「2005年世界禁煙デーによせて」をまたお届けします。

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「諸々の言いたいこと」に掲載しているものです。

2005年6月4日
「世界禁煙デー」シリーズ7回目、「たばこの害、その4」

2004年12月4日より再掲です。
美容への悪影響があります。そばで吸われるだけでも影響があるそうです。健康なお肌を維持するためには煙草は禁物です。
歯に対する影響も大きいです。歯周病などで歯が抜け、「入れ歯」に非常になりやすくなります。そうすると、食事をおいしく食べれなくなるわけですね。
周りに対する害も忘れて欲しくないですね。今まで書いた分は、本人に対する影響ですから本人に責任を取ってもらえば良いわけです。健康保険を使って欲しくはないです。自業自得ですので。
副流煙による影響は、被害そのものですので対策を講じて欲しいです。「食事が不味くなる。臭いが判らなくなる。」もありますが、ガンや胎児への影響など多数ありますので、誰もいない,、吸わない人へ影響の全くないところで吸ってください。
煙草を止められるかどうかは、ニコチンなどの禁煙補助の製品が多数出ていますので「本人の考え、意志」次第ですね。普通、学習の効果があれば、「吸い始めない。」または「禁煙できる」はずです。要は「学習の意味」や「学習に対する考え方」にも行き着くと思います。
「知行一致」であれば、禁煙できますよ。「文武両道(文は知識など。武はその知識による行動)」でもね。


2005年6月3日
「世界禁煙デー」シリーズ、「たばこの害、その3」

2004年12月3日より再掲です。
煙草の害ですが、今日はタールについて考えてみましょう。
発ガン性はタールや他の物質で認められています。発ガン性以外ではどのようなものがあるのでしょうか。
タールが手などに付いたとき、どうなりますか。なかなか落とせませんね。肺のなかで排除できると思いますか。まず無理でしょう。その結果、肺に貯まっていくわけですね。
タールが水などを通しませんね。当然、酸素も。そうすると、肺の機能が低下していくことになるのでは。実際、COPD(慢性閉塞性肺疾患)になっていくわけですね。その他、多くの病気もありますのでご注意を。
「COPDの潜在患者は530万人。死亡者数も年々増加しています」とのことです。ガンより怖いかも。


2005年6月2日
一昨日「世界禁煙デー」、「たばこの害、その2」

2004年12月2日より再掲です。
昨日に続き、たばこの害についてです。もっとも「タバコをなくそう」や「煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう」をご覧頂ければ大体書いてあります。
ニコチンの害についてです。本当に詳しくお知りなられたい場合は薬理書や医学書などでお願いします。
習慣性があります。煙草が止められない最大の理由がこれによるようですね。そして、ニコチンの作用によって「煙草を美化」してしまうことになってしまいます。
血管収縮作用ですね。全身で起こるようですね。血の巡りが悪くなるので心臓に負担がかかりますね。血管の損傷の可能性が大きくなり、心筋梗塞や脳出血などの引き金になります。
運動の時にも負担が増します。
などなど。
次に一酸化炭素。これは、酸素の200倍の結合力でヘモグロビン(赤血球にあって酸素を運ぶ)と結合します。一旦、結合しますとなかなか離れません。酸素の運搬能力が低下します。これも、運動や思考その他の障害になります。当然、心臓に負担がかかります。
こちらは、煙草の本数に比例して増加します。ニコチンなどが少ない銘柄に変えて本数が増えてしまうと確実に増加していきます。
ある本によると「最大50000ppm」だそうです。普通に言うと5%かな。部屋に0.1%で死ぬという話です。練炭などを締め切った部屋で使うと発生しやすいです。最近の集団自殺で使われましたね。<BR>
こちらも心臓に負担がかかりますね。血管の損傷の可能性が大きくなり、心筋梗塞や脳出血などの引き金になります。
今日は、このあたりでしておきます。


2005年6月1日
昨日「世界禁煙デー」、「たばこの害」

2004年12月1日より再掲です。
もう今年も12月になりました。例年より暖かいところが多いようですね。
来年には「煙草枠組み条約」が発効しますね。日本でも煙草対策が進むことをさらに期待してます。
煙草の害ですが、先月書いた中に「聴力」に関してがあります。それ以前に、味覚や臭覚に対しても害があるのです。血管障害が起こりやすくなることなどで目に対してもや皮膚感覚に対しても害はある。
血行等の関係で「第六勘」にも影響があったりして。まあ、感覚すべてが鈍たり、永久に劣化していっているのではと思います。人生を豊かに暮らすためには感覚器が健全であるということが大事であると思うのですがいかがなものでしょう。
タバコの害は、ガンだけではないのです。それ以外の害による死亡数の方が多いかも。間接的影響を含めると絶対多いと思います。COPD(慢性呼吸不全)で年間5万人以上が、そして死に至らなくても運動制限などを余儀なくされている人が多数出ています。
たばこの害は、色々あることを忘れないで欲しいです。今日は、ごく一部分の例を挙げさせてもらいました。

2005年5月31日
本日「世界禁煙デー」、喫煙は「ニコチン依存症」という病気 禁煙治療で手引書

2005年3月20日分の再掲載です。>
昨日ライブドアのHPで見つけたニュース(asahi.com)の表題です。朝日新聞のHPにも当然ありました。関連の情報もありますのでそれぞれのHPも見てください。
これは医師向けの手引き書です。
「喫煙を「ニコチン依存症」という病気ととらえ」と始めの方にありました。「今頃」という感じもしないではないですね。薬物中毒と同じように考える必要がある。
まあ、普通の薬物中毒の治療と基本的考え方は同じでしょうね。量を徐々に減らすタイプの方法が一般的かな。そのとき、できれば禁煙外来などで指導を受ける方がいいでしょう。
たばこの害を「ガン」だけと思いこんでいるから、ニコチン中毒(薬物中毒)やタールなどの化学物質による害、一酸化炭素による害などに注意が回らないのでしょうね。
禁煙指導では、「ニコチン依存症」(ニコチン中毒)に対する指導を第一とするようのがよいのかな。
タバコ病の種類については<A href="http://homepage3.nifty.com/tobaccobyo/list.html" target="_blank">「タバコ病辞典」の「タバコ病リスト」</A>をご覧ください。
この中で「慢性閉塞性肺疾患」の患者数、死亡数はガンより多いかも。特に患者数は。
呼吸器の機能は、タバコで確実に低下します。そして、回復しません。喫煙するなら覚悟しておいた方がいいですよ。
吸わない方がいろいろな面で非常によいのは当たり前です。
タバコは、食事を不味くしますよ。タバコは、お肌に悪いですよ。タバコは、内臓脂肪を付けますよ。ウエストが太くなる。などなど。

2005年5月30日
明日「世界禁煙デー」、「スポーツ選手の喫煙」について

「スポーツ選手の喫煙」2005年2月21日より、再掲させていただきます。
喫煙はスポーツの大敵ですね。まずは、煙に含まれる成分は非常に多くあり有害ですね。
一酸化炭素は赤血球にあるヘモグロビンと非常に結合しやすいです。これにより赤血球の酸素運搬能力が低下します。運動には酸素が必要なのですが十分には供給されないことになります。運動能力の低下が起こることになります。
ニコチンは毛細血管を収縮させ血流を悪くします。その結果、これも酸素運搬能力が低下しますね。
タールなどの物質は肺に沈着していき、呼吸能力を低下させます。こちらは回復しません。これも酸素の取り込みが落ちる。筋肉などへの酸素の量が減少するわけですね。
運動選手としての能力が発揮できなくなったり寿命を縮めたりすることになります。
では、どうして吸い始めるのでしょうか。原因の一つとして考えられるのが指導者が吸っている場合ですね。生徒はまねをします。
さらにこの指導者には「喫煙の害」を教えている教師も結構います。余計、始末が悪いですね。
家庭環境も影響するでしょう。
「学校での勉強が日常生活と関係がない」という間違った考え方もね。
「文武両道」の意味の取り違えもね。この「武」は学習したこと(文)を行動に移すとかいうような意味です。これができるようになると「喫煙の害」を理解できればたばこを吸わないとか、吸っていても禁煙ができるということになるはずです。
今回、高校卒の新人投手のことで報道されましたが、スポーツ関係者はよく考えて欲しいです。

2005年5月29日
「世界禁煙デー」近づく。

今年も「世界禁煙デー」が近づいてきました。昨年に続き、煙草で書いてみます。
今日は、gooのHPで見つけた共同通信の記事「夫の喫煙でも妊娠率半減 カナダの研究者が発表」に関してです。
ED(勃起不全)も喫煙者は起こりやすいですね。これも、妻の妊娠率の低下に繋がりますが、その他にもあるのです。
記事によると「体外受精の卵子を胎内に戻した妻が妊娠する確率は、妻本人や夫がたばこを吸っていると、夫婦そろって非喫煙者の場合の約半分に減ってしまう−−。」というのです。
「間接喫煙の害が胎児に及ぶという報告」は以前からありましたが、妊娠率まで及ぶという報告は初めてだそうです。今後の研究を待つ必要がありますが、自然妊娠率も喫煙で低下する可能性があるのでは。
喫煙(間接を含む)の害は胎児に及ぶというのが常識になってほしいですね。