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2014年3月31日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No86  「健康的生活」第1回「規則正しい生活」  「健康的生活」第2回「適度な筋肉運動を」  「健康的生活」第3回「栄養バランスのよい食事を」  「健康的生活」第4回「思い込みをしないように」 「健康的生活」第5回『「健康的」とはどのような状態』   医療での検査についての思うこと  「健康的生活」第6回「姿勢」

 3月24日(月)、ギャルとのランチに行ってきます。「健康的生活」についてを本日から何回か続けたいと思います。まずは「規則正しい生活」の意味ね。地球が誕生してからみると、自転速度が徐々に遅くなっているみたいですね。それで、数年に一度、「閏秒」とかで調整していますが、1日の長さからですと、無視できますね。そして、生命誕生の舞台の地域ですと、日の出、日の入りはほぼ一定という感じでの変化しまないですね。それで、生物は、例えば「日の出」を基準に時間を計る仕組みを細胞内に、体内に持つようになってきたのですね。ですから、「昔の人が日の出と共に活動」というは理にかなっていたのです。体の中の活動も「日の出とともに」を基準に調整されるようになってきました。それで出てきたのが「時刻医療」。体内の時計は間脳の視交叉上核にあるというのです。ああ、やばかった、もうちょいでここがお陀仏だったかも。ここから、時間情報が体の各部に送られていて、各部の時計を調和させているのです。それで、毎日、一定のリズムで生活している方が全身の各部分がスムーズに働けるというものです。食事、睡眠などもです。仕事や学校などでは別の意味もあって時刻が定められていますが、これも含めて「毎日、一定のリズムというほうがよい」ということです。ところが、職場の方はめちゃくちゃなところが増えているみたいですね。能率とは低下するのにね。「胃液の分泌も体内時計の影響を受けています。」とかほんまにいろいろ影響されていますよ。だから、私は午後9時過ぎ就寝、朝4時半頃起床、花子の散歩の時刻とか、服毒(無害な医薬品はないからね)の時刻とかはそれなりに一定にしています。早寝早起きについては後日ね。遅寝遅起きは規則正しくてもちょっとね。
 3月25日(火)、今回は「運動の効用」ね。動物の特徴は「動く」ね、例外もありますが「動く」。「動く」ためには筋肉を使いますね。骨については動物の種類によって異なりますが、脊椎動物では筋肉をほぼ使っています。(例外はしらない。)この筋肉ですが、鍛えるのにはちょっとこつがあるようですが、してはならないのが「使わない」と「無意味な過剰使用」かな。無意味というのは筋トレでは少し過剰で筋繊維の細胞膜に損傷を少しつけると回復の時に増強効果があるというのですが、条件があります。その条件を無視すると筋肉を痛めるだけね。なにかリハビリとよく似ていますね。骨格筋の意識的な収縮による筋肉からの脳への刺激が脳の活性化にあるとね。ただ、やり過ぎると背劇が多すぎて、「脳がパッパラパ」ね。脳が過興奮状態になるというのです。少ないと脳が起きない、寝たままね。ほどほどがよいのですが、どの程度かは各自で見つけてね。骨格筋は収縮時とかはグルコース大好きみたい。そうでない安息時には中性脂肪を使ってくれるようなのです。基礎代謝量も多いしね。糖尿病とかの予防とかに「運動」といっている理由です。中年太りの大きな要因は骨格筋量の減少だというのです。
 3月26日(水)、「栄養バランスのよい食事を」ですね。糖尿病食というか、この食事の栄養バランスはよいという評判ですし、ダイエット食の一番は糖尿病食とまでいわれています。神経細胞や筋細胞のエネルギー源としてはグルコース(ブドウ糖、炭水化物)です。炭水化物摂取を減らしすぎると、肝でグルコース生産ね。余計な仕事を肝にさせることになります。生体成分の原料にもね。タンパク質は酵素や構造タンパク質などとしてね。生体成分の原料にもね。脂質は細胞膜の主成分ですが、飽和脂肪酸は炭水化物やタンパク質から作り放題ね。でも、不飽和脂肪酸の多くは体内で作ることができません。そして、不総和脂肪酸が細胞膜等の生体膜で非常に大切な役目をしています。我々みたいな脳卒中で樹状突起や軸索を伸ばす必要にある者にとってはより重要と考えています。皮下脂肪は炭水化物・タンパク質などからも作り放題ね。ですから、過剰にならないようにするのと、体内での消費を増やすことね。ビタミン類は適度に摂取ね。取り過ぎると問題が生ずる可能性があるのもあるようです。不足は大問題ね。ミネラルの適正に摂取ね。濃い味の好きな方は過剰になっているようですね。で、適正量の味付けの料理を「不味い」という不届き者ですよ。水分の適量摂取を。植物繊維の摂取ね。ライオンとかは野生ですと、獲物の小腸から食べるとか。チンパンジーですと、獲物の猿の肉を食している最中に葉を食べてましたよ。犬も散歩の時に草を食べたりしますね。まあ、バランスよくいろいろな栄養素を含むいろいろな食べ物を適量食べましょうね。薄味でね。チンパンジーは調味料を使っていないですよ。犬も道ばたの草を食べるときは調味料なしね。「これを食べれば大丈夫」てなのはないですよ。いろいろ適量を食べましょうね。その時「よく噛んで」食べましょうね。
 3月27日(木)、「健康的生活」で投稿していますが、「これをすれば・・」とかないですよ。ただ、確実性をあげることにはなると思いますが、絶対確実なんてないですよ。「より健康な状態を求めて」ですが、遺伝子のこともあったり、もろもろの事情とかでうまくいかないこともね。健康に対する思い込みというのもいろいろ健康状態に影響するのかも。例えば、「便秘」ね。たちの悪い状態とはどの程度なのでしょうか。1日おきとかでしたら、私は気にしないですけどね。今回の入院で当初、出なかったですが、上から入ってこなければ出すものがないし、運動不足で腸の働きも鈍っていたと思いました。ところが、毎日お通じがないと心配になる人もね。で、便秘薬とかにすぐに走ると腸が薬頼みになって悪循環になることもね。薬の使用は用心してね。睡眠でも「8時間睡眠が必要」とか思い込むと大変なことに。本当の睡眠不足で仕事等に支障があれば、別ですが、あくび程度で済むなら、横になっているだけでもよいと思うのです。翌日の就寝時刻まで起きて活動的に過ごせばたいていの場合は寝れますよ。ある入院の時に同室の方が「夜寝られないから日中寝る」といって寝ていました。「あほか」と思ったのですがいわなかったです。病院の夜は退屈ですよ。日中活動的に過ごすと夜間よく寝られますね。お通じも順調ね。睡眠時間は人によって違いますが私は6〜7時間程度がよいようです。睡眠薬に頼ると問題が出てくることが多いようです。普通は「疲れれば寝られる」と「規則的な時刻の就寝」かな。よく次の日に早く起きるために早く寝る人がいますが、大抵睡眠不足になっていると思います。体内時計は簡単にはずれないですからね。このような場合、予定がある程度前から判っているのなら「無理矢理早く起きて活動して寝て、早く起きて活動して寝て」をしばらくすると、当日の無理が減少しますよ。体内時計は時刻の繰り上げには抵抗性が強いようです。繰り下げの方が楽かな。
 3月28日(金)、「健康的生活」で投稿を続けていますが、大切なことを忘れていました。「健康的」とはどのような状態というか、どのような定義があるのでしょうね。人間にはいろいろな身体状況というかいろいろありますね。今でも医師の多くはこれらを「無視」している感じもあります。ですから、不適切な対応ね。個人のレベルでも他の人のをみて、うろたえたり、優越感に浸ったりとかもあったりします。個々の健康状態とはどのようなことかは、各個人が長年の生活から感じ取るものだと思うのですが、間違った受け取り方をしていると不健康状態へ一直線ね。代表例が「喫煙」かな。ストレスレベルが喫煙によって非常に高くなります。その状態を正常と思い込むのですね。ニコチンが切れるとさらに高くなります。で、イライラとかね。そこにニコチンを注入すると切れる前の状態に戻るのですが、その落差が大きいので「ストレス解消」と思い込むということですが、ストレスレベルは非喫煙者より高いままね。宇宙論のホーキング博士のあの状態での「普通の状況」を維持するのはどうしているのでしょうね。我々が健康状態を維持する取り組みとかをそのまま適応できないでしょうね。とかで、この一連の投稿で、「ぼちぼち」とか「適量」とか「バランスよく」とかがやたらと多い理由です。はじめの頃に「遅寝遅起きは規則正しくてもちょっとね」としたのは我々人類は基本的には昼行性動物だからです。日の出と共に活動するのが普通の動物だからです。ですから、夜勤の多い方や不規則就労の方に不調を訴える方が多い理由です。
 3月29日(土)、「健康的生活」については時々投稿させていただきます。今日は、医療での検査についての思うことね。検査にはいろいろありますが、診察としてしているのが咽頭をみたりとか、内臓音とかを聞いたりとかかな。尿になると「尿検査」ね。採尿の時刻とか、出始めをパスするとかあるといいます。血圧も検査といえば検査かも。これも、本当は厳密に測定条件があるのですが、いい加減ですね。測定条件を守っているのなら、測定機材については信頼できるところが作って、基準に合致しているのなら、上腕式でも手首式でもということだそうです。腹圧を上昇させて測定させてみてください。高血圧になりますよ。血液検査は注射針が痛いぐらいで身体への負担は少ないかな。今は注射針等での使い回しがなくなったので感染の危険は激減したかな。胃カメラは「鼻から」で検査での負担が減りましたね。生検もできるしね。でもね、生検はむしり取る訳ですから、悪性の時には細胞を飛ばしているかも。他の部位での生検でも同様かな。内視鏡ではごくまれに消化管をぶち抜くとかのリスクがあるとか。放射線を利用した検査も多用されていますね。胸部レントゲン検査のような検査は被曝量は検査の中で少ない方ですが、直接撮影でない検診車などでは被曝量が多いとか。胃部検診心みたいなのは検査台の上に乗っているうちの結構な時間被爆ね。カテーテル挿入のような検査も検査中被爆みたいなものかな。CTは案外被爆が多い方らしいです。放射性同位体を体内に注射しておこなう検査は排出されるまで被爆ね。MRI検査では被爆はないです。日本はCTやMRIなどの高額検査機器が欧米に比べて「多すぎる」ともいわれています。設置したら、使わないと損だし。検査データばかりみて、患者を診ない原因のひとつかも。検査については多種ありますので、調べてみるとおもしろいですよ。
 3月30日(日)、「健康的生活」で「姿勢」ね。姿勢が悪いと筋肉に余計な負担を及ぼしますね。どうして、ほ乳類の中で人類だけが頭部がほかより大きくできたのかというと「姿勢」ね。頭部は頭蓋骨もあり、重たいですね。類人猿では猫背で頭部が突き出ていますよね。あれでは、筋肉に負担が掛かります。犬などの四つ足動物では完全に首からが地面に平行に突き出しています。ところが、人類だけが地面に垂直で一番上に頭をのせているのです。試しにバケツに水を入れ、それを胸の前に腕を伸ばして突き出して持ってみてください。また、普通にぶら下げて持ってみてください。どちらが楽ですか。この話は「楽する」という方が大切なのです。脳卒中になると、へたに筋トレをすると筋緊張亢進から拘縮に繋がる恐れが高いですね。姿勢が悪いと余計な負担だけが体の各部に掛かります。それが、腰痛であったりするのです。腰痛の原因はこれだけではありませんので念のため。「疲れず立って家事をする」にしても「活動的にできるように楽に座る」というのも姿勢かな。今一度、よい姿勢の立ち姿勢は、頭上に物をのせても疲れが出にくいですよ。だから、熱帯で荷物の運搬に頭上に載せるをしていると考えられるのです。日よけにもなるしね。ただ、これには「背筋」「腹筋」「側筋(胴体の左右の筋肉ね)」のバランスが大切になります。体を上体を垂直にするというのもリハビリには大切なことだと考えています。背筋を伸ばして、垂直にね。脳卒中で半身麻痺になるとゆがみやすくなるので特に注意してね。悪い状態の姿勢から起こる様々な症状については、各自調べてみてください。

2014年3月24日 闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No85   床に立位から直接座ることについて   ずっこけても怪我なかったよ   味覚も価値観、リハビリのタイプも価値観かな。  内臓感覚も復活中、いろいろなところで復活中   医師はもっと「根掘り葉掘り問診してよ。」   脳卒中での損傷部位で生じることについての考えを今一度投稿   ブログ村1周年、よく無欠勤で続いたものです。

 3月17日(月)、ネット上で畳や床、地面への直接座ることについて「穏やかにできない方にコツを教えて喜ばれた」というのがありました。できない方にとってはできるようになるというのはうれしいことです。それはそれでよいのですが、普通にリハビリが順調に進んでいたらできるようになることなのにと思ってしまいました。リハビリ病院退院後のすぐの夏に正座からの起立ができることを確認したときは畳部屋の真ん中でしたので捉まるものとかはなかったです。そこで直立から穏やかに正座が楽にできたのです。立つことができれば、逆順で座れますよね。でもね、正座というのはほとんどしないですよ。立つときは健常側の腕を使って飛び起きるというのに近いようなことも時々します。また、和式トイレうんこしゃがみの姿勢から体育座りには数センチお尻を落とす感じかな。体育座りからうんこしゃがみには今しばらく掛かりそうです。発症してしばらくしたときの介護認定で要介護4に認定された者の状況です。足で伸筋勝利の方にはできないことでしょうね。
 3月18日(火)、ちょいちょいやっているずっこけね。花子との散歩でも何回かずっこけています。転けてもすぐ立ち上がれるということですが、怖いのが骨折らしいですね。一昨日の日曜日に散歩ではなく自宅で振り返ろうとしてずっこけね。麻痺側に倒れることになってしまったのです。いくらかは感覚が復帰してきているので感じとしては骨のヒビも打撲もなしです。関節も痛めずで、その後、8000歩以上は歩いたと計算しています。ふらつきについては筋肉と関節を固めた方が少ないと思いますが、あと知らないよ。「動きのこつ」以前の「動くようにする必要あり」とかにはなりたくないのでゆるゆるでいきます。座位と立位の行き来とかも含めて、関節が錆び付いていない、筋肉も拘縮していない曲げ伸ばし自在の状態の方がよほどよいと考えます。「動きのこつ」は曲げ伸ばし自在の肢体があってのことだと考えています。動かなければ「こつ」もくそもないですね。といっても健常側を上回るような動きなんてならないしね。一日一回ほどほどのラジオ体操とかで動きを確認しながらリハビリに励んでいます。急いでなにか特定の作業ができるというようなリハビリ、体の特定の部位を鍛えるようなリハビリはする気にはならないです。骨をどうしているのかな。筋肉に力をこめる運動で合成が促進ね。麻痺側で過剰に力をこめる筋肉運動は拘縮への道ね。健常側だけでは左右アンバランスね。どうしましょうか。
 3月19日(水)、価値観の問題について一発。価値観とは何かといえば「価値観とは物事の優先順位、重み付けの体系のことをいう」(Yahoo検索でコトバンクより)ということでよいかなと思います。「濃い味」に価値を見いだしていたら、薄味派不味いね。病院食の旨い不味いの問題はほぼこれだと思います。価値観は修正することもできるのですか、ご本人にその気がなければ修正されないですね。リハビリでも「即生活に役立つ」ことに価値をおくと、私のやっているような「とりあえず筋肉を固めない、関節を錆び付かせない」というのは無価値に思えるでしょうね。でも、私は「奇跡的回復」といわれる速さでしたよ。どちらかというと、セラピストさんの多くが私よりなのかもね。価値観なんて相対的だと思います。そこにどう絶対的な意味を付加するかかな。あるブログで子供の頃父親に殴られていたとか。この父親自信がなかったのでしょうね。自信がないときにはよく遠吠えしますよね。有名人に知り合いがいることを自慢したがるのもかな。ところが、自分の価値観に盲信するのもよくないかな。宗教ではよく起こっている感じもね。医療でも絶対的価値観なんてどのくらいあるのかな。だから、患者が選択できるようにするのが医師の勤めかな。このような上手な責任逃れを目指してみたら。「説明と患者による医療の選択」ね。ただ、セカンドオピニオンを嫌がってはだめですよ、お医者さん。
 3月20日(木)、前々から感じていたことに腸の調子が本調子になったり、不調だったりとかあるのですが、健康状態(風邪とか)ではなく、視床の神経の別経路ができたりするたびなのかな。体調がちとやばいと思ってもお通じはよくなったりしますね。寝る直前のおならもしばらくの間だけで止まりました。ところが、昨日、下痢便みたいなのが出ましたが、今日は快調ね。食あたり?胃腸風邪???なになの。視床は視床下部の側だし、ここでの出血では区切り枠もないからね、ある程度は影響するでしょうね。視床下部出血も大変でしょうね。大騒動になるようです。脳の中は厳密に仕切りされていないです。少しずれればやばかったです。ですから、トイレと仲良くすることにね。おならが怖い、いつ実弾が出るかもとかね。実際は出たことはないのですけどね。その割にはよるぐっすり寝ていますので、途中でトイレに行くことはないです。救急で入院した病院以外ではね。これもリハビリで熟睡できるようになったら、若いですから途中起きなくなりました。昨日、左目の調子が?で、今日の朝はいつもの感じね。左右の温覚・冷覚のアンバランスはまだ続いています。慣らすほかないのでしょうね。
 3月21日(金)、最近ふと思ったことに、我々みたいな状態での転院ですね。退院後の診療所への転院を含めて、その治療歴をどの程度伝えているのでしょうか。病歴を聞かないというのも問題がありますけどね。要は継続を要すると勝手に思い込んでしまっている疾患を含む紹介状での記載内容です。これが、不適切ですと、紹介先の医師に予断を与えることになりそうですね。まあ、私の服薬歴を聞かれたことは一度もなかったです。視床出血前から長期服薬していたとリハビリ病院で思われていたのかも。それで、退院後の診療所への紹介状に偏見による記載をしてしまった可能性です。医薬品の副作用は、服用を初めてすぐ出るものもあるし、長期間服用後に漸くして出るのもあれば、服用中、けったいな時期に出るのもあれば、服用を止めて相当時間をおいて出ることもね。今いっているところは、飛び込みみたいなものですから、なんじゃかんじゃいえば薬の変更はするようですが、別の意味で問題があることもあるのです。病歴、服薬歴を尋ねないということ、ちと教科書通りで判断しようとしている可能性ね。教科書通りの症状で教科書通りの治療でよいことは多いと思うのですが、そうでない場合に医師の役目があると思うのです。教科書通りなら、医師はいらない。難しい手術とかでも手引き書通りできるのなら、ロボットでよいことにね。でもね、今の診療所はこちらかも、話をしないと過去が判らないですけどね。で、昨日やってしまいました。私の味覚や味付けを聞かずに「食事指導」をしようとしたから、「無塩食」の話とともに「思い込みで指導しないでください」とね。一般的な話は個人の診察の場では必要なしだよ。もっと、問診してよ。モニターの画面上には患者はいないよ。患者の方を向いてね。
 3月22日(土)、昨年9月30日投稿の「視床出血で感覚が麻痺しただけ、ほかは異常なしだった」へのアクセスが結構あるので、脳卒中での損傷部位で生じることについての考えを今一度投稿します。まずは私の視床出血についてです。視床は間脳にあり、感覚神経の大部分が集まってきています。感覚神経ね。ですから、ここでの出血では、感覚神経にダメージを与えることになります。ちょいと広がれば視床下部とかもね。もっと広がると他の神経領域にもね。広がり具合でいろいろ出てきますので、私程度の救急車で運び込まれたときに意識不明程度でね。ということで、運動神経は無事でした。筋肉や関節等の作動体は当然無傷です。では、なぜ、運動麻痺が生じたかです。皆さん、アイマスクをして歩けますか。テレビの番組とかで、中に何が入っているのかが判らないときの腕の動きとか考えてもらうと幾分か判ると思うのです。感覚情報がなくなると運動神経系が作動しなくなるということです。人間の作るロボットでも情報系の性能向上が動作の向上に繋がっています。筋力がなくなったわけではないのです。私の回復状況でも、感覚の戻りに合わせるように筋肉に力を込めれるようになってきています。この感覚とは、筋肉の収縮具合を中枢に知らせる感覚も当然あります。それと、触覚、圧覚、痛覚、温覚、冷覚の皮膚感覚とかもです。これらが揃うと運動神経は安心して筋肉に収縮命令を出せるようになると考えています。筋トレは運動神経と感覚神経が揃って正常に作動している場合にのみ効果が発揮されると考えています。そうでないときは「拘縮」とかを招くことになると思います。これについては経験していないものですみません。運動神経系のところにダメージのあった方は運動神経が繋がればかなと思いますし、両方の方は災難でしたね。
 3月23日(日)、昨年の今日、日本ブログ村にブログを登録したはずです。で、1年間無欠勤で投稿してきましたが、個人情報がばれにくいように投稿していると、ネタ不足になりました。欠勤する日が出てくるようになるかもしれませんがよろしくお願いします。ところで、表題と内容からみて「INが少ないかな」と思うときはやはり少ないです。OUTの表題は幾分感じが掴めましたが、まだまだ未熟です。1周年にしては貧相な内容ですみません。明日のギャルとのランチに心うきうきで気が行って出てきません。この辺で。

2014年3月17日 闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No84  今日からタイトルに()つきで「(完全復活を目指して)」をつけることにしました。  完全復活を目指すには  日々の鍛錬?「逆戻りしないために」  ラジオ体操ついでに「前屈」をしてみましたら、指先が床につきました。  発症から6ヶ月ぐらいまでの回復速度とその後の回復速度の違いについて持論を一発   リハビリ病院に行ってきました。  昨年9月30日投稿の「視床出血で感覚が麻痺しただけ、ほかは異常なしだった」のアクセス数をみて思ったこと
 3月10日(月)、今日からタイトルに()つきで「(完全復活を目指して)」をつけることにしました。単にそこそこの生活動作の復活を目指していくだけではなく「より完全に」を目指していることをはっきりさせることでリハビリへの取り組みに効果が出るように思ったからです。焦ると、拘縮とかが待っているし、諦め系でも拘縮が待ってるしね。この間隙を縫って細々でも確実にちょびちょび回復させていきます。そして、完全復活にいきたいです。ブログのタイトルとしては「字余り」ではねられました。他にも投稿しているので、そこにはつけます。タイトルとして出せないところもありますが考えてみます。筋肉運動は感覚神経があっての運動ですね。忘れないでね。だから、完全復活は感覚神経完全復活後かな。感覚麻痺では、筋トレとかは注意が必要です。完全復活どころかぼちぼち復活にも差し障りが出る可能性がありますよ。
 3月11日(火)、完全復活を目指すには、私みたいな視床出血による感覚麻痺ですと、感覚をどこまで復活させることができるかということになると考えていますが、前提として「筋肉が固まっていない。関節が錆び付いていない。」で可動範囲が健常側と同程度であるというのが必要かなと考えます。この上で感覚が回復しそうな動作とかをおこなう必要が、そして、脳での再配列というか修復が進みやすいように栄養を摂取するとかですね。完全復活なら麻痺した左手でハードコンタクトレンズをつまみ、洗浄ができるということも目安になると思うのです。今、装着時に左手人差し指にレンズを右手で乗っけているだけです。感じていないのです。右でも怪しい重さしかないからね。でもね、右なら洗浄とかでレンズの存在を感知しています。左は怖くてできないです。麻痺側の動作にはこのように感覚麻痺というのが壁になっているのです。体のいろいろなところに動作を通じて刺激を与えることで感覚神経の再構築を促して、必須脂肪酸を摂取して樹状突起などの延伸を助けることが必要かな。動作を通じて筋肉の収縮具合に関する感覚も回復するようにね。これが回復したら、筋トレできます。
 3月12日(水)、私らみたいな者にとって「逆戻り」とは何なのでしょうか。「麻痺した」状態も含まれますが、麻痺したとき、当初は「筋肉は固まっていない」し、「関節も錆び付いていない」し、筋膜もですかな。ただ、油断するとすぐに筋肉は固まり、関節は錆つくようですね。そして、手足などの筋肉は屈筋と伸筋が対になっていますので、油断するとこのうち強い方の筋肉の勝利になってしまいます。それが、麻痺した人特有の姿勢とかに繋がります。この「特有の状態」にならないようにするということを日々の鍛錬でおこなっています。時間的には短いものだと思いますが、一端「特有の状態」にしてしまったら大変なことになるのではと思います。それで『日々の鍛錬?「逆戻りしないために」』日々鍛錬をしているのです。寒いと筋肉が固くなりますね。体の部位に合わせて強い方の筋肉を緩めるようにしたりとかね。伸びはしますが、足で伸びばかりですと、足が伸びきりになるので曲げるというのを意識的にしています。腕は「伸ばす」を意識的にね。肩の部分については振り回すとか。ラジオ体操ですかな。指は毎日グッパね。手首振り振りね。足首はラジオ体操に含まれますかな。大分、新聞を読むときに左手が役立ってきつつあります。食器持ちは落とすと大変あのですが、新聞は落としても実害はないしで試すのにはよいですかな。長時間の同一状態はまだまだやばいと思っています。車いすでのお座り姿勢はどうなんでしょうね。長時間やってましたが。「一進一退」というのはリハビリにはあると思うのでこれと混同しない必要はありますね。昨日は東日本大震災から3年。この震災で人生を終了させられた方がたくさんおられます。その方たちのためにも強く生きていきたいです。
 3月13日(木)、ほっと一息という感じで寒さが緩みましたね。怖いのは「すぐに夏?」ということかな。昨日、ラジオ体操ついでに「前屈」をしてみましたら、指先が床につきました。そう、普通の前屈の姿勢ね。まずは直立ね。足は伸ばしたままで前屈みになっていきましたよ。床に指の先が届いたのを確認したので昨日はお仕舞いね。腰の部分を曲げてできました。歩行の時は背筋真っ直ぐね。できるだけ、普通にいう「よい姿勢」をするようにしています。毎日ある程度の時間連続してしているのは歩行ぐらいかな。特定の動作に集中しないというのと力まないね。「筋肉ゆるゆる関節するするね」で感覚が回復しそうな動作ね。この感覚には筋肉の収縮具合の感覚も含んでいますので、縮んだ状態から伸びきり状態まで幅広くね。特定の範囲で固めてしまうと「動きのこつ」以前のことになってしまうと思うのですが、動きができていたら、普通の動作は問題なくできると思っていますし、できてます。生活作業は感覚神経回復でその程度に応じて徐々にできることが増えています。ラジオ体操は日に一通りしたら終わりで翌日にね。昨日夕方時点で顔の違和感の範囲が今までは最小の部類です。一晩で戻りました。一進一退だからね。  3月14日(金)、今日はホワイトデーですが、お返しなしにしました。そう、今日や近辺で会う予定がないのです。ところで、発症から6ヶ月ぐらいまでの回復速度とその後の回復速度の違いについて持論を一発。私の経験からいうと6ヶ月ぐらいまでは残存機能を利用したリハビリで、それがあらかた終わると脳での修復待ちになっていくということかな。手足などの動きですが、リハビリ病院退院頃と大差ないかも。大きな違いは感覚麻痺の私でも感覚が戻ってきつつあるということです。脳の障害を受けた部分は再生しないですが、神経細胞は樹状突起や軸索を伸ばして新しい接続を作れます。生き残った部分の神経細胞の利用のために新しい接続を作るには時間が掛かるということですかな。リハビリ病院での歩行リハビリの時には健常側の足の感覚から麻痺側を考えなさいというのがありました。私の場合は感覚麻痺なので運動神経、筋肉、関節などは異常なしですから、感覚情報を他の感覚情報で補ってやれば動かせることになりました。で、退院時の測定は6分で420mの歩行にね。小走りの練習もしましたが、大股での走りは感覚が戻ってきたらですから、まだ、今の感覚の戻りではできないです。作業療法では、「感覚が戻ったら生活動作はできるようになる」とは私の方からいっていたようなものでした。この脳での修復に時間が必要なためと考えています。この修復は待っていては起こらないという現象です。感覚の修復に役立ちそうな動作を毎日ぼちぼちする(少なすぎず多すぎず)。筋肉や関節などを固めないようにしてぐらぐらしてもよいから柔軟に動くようにしておく。樹状突起などの延伸に必要な栄養分も忘れずぼちぼち摂取する。とかして、地道にするほかないと思います。脳で修復が起こると、新たに働き出した神経細胞の特訓が必要になりますよ。これにも時間が必要だよ。地道な動作とかのね。今は無理に特定の生活動作に挑戦していませんから、一見進展なしにみられるかもね。一進一退のうち、一新にみてくれる方もおれば、一退とみる方もおり、人様々ね。ただ、一退とみた方はどうもリハビリに躓いたみたい。リハビリに躓くと後々響くようです。出だしに躓いても後々響くようですから、発症直後の方、気をつけてくださいね。
 3月15日(土)、昨日リハビリ病院に遊びに行ってきました。2年前の一昨日入院でした。まず、STのYさんのところにいくも「年休?」みたいでお休み。「残念です」と伝言をお願いしました。次に病棟に階段を登っていきました。入院時に最初の対応をしてくれたUさんとしばしお話。リハビリ談義。それと入院中の目薬のことで目薬をもってナースステーションに出向くようにした理由をしゃべったら、誰にお願いするつもりなのかを白状させられました。ナースコールは指名ができないですからね。5階から1階まで階段を降りて、OTのSさんとお話。散歩の時の行状に口が閉まらなかったかも。病棟でも、ここでも、PTでも歩行についてはちょっとだけ歩いてみてもらったら、すべて好評でした。過剰筋トレなどのお話とかいろいろね。OTやPTでもみてもらったものに体のグニャグニャにできることね。どこでも、「筋肉を固めない」、「関節を錆び付かせない」で好評を博しました。PTではHさん、次にFさんとお話ができ、よいリハビリになりました。そうそう昨日は16000歩越えになりました。この頃11000〜12000歩が多かったです。好評を博する歩行だからできる歩数かな。
 3月16日(日)、昨日so-netのアクセス解析をみていたら、昨年9月30日投稿の「視床出血で感覚が麻痺しただけ、ほかは異常なしだった」にアクセスがありました。それもここ数日ではトップの数です。不思議といえば不思議です。このことは本来医師が説明しておくことなのです。私の場合ですと、視床出血で右間脳視床のみダメージを受けています。それだけです。で、左半身が即といってよい速さで麻痺しました。医師からの説明なしね。でも、私の過去の学習したことから考えるとこの結果にしかならないのです。旧帝国大学大学院薬学系後期課程や旧制国立大学医学部でのしばらくの研究歴なども含めた学習歴ね。脳の障害の位置、範囲などから想定される最悪のことからみても視床やそのあたりですと、筋肉、関節等は無傷ね。運動神経も無傷かな。大脳も無傷、小脳も無傷とね。どう回復するかについては別にして、異常のない部分についての解説なしね。他の投稿にもあるような取り組みで「奇跡的回復」ね。間違った前提のもとで諦めてしまったり、闇筋トレとかの過剰リハなどで筋肉を固めたり(拘縮)、関節拘縮を招いているのは医師の説明不足のためと考えます。ブログを見ていてもそう感じさせる投稿がありますよ。ただね、私の場合でも「完全回復」の時期は判らないですよ。これは医師もセラピストさんも判らないことですね。諦めや過剰リハビリに陥ることのないように医師はもっと説明するべきですよ。そのためには症例研究をね。セラピストやリハビリ現場の担当者から勉強してください。リハビリで回復するかどうかは本人次第ですから、楽観させず諦めさせず取り組む気になるようにね。

2014年3月10日
闘病記(視床出血)   左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No83   捨てなさい「急ぐ心」  リハビリ状況近況(書くことがないので、わかりにくいと思う書き方ですみません。))  夜間頻尿   特定部位の感覚の回復具合   学習による成果としての味覚(だから病院食が不味い?)   ラジオ体操をやってみて   筋膜も大切です

 3月3日(月)、表題の『捨てなさい「急ぐ心」』ですが、どう急ぐのかという事ですね。人間の回復力はすごいと思うのです。でも、あくまでも生物のしての人間、あくまでも動物としての人間というのが基本にあるわけです。ところが、人間の欲望とかの部分ですが、これも動物の脳が考え出すことですね。でも、考え出すだけで何もできないに近いのです。切っ掛けになる刺激を体に与えるかもしれないですが、体が受け付けてくれて反応してくれる速さでしかないのです。ところで、脳卒中などでは、諦めるか、体の能力を上回る速さを要求してしまっているみたいなのです。それが、過剰リハビリ・過剰筋トレね。生物なので、動物なので、回復には順序というものがあると考えます。その順序を飛ばして、一気に立ち上がりたい、歩きたい、お箸を使いたいとかね。また、ちょっと動き出したら、すぐにできそうに感じるようです。乳幼児の成長と一緒でそれなりの準備期間が必要だとね。ところが、脳卒中直前までできていたのですぐできると感じるのかな。私らみたいな感覚麻痺ですと、感覚が麻痺している間は筋力は出ないのですが、勘違いして「筋トレ」ね。はい、拘縮ね。私の経験ではぼちぼち動かして感覚神経の回復につれて徐々に筋力が復活しています。タオル絞りも大分できるようになりました。動作が脳の回復に効果があるようですが、過剰は拘縮等で逆効果。各自、適度な動作でぼちぼち回復しましょうね。これが、リハビリ病院でトップクラスの速さで回復した者の思いです。
 3月4日(火)、私の回復状況は、視床出血の私の初期症状、病院に着いたときに意識なしとか、左半身完全麻痺とかからですとよいようなのです。歩行の方は今でも徐々によくなっているとよく言われます。生命科学の知識のある方からもです。歩行をもっとしっかりさせるには、感覚神経の回復待ちの状態だと思っています。筋力は階段の昇降や歩行時間などからみると特に鍛える必要はないと思っています。歩いているときの足の感じが解るようになっている部分が増えてきているので急がずにリハビリします。腕の方も徐々に感覚が戻ってきているので、力が少しずつ強く出せるようになってきています。タオル絞りですが、以前よりきつく絞れるようにね。でもね、優先順位はトップが「筋肉を固めない」ね。次が「関節を錆び付かせない」3番目が「健常側と同じような範囲を動くようにしてきたい。(筋力はどうでもよいというか考えていませんでした)」4番目は「動くならちょいちょい程度で簡単な動作」ね。物に触れるような動作とかもね。触れても何かは未だに解らないような程度ですが、持っているとかはある程度の重さの物ですと解る程度にはなっています。花子のリードを左手で持つのは未だにしっかり目で確認しながら持っています。握ってしまえば保持できる程度にはなってきました。年単位での変化かな。利き腕ではないので無理に生活動作に挑戦してないです。それと、挑戦しても感覚の問題で筋緊張亢進になるのが落ちみたいなので動くようにはしています。脳への刺激になるようなことも忘れずにしています。麻痺側のいろいろな部分の皮膚感覚もまだら模様のようですが、戻ってきつつあります。また、最近、お尻の部分で以前より感覚が戻ってきたみたいです。完全復活目指してリハビリに励みます。過剰リハビリ、筋トレはしたくないし、不注意に筋緊張亢進とかにならないようにしています。
 3月5日(水)、夜間頻尿というのは、「夜間排尿のために睡眠を中断して起きなければならない」というものだそうです。今のところ、私は「若い」ですから一気に6〜7時間睡眠を取って起きます。起きてすぐPCね。午後8時過ぎに排尿したら翌日午前4時半頃まで排尿なしね。身近な人物の夜間排尿の話を聞いたもので書いてみます。普通、起きているときの頻尿の目安は1日8回以上とか。目安ね。ですが、睡眠中は普通トイレには行かないですね。だからか、睡眠中断なら「頻尿」みたい。リハビリ病院ではこの頻尿を当てにして、歩行の見極め(夜、寝ぼけている時間帯での付き添いなし歩行の可否)をしていました。私は起きないものだから、諦めて早朝の起床時にしてもらったです。夜間頻尿の要因にはいくつもあるのですが、その中に「睡眠が浅い」というのもね。気になってしまうのですね。入院中、深夜病室を看護師さんが巡回していますが、ほとんど知らない。4人部屋でも大して問題なくおれた理由かな。救急で入院した方は運動不足か、疲れ不足で睡眠が浅かったです。だから、夜間に起きるときがあり、「トイレ」ね。それでも、リハビリが始まり、日中車いす生活が始まると激減しました。このときは車いすとベッド間の移動は完全補助付きですから、椅子に座ったら、朝6時半頃から夜の消灯近くまで車いすで過ごしました。リハビリ病院では転院後、しばらくしてベッドと車いす間は一人でしてよいことになったので朝5時半頃には車いすにね。睡眠を深くすれば、普通の体調の人なら、夜間排尿で起きることはないと思います。入院中では、同室の他の患者さんの世話でばたばたと走り込んでくる看護師さんの足音も気がつかなくなりました。リハビリ病院でも当初は睡眠が浅かったみたいで、1日10000歩程度とか歩いたりできるようになった頃は結構深くなって、ばたばたには全く気がつかなかったです。体調の問題で1度だけ午後11時頃にトイレで担当看護師さんに見つかってびっくりされました。頻尿かなと思うのなら、排尿時刻とそのときの排尿量を記録して、医師と相談してください。水分摂取量記録(時刻と量)もあれば、さらによいかも。NISAの利用価値ね、短期売却でも年末で残高があるのならNISAで購入して売却という手もあるよ。年初で短期売買は使いでは悪いですが、年末ね。限度残は繰り越せないからね。だから、申し込むだけ申し込んだらとも思うのでが、住民票代がいるものね。申し込まなくても利用期限は一緒だったと思います。まあ、税金がかからなけど、損失処理に使えないとか信用取引の担保にならないとかの制限もあるからね。
 3月6日(木)、感覚の回復具合ですが、徐々に刃回復していましたが、昨日、ようここまで戻ったかという感じのお尻の圧覚?(痛覚もかな)ね。お尻といっても椅子に座っていて椅子と接する部分ね。いつもいつも、そうクッションも効いていないのがよかったのかな。健常側とあまり変わらない感じなのです。手で触ったときはちと鈍いてな状態なので、やはり、ある程度は強さのある刺激が必要なのかな。だから、最近、座りにくいです。これも復活した新規担当の神経細胞を訓練すれば、健常側と同じような感じになってくれるのでしょうね。ところで、健常側の右手の傷の多いこと多いこと。それも、傷ができてしばらくしてから解るという鈍感さね。怖い。その傷のうち、中指の第一関節付近の甲側の皮膚が治ってきつつあるときに、指を曲げようとしたら、曲がらない。エイヤともう一度傷をつくる感じで曲げました。これ、へまをすると、皮膚が寸足らずで治ってしまうと???。ひょっとしたら、外傷で障害が残る理由の一つかなと思いました。今は麻痺側の指と同様に曲げることができます。(大笑い)その点、麻痺してた左手は無傷みたいなものです。そうそう、曲げ伸ばしは手足とも麻痺した方も健常側と同様にできるようにはしています。そうしないと感覚が回復したときに動かせないものね。今回の出血で思ったことは、「筋肉は固めない、関節も錆び付かせない、健常側と同様な範囲を動かせるようにしていてよかった」ということかな。筋トレはぼちぼちでね。拘縮にならないようにね。これは基本の最低限かな。感覚神経と運動神経とかが協同して作用できるようになったら、筋トレしてもよいかな。筋肉も骨も神経が大切と思います。
 3月7日(金)、病院食の話をしていたブログがあったので私も一発。味覚で苦いとか酸っぱすぎるとかは生命にとって有害な可能性が高いので本能的でしょうが、普通の食材についての「旨い」「不味い」は学習効果が非常に大きいと思います。簡単にいうと、いつも食べている食事の味が基準になります。関東風と関西風とかいうのもそれが地域でみられるものです。各家庭では「お袋の味」ね、これは幼少時から毎日毎日同じ味付けですり込まれるのです。価値観としての「味覚」が形成されることになります。美味しいかどうかは、この価値観と合致するかどうかだけになるのです。この価値観と合致しないことがよく起こる事例は「旅行」と「入院」ね。特に海外旅行での日本食渇望は、その国と日本とでの味のずれが大きいほど出やすいのでは。旨いか、不味いかではないと考えます。入院ですが、どちらかというと濃い味付けの食事をしている場合の方が多いのでは。それが、病院の標準的濃度の味付けでは価値観に合わないのですかな。で、病院食は不味い。これは自身の食事が高塩分食であった証拠かも。一流のシェフや板前は味巡回というか味覚磨きをしているはず。味覚は学習ですからね。子供にはいろいろな味を経験させるか、薄味ね。特定の味に偏ると食事の楽しみが減りますよ。病院は、例えば、味噌汁とかで「高塩分」「普通塩分」「減塩分」とかをつくって味比べさせるのも「不味い不評」対策になると思います。私には「激減塩分」もね。入院中に減塩の味噌汁を「お湯で薄めて」といった人物ですからね。リハビリ病院での栄養指導は、最初に「ほうれん草のお浸し」をゆであがりを軽く絞ったものをそのまま食べますといったら、返答なしです。無塩パンに気がつかないのにね。妻の減塩味噌汁の作り方とかを次に解説。ますます、栄養士さん、いうことがなくなって困ってましたよ。ここの病院、医療系の問診がなってない感じがしました。
 3月8日(土)、ラジオ体操ときどきやってます。といっても、飛び跳ねのあるのは足の感覚神経がもっと戻ったらしてみようかなと思います。大抵はできるようになってきています。この体操ばかりでリハビリというより、リハビリ効果の確認に使えそうだと思います。足が伸びきりですと、手足の曲げ伸ばしの動作ができませんね。腕が曲がったままですと、同じくね。腰回りの動作もあるので腰痛予防にもなるのでは。はっきり言って、激しい動作がないので、我々みたいな脳卒中経験者でも行えると思うのです。まあ、指の曲げ伸ばしがないのが物足りないですけどね。飛び跳ねの動作ができるようになったら、私なら「大股で走る」というのができそうな感じがします。一日に一回ぐらいでよいと思います。動作の出来具合の確認にね。全身運動にね。動作しなかったら脳の回復が遅れるし、動作しすぎたら拘縮だし、ぼちぼちリハビリを続けます。
 3月9日(日)、筋膜というものがあるのですね。弾力性に乏しいコラーゲンと弾性繊維からできていて筋肉を取り囲んでいるというのです。筋肉を包み込んでいるということで、動作や姿勢に影響を与え、影響されたりしているということです。今まで、筋肉だけでみたいな感じでやっていましたが、筋膜にも適度な弾力性を維持させる必要があるのではと思います。そのためには体を動かすことだというのですが、よい姿勢で運動をしましょうとあるのです。脳卒中ではどうしても特有の姿勢が出やすいですね。それで、特有の動きになりやすいのを筋膜が増幅しているようです。動きが悪くなるとその部分の筋膜は当然なのですが、筋肉と違って全身繋がっているということで他の部分にも影響が出るとか。ブログ村のある方が足の方のトレーニングで胸の筋肉が拘縮してしまったとあった原因の一つが筋膜かなと思いました。どうも、正しい姿勢で無理のない全身運動で筋膜の健全化を維持するのが必要かなと思います。ラジオ体操は割とよい運動かな。

2014年3月3日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No82  脳での修復を早めるには   ラジオ体操の動作   ジャムがなくなったので新品の瓶入りを出してきて、蓋を開けました。  私が思いついた回復期でのふらつきをなくす方法(してはだめですよ)   私の思う「リハビリ停滞の前兆」   果てしない?復活への道かな   感覚も動作同様、一発では回復しないよ、誤動作みたいな感じもあるよ

 2月24日(月)、昨日の投稿でもへまするといつもながらの「誤解」されるかも。それは生活動作がいつごろできるようになるのかということとかね。「神のみぞ知る世界」かもと思ってますが、そのためにはごちょごちょ短時間ですが、これと思う動作はしています。旨くできないですが、挑戦しているというのが脳に判るようにね。熱心にしすぎると「筋緊張亢進」とかが起こったりする危険性がありますのでぼちぼちね。可動域の確保目的の運動(これも下手すると筋緊張亢進などの原因になるかも。)の合間にね。これらの運動はそれなりに脳への刺激になっているはずです。弱すぎず強すぎずぼちぼちがよいと思いますが、どの程度の強さなのでしょうね。あの川平法もホームページでの記載から考えると「脳への刺激」が基本かな。人間の脳は普通の場合、「手足などを使う」とか「考える」などで訓練されます。何歳になってものようです。ということは、脳卒中になっても活用できるということですね。そうそう、健常者でもトレーニングをしすぎると「筋肉の張り」とかが起こり、マッサージなどでほぐしますよね。運動神経と感覚神経のアンバランスな我々での過剰トレーニングは簡単に「筋緊張亢進」や「拘縮」、「関節拘縮」になるのは当たり前かな。日本ブログ村の「片麻痺困る困ったシリーズ」の方、救急車での病院到着時には意識があったようですね。私は意識なしね。変な病気自慢をさせてもらいます。病歴自慢は今一度そのうちにね。以前の投稿を読んでいただければ見当はつくと思います。どちらも、私より重症の方もおられるし、ぼちぼちの方、軽症の方と様々です。各自にあった闘病、リハビリをしていきましょうね。このブログも皆様の参考になればと思って毎日(義務的?)投稿しています。
 2月25日(火)、ふと思って「ラジオ体操」で覚えている動作をしてみたところ、大体できました。それもある程度それなりに格好良くね。困る動作は「ジャンプ」のある動作ね。飛び上がる踏ん切りがつけないのです。怖い。花子の散歩の時、犬はうんち直前は早足で歩いて気張ります。この早足の時は駆け出し直前までスピードアップしてくれますが、まだ、怖くて走れないです。感覚神経が十分戻っていないので左足が踏ん張れないみたいな感じなのです。もし、走りに挑戦したら実際数歩でダウンかな。そして、車いすは嫌だしね。問題は筋力、筋肉、関節ではなく、感覚神経ね。ラジオ体操の動作からみたら、肩甲骨あたりも十分に動かせるみたいです。動きだけは感じよいということですが、感覚神経の回復には数十年掛かるかもしれないですが、焦らず地道にリハビリに取り組むしかないと思っています。今後も動作に変な癖をつけないようにも気をつけていきたいです。変な癖は脳が持つことになります。だから、「動きのこつ」があり、「気のつけ方」で動作が違ってくるのです。このあたりのことが判らないリハビリにしくじった方は、この対策をしているところに行かれたらと思います。人間の筋肉や関節はすべて動くのが普通です。麻痺してもです。リハビリのしくじりで動かなくしてしまうのです。人間の体についての正しい知識があれば常識だと考えます。ここからは独り言ね。→私としては余計なところに行く必要は全くないです。行く気なし。ケーキバイキングなら考えてもよいですが。素人ではないですからね。血の巡りの悪い人は鬱陶しいですね。私は血の出がよすぎて出血かな。あ、ある方は脳卒中で血の巡りが悪くなったのかな。
 2月26日(水)、昨日の朝、ジャムがなくなったので新品の瓶入りを出してきて、蓋を開けました。メーカーによっては堅さはいろいろね。すると、妻が「開けられるようになったの」といったので、「感覚が戻ってきたから」と答えました。そう、また、幾分か戻ったのです。それで、力を出せるようになったのです。間違った考えは「麻痺した。→筋力がなくなった。」ね。正しい方は「麻痺した。→脳からの収縮命令が来なくなったので筋肉が収縮しなくなった。理由は筋肉の収縮具合などの感覚情報が脳にフィードバックしなくなったため。」ね。私なんて出血時、数分で筋肉の収縮ができなくなったものね。視床出血でこんな短時間で筋肉が細くなるわけないよ。筋肉の組織が壊れるわけないよ。感覚情報はフィードバックが即なくなったみたい。ただ、死後硬直の例もあるように動かさないと収縮性タンパク質ががっちり縮んでしまうというか固定されてしまうのです。だから、「屈伸させる」とかで関節も含めて動かし続ける必要はあるのですが、過剰なリハビリ、特に筋トレは神経系のアンバランスにつき、筋緊張亢進し、その後拘縮ね。関節も拘縮ね。このような場合は「動きのこつ」以前の問題だから、ボトックスのお世話になってくださいね。「筋トレはしていないです」でよい状態です。そうそう、お尻の感覚は昨年のぼちぼち頃に相当戻ってきています。足の感覚もね。ただね、いつものように部分的回復ですね。全面回復かどうかは判らないです。筋肉の感じでは部分回復でしょうね。
 2月27日(木)、「回復期でのふらつきをなくす方法」で思いつくことね。ただし、してはだめですよ。私もしていないです。われわれ視床出血では感覚神経がダメージを受けます。そして、その復活というのが新しい経路ができてということですね。そのとき、新入りが右往左往するのでふらつくのです。避けて通れない現象だと思います。この復活が起こる前に諦めて放置するとか過剰なリハビリ・筋トレなどで筋肉や関節を固めてしまえば、ふらつく余地を筋肉や関節が失うことになるはずです。脳での回復も遅くなるはずです。そのかわり、生活動作への復活の道を失うことになると思うのです。そう、ボトックスのお世話になる道です。回復途上でどうしても避けて通れない「ふらつき」、「足や腕の貧乏揺すり」や「暴れ」が起こるのは人間の仕組み上仕方のないことであり、起こらなかったら「回復していない」と思うしかないのではないでしょうか。手足の筋肉で「屈筋」と「伸筋」といいますが、それぞれ1本ではなく、複数本あるのです。それらをさらに多数の運動神経と感覚神経で制御しています。それらがばらばらに回復していき、その度に新入りが右往左往しますので「ふらふら」とかね。防ぐ方法としてがちがちに固めてしまえばと思いますが、回復しなくなりますよ。ですから、回復しているのでしたら、ふらつくのです。転倒事故などを起こさないように注意してください。それと体の状態によっては回復ではない理由でのふらつきも可能性があるので注意してください。血圧の降圧剤の効きすぎや糖尿病の低血糖やその他もろもろね。
 2月28日(金)、私の思う「リハビリ停滞の前兆」についてです。私の思いだけですが、参考になるかもしれないので投稿します。手足などのリハビリを例にして書きます。私は視床出血で感覚麻痺を起こし、左半身での感覚および動作が麻痺しました。病院で思ったことはともかく「筋肉を固めない」でした。そのための動作が関節を錆び付かせないにも役だったようです。その後も、常に「筋肉を固めない」でちょいちょい感覚の刺激になるといわれることをしていました。その後、いろいろな方の情報なども含めて考えると「筋肉が硬直し始めた」とかいうのが失敗へのシグナルかなと思い始めました。硬直感が出だしたら、この解除に努めてきた私です。当然、関節の錆び付き防止にもなったと思います。当初、腕を方の上に持って行くのも苦労していたのが徐々に楽にあがるようになりました。四苦八苦したわけではないです。どちらかというより、腕ぶらぶらの方だったと記憶しています。ちょいちょい健常側を添えて持ち上げてみるというのでした。リハビリ時間以外は大抵ぶらぶらです。そうそう、私は日中車いすでしたからぶら下がりね。足はこの車いす生活で、腰曲げ、膝曲げ、足首曲げね。荷重はかけていないです。硬直感とかに見舞われたことはなかったです。うろうろ歩けるようになった後の方がちょいちょいね。そのときはストレッチとか、荷重なしでの屈伸とかで凌ぎました。筋肉に硬直感があり、それを解消せずにさらに無理して硬直感が強くなるようなら、「リハビリ失敗」と思うようになったのです。今、これを打ち込んでいるのですが、左腕で肩に近い方に硬直感があるので、今日中に解消しようと思っています。翌日に持ち越さないね。このような思いでの取り組んだリハビリが、リハビリ病院等での「奇跡的回復」といわれる速さになったかもしれないと思います。放置すれば回復しませんが、頑張りすぎもやばいということですかな。効果があるリハビリとはどのようなものなのでしょうね。人それぞれのようなのでわかりにくいですね。失敗しそうだなというのはわかりやすいかもの。
 3月1日(土)、、いろいろ投稿していますが、他の方のブログでもある感じの「果てしなき?復活への道」ね。「完全麻痺からの復活」としていますね、「完全復活」ではない。そう、復活への道をとぼとぼと歩いているのが現状です。全行程のうち、どのくらい歩けたのでしょうか。「判らない」というのが偽らざる心情ね。多くのからのブログにもある「日々のみみっちい改善」とかや、「このような逆戻りはリハビリでは当然ありかな」という思いでぼちぼち取り組んでいます。昨日、久しぶりにコメントを見ました。(横着者です。すみません。) 当初、ちょいちょい引用みたいなことをさせていただいて方からのコメントもありました。この方は脳出血から4年になるとか。この方も「諦めず」とかです。ブログを何年も投稿されているような方は大抵「諦めず」みたいな感じです。回復がリハビリ病院等で「奇跡的回復」というような感じだったので、リハビリでの失敗談を投稿できないのですが、「果てしなき?回復への道」というのは一般的には大きな失敗がなくても感じることではと思います。「?」をつけているのはどこかで終わりがあるのではと思うからです。いつになるのでしょうね。だれか、教えて。諦めたら、回復する前に終わりですよ。過剰な取り組みは終着が遠くなることになると思います。「慌てず」「騒がず」「諦めず」でね。
 3月2日(日)、感覚についてね。ブログ村のある方のブログにあったので一発ね。私は視床出血だったので、出血した反対側の感覚が全滅ね。というか視床を通過する感覚情報がね。この中には毎度書いている筋肉の収縮情報も含まれます。皮膚覚ですと、触点、痛点、温点、冷点、圧覚ですね。視床が単に軸索の通過点なら、回復してきたときに温覚異常とかが起こらないはずですが、私は感覚異常を起こしました。健常側より、少し高く感じるとかね。冷点側では低くとかね。この程度で助かった。どうして、このようなことが起こるのかを考えて見ると、視床では神経細胞が働いていたとね。それが、出血でお亡くなりになり、生存している部分から樹状突起や軸索が伸びて新しい経路ができ、このときに未経験の神経細胞が働き出して、反応しすぎているからでしょうね。経験を積めば健常側に合わせることができるようになると思いますし、私の状況ではなりつつあるという感じです。温覚とかで説明しましたが、筋肉の収縮具合の情報を知らせている感覚神経もベテランが出血でお亡くなりになり、新入りなので訓練が終わるまで、反応しすぎたり反応しなかったりで、この情報で運動神経側が振り回されることにかな。これが、「貧乏揺すり」、「暴れる」、「ふらつく」などの原因かな。このようなことを起こしながら、収縮具合を微妙な感じまでの報告を中枢に送れるようになっていくのでしょうね。それで、漸く腕の曲げ具合、指の曲げ具合、足の曲げ具合とかをみなくても判るようになっていくのだと考えています。このような復活を起こすには脳での修復が必要になります。そのとき、痺れ感が生じるというサイトもありましたし、救急で入院した病院でも聞きましたし、私の感じでもそう感じています。別の理由による場合もあるとも思います。痺れが生じなくなったら、脳での修復が終了したと話もあります。生物は俗に高度に進化するほど「学習」ということを必要とする部分が増えてきます。また、脳の分業化も進んでいます。脳卒中でベテラン部分の神経細胞が失われた場合、代わりをする神経細胞は別の働きをしていた神経細胞になるということですね。そうすると、働きを変更するためには厳しい訓練を経る必要があります。脳の誤動作みたいに感じることがあれば、私は「新しい経路ができて、新入りの神経細胞が練習している。」と思っています。脳卒中などがなく、神経系に変更のない場合は神経細胞が誤動作という可能性もありますが、脳卒中の場合は「誤動作」ではなく「回復のシグナル」と思っています。

2014年2月24日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No81  感覚の回復から感じる脳での修復で思うこと   爪切りと雪の中での散歩   私は「押しつけリハビリお断り」であり、「リハビリ精神論もいやです」です   片麻痺のお金の取り扱い   他の方のブログでも「リハビリは長期的に」というほうが早い感じ  昨日の動画で思うこと  リハビリにおいて「腕や手、足、腰などの可動域」の確保がひょっとしたら、もっとも大切なものかも。
 2月17日(月)、発症2年は昨日で一端終わります。表題のように私は視床出血でした。その結果、左半身の感覚神経がダメージを受けて感覚がなくなるということになりました。筋肉感覚もあるので動作麻痺にもね。完璧な麻痺ね。運動神経や筋肉、関節などには損傷がなかったのです。でも、うごかなかった。皮膚感覚の方では徐々に回復してきています。どうも筋肉の方もみたいです。この感覚の回復はどのようにして起こるのでしょうか。視床の関係神経細胞は出血で働きを失ったというか細胞自体は死んでいると思われます。死んだ神経細胞は復活しないです。では、どのように回復しているのかというと脳全体の中で生き残った部分が視床の役割を受け持ってくれたからになると考えられるのです。どのようにしてかいうと、樹状突起や軸索などを伸ばし直して死んだ神経細胞を飛ばしたり、別の神経細胞を間に入れたりしたためと考えています。樹状突起や軸索はどちらも細い細い管状構造です。細くなるほど表面積の割合が高くなります。ですから、脳は細胞膜の集まりみたいなものです。その結果、脂質の割合が高くなります。それは細胞膜の主成分が脂質のためです。この脂質に人間の合成できないω3系やω6系の不飽和脂肪酸が絶対必要なのです。ですから、いろいろいわれているのです。ところが、病院食のメニュー、食材をみると?の状態、特にω3系がです。で、サプリメント購入に走りました。ところが、樹状突起や軸索を伸ばすには、まず、手を使いたいとか、手を使っているようなとかの刺激がいるのです。刺激であって。筋トレでなくてもよいと思いますが、ぼちぼちね。そんなこんなで脳での再構成、再配列とでもいう樹状突起や軸索などの延伸が起こり始めると考えるのです。そのときに細胞膜の主成分が必要なのです。量は多くなくてもよいのですが不足しないようにしておく必要はあると考えます。でもね、拘縮とか起こしていたら刺激にはならないのでは。柔軟に筋肉を動かせる、関節も順調に使えるという状態でリハビリしている方が効果は絶対に高いと考えます。なにか特定の生活動作に不注意に集中してしまうと拘縮とかを起こして逆効果になってしまっているようですね。ある意味、拘縮とかのないので私の手足の動きに対する制約はないです。その代わり、一見するとぐにゃぐにゃに見えるかも。でも、筋肉の感覚神経が回復しきって新しく働き始めた神経細胞の訓練が終わるまでは過度な筋トレとかはしてはならないと考えています。筋緊張亢進や拘縮にならないためにね。関節を錆び付かせないためにね。
 2月18日(火)、遅れましたが、先週金曜日にこちらの方もこの冬2回目の雪が積もりました。こちらでは先々週よりましでしたが、花子との朝の散歩では誰もいないので公園で20mロープの紐付きで走らせたら飛び跳ねていました。が、帰ると家の中へ入れろとの催促でした。犬は寒さに強いようですが、暖かい方が好きだということです。このように「雪にも負けず」、「雨にも負けず」、「風にも負けず」ですが「紫外線こわ〜い」という感じで散歩に出ています。ついにレインシューズを出しました。発症前に購入したものなので歩きにくいです。少し小さいですが、足首の動きとかが健常側に近いのでなんとか履けました。スノーブーツもあるのですが、もっと歩きにくいかも。次の雪の時にはスノーブーツを試してみたいです。これもそれも足首や足指などが自在に動かせるから履けるのではとも思います。今一度、書きますが、発症当初、左半身が完全に麻痺したのです。感覚の回復は動きより遅れています。運動神経、筋肉、関節、骨に異常がないので動かせるのは動かせたのですが、感覚の回復待ちね。それまでは「筋肉を固めない」「関節を錆び付かせない」「脳での修復の刺激になる動作」などで歩行以外は生活動作には直接関係なかったかも。でも、今は生活動作が徐々にできる部分が増えているみたい。足の爪切りはリハビリ病院入院中までは看護師さんで、退院後は自分でしています。手の指はリハビリ病院入院中から自分でね。私の爪切りの特徴はばらばらと気がついたときに伸びた手の指だけなので負担が少なかったかも。さすがに足は基本一気ね。私らみたいな感覚麻痺では生活動作回復を追い求めるより、柔軟に動くようにしておいて時間を掛けて、感覚の戻りの様子を見ながら徐々に訓練していくのがよいみたいですね。
 2月19日(水)、一昨日と昨日、ブログ村の脳卒中カテゴリーのある方が「リハビリ教お断り」と「リハビリ精神論お断り」と題されて投稿されていました。詳しくはそちらでね。私の投稿では自慢はさせていただいていますが、「できるだけ基礎的なこと」と「変な癖をつけない」と「休まず諦めず気長にね」と「人それぞれ」というのと「・・」とかな。ですから、すぐに「初期症状」を書くことにね。発症当初は皆さん筋肉は固まっていないし、関節も錆び付いていないはずです。筋力もあるはず。麻痺で筋力がないように感じるだけだよ。症状や取り組みの違いで拘縮などになったりするのですかな。最近、リハビリ失敗例についての原因がいくつかわかった気になりました。ただ、すべてではないですよ。「諦め」と「放置」と「過剰リハ」かな。リハビリの成功とはその本人が感じることでしょうね。困るのは「過剰リハ」で「イラチ的性格」の方が行き詰まり、何か新規にリハビリを受けて他の人に勧めたがるというのもです。リハビリなんて各自がじっくりおこなうもので、紹介程度ならまだいいですけどね。私からみると「あんたリハビリに失敗したからでしょ」かな。関節なんて固めてしまったらリハビリは進みませんよ。「錆び付かせない」程度は最低限かな。「筋肉を固めない」「関節を錆び付かせない」で「ぼちぼち動くように」していたら生活動作なんてそのうちできるようになると思いますが、脳の損傷部位などでいつまで掛かるかは神様に聞いてください。普通にリハビリに励んでいる者に素人がごちゃごちゃ言わんとってほしいです。入院中と退院後では脳の条件が脳の回復で異なってきます。脳卒中カテゴリーやリハビリカテゴリーでセラピストさんのブログもありますね。私にとっても役に立つのもありますが、リハビリ失敗者対策のもありますよ。各自の責任で探してみてね。「筋肉の硬直感が強まりだした」とか「関節の動きが悪くなり出した」とかですと、過剰リハビリの危険性が高いかも。放置でもね。「この頃以前より歩き方が?」とかいう程度の場合はよく相談してください。脳での修復が進んだ結果と考えられることもね。私の場合ですと、感覚神経完全復活するまではリハビリを続けることかな。過剰でもなく少なすぎでもない程度にね。よくなったり一見悪くなったりを繰り返しながらね。自慢を一つ、「手を使わないで足だけで正座からの立ち上がり」ができます。一発でね。普通はこれのようなことも継続的にリハビリを続けて時期を待つしかないです。リハビリ病院入院中に「立ち上がりのコツ」は教えてもらっていましたよ。「雪にも負けず」などは散歩に花子を誰が連れて行くかという問題で精神論関係なしね。
 2月20日(木)、またブログ村の脳卒中カテゴリーの別のある方が片手でのお金の扱いで困られている様子を投稿されていました。私は発症前から「電子マネー」化に取り組み始めていました。クレジットカードとiDとEdyとETCカードとICカード乗車券ね。小銭じゃらじゃらと万札が嫌いなのです。ところが、ポイントカードもあり、カードで財布が膨れたりね。乗車用ですが、市交通局の障害者割引の場合は現金でね、カード化が無理。バスが困りものといっても100円玉一枚なのでたいした手間はないかも。バス会社の方は専用の障害者用をつくりました。これで、1枚増加ね。ただね、杖持つ手にカードとなりますので麻痺した左手がある程度生活動作ができるからバスの昇降で使えるのかな。まあ、整理券は取らなくてもよいし、事前チャージさえしっかりしていたら降りるときも楽だしね。診療所の支払いもクレジットカード払いができると楽になると思っています。調剤薬局は探し出しました、カード払いのできるところをね。現金を扱いたくないというのが本音ね。視床出血で高次脳機能障害に見舞われていたら、現金の方がよいかも。理由は「概算暗算」ができないようになっていたら、カード払いは危険きわまりないですからね。現金払いのよいところは「現金がなくなったらそこまで」ということがはっきりしていることでしょうね。ちょっと一言、気にしていたことの中に「脊柱」と「骨盤」ね。これ、体の基本だからね。当然、お尻の感覚もね、復活してきつつあります。徐々にね。で、柔軟運動もしています。当然、腰痛なんて別世界の話でしょ、関係ないですね。まあ、花子の散歩で私にしては扱き使う左腕などの筋肉のストレッチなど緊張を緩める動作などもしていますよ。全身の筋肉でもできる部分は気がついたときにしてますし、各部分の関節のすりあわせもなめらかになるように常に心がけています。筋緊張亢進とか関節が錆び付いたりしたら大変ですからね。
 2月21日(金)、日本ブログ村の脳卒中カテゴリーのブログを読んでいて、ふと思ったことに「症状を受け入れることができて、頑張らずにリハビリに励んでいる方の方が回復が早いのでは」というのを感じたことです。「頑張らず」というけれど、「ほどほどに」というのと「長期的な変化に思いを寄せている」という感じかな。そして、「ネガティブ」ではなく「ポジティブ」に変化をみている方の方が早いのではということです。脳卒中での麻痺状態は本来発症時が最悪ね。適切なリハビリをしていたら改善されるだけだと思うのは私ぐらい?で、思い出してみると日を追って改善されていました。小さな変化の積み重ねだと思いますし、一進一退の時もあるとあると思います。それを我慢できずに急ぐと逆に回復が遅れるという悲惨なことが待っているようですね。長期的視野に立って考えるということができるかどうかですね。くどくどですが「外力ででも発症時には筋肉は動かせます。関節もなめらかにすりすりできます。この状態を保ち続けて脳の回復と併せて徐々に使えるようにすること。放置や筋トレなどで筋肉を固めてはだめです。関節を錆び付かせたらだめです。急がば回れ。」かな。
 2月22日(土)、昨日、「関節は錆び付いていないよ」で闘病記(視床出血) 左半身完全麻痺からの復活に動画をアップしましたが、我々みたいなのはともかく筋肉を固めない、関節を錆び付かせないということをしておかないと手足などが動かせなくなり、リハビリ以前の状態で固定されることになりますね。自分撮りでしたから、見にくい映像ですけど、リハビリの最低条件である「筋肉を固めていない」と「関節が錆び付いていない」ということだけは判っていただけると思います。くどくど投稿しているようにリハビリに取り組んできた成果です。私の場合は感覚麻痺なので、感覚神経の復活状況でリハビリの進み具合が違ってきます。リハビリをおこなうことのできる理由はいくつかあるのですが、「筋肉が使える」というのと「関節が使える」が最低条件かな。私の思う歩行リハビリは残存機能を活用してともかく歩けるようにしようとするものだと思いました。感覚神経は右足とかで代用してね。それで、安定的になった後に左足の感覚神経が一部復活したら、といってもベテランの神経細胞は死んでいるので別の新米が入ってくるから、がたがたとね。そのとき、筋肉が拘縮、関節さび付きでしたら、がたがたしないでしょうがよりなめらかな動きにもならない。大外回しならそのまま大外回しでしょうね。だから、永久にダッシュできない。筋肉が拘縮でなく、関節も問題なければ、「小走り」から「大股走り」へ、そして「ダッシュ」へとトレーニングできると考えてます。体の動きは運動神経、感覚神経の両方で調整されています。アンバランスなときに無理をしたりすると、正常な調節ができなくなりますよ。急がないことね。昨日の動画のうち、膝揚げ程度できて走ることができるのではと思います。足首の動きも必須の最低程度かな。
 2月23日(日)、リハビリにおいて「腕や手、足、腰などの可動域」の確保がひょっとしたら、もっとも大切なものかも。「可動域」というのは、指ですとジャンケンでの「パー」と「グー」を短時間で繰り返すことができるとかかな。その次が指名による指一本単位かな。その次が・・とかで、徐々に複雑な動作に持っていけたらよいと思うのですけどね。腕の動きも関節の最大限の範囲が使えたらね。まあ、肘の屈伸だけでも、まずは健常側と同程度とかね。肩のふり回しもね。これらを組み合わせると、お手玉を掴んで隣のテーブルに移すなんて楽にできますよ。このような作業の前に手、指、手首、腕、肘、肩などが支障(拘縮や筋緊張亢進、関節の癒着など)なく動かせたら、感覚が戻ってきたら、練習は必要ですが大抵のことはできるようになると思います。どうして「練習が必要」かというと、私の場合は視床出血なので感覚系の大切な神経細胞が視床で死んでます。この死んだ細胞の代わりを脳の他の部分の他の働きをしていた神経細胞が引き受けることになります。温度感覚が戻ってきたときにお風呂の湯の温度を熱湯みたいに感じたりとかなどです。「慣らす」ほかないですね。筋肉の収縮具合の感覚の場合も練習が必要なのですが、運動神経に間違って「縮みすぎ」とだすと、運動神経は「緩めろ」で緩みすぎにね。それで、慌てて「緩すぎ」と連絡すると「 締めすぎ」で、・・と往復ね。これが「震え」などの原因だと考えますが、関節が錆び付いて固着していたら、震えることはできないしね。筋肉が拘縮していてもですね。だから、可動域がどの程度あるのかいうのがリハビリにおいて大切なことだと考えます。「足首を動くようにしてもらった」とかで喜んでいるのは「固めてしまった」ということの証明ですかな。間違ったリハビリをしていた証明ね。不思議なこと、どうのようにしたら「腰痛」になるの、教えて。


2014年2月17日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No80  視床出血発症して2年になりました(第2回)  視床出血発症して2年になりました(第3回)救急病院でのリハビリ  視床出血発症して2年になりました(第4回)救急病院での問題?とリハビリ病院への転院  視床出血発症して2年になりました(第5回)PT(理学療法)の様子と今思うこと(車いすの足漕ぎ)   視床出血発症して2年になりました(第6回)OT(作業療法)の様子と脳卒中で手足などが動かなくなる理由で思うこと  視床出血発症して2年になりました(第7回)高次脳機能検査とSTの様子、楽しくいじめ?られてました、発音が悪いので発声で。   視床出血発症して2年になりました(第8回)病院食や栄養指導や服薬指導

 2月10日(月)、回想とともに発症時の時の思いに最近までに私なりに判ったことも加えています。昨日、書き抜かしていましたこと、「前兆」については全くなしね。自主リハビリを始める前の意識がはっきりしたかどうかいうころのことをひとつ、不思議なことに鼻の左側の気道が詰まったという感じだけはやたらとはっきりとね。息苦しさで判るので鼻の気道での感覚ではなかったようです。今まで入院中には点鼻薬を持ち込んでいましたが、救急搬送ですから持ってないし、どこにいるかもぼんやりだったのに右手に触れたのがベッドの背もたれとかのリモコンでした。上体を起こすと鼻づまりが解消すると思い、上体側をあげていきました。寝ているから「大丈夫かな」とね。そして、意識がとんで、次に復活したときは頭を下にしてベッドにぶら下がっていました。頭のてっぺんは床ね。首を少し縮めると右手の指が入る程度の隙間でした。このあと意識がはっきりしてきました。ベッドがもう少し低かったら頸椎損傷かな。このとき、三途の川の渡し舟からも転落して溺れ生きしたのかも。それで意識がはっきりとね。看護師さんら慌てたでしょうね。このとき、この歩届き者は「ナースコールしなくても大きな音を立てたらきてくれるのですね。」と言ってしまいました。溺れて意識が戻ってきているからね。数日して点鼻薬を持ってきてくれたのですが、効きの悪いこと悪いこと。さすが感覚麻痺ですね。鼻づまり解消は上体を起こしておくことなので、尿道の管が取れたら、朝6時半頃から夜8時過ぎまでだったか車いす生活を始めました。後々判ったことですが、上体を起こしておくということがリハビリには有効だったようです。これで、足首直角、膝直角、腰(股関節)直角ね。これも良かったみたい。ベッドに寝れば、真っ直ぐに、車いすで直角に、どちらも結構な時間できることにね。腕は右手で持ち上げたり、曲げたりして「固めない」ようにという自主リハビリを始めました。しばらくはこの動作だけね。何日かしてリハビリが始まりました。覚えているのはPT(理学療法)で平行棒の端で支えてもらいながら立って、向こうの端においた姿見に映っているはずの姿が見えなかったことです。翌日、ハードコンタクトレンズを装着してもらって見えるようになりました。円錐角膜なので矯正方法は角膜移植かハードコンタクトレンズまたはこの併用しかないのです。で、ほぼ毎日コンタクトレンズを装着してもらえるようになったので世の中が明るくなりました。OT(作業療法)の方の初期のことも良く覚えていないです。雑巾がけをしていたのは覚えています。PTとOTの続きは明日ね。
 2月11日(火)、この当初入院した病院でのリハビリですが、リハビリ病院ではないのでちょっと時間が短かったです。PTでは当初、立ち上がりですよね。立てたら、よちよちと平行棒の向こうまでね。後ろから補助をしてもらっていました。平行棒片道よちよちと歩けたら一休み、復路をよちよちとね。それができたら往復ね。この頃には普通の車いすの足漕ぎ開始ね。はじめは健常側だけで、しばらくしてからは麻痺側も使ってね。回復状態がよかったみたいで杖を使い始めました。ただし、後ろからの補助付きね。この補助の状態は徐々に手抜きかな。それとともにそこのリハビリ室内一周とかに伸びていきました。OTの方は雑巾がけや軽いものを斜面持ち上げとかコーンを掴んで運ぶとか積み木を掴むとかを徐々にです。コーンを掴んでいるときに「麻痺したら指が曲がるので、指を伸ばせたら掴めるよ」といわれて、そうだと思いました。それで、自主トレは指伸ばしと腕伸ばしにかかりっきりね。最初の頃、腕を伸ばそうとすると全身の筋肉が収縮している感じがしました。脳が制御できなくなっているなと思いました。伸ばし続けているうちに腕と指とその関連の筋肉ぐらいになってくれました。腕や指は屈筋の方が強いので放っていたら曲がっている麻痺特有の状態にね。伸筋を使うということですね。この自主トレをしたら疲れることができて睡眠が深くなって途中で途切れることが減りました。発症後2週間ぐらいかな、もう少ししてからかな。指を見つめながら念ずると指の曲げ伸ばしができるように、そして、指の区別もね。筋トレはしていないですよ。「伸ばす」というのと「屈伸」が基本ね。足の方は車いすに座るというのとトイレで少し体重をかけてみるということぐらいかな。ベッドとの行き来やそれに伴う屈伸ぐらいかな。筋トレは全くしていないですが、筋肉の伸縮と関節動かしは良かったみたいです。感覚が戻らない限り、以前と同様の動作は無理だとは思っていました。それまでは「筋肉を固めない」「関節を錆び付かせない」と無理のない範囲でのとりあえずの動作ができるようになることかな。そんな感じが延々と続くことになりました。歯ブラシは背の平たいのならひっくり返りにくいし、重しをのせればひっくり返らなかったし、右手一本で困ったことはなかったです。歯ブラシなんて月に一本ぐらいの使い捨てで良いので安物の方が平たいかな。丸いのもあるにはあるようです。ある方はいいのを使っていたのですね。この病院で非常に良かったことは看護実習生がついてくれたことです。モチベーションが上がりました。続きは明日ね。
 2月12日(水)、今日はリハビリを兼ねて、美術展に行ってきます。ただ、この病院での問題点はコンタクトレンズ装着をどの看護師さんがするかということだったか。どうも逃げていたような感じもしました。眼科病棟なら問題のないことなのにね。手が動かなくてもちょっとだけ安定して洗面台にのせれたら良いだけでしたからリハビリ病院に転院の頃にはともかく自力でできるようになりつつありました。もう一つが食事の問題ね。ここは3月3日とか月初めなどには寿司が出るのです。赤飯の時もあります。以前、入院したときに確認済みね。お粥が続いていたので普通食へと要望し続けていました。だめだったので「食い物の恨みは怖いよ」と未だに根に持っています。ヨーグルトや牛乳などはぼちぼちの量は特におとがめなしでした。このとき、脂質の量について疑問を持ち始めました。少ないのではとね。リハビリ病院ではサプリメントを購入しました。意味は別のときにします。残念なことは、食事で「あ〜ん」とかいって看護師さんに食べさせてもらえなかったこととおしめをしていたときに一度も中に放出しなかったことか。看護師さんに交換してほしかったです。そうこうしているうちにリハビリ病院への転院となりました。3月13日でした。まだ、このときは歩行できないということで介護タクシーでの移動ね。ほぼ1ヶ月ぶりの外界です。見慣れた道筋を通ってリハビリ病院に行きました。さすが、リハビリ病院、車いすがたくさんありました。でも、病棟で各患者用のよいのは不足気味というのが退院間際に判りました。入院受付で受付をして、病棟から迎えの看護師さんがきました。退院後に遊びに行ったときにその看護師さんにとって初めて迎えに行った患者だったということでよく覚えてもらっています。主治医とのご対面、そこで爪白癬の治療をお願いしました。それから、CTね。これで、コンタクトレンズが一つ吹っ飛んだみたい。理由は頭の固定方法ね。麻痺側が吹っ飛んだのでそのときに判るわけないですよ。午後セラピストさんが入れ替わり立ち替わりきて状況判断ね。このときはあとでうるさいことがあるになるとは思いませんでした。翌日から開始だったかなリハビリ。今度は40分ね。担当してくれた方とはしゃべりまくりでよかったです。リハビリなんて楽しみながらするものだと思いました。「艱難辛苦を乗り越えて」という思いは今振り返ってもないです。楽しかったですよ。なんせ、日に日に進歩の具合が判りましたからね。続きは明日ね。
 2月13日(木)、転院の日にPT担当者からいわれたことに「車いすの足漕ぎでは踵をつけた方が歩行の練習になるよ」といのがありました。これ、考えて見ると足首の角度は直角を中心に大きくなったり小さくなったりですね。さらに足の裏が全面で床と接することにもね。麻痺側も使っていると足首の向きの鍛錬にもなっていっていたと今となってはそう思います。皆さん、足首の向きとかで苦労されているようですが、私は順調で足首の動きは健常側と同じようにできます。健常側だけで足漕ぎをされている多くの方の姿勢はふんぞり返っていますね。私は腰を直角以上に曲げて、どちらというと車いすマラソンに近いかも。スピードが出ますよ。でも、スピードを出すには麻痺側がそれなりに動く必要があります。ということで未だに手こぎが全くできないのです。片足ではスピードは出ないと思います。はじめの頃は麻痺側を巻き込む危険性と停止の問題があったのでぼちぼちから徐々にスピードアップしました。ですから、足首の向きとかで苦労することはなかったです。スクワットなどの筋トレよりリハビリには良かったと思っています。動かさなければ「拘縮」、過剰の自主トレや筋トレは「筋緊張亢進」の危険性ね。なにかちょうどすり抜けれたみたいです。膝も曲げて使いますので「伸びきり」とかにはなりにくいですしね。1日10000歩以上とか階段昇降ができるようになっても退院の日まで車いす使用が続きました。PTで最初に測った歩行速度は杖使用で10m38秒でした。残存機能を使ってのリハビリになりますので、歩行では左右の体重移動というのが重要ですね。左足は感覚がないので右足での体重の変動で左足分を感知する訓練もしました。2台の体重計に片足ずつをのせてとかね。感覚麻痺ですから、筋肉感覚もないのですが、運動神経とかは異常がないので脳で計算することで何とかなるとね。筋肉感覚なしで運動神経制御の訓練もしました。この訓練で筋トレは必要ないですね。チャリ漕ぎの負荷が少なくて良い理由かな。感覚がなくても歩けるようにとね。でもね、このとき、感覚が戻ってきたときにはガタガタするというのを理由つきで普通の方にはいっておいた方がよいと思います。私の筋トレは許可されてからの階段ね。これ、普通は1日で30分にもならなかったです。降りてリハビリして登って病室にもどり、リハビリで降りてとかですからね。階段昇降できないときはエレベーターだしね。退院の頃の測定では6分で420mになっていました。健常者みたいな格好良い歩行姿勢でね。リハビリは週5日ですが、土曜日に「土曜リハ」と称する追加のリハビリがあって、PTでFさんという女性の方にしてもらったとき、「月曜日からもお願いします」といってしまい、月曜からはそのことでイケメンのUさんに・・と言い続けることになりました。PTのゴタゴタね。リハビリは楽しくね。
 2月14日(金)、一見目立った進歩が見えないOTかな。こちらはたくさんの感覚神経が関与しているので動かせ方は健常なみみたいなのですが、感覚神経が働かないので「見つめて」の世界ね。ですから、感覚を取り戻すというのと健常側みたいに動かせるようにしておくというのが基本かな。でもね、徐々に作業ができるようにはなってきています。PTもそうなのですが、まずマッサージね。「筋肉を固めない」ね。指をごちょごちょと動かしてみる作業ね。「関節を錆び付かせない」ね。皮膚感覚と筋肉感覚の両方が戻ってこないことには正確な作業はできないですね。さらに戻ってきた感覚のトレーニングね。PTより面倒くさいリハビリかな。そして辛気くさい感じもね。OTの方がPTより面倒みたい。腕や手の動かしができるので、感覚神経の回復を促すようなリハビリになるのですが、これって脳での再構築ということになるので刺激と意欲と栄養ということになるかな。OTのリハビリでは刺激と意欲を得るためにおこなうことになります。意欲については、当初、OTのFさんだったのですが、4月に新人のOTのSさんがつきました。ベテランのFさんの代休の時にそのときだけの担当者変更票を渡されたので「ない方がいいですよ。この票なしは担当交代でしょ。」といいました。Sさんは女性、Fさんは男性ね。で、5月からはSさんになりました。Fさんの英断に感謝しています。リハビリの効果が非常に向上しました。ところで、我々みたいな感覚麻痺でどうして手足などが動かなくなるのでしょうか。筋力が一瞬にしてなくなるわけはないですね。運動神経、関節なども問題ないはずね。筋力がなくなるのなら拘縮とか筋緊張亢進とかは起こらない可能性が大きいですが、筋トレ等で起こされている方が多いですね。動かなくなる原因は筋肉の収縮具合やその他感覚情報が戻ってこないからだと考えています。感覚情報があっての筋収縮なのです。この手の情報がないときに無理をすると収縮しっぱなしにね。感覚の代用ができる部分もありますので、ともかく動かせることもね。この場合も徐々に注意しながらする必要があると思います。発症後のリハビリは残った体の機能を使って兎も角も動かせるようにというのになると思いますが、ある程度動かせるようになると残っていた機能では制御が難しくなると思います。それと、感覚神経の回復が起こってくると、これは新しく作り直されているので、ベテランの神経細胞(これは脳卒中でお亡くなりに)ではなく新米の神経細胞が飛び入りで働くことになるのでゴタゴタしてくることになると考えられます。筋力は徐々には落ちていきますが、一心不乱に筋トレする必要はない感じですかな。拘縮とかにならないように適度にね。
 2月15日(土)、救急病院でお粥が続いた理由にもなるST(言語聴覚療法)もありました。ご本人は何とも感じていないのでどうしてかなと思いながら最初のリハビリにいったときに「リハビリの目標」というのをPTやOTも設定したのですが、STもね。本人の感覚から出た目標は「発症前より美声に」でした。STのYさん笑ってました。冗談が通じる方で良かった。それに女性だし、若いしね。深呼吸をしましょうといわれて右側もできなかった(笑)。これは「忘れている」といってよいですかな。唇の動きのリハビリ、舌の動きのリハビリ、深呼吸に続いての吹き出しでのリハビリ、ろれつの回りにくい単語の発声とかなどなどです。3月の末に妻と知人とYさんと出会ってもらったときに妻と知人が口をそろえて「元に戻っている」とね。まあ、やはり、唇の動きや舌の動き、その他に出血の後遺症があるということで退院間際まで続けてもらいました。これも楽しかったですよ。発声練習で自主トレができるのですね。いつもではないですが時々映画を聴きながら(目は自主トレの方だからね)していたという不届き者ね。リハビリではないですが、高次脳機能検査ね。これ、うっかりとね、普通再検査しないようですね。別段、後で触るような予定がなかったのでそのままにしています。まじめに受けていると「疲れる」と思います。記憶力についてでは、時系列記憶とか、数字逆順暗唱とかね、空間図形認識とか、平面図形とか、釘打ち風景など模擬動作とかね。数字逆順では指とかで覚えさせる手順を考えている間に終了という涙ものもありました。まじめに受けていたら疲れるかもとも思いました。今度、脳機能検査を受けるときに備えて手や足の指と数の関係を決めておきたいです。(大笑い)
 2月16日(日)、入院中の食事についてですが、救急病院では以前に投稿したようなことでした。リハビリ病院での方が書くことが多いかも。一応、高血圧らしいので減塩食です。気がつかなかったです。なぜかというと無塩食に近いのを食べていましたから、薄味どころか素材の味でもよかったということです。ほうれん草のお浸しをそのまま食べるとかね。妻に「醤油ぐらい少しは掛けろ」などいわれてました。朝食のパンね、無塩パンね、いわれるまで気がつかなかったです。食事指導で「ほうれん草云々」で栄養士の方、何も言えなくなっていました。これは医師も含めての思い込みからきているのだと思います。味噌汁を調理場でお湯まししてほしいといってもしてくれませんでした。片麻痺者がお湯割りをできるとでも思っている風でした。「不味い」というのは多くの場合、塩分の量の問題みたいですね。薄味だから不味いみたいで、織田信長と同じかな。この私でも不味いと思った麻婆豆腐などがあったりもしました。患者向けに大量の量での料理したものも味見をしなさいという感じね。サンプル調理と量が全く違うので味付けに工夫が必要だよ。栄養素の種類とバランスと量はおおざっぱな教科書通りという感じでした。糖質はまあそれでよかったかも、タンパク質もかな。ミネラル、ビタミンなどもかな。問題は脂質の種類と量ね。飽和脂肪酸は摂取しなくても炭水化物やタンパク質から創れるのですが、ω3系とかω6系などの不飽和脂肪酸ね、これらは人間は合成できないのです。ところが、細胞膜の主成分なのです。ω6系はマーガリンを摂取するとどどっと入ってきますが、ついでにトランス脂肪酸も結構な量入ってきます。ω3系は含まれている食材に偏りがあります。不飽和脂肪酸はリハビリにおいて重要な役目をしていると考えたのでサプリメントを購入しました。理由は後日ね。服薬指導も私にとっては意味がなかったです。使用医薬の説明なし。どうして朝食後かという説明なし。食後というのは飲み忘れ防止が目的の場合が多いのです。多くの医薬ですと、「生活リズム上での時刻投薬」の方が大切だと考えています。病院では普通食事時刻は一定ですからね。退院後は判らないよ。生活リズムと医薬の薬効との兼ね合いですよ。でもね、普通は医師が今一度であっても医薬の決定理由も含めて説明するべきものだよ。処方薬だからね。

2014年2月10日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No79  「麻痺でできなくなった」と思うか「リハビリでできるようになった」と思うのか、わたしゃ後者ね  違和感や硬直感も行ったり来たり 過去に死に損なったというか命拾いの人生だものね。  株式投資、リーマンショック後や欧州金融危機後の暴落期は含み損で真っ赤っか、今はどうなのでしょう  モーグルでの様子を見ていると足下のガタガタを足首、膝、股関節や胴体の身のこなしで吸収して頭を安定  背中で右手と左手の接触はもうすぐかな  視床出血発症して2年になりました(第1回)

 2月3日(月)、リハビリへの思いというか脳卒中で片麻痺になったときにどのように思うかということがあるとと思います。私はまず「麻痺しちゃった」と思いました。そのうちリハビリで復活しようとね。急性期病院での入院中も、落ち着いてきたら、まず車いす生活(朝6時半頃から夜8時頃までね。)ができるようになることが目標だったか。上体を垂直にしていると鼻が詰まらないのでね。結構早期にリハビリが始まったのですが、PTで平行棒の先にある姿見の私が見えなかったのです。でもね、意識がはっきりしてきているから、そのうちとね。で、翌日、コンタクトレンズを装着してもらえたらよく見えました。食事とかですが、利き腕が使えるので看護師さんの介助なしなのが残念とか思う不届き者ね。車いすの場所で利き腕を伸ばしていろいろ作業できるところにしてもらうようにしました。「あれができない、これができない」ではなく「できなかったことが一つできるようになった。次の日?にまた別のことができるようになった。」とか思っていた感じです。麻痺すれば生活作業に支障がでるのは当たり前。それが、徐々にできるようになっていくということが励みにね。当座は利き腕でできるようになってもよいではないですかということです。リハビリで一気に回復できるのなら、子供の成長はもっと早いはずです。子供でも何年もかかることを短期間で達成しようというのが無謀では。子供の神経系は普通、準備がされています。ところが我々のは脳卒中で破壊されたのです。時間が掛かって当たり前ですよ。で、落ち込んでいると回復により時間が掛かるみたい。焦ると筋緊張亢進とかでこれまた良くないみたい。ハードコンタクトレンズ装着で「う〜ん、まだできない」と思うこともありますが、「筋肉を固めない」「関節を錆び付かせない」を基本に脳の可塑性を引き出すようにしていました。そのうち、リハビリに励み続けていたらできるようになるとね。何年もかかることもあると思いますが励み続けます。子育てと同じかな。子供は当初何もできないですよ。進化したほ乳類ほど何もできないですよ。だから、「できるようになった」ということを褒めてやるべきですよ。リハビリもね、大抵のセラピストさんは褒め上手ね。
 2月4日(火)、顔の違和感の部分が小さくなってきています。ただ、広がったり、小さくなったり、しながら、徐々に小さくね。これは、他の部分での変化と同じような感じ、進んだり戻ったりね。小さくなってきているのですが、小さいためかちょっと強く感じたりします。狭くなった沖の範囲は上唇当たりから耳までいかない程度のほほの当たりで鼻に近いところの感じが強いです。広がったり狭くなったりね。腕は相変わらず良く痺れています。そして、硬直感が強くなったり、弱まったりね。指の接触感覚を確認するような動作をするとそのときにより痺れています。目を閉じて手探りで手摺りを軽く掴む動作ね。この動作は皮膚感覚と筋肉の収縮具合の感覚を同時に試すことができると思っています。以前よりできが良くなってきているので力が入れやすくなりました。以前は小指や薬指を壁に突き立てても判らなかったのがなんとか感じられそうになってきています。感覚神経が戻ってくることで徐々に強く握れるようになっていきそうです。私らですと、感覚が先で筋力はその次で良かったということかな。感覚が戻ってこないから力が入れられないことですね。ところが感覚を戻すためには動作が必要ですよ。
 2月5日(水)、もうすぐで発症2年ね。そのときに「落ち込み」がどうして生じなかったのかな。まあ、ある時期に私の性格や能力などから、ある程度先を見てしまっていて「悟り」を開いていたのかも。それと、価値観の違いから、ストレスが多かったです。ちょいちょいリハビリで子育てに触れていますね。人間の成長に「絶対」ということがないということね。その割に「考え方」によって、成果が違ってくるのに、固執して開けていくはずの人生をつぶしているのをみてましたからね。まあ、価値観の違いを悟っているので出世は諦めね。でも、そのときそのとき「最善」かな。本当に「最善」かといわれたら、「諦めの最善」だったりしてね。好奇心による調べ物というのはちょいちょいというか、継続的にしていました。発病して「調べ物」ができなくなっていたらどうなっていたかはよくわからないです。でも、一昨日のように考えているから、なんとかなったのではと思います。それと、過去に死に損なったというか命拾いの人生だものね。この程度で落ち込んで人生の意味を失っては助けてくれた神様に申し訳ないです。この神様ってなにだと思いますか。自身で見つけてください。勧められて見つけるものではないと思います。
 2月6日(木)、発症前から細々としていた株式投資。リーマンショック後や欧州金融危機後の暴落期は含み損で真っ赤っか。先日、ある方が書いていたように塩漬けにしていました。生活に困らない資金でということなので細々ね。どういうことかというと全滅しても諦めることができる程度の金額ね。でもね、上場企業が同時に複数社倒れるときは国もやばいよ。特定企業に集中しないことなのですが、金額が少ないと分散できないよ(涙)。一昨日の大暴落時に久しぶりに「買い」→「売り」で200円売却益を出しました。細々ね。上昇時でも「売り」→「買い」で売買益を出せることもあるのが株式投資ね。ただし、すべてを自己判断で売買することかな。他の人が買って高くなっているから買うと天井で購入で、後は下落とかになりかねないですよ。下落したら購入でその後も続落もあるからね。見切りも大切ですが、それができないのなら「塩漬け」ですね。普通にしていたら、利回りは預貯金より良いのではと思います。
 2月7日(金)、日本時間では明日になりますが、オリンピックの開会式がありますね。で、ニュースで競技の練習風景が報道されています。予選のスキーのモーグルでの様子を見ていると頭の位置に注目すると足下みたいにはガタガタしていないですね。足首、膝、股関節や胴体で変動を吸収して、頭を安定させていますね。力任せではないですね。ジャンプも力任せでは飛べないと思います。スケートともね。ところが、脳卒中で麻痺した場合、油断すると力任せになってしまいそうでした。筋肉を固めたら、関節を錆び付かせたら動かせなくなると思ってリハビリに取り組んできました。モーグルみたいな足の屈伸、腰振り、上半身の柔軟性をまねた動作がいくらかできるようなのです。腕もスキーでは柔軟に使っています。モーグルの関節の動きのまねがどの程度無理なくできるのかというのも考えて見てはと思います。足の指の動きですが、曲がりぱなっしということはなかったです。歩きにくいときは曲がり気味でした。健常側みたいに曲げ伸ばしできるようにしておいて良かった。昨日の件は細々ながらしっかり含み益はあります。あの暴落時にもっと買うことができていたらね。お金がないというのは辛いですね。
 2月8日(土)、昨日、訪問リハビリで足の屈伸ですね、腿の部分が胸に接するのにセラピストさんがちょっとびっくりしていました。まあ、顎に膝がつくのですから、接するでしょうね。急性期の病院で自主トレとしていたことはトイレでこっそりと体重を少しかけてみるということでした。乗せすぎると床行きですからね。こっそりでないのは車いす生活ね。リハビリ病院では足漕ぎが加わります。結局は足首は直角程度の角度で鍛錬ね。膝も直角程度で鍛錬ね、腰も直角程度ね。そりゃ、腿が胸まできますよ。ですから、装具もリハビリ病院退院とともにお蔵入りです。こんなのをつけていたら、モーグルの真似事などできないですよ。この寒さですから、注意しないと筋肉や関節が固まりそうです。手足の屈伸などで体全体の柔軟性の維持というか可動範囲確保しておきたいです。で、背中へ手を伸ばすことですが、リハビリでみてもらったら「腰の方からの右手と頭の方からの左手がもう少しで接触できそうだ」といってもらいました。明日で発症2年になるので重複になりますが、明日からしばらく当時のことを振り返ってみたいです。
 2月9日(日)、今から2年前の本日の午後6時頃、職場のトイレで脳の中での異常に気がつきました。ほげーと尿を放出しているときでした。手を洗っているときに左手の動きに異常を感じ取りました。ここで、このとき知識(掛かり付けの救急病院は救急搬送でも受け入れてもらえるということ)というのがなかったので、自力で行こうとしました。私の場合はこの救急もしている病院で脳血管造影をしてもらっていました。視床出血というのは出血量が少ない割に効果が大きくて、途中で自損事故を起こし、救急車で搬送されることになったのです。このとき、救急隊員の方が病院の診察券(いつも持ち歩いていました)を見つけて連絡を取ってくれたので受け入れたもらえました。5分後程度でしっかりと左半身麻痺でした。知らないということは怖いですね。その後、15分ぐらいかな、まだら意識不明にね。病院到着時は意識なしね。時々、意識復活して、またすぐに意識不明にね。不明の時を昏睡というのかな。まだら復活したときにコンタクトレンズを外してほしいと頼みましたら、ハードコンタクトレンズをソフトコンタクトレンズのように外そうとしていました。で、意識不明で後は???です。救急車で嘔吐が激しかったのですが、原因は左右の感覚のバランスの崩れが原因でしょうね。これは、ベッドでの病室移動の時も起こりました。大脳は正常ですが、感覚神経は視床出血で左側ダウンね。大脳が混乱したためですかな。ICUにどの程度いたのかなどは???のままです。どうも、20〜30%ぐらいで三途の川を渡りきることができる状態だったかな。これ、推定ね。出血量は少ないですよ。20mlも出れば、ほぼ死亡する出血ですからね。ただ、麻痺が判った段階で「リハビリで復活するぞ。」と思いました。一度も「麻痺したらどうしよう」とか「このままになったらどうしよう」とかは思いませんでした。そして、意識が回復してから聞いた病名は「右間脳視床出血」です。これで、感覚神経損傷による麻痺というが判りましたので、「筋肉を固めない」という自主リハビリを開始できる部分から始めることにしました。筋トレはしたいとは思いませんでした。「感覚がなくなると運動神経が働かない」とは意識していなかったかもしれないですが、「筋肉を固めない」を重点的にすることにしました。といっても、できることは限られていました。続きは明日にします。

2014年2月3日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No78  ブログとかを読んでいると、皆さん、筋トレ好きみたいですね   よちよち歩きの再現かな、リハビリは   また、ネタに困っています。もう少しで発症2年シリーズね。   性格上での「気が長い」「気が短い」の損得  リハビリ期の人間の脳や筋肉などの回復の速さについてどう思われますか   あっけらかんと病室でも泣くことはなかった。病気で泣いたことはないですよ。  筋肉も関節も健常側と同じような範囲で麻痺側も動かせるように

 1月27日(月)、ブログとかを読んでいると、皆さん、筋トレ好きみたいですね。わたしゃ発症前は10kgのダンベルを使っていたのですが、退院後1kgから再開して3.4kgで調子が悪いので中止して再開していません。なぜか、筋肉に悪い気がしたのです。先週投稿した中にあるような考えに最近たどり着きました。中止して良かったと思います。階段利用や1日10000歩以上とかは入院中に始めたことで入院中だったので1ヶ月以上毎日PTやOTのセラピストさんにリハビリのときに足の様子を見てもらっていました。中止命令はなかったです。筋肉が固くなるような感じがしたり、痺れや痛みが強くなったら荷重をかけた運動は中止しています。これは筋肉を伸ばすだけとか以外での方針かな。「筋肉の伸縮ができる、関節が動かせて屈伸ができる」を基本に自主トレをしてきました。何らかの作業とかは感覚が戻ってからと思ってね。歩行はリハビリで意外と早くできるようになりましたが、車いすの両足漕ぎが良かったみたいです。足漕ぎは歩行に比べて足への負担は少ないはずです。基本的には手足両方とも感覚の回復待ちです。それまでは「固めない、錆び付かせない」を基本に脳への刺激が行くようにごそごそ動かし続けることをしていこうと思います。そして、脳での再構成に必要な栄養素も忘れずに摂取してきましたし、摂取し続けようと思います。必須不飽和脂肪酸ね。筋トレは感覚がある程度復活したら再開してみたいです。運動神経と筋肉の収縮具合を脳に送っている感覚神経のバランスが取れるようになったらね。アンバランスのままですと、筋緊張亢進で収縮したままとかになりそうで怖いと思っています。このブログは発症直後の方を対象にしている感じになってますかな。もう、筋肉を固めてしまった方、関節を錆び付かせてしまった方などはほかで回復方法を探してね。発症直後でも回復を保証するものではありません。回復は発症された方自身の取り組みによります。参考程度にしてください。
 1月28日(火)、ある方のある投稿に「最近、ふらふらするようになった。以前の良かったときの歩き方を早く思い出したい云々」とかがありました。私もリハビリ病院入院中には同じことをいっていたのですが、よくよく考えて見ると「歩行練習」であって「思い出し練習」ではないですね。脳卒中での損傷部位で違いがあるとは思いますが、「歩行を覚えていた脳細胞が失われた。新しいよちよち歩きの新人脳細胞が働き始めた」と考える方がよいのではと思うようになりました。リハビリ病院では失われた脳細胞については飛ばしてそのとき残っている機能を使っての歩行訓練で、その後、新人が入ってくるたびに「新規の練習」であって「思い出し」ではないと考えるようになったのです。運動機能は運動神経だけではなく、多くの種類の脳細胞の連携ですね。脳卒中で途中が途絶えると迂回路ができ、その迂回路の脳細胞がド素人なのでガタガタしますよね。先週の金曜日に某市地下街でビジネスマンと競争できる感じの速さの歩行をしてきました。いい感じでしたよ。でもね、また、近日中にガタガタ、その数日後には良い感じになるでしょうね。このときはゆっくり歩行の方をごぼう抜きにしてきました。近々ドッグランで花子と一緒に全力疾走も可能になるかも。そのためには感覚神経もっと戻ってね。その度にガタガタ→順調→ガタガタ→順調の繰り返しでしょうね。
 1月29日(水)、ネタ困りです。でも、何か投稿します。微小脳梗塞と入院する必要のあるような脳卒中ですと、後遺症に大きな違いがあるようですね。微小脳梗塞というのは小さくて小さくて本人も気がつかないというようなものでしたね。後遺症はあるとは思うのですが、生き残った周りの神経細胞が働きをカバーできるようなものですね。この場合は経験豊かな神経細胞がカバーするから後遺症が出ていないように感じるのでは。繰り返すことで障害が表面化するとも。入院するような脳梗塞ですと、ある働きの部分の神経細胞がごっそり抜けるのでは。とすると、経験豊かな神経細胞は残らないですよね。そうすると、このある部分の外のどっかの部分の未経験の神経細胞を使うしかないですね。乳幼児期の訓練の再現みたいな感じかも。厄介なのはアンバランスの筋力があるということね。さらに、この筋肉、使わなかったら拘縮、筋トレすれば筋緊張亢進、関節も錆び付いたりの危険性ね。拘縮とかを乗り越えてもアンバランスな筋力というのはふらつきや力のいれ過ぎなどの要因ね。脳が新米になるのでコントールできないしね。「急がば回れ」というか、急ぎたかったら「固めない、錆び付かせない。脳に刺激を与え続ける。脳を活性化する。などなど」で、筋トレなんてするものではないと思い始めました。自主トレも過度にしないようにね。2月9日で発症2年ね。
 1月30日(木)、性格上での「気が長い」「気が短い」の損得ですが、どうなのでしょうか。リハビリになってしまったら「気長」の方がよいかも。「気長」といっても必要なリハビリ動作を無理なく地道に続けることね。病気でも「気長に治療」というのもありますが、治療を受ける前の「様子見が長すぎると手遅れ」、「様子みて良かった」とどっちも可能性があると思います。ただ、どこまで状況を理解できているのかということで変わってくると思います。入院中同室だったある方は私よりリハビリが順調に進んで回復されていると思っていたのですが、どうも「いらち」の気があったみたいで、ある部分の関節の動きが悪くなっていたみたいです。入院中のOTのリハビリでは私は腕や手、指が兎も角、動く、関節も動くのでいっていたことは「感覚の回復待ち」です。そのために感覚が回復しそうな動作を適度にしていました。入院中の足の方も自主トレで熱心だったのは足運びの練習ね。単調でしたね。スクワットなどはしなかったです。膝関節や足首関節は車いすの足漕ぎで麻痺した方を使うということで鍛錬できたのでしょうね。股関節と膝関節と足首関節が動くことで健常者みたいな歩行ができると思います。車いすの足漕ぎで麻痺側が健常側と同様に使えるようになるには時間が掛かったです。当初は健常側だけでの足漕ぎの方が速かったです。我慢して使うしかないですよね。私は我慢したという記憶がないのです。これも上達感があって楽しかったからです。当初から、いつまでに回復したいとかはなかったですが、早く回復するのに越したことがないのです。時間が掛かってもリハビリを止めるわけにはいかないというのは理解していました。急いでも人間の回復力の速さを無視することもできないですね。結構無視してリハビリに励んでいる方が多いみたいですね。順序を間違えて励みすぎると拘縮や筋緊張亢進でこちこちかな。リハビリは気長に諦めずにね。「筋肉を固めない、関節を錆び付かせない。」でね。
 1月31日(金)、リハビリ期の人間の脳や筋肉などの回復の速さについてどう思われますか。私の視床出血の例で話をしますと、筋肉は何ら問題は起きていません。動かせないのは脳の視床に支障が生じたためです。筋力がなくなったわけではないです。が、脳の支配が一時的になくなったことによる拘縮や減少に備えた取り組みでよいと思ってやってきました。「筋肉を固めない」ね。筋トレ不要ね。もしくは維持でも脳が回復しないことには・・・。関節も問題は生じていませんが、適度に動かしていないと錆び付いてしまうので、適度にね。私の場合は脳での再構成と残存機能によるリハビリとになるのですが、残存機能は運動神経ですよね。これだけを鍛えると筋緊張亢進とかで拘縮一直線かな。筋肉からの感覚で弛緩したり、収縮したりできるのではと思います。このときの弛緩がタイミング良くできるということが機能回復では重要と思っています。視床出血で感覚神経がダメージを受けているのでこの感覚の回復が重要とね。まあ、感覚全般の回復があってですけどね。この手の回復は脳で樹状突起や軸索が伸びて新しい経路ができていくことなのですが、するするとテレビ番組みたいな速くは伸びないですよ。ゆっくりだから何日も何ヶ月も何年もかかる訳ですよね。脳での修復には手足などを動かしてみるとか、使おうとしてみるというのが必要ですね。で、トライが少なすぎるのは問題だと思うのですが、ある程度以上にしても変わらないのではともね。「適度にね」という曖昧さね。今も筋肉からの感覚がちょろちょろ復活するのでその度ふらふらとかね。こんなのでガタガタ言っていたら身が持ちませんよ。数十年掛かる部位もあるということなのでね。私の体験をもとにしたためています。でも、脳卒中だけの時は筋肉や関節はなんら直接的な障害を受けていないですよ。脳卒中になって使わなくなったためにじわりと問題が生じていくのですかな。1日程度の変化でがたがたいわないことね。気長にやりましょうね。
 2月1日(土)、ブログ村のブログで発病によって「泣いた」とか「泣かなかった」とかがあったので私も投稿します。過去の病歴は投稿してますが、簡単にもう一度。入院するような病気としては20数年前の消化管出血、一晩にほんの2〜3リットルぐらい(推定ね)で棺桶に両足を入れかけました。このことでは命拾いかな。後の人生はある意味「おまけ」なので泣くことはないです。この5年後に肝腫瘍で肝臓半分摘出ね。肝は膨れるので体積はほぼ元に戻っています。泣くわけなかったですよ。この6年後ぐらいに肺がんね。右下葉摘出ね。生き延びています。考えようでは腫瘍とがんは検査による放射線によるという可能性は否定できないです。肺がんでも泣くわけなかったですよ。おまけだからね。そして、今回の視床出血ね。左手の麻痺が確認できた段階で「リハビリで復活するぞ」ね。泣くわけないですよ。そして、病室でのベッドから転落事故の時に看護師さんに「ナースコールしなくても大きな音を出したらきてくれるのですね。」と不届きなことをいう患者でした。この視床出血でも棺桶に入りかけたみたいですが、三途の川で渡し舟から転落(ベッドからの転落と同時かな)して溺れ生きしてきたみたいです。ここで泣いたら人間が廃りますよ。半年で親にばれない程度復活する方がよいとは思いましたけど、落ち込むことはなくこのような気楽さで、リハビリは楽しかったですよ。それで、「奇跡的回復」という早さね。未だにばれていないです。悔やんでもリハビリは進みません。泣いてもリハビリは進みません。過ぎ去ったことを上手に教訓とできればと思います。
 2月2日(日)、脳卒中で運動麻痺が起こった場合、その部位によって原因が違うと思います。運動神経関係のところで梗塞や出血の場合は筋収縮の命令が筋肉に届かないのだと思います。筋収縮の度合いを感じ取る感覚や普通の感覚神経部位で起こった場合は、感覚がなくなったことによる麻痺ですね。私みたいな視床出血はその典型かも。筋肉での収縮具合とかを脳は常に感じることができる前提で筋収縮命令を出していたのが感覚が途絶えてしまったのち、復活してきているのが私の今の状態ですね。復活してきたとき、出血で死んだ神経細胞はなくなっているので別の神経細胞や部経路変更などで違う細胞が働くことになるのでは。そのとき、「学習」をする必要があります。徐々に慣れていくまでは右往左往でしょうね。このときは修行中と同じかないろいろな動作などができるようになっていくと思うのです。順調ではない感じの時もあるのでは。一発でリハビリが決まるのなら、子供の練習も一発で決まるはずだよ。「筋肉を固めない」「関節を錆び付かせない」をまもって、可動範囲を確保しながらリハビリに励んでください。

2014年1月27日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No77  がたがた動作と「全か無かの法則」   自主トレによる鍛え方の順序や強度は後にどう影響するのかな   拘縮になる要因についての疑問の一つが判った感じです   拘縮の起こる理屈   今でも注意していること「固めない、錆び付かせない」かな  ガタガタ騒ぎなさんな。「先祖返り?」  筋肉や骨の維持に神経は必要か

 1月20日(月)、昨日、ある方と話をしていて「全か無かの法則」というのがでました。神経の興奮などでよく使われます。例えば、刺激に対する神経細胞の細胞膜で起こる興奮の大きさは刺激がある強さ以下なら興奮せず、それ以上の強さなら興奮するが大きさは一定であるという現象です。乳幼児の場合は筋肉と神経とも発達中ですからそう大きな問題は出ないように見えますが、特に乳児の場合は掴むですと力一杯で掴んでいるのかもとね。リハビリの時は注意しないとどうも力一杯こめているような感じがします。歩くときは左右交互ですから力を入れたりぬいたいかな。手で作業の時は持続的というのが結構ありますね。生活作業上も持続的というのがね。そのとき、「全か無かの法則」の「全力」になりやすいような気がします。「全力」になると「柔軟にしなやかに」は難しいかな。乳幼児でも「物を掴む」ときは最初全力みたいだと。徐々に「ほどほど」を体得しているのではと。我々みたいなのがリハビリの時に「力をこめる」というのをすると筋肉を強引に収縮させてしまいます。それでなくても筋肉は縮みやすいです。そして、筋力の強い方に曲がったり、伸びてしまったりするのかも。ロボットハンド等で柔らかい物を旨く掴めないとかいうのはほどほどの調節が難しいからですね。私も腕や足の動作で未だに「かくかく」となめらかにできないときがあります。ゆっくり動作させるときかな。微調整がまだできないからと思っています。微調整の仕組みについては長くなるので続きは明日ね。
 1月21日(火)、リハビリで必要なトレーニングとはどの程度でよいのだろうか。私はごそごそしていましたが。脳への刺激と筋肉を固めない、関節を錆び付かせないが主だったような気がします。その理由は「全く存在すら感じなかった」ということでしょうか。ブログ村脳卒中カテゴリーである方のを読んでいると入院中同室だった方とよく似た行動、筋力をつければ回復が早いと思っているような感じがしました。麻痺の状態程度は人それぞれなので一概には言えないです。ある程度動く(作業に使える程度ではないです。)、柔軟に動くようになって神経が回復してきてから筋トレかなと私は思っていましたが、私とは逆に筋トレ優先だったということでしょうか。後々トラブっているようです。1kgのダンベルを持ち上げ損ねてしばらく止めたとかしていました。ベッドからの車いすへの移乗もベッドからの立ち上がり方、座り方も教えてもらってから手助けなしでしていたような感じでした。麻痺した部分に刺激を与えるというのはよくしていました。筋肉を伸ばしたり、曲げたりもね。歩行も解禁になってからは健常人以上の歩数かな。乳幼児は無茶な重量物を持ったり、スクワットなどしていないですね。よく見たら判ると思うのですが、ほどほどに持てる物や行動ですね。神経の再構築中はぼちぼちの荷重でないと後に響くようです。でもね、布による雑巾がけリハビリはどのくらい力をこめると無茶に入るのかな。時間は、回数は、と思います。
 1月22日(水)、昨日の続きですけど、拘縮になるのはリハビリをしないで悲嘆に暮れていたためだけかなと思っていたのですが、過剰トレーニングも拘縮の原因になるのですね。昨日の方はそこに気づかれるのに相当時間が掛かったとブログから読み取れました。私は「必ず復活するぞ」とは思い続けていますが、当初から「いつまでに」というのは考えていなかったようです。「あっけらかん」と熱心に(救急で入院した病院の看護師さんが言ってました。)気楽に取り組んだのがよかったみたいです。STの自主トレをしているときに「Avada Kedabra」という呪文が聞こえるといって、言語聴覚士のYさんに怒られるような気楽さです。悲壮感というのがなかったようです。リハビリは楽しかったですよ。リハビリの成否は脳の再構築ができてからだから、それまでは筋肉を固めない、関節を錆び付かせないなどで再構築を待つしかないという思いもありました。ただ、指が動く、よたよたでも少しは歩けたなどで上達の実感が得やすかったですね。「徐々に」というのが大切だということ、一足飛びはないということも理解していたので「楽しいリハビリ」「修行ではないリハビリ」で楽しく入院生活を送ってきました。で、奇跡的早さの回復のようです。腰を振ってみたらフラフープができそうな感じがしました。明日は無理な筋トレなどが拘縮に繋がる理由について推論してみます。
 1月23日(木)、拘縮が起こる理由の一つは収縮性タンパク質の性質があるのではというものです。ミオシンフィラメントとアクチンフィラメントとが収縮の時に結合したのを引き離すのは伸筋の場合は屈筋、屈筋の場合は伸筋なのです。引き離せなかったらその筋肉はもう収縮できなくなります。どちらか勝利した方の勝ちね。拘縮のできあがりですね。ですから、リハビリではマッサージをしてもみほぐすのです。ミオシンとアクチンを長時間同じ状態に保つというのもよくないようです。その位置で結合のできあがりかな。力をこめた運動をして、その後、収縮させた筋肉をストレッチとかで伸ばしておかないと拘縮かな。力をこめると多数の筋繊維が働きます。脳出血や脳梗塞で運動神経を制御できないとか、筋肉の感覚神経から情報が戻ってこないとかで収縮させた筋肉を伸ばすことができないですね。筋トレや過剰な自主トレですと一方の筋肉を収縮させ続けやすいですね。脳が制御できないですからリハビリなのでアンバランスのままになって拘縮のできあがりね。「暴れる」や「貧乏揺すり」の原因は脳で筋肉の制御ができていないからですが、私のような場合は筋肉の感覚神経が少しずつ戻ってきているようなのでその度に暴れてくれます。こうなる前に力をこめた収縮をさせ続けると脳で新たにその仕事を始めた脳細胞に間違った記憶をさせることになる可能性ね。「いつも収縮命令を出せ」という間違った記憶ね。以上は私の今までの調べたことをもとにした推測ですが、こうでも考えないと説明できないと考えています。
 1月24日(金)、日常生活で今でも注意していることは「筋肉を固めない、関節を錆び付かせない」です。発症後、意識がしっかりしてから変わらない方針です。少々回復が遅れようが手足がしっかりと将来的に使えるためには「固めない、錆び付かせない」だと思っていました。ほかの方からみたらぐらぐらに見える筋肉の収縮のアンバランス、関節のすべり。でもね、これは「固めない、錆び付かせない」がいまのところ成果を上げている現象ではと思います。筋肉が固まったら、ぐらぐらもしないのでは。関節が錆び付いていたら手足の屈伸とかができないのでは。ある方が3〜4時間座っていて、足が固まったとかいっていましたが、どのような座り方だったの?普通は足をゴソゴソ少しは動かすと思うのです。確かに私も信号待ち程度でその前後の歩行が違うことがちょいちょいあります。でも、大きな支障はないです。固まりやすい方はどのぐらいで固まるのでしょうか。私は少し屈伸する程度で解消できていると思っています。寒さが厳しいと確かに固まりやすいですね。原則手袋を使わないので朝の花子との散歩の時の手はきついです。このとき、杖を持つ右手の指の冷えかたで寒さの程度がよくわかります。一昨日の「Avada Kedabra」という呪文は有名なので説明はいらないと思うのですが、念のために書くとハリー・ポッターね。ヘッドホーンをして映画を見ながらの言語聴覚療法の自主トレね、何していたのでしょうね。あるサイトで「過剰努力は筋緊張亢進や関節拘縮に繋がる可能性」というのを見つけました。
 1月25日(土)、「先祖返り」とは生物で過去の進化途上の形態などが現れることをいったりしていますね。親を飛び越して数代離れて形質が現れることもいうようです。リハビリ途上での「先祖返り」は数日前、数周前、数ヶ月前、数年前、あるいは何できないような状態に戻ることでしょうか。「固めない、錆び付かせない」などで運動器官などが保たれているような状態ですと、脳での再配列(再構築)で別の働きをしていたとおぼしき新しい脳細胞が失われた脳細胞の代わりを担い始めたときに起こるのかも。この新しく働き始めた脳細胞の訓練が終わっても次の新しい脳細胞がというように次々と代わりがでている間は起こるのかな。よい状態になる、戻った感じ、よい状態、戻った感じを繰り返してよくよく思い出してみたらよい感じになってきている場合はリハビリの成果が出てきていると思ってよいのではと思っています。「ガタガタ騒ぎなさんな、コツコツとやりましょう」かな。私も以前なんとか立ってズボンを穿いていたのを、今は支えながら穿いていますが、足の感じはよくなってきていると思っています。ふらつく理由は感覚神経が常に徐々に戻ってきているからと感じています。ただし、リハビリを続けているとことが絶対必要ですけどね。ガタガタ騒ぎなさんな。ほかの病気という場合などのことも考えておく必要はあると思います。一昨日、久しぶりに18000歩を歩きました。で、昨日、訪問リハビリでみてもらったら、特に問題はないとのことです。でも、大腿部の緊張感が強くなっていますので注意しています。拘縮、怖い。
 1月26日(日)、「筋肉や骨の維持に神経は必要か」ですが、どう思われますか。骨については筋収縮の時の運動神経や筋肉の細胞膜の電位変化などが必要といわれています。だから、筋トレすると骨は丈夫になるとね。ただ、過剰トレーニングは骨を脆くする可能性が高いです。マラソン選手などに疲労骨折が多い理由かな。筋肉を過剰に使うと筋肉からの情報が増えすぎて、脳が過興奮してパッパラパーになるともいわれています。使わなかったら、脳が起きないともね。ホーキング博士はどうしているのだろうね。筋肉がほぼ動かないそうです。筋肉の活動と脳の活動は密接に関係しているということね。脳卒中等で筋肉が脳と切り離されたみたいになるとやせ衰えやすいかな。脳からの神経による刺激をどう回復させるということが筋トレの前にするべきことかな。そして、中途半端な状態で脳に間違った再学習をさせてしまって「筋緊張亢進」状態を固定化させるかも。固定化すれば「拘縮」が待っていると思うのです。筋肉や骨の維持と密接な関係にある脳で問題が起こったのが脳卒中ですね。筋肉を鍛えてもそれだけでは使えませんよ。脳が復活できるまで「固めない。錆び付かせない。」で凌ぎましょう。

2014年1月20日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No76  倉敷でのこと、簡単に  鉄道など公共交通機関を利用するときの座席について 知らないということは・・・   リハビリの時ほど「柔軟に、柔軟に」リラックスかな   ハードコンタクトレンズ装着時の指使いなどの力加減から思うこと  またまた、歩きにくかったよ   「暴れる」「貧乏揺すり」についての一考察

 1月13日(月)、昨日の旅行での話。幹事が宿で大原美術館の入場券を買うと安いよといって皆さん購入していましたが、私は手帳提示でといってパス。歳を取ると手帳持参者が多くなるのですが、私よりベテランが購入してたみたい。割引や優待があるかは一番で調べるようになってしまいました。公的美術館ではないのに全額免除というのはすごいですよ。大塚国際美術館は半額でした。某県は県立でも半額。手間でもチケット売り場で優待券を発行すると何人入場したかがより正確にわかると思います。某国立美術館では提示で入場可でした。ただ、美術鑑賞は愛好家と一緒の方が何となくですが、「ゆっくり」と鑑賞できるのではという感じがしました。宿での宴会が畳の部屋。座り続けて立ち上がるとき、後ろにごろり。長時間はよくないですよ。来年は椅子席にと来年の幹事にいっておきました。短時間なら正座ですと手もつかずに立ち上がれるのですが、長時間はまだ無理ですかな。あぐらはなぜかてつきでね。あぐらであろうが足投げ出しであろうがやばいね、長時間はね。
 1月14日(火)、鉄道など公共交通機関を利用するときの座席について。発症後、交通機関利用の場合は「空いているとき」か「始発」とかにしています。今までに2度譲ってもらったことがあります。一度はバスで車いすのところに座っていたら、車いすが、負けね。そのとき、私と同じ停留所から乗車した方が替わってくれました。もう一度は横浜で新幹線から乗り換えた横浜線で女性の方にです。この2回以外は座れないような乗車はしないを原則にしています。ですから、電車がきてもパスするとか、各駅停車を使うとか、まあ、その程度で何とかなるようなところに住んでいるということかな。今回の倉敷行きでJRの各駅ですが、時間帯とかもあると思うのですが、岡山で乗車したとき優先座席が8人分丸空きになってました。今の私の現状は立ち止まっているとかが辛い、歩いている方が楽なのです。交通機関はどうしても揺れますので座りたい。辛いだけなら、まだしも、転倒はさらに怖い。回復度は人それぞれなので、また、障害の状態や程度も人それぞれなので私の交通機関利用の現状でした。
 1月15日(水)、情報不足という感じがある場合が多いようですね。私の場合ははじめの病院で妻が看護師から「介護保険の申請」について役所に行った方がよいといわれたとか。それで、救急病院に入院中に介護認定を受けることになったのです。調べる切っ掛けにもなったとね。リハビリ病院に転院後も介護関係の相談もできたということですかな。「知らない」→「判らない」→「何もしない」というのが多い感じが。「障害認定」も同様の面があると思います。ただ、どちらも診断書や意見書を書く医師の問題もありますね。私の担当医はきつかったのか緩かったのかどちらなのでしょうね。リハビリ病院入院ということで申請後はすんなりと障害者認定を受けることができました。入院中から、「どうして皆さん障害の度合いが私より重いのよ」とは思いました。救急病院での介護認定で要介護4がでた私の感想です。退院前頃にリハビリ中に介護どの話になって「要介護4」というと笑い飛ばされました。このような話ができるのも情報を使えたからかな。教えてくれた看護師さんがいなかったら、大原美術館の入館料を払っていたかもしれないです。はじめの切っ掛けになる情報というのは大切だなと思います。倉敷の写真を少しアップします。下手な目隠しをしてみました。私は写ってないですよ。
 1月16日(木)、「力を入れない。柔軟に」ということについて、昨日の日本経済新聞「私の履歴書」で小澤征爾氏が故ミュンシュ氏にフランス語で「スープル、スープル(柔軟に)」といわれたとありました。「指揮をするのに力を入れてはいけない、しっかり音楽を感じていれば指揮はできる」とね。リハビリでも「力を入れて」というのは「力み」になるようです。私でも、指や腕を「伸ばす」という動作をしたときに全身の筋肉が収縮している感じを受けました。バランスが取れないのですね。不必要なところに力が入っていたのです。でも、「伸ばす」ということだけだったのでしばらくしたら、ほかの部分はリラックス、腕なども楽に伸ばせるようになりました。そうしたら、無理なく曲げることも伸ばすこともできるようになったのですが、油断をすると屈筋に伸筋が負けそうになりました。「どちらが勝つというのでもない柔軟に筋肉が使えるように」という意識で、まずは健常側と同様の動作(負荷なし)ができるというのを目指していたみたいです。今でも余分な負荷は階段の昇降ぐらいにしていますが、14000歩前後で昇降で200段程度ですからわずかですね。ダンベル体操は徐々に負荷を増やしたのですが、痺れとかが強くなったので中止。軽く屈伸とかを可動域を保つ範囲でしています。変に筋肉を緊張させない、動く範囲を確保するで、脳への刺激になるように心がけています。筋力を保つというのは大切なのでそのバランスは難しいですね。スキーでは足首・膝・股関節などの関節部位で柔軟に屈伸して体重移動等をおこなって、カーブ、停止とかをしました。上半身も含めて全身リラックスね。力業ではないです。リハビリ期での力業は強張りに通じると思います。特に神経の回復前の力業はどうかと思っています。
 1月17日(金)、昨日の続きみたいになりますが、ハードコンタクトレンズ装着時に「力任せ」で瞼を開ける動作をしたらどうなるでしょうか。感覚がほとんど戻っていない時期で指が腕が動かせ始めたときはよく力の入り過ぎで指が滑ってしまったりしました。今は皮膚感覚や筋肉の感覚がいくらか戻ったみたいなので「力の入りすぎによる失敗」は激減しました。左目の瞼を麻痺した左腕の指で広げるという動作ですね。怖さが判りますか。それでも視力確保のために看護師さんにぶつぶつ言われながら(失敗したときの後始末などでね)も自分で装着できるようにリハビリをしてきたのです。力がつけばできるというものではなく、「しなやかに、柔軟に指や腕は動かせる」必要があるのです。目標の一つ、「左手でハードコンタクトレンズを取り扱うことができる」というためにはもっともっと「しなやかに優しく指が使える」必要があるのです。脳への刺激という面ですとある程度強い刺激の方がよいとは思いますが、強すぎると拘縮とかを招くかも。弱すぎると刺激には不十分かな。難しいです。
 1月18日(土)、昨日、歩きにくかった。筋肉や関節がまあ柔軟に動きができるようにしているのが裏目に出たかな。伸筋か屈筋のどちらが強いということのないように屈伸をなめらかにできるようにしたり、スキーで滑るときのように頭の位置を一定にして体を右に左に、腰を上下させたり、膝や足首の関節などをバネみたいにしてみたりしているのが効き過ぎたのかな。ある麻痺された方が回復していく途中なのか「腕が暴れる」と表現されたのとある意味同じような事が起こっていると思います。感覚神経がまた回復した分があり、その練習中という感じですね。拘縮とかしていたら、私の感じるようなふらつきはないのではと思います。足を暴れさせるのは入浴中にしています。腕は暴れさせないですが、思い切り伸ばします。目をつむった状態で手摺りを掴む練習をしています。隙間の方に指4本が一発で揃ってはいるようにね。これをすると腕が痺れること、痺れること、よく痺れます。
 1月19日(日)、ネットのとあるところに、とある方が発病後2年近くたって「貧乏揺すり」が少しできたとありました。この「貧乏揺すり」とはどのようなものなのでしょうか。私が「暴れている」というお風呂での「のたうち」みたいな躍動なのか、椅子とかで麻痺した側の足に少し力を入れたときにおこる震えみたいなものなのでしょうか。どちらも回復してきてから起こっていることです。力で押さえ込めるかもしれないですが、屈筋と伸筋のバランスが取れるように脳の再学習が終了するまで続くでしょうね。この手の「暴れる」に類することは大抵の方に、回復しつつある方に起こるようです。よく思い出してみると発症直後は「暴れる」など全くなく、手足の存在すら判らなかったです。何となく存在が判るようになっていってのち、起こってきたことです。だから、「貧乏揺すり」でも「暴れる」でも表現は違っても回復している証拠かな。ただ、暴れない時期からみると一時的に動作がおかしくなるはずですよね。安定しないのだものね。リラックス状態での筋力調整を脳が早くできるようになるためにはやはり暴れさせるのも必要かな。「暴れる」というのは屈筋と伸筋が交互に収縮しているから起こるのでしょうね。適度な収縮がどの程度かを試すためかも。どちらかに勝利させると拘縮が待っていると思います。脳卒中での回復中の思いです。ほかの病気ついてではないですよ。特に視床出血での麻痺から回復しつつある私が感じている思いです。

2014年1月13日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No75   発症後で歩数10000歩になった頃   昨日に続き、発症後の足関係について  腕の方のリハビリで思ったこと、感じたこと  入院中とかでおこなっていて後でよかったと思ったこと 脳の損傷部位の働きの代替について思うこと   私の思う感覚麻痺で運動麻痺が起こる理由  発症後のリハビリ中にしない方がよいことは何かな。

 1月6日(月)、寒いと筋肉が強張りますね。ほぐすのには筋肉を温めることですが、方法は大きく二つ、暖かくするとか外部から暖めるで、もう一つが使って暖める。使う方がへまをすると、変に固めたままとなりかねないし、使わずにいると固まりかねないしね。ブログ村のブログの中に「発症後初めて14000歩」とかがあったので、思い出してみると私が発症後歩数5000歩超えたのは3ヶ月目、10000歩越えたのはその少し後のエレベーター単独使用可になったらすぐね。そのしばらく後に15000歩ぐらいになった日があったと思います。これ、すべて入院中ね。病院は広いし、敷地も当然広いですからね。発症後2ヶ月ほどで車いす暴走族になる程度に麻痺側の足の膝関節などの曲げ伸ばしをしていたのでわりと格好良くみたいです。歩くとかですが、その前に車いすで膝や足首や腰を曲げていた、ベッドでは伸ばしていた、足漕ぎで曲げ伸ばしをしていた効果でしょうね。入院中は感覚神経の戻りがあまりなかったようなので筋肉の制御がやりやすかったのかも。今は完全には戻っていない。中途半端に徐々にですから、そのたびにふらつくふらつくふらつくです。まあ、踏ん張っていますがかっこよさですと入院中の後期の方がよいかな。部分的でも感覚神経の取りが幾分か早くできたので視床痛にはならなかったと思います。入院中から気にしていたことの中に可動域を広く保つというのがあります。今もね。昨日、可動域ではないのですが「四股」の真似事をしてみました。左足がふらつくので転けない範囲でね。ほかに手摺りを持って、左足を振り上げてみるとか。腕は振り回す、背中に回すとか、手首を振り回す、指の曲げ伸ばしをするとか、作業ではなく可動域確保が最大の目的です。感覚が戻れば作業はできると思っています。
 1月7日(火)、昨日に続き、発症後の足関係について書いてみます。当初、存在すら判らなかった。そう、視床出血なので完全に感覚なしです。ベッドからの連絡の時も左足が反応しなかったので落ちきらなかったと思います。何日かして、尿のための管が取れてトイレ行きが始まりました。このときより車いすね。このときは腰や膝はよく曲がりました。そのあたりから日中車いすなので曲がった状態と夜間ベッドの伸びた状態の半々ぐらいかな。リハビリが始まりました。はじめは平行棒の間です。立ち上がることができたという程度からです。片道の伝い歩きね。そして、往復ね。杖を使ってとかになっていきました。よく覚えていないですが、大外回しだったかも。後ろからいつでも補助できるようにしてもらっていました。救急病院のリハビリ室でしたの距離はそれほどないと思います。このリハビリ室内の車いすでの移動の時に足漕ぎを始めました。最初は皆さんと同じ健常側だけ、しばらくしてから両足にしました。このときはつま先主体だった記憶が。リハビリ病院に転院後、「踵をつけて漕ぐと歩行に役立つよ」といわれ、踵をつけるようにすると、足に体重をかけることができましたし、上体も前屈みね。車いすマラソンの選手みたいかな。リハビリ病院で最初、杖歩行で10mの時間測定で38秒です。6月末頃の退院時には6分で420mでした。転院2週間後ぐらいの土曜リハビリで杖なしで90m歩かされました。車いす漕ぎは両足使いになり上達していきました。4月になってすぐに「階段昇降」の練習がありました。一段登るごとに両足が同じ段になる登り方ね。階段昇降は健常者と今は同じようにしています。歩行の方は「格好良く」ですね。麻痺側を旨く曲げながらという歩行練習主体だったかな。そのとき、体重計2台に片足をそれぞれ乗せて左右の体重移動の感覚練習もしました。健常者の格好良い歩き方が負担の少ない楽な歩き方を解りましたので車いす利用でエレベータ一利用が許可になってから自主トレで平行棒のところで橋運びの練習。4月下旬だったかな病室のあるフロアでの単独杖歩行が許可になりました。ようもないのにうろうろが始まります。5月になって歩数計を持ち歩くようになりました。単一フロアで5000歩ぐらいね。車いす利用で1階に下りたときは建物の外に出たり、人影のないときはリハビリ室前で暴走したりしました。加速して惰性で走るのです。両足でないとできないかも。未だに腕による車いすに座っての移動はできません。杖利用でもエレベーター許可になってからは朝の散歩、朝食後の散歩、夕方の散歩、日中のうろうろなどで10000歩以上になりました。階段を一人で昇降してよいとなってからはエレベーターはほとんど利用していません。病室は5階でリハビリ室は1階ね。車いすの活用が歩行などのリハビリに非常に有効だった感じがします。入院中よりこの頃足の感覚が戻ってきているのでごたごたね。そのたびにふらついています。そのたびに脳の学習だものね。明日は腕関係ね。
 1月8日(水)、昨日予告の腕関係ね。腕も当然存在すら判らなかったです。意識が戻り、はっきりし出したときから健常側の右腕で持ち上げたり、肘を曲げたりをし始めました。要は筋肉を固めない、曲げ伸ばしで痛みが出ないようにという思いからです。指は忘れ去られていた感じね、このときはね。リハビリで指を含めたマッサージやテーブルの拭き掃除とですね。コーンを掴んで放す。などなど。そのときに麻痺すると曲がるから指を伸ばせたら掴めるといわれたので、指とついでに腕を伸ばす自主トレね。日中車いすに座っていたのでちょっと持ち上げては落とすみたいにしてしました、しました。夜間よく寝られるようになりました。発症2週間が過ぎた当たりだったかな「指をじっと見つめながら曲げたりしようとしたらできた」と指が曲がりました。それも指指定でね。「じっと見つめる」というのは別の感覚を活用してですかな。この頃から「曲げる」と「伸ばす」が主にして、ついでに「掴む」かな。今でも手持ちぶさたなのか、左手はにぎにぎね。まあ、キーボードも発症前から右手一本指打法、マウスが右手専用、お箸は右手のみとかの右利きなのでコンタクトレンズ装着以外は大して不便を感じなかったです。ですから、可動域の確保と筋肉を固めないなどに集中できたのかも。特定の作業のために無理をするというがなかったですね。足の方もですが、腕も健常側の右と同程度の範囲で動かせることができるというのを最優先に考えてきたみたいです。変な癖をつけたくないという事です。作業での信頼性は今一でも無理なく動作ができること。なめらか動作をということです。大きな問題は皮膚感覚と筋肉の収縮程度の感覚が戻ってくるまで筋肉などが固まることなく動かせることが大切と思っています。その上で指先などに刺激を与えて脳で感覚を感じ取れるようにしています。視床の神経細胞が失われたので、それに代わる部分の脳の神経細胞に視床の働きを受け持ってもらえるように刺激を与え続けています。新たに働き出した神経細胞は新人ですから、一から教育ね。既存の運動神経との協調も一から学習ね。私としては感覚が戻り始めるとこの学習がおこなわれていて、その間、筋力のアンバランスが増幅されると思います。学習が完了するまでは麻痺当初の方がよかったなどということにしばらくの間なったりするのではと考えます。神経細胞はたくさん関与しているのですが、感覚神経細胞の復活はちょっとずつみたいなのでそのたびにこのゴタゴタがね。明日はリハビリ上よかったと感じたことね。
 1月9日(木)、表題とずれるようですが、視床出血で左半身麻痺なのに鼻の左気道のつまりがよくわかりました。どうも、右が元々狭いのか左が詰まると苦しく感じるのです。それが、ベッドから転落という騒動に繋がります。この転落時に三途の川の渡し船から転落して溺れ生きしたのかな。ただ、上体を起こしているとほとんどつまらないのです。それで、日中は車いすに座って起こしていました。そうすると腹筋、背筋、側近とかで体を支えさせていたことにね。筋肉を使うということが脳の活性化に繋がります。脳が元気であるということがリハビリには必要みたいなのですが、そう考えるようになったのは後々ね。入院中はいつも以上にみなかったものにテレビがあります。もったいないしね。ラジオで済ませていました。今回はノートパソコンを持ってきてくれてモバイルでインターネットができたのです。DVDでの映画鑑賞もね。テレビを見るよりは手間が少し余分に掛かります。この手間暇をかけるというのもよかったようです。読書は視力の関係上辛いのでやらなかったです。電子ブックは保存できる期間や閲覧ソフトの利用できる期間等の懸念があるのでパス。株式市場はネットができるようになってから毎日みていました。回診の時、見つかったので「入院費を稼がな払えない」とかいっておきました。状態がよければ稼げたと思いますが・・。体をできるだけ適度に動かして、頭も使うというのもよかったかも。人間は直立してから、人間への道を歩み始めました。だから、上体を直立させておく方がベッドでゴロゴロするより当然よいと思います。リハビリ病院に転院後なのですが、病室の外へ出てうろうろしたのも。といってもはじめの頃は廊下と談話室ぐらいでした。時間が掛かっても動く方の足とかだけでもということですが、私の場合は時間が掛かっても両足ね。ゆっくりゆっくりで無理せずね。麻痺側の足が案外早く頑張ってくれるようになりました。で、一昨日投稿のようになったのです。腕もにぎにぎと肘の曲げ伸ばしや肩関節の動作に繋がる腕の動きもね。どの程度の腕や手の機能が回復しているかというテストで結構よい点数になったみたいです。動作を分解して考えて見たら、腕が健常側みたいに動かせて、手で物が使えたらリハビリでのテストはよくできますよ。確かに筋力という問題があるのですが、感覚神経が回復する前に無理をすると動きの固定化が起こるかもと思います。にぎにぎと手首ふりふりと腕の屈伸とふり回しが健常側と同じようにできれば感覚が復活すれば作業はできると、感覚の復活のためには触ってみるとか握ってみるとかを適度に続ければと思います。足もいろいろな屈伸動作とストレッチかな。いろいろな向きに足を振り上げてみるとか、足首等も当然ぐるぐる等々ね。体幹部も当然ね。できるだけいろいろな筋肉を伸ばしてみたりとか。明日は脳の損傷部位の働きの代替について思うことね。
 1月10日(金)、リハビリでいえることに「リハビリは患者が取り組んで始めて効果が出る。」ということだと考えています。それは脳での変化にもいえることで医師も看護師もセラピストも手が出せない領域ではと思います。まあ、少しは可能性はありますが、本人の取り組みによる効果より非常に小さいと思います。では、脳でのお話に移ります。長い間、脳での修復はないと思われていました。でも、検査機器等の発達で脳の別の領域で活性がみられたりとかが報告されるようになりました。もし、修復されないのなら私の筋肉や皮膚感覚が徐々に戻ってきている理由は何なのでしょうね。修復の方法は樹状突起や軸索を伸ばしてつなぎ替えをおこなうことでしょうね。で、脳のほかに部分にある新入りの神経細胞が入ってくることにね。ただ、死んだ神経細胞は復活しないよ。樹状突起も軸索も細胞膜のみみたいな構造をしています。樹状突起や軸索が伸長を始めるためには「刺激」が必要なのです。この刺激は患者自身による動作が必要なのです。患者の意欲とかもね。軸索伸長因子とか神経成長因子とかも見つかってきていますが、必要な部位に分泌できるのは本人の取り組みみよると思います。この樹状突起などの伸長の時に必要な栄養としてはタンパク質もあるのですが、脂質が主成分の細胞膜ということなので脂質が必要です。それも、必須脂肪酸であるω3系とω6系などの不飽和脂肪酸が必要なのです。食事で摂取するほかないのですが、病院関係者の認識は高くないようです。必須脂肪酸はすべての細胞の細胞膜で必要というのにです。この脳での再生中は「痺れ」を感じるとも、実際私はよく痺れていますし、違和感も強いです。違和感は範囲が広がったり狭くなったりで徐々に狭くなっていっています。
 1月11日(土)、どうして感覚神経麻痺、例えば視床出血ね、で運動麻痺が起こるのでしょうか、このことについて私なりに考えていることを書いてみます。普通、我々が安心して握手ができるのはどうしてでしょうね。それは筋肉の収縮の度合いが常に感覚神経で戻ってくるからです。ですから、手をみずに相手の顔を見ながらできるのです。そのときは筋肉の感覚神経だけではなく皮膚表面の感覚も必要なのです。すべての随意筋は感覚があって動作できると考えています。ですから、感覚を別の感覚で置き換えることができると動作できる事もあります。人間は成長の過程で感覚神経細胞、中枢神経細胞、運動神経細胞、運動微調整神経細胞など多数の神経細胞の連携で動作ができるようになると考えます。このどれかが脳卒中で失われると脳のほかの部分の神経細胞が新人として代わりができるとリハビリが効果ありとなると考えます。そのとき、新人はベテランみたいに働けないですね。修行をする必要があるのです。修行中はがたがたね。その関係の細胞で一気に新人が出てくるわけもないのでゴタゴタは新人ごとにね。「腕が暴れる」と表現された方がいましたが、新人が出てきたのでしょうね。一見、以前より悪いように見えることもありますが、そのときはよく観察もしてください。経過状況で対処を考えて見ましょう。筋肉や関節を固めたり、変な癖を持ってしまっている方は専門家にご相談をね。感覚神経麻痺で運動麻痺になる理由と思っています。今日から倉敷に一泊旅行に行ってきます。JRで障害者割引を私でも受けられる距離ね。明日の投稿は遅い時刻になります。途切れさせたくないだけね。
 1月12日(日)、発症後のリハビリ中にしない方がよいことは何かな。私は割と大人しくごそごそと自主トレしていたので感じないです。「筋肉を固めない」や「関節を錆び付かせない」とかの動作の時はできるだけ「軽く」していたような気がします。筋トレをしていた方もおられるのですが、麻痺した部分ではどの程度されていたのでしょうね。痛みや痺れがでない範囲なのかな。無理すると変な癖がつきそうで怖いです。筋肉の力のバランスが取れなくなったりするようです。もともと筋力の違いがある大人なのでその差が大きくなって後で困るのでしょうね。闇トレに相当するものは軽く?という感じでした。刺激があればというものね。筋肉とかを固めないようにね。車いす漕ぎもいわれてからだしとかで無茶はしていないです。入院中10000歩以上も理学療法士さんに話もしているし、見つかってもいます。経過観察もしてもらっていたような感じです。9日の木曜日に新しい主治医をお願いしてきました。問題が完全に解消するわけではないですが、投薬が処方箋ですから「金儲けの投薬」の可能性は激減しました。1泊旅行の話は明日以降にね。

2014年1月6日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活  No74  薬の開発中止のリスク情報はどこの国から、気になります。   この1年で脳出血等疾患でのリハビリについて思ったこと   年頭のご挨拶  麻痺した筋肉で感じる屈伸時に感じる痛みで思うこと  散歩に連れて行っています。規則正しい生活がよい理由  麻痺した部分で作業ができるようになる前にすることで思うこと  リハビリでの問題の一つが「諦め」かな。もう一つが「急ぎすぎ」かな。

 12月30日(月)、今年もあと二日ですね。目を見張るような著しい伸展のあったリハビリをできた方はおられたでしょうか。私は「気長に」ですね。ただ、「休まず」「諦めず」かな。ところで一昨日投稿の薬品会社情報ですが、日米欧などで臨床治験でした。日本だけではないのです。日本は昔(今でも?)「手間暇」と「面倒な書類」とかかな、外国の治験は認めずで審査に時間ばかりかけて、杜撰な治験でもパスさせて「薬害大国」の名を世界にとどろかせていました。今回のリスク情報はどの国からのでしょうね。世界各国ならいいのですが、「日本以外から」でしたら、相変わらずかと思います。新聞にはどこの国の情報かはでていなかったです。大型新薬になる可能性があると言うことでしたが、大型毒薬になる前に中止したというのは今までの日本では考えられないことかな。薬品会社は「儲け」が見込まれても「薬害」を起こす可能性の候補は「中止する」という判断をしたのだということです。この情報から読み取れることは「医薬品は主作用(効能)とリスクのバランスを考えて使用している」ということですね。絶対安全な医薬品ってあるの?「治験中は単なる新薬候補」ということを忘れている投資家が多い感じがしました。
 12月31日(火)、今年最後の投稿です。この1年で脳出血等疾患でのリハビリについて思ったことのまとめ的に書いてみたいです。私のリハビリへの取り組みのはじめの頃の思いは「筋肉を固めない」というのと「可動域を確保する」というのが正しかったということかな。皆さん、筋肉を固められたみたいです。すると、関節も錆び付き固まって動かせないみたいですね。正常な右側と同じような範囲や動きを右腕などを使って動かしていただけね。過去の入院時などでの経験からしていたことです。次が最初の病院でのリハビリで「伸ばせたら掴めるよ」という意味がよく理解できたことね。上肢は屈筋の方が強いから「曲がったまま」になりやすいですね。その意味がね。自分なりに理解できたこと。言われたときは「ものを掴むには手を広げるしかない」とかで「伸ばす」自主トレね。その次が車いす漕ぎで「麻痺した足も使うと効果があるよ」と言われて使いました。最初の頃は足手まといで、転院して「踵をつけてすると歩行の時に役立つよ」で、踵をつけ始めました。加速できるようになり、暴走族にまでなりました。よくよく考えると、足は伸筋の方が強いですね。麻痺すると伸びきりになるので大外回しね。車いすは腰と膝を曲げますね。踵をつけて車いす漕ぎをすると、前屈みになり、膝も直角以上に曲げることになりました。足の関節の鍛錬にもなったのです。動かすというのをよくしていましたが、これは発症時には思っていたことです。脳への刺激としてはやはり「使う」や「使ってみよう」というのが必要です。脳での接続の再配列というか再構築のためには刺激がまず必要であるということを実感した1年であるということかな。リハビリでセラピストさんの助言を聞いて、変な癖をつけずにすみそうです。リハビリを受けなかったら非常に時間が掛かって、手足の動きはぎこちないままだったでしょうね。でも、「リハビリの主体は患者自身」という思いも確認した1年だったかな。脳への刺激はある程度の強度と頻度が必要ではと思い始めた1年ね。『脳の回復が始まるまでの間は「筋肉を固めない」「関節を錆び付かせない」というが絶対必要です。』と再確認した1年かな。とかで、「奇跡的回復」ね。とかで、「視床痛ってどのような状態?」と視床痛には無縁でした。もう一つ、「奇跡的」と書きましたが、どうも「奇跡的」ではなく、出だしで「筋肉を固めなかった」「関節は錆び付かないようにできた」ということのようです。
 1月1日(水)、明けましておめでとうございます。この台詞がいつまでできるのかな。今年も脳血管疾患であって、首から下に異常がない場合のリハビリでごそごそと投稿させていただきます。繰り返しばかりかもしれませんがお許しを。それと、筋肉と関節を固めてしまった方には申し訳ないですが、繰り返しばかりです。私みたいなのは最初が肝心ね。「筋肉を固めない」「関節を錆び付かせない」、最低この2つかな。動くようになる?感じるようになる?という疑問もあるかと思いますが、当座は知ったものではないです。この2つをしておかないと固まって動かなくなるということは確実とほぼ断言できます。していたらどのぐらいで動くようになるのかも解らないです。神のみぞ知る世界かな。でも、復活したいのなら発症後意識が回復したらすぐ始めることです。1日数回曲げて伸ばすだけでもね。腕を肩より上に健常側で持ち上げてみるとか、などなど。やらないなら固まります。断言できます。意識の回復が遅れるようでしたら、医師、看護師、家族などが固まらないようにするべきかも。できればすべての筋肉・関節なのですが、できるだけたくさんね。使わないと退化するというのが動物の筋肉というのをお忘れなく。どのようにリハビリをしたらより早くとかはセラピストさんなどに聞いてください。無神経な医師は時々「動かせるようにするのは諦めてください」とかいったりしますが、動かせるようにした患者さんもいます。発症されたらすぐに取りかかりましょう、「筋肉を固めない」「関節を錆び付かせない」取り組みを。リハビリは患者本人が取り組むしかない方法です。セラピストさんらは補助しかできないのです。患者が取り組まない限り効果はないかも。私は視床出血で感覚麻痺ですが、感覚が復活してきています。刺激を与え続けたのと、脳での再配列に必要な栄養を摂取し続けたからかな。再配列は脳細胞の細胞膜をつくることだと思います。細胞膜の主成分は脂質、それも不飽和脂肪酸のうちω3系とω6系の必須脂肪酸を忘れずにね。脳の発育にDHAね、これω3系です。体内で合成できないから「必須脂肪酸」なのです。飽和脂肪酸は肝臓で大量生産できるのでなにか栄養を摂取していたらできますよ。
 1月2日(木)、そうそう相当初期には書いていたことに「動かなくなった筋肉を伸ばしたりしたら痛みが生じる」ことがあります。私の経験では肺の手術後に生じました。「えい、や」と伸ばしたら痛みは取れました。これはちょっと違う理由による痛みかもしれないですが、痛みに負けて伸ばすのを躊躇すると可動域が狭くなっていきます。私の父がそうでした。「痛い、痛い」といって動かさなかったのです。動作としてではなくても健常側を使ってでも屈伸させておくことだと思い、そうしていました。屈伸させることのみが当初の目的で「回復?」てなことでも屈伸させていました。筋肉だけではなく関節も固まりにくくなりますね。脳への刺激にもなりますよ。実際、上肢の筋肉で痛みが出ましたが、我慢しながら屈伸してました。このタイプの痛みがどうして生じるかについては調べたことがないです。まあ、「使わないと錆び付く」式だと思うのですがいかがですか。動かせているようでも可動域が小さくなってしまっては麻痺して硬直したのと同じですからね。
 1月3日(金)、お正月ですね。でも、犬には関係ないですね、普通のお家では。ただ、朝夕の散歩の時の出会いが少なくなってます。犬は普通規則正しく生活したいのでは。野生ですと食事は獲物の確保の関係で時間的にはばらばらでも、日の出とともにの昼行性動物、日没とともにの夜行性動物ね。人間は昼行性ね。できれば日本ですと日の出とともに活動開始ね。この仕組みに逆らうとろくなことはないですよ。だから、規則正しい生活ね。実験で志願者にトンネル奥深くの世間と隔離された状況で時計なしなど時刻が判らないように生活してもらうと1日約25時間程度で過ごすそうです。結構高い割合でね。そう、体内に時計があるのです。それを朝日で調整しているのです。生物の宿命かな。だから、食事もいつもと同じぐらいの時刻の方がよいことにね。薬の服用も毎日同じぐらいの時刻の方がよいですよ。時刻医療ね。
 1月4日(土)、ある方の感じから、結構回復されておられたと思っていたのですが、麻痺された部分で動かせなかったところがあったようです。そこで、自分の動作を見ました。訪問リハビリで特に指摘されるところもないし、腕は振り回せるようにはなっていますし、背中の方にも健常側の右ほどではないですがそこそこ動かせます。指の動きもすべての指の動きね。手首もそこそこの柔軟性もあります。足の方も屈伸もできますし、横開きもとか健常側とぼちぼちの動作ができます。問題は感覚神経の戻り具合ですね。幾分かは戻っておるのですが、完全回復ではないので、役に立たないことも。特に手ではね。また、走るというのも足の感覚がもっとも戻ってからでしょうね。発症時から気にしていたことに「可動域の確保」です。作業とかは二の次にして、「ともかく動かせること」「健常側と同程度の範囲で」ということがあります。そして、動かせていろいろしていると、あるいは麻痺部分に刺激を与えることで感覚が徐々に徐々に戻ってくると思っていましたし、戻ってきています。でも、信頼性のある作業にはまだまだということかな。子供も成長期の動作ですぐには信頼性のある動作はできないですね。そう、訓練ね。でも、すぐにできると期待はしていないです。脳での再配列が終わり、役割を担い始めた神経細胞が学習を終えるまではもたもたね。
 1月5日(日)、リハビリでの問題の一つが「諦め」かな。もう一つが「急ぎすぎ」かな。これ、子育て、教育の世界でもよく見られます。「諦め」と「忍耐強く」は違いますし、また、むやみに努力を強いるものでもなく忍耐強くというのが必要かな。そして、ある程度以上に上達したのなら、その子の能力とかを考えて・・というのが教育の世界ね。ただ、その後、何もしないというのは衰えにつながりますよ。「急ぎすぎ」はどちらも大問題です。子供への虐待の要因の一つかな。リハビリで、例えば、歩行ですが、「かっこよく」というのはそれなりに足の機能が回復してこないと無理ですよ。そこをとにかく「歩く」ということのみにとらわれて「大外回し」などね。足の屈伸を十分にできるようになると普通に歩けるようになりやすいです。車いす漕ぎで麻痺側の足も使うととかね。これ、膝の曲げ伸ばしの鍛錬になります。踵部分の鍛錬にも腰の部分もかな。直接関係ないようですけどね。「物を掴む」という動作ですが、指が伸ばせるようになればできます。別に掴まなくても、まず、伸ばす。麻痺したら指は屈筋の方が強いので曲がりますからね。どれだけ、伸ばすことに集中してやっていたかはよくわからないですが、夜がよく寝られるようになりました。草臥れた。言語聴覚療法でも発声練習の前の練習がありますよね。急いでなにか作業ができるようになりたいと普通は思うようですね。でも、順序を飛ばすと変な癖がついてとれなくなりますよ。それでなくても屈筋と伸筋の力のバランスの悪さや筋肉、関節のこわばりとかで問題が起きやすいですから気をつけています。