地域材を使って地域の職人たちが顔の見える関係でつくる木の住まいは、住まい手にとっては耐久性の高い住まいが手に入り、つくり手にとってはその技術が十分に発揮できて、誇りの持てる仕事ができる。そして、資源環境の意味からも、地域の環境を守ることにつながります。
つまり、「住まい手よし、つくり手よし、環境よし」の三方よし

このプロジェクトは、そんな三方よしの木の住まいを通して、お互いの顔の見える関係で地域材を活用する仕組みづくりと実現をめざしています。


その背景にはこんなことがあります。
住まいづくりが商品化して安く、早くを追い求め、地域材が使われなくなり、大津市内では大手ハウスメーカーが多く進出し、地元工務店離れが進んでいます。
また、大津市内で建てられる木造住宅の木材はそのほとんどが外国産となり、山側では木材価格の低迷や林業従業者の高齢化で林業が産業として成り立たなくなってきました。
しかしながら、地球温暖化や資源問題、ごみ問題などで、今後、街側では耐久性が高く環境にやさしい住まいが求められるようになってきます。
大津・志賀地区の人工林率は40%で、県内でも有数の森林面積が多い地域です。
なかでも大津市北部の葛川地域は古くから良質の杉の産地として知られ、南部の大石・田上地域も東大寺の建立に桧材が使われたことでもわかるように良質の桧が産出されます。
旬を迎えた杉、桧が沢山そろい、ここ10年で本格的に利用される時期を迎えるにもかかわらず、そんな地域材を活用するめどが立っていません。
だから、このプロジェクトでは、行政を含め、家づくりに関係するものを中心に顔の見える関係で大津の森の木を地元で住まいづくりに活用する仕組みづくりとその実現を目指しています。


日本の気候風土に合った耐久性の高い家づくり
木をふんだんに使った健康によい家づくり
あなただけONLY ONEの家づくり
参加できる家づくり
伝統の技を活かせる家づくり
地域経済に貢献できる家づくり
顔と顔の見える関係での家づくり
環境負荷の少ない家づくり
びわ湖の水源を守る家づくり
循環する資源を使った家づくり
長持ちする=環境にいい家づくり

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