煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る)

主に健康医療などについてです。

2004年3月30日
アイルランド「全面禁煙」
アイルランドがやりましたね。「全面禁煙」。個人宅などを除いていますけど、パブ(居酒屋)でも禁煙です。要するに不特定多数が訪れるところは禁煙と言うことですね。
違反者には、3000ユーロ(約40万円)の罰金を科すそうです。喫煙を見逃した場合、店も取り締まるということです。
ノルウェーも今年の6月に同様の規制を導入することになっています。
日本ではどうかな。医療関係者の喫煙率、高いようですね。タバコの害を教えている教師が吸っている。このような状況の改善も必要ですから、一般の人に「喫煙の害」を理解してもらうのは大変ですが「政府」が率先して「禁煙」できるように、「禁煙」したくなるように施策を講じる必要があるのに生ぬるいです。
多くの人に「たばこの害」についての理解を深めて貰い、全面的禁煙が望ましいですが、場合によっては「分煙」の確立をしてほしいですね。設備上分煙できないところは「禁煙」で、学校は「全面禁煙」にしてほしいですね。

2004年3月29日
本日の日経「主要病院本社調査」総合評価の問題点
問題点は、相対評価であるということです。上位100番までを「A」というようにしています。基準は?なのですかね。基準より良ければ{A」を増やしてもよいと思いますし、悪ければ、極端な話、「A」なしでもよいのでは。
企業の格付け、相対評価でしたか。いくつもの項目を調べてそれぞれどのランクに位置するかということから「総合的」な格付けを出していると思います。相対評価では、意味がありませんからね。
病院も同様だと思います。例えば、患者への対応が良いところばかりですと、良くても「B」とか「C」が付き、悪いところばかりでは「悪く」ても「A」が付くことになります。
ほかより「まし」程度でしか利用できない『日経「主要病院本社調査」総合評価』ですね。
基準をつくるのは面倒だと思いますが、まず絶対評価をしてそののち並べて見る程度にしてほしいですね。

2004年3月10日
「タバコ規制枠組条約」に署名へ
日本政府にしたら、意外と早いかな。この手ではいつも後手後手でやってきてますからね。
署名するということは、タバコの害をはっきりと認めるということですね。そして、その対策に取り組むということですね。
例えば、タバコの箱表示部面積の30%以上に「健康警告を明確に表示」するようになるわけですね。JTなどにさせないとなると条約に署名した意味がなくなります。
国としては、これ以外にも分煙対策や健康被害についても啓蒙をよりいっそう進める義務が生じるはずですね。
ですから、宣伝広告についても規制されて当然だと思います。
タバコ会社は、タバコの使用に関する費用を負担する責任が生じるとは当然であると考えます。
署名して、条約が発効すれは拘束力を生じますので早く 発効させてほしいですね。

2004年2月26日
教育の問題かな
昨日、私のHPからある病院のリンク(残していた分)をすべて消しました。
ここで、非喫煙者と喫煙者の肺の写真を見つけてリンクしていました。(今は別の病院にしています。)
ところがある日、次のようなページを見て呆れてしまいました。
「愛煙家の方の為に 安心してタバコがのめる方法教えます」というものです。
確かに早期に見つければですが、進行の速いタイプの癌ですと1年間隔の検査では「手遅れ」の危険性が高いですね。
早く見つけても手術ということになると、確実に「肺」が小さくなりますね。それでなくても喫煙者の肺は酸素取り込みなどの働きが落ちています。そして、肺の減少、どうなりますね。QOLを著しく悪くします。
それにたばこの害は癌だけではありませんね。命取りになるのが多くあります。解らないのですかね。
病院のHPに載せるという意識がどうしても理解できません。
このようなことをするのは、肺の働きや癌に対する理解ができていないからかなと思います。
載せるのなら「安心」という言葉を外して警告を入れておくべきです。
それは、教育において「覚える」のみを強調されし過ぎているのが原因かな。因果関係なんてなかなか理解できない。
現実感のなさなどです。

2004年2月2日
本日の日経の医療面を読んで
一つが「難手術 技術認定広がる」です。その一例として日本心血管カテーテル治療学会(JACCT)(http://www.jacct.com/seido/index.html)のことがでていました。
認定の受験資格ですが、実際の症例数が200例を越えていることなどです。そして、試験官が実際の手術を見て採点するとのこと。ホームページにもでていますので見てみてください。
このような認定医が増えるといいですね。

ところがほかの外科系ですが、どこかの認定医制度では実技経験が考慮されないところもあります。研究に対する「箔」をつけるためとか。そのようなところの認定制度は廃止してどこでも実際の診療治療の実績、その内容を基準にしてほしいですね。
論文に対しては「博士号」があるでしょ。認定医制度を利用しないでほしいですね。

もう一つ、別の記事「患者の目」です。
「合わない薬 変えない医師」というのがありました。これは、専門だけしてきたという弊害だと思います。医療は、患者の全身、感情などを含めたものだということが判っていないのかな。「シカを追う猟師、山を見ず」のたとえではないですが、他の全身症状が悪化すればそれの対策をするのが普通なのにできない医師の話です。
このような医師も減ってほしいですね。治療法については常により良い方法がないのか研究してほしいです。

2003年12月21日
日経、社会面の連載「世界 いまを刻む」を読んで
今回は「秘境国家」といわれるブータンの話です。大見出しが「禁煙国家へ胸突き八丁」です。
罰則規定ナシで喫煙率を数%にまで低下させています。
ブータンでは「喫煙には三害がある。」とされているようです。第一にチベット仏教であるので宗教上の観点からの害。イスラム社会と同様ですね。第二が健康上の害。世界共通ですね。第三が経済上の理由。害悪に富を注ぐのは損失。だそうです。
第一の理由は別にしても第二、第三はいずこも同じという感じですね。
でも、数%というのはすごいですね。世界的に喫煙率が低下すれば、完全禁煙国家も実現できそうですね。
それに対して、日本、ブータンの禁煙国家実現の足を引っ張るほうのようですね。
たばこなんて吸いはじめるから問題が起こるのであって、初めから吸っていなければ無くても過ごせます。ニコチンの為に禁煙したい人が苦しんでいるわけですね。ブータンやイスラム社会みたいに誰も吸っていなければ大抵の者は吸いはじめるわけがないのですガね。ただ、ブータンにとっては外国文化の悪い面の影響をどのように排除するかですね。
日本では、小中高校での禁煙教育というのが大事になるのでは。その点を考えると学校内全面禁煙ということになるのかな。大学は当然、最高学府ですから絶対に全面禁煙であるべきです。

2003年12月14日
昨日に続き「たばこ病」について
昨日久しぶりにgoogleなどで「たばこ病」で検索してみました。 いくつかを載せてみますので暇なおりにでも回ってみてください。
連載第1回 女性の喫煙率(このページは喫煙者と非喫煙者の肺の写真があります。まゆみ先生の禁煙外来より)
煙草と歯のどちらを取りますか?[家庭の医学]All About Japan
喫煙男性要注意!"バージャー病"[家庭の医学]All About Japan
呼吸不全で死なない為に禁煙を![家庭の医学]All About Japan
医療のページ肺癌
【healthクリック】禁煙ライブラリ
【healthクリック】複合性たばこ病
第8話 たばこ病あれこれ(上)
第9話 たばこ病あれこれ(下)
インフォシーク健康 > 健康ライブラリ > たばこ > たばこの害
最新たばこ情報
COPDは今日も載せておきます。 肺気腫などのタバコ病:COPD-info.net
近日中にリンクにも載せておきます。

2003年12月13日
本日の朝日新聞に載っていた「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」を読んで思うこと
今までも日記に、たばこの害は「癌」以外もたくさんありますよと書いてきています。
今日の新聞の記事でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)でも結構たくさんの人が亡くなっているのですね。
世界の死亡原因の第四位にランクされています。
以下はCOPD情報ネットからです。
日本でも年々増加しており、2001年の調査では約530万人の患者さんがいると推定されています。
また、有病率は40歳以上の8.5%と、諸外国と同じく高いということです。
日本では少ないと考えられていましたが、実際には多くの患者さんがいるのにきちんと診断を受けていないという実態が浮き彫りにされたとありました。
これの増加は喫煙と関係が深いとのことです。80〜90%程度が喫煙または受動喫煙だそうです。
どのような病気かはCOPD情報ネットを読んでみてください。

2003年12月11日
本日の日経、社会面「インフルエンザ『ワクチン不足』」を読んで思うこと
量的には十分のはずの「ワクチン不足」ですが、読んでみると「利幅大きく返品可能」で一部病院が抱え込んでいるのではとありました。
これって立場の強いものが弱いものに対してリスクを押しつけている訳ですね。リスク管理ができないから「医療過誤」にも気が付かない?
医師会は「返品認めない」という通達を出しているそうです。返品できなければ病院間で融通する必要が出てきて不足しているところに回るはずですから。
ある意味で「医療」は公共サービスの面があると思います。一部病院で抱え込むのは医療の理念に反するのでは。

2003年12月1日
本日の日経の医療面を読んで思うこと
この面は、毎週月曜日に5つほど記事を載せています。大きく場所を取っているのが「入院患者の治療効果を上げる献立を作成 『栄養管理チーム』130病院に」というのがありました。見出しに「院内感染防ぎ退院も早く」というのもあります。
これを読んでいて思ったのが、他の病院、食事をどのように思っているのかなということです。
人間は「動物」ですね。動く物なのですね。だから、今はできるだけ体を動かすように指導するようになってきているのですね。以前は障害を持っている人に対しては体を使わなくてもよいようにしていたようですね。いまはできるだけ運動刺激を与えるという方針だそうです。
私も骨格筋を少しだけ鍛えてきたら風邪などを引きにくくなりました。
内臓も同じなのですね。使わないと働かなくなってきます。だから、食事を十分にとるということは内臓を鍛えるというのか衰えを遅らせる働きがあるのですね。人間、どの部分も使わないと衰えるのですね。
腸などを使わないと抵抗力が落ちる。院内感染になりやすくなるとかの不利益があるそうですね。単に栄養補給と意味以上のことが食事にはあるということになりますね。
最近、医療ミスというか事故の報告が増えているように思っている方も多いのでは。私の考えは、「ミスを隠さず報告するようになったためで、場合によると以前より減少しているかも知れない」ということです。何せ日本は「失敗を隠す」というのが習性みたいになっているのでは。
ミスを繰り返さないためにはミスを報告し検討し対策を講じるほうが良いという考え方ですね。

2003年11月30日
本日の日経のSunday Nikkeiの加齢社会「『低栄養』に注意」を読んで思うこと
副題が「肉・脂肪避けがちな高齢者」で見出しに「欠かせないバランス 食欲そそる工夫も必要に」がありました。
高齢になるとあっさりした食事で量も少なくなりがちだそうです。そうなると、一日の必要量すら賄えなくなるという事態が生じることがあります。
そして、栄養のバランスが崩れると虚弱体質になり病気にかかりやすくなります。それを防ぐにはどうすればよいかということについて対策も紹介されていました。
これで思うのは、どの年代も本当に栄養のバランスを理解できる人がどの程度いるのだろうかということです。異様に炭水化物を恐がる人、脂肪を恐がる人、タンパク質を恐がる人、あるいはこれだけでよいとなにか一品のみに偏る人など、バランス感覚のない事例が目立つような気がします。
その点、旧来の日本食は炭水化物を主体にしながら大豆製品でタンパク質、脂肪を摂取し、ついでに繊維もね。イワシやサンマなどの魚介類で動物性のものを。漬け物で植物性繊維をというようにバランスがとれていたと思います。ですから、世界の注目の的なのですがね。
それからズレて四つ足の肉などの摂取量の増加とともに「生活習慣病」も増加してきていますね。
タンパク質、必ず毎日摂取しましょう。脂肪も人の合成できないものがありますので摂取しましょう。旧来の日本食はこれらの点も大豆製品などを食べることでクリアしていました。
なにをどの程度摂取するかというバランスの取れない人が生活習慣病になっていくのではと思います。遺伝的な要因の方もおられますが、多くが無知によるものです。
覚えているだけも無知の一種だと思うのですが。学習して理解したのなら行動に現れるはずですかね。勉強しても行動に変化が現れないのは勉強しなかったのと同一ではないでしょうか。
今の教育、学習が行動の変化に結びついていないように思います。

2003年11月27日
炭水化物について
以前から日本では「炭水化物」が悪者のように言われる風潮があります。
そこで、大事な役割ですが、先ず、脳細胞のエネルギー源はグルコース(炭水化物)のみです。グルコースの供給が途絶えると脳細胞は簡単に死にます。だから、血液中に一定濃度になるように保たれているのです。
そのほかの細胞もエネルギー源としてはグルコースが一番よいようです。ですから、マラソンなどでのエネルギー補給は、消化のよい炭水化物ですね。筋肉に於いて非常時にはグルコースを乳酸にする解糖というのまであります。
人間が活動する上で、炭水化物が重要な役割をしているわけです。脳の老化というか痴呆に対しても炭水化物の摂取が多いほど遅くなるという報告もあります。
日本に於いて生活習慣病の増加と肉や脂肪の摂取量の増加とは関係が深いようです。糖尿病も肉や脂肪の摂取量の多い人に多発しています。日本では、近年、カロリー摂取量は減少し、その中でも炭水化物の減少が大きいです。でも、生活習慣病は増加しています。
肉や脂肪を摂取しても、インスリン(血糖値を下げるホルモン)が分泌されます。炭水化物を摂取していないと、血糖値が低下しすぎになるのでは。すると、血糖値を上げるホルモン(5種類ほどあります)が分泌され、肝臓に作用しグルコースを作らせることになるのでは。
肝臓は、正反対の作用のタイプのホルモンに同時に晒されることになるのかな。どうなることやら、肝臓も疲れますね。それで・・・・。
痛風も日本では明治の中頃以降から増加してきたそうですね。肉の消費の増加につれてです。
どのような食べ物も取りすぎるとよくないのですが、炭水化物の割合を増やして肉類などの割合を減らしてみる必要があるのではと思います。
肉や脂肪を摂取しても、インスリン(血糖値を下げるホルモン)が分泌されますので、脂肪細胞は張り切りますよ。

2003年11月26日
昨日につづき本日も日経の社会面連載「医療事故 機器が凶器に変わるとき」を読んで思うこと
見出しに『不信生む説明不足』と『リスク情報も隠さずに』の二つがあります。
まあ、これは教育にも問題がありますね。論述させない。説明する機会を生徒、学生に与えていない場合が多いですね。
「説明」は場数が必要だと思います。「説明」するためにはその本人が十分に理解している必要がいると思っています。理解できていない場合は、一見立て板に水のようでも本質を見落としていますね。
だから、真面な説明ができない。センターみたいな試験の多用が生む弊害でしょう。医学部は今でこそ上手に説明される医師も増えてきていますが、「説明」をしたら権威に係るとか勘違いしている医師も見受けられます。
昔の医学教育では「説明責任」を無視していましたからね。良いことばかりをついつい言うことになるようですね。そうすると、患者はリスクを知らないまま判断することになりますね。後でもめますね。
今は、幾分か公表してくれるようになって来ているの医療事故が判るようになってきましたがそれでもまだまだですね。
このあたりも教育の問題もあるように思います。
日本の教育って教育なのかしらと思うことがよくあります。CDROMみたいな人間を養成してどうするのでしょうか。ROM(READ ONLY MEMORY)、覚えたことしか読み出せないという意味で使いました。

2003年11月25日
本日の日経の社会面連載「医療事故 機器が凶器に変わるとき」を読んで思うこと
見出しに『「他山の石」生かせず』と『情報共有 仕組み模索』の二つがあります。
医療事故でも見られるのが「歴史を鏡とする」姿勢が身に付いていないことです。ここでいう歴史とは「医療事故」などです。
失敗から目を反らす日本人の性格がよく現れていますね。情報伝達の悪さも相変わらずですね。
「他山の石」を生かすためには、事故例とその調査、対策の報告を公表する必要がありますね。日本人はどうして失敗を個人の責任だけに限定しようをするのかな。
事故をよく調べて、再発防止につなげることができればと思います。交通事故でも道路の構造の悪さから起こりやすくなっているところがよく目に付きます。これなど、設計者に事故情報が伝わっていないのと設計者がそれに関心を示さないためでは。
帝国陸軍も厚生労働省の薬事行政も失敗を繰り返してきましたね。そのほかにも多数あります。よくこれで日本がここまで発展できたと思うと不思議です。
欧米から見ると、日本で優秀なのは「最前線で働いている人(兵隊さん)」で参謀肩章を付けた偉いさんは「一番バカ」というのが通り相場なっていたそうです。
インパール作戦なんかがその代表例でしょうか。帝国陸軍は日露戦争の時から「誤魔化しの軍隊」みたいに上級将校の失敗を隠していましたね。
これは、帝国陸軍だけではなく日本人の多くの部分の習性みたいになっていますね。公共事業の予測についても、その後の言い訳(誤魔化し)は上手ですね。
年金制度でも少子化でも問題の本質から目をそらし小手先の対策で終始しようとしていますね。
財務省も税収の確保に血道を上げているようですが、その結果、例えば、工場が海外に流出したらどうなりますかね。工場の法人税は取れなくなりますね。従業員は失業するので所得税、住民税を払えなくなりますね。失業したら消費が減少しますね。消費税も減少しますね。第三次産業の雇用も減少している地域も増えているようですね。失業者等に対する対策費は増加しなくてはなりませんね。
財政運営での失敗例とされる日も間近ですね。

2003年11月20日
17日の日経の医療面「診療体制にお墨付き」を読んで思うこと
以前から私のホームページにも勝手リンクさせてもらっている「日本医療評価機構」の認定の話です。
診療体制についてデタラメなのが多かったのを日本医師会や健康保険連合会、厚生労働省などが出資して診療体制が審査基準以上に整っているところを認定しようとして設立された。
私は、この認定制度に「医療水準」の認定もしてほしいと思います。日本循環器学会みたいな臨床経験より研究歴を専門医認定の基準で重視するようなところがある限り外部団体による臨床の水準の認定もしてほしい。
これら両方がうまくかみ合ってくれば医療水準が向上してくるのではと思います。アメリカでは、家庭医にしろ専門医にしろ臨床経験が重視されているとアメリカで医師の資格を取られた女性の書かれた本で読んだことがあります。
医療事故の多くは、経験不足からきているところもありますね。最近の厚生労働省の調査によりますと、心臓手術などは症例数の多いところほど成功率が高い傾向にあるという結果がありましたね。
実際に臨床に関わる医師の養成では、もっともっと研修の時経験が積めるような仕組みにしてほしいですね。前にも書きましたが、アメリカでは研修医1人につき公費を1000万円ぐらい使っているそうです。
財務省は何を考えているのでしょうか。何も考えていなくて「従前通り」のみに固執しているのでは。なにも財務省にかぎません。従前通りに固執するところは、日本中至る所にあります。従前通りがよいときもありますが、今は変えた方がよい事例の方がよいように思います。一例、税金の使い道。

2003年11月17日
15日の朝日新聞の「研修医の手当、どう手当?」を読んで思うこと
これなども何日か前の国立大学の経費の取り扱いと同じようなメンがありますね。
医師の養成費用ですね。これによる受益者は誰なのか。
その前に医学部の入試制度の改善が必要だと思います。大学院教育への移行を。それと平行して学部での成績評価の厳格化、大学院での評価のあり方の改善も同時に行う必要があると思います。
今でも、成績がよいから医学部という間違った考え方で指導している高校があるやに聞いています。どこかの有名私学では、高校2年次での選択希望では、成績ではなく、自分の興味というか何がやりたいのかを考えて選択するように指導しています。
このようなところは、それ程多くはなかったりして。ですから、医学部を大学院教育にしてほしいですね。
本題ですが、医師の養成に関わる費用の受益者は誰なのか。教育の受益者は誰なのか。そして国民に還元できる医療制度なのかということですね。そして、あのアメリカでも研修医1人あたり年1000万円ぐらい公的資金が出ているそうです。
高速道路や空港の費用を考えあれば安いものですよ。これ、国会議員の時にも書きましたかしら。その昔、農道空港作りましたね。どうなったのでしょうか。
ふつうの空港の方も利用予測より大幅に下回っているところが多いですね。さらに、国際線にソウル便を入れたものだから、ソウル乗り継ぎの習慣を付けてしまっていたり。大韓航空の手助けしているようなものですね。
高度経済成長の頃の予算割合と内容をいつまでも後生大事にしているものだから、にっちもさっちもいかなくなってきていますね。それでも、官僚や族議員は考え方を変えようとしない。第2次世界大戦で日本が滅んでいったのとよく似ているような気がします。ただ、今は「改革」を叫び、不完全でも実行しようとする勢力がありますので、まだ、救われる可能性があると思います。
でも、私は、宝くじが当たったらCITYbankの預けようかな。

2003年11月11日
昨日に続き喫煙率の話より思うこと
喫煙率の低下が続いています。そして今年は「受動喫煙の防止を定めた健康増進法の施行などで健康意識が高まっていることや、増税の影響による値上げが影響した」と日本たばこ産業は見ています。
どうしてなかなか喫煙率が低下しないのか。急性毒性が少し弱く、たばこの害が「癌」だけと思いこまれているからかな。だから、医療関係者ななかには「理解できない」ので吸い続けている人が結構いるのではと思います。日本人は「失敗」に関してか「懲りない性分」のようで、たばこみたいなのは、周りでばたばたと急性症状で死人がでればその害が理解できるかもしてませんが、慢性症状では理解できないのでしょう。
糖尿病もタンパクや脂肪の摂取過剰が一番大きな原因ですね。ところが、名称で惑わされて、炭水化物を減らしてタンパク等を減らさないので、糖尿病に突き進んでいる例がそこらじゅうにあるのにね。
幼稚園での「早期教育」、十分な追跡調査もせずに放置していますね。早期教育で失敗した親が、そのことについて口を閉ざしますね。わずかな成功例だけが広まります。まあ、早期教育もやりようだと思っていますが、どう思いますか。
自動車のシートベルトに関しても、物理を教えているのにしない人がいます。判っていないのですね。シートベルトは「慣性の法則」から身を守るためなのですけど。高速道路などでは車外放出を防ぐということも大切な役目ですね。自動車事故では、人間をシートに縛り付けておくのが身を守る一番の方法なのですが、身近で大量死がないため無視されていますね。
日本人は、欧米の人に比べて「身近な危険」に対しての感覚は鈍いですね。これも教育のなせる技なのかと思っています。小学校から大学などまでの総合した教育効果については一部例外的なところを除いて世界的に見て「低レベル」なのでは。お金があれば、「海学留学」(但し、どこでもよいというのではありません。)の方がいいのではと思います。

2003年11月10日
総選挙結果と日本たばこ産業の調査より思うこと
相変わらず選挙区の問題が出ていますね。比例区の得票が各政党の実際の支持率かなと思います。自民党は制度により政権党になっているのでは。実際、比例区での当選者数は民主党の方が多いですね。
参議院選挙の比例区で自民党は4割政党ですね。
昨日も書きましたが、衆議院で選挙区の一票の格差がなくなるのなら、参議院の地方区の格差はまあぼちぼちでいいと思いますが、衆議院で格差をなくせないのなら参議院の格差何とかしてください。
40%ほどの有権者が投票に行っていませんね。事情があって止む得なかった方も中にはおられると思いますが、投票に行けるのに、例えば「邪魔くさい」などの理由で行かない人は、投票に行った人に「白紙委任」をしてるのと同じだと思ってください。あとで、この結果にぶちぶち文句を言わないでほしいですね。私の投票した候補者は「落選」でしたけど。私の投票のうち比例区での効果は?です。
権利を持つというのは場合によると「義務」が付随するものだと思います。参政権には投票に行く義務がと思っています。事情もないのに投票に行けるのに行かないというのは権利放棄ですからね。
日本たばこ産業の「喫煙に関する調査」で8年連続で喫煙率が低下しているとのことです。それにしても医療保健スポーツ関係はどうなのでしょうか。前にも書きましたが一般の喫煙率より医療関係者のほうが高かったりします。さすが、医師は低いようですが。医療関係の学校はどのような教育をしているのですか。自問してください。びわこ成蹊大学の森学長の言葉「健康、スポーツを広める大学にたばこはいらない」ということです。他の健康やスポーツに関る大学はどのように考えているのですか。

2003年11月8日
ホームページ巡りをしていて思ったこと
ホームページいろいろありますね。内容ですが、一般の方もたくさんありますので専門的に見れば問題のあるのも多いのではと思います。ここでいう「問題」とはエログロナンセンスや風俗関係などではありません。
無知から来ている分が多いのでは。その点については「あ、間違っている」で通り過ぎます。
しかし、病院の医師が書いている部分で間違いというか認識の浅さというかあれば、どんな教育を受けてきたのだろうと思います。
最近もあるHP(病院です)で「たばこを安心して吸う方法」をみてびっくりしました。どんなつもりでこんなことを載せたのだろうと。
内容は、年に1回、痰の検査とCT検査を受ければ早期なのでなんとかなるという内容でした。たばこの害って「肺ガン」だけでしたか。ほかにもたくさんありますね。咽頭癌、胃癌、食道癌、その他多くの癌、血管の障害、酸素不足、心筋梗塞の引き金にもなりますね。
吸うこと自体が「危険」と隣り合わせなのにわかっていない。本当に「医師」なのでしょうか。この手の教育を受けていない人が言うのなら判らないこともないですが。
肺ガン、進行の早い分ですと1年間隔では開き過ぎではと思います。どこのHPか探してみてください。禁煙教室もやっているのですよ。なにかチグハグもここまで来るとあきれるだけです。
まあ、結局は「教育」の問題に行き当たりますね。「教育」とは、人間の成長の助けるものでしょ。成長とは「暗記」ではないですね。「君子豹変」、これは、君子たるもの、より良きことを知ったら今までとは違う君子になる、とか言うような意味だそうですね。教育を受けるって、このようのことであると思います。
ところが、現在はというか日本は「暗記」が「教育」と思いこんでいるようですね。ですから、専門家といわれる人がこんな訳のわからないことをしていて、平気なのでしょう。

2003年11月7日
今日の日経「私の履歴書」を読んで思ったこと
今月は、フィリピンの元大統領のフィデル・V・ラモス氏です。
アメリカの陸軍士官学校の入学されています。そして、卒業されたわけですが、記述の中に「入学した約1000人のうち卒業できたのは672人であった。」とあります。
330人ほど卒業できなかったわけですね。日本ではこの手の話、ほとんど聞きませんね。私が過去に聞いたことがあるのは、東京や大阪にあるいくつかの「専門学校」だけです。
どちらも卒業させたくないのではなく学校の「一定基準」に達したかどうかで判断して単位を与えなかったからというです。聞いた当時、卒業できなかった生徒の就職の世話もされていたようです。無理に卒業させないのではなく、卒業生の就職先を継続的に確保するためには「質」の維持が大事であると判られていたようです。
それ以外の学校はどうでしょうか。私もそのぬるま湯で助かったのかもと思いますが、一流の研究者の多いところの方が鍛え方が厳しかったですね。
ある程度、卒業生の水準が判るのか「日本技術者教育評価機構」認定のところか、国家試験合格者ぐらいかな。
そうそう、日本の大学での留年は、極端にいうと「さぼり」、この言葉に尽きます。欧米みたいにしてくださいよ。就職が決まっていても成績不振者はやはり勉強を続けてもらうべきです。企業の採用姿勢も「日本で通用しない基準」から脱却してください。
大学はもっと高校を含めた世間に入学後必要な最低基準と思われる学力というか能力というものを広く広報してほしいですね。
それをしないと今の高校教師を含めて世間の多くの人は判っていませんよ。以前に書きましたが、薬学ではどのような化学的素養が重要なのか判っていない化学教師、経済学が数学を多用していることが判っていない教師などが多くいます。
日本を潰さないために。

2003年11月5日
なぜか一昨日の日経の「患者の目」を読んで思ったこと
弁護士の堀田力氏が執筆されていました。自身の2度の手術の経験から「医師は自分であって選ぶ」という見出しを付けられています。
一回目は、病院が呼んだ某有名大学の教授で本体の手術はうまくいったが、おなかに余計な穴を開けられていたそうです。教授の名前は何度聞いても教えてもらえなかったそうですね。
次の時、知り合いに紹介してもらうと、その医師は頼みやすい人を紹介する。その人が信頼できるとは限らない。情報をいろいろ集めてみると、湘南鎌倉総合病院があり、そこの評価が医師の技量を情熱であるところに惹かれたそうです。そして、院長はその手術なら自分より確かな腕を持っている医師がうちにいるのでとかいうことでその医師に手術してもらって成功したと言うことです。
入院とか手術とか治療というものはその医師に信頼感がもてるかどうかと言うことが大きいと思います。それはあってみないと判らないことです。本当の名医はどこにいるのか。それは自分であって探すことになるのですね。
でも、探せる人はいいですよ。私ら経済的な面からそう幅広く探せません。ですから、医学教育のレベルとあげてほしいです。医師の卒後の生涯にわたる研修ができる体制や同じ面に心療内科の記事にあったのですが、「玉石混交」にならないように医師の技量の最低水準の保証ができるような制度を作ってほしいです。
私も誤診をされた経験があります。まあ、ここの日記を以前から読んでくださっているは判ると思いますが、その時は自分で身を守りました。でも、いつもこうできるものではありません。

2003年11月2日
日経の土曜日の教育面「健康維持の基礎作る」を読んで思うこと
確かに現在は子供の運動量は以前に比べて「激減」していると言って良いような状態かなと思います。
この記事の副題に「中学の運動部活動に効用」とあります。まあ、運動不足ですから、しないよりはましですが単純に「効用」を信じていいのでしょうか。
中学生は、体の成長中ですね。そこには、過度の、あるいは特定の運動だけさせるのはいかがなものでしょうか。中には、早期から打ち込んでも大丈夫な者もいますが、多くはそうではないでしょう。
指導されている方の中には、大人になるまでを考えて指導されている方もおられると思うのですが、中学校の大会での勝利を目的としている人もいると思います。問題は後者の方です。
以前より減少しているようですが、練習によるスポーツ障害によって一生スポーツのできないような体になってしまう中高生がいまだによくでますね。
少年野球では、相当長期にわたって指摘され続けて、漸く投球回数の制限とかできましたね。
サッカーも中高校と離れたクラブチーム(Jリーグの下部組織)で中高校生の指導を始めてから強くなりましたね。
それから長時間拘束ですが、「非行防止」のためと聞いたことがあります。何のためのスポーツなのですかな。
中学高校の全国大会を止めましょうや。こどもの健康を守るために。
アメリカンフットボールですが、京都大学が強いですね。日本大学や法政大学、関西学院大学などは高校からの経験者や他の運動部の選手だった学生だそうです。
京都大学は、運動すらしていないずぶの素人の集団ですね。それがたかだか3年ぐらいで全国一になったりしていますね。ここに日本の運動部の抱える問題点を考えるヒントがあるのではと思います。

2003年11月1日
日経の土曜日の「NIKKEIプラス1」の一面を読んで思うこと
今日は「全面禁煙にしてほしい場所」でした。一位が「路上」、二位が「横断歩道付近」、三位が「鉄道のホーム」、四位が「駅構内」、五位が「列車の中」、六位が「ファミリーレストラン」、七位が「公園」、八位が「テーマパーク・遊園地」、九位が「映画館・ホール」、十位が「職場」となっていました。
まあ、路上などは煙だけでなく「火」による被害も出ていますからね。列車は航空機と同様の扱いでもと思いますがいかがでしょうか。ホームや構内は閉鎖空間(換気対策をすること)を作ってその中でも喫煙であればとも思いますがそのような設備のないところでは全面禁煙を。映画館は喫煙者用と禁煙のところを建物から完全に区別するのがよいのでは。
職場は「全面禁煙」であるべきです。
でもね、看護学校を卒業した看護師が吸っている例は多いですね。看護学校の教育はどうなっているのでしょうか。医師で吸っている者、どのような教育を受けてきたのでしょうか。
その他、健康やスポーツに関わる仕事をしているのに「喫煙」している人が多いですね。どのような教育を受けてきたのでしょうか。また、そのような大学や専門学校などを野放しにしている政府関係機関はなにを考えているのでしょうか。
欧米での喫煙率は低下してきていますね。そして、高等教育を受けた者の喫煙率が特に低下しているそうです。
禁煙場所を増やすことも大事です。そのなかで次の世代を担う子供と関わっている学校の全面禁煙化が喫煙者を減らすということに一番効果があるのでは。
それと、健康やスポーツ関係の仕事や指導に関わっている人に喫煙者はいてほしくないですね。子供や患者などに悪影響を与えます。
「こども」は、大人を見て育つのです。高学歴者(大学卒業)や健康等に関わる者たちから「完全禁煙」をしましょう。
それと、飲食店ですが、たばこの煙は喫煙者は当然として、吸わない人の味覚や嗅覚に対しても影響を与え、味や香りが判らなくなります。全面禁煙か換気対策をした分煙を実施してください。対策をしていないところはお客さんに食事ではなく「餌」を食べさせているのですか。
このごろ、ペットフードの味とか香りは向上しているそうですね。

2003年10月15日
道路公団の総裁解任の件です。
聴聞を公開にするように言ったようですね。それに対して石原大臣は「公開しましょう」という感じですね。
総裁側は、国会議員との癒着みたいなことをネタにするようですが、まあ、自分で自分の首を絞めてください。癒着が明らかになれば国民にとってはこの選挙にその議員を落選させればいいわけですから。願ってもない機会となるわけですね。
もともとは、行政上の最高責任者たる総理大臣の意向に添うようにより正確な資料等を出さなかったり、どうもでっち上げの資料みたいですから公団側が悪いわけで「解任」は当然だと思います。行政の制御下にあって当然の業態ですね。それを無視したのですからね。
これを機会に「族議員」というのが無くなることを期待します。もっと国全体を見て考えてほしいですね。
「族議員」ろくなことがないですね。悪い意味の「村意識」そのものですね。総裁の感覚もこれなのでしょう。そして「世間の常識」とのずれが分からなくなったのでしょう。第二次世界大戦に突入していった軍部と同じような感覚ですね。身内の部分しか見えなくなっているという点ですね。それも思いこみによるものだけ。
そういえば、ブッシュ大統領も「思いこみ」がひどいですね。今度、戦争、戦後処理の感じからみると「ブッシュの戦争」という感じがしているのは私だけでしょうか。
行政の責任は内閣にあるわけですから、内閣が責任を持てるような行政機構であるべきですね。ところが、今の状態では、行政の責任を内閣も官僚も取ろうとしない。内閣は、官僚の言いなりみたいになっていますね。ですから、うるさいのがきたら排除しようとする。それを、以前の総理は排除していた。今回は、逆ですね。これを機会に責任も取るが行政の実権は内閣にあることを官僚に示してほしいですね。
話は変わりますが、医学系の学会の専門医の認定について「診療技術の向上」を目指してやっているところと「研究に対する箔付け」でしているところを調べてみたいです。日本循環器学会みたいな不届きなのがどの程度あるのかです。
専門医制度は、実際の診察治療の水準向上のために使ってほしいですね。「研究」の方は、博士号があるのでは。使い分けてください。

2003年10月14日
医療問題です。その2
昨日の日経の医療面の「医師の目」を読んで思ったことです。昨日は「国立札幌病院放射線科医長 西尾正道氏」でした。
西尾氏は、前々から「日本の放射線治療の問題点」の提起をされていました。今、ガンの放射線治療の分野でも最先端の物理工学とコンピューターテクノロジーによって、照射技術のめざましい進歩がもたらされていると述べられています。
つい最近、青森県でしたか国立病院での放射線治療で線量の計算ミスが発覚しましたね。どうして、計算ミスが起こったのでしょうか。なぜチェックできなかったのか。
機械の管理が悪ければ、放射線発生装置からの線量がずれてしまうそうですね。各個人に応じた正確な線量の計算、これらは、医師や診療放射線技師ではなく専門の職員がする必要があるそうです。
ところが、診療放射線技師が余分な仕事として医学物理師と線量計算士とコンピューター技師の4役もこなしているとのことです。専門外の仕事であり、種類が多いので間違いがあっても仕方がない状態では。
治療用装置でも国立病院は、厚生労働省の現場知らずのお役人のおかげで不十分なものしか購入できないそうです。大学病院は研究費からの支出等でなんとかなっているようですが。
放射線治療は、ほかの治療もそうですが必要な状態の時適切におこなえば、非常に有効な治療法だそうです。ところが、装置?人的?では怖いですね。

2003年10月13日
医療問題です。
本日の日経の医療面の「駆ける」を読んで思ったことです。今日は「大和成和病院心臓病センター長 南淵 明宏氏」です。磨き上げた技術で心臓手術を年間200例されています。
ところが、来年度日本循環器学会の専門医の資格を失うそうです。外科の分野は「職人芸」みたいな能力が必要ですね。最近の腹腔鏡手術の事故は、論文書きでは習得できない技術が未熟なためでしたね。
学会は、未だに論文等の方に重点をおいて肝心な手術能力についての審査というか向上を目指していないのかな。こんな学会の認定医より技術の確かな医師の方がよっぽどましです。
この学会の幹部は「専門医資格は研究中心の医師に与える箔付け」だそうです。日本循環器学会の「専門医」には実際の診察治療の能力はないのかもね。何のために「医師」になったのか。「ヒポクラテスの誓い」を今一度、かみしめ直してほしいですね。
その点、欧米は医療の原点を理解した上で教育をしているようですね。研究主体ならそれでもいいのですが、診察治療の現場に出てきてほしくありません。もっと真に臨床分野の実績でも「学位」が取れるようにしてください。そうすれば、今の変な研究ではなく、臨床分野の研究から今の多くの医学部で盛んな研究のどれでも評価されるようになれば良いともいます。
臨床の経験の質と量にもっと精力を費やしてください。臨床技術の向上に役立つ方法が分かれば積極的に取り入れる体質になってほしいですね。
誤診で被害を受けかけた者の願いです。

2003年9月24日
咋日の日経、スポーツ面の「国立スポーツ科学センター本格稼働2年」を読んで感じたこと
私にとって情報が遅かった?
日本にもできていたのですね。そして、2年で結構成果が出ているようですね。ということは、今までのスポーツの指導が良くなかったということになってきますがいかが思いますか。
まだまだ、アメリカなどのレベルの施設には追いついていないようですが、今後の予算等の配分でさらに成果が上がることを期待したいですね。
となると、旧態依然たる指導をしている指導者に対する研修ですね。こちらにもお金を回してくださいね。でないと、多くの小中高校生がケガなどでスポーツができなくなっている例がまだまだあります。
スポーツは、健康増進用も含めて「科学」的に行なう必要があるはずです。
指導者は、スポーツにとってというか健康に害のあることをしないという見本を小中高校生に見せてほしいですね。
びわこ成蹊大学の学長のことば「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」ということばをかみしめてほしいですね。カッコの中の大学を者というか指導者に変えて考えてみてください。

2003年9月21日(今日は2つです)
インスリンの話、糖尿病の話
よく、新聞などや話で血糖値が高くなったから糖尿病になったということがいわれますが、これって、「原因」と「結果」と取り違えているのではないでしょうか。カロリーを取り過ぎれば何を食べていようがいろいろな問題が起こります。人間、食べ過ぎてよい食べ物なんてありませんよ。
糖尿病の原因ですが、先ず、カロリーの取り過ぎ、このとき、特に繊維質のない肉や脂肪分を多く取る人ほどなりやすくなります。運動不足です。肉や脂肪には糖分はほとんど含まれません。でも、肉や動物性脂肪の摂取量が増えると炭水化物を減らしても糖尿病になります。
どうしてでしょうか。「からだの科学」の増刊号「糖尿病2001」の中に、インスリンの分泌についてありました。まあ、グルコース量に応じて増加しますが、グルコースがなくても何種類かのアミノ酸は単独でも(グルコースがなくても)インスリンの分泌を促進するとあり、さらに脂肪もグルコースと併存の状態で促進するとありました。
炭水化物を摂取せずに肉などでカロリーを摂っているも、インスリンが分泌されますね。すると血糖値が下がります。これって下がり過ぎのほうかな。すると、血糖値を増加させる仕組みが働きます。続けて、タンパク質や脂肪を主成分とする食事をすると、やはり、インスリン分泌→糖分を摂取していないのにインスリン分泌→血糖値の低下し過ぎ→血糖値を増加させる仕組みが働くの繰り返しになり、ランゲルハンス島のβ細胞がくたびれて分泌できなくなったり、肝臓、筋肉、脂肪細胞がインスリンに対して抵抗性を持ったりして血糖値の調節ができなくなり、糖尿病になった結果として、高血糖が症状として出てくるのではないかと思っています。
日本では、ここ何十年もカロリー摂取量の減少、炭水化物の占める割合の減少が続いています。にもかかわらず、糖尿病が増加しているのは、タンパク質や脂肪によるカロリー摂取の増加、運動不足によるものではないでしょうか。アメリカなどに移住した日本人は日本にいる日本人より糖尿病の割合が相当高くなっています。
タンパク質は摂取過剰やその種類によっては「痛風」にも気をつけてくださいね。ものすごく痛いそうです。
脂肪分やカロリーの摂取過剰は高脂血症もありますよ。糖尿病に高脂血症併発、血管の破損が恐いですね。

2003年9月18日
日経「私の履歴書」井植敏氏「米国生産を機に禁煙」を読んで感じたこと
今日の分の中ごろに、アメリカでの煙草に対する感覚も含めて日本人に雇われることが面白くなかったのかアメリカ人部下が井植氏に「あなたはヘビースモーカーですね。健康によくないとわかっていながら平気で吸っている。そのような意志の弱い人間に社長が務まるでしょうか」と言ったそうです。それで井植氏は禁煙しました。いまは、そのアメリカ人こそ、健康の大切さを教えてくれた恩人であると書いています。
さすが、本当の意味で企業を育てた経営者だなと思いました。悪いことの指摘を耳を塞がずに聞いて良い方向に生活を改めていますね。そして、その時は鬱陶しかったかも知れませんがいまでは恩人であると感謝している。
小物は、これができませんね。うらみつらみだけが残るようですね。
アメリカでは、喫煙者と肥満者は「意志の弱い経営者に不適な人物」と見なされているようです。なら、煙草を吸っている医師は、「意志の弱い・・・に不適な人物」なのでしょうね。日本医師会は「禁煙運動」を繰り広げています。これは、医師は非喫煙者が当たり前であるという前提だと私は解釈しています。
そのほか、健康やスポーツに関る人も非喫煙者であるのが当たり前だと思います。
子供は、大人の姿をみて育ちますので教師も非喫煙者であるのが当たり前ではないでしょうか。

2003年9月17日
朝のNHKニュースの「京都市役所禁煙化」を聞いて
市役所で禁煙化は良いことだと思います。副流煙の問題もありますし、相当しっかりした換気装置でも副流煙の問題解消は困難のようですね。
喫煙室を設置する場合、この換気をどのように考えているのかで「副流煙対策」への取り組みが判るような気がします。そんなのより、多数の人が集まる場所ですので全面禁煙の方がいいと思います。
このような取り組みを他の自治体でもしてほしいですね。健康増進法が施行されて4ヶ月と17日になります。公共施設は全面禁煙化をしてください。

2003年9月10日
日経社会面にあった禁煙の効果について
新聞を職場に置いてきたままなので、うろ覚えなところがあります。
徳島のたしか、赤十字病院の医師団が「非喫煙者」「喫煙者」「喫煙していたが禁煙した者」に分けて心臓の冠動脈に対する薬の効果(確か回復作用かな)を調べて比べていました。
一番効果のあったのは当然「非喫煙者」、煙草は全く吸っていないグループですね。「喫煙者」は効果があまり見られずでしたが、「禁煙した者」は相当な改善が見られるということです。
煙草の害というと「ガン」ばかりが強調されるときがありますが、循環器に対する悪影響もすごいですよ。こちらは、いつ発作が起こるかもわからないので恐いですね。
吸っていても禁煙すれば、リスクが確実に減少するのですがね。あの7月26日(土)の朝日新聞の土曜論題に煙草の件で執筆した医師の方はこのようなことを理解していたのでしょうか。未だに疑問に思っています。

2003年8月31日
昨日の朝日新聞朝刊にあった「高脂血症予防 食事のポイント」を読んで思ったこと
大きく『「日本食」に予防効果』とありました。動物性の脂肪などの少ない、炭水化物主体の食事ですね。これが、欧米に比べて、心筋梗塞等が少ない理由だそうです。
糖尿病も高カロリー低繊維食の欧米型になると増加しますね。昔ながらの繊維質の多い炭水化物主体の日本食のときは少なかったようですね。実際、いろいろな民族で、動物性の蛋白、脂肪の摂取が増加するとそれに連動して糖尿病や高脂血症などが増加しているとの報告を多数、読んだことがあります。
この記事の右側に「1日あたりのエネルギー摂取量と栄養素の比率」のグラフがあります。それによりますと、2001年は1975年よりエネルギー量では減少していますが、炭水化物の減少はもっと大きくなっています。炭水化物の割合が減少しているのに高脂血症は増加しています。炭水化物が減少しても糖尿病も増加しています。
ところが、なにか炭水化物を「悪者」のように思っている人が多いですね。例えば、正常でも食後血糖値は普通、160前後ぐらいには上がりますよ。問題は、いつまでも下がらない人ですね。
タンパク質でも脂肪でもインスリンの分泌は促進されます。栄養多かでそれですい臓の細胞がくたびれて分泌できなくなったり、肝臓、筋肉、脂肪細胞がインスリンに対して鈍感になって効かなくなったりして糖尿病になる。繊維質の多い炭水化物主体の食事をしていたときには糖尿病は少なかった。
食後の血糖値だけに注目して、誤魔化しても糖尿病は防げませんよ。全体のエネルギー量、繊維質の量、運動量など全てで管理しないとね。炭水化物減らして蛋白、脂肪分を増やせば、糖尿病や高脂血症に一直線ですね。蛋白を取り過ぎると「痛風」という問題も起こりますよ。

2003年8月13日
糖尿病に関係しているからかな
最近、広告で食事直後の血糖値の急激な上昇を押さえる食品なるものや、糖分の摂取を押さえるような話をよく聞くのですが。
日経にも書いてあったのですが、糖尿病の原因としてはほとんどが「運動不足と過剰な脂肪の摂取」とありました。どちらもカロリーの過剰をもたらします。なにせ、脂肪は糖分の半分以下の量でカロリーは同じになりますね。さらに糖分は多くの場合、植物性繊維と同時に摂取ということが多いですね。脂肪分は、繊維質がまずないですね。
糖尿病になりやすい食事というのが「高カロリー低繊維食」です。
脳は、エネルギー源として「グルコース(ブドウ糖)」しか使いません。糖分を摂取しないと肝臓で盛んにタンパク質などから合成してますよ。
「からだの科学」の「糖尿病2001」に書いてあったのですが脂肪分もグルコースと共存するとインスリンの分泌を促進するそうです。そうすると脂肪細胞も頑張りますね。
この本によるといくつかアミノ酸もインスリンの分泌を促進するとのことです。
糖分をぼちぼち摂取しないと肝臓に負担をかけることになると思うのですがいかがなものでしょう。
だから、糖尿病の名前を、例えばインスリン分泌不全症とかインスリン抵抗性機能不全症とか高脂肪摂取性インスリン機能不全症とかにしましょうよ。
8月7日の日記の「80カロリー」は、正しくは「80キロカロリー」でした。訂正させていただきます。

2003年8月7日
日経一面の記事「糖尿病 予備軍含め1620万人」を読んで
糖尿病を疑われる人は可能性を否定できない”予備軍”を含め成人の6.3人に1人に達することが、厚生労働省の「糖尿病実態調査」で分かったと言うことです。
「糖尿病」、まず名前が悪い。誤解の一つが「糖」ということから、甘いものを食べないからということです。実際は、酒飲みに多いですね。一部、遺伝的に発症する気の毒な人たちがいますが、大部分は、「脂肪の取りすぎや運動不足」が原因とされるということです。
いろいろな地域で、食事内容が伝統的な高繊維、低カロリー(デンプンが多く含まれている。糖尿病は少ない。)から低繊維、高カロリー(動物性主体)に変化するのと時を同じくして糖尿病が増加している。
名前を変えようよ。例えば、インスリン分泌不全症とかインスリン抵抗性機能不全症とか高脂肪摂取性インスリン機能不全症とかにしましょうよ。
糖尿病の治療というか食生活の改善等をしている人の割合が低いのは、たばこの害が判っていても止められない人が多いのと同じ理由によると思います。まともな想像力の欠如、これに尽きると思います。
ここで、また、教育の問題も出てきましたね。暗記が勉強という風潮を潰して、真に自分で調べ、考え、より正しい判断ができるようになる教育にする必要があると思います。
女子栄養大学の食物80カロリーガイドブックで調べたら、80カロリーのエネルギーを摂取するのに必要な量はサイダー220g、みかん天然果汁200gなどですがビールは210g、あまり変わりませんね。ところが清酒75g、焼酎(25度)60g、ウイスキー(特級)32gなどお酒は高カロリーですね。酒飲みはジュースを飲む者の心配をするより自分の心配をまずしなさい。

2003年7月31日
6日目です。7月26日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでです。
初めての方は7月26日分より読んでみてください。
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。 朝日新聞の間違いなのか何かわかりませんが、群馬県には公害衛生研究所はなくて衛生公害研究所があって、今は衛生環境研究所になっています。単なるミスだと思いますが、ひょっとして、「喫煙」によって脳の血管に障害が生じて、脳血管性痴呆症が始まりかけているのかな。
喫煙によって、血管に傷が付き傷害が起こりやすくなるというのは医学界では常識になっているのですけど。
日本の医学教育ですが、最近はだいぶ変わってきているようですね。卒業後、自ら研鑽ができる能力という点が大事にされてきていると聞いています。でも、まだまだ卒後の研修については、制度自体も不十分ですね。その結果、大学で教えてもらったことだけで診療しているというような事例を時たま聞くことがあります。
日経の7月28日の医療面の「患者の目」というコラム記事の内容も不勉強の例と一部熱心な医師の例ですね。アメリカでは、原因もわかっているにもかかわらず日本では、原因不明、または患者のせいにされて患者が苦しんでいるということが書かれていました。
ここの医師の問題だけではなく、日本の教育(医学以外も含む)の問題が出ていると思います。
勉強するということ、知るということは、単に知識を脳にとどめるだけではなく、それによって人間に以前とは変化が起こることではないでしょうか。そして、その変化の内容がどのようなものであるかで教育の質が判るのではないかと思います。
単に記憶するだけなら、PC関係の記憶装置の方が圧倒的に正確です。学習とはそのようなものではないはずです。 ここ1週間の日記であげたリンクをもう一度入れておきます。
非喫煙者のきれいな肺と喫煙者の炭紛沈着の黒い肺です。当然、解説もあります。 古代ギリシャで、医学を初めて迷信から独立させた人、ヒポクラテスの誓いは現在日本でも一人前の医師となるとき誓う、医師の倫理基準だと言われてます。ヒポクラテスの誓い(金沢医科大学のHPです)というのを読んでみてください。当時の概念ではなかったかもしれないですが、今は予防医学というの大事になってきていますね。「ヒポクラテスの誓い」の概念の中にも予防医学は含まれると思います。
この誓いの意味を今一度噛み締めてほしいですね。

2003年7月30日
諦めずに7月26日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでです
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。 もう一度、非喫煙者のきれいな肺と喫煙者の炭紛沈着の黒い肺を見比べてください。解説にもありますように明らかに喫煙による異常が見られるわけですね。 古代ギリシャで、医学を初めて迷信から独立させた人、ヒポクラテスの誓いは現在日本でも一人前の医師となるとき誓う、医師の倫理基準だと言われてます。ヒポクラテスの誓いというのを読んでみてください。当時の概念ではなかったかもしれないですが、今は予防医学というの大事になってきていますね。「ヒポクラテスの誓い」の概念の中にも予防医学は含まれると思います。 この誓いの意味を今一度噛み締めてほしいですね。

2003年7月29日
またまた7月26日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んで
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。
この記事の中に問題のすり替えも多用されたいます。注意して読む必要があります。それと今どきの医師の書く文章かと思う内容です。どこで教育を受け、研究をしてきたのでしょうか。
まず、「煙草を止めるとストレスがたまり、血圧が上昇する」とあり、すわないよりマシだというようなことを言っていますが、喫煙による血圧上昇は医療の世界では常識ですね。それに吸い始めたから起こることであり、まだ、吸っていない子供らがこれを読んで吸い始めるような事態になるかもしれないということを考えなかったのですか。一度も吸っていなければ、禁断症状は起こりません。吸い始めるから起こるのです。
「禁煙したものの中に飴などで高脂血症だ悩んでいる向きが多いと聞く」とありますが、煙草をやめれば食事がおいしくなります。それの食べ過ぎですが、それは当人の問題ですが煙草の害よりいろいろな疾患が減少するというのが医療界の常識ですね。元から吸っていない人はこの心配もないわけです。
今の禁煙対策の一つが、子供の喫煙防止ですね。吸い始めなければいいわけです。本人に対する健康被害も周りに対する健康被害もないわけです。議論に関する書き方では、医師ともあろうものが喫煙を勧めているようなものです。どう思いますか。

2003年7月28日
しつこく一昨日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでです
過去二日分も合わせて読んでください。
新聞に載せるということは、その記事に対して意見等が出てくるという前提であると思っていますのでしつこく書きます。
この5月1日より健康増進法が施行されていますね。医師たるものはその趣旨に一番に従わなければならない立場と思いますがいかがなものでしょうか。
この法律の対象は、まず自分およびその周りの人に対してではないでしょうか。そしてその他の人の健康を守る義務(健康被害を与えない義務)をも課していると思います。どれが欠けても健康増進にはならないと思います。
医師の責務とは何なのでしょうか。よく考えてみてほしいと思います。
日本医師会は、禁煙運動をしていますよ。

2003年7月27日
昨日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでを再び
昨日も合わせて読んでください。 公害等の研究所にいながら、次のような事例について勉強しなかったようですね。何をしていたのかな。 非喫煙者のきれいな肺と喫煙者の炭紛沈着の黒い肺を見比べてください。 明らかな違いがありますね。私の肺はもっと綺麗なピンク色に近い状態の良いものでした。福井県立病院の解説も読んでくださいね。 喫煙者の肺は炭坑等の塵肺とよく似てるような気がします。医師でありながらそれでもあのようなことが書けるというのはどうしてですかね。 これは、養老孟司氏の著書「バカの壁」にありますように、知るということの意味ではなく、単に記憶するだけで考えて自分のものとしていないからなと思います。あるいは煙草の害に関する情報を受けつけない脳になっているのかな。 これは、明らかに教育の問題も含んでいます。情報を収集、解析そしてより良い状況をつくるための判断の訓練がなされていないから起こることではと思います。

2003年7月26日
本日、朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んで
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。
この記事の中に問題のすり替えも多用されたいます。注意して読む必要があります。それと今どきの医師の書く文章かと思う内容です。どこで教育を受け、研究をしてきたのでしょうか。
まず、「煙草を止めるとストレスがたまり、血圧が上昇する」とあり、すわないよりマシだというようなことを言っていますが、喫煙による血圧上昇は医療の世界では常識でしょ。
「禁煙したものの中に飴などで高脂血症だ悩んでいる向きが多いと聞く」とありますが、煙草をやめれば食事がおいしくなります。それの食べ過ぎですが、それは当人の問題ですが煙草の害よりいろいろな疾患が減少するというのが医療界の常識でしょ。
アメリカやヨーロッパでは、政治家はほとんど煙草を吸いませんね。それでも議論は日本より充実していますね。日本の議論は一見すると立派にみえることがあるのですが、煙草以前の問題があり、本質的な議論になっていないですね。
自動車車の排気ガスですが、家の中でだしますか。公害を研究してきているのなら、煙草の煙の成分と排気ガスの煙の成分の内容も出して比較して発表してください。
医師たるものは、人間の健康に明らかに害のあるものをあからさまに勧めないでください。他の人に絶対に煙の届かないところで吸ってください。あなたの書き方では、分煙すら否定する書き方になっています。副流煙で肺ガンになった者から見ると許せません。

2003年7月13日
HPと日経の記事から感じたこと
<A href="http://nosmoke.hp.infoseek.co.jp/gakkou/" target="_blank">学校の禁煙化を支援するホームページ</A>の「小学生より」を読んでいて、「たばこの害」を教えている教師がたばこを吸っている矛盾と今日の日経のSanday Nikkeiの「真説 異説」の記事中に書かれている官僚の体質、なにか似ているような感じがしました。ともに「知っているけど、自分には関係ない。なにもしたくない。」とかいう体質ですね。
これらの人々の受けてきた教育って何だったのですか。教育とは、より正確なことというか、新しい正しい見方、考え方、知識を学んで理解すれば、それによってより良い行動に変化するようになることではないでしょうか。
本来の教育に戻る第一歩として、学校の全面禁煙化をしてください。
学があるとか、ないとか、言いますが、知識を学んでも、間違っていると解った行動からの変化が見られない人こそ、「学がない」と言うことですかな。特に大学は最高学府でしょ。学のない人は、いないはずですが。

2003年7月11日
ニュースより「官庁の庁舎内全面禁煙化」
人事院は「健康増進法」の施行にあわせ、各官庁内の全面禁煙化の方針を打ち出し、実施を求めるというニュースが朝ありました。
これで思うのですが、官庁より先に学校(大学を含む)で実施されるべきではないかと思います。先進的な自治体や大学ではすでに全面禁煙化が始まっています。こどもの教育の場である学校は禁煙教育に最適なところの一つです。ところが、いまだに「たばこの害」を教えながら吸っている教師が見られます。こどもはどのように思うでしょうか。この感情は他の教科の学習にも影響を与えます。「学校の勉強は、生活とは関係ない。」と思う気持ちを植えつけます。養老孟司著の「バカの壁」にありましたように学習して知るということの意味は「勉強して自分の身になれば人間変わるはず」ということです。
勉強の意味をなくさないためにも、学校の全面禁煙化を実現させましょう。

2003年7月2日
日本経済新聞を読んで「たばこの影響 4病名明記へ」
今日の一面の記事に「たばこの影響 4病名明記へ」という記事がありました。無いより余程良いことなのですが、明記するだけで読んで禁煙へ行動を起こせる人はもう禁煙に挑戦して禁煙に成功している人も大勢おられると思います。問題は、教育が悪いのか、例えばたばこの害を教えていて未だに禁煙できない人ですね。「知っている」けどその人の行動として表れていない。本当に理解しているのなら行動に表れると思います。これなど教育が悪いからかなとも思います。記憶力だけを試すような評価を続けてきた結果ではないでしょうか。
びわこ成蹊スポーツ大学の森学長が「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」と話していると記事が今年の4月19日にありました。このようにすべての大学が積極的に禁煙の方向の方針を示す必要があると思います。

2003年6月30日
ニュースより思うこと
明日からいろいろと値上がりするようですね。他人事みたいな書き方ですね。私、飛行機は乗ったことがほとんどないし、これからも少ないと思います。タバコは、全く吸いませんので完全な他人事かな。タバコの害を教えていながら吸っている方、これを機会にお止めになられたら思いますがいかがでしょうか。
ただ、航空運賃の値上げは、今の行政では仕方がないと思うところもあります。経営努力については?に感じているところもあります。タバコは値上げ当然でしょ。社会的費用を負担していないのですから。我々と同じ健康保険は止めてください。別建てにしてください。その他、いろいろありますが今日はこれぐらいにしておきます。

2003年6月26日
HPの紹介
上のほうは数日前からの分ですが、新たにもう一つ、紹介します。訪問してみてください。
学校の禁煙化を支援するホームページ
学校をタバコのない場所に
どこの学校が最後になるのか。予想しませんか。学校は、本来周りから言われなくても全面禁煙であるのが普通だと思います。

2003年6月19日
NHKーFM、日曜喫茶室を聞いて
この前のこの番組のゲストにスキーの複合協議の荻原さんが出演していました。その話の中で、選手の養成についてがありました。「欧米では、国家が責任をもってというか国家として組織をまとめ、科学的に養成しているが、日本では、個々の選手の素質に頼っている」というような話だったと思います。
日本は選手の育成という面では完全に遅れているのではないでしょうか。非科学的な練習法がまだ残っていたりするような気がします。びわこ成蹊スポーツ大学の森学長が「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」と話しているように、本来スポーツの指導者はタバコなど吸っていないのが普通だと思うのですが、いかがなものでしょうか。

2003年6月17日
ニュースより
多くの新聞、ニュースで報道されていると思うのですが、少し前です。
公立学校全面禁煙を全国に先がけて実施した和歌山県の話です。
高校野球の夏の大会の和歌山県予選の会場の観客席は全面禁煙にして、喫煙所を数ヶ所設置するというニュースです。
その理由が、健全なる高校生の大会においては観客も禁煙であるのが望ましいとかだったと思います。
そうすると当然、役員席や役員控え室も禁煙でしょうね。和歌山県だから禁煙だと思いますが。
他の都道府県ではどうでしょうか。健全なる高校生の大会なのですから、当然、役員席や役員控え室は禁煙でしょうね。
「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」と学長が発言している「びわこ成城大学」と同じようにスポーツを広めているのだから、タバコは要らないはずです。
これは、野球以外のスポーツでも同じですね。日本は、スポーツの指導者でタバコを吸って人が多いですね。どうなっているのでしょうか。

2003年5月31日
世界禁煙デー
今日は、世界禁煙デーです。
昨年から和歌山県が最初に始めた公立学校の敷地内全面禁煙が、他の県や市町村に広がりを見せています。
今日のNHKニュースでは、青森県が県立学校で全面禁煙を始めるとのことです。青森県内では、深浦町がすでに始めています。
青梅市やその他のところも紹介されていました。
こどもの喫煙防止は、やはり「身近な大人が吸わない」、これが一番です。たばこの害について教えている教師が喫煙するというのが一番悪影響を与えると思います。ですから、ある中学校で全面禁煙にしたら、学校内での喫煙が大幅に減少したという報告があります。
喫煙による被害防止のため、早く全学校で校内全面禁煙にしてほしいですね。
こどもは、大人を見て育ちますからね。
どこの県が最後になるのでしょうか。
それと、日中首脳会議で、また、「歴史を鏡として」を言われたようですね。都合の悪い歴史もしっかり受け止め反省する。これができない国は潰れます。日本は潰れそうです。

2003年5月15日
日本経済新聞より
5月13日でしたか、スポーツ面に「野球選手の薬物」についてがありました。思ったことは、アメリカは運動能力を高めようとしての薬物、日本は運動能力の低下よりニコチン、そんな感じの記事でした。プロとは、スポーツでお金を稼いでいるわけですな。アメリカは、健康問題もありますが「たばこ」などを大リーガーが吸っているとマイナー行きなのかな。運動能力が低下すためでね。その点、日本は甘いですね。観衆に最高のプレーを見せるつもりが無いのですね、たばこを吸っている選手は。たばこの害に関する正しい理解ができるかどうかの差が出ているような記事でした。

2003年5月1日
本日より「健康増進法」施行
今日も職場に日記のネタを忘れて来ました。新聞です。持っていって、持って帰るのをです。
今日から「健康増進法」施行ですね。関東の大手私鉄の駅や道路公団のサービスエリア(建物内)などが全面禁煙になりましたね。医療や保健関係の喫煙者はどう思っているのでしょうか。たばこの害を教えている人で喫煙者はどう考えているのでしょうか。何も考えていないのかも知れません。だがこの害を減らすには、そのあたりの意識改革、大学や専門学校等での教育のあり方が問題になると思います。

2003年4月29日
明後日から「健康促進法」
職場に日記のネタを忘れて来ました。他にないのかなとも思いましたが出てきませんでした。
そうそう、明後日から「健康促進法」でしたか施行ですね。情報教育をしっかりしないと健康の意味を分かってない人が多くいます。情報教育とはPCの利用法ではありません。普通の教科の授業でもできます。情報を集め、判断したりする練習ですね。集めた情報の意味を考えたりすることですよ。

2003年4月25日
日本経済新聞より
4月22日付けの日本経済新聞などに5月1日より施行される「健康増進法」にあわせて、首都圏の大手私鉄の駅ホームなどで全面禁煙になるというのがありましたね。
その後、高速道路のサービスエリアで施設内が原則禁煙にするというのもでていました。こちらは、ガラスで仕切られた喫煙室を設けるらしいです。
「健康増進法」には、「不特定多数が利用する施設の管理者は、受動喫煙の防止に努める必要がある」という意味のことが盛り込まれているそうです。ここでいう特定者とは、全てが喫煙者の場合のみと解釈してほしいですね。一人でも非喫煙者がいる場合は、法律の「不特定多数」というようにです。ですから、喫煙者は、喫煙者だけで閉鎖された空間で喫煙してください。煙を周りに出さないようにね。匂うというのは煙ももれている証拠です。漏らさないようにしてください。自殺行為の巻き添えは嫌ですから。

2003年4月19日
朝日新聞夕刊より
3面(12ページ)に「すでに始めています  たばこ キャンパス内ご法度」という記事がありました。
この4月に新設された私立の「びわこ成蹊スポーツ大学」です。キャンパス内の完全禁煙を実施、20日には啓発看板を立てて外来者にも禁煙への協力を呼びかける。とありました。
和歌山大学は、来春からです。
びわこ成蹊スポーツ大学の森学長が「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」と話していると記事の中にありました。
びわこ成蹊スポーツ大学のようにスポーツや健康、教育に関すとこは禁煙であるのが普通だと思います。喫煙が認められていることのほうが異常のはずです。このことが記事になること自体、日本が遅れている証拠ではないでしょうか。

2003年4月15日
日本経済新聞より
本日の社会面の記事の中に「和歌山大が全面禁煙」というのがありました。大学というのは、いろいろな情報を集め、解釈し価値判断をおこない新たな情報を発信することが仕事かなと思います。その情報の中には専攻に関係なく日常常識的なものも含まれるはずです。大学の教官で正常で適切な情報解析力があれば、たばこの害について認識を深め、禁煙することができるはずです。和歌山大学は、この能力があることを全国で始めて示したわけですね。教官・学生や職員にたばこを吸いつづける者が多いところの教育研究水準はいかがなものでしょうか。少ないところは、早く和歌山大学に習うことを望みます。

2003年3月4日
昨日の日本経済新聞1面のトップ記事、「初の病院格付け会社」がありました。経営内容など5段階で格付けを予定しているそうです。
岩手など5県は県立病院を対象に評価業務を開始予定であるとあります。どちらも診療内容などが何らかの基準で評価され、比較できるようになると、競争による質の向上が期待できると思います。
いままで、病院はとかなんとかいっていたのが、何年か前からの評価機構による評価がはじまるなどしています。
教育でも行われてしかるべきです。
病院も、大学などの学校についても「評価基準」ですね。これがデタラメですと、本来良いところを潰すことになります。欧米を参考にして、日本の悪い部分を取り除ける基準を創ってください。
私も、もう少しで医療ミスにあうところでした。医学的なことがある程度分かるのでおかしいと思って事なきを得ましたが、まともな医者ならやらないようなことでです。医療ミスを無くすためにも良い基準を作り、その基準も常に点検しながら病院の評価をしてください。
学校も、過去の惰性から決別するときが来ていると思います。良いと思ってしていることの多くが?です。卒業時の質を保証できるよなシステムに、さらにその生徒が、学生が卒業後、自分で研究や勉強をして向上できる力を保証できるようなシステムにしてください。

2003年2月5日
新聞より
今日は、どの新聞にも出ていると思うことです。「煙草」の包装紙に印刷される警告文についてです。今は、「健康のために吸い過ぎに注意しましょう」でしたか。ビールで炭酸が抜けたような警告文ですね。直接的な表現に改めるそうです。例えば、「肺に害がある」とか「妊娠している時は胎児に影響がある」などだそうです。
副流煙も警告文に入れるのでしょうね。昨年12月1日の朝日新聞の記事にあったノルウェーの例から日本での死亡数を換算すると、副流煙で年間約1万3000人ぐらい死んでいることになります。昨年の交通事故死の2倍近い数になります。この方の警告文を忘れないでほしいですね。
政府は、これ以外では、全ての公共の場での禁煙、それ以外のところでは分煙の徹底を法制化するべきだと思います。吸わない人の生存権を守るために。

2003年1月29日
新聞より
社会面に「日本医師会が禁煙推進宣言」という記事がありました。
医師、医療関係者の禁煙推進、全国の病院、診療所での全面禁煙推進、受動喫煙被害の防止、禁煙希望者に対する医学的支援などを盛込んでいるとのことです。
同時に、外務、財務、厚生労働省に対して世界保健機関(WHO)が策定中の「たばこ規制枠組み条約」に対して積極的な姿勢で望むよう申し入れたとありました。
このことに関して、医師会はもっと積極的な圧力団体になってください。禁煙については、先ず、医師、次に医療関係者、保健関係者が圧力団体となって禁煙を推進してください。
私もHPで禁煙、分煙などを呼びかけており、職場では、私のいるところは、宴会でも「禁煙」です。

2003年1月19日
日本経済新聞より
昨日の分の31面にある「今どきの子ども」ですが、面白いことを取り上げていました。食の細さ・・・学生の学力・活力に比例? というものです。共通一次のころの受験生は、食欲は旺盛だった。今の受験生は、食欲が衰えてきているそうです。廊下にあるゴミ袋に、ここ15年くらい残飯が増えているそうです。受験生の頑張りが効かなくなってきているように感じるそうです。(記事ではもっと断定的です。)
朝食をしっかり摂る小中学生は成績がよいという。食の細い大学受験生の増加を目の当たりにすると、大学教育に不安を覚えると書いてありました。そうだと思います。

ココより前は2003年分、下は2002年分

2002年12月12日
「トリンプ」というところですが、報奨金を出すことで社員の全面禁煙ができたそうです。禁煙にしたその理由は、喫煙時間などの無駄を無くすというのが大きな理由だそうです。

花に戻りました
at 2002 11/30 15:15 編集
28日の続きです。基礎体温の低い人と高い人ではどちらが寒がりでしょう。寒く感じるのは、一つには、体温調節中枢を流れる血液の温度ですね。人間が生きていくために必要な最低体温は、そう変わらないと思います。すると、体温の低い人のほうが簡単に最低温度に近づいてしまうため、寒く感じて体を温めるように命令が出るのだと思います。

本日の写真
at 2002 11/26 20:20 編集
どうもすみません。明日から花に戻ります。
ところで、悪性腫瘍と良性腫瘍の違いはどこなのでしょう。日経サイエンスのある論文によると「転移するのが悪性、しないのが良性」とするというのがありました。

本日の花
at 2002 11/17 19:49 編集
中年太りはなぜ起こるのか。
ある本によりますと、「骨格筋が減少するため」とありました。私もそうだろうと思います。どのようにすればいいのか。続きは「明日」の予定。

本日の花
at 2002 11/18 21:05 編集
昨日の続きですが、筋肉は使わないと衰えます。若い時はそれほどではありませんが、年をとるにつれて衰える割合は大きくなります。肉を沢山食べるだけでは筋肉はつきませんし、逆に生活習慣病に近づきます。続きは明日。

本日の花
at 2002 11/19 21:55 編集
筋肉を使うこと、それも少しきつめの運動をすると、筋肉細胞の表面に少し傷が出来ます。すると、周りにある衛星細胞が細胞分裂して増え、傷口にきて、融合することで核の数が増えます。それに比例すかのように筋肉のタンパク質が増えるそうです。続きは明日ね。

本日の花
at 2002 11/20 21:51 編集
(昨日の続き)筋肉が増えると基礎代謝量も増えます。それと、筋肉と同様に「骨」も痩せたりします。こちらも使わないと痩せます。どうのにしたら頑丈に出来るのでしょう。人間、中年頃から骨は痩せてきます。脂肪はつきやすくなります。続きは明日。

本日の花
at 2002 11/21 21:59 編集
骨は常に造られつつ、壊されていっており、両者のバランス(大抵は破骨の方に偏ります)が崩れると、脆く折れやすくなります。骨を造る骨芽細胞は、骨格筋の運動刺激があると活性化されます。ですから、運動をしなくなると、骨芽細胞の活動が鈍くなりますが、破骨細胞のほうは、そのようなことはお構いなく頑張りつづけます。破骨細胞のほうの働きが上まわると骨が脆く弱くなるわけです。

本日の花
at 2002 11/23 22:20 編集
運動をすれば、必ず筋肉がつき基礎代謝量が増えるのか。というと、運動の種類によって大きく異なります。瞬発力のトレーニングでは、筋肉はつきますが、持久力のない筋力になるそうです。基礎代謝量はそう増えないようです。

本日の新聞より
at 2002 11/12 22:54 編集
日本経済新聞に医療の問題についての連載があります。「患者が医者の技量に疑問を持ち・・・」の記述がありました。いいお医者さんも大勢おられますが、私も、診断に疑問をもち、その治療方針に従わなかったことがあります。それから2年以上経ちますが、私の判断のほうだ正しかったようです。このようなこともありますので、正しい知識を勉強しましょう。

階段の登り降り
at 2002 11/03 19:41 編集
階段の登り降りですが、日常的にしていないと、すぐしんどくなりますね。
どうしてでしょうか。
これは、筋肉の減少によります。筋肉は、常に力を発揮させることをしていないと維持されません。だから、お年寄りが寝たきりになると、すぐに筋肉が衰えるのです。他の筋肉も同様です。
筋肉が減少すると基礎代謝量も減少します。太りやすくなります。人間は「動物」です。動くものです。運動をしましょう。

寒がり
at 2002 11/02 20:41 編集
どのような人が寒がりなのかな。
寒さを感じるのは、脳の体温調節中枢を流れる血液の温度が下がったときかな。元々基礎体温が低い人は低下しやすいですね。基礎体温を高める(脂肪の消費量が増える)にはどうしたいいのでしょうか。
骨格筋を鍛えて増やすと基礎代謝も増えますよ。

本日の花 健康とは(その4)
at 2002 10/28 20:17 編集
健康とは、いいながらダイエット。減食ダイエットなどの良くないことについてです。
減食しますと痩せますね。一般に言われているのでは、脂肪で半分、残りの半分は「筋肉、骨」です。
目標達成で、食事を元に戻すと、以前より太ります。これは、人間で一番脂肪を消費するのが「筋肉」なのです。代謝量が減少してしまうので食事量を元に戻すと「滅茶太り」となります。だから、筋肉を鍛えるとリバンドは、まあ、起こりません。私など5Kgの減量ですが、ほぼ脂肪のみです。体脂肪率15%ぐらい。以前はおなかが少し出ていたが引っ込みました。少々、食べても増量無しです。

健康とは(その3)
at 2002 10/26 20:24 編集
昨日、書こうとしたら重過ぎて日記が更新できませんでした。
ダイエット、低インスリンダイエットという方法が人気を集めています。この原理は、脂肪細胞が血液中より養分を取り込み脂肪を合成するのは、血液中のインスリン濃度が高くなるときです。だから、インスリン濃度を低く押さえれば、脂肪細胞が脂肪の合成に進まないという考え方からきています。
インスリン分泌を促進する物質としてグルコースが有名ですが、最近の研究によって、いくつかの種類のアミノ酸は、単独でも分泌を促進します。また、グルコースの存在下(血液中には必ずあります)で脂肪酸も促進します。
ということは、総カロリーの問題です。カロリーの消費量を増やせば良いことになります。食べ過ぎは禁物ですよ。以前書いたように筋肉で消費をおこない、インスリンの分泌が一時にたくさんでないように心がけるのがいいのではないかと思います。

ダイエット、低インスリンダイエットという方法が人気を集めています。この原理は、脂肪細胞が血液中より養分を取り込み脂肪を合成するのは、血液中のインスリン濃度が高くなるときです。だから、インスリン濃度を低く押さえれば、脂肪細胞が脂肪の合成に進まないという考え方からきています。
インスリン分泌を促進する物質としてグルコースが有名ですが、最近の研究によって、いくつかの種類のアミノ酸は、単独でも分泌を促進します。また、グルコースの存在下(血液中には必ずあります)で脂肪酸も促進します。
ということは、総カロリーの問題です。カロリーの消費量を増やせば良いことになります。食べ過ぎは禁物ですよ。以前書いたように筋肉で消費をおこない、インスリンの分泌が一時にたくさんでないように心がけるのがいいのではないかと思います。

健康管理において、無知による弊害が見られます。肥満はまあ、良くないことが多いですね。ダイエットですが、20日も書きましたように、筋肉と骨が減らない方法というか、筋肉を鍛えつつ減量をするということが必要です。ところが、痩せさえすればよいとのばかりのダイエットが見受けられます。詳しくは、「健康について」をご覧ください。

人間は「動物」である。一部の動物を除いて、動物の特徴は、何ですか。動くことでしょ。それも、自分の筋肉を使って。動くことに合うように体の仕組みが出来上がっています。力を込めた運動をしていないと筋肉はもちろん、骨も痩せます。気をつけましょう。

早く起きる。6時前後だと思いますが、日の出ころ起きる。これは、人類の誕生以来の生活習慣だったようですね。夜更かしは、火を使いだし、明かりを取れるようになってからだと思います。人間の生物学的リズムは本来、日の出とともにだと考えあられます。早起きは無理がなく、ということで体にいいということです。

BBSを読みますと、禁煙で太ったとかありましたので少しだけ書かせていただきます。
食べ物の味が判るようになって、食事がおいしくなるからだと言われています。煙草によって、味覚、臭覚が鈍くなることが確かめられており、喫煙中は、何を食べても本当はおいしさが判らないからだと思います。一流のコック、調理師は煙草を吸いませんね。
おいしいから食べ過ぎることになるから太るのだと思います。
余程でない限り、喫煙のほうが害は大きいです。
運動によるダイエットに励んで更に食事をおいしく食べましょう。

新聞ネタ
at 2002 11/16 20:08 編集
マラソンの高橋選手の東京国際マラソン出場断念の記事がありました。原因は、ろっ骨の披露骨折。高橋選手、骨折 が多くないですか。コーチは、トレーナーは、何をしているのかな。マラソンは、消耗性のスポーツだそうです。それにし てもと思います。

たばこ税
at 2002 11/28 20:26 編集
煙草の健康被害等による税収減、健康被害等に対する医療や保健活動等に使われる経費などを考えると、今の税額は低いのでは。

新聞より
at 2002 11/12 20:29 編集
昨日の日本経済新聞の連載「医療再生」に公的保険の問題点が挙げられ、「改革への処方せん」がありました。毎度のことですね。これの提言、例えば、「費用対効果で適用対象を見直せ」ですが、審議会でボツになっていますね。前々から言われていることだと思いますが。直りませんね。官僚も、医師会も、患者側も、日本的ですね。

RE:こんばんは♪
返信ありがとうございます。
ネタは、医療関係者向けの雑誌ですが、私は医師ではありませんので、医師とも相談されると良いと思います。
>あれだけのカロリーをとったあとは運動をすれば病気(糖尿
>病)には成りにくいんでしょうか。
運動をして基礎代謝量を増やすとなりにくくはなります。ダンベル体操が一番手軽で効果があると思います。基礎代謝の多くを骨格筋が行なっています。中年太りは「骨格筋の衰え」が大きな原因になります。インスリンの分泌を骨格筋の運動によって減少できればなりにくくなります。ジョギングなどより、力を込めてするダンベルのほうが効果的です。低インスリンダイエットと共通する点もあります。
>それとも腹8分目を6分目におさえておけば問題ないんでしょうか。
一日のエネルギー消費量との関係です。太るようでした6分目でも多いことになります。
>以前胆嚢摘出手術をして先生からお酒や油っこい物は食べない
>ようにと言っていましたが守らずそれ以上に食べていると思い
>ます。意志が弱いせいか食い気には勝てません。ケーキ、どら
>焼き、ポテトチップ、コーラ、ビール(日本酒は全くダメ)が
>大好物。自分でもお腹のまわりに贅肉がついているなと感じて
>いま。夏場と冬場の体重や体脂肪率の差が激しいのです。こん
>な場合でもダンベル体操は効きますか。
効きますが万能ではありませんし、中断期間が長くなると筋肉が衰えると元に戻ります。中年以降の体脂肪は、糖尿病などの生活習慣病に導いてくれる内臓脂肪と考えて間違いないと思います。ダンベル体操で頑張ってください。
胆嚢摘出手術を受けられておられますね。脂っこいものを食べられたとき、下痢みたいな症状になったことありませんか。お酒はカロリーの問題だけだと思いますが、油は、消化の関係もあります。胆汁がたれ流しになり、食事のときに十分分泌されなくなるからです。脂肪分の消化には胆汁が必要なのです。RE:こんばんは♪
返信ありがとうございます。
ネタは、医療関係者向けの雑誌ですが、私は医師ではありませんので、医師とも相談されると良いと思います。
>あれだけのカロリーをとったあとは運動をすれば病気(糖尿
>病)には成りにくいんでしょうか。
運動をして基礎代謝量を増やすとなりにくくはなります。ダンベル体操が一番手軽で効果があると思います。基礎代謝の多くを骨格筋が行なっています。中年太りは「骨格筋の衰え」が大きな原因になります。インスリンの分泌を骨格筋の運動によって減少できればなりにくくなります。ジョギングなどより、力を込めてするダンベルのほうが効果的です。低インスリンダイエットと共通する点もあります。
>それとも腹8分目を6分目におさえておけば問題ないんでしょうか。
一日のエネルギー消費量との関係です。太るようでした6分目でも多いことになります。
>以前胆嚢摘出手術をして先生からお酒や油っこい物は食べない
>ようにと言っていましたが守らずそれ以上に食べていると思い
>ます。意志が弱いせいか食い気には勝てません。ケーキ、どら
>焼き、ポテトチップ、コーラ、ビール(日本酒は全くダメ)が
>大好物。自分でもお腹のまわりに贅肉がついているなと感じて
>いま。夏場と冬場の体重や体脂肪率の差が激しいのです。こん
>な場合でもダンベル体操は効きますか。
効きますが万能ではありませんし、中断期間が長くなると筋肉が衰えると元に戻ります。中年以降の体脂肪は、糖尿病などの生活習慣病に導いてくれる内臓脂肪と考えて間違いないと思います。ダンベル体操で頑張ってください。
胆嚢摘出手術を受けられておられますね。脂っこいものを食べられたとき、下痢みたいな症状になったことありませんか。お酒はカロリーの問題だけだと思いますが、油は、消化の関係もあります。胆汁がたれ流しになり、食事のときに十分分泌されなくなるからです。脂肪分の消化には胆汁が必要なのです。

訪問ありがとうございます。
logより来ました。日記を読ましていただいてましたら、「甘いものをたくさん食べたので糖尿病が恐い」とかありましたね。
糖尿病は、「高カロリー低繊維食でカロリーオーバー」が危険因子の一つです。ビール(低繊維食)が好きで菓子パン(これも低繊維かな)なども好きの様子。気をつけてください。糖尿病患者は、酒飲みにもたくさんいます。本当、気をつけてください。