較的重症だった私が割と簡単に物をつかめるようになったからね。だから、リハビリ病院で「奇跡的回復」ね。退院後も欠かさず毎日しているのが腕や手のそり返しです。屈曲腕や握々お手々にしないためです。足は屈伸ね。ふんぞり返ったようないすの座り方はしないです。股関節を直角程度にはしています。膝も足首の直角程度ね。私が推奨する車いすでの座り方ですよ。半日座ってベッドでは伸び伸びね。屈伸ね。ですから、手足では障害者風になっていないです。そうすると、あとは感覚神経が以前のように働くようになればリハビリの速度が上がって健常の時のようになると考えています。そのときまで、健常者風で姿勢が保てて、可動域が健常者並みで動作も健常者風でできるようにしてきています。ですから、グーチョキパーなんてできて当たり前ですよね。そうそう、リハビリではセラピストさんの方が次々と考えてくれた感じですが、そうできるのもリハビリ動作を受け入れる基礎ができていたからでしょうね。闇リハなんてしていないよ。闇?はSTの発声自主リハ中に「耳元で呪文(ハリポタ)が聞こえる」といってあきれられるような闇リハにしてしまった程度ですよ。
 4月23日(木)、リハビリにおいて「成果あり」や「弊害あり」などはどの程度で現れるかな。私が思うのはリハビリ病院入院中ぐらいまでのリハビリ初期では結構どちらも早期に現れると思います。私の経験でも「え、もうできるの」という感じでしたからね。だから、弊害の方も早期かな。ところが、退院後はちんたらちんたらと進まないこと進まないこと、理由は残存機能を使ってのリハビリ効果はリハビリ病院入院中に出てしまった感じでした。後は「神経細胞のつなぎ替え」による効果が出てくるまで地道にするしかないのではとね。数ヶ月から数年単位、それ以上かかるかもね。でも、効果が出てこなくても続ける必要があります。そして、継続しています。ところで、弊害の方ものんびりと出てくるようになるみたいですね。逆に言うと弊害ありに気がついたら修正しやいのではとも思います。そして、「変化がなくても続ける必要あり」ですが、徐々に起こる弊害に気づきにくくなることもありますので、必ずセラピストさんに週に1〜2回はマッサージと点検指導をしてもらうといいですよ。STがなくてもそちらのリハビリにも脳のリハビリにもなりますよ。「つなぎ替えは年単位」だと思ってリハビリをしている視床出血で三途の川で溺れ生きしてきた者より。皆さん、片麻痺でよく泳げますね。わたしゃ泳ぎ方のリハビリなど受ける間もなくの三途の川だものね。
 4月24日(金)、「力を込めたい」とかいうことを目標にされている脳卒中の方がおられるようですね。間脳視床出血で意識不明にもなった感覚麻痺の私の経験からちと投稿させてもらいます。この感覚麻痺は皮膚感覚だけではなく筋紡錘や腱ゴルジ装置からの筋肉感覚も受容できないのです。ですから、筋肉が緊張状態や弛緩状態とかもわからなくなっていました。健常腕で麻痺腕を動かして見たら、「重たい」と感じるほかはスムースに動かせたのでした。発症当初ね。ところで、握々お手々の方は指を伸ばすのに外部の力は必要ですね。屈曲腕もね。筋力は発揮されていますが、「力を抜く」ということができない状態ですよね。「力を抜く」ことができないから「力が入らない」ということですよね。筋緊張亢進や痙縮や拘縮ですと、「力を抜く」ということが出ないから「力が入らない」のですよ。筋肉は原理上収縮は自力でできますが、弛緩して伸びるというのは外力でしてもらうほかはないのです。ですから、四肢には屈筋と伸筋があるのです。屈筋が収縮して伸筋を伸ばす。伸筋が収縮して屈筋を伸ばすのです。ところが、筋緊張亢進や痙縮や拘縮では屈筋も伸筋も同時に頑張って収縮しているのです。運動神経も緩めてやってようやく収縮を解除できるのです。ですから、ボツリヌス菌毒素(致死量1マイクログラム、1gで100万人ね)によるボトックスね。運動神経系の興奮ニューロンにダメージを与えて過剰な興奮度を低下させるのですよ。感覚麻痺の場合は筋肉の感覚器からの情報も中枢に届かなくなっている場合が多いので運動神経系の抑制ニューロンが働かない場合が多いのです。で、運動神経が興奮状態のままになりやすいから筋緊張亢進や痙縮や痙縮になりやすいのですよ。「力を込めたい」のなら運動神経が興奮状態のままにならないようにリハビリをする必要があります。セラピストさんと相談しながらリハビリをしてね。生活に使える筋力は可動域の確保された関節を使うことのできる楽に伸ばせる筋肉の収縮力によります。筋緊張亢進や痙縮や拘縮などの状態の筋肉を伸ばすのには力が必要だよ。実用動作で「力を入れる」ためには「力を抜く」ことが絶対必要です。「力を抜く」というのは我々みたいな脳卒中経験者においては実際に筋肉をふにゃふにゃにする必要があると考えています。緊張状態にしてしまうと簡単には緊張を解除できないのが脳卒中経験者ね。
 4月25日(土)、脳卒中での回復度合いとリハビリへの適切適度な積極的取り組み開始時期やその後のリハビリへの取り組み状況とその結果としての現況との関係を時系列で時々投稿してほしいですね。私はたまにこのような意識で投稿しているつもりですが。私は「完全復活を目指して」として、おこなってきたリハビリと現況を報告させてもらっているつもりです。関節の可動域で以前に比べて問題になるようなことなく同程度の可動域を確保し続けています。筋力はどちらかというとかいうと改善されてきています。手の動作精度も向上気味です。時間はかかっていますが悪化はさせていないはずです。可動域というのは健常者並みですよ。完全に左半身麻痺状態になったのにね。ところで、ある方はその昔、「健常者風を目指して」スポーツジムでリハビリと投稿されていたはずですが、今は「できることとできないことの確認のリハビリ」てなのになって手足の可動域を激減させてしまったようなのです。また、ある方は「片麻痺は困る」とかですが、リハビリ病院で闇リハをしていたとかの投稿がありました。そのとき、腕は後回しにするとかで固めたみたいですね。足は・・、やめときます。ほかの方にわかりやすいように論評抜きの時系列の実際におこなってきたリハビリというのをその時々の前後の動きとかも含めて投稿してもらったら有意義ではと思ったのです。特にボトックス療法をされている方は是非ね。発症後いつ頃からどのような手順でどの程度のリハビリであったかを時系列で投稿してほしいですね。闇も含めてね。痙縮や拘縮などは一日にしてならずね。
 4月26日(日)、この頃、日に10000歩以上歩かないと、ひょっとしたら12000歩以上かな、10000歩以下ですと睡眠中に目覚めてしまうことが何回かありました。9000歩と7000歩の日です。ますます歩き方がよくなって疲れなくなったのかな。ある意味、30分ほどの歩行でくたくたになれる方がうらやましいです。平均すると日に13000歩ぐらいなっているかな。歩幅は70〜75cmです。日に9〜10kmですかな。歩幅も広めの方がよいということです。心拍数が少しアップするような歩き方ね。1分100歩程度とすると12000歩で約2時間ね。水平方向はこのぐらいで垂直方向もあります。垂直方向も加えないと歩行の意味が減少するそうです。歩行速度の緩急もね。6km/h前後ぐらいはよく出しています。わんちゃんは走り出しかけたり、立ち止まりますよ。ということは0〜6km/hね。高低差は百貨店の1〜5階の階段昇降でごまかしていますが、近隣公園のお山とかにも登ったりしています。斜面の横切りもね。リハビリ初期から、ヘマをしなければ結構歩けるようになると思う今日この頃です。諦めない、焦らない、無理しない、適切適度なリハビリを。

2015年4月20日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No140   先日投稿の顔の違和感とかのときから気がついたことに麻痺側の左目の視力に関してね。   目の前にいるときだけの状況からだけで判断している、あるいは教えられたことだけで判断している医師が多いのでは   脳の損傷、脳卒中などと脊髄損傷などでの回復の違いについて思うこと。   先週真冬に近い寒い日が続きましたが、皆さんいかがでしたか。   小脳の働き(筋肉動作の微調整とかもあり)について調べていたら、   私のリハビリの当初からの思いは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。関節の可動域を確保する。」というのです。   歩行器では暴走できないですよね。車いすですと歩けなくても暴走ができたのです。

 4月13日(月)、先日投稿の顔の違和感とかのときから気がついたことに麻痺側の左目の視力に関してね。以前からのハードコンタクトレンズ装着時視力はそう変化していない感じなのですが、コンタクトレンズをしていないときの視力が、ほとんどどの距離もピントが合わなくなってしまっているのです。以前は目の前数cmのところですと、不思議なことにある程度字も読めたりコンタクトレンズも見えていたのが形として見えなくなってしまったのです。これってコンタクトレンズができなくなると、視覚障害に該当するのかな。右目も左目と同様の円錐角膜ですから、左目の後追いをしてしまうと・・。障害者手帳のラックアップになるかもね。そうなって見えなくなっていくとこの投稿もできないようになるかも。ただ、ITの進歩で楽に楽に安価に続けられるようになってほしいです。どうも、角膜の問題と異なる要因のようです。半年に1回は眼科で角膜と網膜と水晶体などの様子も診察してもらっています。コンタクトレンズができなくなって角膜移植も無理になったら障害のランクが一気に6級から2級に飛び級ができそうです。
 4月14日(火)、その昔、睡眠でノンレム睡眠とレム睡眠があることがわかった後、長いことレム睡眠があってノンレム睡眠が起床まで続くと思われていました。理由は入眠後1時間半までの脳波測定をしていましたが、それ以降は1時間半後の状態が持続すると思い込んでいたというのです。その後、起床時まで脳波測定されるようになり、現在の睡眠の知識に訂正されたわけです。脳卒中のリハビリでもこれと同じ現象、目の前にいるときだけの状況からだけで判断している、あるいは教えられたことだけで判断している医師が多いのではとね。それが「・・は諦めてください」とか「一生歩けないです。」とかで自信を持って間違った診断ができるのでしょうね。予後を知らなすぎるのですよ。「あんた実際に脳卒中になってみてくださいよ」という感じね。その点は現場のセラピストさんの方がしっかりしていますよ。私の実体験も参考になるかもね。はっきりいってリハビリ病院入院中も退院直後も感覚は大して戻ってきてなかったです。単に残存機能の活用で歩いているとかいう感じでしたし、セラピストさんの指導も残存機能を当てにした指導です。特にPTで、OTは感覚の回復待ちで、これしか方法がないと思います。退院後に徐々に感覚が戻ってきているのですが、感度の違い等に悩まされています。数ヶ月で終了するようなものではなく年単位の感じを受けています。そうなると、今の医療体制などですと、医師は退院後に無関心になっていく可能性が高いですね。焦りの患者さんも長期的に自分の体のことを考えてみるというのができないのかもね。それが「障害者風姿勢や動作」が必然と思い込む原因かもね。長期的に見ていると思う私の「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」というリハビリはなぜか、リハビリ病院で「奇跡的速さ」の回復のようだし、同じ病室だった方が筋力が出ないといっているのにどうも私は結構回復してきているみたいです。痙縮とかの筋肉の筋力はすごいのではと思います。ただ、伸筋と屈筋が同時に頑張って収縮するので力比べをしてしまって実用筋力を失い、強力な方の筋肉を引き延ばすのにも多大な力がいるようです。筋トレしなくても筋力が発揮されている例ですが、実用的な動作には使えない筋力ね。そうそう、睡眠パターンがわかった理由は測定の時、装置の電源切り忘れという説も。で、一晩中になって判明したというお粗末なことで。総合病院より開業医の方にその時々の状況のみで判断してしまっている医師が多いかもね。「多いかも」程度ね。勉強不足は開業医の方が多いと思うのですがどう思われますか。
 4月15日(水)、脳の損傷、脳卒中などと脊髄損傷などでの回復の違いについて思うこと。なにか脊髄損傷とかですと脊髄機能の回復が難しいみたいです。ところが脳の方は脊髄より機能回復の可能性が高いようです。一つが脊髄では軸索伸長が必要ですよね。それに対して脳は樹状突起伸長でよい場合も多いのでは。脳科学の番組では樹状突起の軸索化ということが放映されたことがあります。脳では可能ですが脊髄では難しいでしょうね。それでも、樹状突起の軸索化には結構日時も必要のようです。その番組では触れられていませんでした。もうすでに樹状突起があっても軸索化には時間が必要です。脳卒中とかでは結合が失われた部分を以前とは違うところ同士の結合になるわけですから、樹状突起を伸ばしながらの相手探しから始まりますよね。結合してみての相性とかいろいろ問題を乗り越えながら神経細胞同士の結合ですから数ヶ月では大多数は無理ではとね。気の早い細胞間がともかく結合してあとはゆっくりという感じを感覚の復活で感じています。私の場合は視床出血なので感覚が戻ってくれば、運動神経とかは問題なしだから本格的リハビリができると考えています。人間の筋肉は全て脳からのリモコン操作で制御されています。この制御には運動神経系への命令だけではなく感覚神経からの情報が絶対必要なのです。私の場合はこの感覚情報が途絶えたためによる左半身完全麻痺でした。ただね、どの部分からどの程度の時間で復活してくるかはわからないですよ。適切な食事などと適切適度なリハビリ動作とかですと必ず回復しますが、いつになるかは神様に聞いてね。障害の程度とかによっては寿命の方が早かったりして。不適切リハビリで動作できなくなった場合は脳が原因ではないですよ。筋肉とか関節とかだよ、だからボトックスね。脳へのボトックス注射なんてないですよね。ボトックスは筋肉への注射だよ。脳卒中は脳疾患だよ。脳卒中は筋肉疾患ではないですよ。不適切リハビリの結果、ボトックスに助けを求めにいっているのですよ。川平法的考え方ですと、ボトックスが必要となるようになると促通にはより時間が必要になるのではと考えられるのでは。
 4月16日(木)、先週真冬に近い寒い日が続きましたが、皆さんいかがでしたか。私は完全麻痺状態になったにもかかわらず、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」方針のリハビリのおかげで硬直もなく、手足の冷えもなく過ごせました。先週、寒い日に妻がジャムの瓶の蓋を開けるときに、「やかんのお湯で温めたら」といってやったら、蓋の上にやかんを乗せて温めていたので適度な時間で「麻痺したから力が出ない」とかいいながら開封してあげました。筋肉が柔らかいから力が出せるのです。それと、筋肉には「筋ポンプ作用」という血液循環で大切な役目がありますが、これも筋肉が柔軟で収縮と弛緩を交互に繰り返すことができるというのが必要なのです。それができる状態なのが私の筋肉ね。これは筋緊張状態でもやばいのではと思います。「足が浮腫む」とか投稿されていたある方は足の筋肉が痙縮?に近いような感じを受けています。その方は指は筋肉が凝り固まっているようですから、そりゃ指は冷えるでしょうね。わんちゃんとの散歩で今年も手袋なしで過ごせた私とどう違うかというと筋肉の柔軟性かな。筋ポンプ作用の有無ね。筋ポンプ作用が期待できるような筋肉ですと楽に力を込めることができますよ。ボトックス療法が必要となるような筋肉では筋ポンプ作用は期待できないのでは。ボトックスと併用を考えるようなリハビリは弊害だらけということになるのでは。ボトックスに問題があるのではないですよ。お間違いなく。
 4月17日(金)、小脳の働き(筋肉動作の微調整とかもあり)について調べていたら、視床出血でも動作の微調整ができなくなる理由がわかりました。小脳への感覚情報が大脳を通じているというのです。大脳には視床が感覚情報の中継をしています。また、小脳からの出力で視床が重要な役割も果たしているともありました。視床出血では感覚麻痺だけではなく回り回って運動系にも影響を与えているのですね。このようなのですから筋トレみたいなことを行わなかったのは正解ですよね、職人の匠の技はいかに小脳の微細な筋肉収縮調整能力に磨きをかけるかということが重要なポイントの一つですよね。ところで、ほかの脳卒中でも感覚中枢関係などですと回り回っての小脳への感覚情報が届いていない可能性が高いですよね。これが動作のぎこちなさなどに通じるのではと思います。当然、運動神経系の抑制ニューロンの働きの影響があるのではとね。ですから、感覚麻痺で運動関係が無傷でも動作に支障が出るのはこのような小脳の働きも関係していると思います。脳は各部分で分業しながら複雑な連携をこなしてなめらかに働いているのです。脳卒中はこの恒常性を破壊することですよ。健常者と同じような感覚でのリハビリはよいわけはないですよね。ですから、セラピストさんと様子を見ながらね。医師は竹藪が生い茂っている感じなのが多いから気をつけてね。あるいは「竹の子医者」(年齢は関係ないよ)、藪医者ほど成長していない医者ね、もっと注意しましょうね。殺されるかもね。
 4月18日(土)、私のリハビリの当初からの思いは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。関節の可動域を確保する。」というのです。一項目増えていますが、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」だけでも普通は関節の可動域の確保にはなると思うのですけどね。出血して麻痺がわかったときからかな。多くのブログ等を読ませてもらって感じたのはこの方針でリハビリをしてきてよかったということです。脳卒中発症と同時に筋肉は拘縮にはならないのです。関節も錆び付いていないのです。発症と同時は脳からの動作命令が筋肉に届かなくなっただけです。焦らない私でも足の筋肉と関節については焦りがわき起こってきていました。腕は健常側腕で曲げ伸ばしとかできたのですが、足は重すぎたのです。ところが、ベッドからの頭を下にしたぶら下がり事件のお陰で早期に一日中車いすに座るというのができたのです。股関節直角程度、膝関節直角程度、足首関節直角程度でね。「半日は寝て暮らす」ですから、半日いうても10時間程度かな、寝ると足腰は伸ばすですよね。一日単位で屈伸ができたのです。これが後々PTリハビリで役立ったようです。そして、車いす両足ちょこちょこ歩行というのもね。スピードを出すために背筋を伸ばしてちと前屈みに、膝は直角を中心に稼働させ、足首は踵着地で足裏全面接地で足指での床けりができるように稼働させました。腕は腕で「伸ばす」。指もね。チラシパイプ重量挙げトレーニングで肩の可動域確保とかね。可動域確保ができるようなことはしましたが筋力が必要なことはしていないという感じかな。それで、リハビリ病院は早期退院ね。入院期間が救急病院が32日間なのにリハビリ病院は3ヶ月半ね。追い出されたのではないですが、「いつまで入院しているの」って感じね。救急病院3週間や2週間でリハビリ病院6ヶ月という方もおられます。初期症状は私の方が重症かな。
 4月19日(日)、あるブログで歩行リハビリの初期の頃に固定型歩行器(通称ヒックアップらしい)を使っていて、普通の車輪付きの歩行器にあこがれたというようなのがありました。私は車輪付き歩行器を1回だけ救急病院で使ったことがあるのですが、足を引きずっている感じだったのと、車いす両足ちょこちょこ歩行の方が楽しかったので歩行器には興味がなくなってしまいました。歩行器では暴走できないですよね。車いすですと歩けなくても暴走ができたのです。でも、普通の方はあこがれるみたいですね。まあ、ピックアップ型は持ち上げなあかんようだし、それで極端に歩きにくいのかもね。リハビリ病院で退院日まで車いすを使い、その快適さを感じていた者にはわからない心境ですけどね。足の歩行への準備が十分にできているのなら歩行器でもよいかなと思いますが、脳卒中患者ですと歩行器は棒足、ぶん回し足出しの固定化につながる危険性があるのではとね。脳卒中じゃなくて感覚神経・運動神経が普通に働いている人向けのリハビリ用具というような感じを持ってしまったリハビリ病院入院中に健常者風で1日10000歩以上歩行でき、健常者風で階段昇降もできた者からの感想です。車いすはPTに凄く役に立ちましたよ。歩行リハビリができるのなら車いす両足ちょこちょこ歩行に挑戦してみましょうね。背筋を伸ばし股関節直角程度・膝関節直角程度・足首関節直角程度で踵着地・足裏全面接地・つま先床キックでの歩行練習をね。絶対、麻痺足も使ってね。どうして退院日まで車椅子を使っていたのかな。それと、車椅子手漕ぎはできません。足漕ぎ専門です。

2015年4月13日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No139   この頃の歩行で疲れるのは連続で5000歩前後あたりからみたいです。 脳卒中での障害部位の違いによる神経細胞のつなぎ替え後のゴタゴタ状況の違いについてね。   脳卒中での障害部位が感覚神経領域の場合と運動神経領域の場合の現れ方についての一考察ね。   数日前久しぶりに一応転倒みたいなことをしてしまいました。   久しぶりに筋力についてのお話をと思います。   リハビリへの取り組みから見る脳卒中による障害、後遺症の受け入れ時の感情について思うこと。   「リハビリには必ずいくように」は「セラピストさんに確認と指導をしてもらえ」ということ

 4月6日(月)、この頃の歩行で疲れるのは5000歩前後あたりからみたいです。それも、連続時ね。しばらく休息すると解消ね。1日に19000歩以上の日も寝ると、翌日に18000歩とか歩けるように回復しています。普通の健常者の程度とかもね。それでも、基本は杖持ちだよ。無理に格好つけることはしていないつもりです。ただ、雨の日は右手に傘、左手にわんちゃんのリードなので杖を持つ第三の手がほしいですよね。雨の日の方が転びやすいしね。で、4000歩ぐらい歩かれてしまったときもありました。リハビリが順調ならこのようになってくると思うのですけどね。また、装具ですが、足首が動いて持ち上がるので装着しなくなりましたが、リハビリ病院退院後直ぐに遊びに行ったときに調べられましたよ。私の足首は健常者程度まで回復してきていますが、発症前からあった躓きはちょっと増えたかな。ですから、格好つけて装着していないのではないのです。リハビリ病院で「小走り」の指導の時は装具を外していたと思います。今でも足首の運動は欠かさずしています。足先の持ち上げね。こうできるのも車いす両足使用ちょこちょこ歩行の賜でしょうね。正しい座位?(上半身背筋を伸ばしての前屈み的ね。でないと暴走できないものね。)で膝関節活用・足首関節活用の踵着地、足裏全面床につけ、足先でのけりで後、足を前に出して踵着地ね。伸びきりになりやすい下肢系の関節を直角以上に曲げるというのを楽な力でしてきた賜ね。頑張ってしたという感じはないですが、歩く感じで移動できたので楽しかったかな。両手は自由だしね。足での移動だものね。楽だしね。で、看護師さんに「・・さん、ゆっくり漕いでください。」といわれる羽目にね。暴走族的に速かったということかな。この車いすをリハビリ病院退院日まで続けたものね。これを踏まえての歩行リハビリですから、健常者風にも早期に取りかかってくれました。とかいうように歩行リハビリは受け身的ね。で、発症後3ヶ月ほどで病棟内を日に4〜5000歩程度にね。健常者風だよ。発症時の医師の見込みは可能性として一番高いのが「一生車いす生活」ですよ。過去の事例からの可能性ね。覆してあげましたよ。でもね、藪医者じゃないから、「・・はあきらめてください」などはいわれていないですよ。脳卒中だけですと、症状とかでいつ頃になるかはわからないですが意識が回復したのでしたら、そのうちに動かせるようになりますが、いつ頃かは神様に聞いてください。それより、不適切リハビリ(あきらめでの放置を含む)による弊害の方が怖いかもね。発症時は「私は間脳視床出血で意識不明にもなり、左半身が完全に麻痺したのです。生き延びましたが医師よりは「一生車いす生活かも」とのお告げもいただきました。藪ではなかったので断言ではないですよ。」ね。
 4月7日(火)、脳卒中での障害部位の違いによる神経細胞のつなぎ替え後のゴタゴタ状況の違いについてね。私は間脳視床出血なので感覚神経の大脳への連絡通路での障害でした。連絡の神経細胞が大量にお亡くなりになったわけですが、大脳の感覚中枢は無事でした。でも、感覚情報がほぼ大脳に送られなくなったいうことでした。感覚と感じるのは大脳ですよ。間脳のほかの部分とかでの感覚情報の利用はあっても、感覚として感じたと思うのは大脳ですよね。ですから、大脳の感覚中枢は正常なのに感覚情報が無い状態が続くと異常反応して視床痛などを起こすことになると考えられています。視床の部分での障害を神経細胞のつなぎ替えで徐々に解消していっているのが今の私の状況ですよね。大脳は無事なのに感覚度合いを以前とは異なって感じているのが現状です。どちらかというと「強め」ね。過剰に反応しているのが多いです。以前よりインパルスが多いのでしょうね。ところで、大脳の感覚中枢に障害があった場合は全く別の働きをしていた神経細胞が感覚情報を処理することになるのですね。このときはどう反応するでしょうか。ひょっとしたら感覚の種類を取り違えることもあるのではと思います。私の場合ですと「つなぎ間違い」ですね。ですから、私の場合はつながりさえ間違わなければ問題は起こりにくいですが、感覚中枢ですと、その神経細胞の役割分担変更を伴うのではと思ったりします。でも、つなぎ替えが起こってほしいわけですね。そのときには適切な種類で適度な強度の刺激が必要なのです。健常者での練習とかでもね。人間の動作はすべて感覚情報としてフィードバックされて大脳で処理されているということで行うことができます。お忘れなくね。
 4月8日(水)、脳卒中での障害部位が感覚神経領域の場合と運動神経領域の場合の障害の現れ方についての一考察ね。ほかにも視床下部等に代表される体内環境の中枢関係もありますがやめときます。で、両方の場合は悲惨なのでパスね。運動神経関係ですと、その運動中枢で支配されている筋肉の随意運動ができなくなりますよね。小脳などの場合はなめらかな動作ができないということから動作不全みたいです。脳からの命令が届かないからです。大脳で運動について処理されて筋肉につながる運動神経に命令が出せるようになるまでは随意運動ができないことにね。これは川平法でいっている促通が起こらない限り無理ではとね。ただ、脊髄や末端の方にかけては異常がないはずなので膝蓋腱反射みたいなのは起こると思います。筋肉の収縮具合等の感覚情報は脳に届いていますから筋緊張亢進とかはないかなと思います。CI療法などを行う気も起こらないのではとね。リハビリには川平法と『「放置による筋肉の固着や関節の固着」を起こさないようにね。』ぐらいかな。感覚神経関係領域の場合は運動神経関係も筋肉も関節も異常ないですよね。感覚情報が運動中枢に届かないということでの動作不全ですよね。視覚等に置き換えてやることで動き始めました。これ、経験ね。でもね、動くだけで動作させている手足の状況は目視しなければわからないのです。物をつかんでも力のコントロールができないのです。手とかからの皮膚感覚や筋肉の感覚がないからです。当然、運動神経の興奮ニューロンは興奮しっぱなしね。で、運動神経は興奮状態のままにね。すると、筋肉は収縮状態のままにね。緊張状態のままで痙縮とか拘縮に突き進みやすいということになるのではとね。CI療法を行っているあるリハビリ病院はボトックス療法と併用しているとホームページにありました。私が思うには「ボトックスと併用するようなリハビリはするな」ね。トレーニングの効果は皮膚感覚や筋感覚があって初めて定着できるのですが、感覚がないからトレーニングしても効果が薄いのでとね。効果が出る前に拘縮になってしまったりとね。ですから、歩行の方が案外できるようになっても手の方が改善が遅くなるというのが理解できると思います。感覚神経の量の違いと考えるとね。これも体験済みね。また、歩行と走行では感覚神経の使用量に大きな違いがあります。体験済みね。まだ、小走りはできても大股疾走ができません。感覚領域での脳卒中でも「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ですよ。絶対にね。だから、感覚領域での脳卒中のリハビリでは、本来必ずマッサージ等の筋肉を解すことをするのですよ。脳は各部分でいろいろ分業と連携しているので単純ではないですよ。脳卒中を単純に考えて筋トレとかに走らないようにね。セラピストさんとよく相談してね。
 4月9日(木)、数日前久しぶりに一応転倒みたいなことをしてしまいました。公園で階段状のところを登っていて、うっかりつま先を引っかけてしまったのです。四つん這い状態になりましたが、怪我なしね。「毛がなし」ではないですよ。怪我怖いと投稿されている方もおられますが、どうしてこの程度で怪我をするのか不思議ですよね。発症時意識不明で左半身完全麻痺程度でね。右手には傘(雨が降りそうだったのでね。)、左手にはわんちゃんのリードね。で、リードを手放すことになってしまいました。麻痺した左手ですが、瞬時にリードを離して身を守るように地面をつけましたし、肘も適切に屈伸してくれたようですから怪我なしね。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない」という理念のリハビリの効果ですよね。ですから、脳卒中を起こした人の中ではよく転倒している方かもね。なにせ、道なきところを歩くは、すぐに起き上がれるので不注意になるは、左腕も防御に使えるぐらい回復させることに成功したみたいだし、で、不注意ね。でもね、階段から転落とかみたいな大事故には遭わないように注意しております。普通の障害者の階段の上り方ではなく、足長健常者風の登り方をしていました。段差は小さいですが次の段までの距離があるタイプを大股開きで一足で登るというのね。今まで事故がなかったのですが、気を抜くということでした。この翌日の訪問リハビリでPTのセラピストさんと現場にいって、前日と同じように階段を上って見せたら、びっくりされていました。「私はできません」とね。
 4月10日(金)、久しぶりに筋力についてのお話をと思います。筋力は筋肉量だけでは定義されていないです。筋肉にも「瞬発力系ミオシン」や「持久力系ミオシン」があります。マラソンで優秀な選手に100m走の練習させてもぼちぼち止まりになりますし、逆もそうです。これは最大瞬発力にも違いが出てきます。でも、とりあえず「瞬発力」や「持久力」も考慮した「筋肉量」ね。「筋肉量」を増やす筋トレは普通筋肉細胞である筋繊維のミオシンなどのタンパク質等を増やすのと核の数を増やすことを行います。筋繊維は巨大細胞ですから、細胞分裂をしません。前者の筋トレ強度はどの程度必要なのでしょうね。後者は筋繊維の細胞膜を傷つける必要があります。相当な超過筋トレになるのですから、必ず休息が必要です。休息なし(安息日なし。日単位だよ。)は筋肉を痛めるだけみたいでよくてタンパク量をそのときの限度まで増やせるだけかな。非常に筋力の要因として大きいのが運動神経が筋収縮に動員できる筋繊維の数です。この動員力は簡単に減少すると考えられます。核は一度増えたら減らないよ。筋繊維(筋肉細胞)も減らないよ。タンパク質は栄養状況で増減しますが、動員力みたいには減少しないですよね。以前紹介した「パワーリハビリテーション」はこの運動神経の動員力回復を目指していると考えられるのです。「火事場の馬鹿力」という意味はこの運動神経の筋繊維動員力のことですよ。筋力の定義は「筋力=筋繊維の数×筋繊維のもつ収縮性タンパク質の種類と量×運動神経の筋繊維動員力」かな。脳卒中ではこの動員力だけがゼロとかになることですよ。筋肉の問題ではないのです。脳卒中では筋肉に関わる神経が健康時と異なるのでいろいろな問題が出てくるのです。感覚関係での脳卒中ですと、皮膚や筋肉等からの感覚情報がないので筋肉を緩める命令が脳が出せなくなります。運動神経系の抑制ニューロンが働かなくなるのです。興奮ニューロンばかり働くから、筋緊張亢進→痙縮→拘縮とか進みやすくなるのですよ。感覚関係の障害の時には筋肉を弛緩させることができない可能性が高くて、屈筋も伸筋も収縮して力比べしてしまうので実用的な筋力が出せなくなるのですよ。関節の可動域を確保しながらのリハビリを。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」リハビリを。筋トレをしていないと筋力がなくなるのなら、痙縮とかの手足を外部の力で動かすときにどうして力が必要なのですか。痙縮とかですと筋トレとかができないですよね。でも、痙縮とかの手足の筋力は強力のようですね。でもADLには役立たないですね。それどころか、ADL低下の主要要因ですね。
 4月11日(土)、リハビリへの取り組みから見る脳卒中による障害、後遺症の受け入れ時の感情について思うこと。はっきり言って不適切リハビリをされている方の多くが受け入れることができていないのではとね。なにもリハビリをしないというのは受け入れていない証拠と思います。諦めだけですよ。過剰なリハビリをしている方も受け入れていないと思います。受け入れているというのはその時々の体の状態をよく見極めて適切適度なリハビリを行っている場合ではと考えるのです。そのとき状況を受け入れられないから過剰なリハビリとかに走るのですよ。多くのブログ等でも投稿されていますが、筋肉を固めたりとかの筋緊張亢進→痙縮→拘縮とかにしてしまうのは体の状況がわかっていなくて、「とにかく早く」という焦りでしかないと思うのです。または、諦めね。「みんなで川平法」の方もボトックス療法を受けられているのですね。発症時に受け入れができなかったようですね。投稿から感じましたよ。筋肉が柔軟で関節がなめらかに外部の力で動かせての川平法ですよね。私の考える川平法の前提ですよ。でもね、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ですと、自力で動かせるようになるかどうか多くの方は不安になると思います。それが、過剰につながるのではとね。多くの方が筋肉カチコチで動かなくしているのですよ。脳卒中感覚麻痺では簡単に筋肉カチコチになります。運動神経系の抑制ニューロンが働かなくなるからなのにね。運動神経が興奮したままにね。状況を受け入れて「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」でぼちぼちしていた私が握力20kg以上とか18リットル灯油入りのポリタンクを持てるようになったりとかしています。このぼちぼち適度は各人それぞれですからセラピストさんと相談しながらね。歩行の方は健常者風で一日10000歩以上が普通になっていますし、階段昇降も健常者風、正座への移行、立ち上がりも楽にできるようになりました。発症時、意識不明にもなり、左半身完全麻痺で医師より「一生車いす」とかの神託もいただいた程度です。救急病院入院期間は32日ね。短くはないですね。短いのを自慢されている方もおられましたが、その後どうだったのでしょうか。
 4月12日(日)、先日、あるブログに某病院の整形外科の医師が「リハビリには必ずいくように」といわれたとありました。この「リハビリには必ずいくように」は「セラピストさんに確認と指導をしてもらえ」ということだと思います。さらに「転んだ時に、筋肉が緊張状態になっているのをほぐすのが大事。」ともいわれたとね。普通に専門家に見てもらっていたらこのように指導してもらえるのですよね。自己流リハビリはこの基本から外れてしまっている方が結構いるみたい。このブログの主はこれ以上に解していたかもとも投稿に書いていました。そう、筋肉が柔軟であるということが大切だということをこのような形で投稿に書かれているのを読むのは久しぶりかな。筋緊張状態には私もなっているのを感じるときがありますが、一見筋力がついてきた感じがするのですよね。でも、私は解しますよ。屈筋も伸筋も柔軟な状態のときに筋力が発揮できるからね。何か感覚が戻ってきている感じの錯覚も起こしやすいですよね。筋紡錘や腱ゴルジ装置等の筋肉の感覚器官の回復であれば緊張状態にはならないのではともね。遠回りになるような感じもするのではと思いますが、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で毎日地道に適切適度なリハビリ動作を続けることが回復への早道ではないかと思う今日この頃です。そうそう、握々お手々での指伸ばしではほかの方に無理矢理伸ばしてもらうこともあるようですね。握々お手々では筋トレができないのにそこまで筋収縮しているということですよね。使い物にならない筋収縮ね。それが痙縮や拘縮ですよ。

2015年4月6日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No138   腰痛で思うこと。   このブログへの投稿に込めた思い。   脳卒中リハビリでは回復についての前提の違いが大きく影響しているようです   正座時の足首は尖足状態ですよね。そこから直接立ち上がるときには  「動きのコツ」さんのブログで「手足のリハビリがうまく進まない方へ」を読んで   「動きのコツ」さんのブログで「脳科学が分かると更にためになる動きのコツ」を読んで    脳卒中感覚麻痺でのリハビリで動き始めたら筋トレ優先と関節の可動域優先のどちらがよいのでしょうか。

 3月30日(月)、腰痛で思うこと。腰痛の要因はいろいろあるのですが、結構多いのが「筋力不足」だというのです。ところで、この筋力ですが、発症前に鍛えておくと楽ですよ。で、私は今回の入院で車いすに座り始めた当初、腰痛に悩まれました。根性でしのぎましたよ。なれてくるに従って感じなくなってきました。普通の場合はこの根性は問題を増幅する場合も多いですよ。これ以来、腰痛とは無縁にね。時々、ラジオ体操的に腹筋や背筋とかを屈伸したりとかしのいでおります。でもね、結構重いものを持ち上げたりできるのよ。背筋使いますよね。とかとかね。筋肉痛以外が原因の腰痛については医師に診断してもらってね。椎間板の弾力性維持にも心がけましょうね。椎間板ヘルニアとかですと、悲惨ですよね。椎間板の弾力性は歳ととも失われますから注意しましょうね。そうそう、階段昇降や歩行時に膝等に衝撃を与える昇降や歩行は膝関節の軟骨を痛めるというのです。できるだけ、正しい健常者風で動作しましょうね。健常者でも膝を痛めている方が多数いますので注意が必要です。
 3月31日(火)、このブログへの投稿に込めた思い。「脳卒中だけですと意識が回復できたのなら、いつかは必ず回復する」ということです。でも、その前に寿命が終わったり、不適切リハビリで回復不能になったりすることがあります。脳卒中でリハビリが遅れる最大の要因は「自身の現状を受け入れることができる」かどうかですよ。動かないものも感じないのも嘆いていただけでは進みません。「受け入れることができる」というのが回復物語の序文になります。私は「あら、出ちゃった。麻痺しちゃった。では、リハビリね。」と思い、リハビリでは「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。」で始めました。私の場合は視床出血ということですから、典型的な感覚麻痺のみね。感覚情報が脳に届かないことによる動作麻痺ね。代用感覚情報として視覚情報を利用することで動かすことができましたが、動かせるだけね。生活動作には使えないよ。だから、ラジオ体操みたいなはできても・・ね。脳卒中の種類・範囲・症状によって動かせるようになるまでの期間に違いがあります。事後追跡調査の悪い日本ですから、医師は「動きません」とかいうのですよ。研究不足・勉強不足の典型ね。ただ、動く前に寿命になることもありますよ。次が脳での神経細胞のつなぎ替えがどのぐらいの速度で進むかですよ。これも症状によっていろいろね。脳卒中だけですと、筋肉や関節などに問題はないのです。事後の不適切リハビリ(放置するというのも含む)によって問題が生じることになります。痙縮とか拘縮ね。こんなのになると神経細胞のつなぎ替えも起こらなくなるのではと思います。ですから、脳卒中にならない方がよいのですが、発症してしまった方がよりよい回復をするための一助として投稿しています。拘縮になってしまっては筋力補助装置も使えないよ。脳卒中でのリハビリは脳の体各部への支配状況が健常者と異なりますので、健常者的リハビリでは弊害が出てきますよ。脳からの命令が出せないから動作不全になったのです。脳が体の各部の状況を感知できないからいろいろな動作障害などが出るのです。お忘れなく。脳が修復されてリハビリができるのですが、それまでの間は残存機能をうまく利用しましょう。できることは限られますよ。障害者風動作や姿勢にならないようにリハビリすることができることとこの方が後々楽であるということも知らせたいからです。
 4月1日(水)、脳卒中リハビリでは回復についての前提の違いが大きく影響しているようです。私は「障害者風動作や姿勢にはならないようにすることができる」で実際そのようになりつつありますが、ある方は「障害者風動作や姿勢になっていくのだから、その動作や姿勢でもリハビリを行う」という感じね。また、私は「脳での神経細胞のつなぎ替えが完了するまでは可動域の確保でよい」ですかな。多くの方が「早く生活動作ができるようになりたい」みたいな感じを受けています。私の方が不熱心みたいですよね。先月29日の投稿みたいな入院期間や回復具合をどう説明すればよいのでしょうか。出だしの違いも大きいとは思いますが、どうしてこのような入院期間や回復具合に違いが出るのでしょうか。救急病院での入院期間は結構重症の方ではとも思いますけどね。
 4月2日(木)、正座時の足首は尖足状態ですよね。そこから直接立ち上がるときには足首を十分に曲げる必要がありますよね。足首の関節が硬くなってしまっていたら正座ができない、または直接足だけでは立ち上がれないということになりますよね。でも、椅子生活では正座はしないですが、正座ができるとか立ち上がれるとかいうのは病気隠しに使えますよ。実は2月に発症して、その年の8月の墓参りに母と会いましたが気づかれませんでした。初期症状は重症タイプだよ。そして、次の正月には実家にいって畳の部屋に座ることがあったのですが、すっと座ってすっと立ち上がったもので気づかれずね。入院を知らせていないので脳出血を隠しおえているわけです。もう一つが「健常者風姿勢や動作」にすることができたということです。このように回復できたのも発症時から「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。」と適度適切なリハビリに取り組んできたからですよ。医師のお告げは症状から見てごく普通の「一生車いす生活」でしたよ。ただ、「絶対歩けなくなる」とか宣告はなかったです。可能性としてね。時々、ブログで「絶対・・はできません」とかいわれたというのを読ませていただいています。藪医者が結構いるのですね。
 4月3日(金)、「動きのコツ」さんのブログに「手足のリハビリがうまく進まない方へ」というのがありました。詳しくは「動きのコツ」のブログで読んでね。手も足も上手に使う基本は座位にあるとね。正しい座り方というのができているかどうかとかいわれています。私は発症してしばらくしてからは日中車いすお座り生活ね。理由は以前の投稿にありますが、上半身直立ですと鼻が詰まらないのです。意識朦朧時に鼻づまりで三途の川で渡し船から転落するようなこと、ベッドから頭を下にした転落ぶら下がり事件を起こしていますから、病院側も車いすに座っていたら転落事故もないだろうとね。で、そこの病院のベッドとかの配置の都合で「正しい背筋を伸ばした座り方」「股関節直角程度・膝関節直角程度・足首関節直角程度」にできる状況だったです。これは、ベッドテーブルを車いすで使用するとなるとこうなってしまう配置だったです。おかげさまで「動きのコツ」さんのブログにある「座位」についてできていたということです。やはり、人間は上半身を直立させておく方が脳が活性化されますよね。腕も使ってみようかという気にもなりやすいですね。ただ、私は「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。」を最優先に考えていましたから、救急病院入院中はまずは健常側で麻痺腕を動かすというのが最初でした。で、徐々に軽い体操みたいな動作を増やしてね。足は尖足にも棒足にもならなかったです。効果抜群ね。日中車いす座位生活の時間は朝6時半頃から夜8時ぐらいまでね。今でも起床から就寝まで横になることはないです。上半身直立で生活しています。
 4月4日(土)、「動きのコツ」さんのブログに「脳科学が分かると更にためになる動きのコツ」というのがありました。昨日の続きみたいですね。ネタ不足なものでね。内容的には「人間の脳では予約されたシナプス以外は利用しないと接続が解除される」というものですよね。抑制されてしまうことになるのですかな。この利用しないというのに痙縮や拘縮状態も入ってくるのではと思います。筋緊張亢進も痙縮も拘縮も起こる原理は同一ではと思います。感覚麻痺では感覚情報が脳に届かなくなったか大脳の感覚中枢にダメージがあったからですよね。ところが、徐々に感覚とかが戻ってきますが、このためには適度な刺激がある方がよいというのが脳科学では常識です。過剰な刺激ですと感覚が過剰のみに反応してしまうようになってしまうかも。薄味がわからない状態とかね。適度な刺激ね。とともに刺激がない状態になると神経細胞のつなぎ替えも起こらなくなるのではとね。痙縮や拘縮での廃用症候群状態もよくないですよね。数年間全く動かなかった手が動きそうだという気楽な方もおられますけどね。外部の力で動きの刺激を与え続けたら動き出す可能性はあると思いますが、いつ頃動き出すかは神様に聞いてね。
 4月5日(日)、脳卒中感覚麻痺でのリハビリで動き始めたら筋トレ優先と関節の可動域優先のどちらがよいのでしょうか。私は可動域優先ですから「動かしにくくなってきた」とかはないです。筋緊張亢進にもなっていないし、なりそうならマッサージとかで解します。健常者程度の可動域を確保し続けています。筋力も回復してきています。これは感覚の回復に応じてね。たとえば、麻痺手の握力は高校生の頃に近づいてきました。ハンドグリップで20kgのを握れ始めたのです。高校生の時は「色男、金と力は無かりけり」ね。指を曲げるときに屈筋で伸筋を伸ばす苦労はないから、筋力として出せるのです。筋肉があっても筋力としてその収縮力を発揮できるというのには「対になっている筋肉、屈筋なら伸筋ね、を伸ばすのに筋力を必要としない」というときですよね。筋緊張亢進→痙縮→拘縮となっていくときは屈筋も伸筋も同時ではと考えられるのです。どちらの筋肉も収縮しようとするので筋力の強い方が勝って、腕なら屈曲腕や握々お手々、足なら棒足ですかな。こうならないように可動域確保優先が私のリハビリね。あるブログで筋トレに励んでおられる方は動作に苦慮されているようです。関節の可動域があっての動作であり、筋力なのにね。握力計を握ることができて握力の測定ができるのにね。足首関節が稼働したら楽に歩けるのにね。膝関節など足の関節群が十分に稼働すれば足に力を込めることができるのにね。関節の可動域を確保しながらの筋トレだと思います。関節の可動域がなくなるようならいくら筋力がついての実用筋力ではないですよ。握々お手々の方の指を伸ばすのに力が必要だそうですね。でも、握力としては使えませんよね。この話は爪切りや手袋の話で出てきています。屈曲腕を伸ばすのも非常に力が必要みたいですね。上腕が胸付近にあってなにか作業ができますか。私はだらり腕だから18リットル灯油のポリ容器を持ち上げれるのですよ。関節の可動域を確保しながら筋緊張亢進にならないような適度な筋トレなら効果があるのではとね。もっとも、関節の可動域確保は発症直後から適切にリハビリ動作をしておく方がよいけどね。というより必要だよね。そうそう、私は間脳視床出血で意識不明にもなり、左半身が完全に麻痺したのです。生き延びましたが医師よりは「一生車いす生活かも」とのお告げもいただきました。藪ではなかったので断言ではないですよ。