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主に健康医療などについてです。2007年1月分よりです。
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2007年12月20日
耳にある聴細胞は消耗品

2007年12月20日 耳にある聴細胞は消耗品 12月15日の日本経済新聞土曜日「NIKKEIプラス1」にあった「ヘッドホーンと聴力」との関係についての記事がありました。 現在では、工場などでの騒音による難聴は昔より減っているということですが、それ以外の要因による難聴が増えているとか。その原因の一つが「ヘッドホーン等」での大音響ですね。 その昔、ある造船所を見学したときにそこの産業医の方の講演を聴く機会がありました。その時、その当時、船を造るときにまだ「リベット打ち」が多く残っていた時期であったと思います。 内容は、作業現場の労働者では難聴になる者が出ていている。それで、対策を講じているとことでした。ところが、騒音とは関係ないはずの事務や設計部門などの職場の職員に難聴の者がよく出てくるので調べたら、「ヘッドホーン」で音楽を大音量で聴いているというのが多数いたとお話しされました。 音楽や語学であっても大音量で聞き続ければ難聴になっていく可能性が高いわけですね。どうしてでしょうか。 それは聴覚の仕組みと関係しているのではと思います。記事では、強い光は「まぶたを閉じる」とかで短時間で和らげることができますね。ところが、普通の状況で音は遮断できないというものです。だから、大音量に晒されている間、常に聴細胞が酷使されているということになりますね。 聴細胞が興奮して聴覚を感じるまでの仕組みは音の振動を鼓膜で膜の振動に変え、それを耳小骨では固体の振動にして増幅しているというのです。この耳小骨の振動が内耳のうずまき管の入り口の卵円窓で前庭階のリンパ液の振動に変えられます。この振動が鼓室階のリンパ液を振動させ、鼓室階の基底膜を振動させます。そうすると基底膜のうずまき細管側にあるコルチ器の聴細胞が振動して、感覚毛が多い膜に触れて興奮して漸く聴覚が生じます。 強い音であるほど、感覚毛が激しく「おおい膜」に激突することになります。この感覚毛が損傷してしまえば、振動しても「おおい膜」と接触できないので聴覚が生じなくなるということです。この感覚毛は再生しないということです。感覚毛は「再生しない」し「交換できない」消耗品なのです。 大切に使いましょうね。この手の難聴は高音域からということです。高音域を感じる部分が手前にあるからです。ヘッドホーンだけではなく、日常的に大音量は止めて控えめな音量にしましょう。 ネットにあった第15講 動物はどのように刺激を受け取るの?−−感覚器のはなし−−が耳の仕組みを解りやすく図入りで説明していました。

2007年12月6日
若い女性に骨粗しょう症の心配

12月4日のNHKニュースでありました。ニュースの見出しと同じ表題にしています。
農林水産省と日本酪農乳業協会などが行った調査です。すこし「?」があるか思われる方もおられると思いますが、内容的には妥当だと考えられます。女子栄養大学の上西一弘教授のグループが分析したということです。
「同じ年代の平均より骨密度が15%以上低い人の割合は、20歳から39歳までの若い女性では5.1%で、60歳以上の女性の2.6%に比べて2倍近くに上り、将来、骨粗しょう症になるリスクが高いとみられることがわかりました。」という結果だそうです。
原因はいくつもあると思いますが、大きい原因は食事と運動でしょうか。女性の骨は若い間に食事と運動の両方を通じて骨密度を上げておく必要があるのですね。閉経後のホルモン分泌の変化で骨がかすかすになりやすしのです。
ところが、現代は運動不足になりやすいですね。骨の強化には運動刺激が必要なのです。刺激がないと骨芽細胞が十分には足らないですからね。入院などで寝たきりになると急速に骨が痩せるのも運動刺激が無くなるからです。
運動刺激があってもカルシウムとそれに粘りを与えるタンパク質の摂取がないとこれまた、骨ができないですね。どちらが欠けてもダメなのです。
現代は「運動不足」になりやすく、食事の崩れ(摂取回数や内容)が重なってこのような状況になったのでしょうね。無理なダイエットが追い打ちをかけている。
これも、小中高校での学習が活用されていないからでしょうね。学習到達度調査(PISA)でも現れていますね。
「暗記事項」だけを示してくれる教師がもてはやされる現象とも重なる気がします。

2007年11月24日
東日本が進んでいる、タクシーの全面禁煙

11月23日に朝日新聞のサイトで「タクシー全面禁煙、東高西低 08年1月に16都県拡大」という記事を見つけました。
簡単にいうと徐々にタクシーの全面禁煙が広がっているけれども、東日本が中心だというのです。そして、近畿、中国、四国の大半は予定なしと遅れた状況だとね。
県内全域の禁煙では大分県が先頭グループで頑張っているのに西日本では沖縄が来年4月に加わる見込み以外は後が続かない。どうしてなのでしょうね。県民性とかも関係するのでしょうか。それとも、乗客が減る可能性を心配しているのでしょうか。健康被害の重大性を認識できていないからでしょうか。西日本地域も県内全面禁煙に踏み切ってほしいですね。
まあ、協会に加盟しているタクシー会社が対象の調査なので、個人タクシーなどで禁煙でない場合があるようです。
「加盟約6600社のうち、一部でも禁煙タクシーを導入しているのは9月末現在で1638社。車両数は計3万9318台で、全体の2割足らずだった。」ということですが、県域全面禁煙で台数は増加していくでしょうね。
大多数が「禁煙タクシー」になれば、「タクシーは禁煙」というのが常識になっていくと思います。そして、それが普通のことだというようになっていくはずです。

2007年11月18日
「混合診療の全面解禁を迫る」規制改革会議

11月14日に各報道機関で報道されていましたね。
政府の規制改革会議が第2次答申の重点項目として「混合診療の解禁」を盛り込むというのですね。
混合診療とは、保険診療と保険外診療を併用できる保険制度です。今がごく一部の保険外診療としか混合診療は認められていません。
厚生労働省の言い分の中に保険外診療は診療費が高く「金持ち」だけに偏っているからとかいうのがありました。混合診療を認めなければ、本当に「金持ち」だけが最新医療を受けることができるということになりますね。
健康保険制度は、ある水準以上の医療を全国どこでも受けられると制度ですね。治療実績とがある程度蓄積されてから保険適用としています。
大抵は治療方法が開発されてから保険適応になるまでの治療をどう扱うかということです。ある意味、保険診療より危険性が高い場合があります。
でも、癌などの治療では藁をもすがる思いで民間療法に手を出す人が多数います。それでも民間療法より効果が大きいはずです。そのあたりのことなどを考えるともっと幅広く混合診療を認めるべきですね。その中に「全面解禁」も選択肢としてあると思います。
まあ、改革を後退させてはならないと思います。

2007年10月19日
徐々にですが、喫煙者率低下中

10月17日に朝日新聞のサイトで見つけました。
日本たばこ産業(JT)が17日に2007年の喫煙者率の調査結果によると、26.3%で前年より0.3%の低下だというのです。減少幅は小さいですが、8年連続で過去最低を記録したということですから、信憑性は高いと考えられます。また、放送局や新聞社などの世論調査に比べて母集団が大きいということ、喫煙者率の上昇を期待しているはずのJTの調査で過去最低と出ているのも信頼性を高めています。
健康志向の上昇が関与して低下しているのが一番なのですが、「禁煙規制の強化やたばこ増税」が要因ではまだまだ喜べないですね。それと記事の中に退職すると喫煙者率が低下するのは「職場のストレスから解放されるとたばこをやめる人が多い」とか書いてあったのですが、喫煙自体がストレスになっているのをご存じない方が多いようですね。
ニコチン切れの時、ストレスの度合いが非常に高く、喫煙でニコチンを補給すると低下するので「ストレスが解消した」と感じるようです。喫煙時のストレスの度合いは非喫煙者より高いそうです。自分でストレスの度合いを高めて、喫煙で少し下げただけで喜んでいるのが喫煙者の姿かもわかりませんね。

2007年10月4日
アメリカの市議会で「アパート室内での喫煙禁じる条例案」

10月4日に朝日新聞のサイトで見つけた記事よりです。見出しは「アパート室内での喫煙禁じる条例案 米国の市議会で」でした。
アメリカのカリフォルニア州ベルモント市議会で、「パート室内での喫煙を禁じる条例案」を暫定可決したということです。暫定可決?ですが、暫定なのでまだ正式ではないようです。
カリフォルニア州は世界的にも「禁煙」に積極的な地域のひとつですね。職場や飲食店の禁煙法は1990年代に施行している禁煙先進地域ですが、個人の家の中にまで踏み込んだ禁煙というのは異例でしょう。
でも、理由はありますね。同居者がいる場合、相手が喫煙者でも被害を与えますし、煙が漏れ出れば隣近所に被害を与えますね。
マンションなどの「ホタル族」は近隣住戸に被害を与えていますし、戸建てでも煙は流れていきます。路上喫煙禁止の理由の一つですね。喫煙者とその子の場合は、妊娠中から煙草の害に晒されるわけですね。このように逃れられないような被害者を防ぐためにかな。子供は親に扶養義務がありますが、親の持ち物ではないですね。健康に生活することができるという権利を持った存在です。
実際、条例案には近隣からの苦情があるときには「退去」させる規定があるというのです。
明日、遅くなりそうなので休ませてもらうと思います。よろしくお願いします。

2007年9月13日
ニューヨーク市で「ファストフードのメニューにカロリー表示を義務付け」についてから思うこと

9月13日に日本経済新聞のサイトの「いきいき健康」で見つけた日経産業新聞の記事よりです。見出しは「NY市のファストフード店カロリー表示義務づけ、裁判所がノー」です。
この「メニューにカロリー表示を義務付け」ですが、ファーストフードに限らず、全てで行われるようにすべきですね。裁判所の判断には「字の大きさ」も関係したのかも。
飢餓に苦しむ人が大勢いる反面、豊かな国では「肥満(隠れ肥満を含む)」による生活習慣病が問題になっています。肥満を伴わないで症状が出ることもありますね。
18歳ぐらいで冠動脈(心臓に血液を送る血管)がコレステロールで半分ぐらい詰まっているような例もあります。「食べ過ぎ」に気をつけてもらうためには「カロリー表示」が必要でしょう。
レストラン、ファーストフード店、居酒屋、焼肉店、料亭、ファミリーレストランなど全てで表示は当然として、スーパー、コンビニなどの弁当、おにぎりなど、スーパーなどで売られておる食品についても、料理例による概算カロリーの表示もしっかり出させてほしいですね。
カップ麺やお菓子類は以前からカロリー表示されているものが多いです。消費者が見やすい部分に食品全般でカロリー表示を。

2007年9月11日
BSE検査の継続を求める。ただ、厚生労働週は、20カ月以下の検査「一斉終了を」

9月11日に朝日新聞のサイトで見つけた記事の見出しは『BSE検査、20カ月以下「一斉終了を」 厚労省』です。
結論的にいうと、BSE研究でノーベル賞を受賞した学者も全頭検査を主張しているので「全頭検査」を。100万頭程度で「安全」といえる病気ではないですね。当たれば、100%死にます。
経費的にも、無駄な公共事業を削ればよいわけです。またぞろ、土建の虫が国会でもぞもぞしてきています。その虫を退治して子育てやこの対策などに予算を回すべきです。
産婦人科医や小児科医を増やす方法の一つが医師の取り分でこの2つの診療科だけ増加するようにして患者の負担率は下げればよいわけです。医師の希望者の多い診療科は引き下げですかな。
役所の機構の無駄を省けば、検査費や子育て対策費は出てくるのでは。
都道府県段階で「継続」を決めているところは頑張ってください。そして、「検査済み」と表示しましょう。この徹底抗戦がアメリカ産での検査に繋がっていくと思います。

2007年9月8日
男も「日傘」の時代に

9月8日の朝日新聞のサイトで「「男の日傘」人気じわり ネットの専門店にも注文殺到」という見出しの記事を見つけました。
まあ、今年は暑さ対策もあって人気がでているようですね。
でも、紫外線対策として男も必要です。「世界保健機関(WHO)も紫外線の有害性を強調しており、」ということですしね。
紫外線の強さは、太陽の高度(日射角度)の影響が大きいですね。暑さは確かに夏がピークになるのですが、紫外線は5月でも強いですよ。5月の連休頃の太陽の高度は8月上旬と同じです。
ですから、紫外線対策不十分でハイキングなどに行って「日焼け」してしまったということがありますね。
夏は、「紫外線+暑さ」です。この頃は、クーラーで体温調節能力を低下させてしまっている人が多いので日傘は男女とも必需品であると考えます。
紫外線は子供にもよくないですね。だのに、愛知県の方で日焼けコンテストなどというとんでもないことをしているところがありました。どういうつもりなのでしょうか。

2007年9月4日
熱中症で搬送、最多1万2400人・8月の東京消防庁

9月4日の日本経済新聞の朝刊に出ていた記事の見出しです。詳しくは、新聞もしくは日本経済新聞のサイトの「いきいき健康」でご覧ください。
まあ、気象庁の記録でも、この夏の8月は多くのところで記録を更新しましたね。暑かったのです。
でも、最近感じることは、以前に比べて「熱中症対策」がされていて、熱中症になっていると思われる事例が増えているのではということです。
その昔、運動部では間違った指導「運動中に水分を補給すると体がなまる」とかですね。これなど、非科学的な事例の典型ですね。ウサギ跳びでも弊害が指摘されても長々とさせていた学校運動部の指導者もいましたね。
熱中症はそう多発していなかったようですね。ところが、今は、途中の休息時にスポーツドリンクなどでバランスよく水分、無機塩類を補給させて「熱中症」ですからね。
これは、体温調節能力が低下しているためでは。暑さ対策は基本的には「汗」」ですね。汗は汗腺からでますが、この汗腺、手入れしないと使えないのですね。
乳児期でしたか、体中の汗腺から汗を出させておくとか、それから毎年、適切に汗を出し続ける必要があるというのです。
ところが、クーラーが汗腺および体温調節中枢を狂わすようですね。その結果という面がありますね。お年寄りの自宅での熱中症は、別の問題が大きいと思います。
クーラーはできるだけ使わないようにしましょうね。
いつも使っていると、室外の方が涼しいのに閉め切ってクーラーを使っている人がいますね。温度感覚がマヒしているようです。熱中症予備軍とでもいえますね。

2007年8月31日
妊婦搬送先探し、難航状態。そのうち、他の診療科でもかな。

8月31日に朝日新聞のサイトで見つけました。記事の見出しは『妊婦搬送先探し、都市も難航 「県境越えは日常」』です。
これは、産婦人科医が減少しているためですね。他にも、減少が懸念されている診療科がありますね。ところが、眼科や皮膚科などでしたか、研修希望者が多いとか。
当面の対策としては、産婦人科、特に妊娠・出産関係の報酬を引き上げることですね。患者負担は増やさずに健康保険などでね。それと、反比例で医師の研修希望の多い診療科の報酬を下げるのとセットであることが必要でしょう。
引き上げの方には、小児科も含まれるべきでしょう。また、医療事故の補償も産婦人科や小児科は国が第一義的責任を持ってほしいですね。少子化対策の要の診療科ですからね。
あるところで聞いたのですが、「眼科」「皮膚科」などを希望する医学生のなかには、「全身を勉強しなくてよい」とかいうことを理由にしている者が含まれるとか。「勉強が楽」ということで選んでいるわけですね。
「記憶」が勉強と思っている者には「眼科」「皮膚科」などは楽そうに見えるのでしょうね。
勉強に対する意識が低下しているのでしょうね。眼科専門医でも?と思うのがいました。
医学部の入試制度をアメリカみたいにしてほしいですね。高校からは、直接医学科に入学できないようにね。

2007年8月29日
タクシーの禁煙広がる「岐阜県もタクシー全面禁煙へ 11月から」

8月29日に朝日新聞のサイトで見受けました。「 」内が見出しです。岐阜県タクシー協会が29日に、加盟する64社と個人タクシーの全車両約2826台を11月から全面禁煙にするということです。
車内での喫煙があると換気をしても臭いがこもるし、換気不十分の場合は「有害物質」が漂っていることになりますからね。
まあ、喫煙希望者には「車外」でしてもらうということですから、本物ですね。後戻りしないでほしいですね。
喫煙のガン以外の害についての認識がない人が多い。喫煙を続けるのは「ニコチン中毒」であるということを過小評価しているのでしょうね。
学校でも「敷地内禁煙」になると生徒の喫煙が減るのですね。それと同じで「禁煙」の部分が増加していくことが青少年の喫煙を防ぐ効果があると思います。また、今、喫煙してる人の禁煙への動機付けにもなりますね。

2007年8月17日
東京都千代田区が全域で路上喫煙違反の「過料」徴収

8月17日に日本経済新聞のサイトで見つけました。
記事の見出しは『路上禁煙違反、全域で「過料」徴収・東京都千代田区』です。
全域に広めるのは2009年度からだということです。路上喫煙禁止はいまでも千代田区全域ですが、「過料」を徴収しているのは「秋葉原、有楽町、麹町、東京駅周辺など指定地域」だけなのですね。それを全域に広めようということです。
是非、広げてほしいですね。一度、失った肺は戻ってきませんからね。受動喫煙だけ(1本も吸ったことがない)の場合、完全に「被害者」ですからね。喫煙している方、他の人が近くにいる場合、加害者になりうるわけです。肺を返して貰えるなら返してほしいです。喫煙者の方、できますか。
がん等で亡くなった場合、生き返らせてくれますか。喫煙者自身は自分で自殺行為をしているのですから、覚悟の上でしょうね。あとでじたばたしないでくださいね。
受動喫煙を防ぐために、是非、全域で路上喫煙違反の「過料」徴収を実現させてください。全ての自治体が千代田区に続くことを。あるいは2009年度以前に全域路上喫煙禁止と過料徴収を始めてください。

2007年8月1日
コーヒーの効能で女性の結腸がんを抑制?

8月1日に日本経済新聞のサイトの「いきいき健康」で見つけた記事からです。見出しは「女性の結腸がん、コーヒーで抑制?・厚労省調査」です。
まあ、厚生労働省の研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)すので、信頼性は高いですね。でも、見出しでは「?」がついていました。だから、効能の有無の判断は難しいということです。それにもかかわらず、断定的に報道している番組が結構ありますね。どうも、特定の商品を売りたいみたいなようですが。情報の発信源にも注意しましょう。
この場合は、「高信頼性」だと思います。
「コーヒーを1日に3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない人と比べて結腸がんになるリスクが約半分に低下するとの調査結果をまとめた。」というのです。
調査した人数とかは「研究班は40―69歳の日本人男女約9万6000人を、約10年間にわたって追跡調査。コーヒーを1日に3杯以上飲む人、1―2杯の人、1杯未満の人、ほとんど飲まない人の4グループに分けて大腸がんの発症リスクとの関係を調べた。」という多数です。
数名の被檢者で判断している番組などとは大違いですね。
女性の結腸がんには、コーヒーは抑制効果があるようですね。断定はされてません。ところで、男性は因果関係がはっきりせず効果なしとか。理由は「喫煙」。肛門のそばでも発ガン効果が喫煙ででているようですね。
そうそう、赤城農林水産大臣が辞任しましたね。その後の記者会見で「領収書を全て公開した例はない」とまだ言ってました。状況を認識できないようですね。公開しか方法がなくなってきていることをね。

2007年7月26日
ディズニーが映画での喫煙シーンを全面追放へ

7月26日に日本経済新聞のサイトのなかの「いきいき健康」で見つけました。
記事によると「ウォルト・ディズニーは25日、今後、同社が制作する映画の中に喫煙場面を一切登場させない方針を明らかにした。」ということです。
「全面禁煙」を打ち出したのアメリカ映画会社のなかで初めてだというのです。英断ですね。「子供は大人のマネをして育つ」ですからね。このことについては記事のなかでも触れられていて、「業界団体の米映画協会も5月、喫煙場面を暴力シーンや性描写と同等にみなし、不要な喫煙場面の目立つ作品については映画館への保護者同伴が必要な「R指定」とする方針を明らかにしている。」とのことです。
学校でも敷地内禁煙になってから、生徒の喫煙が減少しています。これは、教師という大人の行動を生徒がマネをしている例ですね。
それと、同じことが映画でもいえるのでは。そこでアメリカでは映画会社もその点を認識して取り組みを始めたということです。この取り組みが世界に広がることを望みます。

2007年7月2日
全米初(世界初?)、ニューヨークで飲食店対象にトランス脂肪酸規制

7月2日のニュースによるとニューヨーク市は1日「トランス脂肪酸」(TFA)の使用規制を施行したというのです。「市内の計約3万 2000の飲食施設は同日から、調理油などのTFAの量を一食当たり0.5グラム未満に抑えるよう義務付けられる。」とのことです。
この規則に違反したレストランなどは2000〜200ドルの罰金が科されるということです。
トランス脂肪酸は少しでも有害だそうです。少しなら・・・とあるのですが、これは、害が測定できないからいわれているだけでは。除いていけるなら除くべきものですね。
カッコをよくするためだけに使用されているのです。「見てくれ」に拘って「本質」を忘れてしまった例ですね。キュウリで「美味しいコフキキュウリ」が激減したのも「見てくれ」が悪いから。
皆さん、なにがよいものかを見抜く力を身につけましょう。世間には確かめずに吹聴する人もいるので気をつけましょう。
久間防衛相の原爆発言、尾を引きそうですね。あれ、本音が出たのでは?

2007年6月22日
ビバリーヒルズのレストラン全面禁煙へ

6月22日に日本経済新聞の「いきいき健康」で見つけた記事です。
ビバリーヒルズのあるカリフォルニア州では、すでに屋内は州法によって「禁煙」になっています。
ということは、「屋外」でも「禁煙」ということですね。屋外でも煙草の煙は流れてきますからね。
レストランやカフェの屋外スペースでの喫煙が違法となる条例をカリフォルニア州ビバリーヒルズ市で制定されたということです。
で、地元のレストラン協会は観光客の減少を招くとして反対したというのでが、観光客の間で受動喫煙に対する懸念が強まっていたというのです。満場一致で可決されたということです。
煙は健康被害だけではなく、「味覚」も狂わせますからね。そういう意味でも「禁煙」ですね。

2007年6月20日
いい汗かきましょう

6月20日NHK「ためしてガッテン」で汗について放送されていました。今から、書くことはこの番組とは食い違うところがあると思います。どちらがよいかはご自分で調べてね。
だいぶん前にも書いたと思いますが、再びということかな。
「汗をかく」というのは「訓練」であるということでしょうか。この番組でも汗の出やすさなどがいわれていますが、汗腺がよく訓練されているかどうかが大事であるようです。
いくつかのところで調べたところでは、乳児期というか生後しばらくの間に汗腺を開通させる必要があるというのです。そして、毎年、5月から6月にかけて練習することということです。
冷房などで汗を出さなくするとしていると汗腺の働きが鈍くなります。そして、本来は水分と塩分少々ですが、血液の成分も混じるようになるというのです。それが、皮膚に残ると雑菌もわきやすく臭いがでやすくなるというのです。
汗は毎年、夏の間は毎日、運動をして、しっかり出しましょう。水分や必要量の塩分などの補給は十分にしましょうね。水分不足では汗は出ませんよ。

2007年6月14日
遺伝子組み換えトウモロコシで成長や腎臓に影響か

6月14日にNIKKEIの「いきいき健康」で見つけました。
アメリカ化学品大手による遺伝子組み換えトウモロコシの安全性に関する実験データを再解析したところ、このトウモロコシを食べさせたラットが、食べさせられていない場合に比べて、成長や腎臓の機能などを示す数値に、明らかな差が生じていたとする結果をフランス・カン大学などの研究チームが発表したというのです。
研究データからは「安全だ」とはいえないということです。さらに実験が必要だというのですね。その結果、どうなるかが問題ですね。
どのような遺伝子を導入したのでしょうね。ひょっとして、未知の働きが導入遺伝子にあったのかは、実験誤差なのかということを今後の研究で明らかにしようとヨーロッパや日本で情報収集や研究内容の詳しい解析を要請したり、始めたりしているということです。
遺伝子導入は「新しい生物」をつくることですから、予測の範囲を超えたことが起こる可能性は否定できないですね。
人間に無害で有用な遺伝子ということで探しているはずですが、導入時に想定以外の部分も紛れ込んだのか、未知の働きが導入遺伝子にあったのか、はたまた導入遺伝子と元々の遺伝子の相互作用によるのか、このような結果が出たのはこの実験だけなのかじっくり、調べてほしいですね。
それによっては、今後の遺伝子組み換え作物に対する考え方が大きく変わる可能性を秘めていると思います。
人口増が続くと「食料増産」の要求が強くなるでしょうね。遺伝子組み換えはこの声に答えることの有効な手段の一つと考えられるますので、しっかり研究してほしいですね。

2007年6月13日
骨を丈夫にするには

6月13日にNHK「ためしてガッテン」で骨粗鬆症について放送がありました。
それの内容とは異なるかもしれませんが、書いてみたいです。各自、自分で確かめてね。
番組にもありましたように、骨は常に破壊されつつその部分が作り直されています。「驚異の小宇宙 人体」では3年ほどで全て作り替えられているとありました。
そうであるから、「年齢と共に」や「不摂生」とかで骨が痩せてくることになるのですね。
骨を丈夫にするには、「カルシウム」を摂取するのは必要でしょうが過剰はやばいですね。カルシウムだけでは鉄筋のないコンクリートと同じでしょうね。鉄筋代わりに粘りけのあるタンパク質を合成させる必要もあるというのです。
骨でカルシウムをうまく蓄積させ、粘りを持たせるためには「力を込めた筋肉を使う運動」が有効であるというのです。
筋肉運動で骨をつくる細胞「骨芽細胞」を活性化させるというのです。だから、運動が重要というのです。
ある研究者は「ボディービル愛好者」がほかの運動をしている者より骨がしっかりしているとも言われています。
でも、骨を壊す「破骨細胞」は働き者らしいので運動をして骨芽細胞に頑張ってもらう必要があるようです。
体内のいろいろな働きを維持するために必要となるカルシウムを骨から調達します。ですから、カルシウム摂取量が減少しますと、骨を溶かして供給するのです。骨は弱くなります。
骨が弱くなっていくとどうなる可能性が高いかは自分で調べましょう。

2007年6月4日
5月31日は「世界禁煙デー」その10  煙草の害まとめ

ニュースネタが出なければ「世界禁煙デー」については今回で一旦終わりにします。
「煙草の害」で認識不足になりやすい原因に大人に対しての猛烈な急性毒性がないことが上げられるのではと思います。
ニコチン依存症には簡単になってしまうようですね。それで、喫煙初期の感じ(私自身は分かりません。吸ったことががないので。)悪いらしいですね。でも、依存症になってしまって止められないというのが多くの喫煙者の辿る道のようですね。
例えば、ふぐ毒、少しぴりぴりする方が・・・とかいう人もいますが、肝臓や卵巣は食べませんね。命が惜しいからです。
幼児などは吸い殻を飲み込むだけで死ぬことがあります。大人も飲み込んでみればと思うのですが、皆さんしませんね。煙だけにしていますね。害が緩慢なのでその変化に気がつかないだけでしょう。
だから、禁煙教育というのが必要であり、大切であるということになるのです。
そして、子供は大人を見て育ちます。最近は「学校敷地内禁煙」のところが増えてきました。教師の喫煙、特に煙草の害を教えている教師の喫煙ほど悪影響なものは他にはないのではとおもいます。それが、学校で子供の目の前で吸えなくなったということは良いことだと思います。
煙草の害は慢性的なものが多いようですが、その結果、重大なこと(死に至る場合も)にあるということを認識させ、喫煙は「ニコチン依存症」という病気であることを的確に理解させる教育というのが今後とも継続的にされる必要があると思います。

2007年6月3日
5月31日は「世界禁煙デー」その9 肺ガンなど

結構早くからいわれていた害「癌」についてです。
喫煙によるがんの部位別の死亡におよぼす寄与率、咽頭がんで65%ぐらい、肺がんで75%ぐらい、喉頭がんで95%ぐらい、口腔がんで60%ぐらい、食道がんで半分ぐらい、膀胱がんで30%ぐらい、肝臓がんも30%ぐらい、すい臓がんも30%ぐらい、胃がんで25%ぐらい、脳腫瘍も25%ぐらい、直腸がんで15%ぐらいです。  「からだの科学」No183 たばこの医学 より
いろいろな癌がありますね。ほぼ全身といってもいいぐらいの種類の癌ですね。
他の要因もあると増幅されて寄与率が向上するでしょうね。せめて自身で発ガン性物質を発生させたり、取り込んだりするのを喫煙者は止めた方が良いと思いますがいかがなものでしょう。
非喫煙者にとっては迷惑至極で癌や昨日のバージャー病、COPDなどにもとばっちりでなる可能性があるわけですね。
癌になって手術で摘出できても肺ガンなら肺はその分減りますよ。喫煙者は呼吸機能が喫煙によって低下しているのですから、運動制限などになりやすいですね。発見が遅れればあの世行きの可能性が高いですね。
初期の癌は痛みやその他の自覚症状はないですよ。だから、手遅れになりやすいですから気をつけてくださいね。よって、「煙草はすわない」が一番ですね。

2007年6月1日
5月31日は「世界禁煙デー」その8 バージャー病

聞き慣れない病名ですね。動脈の病気だそうです。 詳しくは「血液が行かずに最悪は腐った手足の切断手術! 喫煙男性要注意!"バージャー病"」をご覧ください。具体的症状や原因などが掲載されています。 この病気の進行を止めるのはCOPDと同様に禁煙しかないというのです。 そして、受動喫煙でも進行してしまうというのです。ということは、普通の人においても受動喫煙は動脈も痛めるということですね。 COPDは比較的中高年に多かったのですが、こちらは20〜40歳ぐらいに多いというのです。そして、男女比は10:1で男性優位です。 動脈硬化による他の病気との大きな違いです。 まあ、喫煙すると喫煙し始めた時からいろいろな害を自ら受け、周りにも害を与えているということです。ガン以外にもいろいろな害があることを理解して禁煙しましょう。非喫煙の方はそのまま無煙生活を続けましょう。

2007年5月31日
5月31日は「世界禁煙デー」その7 動脈硬化

今日が「世界禁煙デー」です。このシリーズはあとしばらくは続けさせていただきます。
このシリーズでも少し触れていますね。
タバコ病あれこれ第3回:動脈硬化」に説明があります。
心筋梗塞、狭心症などの虚血性心臓病、脳血管障害の発症は動脈硬化が関係しており、死亡率も高いですね。
癌も恐ろしいですが、こちらのほうは何時重大事態になるか予測ができませんね。そう考えると、癌より怖いかも。
助かっても脳への血流の具合によっては体に障害を残すことが多いですね。
ニコチンと一酸化炭素で作用の仕方が違うようですね。共同で動脈硬化を促進しています。ニコチンは低ニコチンの品目に変えれば少なくなるかもしれませんが一日あたりの総量を同程度になるように喫煙すれば、結局ニコチンは減らずに、一酸化炭素は本数比例で増加します。タールについてもですね。
この動脈硬化への作用は受動喫煙でも起こると報告されています。一酸化炭素は部屋に充満しますからね。
さらに糖尿病でも患っておれば、動脈のダメージが大きいですね。網膜症や腎症などにもさらになりやすくなりというのです。禁煙することですね。成人の失明原因のトップは糖尿病性網膜症だそうです。人工透析もね。こちらは死亡率が他の原因より高いですよ。

2007年5月30日
5月31日は「世界禁煙デー」その6 慢性閉塞性呼吸器疾患

本日は「慢性閉塞性呼吸器疾患」についてです。 まず喫煙した肺とそうでない肺を比べてみてください。これは肺ガンのときの写真です。喫煙者でもそれほどひどくはない写真のようですね。どこかで、もっと黒くなった写真もありました。 主にタールで汚れたのではと思います。肺胞にタールがベットリとついてしまっているのです。タールだけを取り出すことはできません。 結局、酸素と二酸化炭素の交換を妨げることになるのです。吸い始めたときから起こるのです。そして、逆戻りすることなく、悪化のするだけです。 禁煙するなら、早くすることをお勧めします。味覚みたいには回復しないので。禁煙すると非喫煙者と同年配なら呼吸機能の差は大体そのぐらいで進行するのですが、喫煙を続けると非喫煙者に比べたら急速に呼吸機能が低下して多くの場合、「COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患になる。もしくはその予備軍に入ってしまいます。 COPDについてのホームページをご覧ください。このホームページによると約530万人の患者がいると推定されています。死者数も毎年伸びています。 予防は「煙草を吸わない」です。喫煙者は慢性閉塞性呼吸器疾患になるのを遅らせるのは「禁煙」が一番、というか禁煙しかないようです。 酸素ボンベを持ち運ぶようなことにならないためにも禁煙しましょう。非喫煙者はそのまま非喫煙で過ごしましょう。

2007年5月29日
5月31日は「世界禁煙デー」その5 喫煙と脱毛

今回は「脱毛」にします。 喫煙とどう関係があるのでしょうか。遺伝的に脱毛しやすい人もいるようですね。 そうでない人ではどうでしょうか。 あるホームページによると「血行や栄養障害によって脱毛がおこる」とありました。そうだろうと思います。 喫煙をするとニコチンで血管が収縮しますね。そうすると栄養の運搬量が減少したり、一酸化炭素とあわせて酸素の供給も減少することになります。 「毛髪まめ知識毛髪まめ知識」というホームページにも同様のことが述べられています。そして、「禁煙」しましょうとあります。「喫煙は百害あって一利なし」とも書かれていました。

007年5月28日
5月31日は「世界禁煙デー」その4「喫煙とお肌」

今日で4回目になります。本日は「喫煙とお肌」でいこうかなと思います。
昨年、発表された研究です。研究を行ったのは、ロンドンにある「男・王・聖ト−マス医科大学」アンソニ−・ヤング博士らの研究チ−ムで、「肌が老けるのは、喫煙によって、皮膚のコラ−ゲンを破壊するたんぱく質が増えるからだという。」
もともとは、紫外線と皮膚のコラーゲンを破壊する酵素「MMP−1」の量の関係を調べていたそうです。紫外線を受け続けるとこの酵素の量が増えることを見つけるとともに「喫煙」でも著しく増加することに気がついたというのです。
この酵素が増加するとコラーゲンが分解されるためにお肌が荒れて老化が早くなるというのです。その度合いは結構高いというのです。
この酵素、お肌以外のところでも活躍しているようですね。喫煙をするというのは体の各所でこの酵素を活性化させ、大事な繊維性タンパク質のコラーゲンを分解してくれるようですね。
人間の体は繊維性タンパク質がないとバラバラになってしまうと思います。コラーゲンを大切にするために「禁煙」を。まだ喫煙していない方は、そのまま、煙草には手を出さない方が非常に良いと思います。

2007年5月27日
5月31日は「世界禁煙デー」その3「一酸化炭素による害」

3回目は一酸化炭素についてします。
ニコチンは、ニコチン含有量の少ない製品に変更することでいくらかは減らせる可能性があります。でも、大抵の場合、一日のニコチン量を維持しようとして喫煙本数を増やしてしまっているのが現状のようですね。
喫煙本数にほぼ正比例で増加するのが一酸化炭素です。これは「紙巻き煙草」である限り本数比例です。
一酸化炭素の危険濃度は0.1%です。注意濃度が0,01%ですね。この頃、ネットで知り合って集団自殺というのが時々ありますね。自殺するために「練炭火鉢」を車に持ち込んでいる例がありまた。目的は一酸化炭素発生です。
昔の都市ガスでよくガス中毒を起こしていましたが、原因物質は一酸化炭素です。今の都市ガスは多くの会社で「天然ガス(メタンガス)」ですので昔みたいには死ねませんよ。地方では、まだ、一酸化炭素ガスを使用しているガス会社がありますね。天然ガスへの転換を進めています。それは、中毒事故が起こりやすいからです。ガス湯沸かし器や燃焼型暖房機でも換気が不十分ですと一酸化炭素が発生しやすく、死亡事故が時々起こっています。
煙草を吸うとこの一酸化炭素を吸うことになるのです。それも本数比例でね。
一酸化炭素は赤血球中のヘモグロビン(酸素を結合して運搬します。)に酸素の200倍以上の強さで結合します。一酸化炭素中毒の治療は確か「高圧酸素」だったと思います。普通の状態ではなかなか分離してくれないのです。
ですから、血液の酸素運搬量が減少することになります。喫煙すると息切れなどが多くなる理由の一つですね。心臓に負担をかけることになります。それでも、非喫煙者より酸素運搬量が少ないことになるのです。
赤血球数を数えると喫煙者は多めになることがあると思いますが、代償的であって健康的ではないのです。全身の細胞が常に酸欠に近い状態に置かれるのが喫煙であるということになります。
心筋梗塞などで死なないためにも、体の持つ能力をフルに発揮させるためにも「禁煙」されることを、まだ、吸ったことない方は吸わないことをお勧めします。喫煙は病気です。嗜好ではありません。

2007年5月26日
5月31日は「世界禁煙デー」その2「味覚や嗅覚に対する影響」など

今年も禁煙デーが近づいてきましたので昨年同様「タバコの害」についてしばらく続けたいと思います。
今日はその2回目です。
5月24日のニュースによりますと「ニコチンパッチの保険適応」が認められたというこよです。
タバコ以外の形でニコチンを吸収すれば、煙草を吸わなくても済むということで禁煙治療に使われています。これからでも「喫煙はニコチン中毒」であって、味覚や香りは関係ないということかな。まあ、煙草を吸えば、味覚や嗅覚がマヒします。
そういうことで、喫煙を始めると「味覚」が鈍ります。濃い味を好むようになるようです。素材の味が感じられないのでしょうね。禁煙すればしばらくするともとのように味覚を感じることができるということです。
ですから、喫煙者が禁煙すると食事が美味しくなり、食材の持つ味わいが判るようになるのです。それで、つい食べ過ぎて太るということになる場合が多いようです。でも、「喫煙の害」より低リスクです。
周りの人への悪影響として、煙草の煙により味覚と嗅覚の低下というのがあります。喫煙者だけの問題ではないのです。ですから、レストランなど飲食店は禁煙か適正な分煙を実施する必要があるのでが、対策をおこたっているところが多くありますね。アイルランドやノルウェーなどでは居酒屋まで禁煙だというのにね。
副流煙による害はこのほかにもあります。でも、本日はここまでにしておきます。

2007年5月25日
5月31日は「世界禁煙デー」

今年も禁煙デーが近づいてきましたので昨年同様「タバコの害」についてしばらく続けたいと思います。
まずは「ニコチン」についてです。
あるホームページによりますと、
たばこの三悪、ニコチン、タール、一酸化炭素を見るとニコチンについて次のようになりました。
「ニコチンは青酸に匹敵する毒性を持ち、極めて短時間に吸収されます。」、また、「ニコチンには、中枢神経興奮・抑制作用や、血管収縮、心拍数増加などを引き起こす作用などがあり、現在では依存性薬物と認められています。」もありました。
依存性薬物であるから禁煙が辛いのです。
血管収縮作用がありますね。ニコチンの場合は全身で起こるのでしょうね。そうすると、脳への血流も減少することに、でも、減少すると困るところへは心臓を酷使して維持しようとするようですね。
心臓に負担がかかり、心筋梗塞などの引き金になるというのです。これは吸い始めたとたん始まり、吸い続けている限り心臓への負担の増加は続くのですね。
そのほか、血管に対しての影響は収縮だけではないそうです。特に動脈硬化などがあるとさらに体に良くないですね。
精神面での作用についてはいろいろあるので控えておきますが、「ニコチンなし」の状態で問題は一切起こらないですね。

2007年5月22日
喫煙者の意識の一端、「健康よりニコチン」意識

5月22日の日本経済新聞に「たばこ1箱1000円ならほとんど禁煙…アンケート結果」の見出しででていました。
ニコチン依存度によって禁煙への動機付けに見られる違いについて、京都大大学院経済学研究科の依田高典教授(応用経済学)らの研究グループが調査結果を公表した。
喫煙者600人をニコチン依存度を低・中・高度に分類して、禁煙への動機付けの事柄について調べているのですね。
ニコチン依存度が低、中度者は「健康情報」や「罰金」などで禁煙への動機付けになるのに対して、高度者はこれらではならないというのです。そして、20本の値段が2倍の600円なら低度では80%が禁煙を決意するというのに対して、高度者は30%です。それが、1000円程度になるといずれもが90%以上禁煙を決意するというのです。
禁煙推進には、健康情報も非常に大事ですが、煙草の価格も重要であるということが示されています。ニコチン依存症を上回るほどの急性毒性がないことがこのような結果を生み出しているのでしょう。「慢性」の方は自覚されるまでに時間がかかり、自覚症状が出る頃は「悲惨」なであるということが想像できないため、禁煙に踏み切れない人が多いのでしょうね。

2007年5月17日
男性の喫煙率で初めて4割を切る、女性はイマイチで「横ばい」

5月17日の報道です。厚生労働省の2005年の国民・栄養調査によると、「成人への調査では、たばこの喫煙率は男性が前年比4.0ポイント減の39.3%で初めて4割を切った。女性は11.3%で横ばいが続いている。」ということです。
中身をみると、まだ、30才代では高いですね。まあ、それより20才代が少し低いのがちょっとだけ救いかも。でも、20才代も高いですね。「たばこの害」はゆっくりなので認識されにくいのでしょうね。
健康に関する行動計画で、業界の反対とかで数値目標の設定ができなかったのが「喫煙率」です。でも、考えようによっては数値を挙げずに強力に「禁煙」を進めれば良いわけですね。数値目標がないから「超過達成」もないということですね。このように考えると喫煙率が低下すればするほど良いということになるはずです。目標数値があるときと違って、喫煙者ゼロになっても禁煙対策を継続できるということでは。厚生労働省は頑張ってください。
「喫煙」に「メタボリック症候群」が重なりますと「棺桶」近くなりますね。
さらなる啓蒙運動と対策が必要ですね。医療費の削減のためにも。そうそう、たばこの税収などより、煙草の害による医療費などの方が大きいですよ。だから、ヨーロッパでは20本で1000円ほどにし、そのうえで禁煙に向けての取り組みを強化しているのです。

2007年5月15日
喫煙(受動喫煙を含む)が「多動性障害」の原因の一つか

5月15日の朝日新聞のサイトで見つけました。
実験をしたのは幸生リハビリテーション病院(兵庫県加古川市)の鬼頭昭三医師らです。結果は「受動喫煙した子ラットは多動になるなど、脳神経の発達に影響する」というものだそうです。詳しくは朝日新聞でね。
記事の見出しは「受動喫煙、多動性障害の一因か 兵庫の医師らラット実験」なのですが、記事の終わりの方に「欧米では、妊婦が直接喫煙した場合に、ADHDの子が生まれる確率が高いことを示唆する疫学調査がある。」があったので、「喫煙(受動喫煙を含む)」としたのです。
ようは、喫煙はどちらにしても「胎児によくない」ことであるということです。たしかにADHDの行動が起きる過程は複雑で単一リスクではないでしょう。でも、妊婦が喫煙する場合は当然として、受動喫煙でも胎児にとって大いなる危険因子であるということですね。別のデータでは「知的発達」に遅れが見られたとかいうのもありました。
子どものためにも、大人のためにも、煙草のない社会を目指しましょう。

2007年5月13日
後発医薬品普及へ、政府、医療保険制度見直し

5月13日日本経済新聞の一面にこのことがでていました。
医薬品ですが、政府が公的医療保険適用を決めることで3割負担で購入できるようになります。また、適応外の医薬品を処方するとその診療行為自体が「保険外」全額自費診療が原則になっています。
薬は発売が認められるまでに多額の開発経費が必要です。それが、薬が高くなる原因ですね。特許が切れるまでは開発製薬メーカーしか販売できないので「後発医薬品」は出てこないことになります。
特許切れ後は、製剤としてのテストなどだけでどのメーカーでも認可を受けて発売できることになります。薬効や副作用の治験がほとんど必要ないので開発費は「先発」ほど高額にはなりません。
この安い後発医薬品を患者に選択させることで公的保険の負担額を減らそうというものです。詳しくは新聞でね。
後発医薬品(安い)の保険負担額と同額を先発医薬品(高い)でも保険が負担し、差額を患者負担とするというものです。先発では患者負担が5割を超えることもあるということです。
薬効が同じであれば、後発でもよいと思います。薬の大事な部分は同じなので薬効は同じでしょう。バランスのとれた医薬品行政を期待します。
エイズの医薬品で発展途上国に「安価」で提供することを開発メーカーが拒んだ大きな理由が薬品の「逆流」によって、先進諸国で開発費が回収できなくなることだったようです。
製薬会社の合併が多いのも「開発費負担」が理由の一つだそうです。

2007年5月12日
有害な脂肪酸「トランス脂肪酸」を追放へ、欧米で使用制限

5月12日の日本経済新聞のサイトで見つけました。まあ、トランス脂肪酸は摂取すると良くないですね。で、加熱によってできるともあるサイトに書いてありました。
心筋梗塞をはじめとする心臓疾患を引き起こすとされています。
ニューヨーク市では7月からファーストフード店を含む全レストランで、調理油やマーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸を一食あたり0.5g未満に抑えることを義務づけるというのです。
アメリカが先陣を切り、ヨーロッパやアジアがそのあとを追う形で規制を強めているのに日本は蚊帳の外のようですね。
もともと、自然界にあったものではなく有害であるので、規制して当然でしょうね。日本も対策を始めてほしいですね。
私自身は昨年のある時期からマーガリンは使用していません。マクドなどにも滅多に行かないです。まあ、悪いと思われる食品から何となく遠ざかっているというのが現実ですね。「タバコ」は殺されたくないので積極的に逃げています。

2007年4月30日
タクシー全面禁煙化、県単位で加速 5月から名古屋で

4月30日朝日新聞朝刊一面にでていた記事の見出しです。
各地で禁煙タクシーが増加し、ついには地域全体で全面禁煙化が進んでいますね。
タクシーも不特定者が乗り合わせる公共交通機関ですから「禁煙化」は当然の流れでしょうね。乗務員が喫煙した場合は、乗客に健康被害や不快感を与え、乗客が喫煙した場合は乗務員に健康被害や不快感を与えるわけですから、互いに「吸わない」というのが一番であるということが漸く広がってきたということですね。
ノルウェーで飲食店が全面禁煙にされた理由のひとつに従業員の健康被害防止があげられていました。
見出しにあるように名古屋で5月から、6月に長野、大分、7月に神奈川で実施が予定されています。また、大分県では大分市と別府市はすでに全面禁煙だそうです。6月には100%の禁煙化を目指すということです。
先月から今月にかけて、義理の伯母の葬儀および法要に行きましたが、田舎でも先進的なところで葬儀の際の非時の食事場所や法要のあとの食事でも「禁煙」でした。そこより、都会のはずの勤め先のあるところでは油断すると喫煙場所以外のところや宴会場で喫煙しようとする者がでる後進性を示していました。
東京は、客の喫煙希望が強いなどの懸案材料が多いとして予定がないとか。まあ、路上喫煙禁止条例は千代田区から始まりましたから、タクシーに逃げ込んで「喫煙」しているようですね。それでも、東京も禁煙タクシーは徐々に増えているはずですよ。
禁煙化の流れは変わらないでしょう。
あ、そうそう、喫煙していた人が禁煙してしばらくしたら喫煙中「美味しい」と飲んでいた缶コーヒーが飲めなくなったということです。砂糖水の味としか感じられなくなったとか。たしかに、私も缶コーヒーは砂糖まみれと感じています。よって、飲みません。

2007年4月22日
日本人のがん死亡原因トップは肺がん、「知らない」6割

4月20日に日経産業新聞に出ていた記事の見出しです。私は、NIKKEI NETの「いきいき健康」で見つけました。
病気に対する認識の甘さが出ていますね。
この記事は、アメリカ系ジョンソン・エンド・ジョンソンが男女1000人に対して肺がんについて調査を実施した結果だそうです。
癌の中で死亡数のもっとも多いのが肺がんをいうことを6割が「知らない」ということです。最大の肺がんの原因は「たばこ」ですね。当然、「たばこ」に対する認識が甘くなりますね。
「たばこ」はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の原因でもあるのですが、こちらはもっと知られていないでしょうね。こちらも毎年、多数の方が亡くなられたり、酸素ボンベの厄介になっていっています。こちらの予防法は「禁煙」のみみたいな病気です。COPDは肺機能が低下していく病気です。人間、加齢するにつれてどうしても肺機能は低下していきます。「たばこ」はその低下を促進するのです。肺機能は「たばこ」などで低下すると回復しません。
肺がんの自覚症状ですが、非喫煙者の私の経験からいいますと「自覚症状なし」で進行します。そして、自覚症状が出る頃は「手遅れ」の可能性が大きいのでは。私は初期だったので当然自覚症状なしです。
発見は検診です。単純エックス線撮影でしたが直接撮影で大きなフィルムだったから見つけることができたと思います。それと、運が良かった。だから、初期癌で今の基準では「治癒」したとなりました。でも、用心は以前と変わらず続けています。
肺がんでこのような状態ですから、いろいろな病気について調査すれば、認識の甘さがぞろぞろ出てくると思います。
教育、啓蒙活動が大切ですね。但し、正しい情報と間違った情報とを見分けることのできる力をつける教育が必要です。
「考えたつもり」という怖い状態にならないためにね。

2007年4月4日
韓国で禁煙村が出現し、保健所も検診などで応援

4月4日に朝日新聞のサイトで見つけた2日の記事にありました。
人数は少ないですが、村全体で「禁煙村宣言」を出したというものです。喫煙者全員が保健所に禁煙誓約書を提出、村のあちらこちらに禁煙を誓う垂れ幕も掲げているということです。
韓国の喫煙率は2006年に27.3%まで下降しているということです。そして、ある方は「今じゃ、喫煙者は韓国で人間の扱いを受けないから」と、禁煙継続に意欲をみせていたとのことですが、実際は食事が美味しくなったこと、体が軽く感じるなどの方が大きいのでと思います。
この宣言、「自発的」と記事の中でありました。日本でもこのような地方公共団体が出てきてほしいですね。子どもの喫煙の減少に繋がると考えられます。

2007年3月30日
横浜の14歳男子がタミフル服用せずに異常行動

3月30日のニュースによりますと、見出しのように「タミフル服用せず」で異常行動があったというのです。
あるニュースによると「解熱剤」が処方されていたとか。
日本はタミフルを世界の7割以上使っているのです。一体、どうなっているのでしょうか。
他の薬剤との複合作用ということがあるかもと思ったのがこのニュースなのです。
どうせ、解熱剤とタミフルが処方されていると思うのです。解熱剤でも異常行動があるとすれば、複合作用で増幅されることもあり得るのでは。
あの「スモン病」みたいなことでないことを祈ります。

2007年3月25日
健康維持に、スポーツ科学で効率的に筋力・代謝アップを

3月25日の日経「Sunday NIKKEI α」の健康面に「効率的に筋力・代謝アップ  スポーツ科学 健康に生かせ」という見出しでいくつかのトレーニングについて解説がありました。
「スプリントトレーニングマシン」については(株)スポーツ・ウエルネス総合企画研究所のサイトもご覧ください。カール・ルイスの走法の研究から生まれたそうです。そして、大腰筋を鍛えることが出来るというのです。この筋肉は歩くときなどに大切な働きをします。普通には、階段を一段飛ばしで登ると鍛えられます。私は「一段飛ばし」派です。当然、エレベーター・エスカレータは極力使いません。
「初動負荷トレーニング」についても株式会社ワールドウィングエンタープライズのサイトもご覧ください。筋肉に最初だけ力をかけ、あとは慣性で続けるというものらしいです。この方が筋肉が固くならずに済むというのです。リハビリに取り入れる病院が増えているとありました。
「高地トレーニング」については、生活習慣病の予防効果があるとか。酸素が少ないのでヘモグロビンが増加し、成長ホルモンの分泌も増え脂肪の分解が促進というのです。
この3つが取り上げられていましたが、他にも「科学的」なトレーニング法はあると思います。でも、くれぐれも「非科学的」な話に騙されないようにしましょうね。

2007年3月19日
受動喫煙被害者から見る日本の状況

3月19日の日経オピニオン面「領空侵犯」である会社の社長が「禁煙に見る息苦しい社会」というのでインタビューに応じています。そして、「個人の嗜好、許す度量も」とありました。
喫煙がいままで周りの人をどれだけ苦しめてきたのかの認識が全くないですね。こんな戯言を載せる日経も気が知れません。
そりゃ、喫煙者はニコチン切れがおこると苦しいです。薬物中毒になっていますからね。自ら招いた罰です。なんで、非喫煙者が巻き添えを食らう必要があるのか。
「ニコチン中毒」というように薬物中毒は治療の対象ですね。喫煙というのは「病気」であると日本医学会呼吸器学会などが明言しています。その治療を受けなさいといいたいです。
多くの嗜好ですが、基本的には無害か有益です。まあ、度が過ぎると「害」がありますけどね。「喫煙」は1本目から、喫煙車紋人はもちろん周りにも「害」を与えます。そこが、他の嗜好との大きな違いです。
「酒」は煙草と違って「百薬の長」とかもいわれますが、過ぎると「命を削るカンナ水」ですね。飲酒運転取り締まりが強化されています。「害」のあるものは禁止されて当たり前です。
喫煙に関しては、漸く非喫煙者にとって少し過ごしやすくなった程度です。
煙草消費税で還元しているようなことを答えられていましたが、ヨーロッパでは20本1000円程度の国があります。そこまで、値上げしても税収より「害」の方が大きいということです。
よく、この程度の認識で社長をしていると思います。
日本にはまだまだ、このような人が多数いるので公共の場(少数でも不特定者の集まるところ)での禁煙が徹底しない原因だと思います。

2007年3月18日
JR東日本、18日から東北、上越、山形、秋田の各新幹線と、特急33本を全面禁煙

3月18日本日よりJR東日本は東北、上越、山形、秋田の各新幹線と、特急33本を全面禁煙となりました。但し、寝台列車とJR他社管内につながる特急が除かれています。この例外処置は「残念」です。
学校敷地内全面禁煙によって、小中高生の「煙草を吸いたい」と思う割合が減少してきます。路上喫煙も各地で条例によって規制されるところが増えています。
列車は閉鎖空間ですね。受動喫煙の危険性が著しく高い状態です。車両毎に区別しても行き来できるのであれば、通路を通って流れ込みます。ですから、鉄道は公共の場でもあるので全面禁煙であるべきです。
まあ、その全面禁煙に近づく決定であると評価できると思います。今後、出来るだけ早く、駅も含めて全面禁煙に踏み切ってほしいです。
これに比べると、どこかは全面禁煙だったと思いますが、他のJRで対応の鈍いところもありますね。
JR九州も18日から半分の特急を全車禁煙にするのですが、JR東日本みたいに昼行特急全面禁煙にしてほしかったです。

2007年3月14日
「たばこ吸いたい」小中高生がほぼ半減、文部科学省調査発表

3月13日に日経ホームページ(社会)で見つけた記事によると、文部科学省が「たばこや薬物に対する児童生徒の意識を調べたアンケート調査の結果」を発表しました。「たばこを吸いたいと思ったことがある」と答えた児童生徒が前回調査(2000年)のほぼ半分に減っていたというのです。詳しくはHPか新聞(14日朝刊)で。
思うに、喫煙の害についての啓蒙教育もさることながら「学校敷地内全面禁煙」を多くの地域で実施います。こちらの効果も絶大では。
一番よくないのが、「喫煙の害」を教える教師が児童生徒の前で喫煙するということです。この最大原因が取り除かれた結果、「喫煙の害」を実感のあるものとして理解し始めた結果が今回のアンケート調査に現れたのではと考えます。
「子どもは身近な大人の行動を見て成長する」という普遍的ともいえる真理があると思います。
ですから、高校の運動部で喫煙が絶えないところが多いですね。日本ハムに入団した某投手も喫煙で引っかかりましたね。可能性として中学高校時の部長、監督、コーチの誰かが喫煙をしていたと考えられるのです。
ですから、学校(大学も含む)、医療機関、スポーツ施設は全て敷地内禁煙にしてほしいですね。公共の場での禁煙ももっと広めてほしい。
明日は遅くなると思いますので、お休みさせていただきます。

2007年2月25日
禁煙治療の保健適応の条件の一つ「敷地内禁煙」を広めよう

2月25日の日本経済新聞「Sunday Nikkei α」の医療面でこのことが取り上げられていました。
患者の側の条件は「10項目の質問でニコチン依存症と診断」「1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上」「直ちに禁煙を希望する者」「医師から禁煙治療について説明を受け、文書で同意」だそうです。
ニコチン依存症がひどくなってからでしか禁煙治療を受けられないようですね。少し喫煙したけど「禁煙」したい人のことは眼中にないようですね。税金をせっせと払わせて蓄積リスクが大きくなってきて医療費が多くかかりそうな者だけに禁煙治療を受けさせる魂胆のようですね。でもね、喫煙始めたら税収以上の損失が始まっていると思うのですが、厚生労働省はどう考えているのかな。
医療機関の側の条件として「敷地内禁煙」であることというのがあるのです。ほかに3つほど条件が書かれていました。
それで、この「敷地内禁煙」というのがくせ者のようです。なぜなら、日本の医療関係者の喫煙率はスポーツ関係者共々「高い」ですからね。大学や専門学校などでどのような教育がなされてきたのでしょうか。現実と学習が乖離してしまっているのですね。このような者が医師や看護師などにいるということは空恐ろしいことだと思います。スポーツの世界も同様です。監督やコーチなどが喫煙をするから、運動部員が喫煙するのです。
禁煙外来があるということは、そこは「敷地内禁煙」であるということになります。学校も敷地内禁煙にすると生徒の喫煙率が低下するといいます。
ですから、医療機関、スポーツ施設、学校は全て「敷地内禁煙」にするべきです。

2007年1月26日
医者任せにせず、医者と患者が共に病気に取り組もう

1月25日にNHKで放送されたクローズアップ現代「医療の中身は見えるか 〜レセプト情報公開の波紋〜」を見ていて思ったことについて書きます。
この番組でレセプト並みの領収書発行について医師会として発言していた皮脂は「患者をバカにしている」としか思えませんでした。見ても分からないのだから見せる必要がないとね。でも、今は以前に比べて正しい医学情報を分かりやすく解説しているサイトや本がたくさんあります。医師が分かりやすく説明する努力をすればよいだけです。する気がないのでは。
中央社会保険医療協議会の患者側委員の方の努力には敬服します。
レセプト並みの領収書発行で医療費の不正請求が発覚していますね。私は10数年前にある開業医で不正請求の被害を受けたのです。いつもに比べて「高すぎる」です。そして、私についての書類をちらっと見えたのです。関係ない病名が書かれていました。そこには二度といってません。今なら訴えてますが、当時は温和しかった?
誤診もされています。医師の方は私が気がついていることを知らないでしょう。こちらの方は私の作っているホームページのいくつかに経過を書いています。
アメリカでは医師は患者に症状、いくつかの治療法とそのメリット、デメリットを説明して患者に選択させるというのです。日本もアメリカみたいになって「医師と患者で」病気に取り組める国になってほしいですね。
そのためには、「レセプト並みの領収書発行」は当然のことだと思います。

2007年1月11日
「米国産牛肉、輸入条件の緩和を要求 米通商代表」分かっていないアメリカ側

1月11日に朝日新聞のホームページで見つけました。
輸入再開からある一定日数で『輸出入手続きの検証期間が終わるので、緩和協議に「直ちに入りたい」と求めた。』というのですね。
日本国内ではBSE検査を実施するということで牛の年齢は関係なく、合格した肉は食用に回せるはずですね。そこの点です。
検査しないから20ヶ月とか制限を付けられているのをね。検査すれば30ヶ月どころか・・・の牛でもBSE検査済みで合格していれば「可」になるのにと思うのです。
検査したがらないのは、検査をすればBSEに罹った牛が結構出てくる可能性があるからでしょうね。検査費用は売値に上乗せするほうが、今の出荷体制より安くなるのでは。結局、検査でBSEが見つかる可能性が高いと言うことかな。
まあ、アメリカ産牛肉は食べないようにしましょう。この前、吉野家に行きましたが「豚丼」にしました。全店禁煙は良いことなのですが、当たれば100発100中であの世行きの可能性のあるBSEには罹りたくないですね。
明日、都合によっては休止さていただきます。よろしくお願いします。

2007年1月10日
狂犬病で死者が

最近、海外で狂犬病の犬に噛まれたりした人が発病して死亡しましたね。治療法は未だにないと言うことです。
予防法としては予防接種のみのようです。
この例で見られるのは、日本では見かけなくなった病気が海外では未だに流行していたりすると言うことです。
そして、海外から持ち込まれる動物も検疫所でしっかり検疫しているのは良いですが、「密輸」分は怖いですよ。どんな病気を持っているか分からない。
もっとも、国内でもペットからの感染者が結構いるようです。そして、動物の病原体をもらった場合、治療法がないものが結構あるというのです。
動物とのおつきあいにはこの点も注意が必要ですね。
それと、日本ではどうして野生動物に「餌付け」と称して「餌」を与えたがるのでしょうか。その結果が下北の猿騒動であったりするのです。野生動物がそのままの野生で生活できるようにする方がよほど動物のためだと思うのですが、いかがなものでしょうか。
「餌付け」反対です。

2007年1月2日
女性の心筋梗塞、喫煙で危険性8倍 熊本大など調査

これは1月2日に朝日新聞のホームページで見つけた1日の記事の見出しです。詳しくは朝日新聞でね。
心筋梗塞は癌よりも怖いかもしれませんね。癌は即死というのはないですね。確かに非常に多くの人が喫煙が原因の癌で亡くなっています。癌は検診を受けておればある程度初期で発見でき、治る場合も奥なってきています。でも、検診の合間に発症し、次の検診では「手遅れ」になっている場合もないとはいえません。
心筋梗塞も軽度であれば、死ぬことはないのではと思いますが、重度ですと、早期(発症から極短時間)に的確な治療を受ける必要がありますね。手遅れになる例がが後を絶たないですね。
この感じからいうと、心筋梗塞は怖いですね。その心筋梗塞の発症率を喫煙は高めてくれるのです。熊本大学の調査によると男性で非喫煙者の4倍ほどで、女性になるとなんと8倍にもなるのですね。
喫煙に高血圧、糖尿病、高脂血症などなどが絡むと凄い倍膣になると思います。
内臓脂肪が高血圧、糖尿病、高脂血症などの誘引になるので、「メタボリック症候群」とかいって、厚生労働省が検診の重点にもし始めたわけですね。
喫煙はこの内臓脂肪を増やしてくれます。そして、ウエストラインが崩れますしね。ビヤ樽型になっていくのです。
心筋梗塞は、助かっても後遺障害が残ることが非常に多いです。発症リスクを下げるためにも、「禁煙」。吸ったことのない人は今後も吸わないようにすることですね。