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闘病記(視床出血)目次(カテゴリー的なところもあります。)

2014年12月29日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No124   麻痺手の皮膚温がセラピストさんより暖かいです。   また、脳卒中で生じる動作不全とその後のリハビリでの取り組みの悪さで起こる動作不全についてね。   昨冬の雪降りの日とかでも感じなかったほどの厳寒状態の左半身です。   このブログは当初、私の発病からの状況報告みたいなつもりでしたが   関節の可動域は発症直後から他動でもよいから確保し続けること。関節が固まるのは「勉強の質と量と解釈(思考)」が閉鎖空間で止まっているから   脳卒中の我々と比べて羽生結弦選手、どうしてこの短期間で復活出来たのか   リハビリでの現状維持・退行・前進等の違いと見分け方についての持論ね

 12月22日(月)、先日、訪問リハビリでセラピストさんは私の両手を診て「左手が赤らんでますね」といわれました。実際PTの時は腕の運動で直接感じてもらいました。俗にいう血流で赤らむというものです。リンゴのほっぺと同じ原理ね、皮膚温維持のために皮膚付近の毛細血管が拡張して血流増加ね。麻痺した方だよ。理由としては「筋肉を固めない。」ですからポンプ作用があるので血流が確保されているのと、「左半身厳冬」の効果で血流を増加させるように脳から指示が出ていたのでしょうね。関節の可動域が確保されていて筋肉が柔らかいと健常側と同じように血流によって皮膚温を維持することができるのです。健常側より少し高めになってしまったかもね。よく、麻痺側の手足が冷えて困るというような投稿を目にするのですが、大抵痙縮とかに筋肉をしているようですね。筋ポンプ作用が期待出来ないから、手袋等が必要になるのでしょうね。この寒波でも私は手袋なしで花子と散歩だよ。早朝散歩もね。年齢を重ねるにつれて、代謝が減少していって低体温になっていくことが多いですが、何とか、代謝を維持出来ているみたいです。訪問リハビリでの体温測定でチョイチョイ37度当たりをたたき出しています。筋トレ等をしていないのにどのように代謝の主力の筋肉を温存出来たのかな。悪影響を与えないように適度の刺激を筋肉に与えることができているからかな。本当は10kgダンベルでやりたいのですが、今はダンベル体操はしていないです。痙縮の方が怖いからです。でも、30kg持てた。
 12月23日(火)、また、脳卒中で生じる動作不全とその後のリハビリでの取り組みの悪さで起こる動作不全についてね。脳梗塞や脳出血では脳で脳細胞がダメージを受けただけです。出血等の程度によって範囲が異なります。ところで、人間の筋肉や諸蔵器は神経支配されているのです。脳の支配下にね。その脳で障害が起こって運動命令などが出せなくなっただけです。ですから、筋肉や関節に異常はないのです。<a href="http://www.geocities.jp/brain_hemi/Souki/Koushuku/ROM_ex/ROMex_jpeg/ROMex_jyoushi.html" target="_blank">「標準的な関節可動域訓練 おもな他動運動」</a>「標準的な関節可動域訓練 おもな他動運動」(http://www.geocities.jp/brain_hemi/Souki/Koushuku/ROM_ex/ROMex_jpeg/ROMex_jyoushi.html)というのがあって、筋肉や関節を動くように保っておこうとするわけです。脳での神経細胞の再配列(繋ぎ替え)には時間がかかりますので筋肉等を放置するわけにはいかないからです。さらに、障害の部位によっては代用感覚情報で動くということで動かせたりはできたりしますが、仮復旧程度ですよ。「感覚器(収縮強度や収縮距離などの筋肉感覚情報も含む)→感覚神経→視床→大脳感覚中枢→連合野→運動中枢→小脳等→脊髄→運動神経→筋肉などの作動器」で、本来の感覚器情報が得られるようになって漸く本復旧出来るようになるのです。仮復旧中はリハビリの取り組みよっては弊害だらけになりますよ。感覚麻痺ですと、「動く」で頑張ると、運動神経を鎮める感覚情報がないので、運動神経が興奮したままになって筋緊張亢進、次に痙縮、遂には拘縮にね。この筋緊張亢進あたりからは脳卒中での動作不全ではなく、「その後のリハビリでの取り組みの悪さで起こる動作不全」にあたりますよ。ただ、適切なリハビリとはというのは、発症状況や個人差渡もあるのでオーダーメイドで作っていくほかないのですが、多くの場合、患者の素人判断が悪化の原因みたいです。たまに藪セラピストもいるみたい。脳での繋ぎ替えは「動かせる状態」の方が「痙縮」とか「拘縮」状態より速いみたいです。川平法もね。それでも、いつ頃になるかは神様に聞いてください。私の経験では繋ぎ替えは確実に起こっていますよ。でも、一発完全回復ではなく、チビチビとね。時間も掛かりますね。
 12月24日(水)、昨冬の雪降りの日とかでも感じなかったほどの厳寒状態の左半身です。不思議なのが足先や手などはあったかというか寒く感じなのです。一昨日の投稿のようになっているからかな。大抵は麻痺側の先端部はひえひえでお困りの方が多いようですが、そのあたりは大丈夫みたいです。特に足が良く震えていますが、室内でも外出着程度は着込む等の羽目にね。暖房温度は高すぎると良くないしね。でも、冷房による悪影響ほどはないという話もあります。電気代節約効果の方かな。クドクドと書きますが、これらは脳での神経細胞間の繋ぎ替えによると考えています。理由は神経細胞は興奮状態や刺激に対する反応性がいろいろあるからです。ですから、私の場合ですと視床で失われた連絡経路の神経細胞の代わりをどこかの脳の神経細胞が始めてくれたのですが、反応性が違うので適切な応答のできるように繋ぎ替えを繰り返すことが必要になってきたみたいです。昨日の投稿でも書いていますが、繋ぎ替えを繰り返して適切な再配置が出来上がるまで不調は続くでしょうね。再配置ができるまでに人間の方を終了している事態も考えられるわけです。左半身は震えているのに汗をかいているという状態です。寒くなるとトイレが近くなるというのがありますが、トイレに行っても出なかったり、量が少なかったりでこちらの感覚も後ろの感覚も不調です。鬱陶しいです。軽症の方が羨ましいです。でも、なぜか、リハビリへの取り組みの拙さで私より障害の程度を悪い状態で固定化された方もいるみたいです。私は死亡率数十%ぐらい程度に相当する視床出血で結構寝たきりとか車いす生活者も多いと聞きます。が、関節の可動域をほぼ確保出来たのです。後は感覚の回復を待つのみです。、
 12月25日(木)、このブログは当初、私の発病からの状況報告みたいなつもりでしたが、いつの間にか「発症すぐの方がより良いリハビリができるように」という経験談と医学的要素を入れた経験に基づく実践についてになってきてしまっている感じがしています。自慢話も結構ありますよね。他の方の投稿を読ませて頂いて思うことに「何やってんのよ、それ、筋肉を固めるだけでしょ」とか「あんた、自業自得だよ。もっと、脳科学を勉強しなさいよ」とか「お気の毒に」とか「頑張ってね。」とかいろいろなのです。「頑張ってね。」は少ないです。このブログを読まれたら、苛つく方が多いとある時期から覚悟を決めて投稿を続けています。私は視床出血で超重症でも超軽症でもなく、ちと重症より程度で死亡率数十%で結構寝たきりとか車いす生活者の割合が多い程度だったようね。この程度でリハビリ病院退院時での測定で6分で420m健常者風歩行とか、階段を健常者風昇降とか、腕と手の機能テストでも結構な成績だったようです。退院後、多くの方が脳での神経細胞繋ぎ替えによる不調感でドタバタとしていますし、私もドタバタですけど、体の不調か繋ぎ替えによる回復途上でどう対処するのかということでも知ってほしいことが多々ありました。入院中や退院後のリハビリへの取り組みについて、考えてほしいと思っています。そのためには、生物学、生理学、生化学、医学、脳科学、筋肉と脳との関係、感覚情報についてとかもっと基礎から勉強してみてください。脳の可塑性はすごいですよ。ただ、これは待っていたら起こらないかも。間違った方法ですと、間違ったままで終了とかね。もっと勉強しましょうね、まともな文献でね、まともな情報でね。鬱陶しい体の箇所の触覚が超回復状態になってしまった。以前の鈍感状態に戻ってほしい。(涙)超回復とは筋肉トレーニングで負荷トレーニングで筋繊維を傷つけて、それが回復するときに一時的に前より筋力が増えて回復状態を示すことでその後低下して元の木阿弥にね。では、超回復をどのように利用するのでしょうね。勉強してね。
 12月26日(金)、脳卒中の後遺症について、「勉強してみたなかに、関節とかが動かしにくくなるとかいうのもあったので仕方がない」とかの投稿が目にとまりました。後遺症をどう考えるかというのと発症時他動で可動域のある関節等がどうして動かなくなりやすいのかについてですね。関節は「他動」で固くなることなく動かせる状態を保つことができるのです。それが、以前にも紹介した<a href="http://www.geocities.jp/brain_hemi/Souki/Koushuku/ROM_ex/ROMex_jpeg/ROMex_jyoushi.html" target="_blank">「標準的な関節可動域訓練 おもな他動運動」</a>なのです。ですから、どのような勉強をしたのかが不思議です。普通のセラピストさんですと、「関節を固めたらダメですよ」とか「筋トレは注意して筋肉を固めないように」とかをいうはずですよね。筋肉を固めたり、関節を錆び付かせたりしたときの弊害を知っているからですよね。思考範囲が狭いと思い込みに繋がりやすいのでしょうね。「知識がある」と「柔軟な思考ができる」とは一致しないことが多いですよ。多面的に情報を捉えることができ、多面的に検討出来る思考ができるようになるためには訓練が必要です。脳卒中での筋力低下ですが、なぜ司令塔の脳を忘れて筋トレに走る方が多い感じを受けています。これも「勉強の質と量と解釈(思考)」が閉鎖空間で止まっているからでしょうね。「閉鎖空間」的に日本の村型社会かな。帝国陸軍なんて典型的閉鎖空間でしたね。今の日本にはこの亡霊がそこら中にいますよ。どのようなところに亡霊がいるのか考えてみましょう。小さいところでは脳卒中での筋トレ大好きな方もね。
 12月27日(土)、羽生結弦選手のグランプリファイナルの優勝見事でしたね。中国で衝突事故に遭い車いす姿での帰国からの復活ですね。どうして、この短期間で復活出来たのかというといろいろ理由はあると思いますが、脳が無傷だったということは確かだと思います。もし、脳出血等で運動麻痺になっていたら若くても回復出来なかったと思います。運動神経・感覚神経ともに健在だったからだと思います。ところで、我々脳卒中患者はこの中枢神経系にダメージを受けたわけです。羽生選手と違って手足は無傷です。若くても復活に手間取っていますね。理由は脳の回復スピードが遅いということです。手足は怪我が重傷になりすぎると切断とかになって復活出来なくなりますが、程度によっては急速に復活出来ることもね。ところが、脳は相当大きなダメージでも時間をかけて復活出来るのです。しかし、復活といっても別の部位の神経細胞を使い始めるので訓練のし直しであり、このための再接続に非常に時間が必要なのです。その間、筋肉等は脳に適切に支配されていない状態になります。で、痙縮とかになっていきやすくなるのです。脳の修復がいつ頃できるかは神様に聞いてください。神に逆らうと天罰が下りますよ。神の思し召しがあるまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」で地道にね。
 12月28日(日)、リハビリでの現状維持・退行・前進等の違いと見分け方についての持論ね。持論ですよ、研究論文とかではなく、自身の経験と過去の学習とかからの持論です。時々、「絶不調」とかという投稿があったりしていたので持論をと思ったわけです。最近、左半身の違和感が半端ではなく安眠妨害にもなりかねなくなってきました。これは、脳での修復がおこなわれたからでしょう。その前までは脳卒中で脳の一部がダメージを受けたままですよね、それと違う状況になったということです。考えられることは神経細胞の繋ぎ替えがおこなわれて新入り神経細胞が働き始めているということと思っています。このような繋ぎ替えがないのなら、今回のような違和感は起こらないはずです。鬱陶しいのは脳で起こっていることですが、直接見れないし、徐々にしか起こらないし、ひょっとしたら加齢等による病変の可能性が否定出来ないということね。歩行時等のふらつきについては前庭(平衡感覚器)の情報が使えるようになって左右の調整でとか、筋肉からの筋収縮情報が中途半端にくるようになっての調整によるふらつきとかですよ。リハビリ病院入院中には見られないことです。これらはリハビリでは前進と捉えてよいと思います。リハビリに打ち込みすぎて痙縮とかになったのは退行ですよ。舌の感覚が今ちと不調ですが前進の方と思っています。味覚が幾分か感じられるようになってきたからです。ですから、「左半身厳冬」もね。歩行とかのどの動作でぎこちなくなったとかいうときに筋肉や関節の状態が悪化していなければ神経細胞の繋ぎ替えがいくつか起こって、それ以前とは違う状況になったことでのぎこちなさでしたら、新入りの訓練が終了するまではよく似たぎこちなさが続くのでは。筋肉や関節に問題を起こしたら、悪化していく可能性が高いです。どうせ、リハビリと称する取り組みを続けるでしょうからね。動作に必要なことでの現状維持は「同程度の筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ができていることです。多くの方が筋肉を固めたり、関節を錆び付かせて困られています。退行ね。筋肉と関節に関しては発症時から勝負が始まっています。放置すれば廃用症候群、過剰が拘縮などね。尖足は放置で起こります。これは、関節が固まっていない証拠ですが、脳卒中で脳が足首周辺の筋肉に命令が出せないから布団の荷重で起こるのです。防ぐには外力によるしかないですよ。脳卒中で関節が硬くならない例ね。発症後の放置で固定化されるのです。何時を基準にして考えるかでも「リハビリでの現状維持・退行・前進」は違って感じられるはずです。

2014年12月22日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No123   物を掴んだりや持ち上げたりするときに、その物の形状が持ちやすさというのに影響します。が   私の「流血沙汰」   意図しない力み   感覚の回復にほどよい刺激の強さとは   「権利と義務」についてね。   寒さで筋肉や関節を強張らせて   視床出血(脳出血ですよ、感覚麻痺に繋がります。)での動作麻痺がおこる理由ね

 12月15日(月)、物を掴んだりや持ち上げたりするときに、その物の形状が持ちやすさというのに影響します。が、回復途上では手の皮膚感覚や腕等の筋肉の感覚はより強く影響している感じを再確認しています。最近持った物で持ちやすいのはポリの灯油タンクが一番、次は衣装ケース、オーブンレンジの中身入りの段ボール箱、米袋の順かな。米袋は一番重たいというのがあり、オーブンレンジの箱は持ちやすさは考慮されていないしね。さすが、ポリタンクね。3種類は15kg前後で米のみ30kgぐらいね。ポリタンクは麻痺した片手でだよ。オーブンレンジはレンジの重量ね。感覚神経の復活具合がリハビリの進行度合いを規定していると思われる感じでした。レンジの箱を持つトレーニングをすれば、持てる時間は長くできるかも判らないですが、ポリタンクみたいにいかず、緊張度が高くなるのでは。そして、痙縮に突き進むのかもね。重量物を持つというのは、単に「持ちあげるだけの持つ」でも過重な動作ですから痙縮にいってしまいそうです。関節の可動域を確保しておくためには筋肉を柔軟にしておく必要があると考えますので、ちょいちょい試してみるという程度でよいのではと思います。感覚の回復が第一です。軽くても壊れやすい物は怖いです。発症して3年にもなっていないのに30kgを持ち上げですが成功ね。この間してきたことに筋トレはないですよ。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指しての取り組み」程度ね。
 12月16日(火)、先週の月曜日にあるブログで「流血沙汰」というのがありましたので、私も追随させてもらいます。口の中で舌を噛むとかはチョイチョイやっていますが、なぜか流血沙汰にはならないです。それより、先々週金曜日に扉を閉めるときに横着をしてやったら、人差し指を挟んでしまって流血沙汰になってしまいました。麻痺手ならそう問題が起こらないのです。健常側の手の人差し指をです。血さらさらなもので止まりにくいのです。麻痺手では止血もできず、健常手の中指等でティッシュを押し当てて止血ね。私の視床出血でも血管の損傷は小さいのに大漏れになってしまったのかも。麻痺手で撮影した写真をアップしておきますが、一端止血?ができてしばらくしたときの状態です。問題はまだまだ続きます。バンドエイド等で押さえていないと流血なのです。コンタクトレンズのお相手が無理な状態にね。ハードコンタクトレンズの取り扱いで一番働く指なのです。で、いつもは使わない薬指の出陣です。やりにくいです。いろいろな作業でも人差し指が使えない、人差し指を保護しながら使うとかね。なんとかコンタクトレンズ装着ができているので良かったのかも。数日してハンドエイドを付けないで洗濯物を干していたら、ズボン干しに血が。バンドエイドの出番です。絆創膏を付けすぎると治りが遅くなるし、保護しなかったら流血騒ぎだしね。ワーファリンを飲んでいなくても流血騒ぎです。麻痺側の問題での流血沙汰もつらいですが、健常側の流血沙汰もつらいです。不思議なことに怪我といえば健常側ばかりに近い感じの私です。転倒などで健常側で体をかばうとかではそう怪我はしていなくて、「うっかり」で怪我しております。「うっかり」でも麻痺側はあんまり怪我沙汰はないです。不思議です。
 12月17日(水)、あるブログで「指の力を抜くコツ」とかいうのでありましたが、私もこのタイプの力については悩まされています。このタイプというのは「意図しない筋収縮による力」ね。指だけではなく全身各所で起こっているはずだよ。このタイプの力を勘違いして「筋力がついた」とか思うと痙縮への道に繋がりますよ。「不必要なときに筋肉を収縮させない」ということが正常な動作では必要になります。不必要なときに意図しない筋収縮が起こっていると伸筋の場合は屈筋を引き延ばすのに筋力が使われてしまい、肝心の動作には筋力が使えないことになり、屈筋では伸筋を引き延ばすのに余計な筋力を必要とすることになります。当然、動かしづらくなり動作がぎこちなくなったり、できなくなったりしますよ。脳卒中になって当座の麻痺状態の時には筋肉は収縮していないはずですよ。私も筋肉は伸びきりでした。感覚が戻り始めたり、動かせるようになり始めてから、不必要なときの意図しない筋収縮を感じるようになりました。リハビリのマッサージで緩めてもらったり、腕伸ばし(屈筋伸ばし)とか足の屈曲(伸筋伸ばし)とかで筋肉が収縮していない状態を脳に教えるように日々勤めています。理由は脳卒中で感覚→中枢→筋肉で中枢の神経細胞が入れ替わってしまって、安息時の筋肉の状態を教えてやる必要があると考えています。健常者でも「肩の力を抜いて」とかいわれることがありますよね。余計な強張りがでてくるのが脳卒中の後遺症ですから、深刻な状態にならないようにしましょう。どうすればよいかは専門家に聞いてね。
 12月18日(木)、あるブログで「感じないほどの弱い触覚刺激で手の動きが良くなることが明らかに」があってね。時々投稿している中に「感覚神経回復待ち」とかがありますけど、何もしていないわけではないですよ。皮膚感覚は触れてみるとかね。手ですと、指をごそごそを動かして指同士仲良くさせたりや目を閉じて左右の手の指を接触させたりとかなどをしていますが、弱い刺激が基本ね。強い刺激にすると弱い刺激を感じることができなくなるのではと思っています。筋肉感覚も弱い力で感じることができるようにと思うのです。どうしても時々強い刺激は与えてしまっているのです。だから、意識して弱い刺激ね。強弱を付けて訓練しているということを目指しています。動作で微妙さ調整ができるように回復してほしいからです。強い刺激ばかりですと、「スイッチオンオフ」のみの動作になってしまいそうですし、温感ですと「暑い暑い耐えられない」から一気に「寒い寒い耐えられない」に飛んでしまって「快適」という温度範囲が激減してしまうということにもなるかなとね。外気温と室温の温度差が大きいと起こりそうです。刺激の小さな変化に対して、過敏ではなく適度な反応性を取り戻したいということもあります。味覚での薄味好きもね。微妙な味わいを感じるのは薄味好きの方が有利ですよね。そうそう昨日の厳寒でも、朝の30分ほどと夕刻の40分ほどの花子との散歩で手袋なし、足は夏と同じスクールソックスと靴程度で特に問題なしね。まあ、一応それなりの冬服は着ていますよ。耐寒訓練ではないですからね。筋ポンプ機能がはたいているから血流が確保出来て皮膚温をある程度保てているからだと思います。脳卒中後の無理なリハビリで痙縮とかに筋肉をされた方からは想像出来ないことでしょうね。至近のアメダスですと氷点下の気温のところもありましたよ。
 12月19日(金)、「権利と義務」についてね。総選挙の前にあるブログで「義務」とあったのです。「投票は義務」とかいてあるとよんだのですが、「投票は権利」ではとね。この国で生活をしてい者が「勝ち取ってきた権利」ではとね。「義務教育」の「義務者」は国・地方公共団体・親ですよ。憲法上どこにも「子供の義務」とは書いていないですよ。ただ、権利行使の時これに付随する義務を果たす必要が出てくるのです。マララさんのいうのは「子供が教育を受ける権利」ですよ。「義務」ではないですよ。いじめとかが起こりやすい要因のひとつに「義務感」というのもあるかもしれないですね。いじめの大きな要因はいじめっ子の人格形成で問題があったのではとも思うのです。国や地方公共団体は学校に来てもらっている全ての児童生徒によりよい教育環境を提供することを考えてほしいですね。子供は競走馬ではないのです。平均点競争なんて有害無益です。「皆でサボれば怖くない」であり、小さい視野の今の官僚や政治家みたいなのばかりになりますよ。日本では権利と義務の関係が時々逆転していると思うことがあります。ジャーナリストは注意して報道してほしいですね。マスコミはどうしても大衆受けをねらったり、その時々の権力に屈したりしていると思います。天皇制を潰そうとしたのは誰か考えてみてね。だから、昭和天皇は靖国神社に参拝しなくなったのです。先の大戦に日本を突入させたのは当時の上層部ですよ。南極物語でもあった犬の置き去りでは、先の大戦でそこら中に庶民を置き去りにして逃亡した軍部上層部の発想と同様ではともね。「歴史を鏡とする」はこのような不誠実を繰り返さないようにするためを指すのではとね。
 12月20日(土)、寒さで筋肉や関節を強張らせておられるという感じの方がおられますね。寒さで筋肉が強張ると動きにくいとかいうのにリハビリで筋肉を固めても後遺症だから仕方がないというのはどこが違うのでしょうか。筋肉が縮こまって動かしにくくなっていることには変わりがないはずです。健常者でも筋肉が強張ると良くないですよね。ですから、寒さ対策もしたりします。脳卒中になると簡単に筋肉が固まりますよね。これは、仕方がないことなのですがマッサージやストレッチや柔軟体操やもろもろで筋肉の緊張を解くことをして予防したり、柔軟な状態に戻すということを優先しておこなう必要があるのです。寒さで足首が硬いとかいってそのままにしていると春になっても固いままになってしまう可能性があります。関節を錆び付かせると、そのうち、棒足ぶん回し歩行のみしかできなくなり、遂には歩けなくなる可能性があります。やはり、健常者同様、寒さで固くなるのなら対策を取って柔軟性をすぐに取り戻すリハビリが必要だと考えます。再び歩けないようにするためにリハビリに励んでいる感じの投稿もありました。人体について、まともな勉強をしてみましょう。まともな勉強ですよ、傷をなめ合うような勉強ではないですよ。皆がしていても悪いことは悪いのです。皆さんは筋肉を固めたりして後々苦労しているのですよ。それでボトックス療法とかですよ。このたびの寒波でも雪が降っても手袋なしで花子と散歩に出た「視床出血で意識不明にもなり、左半身完全麻痺にもなり、医師から一生車いす生活かもの神託を受けた者」より。視床出血は結構寝たきり・車いす生活等々になる確率の高い脳出血です。手袋なしにできるのは筋肉が柔軟で筋ポンプ作用があって血液循環が良いからですよ。手の表面温度を確保出来るのです。「左半身厳冬」といいながら、花子との散歩とかの外出時に手袋は着用していないです。どうなっているのかな。やせ我慢ではないですよ。
 12月21日(日)、視床出血(脳出血ですよ、感覚麻痺に繋がります。)での動作麻痺がおこる理由ね。視床は脳での感覚の重要な中継中枢ですから感覚が大脳皮質に伝わらなくなり、当然の結果としての感覚麻痺になりますが、ぼちぼちの出血状態ですと、運動神経や大脳、橋、中脳、小脳、延髄等は無事ね。当然、筋肉・関節も無事ね。大脳の運動中枢が無傷でどうして運動麻痺になるのかということね。動作は「感覚器(収縮強度や収縮距離などの筋肉感覚情報も含む)→感覚神経→間脳視床→大脳感覚中枢→連合野→運動中枢→小脳等→脊髄→運動神経→筋肉などの作動器」の順ですよね。私はこの中の「視床」のみが出血でダメージを受けただけです。感覚情報が大脳感覚中枢に届かなくなっただけです。それで、運動麻痺というのは運動中枢が動作命令を出すためには筋肉等の感覚情報を必要としているということです。脳卒中で感覚領域の障害のみの場合はこれとよく似た状況でしょうね。筋肉からの情報はどうしても視床経由になりますから、視覚等の別経路を取れる情報を届けることで「動かせる」にはできるのです。筋肉からの情報は一経路だけですから無理ね。視床は左右別々ですが、それぞれ片側を完全支配ね。筋肉では別の情報源をつかうと動かせるようにね。その代表例が視覚かな。でも、筋肉からの情報がないので無理をすると運動神経が興奮したままにね。筋肉を緩めるというのはその筋肉からの感覚情報のみでできることかな。でも、それが麻痺しているわけですよね。それで、筋トレとかをへたにすると痙縮に、さらに進んで拘縮になってしまう訳ね。話が飛ぶようですが、自動車の運転で人間がセンサーの役目をしています。運転手ね。最近、センサーが安く高性能小型軽量になったので搭載されるようになったのが出てきていますね。さらに統合的にセンサーからの情報の処理もできて制御装置で命令を出せるようになってきました。そして、自動運転自動車もですが、センサーと制御機器がふんだんに使えるようになったからですよ。センサーと制御機器のついていない自動車は勝手には走行出来ないようにできていますよね。脳卒中はセンサーと制御機器なしになったのと同じなのではとね。「動かせる」ということでもセンサー等なしだからぎこちなくなって当たり前ですよ。脳での修復が先ですよ、なめらかな動作をするためには。脳の修復がいつ頃できるかは神様に聞いてください。神に逆らうと天罰が下りますよ。神の思し召しがあるまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復目指して」で地道にね。

2014年12月15日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No122   視床出血患者の歩幅についてね   片麻痺での現金の取り扱いについてね   あるブログで「ROM訓練」というのがあったので調べてみたら   「リハビリはつらいもの」なのか   最近、30kgの米袋を両腕で持ち上げることに成功しました。   片麻痺でどうして健常側も動作しづらくなるのか   誰しもいくらは人格障害要素が、時々典型例(アル中とかDVとか等々)の人が出てきます。

 12月8日(月)、視床出血患者の歩幅についてね。歩数が同じでも歩幅で歩行距離が違ってきます。歩行の時の状態によっても歩幅が違ってきます。ですから、ぼちぼちの歩行の時の歩幅ね。車道にある横断歩道の合図用に菱形(ダイヤマーク)目印ですが、2つあって、一つ目が横断歩道から30mで、遠い方が1つめから20mでしたよね。遠い方は横断歩道から50mね。横断歩道の路面表示の手前側からね。ところで、歩道上(道によってはマーク上を堂々と歩くこともできますが)から見てですが、横を歩いてみると20mの方を大体26〜7歩で歩いていました。20m÷27=0.74mという結果になりました。6km/hぐらいの歩行の時は1分135歩程度ですが、このようなときはもう少し歩幅が広いと思います。0.8mの歩幅と出た歩行の時もありました。ということなのですが、この歩行時は靴ね。サンダル時は狭いけど、歩きにくいのでほとんどはかない。1日19000歩強の日は14kmちょっとぐらいの歩行距離になる計算です。このように歩けるのも、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と車いす両足チョコチョコ歩行などをおこない、リハビリ病院で健常者風歩行を指導してもらえたおかげですよ。視床出血発症時、意識不明みたいにもなり、完全に左半身麻痺状態になったのですが、セラピストさんの適切なリハビリで回復しました。が、脳での修復進行でのドタバタ(ふらつきや違和感等々)は盛大に起こっています。これに耐えることができるのも適切なリハビリができてきているのでと考えています。
 12月9日(火)、片麻痺での現金の取り扱いについてね。面倒で邪魔くさいというのが一番ね、特に硬貨でね。でも、お札は数えるときかな、新札なんて拷問だよね。私は利き手側は麻痺しなかったのですが、お札にしろ硬貨にしろ両手使いの方が楽ですよね。そうでなくても発症前からクレジットカードと電子マネーとに移行しつつあったのです。地域の民営バスは「障害者用ICカード」を発行してくれていたので利用しています。楽ですよ。市営地下鉄と市バスは障害者料金では現金払いです。地下鉄は窓口払いですからゆるりとできますが、バスは下車時ね。均一区間ですと事前に取りやすいように持っていきます。コンビニはiD愛用者です。普通の買い物とかはクレジットカードもね。サインが必要な場合は辛いですが、現金払いより楽かな。医療機関は開業医は現金払いですが、調剤薬局は支払い動作の楽なクレジットカード払いのところね。私鉄はICカードね。JRは距離によってICカードかクレジット払いです。障害者割引は窓口扱いですからね。私の風体ですと「一見では麻痺なし?」と思われかねないですからね。何せ、感覚神経が多い上肢の回復度合いは可動域の割には見かけほどではなくまだまだ不十分ですので、財布からの現金払いは時間が掛かります。バスでも長距離は事前購入ね。
 12月10日(水)、あるブログで「ROM訓練」というのがあったので調べてみたら、「標準的な関節可動域訓練 おもな他動運動」 てなのを見つけました。上肢とともに下肢も当然ありましたよ。尖足・内反などの予防動作も出ていましたよ。ということなので、多くの方がいっている「脳卒中の後遺症」の多く、四肢に関する部分は他の方に動かしてもらうということで防ぐことができるということですよね。川平法も他動運動ね。どうして、自力になると問題が多発するのでしょうか。私のリハビリはいわれた程度で楽して効果を求めた結果が奇跡的な回復程度になっていったのです。以前の投稿にもあるように所定のリハビリと日中車いす生活、腕伸ばし指伸ばし等の自主リハ(他は不熱心かな)、車いす両足チョコチョコ歩行ぐらいね。所定のリハビリも楽しく受けていたからセラピストさんの指導効果満点ね。笑い転げてたりもね。可動域の確保ができていたら、脳などの回復に応じてリハビリができるので、慌てず騒がず焦らずでできたという感じね。刻苦奮闘で筋肉や関節の動きを悪くされている方が目立ちます。もっと、人体について本質的な勉強をしましょうね。先々週の「特定非営利活動法人 介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会」のサイトにも行ってみてね。
 12月11日(木)、あるブログに「仕事はつらいもの?」という投稿がありました。この方は「楽しい仕事」もあるとということですが、詳しくはこの方のブログでね。私も仕事や勉強等は楽しくする方が効率的だと思っています。そして、リハビリもね。救急病院でのリハビリも楽しく取り組んでいたのです。リハビリ病院のリハビリはつらいという噂を聞いていたのですが、実際は楽しく取り組みました。しかし、自主トレ等は不熱心でした。それでも、奇跡的回復ね。「楽しく取り組む」ほうが効果的ですが、「楽しく」でも同じするのなら「楽して」ね。企業でも女性が働きやすいところは男性も働きやすいというし、業績もよいということです。楽しく働いているところは業績もよいとか。「怠けの楽」は別だよ。勉強も「勉強が楽しい」という方が成績もよいとかね。「仕事がつらい」とかは強制されてしているという意識があるからです。この強制には金銭的や・・などを含みます。強制的になるとどうしても中身が薄くなりますよね。意味のない動作の繰り返しとか、場合によると有害無益なこともね。その昔の学校運動クラブでの兎跳びとか練習中の水分補強禁止とか等々ね。学校クラブでの長時間練習には、「練習で学校に縛り付けて、練習で草臥れさせたら、非行に走らないのでは」というのもあると聞いたことがあります。こんなのでは当然勉強もできなくなりますよね。錦織選手は早期に学校クラブから離脱ね。学校クラブから離脱が早いほど有力選手になる確率が高そうというのはどういうことなのでしょうか。リハビリでは多くで逆ね。どうしてでしょうね。ただ、セラピストさんに診てもらっていても自主リハが悪くてという感じかな。「頑張れば・・」という思い込みが悪いみたいです。脳卒中では脳の回復より早く回復するわけはないですよ。残存機能による回復を脳の回復と思い違いをして起こるのでしょうか。私など、ひょっとしたらリハビリ病院退院頃が歩行では一番格好良かったかもね。残存機能の時期ね。今は脳でのつなぎ直し回復が起こってきているので新入り神経細胞訓練でドタバタと大変です。このドタバタは全身各所で起こっています。一筋縄ではいかない神経細胞の繋ぎ替えかな。理由は神経細胞には個性があるからですよ。繋ぎ替えを繰り返していって落ち着き場所を探すのですよ。時間が必要ね。繋ぎ直させる切っ掛けも必要ね。この期間中は不調感に悩ませられましょう。リハビリでは「・・が出来るようになった」とか「・・を感じることが出来ようになった」とかポジティブに発想を切り替えると「つらさ」は減少して「楽しさ」が大きくなりますよ。
 12月12日(金)、最近、30kgの米袋を両腕で持ち上げることに成功しました。健常腕だけでも少しは持ち上がりますが、それより、両腕の方が楽ちんね。どのくらい麻痺腕に荷重があったのでしょうね。灯油ポリ容器の時より少なかったかもね。米袋の方が持ちにくいのだものね。衣装ケースとかみたいのなら手で持ちやすく作られているから30kgでももっと楽だったかもね。発症して来年の2月で3年になります。発症時、左半身完全麻痺で何も持てなかったのがここまで回復してきたということだけは確かですが、張り切ってしまうと痙縮とかになってしまうと持てなくなってしまうので今まで通りのんびりとね。毎日のんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりリハビリします。何回でも投稿しますが、今も脳での繋ぎ替えが頻繁に起こっているようなのでいろいろ違和感や筋肉の動かしづらさとか筋肉が暴れるとかが頻発しています。夏に報告していた「左半身真冬」が遂に冬にも到来した模様です。暖房温度18℃で左半身だけ震えています。日によって様子は違いますよ、「左半身真冬」。筋肉の方はマッサージやストレッチとかでなめらかに動作出来るように、関節の可動域を確保しておけるようにしています。暴れる方は適度に暴れさせています。封じ込めたりしたら痙縮ものね。動かせてのリハビリだものね。運動神経と感覚神経とが協調して働いての筋力だよ。
 12月13日(土)、「よい方の手足が動かしにくいのは」と「良い方の手足が動きにくい原因は」というのが12月4日のブログ村の投稿でありました。私のあまり考えなかったことね。ただ、左のとばっちりを右側が受けているとは思っていました。特に右目でね。四肢では特に感じていないです。動かすだけなら麻痺側もボチボチ動くようにできた成果でしょうね。「動かせる」と「作業に使える」の違いは大きいですよ、念のため。動作では左右が連携するのが普通ですよね。それで。片方だけの視床出血で意識不明にかな。そのためもあってか脳梁で繋がっていますね。目玉の不調はこれかな。四肢ですと、動作での都合で左右を同時に旨く使う必要があります。その時、麻痺側が痙縮にでもなっていたら連携出来ないから上手く動作ができないと思います。脳での繋ぎ替えで反対側の脳半球にいってしまっていた例も報告されています。ですから、健常側が動かしづらくなるのは必然的に起こることでもあると考えます。でも、可動域が確保されていてスムースに動かせれたら、影響は少なくできるのではと思います。繰り返しですが、「動かせる」と「不自由なく生活動作ができる」の違いは大きいですよ。「動かせる」から、一気に「不自由なく生活動作ができる」にしようとするから問題が起こると考えています。のんびりと脳の修復の範囲内でリハビリに励みましょうね。話は変わりますが、ある方がスポーツジムでリハビリをされているのですが、そのスポーツジムは暖房なしなのでしょうか。普通は暖房があると思いますけどね。
 12月14日(日)、あるブログである方が投稿していた中に「・・・も、アルコール依存症は別の世界のお話だと思っていたはず。アルコール依存症は特別な人だけがなるんじゃなくて、誰でもその可能性があるということを頭のすみに入れておいてね。私はこれを自分が死ぬまで子供達に言い続けようと思う。」というのがありました。そう、人間で完全無欠なのはいないのです。アル中はある人格障害の一例で、その典型例が酒浸りになってしまっただけではとね。いろいろな人格障害のパターンがあって、誰しもそのどれかの中途半端な状態にあり、時々その典型例に突く進んでしまうものだとね。例えば、何かかこつけて「ちょっとお酒でも」と日中から普通の会合でもいうようなら、アル中予備軍の可能性ね。飲酒運転をするようなのは一歩進めばアル中になりますよ。アルコールで自身の人格を維持しようとしているのです。別タイプがDVかな。さらに別タイプがギャンブル中毒とか、何かにのめり込めないおれないような性格ね。仕事中毒もね。発達障害とは違いますよ。アル中の親を持って成長した人をアダルトチルドレンといって、アル中になる可能性が高いというのです。DVもこの流れをくむのもいると思いますが。虐待を受けて育った子は自分の子を虐待する可能性が高いとか。人格障害は遺伝ではないですが、親から子、孫へと受け継がれる可能性が高いものです。ですから、一族の中に目立つ人格障害がいた場合、受け継がれる可能性が高いですよ。人間は結構視野が狭くて、自身がされたことを子にしていることは多いです。

2014年12月8日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No121   「転倒 怖〜い」   リハビリでの音楽の効用ね。   ブログの投稿時刻についてのこだわりがどこからくるのかについてね。 どうして脳卒中のリハビリはスローペースでする必要があるのか。   酸性食品・アルカリ性食品についてね。   今でも意識しておこなっているリハビリ動作をいくつか紹介   衣装の入った衣装ケース(巾69×奥行47×高さ39cm程度のね)を持ち上げられました。

 12月1日(月)、「転倒 怖〜い」。2週間ほど前にあるブログで「転倒 怖〜い」ね。私も「転倒 怖〜い」ね。理由はいろいろあると思いますが、「骨折怖〜い」が一番です。チョイチョイ転んでいます。私より歩行が辛いという方よりゴロゴロしているかも。捉まるものがなくても簡単に起きれますが、それがチト注意散漫の原因かもね。2週間ほど前にやったのは室内でした。右手には湯飲み(空)でした。原因は扉のすぐ内側にペットフェンスをおいていたのを完璧に忘れていたことね。扉を開けて下を見ずに部屋に入って引っかかってしまったのです。おいていた理由はルンバ君無断侵入防止ね。ルンバ君、引き戸ですと勝手に開けていくことがあるのです。数ヶ月前には花子と散歩に出ていて、わんこ仲間と話をしているときに溝に足を取られてとかね。どちらかというと、すぐ立ち上がることができるというのが油断に繋がっている感じです。擦り傷程度で済めばよいのですが。そのうち、骨折なんてしてしまうと歩けなくなる恐れが大きいと思っています。転倒ではないのですが、四つん這いで机の下に潜り込んでいて前のめりになったときは体勢の問題もあって抜け出すのに苦労しました。健常側の手をタワー型PCの裏のほう、壁との間の奥深く入れていて、姿勢立て直しに使えなかった為ね。顔は配線類の上ですから感じよくないしね。四つん這いでも麻痺した方の腕と足と健常足の3本で支えていたということね。安定するわけないか。今は骨折したら痛みで判る程度には回復しているのではと思っています。そうそう、麻痺側の感覚の回復?でいろいろ鬱陶しいです、はい。ちゃんと発症前に戻らないということと感じなければ知らぬが仏で済ませるものを。
 12月2日(火)、リハビリでの音楽の効用ね。これは基本、私の独断ですよ、覚悟してね。クラシックが役に立つと思っています。シェーベルクとかは論外ね。現代音楽は私の体質に合わないです。ですから、体質に合わせて音楽を聴いたりすればと思います。リズムに合わせて体を揺するというのね。麻痺腕や麻痺足等でね。川平法ではないですが、揺するということで脳への刺激になると考えるのです。麻痺腕をブラブラさせてもよいのではともね。音楽刺激と動作刺激を併用することで脳での再構築を促進させる効果が期待出来るのではとね。血圧測定のときにモーツアルトの曲がよいという話もありますね。いろいろな場面に促した音楽が流されているとよいと思いますが、好みもありますから多人数の場所では難しいかも。STの発声の自主リハの時に耳元で「・・という呪文が聞こえる」とかは論外ですかな。筋肉を緩めたり、関節もゆらゆらすのに音楽にのってするのです。音楽を聴くだけでもよいかな。暇つぶしにもなるしね。ただ、大音量は近所迷惑や騒音性難聴になる恐れもありますので注意を。
 12月3日(水)、ブログの投稿時刻についてのこだわりがどこからくるのかについてね。基本は人間が地球で誕生したかです。もっといえば、生物の進化の歴史からかな。地球の自転、月の公転、太陽の周りを公転してきた地球の歴史ね。これらの影響を受けまくってきて生物は進化してきたのです。昼行性生物は日の出とともに活動を開始してきました。日没ともに隠れ家で安息の時ね。何億年もこのリズムです。その結果、体の内部の活動もこのリズムに自動調節されるようにできてきているのです。だから、規則正しい生活ね。それも「日の出とともに活動を開始する生活」ね。有名な体内時計ですよ。この時計のリズムを崩すと不調になるのですよ。だから、交替制勤務の方は体を崩しやすいのですよ。ブラック企業は論外ね。「早起きは三文の得」という得は生活リズム安定での健康維持ができるということでしょうね。起床時刻で「明日早く起きる必要があるから早く寝る」というのは手遅れね。このような場合は早く起きる必要なある日の数日前から「早起き」して目標時刻に近づけておくことね。このようにしたら、前日は普通に早く寝ることができます。体内時計の調整は「日に一時間程度の変更できる」程度と思ってくださいね。寝坊の方はもう少し多くの時間できるようですが。早くする方は1時間程度が限度かな。それ以上は起きていても本来の状態ではないと思ってね。寝ぼけているとかね。だから、毎日一定時刻に投稿ね。食事時刻も体内時計に刻まれますよ。できるだけ同じ時刻での食事をね。大抵の医薬品の服薬も同じ時刻の方がよいのです。「食後服用」とかあるのは大抵「服薬忘れ防止」ね。「食後すぐの服用」は「食事中」と同じように思うのですけどね。胃袋の中で直前に食べた食べ物と混ざると思うのです。本来は大抵「食後30分」だとね。
 12月4日(木)、どうして脳卒中のリハビリはスローペースでする必要があるのか。毎日適切な方法と強度のスローね。人間の動作は一部(脊髄反射など)を除いて脳からの指令でおこなわれているからです。脳卒中は脳に不都合が起きることですから、脳が指令を出せなくなるのです。徐々に脳の残存機能を使いながら動作ができるようになるのですが、脳の回復(残存機能を含む)状況によって制限されています。当初のリハビリも残存機能の範囲と考えられます。それが、多くが6ヶ月前後で出来るようになる可能性を示すわけです。この期間経過後は「脳での再配列(繋ぎ替え)」が起こればできるリハビリとね。リハビリのスピードは「繋ぎ替え」のスピードより早くすることは絶対無理なのではとね。筋肉や骨やその他の臓器は脳と神経で適切に繋がっているというのが必要と考えます。体の再生ですが、プラナリア(半分に切っても完全回復)という動物も神経が必要で前後が判り、イモリ(幼生では足再生とか)でも神経が必要ね。人間はさすがこれらの再生はないですが、正常に働くためには神経支配されていることが必要です。その時、感覚神経で情報を脳に送っているのです。脳からの命令出来る神経だけ(運動神経のみ、感覚麻痺ね)では正常に働かなくなる可能性が高いというのが普通ね。ですから、脳での修復を越えるリハビリはできないということね。どのようにしたら脳での繋ぎ替えが起こるのでしょうね。使ってみるとか、感じてみるとかが刺激になっているようです。動かしてもらうというのもね、川平法ね。その時に力を込めてというのは必要がないみたいです。現に「筋トレ命みたいな人々が次々に痙縮や拘縮になって繋ぎ替えが遅れている」という感じなのです。可動域を確保しながら活動してみる(動かしているだけとかね)というのが一番効果があると考えています。それと、繋ぎ替えに必要な栄養のうち、不飽和脂肪酸を忘れないでね。樹状突起や軸索は不飽和脂肪酸を細胞膜の成分として必要ですよ。飽和脂肪酸は特に摂取しなくても肝臓で大量生産出来るよ。不飽和脂肪酸は人間が合成出来ないのがあるよ。必須不飽和脂肪酸ね。これが細胞膜には必須ね。当然、脳でもね。スローみたいでもリハビリ病院では初期症状からみて奇跡的回復ね。スローでもリハビリへの取り組み方でね。ひとつは絶対に諦めないで中断しないことね。もうひとつが如何に適切なリハビリをおこなうかということね。
 12月5日(金)、酸性食品・アルカリ性食品についてね。健康への影響については学説いろいろね。ところで、カリウムを水と反応させると激しく反応します。水をOHイオン(水酸化物イオン)とHイオン(水素イオン)にして、水素の方は水素分子になったりですが、温度が上昇すると水素爆発もね。残った方は猛烈なアルカリ性です。このようなカリウムを中和しているのが酸性物質ね。例えば、酢酸、クエン酸などの有機酸や塩化物系酸やイオウ系の硫酸などです。黒酢とかはカリウム摂取にも役立つのですが、理由は雑穀類とかで細胞そのままでお酢にするとカリウムが多く含まれている可能性が高いのです。例えば血液ですと赤血球内はカリウム、血しょう中はナトリウムが多いのです。だから、細胞内にカリウム、細胞外がナトリウムね。食塩は陽イオンのナトリウムと陰イオンの塩化物イオン、陽イオンのカリウムは細胞中に含まれていますので、対で必要な陰イオンには有機酸であることが多いです。酢酸、クエン酸、ピルビン酸、リンゴ酸等々の有機酸は陰イオンとして働いています。これらの有機酸は代謝されると水と二酸化炭素になります。燃やしてもね。ですから、例えば梅干しを燃やしてでる灰を水に溶かすとアルカリ性になるのです。梅干しがアルカリ性食品であるという意味ね。
 12月6日(土)、今でも意識しておこなっているリハビリ動作をいくつか紹介ね。入浴中にも欠かさずという感じでしています。腕や手は屈筋優位なので腕伸ばし、指伸ばしね。ストレッチですかな。足はストレッチみたいなことは時々で、伸筋優位なので屈曲させるということ、股関節曲げ、膝曲げ、足首曲げね。腰が曲がるのは脊柱の問題ですから適切な動作ね。未だに意識して動作させておかないと、屈筋優位の腕とかですと屈曲傾向が、伸筋優位の足とかですと伸びきり傾向が顔を出すときがあります。これが、脳卒中でコントロール出来なくなった為でしょうね。勝手に力んでしまっているのです。感覚が幾分か戻ってきて(元通りではないよ)本当の意味での緊張のない筋肉の状態にできなくなっている感じなのです。そうすると、各部位での屈筋伸筋の強い方に勝利されると困るので日々リハビリに励んでいるのです。油断されてた感じの方の投稿もありました。日々のリハビリのヒントに動画と静止画もアップしておきます。動画は動画カテゴリーにある足の屈伸のね。毎日だよ。静止画はここにアップで、腕とかの伸ばしと反り返し(背屈)の参考にね。この状態で手のひらを甲の方に押して、ついでに肘も反り返しね。これも毎日ね。目を閉じての指先あわせも毎日ね。足の親指もね。その他、感覚の戻りに有効と思われる楽な動作は思いついたらしてみています。感覚が戻れば力まずに正確な動作が楽にできるようになるからね。クドクドですが、私は視床出血で意識不明にもなり、完全に左半身麻痺状態にもなり、医師から「一生車いす」というお告げを頂いた程度でした。
 12月7日(日)、衣装ケース(巾69×奥行47×高さ39cm程度のね)でズボンや防寒具等が8〜9分目程度入っているのをクローゼットの棚(頭より上部)には持ち上げることはできなかったですが、このケース3段積みの上には載せることができましたよ。ケースの大きさからですと両腕を使ってね。重さはどのくらいなのでしょうか、先日報告の灯油より重い感じでした。いろいろ試してみられるのは、肩や肘・手首・指などの関節が自在に動作させることができるからだと考えています。下手に屈曲していないので楽な持ち方ができるのです。そして、筋力も持ち上げたりすることにのみ集中出来るからと考えられます。ボチボチ、もう5kgダンベルの方が相当軽かったりしてね。でも、筋トレをする気はないです。まだまだ、感覚神経の復活度合いが足らないと思います。チョイチョイ力を出してみるというのは「使うのだ」と脳にシグナルを送る程度にしています。今は週2回訪問リハビリでマッサージによって筋肉の緊張を取り除いてもらっています。毎日のんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりリハビリします。筋力の本質が判っているからできるリハビリかな。脳卒中での筋力喪失の意味が判っていない方が痙縮とかに突き進んでいる感じです。

2014年12月1日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No120   「治らない」「治る」というのはどのような症状がどのような感じでもとのようになることなのでしょうね   再生医療を含む脳科学の進展やパワーアシストスーツ等に代表される介助器具開発の進展の恩恵を受けるための準備ね   「パワーリハビリ」というのがありました。どのようなリハビリ?   「バランスのとれた不活動筋の再活動化」   健常側による麻痺腕の上げ下げや屈伸で思うことね。   リハビリでの運不運について   「一度無理なく適切に出来るようになったと思ったことも適切な程度と強度の復習が必要である」

 11月24日(月)、「治らない」「治る」というのはどのような症状がどのような感じでもとのようになることなのでしょうね。私のこの片麻痺は、永久に障害を引きずることになるのではともね。でもね、できるだけ発症前に近い状態に戻すことはできると考えています。年齢的に高齢になるほど復元力が落ちてきますからね。ですから、幼児期では完全復活みたいな状態にまで脳梗塞でもなる場合もありますよね。クローズアップ現代で放送されたことがあります。でも、医師は「治らない」だったです。脳卒中ですと、損傷を受けた脳の部位は「確実に治らない」でしょうね。ところが、例えば腕の切断と違って、脳の他の部位が損傷を受けた部位の働きを代行し始めるのです。脳のすごいところね。これについてが予告ができない。全治・・ヶ月とか言えないのですね。ですから、邪魔くさいのでしょうね、だから「治らない」。脳での再接続ができる前に筋肉コチコチ、関節べったりと錆び付きにでもされたら「治らない」ですからね。日本の医療の悪いところは予後の追跡が不十分で、医師等にフィードバックされていないことも問題ではとね。勉強不足と調査不足ね。それと責任回避の説明かもね。見通しが立てにくいというのも背景にね。私も完全復活の前に人間を終了していたりしてね。時間が掛かるのでね。私より若い方(結構沢山おられるようです)が「治らない」ように筋肉とかを固めるように奮闘されている様子をブログに投稿されているのを読むと心が痛みます。「治る」「治らない」は医師との話なので、どうするとより改善されそうかの相談に答えられるように医師はお勉強を。
 11月25日(火)、再生医療を含む脳科学の進展やパワーアシストスーツ等に代表される介助器具開発の進展の恩恵を受けるための準備ね。「筋肉カチコチ」のときはどう出来るのかな思いつかないです。「関節バッチリ錆び付き」もね。脳科学の方は神経系の回復ですよね。その人の筋肉や関節が活用出来る前提ですね。手足等が健常者みたいにリモコン操作で使うことができるようにしておくということかな。この「使う」は脳から命令がきたら作動出来るということね。脳卒中ではこの指令が出せなくなっているのです。筋肉カチコチでは作動しないよ。パワーアシストスーツはスーツの方の力任せで動かせるかもしれないですが、筋肉や関節へのダメージがすごいことになりそうですね。どちらも、車いすではなく自身の足で歩きたいとかですよね。でも、固めてしまうと活用出来ないとしか想像出来ないのです。脳科学や科学技術の進展があるのて、「健常者でも悪いといわれること」に熱心に取り組む必要はないはずですよ。筋肉に緊張が残るようなトレーニングなどや関節を痛めそうなことや動きが悪くなるようなことなどね。健常者でもマッサージを受けたりして筋肉を柔らかくしたりしているのです。高齢になってくるとさらに関節可動域にも注意を払っているのが健常者でも常識ね。それなのに、どうして脳卒中患者がリハビリと称して、筋肉を固めるようなことをしたり、関節の動きを悪くするようなことを平気でしている神経が信じられないのです。張り切って頑張って自慢して、筋肉コチコチとかにして脳科学や科学技術の成果を利用出来なくしている方もいます。普通の我々は脳科学や科学技術が進展して成果が利用出来るように「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で準備しておきましょう。俗にいう「治らない」でも、科学技術の恩恵を受けるためにもね。固めたりしたらダメですよ。多くで「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」とかで他の方に動かしてもらっていても動かせるようになるようです。川平法ね。動かせ始めたらセラピストさんに診てもらいながら注意してリハビリに励みましょうね。固めたらダメよ。
 11月26日(水)、先日、あるブログで「パワーリハビリ」というのがありました。どのようなリハビリ?というのと専門家に診てもらっているのかなということね。内反足のようで階段を下りるときに困っておられたのです。脳出血だそうだしね。高次脳機能障害も残存されているとかね。階段の昇降ですが、私は当初1段ずつの障害者風を教えてもらいました。登りは健常足を先に上の段にのせてあがるというのね。下りは健常側を残して体の支えにして麻痺側を下の段に下ろしていくというのね。ブログの方は内反足では下りが難しいようなのですね。私はしばらくしたら健常者風昇降を教えてもらいました。この方は下りるとき、健常側を先にして成功したとか。その際に「パワーリハビリ」というのがあったのですが、どうなのでしょうね。運動神経・感覚神経等が揃ってのリハビリなのか?セラピストさんに診てもらいながらのリハビリなのかとかね。そうでないのなら、内反足とが悪化する恐れはどうなのかとかね。特定非営利活動法人 介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会のサイトにあったようなパワーリハビリの考え方のリハビリなのでしょうか。そうすると、発症後相当時間が経ってからということのようですしね。若い脳出血の方でしたか、筋力強化のパワーリハビリですと、問題多発する恐れがありそうです。
 11月27日(木)、昨日の投稿の中の「特定非営利活動法人 介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会」のサイトのトップページで「バランスのとれた不活動筋の再活動化」というのがありました。以前私が投稿した「筋力の定義」等のどれかで、運動神経が動員出来る筋繊維の数というのがありましたね。そうそう、寝込むとふらつくというのね。筋肉にある神経終末での連絡状況で使用出来る筋繊維の数が変動するのです。使わないと減少していきます。活動しているようでも高齢になるとそうでないことが起こってくるので筋力が低下するというのです。筋トレではなく、万遍なく筋肉を使えるように神経繊維による筋繊維活性化の割合の向上を目指して活動的な生活を送れるようにというのが「特定非営利活動法人 介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会」の目的というのです。火事場の馬鹿力ではないときでも現存する筋繊維をできるだけ沢山使えるようにというのが「特定非営利活動法人 介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会」の趣旨だということです。単純な筋トレではないのです。ところで、脳卒中者はこの「特定非営利活動法人 介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会」のパワーリハビリも発症後何年もしてからやった方がよいとね。発症後すぐはやばいみたいですよ。
 11月28日(金)、健常側による麻痺腕の上げ下げや屈伸で思うことね。最近、ふと麻痺腕を健常腕で持ち上げたりした効果を考えてみたのです。腕だけではなく肩甲骨まで動かしていたのではと思うのです。OTでの雑巾がけね。これは肩甲骨付近の筋肉をはっきり言って「使いまくっている」とね。斜面の雑巾がけもね。腕伸ばしの動作もね。それも、チマチマ止めるのではなく相当な距離(肩甲骨にしてはね)を動かしていたのではとね。救急病院で当初健常腕で持ち上げたりした効果ですかな。肩甲骨がなめらかに動かせたようです。あるブログの「腕を楽に使うコツ」でも肩甲骨のなめらかな動きというのが大切だともね。私は発症前の状態を如何に持続させるかということに注意していたのですが、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と動作の可動域確保にのみ集中していた感じです。動作はまず、「可動域がある」ですからね。筋力は70歳や80歳、場合によると100歳でも回復させることができます。筋トレ等の質と強度と方法手順を間違うと若者でも筋肉を固めたりしてしまいますよ。ですから、未だに意識した筋トレはしていないです。関節の可動域がリハビリでも最重要かなと考えています。関節可動域一杯動かせるということは筋肉も柔軟である証拠とね。
 11月29日(土)、リハビリでの運不運についてね。藪医者と藪セラピストに当たった方は不運の上塗りですが、セラピストの方が藪は少ないのではとね。「万事塞翁が馬」的な発想で基本から外れないでリハビリに取り組んでいると「運」も転がり込んで来るみたいです。発症時、麻痺が確認出来たときに思ったことは「リハビリで復活するぞ」ね。「あちゃあ、脳出血したみたい」というのが最初の感想だけどね。脳出血ならリハビリで何とかなるとね。救急病院に意識なしで搬送されて、何日か後のベッドからのぶら下がり事件で、三途の川で溺れて生き返ったしね。これも運かな。このおかげで車いすの少ない救急病院で車いすを占有みたいにすることが黙認されて、尖足にはならずね。これも運良くね。発症当初は筋肉柔軟で関節もなめらからだから、布団の重みで寝てばかりが尖足の最大要因みたいです。その後、筋肉や関節が固まって尖足固定ね。「リハビリの敵は筋肉が固まる」ということだと思っていたのも非常に良かったです。マッサージは自分ではできないから筋肉を柔らかくする健常側による屈伸動作をさせたら、関節も動かしてか関節の錆び付きなしね。車いすで正しく座ると背筋を伸ばし、自分では動作させることがしにくい股関節・膝関節・足首関節等を適切に動作させることにね。後で気がついた効用ですよ。鼻づまりさせたくないというのと、夜しっかり寝たいというのでしたが、リハビリに効果絶大でした。ほぼ日中車いすだよ。セラピストさんのいうことの意味を理解出来たかどうかもね。車いす両足チョコチョコ歩行ですが、筋力をそう使わずに、ほとんど使わずにできた感じです。それをどう考えるかね。単純に考えると「効果がなさそう」かもですが、運動機能回復には楽して効果抜群だった気もね。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」とかでリハビリを受けていたのでいろいろな「動きのコツ」を早期に教えてもらえた運の良さもね。「奇跡的回復」とかいわれましたが、闇リハ・秘策とかはないですよ。
 11月30日(日)、リハビリにおいて沢山ある大切なこと(いったいいくつ?)の中のひとつに「一度無理なく適切に出来るようになったと思ったことも適切な程度と強度の復習が必要である」こともあるかな。脳卒中は多くがある程度の年齢以上ですね。高齢者も多いですね。普通でも高齢になるといろいろ不都合が出てきてしまいますね。長年できていたことでもね。そこに脳卒中による動作不全などが重なってしまったのですね。リハビリで出来るようになっても手続き記憶としての定着度に問題が起こる場合や定着すらしていないことすら起これ得るのではとね。ぶん回し足出しは、棒足や股関節、膝関節、足首関節等の不全による部分も大きいと思いますが、下手するとこのぶん回しでも歩けなくなる危険性があると思います。普通は歩かないというのはあんまりないですが、どうなのでしょうね。特定動作の繰り返しは良好な運動パターンでしたらよいですが、悪いパターンでの復習は「動かしづらさ」の固定に繋がりそうですね。脳卒中後のリハビリは慎重に継続的におこなう必要があるということですね。諦めずに無理せず焦らず慎重にね。ですから、専門家に継続的に診てもらえたらよいのではと考えます。

2014年11月24日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No119   入院期間についての回想ね   入院中の暇つぶし方法ね   「楽に動作をするコツ」ね   脳での修復進行で起こるドタバタについてね   黒酢の効能を導き出す成分についてね   勉強しながらリハビリしていますか。   左腕で18リットル灯油ポリタンク(中身ありだよ。14.4kg+ポリ容器質量ね)をもってみたら、持てました。

 11月17日(月)、入院期間についての回想ね。救急病院では32日間ね。包括医療費の病院ですから、早く退院させる方が儲けになるのですけどね。CTは救急車で到着時と翌日と退院数日前だけみたいね。本人の記憶は最後だけね。回数が少ないというのは放射線被曝の面から見てよいことです。退院後の通院指示はなかったです。リハビリ病院もね。病院到着時意識なしでこの程度ね。ベッドの頭側の傾斜をあげただけで、ベッドから頭を下にしてぶら下がってもね。このおかげで「日中車いす生活」のイス独占が黙認されたみたいです。でも、ベッドと車いすの移動、車いすでのベッドサイドからの移動は全て看護関係者による介添えでした。トイレ行きもね。この程度ね。リハビリ病院には109日間ね。病棟内車いす両足チョコチョコ歩行をし始めて、しばらくして暴走族にね。この車いす両足チョコチョコ歩行のおかげ・日中車いす生活のおかげで「尖足なし、内反足なし、股関節可動、膝関節可動、足首関節可動、踵着地等等」にできたようです。腕は健常腕による屈伸に始まって、広告チラシパイプ重量挙げスタイル運動、肘伸ばし・指伸ばし運動・グッパ運動等等ね。茶碗を持ってみること数回で止めました。今頃漸く楽に持てますよ。でも、長時間は無理ね。腕の柔軟性とかは確保できてますからね。3ヶ月半ほどで健常者風二足歩行になって退院ね。手や腕は感覚神経多数につき、回復状況でできることが増えています。無理したら動作できなくなりますからね。早く追い出された左半身完全麻痺した患者でした。リハビリ病院退院月に要介護度が要介護4(救急病院入院中に認定、嘘じゃないのに)だといったら笑われました。
 11月18日(火)、入院中の暇つぶし方法ね。患者業も4回目ともなると慣れてきますが、4回目は「準備万端」ではなく、救急車による搬送ですから、準備は全くなしでした。意識がはっきりしてから用意をね。枕元の壁にラジオの端子とテレビからの端子があって、そこにヘッドホーンのミニプラグを挿入すると聞くことができました。テレビは有料ね。私はNHKFMのみで過ごすタイプなので最初はFMだけ。無料でした。ノートパソコンをもってきてくれたので日中はPCも活用ね。当初のPC活用時の姿勢は背筋を伸ばしてのかじりつきね。股関節部で足と背骨の角度が60度程度の感じね。膝関節も曲げる必要なあるベッドと机の位置関係ね。足首もしっかり曲げていました。麻痺足のほうもだよ。コンタクトレンズ装着してくれて直角程度に改善ね。そのうち、モバイル端末(均一料金のね)も持ってきてくれたのでインターネットね。夜間はラジオで、日中はPCとラジオね。リハビリ病院でもこのパターンね。だから、耳元で「・・・という呪文が・・」です。PCではネットでカブの相場を見ているときに主治医が見たので「稼がな入院費が払えない」と貧乏な話もしました。PCではDVDをよく見ていました。歩行が許可され、その後下界に単独で行けるようになってからは敷地内散歩という暇つぶしもね。なにせ。自主トレ不熱心な傾向があったのですが、暇つぶしは慣れてましたからね。それと、如何に早期から「夜間ぐっすりと寝る」ということができるかも大きいですよ。4人部屋ですが睡眠中、病室に看護師が駆け込んできても気がつかないこと多発ね。若い?ですから、睡眠が深いのですよ。夜間就寝前にトイレに行って、次のトイレ行きは9時間ほどしての朝起きてからでした。日中に適切な疲労するようなことをね。当然50肩とかも経験なしね。麻痺側も今も楽々作動ね。闇トレはないですよ、自主リハ不熱心な者ですからするわけないでしょ。リハビリには楽しみながら積極的に取り組みましょうね。後から考えてみると意外なこと(生活姿勢や動作などね)が役立っていたと思いました。
 11月19日(水)、「楽に動作をするコツ」ね。健常側と同様に筋肉が柔軟であり、関節がスムースに動けばできるわけですよ。脳卒中発症当初の筋肉と関節の状態はこの条件を満たしています。脳卒中で脳中枢が障害を受けて筋肉に作動命令が出せないから動かせないのです。中枢神経の問題であって筋肉や関節の問題ではないのです。手足等は脳にリモートコントロールされているのです。さらに、コントロールされた結果が瞬時に戻ってくるという前提でリモコンに命令が出せるのです。「動かせる」というだけで命令をだしつづけると暴走状態になってしまいます。拘縮ね。歯止めの情報が必要です。それが、各種感覚情報なのです。これらが全て揃って、漸く複雑な動作が楽にできるのです。如何に脳での修復がおこなわれるまで筋肉と関節の状態を「健常側のように筋肉柔軟、関節なめらか」に保ち続けるかというのがリハビリでの最大の目標だと考えます。筋肉が固いとか関節がなめらかでないとかで動かしにくくなっていることが動作の焦りやぎこちなさに繋がっているのではと考えています。なめらかに筋肉と関節を動かせるようにしておけば「楽に・・する」とかには感覚の回復で早期にできます。一端、動かしづらくなってしまった方などにはそれなりの方法があるのではね。でもね、根本から「動かしやすい」にしておかないと何時までも「動かしにくさ」を引きずるのではともね。脳での修復(繋ぎ替え)が完了するまでは本当の「楽に動作をする」というのはできないのでは。見かけ上の「楽に・・する」とかはできてもね。でも、この「見かけ上楽に・・する」も筋肉が固まっていない、関節が錆び付いていない方が絶対に楽ですよ。
 11月20日(木)、脳での修復進行で起こるドタバタについてね。感覚の戻りですが、すんなりとはもとのようにはならないのがこの世界ですかな。最初に見つけたことは「手の冷覚の戻りで左右の違いがある」ということね。今でも少し残っていますよ。どうしてかというと脳卒中でベテランの神経細胞がお亡くなりになって、ずぶの素人が新たに担当になったからですよ。私の場合は視床で神経細胞が大量に亡くなられたようなので、その代わりをどこでしているのでしょうか。そして、代わりの神経細胞が働き出す度に「ふらつきが酷くなった」とか、「違和感の範囲が・・」とか、「左半身真冬(年中化しそうです)」とか「コンタクトレンズはじき出し」とか、「大便とおならの区別が・・」とか、「舌の感覚が」とか、「腸の調子が・・」とか、「足が暴れる、腕が暴れる」とか、「筋肉のつっぱりが・・」とか、いろいろぞろぞろ出てきています。如何になだめすかすかということですね。で、健常側と同じようになってくれるように訓練するしかないのがこの世界かな。訓練にどのくらい時間が必要なのでしょうか。部位などで違うと思いますけどね。乳幼児期等の発育時は訓練を必要とする部位もありますが多くでドタバタを感じていないみたいです。これは予定部位だからね。ところが、脳卒中では新たに働き出した神経細胞を訓練する必要がね。隠れ脳梗塞などの微小部位だけですと周りの細胞がカバーできるみたい。だから、隠れ脳梗塞ね。ある程度以上範囲が広くなるとこのドタバタはつきものと考えられるのです。このとき、可動域の広い動作をしている方が回復状況はよいのではと感じている今日この頃です。このドタバタ劇が何時起こるのかについては神様に聞いてください。可動域が広い方が早いと思っています。別の原因の異常でしたら、藪医者でも仕方がないですから、医者に行くことかな。
 11月21日(金)、黒酢の効能を導き出す成分についてね。はっきり言って未だに不明ね。でも、効果がある場合が頻発ね。それも、何が入っているか判らないほどよいとかね。酢酸が直接的に効果があるのなら、お安い調理用で十分だよ。酢酸は細胞に取り込まれたらアセチルCoAになって、その時の需要でクエン酸回路にいったり、脂肪酸合成経路にいったりね。それぞれ、途中でどう横道にそれるかだけど酢酸である必要はなしね。お酒も肝臓で酢酸になるしね。酒でもよいわけだけどね。お酢は「調理酢」より「米酢」より「玄米酢」より「黒酢」より「玄米黒酢」より「雑穀酢」というように何が入っているのかよくわからない多種の原料を使っているのがよいようです。だから、「さつまの壺酢」とか何年も熟成させた黒酢とがね。医薬品と違いますし、精製された食品でもありませんのその点を承知の上飲用してください。効果のない場合も個人の体質によってあります。昔、お酢のメーカーが調べたことがありましたが、有効成分不明だったという報告だったと記憶しています。サプリメントは補助であると割り切って利用されたらと思います。効能「血液さらさら」食品を多種連日利用して視床出血した者ですが、どの程度血液さらさらに効いていたかは判らないです。「血液さらさら」だったから、出血の範囲が広がって完全左片麻痺になってしまったのかも。「血液どろどろ」は梗塞の危険性が大きいしね。これもほどほどにね。高齢者は若年層よりLDLが高い方がよいというのもあります。でも、程度ものだよ。
 11月22日(土)、「勉強しながらリハビリしていますか。」のリハビリについて勉強の内容と質に注意を。思い込みでのリハビリと称する動作は非常に危険な場合が多いです。私もよい方法として、時々「川平法」をブログに書いています。あるブログで「川平法の本を購入したので、勉強しながらリハビリしてみます。闇雲に動かすよりよいはずだから」とだったのがあったのです。主治医は脳神経外科でリハビリ科ではないからすぐ「・・は一生続きます」とかでというようです。この方のように勉強されるのは非常に良いことです。私もネットが主ですが、信頼出来るサイト(医学系とかね、信頼性を見極める基礎学力ありね。)で勉強しています。この方は「川平法」だしね。「自分たちで川平法を」に参加されたらともね。大抵、私みたいなので「闇雲にリハビリしない」とコントロ−ル出来る方はそうはいないと思います。私がよかったと思う動作とかを投稿したりもしていますが「専門家と相談してね」とかが多いのは、脳卒中の症状でいろいろあるからです。筋肉を固めないような動作でもどのようにどの程度というのはネットでは判らない。固めてしまっているようなのは判ってもどうアドバイスしてよいのかは判らない。それと、以前投稿のように「確信犯」的に突き進んでいる筋肉と関節を固めた方を説得する気もなし。このブログはどちらかというと脳卒中発症直後の方が読まれると参考になるように投稿し続けているつもりです。川平法のように他の方でもよいですからボチボチの力で筋肉の屈伸をさせたりとかで筋肉柔らかく、関節スムースを保ち続けてください。回復は何時になるかは神様に聞いてください。焦ってはダメですよ。雪が降っても手袋なしで花子と散歩に出た「医師よりのお告げで、一生車いす」といわれた者より。
 11月23日(日)、乳幼児の発育時ですね、筋トレなんぞしていないですよね。小学生とかでもかな。遊びの中で、日常の生活の中での動作で筋肉を鍛え、関節の動きをよりなめらかにして、動作の精度と範囲を広げていっていますよね。ある程度以上の筋力はトレーニングみたいですけどね。へたなリハビリのためと称するトレーニングをすると筋肉を固めたりしますけどね。ぼちぼちリハビリに励んでいた左腕で18リットル灯油ポリタンク(中身ありだよ。比重0.8とすると14.4kg+ポリ容器質量ね)をもってみたら、持てました。持ち上げもね、でもまだ実質は持てただけかも。特に筋トレなど全くしていないですよ。花子の散歩の時のリード持ちぐらいね。思っている以上に筋肉系の感覚神経が回復してきているのでしょうかね。子供の力が付いてくるのと同じような感じかもね。結局、「地道に月日をかけてリハビリ、焦らずにリハビリ」ですかな。もう少し感覚神経が戻るともっと信頼性の高い動作ができたり、もう少し重い物も持ち上げられたり、長時間持てるようになると思います。「焦らず地道に」ね。両腕を使うと単純に30kg以上の物を持ち上げることができる(健常側だけだと30kg以上?、20kgは軽くという気もしています。)ということですが、持ち上げるだけで「運ぶ」というはまだしていません。ここで急ぐと「拘縮」とかを招く危険性があるので今はこの程度で日々のリハビリだけにしておきます。視床出血発症時、意識なしになり棺桶に両足を入れかけた感じで完全に左半身完全麻痺でした。その時からはまだ、3年になっていないです。筋肉は柔らかいし関節の可動域も広いですから、筋トレなどで焦ったら、また動かなくなるのでのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりのんびりリハビリします。

2014年11月17日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No118   脳での繋ぎ替え(脳の再生)には手足等を動かすということが有効と思います。   リハビリのペースを思い出してみました。 リハビリのペース、昨日の続きでOTとSTね。   リハビリとかで健常者にとって「普通によいトレーニング」が我々脳卒中者にとって「よいトレーニング」とは一概に言えない   半身麻痺になって、しばらくは麻痺側の存在感はなしね。そのうちに徐々に回復ですけど、途中で「他人様」の感じ   「リハビリのための動作」、「日常生活の動作」、「健康維持程度の運動」、「筋力増強のための運動」   「リハビリに必要な体力(筋力、どっちかな、両方ともかな)について」ね

 11月10日(月)、脳での繋ぎ替え(脳の再生)には手足等を動かすということが有効と思います。この「動かす」は誰かに動かしてもらってもよいと思います。川平法ね。自分で「動かす」場合、かる〜くでもよいですが、関節の可動域一杯を使った動作ですね。ラジオ体操程度のかそれ以下の筋力(下手に力を入れると固まるよ)のでもよいと考えますが、ラジオ体操ですと動作範囲は広い方がいいですよ。脳細胞が脳卒中でお亡くなりになり、別の部位の脳細胞が代わりをするわけですから、動かして使うのだというシグナルを送るためにね。そして、どの程度の範囲を使うのかというシグナルもね。筋肉や関節を固めてしまうとこのシグナルが送れなくなりますよ。ミラーニューロンとかでも結局はシグナルがまったく来ない経路は使う気にはならないでしょうね。また、筋肉や関節の状況によっては「動かす」範囲が制限され、その範囲内の手続き記憶ができてしまう可能性もありますから、できる限り、関節の可動域の確保を優先しましょう。感覚神経も動かしている方が早く回復するという報告もありますよ。脳は乳幼児期の発育期とか発生上の必要あるの場合をのぞいて、「使う」ということに対応するように繋ぎ替えをしてしまうことがあります。発育期でも起こる場合があります。筋肉や関節を固めて動作に制限がある場合はその制限範囲内のみを使うという脳になってしまう可能性ね。できるだけ健常者風の動作に戻れるように「関節の可動域全体の確保」を目指しましょう。筋トレとかをする前に関節の可動域の確保を。
 11月11日(火)、リハビリのペースを思い出してみました。2月9日午後6時頃発症、数分後には左半身麻痺ね。その後、救急車内で意識が消えて病院到着時は意識不明かな。何日かして、ひょっとしたら翌日?意識のある時間が徐々に長くなっていきました。でも、夜間だと思いますが、鼻づまりでベッドの頭側を漸く手にしたリモコン(ナースコールはどこ)であげていて気がついたらベッドから頭を下にしてぶら下がっていました。頭頂が床と仲良く接していました。思ったことは「何時助けてくれるのかな」でしたが、音が大きかったようですぐ来てくれました。それで、しばらくはベッドね。尿道の管を取り外してもらった後、「上半身直立なら鼻が詰まらない」といって日中車いすね。リハビリ病院退院まで病室では「日中車いす」または「イス生活」ね。全て病院の一般用の車いすでした。上半身直立基本で股関節・膝関節・足首関節等はほぼ直角程度ね。もっと深く曲げていたかもね。救急病院では、適度なときからリハビリね。PTでは平行棒が数日〜1週間ぐらいかな。杖歩行に結構早く移行できたようでした。杖歩行も割と早く距離が伸び始めたようです。例の車いす両足チョコチョコ歩行の開始ね。ただね、家族は効果に疑問を持っていました。今でも理解していないでしょうね。OTは机拭きや物つかみなどです。広告チラシ製パイプ重量挙げ(これは指定自主トレ)とかね。そして、転院ね。PT・OT・STでの担当決めと方針検討のためのセラピストの病室詣でね。その時だったか、「チョコチョコでは踵からつける方が役立つよ」とね。役に立ちましたよ。暴走族になれたものね。翌日から各リハビリ開始でした。PTでは、さらに杖歩行での向上だったかな。10日目当たりの土曜リハで杖なしで90m歩かされました。「無理させるな」と思いました。その1週間後の土曜リハが女性のFさんだったので「月曜からもよろしく」。男のUさんが健常者風への指導を始めたのが転院月で2週間目ぐらいからだったかも。ただ、盛んにした健常者風への指定自主トレは翌月ですかな。転院後45日ぐらいの時に「床からの楽な立ち上がり方のコツ」を教えてくれました。転院した月末には階段の上り下り(障害者タイプ、のちに健常者風)をしてくれました。健常者風歩行が安定してきてから病棟での杖歩行許可ね。発症3ヶ月ぐらいでね。病棟内だけで4〜5000歩程度かな。その月のうちにエレベーターを杖歩行で使ってよいとなったので1日10000歩程度ね。この5月の終わりには階段を使ってよいとなったので、6月はほとんどエレベーターは使っていません。リハビリは1階、病室は5階ね。病院敷地内散歩を日に3回、毎日PTとOTとSTね。他に気晴らしに下界にね。6月末日退院ね。明日、OTとSTについてね。
 11月12日(水)、昨日の続きでOTとSTね。救急病院でのOTはPTと同時スタートね。マッサージとマッサージ台への腕つきもあったのですが、雑巾がけなどとどちらが先だったかな。物掴みが出てきます。その時にセラピストさんが「指を伸ばせたら、指はほっておくと勝手に曲がるから物を掴めるよ」と教えてくれたので、「そうだ」と思いました。指伸ばし、腕伸ばしの自主リハ(これは熱心でしたよ)ね。伸びたようでした。これをすると、なぜか全身の筋肉が収縮して感じにね。徐々に目的の筋肉だけぐらいにできました。このあたりから夜よく眠れるようになっていきました。リハビリ効果かな。病室で「手をじっと見つめながら」で、指を動かせました。はっきりと「視覚」で確認できましたが、指からの感覚情報はなしでした。これが、切っ掛けかもと思うぐらい「動かす」ということだけが徐々に各部位に広がっていくことにね。視床出血による感覚麻痺だけだものね。生活作業動作についてはほとんどしていません。指動かしとかが主体でした。リハビリ病院では、マッサージ時に四つん這いとかもしましたが、「動かす」ということと「感覚の戻り具合」確認のリハビリ主体でした。手や腕の動作具合の判定では、結構好成績だったということです。いろいろごそごそとしてみるのですが、感覚が戻ってきている度合いでできる作業が決まってくるのです。関節の可動域が確保されていたので「感覚の回復待ち」ということでした。STはリハビリ病院だけね。転院の時の紹介状にあったのでしょうね。救急病院で「お粥を普通食に」といってもお粥のままでしたからね。3月3日のひな祭りのお寿司(病院の普通食ではね)を食べられませんでした。「食い物の恨みは怖い」よ。でも、これだからSTがあったわけで、よかったとね。最初に深呼吸ね。話すためには呼気が必要ね。でも、できない。しばらく練習が必要でした。唇の動き、舌の動き等のリハビリ、発声練習などね。ストローを使ってのブクブクもやりました。発声練習の自主リハの時に「耳元でアバダ・ケダブラとかの呪文が聞こえる」といってSTのセラピストのYさんに怒られました。どの自主リハにはあまり熱心ではなかった「病院到着時意識不明、左半身完全麻痺、一生車いす生活というお告げを聞いた奇跡的回復者」ですが、奇跡とは思っていません。順調だったと思う程度です。脳卒中では脳での修復状況が最優先です。で、脳卒中では脳の残存機能を使ったリハビリがまずあって、次に脳の修復を促すリハビリ、最終が脳の修復ができてはじめるリハビリと順序があるのです。これを無視すると痛い目に遭いますよ。
 11月13日(木)、リハビリとかで健常者にとって「普通によいトレーニング」が我々脳卒中者にとって「よいトレーニング」とは一概に言えないですね。健常者にとって悪いトレーニングなどは、ほぼ我々にも悪いと思います。脳卒中で障害を持ってしまったのですから、「健常者でも悪いといわれること」に熱心に取り組む必要はないはずですよ。筋肉に緊張が残るようなトレーニングなどや関節を痛めそうなことや動きが悪くなるようなことなどね。健常者でもマッサージを受けたりして筋肉を柔らかくしたりしているのです。高齢になってくるとさらに関節可動域にも注意を払っているのが健常者でも常識ね。それなのに、どうして脳卒中患者がリハビリと称して、筋肉を固めるようなことをしたり、関節の動きを悪くするようなことを平気でしている神経が信じられないのです。私など「筋肉グニャグニャ・関節スルスル」に出来たから「奇跡的回復」ね。リハビリをおこなうときに「健常者でもやばそう」という感じを受けたら、中断して検討しましょうね。私がおこなったリハビリについては「健常者でもやばそう」はなかったです。「阿呆草」というのはあったかもね。健常者なら必要ないというものね。ですから、健常者相手の健康的というトレーニングでも、障害者にはそのままではよくないことが沢山あります。でも、健常者にとってよくない状態というのは障害者にもよくないですよ。例外はないと思ってね。膝が曲げにくいとか、足首が曲げにくいとかなどなどね。いろいろありますよ。そうそう、リハビリは全身に対してだよ。足ばかりで腕を放置すると、腕が廃用症候群に、腕ばかりだと足が廃用症候群てな具合なので、忘れず「全身」万遍なくね。
 11月14日(金)、半身麻痺になって、しばらくは麻痺側の存在感はなしね。そのうちに徐々に回復ですけど、途中で「他人様」の感じね。特に足でよく感じました。なぜか、腕の方とかでの記憶があまりないのです。PTでの歩行リハビリ時によく感じていた記憶が残っています。そのうちに「他人様」という感覚は消えていきました。今思うには「感覚の回復」がある段階の間だけ起こる感覚ではというものですかな。そして、より回復していくと「自分の足」として感じることができるのではともね。そうすると、「腕はなぜ?他人様と思わなかったの」ね。未だにチョロチョロ感覚が戻ってくる度にゴタゴタ騒ぎね。「他人様」というのは、完全麻痺で存在すら判らなかったときから回復を始めている証拠だとも思います。これで騒がず地道にリハビリを続けたらと思いますけどね。私より麻痺程度が穏やかで存在感ぐらいは残っていた人の場合はどうなのでしょうね。順序としては「存在感なし」→「微かな存在だけ」→「他人様」→「自分の体としてのある程度の存在感」→「・・」でしょうかな。脳卒中でお亡くなりになった脳細胞の代わりに働き始めた脳細胞が慣れるまでの間が「他人様」かも。
 11月15日(土)、「リハビリのための動作」、「日常生活の動作」、「健康維持程度の運動」、「筋力増強のための運動」と動作や運動の目的をあげてみました。境界線は引けないですけどね。「リハビリのための動作」というのは生活動作等がなめらかに行えるようにする機能回復ですよね。筋トレではないはずです。まずは「なめらかな動きができる」ことと「可動域の確保」が基本中の基本と思いますけどね。だから「筋肉が固まっていないことと関節が錆び付いていないこと」が大前提ね。脳卒中だけですと筋肉と関節は無傷のはずですよ。当初のリハビリで各部がある程度以上の成果が得られたら、その各部での軽い「生活動作」への挑戦が始めることができると考えます。その時にその各部の動きを悪くするような取り組みは後々影響しますよ。関節の動きが悪くなってきているとかね。平均的な?生活動作で筋肉等に悪影響が出ないというところまで回復してからが「健康維持のための運動」に取り組めるのではと考えます。健康維持の運動で筋肉や関節に悪影響が出ないようになって、やっと「筋力増強のための運動」に慎重に様子を見ながら取り組むことができるのでは考えられるのです。脳卒中後ですから、感覚神経や運動神経が協調して働くことができないわけです。その修復程度がこのリハビリ過程を規定すると考えています。これを無視しまくっている方がおられるようです。そして、膝が曲がらないや足首が動かないや屈曲腕や握々お手々などになってしまって苦労しているようです。1日10000歩程度は健常者での健康維持の目安(他のタイプの運動をしていたら少なくても可かな)であって、リハビリでの目安ではないですよ。健康維持のためのダンベル体操ですと、1日合計で15分間程度での各種動作でよいともね。その本では各種それぞれ10〜15回程度だとそれなりの教授の著書にありました。発症前ですが、この程度で結構筋力が付きましたよ。リハビリでは10回もすれば十分で下手すると弊害ありかもね。私は今はまだダンベル体操を再開していないです。動作の種類と負荷で許容量が大きく違ってくるはずです。気をつけてね。、
 11月16日(日)、「リハビリに必要な体力(筋力、どっちかな、両方ともかな)について」ね。私の場合は、発症前からぼちぼちの体力増強?(筋力かな)に取り組んでいました。通勤には自家用車を使っていましたが、できるだけ歩くということをね。休日には歩いて近所のスーパーに水汲み(4リットル)にいって、担いでそばの百貨店の階段を1〜5階を往復ね。時々さらに2〜4kg程度の買い物荷物もぶら下げての昇降ね。担いだまま徒歩で遠回りして帰宅ね。荷物のないときには階段の上りは一段飛ばし、下りは一段ずつね。階段は職場でもね。だれもいない廊下等では大股疾走(出血した日もやっていたはず)もね。2日に1日のダンベル体操ね。ほんの10kgね。あるダンベル体操の本では5kgまででしたが。発症後、これらの筋力(体力?)維持動作でしているのは歩行だけです。ダンベルは筋緊張亢進から拘縮を招く危険がまだあると思うのでしていません。階段も荷物なしね。それでも、結構思っていた以上に体力も筋力も残っているみたいです。10000歩程度は健常者の目安ですよね。これはリハビリのためではなく健康維持の目安ね。脳卒中再発防止の効果では6000歩あたり以上で歩かない人より期待できるとあるブログでありましたね。リハビリでは脳に手続き記憶を構築するというのも必要ですが、やり過ぎて疲れた状態でのよくない動作パターンの手続き記憶が残ってしまうと大変だとも思っています。発症後、救急病院で始めた「日中車いす生活」というのは結構体力および筋力養成になっていたみたいですよ。行動範囲は徐々に広げていきましたよ。連続歩行2000歩程度は病棟歩行解禁から2週間以上経ってからね。ホントは毎日ではなく隔日とかの方が運動ができなくなったときの筋力低下度合いは毎日より遅いともね。私の感じでは筋力維持ですと、発症前と同じレベルでなくてもなんとかなっているみたいだしね。リハビリは疲れていない状態の方がいいと思いますので体力がある方がよいですけど、発症してからの筋トレ等は不都合の方が大きいと思いますので日頃から体力増強などに心がけましょうね。

2014年11月10日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No117   病院等でのリハビリにおける説明不十分というか、責任逃れのための最悪の場合ばかりの強調によって「闇での過剰リハビリ」というのが頻発しているのでは   「藪医者」とかいったりしていますし、「外れのセラピスト」とかも   リハビリで「・・ができない」とか思うのか、「・・が出来るようになった」と思うのかで予後に違いが   楽ですよ、格好良い健常者風、完全左半身麻痺した者より。   脳卒中の後遺症?として、棒足や尖足や内反足や屈曲腕や握々お手々等々をあげられている方が結構おられます   私もほぼ常に杖を持ち歩いていますが、普通は「邪魔」ね。どうしてかというと   20日ぐらい前にあるブログに「セラピストさんの思い出」という投稿があったので遅ればせながら私めも

 11月3日(月)、病院等でのリハビリ等における医師などの説明不十分というか、責任逃れのための最悪の場合ばかりの強調によって「闇での過剰リハビリ」というのが頻発しているのではともね。私みたいなのですとそれなりのリハビリができていたら「歩く」というのは普通なのですが、前提条件が守られているというのが必要なのです。まずは「前提条件の説明」大切ですが、どうもないようです。最悪での状態を断定的にいっていることね、これでは「ドボン」か「反発」ばかりですよ。このどちらも「最悪への直行」ですかな。「最悪も考えさせながら希望も持てる説明」というのを医師は考えなさいよ。私の肺がん後の転移騒ぎでは完璧な誤診でしたけどね。主治医だけが騒いでた感じね。転移診断断定の根拠を説明しなかったですよ。しばらくしたら、どこかへ転任していました。これに比べてリハビリは時間が掛かりますから、医師は予後を確認していないのではともね。病院のセラピストもその危険性はありますが。皆さん、リハビリ病院には退院後遊びに行きましょうね。その時に入院中の医師の説明について話しましょう。リハビリ病院入院中の闇リハの危険性については繰り返し事例を挙げて説明する必要がありますよ。廃用症候群で固着した手が何もしなくても動くなどと思っている人、「障害者風」が勝手に「健常者風」になる思っている気楽な人もいますけどね。医師は患者に「最悪の場合も理解させてリハビリに取り組む必要性、リハビリの質と量についてわかりやすく説明する義務がある」と考えています。最悪時想定の断定的発言のみというのはリハビリに弊害を与えるだけです。
 11月4日(火)、時々「藪医者」とかいったりしていますし、「外れのセラピスト」とかもですがね。大外れのセラピストに当たった方がいたのですね。あるブログにあったのですが、外れのセラピストが腕が屈曲している麻痺された方に「腕を伸ばしてください」とかね。腕を伸ばすことができるのならリハビリなんていらない可能性が高いのにね。「どの程度伸ばせそうですか」ならまだしもね。どこで勉強してきたのかな。「国家試験の意味は」と疑いたくなる事例ですね。こんな酷いには当たったことがないというか、入院した病院とか訪問リハビリのところでは見たことも聞いたこともないです。医師と同じで「外れ」の時は代えることですが、別のあるブログでは「説明不足」という普遍的な状況で「2流」と決めつけていましたという感じね。普通の患者は「動く」→「トレーニングすればよい」と単純に思いますから、そこをどう適切なリハビリに導くように説明するしかないのでは。また、ドボンと落ち込んでいる患者にはどう希望を持たせることのできる説明をするかということが問われていると考えます。リハビリは楽しいです。OTとPTはそれぞれ専門のセラピストさんに未だに訪問してもらっています。(介護保険ね)ところで、STなのですが、リハビリ病院での最初のリハビリの時に「リハビリ目標」をいわされたので、「発症前より美声に」をいいましたが、笑いながら受け止めてもらったし、1ヶ月ほどで終了の話があったときは「延長」をしてもらい退院近くまでね。「しゃべり」については本人は何とも思っていないのでね。けど、発声以外でのSTのリハビリが必要だったとね。どれも、今でも「楽しい」ですよ。楽しかったですよ、リハビリ。リハビリをすれば機能回復に効果があるのは理解していましたが、それ以上に楽しかったです。楽しいです。こう思えるのはその時のリハビリでしていることの本当の意味を理解していたからでしょうね。ところで辛かったのはPTでの健常者風歩行への繰り返しの足運び練習かな。判っていても単純すぎましたけど、乗り越えなければ棒足ぶん回しだしね。今の私の歩行状況でしたら、「リハビリ終了」と感じる方は多いかも。健常者風でビュンビュンだものね。でも、感覚の戻りとかがあるので診てもらっています。
 11月5日(水)、リハビリで「・・ができない」とか思うのか、「・・が出来るようになった」と思うのかで予後に違いが見られるようです。「・・ができない」とかの方は筋トレ派かも。「・・が出来るようになった」と思う方はどちらかというと筋肉を固めない派の感じがします。私はどうも「・・が出来るようになった」派のほうがリハビリの進み具合がよろしいように感じている今日この頃です。先月より訪問してもらっているセラピストさんに「正座ができる」とか「正座から立ち上がることができる」とか「腕の状況」などなどでよい評価を頂いているのですが、「正座からの立ち上がり」も試してみたらできたで指導してもらったものではないです。リハビリ病院では「床からの立ち上がり方」は指導してもらいました。その時は健常側腕も使ってね。「正座からの立ち上がり」は足だけで腕等はちとバランスをとる程度ね。ほぼ足だけで立ち上がれます、楽にね。ラジオ体操的動作も「やってみたらできた」ですよ。ヘマな張り切りはリハビリの敵と思います、ハイ。なにが「ヘマ」かは考えてみてね。
 11月6日(木)、先月から来てもらっている訪問リハビリのPTさんに歩行を診てもらったら、「健常者風でよい感じです。」でした。歩行速度は「6km/hぐらいは出ているのでは」ともね。でも、怖がっていました。理由は左半身完全麻痺した障害者の歩く速度やない、速すぎる、転けたらやばいとね。直後の血圧測定でもたいした変動もなく脈拍もよく似たものでした。適度な運動になっているということでした。健常者風歩行の仕方はセラピストさんにリハビリ病院で指導してもらいました。くどいですが、私は視床出血で意識不明状態で救急病院に搬入されました。左半身完全麻痺でお告げは一生車いす程度の初期症状でした。腕の筋力についても結構強いとのお言葉がありました。筋トレはしていないですよ。医師のお告げについては、「医師は最悪の場合のみを言いたがる。」というのも感じていましたので、筋肉が柔軟であったら復活できると考えてリハビリに取り組んでいた成果ですかな。歩行姿勢は「格好良い健常者風」ね。棒足では6km/hなんてだしたら血圧急上昇だよね。棒足の方、教えて。過重運動になっていないから毎日10000歩以上になっても続けられるのです。1分100歩としたら100分以上歩いている計算です。19000歩の日は3時間以上だったことにね。この翌日も10000歩以上ね。楽ですよ、格好良い健常者風、完全左半身麻痺した者より。
 11月7日(金)、脳卒中の後遺症?として、棒足や尖足や内反足や屈曲腕や握々お手々等々をあげられている方が結構おられますが、完全左半身麻痺の私としては、「これらの状況にさせてはならない。筋肉を固めない。関節を錆び付かせない」で予防するものであるという経験をしました。後遺症では動作不全というのがあると考えますが、筋肉の柔軟性が確保され、関節も適切に動けば、俗にいう障害者風動作などは防ぐことができますよ。脳の復元力はある意味すごいものがありますが、それまでに筋肉がコチコチで伸縮できなくなっていたら動作できませんよ。関節が錆び付いてもね。体勢も障害者風になってしまいますよね。大抵が脳卒中の動作不全の意味合いと順序が間違っているのです。生物学的にも間違った考え方で動かそうとするからさらにコチコチにしているのが現実のようです。脳卒中の後遺症としては中枢神経系損傷によって動作させることができないとかがありますが、脳卒中だけの時は筋肉も関節も問題がないのです。不適切リハビリによって問題を引き起こしているのです。放置も過剰もリハビリにとっては大敵です。過剰リハビリを止められたことを逆恨みしている方もみられます。ただね、一度、普通に言っている後遺症になってしまった場合は回復に時間を費やしてくださいね、健常者風でも健常者と同等に回復するのには時間が掛かっています。だから、もっと時間が必要にね。棒足や尖足や内反足や屈曲腕や握々お手々などなどね。回復力のすごいはずの脳もこれらになると遅れるようです。脳は手足等の稼働状況等にあわせて復活しようとするためです。川平法も補助してもらってでも稼働させてだものね。
 11月8日(土)、杖についてね。私もほぼ常に杖を持ち歩いていますが、普通は「邪魔」ね。どうしてかというと、格好良い健常者風歩行では必要ないですよ。時々、突発的なふらつき(今のところ、起床時以外はあまりなしね)時や、障害者風といってもぶん回しはできないですがよたよた風の時に必要なのです。どのような場合かは考えてみてね。ブログ等では活用されている投稿が目立ちますが。「体の一部なっている」とかもね。脳卒中だけですと、リハビリの手順を間違わなければ早い遅いはあっても、セラピストの指導で「杖なし」も可能な健常者風に持って行ってくれるはずだと思います。杖を使うにしても健常者風の方が楽だとも思います。ある方が「杖をできるだけ遠くに突いて」とかを投稿されていたのがあったのですが、「?姿勢は」と思いました。姿勢が崩れていたら歩行が辛くなるだけなのにね。背筋を伸ばし、足も適切な曲げ伸ばしの歩行の時に補助的に使うのが杖ですよね。そうでないのなら、一本杖ではなく、歩行器や平行棒等で足運びの健常者風へのリハビリに挑戦されたほうがよいのではと思ったりね。ですから、最初の杖の購入時から「安い」が第一条件です。雨が降ると右手に傘、左手にリードで花子の散歩に出たりしています。おい、杖は?
 11月9日(日)、20日ぐらい前にあるブログに「セラピストさんの思い出」という投稿があったので遅ればせながら私めもとね。中には「2流」だの「藪」だどの言われている別の方もいますが、過剰リハビリを指摘されてみたいです。過剰は弊害ばかりだよ。なんとか歩行できても格好良い健常者風は無理だしね。だから、「杖が体の一部」なのですよ。あ、昨日もだ。本題のセラピストさんについてね。救急病院、リハビリ病院、訪問リハビリ全て外れなしです。救急病院でのPTはTさんで女性でよかったですし、OTのAさんは女性ならさらによかったのにとね。どちらもこの初期のリハビリの技量はよかったです。楽しかったしね。リハビリ病院でPTが男のUさん、最後まで私にしがみついていました。女性のセラピストさんと替わってと言っても替わってくれなかったですが、発症時完全左片麻痺の私の回復を助けて時速6km/hで歩ける健常者風への指導をしてくれたり、小走りの指導もね。OTのFさんは男性でしたが、新人の女性と平和裏に替わってくれた立派な方です。新人の女性のSさんも優秀でした。OTは感覚神経だらけの腕や手主体なのでめざましい改善には時間が必要と考えています。感覚の戻りを追い求めるリハビリが主でした。STは女性のYさんで、一番洒落とかに乗ってくれました。「リハビリは楽しい」のひとつは、会話を楽しむというものね。リハビリ病院に医師がいないのなら入院し直してよいとも思いますが(笑)。訪問リハビリで当初からの方はOTでKさんですが、外れの男、男ということがね。よくしてくれています。今年から週2回で新たに来てくれているのがPTのKさんでPTの方面からよくみてくれています。当たりの女性です。すべて、よい方です。「小走り」のリハビリ時に「大股での疾走は感覚神経回復してから」と同じ意見でした。OTは普通の時も全員が「感覚神経回復待ち」という私と同じ意見ね。「感覚神経回復待ち」とかだけ書いていますけど、どうして「回復待ち」なのかの意味とかの理解度があるので2流では私の相手はできないかもね。だから、「視床出血・救急病院到着時意識不明・左半身完全麻痺・お告げが一生車いす」でも奇跡的回復ね。この奇跡的回復にはセラピストさんの豊富な経験が随所で役立ちました。

2014年11月3日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No116   リハビリと教育との類似点。本人にやる気がないと効果が期待できない。能力に合わない過剰なことをすると弊害だらけである。   動作における感覚情報の大切さについて   最近、さらに足の回転数が上がりました。歩幅も大きくなったみたいです。でも、走るのは自重しています。   リハビリでは、熱心?(無茶)な患者に対して「ほどほどに」とか「無理しないように」とかが多い気が、場合によると禁止の時もあるみたい   10月19日の「健康カプセル」なるテレビ番組で体の柔軟性について   感覚領域でも連合野でも運動野でもどの部位かというのでリハビリの進め方があるところからは違ってきますよね。   リハビリは「なまもの」

 10月27日(月)、リハビリと教育との類似点。本人にやる気がないと効果が期待できない。能力に合わない過剰なことをすると弊害だらけである。遂にはリハビリや教育ができなくなる。不適切なことをさせると弊害だらけというのもね。漢字を短時間みせて覚えさせるという方法があるのですが、図形として覚えて意味や活用法なしね。とりあえずの書き取りはできても使えないや意味がわからないということね。現代数学の基礎は「集合論」だからと、小学校で「集合論」を教えたことがありましたが、教師の方も理解できていないから児童にわかるはずもなくね。このときはこの程度で済みましたが、もし小学生に難関大学レベルの勉強させたら、勉強自体が嫌になること請け合いね。リハビリでもその時の体の状態にあった程度でぼちぼちがよいと思うのですが、「筋トレすれば超早く」という意気込みで、実際は逆行ですけどね。ボチボチその時の体に応じたボチボチトレーニングなら効果もあると思うのがリハビリね。それと、両方とも他者との比較は有害事例が沢山出てきます。勉強で「平均点取れたらよし」というのはその程度しか勉強しないよという意思表示でもあり、他者と同程度(何を持ってかな)ならよいとね。「みなでサボれば怖くない」現象ね。順位競争は行き着く先は学力の伸び悩み。リハビリですと症状による違いとかが無視されやすいので「落ち込み」の原因になりますよ、他者との比較。それでなくても皆さん本来の速さより遅いリハビリ成果みたいですからね。
 10月28日(火)、動作における感覚情報の大切さについて。以前から時々投稿していました。私の場合は視床出血だけみたいでした。脳の中は扉とかがないので出血した血液でどのぐらい他に影響したかは?ですかな。感覚情報が大脳中枢に届かなくなったことだけは確かでした。途絶えたのは「感覚情報だけ」かな、それで運動麻痺ね。大脳も小脳も運動神経も筋肉も関節も異常なしだよ。でも、動かない。脳は感覚情報があって初めて運動神経に命令を出せるように作られているのです。動作が感覚情報として戻ってきて調節できる(フィードバック調節)という前提で動作をしたり、運動イメージを手続き記憶として覚えていったりしているのです。感覚がないことで過剰なリハビリでトラブりやすいのです。手で物を掴む場合、腕をどのように操作して手を物のところに持っていくということでも、視覚情報で物体の位置や形などを確認し、筋紡錘やゴルジ装置などの筋肉の感覚器からの感覚情報で腕や手の状態を確認しながら動作をおこなうのです。感覚麻痺では筋肉からの感覚情報がないのです。だから、動かない。なんとか代用感覚情報を活用できるようになっても物体をつかむときに接触した際の皮膚の感覚情報もない。緊張度を高めて掴むほかないですよね。緊張を維持するためには注視し続けるほかはない。緊張の連続ね。筋肉は固まりますよ。力の入れ具合が皮膚情報や筋紡錘やゴルジ装置からの筋肉情報がないので力の入れっぱなしね。「楽に動作をするコツ」は「感覚の回復が一番」です。感覚の回復はどうも可動域が大きいほど早いみたいだし、筋肉が柔軟なほど早いみたいです。脳卒中での感覚の回復は脳での脳細胞間の軸索等のつなぎ替えによるわけです。これは軸索伸長とか樹状突起伸長によるわけですから、時間が掛かりますよ。徐々に感覚が復活しても繋ぎ替えで繋ぎ間違いもおこるようです。でも、繋ぎ替えですのでそこの脳細胞は今までと違うことの担当になると考えられるので「再訓練」が必要です。この「再訓練」終了後に漸く「楽に・・するコツ」に挑戦できるのではともね。急ぐと筋肉コチコチとかね。「急がば回れ」ですよ。
 10月29日(水)、最近、さらに足の回転数が上がりました。歩幅も大きくなったみたいです。でも、走るのは自重しています。理由は感覚が走ることに耐えるほどは回復していないと考えられるのです。「小走り」はできるのですが、私の考える「走る」というのは柴犬の花子とのドッグランです。大股での疾走です。このためには足だけではなく体の各部位の感覚がほぼ健常状態近くまで回復している必要があると考えています。歩行ではコンスタントに5〜6km/h程度にはできていると考えています。ウンチ直前歩行ではもっと高速ですよ。発症当初から「健常者風」を思い、リハビリ病院での「格好良い健常者風へのリハビリ」に取り組んできた成果ですかな。リハビリ病院退院直前での測定で4.2km/h(発症後4ヶ月半ぐらい)でした。ですから、杖なんて空中をさまよっています。不思議なことに高速歩行をしているときのふらつきは少ないのです。自転車と同じような感じね。5km/h前後ですと、ほぼ数時間でもと考えられるのです。1時間ほどはしょっちゅうね。花子のウンチ直前歩行が下り坂や上り坂ですと、まだ少しきついのは確かですが、近々クリアできるのではともね。いいですよ、「格好良い健常者風歩行」ね。「棒足ぶん回し歩行」から「健常者風歩行」への修正時期が遅くなるほど大変ですよ。くどくどと、「発症時は意識不明にもなり、左半身完全麻痺」でした。
 10月30日(木)、リハビリでは、熱心?(無茶)な患者に対して「ほどほどに」とか「無理しないように」とかが多い気がします。場合によると禁止の時もあるみたいです。そして、セラピストを信頼できなくなり、「闇リハ」「過剰リハ」とかにさらに走ることになるのではとね。そして、2流だの藪だのと思うわけですが、原因は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ことの重要性の理解不足かな。クドクドというと「感覚神経や運動神経とが揃って働く場合に有効なダンベル体操的筋トレ等程度でも脳卒中では弊害だらけ」ということを理解していないからです。ちゃんと説明しない医師やセラピストも少しは悪いですけどね。前の日曜投稿に書いたような心境の私ですと、闇リハをする気は起こらなかったですけどね。だから、この手の説明もなかったのかもね。リハビリ病院でも「感覚神経回復待ち」とかを私の方から連発していました。それで「奇跡的回復」といわれるほどの回復にね。闇リハとかをする方は「確信犯」みたいな感じかな。他の人の意見を理解しないで思い込んだまま行動に移すという発達障害的?というか人格障害的?傾向が感じられるのです。
 10月31日(金)、10月19日の「健康カプセル」なるテレビ番組で体の柔軟性について放送していました。腿裏の筋肉のストレッチと肩甲骨近辺の筋肉のストレッチを主体にしていました。結論的に「筋肉を固くしてはダメですよ。可動域を確保しておきましょう。」かな。このふたつの部位での簡単なストレッチ方法の紹介もありました。「俗にいう健常者でも手を腰の背側でつないだ状態でしゃがめますか」というのもありました。当然、私はしゃがめましたよ。健常者でころんと転んでいた方(50歳代主体)だらけでした。常に「関節の可動域確保と筋肉の柔軟性確保」を最優先している効果ですかな。肩こりの原因のひとつについてもあって、肩あたりの筋肉の血流量の減少が要因とね。理由は筋肉が固くなっているためだとか。ところで、ブログ等を読んでいると「リハビリ(どんなリハビリ?)しているのに固くなった」とか「放置していたら固くなった」とか「脳卒中の後遺症だからしかたがない」だのがあるのですが、筋肉の柔軟性は脳卒中でも保つことはできるのです。本来、リハビリは固くなりかけた筋肉をもみほぐしたりする行為も含まれています。私の考えるリハビリは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」が最初で、次が可動域の確保、その次がボチボチ動作ができるのかということで、その次がPTとかでは「立ってみますか」と順々ね。筋肉を固めてしまうと血流が悪くなるので、特に手足等は冬には冷えるでしょうね。私は雪が降っても手袋なしで花子と散歩に出た「医師よりのお告げで、一生車いす」といわれた者です。
 11月1日(土)、脳卒中の場合もCTやMRIによる画像等から脳のどの部位がダメ−ジを受けたのか、そこはどのような働きの場所か、画像から考えて最大と思われる範囲もね。説明を十分に受けましょうね。私の場合は典型的な視床出血だったので、感覚麻痺ね。いろいろ調べてみても感覚関係が主体ね。どうなのでしょうか、運動領域がダメージを受けた場合は、だれか教えて。感覚領域でも連合野でも運動野でもどの部位かというのでリハビリの進め方があるところからは違ってきますよね。手足についてはどこが傷害されようが「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」が基礎ではと思います。体の各部位でのリハビリについては専門家と相談してね。他の患者に有効であったことで有効というのは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」とかのレベルの負荷のリハビリかもね。運動中枢だけのダメージですと拘縮とかは起こりにくい? 感覚麻痺の方が起こりやすいかはよくわからないです。脳の中は仕切りがないのでダメージの及ぶ範囲が一定ではないということに注目ね。他の方と同じようにしてよいのかどうかは難しいですよ。ただ、誰でも筋肉を固めたり関節を錆び付かせたりしたらダメね。
 11月2日(日)、リハビリは「なまもの」。どう「なまもの」かというと筋肉の状態、関節の状態、脳での修復具合等で日々刻々を変化しているからね。この頃、よく左目のコンタクトレンズがはじき出されています。痛みとかの異物感はそうないのですが、異物と瞼等が感じて放り出してくるのだと思います。以前は「ずれる」というのはあったのですが、ここ11ヶ月ほどなくておさまったかなと思っていたら「放りだし」ね。下手すると紛失ですよ。1〜2万円が消えてしまうかもということです。今は、その瞼で挟み込んで確保しています。左目での状況がなぜか右目に波及するのです。左目で不都合があるときには右目でも見にくいやコンタクトレンズの異物感が酷かったりね。左目が大人しくなると右目も穏やかになります。このようなことですが、筋肉をこちこちにしたら起こらないですよね。でも、「こちこち」は困ります。リハビリで安定させる方法は、ほぼ最終段階までリハビリが進むか、筋肉や関節をこちこちに固めてしまうかな。ですから、リハビリ途上ではいろいろなことが起こると考えますので専門家に定期的に診てもらうのがよろしいようです。別の原因での病気の場合もあろうかとも思います。眼医者は半年ごとに通院中です。

2014年10月27日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No115   脳卒中のリハビリの速さは脳での修復との兼ね合いだよ   ある方がブログで「ぶん回し歩行」の修正法でより良い方法を求められていました。でも、発症直後の方へ。   筋肉の働きとしての血液循環ポンプ作用について   私は視床出血でしたが、俗にいう「視床痛」にはなっていないみたい   「焦っても無駄です、放置もダメです。」というのがリハビリ   「発症直後の脳卒中での動かない」についての体験   視床出血になって入院していて焦ったこと

 10月20日(月)、脳卒中のリハビリの速さは脳での修復との兼ね合いだよ。運動神経・感覚神経とかが揃った健常状態が最速でどれかが欠けるとカタツムリの歩みより遅くなるのがリハビリの世界だよ。脳での修復を促し、脳が働けるようになるまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」だよ。順序を間違うと拘縮とかだよ。脳卒中ですと、感覚神経部位がダメージを受けたり、運動神経部位がダメージを受けたり、両方だったりするわけですよね。動作等を制御している部分だけがダメージを受けているのだから、制御部分が修復されるまでは動作がコントロール出来ないということを理解出来るかどうかがリハビリに非常に影響を与えると考えられます。私らみたいな感覚麻痺ですと、運動神経・筋肉・関節等は無事なので比較的早期に「とりあえず動く」だけにはできますが、制御不能であることをおわかりでない方が多いと考えられます。判っていない行動の筆頭が「過剰リハビリ(筋トレタイプ等)」ね。ただ、感覚麻痺だけの場合は感覚情報を他の部位からの感覚情報で幾分か補うことができれば、「ともかく動く」よりは「幾分か動作ができる」ということになりますが、本格的回復ではないということね。ここで間違うと「拘縮」等の危険性が出てきます。すべて、神経系の回復状況等でリハビリの進展具合が変わってくると考えています。川平法は「動かしてあげる」→「脳での促通への刺激になる」→「繰り返すことで促通が起こる」→「自身で動かせるようになる」→「脳が感覚情報も得ることができればより的確な動作ができるようになる」→「・・」とかですかな。脳での修復以上に早くリハビリが進むことはないのです。無茶な運動とかをしていると「足首が硬くなって歩行の時に踵が着かない」や「膝が曲がらない」や「腕が屈曲したまま」や「指が伸びない」などになってしまうのです。「運動させる必要(脳の修復のためにもね)」と「筋肉を固めない。」と「関節を錆び付かせない。」という3兎を同時に追いかける必要があるのが脳卒中でのリハビリです。「動かしづらくなった」とかはこの3兎全てが逃げていく可能性のある危機ということです。対策を。対策はセラピストさんや医師などと相談してね。
 10月21日(火)、ある方がブログで「ぶん回し歩行」の修正法でより良い方法を求められていました。私の体験は既に役立たない経過があるようです。ですから、発症直後の方へね。歩行リハビリが始まって、リハビリ病院移転して1ヶ月ほどしたときから、「健常者風歩行」を目指してのリハビリをしていました。病状は「発症時病院到着時意識なし」「左半身完全麻痺」「お告げは一生車いす」程度ね。他の日の投稿等のように入院生活を送っていました。リハビリではできるだけ「健常者風」を目指し、それまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」とね。車いす両足チョコチョコ歩行もこの条件に合っていたみたいです。股関節・膝関節・足首関節を自在に動かせるように生活していました。といっても、「日中車いす生活」ね。正しく座りましょう。そうしたら、早期に健常者風歩行への指導がありました。当時、ぶん回しの方が楽だったですが、後々健常者風の方が楽と考えて熱心に取り組みましたよ。単調な動作の繰り返しとかです。「歩けたら・・」という意識はなく「健常者風目指して」ね。私みたいな麻痺程度でも早期から健常者風を目指したら健常者風にできるのですが、そのためには一見役立たないような「日中車いす生活」や「車いす両足チョコチョコ歩行」とかにも取り組みましょうね。「単調な動作の繰り返し」のリハビリも諦めずにね。リハビリ病院を退院してしばらくしてしまっているようでしたら、絶対定期的にセラピストさんの助言を受けてください。以前の投稿「目指せ健常者風動作をリハビリ病院入院中に」で適切にリハビリを。あくまでも「適切なリハビリ」ですよ。「頑張ってください」ですと「過剰リハビリ」の危険性がありますのでね。
 10月22日(水)、筋肉の働きとしての血液循環ポンプ作用についてね。筋肉のリハビリで必要なことはこのポンプ作用を高めることね。筋肉を固めてしまうとポンプ作用がなくなりますよね。「筋肉を固めない」は単に固着とかを防ぐだけではなく、血流に大いに関係しているポンプ作用を維持するのにも役立つはずだとね。この意味での筋肉のリハビリは絶対必要だと考えます。筋肉については放置をすれば廃用症候群で固くなりそうだし不適切リハビリでも固くなったりするので適切なリハビリは必要と考えます。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」というのが大切ということです。脹ら脛(腓腹筋)の筋肉は「第二の心臓」ともいわれていますからね。腓腹筋を硬くすると「浮腫むとかの症状が」ということです。一端、固くすると柔らかくするのに手間取りますよ。血流をよくするためにリハビリの目標に「筋肉を固めない」をね。リハビリの範囲をどこまでと考えるかですけどね。2月の雪の日も花子の散歩に出ましたが、手袋なしね。手袋は邪魔くさい。筋肉が固まっていないので血流がある程度確保されてからね。手の皮膚温が確保できるので「邪魔くさい」といえるわけね。
 10月23日(木)、視床痛についてね。私は視床出血でしたが、俗にいう「視床痛」にはなっていないみたいです。視床痛は、例えば腕を切断とかされた方に起こるはずのない腕からと感ずる痛みと同じタイプであると聞いたことがあるのです。私は救急病院で「感覚が戻ってきたときに痛みだけというのは嫌だ」といっていました。そう、感覚が戻ってくることを当然と考えていたのです。だから、動かせるようになるというのも当然と思っていましたが、何時になるかは「神に聞くしかなのかな」ともね。感覚にしろ、運動にしろ麻痺した部分を使うのだと脳に何らかのシグナルを送ろうというのが、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ため、健常側による動作の働きかけをしていました。足は車いすに座るというでも役に立ったのかも。動作の方は感覚麻痺でしたから、代用感覚情報で代用出来たようで、ともかく動かせるようになっていきました。古い文献でも動作させるというのが感覚の回復に効果があるとでているのもありました。そんなこんなでリハビリ病院退院後も視床痛に見舞われることなく逃げ果せています。大脳の感覚中枢がなんかの拍子に存在を再認識してくれたのでしょうね。医療関係者は視床痛の発症についてどのようなリハビリへの取り組み・視床出血や視床梗塞の発症状況とかの関連とかをビックデータ的に集めて解析したら予防法が浮かび上がるのではともね。全国規模でのデータ収集ね。
 10月24日(金)、「焦っても無駄です、放置もダメです。」というのがリハビリです。「焦る」というのは「過剰リハビリ」ですよね。人間の行動を支配しているのは脳です。「意思」の発現も脳です。高次脳機能は脳の働きですが、普通の動作も脳の働きでコントロールされています。健常者での筋トレも脳の働きがあって何とか正常にできるのです。脳が適切に関与しておくことが必要なのですが、脳卒中では感覚神経が関与出来ないとか運動神経が関与できないとかがあって正常な筋トレができないのです。脳の総合的な回復状況で左右されるのです。これを無視することはできないのです。ところで、セラピストさんや家族などに動かしてもらうというのは効果が期待できるし、筋力を発揮しないような動作も有効のようなのですが、この有効性がいつごろ脳に発現するのかについてはよくわからないというのが現実なのです。でも、何もしないよりは圧倒的によいということなのです。脳の回復を待てずに焦って許容量以上の動作をすると拘縮とかに繋がるというのがリハビリの世界です。「あれもできない、これもできない、・・・」とかで苛つかれている方が多いようですが、回復度は順調でない方が多いみたいです。人間の回復力はある意味すごいですが、順序とその時期とがあるのです。無視すると痛い目に遭いますよ。焦らないことです。ある方がブログで「ストレスを溜めないように気持ちを切り替えましょう」とかいうのがあったのですが、全くその通りです。「何時回復するかは神のみぞ知る」で焦らず地道に継続してのリハビリね。入院中の闇リハは焦り心の象徴かな。「焦っても無駄」どころか「焦りは弊害ばかり」かな。「放置も弊害のみ」ね。適切なリハビリを心がけましょう。脳卒中回復期の動作許容量は以外と小さいと考えています。簡単に許容量オーバーになると考えられます。自主リハと称して闇リハなどされていた方からみたら、「へなちょこリハ」で「奇跡的速度の回復」を実現した者より。健常者風でスタスタ歩けるようになった病院搬入時意識不明、左半身完全麻痺、一生車いすといわれた者より。
 10月25日(土)、先週投稿の『「発症直後の脳卒中での動かない」と「放置または過剰リハビリ等で動かなくしている」のとの違いについて』での「発症直後の脳卒中での動かない」についての体験ね。私は視床出血で左半身完全麻痺状態にね。存在すら判らなくなった麻痺でした。感覚だけの麻痺で動かなくにね。それで、右腕で左腕を持ち上げたりしたときに感じたのは「腕は重たい」であって関節部はスムースでしたよ。肘関節も楽々曲げれました。手首や指もね。股関節も車いすに座るとき楽々曲がっていました。当然、膝関節も足首関節もすんなり曲がるから正しい座り方ができました。何らの抵抗感もなく直角程度にです。曲げることができるというのは屈筋は収縮側に無理なく縮めていたということになり、伸ばしたときにはこの屈筋は伸ばされ、伸筋は屈筋とは逆の伸縮をさせていたことにね。外部の力で楽々動かすことができていたのです。だから、布団とかの重みだけで寝ているというだけで尖足になる危険性があるのですよ。この状態を保ちながらリハビリで脳からの命令で動かせるようになる準備をゆっくりとするわけです。時間をかけてね。焦らないでね。感覚麻痺で運動神経が無事だったので「代用感覚情報](視覚情報等で筋肉よりの情報の代用)での運動神経調節を楽そうなところからちびりちびり始めた次第です。ただね、回数とかは少ないですが、手足とかに「使うのだと」というシグナル的リハビリもしましたが。例えば、トイレで手摺りにしがみついてちょっとだけ麻痺足に体重をのせてみたりとかね。体重のほとんどは健常側ですよ。ちょいちょいそういう意思表示もして脳にも情報を送ったりしました。「代用感覚情報」がある程度使えるようになったみたいなあたりからは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復を目指して」で本格的?リハビリにね。ですから、今も普通の動作の時に筋肉の強張りや関節の錆つきみたいなことがないのです。あれば、マッサージ等の対象で緊張緩和ね。リハビリの最優先事項は「緊張緩和」と思っている病院搬入時意識不明、左半身完全麻痺、一生車いすといわれた者です。どこまで回復しているかは別の日の投稿を読んでね。
 10月26日(日)、視床出血になって入院していて焦ったこと、「筋肉を固めたくない。外部の力でよいから何らかの屈伸を早くさせたい。」ということです。でも、もう少しのんびりしていてもよかったみたいでしたが。腕の方は健常側でいくらかは動かせる程度の質量でしたから、ゴソゴソね。問題は足でした。諦めの境地で「焦り」ばかりが。でもね、結構早期に半日、車いすに座るということができたというのがよかったとこの頃思っています。自分で動かせるようになるのはいつ頃かについては焦りはなかったです。筋肉に柔軟性があって関節もなめらかなら何時でも動かせますよ。「視床出血」でしたから、結構早期に動かせるということができたのでした。ただ、「動かしている」というだけね。肝心な部分の感覚情報がないので不都合だらけでした。グッパができはじめた当初は視覚で指が動いていると感じるだけね、今は幾分か(どの程度でしょうね)手からの感覚として感じています。リハビリで徐々に改善させたのですが、ゆっくりとね。「動くから・・したい」との焦りはなかったです。未だにね。それで「・・してみたらと思いついたのでやってみたら」とね。できることが徐々に増えてきているのは確かです。その増加を楽しんでいます。これ、リハビリ病院入院中もね。これで、「奇跡的回復」ね。焦りはなかったですが、適切な範囲のリハビリは積極的にしていましたよ。あくまでも「医学的にも生物学的にも適切と考えられる範囲の量と質のリハビリ」(これが非常に大切)、それもセラピストさんが診ても「適切」と言える範囲ね。周囲の方はご本人に焦りの心が生じないようにね。焦りの心が回復を遅らせます。同じようなCT画像でも症状に違いがでるのが脳卒中です。他の患者さんとの比較は避けてね。他の方のほうが軽症のこともありますのでね。万が一、同じ病室に「死にかけから奇跡的な回復速度」の患者がいたら、病状の話は一方通行だけのほうがよいかも。知らぬが仏ね。「あの人はあの人です。あなたではないのです。あなたはあなたの回復順序と速さがあるのです。」とかでうまく傷つけないようにするほかはないかもね。昨日の歩数19000歩、一昨日14000歩、連日平均11000〜13000歩ぐらいです。焦らず適切なリハビリをしたので健常者風で問題なしね、一生車いすといわれた者ですが。

2014年10月20日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No114   筋肉の柔軟性や関節の可動域とかどのようにすれば確保出来るのか  「ナースコール」について思ったこと   私の「筋力について」   まずは「可動域の確保」で、後に健常者風動作を目指そう。   「発症直後の脳卒中で動かない」と「放置または過剰リハビリ等で動かなくしている」のとの違いについて   「わん力」とかについて今一度   健常者の方へ。両手使いになっておきましょう。

 10月13日(月)、筋肉の柔軟性や関節の可動域とかどのようにすれば確保出来るのか。この2つはリハビリで非常に大きな要素ですね。筋肉が固まると動作出来ないし、関節が錆び付いてもね。脳卒中が原因での麻痺の場合、筋肉と関節には全く問題はないのです。如何に発症直前の可動性を保ち続けることができるかです。自分で動作させなくても誰かに動作してもらえたらよいとね。川平法はこの典型例かもね。筋肉ですと、屈伸(これで収縮性タンパク質の位置関係が変動出来ます。)をぼちぼちの回数を毎日しておけばよいと思うのです。収縮性タンパク質同士が固着してしまうのを防ぐことができるのではとね。そうすることは関節も屈伸させたとき同様の動きとかになるのでさび付きを防ぐことになるのではとね。筋肉や皮膚の感覚器は正常ですから、脳へ情報を送り出しますよね。でも、脳卒中で脳が受け付けることができないですが、刺激情報は脳へとなって川平法の原理ですかな。筋肉も関節も同一状態で長期放置しないということです。褥瘡も同一姿勢で寝続けるとか座り続けるととかで起こりますね。同一状態を避けるということが重要だと考えるのです。
 10月14日(火)、あるブログで「ナースコール」についてがあったのですが、そこにあったようにそう遠慮なくね。でも、駄弁りとかのお相手に呼ぶのはよくないね。入院経験豊富になると「無駄呼び」の話も聞いたことがありました。ぐだぐだと引き留める輩もいるようです。必要なときはためらわずにナースコールですよね。私の場合は、今回の視床出血での救急病院で最初に手に触れたのがナースコールではなくベッドのリモコンで、鼻づまり解消には頭側をあげればと操作していたら、気がついたときはベッドから頭を下にしてぶら下がっていました。ナースコールしなくても大きな音を出したら来てくれるようです。ブラックリスト記載です。部屋替えでナースコールが必要ない監視の厳しい位置にベッド移動ね。でも、当初は命の次に大事なのがナースコールね。朝、車いす移乗を手伝ってもらったら、次はコンタクトレンズ装着、トイレ行きと飲み物をとってもらったりとかですが、車いすの停車場所を少し右寄りにすれば、組み込みの冷蔵庫(大部屋でもベッドサイドに有料であり)に右手が届くので安全な自力移動の方法をチョイチョイ実行しました。でもね、救急病院退院間近で緊急事態があったのでナースコールしても誰もすぐには来てくれそうになかったので直接呼びました。向かいの患者さんが車いすとともに横倒しになってしまったときです。普通に患者業をしていたら、徐々に少し待たせても(急ぎの患者さん優先で数分程度かな)大丈夫と思われるみたいです。リハビリ病院では朝晩のベッドと車いすの移乗の時と湿布貼りとトイレでの移乗とか程度でしたが、順次減っていってナースコールしなくなりました。目薬の点眼ではナースコール(指名できない)をすると来た看護師さんにしてもらうことになるので、ブラブラと看護師詰め所あたりをうろうろして、様子をうかがってお願いをするということにね。車いすででも動けるようになったらうろちょろせんとね。ナースコールは必要があるときはすることですが、無理なくコールしなくてよいように回復すればよいだけです。
 10月15日(水)、私の「筋力について」ね。今月から訪問してもらっている理学療法士さんが診てくれたことに「筋力を調べる」がありました。そういや私の見たて(療法士の主な仕事?)ではリハビリ病院でも理学療法士が「力仕事」系で作業療法士が「チマチマ作業」系でした。歩行はリハビリでは力仕事系ですよね。作業療法は感覚の回復がより必要なチマチマ生活作業系ね。握力が以外と強いと感じてもらえたし、腕の屈伸の時の筋力も結構付いているとの見たてでした。「わん力」があるとね。理由は「筋トレ」ではなく、花子との散歩時のリードでの引っ張り合いです。より力が必要なときは右腕も使いますが、普通は麻痺した方の左腕だけね。リハビリでは「回数」数えておこない、マッサージとセットね。花子は回数を数えてくれないし、不意に踏ん張ったりさせらりたり(わんこの寄り合い時に頻発)、マッサージはないというよくないタイプのリハビリですが、何とか凌げたのは、毎日、腕伸ばし(反り返しあり)と指伸ばしと手首を反り返らせるということをしてきたおかげかな。強力な屈筋を引き延ばして怒り(運動神経過興奮)を鎮めて緩めるということをね。結構な重量物(10kgのお米を持ち上げられたよ。)も持てるようになってきている感じもあるのですが、感覚神経が回復していないので実用作業には不向きです。特に筋トレとしてはしていないです。腕伸ばし等や感覚の回復状況の確認等を毎日忘れずにおこなっているのです。足はしっかり曲げることが出来ることの確認を忘れずにしています。立位で膝を下の方にして踵をお尻の方に近づけるというのも健常側と同程度かな。可動域を確保しながらでしたから、問題なく筋力が付いたのだと考えています。可動域があっての筋力ですよ、お間違いなくね。
 10月16日(木)、まずは「可動域の確保」で、後に健常者風動作を目指そう。歯磨きですと、「歯ブラシをもつ→ブラシ部分を口中に持っていく→歯と向き等をあわせる→歯や歯茎等にそって往復運動をする→・・・」ですよね。このとき、関節も適切に動いてますよね。大抵の方が健常側の手で磨くのは関節とかの動きの問題ですよね。ラジオ体操等では健常側とよく似た動きのできる麻痺腕ですが、歯磨きのこの場面で使おうとは未だに思わないですが、口の中にぶらし部分とかですと持っていくことも往復運動も出来ることはできるのです。実用動作の可動域の確保例ね。ただね、可動域は確保出来ているし、何とか動作もできるのですが、健常側で歯磨きします。腕が屈曲してしまった方はできにくいでしょうね。伸ばしている状態から屈曲させたら花子を引き寄せることもできますが、屈曲したままですとリードを持っているだけね。それと、どうも可動域に応じて感覚も戻ってきている感じなのです。動かしてごそごそしているから感覚も必要だろうということですかな。手足の存在感というのが可動域全体で感じることが出来るようになってきている感じなのです。救急病院でセラピストさんにアッパーをしかけたときは「上に上げたけど手はどこ」という感じで今はある程度判るのです。固めた方は固めた範囲だけだよね。川平法は外部の力でもよいから動作させての脳での促通ですよ。動かせるというのが前提だよね。筋肉や関節がガチガチに固まってしまっていたら動かせないから促通の必要もないね。クドクドとですが、私は発症したとき、左半身全体の存在すら判らなくなった麻痺でしたよ。もう、くどい人ですね。
 10月17日(金)、「発症直後の脳卒中で動かない」と「放置または過剰リハビリ等で動かなくしている」のとの違いについて。この違いを理解していないために起こる過剰リハビリね。「発症直後の脳卒中で動かない」というのは「脳からの命令が手足等に届けられないため、または命令が出せない」ですよ。嚥下にしても手や足の運動にしても全て脳からの命令によります。筋肉や関節には問題がないわけで、動かしてもらうと動きますし、自分でもそのうち動かせるようにね。川平法もこの「動かせる」を活用しているのですよ。発症後にリハビリをしますよね。諦めて放置すると「廃用症候群」ね。信頼せずに過剰リハビリ(闇リハビリ)をおこなうと「筋緊張亢進になり、やがて拘縮」ね。これらはどちらも問題のなかった筋肉や関節に問題を引き起こすことになります。「廃用症候群」は萎縮してしまったり筋肉や関節が一定の位置で錆び付いてしまうことかな。神経も萎縮しそうだしね。「拘縮」とかは興奮したり抑制されたりするはずの運動神経が興奮したままになって破傷風的な筋肉状態になって収縮したままになってしまうことですよね。関節も錆び付いてしまうことかな。脳での修復も錆び付き状態に対応したタイプですよね。棒足なら棒足での手続き記憶とかね。この両方とも第三者による補助が必要になってきます。手足等のマッサージ(初期段階かな)とか、動かしてもらう(ちょっと弊害が重症?)とか、力尽くで動かしてもらう(自分では動かせない相当弊害が重症ね)とか、ボトックス注射(弊害が重症)をしてもらうとかなどです。自主リハだけでは無理な状態になるのが「放置または過剰リハビリ等で動かない」場合ですかな。発症直後からセラピストさんに診てもらいながら「適切なリハビリ」をおこないましょう。「脳卒中ですと筋肉や関節は動かせて当たり前、発症後の不適切リハビリ等で動かなくしている」というのをお忘れなく。完全左半身麻痺からラジオ体操的動作がほぼ出来るようになった者の体験も含めての考察よりです。
 10月18日(土)、「わん力」とかについて今一度ね。今週水曜日の投稿が『私の「筋力について」』でしたのでね。「筋肉を固めない。間接をさび付かせない。」とかに考慮した筋トレ等でもワンパターン筋トレとかで「筋力」をつけたときですが、神経系が不完全な場合ですと、普通の状態とは異なる可能性ね。新しく働き始めた脳細胞にワンパターンの仕事のみが刷り込まれる可能性です。手続き記憶としてトレーニング動作だけが残ってしまう可能性です。私は結構可動域確保ということでいろいろな動作をさせています。逆に言うと「ヘマな手続き記憶ができないように」かな。幼児の成長の時はそれなりに予定された動作ですが、脳卒中の場合は予定外の仕事を脳細胞にさせるわけですから、当初にワンパターンの強い刺激を与えると脳細胞がそれで固定化されてしまうのではと思うのです。石頭の形成ね。石頭がさらに強烈な石頭にね。例えば、健常側を酷使してどうするの。故障したら終わりだよ、意味をわかってよね。筋トレ命の石頭ね。融通が利く脳にするにはいろいろな動作をさせてみるしかないのではとも思います。可動域を確保する動作をちょいちょい入れていたら、筋肉を固めないようにしたリハビリでも意外に力がついている感じがしています。
 10月19日(日)、健常者の方へ。両手使いになっておきましょう。脳卒中とかにならない方がよいので発症しないようにですが、遺伝的とかもありますので健康に留意していても発症することがあります。外傷等でも利き腕が使えないこともね。そのとき、両手使いですと利き手が片方のみで「利き手」が麻痺したときのような不便さはないと思います。私は「両手使い」になっておきたいと思いながら、右手使いだけのまま発症して、たまたま左麻痺だったので利き手は残りました。左右どちらというのは運だけだと思います。利き手の方が麻痺された方は大変でしょうね、私みたいに完全に動かせなくなった場合にはね。発症当初、私は左半身の存在すら感じなくなっていたのです。このような状況が利き手側で起こったらと思っただけでもゾッとします。もう、両手使いへは簡単にはできなくなりました。今回、右パンチだったので次は左ということでの左右パンチ攻撃されないようにしています。同じ右も連打されると困ります。くどいですが、健常者の皆さん、両手使いがまだ出来ない方は両手使いを目指してください。できるだけ、早急にね。何時災難が起こるかも判らないですからね。利き手側が麻痺して、回復させようとする場合、より注意してください。「過剰リハビリ」になる恐れが高いと思うのです。拘縮とかに突き進まないようにセラピストさんに状況を見てもらいながらリハビリしましょうね。

2014年10月13日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No113   違和感が出て、しばらくしてその日のうちに解消出来なくなってから慌ててストレッチとかする前に   脳卒中での後遺症に係わる動作について 『目指せ健常者風動作をリハビリ病院入院中に』   平衡感覚でのふらつきが主因と考えられるふらつきのおかげか介護認定が要支援1から要支援2に昇格?しました。   「隣の芝生は青い」的な発想   今日は「目の日」   「筋肉量維持」と「筋力維持」と「筋力増強」と「脳卒中による筋力喪失」の混同   最近、紐のちょうちょ結びやゴミ袋の口を結ぶことなどが、以前よりはできるようになってきました

 10月6日(月)、違和感が出て、しばらくしてその日のうちに解消出来なくなってから慌ててストレッチとかする前に「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」の意味を考えてね。軽い違和感のときに対策をすると楽だよ。無理をして、拘縮とかにした人が多いみたいです。ボトックス療法ですめば非常にマシという程度かな、拘縮。拘縮とかですと運動パターンが一定しかできないから、手続き記憶もワンパターンの障害者風。どう転んでもろくなことがないので注意しましょうね。慎重にリハビリをね。どうしようもないと感じたら別方法とストレッチ・マッサージ等で違和感を取り除くようにしながらリハビリをね。違和感に硬直感が重なり、実際に動きが悪くなっている場合は専門家に診てもらいましょう。すればするほど悪くなることがある脳卒中後の筋トレタイプリハビリね。筋トレは健常時でも体を痛めることがあります。注意をしながらね。
 10月7日(火)、脳卒中での後遺症に係わる動作についてね。できる限り、早期に健常者風を目指すことです。障害者風をしばらく続けると「手続き記憶」と「筋肉や関節の動き」が「障害者風」にあわせられる可能性が高いです。昔からブログや地域の障害者関係団体とかで精力的に活動されている方が「ぶん回しの方が楽」と昨年でしたか投稿されていたことがありました。10年ほど前に脳卒中だったとブログからは読み取れました。後遺症風の動作がそのうち勝手に健常者風になるなんてないですよ。一端、障害者風動作である程度経過してしまうと血のにじむようなリハビリを続ける必要があると考えられます。私のぶん回し歩行はリハビリ病院入院中に健常者風歩行に直すことに成功しました。理由は他の日の投稿を読んでね。歩行リハビリの当座は「歩けることの確認」ですから、ぶん回しでもよいみたいですが、股関節・膝関節・足首関節や筋肉等の状況から考えてセラピストさんは早期に健常者風の指導に入ると思います。その時でも「面倒」だよね。でも、後々は圧倒的に健常者風の方が有利だよ。どう「面倒」かというと、一歩一歩意識して歩く必要があるのです。その時、ぶん回しは無意識に近い感じでできていたと思います。でも、繰り返し、繰り返し健常者風を続けることで手続き記憶も筋肉も関節も健常者風に徐々になっていくのです。ほっておいては健常者風にはならないよ。遅くなるほど「血のにじむ努力を必要」としますよ。ですから、週に1回でもセラピストさんに診てもらった方がよいと思います。私はリハビリ病院入院中に「小走り」も指導してもらいました。セラピストさんにみてもらっている方は「完全半身麻痺から小走りまで」ですと、全く動作出来なかった関節や筋肉についてどのように変化させたらできそうかかを教えてもらってみてください。『目指せ健常者風動作をリハビリ病院入院中に』
 10月8日(水)、先週投稿しました平衡感覚でのふらつきが主因と考えられるふらつきのおかげか介護認定が要支援1から要支援2に昇格?しました。このタイプのふらつきについては重力方向が前庭で、回転については半規管ね。どちらも、左右の感覚器のバランスが取れて働くわけです。前庭の鍛え方は「裸足で土の上を歩く」というのが一番だとね。医師もセラピストも共に手も足も助言も出せない領域ね。左半身の感覚が全体的に戻ってきたら、訓練ができるということかな。それまでは「ふらふら」しておきます。回転覚もかな。まあ、関節とかを固めてぐらつかないようにしたらふらつかないかもね。でもね、関節を錆び付かせたり、筋肉を固めたりしたらそこでリハビリ終了で麻痺が残ったままになりますよね。で、訪問リハビリを週に2回お願いすることになって、以前からの方が作業療法士で、新しい方が理学療法士です。違う手で筋肉の状態を診てほしいからとね。で、血圧測定で血圧が上がり易くなりました。左手で握手をしてくれたのですが、温覚はまあまあなのですが、触覚が物体があるという感じでしか、まだ感じることができないのです。実用的な作業動作には「皮膚感覚」と「筋肉の筋紡錘とゴルジ装置による筋収縮感覚」がともに回復してからになるでしょう。それまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」で一応自在に動かせるようにしておきます。ということは、一応毎日何らかの動作をボチボチ続けます。無理をしたら拘縮だものね。理学療法士さんにリハビリ病院入院中に「小走り」も指導されたよといったら初期症状から考えてかびっくりされていました。いろいろなリハビリのペースが早く進められたようでしたからね。「目指せ花子とともに走るドッグラン」ね。
 10月9日(木)、リハビリでのいくつかのあるブログをみていて思ったことね。「隣の芝生は青い」的な発想ね。普通、脳卒中発症でまずは急性期の病院でのリハビリ、次がリハビリ病院でのリハビリね。これの体験をしてみて感じたことは、患者が余計なことをしなかったとか、適切にリハビリに取り組んでいたら、大抵はそれなりに順調で、普通は拘縮とかにはなっていないのかも。関節の動きが悪くなるということもないかも。余計なことをするというのは「信頼していない」証ですよね。それで、同じようなリハビリでも、スパイスをきかせたようなところの指導をものすごくよく感じてしまうのではともね。一度、指導されたことの繰り返しでも場所が変わるだけでよく感じる。勉強で「判らない」といっていたのが、別の教師から同じように指導されても「判った」というのも、これ2回目の指導ですが、後の方がよいように感じるのと同じかな。同じような症状でも、このリハビリの世界は「出だし」での取り組みの違いが後々大きな違いとして出てきやすい世界だと思うのです。PTで、リハビリ病院で結構早期に健常者風の指導が始まったのは、「後々楽」ということですね。ただ、健常者風歩行のリハビリは面倒でしたよ。辛抱強く取り組む必要がありました。一歩一歩全てで神経を集中させる必要がね。このとき「ぶん回し」は楽ちんでしたよ。邪魔臭がりの方でしたら「歩けるのに邪魔くさい」でぶん回しで退院して、その後、歩きづらいと他のリハビリに駆け込むことになるのかな。こちらの方がよいと思うのかも。当初からまじめにしていたら同じぐらいのレベル程度なのにね。藪医者がいるのと同じで外れのこともありますが、リハビリの方は患者の方に問題ありも多いみたいです。で、気がついていない。藪医者も気づかず信頼していたら「良医」と間違って思い込んで殺されるだけの程度かな。
 10月10日(金)、今日は「目の日」だそうです。私は原因不明というか発症防止の方法がないという円錐角膜です。で、治療法は「角膜移植」が最良らしいですが誰にでもというものではなく、レーザー法もあるということですが、対処療法はハードコンタクトレンズ装着のみです。大抵の方がこの方法ね。視床出血で困ったことは「両手使用法では装着出来ない」。片手法をマスターされている方は麻痺手がどちらかで装着出来ないね。最初のPTの時に平行棒の他端におかれた姿見の自分の姿が見えなかった。それで、漸くコンタクトレンズを装着してもらえるようになってリハビリができるようにね。「歯磨き」程度でガタガタしなすんなという感じね。ある意味、目の不自由な方の気持ちが少しは判ったという感じです。世界の見え方が違うのです。自分の意思で装着していないのと「できない」で装着していないのでも世界の見え方が違うのです。ですから、OTの目標は「コンタクトレンズ装着」ね。本音は「麻痺した手でコンタクトレンズの洗浄なども出来るようになる」ということね。これ、感覚が完全に戻らないとできないですかな。歯は全て自前でしたから、片腕が使えたら、ちと頭を使うと歯磨きは楽にできました。漱ぎでも当初は噴水してましたが、コツをつかむとそう溢さなくなったしね。「嚥下」は別問題だと思います。翌年、虫歯治療で麻酔をしたときに「麻酔が切れるまでは食事等をしないように」といわれたので「慣れています。大丈夫です。」といって、帰宅してすぐに食事ね。リハビリ病院ではコンタクトレンズ装着時に利用するための車いすで両足チョコチョコ歩行が退院まで毎日できました。普通は1ヶ月以上前に車いす取り上げの程度に回復していました。よかったですよ、車いす両足チョコチョコ歩行。
 10月11日(土)、「筋肉量維持」と「筋力維持」と「筋力増強」と「脳卒中による筋力喪失」の混同ね。先週の土曜日の日本経済新聞土曜版「プラス ワン」で筋肉量維持の話がでていました。詳しくは新聞で。日々の運動で、ハードにしなくてもそこそこ維持出来るようなことなのです。上手に筋トレすれば100歳でも筋肉量増強出来るともね。あくまでも正しく上手にですよ。「筋力維持」ですけど、それなりの研究報告ですと「週1回程度」で継続でよい成果が報告されたりしています。筋肉量維持よりはハードですけど、ボディービルとかより穏やかなレベルね。軽いダンベル体操でもそこそこ筋力は維持されるようです。ある程度のダンベル体操レベルとかを週1回程度が普通の人にとっては、病気等の時の筋力低下が一番ゆっくりかもしれないです。毎日トレーニングはトレーニングができなくなると筋力低下が早いという報告もあります。「神経の筋肉動員力」での割合の変化も筋力変化に繋がります。この動員力は使わないと低下が激しいようです。筋力の定義は「筋肉量×収縮性タンパク質の質×神経による動員力」とかでも表せると思います。で、脳卒中では「神経による動員力」がゼロまたは激減することになりますね。ゼロがあると掛け算での計算では、答えは「ゼロ」ね。よって筋力はゼロなのですが、脳からの命令力のみの問題なのです。感覚麻痺の場合は筋トレ等ですと興奮ニューロンが興奮して運動神経が興奮するのですが、感覚情報がないので抑制ニューロンが働かず、運動神経の興奮を静めることができないのです。別の方法で興奮を静めることができなかったら「筋緊張亢進」になり、さらに無理をすると拘縮とかに突き進む危険性をはらむことになります。感覚麻痺だけですと、ともかく動かせるようになりますが、抑制ニューロンが働いていないので慎重なリハビリであることが必要になります。「運動させる必要」と「筋肉を固めない。」と「関節を錆び付かせない。」という3兎を同時に追いかける必要があるのが脳卒中でのリハビリです。「動かしづらくなった」とかはこの3兎全てが逃げていく可能性のある危機ということです。対策を。
 10月12日(日)、最近、紐のちょうちょ結びや45リットルポリゴミ袋の口を結ぶことなどが、以前よりはできるようになってきました。ゴミ出しの時のゴミ袋の口結びは量が少ない時だけではなく、ある程度いっぱいでもしっかりと結ぶことができるようになったわけです。ある程度の力仕事でもあり、細かい作業でもあるかな。手のリハビリでは「グッパ」や「指動かし(伸ばしもね」とかで何か作業させているわけでもないのです。時々、「こんなことできるかな」と思いついたときに試してみるわけです。「・・をすぐにできるように」という意識は今は皆無ね。以前は「グッパ」ができるようにとか、掴みやすい物を握って離すとかができるようにとかもやっていたとは思うのですけど記憶的には曖昧ね。「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。」で腕伸ばし・指伸ばしを意識的に日に数回はしています。入院中も「動くからと嬉しがっての過剰リハビリ」はしなかったですね。リハビリ病院や訪問リハビリのセラピストさんには逐一報告していましたよ。お咎めなしです。それで、「一生車いす(左半身麻痺のまま)」とのお告げから「奇跡的回復」ね。

2014年10月6日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No112   この「動いた」という経験が大切   発症してしまった脳卒中での医師の役割について   麻痺と装具と車いすの関係   今でも怖〜いことの一つ   発症当初にPTで出来るようになって、現在は怖くてできないこと   発症当初と同じようにできること

 9月29日(月)、あるブログ(夫が脳出血・・・)のある投稿の中に『・・・・・(りゅうえい)治療院の・・(高橋)先生によると、この「動いた」という経験が大切なのだそうです。病気で身体が動かなくなったことを脳が認識してしまうことで「動かすことはできない」と潜在意識に深く刷り込まれてしまいますます動けなくなってしまう。その思い込みを解除するために鍼で・(右)脳に働きかけます。』というのがありましたと引用させてもらいます。脳卒中とは遠隔操縦の中枢のみに不都合がある病気です。発症部位で末端からの情報途絶(脳幹系など)や感覚担当脳細胞(大脳など)のダメージ(感覚麻痺ね)とか指令系の途絶(大脳系または脳幹系の運動神経系の麻痺)とかこの二つの間の部分(連合野なども含むかな)の損傷とかです。末端の筋肉・関節とかには異常がないのです。この状態の時に筋肉とかもダメになったと思い込んで、感覚麻痺だけでも運動神経もダメになった勝手に思い込んで使わなくなってしまうから、「廃用症候群」となって本当に動かなくなるのです。この鍼治療では損傷を受けていない部分を呼び起こしているのだと考えられます。前に紹介した「おじいさん先生」の言葉と同じようなことだと思いました。私の視床出血は感覚麻痺でしたから、麻痺の原因がわかった段階で「動かせるようになる」と確信しました。もっとも脳出血を感じた段階で「リハビリで復活するぞ」とも思っていましたが。動かせるようになるまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」でいこうとね。リモコンが壊れただけだから、リモコンを取り替えれば動きますよ。ただ、工業製品みたいには簡単に交換ができないので代用でも時間が掛かります。実際、救急病院で「とりあえず動かせる」になっていきました。その間のつなぎのリハビリで失敗する人も多いようです。つなぎのリハビリが非常に大切ですから、セラピストさんに診てもらいながらね。くどいですが、私は視床出血で、病院搬送到着時意識不明、左半身完全麻痺でした。お告げは「一生車いす」ね。今はスタスタと日に10000歩以上歩いています。「・・のコツ」さんには悪いですが、そのブログでの「・・・のコツ」とかは順調でしたのでリハビリ病院で教えてもらいました。小走りも教えてもらいました。
 9月30日(火)、発症してしまった脳卒中での医師の役割についてね。脳神経外科医が直接担うのは急性期が中心だと思います。視床出血ですと、普通は出血した間脳にメスを入れるなどしないですよ。出血が多くて脳圧亢進でようやく血抜きね。くも膜下出血ですと、血抜きをよくするみたいですが。脳梗塞でも例の薬が使えたら使う程度が多いのでは。悪化しないかとか、脳卒中でより悪化したときや副次的症状が出たときの対応とかだと思います。他の循環器科などの内科系にしても血圧管理とかぐらいしかできないのではと思います。医師でもセラピストでも脳の回復はできないのです。この脳での可塑性による回復は患者本人がするほかないのです。川平法とかがありますが、これも基本は患者自身ね。リハビリの基本は患者だよ。薬はボトックス程度だけだよ。医師は励ますとか相談に乗れても手出しはできないのが今のリハビリね。セラピストさんもマッサージと指導助言と動作指導とかしかできないですよね。患者がどのような気持ちで取り組むのかいうことだけに掛かっていると思います。
 10月1日(水)、麻痺と装具と車いすの関係ね。なぜか、歩行器は無視です。無視の理由は救急病院で一度だけ使わせてもらたことがあるだけです。転院直前でしたが、どうしても焦りが出るようなのです。今から思うと「棒足、引きずり、ぶん回し」だったような感じを受けました。転院後は、なぜか、車いすでの両足チョコチョコ歩行で大人しく暴走していました。歩行器を羨ましいとは思わずです。車いすですと、荷物の運搬も楽でしたよ。待ち人の時もエレベーターホールで長時間待っても座っていますからね。本題ね、私の場合は視床出血での感覚麻痺でしたから、筋肉・関節・運動神経等異常なしね。で、ともかく、動かせるようになるのです。でも、感覚なしですから、危険も伴います。足が見えないところにあるので「巻き込み事故等」ね。事故なしにするには「慎重に」ですよ。根気よくね。姿勢や座り方がよければ、麻痺足の鍛錬にはもってこいでした。足首は直角程度で曲げたり、伸ばしたり、ね。装具の目的は直角程度に足先を持ち上げるというのがありますよね。適切な高さの車いすで適切な座り方で足漕ぎすると膝と足首は直角ぐらいで動かすことになります。床けりの直前ぐらいの時に足先は結構な向きですよね。蹴って前に伸ばす。また、十分に曲げてでないと前に出せないですよ。前方で踵着地して後方で床を蹴るの繰り返しね。ですから、視床出血左半身完全麻痺でしたが、購入した装具は一番簡単なものでした。退院後は使っていません。目的は健常者風歩行の時に足先を床で躓かないようにですよね。車いすのおかげで装具は早々に卒業出来ました。暴走するときは回転数は高くなりますよ。歩行リハビリでの高速歩行にも対応出来ました。退院時には6分で420m(時速4.2km)ね。花子のウンチ直前高速歩行は時速ですと7〜8kmにはなっているときもあると考えられます。走り出しそうなぐらいですからね。車いす様々です。このような車いすの利点を生かしていない方が多いようですね。セラピストさんも車いすでの麻痺側も使ったリハビリを症状をみながら助言されているはずだよ。「両足で車いすを漕ぎましょう」とね。
 10月2日(木)、今でも怖〜いことの一つに支え(杖でも可)とかなしに立っている状態の時に目を閉じることね。どうしてかというと、視床出血ですから、内耳にある平衡感覚器の麻痺です。出血後、3ヶ月ほどしたリハビリで車いすではなく杖歩行でリハビリにいこうとセラピストさんが言われたので、「マッサージで寝転がるとふらつくので」と起きたままマッサージしてもらいました。発症時の救急車や直後の病院内での移動で激しい嘔吐に襲われたのは、内耳の平衡感覚器の左右アンバランスによってであったと思うようになったのです。その後、しばらくの間だけ健常側の平衡感覚器情報だけでの安定をつかんでいたようですが、麻痺側が徐々に復活してくると、その度に「ふらふら」と危ないですよ。普通に歩くときとかは、ふらつきながらバランスをとるという器用なことをね。でもね、起き抜けとかは危険です。伝い歩きをしたりしています。ですから、視覚で平衡感覚を補っているので立ったりしているときに内耳の平衡感覚器だけになる瞼を閉じるというのは非常に危険ね。コンタクトレンズなので、ゴミとかで瞼を開けることができないときも非常に危険ね。これは何時起きるのか予測出来ないからね。俯きをして顔を起こしたときも同様の傾向ね。もっと酷いかも。
 10月3日(金)、発症当初に歩行リハビリ(PT)で出来るようになって、現在は怖くてできないことに「棒足ぶん回し足出し歩行」があります。最近、ふと挑戦してみようとして「怖〜い」で止めてしまいました。リハビリ病院で、健常者風への指導してくれていた意味を理解して練習したために「ぶん回し」ができなくなってしまったわけです。今思うに「ぶん回し」も「健常者風」もどちらもそれなりに努力してある程度の距離を歩けるようになるのです。その後は「健常者風」の方が圧倒的に有利です。発症からぼちぼちの日数まではどうでもよいから、歩けるかの確認みたいなリハビリですよね。その後、股関節・膝関節・足首関節等の状態を考慮して「健常者風」への指導です。その時に感じたのは、伸筋優位とか脳でのダメージ等があるので「健常者風」の練習が辛いのですね。でも、ここでくじけると新規の歩行についての手続き記憶が「ぶん回し」になってしまうと後々修正が難しいようです。私は健常者風の方が後々楽で速く歩行出来ると確信していましたので健常者風を目指しました。「健常者風」は長年の人類の進化の中で習得した楽な運動パターンですから、楽ですよ。お箸の使い方でも「正しい箸使い」の方が楽に美味しく食事ができますよね。悪いお箸の持ち方になってしまうと修正に苦労されていますよね。「ぶん回し」も同じことではとね。ですから、発症当初から健常者風を目指しましょう。
 10月4日(土)、発症当初と同じようにできることに「腕をだらりとブラブラできる」というのがあります。当時と同様に力を込めることなくね。発症当時、指も伸び伸びしていたはずだよ。そう、典型的な麻痺した腕だったものね。その後、多くの方が屈筋優位で屈曲させてしまっているようですね。四つん這いもできます。腕を伸ばして荷重をいくらかのせても耐えることができるということです。手の甲と手のひらの裏表変換も簡単にできます。当然、腕の伸縮もね。ラジオ体操的動作もぐるぐる回しもね。物を掴むために手を健常者みたいに物体にあわせるということができます。指の伸縮も意図してできるしね。リハビリ病院でいっていたことは「適切に動作ができるようにしておいてたら、感覚神経が戻れば作業なんて簡単にできますよ」みたいなことをね。感覚神経は何時使い物になる程度戻るのかな。でも、動かせれば「代用感覚」も使ってそこそこ作業はできます。屈曲してしまうと無理かな。握々お手々ですと、何もできない感じね。ジャンケンでは負け決定的だしね。爪切りも大変なようですね。まずは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ね。発症当初の見かけと同様ですが、中身はリハビリで大きく異なっていますよ、だらり腕。
 10月5日(日)、多くの人に「自分より劣っている」とか思える人がいることで心の安定を求める傾向があります。差別に繋がる心ね。あるブログで「自分より重症の人と比べて恵まれている」てなのがありましたが、こんな考え方も差別に通じるのではと思うのです。もし、その時たまたま軽傷者ばかりで重傷者がいなかったらどうするのですかな。幕府とかが農民に「自分はまだ、幸せなんだ」と思わせるために作ったのが被差別部落差別ですよ。また、民族差別であったりね。身近な差別事例が「いじめ」ですよ。「差別の心」は私も含めて誰でもわいてきますが、それにどう対処するかですよ。相対評価しかできない人の多い日本人の哀れなところですかな。私なんぞ、視床出血で、結構死亡率の高い「病院搬送到着時意識なし」(30〜40%ぐらいかな)のレベルでしたが、他の方がどうのこうのとか思わなかったです。「あちゃ、出ちゃった。リハビリで復活するぞ」と思った程度です。ですから、落ち込むこともなく、焦らず騒がず笑い転げながらリハビリに楽しく取り組んできているのです。比べたってリハビリが早くなるわけでもなく、比べないから遅くなるわけでもなく、単に私の取り組みだけですからね。見た目では判らないですよ、他の方の症状はね。棺桶に両足を入れかけて、寝ている状態のまま頭側を少しあげただけでベッドからの転落(頭を下にしてのね。床と頭頂が仲良く接触していました。)時に三途の川で溺れ生きしてきた私って軽症? 完全な左半身全部の感覚麻痺ですが、3ヶ月後には「階段昇降」のリハビリをボチボチ始めてましたよ。ホントは2ヶ月ぐらいより少し前からね。左半身が完全に麻痺してましたよ。頭の先から足の先までね。それより、リハビリ病院入院中に他の患者さんと話をしていて、「この方、リハビリでしくじったのでは」と思った方が数名いました。リハビリでしくじると、動くものも動かせなくなりますからね。へまにいって、ドボンと落ち込まれたら大変だしね。私が「奇跡的」(リハビリ病院での患者の中で)ではなく、他の患者さんがリハビリでしくじっているというのが現実かなと退院後のブログ等の投稿も含めて調べてみて感じるようになりました。「闘病記」のはずが、脳卒中になられた方がより良いリハビリができる一助としての面だらけになってしまっている感じがしますが、続けます。リハビリにしくじった方には申し訳ないですが、延々と続けます。気がついていない方もいるみたいです。何度も何度も繰り返します。相対評価の延長線上に「脳卒中での後遺症」についてもあるのかな。「棒足ぶん回し足出し歩行」は後遺症ではなく「不適切リハビリ」が原因と考えています。「他の多くがそうだから正しい」という思い込みね。基準をもつことができないということかも。