主にたばこの害についてです。2004年4月分よりです。
過去分 2004年3月分まで
2004年12月29日
乳ガンとタバコの関係
珍しく、タバコとガンの関係についてです。
本日の朝のNHKニュースで厚生労働省の10年および2万人を対象とした調査で、閉経前では、受動喫煙(とばっちり)で受動煙のない人に比べて約2.6倍、喫煙者に至っては3.6倍にもおよぶという調査結果が出ました。非喫煙者でも副流煙で凄い倍率ですね。喫煙者に近いですね。
女性ホルモンの働きが活発なためのようですが、自分自身はでホルモンを制御できないので喫煙や受動喫煙を避けることが必要である。
タバコの害のうち、ホンの一例でした。
2004年12月25日
乳幼児の誤飲 4割がタバコの吸い殻
今日の朝日新聞夕刊の一面です。まあ、まだまだどこでも吸う人が多いということかな。
周りに対する影響を考えていないからかな。
昨日までの「根付かぬ教訓」と基本的には同根かな。
今は、保健という科目などで「たばこの害」を勉強していますね。それを我が身に置き換えて考えられないのかな。もっとも、まだ害を教えながらの喫煙者というのが多数いますね。こちらの方も何を勉強してきたのかな。
「知行一致」「文武両道」は学習したことが行動に現れることですね。そのあたりが日本の教育ではなっていないようです。
今、大学では以前より早い段階から「ゼミ」などを取り入れるところが増えています。これは、自分で調べ、考え、まとめて発表する訓練ですね。そして、「知行一致」に繋がることを求めているのだと思います。
2004年12月14日
COPD(慢性閉塞性肺疾患)について
以前から書いていますように、喫煙によって肺機能が徐々に失われていき、最終的には呼吸困難に陥る病気です。年間5万人以上が亡くなっていると考えられているそうです。
この病気、進行がゆっくりしているので気が付いて診察を受けたときには「重症」になっている場合が少なくないとのことです。
「治らない」「元に戻らない」病気です。進行を遅らせることしかできないそうです。
非喫煙者にとっても周りで喫煙されるとガンなど被害とともにこの「COPD」にも喫煙者同等かそれ以上に有害物質を吸い込むことになるので、同等の弊害があることを覚えておいてください。
ガンだけではないのです。
2004年12月4日
たばこの害、その4
美容への悪影響があります。そばで吸われるだけでも影響があるそうです。健康なお肌を維持するためには煙草は禁物です。
歯に対する影響も大きいです。歯周病などで歯が抜け、「入れ歯」に非常になりやすくなります。そうすると、食事をおいしく食べれなくなるわけですね。
周りに対する害も忘れて欲しくないですね。今まで書いた分は、本人に対する影響ですから本人に責任を取ってもらえば良いわけです。健康保険を使って欲しくはないです。自業自得ですので。
副流煙による影響は、被害そのものですので対策を講じて欲しいです。「食事が不味くなる。臭いが判らなくなる。」もありますが、ガンや胎児への影響など多数ありますので、誰もいない吸わない人へ影響の全くないところで吸ってください。
煙草を止められるかどうかは、ニコチンなどの禁煙補助の製品が多数出ていますので「本人の考え、意志」次第ですね。普通、学習の効果があれば、「吸い始めない。」または「禁煙できる」はずです。要は「学習の意味」や「学習に対する考え方」にも行き着くと思います。
「知行一致」であれば、禁煙できますよ。「文武両道(文は知識など。武はその知識による行動)」でもね。
2004年12月3日
たばこの害、その3
煙草の害ですが、今日はタールについて考えてみましょう。
発ガン性はタールや他の物質で認められています。発ガン性以外ではどのようなものがあるのでしょうか。
タールが手などに付いたとき、どうなりますか。なかなか落とせませんね。肺のなかで排除できると思いますか。まず無理でしょう。その結果、肺に貯まっていくわけですね。
タールが水などを通しませんね。当然、酸素も。そうすると、肺の機能が低下していくことになるのでは。実際、COPD(慢性閉塞性肺疾患)になっていくわけですね。その他、多くの病気もありますのでご注意を。
「COPDの潜在患者は530万人。死亡者数も年々増加しています」とのことです。ガンより怖いかも。
2004年12月2日
たばこの害、その2
昨日に続き、たばこの害についてです。もっとも「タバコをなくそう」や「煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう」をご覧頂ければ大体書いてあります。
ニコチンの害についてです。本当に詳しくお知りなられたい場合は薬理書や医学書などでお願いします。
習慣性があります。煙草が止められない最大の理由がこれによるようですね。そして、ニコチンの作用によって「煙草を美化」してしまうことになってしまいます。
血管収縮作用ですね。全身で起こるようですね。血の巡りが悪くなるので心臓に負担がかかりますね。血管の損傷の可能性が大きくなり、心筋梗塞や脳出血などの引き金になります。
運動の時にも負担が増します。
などなど。
次に一酸化炭素。これは、酸素の200倍の結合力でヘモグロビン(赤血球にあって酸素を運ぶ)と結合します。一旦、結合しますとなかなか離れません。酸素の運搬能力が低下します。これも、運動や思考その他の障害になります。当然、心臓に負担がかかります。
こちらは、煙草の本数に比例して増加します。ニコチンなどが少ない銘柄に変えて本数が増えてしまうと確実に増加していきます。
ある本によると「最大50000ppm」だそうです。普通に言うと5%かな。部屋に0.1%で死ぬという話です。練炭などを締め切った部屋で使うと発生しやすいです。最近の集団自殺で使われましたね。
こちらも心臓に負担がかかりますね。血管の損傷の可能性が大きくなり、心筋梗塞や脳出血などの引き金になります。
今日は、このあたりでしておきます。
2004年12月1日
たばこの害
もう今年も12月になりました。例年より暖かいところが多いようですね。
来年には「煙草枠組み条約」が発効しますね。日本でも煙草対策が進むことをさらに期待してます。
煙草の害ですが、先月書いた中に「聴力」に関してがあります。それ以前に、味覚や臭覚に対しても害があるのです。血管障害が起こりやすくなることなどで目に対してもや皮膚感覚に対しても害はある。
血行等の関係で「第六勘」にも影響があったりして。まあ、感覚すべてが鈍たり、永久に劣化していっているのではと思います。人生を豊かに暮らすためには感覚器が健全であるということが大事であると思うのですがいかがなものでしょう。
タバコの害は、ガンだけではないのです。それ以外の害による死亡数の方が多いかも。間接的影響を含めると絶対多いと思います。COPD(慢性呼吸不全)で年間5万人以上が、そして死に至らなくても運動制限などを余儀なくされている人が多数出ています。
たばこの害は、色々あることを忘れないで欲しいです。今日は、ごく一部分の例を挙げさせてもらいました。
2004年11月19日
路上禁煙地区
今年の11月1日より名古屋市で条例が施行されました。
私が疎いのかもしれませんが、東京都千代田区に次いで2番目かな。
伏流煙被害を防止するために屋内での禁煙、分煙の処置は当然されるべきです。
昨年、健康増進法が施行されたにもかかわらず、取り組みの遅い市町村があるようですね。政府や都道府県は積極的に指導すべきです。
今回の名古屋市の条例については、他の地方公共団体および国は追従して欲しいですし、追従してしかるべきでは。
路上での喫煙も周りに対していろいろと被害を与えることがあります。特に繁華街など人通りの多いところでは、人と人の間隔が狭いため煙もなのですが煙草の火自体も危険です。歩き煙草は。
路上禁煙地区をもうける意味は十分にあると思います。
名古屋市条例第49号
安心・安全で快適なまちづくりなごや条例
2004年11月15日
味覚を保つ
昨日の日経の健康面「はつらつ養生訓」のテーマでした。
貝原益軒は「養生訓」で「淡薄(たんぱく)なる物を好むべし」と論じている。脂っこいものや味の濃いものは避けて、薄味を守るべきであるということです。
「薄味」は、もともと食べ物の持つ味も引き出し食事がより一層おいしく食べられます。薄味の微妙な味わいを感じるのには「鋭敏な味覚」が必要になります。味覚が衰えると濃い味を好むようになる。たばこは味覚をダメにします。
味覚は、加齢とともに機能が衰えます。たばこはその追い打ちをかけることになります。
加齢とともに唾液が減少するそうです。これも味覚の衰えに関係があるそうです。義歯の影響も。たばこは歯も悪くし、義歯になる割合が高いです。
味覚を感じる細胞も加齢とともに萎縮します。ですから、萎縮しないようにしましょうね。
それと亜鉛欠乏も味覚障害の原因として注目されています。亜鉛を多く含む食品(魚介類、ノリ、抹茶、玄米など)摂取量が食生活の欧米化で減少しており、摂取量も少なくなってきているそうです。
亜鉛欠乏による味覚障害は1年以内に治療しないと直らないことがあるそうです。
食事の欧米化は、高脂血症や糖尿病などになりやすくなりますね。
薄味は塩分控えめにもなり、胃ガンや高血圧になりにくくなるかな。
2004年11月8日
肺の生活習慣病、早期発見を
昨日の日経健康面の「一分間人間ドック」の題です。 肺ガンも早期発見が必要ですが、今回は肺の生活習慣病とよばれる「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」についてです。
これは肺の機能が徐々に低下していき、最終的には呼吸困難になり、年間数万人の方が亡くなっています。(COPDについてのHPより)
国内の患者数は500万人以上にものぼるという研究結果がでています。 このCOPDは、回復は非常に難しく進行を抑えることしかできない。だから、予防が大切です。
予防の第一は、「禁煙」です。たばこが最大の危険因子です。 その他の危険因子もあると思いますが、書いていません。それだけ、たばこが危険だと言うことですね。
詳しくはCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を見てください。肺の写真も見てください。
2004年10月31日
中風は年四十を過て・・・
これは、本日の日経健康面「はつらつ養生訓」の題です。
脳卒中は死につながる怖い病気です。毎年十三万人以上が亡くなっています。また、助かってもまひや言語障害などの後遺症が残ることが多い。(昔はこの障害の場所などから脳でどの部分がどのような働きかを調べていました。今もかな)
痴ほう症状が表れることもあります。
予防の第一は高血圧を治すこと。不整脈も引き金になることがあるそうです。糖尿病の場合も危険が高まります。糖尿病は血管を弱らせます。
肥満は、高血圧と糖尿病の原因です。適切な体重を保つように努めましょう。
「喫煙は禁物。たばこを吸っている人は禁煙すること。」たばこの害について癌以外のほんの一例です。ニコチンの作用が大きいようです。
少量のお酒なら健康にいいのですが、日本酒なら一合以上を毎日飲んでいると、血圧上昇につながり、脳卒中の危険を高めてしまうそうです。塩分、脂肪分の取り過ぎも脳卒中の要因になります。脂肪の取りすぎは糖尿病の要因でもあります。
十分な水分補給、適度な運動を心がけ、過労、ストレスを避けたいですね。
2004年10月20日
喫煙率 3割切る
これはJTの調査による喫煙率についての新聞記事の見出しです。
9年連続して低下しています。減少してきているのはよい傾向だと思います。
ただ、問題はまだ、20〜40才代の男性が50%を超えていることです。
それと、「からだの科学」の最新号にあった医療関係者の喫煙率ですね。
一般の方より少ないはずの医療関係者の喫煙率が結構高いのです。からだの健康について学んできているはずですね。それでも、吸っているというのはどのような教育を受けてきたのか。
前の日曜日にNHKスペシャルで慈恵会の青戸病院の医療事故(患者さんや遺族からみたら殺人ですね。)で、状況判断が全くできていないようでしたね。出血で患部が見えないのに内視鏡による手術を続けていることなどです。
これも、こうなったらああなるということが結びつかないのですね。全てに於いて状況からの予測通りになるわけではないのですが、最悪の事態が予測できないのですね。
喫煙も、確実に肺の機能を低下させます。確実に味覚、嗅覚も低下させます。がんもありますが、運動機能なども低下させるということからどのようになるのか医療関係者ぐらいは予測できて、体に悪いこと(喫煙)は止めるべきです。
これができないのは、教育にも大きな責任があると思います。
2004年10月12日
食生活でがん予防
これは、一昨日の日経健康面「はつらつ養生訓」の見出しです。もう一つは「胃の気ある人」です。貝原益軒は「胃の気ある人は生く。胃の気なきは死す」と言われています。
胃ガンの原因と予防についてありました。
原因として、喫煙、高濃度の塩分を含む食品などです。そして、胃に生息するヘリコバクター・ピロリ菌という細菌がかかわるようですね。
そのほか、胃の中でアミンと亜硝酸が反応してできるニトロソアミンも発ガンで疑われています。ただ、ビタミンCや同Eでアミンと亜硝酸の反応が抑えられ、生じにくくなるそうです。
また、食後の緑茶もビタミンCだけでなく、大量のタンニンがニトロソアミンの生成が抑えられると考えられています。
まあ、いろいろな野菜などもたくさん食べましょう。
2004年10月11日
脳梗塞、危険信号見逃さず
これは昨日の日経健康面「1分間人間ドック」の見出しです。
脳梗塞になると、脳の血管が詰まって神経細胞が死にます。その結果、患部によって、死に至る場合や言語障害や半身麻痺などの後遺症がでます。
早期に治療できれば後遺症などを軽くできるが、発症を予防することが何より大切である。
まず注意すべきは、喫煙習慣・高血圧・糖尿病・高脂血症などの「危険因子」を持つ人。禁煙、適度な運動や食事内容の見直しなど生活習慣の改善を図る必要がある。
脳梗塞の前触れとして一時的に表れやすい主な症状は次のようなものだそうです。
・片方の目が見えなくなる。
・視野の半分が欠ける。
・言葉が出てこない。
・ろれつが回らない。
・手足をうまく動かせない。
・体の半分がしびれる。
などがあるそうです。
「すぐに症状がなくなったからと安心して放置してはいけない。」と東京女子医科大学の内山真一郎教授が言われています。
2004年10月10日
味覚を磨く
これは、本日の日経健康面の一番の見出しです。
「味覚は視覚や聴覚と違って年を取っても衰えにくいとされるが、中高年の場合、油断は禁物。」だそうです。
そして、「色々なものをよくかんで食べると機能が保たれ、いつまでもおいしさを楽しめるという。」ことです。
最近は、若い人の味覚の低下という問題があるそうです。「味の微妙な違いが分からなくなってきている」と料理研究家の服部校長が嘆かれています。
味覚を鈍らせる最大の犯人は「喫煙」ですが、これのほかに「ばっかり食」「ばらばら食」といった食事スタイルを挙げられています。
同じものばかり続けて食べると口の中で単調な味が続くと鈍りやすいということですね。家族などとの食事のとき、品目がバラバラだとおいしいとかを同じ食品で言えなくなることが大きいようです。
栄養の偏りも味覚障害につながることがあります。亜鉛の不足に注意しましょう。
良く噛むこと。これが基本だそうです。食べ物と唾液が良く混じり味細胞が味覚情報をとらえやすくなるとのことです。
生きている間、食べ続けるのですから「おいしく」食べ続けたいですね。
2004年10月4日
脳 鍛えて防ごう 物忘れ
昨日の日経健康面の記事の見出しです。
歳をとると記憶力が衰えて物忘れが進みます。これは、致し方の内面がありますが、毎日の暮らし方に注意すると、この度合いは違ってくるとのことです。
どのようにすればいいのででしょうか。
脳には、痴呆になり始めたときに衰える働きが3つある。物事を実行する順番を考える「計画力」、出来事を覚える「エピソード記憶」、同時に複数のことに気を配る「注意分割力」です。痴呆予防には、これらの働きを保つことが大切だそうです。
そのために有効なのが人との会話だそうです。東京都立老人研究所の白澤研究部長によると「外出することが大事」とも強調されています。
鍛錬する際のポイントは、やはり老人研の矢富研究員によると「少し努力が必要な程度の難しさに設定すること」とアドバイスされています。
新たな挑戦も役に立ちます。
鍛錬では「脳の血流を良くすることが大切で、継続して運動することが効果的」とありました。
食事にも注意が必要ですね。
それから、たばこは血流を悪くします。
2004年10月3日
禁煙、9万人を救う
これは、本日の日経サイエンス面の記事の見出しです。
厚生労働省の研究班が10年がかりの大掛かりな疫学調査を実施し、タバコをやめれば年間約9万人ががんにならずに済むとの結果が出たとのことです。
この数は、国内だけで年間50万人近くが発症してがんになっています。(年間約30万人ががんで亡くなっています。)
詳しくは、日経を読んでください。
タバコによって危険性が高まるがんは、肺ガンの他にも口腔がん、咽頭がん、鼻腔がん、副鼻腔がん、咽頭がん、膵臓がん、肝臓がん、食道がん、胃ガン、腎臓がん、膀胱がん、骨髄性白血病、腸のがんなど多数に及びます。
肺ガン検査だけで安心しないでね。
そのほか、肺機能が低下して起こる慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがあります。疫学調査によると、40歳以上の日本人の約530万人が罹患していると考えられています。こちらでも多くの方が亡くなられています。このCOPDの予防は、「禁煙」または「吸い始めない」ということです。
不思議なのは、これだけたがこの害が言われているのに医療関係者の喫煙率がなかなか低下しないことです。
「からだの科学」No239(2004年11月号)でもありました追跡ルポ「お寒い、医療者のたばこ事情」です。酷いですね。これは、教育の問題も大きいですね。学んだことが「行動」に結びつかないですね。
「知行一致」が学習行動の目標では。また、「君子豹変」、良いことであればすぐに行動を変える ということができないのですね。
これは、他の分野でもいえることですが。
2004年9月29日
医療関係者の喫煙率
最新号の「からだの科学」にありました。欧米諸国に比べて高いそうです。医師の喫煙率もですが、医師以外の医療関係者の喫煙率は、あちらの医療関係者とは比べることが恥ずかしいぐらいたかいそうです。
どうして、このようになるになるの考察されていましたが、医療関係の学校での禁煙教育が不徹底であるとか、厚生労働省の取り組みが及び腰であるなどの理由もあげられていました。
タバコ規制条約を批准して関係法令を制定してきているのですが、本気でタバコ対策をする気があるのかとか書かれていました。
まあ、教育の問題が大きいですね。一つが問題点の認識の程度です。タバコの害をどう認識しているかと言うことです。例として、ある県の成人病センターでしたか、そこの呼吸器関係の医師が、そのホームページに「年1回のがん検査で安心して吸える」などとありました。タバコは、吸うごとに確実に肺の機能が低下します。がん以外の呼吸器疾患で多くの方がなくなられたり、運動制限を受けたり、酸素ボンベを常に持ち運ぶ事態は想像もつかないようですね。大学でどのような教育を受けてきたのでしょう。
看護学校等にもこの問題があります。すると、普通の学校(大学を含む)では想像するだけで怖いです。
帝国陸軍が戦争に突入していったのと同じような体質ですね。
そうそう、がん検診、年1回ではCTなどを使ってもタイミングが悪ければ進行がんになってしまうことがありますよ。
2004年9月28日
入れ歯、がん危険因子に
一昨日の日経、社会面にあった記事です。
歯の治療を受けた人は、上皮がんになりやすいとのことです。
そして、入れ歯があると、上皮がんなどで3倍の再発率などとありました。
喫煙は、歯を痛めますね。入れ歯に早くなりやすいです。
歯を傷めたら、やはり治療ですね。そして、入れ歯、がん一直線の様相を示しますね。
入れ歯は、やはり不自由のようですね。手入れも昔より楽になったかもしれませんが面倒だと思います。
喫煙者の方が非喫煙者より早く入れ歯のようですね。
歯を大切しましょう。
2004年9月27日
抜け毛、生活の乱れの一因
これは、昨日の日経健康面の「1分間人間ドック」の見出しです。
まあ、遺伝的、年齢的なのがあります。
でも、「体に悪いことは髪にも良くない」ということだそうです。やっぱりという感じですね。
生活習慣の乱れや暴飲暴食などは急な脱毛の原因になりやすい。
女性では過酷なダイエットの要注意です。
髪を染めることも痛める原因となる。
抜け毛の主な要因の表が載せてありました。
喫煙、栄養の偏り、染めたりパーマをかけている、運動をほとんどしない、寝不足気味、夏に紫外線をたくさん浴びた などです。
複数当てはまるとそれだけ抜け毛の危険性が高まるとのことです。
喫煙は、ここでも出ていますね。
2004年8月25日
脳卒中の予防 禁煙が第一
これは、本日の日経社会面にあった記事の見出しです。
『喫煙者は、非喫煙者に比べて「くも膜下出血」の危険性が3.6倍になる』ということが見出しででていました。
厚生労働省研究班の大規模疫学調査の結果です。本数が少ない方が危険性はやはり少し低くなります。血管が詰まる「梗塞」の危険性も2倍以上高くなるようです。本数が増えると、危険性はさらに高くなります。
これらは、症状が現れた分による疫学的調査結果でしょうね。「隠れ梗塞」とか「隠れ出血」を考えるともっともっと危険性が高いのでは。
これは、喫煙により「ニコチン」が取り込まれ、血管を収縮させたり、内皮細胞を傷つけたりするためでしょう。
「隠れ梗塞」とか「隠れ出血」は、微少な症状が積み重なっていくため、なかなか変化がわからないのではと思います。
新聞では、禁煙に加えて血圧等のコントロールも重要とありますが、血管を守る意味から考えると糖尿病(名前が誤解を招いている。血管が弱っていきます。)などにならないようにする必要もありますね。
糖尿病になってから血糖値があがると考えてください。例えば、インフルエンザですが、熱が出てから感染するのですか。違うでしょ。感染してから発熱でしょ。血糖値の上昇は、調節できなくなってきたから上昇し始める。正常に調節できているのなら、上昇しませんよ。
2004年8月8日
煙の消えたパブの風景
本日の日経、社会面の「世界 いまを刻む」の大見出しです。
アイルランドでこの3月29日から実施された「職場全面禁煙」の施策です。
この職場には、「店舗、事務所や工場などの他飲食店も含まれる。」というものです。ヨーロッパでは、飲食店では、分煙が進んでいたのですが、さらに進んで「分煙には意味がない。あらゆる職場の従業員の健康が守られるべきだ。」とアイルランドのたばこ規制局(OTC)のバレリエ・ロビンソンさんがいわれています。
スウェーデン、オランダでは2005年にも実施されるそうです。アメリカも大都市から地方に広まっていますね。
これに関してEUは、たばこ価格の引き上げ、「死を招く」などたばこの箱に貼る警告文の拡大を推進する。ということです。
喫煙者の味覚と臭覚は鈍っているので関係ないことですが、同じ頁に「脂の味 感じる受容体確認」という記事が出ていました。
これで、霜降り牛肉やトロなどのおいしさの感覚が相当理解できますね。
そうそう、喫煙は内臓脂肪を付けますよ。ビヤ樽型の体型になりたい方は、他の人に煙の影響が全くない状態のところで喫煙をね。
パブの店頭でたばこを吸う人の体型、ビヤ樽が写っていました。
2004年7月25日
広がる院内禁煙
本日の日経医療面に出ていました。まあ、以前から他の施設に比べて禁煙率が高かったですがね。ここにきて、分煙ではなく、全面禁煙ですね。
これは、昨年の健康増進法の施行で加速されているそうです。
さらに、第三者の立場で医療機関を審査している「日本医療機能評価機構」は来年7月から審査基準に「全館禁煙の方針が明確」という項目を盛り扱くことで検討してしているそうです。
これは、「今後は院内で少しでも喫煙できるようなら、機構の認定はでないということ」と理事の方が明言されています。この機構の認定は医療報酬にも影響するとのことです。
いろいろあって、全面禁煙が増加中なのですね。
ところで、医師の喫煙率ですが肺ガンなどに係わる診療科の医師で男女とも13〜14%らしいですね。どのような教育を受けてきたのでしょうか。これは、女性看護師の喫煙率24%ぐらいでもいえます。
患者への指導も課題ですが、このような医療従事者に対する対策も重要課題だと思います。
2004年7月14日
災害のときの避難所について
最近、思い始めたのに「禁煙」になっているのかと言うことです。どなたか教えてください。
避難したは良いけれど、副流煙で健康被害を受けたらたまりませんからね。
災害救助法等の関係だと思いますが、食事等はでるとのことなのですね。でも、「禁煙」でなければ死ににいくみたいなものですからね。
幸い、私は避難所に行くような災害に遭ったことがないのでわからないのです。
健康増進法も施行されたので禁煙でしょうね。
一昨日、受動喫煙での管理者側の賠償責任の判決も出たことだしね。
2004年7月13日
「受動喫煙で賠償命令」の判決
雇用者に対して賠償命令がでました。私としてはもっと高額の賠償命令でも良いとは思うのですがね。公共機関でしょ。健康に対して積極的に住民に働きかけなければならないところですよ。
被害を放置すると賠償命令が出るというのは、受動喫煙の被害者には朗報ですね。
それにしても、日本での健康に関わる仕事に就いている人の喫煙率の高さが気になります。医師は激減しているようですが、それ以外の職種ですね。
健康に関わっている人の喫煙率が高ければ、他の人のタバコの害に関する意識たるや低いでしょうね。それを高めるのか、医療機関であり、役所であり、学校でありと思うのです。学校で禁煙教育に携わっている教科はなぜか喫煙率が高いようです。
大学でどのような教育をしているのでしょうか。大学の使命を全うしていないと思います。スポーツや健康を広める大学はびわこ成蹊大学のようにあって欲しいですね。
2004年6月8日
健康について
多くの生物では、生殖年齢というか子孫を残せるあたりまでは、元気なことが多いですね。人間の場合、これは何歳ぐらいまでのことでしょうか。30〜40歳ぐらいまでかな。
ですから、30歳ぐらいまではそこそこ、ぼちぼちでもあまり病気などにならないのですね。
ところが、最近、体を痛めつけている話をよく聞きます。例えば、絶食ダイエット。後の悪影響が大きいですね。どうして、そのようなことをするのか。教育が悪いのか。原因と結果とかの関係などがわからないとか。より正確な予測ができないなどでは。ものすごく単純な思考法になってしまっているのが大きな原因でしょう。
この同類は、医療関係者の煙草もね。それと、煙草の害を教えていて吸っているというものですね。これも普通の想像力があれば、気が付くと思うのですけどね。
教育を何とかしたいですね。
2004年6月4日
世界禁煙デーによせてE
分煙について。喫煙場所の外で臭いがするということは、煙が漏れている証拠でしょう。そして、喫煙コーナーのような形は、全く意味がないと思います。やはり、喫煙室というのがよいですね。そして、集塵機と換気扇(煙突を付けて、有害成分除去機能付き)が欲しいですね。他に漏れないようにね。
屋外に設置でも通路部分に煙が流れてきたらたまりません。出入り口の側などは止めて欲しいですね。
飲食店等ですが、ドトールコーヒーの店などは階で分けていますね。ほかもそうして欲しいですね。デニーズジャパンは、ガラスで仕切ってはずです。少なくと仕切は入れて欲しいですね。それができないなら、吉野屋みたいに全面禁煙がよろしいようで。
最近は、禁煙席の多い店も増えつつあるので良い傾向かと。
たばこは、味覚、臭覚を麻痺させますので食事の味や香りがわからなくなります。飲食店は、本来、禁煙であるべき場所だと思っています。
2004年6月3日
世界禁煙デーによせてD
詳しくは「からだの科学」の最新号の特別企画「最新たばこの医学」(No237)を読んでください。
前と重なりますが、運動能力との関係です。運動能力を決めるのは筋力とともに筋肉への酸素の供給力というのも関係しますね。
酸素は、筋肉へは赤血球の中のヘモグロビンによって運ばれます。このヘモグロビンは酸素より一酸化炭素の方が大好きなのです。
タバコを吸うと肺には一酸化炭素が入ってきます。そしてヘモグロビンとは酸素を押しのけて結合してしまいます。禁煙すると徐々に一酸化炭素とヘモグロビンの複合体が減少することからもタバコの影響は出ていますね。
酸素を運ぶべきヘモグロビンがその分減るわけですから、筋肉は「酸欠」になり、働けませんね。この一酸化炭素はニコチンなどと違って本数に比例します。
ニコチンの少ないタバコに変えたら本数が増えたとかいう人とがいますね。その場合は、ニコチン量などは減少せず、一酸化炭素は本数に比例して増えているわけです。心臓に負担を余分にかけることになります。
脳に送られる酸素も減少していることになります。体にとって良くないと思うのですがいかがなものでしょう。
2004年6月2日
世界禁煙デーによせてC
喫煙防止対策についてです。詳しくは「からだの科学」の最新号の特別企画「最新たばこの医学」(No237)を読んでください。
元々、たばこを吸わなければその害に悩ませることもなく、周りの人に迷惑をかけることもないわけですね。
そうすると、青少年への対策が非常に重要になると考えます。多くの中学生が吸い始めるきっかけは家庭内にあるたばこであるといわれています。親の責任というのも重大です。
それと、学校ですね。実際、教職員、外来者も含め敷地内全面禁煙にしたところの生徒の喫煙率は低くなるとの報告があります。
世界的には、たばこ関係の産業の他業種への転換を進めつつあるわけです。自動販売機の撤去というのも選択肢の一つですね。子どもが買いにくくするという為にも「対面販売」にしてほしいですね。
医療関係や公共関係のところは当然、敷地内全面禁煙、健康を広めるはずのスポーツ関係のところも敷地内全面禁煙にしてほしいです。子どもに「たばこはダサイ」というような印象も与える必要があります。
子どもの喫煙を防ぐことが将来の被害を防ぐことになります。
少子化対策をしてこなかったツケが年金に出ていますね。将来のためにも「子どもへの対策」を徹底しましょう。
2004年6月1日
昨日の世界禁煙デーによせて
昨日に続き、たばこの害について、癌以外をあげてみたいと思います。詳しくは「からだの科学」の最新号の特別企画「最新たばこの医学」(No237)を読んでください。
タールですが、発ガン性は有名ですね。ところで、タール、見たことがありますか。ヤニもタール系統かな。喫煙は、主流煙のタールなどの物質を肺で浄化して少なくして外に出すわけですね。肺に入ったタール等はどうなるのでしょうか。肺に溜まることになります。非喫煙者と喫煙者の肺の写真を見比べてください。違いが歴然としていますね。外見だけでなく、働きの差も大きくなります。
そして他の要因も絡んで慢性閉塞性肺疾患などになっていくのでは。初期でも肺機能は低下してきているので、酸素と一酸化炭素の交換能率は低下してきます。酸欠に徐々になっていくわけですね。体のもつ能力を発揮できなくなります。
慢性閉塞性肺疾患での年間死亡数は10万人前後と推定されているらしいです。患者は530万人と推定されています。肺ガンより多いですね。
タール等で汚れた肺の浄化法はないのです。汚れたらそれまでです。喘息もですが自然気胸も喫煙でリスクが高まるということです。
2004年5月31日
世界禁煙デーによせて
たばこの害について、癌以外をあげてみたいと思います。詳しくは「からだの科学」の最新号の特別企画「最新たばこの医学」(No237)を読んでください。
ニコチンの作用ですが、習慣性を持っていますね。これが切れてくることによってイライラ等が起こるわけです。ですから、吸わなければ起こりません。血管に対する作用ですね。毛細血管等を収縮させる作用があります。その結果、心臓には余計な負担をかけることになります。普通、心臓はその人の握り拳程度の大きさといわれています。生きている限り、休息無しに拍動を続けているわけですね。余計な負担をかけない方が良いですね。
血管収縮は、栄養分の輸送も妨げますね。体の各部に行き渡りにくくなります。老化が早くなる。血管を痛める。動脈硬化を促進する。そのほかもあると思います。
一酸化炭素ですが、これは赤血球のヘモグロビンに酸素を押しのけて結合します。酸素の200倍の結合力があるそうです。たばこの一酸化炭素濃度は、ある本によりますと最大50000ppm(5%)になるそうです。部屋の中での危険濃度はたしか0.1%だったと思います。吸ったときに肺にきた赤血球は酸素ではなく一酸化炭素を運ぶことになります。体の各部で酸欠が起こることになりますね。この代償処置が赤血球数の増加ですが、その程度では補い切れません。その結果、心臓に負担をかけますね。心臓は、何時止まるか判りませんね。癌より、怖かったりして。
常に酸欠等になるので、本来持っている能力が出せなくなります。この損失は大きいと思います。
2004年5月30日
明日の世界禁煙デーによせて
明日は、今年の禁煙デーです。それにあわせてかどうか判りませんが、「からだの科学」の最新号の特別企画は「最新たばこの医学」(No237)です。
たばこと癌の関係について記事があるのは当然で、美容、癌以外の肺疾患、血管系への影響、ストレス、等々があります。
美容に関してでは、吸い続けると「スモーカーズフェイス」といわれる特有の顔貌と、スモーカーズボイスというガラガラ声になる。詳しくは「からだの科学」の最新号の特別企画は「最新たばこの医学」を読んでください。
美しく保ちたいのなら吸わないことです。そしてバランスのよい食事、適度の運動かな。兎に角、副流煙でも悪影響があります。彼女や妻を長く美しい状態でいてほしいのなら、男も吸わないことです。
女性の喫煙は、妊娠のとき胎児に多大な影響を与えます。夫の副流煙も影響を与えます。胎児は、胎盤や臍帯の血流障害(主にニコチンの作用)と一酸化炭素による低酸素状態(おとなでもたばこを吸うと必ず起こっています。)により、成長が阻害され、流産などの危険が高くなり、生まれても低体重となりやすいは、出生児の心臓や四肢の奇形、兎唇、口蓋裂などの発生率が高まり、さらに子どものの将来の発ガンやIQの低下などを考えると、妊婦や夫の喫煙は赤ちゃんに対して虐待をしているといっても過言ではないと書いてあります。
SIDS(乳幼児突然死症候群)などにも周囲の者の喫煙が影響を与え、危険を高めるとあります。
これに高血圧が加わると血管が障害を受ける確率はさらに高まります。心臓病、脳卒中の危険がたかるなるわけですね。
さらに、糖尿病が加わると大変なことになるのでは。糖尿病で、最初にやられるのは大抵、血管ですから。
話は変わりますが、子育て支援の一つとして子育てしている親の国民年金保険料相当額の国庫負担を始めてほしいです。将来の年金保険料負担者を育てているわけですからね。少子化が年金財政破綻への道でしょうが。現役世代を増やす方法は、子育て支援と移民の二つがありますが、移民に関しては日本人の感覚というか民族性というかその方面から増やすのは無理でしょう。そうすると、自力で増やすほかないはずです。
2004年5月9日
本日の日経、健康面「かすむ目 食生活に注意」より
年齢とともに体の各部分に衰えが見られるようになりますね。
最近、急増している失明につながる病気に「加齢黄斑変性」というのがあるとのことです。
主に50代から発症し、視力の低下や、物がゆがんだり、中心がぼやけて見えるといった症状が現れる。
黄斑は、色を識別する細胞が集まっている場所で、この部分で加齢により視細胞(色など光を感じることのできる細胞)が萎縮したり、血管から出血したりして起こる。
1970年代まではほとんど見られなかったが、現在は増加の一途である。
食生活の変化や喫煙などか関係していると考えられている。
予防には「禁煙とバランスのとれた食事」。緑黄野菜や果物を多くとるよう心がけるとよいらしい。
失明したくないのなら、禁煙ですね。
喫煙は、内臓脂肪を増やしますよ。ウエストラインを気にするのなら、禁煙ですね。
2004年4月25日
本日の日経、健康面「はつらつ養生訓」より
「わかきときより」と「心掛けは早くから」の2つの見出しがありました。
その例を3つ挙げられていました。
まず、骨です。これは普通は40歳頃がピークになりその後は密度が減少していきます。特に女性では骨量を維持する作用を持つ女性ホルモンが閉経以後急激に減少するのでそれに合わせて骨量も減少する。若いときから運動に心がけ、カルシウムなどの十分に取り増やす努力をしていれば、骨粗鬆症までは悪くはならないとことです。
いま、巷で流行っているダイエットは、骨量、筋肉ともに減少させるものが多いですね。リバンドの大きいダイエットは、骨量は確実に減少しているはずです。骨を作るためには筋肉をうまく鍛える必要があります。消耗性の運動では骨は痛みます。
次が未成年の喫煙、これは習慣性がありますし、先週の日曜のところに書かせていただいたのを見てください。
塩分の取りすぎ、これも子供の頃より薄味にならすとよいのです。まあ、大体喫煙者は味覚が麻痺するので濃い味が好きみたいですね。食べ物はそれぞれ味を持っています。調味料はそれを引き立てるためのはずですね。濃い味付けは調味料の味で食事していて本来の食べ物の味ではないと思います。
あるところに聞いた話ですが、味覚は小学生ぐらいまでに基礎が作られるらしいですね。
2004年4月18日
本日の日経、健康面「はつらつ養生訓」より
『たばこ「損多し」』とあります。がんの要因であることは知られているのですが、そのほかについても書かれています。
喫煙は心拍数を増加(ニコチンや一酸化炭素などの作用)させ、不整脈を誘発するとか。末梢血管を収縮(ニコチンの作用)させて心臓の負担を増加させ、心臓病の要因になるとか。
その他も書いてありました。喫煙は老化にもかかわっています。皮膚の老化を促進し、顔のしわが増える。老化に伴う脳の萎縮も促進することも報告されている。
喫煙でやせることで女性の喫煙率が高まっているそうです。ところが、たばこによって体重は減るものの、男性ホルモンを優位にさせ、おなかに脂肪がたまるようになるとのこと。ウエストラインが崩れますね。そこで無理なダイエットをすると体を壊します。
骨粗鬆症も要注意。こちらも他にもあります。
以上は喫煙者だけの話ですが、煙が出ますね。それで、周りに重大な被害を与えていることを喫煙者は忘れないでほしいですね。どこに受動喫煙で被害を受けた者がいるか判らないはずです。非喫煙者のいる場合は当然ですが、不特定者がいる可能性のあるところでは吸わないようにしてください。
2004年4月18日
本日の日経、健康面「はつらつ養生訓」より
『たばこ「損多し」』とあります。がんの要因であることは知られているのですが、そのほかについても書かれています。
喫煙は心拍数を増加(ニコチンや一酸化炭素などの作用)させ、不整脈を誘発するとか。末梢血管を収縮(ニコチンの作用)させて心臓の負担を増加させ、心臓病の要因になるとか。
その他も書いてありました。喫煙は老化にもかかわっています。皮膚の老化を促進し、顔のしわが増える。老化に伴う脳の萎縮も促進することも報告されている。
喫煙でやせることで女性の喫煙率が高まっているそうです。ところが、たばこによって体重は減るものの、男性ホルモンを優位にさせ、おなかに脂肪がたまるようになるとのこと。ウエストラインが崩れますね。そこで無理なダイエットをすると体を壊します。
骨粗鬆症も要注意。こちらも他にもあります。
以上は喫煙者だけの話ですが、煙が出ますね。それで、周りに重大な被害を与えていることを喫煙者は忘れないでほしいですね。どこに受動喫煙で被害を受けた者がいるか判らないはずです。非喫煙者のいる場合は当然ですが、不特定者がいる可能性のあるところでは吸わないようにしてください。
今日、「死の壁」という本を買いました。その冒頭に「バカの壁」について書かれていました。
取材がたくさんあったそうです。養老氏が「身体を使え」と書かれていたので、「どのようにしたらよいか」とかいう質問がたくさんあったそうです。
「身体」は各人少しづつ違いがありますね。だから、共通の「これ」というのはないのです。各自で少しづつ違った「答」を見つけるしかないのですが、どこかに共通の「答」があると思いこんでいるのでしょうね。
これなど、学校教育で、「答」を丸暗記させてきた報いかな。世の中、共通の「答」のないことがたくさんありますね。「子育て」など、その筆頭では。
進学でも、いろいろ調べても入学してみないと解らない部分というものがあります。「よい」と思っていてもよくなかったり、その逆であったり、思っていたとおりのこともあったりですね。
だから、「自分でいろいろな情報を集め、自分でその価値判断をして、自分でそれらを総合的に考えて結論を下す。」ということが必要なのですね。そのためには、どのようなことをすれば良いのか、各自で考えましょう。
2004年4月3日
学校の禁煙化
県全域では、2年前に和歌山県で実施され、和歌山大学も校内禁煙にしましたね。それから、市内や町内などの単位で学校敷地内禁煙を実施するところが増えてきましたが、県単位ではなかったですね。
今年になって漸く静岡県が今年度から、茨城県が来年度からというように都道府県単位に広がって来ました。
中には、県内教育機関全て(私学も、大学にも要請)で実施しようという動きが出ています。これに、スポーツ施設や文化施設なども加えてほしいですね。
びわこ成蹊大学の森学長の言葉(トップページにあります)の意味するところは、大学以外のところにも適用できるはずです。
アイルランドでは、居酒屋でも禁煙です。その点から考えても学校全面禁煙の一日でも早い達成を希望します。
小中高校で禁煙になって困るのは教師などの大人です。だいたい、吸っているのがおかしいのですが。