主にたばこの害についてです。
2004年3月30日
アイルランド「全面禁煙」
アイルランドがやりましたね。「全面禁煙」。個人宅などを除いていますけど、パブ(居酒屋)でも禁煙です。要するに不特定多数が訪れるところは禁煙と言うことですね。
違反者には、3000ユーロ(約40万円)の罰金を科すそうです。喫煙を見逃した場合、店も取り締まるということです。
ノルウェーも今年の6月に同様の規制を導入することになっています。
日本ではどうかな。医療関係者の喫煙率、高いようですね。タバコの害を教えている教師が吸っている。このような状況の改善も必要ですから、一般の人に「喫煙の害」を理解してもらうのは大変ですが「政府」が率先して「禁煙」できるように、「禁煙」したくなるように施策を講じる必要があるのに生ぬるいです。
多くの人に「たばこの害」についての理解を深めて貰い、全面的禁煙が望ましいですが、場合によっては「分煙」の確立をしてほしいですね。設備上分煙できないところは「禁煙」で、学校は「全面禁煙」にしてほしいですね。
2004年3月10日
「タバコ規制枠組条約」に署名へ
日本政府にしたら、意外と早いかな。この手ではいつも後手後手でやってきてますからね。
署名するということは、タバコの害をはっきりと認めるということですね。そして、その対策に取り組むということですね。
例えば、タバコの箱表示部面積の30%以上に「健康警告を明確に表示」するようになるわけですね。JTなどにさせないとなると条約に署名した意味がなくなります。
国としては、これ以外にも分煙対策や健康被害についても啓蒙をよりいっそう進める義務が生じるはずですね。
ですから、宣伝広告についても規制されて当然だと思います。
タバコ会社は、タバコの使用に関する費用を負担する責任が生じるとは当然であると考えます。
署名して、条約が発効すれは拘束力を生じますので早く 発効させてほしいですね。
2004年2月26日
教育の問題かな
昨日、私のHPからある病院のリンク(残していた分)をすべて消しました。
ここで、非喫煙者と喫煙者の肺の写真を見つけてリンクしていました。(今は別の病院にしています。)
ところがある日、次のようなページを見て呆れてしまいました。
「愛煙家の方の為に 安心してタバコがのめる方法教えます」というものです。
確かに早期に見つければですが、進行の速いタイプの癌ですと1年間隔の検査では「手遅れ」の危険性が高いですね。
早く見つけても手術ということになると、確実に「肺」が小さくなりますね。それでなくても喫煙者の肺は酸素取り込みなどの働きが落ちています。そして、肺の減少、どうなりますね。QOLを著しく悪くします。
それにたばこの害は癌だけではありませんね。命取りになるのが多くあります。解らないのですかね。
病院のHPに載せるという意識がどうしても理解できません。
このようなことをするのは、肺の働きや癌に対する理解ができていないからかなと思います。
載せるのなら「安心」という言葉を外して警告を入れておくべきです。
それは、教育において「覚える」のみを強調されし過ぎているのが原因かな。因果関係なんてなかなか理解できない。
現実感のなさなどです。
2003年12月21日
日経、社会面の連載「世界 いまを刻む」を読んで
今回は「秘境国家」といわれるブータンの話です。大見出しが「禁煙国家へ胸突き八丁」です。
罰則規定ナシで喫煙率を数%にまで低下させています。
ブータンでは「喫煙には三害がある。」とされているようです。第一にチベット仏教であるので宗教上の観点からの害。イスラム社会と同様ですね。第二が健康上の害。世界共通ですね。第三が経済上の理由。害悪に富を注ぐのは損失。だそうです。
第一の理由は別にしても第二、第三はいずこも同じという感じですね。
でも、数%というのはすごいですね。世界的に喫煙率が低下すれば、完全禁煙国家も実現できそうですね。
それに対して、日本、ブータンの禁煙国家実現の足を引っ張るほうのようですね。
たばこなんて吸いはじめるから問題が起こるのであって、初めから吸っていなければ無くても過ごせます。ニコチンの為に禁煙したい人が苦しんでいるわけですね。ブータンやイスラム社会みたいに誰も吸っていなければ大抵の者は吸いはじめるわけがないのですガね。ただ、ブータンにとっては外国文化の悪い面の影響をどのように排除するかですね。
日本では、小中高校での禁煙教育というのが大事になるのでは。その点を考えると学校内全面禁煙ということになるのかな。大学は当然、最高学府ですから絶対に全面禁煙であるべきです。
2003年12月14日
昨日に続き「たばこ病」について
昨日久しぶりにgoogleなどで「たばこ病」で検索してみました。 いくつかを載せてみますので暇なおりにでも回ってみてください。
連載第1回 女性の喫煙率(このページは喫煙者と非喫煙者の肺の写真があります。まゆみ先生の禁煙外来より)
煙草と歯のどちらを取りますか?[家庭の医学]All About Japan
喫煙男性要注意!"バージャー病"[家庭の医学]All About Japan
呼吸不全で死なない為に禁煙を![家庭の医学]All About Japan
医療のページ肺癌
【healthクリック】禁煙ライブラリ
【healthクリック】複合性たばこ病
第8話 たばこ病あれこれ(上)
第9話 たばこ病あれこれ(下)
インフォシーク健康 > 健康ライブラリ > たばこ > たばこの害
最新たばこ情報
COPDは今日も載せておきます。 肺気腫などのタバコ病:COPD-info.net
近日中にリンクにも載せておきます。
2003年12月13日
本日の朝日新聞に載っていた「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」を読んで思うこと
今までも日記に、たばこの害は「癌」以外もたくさんありますよと書いてきています。
今日の新聞の記事でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)でも結構たくさんの人が亡くなっているのですね。
世界の死亡原因の第四位にランクされています。
以下はCOPD情報ネットからです。
日本でも年々増加しており、2001年の調査では約530万人の患者さんがいると推定されています。
また、有病率は40歳以上の8.5%と、諸外国と同じく高いということです。
日本では少ないと考えられていましたが、実際には多くの患者さんがいるのにきちんと診断を受けていないという実態が浮き彫りにされたとありました。
これの増加は喫煙と関係が深いとのことです。80〜90%程度が喫煙または受動喫煙だそうです。
どのような病気かはCOPD情報ネットを読んでみてください。
2003年11月11日
昨日に続き喫煙率の話より思うこと
喫煙率の低下が続いています。そして今年は「受動喫煙の防止を定めた健康増進法の施行などで健康意識が高まっていることや、増税の影響による値上げが影響した」と日本たばこ産業は見ています。
どうしてなかなか喫煙率が低下しないのか。急性毒性が少し弱く、たばこの害が「癌」だけと思いこまれているからかな。だから、医療関係者ななかには「理解できない」ので吸い続けている人が結構いるのではと思います。日本人は「失敗」に関してか「懲りない性分」のようで、たばこみたいなのは、周りでばたばたと急性症状で死人がでればその害が理解できるかもしてませんが、慢性症状では理解できないのでしょう。
糖尿病もタンパクや脂肪の摂取過剰が一番大きな原因ですね。ところが、名称で惑わされて、炭水化物を減らしてタンパク等を減らさないので、糖尿病に突き進んでいる例がそこらじゅうにあるのにね。
幼稚園での「早期教育」、十分な追跡調査もせずに放置していますね。早期教育で失敗した親が、そのことについて口を閉ざしますね。わずかな成功例だけが広まります。まあ、早期教育もやりようだと思っていますが、どう思いますか。
自動車のシートベルトに関しても、物理を教えているのにしない人がいます。判っていないのですね。シートベルトは「慣性の法則」から身を守るためなのですけど。高速道路などでは車外放出を防ぐということも大切な役目ですね。自動車事故では、人間をシートに縛り付けておくのが身を守る一番の方法なのですが、身近で大量死がないため無視されていますね。
日本人は、欧米の人に比べて「身近な危険」に対しての感覚は鈍いですね。これも教育のなせる技なのかと思っています。小学校から大学などまでの総合した教育効果については一部例外的なところを除いて世界的に見て「低レベル」なのでは。お金があれば、「海学留学」(但し、どこでもよいというのではありません。)の方がいいのではと思います。
2003年11月10日
総選挙結果と日本たばこ産業の調査より思うこと
相変わらず選挙区の問題が出ていますね。比例区の得票が各政党の実際の支持率かなと思います。自民党は制度により政権党になっているのでは。実際、比例区での当選者数は民主党の方が多いですね。
参議院選挙の比例区で自民党は4割政党ですね。
昨日も書きましたが、衆議院で選挙区の一票の格差がなくなるのなら、参議院の地方区の格差はまあぼちぼちでいいと思いますが、衆議院で格差をなくせないのなら参議院の格差何とかしてください。
40%ほどの有権者が投票に行っていませんね。事情があって止む得なかった方も中にはおられると思いますが、投票に行けるのに、例えば「邪魔くさい」などの理由で行かない人は、投票に行った人に「白紙委任」をしてるのと同じだと思ってください。あとで、この結果にぶちぶち文句を言わないでほしいですね。私の投票した候補者は「落選」でしたけど。私の投票のうち比例区での効果は?です。
権利を持つというのは場合によると「義務」が付随するものだと思います。参政権には投票に行く義務がと思っています。事情もないのに投票に行けるのに行かないというのは権利放棄ですからね。
日本たばこ産業の「喫煙に関する調査」で8年連続で喫煙率が低下しているとのことです。それにしても医療保健スポーツ関係はどうなのでしょうか。前にも書きましたが一般の喫煙率より医療関係者のほうが高かったりします。さすが、医師は低いようですが。医療関係の学校はどのような教育をしているのですか。自問してください。びわこ成蹊大学の森学長の言葉「健康、スポーツを広める大学にたばこはいらない」ということです。他の健康やスポーツに関る大学はどのように考えているのですか。
2003年11月8日
ホームページ巡りをしていて思ったこと
ホームページいろいろありますね。内容ですが、一般の方もたくさんありますので専門的に見れば問題のあるのも多いのではと思います。ここでいう「問題」とはエログロナンセンスや風俗関係などではありません。
無知から来ている分が多いのでは。その点については「あ、間違っている」で通り過ぎます。
しかし、病院の医師が書いている部分で間違いというか認識の浅さというかあれば、どんな教育を受けてきたのだろうと思います。
最近もあるHP(病院です)で「たばこを安心して吸う方法」をみてびっくりしました。どんなつもりでこんなことを載せたのだろうと。
内容は、年に1回、痰の検査とCT検査を受ければ早期なのでなんとかなるという内容でした。たばこの害って「肺ガン」だけでしたか。ほかにもたくさんありますね。咽頭癌、胃癌、食道癌、その他多くの癌、血管の障害、酸素不足、心筋梗塞の引き金にもなりますね。
吸うこと自体が「危険」と隣り合わせなのにわかっていない。本当に「医師」なのでしょうか。この手の教育を受けていない人が言うのなら判らないこともないですが。
肺ガン、進行の早い分ですと1年間隔では開き過ぎではと思います。どこのHPか探してみてください。禁煙教室もやっているのですよ。なにかチグハグもここまで来るとあきれるだけです。
まあ、結局は「教育」の問題に行き当たりますね。「教育」とは、人間の成長の助けるものでしょ。成長とは「暗記」ではないですね。「君子豹変」、これは、君子たるもの、より良きことを知ったら今までとは違う君子になる、とか言うような意味だそうですね。教育を受けるって、このようのことであると思います。
ところが、現在はというか日本は「暗記」が「教育」と思いこんでいるようですね。ですから、専門家といわれる人がこんな訳のわからないことをしていて、平気なのでしょう。
2003年11月1日
日経の土曜日の「NIKKEIプラス1」の一面を読んで思うこと
今日は「全面禁煙にしてほしい場所」でした。一位が「路上」、二位が「横断歩道付近」、三位が「鉄道のホーム」、四位が「駅構内」、五位が「列車の中」、六位が「ファミリーレストラン」、七位が「公園」、八位が「テーマパーク・遊園地」、九位が「映画館・ホール」、十位が「職場」となっていました。
まあ、路上などは煙だけでなく「火」による被害も出ていますからね。列車は航空機と同様の扱いでもと思いますがいかがでしょうか。ホームや構内は閉鎖空間(換気対策をすること)を作ってその中でも喫煙であればとも思いますがそのような設備のないところでは全面禁煙を。映画館は喫煙者用と禁煙のところを建物から完全に区別するのがよいのでは。
職場は「全面禁煙」であるべきです。
でもね、看護学校を卒業した看護師が吸っている例は多いですね。看護学校の教育はどうなっているのでしょうか。医師で吸っている者、どのような教育を受けてきたのでしょうか。
その他、健康やスポーツに関わる仕事をしているのに「喫煙」している人が多いですね。どのような教育を受けてきたのでしょうか。また、そのような大学や専門学校などを野放しにしている政府関係機関はなにを考えているのでしょうか。
欧米での喫煙率は低下してきていますね。そして、高等教育を受けた者の喫煙率が特に低下しているそうです。
禁煙場所を増やすことも大事です。そのなかで次の世代を担う子供と関わっている学校の全面禁煙化が喫煙者を減らすということに一番効果があるのでは。
それと、健康やスポーツ関係の仕事や指導に関わっている人に喫煙者はいてほしくないですね。子供や患者などに悪影響を与えます。
「こども」は、大人を見て育つのです。高学歴者(大学卒業)や健康等に関わる者たちから「完全禁煙」をしましょう。
それと、飲食店ですが、たばこの煙は喫煙者は当然として、吸わない人の味覚や嗅覚に対しても影響を与え、味や香りが判らなくなります。全面禁煙か換気対策をした分煙を実施してください。対策をしていないところはお客さんに食事ではなく「餌」を食べさせているのですか。
このごろ、ペットフードの味とか香りは向上しているそうですね。
2003年9月18日
日経「私の履歴書」井植敏氏「米国生産を機に禁煙」を読んで感じたこと
今日の分の中ごろに、アメリカでの煙草に対する感覚も含めて日本人に雇われることが面白くなかったのかアメリカ人部下が井植氏に「あなたはヘビースモーカーですね。健康によくないとわかっていながら平気で吸っている。そのような意志の弱い人間に社長が務まるでしょうか」と言ったそうです。それで井植氏は禁煙しました。いまは、そのアメリカ人こそ、健康の大切さを教えてくれた恩人であると書いています。
さすが、本当の意味で企業を育てた経営者だなと思いました。悪いことの指摘を耳を塞がずに聞いて良い方向に生活を改めていますね。そして、その時は鬱陶しかったかも知れませんがいまでは恩人であると感謝している。
小物は、これができませんね。うらみつらみだけが残るようですね。
アメリカでは、喫煙者と肥満者は「意志の弱い経営者に不適な人物」と見なされているようです。なら、煙草を吸っている医師は、「意志の弱い・・・に不適な人物」なのでしょうね。日本医師会は「禁煙運動」を繰り広げています。これは、医師は非喫煙者が当たり前であるという前提だと私は解釈しています。
そのほか、健康やスポーツに関る人も非喫煙者であるのが当たり前だと思います。
子供は、大人の姿をみて育ちますので教師も非喫煙者であるのが当たり前ではないでしょうか。
2003年9月17日
朝のNHKニュースの「京都市役所禁煙化」を聞いて
市役所で禁煙化は良いことだと思います。副流煙の問題もありますし、相当しっかりした換気装置でも副流煙の問題解消は困難のようですね。
喫煙室を設置する場合、この換気をどのように考えているのかで「副流煙対策」への取り組みが判るような気がします。そんなのより、多数の人が集まる場所ですので全面禁煙の方がいいと思います。
このような取り組みを他の自治体でもしてほしいですね。健康増進法が施行されて4ヶ月と17日になります。公共施設は全面禁煙化をしてください。
2003年9月10日
日経社会面にあった禁煙の効果について
新聞を職場に置いてきたままなので、うろ覚えなところがあります。
徳島のたしか、赤十字病院の医師団が「非喫煙者」「喫煙者」「喫煙していたが禁煙した者」に分けて心臓の冠動脈に対する薬の効果(確か回復作用かな)を調べて比べていました。
一番効果のあったのは当然「非喫煙者」、煙草は全く吸っていないグループですね。「喫煙者」は効果があまり見られずでしたが、「禁煙した者」は相当な改善が見られるということです。
煙草の害というと「ガン」ばかりが強調されるときがありますが、循環器に対する悪影響もすごいですよ。こちらは、いつ発作が起こるかもわからないので恐いですね。
吸っていても禁煙すれば、リスクが確実に減少するのですがね。あの7月26日(土)の朝日新聞の土曜論題に煙草の件で執筆した医師の方はこのようなことを理解していたのでしょうか。未だに疑問に思っています。
2003年7月31日
6日目です。7月26日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでです。
初めての方は7月26日分より読んでみてください。
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。
朝日新聞の間違いなのか何かわかりませんが、群馬県には公害衛生研究所はなくて衛生公害研究所があって、今は衛生環境研究所になっています。単なるミスだと思いますが、ひょっとして、「喫煙」によって脳の血管に障害が生じて、脳血管性痴呆症が始まりかけているのかな。
喫煙によって、血管に傷が付き傷害が起こりやすくなるというのは医学界では常識になっているのですけど。
日本の医学教育ですが、最近はだいぶ変わってきているようですね。卒業後、自ら研鑽ができる能力という点が大事にされてきていると聞いています。でも、まだまだ卒後の研修については、制度自体も不十分ですね。その結果、大学で教えてもらったことだけで診療しているというような事例を時たま聞くことがあります。
日経の7月28日の医療面の「患者の目」というコラム記事の内容も不勉強の例と一部熱心な医師の例ですね。アメリカでは、原因もわかっているにもかかわらず日本では、原因不明、または患者のせいにされて患者が苦しんでいるということが書かれていました。
ここの医師の問題だけではなく、日本の教育(医学以外も含む)の問題が出ていると思います。
勉強するということ、知るということは、単に知識を脳にとどめるだけではなく、それによって人間に以前とは変化が起こることではないでしょうか。そして、その変化の内容がどのようなものであるかで教育の質が判るのではないかと思います。
単に記憶するだけなら、PC関係の記憶装置の方が圧倒的に正確です。学習とはそのようなものではないはずです。
ここ1週間の日記であげたリンクをもう一度入れておきます。
非喫煙者のきれいな肺と喫煙者の炭紛沈着の黒い肺です。当然、解説もあります。 古代ギリシャで、医学を初めて迷信から独立させた人、ヒポクラテスの誓いは現在日本でも一人前の医師となるとき誓う、医師の倫理基準だと言われてます。ヒポクラテスの誓い(金沢医科大学のHPです)というのを読んでみてください。当時の概念ではなかったかもしれないですが、今は予防医学というの大事になってきていますね。「ヒポクラテスの誓い」の概念の中にも予防医学は含まれると思います。
この誓いの意味を今一度噛み締めてほしいですね。
2003年7月30日
諦めずに7月26日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでです
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。
もう一度、非喫煙者のきれいな肺と喫煙者の炭紛沈着の黒い肺を見比べてください。解説にもありますように明らかに喫煙による異常が見られるわけですね。
古代ギリシャで、医学を初めて迷信から独立させた人、ヒポクラテスの誓いは現在日本でも一人前の医師となるとき誓う、医師の倫理基準だと言われてます。ヒポクラテスの誓いというのを読んでみてください。当時の概念ではなかったかもしれないですが、今は予防医学というの大事になってきていますね。「ヒポクラテスの誓い」の概念の中にも予防医学は含まれると思います。
この誓いの意味を今一度噛み締めてほしいですね。
2003年7月29日
またまた7月26日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んで
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。
この記事の中に問題のすり替えも多用されたいます。注意して読む必要があります。それと今どきの医師の書く文章かと思う内容です。どこで教育を受け、研究をしてきたのでしょうか。
まず、「煙草を止めるとストレスがたまり、血圧が上昇する」とあり、すわないよりマシだというようなことを言っていますが、喫煙による血圧上昇は医療の世界では常識ですね。それに吸い始めたから起こることであり、まだ、吸っていない子供らがこれを読んで吸い始めるような事態になるかもしれないということを考えなかったのですか。一度も吸っていなければ、禁断症状は起こりません。吸い始めるから起こるのです。
「禁煙したものの中に飴などで高脂血症だ悩んでいる向きが多いと聞く」とありますが、煙草をやめれば食事がおいしくなります。それの食べ過ぎですが、それは当人の問題ですが煙草の害よりいろいろな疾患が減少するというのが医療界の常識ですね。元から吸っていない人はこの心配もないわけです。
今の禁煙対策の一つが、子供の喫煙防止ですね。吸い始めなければいいわけです。本人に対する健康被害も周りに対する健康被害もないわけです。議論に関する書き方では、医師ともあろうものが喫煙を勧めているようなものです。どう思いますか。
2003年7月28日
しつこく一昨日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでです
過去二日分も合わせて読んでください。
新聞に載せるということは、その記事に対して意見等が出てくるという前提であると思っていますのでしつこく書きます。
この5月1日より健康増進法が施行されていますね。医師たるものはその趣旨に一番に従わなければならない立場と思いますがいかがなものでしょうか。
この法律の対象は、まず自分およびその周りの人に対してではないでしょうか。そしてその他の人の健康を守る義務(健康被害を与えない義務)をも課していると思います。どれが欠けても健康増進にはならないと思います。
医師の責務とは何なのでしょうか。よく考えてみてほしいと思います。
日本医師会は、禁煙運動をしていますよ。
2003年7月27日
昨日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでを再び
昨日も合わせて読んでください。 公害等の研究所にいながら、次のような事例について勉強しなかったようですね。何をしていたのかな。
非喫煙者のきれいな肺と喫煙者の炭紛沈着の黒い肺を見比べてください。 明らかな違いがありますね。私の肺はもっと綺麗なピンク色に近い状態の良いものでした。福井県立病院の解説も読んでくださいね。
喫煙者の肺は炭坑等の塵肺とよく似てるような気がします。医師でありながらそれでもあのようなことが書けるというのはどうしてですかね。
これは、養老孟司氏の著書「バカの壁」にありますように、知るということの意味ではなく、単に記憶するだけで考えて自分のものとしていないからなと思います。あるいは煙草の害に関する情報を受けつけない脳になっているのかな。
これは、明らかに教育の問題も含んでいます。情報を収集、解析そしてより良い状況をつくるための判断の訓練がなされていないから起こることではと思います。
2003年7月26日
本日、朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んで
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。
この記事の中に問題のすり替えも多用されたいます。注意して読む必要があります。それと今どきの医師の書く文章かと思う内容です。どこで教育を受け、研究をしてきたのでしょうか。
まず、「煙草を止めるとストレスがたまり、血圧が上昇する」とあり、すわないよりマシだというようなことを言っていますが、喫煙による血圧上昇は医療の世界では常識でしょ。
「禁煙したものの中に飴などで高脂血症だ悩んでいる向きが多いと聞く」とありますが、煙草をやめれば食事がおいしくなります。それの食べ過ぎですが、それは当人の問題ですが煙草の害よりいろいろな疾患が減少するというのが医療界の常識でしょ。
アメリカやヨーロッパでは、政治家はほとんど煙草を吸いませんね。それでも議論は日本より充実していますね。日本の議論は一見すると立派にみえることがあるのですが、煙草以前の問題があり、本質的な議論になっていないですね。
自動車車の排気ガスですが、家の中でだしますか。公害を研究してきているのなら、煙草の煙の成分と排気ガスの煙の成分の内容も出して比較して発表してください。
医師たるものは、人間の健康に明らかに害のあるものをあからさまに勧めないでください。他の人に絶対に煙の届かないところで吸ってください。あなたの書き方では、分煙すら否定する書き方になっています。副流煙で肺ガンになった者から見ると許せません。
2003年7月13日
HPと日経の記事から感じたこと
学校の禁煙化を支援するホームページの「小学生より」を読んでいて、「たばこの害」を教えている教師がたばこを吸っている矛盾と今日の日経のSanday Nikkeiの「真説 異説」の記事中に書かれている官僚の体質、なにか似ているような感じがしました。ともに「知っているけど、自分には関係ない。なにもしたくない。」とかいう体質ですね。
これらの人々の受けてきた教育って何だったのですか。教育とは、より正確なことというか、新しい正しい見方、考え方、知識を学んで理解すれば、それによってより良い行動に変化するようになることではないでしょうか。
本来の教育に戻る第一歩として、学校の全面禁煙化をしてください。
学があるとか、ないとか、言いますが、知識を学んでも、間違っていると解った行動からの変化が見られない人こそ、「学がない」と言うことですかな。特に大学は最高学府でしょ。学のない人は、いないはずですが。
2003年7月11日
ニュースより「官庁の庁舎内全面禁煙化」
人事院は「健康増進法」の施行にあわせ、各官庁内の全面禁煙化の方針を打ち出し、実施を求めるというニュースが朝ありました。
これで思うのですが、官庁より先に学校(大学を含む)で実施されるべきではないかと思います。先進的な自治体や大学ではすでに全面禁煙化が始まっています。こどもの教育の場である学校は禁煙教育に最適なところの一つです。ところが、いまだに「たばこの害」を教えながら吸っている教師が見られます。こどもはどのように思うでしょうか。この感情は他の教科の学習にも影響を与えます。「学校の勉強は、生活とは関係ない。」と思う気持ちを植えつけます。養老孟司著の「バカの壁」にありましたように学習して知るということの意味は「勉強して自分の身になれば人間変わるはず」ということです。
勉強の意味をなくさないためにも、学校の全面禁煙化を実現させましょう。
2003年7月2日
日本経済新聞を読んで「たばこの影響 4病名明記へ」
今日の一面の記事に「たばこの影響 4病名明記へ」という記事がありました。無いより余程良いことなのですが、明記するだけで読んで禁煙へ行動を起こせる人はもう禁煙に挑戦して禁煙に成功している人も大勢おられると思います。問題は、教育が悪いのか、例えばたばこの害を教えていて未だに禁煙できない人ですね。「知っている」けどその人の行動として表れていない。本当に理解しているのなら行動に表れると思います。これなど教育が悪いからかなとも思います。記憶力だけを試すような評価を続けてきた結果ではないでしょうか。
びわこ成蹊スポーツ大学の森学長が「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」と話していると記事が今年の4月19日にありました。このようにすべての大学が積極的に禁煙の方向の方針を示す必要があると思います。
2003年6月26日
HPの紹介
上のほうは数日前からの分ですが、新たにもう一つ、紹介します。訪問してみてください。
学校の禁煙化を支援するホームページ
学校をタバコのない場所に
どこの学校が最後になるのか。予想しませんか。学校は、本来周りから言われなくても全面禁煙であるのが普通だと思います。
2003年6月17日
ニュースより
多くの新聞、ニュースで報道されていると思うのですが、少し前です。
公立学校全面禁煙を全国に先がけて実施した和歌山県の話です。
高校野球の夏の大会の和歌山県予選の会場の観客席は全面禁煙にして、喫煙所を数ヶ所設置するというニュースです。
その理由が、健全なる高校生の大会においては観客も禁煙であるのが望ましいとかだったと思います。
そうすると当然、役員席や役員控え室も禁煙でしょうね。和歌山県だから禁煙だと思いますが。
他の都道府県ではどうでしょうか。健全なる高校生の大会なのですから、当然、役員席や役員控え室は禁煙でしょうね。
「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」と学長が発言している「びわこ成城大学」と同じようにスポーツを広めているのだから、タバコは要らないはずです。
これは、野球以外のスポーツでも同じですね。日本は、スポーツの指導者でタバコを吸って人が多いですね。どうなっているのでしょうか。
2003年5月31日
世界禁煙デー
今日は、世界禁煙デーです。
昨年から和歌山県が最初に始めた公立学校の敷地内全面禁煙が、他の県や市町村に広がりを見せています。
今日のNHKニュースでは、青森県が県立学校で全面禁煙を始めるとのことです。青森県内では、深浦町がすでに始めています。
青梅市やその他のところも紹介されていました。
こどもの喫煙防止は、やはり「身近な大人が吸わない」、これが一番です。たばこの害について教えている教師が喫煙するというのが一番悪影響を与えると思います。ですから、ある中学校で全面禁煙にしたら、学校内での喫煙が大幅に減少したという報告があります。
喫煙による被害防止のため、早く全学校で校内全面禁煙にしてほしいですね。
こどもは、大人を見て育ちますからね。
どこの県が最後になるのでしょうか。
それと、日中首脳会議で、また、「歴史を鏡として」を言われたようですね。都合の悪い歴史もしっかり受け止め反省する。これができない国は潰れます。日本は潰れそうです。
2003年5月15日
日本経済新聞より
5月13日でしたか、スポーツ面に「野球選手の薬物」についてがありました。思ったことは、アメリカは運動能力を高めようとしての薬物、日本は運動能力の低下よりニコチン、そんな感じの記事でした。プロとは、スポーツでお金を稼いでいるわけですな。アメリカは、健康問題もありますが「たばこ」などを大リーガーが吸っているとマイナー行きなのかな。運動能力が低下すためでね。その点、日本は甘いですね。観衆に最高のプレーを見せるつもりが無いのですね、たばこを吸っている選手は。たばこの害に関する正しい理解ができるかどうかの差が出ているような記事でした。
2003年5月1日
本日より「健康増進法」施行
今日も職場に日記のネタを忘れて来ました。新聞です。持っていって、持って帰るのをです。
今日から「健康増進法」施行ですね。関東の大手私鉄の駅や道路公団のサービスエリア(建物内)などが全面禁煙になりましたね。医療や保健関係の喫煙者はどう思っているのでしょうか。たばこの害を教えている人で喫煙者はどう考えているのでしょうか。何も考えていないのかも知れません。だがこの害を減らすには、そのあたりの意識改革、大学や専門学校等での教育のあり方が問題になると思います。
2003年4月29日
明後日から「健康促進法」
職場に日記のネタを忘れて来ました。他にないのかなとも思いましたが出てきませんでした。
そうそう、明後日から「健康促進法」でしたか施行ですね。情報教育をしっかりしないと健康の意味を分かってない人が多くいます。情報教育とはPCの利用法ではありません。普通の教科の授業でもできます。情報を集め、判断したりする練習ですね。集めた情報の意味を考えたりすることですよ。
2003年4月25日
日本経済新聞より
4月22日付けの日本経済新聞などに5月1日より施行される「健康増進法」にあわせて、首都圏の大手私鉄の駅ホームなどで全面禁煙になるというのがありましたね。
その後、高速道路のサービスエリアで施設内が原則禁煙にするというのもでていました。こちらは、ガラスで仕切られた喫煙室を設けるらしいです。
「健康増進法」には、「不特定多数が利用する施設の管理者は、受動喫煙の防止に努める必要がある」という意味のことが盛り込まれているそうです。ここでいう特定者とは、全てが喫煙者の場合のみと解釈してほしいですね。一人でも非喫煙者がいる場合は、法律の「不特定多数」というようにです。ですから、喫煙者は、喫煙者だけで閉鎖された空間で喫煙してください。煙を周りに出さないようにね。匂うというのは煙ももれている証拠です。漏らさないようにしてください。自殺行為の巻き添えは嫌ですから。
2003年4月19日
朝日新聞夕刊より
3面(12ページ)に「すでに始めています たばこ キャンパス内ご法度」という記事がありました。
この4月に新設された私立の「びわこ成蹊スポーツ大学」です。キャンパス内の完全禁煙を実施、20日には啓発看板を立てて外来者にも禁煙への協力を呼びかける。とありました。
和歌山大学は、来春からです。
びわこ成蹊スポーツ大学の森学長が「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」と話していると記事の中にありました。
びわこ成蹊スポーツ大学のようにスポーツや健康、教育に関すとこは禁煙であるのが普通だと思います。喫煙が認められていることのほうが異常のはずです。このことが記事になること自体、日本が遅れている証拠ではないでしょうか。
2003年4月15日
日本経済新聞より
本日の社会面の記事の中に「和歌山大が全面禁煙」というのがありました。大学というのは、いろいろな情報を集め、解釈し価値判断をおこない新たな情報を発信することが仕事かなと思います。その情報の中には専攻に関係なく日常常識的なものも含まれるはずです。大学の教官で正常で適切な情報解析力があれば、たばこの害について認識を深め、禁煙することができるはずです。和歌山大学は、この能力があることを全国で始めて示したわけですね。教官・学生や職員にたばこを吸いつづける者が多いところの教育研究水準はいかがなものでしょうか。少ないところは、早く和歌山大学に習うことを望みます。
2003年2月5日
新聞より
今日は、どの新聞にも出ていると思うことです。「煙草」の包装紙に印刷される警告文についてです。今は、「健康のために吸い過ぎに注意しましょう」でしたか。ビールで炭酸が抜けたような警告文ですね。直接的な表現に改めるそうです。例えば、「肺に害がある」とか「妊娠している時は胎児に影響がある」などだそうです。
副流煙も警告文に入れるのでしょうね。昨年12月1日の朝日新聞の記事にあったノルウェーの例から日本での死亡数を換算すると、副流煙で年間約1万3000人ぐらい死んでいることになります。昨年の交通事故死の2倍近い数になります。この方の警告文を忘れないでほしいですね。
政府は、これ以外では、全ての公共の場での禁煙、それ以外のところでは分煙の徹底を法制化するべきだと思います。吸わない人の生存権を守るために。
2003年1月29日
新聞より
社会面に「日本医師会が禁煙推進宣言」という記事がありました。
医師、医療関係者の禁煙推進、全国の病院、診療所での全面禁煙推進、受動喫煙被害の防止、禁煙希望者に対する医学的支援などを盛込んでいるとのことです。
同時に、外務、財務、厚生労働省に対して世界保健機関(WHO)が策定中の「たばこ規制枠組み条約」に対して積極的な姿勢で望むよう申し入れたとありました。
このことに関して、医師会はもっと積極的な圧力団体になってください。禁煙については、先ず、医師、次に医療関係者、保健関係者が圧力団体となって禁煙を推進してください。
私もHPで禁煙、分煙などを呼びかけており、職場では、私のいるところは、宴会でも「禁煙」です。
ココより前は2003年分、下は2002年分
2002年12月12日
「トリンプ」というところですが、報奨金を出すことで社員の全面禁煙ができたそうです。禁煙にしたその理由は、喫煙時間などの無駄を無くすというのが大きな理由だそうです。
BBSを読みますと、禁煙で太ったとかありましたので少しだけ書かせていただきます。
食べ物の味が判るようになって、食事がおいしくなるからだと言われています。煙草によって、味覚、臭覚が鈍くなることが確かめられており、喫煙中は、何を食べても本当はおいしさが判らないからだと思います。一流のコック、調理師は煙草を吸いませんね。
おいしいから食べ過ぎることになるから太るのだと思います。
余程でない限り、喫煙のほうが害は大きいです。
運動によるダイエットに励んで更に食事をおいしく食べましょう。
たばこ税
at 2002 11/28 20:26 編集
煙草の健康被害等による税収減、健康被害等に対する医療や保健活動等に使われる経費などを考えると、今の税額は低いのでは。