煙草の害 タバコの害 たばこの害

たばこの煙は毒ガス


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煙草の害について吸いはじめたときから、COによる血液の酸素運搬量の低下が起こります。このCOの量は1本当たりについて減少させることはできません。)

たばこによる思考力や運動能力の低下 

2002年09月22日頃の新聞に「軽い煙草を吸っている人は、ニコチンの量を求めて肺の奥まで吸い込むようになり、肺がんの中の「腺癌」にもかかりやすく、発病率が高いという厚生労働省の調査」の記事がありました。COはそのまま、本数が増えるとCO激増、タール、ニコチン、その他も減らないか、増加、大学まで勉強していて何を考えているのでしょうか。

そのごく一部の一例として肺がんがあげられる。肺がんの中のうち、喫煙者(加害者)は扁平上皮がんなどになりやすく、非喫煙者(被害者)は腺がんなどになりやすい。他のがんに比べてどちらも予後が不良である。「からだの科学 増刊 がん検診」の肺がんのところに引用されていたグラフをご覧ください。あとは皆さんそれぞれ考えてください。他の害については別の項目で書きます。
肺がん生存率グラフ

喫煙によるがんの部位別の死亡におよぼす寄与率、咽頭がんで65%ぐらい、 肺がんで75%ぐらい、喉頭がんで95%ぐらい、口腔がんで60%ぐらい、食道がんで半分ぐらい、膀胱がんで30%ぐらい、肝臓がんも30%ぐらい、すい臓がんも30%ぐらい、胃がんで25%ぐらい、脳腫瘍も25%ぐらい、直腸がんで15%ぐらいです。  「からだの科学」No183 たばこの医学 より
がんなどになって手術をした場合、それぞれの臓器は小さくなり、運良く直ったにしても生活に支障を来すことになります。生活の質が低下することになるのです。だから、予防が大事なのです。(禁煙)

私の考えていること
 一旦がんになったということは、その人の細胞の遺伝子の状態ががんになりやすい状態であると考えられる。手術等で治ったとしても発癌物質に曝され続けると再発する可能性が非常に高いということである。また、体の他のところにがんになる一歩手前の細胞の存在も十分考える。だから、予防と検診しかないのである。どこまでできるか問題であるが、可能な限り、発がん性物質を身の回りから除くしかないのである。それが一生続くのである。定期的な検診も必要となる。医師は一応5年が目処というそうですが私は一生続けなければならないと考える。2000/10/8 (日) 修正
 日経サイエンスのがんに関係する遺伝子についての総説で普通は大腸がんでは発がんまでに7回遺伝子に変異ガ起こる必要があるとありました。他のがんでも変異が何回か変異が起こってがんになります。すると、一度がんになった人は他の部分にも変異が起こっていつ可能性があるのとその変異の修復機能が低い可能性の両方があるので他の人より危険性が高いということですので、治療後も危険因子を避ける必要が生涯続ける必要があると考えられるのではないでしょうか。

内臓脂肪が増加(生活習慣病への近道)
2004年4月18日より
本日の日経、健康面「はつらつ養生訓」より
『たばこ「損多し」』とあります。がんの要因であることは知られているのですが、そのほかについても書かれています。
喫煙は心拍数を増加(ニコチンや一酸化炭素などの作用)させ、不整脈を誘発するとか。末梢血管を収縮(ニコチンの作用)させて心臓の負担を増加させ、心臓病の要因になるとか。
その他も書いてありました。喫煙は老化にもかかわっています。皮膚の老化を促進し、顔のしわが増える。老化に伴う脳の萎縮も促進することも報告されている。
喫煙でやせることで女性の喫煙率が高まっているそうです。ところが、たばこによって体重は減るものの、男性ホルモンを優位にさせ、おなかに脂肪がたまるようになるとのこと。ウエストラインが崩れますね。そこで無理なダイエットをすると体を壊します。
骨粗鬆症も要注意。こちらも他にもあります。
以上は喫煙者だけの話ですが、煙が出ますね。それで、周りに重大な被害を与えていることを喫煙者は忘れないでほしいですね。どこに受動喫煙で被害を受けた者がいるか判らないはずです。非喫煙者のいる場合は当然ですが、不特定者がいる可能性のあるところでは吸わないようにしてください。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)でも結構たくさんの人が亡くなっているのですね。
世界の死亡原因の第四位にランクされています。
以下はCOPD情報ネットからです。
日本でも年々増加しており、2001年の調査では約530万人の患者さんがいると推定されています。
また、有病率は40歳以上の8.5%と、諸外国と同じく高いということです。
日本では少ないと考えられていましたが、実際には多くの患者さんがいるのにきちんと診断を受けていないという実態が浮き彫りにされたとありました。
これの増加は喫煙と関係が深いとのことです。80〜90%程度が喫煙または受動喫煙だそうです。
どのような病気かはCOPD情報ネットを読んでみてください。


ガンなどの検査の種類とその方法  徐々に増やしていきたいと思います。

たばこの煙よりの有害物質
 約4000種類に及ぶ物質が検出される。詳しくは「からだの科学」No183 たばこの医学」のたばこの毒性成分と薬理をお読みください。
 発がん性物質以外では、COが赤血球のヘモグロビンと非常によく結合し、喫煙をすると常に脳や筋肉を酸欠状態に陥れます。
 4000種類の中の多くに非常に強い発がん性が確認されています。ところが、煙草を吸う人の中にまだ証明されていない電磁波や塩素消毒した水のようにとるに足らない環境要因を心配しているのにお目にかかるのは珍しくない。分かっていないということである。
2000/01/30 21 追加

 
たばこを吸うとインポテンスになる確率が高くなり、精子等にも悪影響を及ぼすそうです。
「からだの科学」No183 たばこの医学 より

2004年6月1日
昨日の世界禁煙デーによせて
昨日に続き、たばこの害について、癌以外をあげてみたいと思います。詳しくは「からだの科学」の最新号の特別企画「最新たばこの医学」(No237)を読んでください。
タールですが、発ガン性は有名ですね。ところで、タール、見たことがありますか。ヤニもタール系統かな。喫煙は、主流煙のタールなどの物質を肺で浄化して少なくして外に出すわけですね。肺に入ったタール等はどうなるのでしょうか。肺に溜まることになります。非喫煙者と喫煙者の肺の写真を見比べてください。違いが歴然としていますね。外見だけでなく、働きの差も大きくなります。
そして他の要因も絡んで慢性閉塞性肺疾患などになっていくのでは。初期でも肺機能は低下してきているので、酸素と一酸化炭素の交換能率は低下してきます。酸欠に徐々になっていくわけですね。体のもつ能力を発揮できなくなります。
慢性閉塞性肺疾患での年間死亡数は10万人前後と推定されているらしいです。患者は530万人と推定されています。肺ガンより多いですね。
タール等で汚れた肺の浄化法はないのです。汚れたらそれまでです。喘息もですが自然気胸も喫煙でリスクが高まるということです。

ニコチンの害 


内臓脂肪(肝臓や腸に付着している)を減らすのに、禁煙、ショ糖の制限、運動が良いと「からだの科学 207 ダイエットの科学」にありました。内臓脂肪は皮下脂肪と違って、糖尿病、高脂血症、高血圧などの合併症を起こしやすい。肥満症というのは内臓脂肪によって起こります。


美容と煙草    美容の大敵 煙草の煙


歯の健康と喫煙  入れ歯に早くなりたいですか 歯の敵 煙草

構成労働省の調査によると「妊婦の喫煙」は、胎児に影響を与え、その身長、体重とも非喫煙者の妊婦から生まれた子供より劣ることが明らかにされた。2001年10月25日

リンク
日本評論社
National Cancer Center Homepage日本

National Cancer Center Homepageアメリカ

WHO/OMS: World Health Organization

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