キーワード 闘病記 視床出血 脳出血 脳内出血 左半身 麻痺 リハビリ 理学療法 作業療法 言語聴覚療法 脳卒中

最新がページトップになるようにしています。古い方を読まれる場合はスクロールしてください。

日本ブログ村、ランキングに参加していますブログ闘病記(視床出血) 左半身完全麻痺からの復活 にお越しの節はランキング用バナーのクリックをよろしくお願いします。こちらで動画もアップ

メール u tmame@@yahoo.co.jp    uとtの間にアンダーバー(_)を入れてください。@を一つに減らしてください。この2つのご足労をお願いします。迷惑メール対策です。2012年の闘病記(視床出血)   2013年の闘病記(視床出血)その1   2013年の闘病記(視床出血)その2   2014年の闘病記(視床出血)その1 

リハビリで避けること

感覚麻痺での筋トレ等過剰リハビリが良くない理由


 感覚麻痺での筋肉の痙縮や拘縮のタイプは破傷風菌毒素型(調べてね)が多いかな。
 破傷風患者の絵を見るとまさしく腕は屈曲、足腰は伸びきりね。背筋と腹筋では健康なら背筋が強いみたい。破傷風菌毒素は運動神経系での抑制ニューロンに作用して硬直を招くとか。これを緩めるのがボツリヌス菌毒素ね。
 そう、ボトックス療法ね。破傷風の治療にボツリヌス菌毒素が使えるのですが、現在は破傷風治療には使っていないみたい。
 それぞれの作用機序はネットで調べてね。同一箇所ではない。ただ、実質的に相反する作用ね。

 破傷風が硬直で、ボツリヌス菌が弛緩ね。
 ボトックスは硬直している筋肉を運動神経のところで作用して弛緩させるということね。
 筋トレとかは運動神経興奮亢進を招くので、筋肉までの神経のどこかで運動神経を静めるというのがボトックス治療ね。
 破傷風は運動神経の抑制系ニューロンに作用して麻痺させるというので、抑制出来なくなり興奮系が頑張ってしまいますね、筋収縮の方に興奮過剰にね。
 破傷風の発症機序から思うと筋収縮において感覚神経が抑制系の発動に非常に重要な役割をしていると思います。感覚麻痺ではこの抑制系が発動できなくなるので運動神経が興奮したままになりやすいのね。ですから、注意しないと麻痺部分で破傷風様の硬直が現れるのではと思います。よって、感覚麻痺では筋トレ厳禁みたいな感じです。
 運動神経は興奮系ニューロンと抑制系ニューロンの両方の作用がバランスよくあって、正常に興奮出来るのです。
 抑制系がなくなると興奮が亢進して止まらなくなります。皮膚感覚や筋紡錘からの筋収縮感覚は抑制系に働きかけていると考えられます。
 リハビリによる筋緊張亢進の理由ね。だから、マッサージとかで興奮系の怒りを静めるのかな。怒りを静めないままにすると筋肉が緊張のままになっていくのでは。
 脳内で興奮系ニューロンと抑制系ニューロンが連携しながら働いて活動しています。どちらがダウンしてもよくないのです。感覚麻痺は抑制系を刺激しなくなるということですかな。
 運動神経の抑制系ニューロンを働かせるのには、「収縮はもう十分ですよ。緩めてください。」という感覚情報が必要ですよね。感覚麻痺はこの情報がなくなっている状態です。なければ抑制系ニューロンは働かない。よって、筋肉は硬直へね。
 リハビリで「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」と「感覚神経回復」には筋肉を動作させる必要があるので、筋緊張亢進させないように慎重におこなう必要がね。
 ネットとかでの調べ物が役に立ちますが、適切なサイトでね。その真偽が判断出来るようにするのは基礎的な教養ですかな。まずは豊かな教養をつけましょうね。この投稿も書き直しながらちょくちょく再投稿します。
 運動神経等の方からの麻痺については調べていません。
 破傷風菌とかは別にして神経の話は高等学校の生物の教科書にも載っている程度ですけどね。破傷風菌毒素とボツリヌス菌毒素との関係とかは、昔、日経サイエンスに出ていました。脳卒中の後遺症のうちの筋肉などの後遺症についてはグラクソ・スミスクライン社のサイトにも出ています。