空宙栽培

　　空宙栽培について　　（天井方式／林立方式）

　『空宙栽培』とは、生涯続けられる『楽な農業』を目指して(有)上野園芸が開発した水耕栽培方式です。
地面から離れた空間で植物を栽培する事により、腰を曲げた状態での辛い作業から開放されると共に広い空間を立体的に活用する事が出来ます。

　　天井方式　　（省エネルギー栽培／農地をコミュニティの場として活用する）

　　天井一面にトマトが実っています。
　トマトの根は高さ2ｍに設置したパイプの中にあります。
　暖かい空気は上部に溜まるという特性をいかした暖房費のかからない省エネルギー栽培です。
　毎週日曜日には『生産者日曜市』としてトマト下の空き地を有効利用しています。生産者日曜市では、空宙トマトに加えて近郊農家の切花や野菜
　などがならびます。
　　トマト下の空き地を地域のコミュニティの場として活用する事により、地域住民とのあたたかいふれあいが農地をより良い空間とします。

　　林立方式(トマト栽培）　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　根はパイプの中にあります。
　　　パイプを地面に対して垂直に多数林立させ、パイプの側壁に取り付けられた植付け具にトマトを
　　　植えています。

　　　トマトを立体的に植え付ける事により、腰を曲げる作業から開放され、従来の平面的な植付けより
　　　多くの収穫が見込めます。

　


　林立方式（野菜栽培）

　
　　　　　　　　　　　　キャベツ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レタス

　　林立方式は葉物野菜（キャベツ・レタスなど）・果菜類(イチゴ・トマトなど）・ハーブ・花など幅広い植物を栽培する事が出来ます。

　　林立方式(ペットボトル栽培）　　エコ農業

　　
　　　　　　　　　　　　　　イチゴ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大根

　　　植付け部にペットボトルを活用しています。
　　ペットボトルにより、水耕栽培での根菜類(大根・人参など）の栽培が可能となりました。