10月も半ばになり、我が家のニワトリたちに大きな異変が訪れました。元気にしていたニワトリたちが、立て続けに死んでしまうのです。
最初の1羽は、首のところの毛が、どんどん抜けていって、首の毛がほとんどなくなり、そのうちにお尻の卵を産む部分がどんどん腫れていきました。そこをほかの鳥たちが突っつき、隔離しておいたのですが、卵を1つ産んで死んでいました。
次の鳥は、前の日はとても元気だったのですが、翌日急に元気がなくなり、あくる朝突然死んでいました。
次の鳥も、急に元気がなくなり、あくる朝に死んでしまいました。こうしてどんどん死んでしまって、11羽いた鳥たちが5羽になってしまいました。これは相当ショックです。
ニワトリ関係のホームページの掲示板に書き込み、様子を見ましたが、「季節の変わり目のせいか、または、外で飼っているために、石のほかにガラス片などを食べてしまって死んでしまうのではないか」というご回答をいただきました。ガラス片については、もう既に同じ環境で10ヶ月も飼っているので、急にガラス片が原因で死んでしまうとは考えにくいのです。とすると、ここに来ての急な冷え込みが原因かもしれません。
いずれにしても、がっかりです。
そして、またまた異変です。それは、急に訪れました。
休日のある日、ニワトリの運動広場がニワトリの毛でいっぱいになっています。仲間同士でいじめ合うのか、とも思っていましたので、毛を抜く白いニワトリのみ、隔離しました。
しかし、夜を越して次の日、今度はニワトリ小屋がニワトリの毛でいっぱいなのです。
これにはビックリしました。この前のニワトリが首の毛が抜けて死んでしまったので「病気が入ってしまったのか」と心配しました。
ところが、別の休日のある日、庭にいるとニワトリたちの騒ぐ音が聞こえます。すぐに駆けつけると、なんと1匹の鷹が入り込んでいるではありませんか!!!!!!!!ニワトリたちの毛が、すさまじく飛び散っています。まさか白昼堂々、ニワトリたちを襲いに来ているとは、思いもよりませんでした。そうしてもう一度ニワトリ小屋を見ると、天井の隙間に張ってあったビニールシートが、穴を開けられているではありませんか!!!!
鷹は、その隙間から入り込んで、小屋の中のニワトリをも襲っていたのです。しかし、気づくのが遅すぎました。なんと、2羽もいなくなっていたのです。1羽は茶色のおとなしい子、もう1羽は、「白いニワトリ」です。
11羽いたニワトリたちが、たった10ヶ月でわずか3羽になってしまいました。
これには、さすがにがっかりしました。大切に育てていたのに。しかし、多くの病気、天敵などからニワトリたちを守ることが出来ませんでした。

すぐに子供たちと一緒に、ニワトリたちを小屋に入れました。しかし、また小屋の屋根の隙間から、いつ鷹が襲って来るとも限りません。そこで、隙間を埋めるために網を張ることにしました。
子供たちも一所懸命に網を張るのを手伝ってくれました。
そして、隙間の補強も、無事に完了しました。と、そのとき、白いニワトリがどこからともなく出てきたではありませんか!!!かなり怯えた様子で、おろおろしているように見えましが、どこに隠れていたのだか、元気な姿を見せてくれました。
ものすごく嬉しくて、しかし、もう1羽の茶色のニワトリは、とうとう姿を現しませんでした。
もう少し早く気づいていれば・・・・・・と、後悔が後からついてきます。
11羽もいたのに、とても賑やかだったのに、今はたった4羽になってしまいました。
我が家のニワトリたち、これからどうなってしまうのでしょうか・・・・・・・・