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諸々も言いたいこと
   
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ほぼ週刊にての追加にします。

煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る)    諸々の言いたいこと(目次)へ

2016年12月25日
無責任体制が温存されてきたのか

 太平洋戦争に至る過程での、そして、敗戦に至る過程に検証されたのか。司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」から感じ取れるのが上層部の無責任ですよ。この体質は今も続いているのですよ。
 将兵には責任を求めながら、上層部は温々していましたよね。日露戦争の時から顕在化していたのではとね。満州事変に至る道も上訴部は放置というか積極的黙認ですよ。で、責任をたまたま開戦時の内閣等にいた人物に押しつけて逃げ延びたのがいるのではとね。
 最近は企業経営者に対して文句をいう、いい意味で株主権利を行使するのが出てきて、すこしマシになったようですね。
 東京都の事例でも、公認外の小池氏が当選したから無責任体勢に少しミスが入ったようですね。中央官庁の行政での責任については、「失敗歴がない」というのが出世するみたいですよね。だから、悪あがきがよく見られますね。或いは被害者が死ぬのを待っているような態度ね。行政機構や検察等では「以後、同じような過ちを繰り返さない」というのが責任を取ったということになると思うのですけどね。
 同じような失敗を大規模に繰り返すというのは「無責任体制」であるという証拠と考えています。
 無責任ですから、例えば、交通事故のよく起こる地点、道路に問題があっても気がつかないのですよ。運転手の不注意とかにすり替えられてしまってね。そして、教訓が後任に伝えられないのですね。
 人間というのは「失敗」するものなのですよ。この「失敗」を如何に活用したか、或いは無視したかで、後者は「無責任」そのものね。

2016年12月18日
日本は本気で昭和20年15日までの昭和初期に向き合っているのか

 「日本は本気で昭和20年15日までの昭和初期に向き合っているのか」といわれれば、逃げの一手でしたし今もね。土先では「反省」をいっていますけどね。
 対外的については近隣アジア諸国でいろいろ未だに出てきますね。これは司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」でもいわれているように「1000年経っても忘れられることのないような行為をしてきた。」ということですよ。
 同じようなことを日本国民にもしてきていたのですよね。で、天皇陛下に汚名をきせる行為をね。大日本帝国憲法下でも天皇は国事行為については現憲法と同じようであったとね。
 最近、イスラム国の指導部がイラクのモスルにいる戦闘員に対して「玉砕してでも守れ」とか指令を出したとネットニュースで流れていました。70年以上前のアジア太平洋地域で「玉砕」が頻発しましたね。で、連合国に奪われましたよね。どこが、違うのでしょうか。
 玉砕させることですこし時間稼ぎができたかも判りませんが。ノルマンジー上陸作戦での反省か、アメリカは地形が変わるほどの艦砲射撃後の上陸にしましたよね。それでも、被害が大きかった。でも、状況は日本にとって悪化していたのにね。沖縄はこの時に「基地の島」の運命が仕組まれたのかもね。
 開戦時の真珠湾だけではなく、「歴史を鏡とする」を実践しているドイツの元首相みたいに訪問しなければならいところが、それも、「歴史を鏡とする」ことができているということでの訪問が必要なところが各地にあると感がらえられるのです。日本国内にもね。上滑りの訪問ではなくね。

2016年12月11日
イタリアの憲法改定投票結果より 誰が金をイタリアに貸すのかな

 先日の憲法改定についてのイタリアでの国民投票で改定案が拒否されましたよね。それで、イタリアのEU離脱の話まで出てくる始末ね。
 ユーロ圏で一番離脱したがっているのはドイツやオランダなどかもしれないですけどね。去年のギリシャの時には結局そのままとどまって緊縮政策を受け入れましたよね。理由は「誰が国債を引き受けてくれるのか」ということですよ。
 ですから、憲法改定と無関係のはずですけどね。イタリアの首相はよく替わっていたからね。日本の衆参両院の関係はイタリアに近いのではとね。イギリスの上院はほとんど権力がないみたいだし、アメリカは上院は国(州)の代表で、下院が民衆の代表で権限に違いが大きいようだしね。
 日本も同じような選挙制度にするのでしたら、片一方は不要かもね。
 イタリアの話の戻すと、「国家財政」に必要な金をどこが貸してくれるのかということですよ。低金利に借りようとするとECBの息のかかった資金になると思います。スペインが逃げ出せないのもかな。
 ドイツが貸し込むのはドイツマルクに戻ると「マルク高」必至でしょうから、ユーロ維持に必死になる可能性もありますけど、我慢にも限度があると思います。
 国内での改革がこれで遅れるようでしたら、イタリアの混迷はつづくでしょうね。

2016年12月4日
カジノ法案でのギャンブル依存症論議とアルコール依存症等の嗜癖について

 どうして、薬物やギャンブルにのめり込んでいくのかということですよ。これを幅広く考えていくとストーカーとかにも行き着くかもね。だから、別物の方がよいかもね。
 自身の人格を維持するのになにかにのめり込むことによっているというのですよ。普通に社会生活を送るだけでストレスは絶対ありますよね。普通の人はよほどのストレス(どの程度なのでしょうね)でないかぎり、人格が傷つけられても修復できるようですが。今は「よほどのストレス」というレベルが頻発しているようですね。ブラック企業とか、学校内(いじめ)とか、・・とかでね。
 そうでなくても、人格の安定を求めて、何かにのめり込むというのがあるというのです。アルコールであったり、仕事であったり、買い物であったり、とかね。俗に「嗜癖」と呼ばれる状況ですよ。
 こうなると、もう一度、その人の人格の再構成が必要になるというのです。これは、苦しい作業だそうです。カウンセラー等も超一流の関与が必要だとかね。
 で、なぜ、このような人格障害的な人間が増えたかというと、私が思うに子育て期に親の余裕がなくなってきたためとね。ネタ本は斉藤学氏の著書ですが、私なりの解釈の結果、このように思うようになったのです。
 アメリカ的利益追求社会ですよ。銭ゲバの世界ですよ。北欧型の社会では人口比ではこのような人は少ないと思います。ですから、どのようにしようがのめり込む人間は出てきますよ。今の社会情勢では増えると思います。
 対策は「富の再配分」で、若者にも、特に子育て期の世代にも、「にも」ですよ、行き渡るようにね。それも、ばらまきではなく、持続的にね。国会の議論は表面的すぎると思います。

2016年11月27日
103万円の壁解消策で思うこと

 政府と自由民主党の改善案?が出てきていますが、不自由分というかその場しのぎですよね。配偶者が一方の扶養家族になっていると配偶者控除で、所得税で課税所得から38万円控除で、住民税が33万円とかで条件によって増えたりします。
 ところが、扶養から外れると配偶者手当のない企業勤めでも、国民年金保険料負担や健康保険料負担の問題が出てくるはずですよ。この二つについては詳しく調べていないので調べてください。60歳以上ですと健康保険の組織では年金とかですと180万円ぐらいまで保険の扶養に入れたかな。
 で、マイナンバーも始めたことですから、国民年金の3号被保険者の制度を段階的に廃止する方向ですよね。扶養者の年金保険料はその分、減らす方向ね。で、各個人で納めているという感じね。健康保険料も同様にしていくというのが激変を小さくできるのではとね。
 税金の問題だけではなく、こちらの方もね。国民健康保険は所帯割り、個人割りというのが加入とともに即発生します。住民税非課税でもね。子は別にして、ある年齢からは所帯ではなく個人という概念で社会保険制度を考え直す必要があるのではとね。
 国民年金3号被保険者は配偶者の国民年金保険料未納を防ぐ方法として導入したのではとね。またぞろ、以前よりマシと思いますが過去の失政の上塗りみたいに感じております。

2016年11月20日
意外と狭い認識

 人間の認識できる範囲は意外と狭いもののようです。で、「認識不足」の一言ですませて、検証ができないのかな。
 家族関係でも、多くの方が表面的な状況で「円満な家族」とか「教育熱心な家庭」とかいったりしていますよね。この基準は育ってきた過程によっています。「過程」であって「家庭」ではないですよ。「機能不全家族」なんて、家族でもないし、家庭もないと思います。家庭と家族の違いについては考えてね。
 「いじめ」でも教師の対応で、その教師の育ってきた過程での経験が下になるので見過ごされやすいのですよ。機能不全家族で育ったのでしたら「家庭」ではなく「過程」と思います。自分の過去の経験が基準になるのですよね。ブラック企業も、高度成長期の「モーレツ」の成功体験の生き残りではとね。当時は拡大期でしたから「モーレツ」だけで何とかなったのですよね。現代は縮小期だから、付加価値を考える必要があるのに考えないから、長時間労働でも収益が上がらないのではとね。
 アメリカで自由貿易に対して風当たりが強くなってきているようですが、一番の自由貿易の推進者はアメリカの金の亡者です。で、工場が海外に移転したということに目を向けているから問題が複雑になるのですよ。発展途上国での労働者の悲惨な状態にしてでも、金の亡者は儲けようとしているのにね。
 イスラム国の起源はいろいろあろうと思いますが、ブッシュのイラク戦争が至近の起源ではと思うのです。「悪の枢軸」論とかで、フセイン政権を倒したあとのことを考えていなかった為ね。そして、軍事基地維持したいロシアがイスラム国拡大に手を貸したみたいなものですよ。「オバマ大統領の政策の足を引っ張ったのは共和党?」と思ったりもね。リーマンショックは「金の亡者」の暴走が原因ではとね。サブプライムローンなどの債権の証券化で売り抜けれるので「貸し付け時の審査が無責任」になって、高金利をつけて、国債等とかと混ぜることで誤魔化したのに群がった結果ではとね。投資家が認識できなくなった為ね。リスクが判らない状態になったためですよ。「格付け」なんて頼るものではないと思います。
 認識範囲が狭いということを前提に行動する必要があると思います。

2016年11月13日
アメリカ大統領選挙やイギリスEU離脱可否国民投票などでメディアの予測が外れた理由についての考察

 ある統計学入門書にあったのが「調査サンプルのズレ」というか、サンプル調査の問題点の一つね。また、どのように調査をするかという調査方法もね。
 路上調査ですと、インタビューのしやすさという篩がかかるとかね。日本での調査では電話番号を使っていますが、固定電話も携帯も持たないや出ないというのは調査から抜け落ちますね。
 TV等の視聴率は装置設置のおうちだけとかね。
 対面調査等の時には「フィルター」がかかるというお話もね。
 日本のいじめ調査ですと、方向側のいじめに対する認識というのも大きな要素ですよ。県によって大きなバラツキが出てきます。で、いじめによる自殺者が出てから気がつく大人も多いようですね。
 結局は無意識か意識的かは判らないですが、「サンプル」に偏りがあったようです。
 ですから、健康についての疫学調査でも全く正反対の結果が出てくることもあるのですよ。
 調査を受けた側にもフィルターがかかっていたのかもしれないですね。本心とは違うことを答えていたのかも。または、投票等の時に豹変したのかもね。
 サンプルのズレと私は思うのですが、いかがでしょうか。

2016年11月6日
先の大戦のことを真面目に調べよう

 司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」を読みましょう。そして、大戦での残虐行為等については先週投稿の三笠宮様についてでも述べています。
 いずれも、教科書等には出てきていないですしね。また、日本的検閲で新聞社もびびっていますよ。先の大戦についてを「歴史を鏡とする」にしないと、また、憲法を改定させることになるのではともね。
 あの戦争への突入となる原因となる日華事変等は関東軍の暴走であったとしても、当時の上層部は止めなかった。それどころか・・ね。で、開戦決定から敗戦までにどれだけ、玉砕させたのか。沖縄での県民に対する行為等を何回も公表するべきですよ。敗戦の決断もできなかった連中ですよ。どれだけ、将兵を犠牲にしてきたことか。
 その上層部を祀っている靖国神社には私は参拝しないです。天皇陛下も参拝していないはずです。国民に対しても犠牲を強いながら、「一億玉砕」とかの連中を放置し続けたメンバーだよ。
 勝手に「天皇陛下の下・・」で戦争をした連中ですよ。明治の人々が半植民地状態から独立国家へと奮闘し、成果を勝ち取ったものを潰したのですよ。

2016年10月30日
三笠宮崇仁さまご逝去の報道より

 三笠宮崇仁さまご逝去されました。
 10月27日時事通信配信によりますと、『意気盛んな青年将校だった三笠宮さまに、戦争に対する決定的な疑問を抱かせたのは、支那派遣軍総司令部参謀として赴いた戦地の中国・南京で見聞きした日本軍の残虐行為だった。44年1月、三笠宮さまが陸軍を批判した文書は50年後の94年7月に見つかった。自身の「お印(しるし)」にちなんだ秘匿名「若杉参謀」の名で書かれ、「支那事変に対する日本人としての内省」と題し、「現在日本人、特に軍人に欠如しているものは『内省』と『謙譲』」と述べ、軍部に猛省を迫った。』という記述がありました。
 健全な考え方の持ち主であったと推察できます。これに対して、当時の軍の大多数が「聖戦」といいながら、無茶苦茶をやっていたと批判されているのですよね。「聖戦」ということは「天皇の名の下で」と軍部が勝手に言っておこなったということです。で、天皇陛下に「汚名」を着せてしまったのです。
 「内省」というのは司馬遼太郎氏のいうところの「自己解剖」ですよね。当時の軍部のみならず、現代の政権もおこなう必要のあることであると考えられるのです。
 ですから、身内意識のなかで今もいろいろと問題が出てきていますよね。東京オリンピックの経費の問題、豊洲市場の問題、政府活動費の問題等々身内での狭い範囲の村意識の範囲内でのしがらみで起こってきたことですよね。その中でも昭和初期の軍部でおこなわれたことは日本を敗戦に導き、大日本帝国憲法を改定させるところまでいってしまったのですよ。
 三笠宮崇仁さまが1944年1月にされた陸軍批判に基づいて、軍部が反省していたら、日本は今でも大日本帝国憲法であった可能性があると考えられるのです。

2016年10月23日
「水面下」とは何なのかな

 小池東京知事が東京オリンピックの競技会場の見直しについて、結構というかほぼ公表している感じで進めていますね。
 これをオリンピック組織委員会の森会長が「水面下・・」と発言したと報道から知りました。
 今回のオリンピックでは新国立競技場の件で、庶民からみると「水面下」かな。「なんで」というのがありますよね。各競技施設についても小池知事方式で見直したら「?」がぞろぞろ出てきそうですね。
 今までの慣習と異なる公開された方式を持ち込まれて、以前に打診もなかったら公開されたものでも「水面下」かな。
 で、豊洲市場もメタメタになっていますね。今までの経緯がどちらというと「ほぼ水面下」だったのでは。専門家会議は飾りだったのですよね。あの福島原発も2000年代での貞観地震の指摘を真摯に受け止めていたらと思うのですが、「水面下で無視」を決めて協議しなかったわけですよ。
 「根回し」というは基本的には「水面下」ですよね。「根回し」にも大切な要素もありますが、「水面下でウヤムヤ」という危険性を持っているのですね。
 TPPの国会審議には交渉過程での「水面下」をできるだけさらけ出してほしいですね。特に国内対策の水面下をね。今まで農政は「元気な農家を潰す」面が大きかったですからね。漸く、方向転換が期待できるようになるかどうかですよ。
 地方の人口は増えないと思いますが、元気な農家が増えれば、若者が増えますよ。「水面下」で財産維持の農政が維持されると、元気な農家が規模拡大とかができなくなり、若者が都会に流出しますよ。

2016年10月16日
憲法改定の前にすること

 憲法論議を十分にすることは必要ですが、その前に「どうして大日本帝国憲法を改定せざるおえない状況に日本がなったのか」ということですよ。
 司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」はこのことを考える上で重要なことを示唆してくれていると考えています。東京都の豊洲市場の問題にも通じている考えられるのです。
 先の大戦への「歴史を鏡とする」ということをしてこなかったツケの一つですよ。
 そして、「憲法解釈」先行型もかな。統帥権を一人歩きさせて文民統制から逸脱していった軍部。議論ばかりで決断ができない状況。部下の暴走を放置した当時の軍部。技術会議等での暴走を放置した都幹部。どの程度までかな。副知事?局長クラス?・・。
 その場しのぎの言い分け。国民への隠し事の多かった先の大戦。勇ましいことばかりの宣伝文句。失敗を認めない上層部。今の官僚機構にもみられますよね。
 検証して、その教訓を現代に生かす取り組みを続けるということなしにの憲法改定では、また、大日本帝国憲法改定時と同じような自体になって仕舞うのではと危惧されるのです。
 歴史を無視する者は未来も無視することになるのですよ。
 過去にしたことをなかったことにする者は未来もなかったことにかな。
 より良い未来のために必要なことがされないままになっていると感じています。
 天皇制を潰さないためにもね。

2016年10月9日
医薬品の副作用をどう思われますか

 医薬品では主作用の効き過ぎを含めると絶対安全なのはないと考えています。主作用の有効性による利益と副作用による損失とのバランスね。
 あのサリドマイドは催奇形性という副作用で問題になりましたよね。睡眠薬としての効果程度では催奇形性という副作用の方が絶対に損失が大きいです。で、その後の研究で光学異性体ということと使用方法で復活してきました。副作用が出ないようにというようにね。
 スモン病は安全と当時信じられていたらしいキノホルムの長期連用による副作用でしたね。今は使われていないのかな。
 サリドマイド等は服用、即、副作用型でしたよね。副作用の発現機序はその後の研究でしたね。当初はビッグデータ的疫学研究でした。
 スモン病は長期にわたる服用が原因でしたが、「安全」という固定観念があったのかな。ビッグデータ式にしたら、直ぐに判ったのに時間が掛かったようです。
 副作用かどうかを調べるのは「服用を停止してみる」というのが手っ取り早いですよ。で、ビッグデータ的に解析したらわかりやすいのではと考えています。その医薬品を服用していないグループと服用しているグループでの発症率の違いとかでね。ですから、医師は些細なことでも厚生労働省に報告する義務があると考えています。副作用かどうかでは判らない段階でも「服用中に発症して症状」としてね。この蓄積は製薬会社にも大きな利益があると考えていますけどね。
 ところが、副作用と疑われる症状が出ても医師が何も考えずにその副作用に対して別の医薬品を服用させている例が見られるというのです。
 日本は処方薬分野で世界に冠たる「薬害大国」といわれる所以ね。
 医薬品である限り、副作用は避けることができないから厳しい治験等を経てから認可されていますが、これには「どのような副作用があるか」ということも含まれています。最低、医薬品の添付文書ぐらいは読みましょうね。重大な副作用被害をなくすためにね。

2016年10月2日
本業喪失の企業の対処例で思うこと

 写真フィルム関係で3社を比べてみたいと思います。コダックと富士フイルムとノーリツ鋼機ね。ノーリツ鋼機ねは55分プリントなどの写真屋さんの現像プリントの世界最大でした。過去形ね。この写真フィルムからのプリント市場もほぼ壊滅かもね。他に小西六写真工業というのもありましたが、今はコニカミノルタという会社になっています。転身が早かったのでした。
 コダックはデジカメも手がけたことがあったのですが、「本業に回帰」とばかりに写真フィルムに拘ったようでした。で、倒産ね。
 富士フイルムは本業で培った技術を発展させて転身を図ったのでした。写真乳剤製造技術から化粧品、化学分野から医薬品で富山薬品工業を子会社化しましたよね。フィルム技術から液晶のフィルター分野に進出、カメラもしていたので内視鏡、鼻からの胃カメラは富士フイルムですよ。磁気テープもね。どうも、カートリッジ式の記憶媒体のトップメーカーらしいです。各分野でそれなりや上位の地位を占めるように頑張ったわけです。でもね、進出時にその分野や製品で直ぐには有名にはなっていなかったと思うのです。
 既存の写真技術では「チョキ」ね。今時、このフィルムを作れるのは富士フイルムだけだと思います。小さい市場ですが独占ね。公正取引委員会も分割できない分野ですよ。
 ノーリツ鋼機はM&Aで事業内容を入れ替えました。本業の写真フィルムプリント事業は今年投資ファンドに売却しましたよ。本社も和歌山から東京に移転してしまったしね。
 なにか、この写真フィルムにまつわる3社をよく調べてみると本業喪失にさいしての取り組むべき教訓が得られるのではと思うのです。
 現状分析と将来への見通し、大切なのですよね。で、コダックはどのような分析と見通しだったのでしょうね。富士フイルムは日経ビジネスで連載もされていましたよ。ノーリツ鋼機は相撲部屋継承の方法を創業家が使ったみたいです。で、難局乗り切りね。

2016年9月25日
無責任体制、日本かな

 東京の豊洲市場の地下空洞問題で、盛り土と専門家会議で答申されたのをいつどのように変更したのか判らないようなのです。まだ、当時の会合(参加者が把握できていて)で何となくでしたら、その会合参加者全員がですけど、責任のなすりあいやかばい合いかな。
 織田信長は責任の所在をはっきりさせていたと思います。合議制は悪しきに流れると責任不在ですよ。しっかりと責任を確認しながらの合議かな。ですから、どの会合で誰がどう発言して参加者がどのように反応したか、賛否を含めてね。それをんはっきりさせる必要があると思います。
 満州事変も現地軍の暴走を上層部が黙認し、それに乗っかるということをしたから、止めどがなくなったのですよ。太平洋戦争も本当は誰が決断したかは判らないのでは。何となく流れてしまったかもね。だから、長期戦の覚悟なしの突入ですよね。だから、ヒトラーみたいな人物がいないにもかかわらず、受諾の決断ができなかったのが当時の軍部上層部や政府ね。だれが、どのような形で決断するかができなかったのですよ。玉砕とか特攻は自分が行かないから簡単にさせていましたね。
 企業での適切な決断をする経営者の時には発展していると思いますが、老害とかもありますよね。これを防ぐのが取締役会かな。悪い方の本来の責任を取るべき部位ではなく部下に取らせるのもブラック企業かな。
 年金制度では厚生省の過去のある事務次官が「年金なんて遠い将来に支給するから使え(年金融資とかで)」といったとか。年金融資物件の多くが「破綻」か同等の店じまいしましたね。当時の預金金利程度も稼げなかったかもね。最近の年金運用でも誰が何時どのような指示を出したのか。あんな時期の株運用では損失が出ますよ。株投資の基本がなっていないのではとね。資産運用の配分で雁字搦めにしていてはね。
 上層部の無責任体制は日本の伝統かもね。

2016年9月18日
着実に進行中の地球温暖かかな。

 今年の台風発生場所等をみると、少し北上?てな感じですね。沖縄では珊瑚の白化が起こっていますよね。これは海水温が高くなりすぎたためですよね。
 だから、台風が日本近海で発達していますよね。
 今までは西日本で多かった「局地的豪雨」なる記録的豪雨が北海道でも頻発のようです。
 温暖化したら、大気中の水蒸気量が増加しますよね。寒冷時に1℃低下したときに水蒸気から液体の水になる量と温暖なときとでは大差があります。その影響ですかな。
 大気がエネルギーを持つことになるので風力も増加かな。竜巻注意情報とがよく出ていますね。
 気温の上昇による体感より台風や豪雨等の変動のほうがより温暖化の影響を感じることができるのではと思います。
 庶民としてはできる限りの省エネ生活をするほかはないのが温暖化対策です。
 今回はネタが思いつかなかったというのが最大の理由です。メルマガ購読の皆様、ごめんなさい。

2016年9月11日
アイフォーンでもみられる飽和現象

 アイフォーン7が発表されましたね。で、アイフォーンの販売台数が頭打ちになっていることもね。
 頭打ちの理由には大きく二つの要因があると考えています。
 その一つが「飽和」ということです。購入できる層の多くが購入してしまって、買い換え需要が主流になってきているのではということです。新規購入の減少ですよね。これに対して、アップルは廉価版投入とかも試みているようですね。
 このような「飽和」はいろいろな場面で現れていますよね。液晶テレビでは部屋一台になると頭打ちですよね。鉄鋼生産も消費量が一人あたり・・kgぐらいから増えないとか。いろいろな生産物で経験されているものです。
 もう一つが「性能」での多くの人の要求水準に達してしまったかもね。そのときの性能いうか使い勝手に満足してしまうと新製品を購入したいという気が減少しますよね。新しい使い方ができるとかを上乗せできないでいるとこの性能に満足状態ね。
 液晶テレビでは、この「性能に満足」できるレベルに廉価な製品でも達したのですかな。そうすると「亀山モデル」とかに固執する必要もないから、お安いのに負けるのではとね。8Kテレビは大衆には売れないかも。ブラウン管テレビの時代はメーカーによる差が長く続いたのかな。日本で自動車が売れない理由もかな。
 革新的な製品でも、この二つ、「飽和」と「一定以上になった性能(品質等)」になると、販売台数とかが増えなくなっていくのは必然ではと考えています。
 ところが、強欲資本家にはこのような現象が理解できないのかな。ブラック企業もね。打破には「頭脳」を適切に使うしかね。
 昭和20年までの政府や軍上層部とかは「頭脳を使う」ということができなかったのではと思います。狭い国内での勢力争いにのみ精力を費やしていた感じもするのです。「限界」が理解できなったということかな。

2016年9月4日
歴史勉強をどのようにされてますか。

 「歴史は暗記」と思われていたら、それは「労多くして功少なし」ですが、日本の教育のまずさから多くの方が「歴史は暗記」的に勉強してきていますよね。
 現代や未来を考える上で大切な過去なのですよ。そして、価値観に揺さぶりをかけるような勉強ではなく、心地よい暗記勉強は楽ですが、現代や未来に対して目を閉じることになります。
 先の大戦で多くの玉砕が起こりましたね。孤立無援状態に将兵を放置した結果ですよ。現代でも結構多くの方が孤立無援状況に放り込まれています。非正規雇用もこの一つかな。で、玉砕で日本が勝利しましたか。敗北が少し遅れただけですよ。ブラック企業は成長が止まっているのでは。
 あの原発事故も先の大戦でも発揮された優柔不断の結果ではと思うのです。国民を見捨てているというのは公害被害や労災、少数難病の医薬品問題(海外にあることがよくある)等々は行政や関係団体のメンツの問題ですよ。帝国陸軍のメンツの問題でどれだけ多くの将兵が玉砕したことか。
 政府首脳や上層部は東京で温々かな。
 私が歴史で引っ掛かったのは「織田信長の実行力」と「日露戦争」での世間の評価と実像とのギャップでした。このあたりから、教科書や世間の一般的な書物とかではなく、考え始めたら、現代の世相が相当理解でき始めました。日露戦争での誤魔化し体質がその後の戦争へと、続きの誤魔化しが戦後の国民の苦難(特に少数弱者)に繋がってきているのではとね。
 とかで、私としては合祀後の靖国神社に参拝に行く気は全くなくりました。庶民を踏みつけにした、庶民に死を強制した者が少しでもいるようなところにはね。
 司馬遼太郎氏が「雑談 昭和への道」で述べられていた中に「昭和〜20年について小説にしようとしたら気が狂ってしまう」とかいうのが実感できますよ。このために、明治から昭和20年まで勉強し直してみましょう。明治の元勲たちは凄かった。この落差ね。


2016年8月28日
意識が薄い低血圧や低コレステロールなど

 先日も「低血糖」については報道がありました。低血糖は割と簡単に意識喪失や死にますものね。それに比べると、症状が穏やかな?低血圧かな。でもね、低血圧も程度もので脳梗塞の要因ですよ。
 先日、某テレビで「熱中症と脳梗塞」というか、夏の若年脳梗塞について報道されていました。どちらも脱水状態的になり、低血圧状態になるとね。低血圧になると血流が遅くなって血栓ができやすくなります。
 セルフメディケーション・ネット 今月の健康情報 脳卒中(夏に多発する脳梗塞)にもありますので読んでみてください。
 低血圧でのふらつきや意識消失で転倒したりすると、高齢者ほど骨折しやすいですよね。大腿骨骨折では寝たきりになる危険性ね。ところで、血圧測定ですが、楽な正しい姿勢で測定できているのでしょうか。
 病院と家庭での測定値の違いについては「白衣性高血圧」「仮面高血圧」「早朝高血圧」「職場高血圧」などいわれています。悲惨なのが「白衣性高血圧」の見逃しです。「過度の降圧」にされやすいのですよ。
 「脳梗塞は高血圧でのみ起こる」という思い込みによります。脳梗塞が起こると直後には血圧は急上昇します。クッシング現象です。血液の途絶えた部位に血圧を上げて送り込もうとする正常なはたらきです。で、低血圧の方でも高血圧が原因だったと間違った解釈をしているのですよ。脳出血は低い方が漏れにくいと思いますが。
 で、低コレステロールになると、細胞膜の構成成分のコレステロールも減少するわけで血管等の細胞が抜け落ちたるすることにね。で、穴が開いたりすると脳では脳出血ですよね。だから、低コレステロールは内出血のリスク因子なのです。
 LDLとHDLの比についても新しい知見が蓄積されつつあります。脳梗塞だったからと低コレステロールにしてしまうと脳出血になりやすくね。ついでに、血液凝固抑制薬を服用していると、出血が止まらなくなっていく危険性が高まります。
 「低」も「高」もよくないのです。ぼちぼちね。ただ、コレステロールの基準値が以前より高い方に移動しました。低コレステロールの危険性が少し認識されたのでしょう。

2016年8月21日
「神話の好きな国の一つ」としての日本

 結構、海外にも好きな人がいるみたいですが。
 「国債神話」として、「現在の発行国債が国内で売れているから」というのがあるようですね。「戦時国債」の国内で完売だったというのです。GDP比率で、戦時国債の時は204%だったとか。現代は249%ですよ。あのギリシャでも178%でしたよ。国内で回しているから問題が表面化していないだけかもね。戦時国債は戦後のインフレで償還できたようです。年率500%を超えるインフレね。
 「土地神話」も有名でしたね。人口増が続いているアメリカでも土地神話的なのが破綻した一つがリーマンショック時にありましたが。日本の場合は数十年続きましたからね。ダイエーの転けた要因の一つが「土地神話による資金の固定化」かな。土地を購入して店舗を造って、担保にして融資を受けて、次の店舗をというものでした。バブル崩壊による担保価値低下で返済が表面化して「カード会社」売り、「ローソン」売りとかね。イオン子会社になる時の自己資本比率はダイエーの方がよかったですが、キャッシュがないということね。
 アメリカのサブプライムローンも住宅バブル時に急増してはじけましたね。住宅価値上昇時には担保価値上昇やと借り増しして、下落時にキャッシュなしでね。ダイエーと同じですよ。だから、日本だけ「神話好き」とはいえないのです。
 「平等」が好きなようで「不平等」を拡大していても気がつかない平等好き国民かもね。教育では飛び級ダメ、留年は白い目ですから出さないようにと両端に不平等をね。大学入試センター試験の問題は良く考えられたよい問題ですが、利用する方の問題で不平等拡大かもね。教育は最終的には社会に還元されるのに「教育を受けた者の利益」とばかりに特に高等教育での不平等ね。はっきりいって「貧乏人の子は貧乏人に」というような制度になって仕舞っていますよ。なんで、大学を卒業して時点で「借金1000万円」とかね。奨学金ですよ。ヨーロッパでは無償の国もあるのにね。高校入試の内申書重視も「平等のようで凄い不平等」な制度ですよ。親の状況による不平等ね。
 とかとかですから、報道による誤魔化しにもよく引っ掛かっている感じもね。イオンが「トップバリュー」で引っ掛かったのも「安い→消費者は絶対支持してくれる」みたいな思い込みを報道等から持ったのかもね。よくよく観察したら、「納得のいく安さ」、「より良いものを手ごろな価格で」ですよね。コンビニが売り上げを伸ばしている理由ですが、セブン・アンド・アイはイトウヨーカー堂でちとどじったみたいですね。「機会損失」を防ぎたいというのね。
 日本の報道機関は日露戦争報道あたりから、本質的なことをはぐらかしているとことがあるような気がしています。そして、太平洋戦争時には完全に統制されましたよね。そして、自主規制の強い権力に弱い報道が今も続いている感じを受けています。一部勢力の「偏向」とかには弱いですね。国内でもあの当時、暴虐の限りを尽くされているのにそのことへの報道というのが少ないですね。こっそりと「在郷軍人会でも戦後直ぐに書類を焼却した」というのがでる程度ね。これ、証拠隠滅ですよね。知られたくないからですよ。海外でも証拠隠滅しているのにね。だから、慰安婦の募集について、実際にどのようにしておこなったとかいうことの政府説明がないのではとね。このあたりをしっかりと正してほしいです。
 司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」を読もう。外国がどうのこうのというのもあるとは思いますが、一番は国内の問題ですよ。また、自滅になるようなことをしてほしくないということね。太平洋戦争は自滅への戦争でしたよ。

2016年8月14日
地方企業の本社機能の東京流入が止まらない。年収競争に負けた農業。

 数日前の日本経済新聞のトップ記事でした。詳しくは新聞を読んでね。で、思うことね。地方では人材が集まりにくいというのが理由らしいです。人口減の影響ですよね。以前は大都市に人材を送り出しても域内で何とかできていたのですがね。
 理由として思うことね。
 農地解放で小規模自作農が増えました。以前の小作よりよいのですが、そのときの法律等もあってか後々問題もね。
 戦後しばらくしたときぐらいは「兼業」で農業を続ける人々が多かったよですね。「出稼ぎ」も多かったですが、「兼業」ね。徐々に経済の国際化が進み出すと、「兼業」として勤めていた仕事の海外流出などが起こったりして、勤め先が徐々に減少かな。農業の方は「細分化」されているので生産性の向上が難しかったようです。農業機械も各戸購入かな。優遇があっても・・かな。
 都会の方での高度経済成長での年収増に追いつかなくなっり、農業機械貧乏になったり、・・であったりで跡継ぎ難が顕著化してきましたよね。年収が見込める農家は結構跡継ぎがいたのではとね。ところが、農協等が「出る杭を打つ」みたいなことをして年収の見込める農家をつくらせなかったのかも。「法を守れ(規模拡大についてとか)」や「皆同じに」ですよ。商品経済に巻き込まれてしまったから、「キャッシュ」が必要なのでしょ。で、年収条件がよい地域に人口流出ね。これには地域格差がありますよね。
 地方でその地域で踏ん張っている企業等が多い地域は人口減が少ないようです。農業では「年収」で跡継ぎが継いでもよいというような農家が多いとこもかな。
 輸入自由化でも、ミカン農家は相当数生き残りましたよね。サクランボでは「高級品種」で自由化前より規模が拡大したとか。また、浜中農協は「牛乳」の品質でハーゲンダッツ御用達ですよね。その地域にある程度人がいると、その人を支える仕事が必要になりますよね。
 「皆と同じ」ではなく、特徴を消すような施策の地域から人口減が激しいのではとね。で、企業の流出を起こさせ、それが次なる人口流出をとね。
 農業の衰退は「自由化」ではなく「他産業との年収競争に敗れた」ためと考えています。「年金農業者」紹介みたいな番組が土曜日にありますね。若者は都会にかな。

2016年8月7日
先の大戦から思うこと

 これは「思い込み」と「隠蔽」と「思考停止」で泥沼にのめり込んでいったためと考えられるのです。
 そして、世界の状況等を考えることなく、「思考停止」、アジアの弱い部分に戦火を広げていったのではとね。そして、日独伊三国同盟によって、アメリカが日本を挑発したら単純に引っ掛かったという感じね。
 ですから、ジュネーブ条約など眼中になく、多くのBC級戦犯を出してしまったとね。この原因は「日本は世界一」という思い込みですよ。負けるはずがないとね。1939年にノモンハン事件で日本軍がソ連軍に完敗しているに「隠蔽」、さらにこの教訓を生かすことなく太平洋戦争に突入ね。真珠湾攻撃ね。
 このお陰でアメリカはドイツや日本と戦争に突入することへの国民の合意ができたのですよ。暗号は解読されているのに「優秀な日本の暗号が解読されるはずがない」とそのまま使ったというのです。情報じゃじゃモレね。
 太平洋上の島々に将兵をばらまいて、玉砕させたのですよ。「国体護持」と「一億玉砕」という相容れないことに疑問も抱かなかった日本。
 どうして、元亀天正の織田信長軍の兵器に毛の生えた兵器でソ連軍とノモンハンで戦ったのか、その結果について検証していないという伝統は今も続いていますよ。隠蔽体質もね。なんとなしに政策を決定し実行してしまってドボンというのね。全体としてのコントロールもおかしいままね。新国立競技場の件も同類かな。エンブレムでのドジもかな。
 だから、「歴史を鏡とする」というのが必要ですが、同類が近隣国に出てきましたけどね。日本は「満州事変でのリットン調査団の報告」に抗議して国際連盟を脱退しましたね。最近のは「判決を無視する」という国が出てきましたね。日本と五十歩百歩かな。
 某神社には玉砕を防ごうともしなかった連中、沖縄戦で県民の犠牲を何とも思わなかった連中、本州とでも空襲等での一般市民の犠牲を何とも思わなかった連中が祀られているようですけどね。

2016年7月31日
障害者施設での殺傷事件で思うこと

 被害に遭われた方へはお悔やみ申し上げます。障害者でもある筆者にとっても恐ろしいことです。
 犯人の考え方は「自分の人格と維持するためには、自分より劣位と思うものを作り上げる必要がある」というので考えてみると幾分か理解できるのではとね。「いじめ」などと同根で極端に肥大化したものではないかとね。
 精神障害ではないと思いますよ。精神障害ぶるのは精神障害者への冒涜ですよ。いろいろなタイプのある人格障害ではとね。報道の様子からはあの神戸の事件の少年Aが近いのではとも感じるのです。診断等は精神科医では多くの場合無理ではともね。
 人格障害には「自分が太陽」的であることを必要とするものもあるようですね。注目を浴び続けるとか、誰かを支配下に起き続けたいとか、等々ね。あの監禁犯も人格障害かな。
 先に触れました神戸のあの犯人のタイプが最も近いかもね。心底からの反省心がないということでもね。神戸の場合は「人格の再構築」に失敗してるのではとも思います。
 精神科医の多くが人格障害について判っていない感じもあるのです。私のこの方面への理解はある精神科医の著作から始まりました。斉藤学氏です。精神病では理解できないいろいろな人間模様が理解できるようになりましたよ。
 別の著者によるある書物に「平気で他人を傷つける人々」というのがあって、読んでみたら「平気で傷つけられてきた人々」であったと思ったのもありました。
 今回の事件では「これは精神障害によるのではなく人格障害」と思いましたよ。措置入院では解決にはならないですよ。アル中が断酒と薬療法の精神病院では治らないのとよく似た理由ね。
 とかで、今後もこのような犯罪が増加するのではともね。アメリカを中心にした「金の亡者」の影響で落ち着いての子育てができる状態の家庭が減少して着るということですよ。この頃、DVや虐待が多いのもね。

2016年7月24日
何か狂っている現代

 「金儲け」が最上のことのようになってきた結果、より損失が拡大しているのに気づかない世の中にね。
 現代の人間の活動はほぼ政治的であり、政治的な活動の上での経済的ですよね。
 どうしてかというと、「法の下」で法を守っているということがですよね。でもね、法というのは政治的契約かもね。
 価値観の違いとかをどう乗り越えることができるかが大切ですよね。
 そのためには「Win Win」の関係が必要なのですよね。
 ところが、「銭ゲバ」的なことをあたかも最上と思っているのがアメリカを中心にはびこってきていますね。
 また、じり貧になっていっているのに「既得権」だといってしがみついているのはそこら中にね。
 少し他者の利益もお互いに考えることができたら、もっと住みよい金儲けのできる社会になるのにと思うのですが、いかがですか。
 周りがじり貧でそこから儲けをあげることができますか。
 不正を何時までも続けることができますか。過去の不正義を何時までもほおかぶりして金儲けができますか。
 今の低賃金で子育てができるのでしょうか。空き家が800万戸(アパートの空き部屋を含むそうです)もあるのにアパート経営なんてできるのかな。
 なにかちょっとしたことが積み重なって縮小社会になって仕舞っているのかな。
 過去のツケが何なのかを考えて未来を見ましょうよ。例えば、日本の農業の衰退は「他産業との年収格差」ですよ。元気な農家を潰して結果ですよ。大潟村などで実例がありますよね。

2016年7月17日
メディアは時の政権に基本的には「批判的」でなければ、その国はじり貧になる。裁判もね。

 歴史が証明していますよ。長期的に見て「批判」に弱い政権は強権政治になっていってじり貧になっていったことをね。特に「隠し事」に対しては厳しい態度のジャーナリズムが必要ではとね。
 ところで、日本は「烏合的」報道が目につきすぎますね。で、建設的な政権批判でも目の敵にする議員もいるようですね。
 大政翼賛会の時の日本がどのようになっていったかをよく検証してみてください。
 「雑談 昭和への道」で司馬遼太郎氏は根性のあるジャーナリズムが日本にはなかったのではともいわれています。このことが、日本の滅亡を推し進めてしまったのではともね。
 政権にとって、痛いことを報道する報道機関は政権を永続させるためには必要なのですよ。批判にまともに対応してより良い政策をおこなうことでの永続ね。
 日本はじり貧になっていく感じの報道機関なのですよ。隠し事を隠されていても見つけ出すことのできない報道機関ね。
 裁判も行政の判断の追認が増えると行政の遊離が起こって国を潰す基になるというのは歴史が証明していますよね。これも、「時の政権に批判的」という方が時の政権が長続きすることになると考えていますが、・・・。

2016年7月10日
EUを離脱しようとする国はどのような国か。

 イギリスが国民投票で「離脱」を選択しましたが、その前に国が分裂したりしてね。EU域内で国を分けたところがありましたね。平和的にね。そう、チェコとスロバキアで両方ともEUに残存していますよね。
 南欧諸国はEUからは離脱できないでしょうね。だれが国家財政のお金を貸してくれるのかということですよ。下手に離脱すると「ユーロのドイツマルク化」と「ユーロ立て借金返済の苦難」が出てくるかもね。イタリアがリラに戻したら暴落するでしょうしね。救済はドイツにとってはマルク高にしないための費用ですけどね。
 バルカン諸国は民族紛争を押さえるのにEUの枠組みは役に立つでしょうね。東欧諸国は「ロシアの脅威」にはNATOとEUのセットが必要と考えているのではと思います。
 フィンランドは「ロシアの脅威」の口かな。
 主要国の庇護の下から抜け出す国は今でも自立的に国家財政も通貨も運用している国に限られるのではと思うのですけどね。
 ウクライナでロシアがあの程度で手をこまねいているのはヨーロッパがEUとしてまとまっているからではと思います。
 イギリスは通貨がユーロではなかった。島国であったとかの理由からかもね。経済的にも相互依存的であっても自立できているということかな。
 大日本帝国憲法を守ろうとし、天皇制存続に努力したのは当時の日本共産党だけですよ。ほかは「一億玉砕」ですよ。国がつぶれてもよいという「一億玉砕」ね。「反戦」ね。

2016年7月3日
『「慢心と想像力の欠如」 日本学術会議が原発事故を批判』というニュースから思うこと

 6月24日の早朝にNHKニュースであったものです。ニュースの表題が「慢心と想像力の欠如」でした。
 「慢心」は太平洋戦争に突入していくとの軍部などに蔓延していましたよ。そしt、この慢心はノモンハン事件での日本軍壊滅でも崩れることはなかったです。この延長線上かなと思います。
 「想像力の欠如」は「慢心」とセットかな。東日本大震災での津波についてですが、すでに警告されていましたよね。貞観地震ね。これの再来ね。ただ、この地震は1000年以上前でしたから、記録がなかったのでした。地質調査等と合わせて推定されたわけです。地震の規模はチリの巨大地震やスマトラ沖級ね。地殻をつくるプレートの移動によって起こった地震ですから、日本でもマグニチュード9クラスの地震の可能性があるのに無視ね。
 地球は誕生以来50億年、地震観測はたかだか100年ですよ。だから、1000年に1回の巨大地震が想像できなかったのですよ。でもね、南海地震と東南海地震がよくセットで起こっていたので本当の同時でしたらどうなるのかとは2000年頃から思うようになりましたが。
 アメリカのスリーマイルアイランドの原発事故の時、「日本では・・」とか批判していたと思います。その日本の方が防ぐことのできたはずの原発事故を「慢心と想像力の欠如」で引き起こしてしまったのではと考えています。
 事実、福島第二原発は大丈夫だったですね。外部電源用の非常用発電機の位置だけの問題でしたね。地震についての「慢心と想像力の欠如」がなければ防ぐことのできた事故と考えています。
 10000年に一度の地震ってあるのでしょうか。短時間(数年ぐらいかな)で日本沈没が起こるような地殻変動が何時頃あるのかな。

2016年6月26日
参議院選挙始まる

 今回の選挙から参政権が18歳以上になりましたね。一つに若者の声を反映したいというのもあるみたいですが・・。
 それと選挙区の合区がおこなわれましたね。一票の格差是正のためですよね。となると、ますます衆議院と同じタイプの選挙制度になっていっている感じです。
 国は人間の数と広がりからできていますよね。いろいろな年代や考え方の人々ですよね。「いろいろな考え方」の人間が共存できるようにするための精度の一つが選挙に間接民主主義かな。どこで妥協するかですよね。
 国の議会を二つにする理由は異なる選挙制度で議員を選んで偏りの少ない国にするというのがあると思います。
 でもね、今は徐々にその違いがなくなってきていると感じています。衆参両院とも「人口比例」のみになっていっていますからね。ただ、参議院の全国区というのが全国に散らばっているので地域別では代表を出せないが、全国ということで代表を送り出す可能性があるということで重要な制度であると考えられますよね。
 衆議院は定数是正をもっとして、より「人口比例」にしてしまう必要があると思います。参議院の地方区は別の方法を考えるときではと思います。人口比例ですと、2院は必要なくなる可能性が高いです。人口が多く人口密度の高い地域が有利ですからね。面積はあるけど・・というようなところからの代表をどのような仕組みで選出するか考える必要があります。
 そのときの衆議院と参議院の役割分担もセットで考える必要がありますよね。
 でも、投票には行きましょうね。「歴史を再検証を本当の意味でできる政党」に投票しましょう。どうして、大日本帝国憲法を改憲させるような戦争に突入して、天皇制廃止の直前まで日本を追い込んだのかをね。当時の共産党のいうように開戦していなかったら、今も大日本帝国憲法ですよ、日本は。

2016年6月19日
ポツダム宣言受諾が遅れていたらどうなっていたかな。

 桝添氏、漸く辞任しましたね。進退窮まってという感じですかな。で、2020年には東京都知事選挙とオリンピックかな。特例対応ができたら、選挙時期をずらせると思います。硬直的思考でしたら同時のままか、3代続けての不祥事による早期辞任かな。
 ところで、ポツダム宣言受諾が遅れていたらどうなっていたかな。
 昭和天皇が決断に踏み切ったのは残念ながら原爆であったかもね。軍部は一億玉砕でしたよね。
 当時は1945年3月10日東京大空襲、4月沖縄戦、5月ドイツ降伏文書調印、7月アメリカ初の核実験成功、8月原爆投下、原爆が投下されても「一億玉砕」の軍部、ソ連参戦、陛下の決断の順かな。
 日本は南からアメリカ、北からのソビエトによる分割が考えられる状況になっていたとも思うのです。分割されることから救ってくれたのが憲法では政治的権限のなかった昭和天皇の憲法違反的行為だったのですよ。
 天皇陛下をここまで追い込んだのが当時の軍部と政権上層部ですよね。当時の軍部と政権上層部はメンツのみに拘っていた感じね。一泡吹かせてやりたいとかね。国民のことを全く考えていないとか思えないのですよ。
 昭和天皇によって救われた日本ですよ。だから、合祀以降、陛下は靖国神社には行っていないはずです。

2016年6月12日
子供の躾について

 さすが桝添氏の私選弁護人ですね。依頼者の利益を優先していたと思います。優秀ですね。まさか、今回のようなことを検事の時にしていたのでしょうか。していなかったと思いたいです。
 躾は難しいですね。この難しくしている原因は「躾の時には叱る」とかが主流みたいですからね。
 子供の躾ではないですが、交通事故頻発箇所での事故で「前方不注意」とかにされた運転手が多数いますが、そこでの事故が減少しない。道路構造の欠陥だからですよ。原因と結果との結びつきがないというのも子供の躾ではよくあるのかな。
 小さい子供の場合、親の注目を引くということで悪戯をすることがありますよ。特に年の差の少ない兄弟で下の子の面倒ばかり見ていると上の子が悪戯をよくするようになるとかね。
 あの神戸市での少年Aもこのようだったともそれなりの書籍で読みました。
 より良い子供にするためには親が精神的に安定しているというのが必要ですよ。今のゆとりのない利益一辺倒の社会ではよい子育てで育てられる子供は少なくなるのではともね。
 よい体験を積み重ねるというか、よい行動の時には褒め、悪い行動の時にはしかりつけるのではなく、考えさせるということですよね。「叱る」ほうが手っ取り早いですよね。でも、副作用がありますよ。
 それと、「待つ」というのも必要かと考えています。
 ところで、尼崎でのJRの事故は懲罰的風土があったようですね。停車位置のオーバーランでは駅手前の停止位置案内を見落とされないように設置するのでも減少させることができたのではともね。多すぎると煩わしいしね。そして、成功例の積み重ねをね。子供もより良い行動での達成感を積み重ねさせるというのも必要かともね。
 日本はある意味「陰湿な懲罰社会」でもあると思います。これは、子供の躾にとってはよくないことですよね。
 北海道の置き去り事件ですが、置き去りにするときにどのような言葉を掛けていたのかな。悪戯をしているときの状況(家族での位置関係とか)とともに非常に気になるところです。

2016年6月5日
弁護士のお仕事について 依頼者の利益を合法的に守ることかな。守ることであって、不利益は法に触れない限り沈黙かな。

 依頼者の利益を合法的に守ることかな。中には「合法的」を踏み外す弁護士の風上に置けないのがたまにでますけどね。
 普通の弁護士は法律知識等を屈指して依頼者の利益を計る訳ですよ。トーヨーゴムとかの第三者委員会は「膿だし」を依頼しての第三者だったかもね。株主利益の維持ね。経営者利益ではないですよ。
 山口県光市の殺人での弁護活動で橋下氏が懲戒とか言い出しましたが、あの弁護団の活動は被告人の利益を合法的に最大にしようということだったと思います。被害者の感情とは相容れないですけどね。弁護士の仕事とはこのようなものと思っています。
 大阪で火災で子供が亡くなった件での弁護活動も犯罪であるかどうかで弁護を引き受けた限り最大限の努力をした結果、冤罪と判明した訳ですよ。検事についてはいろいろいますから、必ずしも「検事出身の弁護士は公正」とかはいえないと思います。
 「依頼者の利益で」という弁護士の一番のポリシーで桝添氏に依頼された弁護士も活動すると考えています。弁護士の本分ですよね。ですから、不利なことには触れないと思います。裁判と違って見過ごしても法的には問題にされないと思いますのでね。
 桝添氏に有利なというか、不利なことをうまく誤魔化すことのできる弁護士は弁護士として優秀なのではと思います。批判覚悟で本分に邁進することが弁護士にとって今後の仕事に繋がると思います。

2016年5月29日
「雑談 昭和への道」から思うこと

 伊勢志摩サミットが28日27日とありましたね。27日にはオバマ大統領の広島訪問ね。
 ところで、先の大戦は日本に勝ち目があったのでしょうか。開戦の2年前にあったソ連との紛争、ノモンハン事件のことやもろもろを考えると司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」で語られたことが真実ではと思うのです。
 日清戦争については誤魔化しはなかったようなのです。日露戦争について、?と思うことがあって調べてみたら、誤魔化しが、誇大報告等が鏤められていたと思いました。そこに「雑談 昭和への道」をNHK教育放送で見た訳ですよ。
 新聞社の出版物にもこの「雑談 昭和への道」があったので購入しましたよ。日本帝国陸軍の兵器は歩兵では元亀天正の織田信長軍の装備に毛の生えた程度で第二次世界大戦に突入したというのです。ノモンハン事件で、ソ連の機甲師団にコテンパンにやられているのに戦車等を近代化することなく1941年にアメリカと戦争状態にね。この開戦通告についてもいろいろありましたね。
 ノモンハン事件での日本軍の死傷率は70%以上だったとね。これは、後の玉砕の走りですよ。で、各地で玉砕が続くことにね。玉砕をよしとする大本営は「我々の辞書には降伏はない」ようでした。この集大成が「一億玉砕」ね。日本がどうなっても知らないという無責任さね。国民に対してもこの程度ですから、戦地では何をしてきたか、だから、敗戦と同時に大量の証拠文書を焼却処分したのです。なんで、国内の在郷軍人会までが文書を焼却したのか。焼却したと最近の新聞で読みましたよ。
 このような大本営ですから、沖縄は見捨てられたと思うのです。見捨てるだけならまだしも軍の逃避行の途中での県民への残虐行為が漏れ聞こえていますよ。東京大空襲や沖縄戦があっても降伏を決断できなかった東条内閣や次の内閣。「我々の辞書には降伏はない」の状態を打ち破るには天皇陛下の大日本帝国憲法違反の御政断が必要だったのでした。大日本帝国憲法でも政治についての天皇の関与は現憲法と同じ程度と司馬遼太郎氏は述べられていました。だから、美濃部博士の「天皇機関説」ね。
 憲法違反まで天皇陛下を追い込んだのは大本営や当時の内閣ね。
 当時の軍部等に現実を直視する力があれば、原爆投下までいっていないと思います。いや、開戦もなかったのではとね。そうであれば、沖縄に米軍基地はできていないはずですよ。
 もし、天皇陛下の御政断が遅れていたら、北海道は今頃・・ね。
 外国からいわれるのではなく、自律的に「歴史を鏡とする」ことね。都合の悪い過去に目を閉じると未来が見えなくなりますよ。

2016年5月22日
見苦しいね、M氏さん。

 週刊B誌の報道が切っ掛けだったのか。海外出張での豪遊ぶりといい、どこの大金持ちなのか。
 その昔、アメリカ系のある雑誌に石油で財をなしたロックフェラー一族の逸話が出ていました。初代の息子さんかな、ホテルでは最上級の部屋に泊まっていたとか、この父親は質素な部屋だったとね。で、フロントの係が父親に「息子さんはいつのよい部屋にお泊まりなのにあなたはどうしていつも質素な部屋なのですか」とね。で、父親曰く「彼には金持ちの親がいるからだよ。」だったと記憶しています。
 このロックフェラーさんは「チップ」はケチっていたようです。サービス料は料金に含まれているはずとね。
 M氏は東京都をこのロックフェラーの父親と同じように思っているのかな。政治資金と指摘経費の区別もできていないようだしね。
 先日の記者会見では、H県県議のN氏とよく似たポーズをしていましたよ。20日の某放送局の「Hおび」でも紹介されていました。
 今はいろいろな分野で昔より調べやすくなってしまっているのですよ。このことをお忘れの方が多いですよね。
 話は変わりますが、防犯カメラ等が多くなってきているのである部分では証拠がより集めやすいという面もあるので、冤罪で被害を受ける方が出ないようにね。すべての取り調べを録音録画を。後々証拠とできますよ。 

2016年5月15日
オバマ大統領の広島訪問で思うこと

 1939年のノモンハン事件や各地での玉砕、沖縄戦の状況等を思い浮かべてくださいね。ノモンハン事件では死傷率70%以上だったと司馬遼太郎氏が「雑談 昭和への道」で述べられていました。玉砕は基本的には戦死率100%ですよね。沖縄戦は軍人以外の被害が凄かったですよね。
 以上のことを考えると「本土決戦」などされていたらどうなっていたでしょうね。当然、北海道は・・ですよね。当時の参謀本部や政権中枢には「負けた」ということを認める雰囲気すらなかったのではとね。
 まともな感覚であったら、ノモンハン事件からたった2年での日米開戦はしていないはずですよ。兵器の質と量の両方で圧倒されたのにね。
 「神風(元寇では準備していたからですよ)」期待や精神力とかだけで将兵に戦わせた上層部。補給もなし状態のところが続出したようですね。で、織田信長がやらせなかったことをアジアでした日本軍ね。現地調達ね。退却については日露戦争が終わってからは軍部の辞書にはなかったようでした。
 天皇陛下が決断されなかったら、沖縄戦みたいな地上戦を本土でおこなわれていたでしょうね。本当に「天皇陛下万歳」の決断でしたね。
 ヒトラーはあれでも自殺しましたよ。こそこそ生き延びようとした・・。栗林中将は硫黄島で亡くなられましたね。
 1945年3月10日未明の東京大空襲、その後の無差別空襲でも状況に目を閉ざしていた上層部。あそこまでいったら・・でというのが想像できなかった上層部。よく似た企業が戦後もゾロゾロ出てきていますね。東京に本社のある電力会社とか、有名重電メーカーとか、・・ね。
 史上初の原爆実験は1945年7月でした。ドイツは降伏済みでした。
 東京大空襲から原爆実験までに4ヶ月あった訳ですが、・・・。3月10日は陸軍記念日だったですよね。
 今、一度、「昭和への道」を自省する必要があると考えています。というか、永久に「歴史を鏡」とする必要がありますよ。

2016年5月8日
持続的な発展を潰す銭ゲバ

 「貧乏」をその個人の責任のみによるという考えがアメリカを中心にはびこってきましたね。シェイクスピアの「ベニスの商人」のあの金貸しより強欲な投資家が増えてきたと思います。
 稼ぎを還元させずにため込もうとする銭ゲバね。貧乏人が近くにいなければ安泰(他人の生活なんて知らないよということ、搾取ね)だという考え方と儲け第一の考え方ですよ。
 この考えの対局的なのが「寿司ざんまい」の社長がソマリアでしたことね。ソマリアでの海賊は有名でしたよね。だから、ソマリア近海はマグロの漁場でしたが漁ができなかった。そこで、ソマリア人にマグロ漁の仕方や漁船や流通設備についての援助をしたとか。さらに漁獲したマグロを適切な価格で買い取ったとか。で、「寿司ざんまい」はマグロを手に入れることができ、投資を回収でき、ソマリア人は海賊より安全で稼ぐことができたということのようです。海賊ゼロとか。これ、買いたたいていたら海賊に戻っていたでしょうね。軍艦ではできなかったことができたのですよ。アメリカの強欲資本家は買いたたきの方かな。
 「物言う株主」の多くが強欲のようです。企業の持続的発展より、そのときの利益のみね。これと、勝るとも劣らないと思うのが各国の強欲資本家ね。日本ですと、「下請けいじめ」、「ブラック企業」等々かな。
 皆がボチボチ豊かになるというのを積み上げていく方が最終的には強欲より豊かになれると思うのですが。貧乏人がボチボチな生活ができる方が社会が安定して治安対策費とかも少なくて済むとか、生活保護費もよい意味で減少して税収も増えるとかね。
 世界が北欧や寿司ざんまい的考え方になることが必要ですよね。特にアメリカと中国や日本もかな。

2016年5月1日
日本で地震のないところがあるのか。

 日本列島は太平洋プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの集合地域にありますね。
 この3つのプレートのうち、ユーラシアプレートは移動をしていないと考えられていますよね。
 太平洋プレートとフィリピン海プレートは日本近海でユーラシアプレートの下に潜り込んでいると考えられており、このように考えることでいろいろな事象を非常に合理的に説明できます。
 プレートの境界から離れた地域のあるのは沖ノ鳥島のみかな。他はすべて境界から数百km以内ですよね。プレート同士が衝突しているところには非常に大きな力が加わっていますよ。太平洋プレートですと、南米の太平洋近海からベタ一面あって、ハワイなどを乗せて、楽々と日本まできているのです。
 このような大きなエネルギーが衝突によってため込まれていきます。そのエネルギーの放出が地震なのです。その痕跡が断層ね。日本国中断層だらけですよね。ということは、さらなる活断層ができてもおかしくないのが日本ですよ。また、この衝突エネルギーで形作られているのが環太平洋火山帯ね。火山では火山性地震もありますよね。
 ということで、地震については頻度とエネルギーの違い程度なのです。でもね、直下型ですとエネルギー的には小さくても揺れだけはきついよ。
 ですから、より地震の少なそうな地域というのはありますが、地震がないというのでしたら、外国に行ってください。ただ、アメリカ西海岸は日本と同じだよ。イギリスはないかも。アルプスはプレートの移動でできたのですよ。だから、イタリアも地震が多いですね。
 日本では過去に地震から年月が経っている地域ほど地震の確率は高くなると思います。活断層型もですが、活断層型は間隔については?だよ。だから、常にどこでも地震が起こる可能性があるのが日本ね。

2016年4月24日
人格障害などについてもっと勉強しましょう。

 熊本地震でお亡くなりになられた方へお悔やみ申し上げます。被災された方へお見舞い申し上げます。
 震度4以上の頻発で被害が拡大していますし、直下型ということでも被害拡大でした。
 ところで、表題の「人格障害」ですが、過小に考えられているのではとね。
 アルコール中毒などの薬物中毒の治療で有害薬物を摂取させないというのがありますよね。禁断症状が見えなくなって退院とかのようですが、再発率が高いですよね。
 それは「薬物にのめり込むような人格が形成されている」ということを無視した治療が多いからではと思うのです。何かにのめり込むことで人格を安定させようとする傾向です。
 斉藤学氏の著書に「素面のアル中」という概念がありました。この素面のアル中と普通のアル中とには人格的に共通点があるとね。何かにのめり込むということであったり、過去の自慢話をしたり、権威主義であったりとか、・・でした。何かにのめりこむというのはストーカーにも通じるかな。
 で、生育歴から考えることもできるようです。治療には「人格の再構成」が有効であるともね。
 ですから、説教や反省文などでは根本が変わっていないのではと思うのです。ですから、ストーカー行為が繰り返されるのですよ。
 人格形成期の大切さね。そのためには親にゆとりが必要なのですよ。周りも子育てを温かい目で見守る必要性ね。

2016年4月17日
公正取引委員会が「農協監視へ通報窓口」

 4月10日の日本経済新聞一面に「農業資材値下げ即す 公正取引委員会が農協監視へ通報窓口 地位乱用を防ぐ」という記事が出ていました。
 農業協同組合は農家のための組織だったはずなのにどうして公正取引委員会が監視する必要が出てきたのでしょうね。
 農協の変質が問題になると思います。農協は何時しか「農家のため」ではなく「農協の利益」を追求するようになったところが頻発したためではと思います。それと「出る杭は打たれる」型の日本的思考も影響していると思うのです。
 横並びの農業を強いたため、農業での収入が増えず、後継者がいなくなってきているという現実をまだ農協が無視しているためと思います。
 他の産業でも横並びの過当競争の業界は衰退傾向にありますよね。結局、なにか特徴のある企業が発展していますよ。
 農業でもね。出る杭的農家は以前にもいましたが村八分的に潰されたようですね。その結果、元気な農家がいない地域ほど過疎化が激しいようです。
 中には農協が率先して改革をしているところもありますが、「金融業」みたいな金貸し農協、その抱き合わせ販売、抱き合わせ集荷とかで潰されいっている農家もまだまだ多いようなので見出しのようなことになったと思います。
 「農協改革」も大切な構造改革ですね。農地改革と農協でつぶれた日本の農業かなという感じもしています。当時の農地改革は「大規模農家の否定」みたいなものでしたよ。自作農地の面積制限が厳しかったですよね。農地改革で小地主からの借地小作になったのに昔の大地主での借地小作の発想のままの規制が長く続きましたね。今は立場が逆転しているのでよね。規制は徐々に変化しているようですが、元気な農家も地主も使い勝手のよい農地法にはなっていないから、耕作放棄地が出てくるのではと思います。

2016年4月10日
何じゃかんじゃといいながらドイツがユーロを守る訳

 でも、憶測だよ。ヨーロッパの融合とかあるとは思いますが、アメリカの金の亡者から自国を守るためかな。1990年代後半のアジア金融危機が起こったときはすでにユーロの準備は最終段階かな。
 予測していたのでしょうか。アメリカの金の亡者をね。アメリカの経済規模は非常に大きいですから、ドイツでも比べたら小国ですよね。アジア金融危機はアメリカの金の亡者が切っ掛けを見つけて襲いかかったのではと疑っています。
 ユーロはヨーロッパのドイツ・フランス・イタリアなど11カ国ぐらいで始めたのだったか。経済規模はドイツ1カ国より格段に大きいですが、ドイツの存在かユーロ高が続いてましたね。周辺諸国が参加してね。当然、南欧諸国が初期の思惑通りに・・かな。
 円やスイスフランなどに比べて防衛が楽そうです。円は一歩間違うとギリシャ以上に危うい通貨なのに金に目がくらんでいるアメリカの金の亡者には判らないようですね。土地などの資産があってもつぶれていったのにダイエーがありますよ。キャッシュがなかったのですよ、貨幣経済の国では。土地融資でつぶれた銀行もありましたね。国の資産には不動産が多いようです。
 リーマンショックまでのサブプライムローン狂想曲なんて金の亡者そのものですよ。CDS(クレジットデフォルトスワップ)も金の亡者の産物かな。
 そうそう、通貨の価値も金(ゴールド)の価値もそれを有り難がって求める人がいるという前提で成り立っていますよ。これはすべての物質や生産物、サービスでもいえることかな。ビットコインもね。物々交換が面倒なのでの貨幣経済ね。

2016年4月3日
薬害大国日本の根底にあるもの

 薬害ですが、世界的に見て日本は大国の一つだと思います。
 で、製薬会社は海外進出もあるのでそれなりに対策が進んでいるところが増えているようです。厚生労働省にある「重篤副作用臓器別対策マニュアル」に副作用データを提供している薬品会社もありますからね。
 ところで、副作用を見つけるのは治験も含めて「医師」の仕事ですよね。患者はなにか症状を医師に申告するだけだものね。その症状が副作用かそうでないかの判断は医師がしますよね。厚生労働省への報告義務もあったはずですよね。
 ビッグデータ的に報告を扱えば副作用かどうかが浮き彫りになって気安いですよね。このためには些細なことでも報告する必要があると考えられるのですよ。ビッグデータ的にですから副作用的でない症状も含まれても当然ですよね。データを集めることが大切なのですよ。個々の医師が治療する患者数は多くはないですから、データを集めることがね。で、集めてから検証すればよいのではとね。
 非常にやばいのとかは、普通、治験の時に出てくると思いますが、サンプル数では市販後に比べて少ないですよね。だから、市販後も副作用についての感度を高くして治療に当たる必要が医師にはあるのです。
 子宮頸がんワクチンの場合は医師が副作用について鈍いことで苦しめられているのですよ。本当の意味での「追跡調査」をしないからですよ。
 処方薬については医師は処方した限りにおいては副作用についても常に考えて、副作用が出た場合には対処する責任を負っているはずですよ。
 医師は、最低限、添付文書はしっかり読んでください。
 降圧薬では「過度の降圧は脳梗塞の恐れがある」と明記されていますよ。
 「過度の降圧状態」は診察室では起こらないですよ。
 勉強してください。
 24時間血圧計をつけいるときも起こらないと思います。
 過度の降圧が起こっているのは美容院での染髪姿勢や冬のお風呂で体を冷やした後の湯船につかってとかなどですかな。
 脳梗塞後はクッシング現象で高血圧だよ。
 虚血になった部分に血液を送り込もうとしての高血圧ね。

2016年3月27日
家族ほど危険なものはない

 最近、報道された神奈川県での虐待での中学生自殺事件で改めて思うことです。「家族ほど危険なものはない」ね。危険な家族はテロリストの温床にもなりますよ。
 児童相談所の担当者は各地での虐待事例が報道されていたにもかかわらず、まだ「家庭は安全」という観念にとらわれているのではともね。死なせることはないだろうとね。虐待死が相次いでいるのにね。
 ストーカーもDVも大抵は機能不全家族で育ったのではと思うのです。
 で、「機能不全家族」とはどのようなものなのでしょうね。これは多種類あって一言では言えないですよ。ただ、人格障害が増幅されるのが機能不全家族かな。「人格障害」って何なのね。
 ストーカーは「愛」と「所有欲」とを混同しているのではとね。その度合いが酷い人ね。これは、愛された経験がないのではとね。特に乳幼児期にね。人格を認められた経験もないのではとね。だから、今の経済情勢は、社会情勢はストーカーやDVの養成するような状況ではとも思うのです。海外ではテロリストも多数養成かな。
 人間の直接経験なんて少ないですよ。だから、良質の経験が必要なのですが「家ほど危険なものはない」ではね。
 機能不全家族は連鎖しますよ。断ち切れる人はそういないようです。機能不全家族の多くは普通の家族のように見えます。

2016年3月20日
幅広く考えることの難しさ

 アメリカ大統領選挙予備選挙の報道から感じるのは「扇動されやすい人々」が多いようにね。また、ウオール街の住民も噂に流されているような感じを受けています。景気後退局面の日本と減速気味でも景気の拡大しているアメリカでは為替的には円安でもよいと思うのですが、円高気味ね。金利もアメリカの方が他界のにね。なぜか、「安全」という根拠のない思い込みに従っている感じが。これはリーマンショックの前のサブプライムローンでも見られたと思います。
 日本国内でも昔からのしがらみに固執して改革ができないですよね。一番が先の大戦の検証が全くできていないということかな。この検証による利益者は日本なのにね。
 「井の中の蛙」を世界各地で、日本国内各地で実践されている現代かな。
 経済成長が鈍化しているのは工業生産力の向上によって、多くの品物が安価に十分で回っていることに寄りますよ。安価でも性能的にはそれなりのがね。だから、液晶テレビでも安価な普及品はそこそこ売れても4Kテレビとかが期待したほど売れない理由ね。だから、儲けが出ないのかな。結局はアップルのiPhoneみたいな新規領域を切り開くことができなければ、販売量は停滞するような状況になっているのに高度経済成長の時代の夢を見続けているのでしょうか。
 新しい市場をつくるということが必要なのにブラック企業は不当労働で設けようとしていますよね。近いうちに沈没するのにね。
 家族でも躾などでは自身の育てられたようにしているのがよく見受けられますよね。そっくり親子ね。或いは「調べる」や「考える」ができないので請け売り的に育てているとかね。 こういうのは助言を無視しがちですよね。
 視野の狭い人間に「幅広く」というのは無理なのかな。

2016年3月13日
ヒトラーの亡霊を見ている感じかな

 過去にヒトラーの「我が闘争」の日本語訳を購入して「積ん読」にしてしまいました。群集心理を活用した扇動の方法を知りたかったのです。
 ところで、今回のアメリカ大統領選挙の共和党と民主党の予備選挙の報道をニュースでみていると、この「我が闘争」が頭をよぎったのです。読んでおけばよかった。
 当時のヒトラーの民族差別の相手はユダヤ民族でしたよね。今回は「不法移民」といっていますが母国で生活ができなくしたのはどの国の金の亡者なのかなと思ってしまうのです。
 まあ、世界中に利益至上主義が蔓延していますけど、発祥の地の一つはアメリカですよね。ヨーロッパの方はまだましですよね。
 EUが拡大し始めた当初は南欧からの出稼ぎが問題になったはずですが、今は東欧ね。国内での年収が出稼ぎ先の半分以上になると減少するというのがありました。
 利益を分け合うという発想が欠如していると思います。ヒトラーは当時の戦勝国の痔津に対する賠償等による国民の不満を取り込んで扇動したのですよね。
 今回のアメリカの選挙での様相はアメリカの銭ゲバ体質が不法移民を増加させていると思います。
 なにかプーチン氏はトランプ氏を評価しているという報道があったみたいですね。類は類を呼ぶかな。

2016年3月6日
海賊や難民や不法移民を増やす方法

 で、「すいざんまい」の社長がソマリアでしたことはこの逆ね。海賊がなくなったというのはソマリアでそれなりの生活ができるようになったからです。
 難民や不法移民は経済的要因もありますが、生存についての不安からですよね。不法移民は経済的要素が大きいと思います。
 政治的や宗教的背景のある難民もありますが、今、シリアからヨーロッパを目指しているのは内線から逃れるためですよね。大国のご都合で続いている内戦からね。
 ですから、勢力圏維持のためとかで政情不安などに介入したりすることは難民を増やす要因になりますよね。
 発展途上国の低賃金労働者を搾取するような労働状況を利用した大国資本の金儲け主義も政情不安をあおって、難民や不法移民を生産していると考えるのです。
 EU域内での出稼ぎ労働者の状況ですが、ある記事を読んだことが、「出稼ぎ先の賃金水準の半分以上に母国の賃金が上昇すると減少を始める。」とね。
 このようなことを考えると、アメリカの大統領候補、ある候補の政策は不法移民を増大させる方向になるのではと思います。共産革命といわれている急場ですが、共産革命にしてしまったのはアメリカの封鎖が原因という説もね。
 最近、欧米の有名ブランドが委託先での労働者の労働条件に注目し始めたというのは不法移民をそのうちに検証させる効果があるのでは。近年、中国人の密入国が減少しているはずです。中国もそれなりの高賃金国になりつつあるからですよ。ただ、日本での「爆買い」は続くでしょうね。「もうければよい」というまだ業者が多いからね。
 一昨年の期限切れ鶏肉は「金の亡者のアメリカ親会社×儲けがあればよいの中国子会社」の組み合わせだったかと思っています。

2016年2月28日
「家の寿命は20年」

 「家の寿命は20年」、これは日経ビジネス2016.2.22No1829号の見出しです。詳しくは日経ビジネスでね。「20年」の根拠について論じてみたいと思います。
 第二次世界大戦後、戦災で焼失した家屋の再建とかでの「粗製濫造」、この件は地震の度に表面化しましたね。自動車程度の耐久性のない家が造られたのですよ。だから、住宅金融公庫(古いね)の融資も木造が25年限度だったですよね。
 そこに、「土地神話」ね。戦後、結構長期にわたって地価上昇が続いたのでした。そうすると、この両方で中古住宅売買は「土地価値」に重点が移ってしまったというのが要因かな。
 「家」は建築時から「長期使用」を前提にしっかりつくる必要があり、且つ、保守点検をおこない続ける必要があるのです。が、地価上昇で「家」の価値が低下してしまったのが原因かな。
 で、土地バブルの崩壊がおこり、長期景気低迷に突入しても商習慣が変わらなかったということでしょうね。
 農家にとって、農地が大切なのは農業を営んでいるときですよね。山林も入山で薪等を採取廃り、木の利用があったときは山林も大切でしたが、今は荒れ放題も多いですよね。「家」も同様に住んで使うということが必要なのです。
 たかだか、戦後数十年の営みが永遠に続くとでも思い込んでの「家の寿命は20年」だと思います。
 土地神話でつぶれた会社のひとつがダイエーかな。土地担保に融資を受けて店舗を拡大して、バブル崩壊で土地価格低迷で担保不足になって、返済に困って価値が高い「ローソン売却」、「カード事業売却」でしたよね。土地建物が売れなかったからですよ。イオンに統合されたときの自己資本比率はイオンよりよかったですよ。現金はイオンに圧倒的に負けていましたよね。
 バブル期に土地で転んだ企業等は多いですよね。
 そうそう、本式の日本の木造住宅は維持保守を適切にすると腐りやすい松材でも200年持つとね。法隆寺は檜造りで1500年かな。
「相続」が「争族」になる大きな要因が「土地家屋」ですよ。特に「土地家屋」しかめぼしい財産がない場合かな。どのように不動産を分割するのかな。

2016年2月21日
混乱株式市場や為替相場で思うこと

 モーニングサテライトぐらいしか経済番組を見ていないのですが、その解説とから思うことね。「安全資産としての円」とかアメリカでは思われているようです。経済規模が停滞ないし縮小の国の通貨が経済規模が拡大、持続的に拡大しているとおぼしきドルより安全なのかね。金は説の原理での安全資産ですが、食料にはならないですね。最終的には食い物かな。でも、日持ちが金に比べて悪すぎます。
 さすがにリーマンショック時までの格付け信仰は消えたのかな。格付け信仰があればアメリカ国債の方だよね。当時は格付けで大損したものね。
 原油価格下落でどうして被し相場痩躯連れなの。損する部門もあれば、価格低下で儲けの出る部門もあるはずだのにね。もう、「早い者勝ち」原理の株式売買だからかな。プロは高速取引だから、庶民は待ち構える株式売買しかできないですよね。或いは小型株主体かな。
 中国経済の減速ですが、あくまでも原則みたい。どこかの国の後退ではないようです。過去に日本も陥った未来への推計のちょんぼからくるものだと思います。また、原則は当然起こります。地球は有限だからね。
 企業等で乗り越える方法は今までにない新市場を作り出すほかないと思います。ところが、プロが日本の地方空港需要予測(外れの例)を懲りずに続けている感じです。
 中国の景気減速ですが、人口動態等から予測できることですよ。でも、中国国内自体がバブル状態にあるようです。期待しているアメリカの投機筋もかな。日本の第二次べービーブーム世代が大学進学にさしかかった頃に大学新設にはしった投資家がいましたが数年でドボン。よくにていますかな 。目先しか見ていないというのは今も昔もかな。
 サブプライムローン債権の証券を格付けだけで飛びついたのも同類だったですよね。金融工学云々とかいっても自分の頭で考えて疑問を持った場合は手出しを止める方がよいと思ったので、株式の直接投資や金の直接投資などが安全確実かな。
 世間の噂で走り回っているプロ投資家や素人が多いと感じているこの頃です。でも、私は損はしていないよ。預金金利以上は稼いでいます。世間の常識的利回りを上回るような投資話は詐欺かな。儲け話があれば、自分でしますよ。その方が儲けが多くなるのでね。だれか、ネタはないですか。ヒントだけでいいですよ。
 投資信託と格付けへの不信、どちらも手数料のみを目的もできるものね。投資信託の運用で損失を出しても収入は確保できるし、格付けでは格付け会社の責任は追及できないしね。格付けは参考程度の前提ですよね。リーマンショックのころには格付け命みたいなのがアメリカに沢山生息していたみたいですけどね。それと、CDSのリスクの押し付け合いもか。

2016年2月14日
アメリカ大統領予備選から思うこと

 共和党の有力候補の演説とからですと、「テロと銃乱射の再生産促進」という雰囲気を受けている日本に居住している者です。一説によると大和民族直系の日本人らしいですけどね。先祖をさかのぼればどこかで他の民族の血も入っているのが日本人ね。混血の進んでいる日本人、精神風土では閉鎖的かな。このアメリから見たらの外野席ですよ。
 民主党候補の方が「テロと銃乱射」になんらかの対策をすることができるかもね。
 直接税は負担感が大きいですね。共和党のティーパーティーは特に嫌っているようです。この影響が予備選にも現れているのかな。民主党の某候補の学費についての政策とかは共和党の支持者から見たら・・でしょうね。
 1990年代の民主党政権下での財政黒字をはき出した共和党政権。財政均衡ではなく財政赤字ね。金は出さないが国としての仕事だけを押しつけているみたいです。
 貧乏人がいない社会というのはどのようなところでしょうね。現在の金儲けは貧乏人がいるということに気がついていない共和党支持者という感じを受けています。貧乏人がいるから持ち金に価値が出ていることをね。
 富裕層だけの社会にできるほど科学技術は発達していないですからね。

2016年2月7日
先月の天皇陛下のフィリピンご訪問で思ったこと

 先月、天皇陛下がフィリピンをご訪問されましたね。アキノ大統領がお迎えとお見送り、両方ともされていました。
 今回のご訪問の目的は親善友好と先の大戦での戦没者の慰霊でしたね。陛下は慰霊に熱心に取り組まれていますね。
 で、フィリピンではまずフィリピン人犠牲者の慰霊碑にいかれたということでしたね。日本人はその後ね。
 フィリピン人にとって、先の大戦は災難そのものですよ。日本人は「あんたが戦争してたのでしょ」ですよね。先の大戦は日本は開戦かそうしないしないかを選べたのですよね。で、開戦を選択したのですよね。もっとも司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」によると、当時の軍部が後先考えずに突っ走ったためとね。それも、天皇の名の下であるとね。
 フィリピンは当時数年後には独立という状況だったというのですよ。その時期の戦乱での犠牲者慰霊ですよね。
 天皇陛下の心が今後も踏みにじりられないためには、先の大戦への本当の痛切な反省が必要です。天皇の国事行為等は内閣の助言と承認が必要ですが、内閣が・・・。大日本帝国憲法での実質的天皇の権限は今の憲法程度だったという説もあります。天皇機関説かな。
 この状況を押しての慰霊のご訪問ですよ。昭和天皇に汚名を着せた連中を拝みにいくのはどうかと思います。何も知らされずに犠牲になった一般将兵や庶民への冒涜になるのではとね。

2016年1月31日
ソマリア沖の海賊がいなくなった訳

 某テレビ番組でSMAPにちなんでSのイニシャルにまつわる項目で触れられていました。Sは「すしざんまい」からというのでした。
 ソマリア沖はキハダマグロのよい漁場だそうです。でも、現地の人は出荷の仕方が判らなかったのでまずいいままでした。そして、政治的混乱ね。で、海賊をしていたというのです。
 そこで、「すしざんまい」の社長が漁の方法から、冷蔵・冷凍などの施設、マグロの購入までをセットで持ち込んだというのです。マグロ漁で正規の収入を得ることができるようになった現地の人々は海賊を辞めたとね。
 アフガニスタンで農業指導をしていた日本人がテロで殺されたことがありました。農業で現地の人が豊かになるとテロリストには不都合なのでしょうね。
 犯罪者にしろ、テロリストにしろ、社会に役立って働くことができると減少するものですよ。ただし、某国のドゲチ資本家みたいに労働者を低賃金、悪条件の労働環境でこき使っていると犯罪者やテロリスト養成になって仕舞っていると考えています。
 どのような社会でも犯罪者をゼロにすることはできないと思いますが、激減させることは可能ですよ。なくすことができないはずがゼロにできたのが「すしざんまい」のソマリアでの海賊対策でした。

2016年1月24日
家族介護における問題点 貧困への転落をいかに食い止めるか

 家族介護を否定するものではないですよ。でもね、子供の数の減少によって家族で介護する人がすくなってきていますので特定の人に集中することになりますよね。社会の体制やその他の問題で働くことができなくなる場合が非常に多いように思っています。
 その結果。「介護離職」ですよね。さらに硬直した日本の労働市場の関係で復職が非常に難しいとね。マタハラとかでもこの問題がつきまとっていますよね。
 介護は将来展望が見いだし肉にくいすよね。多くの場合、というかほぼ、徐々に要介護度が深刻になっていきますね。中高年齢でも介護によって失業される場合が非常に多いのですね。この失業を若者がしてしまうと、再就職というのが非常に困難なのが日本の社会ですよ。
 その昔の就職氷河期に就職できなかった若者がその後、正社員として就職できた割合は低いようですね。このような結果、貧困の連鎖にはまっていくことになるのではとね。
 育児はある程度計画的に始まりますが、介護は突然開始の場合も多いですしね。このときに社会の受け皿ができていない現状では貧困に進むことになりやすいと考えられるのです。
 介護されている人によっては必要以上に介護者の行動を縛っている場合あるかも。場合によっては世間の目もね。

2016年1月17日
最近の世界の景気から思うこと

 一つが「欲の皮が突っ張っている」という感じね。短期的な利益追求ね。アップルが復活したのは新しい需要を作り出すことに成功したのですが、その後追いの多いこと。「物言う株主」も多くがそのときの株主利益の追求かな。
 ですから、少しの情報での株式市場やその他の市場での価格変動の激しいことね。昨年の鶏肉の問題も「金儲けのアメリカ企業×金儲け主義の中国企業=おこって当然かな」てな感じ。
 リーマンショック時も目先の利益とリスク回避商品との組み合わせでリスク増幅ね。CDS(クレジットデフォルトスワップ)でリスク無視になっていってリスク増幅ね。
 最近は中国で騒がれていますが、経済規模が巨大になると低成長になるのは過去の例から見て当たり前ですよ。日本も例外ではなかったですよ。でも、未だに高成長を夢見ていますよね。で、落胆に寄る投げ売りかな。
 短期的には円は安定かもね、長期的には暴落の危険性があるのにね。「歴史を鏡とする」のできない国だものね。そんなのお構いなしの金の亡者の多いこと。
 昨年10月に京都大学名誉教授らの発表した炭化水素合成法がありましたね。実用化に成功したら今の原油価格以上の衝撃が全世界に走るとお思います。炭化水素の地産地消が実現してしまうかもね。今のエネルギー経済の仕組みが根本的に変わると思います。この生産会社の株を買いたい。3円の電気代で100円程度の炭化水素ができるというのです。
 ですが、今の状況は革新的な方法とかは無視して、手っ取り早く金儲けに走りすぎている感じがします。これがイスラム国を生み出した最大要因かもしれないですね。

2016年1月10日
北朝鮮が核実験実施

 またまた、核実験をしましたね。
 で、今の金正恩体制にどうしてなったのかの憶測ね。金正日の息子で一番制御しやすいと側近が思っていたのではとね。
 ところが、大外れで指導力を発揮していますね。側近の粛清が手際よくおこなわれたという感じね。寓話の「裸の王様」の状況に落ち込みやすくなっているのではと感じます。
 指導力の一つが核開発かな。側近以下は命令に背くわけにもいかず、実施したと思うのです。
 水爆であると発表していますが、水爆には起爆剤として原爆が必要ですし、原爆としての臨界量というものがあるので今回のは起爆剤として使える原爆の開発のため程度の爆発力という報道もありますね。
 起爆剤の原爆の爆発力よりいくらか大きい爆発力に制御できることができるのでしたら、今回の実験は水爆ともね。過去にビキニ環礁でのアメリカの水爆実験は計算ミスをしたというのです。過小評価ね。イスラエルは実験抜きで核爆弾を保有しているという噂もありますよね。
 弾道ミサイルの開発もね。ビキニ環礁での水爆は当時の爆撃機では運搬できなかったと言うことですが、今回のが小型化への実験ですと、弾道ミサイルと合わせて非常に脅威になるわけですよね。水爆の小型軽量化はまず、ソビエトで成功したとも。次にアメリカかな。
 裸の王様への道を歩み続けると・・。
 それと北朝鮮で政権崩壊でもおこると、崩壊のドサクサに核弾頭付きのミサイルが発射される危険性が一段と高まってきたと思います。北朝鮮の弾道ミサイルはどこに飛ぶか予測できないのではともね。
 最近はとりとめのない「言いたいこと」ですみません。

2016年1月3日
慰安婦問題で日韓で決着?

 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 昨年末の外相会談で決着したみたいですが、韓国内ではなにか燻っていますね。
 強引に押し切ったという感じですね。真の和解とかではなく、押し切ったという感じね。
 国内的にも第二次世界大戦敗戦までの日本軍部が何をしてきたかとかを再検証するよい機会だったのに有耶無耶にね。
 後世に何もよくなるようにという思いもなく、単なる決着をつけたというだけですよね。
 過去の歴史から目をそらすということは未来も見なくなるということなのにね。