ふと思うこと。。。。。。。
今でも思い出すと辛くなってしまうことがあります。
私に、もう少し勇気と決断、そしてお金があったら・・・・・・と。
正直我が家の猫を飼うまでは、周りの猫、野良猫にあまり目がいってませんでした。
何故ならもともと家族の中に猫が苦手な者がいたので、まさか猫が飼えると思っていなかったし、
諦めてもいました。だから今でも猫が存在することが不思議でたまりません。
でもこうして猫を迎え入れるようになってから、ついつい外の猫に目がいくようになったのです。
そして野良の現状を知ることにもなりました。そしてまたサイトで悲しい状況を知っては思わず涙
を流してしまうこともしばしばでした。
この世の中には飼い猫でもないのに、野良に避妊・去勢手術をする為に捕獲しては病院に連れ
ていくを繰り返している方がいます。しかもその代金は自腹で。。。。。
動物を愛する一人として、これ以上不幸な猫を増やしたくないという思いからだそうです。
人によっては、いいえ、大部分の人は理解出来ないと思っていることでしょう。
その方達が言ってましたが、私達のことを変な目で見ることがありとても悲しくなることがあると。
また、可哀相な場面に出くわして救ってあげたいと思うことはあってもそれを実行できるという方
はどれだけいるでしょう。
現実私は実行出来ない一人です。情けないですが。
我が家には昨年の11月に保護した猫、ミーがいます。。
でもそのミーがいる限り、ミー以外の他の猫達を救うことが出来なかったことが何時までも頭に焼
き付いて忘れることが出来ず、ふと思い出してはとても悲しくなることがあります。
確かにミーを救うことは出来ましたが、でもこれも中途半端な行為です。
そもそもミーと他の猫達と出会うきっかけになったのは、私の実家の近く(自宅から車で1時間ほ
ど掛かるところに)に住みついていたからでした。
私がそこへ足を運ぶのは日曜日しか行けませんでしたが、そして行くたびに猫の状態が悪くなっ
ているのがわかりました。
何故なら、そこには餌をあげる人がいたからです。でもけして十分な量ではなかったのでしょう。
また避妊・去勢をしてないので次々と生まれてきては、そして1年もたたないうちに死んでしまうと
いうことのくりかえしだったようです。
その人はただただ猫が好きで猫が可哀相だからという思いだけだったのです。でもそれが猫に
とって一番酷なことだと、私自身が猫サイトによって教えられました。
ミーを選んだ理由は、あの時はミーだけが他の野良猫と仲間に入れなくて、このままいけば冬を越
せず死んでしまうだろうと思ったからなんです。それに他の猫達は親子でいつも寄り添っていたの
でこの猫達なら冬を越せるだろうと思ったからです。でも現実はとても厳しいということをその後、
痛いほど知ることになりました。
ミーは最初は体が回復したら里親探しをしようと考えたのです(結局は情がうつってしまい私自身
が手放すことが出来なくなりました)が、それでも連れて帰ろうと実行するまでには何度も迷い、
実行できないで帰ってのくりかえしをしていました。
ある人に聞くと、ミーは生まれて間もなくここに捨てられたそうです。しかも姉妹で。。。でももう一
匹は間もなくして死んだそうです。そしてまた他の猫達も冬は越せたものの夏が来るまでに次々
と姿を見せることもなくなりました。多分天国にいったんだと思います。
最後までタマにそっくりな猫が、我が家のシャム・クマと同じ時期に生まれたはずなのに、体はとて
も小さくて体重は2キロはなかったでしょう。しかも蚤と耳ダニ・疥癬で体の毛がなくなりとても痛々
しいかったです。これが最後の姿になった時には私にやけに寄り添ってきてはニャーニャー鳴いて
いた(今まで鳴くことは殆どなかったのに)ことが今でも鮮明に残っています。助けてとありったけの
力をだして訴えていたのでしょうね。
こんな姿を見ていながらも私はとうとう何もしてあげられませんでした。そして今でもこの状況は変
わっていません。
この猫達は何の為に生まれてきたんでしょうね。しかもお腹いっぱいにご飯をありつけることもなく、
体の痒みにも苦しんで。。。。。。
自分の不甲斐なさに悔しく思います。
私は今こうして室内猫として、また避妊・去勢手術をしたのは、猫サイトから学ばせてもらったこと
ですが、病気や交通事故から守るため、外猫にすることによって何時・何処で迷惑をかけているか
もしれないということ。それが猫嫌いな人を増やしていくことになり虐待者を生むことになること。そ
してこれ以上不幸な猫を増やしてはいけないと思ったからです
私が今出来ることは、我が家の猫はちゃんと育てていかなければいけないことだと思っています。
最後まで読んで頂き有難うございました。
皆さんはどう思われますか。。。。。。。。