からだの科学の特別号の「人間ドック」、「がん検診」や通常号そして私の体験や他の医学書、理学書などでの勉強したことから記述しています。
間違ってはいないと思いますがより正確なことは医師や日本評論社「からだの科学」などの医学書等で確認してください。


放射線治療について(西尾正道著「がんの放射線治療」日本評論社より)
                一般の読者にも理解できるように書かれていると思います。
一般に人間は自然放射線を世界平均で年間約2.4mSv程度被曝しているといわれている。(ラドンによる肺の被曝を含む。)日本での医療による被曝量は世界一多く、国民の平均で年間約2.3mSvであり、ほぼ自然放射線の量に匹敵する被曝を受けている。普通、人間では毎日数個の異常な細胞ができているが免疫機構により排除されたりしている。

放射線診断による被曝線量(からだの科学 育児の医学  がんの放射線治療 10 被曝と安全性より

      部位 1件あたりの実行線量当量(mSv)
撮影



CT


透視

歯科

 頭部
 胸部
 腹部
 腰椎
 頭部
 胸部
 腹部
 胃の透視撮影
 Ba注腸透視
 デンタル
 パノラマ
       0.13
       0.065
       2.0
       1.5
       0.042
       0.47
       0.23
       4.8
       4.2
       0.029
       0.043

放射線に関する単位(からだの科学   がんの放射線治療 2 より

ベクレル(Bq) 放射性同位元素が壊変を起こし別の核種に変わる個数を表わしたもので1秒間に1個の壊変を起こし別の核種に変わるもの1Bqと表わす。
クーロン毎キログラム(C/kg) 空気1kg中に1クーロンのイオンをつくるX(γ)線の量 照射線量(空気中に放出された放射線量
グレイ(Gy) 1kgあたり1ジュールのエネルギーの吸収があるときの線量 吸収線量(物質や生体に吸収された放射線量)
シーベルト(Sv) 吸収線量(Gy)×線質係数×修正係数 線量当量(人体への作用や影響を考慮した線量)


日本とアメリカの治療の様子の調査の比較(詳しくは西尾正道著「がん医療と放射線治療」株式会社エム・イー振興協会 または 西尾正道著「がんの放射線治療」日本評論社を読んでください。)

リンク


放射線科専門医会ニュース112
粒子線治療
国立がんセンター



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