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闘病記(視床出血)目次(カテゴリー的なところもあります。)

2014年9月29日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No112   動かせないときは他の方に動かしてもらいましょう   視床出血で意識のない状態で病院に搬入されたのに、結構早くから起き続けた訳   どうして間違った考えに落ち込むのか   入院中に日に10000歩程度散歩などが出来、階段の上り下りもしながら退院まで車いすを使ってきた経験から思う利点   子育てに際して学習の必要な動物   手続き記憶(動作手順等)とエピソード記憶(体験事象等)   ある程度まとまって?感覚神経のつなぎ直しが起こると、動かしづらさが出てくるのです

 9月22日(月)、一度も講習会いったこともなく鹿児島大学のサイトで調べただけですが、川平法の施術の講習会が各地でされていますが、同伴者(施術者となる人ね)が必要ということらしいのです。というより、必要とあったと記憶しています。要するに動かない部分で他力で動かして脳への刺激としていると感じました。運動神経系の麻痺の場合は他力しかないとは思います。そうでないなら、自力本願の方が他力よりよいのではとね。ですから、発症初期から川平法の理念をもとに「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で他力でもよいから、少しずつでもよいから無理のない範囲で動作させたほうがと思うのです。感覚麻痺でも動くようにとか感覚の回復とでの促通には動作が必要みたいなので拘縮とかになるとそれで脳も固まってしまうのかな。再生なしにね。脳に対して刺激を与え続ける方がよいのです。その時、接触させるだけよりは少しでも動かしてみるというのも入れた方がよいと思いますし、単に動かしているだけより川平法とかの信頼出来る方法で刺激を与え続けるのがよいと思います。動き始めても無理しないようにね。無理したらまた動かなくなりますよ。どうも、「動かない→リハビリで少し動く→焦って無理をする→過剰リハビリになる→また動かなくなる」てな人もいるみたい。ド素人のリハビリ法には気をつけてね。動作をするためには「筋肉が柔軟で伸縮出来る」と「関節が錆び付いていない」というのが絶対必要だと考えています。この二つから外れるようなリハビリ法には注意を。意識不明などの期間が長くないそうな場合は医療関係者や家族でね。関節が動かせたらパワーアシストスーツの利用も可能性が出てきますよ。ぶん回し足出し対応のパワーアシストスーツって開発出来るのかな。入院中はセラピストさんと相談しながら焦らずにね。
 9月23日(火)、視床出血で意識のない状態で病院に搬入されたのに、結構早くから起き続けた訳ね。点鼻薬を使用されている方は世間では結構いるようですね。出血の相当前から「やばそう」とね。同一薬物の長期使用でね。自宅での血圧毎日連続測定中に長期中断とかしてみても使用中と血圧にそう変化なしでしたが、何となくやばそう。睡眠中の鼻づまりが睡眠当初だけ解消したらということで寝る前にだけ点鼻薬を使用していました。チョイチョイ使用しないを入れたりしてね。「寝転ぶと鼻が詰まる。起きると詰まりが解消する。」なのです。病院に担ぎ込まれたとき、点鼻薬なんてもってないしね。日中乱用している方はお持ちみたいです。当然、視床出血ですから、ベッドにおねんねね。意識不明みたいな当初は感じない。ところが、徐々に意識が戻ってくるわけですね。すると、息苦しさを感ずるようにね。感覚があって動く右手に触れたのがベッドのリモコン。背もたれ側を起こしていっていたら途中で意識が・・・、気がついたときは頭を下にしてベッドからぶら下がっていました。床と頭頂が仲良くしていました。で、ブラックリスト記載です。自宅から点鼻薬をもってきてもらって何とか凌げるようになったのですが、日中は使いたくないというこちらの思いと、ベッドから転落されたくないという病院側の思いが合致して「日中車いす」生活というのができることにね。後で考えてみると「日中車いす生活」というのが私みたいな視床出血患者には利点が沢山あったということです。利点は他の日の投稿をみてね。尿道の管が取れてからですけど、入院1週間以内に始まったと思い込んでいます。処方薬でも連続使用というのは連続による弊害が出てくることもありますので、やはり薬の使用には常に注意ね。薬効と副作用のバランスですからね。でもね、あるブログのある方は同じ作用機構の医薬品を2種類処方されていたけど1種類でよいかも、それとも脳卒中と心臓関係?なの、なら2種類。血圧については大きく分けて作用の仕方から2種類に分類されます。『アンジオテンシン2受容体拮抗(きっこう)薬(ARB)とアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬」(アンジオテンシン2系)』とカルシウム拮抗剤(こちらは3種類ね、脳卒中に1つ、心臓に2つかな。)の2種類ね。ネットの信頼出来るサイトで調べてみてね。
 9月24日(水)、「どうして間違った考えに落ち込むのか」ね。健康カプセルという健康番組でダイエットについてがありました。その中である方がカロリー控えめで「朝少々・昼少々・夕多食」という食べ方で太ったとね。これもネタの一つにして番組は進行しました。朝と昼が少ないと活動時間帯にエネルギー不足になるので饑餓遺伝子のスイッチが入るとね。省エネ体質にね。そこに夕食ドバッでインスリン急上昇で脂肪細胞活発化ね。ため込み体質直進ですよ。脂肪細胞はインスリンで活性化されますが、特に夜のインスリンね。番組では朝昼夕食の適正化とかで減量成功だったです。どういうことかというと「思い込みによる弊害」ね。勉強なしも問題ね。不足なんてものではないですよ。リハビリでもそこら中に「思い込み」ごろごろみたいです。慎重にされている方もおられますが、健康なときの体験等で「良さそうに思えるトレーニング」を考えずに始めてしまう方ね。それと、身体状況を考えずに無謀な行動もかな。入院中でしたら、セラピストさんとよく相談してください。「相談がどうも」というようなときでも「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ぐらいはしてもよいかもですが、日常の生活上の姿勢をいろいろ変えて過ごすというのでも役に立つかも。「イスに正しく座る」と「ベッドで寝る」で腰や膝・足首ですね。曲げ伸ばしになります。イスに結構な時間正しく座ってね。足の投げ出しダメだよ。それだけでもね。短時間に交互ではないよ。この移動を単独での許可のない場合は短時間ですと、看護師さんの負担になりますよ。私は朝車いすに移ってベッドに戻るのは夜でした。無理にスクワットを繰り返す必要ないとね。スクワットはセラピストさんと相談しながらね。チャリ漕ぎも相談しながらね。腕とかは腕伸ばし中心かな。筋緊張を必要とする動作は慎重にね。そして、徐々にね。筋肉を固めたらダメだよ。リハビリもよく調べてみること。勉強して判らないのなら専門家と相談してね。
 9月25日(木)、入院中に日に10000歩程度散歩などが出来、階段の上り下りもしながら退院まで車いすを使ってきた経験から思う利点ね。もっとも、10000歩程度も歩けたら普通は車いす取り上げ対象ですよね。確保出来たのです。洗面所での椅子問題ね。集合洗面所だったのでイスなしね。パイプイスとかですと行方不明になるのではとかでベッドから車いすに乗って日朝晩2回洗面所へね。左半身麻痺した患者にパイプイスとかを運ばせるわけにもいかず、やむなく車いす使用継続ね。当然、車いす両足チョコチョコ歩行で往復です。しっかりと股関節・膝関節・足首関節等で曲げてました。立つと伸ばすね。伸筋を無理矢理、緩めることを日に2回できたということね。車いすを未だに腕では漕げないです。右腕・右足だけでは不安です。麻痺足も使い出したのはセラピストさんが「麻痺足も使うとリハビリになるよ」と教えてくれたからです。でもね、当初ははっきり言って「足手纏い」でしたが、辛抱強くチビリチビリと使っているうちに麻痺足が活躍してくれるようにね。理由は、感覚麻痺だけだったので筋肉・関節・運動神経等は異常なしだものね、代用感覚でかな、適切に動かせるようになっていきました。リハビリ病院転院時に「麻痺足も踵からつけると歩行に役立つよ」とセラピストさんに言われて、踵からつけると一気にスピードアップを果たしました。そして、PTのリハビリに役立ちましたよ。救急病院からしていた日中車いす生活(朝6時前後から午後9時頃)も役に立ちました。理由は以前の投稿をみてね。ここにも少し書いているけどね。スピードですけど、整形外科系の若者の車いす速度には負けますが、病棟では「・・さん、ゆっくり走行してください」と看護師さんから複数回お言葉を頂きました。私としては両足制動(床に足裏全面を押しつける。麻痺足もね。)で、すぐ止まれる程度に抑えていたつもりなのですけどね。朝リハビリ室前で誰もいないときに両足フル回転で暴走しました。このときは制動はなしね。PT室で同じようなことをしたら、床が磨き込んであるので両足制動の利きが悪くて壁にぶち当たらないか心配になったこともね。この「両足制動」は麻痺足も使うので痛めない程度で止まることができる速度というのは絶対条件でした。体重を支えなくてよいので楽々です。関節は曲げているしね。いいですよ、歩行練習にね。必ず、両足ね。車いすを確保出来た理由は以前の投稿にありますので探してね。
 9月26日(金)、子育てに際して学習の必要な動物ね。はっきりしているのはチンパンジーは群れの先輩雌の子育てをみていない場合は子育てができないというのです。ニホンザルでは聞かないです。チンパンジーと比べて人間はどちらの方でしょうね、ニホンザル側、それともその反対側? そう進化しているはずです。そして、脳の発育状況とかを考え6ると「子育てには学習が必要」な動物なのです。以前は大家族の場合などで経験者から教えてもらうというのがほとんどだったようですが、今は母親教室などですね、相手によってレベルに違いがあるママ友とかな。無責任な情報も混じるネットとかもかな。それとある程度成長すると自身の経験した育てられ方になっていく傾向が結構見られます。機能不全家族で成長した人の家族が機能不全家族になりやすい理由です。そうでなくても機能不全家族をつくる人やその逆のありますが、家庭環境というのが結構効果を発揮するというのです。ですから、アル中の家庭で育つとアル中になりやすいとね。「しらふのアル中」という言葉をご存じですか。人格的にアル中そのものでも体質的にアルコールがダメな人のことです。ギャンブル中毒、買い物中毒、仕事中毒等々です。コン中(昆虫ではないですよ。PC中毒、ネットも含むかな)もですかな。自分が体験した世界のタイプの人(例えばアル中)を結婚相手に選んでいることもよくあるとか。アル中が原因で離婚して、次の再婚相手がまたアル中というようなことね。生まれてきた子供にとっては普通の家庭なら大抵が問題なく育つのが、たまたまアル中家庭だったため、アダルトチルドレン(アル中家庭で育った人)ね。心に傷を持って成長したのです。今の日本の状況ですと、今後激増しそうな気がします。理由は子育て期の問題ね。愛されたことのない人には適切な愛というのが理解出来ないことが多いと考えています。ストーカーやDVもこの典型ではと思うのです。アル中の治療は本人次第かな。適切なサポートが必要ですよ。人格の再形成なしでは、また、アルコール漬けの危険性が高いですよ。負の連鎖を断ち切ることがどこでできるのかどうかが子孫のためにかかっています。機能不全家族を作ってしまった親も、アル中と同じような方法での立ち直りかな、人格の再構成というか適切な一からの作り直しね
 9月27日(土)、手続き記憶(動作手順等)とエピソード記憶(体験事象等)、ネットでも調べてね。で、リハビリのうち、相当の部分は手続き記憶に相当する部分ですよね。歩行の仕方とかね。脳卒中ではこの手続き記憶の部分か関連する部分の脳細胞がお亡くなりになったわけです。その部分ですと、乳幼児期の「ハイハイ」からの手続き記憶を再構築していく必要があります。再現ではないですよ。新規に訓練ですよ。そこに間違った記憶をさせると修正が難しくなりますね、お箸の使い方などの例を見てもね。ぶん回し歩行で膝関節・股関節等を使わないのは歩行の手続き記憶で「膝関節・股関節等を使わない」と明記されているからもあると思います。伸筋屈筋の問題もね。拘縮との問題とかね。以外と手続き記憶として覚えてしまったためというのも多い感じがしています。私もリハビリ当初にはぶん回しだった記憶が。手続き記憶には「自転車の乗り方」「水泳」等々、練習をして覚えていうというものね。はさみの使い方とかもね。ですから、感覚神経が回復していない段階での動作の反復練習には問題が起こりやすいとも思うのです。感覚神経・中枢神経・運動神経とかとの連携で手続き記憶が形成されていくわけですから、どれを欠いても問題が出てくると考えています。ですから、リハビリでの特定動作の反復には慎重に取り組む必要があると考えられるのです。私はぶん回し歩行をしようとしても、もうできなくなってしまいました。怖〜いです。歩行時には股関節・膝関節・足首関節等を適切に動かすという手続き記憶を再度形成させることに成功したためと思います。極端な言い方ですと、勝手に足が健常者風に動くのです。だから、花子ウンチ直前高速歩行につきあえるのです。いろいろな動作の手続き記憶をつくるリハビリですから、はじめから健常者風を、格好良い健常者風をね。エピソード記憶は調べてね、エピソードですから類推出来ると思います。そうそう、「歩行」と「走行」では別物ぐらいの大きな違いがありますが、まずは健常者風歩行というのが基礎中の基礎ではと考えています。ぶん回し足出しで走れるのでしたら走ってみてください。責任は挑戦者でとってください。棒足の方もね。高次脳機能はエピソード記憶も大いに関係していると思います。ぶん回し歩行をリハビリ病院退院までに健常者風に修正を、でないと永久に治らないかも。
 9月28日(日)、ある程度まとまって?感覚神経のつなぎ直しが起こると、動かしづらさが出てくるのです。リハビリ病院では健常側の感覚を代用してそれなりに健常者風で歩行とかしていました。隠れ梗塞(症状が表面化しないから隠れ)とかの方には絶対に判らないことですが、貧乏揺すり多発と同じことによる一見動きの悪化みたいなのがみられたりするのです。何とか協調して作業をしているところにずぶの素人が乱入してきたみたいなものです。動作が単発の神経細胞でできるなら、隠れ梗塞でも大規模でもそれなりに動作麻痺とか起こってもよいのですが、実際は多数の神経細胞の連携ですよね。脳卒中はそのある部分の神経細胞がゴソッと抜ける現象ですね。別の部分で代役が決まって、チョロチョロ動作に参加してくるのですが、「ド素人神経細胞」ですから、当初はまごつきだらけですよね。訓練によって適切に動作出来るようになるのですから、乱入当初はいろいろ起こりますよ。でもね、この乱入がいつ頃起こるのかは神様に聞いてね。

2014年9月22日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No111   尖足、内反足、棒足等を防ぐには(楽に速く歩くためにね)   屈曲した腕とかにならないようにするにはどうしたのか(結果として楽に物を掴むためにね)    脳卒中で麻痺した方の痺れについて    「差(違い、格差)はなくせない」、どのようにすればよいのか   「楽に動作をするコツ」について   この冬にも思ったことに麻痺後の怪我で動作に支障が出る場合について   リハビリでの優先順位について『四肢のリハビリでは「動かせていくら」「動いてなんぼ」』

 9月15日(月)、尖足、内反足、棒足等を防ぐには。私の体験を検証してみると防ぐ可能性あると思います。できるだけ早期から日中(私は朝6時半頃から午後8時頃まで)車いすとかに深く腰掛け、足伸ばしせず膝と足首関節も直角程度にしておくというものね。腰の方は奥深く腰掛けると股関節を使うしかないですからね。そして、寝ればこれらは伸びることにね。トイレとかにいったりで同一姿勢はある程度の時間内に収めるようにね。屈曲も伸ばしもどちらも結構な時間出来ることになりますから、どちらか一方で固定というのは起こりにくいでしょうね。下肢や体幹の筋肉は伸筋の方が強いのでむりやり屈筋勝利の体勢にすることも必要があると考えますが、そのために正しいイスの座り方がよろしいようです。足の投げ出しはダメですよ。尖足は足首を曲げることで予防することかな。これもイスに座った時に膝を曲げていて適切な高さなら足首直角ぐらいです。尖足が出ていたら内反足になりやすいようなのです。足首が曲げれたら歩行の時に踵から着地出来ますよ。健常者風歩行は楽ですよ。速度を上げやすいですよ。ですから、股関節・膝関節・足首関節等を適切に活用出来るようにね。麻痺によっては前庭(重力方向の平衡感覚器官)も麻痺しますので上体を垂直にしておく方が歩行リハビリの時に有利ではと考えています。日中、体を起こしている方が昼夜の区別ができて夜間よく寝ることができました。睡眠の質が高くなるということです。これも、発症時に救急病院に意識不明で搬入された程度の視床出血での救急病院での体験をもとにしています。リハビリ病院でも起きていましたよ。朝から夜まで車いすね。そして、車いす両足チョコチョコ歩行(車いすに奥深く腰掛けて麻痺足も使ってね。着地は踵からね。)していました。検討してみてね。
 9月16日(火)、屈曲した腕とかにならないようにするにはどうしたのかということね。救急病院では監視が厳しく(ベッドから頭を下にしたぶら下がり事件でブラックリストに載ったため)、腕を車いすの肘掛けの外にぶら下げただけで看護師さんが飛んで来て「お手々は内側ね」とされていたので、伸ばすのはいつからかははっきりしないですが、股に手首を挟んで背筋を使って引き延ばしね。健常側の背筋だけでもいくらか効果があったみたい。右腕を使って麻痺した左腕を持ち上げたり屈伸とかね。OTで「伸ばしたら掴めるよ」と言われてから、指伸ばしのことも含めて腕振りに挑戦したらできるようにね。視床出血は感覚麻痺で、筋肉・関節・運動神経・脊髄・大脳等は異常なしですからね。動かすだけなら何とか動かせますよ。ただ、上肢は屈筋優位なので「伸ばす」を中心に自主トレね。普通の時に健常者風になるためには「腕は伸ばしておく」ですよね。指も伸びた方がよいですよね。この方向になるような動作で過ごしました。屈筋優位なので、手では指が伸びていてもグーは簡単にできましたよ。腕も肘とかも曲げるのは楽にできましたよ。真っ直ぐに伸びていたからね。肩も楽々動作ができるように動かして(広告パイプ重量挙げスタイル動作とかね)生活動作のリハビリ時間は短かったです。していなかったかも。何時の頃からか、腕ではねじるというのも取り入れていました。救急病院入院中のリハビリで手を頭より高い位置に持ち上げるとかもできるようにね。これができると着替えが楽にね。先に可動域を確保してから生活動作に試しに使ってみて良好なら徐々にね。上肢は退院後もお風呂で腕を反り返しています。足はうんこ座り的な屈伸ね。何ができるのかという前に関節の可動域の確保ね。それも「楽に動かせる」ようにしての確保ね。考えてみてね。楽な方法は楽しんでリハビリをおこなうで、必死になってするものではないですよ。義務感があるのでしたら、どうすれば楽しめるのかに向けて再検討を。リハビリ病院でのリハビリは楽しかったです。医師がいないのなら再入院したい。医師がいなければね。いたら躊躇です。
 9月17日(水)、脳卒中で麻痺した方の痺れについてね。私は発症してしばらくは痺れはなしね。その後、頭の先から足の先まで、一応出ました。今も部位によって強弱いろいろね。顔ですと、左半分全体に感じていたのが最近では上唇から耳にかけての部分が特に感じておりますが、日によって拡大したりもします。左腕は手の方、指の方が強くね。足はそれほどでもなくなってきました。強い部分の影響で弱い部分が消えているみたいに感じるのか。発症後、2年と7ヶ月経過した状態ね。この痺れの原因は「脳での修復中」というのが有力です。救急病院でも「痺れが消えたら修復終わり」と聞いたことがありましたし、ネット上でもね。リハビリ病院入院中のある時期から強く感じるようになったのですが、食材にω3系の不飽和脂肪酸を多く含むのがあったときからなのです。ω3系不飽和脂肪酸は脳の神経細胞の細胞膜に必須の脂肪酸です。樹状突起などを伸ばすときには脂肪酸が必要なのですが、人間の合成出来ないω3系が必要なのです。いまだに痺れが続いているというのは、脳でのつなぎ直しとかの修復作業が続いていると考えています。この説が正しいとすると痺れが終わった方は、脳での修復が終わったということの可能性もあるのです。痺れが穏やかになってきた部分での感覚の感度は確かによくなったという感じがします。でもね、脳のどの部分でどのように発症したかで様子は異なることがあると考えていますのでよく調べてね。この説が正しいとすると脳卒中の後遺症?があって痺れがなくなってしまった方はそれで固定?かも。棒足なら棒足のまま?とかね。再生が盛んなほど痺れがきついかも。ものすごいゆっくりの再生なら痺れを感じないのかも。どうなのでしょうね。
 9月18日(木)、あるブログで「格差社会」について論じられていました。その論旨でもよいのではと思いました。「平等社会でなくてもよいのでは」かな。「平等」とは何をもって平等というのか。「格差」とはですよね。この「格差」を排除し続けたのが農業かな。大規模経営への取り組み排除とかね。大規模農家が出てきてもよいのですが、その時、小規模農家の着地点をどうするのかということだったのに総倒れ状態が今の日本の農業かな。教育でも「飛び級ダメ」「留年ダメ」で総低学力ね。この低学力での相対評価での内申書重視の高校入試などでさらなる低学力化ね。世界を見渡せば「異端児」などで発展してきました。生まれたときから「格差」はつきまとっています。アル中の家庭に生まれるとアダルトチルドレン(アル中の家庭で育った人)でアル中とかになる確率とが高くなります。バッハ家の音楽家とか、学者家系とかね。どうしようもないことがあるのですから、アル中の家庭で育った人がアル中にならないようにとか、経済的でも貧困の連鎖とかを防止する上手な仕組みを如何につくるかであると考えています。今の日本では機能不全家族の割合が増加しているようなので、今後DVがさらに増えそうです。それは「格差拡大」ですよ。格差をなくすというのは不可能と考えていますので、優秀なのに稼がせて、その富の再配分で底上げに上手に活用出来る仕組みを作るしかないのでは。そのひとつの方向性がみられるのが北欧かな。日本は優秀なのを絞め殺す社会かも。負の連鎖の拡大社会かな。今の米中はこの点では格差拡大社会ね。いろいろな面で格差を感じることができるのですが、精神的面を含めて格差を乗り越えることのできる社会の構築をね。
 9月19日(金)、「楽に動作をするコツ」についてね。ぶっちゃけた話、関節の可動域の確保が確保されていて、その関節に係わる動作で余計な力を必要としないということですよね。指の曲げ伸ばしに力まないとできないのでしたら、それは関節の可動域の確保が不十分ということね。歩行でも股関節の可動域があって力まずに動かせ、膝関節も、足首関節も楽に動かせたらスタスタ歩けますよ。要するに「力まずに動かせる」ということね。脳が悪い手続き記憶をしていないということもね。これは健常者風ですよ。ただね、健常者の動作でもいろいろありますよね。その中で「格好良く」の動作ね。動きが悪いままで繰り返していると、脳での学習効果(手続き記憶)・関節・筋肉等での刷り込みとかで悪い動作しかできなくなりますよ。お箸の持ち方をよく見てもらえればいくらかは判ってもらえると思います。字の綺麗・乱雑等もね。ですから、一端「ぶん回し歩行」が成立してしまうと修正が難しいのですよ、股関節・膝関節・足首関節が動いてもね。学習効果を甘く見てはダメですよ。一応、ビジネスマンとの歩行競争もある程度の距離(数百m)なら付いていけますよ。鈍くさいのは抜けます。花子のウンチ直前の高速歩行でもね。これも股関節・膝関節・足首関節等やそれを動かす筋肉等を健常者風にコントロール出来るようにできたからですよ。棒足にならないように、ぶん回し足出しは徹底的に注意して健常者風を目指したからです。はじめから、発症した当初から「関節の可動域の確保・筋肉を固めない・健常者風を目指して」でリハビリに早くから焦らず急がず笑い転げながら取り組んできました。その結果がリハビリ病院で「奇跡的回復」というほどになったのでした。「関節の可動域の確保・筋肉を固めない」については本人でなくても家族の方が動かしてあげるというのでも役に立つと思います。救急病院での動かし方はひょっとしたら少ない方だったかもしれないですが、他の日の投稿にあるように適切におこなえば効果満点の場合もありますよ。救急病院では大人しかったですよ。でも、要所は押さえられた感じです。健常者でも関節が動かなくなったらダメでしょ、筋肉が硬直しちゃったらダメでしょ。お忘れなく。クドクドと繰り返しますが、救急病院到着時、意識なしね。生活動作等は感覚神経・運動神経等のつなぎ替え等が完了して揃ったら楽になりますよ。それまでは?が普通だよ。だから、「筋肉を固めない、関節の可動域の確保」優先ね、変な癖(ぶん回しとか)をつけないようにね。脳は学習しますよ。
 9月20日(土)、この冬にも思ったことに麻痺後の怪我で動作に支障が出る場合についてね。健常でもですが、関節部での皮膚損傷(骨折とかは非常にやばいですから別の時に)ね。そして、その修復過程でのその部分の関節とか曲がり方についてね。同じような体形で保ち続けた場合ね。冬に健常側薬指でひび割れ(かっこわるい)ができてしまって、治っていっている過程で第一関節が曲げにくくなったのです。仕方がないので「エイヤ」と無理矢理曲げて傷口を広げました。おかげでまた曲げることが出来るようになりました。完全に治ってからでしたらできなかったと思います。最近、麻痺側の膝をすりむく怪我で同じような事を思ったわけです。膝の方は入浴時に胸までの屈伸(正座ができるような曲げ方)を毎日おこなっているので、少しツッパリ感があっただけで終了です。普通の状態で治癒していたら、和式トイレウンチ座りや正座ができなくなっていたかもとね。皮膚が可動域を狭めた感じでしか再生しない可能性を感じたのです。骨折とかですと、この程度では対応出来ないと思います。私らみたいな者ですと、単純な外傷でも健常者より動作への障害になる治癒になる確率が高いのではと思います。単純な怪我にも注意しましょうね。花子は散歩の時に公園ですと、遊歩道以外にも行きます。本来の出入り口以外でも登ったり下りたりしてくれています。溝は跳び越えるとかもね。公園ですから、自然の原野に比べたら歩きやすいです。わんちゃんの寄り合いで引っ張り倒されたこともね。散歩中に擦りむきました。
 9月21日(日)、リハビリでの優先順位についてね。私は未だにトップに「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」ですかな。生活動作とかは二の次みたいな感じです。どうも、多くの方が当初だけは「動くように・・」かな。で、ある程度動き始めたら「生活動作を目指して」になっている感じを受けているのです。ただね、上肢と下肢では生活動作の出来具合でちと違うかも。下肢は車いす両足チョコチョコ歩行のおかげか、結構早くに健常者風に歩けるようにね。ただ、残存機能を使ってですから、感覚神経回復に伴っていろいろドタバタね。でも、基本は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」ね。感覚神経が下肢より多いと思う上肢もこれなのでたいした生活動作はできないですが、ラジオ体操の動作はできますよ。グッパもできますよ。感覚神経回復待ちね。無理して動かせなくなる方が怖いですからね。動かせなくなるのは放置か過剰ね。適度ではないですよ。結構多くの皆さんが取り憑かれたみたいに過剰の方のようです。で、どの程度が適度なのでしょうね。四肢のリハビリでは「動かせていくら」「動いてなんぼ」みたいなものですから、動きに支障が出るのは不適切なのでしょうね。でもね、神経の回復状況によってはその回復で動かしにくく感じるときもありますので諦めず無理せずのんびりとリハビリに取り組みましょう。脳卒中だけの病気で、本来、動かせる関節等が動かせなくなるのは、後遺症ではなくリハビリでの取り組みの悪さからですよ。再検討を。動かしづらくなってそのままというのもね。動かしづらくなったら慎重にね、リハビリ方法・強度とかを変えてみるとかもね。基本は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ね。

2014年9月15日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No110  左足(麻痺側)の親指にすこし小さめの洗面器を4〜50cmぐらい上から落としてしまった   個室体験(記憶にあまりない)と個室料金で思ったこと   久しぶりに茶碗を麻痺した左手で食事のために持ってみました   日々のリハビリでの注意事項としては、「関節の可動域の確保」と「筋肉の柔軟性の確保」です。   リハビリで「諦め」と同様に危ういのが「焦りの心」かな   ちょくちょく投稿している「夏なのに左半身真冬」の続報?    花子の寝場所用フェンスを跨ぐ

 9月8日(月)、先日、左足(麻痺側)の親指にすこし小さめの洗面器を4〜50cmぐらい上から落としてしまったのです。プラスチックのですから質量(これに重力加速度がかかって重量にね。落下で速度が出ているので運動エネルギーあり。)とかはたいしたことがないはずなのに「痛〜い」でしたがしばらくしたらおさまりました。痛みが消えたので視床痛ではないですよね。健常側に比べて強く感じているのです。痛みに関しては相対的に健常側より大きく感じています。温感とかは配線混戦の影響が色濃く出ております。気温は先日報告の範囲内です。ただ、28℃付近が一番やばそう。今後の検討課題です。湿度は今のところ70〜80%を中心にした範囲みたいですがどこまで広がるのかな。これらは脳で代わりに働き出した部位での調整が終わっていないためです。時間が掛かりますよ。この不調のままだったりしてね。足の指の爪切りをおこないました。左右全てを麻痺したはずの左手も動員してね。和式トイレうんち座りや体育座りができるので両手とも両足の面倒が見れます。関節の可動域が確保されているというのは爪切りでも役に立ちますね。ところで、ある方の貧乏揺すりはどうなったのでしょう。力を込めれば止まりますが、力任せのみで対処していたら、脳が「力任せ」と「力なし」の両極端で訓練を終了してしまって適度な力調節ができなくなるのではと気になっております。生活動作の多くが「中途半端な筋収縮」でおこないますからね。この「中途半端な筋収縮」のときに一番貧乏揺すりが現れますよね。先週も投稿していたね。
 9月9日(火)、今日は重陽の節句ですね。ほとんど世間ではいわれていない節句です。先週、あるブログで病院の個室料金の話があったので私の今回の入院についてね。救急車にて意識不明で搬入されました。時々、まだらで意識が戻ったりしました。その時に「コンタクト外して」といったら、ハードをソフトの外し方をされたのです。その後、また、意識不明ムニャムニャ。どこかの病室で「個室」と聞こえたので「あかん。大部屋やで。がんばってや。治療上必要なときは個室料金請求されへんから」みたいなことをいったか、思っただけかもムニャムニャ。妻もそのあたりは承知していますので。何日か個室にいたみたい。必要がなくなったら、速やかに追い出されますよ。でも、請求なしでした。そこでベッドから頭を下にして上半身をぶら下げるという事故ね、このとき、助けに来てくれた看護師さんに「ナースコースしなくても大きな音を出せばきてくれるのですね。」と言っちゃいました。その後、またすぐにムニャムニャ。翌朝すぐに個室?より大部屋のあるところにナースステーションからの厳重監視のできる場所があり、そこへの強制移動となりました。個室は直接監視ができないですからね。こんな騒動を越してもあっけらかんとですから、落ち込むわけなかったです。個室にもいろいろランクがあって、特別室ですと日に数万円、でもICUより安いけどICUは保険対象だから、個室料金(自己負担)のほうが高くつきますね。ICUみたいなところは包括医療費の病院にとっては金食い虫みたいなものだから必要最小限で早々に追い出しに掛かるみたいです。医療費出来高払いのところは長居がしやすいみたいね。過去に入院した某市民病院が木造の時の個室料金は2000円。この2000円の部屋は単に一人だけというものでした。ピンキリね。でも、貧乏人は大部屋で押し通すに限ります。
 9月10日(水)、久しぶりに茶碗を麻痺した左手で食事のために持ってみました。右手でご飯を何回かとる間なんとか安定していました。以前は怖〜い不安定さでしたから、いくらかは微妙な調整が出来るようになったのかな。それでも、緊張してましたよ、左手ね。腕もね。がんばり続けたら筋緊張亢進になってしまうのかと心配しました。筋緊張亢進までいったら安定するかもしれないですが、動きにものすごい制限が加わるのではと思いました。先週土曜日投稿での「腕が暴れる」とかですね。幼児期の成長段階と我々とでは脳の事情が違うのです。筋肉の事情も違うのです。それで「暴れる」というのが出てくると考えています。回復するためには最低限関節の可動域が確保され、筋肉が柔軟に伸縮出来ることが必要ですよ。関節が錆び付いて動かないと何もできないよ、筋肉が固まっても同じように何もできないよ、貧乏揺すりや暴れることもないけどね。この意味をよく考えてね。「麻痺したら関節の動きが悪くなる」のではなく、麻痺後の対応の悪さで動きが悪くなるのだと考えています。筋肉を緩めるのと関節の動きをよくするということを優先してリハビリを。
 9月11日(木)、日々のリハビリでの注意事項としては、「関節の可動域の確保」と「筋肉の柔軟性の確保」です。関節を錆び付かせると動きに著しい支障がでます。筋肉を固めても動きに著しい支障が出ます。脳卒中発症でも同様です。それどころか、脳卒中で麻痺状態になると「廃用症候群」や「不適切リハビリ」をおこなったりすると「動きが悪くなる」ということが起こり、遂には動かせなくなる危険性が非常に大きいので、このようにならないための注意としてです。何時のリハビリでも注意する必要のあることでもあると考えています。四肢のリハビリですと、適切に動作ができるようになるというのが目標ですよね。関節が錆び付いて動作ができますか。筋肉がカチコチで動作ができますか。ですから、動きとかが悪くなっていくようなリハビリは不適切と考えて別の道を探してみる必要があります。でないと、動作出来なくなりますよ。リハビリについても「思い込み」はよくないですよ。「思い込み」のひとつに「また動かなくなるのが怖いから、力尽くでも動かして感覚として動いていると覚えさせたい」とかもあるようなのです。感覚麻痺の人は感覚として認識出来ないから動かなくなったので、筋収縮についての感覚神経回復までは無理ですよ。できもしないことを体に要求するものではないですよ。もっと体について勉強しましょうね。私のブログはこの切っ掛けに使ってもらえればと思います。勉強は信頼出来る書物、信頼出来るサイト、信頼出来る人でお願いします。信頼性の確認は各人の勉強によるというなんともという基礎が必要ですが。でも、ともかくも「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」でね。動かせていくらというのがリハビリだと思っています。動かしづらくのなるのは再検討を。
 9月12日(金)、リハビリで「諦め」と同様に危ういのが「焦りの心」かな。脳卒中ですと、症状によっていろいろということですが、数日程度からリハビリが開始されたら、相当の高い確率で歩行とか、腕も怪しげながらでも動かせるようになると思っています。私は意識不明で病院に搬入されて1週間ぐらいからかな。前提は脳卒中だけよ。動かせなくなる理由のひとつが「諦め」ね。「悟り」ではないですよ。で、廃用症候群にね。もう一つが「焦りの心」で、これにもいろいろなタイプがあるようです。自分の筋肉で動かし続けていないと動かなくなると思い込んでの筋トレね。それと、少し動き出したら、脳の状態も考えないでの過剰リハビリね。「早い方がよい」という意味の取り違いね。いろいろな生活に活用出来る動作は運動神経と感覚神経が揃った状態で漸く出来るのですが、健常時のトレーニングの悪い成功体験が災いして「トレーニングすれば」とオーバーワークですよね。神経の不備による許容量の激減に思考が回っていない投稿がチョイチョイ目にとまるわけです。10年以上、そのオーバーワークのツケと戦っているとおぼしき方もおられます。ご本人は気がついていないみたいです。全く動かなかったのが少しでも動かせ始めたら「早く」と焦る気持ちもわからないではないですが。そして、「再び動かなくなるのが怖いから」とオーバーワークね。「焦りの心」はリハビリには大敵ですよ。回復するものも回復しなくなりますよ。適切なリハビリに励んでください。適切なリハビリですよ。健常者風に動作出来る方が楽ですよ。「焦りの心」というのは「リハビリへの過大な期待」かな。
 9月13日(土)、ちょくちょく投稿している「夏なのに左半身真冬」の続報?。何日か分をまとめてね。ひどいときは震えながら汗が出ていました。温度条件とかを投稿してましたよね。先日、25℃(手元の温度計)ぐらいに下がってきたら、「震えがない」ということでした。徐々に温度範囲の特定ができそうです。ただね、湿度とかとの兼ね合いもあるので、今後のお天気次第でね。お風呂の湯の温度では異常なしで、どうも25℃ぐらい以下でも異常なしね。その後、正午頃28℃ぐらいでも震えなしで湿度は70%より少し下でした。夕刻以降はどうなるのかな。でしたがボチボチね。それより、翌日、朝のスイッチの入り方で気温が25℃ぐらいでも震えながら汗をかいているという離れ業をやってくれました。朝の弾みが大きいのかも。毎朝が楽しみ?になりました。それと、「寒く感じて震える」と「震える」だけの違いもありますから、解析が面倒です。さらに状況追加ね。湿度70%ぐらい以下と27℃以下は快調ね。日がかわって、調子よかったので早朝の状況を見るのを忘れた。午後2時頃28℃・60%未満ならよろしいみたい。午後9時前も28℃・60%程度でしたのでよろしいようです。さらに翌日になりますけど、朝はボチボチでしたが、どこか調子にのれずで、午前11時頃28℃後半湿度55%ぐらいで寒いという震え方と汗が出ています。またまた、翌日ね、雨の日もすこしよくない方に作用するみたいです。「みたい」連発ですみません。朝は25℃ぐらいで湿度80%少し手前でした。昨日、早朝21℃湿度50%ぐらいで気温上昇で26℃湿度50%ぐらいでやばいでした。?の状態ね。まだまだ調べてみます。
 9月14日(日)、飼い犬の花子なのですが、基本は日中屋外、夜間は屋内です。ゲージはとっくに庭での柵になっていますので、アイリスオオヤマの超小型犬用のペットフェンスで居住場所を区切っています。数ヶ月前からフェンスに体重をもたせかけて押して移動させるという技を身につけました。油断すると寝ているときに気配で「花子の幻覚?」(幻覚はレピー小体認知症の症状にあり)と思いきや本物の花子がベッドにというようなことがあったりしました。それで厳重に支えとかをおいたりしているので、その部分での移動の時は高さ40cmのペットフェンスをまたぐことになります。場所によったらさらに置物の幅が数十センチ追加されます。どけてではなく「跨ぐ」ね。当然、麻痺側も足を40cm以上あげての行動です。股関節・膝関節・足首関節が適切に使えるからできることですよね。どちらの足を先にしても40cm以上どちらもその度に持ち上げているということね。棒足の方にはできないことですよね。屋内の狭い廊下や部屋の出入り口だものね。振り回す余裕なんてないです。関節の可動域が確保出来たというのは助かりますね。関節が動かせるということは筋肉も柔軟であるということね。くどいですが、救急病院でのお告げは「一生車いす」ね。

2014年9月8日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No109   「固定観念や勉強不足、根拠に基づかない治療は今も多い。」   リハビリへの取り組みで周りの影響は人それぞれ、元気者?の多い病室がよいですね。  他のブログの投稿「勇気づけられた言葉」   体に良さそうな食べ物と必要な食べ物の異同。   健常側に負担をかけすぎて故障を招いたら終わりだよ、私らみたいな片麻痺では   「脳でのつなぎ替え」について思うこと   筋肉が神経学的?に固まった?のが「拘縮」とかですが、筋肉中の物質が固まってしまうことも

 9月1日(月)、先週8月27日の日本経済新聞朝刊一面の連載「医出づる国 新潮流をつかむ4」で「名医が鍛える 28万人の技術」と他の医師の力量向上に貢献している医師が紹介されていました。後半に「QI(クオリティ・インディケーター」で各医師の治療実績等を分析している聖路加病院の例が紹介されていました。これを開発した福井次矢院長の言葉ですが、「固定観念や勉強不足、根拠に基づかない治療は今も多い。反発もあったが確実に改善が進んだ。」とね。詳しくは日本経済新聞で読んでね。私の肺がんの時の転移騒ぎは「固定観念」でしょうね。根拠に基づいていない例です。血液検査での数値変動の原因を探ろうとしないのは「勉強不足?」か「固定観念」かな。未だに乳がんで「全摘」を当初から唱えるのは「勉強不足」かな。症状をよく調べてからの「全摘」は必要な手術かもね。そうでない場合は「阿呆」。日本の医学教育が「覚える」でおこなわれてきた結果かも。そして、研修機会を保証しない国、研修に前向きと感じられなかった医師会かな。最近は研修機会が増えているみたいですが、欧米と比べてどうなのでしょうね。未だに処方薬で薬害の目立つ日本ね。「固定観念や勉強不足、根拠に基づかない治療は今も多い。」というのは各地に今も多いのでは。そして、名医が埋没してしまっているのが現状かも。ところで、リハビリでは「固定観念や勉強不足、根拠に基づかない自主トレが多い。」かも。
 9月2日(火)、リハビリへの取り組みで周りの影響は人それぞれですが、やはり影響を受ける人が多いでしょうね。あるブログで「周りのがんばりをみて・・」で頑張れたというようなのがありました。そのがんばりの時ね。本人にとって「諦め」や「取り組みの少なすぎ」とかよりよいのですが、上限の方はどうなのでしょうね。まあ、入院中でしたら、平日はセラピストさんに筋肉の状態を診てもらってだろうから、「固める」なんてないと思います。ブログのいろいろ読まさせてもらっていると「筋肉固めてどうするの」というのに時たま出くわすのです。筋肉が固まれば、関節は錆び付きますよね。感覚麻痺での過剰リハビリは「痙縮」と「拘縮」とかになりやすいと思うのです。ですから、闇リハはよくないとね。セラピストさんと相談しながらね。悄気返っている面々の多い病室ですと悪影響かな。どの病気にしろ、元気者?の多い病室がよいですね。いろいろな病気で「活動的な生活」をしている方が治癒成績がよいというのは有名な話です。自らの意思で行動を起こすことの大切さというのです。でもね、間違った取り組みは弊害だけですよ。セラピストさんと相談してね。その時、「誇大な目標をはっきり」と言いましょう。社会復帰したいのに家での介護された生活程度のリハビリでもよいのかと思われたりする危険性もあるみたいです。わたしゃ、PTでは「花子とのドッグラン(併走ね)」、OTでは「左手(麻痺した方)でハードコンタクトレンズが扱える(洗浄とかね)」、STでは「発症前より美声に」、どれも達成出来なかったですが、リハビリ病院では「奇跡的回復」ね。自主リハでも「格好良く歩きましょう」ね。ぶん回し歩行はダメですよ。後での修正が難しくなるようです。
 9月3日(水)、ブログ村脳卒中カテゴリーの「夢の中では走ってる〜脳卒中その後〜」さんのブログで8月27日に投稿されていた「勇気づけられた言葉」のなかのおじいさん先生の言葉『「あなたはねー、あたまのココが故障中なの。手はね、親指伸びろ曲がれ、人差し指伸びろ曲がれって口に出しながら曲げ伸ばしするといい。口に出す事が大切だから。」』が印象的でした。詳しくはブログをみてあげてね。想像ですが、この方は感覚麻痺だったのでしょう。感覚麻痺だけなら、代用感覚情報を使えば動き出す可能性が高いですからね。なぜなら、筋肉・関節・運動神経とかは正常だものね。そのことをわかりやすくいわれたのがこのおじいさん先生なのでしょう。私の「じっと手を見る」ではないですが、口に出すときは「じっと手を見ながら」が普通でしょうね。上手に言われたものだと思いました。指が動けば、次は腕、ちと飛んで足とかに拡大出来ますからね。この「おじいさん医者」はすごいとも思います。大抵は「一生車いす」とか、これは救急の脳外科かな。リハビリ病院でも同類みたいなのが多い感じなのでね。取り方を間違われると楽に「治る」ととられ、リハビリを適当にされる危険性もあるのにね。リハビリは患者の取り組み次第ですからね。セラピストさんもうかつなことが言えないものね。丁度適度なリハビリに励んでもらう必要があるのだからね。「丁度適度適切なリハビリ」ね。ブログとかを読んでいたら、「それ不適切」ではとかは感じ取れても「適切なリハビリ」となると具体例を挙げるなどできないで「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ぐらいでとかしかいえないものね。で、この具体例は試してみてください。
 9月4日(木)、体に良さそうな食べ物と必要な食べ物の異同。人間の生存に絶対必要な物質って何だろうね。それを大きく6種類ほどに分類して考えているのが糖尿病食かな。炭水化物を基につくられた炭水化物、タンパク質、脂質などが有名ですよね。絶対摂取しなければならないものとそうでないものの区別ってあるのかな。動物になってから、炭水化物を無機物からつくれなくなったので摂取しているわけです。さらに遺伝子に変異が起こってつくれなくなったのが必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミンなどですよね。無機塩類とかいわれている元素類は摂取するしかないですよ。で、必要な元素ってどのようなもの?といわれても、未だに全ては判ってないはずだよ。特定の食品に偏ることなく、結局は万遍なくいろいろな食品をね。ただ、伝統的に生物学的に炭水化物とかタンパク質とか脂質とかは他の物質に比べて多めかな。ただ、精製した食品は少なめにね。銅、多ければ有毒、摂取しなかったらやばいです。でも、普通の食物を万遍なく食べていたら、普通は不足しないとね。健康食品とかは日常の普通の食事に少し足す程度と考えています。それと、例えばコラーゲンですと、摂取とともに体でのタンパク質合成力をアップしておく必要がありますよ。でないと、脂肪の原料にしかなりかねないですよ。それも中性脂肪。高齢者のタンパク質摂取での問題のひとつがタンパク質合成力ともいわれています。部品がなかったら製品はできないですが、部品があっても製造能力がなかったら作れないですよね。同じことですよ。体でのタンパク質合成力とかの能力を高めるのにも活動的な生活ですかな。
 9月5日(金)、健常側に負担をかけすぎて故障を招いたら終わりだよ、私らみたいな片麻痺では。普通の方でも、健常者ね、例えば、膝の手術とかをして片足歩行とかになったときに「まともな方も大事にせな、こっちも痛めたらダメだもの」みたいなことをいいますよね、よく。このような場合は手術とかした方はしばらくしたら回復するのが見込まれているのですが、それでもね。我々みたいな片麻痺になった場合は麻痺側の回復(どの程度かはおいといて)には非常に時間が掛かりますよね。回復前に健常側を痛めて使えなくしてしまったら、片麻痺ではなく両麻痺と同じような事になるのでは。ですから、健常側は大切に使う必要があると考えます。リハビリにおいて、例えば、健常者タイプの歩行が健常側への負担が一番少ないのではと考えます。左右均等に負担させることができるのは健常者風ね。私の場合は右視床出血でしたから、左片麻痺ね。右利きね。もとから、右手使いだったのでたいした負担はなく、足も均等に負担をさせるということが念頭にあったので、健常者風歩行へのリハビリ指導も理解出来ました。足は伸筋優位なので棒足歩行の方が当座は楽ですよ。でもね、健常側への負担が大きいと思います。発症前からキーボードは右手人差し指一本打法ですから、負担感はそう変わりなくね。利き手側が麻痺した方はそうでない人程度のことが出来るようにするにもがんばりが必要だと思いますが、呉々も健常側を痛めないようにね。麻痺した手や足は脳でのつなぎ替え、その脳の訓練という幼児期にやってきた長期にわたる期間以上の期間が必要です。脳でのつなぎ替えという時に気の遠くなる時間が掛かる場合もあるのです。でも、必ずいつかはできるようになると考えますが、その前に健常側を壊さないようにね。脳が動きを忘れたではなく、その部分の神経細胞が死んでしまったのです。それを代わりにする神経細胞へのつなぎ替え、その訓練となりますので非常に時間が掛かります。でも、諦めずにね。諦めてもダメ、不適切なリハビリもダメですよ。
 9月6日(土)、ちょくちょく投稿で書いている「脳でのつなぎ替え」について思うことね。生まれて成長しているときはあらかじめそれなりの役割を担う脳細胞がそれなりの予定で接続される、あるいは余分な接続が切れるとかで正常な感覚や制御が出来るようになるのです。ただし、「訓練」などを必要としますけど、予定されているのですかな。ところで、脳卒中をやってしまうとその部位で働いていた脳細胞はお亡くなりになります。で、別の部位の脳細胞に分担がいくことにね。これも「つなぎ替え」ですかな。これが生じるには「刺激」が必要です。どのような「刺激」が必要か考えてみましょう。つなぎ替えが起こったとして、新入りの脳細胞は初仕事ですよね。脳細胞はある一定(閾値)以上の刺激に対して興奮しますが、その興奮により出力される強さはそれぞれ一定です。では微妙な調節とかはというとその関係の脳細胞群の中での接続変更で適度な出力になるようになるまで繰り返すのですかな。幼児期とかは予定されていた部分、脳卒中とかでは飛び入り部分でね。そりゃ、時間が掛かりますし、とんでもない出力が出てくる場合もありますよ。「腕が暴れる」とか「30℃前後での左半身真冬」とかもこの例だと考えています。閾値の異なるいくつもの興奮ニューロンや抑制ニューロンを組み合わせて適度な調節が出来るようになるのです。このドタバタがいつ頃から始まり、どのぐらいで終わるかは神様に聞いてください。ある方がブログで腕の震えについて投稿されていましたが、私の「腕が暴れる」とほぼ同様の感じがしました。力を込めると封じ込めるのです。それでは作業ができないですよね。中途半端な筋力時が一番暴れるのですが、まだ、安定接続になっていなくて試している段階ではと思いました。力を込めれば封じ込めますが、力を込めた状態が定常状態として脳が出来上がってしまうと思うのです。筋力ゼロ状態にしても暴れないですよ。中途半端(生活動作で必要な程度かな)が一番暴れますが、私は脳でのつなぎ替えが起こっている最中と考えています。このようなことは左右の感覚のアンバランスとかいろいろなところで起こると考えています。このつなぎ替えのドタバタなのか体の不調なのかの見極めには気をつけてね。
 9月7日(日)、筋肉が神経学的?に固まった?のが「拘縮」とかですが、筋肉中の物質が固まってしまうことも。アクチンとミオシンが滑らなくなってしまうこともあるのです。こっちの方はボトックスの対象外になるということのようです。ボトックスは運動神経系の興奮ニューロンの怒りを静めて筋肉への収縮命令乱発を解除させるのです。アクチンとミオシンが滑らなくなった場合は聞くところによると解除は「力尽く」らしいのです。「筋肉を固めない。」というのはこの両方に対して考えてください。どちらもパワーアシストスーツ着用から外されるのではと思います。再生医療の方もね。ボトックスでの方で考えられる理由は運動神経系興奮ニューロン優位かな。抑制ニューロンが感覚麻痺では働かないものね。物質での固まりをつくる方は「放置(廃用症候群?)」かな。同じ状態で長期間くっついていますからね。ですから、適切に筋肉を動かす必要がありますね。動かしてもらってもよいと思います。ただ、頑張りすぎないようにね。頑張りすぎはボトックスへの道のひとつみたいです。

2014年9月1日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No108   糖尿病食の食品分類内訳から思うこと   「人生50年」の意味   「薬はコップ一杯の水で飲む」、「飲み合わせ」「食べ合わせ」に注意しましょう   「左半身真冬」の起こるときの気温とかが少し理解出来てきた感じ   筋力低下の要因の混同   視床出血発症時前後およびそれ以降の精神状態「お気楽者」で暮らして   リハビリの最終目標は発病前と同様の健常者風姿勢や動作などが出来るようになること

 8月25日(月)、糖尿病食(体格や生活活動状況でカロリー制限あり)では以外と炭水化物の摂取割合が多いと感じられる方が多いのでは。生命物質は全てグルコースおよびその派生物質から細胞内で生合成されます。そして、基本的には炭水化物⇔タンパク質⇔脂質が三角関係にあります。ところが、進化の過程で動物は摂食ということで体内での生合成ができなくなってしまった物質があるのです。それが必須アミノ酸や必須脂肪酸などなどです。生命活動の基本はグルコースというのを未だに放棄出来ていない動物だらけです。人間の場合は炭水化物を摂取しないときは肝臓で一生懸命に生産して脳に送っています。肝臓に余計な仕事をさせることになるのが炭水化物摂取量の多すぎや少なすぎです。ぼちぼちがよいのです。そして、植物繊維質と同時の摂取もね。ですから、高植物繊維質低カロリー炭水化物含有食品がおすすめになります。食品の中で1gあたりのカロリーでは炭水化物とタンパク質が同じぐらいで脂肪が約2倍ぐらいです。サツマイモがよいらしいです。高繊維質だということです。お酒がこの定義からいうと逆の繊維質なしで高カロリーですかな。動物性脂肪や動物性タンパク質も繊維質なしで脂肪の方は高カロリーですよね。信頼出来る糖尿病食のサイトで各食品のバランスと量とかを調べてみてください。グルコースゼロは体に負担が掛かります。全ての栄養分類でいろいろな食品をぼちぼちの量をバランスよく食べましょう。「闘病記」なのに「健康談議」や「リハビリ談義」だらけみたいになってしまっています。どちらも、「より良く」とかというのが基本です。「これさえすれば」とかはないはずです。「より良い」状態へ向かう確率を高めようといういうものです。
 8月26日(火)、「人生50年」の意味がある意味わかってきました。人間の遺伝子の保証期間が50年ぐらいと思うようになったのです。根拠は「子育てをしっかりできる期間」です。いろいろ説はあると思いますがこの程度50年ぐらいがよかろうとね。多くの動物では子育てができなくなると死が待っています。それと同じことね。この保証期間は電気製品や自動車などの保証期間みたいなものですから、初期不良ありであったり延長保証をしていなくても手入れがよければ長持ちしますよね。なかには無茶苦茶使っても長持ちしているのもありますが。無茶苦茶使うと早く傷みますよね。私はちと不良部分ありでしたが何とか生きています。30億塩基対がある人間のDNA。DNA複製時に100億塩基対ぐらいの複製で1塩基対程度のミスが出るとか。細胞分裂1回で1カ所かな。普通はやばい複製ミスのDNAをもつ細胞は排除されるのですが、排除されずに居残り続けるのも出てくるのです。そして、癌化ですかな。不思議なことですが、自然放射線を浴びている方が放射線ゼロより免疫系が活性化されるというのです。このやばい細胞の排除が進むとか。ある程度以上(わしゃ調べてない)の放射線になると害の方が目立つようになります。自然放射線のレベルですが、世界各地域でいろいろあります。日本は平均程度だったかな。調べてみてね。医療用は「利益と害のバランス」から強度が決められています。自然放射線の「宇宙線と大地からの放射線」はどこにも逃げ場はないです。この2つ以外の放射線が問題になることがあるのです。直接、放射性物質を取り込むか直接放射線の照射を受けた場合には注意を。医療で体内に放射性物質を注射しておこなうものもあります。一昨日投稿での「構音障害」、治るわけないですよ。未だに言われています。リハビリレベルでは卒業しましたけどね。
 8月27日(水)、「薬はコップ一杯の水で飲む」というのね。それと飲む時刻についてね。チョイチョイ所々のブログで服毒、いや、「服薬」について出ていたのでチョイと投稿してみます。どのような病気に対してどの医薬品とかは医師と相談してね。で、処方薬の服用についてね。なぜか、大抵「食後」になっていますね。一番の理由は「飲み忘れ防止」です。入院中ですと、食事時間がほぼ一定ですから、「食後」でもよいのですが、食事時刻が大きく変わるような生活状態ですとよくないですよね。二重の意味でね。生活リズムの崩れによる弊害と医薬品の血中濃度の問題ね。ある一定の生活リズムを前提に処方されているわけですから効き目に問題が起こる可能性もあるのです。本当に「食後(普通は食後30分)」服用の医薬は少ないとね。どうして、少し時間を空けるかというと「飲み合わせ」ね。「飲み合わせ」を避けるためでしょうね。ですから、服用時は「コップ一杯の水」でということになるのです。「飲み合わせ」で評判が高いのが「グレープフルーツジュース」です。なぜか、結構いろいろな医薬とトラブルみたいですから、時間を空けてジュースを別に飲みましょう。「牛乳」もちと札付き。コーヒーもちと。お茶もと各種飲料注意ね。お酒は命が???ですかな。とかで結局は指定がない限りにおいては「コップ一杯の水」ね。錠剤でも喉や食道とかに引っかかるやばいと思いますので「コップ一杯の水」ね。食事との関係では「食後30分」で、「食前30分」で、「食間」(空腹時の方)で、あと「食事中」「食事直前」「食後すぐ」とかぐらいかな。他に「寝る前」とか「起床時」などもありますが。指示のない服用すぐの食事や食後すぐの服用は「食事中と同じ」になると思うのですがね。医薬品と食べ物・飲み物との食べ合わせ・飲み合わせには注意しましょうね。ある医薬品ですが、空腹時の吸収率はそうでないときより10%ほど高いと説明書にありました。まあ、普通は誤差の範囲でしょうか。説明書にはこの差についての注意書きはなかったです。
 8月28日(木)、「左半身真冬」の起こるときの気温とかが少し理解出来てきたと思います。27℃〜32℃とかの範囲、もう少し低めや高めも含まれるかな。湿度については湿度計をちょくちょくみて確認してみたいです。ですから、お風呂では異常がなく、寒くなっていくと解消されていたわけですから、このぐらいの温度範囲の時に「温覚」か「冷覚」あるいは両方が絡んで「異常感覚」を脳に起こしていると考えられるのです。配線の再接続の時に混がらがったのでしょうね。この手の配線では接続のし直しのあるときとないときのとがあるようなのです。例えば、微妙な動作の調節などはあると思うのですが、この手の感覚の方はなかったりかも。脳の仕組みは普通単純な模式図で示されています。神経細胞は刺激がある値(閾値)より強ければ興奮し、それより弱いときは寝たまま。興奮の方は一定の活動電位を起こしているだけです。微妙な調整は閾値の異なる興奮性ニューロンと抑制性ニューロンを組み合わせることで達成していると考えられるのです。ですから、繋がればよいというものでもないのです。でもね、実際に繋がり直しているというのが実感出来ている例です。視床痛は、例えば、足を切断して足がないのに足に痛みが起こっているという感じているのと同様の痛みであると聞いたことがあります。視床痛は脳で作り出された痛みであるとね。左手に痛みを感じるような刺激を与えると右手に比べて「強い痛み」を感じますが、しばらくすると消えていきます。この痛みには刺激が必要なので視床痛ではなく、再接続された神経系での処理の問題だと考えています。いつ頃、ぼちぼちの状態になるのでしょうね。
 8月29日(金)、筋力低下の要因の混同ね。脳卒中の方の何割かが麻痺で脳が命令出来ていないのに「筋肉が減った」みたいなことを投稿されているのです。ある方みたいに2〜3年放置して「筋肉がない」と焦っているという投稿はね、これぐらいになると混同ではなく確実に筋肉量は減少するでしょうね。でもね、そこそこ動かせていたりしたら慌てるほどではないと思うのですが。筋力の出ない要因は神経系だものね。脳卒中で麻痺状態になっていかれた方はその時の様子を思い浮かべてみてください。筋肉そのものがなくなっていきましたか。筋肉はそのままなので腕や足が重たいのです。命令出来なくなっていっただけでしょ。筋力の定義「筋肉量(その時健常状態で使える分ね)×その筋肉の収縮力×神経の命令力」ですよ。脳卒中はこの掛け算の「神経の命令力」がゼロ、または激減する病気です。ゼロがひとつでもあると掛け算では答えは全てゼロね。「神経の命令力」には大脳の命令力、小脳での調整、筋肉での命令の受け渡し等等いくつもの段階があります。私の場合は大脳が命令を出せなくなったっためです。これは感覚情報がなくなったためです。ですから、落ち着いてきて代用感覚情報を利用出来るようになったらそれなりに動かせるようにはなりましたが、あくまでも「それなり」ね。以前のような生活動作には使えないです。手や足とかからの直接戻ってくる感覚情報ではないためです。感覚麻痺の方、感覚情報の必要性を無視して過剰なリハビリに励むと後で痛い目に遭いますよ。感覚麻痺だけでも動かせなくなるのは動作に如何に感覚情報が大切であるかという証明であると考えています。
 8月30日(土)、昨日の投稿での「それなり」の動作でも歩けるのですね。手で何かものを持つとかもできますね。まあ、ぼちぼちね。視床出血発症時およびそれ以降、先週日曜日の投稿にあるような精神状態で暮らしてきているのです。気楽にあっけらかんとね。視床出血は基本的には「様子見」だけですから、体の状況に応じて点滴とかもあるとは思います。ちと出血しすぎたとかの場合で脳圧亢進時のみ血抜きするぐらいです。それも危険性を伴いますからね。急変とかに備えながら自然回復を待つしかない病気ね。点滴で状態を悪くならないようにするぐらいかな。というのも、間脳(視床はここにあります。)が頭の真ん中にあってどの方向からも他の脳をかき分けていくしかないので、他の脳を傷つけることになるので手出しができないというのが普通です。なぜか、「脳出血時に手術をされたくない」と発症前から思っていました。どこが発症するかわからないのにね。さらに、脳梗塞ではなく脳出血が起こるかもしれないとも思っていました。どうしてだろうね、「お気楽者」。15年ほど前の肺がんの時、脳のCT(癌の転移の有無検査)で「巨大動脈瘤様血管」(血管造影検査で確認)があるというのが判明しました。正常血管ですから、動脈瘤ではないですが、検査した病院以外では「巨大動脈瘤発見」で、脳出血時だから「これもやばいだろうと緊急手術される危険性」があると思っていたので、今回入院した病院に行こうとした訳ね。でもね、退院後のニュース等からわかったことは、脳の血管造影とかまでしていたら掛かり付け病院として、救急で受け入れてもらえるということがです。実際、救急隊の方が診察券を見つけてくれて、連絡したらすぐ「受け入れ決定」といっていました。なぜか、診察券は常に持ち歩いていたのです。このときは1年以上いっていなかったと思いますが。わかったこと、「近くの総合病院(救急あり)でそれなりにやばい疾患の手術などをしてもらっておくとよい」とね。風邪程度でしたらダメだったかも。脳の血管造影ですよ。CTとMRIもしていましたよ。血管造影は脳梗塞の危険性もある検査でした。この時のこの検査では脳梗塞は起こらないとお気楽に決めつけていました。実際起こらなかった。自信過剰ではない健康体(よい意味での病気知らず)で病気をしていない方の救急時には使えない技ですよね。
 8月31日(日)、リハビリの最終目標は発病前と同様の動作などが出来るようになることですよね。発病してからのリハビリで感じたことは「少しでも油断をしたり、無理なリハビリをしたりすると障害者特有の姿勢や動作等になってしまい、修正が難しい。」ということです。関節でも錆び付かせると錆落としの難しいこと難しいことおびただしいです。膝が曲げるのが難しい棒足状態にしていたら、健常者風歩行はできなかったかも。股関節・膝関節・足首関節等適切に使えるので健常者風歩行がやりやすいですし、健常者風の方が絶対楽ですよ。すべてにおいて健常者風の方がよいのです。だから、健常者は障害者風動作をしないのです。障害者風が残っているというのはリハビリ途上かリハビリ失敗なのです。ただね、健常者と同様の動作とかは簡単にできるものではなく、発症時から意識的に取り組む必要があると考えています。特に私らみたいな「一生車いす」とかのご神託を医師から頂いたものにとってはね。足についてはベッド転落事件で車いす占有が黙認されたというのが大きいとは思います。あと、車いす両足チョコチョコ歩行とかが役に立ったともね。他の人からどのように思われるかとではなく、健常者風の方が楽です。棒足ではないので和式トイレで用足しもできますしね。しゃがんで立ち上がりが楽にできます。ところが、視床出血ですと、平衡器官の前庭器官も麻痺しましたので、その復活途上の左右のバランス狂いとかでふらついたりします。でもね、少々前庭器官のアンバランスでふらついても棒足を振り回して歩くより健常者風の方が絶対楽です。当初出ていたふり回し歩行はリハビリ病院入院中ぐらいまででだいたい終わりました。ですから、装具も退院とともに使わなくなりました。ですので、杖は「障害者」と気がついてほしい時もあるのと、ふらついたときの非常用に常に持ち歩いています。まあ、転倒しても楽に起き立ち上がれるのも肩関節・肘関節・手首関節・股関節・膝関節・足首関節等を適切に健常者風に使えるからだと考えています。ですから、無理して健常者風を装うのではなく、健常者と同様の動作ができるようにリハビリに励んでいるのです。絶対楽ですよ、健常者風。でもね、手での細かい作業や走るとかは手や足でのさらなる感覚神経の回復が必要です。手の方は足に比べたら回復割合は悪いのではとも思います。だから、足の方は「それなり」に動かせる程度でも関節の可動域があれば割と格好良く歩行ができるのだとも思います。目指そう、健常者と同様の質の姿勢や動作を!!!

2014年8月25日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No107   汗を出しつつ震えている左半身   糖尿病について少し   杖のストラップとグリップが草臥れてきたので、アマゾンにて「安さ」を第一基準で新品を購入   歩数計の電池を交換しました。   あなたは濃い味の信長派、薄味の光秀派、それとも中間派   「ともかく動くのなら訓練すれば・・」という意識はなかった   脳卒中発症時、片麻痺進行に伴う恐怖?ってあるのですか。(頭の中が「あっけらかん」なもので)

 8月18日(月)、汗を出しつつ震えている左半身。配線接続ミスの疑いが濃厚です。脳での再生ね。この温度感覚の回復状態を通院中の主治医が「一生続くよ」と宣ったわけです。入浴中は感じないのでもっと暑くなってくれた方がよいのですかな。この湿度の高さ(UVチェッカーにある湿度計で90%越えもあり)が不調感を一段と高めているみたいです。この頃も各所でチビリチビリ感覚が戻ってきたみたいで、その部位でのドタバタ騒ぎにも疲れています。おならと実弾の区別がまたわかりにくくなったみたいだし。大便の大きさがよくわからないのは以前からでしたが。尿道の感覚もちと非常に不快。不思議なのが夜寝てしまうと朝トイレに行くまでは快調。寝る前のトイレから翌朝までは9時間ぐらいトイレに行かないです。寝たときのお尻あたりの接触感覚もちと不快。その他不快感多数。疲れる!!!
 8月19日(火)、先週、「病人の食事について」で少し糖尿病に触れたので糖尿病について少し述べます。尿にブドウ糖が出てくるのは糖尿病がある程度進行してからです。糖尿病という名称ですが、実態は「血糖値調節不全」ですよね。調節不全になってから尿に糖がでるのです。では、どうして血糖値(血液中のグルコース量がほぼ一定の範囲に調節する必要があるのかということね。人間の細胞はグルコースが最も良質のエネルギー源なのです。が、少なすぎても多すぎてもよくないのです。少ない方、低血糖(ネット等で調べてね)になると、神経細胞は受け身的に流れ込んでくる分しかないのでエネルギー不足になるのです。ふらつくとか、あるいは低血糖性昏睡とか、そして死ぬこともあります。他の部分の細胞は他の栄養分で凌ぐことができるのですが、神経細胞はグルコースのみをエネルギー源として利用しています。ですから、炭水化物を全く摂取しなくても肝臓でセッセとグルコースは作り出されます。この場合、作れなくなったらあの世行きね。血糖値が高すぎる場合ですが、いくつかの種類の細胞以外は血糖値に比例して細胞内にグルコースがなだれ込むことになります。神経細胞もね。だから、血糖値が低くなると細胞内で不足するのです。グルコース取り込みを制御出来ないのです。血液任せなのです。過剰の時は余分に入ってきたグルコースを処理する必要に迫られますが、いくつか種類の細胞以外は脂肪にすることもできないというのです。細胞外にも出せないしね。しかたがないので代謝系を活用するのですが、正規の解糖系だけでは間に合わないので、別系統で処理するので代謝産物が細胞毒になるというのです。この毒物でジンワリ細胞が死に向かうわけです。「ジンワリ」ね。だから、5〜10年とか掛かるので合併症がすぐには出てこないのです。いくつかの種類の細胞以外の多くの細胞でジンワリと細胞死が続くことにね。全身でだよ。そして、その人の弱い部分から合併症が表面化してくることになるのです。合併症で有名なのが「糖尿性網膜症」「糖尿性腎症」など、毛細血管がやられる場合ですね。大動脈等太い血管もやられますよ。足切断にいたる合併症もありますよ。これらは、糖尿病を放置したり、不十分な治療であったりの場合がですかな。合併症が出ないようにする治療とかについては医師と相談してください。適切に治療、運動療法や食事療法をしていたら、普通の人みたいに生活出来るのではと思いますが。エイズとおなじように一生付き合う病気ね。我々みたいな脳卒中になってしまってからの糖尿病は生活の自立に非常な悪影響を及ぼす可能性があるので、糖尿病にならないように、あるいは悪化させないようにしましょう。ランチとケーキセットのリハビリ(カロリーオーバーだよ)はある意味、危険と隣り合わせかも。お酒を飲まないので危険性はぐっと低いと思っています。糖尿病になりたいなら、運動不足で低繊維性高カロリー食にしましょう。特に「お酒」(繊維質ゼロで高カロリー)がおすすめです。動物性脂肪や動物性タンパク質(どちらも植物性繊維なし)もやばいかも。ですから、お酒を飲まれるのでした、高繊維質で低カロリーの食品と組み合わせてみてください。カロリーの合計値にも注意してね。「お酒」は量を間違わなければ「百薬の長」ともいわれますが、間違うと「命を削るかんな水」ともいわれています。詳しくはお医者さんに相談してね。
 8月20日(水)、杖のストラップとグリップが草臥れてきたので、アマゾンにて「安さ」(100均の方が安いけどね。)を第一基準で新品を購入しました。前のは杖業界?ではブランドだったと思います。高さ調節の段階も2cm間隔で7段ぐらいだったかな。今回のは2.5cm間隔の五つ穴です。先端のラバーも柔らかいです。写真は邪魔くさいでパスします。歩行時に杖は非常用として持っていますので、空中をうろうろですから、ラバーが禿びることはないと思います。杖を使うのなら、姿勢良く歩くことのできる高さで、突く位置も姿勢よく出来るところがよいでしょうね。杖を頼らないようにするのなら、空中を飛ばしておけばと思います。へまに遠くについて姿勢を崩すよりよいと思います。杖を振り回すのは危険を伴いますのでどこでもできるわけはないので注意しましょう。杖が空中うろうろしているのはリハビリ病院入院中からぼちぼち始まりました。杖は指示棒としても使えますね。障害者とわかってほしいときと非常時のアイテムですから、1000万歩程度は持たせようと思います。今までのも同程度持ちました。月曜日投稿の尿道不快感は湿度の低下とともにどこかへ行きつつあります。汗との混同みたい、え、どのようにだろうね。???
 8月21日(木)、歩数計の電池を交換しました。製品付属の電池で約11ヶ月使えました。交換には昨年購入の100均の電池ですから、どの程度持つのかな。電池は「なまもの」ですから、新品であればあるほどよいのです。最近、長期保存出来る電池も販売されだしましたが、対応商品ではなかったと思いますから、どの程度持つのでしょうか。半年程度でも十分であったと思うのですが。「が。」が多いですね。「から」も多い。電池交換では、両手使いの方が楽ですよね。私の左手の指は健常みたいに「動く」のですが、信頼性安定性に欠けています。右手だけでも交換出来ますが、手間暇が掛かります。それと、交換後に「時刻設定」「歩幅設定」「体重設定」等々で小さなボタンを押すのですが、左手で歩数計を固定出来る方が楽ですよ。左腕の動きとかはラジオ体操みたいなのですと、「普通」に見えるかもね。でもね、ラジオ体操って生活動作の練習用ではなく、全身の筋肉・関節の動きを高めるためですよね。そう、可動域の確保の為ね。ただ、指の運動はなかったですね。人間というのは全身の筋肉を毎日ボチボチ使っているというのが大切だと考えています。その時に「歩数」というのが目安の一つにもなると思うのです。散歩の時にある程度アップダウンがあるとさらによいというのです。程度ものだよ。20mぐらいのアップダウンとかいうのを聞いたことがあります。アップダウンがないのなら、「インターバル歩行」というのもあります。でも、目安として「10000歩前後(どの程度の幅?で)」かな。無理したら、体によくないですしね。そうそう、電池室の蓋のネジの小さいこと、左手ではまだ持てないです。後どのぐらいで持てるようになるのかな。
 8月22日(金)、味覚について久しぶりに述べたいと思います。味覚には、絶対的な基準などはなく、その人の生育歴で形成されてきた価値観である。そう、生育歴がそのまま現れる価値観の一つです。織田信長派みたいな濃い味付けの家族で育つと濃い味好みになります。上品な明智光秀派みたいな薄味家族ですと、薄味好みで。大河ドラマ「軍師 黒田勘兵衛」であった場面、明智光秀による徳川家康饗応のとき、織田信長が「不味い、薄味はだめ」みたいにいっていましたが、織田信長は濃い味好み、明智は京の薄味好みですかな。信長の薄味の京料理嫌いは有名な話です。旨い不味い以前の問題です。病院食での旨い不味いもこれと同じような価値観の問題であると考えます。病人にはどちらかというと「濃い味派」が多いと思われるのです。で、薄味派は濃い味付けでも食することができますが、逆はできないようなのです。病院食は薄味ね。「不味い不味い」とわめくのは信長同様「薄味」を知らないからです。お袋の味ばかりを要求するみたいなのも長年飼育された味しか味わうことのできない哀れな人間ではと思うのです。一流料亭や一流レストランでの板前・シェフ・料理長は常に学習によって味覚を研ぎ澄ませているのです。いろいろな味を学習することによります。料亭等で長年同じ味を保つというのも大変だとは思いますけどね。濃い味は楽に同じような味にできると思います。濃ければよいのですからね。薄味は素材に簡単に影響されますよね。味覚の研鑽を続けてでしょうね。病院食を不味いという前に各自の味覚歴を考えてみましょう。お刺身を食べるとき、刺身醤油をたっぷりつけますか。出てきた食事に醤油・ソースなどをドバッとかけますか。どちらも信長派です。政治・経済・軍事等では信長は日本最高と思っています。太平洋戦争当時の軍部みたいな阿呆をすることはなかったしね。光秀についてはよくわからないですが、薄味派という感じを受けています。最後に、薄味派の私でも「不味い」という病院食もありました。試作時だけではなく大量生産時の食事の味の確認を忘れずにお願いします。あれは味などなかった感じでした。無塩パンの方が美味しかったぞ。そうそう、不味いと評判の給食業者の弁当も薄味?
 8月23日(土)、あるブログで自主リハで筋トレがあったのですが、読んでみると入院中からセラピストさんと相談して始めた継続の筋トレでした。そして、入院中からということはしばらくの間は「筋トレ報告」と「筋トレでの筋肉の状態変化観察」をしてもらってのことでしょう。脳での障害部位とかも考慮の上でだと思いました。私も入院中の時の車いす両足チョコチョコ歩行や散歩の歩数、階段の昇降の様子もセラピストさんに逐一報告していました。闇リハはしていないです。感覚麻痺ですから、闇リハですと弊害の出やすい麻痺ですよね。筋肉の状態とかを入院中は毎日診てもらって了解された範囲内の自主リハであったということですね。その上、OTでは「感覚神経が戻らないことにはこの程度までかな」とはこちらから話していました。感覚麻痺は感覚神経が復活してからがリハビリ本番と当時既に思っていました。「ともかく動くのなら訓練すれば・・」という意識はなかったですね。可動域の確保は必要とは思っていましたが。脳でのつなぎ替えには刺激は必要ですが、筋肉がパンパンに張るような取り組みは行き過ぎだと考えています。退院後、調べてみたら過剰リハビリの弊害というのがわかったわけです。で、どのあたりからが過剰かはセラピストさんに筋肉とか状態を診てもらいながら相談するほかはないと思うのです。その時できるリハビリの上限ね。あくまでも「過剰リハ」がよくないのであって「リハビリは毎日継続的におこなう必要があるのは当然」です。リハビリをおこなわないのも障害固定になりますからよくないですね。
 8月24日(日)、あるブログで脳卒中発症時に片麻痺が徐々?に進行していくようすがあって、それで恐怖に襲われたとね。私からみると他人事ね。はい、数分で片麻痺完了でしたから、恐怖に襲われる間もなくね。その上、病院に自力で行こうとして結構短時間で意識不明になってしまうしね。ただ、麻痺がわかったときに思ったことは「リハビリで回復するぞ」です。「回復しない」とは全く思いませんでした。当て外れは「回復には時間が掛かる」かな。未だに回復途上ね。リハビリに取り組んでいて思ったことは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」の取り組みが大切ということです。腕は健常側で持ち上げたり(重たいですよ本当)できましたが、足は無理ね。でも、車いすに座るというのが役立ったです。急性期の病院にしろリハビリ病院にしろ、当初は「動かせる」ということを理解させるのと、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ということみたいな感じでした。急性期では「リハビリ見込み」の確認みたいなのもあったかな。そうそう、急性期の病院での病室ね。頭を下にしてベッドからぶら下がったもので、一番監視のできるベッドね。それのある病室は4人部屋ね。元気そうなのはできるだけ日中起き上がっていた私ともう一人ね。私は前科者につき、車いすを朝から夜まで占有させてもらっていました。ベッドから頭を下にしてぶら下がられるよりは安全だろうとでしょうね。急性期でもリハビリ病院でも悲観はしていなかったですが、「いつ頃には回復」は???ね。でも、徐々に回復していたので楽しく入院生活を送らないとね。急性期では「お粥」ね。これは「嚥下」(本人は特に思っていない)の問題があってですよね。入院中の3月3日にはこの病院、ひな祭りのお寿司なのです。ブチブチ。でもね、「嚥下障害」と「構音障害」(元からじゃ)とかでリハビリ病院でST(言語聴覚療法)のリハビリもあったのは急性期からの紹介状でしょうね。STは楽しかったです。お寿司になっていたら、STはなかったかも。STで毎回笑い声がしていたのは私のところだけだったと思いました。打ち切り話が出ても延々と延長してもらって退院間際までね。普通はもっと前に終了のレベルだったそうです。病室におっても退屈だしね。楽しさと退屈の格差は天国と地獄の差程度ね。PTもOTもだよ。PTはちとレベル落ちだけどね。日本ブログ村でのハンドル名が「あっけらかん」です。

2014年8月18日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No106   脳卒中後の脳でのつなぎ替えで感覚神経とかが復活したとき、どう考えるのか   人工関節というのがありますが   加齢による温度感覚の変化について   私がこのブログで言い続けているのは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復を目指して」ぐらいですかな   病人の食事について  エボラ出血熱も脳卒中リハビリもよく調べて対処を、信頼出来る文献等でね。   内反足、尖足ともども一度も指摘されたことなし

 8月11日(月)、脳卒中後の脳でのつなぎ替えで感覚神経とかが復活したとき、一発で元に戻ると思っている患者が非常に多いような気がします。ブログの投稿からでも感じることなのです。安定期?(リハビリ2段階説での後の方、神経つなぎ替え期)に入ってからの感覚異常や歩行等の動作での動かし難さなどです。過剰リハビリなどでの筋肉の強張りとかではなく起こってくることに対してね。脳は柔軟性に富んでいますが、それは神経細胞に学習能力があるからです。学習能力があるというのは刺激に対する出力の程度を脳として変化させることができるということですが、学習中は安定しないのです。それが貧乏ゆすりであったり、温度感覚の過敏すぎであったり、痛覚の過敏さであったりとかを通して学習していくものだと考えています。視床痛(感覚情報が全くないから起こるという説もあるかな)については知らないよ。神経細胞が一発で適正な反応ができるのでしたら、学習なんていらないよ。みんな天才だ、人間国宝だよ。書家ではみな弘法大師だよ。そうならないのは一発で適切な反応にはならないし、何回してもバラツキがつきものだからです。如何にバラツキを小さくするかが練習なのですが、脳卒中後のリハビリは新規の神経細胞に対する訓練であって、練習のし直しではないのです。古参の神経細胞は脳卒中で死んでいるということをお忘れなく。脳卒中でのつなぎ替えは起こるのですが、いつ頃どの部位からについては神様に聞いてください。これがおこると代用感覚による制御ではなく、直轄制御になるのですが、練習によるバラツキに悩まされることになると考えています。年齢を重ねると徐々に感覚に変化が現れることがありますが、急激に変化した場合は速やかにその原因を探る必要があると考えます。脳卒中後は極端な状態で現れてくることも多いと考えられるのです。その際の適切な対処のためにもね。私の場合の左半身真冬は本来温覚にいくべき情報の一部が冷覚担当の神経細胞に送られるようになったためかもと考えています。それと大きな問題は「神経の復活」によるものなのか「他の病気」によるものなのかの区別です。時間経過を含めて体をよく観察してください。やばそうなときは医者のところにね。
 8月12日(火)、人工関節というのがあります。関節拘縮への適応があるというのですが、ネットで調べてみると脳卒中での拘縮への適応事例が紹介されていないのです。私の調べ方が悪いのかしれないですがね。普通の適応事例では心筋梗塞や脳梗塞の発症率が高くなるというのは見つけたのです。どうして上昇するかについては調べてみたいと考えていますが、今回はするつもりなしね。筋肉の状態も関係するとは思いますが、脳卒中の場合は「痙縮」になって、引き続いての「拘縮」ですから、適応を考えにくいのかな。人工関節というのより、自分の関節をそのまま使う方が断然有利ですから、関節の可動域確保しておきましょうね。
 8月13日(水)、加齢による温度感覚の変化についてね。加齢によって温度感覚だけではなく、やはり全ての感覚を含む機能が徐々に衰えていっています。この理由には細胞レベルの話もありますので調べてみてください。普通、皮膚での温度感覚ですが、若い頃は0.5℃ぐらいの差でも見分けられていたのが1.5〜2℃ぐらいの差が必要になってくるというのです。さらに高齢になるとどうなるのかは調べてね。そして、体温上昇とかの内部温度(体温)についても鈍くなってきます。よく、高齢者が屋内でも熱中症になる原因のひとつです。ところで、脳卒中でこのような温度感覚部位でダメージを受けるとどうなるのかということです。普通は左右どちらかの脳だけですから、もう一方はそれなりに年齢相応に健全なはずです。感覚回復のない間はそれなりに健全な方での感覚で判断することになりますが、徐々にダメージを受けた側が回復してくるわけですよね。その時、健全な方とおなじような感覚の度合いで回復するとは限らないわけです。体温関係ではないですが、お風呂のお湯を熱湯と感じたりとか、お風呂場の洗い場の床が氷みたいに感じたりとかね。私もお風呂ではほとんど違いを感じないのですが、水道水の温度や暖かいものの温度などで健常側との違いを感じていますし、気温(体温)的にはこの真夏でも「左半身真冬」的に震えています。発症した直後の夏には感じなかったことです。温度関係感覚が回復してきているのですが、元には戻っていないということです。ですから、発症した後、異様に暑がりになったとか、あるいは夏でも寒く感じるというときには体のどの部分でどう感じているのかを調べてみてください。健常側も含めて体全体でどう分布しているのか。いつ頃からなのか、総合的考えてみてください。やばそうなときは医者に行ってね。感覚の回復による一時的な現象もあると思いますが、熱中症で死なないためにね。通院中の内科医は、「一生続くよ」と宣いました。
 8月14日(木)、私らみたいな脳卒中で片麻痺状態になって必要なものにどのようなものがあるのか、それをどのぐらいの期間使うことになるのかということについてです。マジックテープ使用の靴を勧めていたブログがありました。その通りです。紐靴なんて拷問です。スリッパ・サンダルも拷問です。履きやすくて脱げにくいのを。装具との併用が楽なのを。靴のこの件ですが、順調に回復していても長期にわたりますよ。何年もね。装具については回復次第ね。結局は各自の状況に応じてということですかな。ところで、私がこのブログで言い続けているのは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復を目指して」ぐらいですかな。「筋肉を固めない。」は当座は自分の筋肉で動作出来なくてもよいと思います。固まらないように動かしてもらっていたらと思います。そうしていたら、関節も錆び付かないのでは。そのうち、動かせるようになるのでは。ただ、いつ頃からかについては、症状によって違いますので「諦めずに」ね。リハビリ不足や過剰リハビリで動かしづらくしている方もブログに投稿されていますので注意して読んでね。脳での神経細胞のつなぎ替えが起こり始めるといろいろ起こるはずですから、よく状況を調べて対応を。脳の中には壁や扉がないので出血等の広がりが意外なところまで及んでいることもあるので注意してください。私は視床出血ですが、視床の側には視床下部が。自律神経・ホルモン・体温調節などの中枢です。どの程度影響を受けたのかは時間が教えてくれると思っています。怖〜い。視床下部以外ではどこに影響があったのかな。多くの方が筋肉や関節を固めて困られていますので、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」かな。この方法はセラピストさんと相談してね。筋肉や関節を固める方法はブログ等でも紹介されていますよ。投稿されたご本人は自覚がないみたいです。真似されて固めるのもひとつの方法かも、で、後で困ってください。
 8月15日(金)、病人の食事について。病人としましたが、普通に食事についてね。一例として、糖尿病ですが、よく「・・が食べられない」とかわめいていますよね。でもね、よくよく考えると健康と思っている人も食事制限というのはあると思います。違いは「限度設定」の程度ね。健康だと思って食べ過ぎるとよくないですよね。栄養価のバランスもあるしね。糖尿病患者は「限度設定」と「栄養価のバランス」を厳しくいわれているだけですよ。「食物交換表」タイプの本も出てますよね。ネットでもありますよ。健康という人も暴飲暴食すれば「病人」になりますよね。最高のダイエット食は「糖尿病食」というのは有名な話です。もっと食事制限が厳しいのは「食物アレルギー」でしょうね。間違うと一発で死にますからね。糖尿病で「食べるな」という食品ってあったけな。お菓子(砂糖を含む)を摂取したら他の同類を減らすとか、量は当然ぼちぼちに抑えるとかね。食物アレルギーの方は「禁止食物」は口にできないのと大違いね。病気の種類によって「許容量」というのが違ってきます。よく調べれば結構イロイロ食べることができますが、量に注意してください。結局は「食べ過ぎ」がよくないのです。そうそう、炭水化物(植物繊維を含む食材)などを少なくして動物性脂肪や動物性タンパク質だけを食べ過ぎて糖尿病になろう。各栄養素のバランスの取れた食事を。日本人が欧米に長期滞在すると糖尿病の発症率が上昇します。最近は食事の洋風化で違いが減少したかもね。ある程度の期間(各自で調べてね。わからない方は毎食事ごとに)で量と栄養価(繊維質を含む)のバランスを。できれば、変動は少ない方がよいですよ。ネットの信頼出来るサイトで勉強してね。
 8月16日(土)、エボラ出血熱が西アフリカで流行しています。そして、現地の流言飛語がすごいそうです。知らないものへの恐怖がそうさせていると思います。飛沫感染とか空気感染?とかはないみたい。特に空気感染?はないということのようです。人類最初の細菌兵器はペスト(黒死病)で亡くなった人の死骸を大型の投擲器で城壁を越えて投げ込んだというのだそうです。ところで、西アフリカ地域は日本に比べれば教育程度の平均はまだ低いと思われます。ですから、医療の限界とかの知識もなく、衛生状態も悪いままですよね。エボラ出血熱みたいなウイルス感染に対しての対処が考えられないから、昔ながらの対処と恐怖しかないのかも。ところで、日本は教育水準は世界的に見ても高いはずね。ネット等でも最新情報を調べられるはずですよね。ところが、西アフリカと大して変わらないのではとね。リハビリで個人の体験としてブログ等に投稿されている方は多いです。私を含めてね。その時、脳卒中の発症状況(部位や範囲、麻痺の種類など)や初期症状などなしに投稿しているなと思うのが多いのです。但し書きがないのです。「ご本人にはよかったもしれないでが」と投稿されたいた方もありました。そうだと思います。よくよく読めば筋肉や関節の動きを徐々に悪くなっているようなのに気がついていない方とかね。脳でのつなぎ替えが起こったときに起こりうる不都合に無知であるためのドタバタも散見されます。だから、私の投稿はある意味歯切れが悪いのです。よく勉強していただければ歯切れが悪くなる理由を理解してもらえるのではと思っています。脳卒中ですから、脳の仕組みや働き、刺激に対して適切な反応をできるように脳が学習する仕組みとかをよく勉強してね。川平法の原理も理解しやすくなると思います。リハビリはあくまでも患者が主役ですが、行き過ぎや不足などの状況指摘等でセラピストさんを必要とされる方がほとんどと思われます。患者が主体的に取り組めば効果が出やすいですが、受け身ですと効果が薄いでしょうね。間違った取り組みは逆効果になります。リハビリ放棄より始末が悪いかも。間違った取り組みをされたとおぼしき方のブログもありますよ。私は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指してゴソゴソ動作」とかでした。歩き回ったりとか出来るようにはなりましたが、筋トレ等はなしね。一応当初、「一生車いす生活」の予言を頂いた身にもかかわらず、リハビリ病院では「奇跡的回復」の部類に入れてもらえました。
 8月17日(日)、内反足、尖足ともども一度も指摘されたことのない事例です。尖足は麻痺足状態で仰向けで寝ている時間が長いと起こりやすいといわれています。足って結構重たいですよ。ですから、寝ているときも筋肉である程度足先の向きを支えているようなのですが、麻痺で「ダラー」で尖足状態にね。これ以外の要因もあるかも。尖足になってしまったら、歩きにくいですよね。尖足状態ですと着地の時も大変でしょうね(他人事ね)。で、内反足になる要因のひとつかな。内反足も足裏をしっかり使えないでしょうね(これも他人事ね)。「他人事」というのは尖足内反足になっていないからです。私は視床出血で病院到着時意識なしで、お告げは「一生車いす生活」でしたが、歩き回っています。杖がなければ健常者としか思ってもらえないのではと思います。超重症でも軽症でもなくそれなりにやばい状態からの回復です。尖足を防ぐには足首を曲げて直角程度に保てばよいわけですよね。寝たら。伸びることになりますが。棒足(これも他人事ね)とかを防ぐには腰も膝も直角程度に曲げておればよいと思います。寝れば延び延びになりますよね、腰も膝も。簡単にいうと「日中車いす生活」で無理矢理、腰・膝・足首を直角程度に曲げておけばよいのではということね。夜寝ると伸び伸びね。これの繰り返し。人間は上半身直立というのが普通みたいなのです。脳の活性化にも役立つかもね。「麻痺された方特有の姿勢や動作」とかは私にとってはほとんどを「他人事」みたいにすることが今のところできています。私が脳出血を感じた時に思ったことは「リハビリで復活するぞ」と「麻痺した人みたいな姿勢や動作にならないようにしよう」ということでした。復活の方は道はまだ遠いですが、「ならないように」の方は順調に進んでいると考えています。「みたいな」風になっていっているというのは「リハビリでの取り組みによくない点がある」ということだと思っています。この点にも注意しながらリハビリに取り組んでいます。紹介事例は思い返してみて「よかったこと」「やばかったこと」それぞれ私なりに解説をつけているつもりです。今回の足腰の曲げは「関節可動域確保」に思い返せば役立っていたなということです。

2014年8月11日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No105   リハビリは「焦らない」、「焦らせない」、「時間が解決してくれることも」   階段昇降時に感じる「足首の硬さ、膝への力の入れ辛さ、脚の上げ難さ」ということから思うこと   脳卒中感覚麻痺で筋トレみたいなのがやばいという考えに至った理由   動作においての感覚神経の大切さについて   先週の金曜日に訪問介護でリハビリを受けているので、その3者会談がありました。   ダンベル体操程度の筋トレ等で筋力が増強されていく順序   病気等で寝込んだときにふらつく理由について

 8月4日(月)、あるブログで「焦らせない」、別のブログで「時間が解決してくれることもあるのです」というのでの投稿が先週あったのですが、待ってくれないこともあると思うのです。「放置による筋肉の固まりや関節の錆び付き」です。昨日投稿の足指の錆び付きね。これはうっかりの放置プレーね。歩行や小走りに支障がなかった為ね。リハビリへののめり込みすぎによる「筋肉の固まりや関節の錆び付き」も起こると思いますが、放置プレーもやばいです。最低限「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」は患者本人がどう思っていようが取り組ませる必要のあることだと思います。関節の可動域が確保出来ておれば、「時間が解決してくれる」ということに寄りかかれると思います。多くの方がどうしてかはしらないですが(大抵過剰か放置みたい)で拘縮みたいになっていって後々苦労しているみたいです。生活動作がいつ頃できるかどうかは脳卒中での障害部位でいろいろあります。こちらは可動域が確保されていたら時間が解決してくれることが多いと考えています。「焦らせない」、「焦らない」が重要だと思います。脳卒中で障害を受けた脳の部分の働きを他の部分でどう分担していくかについては非常に時間が必要と考えています。その時間待ちのできる身体状況や精神状況を保てるようにしておくことです。ただし、リハビリは続けてください。人間である限り、待てないこともあるということです。
 8月5日(火)、あるブログに階段昇降時に感じる「足首の硬さ、膝への力の入れ辛さ、脚の上げ難さ」というのがありました。脳卒中になった当初、脳の命令で動かせないだけで足首・膝・股関節に問題はなかったはずです。感じとしては徐々に固くなってきている感じです(当方の憶測ね)。というと、「過剰リハビリ」または「放置に近い感じ」のどちらかという感じもするのです。脳卒中になろうがならなくても、本来、関節はしなやかなのです。それを取り組みの悪さ(放置や過剰)で固くしている感じを受けています。「麻痺したから・・・」というのは合理化であって問題解決にはならないと思います。不適切リハ?のタイプの方には「解説出来ない」と感じています。新興宗教にはまってしまった信者みたいかな。草臥れるだけで、こちらはストレスがたまるだけです。筋肉の状態や関節の動きが悪い方向に向いているというのはリハビリへの取り組みに問題があるからです。私については発症当初、視床出血で左半身完全に麻痺しても足腰問題なく関節部で曲げることができました。腕も同様です。筋肉も柔らかだったです。如何に筋肉や関節の状態を維持するかです。関節を錆び付かせないようにするには筋肉を伸縮(力を込めた収縮させなくてもよい。他力本願でもよいのです。)させるかだと考えます。ただ、私みたいな感覚麻痺では感覚の回復途上で筋肉の硬直感とかが強く出ますので、如何に揉みほぐして柔らかい筋肉に維持するかということも非常に大切と考えています。へまな筋トレなどは筋肉が固まりますしね。筋肉が固まり、間接がさび付いたらリハビリはそこで終了です。まあ、間違ったリハビリへの取り組みの期間の数〜数百倍の期間をかければいくらかは回復できるとは思いますけどね。
 8月6日(水)、脳卒中感覚麻痺で筋トレみたいなのがやばいという考えに至った理由ね。発症当初より「筋トレはやばそう」とうすうすは思っていましたが、筋トレ等で「痙縮」とかになっていく要因を調べる気になったのは同室者とのやりとりからです。そして、ヒントになったのがボトックス療法です。ボトックスは「痙縮」とかの筋肉を緩める療法ですね。ボツリヌス菌毒素を使用しています。ボツリヌス菌毒素は運動神経の興奮ニューロンにダメージを与えます。このボツリヌス菌毒素と逆作用の毒素を出すのが破傷風菌です。破傷風菌毒素の作用機構を調べたら、「運動神経系の抑制ニューロンを働かなくする」というのです。それで「痙縮」や「拘縮」風の症状を起こさせるのです。普通の筋肉運動で「収縮はもう十分ですから緩めてください」とこの抑制ニューロンに働きかけるのは「感覚情報」ですよね。感覚麻痺ではこの働きかけがなくなってしまったと考えるのが普通ですよね。筋収縮は運動神経系の興奮ニューロンだけでもできると考えます。収縮の方向に興奮したきりで抑制されないのでやばいと動作出来ないように脳が判断したのが感覚麻痺ではないのかとね。ですから、普通のセラピストさんは筋トレを推奨されていないと思います。するとしても、ぼちぼち、ちょっとしてみて様子を見ながらです。マッサージで興奮を静めながらね。翌日まで筋肉の緊張が残るような取り組みは行き過ぎとね。できれば、ある動作をしたとき、それによる筋緊張がその直後のしばらくの休息で取り除けるような程度がよいのではとも思います。破傷風についてのウィキペディアにある絵の人の腕とかの様子とグラクソ・スミスクライン社のボトックスのバナーのイラストの腕の様子がよく似ていると思います。まねしたわけではなく、忠実に再現したらということだと考えています。ですから、仕組みは間違っていないと思うのです。どちらも運動神経系の抑制ニューロンが働いていないということですかな。だから、ボトックスで効果が出るのです。その昔、破傷風治療にボツリヌス菌毒素(ボトックス)を使用した事例もありましたが、今は使っていません。
 8月7日(木)、動作においての感覚神経の大切さについて。なにかある程度動作ができたら、トレーニングで生活動作ができるとでも思っている感覚麻痺の方が多数おられる感じなのです。まずは、ほぼ確実に感覚神経麻痺だけの視床出血で動作麻痺が起こるのかを考えてもらえればと思います。運動神経は無傷でも動作麻痺。感覚情報があっての動作なのです。ところが、幾分かは脳で代用感覚情報を作り出せたら、幾分かは動作ができるようになると考えています。私が結構早期に動作ができた理由ね。指の動作とかは「じっと手を見つめ」状態でした。視覚情報で代用出来たのです。ただ、生活動作はできないみたいなのと同じです。動かせるだけです。このときに「トレーニングすれなばよい」とかで筋トレとかの過剰リハビリをすると昨日解説した理由で「痙縮に直行」と考えています。代用感覚の例とかですが、暗がりでの動作を考えて見てください。また、見つめていても豆腐をお箸で掴むのに幼児期にどれほど練習したことかを思い出してください。ロボットでできない繊細な動作が人でできるのは高性能の感覚器官のおかげです。ロボットでも微細動作ができるのですが、セットされたことのみ、人間みたいに自在にはできません。筋肉の収縮具合の感覚情報、手などの皮膚感覚情報等を総合的に判断出来るときに動作ができます。だから、悪いですが、感覚麻痺の回復は感覚系の回復の状況に応じてなると考えています。脳卒中でのダメージは各人いろいろなのでその回復具合に応じて慎重にリハビリをすることです。私は模索中。作動域の確保は日々おこなっています。再生医療の進展やパワーアシストスーツの改善とかで使えるようになったときに利用出来るようにね。
 8月8日(金)、先週の金曜日に訪問介護でリハビリを受けているので、その3者会談がありました。こちらの要望は「筋肉の状態確認」が本当の一番ね。「筋肉が固まりかけかどうか」とか、「関節の状況」ね。この2つが順調ですと、そのうち、完全復活出来ますからね。話を聞いていると、「筋肉の硬直感」とかを間違って解釈して、筋肉を固めたりしている方が多いとね。雨の日の花子との散歩で「右手に傘、左手にはリード」といったら、左手で「傘とリード同時に」といわれたので、「こう柔軟性のある左腕では安定しないです。」とね。「硬直させたら持てますけど」ともいいました。ただ、「他の動作が全くできなくなりますよ。」ともね。多機能の腕であるためには関節が自在に動く必要があるのです。筋肉も柔軟に収縮出来る必要があるのです。これで安定させるには感覚の復活、筋肉の収縮具合情報の感覚の復活が必要なのです。さすがに、よくわかってもらえました。ですから、持続的にリハビリを続けるほかはないともね。生活動作の多様化には感覚神経の復活が必要なのです。こちらはどのくらいの期間が必要かは「神様に聞いてください。」としか言えないです。関節が自在に動くので「パワーアシストスーツ」の適応にはあると考えています。また、神経幹細胞タイプの再生医療の対象にもなれるとも思います。札幌医科大学のは「発症してすぐの患者」だったですよね。発症してすぐは「筋肉も関節も自在」ですよ。治験が進展しても拘縮ガチガチは対象外になるでしょうね。だから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ね。
 8月9日(土)、健康目的のダンベル体操程度の筋トレ等で筋力が増強されていく順序があるのです。筋肉ムチムチは最後の方というか別枠と考える方がよいかな。しかし、ダンベル体操では普通ムチムチには行かないと思います。最初は運動神経1本が動員出来る筋繊維の数というのがあるというのです。ダンベル体操とかで筋肉が締まってきたという感じの時は運動神経1本あたりの筋繊維が増えているときかな。シナプスでの「長期増強」も要因かも。筋肉は増えていないですが、使うことで働けるようになる筋繊維を増やすということね。この部分は使わないと簡単に減少するみたいです。それが、寝込んだときなどに顕著に表れるのでは。動かせば、割と簡単に復活する部分ね。次が筋繊維が十分にまだ収縮性タンパク質をつくっていないときには筋トレ等でタンパク質さえあれば荷重に応じてタンパク質がつくられるのではと考えます。健康目的のダンベル体操レベルかな。もともと生まれつきの筋肉レベルだから割と簡単に増強出来ると思います。そして、この増強も終わると次が筋トレですね。筋肉ムキムキにするには荷重を少し与えすぎて筋繊維に少し傷つける必要があります。この傷の修復を経て筋繊維のもつ核を増やすということをさせるのですが、この修復の時は休息が必要です。普通は「傷つける→休息による超回復→傷つける→休息による超回復→・・・」の繰り返しをおこないます。筋繊維の数は筋肉系の病気とか以外では減少しないと思います。一度、核の数を増やしていたら、割と簡単に収縮性タンパク質を増やせると思います。脳卒中での筋力低下は脳の問題であり、運動神経1本あたりの動員出来る筋繊維の数であると考えます。長期になると徐々にタンパク質も減少するとは思いますが、筋繊維の数は増やせないのと同様に減少もさせにくいはずです。適度に伸縮させていたら、筋繊維は減少しないと思います。収縮性タンパク質もそう減少しないのではと。脳卒中では運動神経と筋肉との接合部での「長期増強」、「長期抑制」というののどちらに向くかということが大きいのでは。基本は脳が命令を出せないということですが。
 8月10日(日)、病気等で寝込んだときにふらつく理由についてね。非常に長期にわたる場合の話は別かも。ぼちぼちの期間ね。ひとつが動員出来る筋繊維数の減少、もう一つが平衡感覚の錆び付きかな。どちらの結構簡単に表面化すると考えられます。火事場の馬鹿力というのがありますよね。非常時に想定以上の力が発揮される現象です。例えば、水害時に慌てて机の上にのせた荷物を後で下ろそうとしたら重すぎてできなかったというものです。日常の力仕事の範囲内で筋繊維が使われている証拠ですよね。だから、寝込んだりしたら「使わない」から使えなくなるということで、足腰が弱るのですよね。使えなくなる理由のひとつが「長期抑制」でしょうね。シナプスでの伝達効率の低下です。運動神経1本あたり動員出来る筋繊維の減少で筋力がでなくなりますが、脳での筋力バランスとかは以前のままのつもりね。「昔取った杵柄」ね。狂いが生じてふらつきますよ。前庭器官の方も寝込むと錆び付きますよ。普通、起きた状態で働いている前庭器官、横になったら狂いますよ。私の場合は健常側だけでバランスをとるようにするのに時間が必要だったです。ですから、リハビリでのマッサージはある意味鬼門みたいなところがありましたが、退院頃には大分解消されました。大体からこの前庭器官は常にトレーニングが必要な平衡器官ですから、脳卒中ではふらつかせる要因になるでしょうね。これらを「筋肉が減少した」としていっているのが多くの人の状況でしょうね。筋肉量は確かに徐々に減少していきますが、体を起こして生活するだけでも遅らせることができますよ。日に数回使うだけでもかな。目立たない程度にできると考えます。

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No104   状況にあったリハビリ   暑さや寒さに対する許容度について   また、処方薬での薬害という記事が出ていました。   ICU(集中治療室)の使用頻度   漸く「左半身真冬」は終了したみたいですが、まだまだ、右半身に比べたら寒がっています。   心理学での「合理化」  左足第2指近位指節間関節の形状より

 7月28日(月)、リハビリ病院退院後のリハビリを受けていないとき「状況にあったリハビリを」みたいな時にどうしたらよいのかな。度胸を決めていなければアタフタするようなことでしょうか。普通、我々はド素人ですからね。わからなくて当たり前ですかな。私は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」でボチボチリハビリを続けていこうと決めつけていましたからね。当然、未だにしょっちゅう「グッパ」もしています。うるさいのがド素人の外野ね。脳卒中患者が1000人寄れば1000通りのリハビリの道筋があるのをご存じないようです。いくつかの最低要件は守ってということです。「筋肉を固めない。・・」とかですね。拘縮にしたらアシストパワースーツが使えないようだし、そこでリハビリ終了ですものね。それも、強制終了で麻痺固定されたままね。この最悪にならないように避けておけば1000人寄れば1000通りのリハビリですよ。だから、リハビリは基本マンツーマンなのでしょうね。できれば、セラピストさんと相談されながら現状にあったリハビリを求めることにね。「うるさい外野」。これには同業の患者も入ることがあります。ド素人ですからね。とりあえずは、日に数回ラジオ体操みたいな全身の関節を動かすような動作をされてみたらと思っています。変に筋肉が緊張するような動作はしばらくの間お休みにしておいてよいと思います。少しずつ少しずつ少しずつちょっとだけできるか試してみるということもね。ラジオ体操が出来ても生活動作には直接関係ないかもね。ただ、動きの基礎にはなると思います。
 7月29日(火)、暑さや寒さに対する許容度についてね。先週20日頃にあるところのある投稿に「暑い あつい・・・  暑すぎる 31.5度 ・・・・・」とかあったことで一考察を投稿してみようかなとね。この後の猛暑はというと、クーラーの効いた部屋でもダメだったみたいです。投稿だけだからわからないです。人間の温感と気温との関係ですから、それぞれその方の温感による訳ですけど、このタイプの温感と実際の健康面についてを論じてみたいです。人はその生育歴でも変わってきます。汗ですけど、乳児の時に開通した汗腺が使えるという話がありますし、民族というか出身地である程度使える汗腺数があるとか。本来日本人は400万ぐらいですが、ロシア人は200万ぐらいと聞いたこともあります。暑さには日本人が、寒さにはロシア人がかな。汗が全身から出るかどうかも暑さに対する耐性に関係しているとね。次に基礎体温ね。どうして乳児を「赤ちゃん」というかというと、基礎体温が高いからということです。基礎体温は徐々に低下していきます。私ですと、今でも投稿にあった気温31.5度より5度程高い体温を保っていますが、もし体温35.5度の人(深部体温35℃以下を低体温症というとか。深部体温は普通の体温より高いよ。)ですと4度差ですよね。放熱量に違いがあるのです。低体温は暑さに弱いとね。汗の蒸発も鈍いしね。また、「熱中症での高体温」と「基礎体温が高い」とでは意味が全く違います。病気発熱時を考えると理解しやすいかも。基礎体温維持に一番関係しているのが骨格筋ですよ。ただ、「痙縮」とか「拘縮」した筋肉は代謝量が落ちているかもね。冬の寒さに弱いのも基礎体温の低い方と考えます。人間はよい意味でも悪い意味でも「慣れ」というがあります。そして、価値観みたいになっていくのですかな。高塩分食に慣らされたら、「低塩分食を拙い」という織田信長のような感覚ね。クーラーでガンガンに冷やしていないというだけで暑いとかね。脳卒中を起こしてしまった場合は、感覚麻痺というので当然、体温調節にも影響を与える可能性が大きいわけです。視床下部とか何カ所は特にね。皮膚での温感も麻痺部分では復活してくるときに「極端な反応をすることがある」というより、「反応をする」ですよね。私は未だに「左半身真冬」ね。それで、右往左往していたら熱中症になってしまいそうだしね。以前のような体温感覚では熱中症になる危険性を持つわけですが、31.5℃程度で耐えられないというのはよほど湿度が高いのですかな、そうでないのなら医者にいって診察してもらったらという感じもします。高齢で基礎体温が低下してしまっているのでしたら、別の意味でも対策をするべきでしょうね、棺桶に近づいていますからね。家屋の造りとかも関係しますが、屋内でクーラーをガンガンみたいなので医者へ行ってください。
 7月30日(水)、また、処方薬での薬害という記事が出ていました。今度は15人ほど亡くなったということです。7月27日にinfseekで見つけた時事通信配信の記事です。『田辺三菱製薬(大阪市)のC型肝炎治療薬「テラビック」(一般名テラプレビル)を服用した患者の23%に全身の皮膚炎などの重い副作用が現れ、15人が死亡していたことが26日、分かった。死亡例の多くは、投薬対象外とされていた肝硬変や肝臓がんの患者だった。』です。『田辺三菱製薬は「医師には適正に使用するよう情報提供していた。副作用の状況は厚生労働省に報告している」と話している。』ということです。取扱説明書も受け取り、プロパーから説明も聞いているのではと思いますが、どうなのでしょうね。副作用が多いというのでも対象疾患で他に選択肢がなければ使用する必要があるとは思いますが、対象外への投与らしいので怖いですね。日本はどうして「処方薬」での薬害が諸外国に比べて多いのでしょうね。医薬品は異物ですから、多かれ少なかれ副作用はあります。主作用による利益と副作用による害とを天秤に掛けて利用しているのです。副作用のない医薬品なんてないはずです。いつ何時、新薬や用途の限られている医薬品だけではなく、普通に投与されている日常の常用薬でも副作用がより大きく出る可能性があるので医師も患者も薬剤師も製薬会社も厚生労働省も常に注意を払う必要があると考えます。「薬害大国日本」の汚名を返上するためにね。必要な投薬は必要ですが、不要な投薬や過剰投薬はしないということもね。医薬品は必要最小の使用で効果を患者が享受出来るようにすということです。「念のため」は止めてほしいというのが偽らざる思っている気持ちです。「絶対受けたくない 無駄な医療」という本が日経BP社から出版されていますね。この中にLDLコレステロールについての記事があり、その医薬品について調べてみたら、コレステロール生成に係わる酵素の阻害剤だと。コレステロール全般の生成を阻害するというのです。そうHDLもね。バランスの悪い人はそのアンバランスのままみたいです。最近はLDLとHDLのバランスが重要視されてきています。コレステロールは少なくなりすぎると細胞の修復に支障を来すようになるというのです。特に高齢者で弊害が出るともね。今はネットで信頼出来る情報を調べることができるのですが、なにが信頼出来るかがわかるように勉強し続ける必要もね。勉強し続けるのは医療関係者は当然ですが、患者もね。医薬品は人間にとってはほとんどが異物です。それも、長年食べ続けた食物とかではないのです。だから、摂取しただけで量に応じて副作用があるのです。薬効と副作用を天秤に掛けて量を決めて使用しているのです。「多ければよい」とかですと、キノホルムによるスモン病ね。副作用の見誤りによる薬害が頻発している日本。中には取り扱い上の注意も読んでいない医師もいますからね。医薬品で殺されないようにしましょう。
 7月31日(木)、ICU(集中治療室)の使用頻度ね。ブログを読んでいると結構長期間ICUに滞在されている方がおられるのです。肝の手術時に3泊4日で辟易しちゃったICU.肺の手術時は半日でした。今回は聞いていないと体たらくね。意識がはっきりするのは一番監視の厳しいベッドへの引っ越しあたりからです。退院まで4人部屋ですが、そこの部屋に病棟随一厳しいベッドがありました。理由は頭を下にしてベッドからぶら下がったためです。少しベッドが低かったら(数cmかな)頸椎損傷かな。今更聞く気もないしね。相当程度、そこの病院の混雑程度が関係するのかもね。ベッド数を増やさずに手術室を増やした救急で入院した病院。包括医療費に結構早く移行していたとおぼしき救急で入院した病院。ICU滞在を長くすると儲けが少なくなるので早期に一般に移されたようです。ですから、ICUでの滞在日数の長短と重症度は一概に言えないみたいです。ICUは金食い虫みたいですからね。包括医療費というのは、疾患ごとに健康保険からの支払われる医療費があらかじめ決まっているというものです。ですから、入院中に「ついでに他科受診」というが非常に嫌われます。儲けにはならないからです。リハビリ病院は出来高払いだったので爪白癬の治療もできました。救急で入院したところでは、眼科は受診出来ました。理由は入院当初にハードコンタクトレンズを外すときのドタバタね。眼科の看護師を呼べば、問題なかったのにね。爪白癬は無視されました。CTやMRIの回数も少なかったですよ。CTが必要最小限というのは放射線被曝問題から見てもよかったです。余分に検査してもお金にならないしね。ただ、視床出血というか脳卒中は様子見で入院が必要なので適度なときの転院でした。検査が少なかったのはよかったです。リハビリ病院入院中の血液検査で3本採血のとき「貧血になる」とわめいたりしてましたが(冗談ね)。難しく思い込んでの入院生活は辛いでしょうね。少しでも楽しませてもらわな。そうそう、「おしめ」。これをしばらくしていたのですが、中に出すことはなかったです。「これで、おしめを止めて普通に戻します」というときに看護師さんにいったことは「中に出して交換してもらいたかった」とね。患者歴がある程度あると、こういう不埒なことも考えるのです。その時は「止めてください」とまじめに返答されました。もし放出していたら「交換するのもリハビリになるのでやってみなさい」とやらされていたかも。溲瓶での用足しが過去全滅(出せない)していたので、おしめでもで用足しなし。それだけね。
 8月1日(金)、先週の梅雨明け以降暑くなりましたね。漸く「左半身真冬」は終了したみたいですが、まだまだ、右半身に比べたら寒がっています。温感の違いがまだあるということですね。もう少し暑くなって続いてくれたら半袖のポロシャツで試してみようかな。今は長袖です。冷房をしているところでは長袖でも左半身は涼しいというよりもう少しヒンヤリしていると感じています。先週、花子用に以前も購入したペットフェンスを同じアマゾンで購入しました。外箱は前回と同じだったのですが、スペーサーが前回と違って箱が入っていました。それも発送に使っている箱です。へまに作業をするよりアマゾンにとっては安上がりなのかな。人件費と材料費、その他費用を天秤に掛けて「最小の経費」を目指しているようです。この頃は段ボールの資源回収もよいみたいだしね。これと類似するのがリハビリかな。必要不可欠で最小の取り組みの時が最大の効果がある感じなのです。私の歩数はリハビリから見たら過剰かも、ただ、運動量確保の観点からですと、ぼちぼりと思っています。関節の可動域確保ですと、部位によりますが一日に数回から十数回ぐらい程度でよいのではとも思います。筋力維持もぼちぼちでね。筋力強化の時は別の観点から取り組む必要がありますが、感覚麻痺の時は注意してください。場合によると、筋トレ禁止みたいな身体状況であったりします。一面だけから考えて行動するのではなく、多面的に考えて行動できるように思考のトレーニングをする必要があると考えています。
 8月2日(土)、心理学での「合理化(自分にとって都合の悪い現実を、事実と異なる理由で隠蔽・正当化するなど、心理的自己防衛を図ること。  ウィキペディアより)」という概念から、ブログの投稿をみてみると、ちょいちょいあるというのが偽らず感想です。「麻痺した方ならわかる」というような姿勢や動作になってしまった方の投稿を読むと「合理化しているのかな」という感じを受けるのです。ぶん回し歩行につて「・の形状」で述べられていたのがあったのですが、「なら健常者で同じような・なら程度ものですがぶん回し?」ということで「合理化している」と思ったものです。確かに脳卒中での麻痺は突然きますし、重症ですとほんまに動かせないものね。体験済みね。そして、回復への遠い遠い遠い道のりですから「合理化したくなる」というのもわからないでもないです。が、「合理化」しすぎると、回復するものも回復しなくなるのではと思うのです。リハビリ不足でも過剰でも起こりうる「麻痺した人風の動作や姿勢」も「麻痺したから」ということだけにしてしまって、リハビリでの取り組み状況を顧みてないとおぼしき投稿も散見します。以前「病気自慢しませんか」と投稿したのも「脳出血」とかの方ので、・・・に籠もって自主トレができていたらしいのがあって私より軽症(重症とか比較はできないですが)だったのではと思ったこともあったからです。憶測になりますが、・・・での自主トレをしていなかったら、この方は今よりは軽度の障害ですんでいたのではと思いました。ここまできたら当時のことについては「合理化」したままの方がよいかも。まあ、意識なしの期間が長かった方などいろいろですから、ブログだけからでは一概に言えないですが。「自身を納得させるためだけの猛練習・猛学習・猛リハビリ」大抵は自己満足だけで効果なしはまだよい方で弊害が多いです。これも「合理化」心理ね。例えば試合に負けたときに「あれだけ練習したのだから仕方がない」という言い訳にする為ね。練習しすぎると健常でも筋肉に弊害が、脳はパッパラパッ(興奮しすぎて腑抜け状態ね)にね。それぞれ、身体状況に応じた適切な練習量・適切な勉強量・適切なリハビリ量が。そして、それぞれ、身体状況に応じた適切な練習方法・適切な勉強方法・適切なリハビリ方法(通常のリハビリや川平法や認知行動用法や・・などで、組み合わせもね)があるのです。これらは各自で見つけてください。あるいは専門家と相談して見つけてください。たまにド素人以下の専門家もいるみたいです。気をつけてね。適度に合理化をしつつ一生、模索かもね。
 8月3日(日)、私の左足のことで少し。左足第2指近位指節間関節の形状についてです。私の関節で唯一拘縮したとおぼしき関節とです。普通は健常者タイプで歩行ができたら、うっかりしてしまう関節です。私は今毎日お風呂で「伸びろ、伸びろ」と健常側の手で伸ばしてみています。何年ぐらいで伸び始めるのかな。ですから、ここ以外の関節では可動域が確保されているので、その状態を保ち続けたいです。「足指よ、伸びろ」。ですから、足や腕とかの関節を錆び付かせた方の動かせるようにするための苦労の一端がわかる感じです。動作にはほとんど影響しない部分ですからね。関節の錆び付きとかを甘く見ていると大変なことになりますよ。患者本人がどう考えているかはわからないときも「関節が錆び付かない。」ようにさせることだと思いました。今はパワーアシストスーツも実用化させそうです。「拘縮では使えないから、関節の可動域は確保しましょう」とかいって将来に目を向けさせるようにかな。他力本願でも可動域を確保していたら、多くの場合、自力本願で動かせるようになると思うのです。私ですが、基本的には自力本願で、たまたま、入院中にしていた日常生活が「あたり」で「奇跡的回復」という面が多々あります。「あたり」と思うことを『どうして「あたり」と思うか』という理由をつけて紹介しているのがこのブログです。参考にして考えてみてください。

2014年7月28日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No103   あるブログで「脳細胞だって再生する」というのがありました。  「ランチとケーキセット」のリハビリに行ってきました   筋肉量、脳卒中では「筋肉量≠筋力」理由は   脳卒中で麻痺した人特有の姿勢や動作について   『「痙縮」と「拘縮」』が先か、『麻痺した風の姿勢とか動作』が先か   介護保険の要介護認定調査がありました。   川平法の原理(神経細胞のつなぎ替え)は有効だと思います

 7月21日(月)、先日あるブログで「脳細胞だって再生する」というのがありました。これ、神経幹細胞とかの話かな。脳細胞ができてもの問題点も触れられていました。その投稿にないことでは「配線どうするのだろう」ね。とかいろいろ出てくると思ういますが、パワーアシストスーツの時と同様に「拘縮になっていたら動作関係では意味がない」かもね。手足が動かせるから、脳細胞の再生とか配線のつなぎ替えが意味を持つのではと考えています。俗にいう高次脳機能の部分ですと、意思のやりとり方法が何とかできれば拘縮でも意味を持つと思いますがね。自分の手足を使って何かしたいと思うのでしたら「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」というのが最低条件ではと考えます。脳卒中では外傷とかによって手足切断などと違って、自分の手足は無傷で体に付いています。その手足が脳の都合だけで動作しないだけです。脳の都合が付くまでの間、大切に「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で何時でも使えるようにしておくのがリハビリです。おまけですが、相当以前に「神経成長因子」というのも見つけられており、ネズミの実験とかでは有望な成果が得られたりしています。軸索成長因子もありますよ。いろいろな脳科学での成果が出てきていますが、医療で活用出来るようになる前に拘縮にしてしまったら意味ないでしょ。筋肉のつっぱりはボトックスという方法もありますが、関節の錆つきはどうしたらよいのでしょうね。だから、くどいですが「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ね。
 7月22日(火)、先週ターミナル駅周辺に出向いて「ランチとケーキセット」のリハビリをしてきました。朝夕の花子との散歩もあるので気がつけば、1日で18000歩ほどの歩数になっていました。2ヶ月ぶりぐらいです。またしても20000歩手前での終了の一日でした。10000歩程度は俗にいう健康維持の目的として歩きたいとは思っていますが、リハビリのためという意識は低いかも。健康維持(いくつかの目的で)の為には筋肉を動かすというのが必要ですね。その時に筋緊張とかにしないような運動として歩行をしているのです。健常者タイプの歩行は緊張度が低いと感じていますし、実際そうみたいです。1分100歩とすると、3時間ほど歩いていたことになりますね。その翌日、疲れもなく快調な歩行スタイルでスタスタとね。でも、サンダルとかはやばいですね。サンダル、スリッパ等で歩きにくいのは感覚麻痺の影響が色濃く出ているということです。歩幅(測定していないです)0.5m(もっと広いかも、狭めに考えて)計算で9kmね。健常者タイプの歩行ができるので疲れが少ないです。ということは、ランチとケーキセットで摂取したカロリー消費不足になっていたらどうしましょ。集合してからの移動は歩行のみね。階段は使いますが、エレベーター・エスカレーターは使わないのを基本にしています。鉄道の駅構内は別。ケースバイケースね。よそ見しながら歩くはで、躓いたりもしました。無茶な筋トレとかしていないので転んでも簡単に起き上がることができます。起き上がりや立ち上がり、座るとかは足の関節の可動域があるかどうかが非常に大きいですよね。だから、楽々できます。
 7月23日(水)、筋肉量の話ね。まず、脳卒中では「筋肉量≠筋力」ですよ。筋力と筋肉量とは比例しないことが結構ありますよ。筋力には脳の要素が非常にたくさん入りますよ。私は筋トレをしていないみたいな感じですが、そう量を減らしていない感じです。リハビリ病院入院中に太ももが少し痩せたかなという程度かな。体重減少はほぼなしね。その理由としては「日中、背筋を伸ばして起き上がって車いす生活」を送っていけたからかな。車いすに座ってノートパソコンでDVD鑑賞をして時間つぶしによくしていましたし、日中、市場で取引のある時間帯はその様子を眺めていました。うろうろできるときにはその時の文句の言われない範囲でうろうろもね。車いす両足チョコチョコ歩行では談話室までチョコチョコとね。車いす利用でのエレベーター利用許可後には下界で車いす暴走行為もしました。病棟でしたら、車いす使用禁止になるような速さだよ。足の筋肉の負担感はなかったです。麻痺足にも楽々ね。そしてエルゴメーター利用より高回転かな。後々小走りを教えてもらうときに役立ったと思います。杖歩行も当初は用もないのにナースステーションと病室の往復とかね。でも、できる限り当初からの日中車いす生活が体幹の筋力維持に有効だったかな。杖歩行でのエレベーター使用許可で病院内散歩域の拡大、さらに階段単独利用許可での活動域の拡大とかで、筋トレなしでの筋肉量維持がそこそこできていたみたいです。以前から生活動作での運動量確保という考え方で運動に取り組んでいたので、入院時は日中ベッドというをほとんどしていなかったというのがよかったみたいです。夜よく寝られますので、睡眠中に起きてトイレというのはリハビリ病院では1回だけです。救急病院ですと、車いす生活をする前は午前2時頃にトイレ起きでした。なんじゃかんじゃといっても、日中上半身だけでも垂直にて生活しておくと、夜間睡眠出来るし、筋肉維持にも役立っていたようだしね。脳の活性化にも役立つしね。脳の活性化には、筋肉が伸縮したという情報が役立つとね。だから、感覚麻痺による運動麻痺はやばい訳なので、さらに日中もおねんねしていたりしたら健常側からの刺激もなくなるからさらにやばそうですね。筋肉に対して「使うのだぞ」という意思表示をしているだけでも筋肉量維持には役立つのでは。だから、ベッドの上だけ生活はよくないと考えます。
 7月24日(木)、昨日の投稿で、いつもより内容と表題のズレがありすぎたようです。すみません。脳卒中で麻痺した人特有の姿勢や動作についてね。視床出血で感覚麻痺を起こしたわけですが、生きているということがわかった時点から「麻痺した人特有の姿勢や動作にはならないようにしよう。」と考えました。でも、当時は特にどうのこうのとはなかったです。ただ、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ようしておくことが当座の目標でした。後々、考えると「可動域が確保されている」というが非常に有効だったわけですね。それと、入院中の生活における姿勢とかを考えると役に立つことが多かったと思うので今頃頻繁に投稿している次第です。救急病院でのリハビリでPTは、まず、立つこと。次が平行棒を使ってよたよたでもよいから歩くこと。次が杖歩行でぶん回しかどうかは関係なしね。OTは当座しのぎの動かせるということだけでもで、すぐ、リハビリ病院に転院だものね。ですから、救急病院で「動かせる」と「歩ける」というので「頑張る」だけになる患者も多いのかな。リハビリ病院でのPTで、健常者風歩行を教えてもらいました。どうも、条件として「股関節・膝関節・足首の関節」が動くということが必要だったようです。健常者は関節を適切に動かして歩行していますからね。この時期で健常者風への取り組みは楽ですよ。脳も固まっていませんからね。健常者でも動作での偏りがありますが、練習時の脳の学習成果ですよ。ですから、我々はこのタイプの学習と麻痺によって生じる筋肉や関節などの問題も抱えてのリハビリになります。このとき、「麻痺した人特有の姿勢とか動作」がとりあえず楽なようです。歩行でのぶん回しとかね。上肢は緊張度の高い取り組みをやり過ぎたりとかみたいです。「みたい」がやたらと多いのは「麻痺した人特有の姿勢や動作」にほとんど無縁な為ね。「健常者風」へは努力を続けてます。未だに食事の時、麻痺した左手で茶碗を持たないです。理由は緊張度が高すぎ、筋緊張亢進状態になることを恐れてのためです。タオル絞りで左手を使った後は、手のひらを押し広げたり、手首関節は甲の方にそらしたり、肘関節もね。肩は背中側へとかをしています。可動域の確保重点ね。呉々も脳でのつなぎ替えなどと歩調を合わせてね。「麻痺した人風」は取り組みにより「健常人風」にすることができます。できる限り当初から意識してください。
 7月25日(金)、以前、ブログのコメントに『「痙縮」と「拘縮」』が先か、『麻痺した風の姿勢とか動作』が先かというのがあったのですが、「鶏が先か、卵が先か」に近いですかな。「痙縮」とか「拘縮」とかに向かうとき、屈筋と伸筋が力比べをする訳ですよね。強い方が勝つので上肢は屈曲、下肢は伸びきりにね。また、少しこの傾向が出始めるとその方が楽なものでそのような姿勢とか動作にですかな。当初、歩行ではぶん回しですかな。意識的に健常者風にする必要があります。意識して下肢の関節を適切に動作させる必要がありますので、無意識の方が楽かな。当座は楽でも後々悲惨ね。棒足になっていた方が床にある物を拾うのに苦労されてました。しゃがめないのです。しゃがめないというのは立ち上がれないことになるようです。当然、和式トイレでの大便は無理かな。脳卒中になる前はできていたことが「痙縮」とか「拘縮」とかになってはできなくなるのです。ですから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で「麻痺した人風にならない」ようにリハビリに取り組む必要があるのです。「麻痺した人風」の姿勢や動作は、防ぐことができるのです。なってしまってからの修正は難しいようです。例えば、ドラえもんの手になってしまうとジャンケンでパーを出すのが非常に難しいですよね。ところが、パーが出せるようになっても屈筋と伸筋の力関係でグーは楽に出せます。パーが出せればチョキも楽々ね。ドラエモンはチョキも出せないですよ。発症されてすぐの方はドラえもんの手などにならないように「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」のリハビリに取り組みましょう。
 7月26日(土)、介護保険の要介護認定調査が先週木曜日にありました。なぜか、いつもよりふらついたりとかする部分もあったのです。どうしてかな。ベッド上での起き上がりについて「腹筋で一発」といつものをいうと「そんなはずはない」と。左半身麻痺だからかな。ベッドから足を下ろしたときの反動を利用してに落ち着いたと思います。日中、イスに座って上半身を直立していると、どうしても背筋・腹筋・側筋等を使って脊柱を支えることになりますよね。脊柱は脊椎骨が30数個積み重なっているのです。大腿骨みたいな一本の骨ではなく、周りの筋肉で支えているので、上体を起こしているだけでも結構な運動になるようです。短足胴長のダックスフンド犬は脊椎を痛めるのが他の犬種より多いとか。理由は脊椎骨の仕組みに由来しています。だから、人間もね。左手で茶碗を持たない理由で「茶碗を持つ」という動作は緊張度が高いので「痙縮」とかになりそうで怖いからとね。感覚神経が回復したら普通にできる動作ですが、まだまだ回復していないからね。とかとかね。杖は視床出血で前庭も麻痺したりしていてふらつく危険性があるので持ち歩いていますとかね。ちょいちょい振り回しているとはいっていません。過去の介護保険認定では最初がほんの「要介護4」で、次の更新から「要支援1」なので、訪問リハビリを受けられなくなったら、「要介護4」に戻ればよいだけだと思っています。爪切りで私の悪い癖がばれました。「伸びた爪だけを切る」というのです。だから、爪の長さがばらばら。足指の爪は邪魔くさいので一気切りね。「人の顔と名前が覚えられない」という認知症判定要素のひとつの話も。「若いときからじゃ」で覚える気がないからかな。ギャルは別だよ。
 7月27日(日)、再度です。川平法の原理(神経細胞のつなぎ替え)は有効だと思います。可動域があればより有効だと思います。しかし、即効性はないとも思います。コンピューターグラフィックスみたいには樹状突起は伸びないよ。非常にのんびりだよ。でも、川平法みたいなことをし続ければ、脳でのつなぎ替えは起こると考えます。川平法施術のようなタイプのリハビリでも脳はゆっくりですが答えてくれると思います。どのくらいかかるかは神様に聞いてください。運動神経か感覚神経、どちらでおこるかは脳卒中の部位である程度わかると思います。私の場合は運動神経無傷ですから、感覚神経での促通待ちね。「痙縮」とか「拘縮」とかにしてしまったら、脳の反応がなくなっていくのではと思います。かく言う私は鹿児島大学のサイトで川平法について確認した程度ですが、有効性はあると思いました。どちらかというと、施術してもらうより自分で動作出来た方がさらに有効ではとも思います。それも、関節の可動域が確保されての動作です。まあ、動かないのでしたら川平法で施術してもらうしかないかな。動くようになっても喜びすぎて「痙縮」とか「拘縮」に逆戻りさせないようにね。「痙縮」とか「拘縮」の要因は過剰リハビリか取り組み不足の両極端みたいで、ほどほどが非常に難しいようです。私程度の麻痺状態になってしまった場合などもかな。はい、完全に左半身は他人様で、存在すら感じなかったです。この状態からの復活ですが、感覚神経が復活していないみたいな状態ですから、特に上肢は生活動作にはまだあまり使えないです。今の時点でも筋トレ等は『「痙縮」や「拘縮」』への近道になると考えています。だから、適度なリハビリね。適切なリハビリね。適切だよ。私の場合はラジオ体操みたいな動作とかはできるので自身で取り組めますが、そうでない方は施術者が必要でしょうね。普通のリハビリは残存機能による動作とかへの取り組みもありますが、無茶しなければ川平法に通じる部分もあると思います。以上、サイトでしか調べたことのない完全片麻痺になって復活途上の者より。再生医療でも新しい神経細胞が既存の神経細胞などに接続されないことには役立たないものね。接続出来たら、その次が新しい神経細胞のお勉強ね。これが完了して漸く治癒ですかな。骨髄幹細胞からも神経に分化出来るのがあるのですね。そりゃ、あるはずだものね。

2014年7月21日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No102   病気自慢をしてみませんか   突然ですが、「機能不全家族」   「伸ばせたら掴めるよ」といわれて、まだ腕がだらんと垂れ下がり、指も結構伸びてた状態の時から「伸ばす、伸ばす、・・」自主トレをしていた ある方のブログにあった「リハビリ室では」を読んで思ったこと    脳卒中でおこる運動麻痺は神経の問題   尖足、内反足 どちらも発症した後のできるだけ早期からの対策で防ぐことができる   「痙縮」と「拘縮」とかになって困ることに心臓に負担が掛かること

 7月14日(月)、皆さん病気自慢をしてみませんか。でも、個人情報大公開になるのですが、してみてもと思います。理由はリハビリの経過がわからない。結果の意味づけができないということね。今後発症された方の一助とするのには病気自慢も必要かとね。脳出血だけでは解らないですよ。脳梗塞だけでもね。それより、脳のどの部分がどのようにダメージを受けての障害なのか、感覚麻痺なのか、運動神経麻痺なのか、両方なのかとか、他の障害が何なのか、どのようなリハビリをしたか、どのような効果・弊害(なにが害か理解が必要だけどね)があったかということの方が後に続く方の一助になると思うのです。では私めです。右間脳視床での出血です。有名な視床出血ね。よって左半身で頭の方から足先まで嗅覚の一部を除いて感覚麻痺にね。筋肉の収縮具合などの深部感覚も麻痺ね。出血量なんてたいしたことはないのですが、場所が場所だけにね。20mlもでれば全員お陀仏のところね。10mlでも半分ぐらいはかな。病院到着時は意識不明ね。ですから、本当に左半身完全麻痺状態ね。この中には平衡感覚器の前庭や半規管も含まれます。内臓の調子にも影響があるとのことで、ガスターも処方されてました。このような状態の場合、生き延びた多くの患者が一生車いすね。ですから、主治医のお告げも「一生車いす。」ね。発症から4ヶ月後にはリハビリ病院の階段を1〜5階間を昇降ね。1日10000歩程度とかに、腕でもそこそこ柔軟に動作出来るようになっていました。動くということですが、感覚神経未整備により生活動作には疑問符がです。今は杖を時々振り回している危ない輩になってしまいました。リハビリの基本理念は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」ね。適度なリハビリね。焦らない、諦めないね。動作をしたり、マッサージを受けたりの普通のリハビリね。過剰にリハビリをするなんて考えつかなくてリハビリ病院で「奇跡的回復」といわれる程度にはなったのです。どうも、私が早いのではなく、他の方が過剰リハビリか落ち込みによる放置かが多いみたいで遅らせてしまったというのが実態みたいです。自主リハを含めたリハビリの詳細については以前の投稿を読んでください。介護認定も救急病院入院中にしてもらったら「要介護4」です。当然でしょうね。その6ヶ月後の更新審査で「要支援1」ね。まあ、妥当かなと思います。救急病院入院中の治療は「様子見」につきましたが、これが標準的治療でした。手術なんてできない場所だからね。三途の川は半身麻痺で泳げないから、溺れ生きね。どうして、皆さんの中の多くで私より障害程度が高いの?私は棺桶に入りかけたのに。他の病気は別の機会にね。
 7月15日(火)、突然ですが、「機能不全家族」ね。今までいろいろな経験や調べてみたことから思うのは「機能不全家族」の多いこと、多いこと。程度の問題でそこら中にあるという感じです。身近なところでは親の希望の子供への押しつけね。「見えない虐待」として出てきます。登校拒否は「いじめ」のこともありますが、親の育て方の問題がある時点で表面化したものであることも。多くが幼児期の親への甘えを体験させることで解消に向かうようです。以前は「甘えさせすぎ」とかいって無理矢理登校させようとしてより強固に拒否ね。親が自己中心的すぎるのが要因のひとつかも。家庭内暴力もね。ニートも関係あるかも。乳幼児や子供期に親に愛された経験がないからかな。この親もその生育期に愛されたことがないかも。アルコール中毒の子のアダルトチルドレンもね。代々受け継がれることになるのです。極端な異常として出てきたのが尼崎などのあの事件ですかな。このような機能不全家族はなんらかの状況にならない限り表面化しないものです。その時、結局周囲がどう対処するかかな。「毒になる親」という本が出版されたりしていました。子供にとっては防ぎようがないですかな、親ですから。だから、悲惨な状況になりやすいのです。「子供は親の持ち物ではないが、養育の責任だけはある」ということね。堀江貴文氏が「平気で他人を気づける人々」という本で取り上げられていましたが、読んでみたら、幼少期に親に平気で踏みにじられていたと感じたのです。四国の某製紙会社の元会長も育てられ方に問題があったとも。アルコールが飲めないアルコール中毒と同様の人は何かにのめり込むというのです。ギャンブル中毒、買い物中毒、仕事中毒、等々ね。世の中、結構いろいろなパターンの人格障害を持っている人だらけみたいな感じがします。モンペアもね。調べてみて考えてみたら家族友人職場の同僚上司部下などとかにひょっとしたら典型例がいるかも。ただ、境界例がやたらと多いのが人格障害ね。境界例は線引きが非常に難しいから気をつけてね。
 7月16日(水)、先週の訪問リハビリの時にセラピストさんと話をしていて、ふと思ったことね。私は救急病院でOTの時、「伸ばせたら掴めるよ」といわれて、まだ腕がだらんと垂れ下がり、指も結構伸びてた状態の時から「伸ばす、伸ばす、・・」自主トレをしていたのです。大抵は、握々お手々(ドラえもんの手ね)やL字型腕とかになってからですかな、伸ばす動作とかは。足の方は車いす生活が鼻づまり対策もあって、早期からしていたので、腰も膝も足首も直角ね。寝たきりですと伸び伸びですよね、これらは。腰とかは別にして、上肢は対策が早かったことにね。指伸ばしが初めの目的だったのですが、ついでに腕も伸ばしてしまいました。肩は紙パイプ重量挙げスタイルを救急病院の時からしていたおかげか腕を真上に上げることができています。救急病院で自主トレ的にしていたので一番長時間したのは腕伸ばしと指伸ばしで他はぼちぼちね。自主トレではないですが、車いす生活ね。これは朝6時半頃から夜8時ぐらいまでね。初めの頃は腰が痛かったですが、我慢して耐えしのぎました。そのうち、慣れましたよ。結果として手足とも早期から健常者タイプを目指していたことにね。麻痺した人風の姿勢や動作になりかけてからの修正では遅いですよ。修正できないというのではないですが、時間がかかるし、動作や姿勢への集中度を上げての取り組みになると思いますので諦める人もいるみたいです。くれぐれも、特有の姿勢とかはリハビリの失敗ですよ。ある程度以上の症状になると簡単に特有の動作とかになりやすいですから気をつけてください。話は替わりますが、介護保険等でのデイサービスとしての通所リハビリについてね。何種類かのトレーニングマシンがあったりして、それを使うことになるのですね。そのとき、筋トレ厳禁みたいな感覚麻痺者対策が強度調整程度しかないのです。マッサージとかで筋肉の状態を見てもらえるわけでもなしでね。今思うになにか危険性を感じます。40分とか50分とかの時間を区切ってのマンツーマンのリハビリでしたら入院中と同様に筋肉や関節の状態を見てもらえるのかな。
 7月17日(木)、ある方のブログに「リハビリ室では」がありました。内容的には、他の方のリハビリの様子で自分のリハビリの参考にされているということでした。「リハビリ室では」という投稿だったので、よからぬ自主リハ談義かと思いきや建設的でいいなあとよかったです。焦られている方が多いような感じなので、セラピストさんとのリハビリでは苛つく方も多いのでは。感覚麻痺ではというより脳卒中では脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こり、新入りの訓練があって漸く本番リハビリなので焦っても仕方がないのですけどね。つなぎ替えはテレビ番組みたいには起こらないよ。樹状突起も軸索もカタツムリよりのんびりと伸びていくのです。非常にゆっくりとね。特に軸索はやばいみたい。その間は残存機能によるリハビリを続けるしかないのです。ですから、幼児の場合は医師に「回復しない」と宣言された脳梗塞(病気の原因は大人とは違うよ。)でも数年で無傷みたいな感じまで回復した事例もね。若いほど回復力はあるのですが、年齢を重ねるにつれて回復力は低下します。回復はするのですが、時間が必要です。そして、回復するまでに・・ということね。でも、焦って不適切なリハビリをすると回復を遅らせるどころか、悪化させていくことになりますよ。拘縮とかにね。原因のひとつがド素人のリハビリ談義かな。それと、門外漢のリハビリ談義かな。一端動かせなくなった体の各部はリハビリによって、徐々に動かせるようになっていきます。あるいは他動的でも動かすことかな。動かせるようになると本人の焦りの時もあると思いますが、家族などの周囲の現実にあわない「リハビリになるから」という動作要求もあるみたいです。私んちはあまりなかったですけどねというか、無視を含めて聞き流すようにしてます。適切なリハビリの強度と量というのは継続的にセラピストさんと相談しながら設定していく必要があると考えています。この原則みたいなことからはみ出しやすいのがド素人のリハビリ談義かな。まあ、患者は大抵ド素人です。お忘れなく。
 7月18日(金)、脳卒中でおこる運動麻痺は神経の問題ですね。神経が回復せずに使われないので徐々に廃用症候群というのが起こる可能性が神経でも起こりうるみたいですね。筋力は筋肉量×筋繊維収縮力×神経の指令能力ですかな。このとき、神経は常に筋繊維を100%収縮させるということではなくて、トレーニングによって動員出来る筋繊維量の割合を増やしているとか。使わないと当然、その割合は減少しますよね。神経と筋肉の接合部「神経筋接合部」での伝達効率にも変化が起こるでしょうね。シナプスも使われないと「長期抑制」とかで「廃用症候群」と同様のことが起こるのでは。寝込んだときの筋力低下の相当部分がこのシナプスの廃用症候群かも。それを筋肉量が減ったと勘違いしてるのかも。筋肉量は長期的には使わないと減少していきます。でも、私のリハビリではそれほど筋力低下を感じなかったのです。筋肉量は少し減少しましたが、感覚神経の戻りの部分に応じて筋力も回復してきています。筋トレ大好きの方から見たら「まか不思議」ね。私のリハビリ程度の動かし方でも筋繊維や筋原繊維の維持には役立っているのかも。筋力はこれに神経の要素が必要です。脳卒中はこの神経の要素がめちゃくちゃになった病気です。「筋肉量×筋繊維収縮力×神経の指令能力」で表される筋力のうち、「神経の指令能力」の低下というのが非常に起こりやすいのかも。少し寝込むだけでふらつくとかね。シナプスは部位によっては頻繁に接続が切れたりつながったりしているとか。神経系が正常の場合は比較的簡単に元に戻っても、脳卒中患者の場合は神経系が正常に近い感じに戻ってくるまで廃用症候群的な状態が続くのでは。筋トレをしなくても筋肉を伸縮させる動作を適度におこなっておくことで感覚神経の戻り具合に応じて結構比例して筋力も戻ってきていると感じています。
 7月19日(土)、尖足、内反足 どちらも発症した後のできるだけ早期からの対策で防ぐことができると考えます。尖足の起こる要因として「寝ている」ということね。大抵は仰向きね。すると、足先を伸ばすようになりますよね。これが大きいとね。内反足の要因は調べてみてね。歩行とかをし始めたときに尖足も要因というのもありました。私ですが、頭を下にしたベッドからのぶら下がり事件があったので、尿導管が外れたときに「車いすに座って上半身垂直にしていたら、鼻づまりが起こらない」といったら、座らせてくれました。ベッドから頭を下にしてぶら下がれたら怖いですからね。安全策としての日中車いすが実現しました。その結果、股関節直角、膝関節直角、足首直角ね。尖足とは無縁になりました。内反足・外反足とも無縁にかな。これが、あとあとリハビリに好影響を与えることになったようです。リハビリ病院で車いす両足チョコチョコ歩行の時に「踵から着地、足指で床けり」への指導も役だったと思います。これで、足指が活用出来るようになりましたからね。よくある「麻痺した人なら・・」とかいうのが解らないのです。考えようによったら、以前投稿したように「麻痺した人風」というのはリハビリでどこか不都合があったためではと思うようになったのです。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」でリハビリをしていたら、動作で不都合がでても可動域が確保されているので修正しやすいと思います。拘縮にでもしてしまったら大変なようですね。あるブログで「麻痺した方ならわかると思いますが・・・」と麻痺した人風の状況を説明されているのがあるのですが、完全な左半身麻痺から回復途上の私にはわからないのです。一見健常者風になってしまっているのでね。麻痺した人風の姿勢や動作がある場合、リハビリにどこか問題があるはずです。リハビリの再検討をされるのがよいのではと思います。『「麻痺で動作ができない。動作がぎこちない。」などと「麻痺した人特有の姿勢や動作」とは「同じではない」』のでは。私は完全麻痺で一時動作ができなくなり、まだまだぎこちない動作がありますが、俗にいう「麻痺した人風の姿勢とか動作」はほとんどないですよ。
 7月20日(日)、「痙縮」と「拘縮」とかになって困ることに心臓に負担が掛かるというのもあると思います。「脹ら脛は第二の心臓(筋ポンプ作用)」ともいわれていますね。例えば脹ら脛の筋肉が「痙縮」とかになって収縮しっぱなしになっているというのは血液を心臓に送り返すのは心臓自身の吸引力しかないということになりますよね。そりゃ、浮腫みますかな。他の部分でも類似の状況はあるでしょうね。心臓だけで全身に血液を送っているわけではないので。送り出せば、戻ってきてもらわないと困るのが血液ですね。ということは、脳卒中等で運動麻痺は血圧にも影響ってことですかな。どう影響するのでしょうかね。動脈硬化とは動脈壁が固くなっていくことですよね。その外側の筋肉が固くなっても動脈によい影響は与えないでしょうね、悪影響ですかな。ここでも、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ですね。それと、リンパ液ね。リンパ液は動脈からというか毛細血管から漏れ出た血漿が組織液となり細胞との物質のやりとりをして、もう一度毛細血管に戻る部分もあるのですが、戻りきらない部分がリンパ管に回収されて血液に戻るのです。この管にある液体をリンパ液といっています。鎖骨下静脈で血液と合流しますが、その動力の大きな部分を骨格筋がおこなっているというのです。拘縮とかになったらリンパ液の流れも滞りがちになる可能性が非常に高いです。体液(血液・組織液・リンパ液)の循環に悪影響を与える可能性の非常に高い「痙縮」とか「拘縮」にならないようにしましょう。他に原因がある場合もありますので気をつけてね。

2014年7月14日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No101   血液検査などの臨床検査の判定基準の算出基準   「・・・あまりに普通に動いているようにみえるのでびっくり・・」とコメントをいただきました。  私のいっている「可動域」  脳卒中発症時の血圧上昇「クッシング現象」  感覚麻痺でのリハビリ中のある時点での限界について   私らみたいな感覚麻痺で四肢のリハビリでの失敗の代表例をひとつ   今一度(何回もするかな,他の話題でもしょっちゅうみたいかな。)、筋力の定義

 7月7日(月)、血液検査などの臨床検査の判定基準の算出基準についてね。多数の人の検査結果から統計学的に「健常者(医学的な正常値を示す人)の95%」というような感じで範囲が決められていますが、外れても健康な時と、範囲内でも不都合をしめす人がいますし、「健康状態」をどう捉えるかで大きく変わってきます。絶対的な基準などないとね。その昔、血圧ですと「高ければ高い方がよい」という時代もあったとか。最近も血圧についてのこの手の基準値を変えようという話がありますが、医学的知見より経済的事情の方が優先されたみたいだし、以前のも経済的の方が大きいみたい。研究が進んで、その結果変わるのもありますが、「経済的事情」ね。あるサイトで「疫学的な統計データに基づく基準値(健常者の95%の平均値)は、正常範囲に収まる個人の多様性や個別差を十分にカバーすることが出来ないので、正確な診断には基準値との比較だけではなく、医師による個別的な診察が必要である。」とあるのですが、医師も経済的事情に左右されているようです。それと最近多いのがパソコンの画面ばかり見て患者を診ない医師ね。問診とか過去の病歴とかそこでの今までの経過(数回とかだけですと、それは過去を見ていない)を考慮せずその時の数値だけで判断するような医師が増えているような感じを強く持っています。パソコンばかり見て話をしない医師とは適当なときに変えればよりと思います。どうせ、お薬手帳と簡単な検査をすれば、同程度の治療はすぐ受けられるのではと思います。だから、院内処方ではなく処方箋とお薬手帳ね。薬剤師がもし薬変更を医師に問い合わせたとき、変更出来るのにかたくなに変更を拒否するような場合の医師は変更対象の候補ね。
 7月8日(火)、so-netブログでコメント一覧を久しぶりにみたら、「関節は錆び付いていないよ」で「・・・あまりに普通に動いているようにみえるのでびっくり・・」とコメントをいただきました。うれしいコメントでした。味噌は、発症時から「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」を目指していただけですのに感じ取っていただきありがたいです。動かせれば、あとは何とかなりますからね。最悪でもサポートアシストスーツの利用も可能だものね。拘縮では無理でしょうね。これだけ、動かせたら感覚神経の回復で実用的動作が出来るようになると考えています。拘縮では何もできないですからね。われわれ感覚麻痺ですと、筋肉に影響を与える神経情報がアンバランスになっているので筋トレとかをすると、筋緊張亢進になって、後々惨めなことになりますね。可動域の確保だけを念頭にリハビリをしてきたので「普通に動かしている」と見てもらえたのだと思います。普通に動かせているのですが、まだまだ「動かせている」だけで、実用生活動作には問題も出てきます。理由は感覚神経の回復度ね。ですから、感覚神経が復活するまでは「普通に動かしている」状態を保とうと思っています。くどいですが、拘縮とかにしたら復活出来ないですからね。最新のロボットのめざましい進歩はセンサーの進歩に負うところが大きいとね。非常に高性能のセンサーたる感覚器からの情報が途絶えてしまったのが感覚麻痺です。ロボット以上の精度で復活しようとするには感覚の回復が必要です。それまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で準備をしておきましょう。くどいですが、神経系が揃った状態での筋トレは有効の場合が多いと思いますが、アンバランスでは拘縮とかの危険性が非常に高いかな。まずは「可動域の確保」ね。
 7月9日(水)、私のいっている「可動域」の話ね。軽い屈伸等で動く可動域だよ。発症直後の方は他の方が、または健常側で動作させたときに「重たい」(実際腕や足の重量って結構ありますね)とかいうぐらいで楽に屈伸できるような感じでしたら「可動域がある」としていっています。無理矢理曲げるとか伸ばすとかいうのでは「可動域なし」ね。その動作に力がとられてしまって肝心の生活動作ができないですものね。ですから、順調にリハビリができていたら「可動域確保は出来ている」と思いますので、「どこそこの関節を動くようにしてもらった」とかいうのは「可動域確保で失敗」していたということです。動かなかったら生活動作ができないでしょ。健常側で楽に屈伸出来るのと同程度でできるように保つということね。入院中に今みたいに投稿出来る知識とかあったら、同業者にもっともっと詳しく解説出来ていたでしょうね。神経のバランスが崩れている状態で熱心に動作させても無意味でしょうね。適切な程度ね。脳卒中では脳での神経細胞間のつなぎ替えが完了してからがリハビリ本番と思います。それまでは残存機能を使って、適度なリハビリね。脳での修復が終了後にリハビリができるように体の状態を維持しておくということですかな。焦らない、諦めない、無理しないでリハビリを。ある方は前年できた作業が筋力不足でできなかったと(ただし、今年の投稿からの類推ね)。感覚麻痺なのに筋トレされていました。「・・を動くようにしてもらった」という方ね。ブログ村である方が『「痙縮」と「拘縮」の違い』で投稿されていました。わかりやすいサイトを紹介してありました。「痙縮」にならなければよいだけですよ。原理的には「痙縮」にならなかったら「拘縮」になるはずがないですからね。くどくどと、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」目指してリハビリに励みましょう。気長に休まずにね。
 7月10日(木)、クッシング現象についてです。さすが、ブログ村の脳卒中カテゴリーでは、時々発症時の高血圧症状を見かけます。人間の体は、必要なところに血液を送ろうとしています。脳梗塞で血管が詰まれば、その先の部分への血液が途絶えますので、血液を送ろうと血圧を上げるというのです。脳出血でもその部分に新鮮な血液を送ろうとね。このような現象を「クッシング現象」といっています。ですから、発症直後に血圧測定して平常血圧の方が問題ではとおもいます。私は190mmHgぐらいだったとね。クッシング現象ね。ブログ村のある方はこのクッシング現象を単なる高血圧と診断されて時間を空費されたとおぼしきのもありました。ですから、急にいつもと違う高血圧状態になったときは「脳卒中」ということも判断の選択肢に入れておく必要があるのですが、藪医者がいるようです。それと、MRIはお値段でやはり磁束強度の違いがあるのです。小さい梗塞ですと安物は見落としの原因になりかねないです。検査器具のお値段がその検査の精度に大きく係わっています。有名なのは結核検診車流用の肺がん検診でした。今もかな。直接X線撮影なら見落としのない大きさでも検診車での間接撮影では、見落とし乱発で、手遅れ程度にならないと見つけてくれなかったのです。私の肺がんでは「職場の検診」と嘘つき状態で開業医に頼んで紹介状を書いてもらったので、手術の前日に「よく見つけてもらえたね」と感心されましたが、現実は直接X線撮影でした。まあ、検診センターみたいなところでも間接だったかな。今はデジタル化されているだろうからどうなっているのでしょうね。フィルム式も結構あるみたいだしね。CTでの精度とお値段ね。最新式と骨董品の差とかね。話を戻しますが、「クッシング現象」お忘れなくね。
 7月11日(金)、感覚麻痺でのリハビリ中のある時点での限界について。限定要因は「感覚神経の回復度」につきると考えています。人間の所作は全て「運動神経や感覚神経が正常に働いている」というのが必要なのです。脳卒中になると、この前提が崩れてしまいます。筋トレで効果を上げられるのは運動神経も感覚神経も正常に働いているということが必要です。ところが、脳卒中になって麻痺し、その後少しでも動作ができはじめると、人体の基本はどこかへ消えていき、筋トレすればよいと思い込むようですね。最近もあるブログでリハビリについてされていることを読んでいたら、はい、足首を固められつつあります。リハビリの落とし穴にはまっていっているのです。このタイプの失敗談はブログ等で多数ありますよ。どうも、筋肉運動に感覚神経が必須というのが理解されていないみたいです。運動神経が繋がっていればとりあえず動きますが、動くだけで役立たずね。その状態に我慢出来ないのでしょうね。そして、足首が硬くなっていっていくのは後遺症だから仕方がないとか思ってしまうのですかな。筋力ではなく可動域確保を最優先していたら、関節の動きが悪くなるなんてないですよ。私みたいな完全麻痺状態だった者でもね。なにか、後遺症の固定化どころか悪化させている感じを受けてしまったのです。筋肉の状態を、関節の状態を見ながら注意してできる程度に抑えたリハビリですね。健常者と同じような動作を目指してね。麻痺した特有の動作や姿勢が少しでも混じるのはリハビリ失敗ね。私もまだまだリハビリ成功とは言えません。リハビリ途上ね。でも、健常者と同じような動作になるように「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」目指してリハビリに取り組んでいます。筋トレをしたくなる気持ちはわからないでもないですが、それは無知によるものなので説得する自信はないです。リハビリ病院の同室者へは「宣告」みたいな感じで通告しました。筋トレ等で拘縮にしてしまった方はその原因は「麻痺であってリハビリではない」と思っているようなのです。完全麻痺になっても日本整形外科学会・日本リハビリテーション学会の「関節可動域」をほとんどできるようにはできますよ。拘縮なんて他人事にできるようにできますが・・・。最後に「限界を超えると弊害だけが残ります。」よ。
 7月12日(土)、私らみたいな感覚麻痺で四肢のリハビリでの失敗の代表例をひとつね。「漸く何らかは動くようにできてきた筋肉や関節の動きを再び悪くしてしまったり、固めたりしている。」ね。リハビリをしていると硬直感が強くなってきたりしますが、私は「ほぐす対象」と考えてやってきました。健常時を思い出してみてください。筋肉がパンパンに張ったらお休みシグナルですよね。我々にとってはまともな感覚情報ではなく、異常を知らせる情報と思っています。動きに何らかの抵抗感がある時も、徐々に動作をして様子を見ながら抵抗感がなくなるように心がけてきました。はっきりいって麻痺した人特有とかいわれる動作や姿勢などはリハビリ失敗の賜であるとね。発症当初のリハビリから「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」で筋肉を優しく動かし続ける必要があるのです。筋肉を痛めるような動作は拘縮一直線と考えています。くどいですが、私は発症時、一時意識不明にもなり、左半身完全麻痺でした。それでも、可動域は健常者並みにすることができました。ということは、歩行での足使いは健常者タイプね。なんで、装具なんて必要なのですか。ある程度の着用期間すぎれば必要ないようにできます、リハビリが順調ならね。足首を固めたとかしてしまうと必要みたいね。それは、リハビリ失敗の象徴ね。杖もほとんど宙に浮いています。視床出血だったので平衡感覚器官の前庭も麻痺しましたからね。もしものために持ち歩いています。発症時の状況や年齢、運動歴などの体の状況でリハビリのペースや進み具合が変わってきますが、拘縮状態にしたら失敗ね。全身同時に麻痺するところは麻痺しますので部分的リハビリなんてないと思います。常に全身を考えながらおこなうことね。運動神経系からの麻痺でも感覚麻痺でも両方でも、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」は同じようにするべきことでしょうね。拘縮になったらリハビリ停止だものね。STとかは触れません。不届き者だったのでね。そうそう、入院中もできうる限り、日中は起きておき、背筋を伸ばして垂直にね。直立姿勢で人間になることができた動物だからです。順調に回復してても、完全復活がいつになるかが解らないのがこの病気ね。でも、リハビリを止めれば、回復が止まる程度で済まずに後退するのもこの病気。適切なリハビリを続けるしかないのです。
 7月13日(日)、今一度(何回もするかな,他の話題でもしょっちゅうみたいかな。)、筋力の定義ね。ウィキペディアにある筋肉の出力の定義は「筋肉によって生み出される力は、筋肥大×神経発達(%)×瞬発力によって求める事が出来る。時間の概念を加えれば、筋肥大×神経発達(%)×瞬発力×持久力が発揮された力の合計である。」でした。「筋肥大」とあるのですが、結局はそのときの筋繊維量かな。これは脳卒中発症ではなくならいよ。「瞬発力」とありますね。これは筋繊維中の筋原繊維によって生み出されます。脳卒中ではなくならないよ。「持久力(時間)」は常に流れいますから、脳卒中とは関係ない。「神経発達」ね、これは健常者でも筋力のよりよい発揮のためには必要ね。発達するためには基が必要です。初期の神経がね。トレーニングで高度化していっているのです。脳卒中ではこの神経の中枢部が破壊されます。神経繊維とかがあっても筋肉に収縮命令が出せなくなっています。それで、筋力ゼロね。筋力のない原因は筋肉ではなく脳にあるのが脳卒中による麻痺なのです。お間違いなくね。発症部位によってダメージを受けた系統がいろいろなパターンを示しますが、筋肉にとっては神経系がガタガタで使い物にならないから、麻痺るのです。神経がすべてそろった状態でようやく効果が出ることもある筋肉トレーニングを神経系が不揃いなときにすると「痙縮」や、さらに進んで「拘縮」の状態になったりしてしまう危険性が非常に高いです。定義の「筋肥大×神経発達(%)×瞬発力」の「神経発達(%)」が脳卒中で0%になったのですよ。「拘縮」が非常にやばいのは生活動作の時は適切に関節を駆動して「力学モーメント」的に作業しているからですよ。関節がさび付いたら、何もできないよ。「痙縮」や「拘縮」になっていなかったら、楽に健常者風の動作練習ができます。健常者みたいな動作に支障がでるのが麻痺した人特有の姿勢(「痙縮」とか「拘縮」)とかです。健常者と同じような姿勢を目指しましょう。

2014年7月7日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No100   脳卒中感覚麻痺なのに「筋力がなくなったから麻痺した。筋トレしなければ。」とかの間違った考え  脳卒中の場合の救急病院での治療について  筋力の定義から思うこと   昨日の投稿の中で「神経発達」の意味で思うこと   感覚麻痺での筋トレでの筋力低下現象(低下だけならまだマシですが)   瞼の感度アップでのコンタクトレンズずれ   一昨日投稿の中の足の硬直感のその後

 6月30日(月)、脳卒中感覚麻痺なのに「筋力がなくなったから麻痺した。筋トレしなければ。」とか間違った考えの方がおられるようです。ここでの「筋力」とは筋肉の収縮力のみみたいで、神経系も関係した総合的な力としてではないのようなので、この前提で話を進めます。まあ、「筋トレ」が出てくるところからも前提の大間違いが見てとれます。それが「視床出血で感覚が麻痺しただけ、他は異常なしだった」という投稿に訪問者が途切れない理由かな。いうけどこの理由の理由は、「医師の説明不足」または「医師の説明なし」で「諦めてください」とか責任逃れかな。責任逃れのためでしたら、具体的に説明してほしいですね。脳卒中は対処療法段階が終わると後は患者自身の回復力しかない場合がほとんどと思います。対処療法には有名になった「血栓溶解薬」使用や「血抜き」や「クリップ止め」とか応急的なのが主体かな。症状を克明に説明してみてください。リハビリでの回復は患者の取り組みや発症部位、その損傷程度とかでいろいろで、脳を直接見ていないから断言はできなくても感覚麻痺主体か運動神経主体か両方か、高次脳機能とかの具合、どのあたりの部位かぐらいは説明出来るでしょ。脳卒中では脊髄以下は無傷ね。筋肉・関節も無傷ね。そのことはしっかり説明するのが医師の義務かな。ただ、「放置」と「過剰リハビリ」はダメともね。例をあげながら、本人の取り組みが第一とね。他の方のブログを読ませていただいて感じたことは「症状が解っていない」というのがほとんどかな。だから、取り組みに間違いだらけも多いです。くどくど書きますが、「私は間脳視床出血でした。大脳は無傷、中脳・小脳・延髄・脊髄・筋肉・関節も無傷ね。橋とかもね。ただ、視床のご近所は?ね。脳内には仕切りがないから、ご近所の被害度は解らないけどね。」そりゃ、割と早く動かせるようにはなりますよ。しかし、感覚情報が大脳中枢に届かないので「動かせても単に動かせるようにはできるだけ」みたいなものです。そこで、「他の部分からの感覚代用」できた部分から幾分かは使えるようになります。神経細胞間のつなぎ替えができた部分から感覚が戻り始め、再教育が終了してのちに漸くかな。皆さん、くれぐれも「脳出血や脳梗塞のみの感覚麻痺で手足が動かないのを、筋力がなくなったため」とかの馬鹿なことは考えないようしましょう。手足の外傷(筋肉や関節への直接損傷)も伴ったら知らないです。あくまでも脳卒中だけを前提として書いています。筋力は徐々に低下しますが、放置や変な取り組みで固めるより低下率は低いのでは。放置や変な取り組みで筋肉・関節を固めたりしたら、感覚神経の戻りも遅れるのでは。セラピストさんと相談しながら適切なリハビリをしてください。
 7月1日(火)、脳卒中の場合の救急病院での治療についてね。救急車で搬送された到着時、意識なしね。CTで視床出血の判明したから、生命維持を適切におこなってくれたということかな。視床出血で意識不明で病院入りした場合はそこそこ死亡率が高いのでね。ところで、出血については「様子見」ね。治療法がないのです。理由は間脳視床の脳内での位置を調べてみてください。脳の中心部なので手出し出来ないのです。どこから迫るにしても他の脳をかき分けていくことにね。出血状況によっては生きている場合に限り「血抜き」をしたりすることもありますけどね。10ml出血で半分死亡だったかな。出血が止まってからは脳自身が徐々に吸収していくという感じね。それだけ、治療のできない場所ね。他の部分でも血抜きとか、梗塞では血栓溶解剤程度ぐらいで開頭は滅多にしないと思います。基本的には様子見とリハビリね。下手に手出ししたら大変なことになる恐れの多い病気です。重症の場合は開頭手術もあると思いますけどね。脳卒中ではこんなものでは。リハビリでは普通の医療行為はできないのです。患者自身で回復に向けてリハビリに取り組むしかないのではと思っています。くも膜下出血では血抜きはよくされているかも。脳の表面だものね。脳の表面でも梗塞はなにもできないかもね。脳出血での血抜きは脳圧亢進が起こっている場合などね。どうも、「亢進」はよくないね。まあ、私の思う治療法を書きましたが、三途の川の渡しで転落して溺れて戻ってきた身としては、脳卒中で生き延びられた方ができるだけ沢山「健常者」と同じような動作ができるようになってほしいと始めたネット投稿です。ブログとホームページです。私の程度でしたら、歩行の足使いは健常者タイプにできますよ。死にかけで救急病院に搬送された程度ね。腕も伸ばして、手の指も伸ばした状態で歩けるようになります。心がけ次第ね。「障害者特有の姿勢が楽」というような誘惑に負けるとあとあと困りますよ。発症時から覚悟してリハビリに取り組むと楽です。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」とかを目指してね。「可動域確保が最重要」ね。解っていないとおぼしきブログ等が多々あるので、昨日のような投稿もしてしまいました。昨日のも削除しないよ。
 7月2日(水)、筋力の定義から思うことね。ウィキペディアにある筋肉の出力の定義は「筋肉によって生み出される力は、筋肥大×神経発達(%)×瞬発力によって求める事が出来る。時間の概念を加えれば、筋肥大×神経発達(%)×瞬発力×持久力が発揮された力の合計である。」でした。味噌は神経発達ね。脳卒中ではこの定義ですと神経発達が0%になってしまっているということですよね。他が無限大でもゼロを掛ければ、値はゼロになります。それを、ゆっくりゆっくりゆっくり戻していくのがリハビリですね。神経復活が不十分な状態での筋トレには問題点だらけみたいです。感覚麻痺ですと、運動神経系の抑制ニューロンがはたらいていないのですかね。だから、筋トレで興奮ニューロンを勢いづかせると運動神経は興奮状態のままになるかな。そして、筋肉が収縮しっぱなしとかになると、実用作業筋力はゼロに近づくことになると考えます。そして、例えば爪切りの時に他の方に「指伸ばしをしてもらわなければならい。」とかになることにもなりかねないのが「感覚麻痺での筋トレ」ね。セラピストさんに様子を見てもらいながら、ボツボツね。実用作業筋力発揮には、「関節の可動域がある」というのが絶対必要です。負荷を掛けたリハビリで一見高負荷にできているようでも作業領域とかの観点と筋緊張がないかどうかというようなことも含めて筋力を考える必要があると考えます。負荷を掛けたリハビリをしているのに昨年より筋力がなくなったとか感じている方は「筋力」の概念を一度作り直してみてください。神経が健常状態でもやり方に無理とかがあると筋肉を痛めるのが筋肉トレーニングです。私らの脳卒中を患った者は、非常に慎重におこなう必要のあるのが筋トレね。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で筋肉の柔軟性と関節の可動域確保を優先しましょうね。実用作業筋力を復活させるためにね。脳卒中の筋力リハビリは神経系の回復が最優先されるものであると考えます。そのためにも、可動域の確保を。
 7月3日(木)、昨日の投稿の中で「神経発達」ね。「筋肉によって生み出される力は、筋肥大×神経発達(%)×瞬発力によって求める事が出来る。」の「筋肥大」とかの書き方から、成長によって増えたというような意味合いも感じられるのですが、元がゼロならゼロのままなのでその時々の筋肉量と置き換えられるのでは。とすると、「神経発達」ももともとも神経の質がゼロならゼロだよね。成長で増えた分というような意味ならその時の神経の量と質かな。脳卒中は脳のどこかでこの神経量がゼロ同様になることだよね。一瞬にして起こりうるのは筋肉量でもなく、筋肉の質でもなしに神経細胞の喪失ぐらいかな。だから、昨日の解釈でも大体よいのではと思っています。「実用作業筋力」という言葉は昨日、思いついた言葉です。我々に必要なのは生活作業に必要な筋力ですからね。筋トレの動作でよいのもあると思いますが、数少ない動作の筋トレの繰り返しですと、特定の筋肉は過剰に使われ、そうでない筋肉は放置の同様の憂き目ですね。全身の筋肉をその時応じて使い分ける生活動作には不適切なことも出てくると思います。健康志向のダンベル体操のある本では十数種類の動作が紹介されていました。脳卒中者の特定動作の筋トレではね、怖い怖い。ですから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復を目指す」ための日常リハビリで全身の可動域を確保して復活を目指しましょう。
 7月4日(金)、昨日、朝の花子との散歩で、足の硬直感が強めに感じました。こりゃあ、筋肉をほぐさないとやばいかなとね。筋トレもしていないし、この頃は過去の平均的歩数程度だし、以前にあった1日に19000歩越えでも翌日等に悪影響はなかったしね。どうしてかな、考えることは感覚神経の部分的復活でまたぞろ神経間のバランスが崩れたのでしょうね。そういやあ、最近足の皮膚感覚の感度が少しアップした感じだしね。この様な回復中に下手な筋トレなどをすると筋肉の動きを悪くしてしまって逆効果満点でしょうね。「筋トレしているのに筋力がなくなった」という効果ね。こんな時に筋肉を固めたりしたら、ほぐして遅れを取り戻すのに数倍の時間が必要になるのかな。拘縮までいくと数十〜数百倍ですかな。筋肉のつっぱり(痙縮)を回復とは思っておられないとは思いますが、以前投稿の中にあるブログよりですが「つっぱりとかを感じても筋肉を使っているという実感がほしい」とかで無理なリハビリをされている方がいると投稿しましたよね。筋収縮の実感は感覚麻痺では筋紡錘やゴルジ腱器官での感覚情報が大脳中枢に届くようになって漸く感じることができるのです。ツッパリ感というのは筋紡錘などの本来の感覚からは外れているのでは。痙縮になってくると筋力は低下していると考えます。そして、拘縮かな。ですから、筋トレしているのに筋力低下というのが起こっても当然かもね。復活には筋トレ等で浪費した期間の数〜数百倍の期間を余分に使ってください。復活出来ないかもね。筋トレ等はセラピストさんと相談しながら慎重におこなうことかな。筋紡錘やゴルジ腱器官も単純ではないですが、感覚麻痺では筋肉の情報感覚が脳にきていないのだけは確かね。で、脳が筋収縮命令を出せない。
 7月5日(土)、昨日で漸くリハビリ病院同室者の間違ったリハビリについての解説が終わったかな。「まだだったりして。」ですとがっくりですが。間違いを検証することでより良い方法とかが見えてきたりしますね。この頃も各地?で感覚が戻ってきているのですが、毎度の部分戻りで感度ずれありね。左目瞼とかの戻りもね。ハードコンタクトレンズ装着時のレンズずれはレンズ場所を感じてくれたりや周りの筋力復活とかで騒動になる前に所定の場所に戻しております。が、痛覚の復活もついでにね。こちらは異物としてレンズを排除しようとするのでずれるということが起こっています。ほんまの初めてコンタクトレンズをしたときのような違和感でレンズを排除しようとしているみたいです。このことから思うに「感覚の復活」としていますが、実際は「新規参入感覚の出現」と思うのです。「新規参入」につき、訓練がどうしても必要になると考えています。これは、復活してくる感覚すべてで起こることだとね。手足の皮膚感覚で水道水が「氷水みたい」とか、風呂の洗い場の床温が氷でお湯が熱湯という感じを受ける方もおられるとか。「左半身真冬」もね、最近はすこし春めいてきましたが、まだ夏ではないです。訓練は「経験を積み重ねる方法」ですか。筋紡錘からの感覚が復活してくると「暴れ足」とかですかな。からだが揺れますよ。そうそう、お目々ですが、感覚の復活によるものであればよいのですが、変な病気だったら怖い。この判別は難しいね。
 7月6日(日)、一昨日投稿の中の足の硬直感のその後ね。あの日の夜、入浴中に「ほぐす、ほぐす、ほぐす。屈伸(軽い力でね)、屈伸」とかで可動域確保を目的みたいな動作をしました。暴れ足にもさせたりしましけどね。昨日の早朝の花子との散歩では、快調という感じでした。でもね、少し堅めのところもあると昨日の訪問リハビリで指摘されました。まだまだ緊張をほぐす必要があります。負荷のないときに楽に可動域全般に動かせるということが大切ね。ですから、緊張緩和ね。動かせれば感覚神経の回復で実用的動作が楽にできるようになるものね。それまでは我慢、我慢ね。根気よく「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」でリハビリを。感覚麻痺ですと、皮膚感覚は実感出来るようですが、筋肉などの深部感覚が意識から消えやすいみたいです。感覚があっての動作ですからね。ところで、自己マッサージってどのぐらいできるのかな。一昨日の足はある程度効果があったみたいです。腕はそれほどでもなかったかな。でも、肘伸ばし、指伸ばし、手首ふりふりとかは欠かさずしております。万歳もね。生活動作に直接役立たないようですが、結構力を入れたこともできるようにはなってきております。結構とはどのぐらい?前にも投稿したように週1回のリハビリというのがタイミング的によい感じだった今回ね。やはり、セラピストさんの指先での感じ取りで見てもらえるのはいいですよ。よい意味で比較してもらえるしね。私らは他の方の状況はわからないものね。