解禁あけの近所の河原に、急に思い立って出かけました。
その日は、チャボの運動場を1日かけて造った日で、朝からよく働いて疲れていたのですが、一仕事終え、時間が出来たときに急に河に行きたくなったのです。渓流地域に住んでいる特権です。
さて、薄暗くなった午後4時30分、近所の川に到着。
今年は、放流数も少ないと聞いているので、「まあ、川に釣り糸を垂れることが出来れば、幸せさ」と言う気分でした。
イクラをサービスで4個も付けて、いざ!!!!
ところが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2投目で「クン!」と強い引きが来ました。これは・・・・・
引き上げると、きたきた、ヤマメです。いかにも放流魚と言った感じの、ヒレの汚いヤマメです。しかも、結構な大きさ。
引き寄せて、「ああ、久々の釣り、餌を飲んでいるなぁ」と思い、魚を持ち帰る決意をしました。
ところが、なんと、今日に限って魚籠がない!!!!!!!!!!!!!!!
ラインの先についたヤマメを見て、しばらく呆然としました。
そして、決心しました。クルマにコンビニ袋を取りに行こうと。
ヤマメはラインに付いたまま、近くに石にラインを縛り、川に泳がせておきました。当然、竿も付いたままです。誰か来て拾われたらそれも仕方ないさと、急いでクルマまで走りました。
しかし、足下は長靴、川からクルマまではけっこうな距離と急勾配が待っています。それでも必死で走り続けました。
やっとの思いでコンビニ袋を取りに行き、また川まで走りました。
ヤマメは、無事に川に泳いでいました。「ああ、よくここにいたな〜」と思わずヤマメに話しかけてしまいました。
さて、無事コンビニ袋にヤマメをゲットして、もう少し上流へ行くことにしました。
しかし、かなりの距離を全速力で走った後のこと、暑い暑い、次の釣り場でフィッシングベストを脱いでしまいました。
これが間違いの元です。
暗くなってきたので、ゲットしたヤマメを持って、意気揚々とクルマへ。もう、すぐそこに愛車と言うところで、ベストのないことに気づきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・結局、再び河原に戻ったことは言うまでもありません。
教訓:長靴は、走りにくい。
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