ほぼ週刊にての追加にします。
煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る) 諸々の言いたいこと(目次)へ
2015年12月27日 日韓外相会談開催へ 28日に外相会談がおこなわれるみたいですね。 率直に言うと、今会談でなくても「慰安婦募集の具体的な資料を日本はどうして提出しなのいか」ということです。具体的歴史的証拠が開示できれば韓国側は何も言えなくなりますよね。 だのにどうして提出しないのか。 もし、開示できないというのであれば、それは日本国民をも愚弄しているということですよ。 第二次世界大戦敗戦までに日本軍等がおこなってきたことの具体的書類が証拠隠滅的に破棄されたというのです。中国大陸で破棄された毒ガスの場所等についても資料がないので解らないというのですよね。 韓国側を黙らせるためには日本側が証拠能力の高い資料を出す必要があるのですよ。出せないのなら、日本国民をもだましているということですよ。 このような政権での憲法解釈変更のみでの安保関連法案の成立は非常に問題のあることだと考えられるのです。法治国家の根幹を無視していると感じています。後々のために関係文書等の証拠を残さないというのは疚しいところがあったためと思っています。 是非、証拠能力の高い歴史的証拠の開示を期待したいです。
2015年12月20日 12月16日の最高裁判所判決で思うこと 判事は高齢者が多いと感じましたよ。最高裁判事の半数は女性にする方がよいのではともね。今時、離婚直前まで子作りに励む夫婦なんて絶無に近いのではともね。だから、離婚後100日なんてもいらないと考えますよ。国会議員同様助平爺が多いのかな。DNA鑑定なんてものもありますよね。特に両親が揃っているのであれば精度は非常に高いですよね。 女性の方は男と違って、自身の子を自身で妊娠して出産できる期間に限りがあるのですよ。卵巣の問題と子宮の問題ね。時間がないのですよ。男もみたいには悠長な時間はないのですよ。そのあたりのことも理解できていない男連中かな。 夫婦別姓についても、別姓で別段問題のない国が隣にもありますよね。両方とも相手方の姓を自分の姓の次に記載する方法で子はこの二重の姓で、成人になるぐらいで選択させればとも思います。マイナンバーが定着できれば、混乱なんてないのではともね。夫婦両方とも婚姻関係になれば二重に名乗るというのを義務づければとも思います。子はある年齢に自身の判断で選択ね。適当な年数を経て、同一姓にするか、両姓併記か、別姓かを自由に選択できるような制度にしたらと思いますけどね。憲法もより時代に即したより良い規定に改憲する様にしたらとも思いますが今の状況ではね。怖い、怖い。 常識には拘ることで深刻な問題を引き起こすことがありますので、時代に応じて変化させる必要があると考えています。 第二次世界大戦に突入していって、日本を潰したのも当時の「思い込み」ですよ。当時は常識みたいなものだったですよね。「常識」には不必要なもの、弊害のあるものも出てきますので、そのときはその常識は変えるか、捨てることですよね。
2015年12月13日 機能崩壊家族 最近の犯罪とかを考えてみると「人格障害的」な要素によると思われるのが多いように感じています。 この「人格障害」を作り出している大きな母体が「機能崩壊家族」ではと思うのです。人間はいろいろいますのですべてではないですよ。 この「機能崩壊家族」を作り出している要素の一つに「銭ゲバ的経済」があるのではともね。「拝金主義」ね。ブラック企業ね。気持ちに余裕を持っての子育てができなくなりますからね。そして、隣近所も余裕を失っているのが現代かな。 そして、機能崩壊家族で育った子供は機能崩壊家族しか知らないのですよ。そして、家族内での暴力があっても自慢する場合もありました。その人はどう考えてもある程度深刻な「人格小が」と思ったのでボチボチのお付き合いね。殺されたくないものね。 そう、子供に連鎖してしまうことが多いのです。「他人を平気で傷つける人々」で紹介されていた人々について、その本をじっくり読むと「生育時に傷つけられてきた」と読めるのです。有名人が取り上げられていましたよ。 ですから、今後、ますます犯罪が増えていく可能性があります。 2015年12月6日 水木しげるさんの思い 水木しげるさんが亡くなられましたね。ご冥福をお祈りします。 水木しげるさんは陸軍兵として激戦地パプアニューギニアに送られて玉砕を命じられたとか。で、いつも思うのは玉砕や特攻を命じた参謀とかは本土でのうのうと生きていたのではとね。 水木しげるさんは「バカバカしくて死ななかった」というのです。玉砕させて戦局が好転したとかはないですよね。硫黄島では少し時間稼ぎができた程度かな。 太平洋の島々に兵員を分散させて、のち補給網を遮断されたのですよね。海軍力の差を考えずにね。「降伏を恥じ」として、降伏させなかったら玉砕しかないですものね。 司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」と合わせて考えてもらえたら、先の大戦までの日本の状況が判るようになるのではと思います。 現在は自衛隊には文民統制が確立されていますので、問題は安保法制とかで示された政府自由民主党などの体質ではと考えています。 憲法解釈の変更で済ませてきたということに水木しげるさんも苦々しく思ってたのではと想像しています。
2015年11月29日 リアリズム リアリティー 最近、また、司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」を読み返して見ました。そこで出てくることは現状認識の問題でした。「リアリズム」のあるなしみたいな感じね。 このリアリティーの基礎になるのが実体験ですよね。しして、言葉と実体験の結びつきを実感してきたかもね。これが徐々に形成されていくときに実体験でない学習とかの経験をいかに現実味のあるものとして考えることができるようになるのかとかは訓練でしょうね。 司馬遼太郎氏はノモンハン事件を一つの例としてあげられていました。死傷率73%という惨敗に対して目をそらして箝口令で封殺し、装備の近代化もしなかった当時の参謀本部や現地の司令官が「日本の兵隊さんは強いと聞いているから・・」といったということもね。武勇伝と現実とが混同されて区別が付かなくなった状態ですよね。 ソ連の軍備についてもまともに報告すると「恐ソ病」のレッテルを貼られて、出世がなくなったとか。これは現実を知ることへの恐怖そのものですよね。このようなことは現在も進行中ですよ。第二次世界大戦敗戦までの日本がしてきたことを直視しないということね。 農業政策でも今までのすべての農家に農業という政策が農業放棄地を増やしてきたということを直視していないですよ。海外の農家とではなく、国内の他の産業との生産性競争に負けたのですよ。だから、後を継がないのですよ。 最近の東芝の問題もかな。中学校等の組み体操もだれが感動しているのかな。聞けば、とりあえず「感動した」とかいいますけどね。子供たちは優しいですからね。 現実を直視する力がないのですよ。だから、過去のしがらみにへばりついて思考停止状態になってるのですよ。
2015年11月22日 予防接種で思うこと 冬になってきましたね。インフルエンザの予防接種の季節ですね。ところで、私は30年以上インフルエンザの予防接種をしたことがないのです。そして、今年もしないでしょうね。 理由は直接咽の粘膜細胞に感染するインフルエンザには体液中に抗体を作っても効果がないと思っていました。先週、日本経済新聞土曜版の健康面で国立感染症研究所のインフルエンザ研究センター長の方が「ワクチンで感染は防げない。重症化を予防するもの。」との記事がありましたよ。 ところで、インフルエンザ脳症とかを調べてみたら、インフルエンザウイルスは脳にはいっていないとあったのでした。高熱により何らかの病変が起こって脳症になるというのをウィキペディアで読みましたよ。調べてみてね。 また、この頃、肺炎ワクチンの広報が盛んにおこなわれていますが、肺炎のうち肺炎球菌にのみ効果があるのですよね。誤嚥性肺炎に対しては無効ですよね。製造会社によって20%〜30%や40%とかあるみたいです。こちらはインフルエンザワクチンと違って効果があるみたいです。 破傷風ワクチンは機会があれば接種しておきましょうね。狂犬病は治療法がないですよ。予防接種で防ぐしかないのです。ヨーロッパを含む大陸で狂犬病が絶えないのは野生動物が宿主になっているためだというのです。いつ、日本に持ち込まれるか判らないので是非犬の予防接種を。 天然痘の予防接種も効果があったので撲滅宣言が出されましたね。ポリオも効果が高いワクチンね。その昔、ポリオ用のソークワクチン生産の設備を整えたときにソ連で「生ワクチン」が開発されました。ソークワクチンは毎年接種でしたが、生ワクチンは一生に一度で良くなりましたの生産設備は余剰になったので・・・のワクチン製造を始めたというお話もありますよ。 日本の予防接種で、法律による接種で思うのは副作用被害者への救済の悪さです。社会的免疫という考え方があって、全員でなくてもある一定割合以上になると感染が広がりにくくなるというものね。これに協力しているのに被害に対して救済の悪さ。未だに不十分ですよね。それと、医師の副作用への鈍感なことね。
2015年11月15日 負の連鎖 家庭の躾でも国家運営でも 報道によると、京都市内の小学生が大麻をすっていたとか。家宅捜査の結果、この小学生の兄とその同級生が大麻の件で逮捕されたというのです。 この場合は兄弟間ですが、親子間でもありますよね。有名なところでアル中のとその子供ですよね。アダルトチルドレンという言葉はこの関係からできたということです。 このほかにも暴力的家系とかもね。子供は親を見て育つのです。そして、親にされたことに反応しながら育つのです。ですから、親と同程度の職業に積極的ではなく就業してしまうのです。歌舞伎役者の子が歌舞伎役者になるとかは次元がちがいますよ。そう、良い方も連鎖しやすいのです。 国家とかは家庭環境に関係なく子供が能力を発揮できるような環境をつくるべきです。 連鎖しやすい理由は「発想」が似てしまうということが大きいと考えますが、さらに経験したことに固執しやすいことや人格形成での欠陥を受け継いでしまったということか。 帝国陸軍とかで見られた現象かもね。でもね、第一次世界大戦ぐらいまではジュネーブ条約を遵守していたのに、その後、無視の方向にね。第二次世界大戦では日本兵はジュネーブ条約の教えがなかったから、捕虜になるとベラベラしゃべったりや、敵さんの捕虜の扱いが・・。 日露戦争での戦史改竄の伝統はその後もね。または箝口令ね。玉砕の伝統は、被害者が死ぬのを待つという伝統にかな。玉砕では大本営の参謀とかはのうのうとかな。 黒船開国の時の「のらりくらりの外交交渉術」は今も健在のようだしね。 庶民の活躍でなんとか持ちこたえている日本かな。
2015年11月8日 安倍首相は「歴史認識」の意味を理解できないでしょうね。 「歴史認識」でまじめに活用しているのがドイツですね。そして、ヨーロッパで盟主になりつつあると思うのです。でも、フォルクワーゲンはどじりましたね。過去に企業経営での誤魔化しでどれだけの企業が衰退していったかの教訓が生かされていない漢字です。 国としてのドイツは1975年の元大統領の「荒れ野の40年」という演説に示されている通りに今も取り組んでいますが、ロシアは歴史の教訓を生かしていないですね。 日本はどちらかというとロシアタイプですよ。 故司馬遼太郎氏が「雑談 昭和への道」のなかで述べられた「自己解剖の勇気」というのもドイツが取り組んでいる歴史への取り組みですけどね。米英は「公文書公開」とかでこの「自己解剖」の切っ掛けとしていますが、日本はどうなのでしょうか。 アメリカは「自己解剖」をドイツほどしていないような気もします。なにも「自己解剖」をしようとしないのが日本ね。ですから、あの大戦への道でしてしまったのと同じタイプの失敗を繰り返していますよね。 敗戦時に在郷軍人会までもが文書の焼却廃棄をした国ですから、「後世のため」という意識がなかったのですね。 この伝統を強く引く継いでいる政権ですから、「歴史から未来を見る」ということができないと考えられるのです。「過去に目を閉ざすものは未来にも目を閉ざす」ということです。
2015年11月1日 トルコ人とクルド系、都心で大乱闘 国旗が原因か yahooで見つけたテレビ朝日系配信ニュースの表題です。 乱闘の背景には第一次世界大戦後にクルド民族が分断されたという歴史があるのです。オスマントルコの後継国家に相当する国家がクルド人の言語を封印しようとしていたという歴史もあるのです。 言語は民族の象徴です。言語には文字も含まれます。文字を持たなかった民族は外来の文字を借用することになりますけどね。漢字は中国発祥で、日本にあわせて改良してひらかな、カタカナを持つ日本風にしたのが日本ね。 明治維新では英語とかに傾注し、その後、日本語至上主義になり、敗戦後「日本語を止めてフランス語に」とかが出る国ですから、この言語弾圧の意味はよくわからない国民かもね。 だから、アイヌ語を圧殺していますよね。1910年から1945年まで「皇民化政策」で日本民族化を強いられたのが朝鮮民族ですよ。この事実は1000年経っても、教科書の項目程度ではなく民族の底流に流れ続けるでしょうね。何時爆発するかもしれない底流ね。 言語で問題を起こさないようにしているのがスイスであり、インドですよね。 国旗は場合によると民族の象徴であり、言語の象徴でもあるのですね。
2015年10月58日 有限の地球、等比級数的成長は続かない、等差数列的も続かないよ。 最近、中国の経済成長率で「2009年以来の7%割れ」などというのが出ていますが、絶対額での比較でしたらどうなるのかな。有限の中国で一人っ子政策の中国でね。人口ピラミッドも見てみないと判らないですが、2008年とかの規模から見たら成長率10%以上ではと思うのです。そのうち、頭打ちだよ。経済規模から考えると「ソフトランディング」に入っている維持ではとね。 7%以上とか必要というのは中国の国内事情とアメリカの亡者だけかもね。 日本国内でも多店舗展開とかで必ず突き当たる問題ですよね。必ず、地球の容積という問題に突き当たるのですよ。 よほど革新的なことでもしない限りつきまといますね。日本での土地バルブ崩壊も「有限」ということを忘れた結果ですよね。 ですから、主要国は低成長になって仕舞うのは仕方がないことですよ。 そこで、もうけるためには頭を使うしかないのですよ。ちゃんと、頭を使えれば、資本家も労働者も消費者も・・も高い満足度が得られると思いますが。 今のアメリカの風潮は「金持ちの金儲け」だけみたいに感じています。 だから、等比級数的に成長が必要なのでしょうね。
2015年10月18日 ユネスコ世界記憶遺産で満州事変でのリットン調査団報告に対する当時の日本政府の反応を思い起こさせる発想 満州事変(事変という呼び名も誤魔化しぷんぷんね)のとき、当時の中華民国は国際連盟に提訴してリットン調査団が派遣されましたよね。当時の日本の主張とは異なる結論の報告が出されました。それに対して国際連盟を脱退した日本でした。「説明責任が果たせなかった」ための結論ですよね。当時の日本は常任理事国ね。 今回の南京大虐殺についてのユネスコの世界記憶遺産登録の結論に対して、ユネスコ分担金のことを持ち出してきているのは当時の帝国陸軍を同類の発想ですよね。どうして、もっと多くの証拠種類等をそろえて反論しないのでしょうか。もっとも、日本国内の在郷軍人会ですら、敗戦と同時に関係書類を焼却処理をした国ですから、残り少なかった関係書類等がなくなっていたのでしょうね。 南京に日本軍が侵攻していなかったら起こっていないことですよね。多数の中国人があのときと同じゅうして殺されたことは事実でしょうね。ドイツが認めているアウシュビッツの件も「なかった」というような日本人がいるのです。死者数がはっきりしていないから「なかったこと」といっている輩もいるみたいです。殺された側に人数は計数できないよ。 この手の誤魔化し体質が日本を危うくするのですよ。原発事故もあの調査報告書も誤魔化しに満ちているのではとね。 だから、今回の安保法制とかが非常に怖いのです。再び、日本を破滅の道へと導いてしまわないかとね。破滅といっても自滅だよ。
2015年10月11日 農業の競争力回復には 農業の競争力回復にはどうすればよいのでしょうか。いろいろあると思うのですが、「財産管理としての農業」では競争力は出てこないと思います。今までの長い年月は「財産管理」と「出る杭を打つ」でしたからね。 あの農地改革で小規模農家になってしまったのです。だから、個々の農家だけでは他の産業との生産性向上競争に負けてしまったのですよ。この点が今の農業衰退の一番の要因かな。これを乗り越えようとした農家をどれだけ潰してきたことか。それに耐え抜いた農家は結構競争力を持っていますよね。 TPPによる海外との競争だけではなく、延々と続く国内他産業との生産性向上競争も勝ち抜く必要があると考えられるのです。 現在、元気な農家、農業地域、農業生産法人等の考え方や取り組み等からその地域での活用法を考えましょうね。全農は示してくれないとね。 地域としても元気な農業生産者が増えるようにするにはどのようにしたら良いのかを考えて、超小規模は産業としての農業から撤退する時期だと考えられます。後継者がいての財産ですからね。 長い年月を経て徐々に各地で特産品や特徴のある農産物が増加してきていますよね。これを各地で増やすほかないと思います。全農や農水省に乗っかっていてはできないことですよ。
2015年10月4日 TPP交渉大詰め TPP交渉等貿易自由化では該当産業の保護策というのもでてきたり、自由化じたいしないというのもありますよね。そして、「保護策」ね。 この「保護」というのが足かせになって国内での他産業との競争に負けていったのが農業でしょうね。 農産物需要はあるのに農業就業者が減少していっている実態ね。特に著しいのが小規模農家の後継者問題かな。 今までの農業保護が「財産保護」であって、産業としての農業保護ではなかったことか。これが地方の衰退化を推し進めていると思います。 他産業に比べて一人あたりの生産性が低いままになってしまったのが農業後継者不足の要因ではとね。生産性の高い農家は専業でも成り立っていますよね。兼業ができないようなところでの小規模農家が不利ですよね。 兼業の中には農業生産物の加工等の付加価値を高めるというのも入ると思います。地域での特産品が独り立ちできて専業として成り立っていけるような保護策がまだまだ不十分ではと思いますが、いかかでしょうか。 同じことばかりの保護策は地域競争のみになって、じり貧になる恐れもね。ブラック企業は付加価値増加という概念が全くないので労働強化のみね。安値競争も付加価値増加という概念なしかも。 ですから、保護策は難しいですよ。保護策によってその産業が衰退していくことがありますよ。日本の農業保護は農家衰退に拍車をかけてきた歴史がありますからね。
2015年9月27日 新国立競技場問題に見る日本の決定機構 「何時、どのようなときに、誰が決断をするのか」ということの欠如かな。 先の大戦でも「交渉決裂時は開戦」を決めていたようですけど、交渉の全県代表にどの程度の権限があったのかな。敗戦の決断は結局できなかったので天皇陛下の御政断まで揉め続けましたよね。それでも、諦めの悪いのがいろいろ画策したりしましたよね。 TPP交渉でアメリカは大統領に委任状を渡しましましたが、甘利大臣はどの程度の権限を持っているのかな。 いつもなら業者もボチボチのはずが、ふっかけてきたのかな。それに対して判断基準が曖昧だものでどこも決断しなかった。決断といっても計画としてでと思うのですけどね。「オリンピックだから」という甘さもあったのかも。 問題が生じた場合の決断に至る経緯の検証が不十分であったのでは。そして、衆偶政治のツケが出てきたのかな。 大臣が派閥力学等で任命されたりしているのと同様かな。 先の大戦でもあのとき、たまたま東条英機になってしまったという話があるのです。誰が総理大臣になっても同じだったのではとね。原発事故もこの延長線上ですかな。無責任体制ね。
2015年9月20日 義務教育の義務者は 安保法案も正面からの憲法改定を先にしていたらと考えます。第二次世界大戦の反省なし、憲法改定発議なしで法的安定性が無視されている現状ですから、絶対に反対ですよね。次の選挙で自由民主党は敗北させましょう。 日本の問題として「皆を納得させることができないから、適当に解釈を変えて・・・」ね。徹底的に議論するとかをしないで適当に済ませてきた結果が太平洋戦争ですよ。国会での論戦を聞くと与野党ともに本質外しが上手ですね。 そりゃ、全員賛成とかはあり得ないですが、2/3以上とか3/5以上とか過半数とかは可能でできるはずだと思います。投票数ではなく有権者数でね。大阪都構想の住民投票は今回の安保法案に対する政権側の対応に比べたら非常に民主的ではと考えられます。ただし、中身がよくなかったのではと感じましたけどね。 適当な解釈変更でのごり押しは北朝鮮などの政権と大して変わらないのではとね。ドイツを見習いなさいよ、先の大戦に対する反省等の取り組みがあっての国防軍の国外派遣だよ。日本は戦争を起こしながら被害者ぶっていると近隣諸国民は思っているでしょうね。こんな国だから原発事故も起こるのですよ。 ところで現憲法の条文にある教育についての記述をじっくり読まれたことがありますか。 第二十六条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。 2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。 以上の通りです。どこに教育を受ける側に義務があると書いてあるのですか。「権利」であるとは記述されていますけどね。パキスタンのマララさんも「権利」といっていますよ。 「すべて国民」という記述より「義務者」は国および地方公共団体と保護者です。ですから、権利者が安全に権利を行使できる環境をつくる必要があるのですよ。権利行使においてほかの権利者が安全に教育を受ける権利を妨げてはならないですよね。 「いじめ」はこの他者の権利を否定する人権侵害であり、憲法違反であるのですよ。この教育権より上位の権利は「生存権」のみです。人格的生存権が脅かされている状況が漫然と放置されているのが頻発しているのが現状でしょうか。 いじめ以外にも国および地方公共団体および保護者それぞれの教育権を脅かす施策や親権行使等がありますけどね。「就学猶予」は大抵国および地方公共団体の怠慢かな。 「義務教育」の意味を取り違えている面々も共犯かな。
2015年9月13日 地球は有限 地球はいろいろな意味で有限ですよね。そして、国も地域もね。 中国もいつまでも高度経済成長なんてできないですよね。どこかで安定成長に、そして、構造改革なしでは低成長に、そして、政策次第で停滞社会になっていくのは有限だからですよ。 アメリカは人口増が続いていますのでこの点では持続的成長が可能ですが、生産物の消費では浪費でもしない限り、人口増の範囲でしょうね。 ところで、日本で消費税増税後に「安さ」だけで対応したところは販売価格減以上に総売上が減ったみたいなところもありましたよね。これ、日用品等では少し安くなったからって消費を増やしますかね。高齢化等でほかに小売り店から客を奪えるのかなとね。「安さ」以外の要素が必要だったのにね。 個人の消費量も有限なのですよ。いろいろな場面で出てくる「有限」状態にどのように対処するかでしょうね。 「有限」というのがあるということを忘れた状態が俗にいう「バブル」とかですかな。中国で頻発中かな。 土地バブルは、「その地価でそのときとしてはどのような事業をすれば儲けが出るのか」ということを厳密に考えると起こらないのでは。株価も将来性を含む企業価値から見て適正かどうかとかね。 最近のアメリカの雇用統計で市場予想より悪かったと株価が下がりましたが、失業率が下がってくるとマッチングが悪くなって新規雇用が増やしにくくなると思うのにね。実際、7月の求人数は大きく伸びていましたよね。有用な人材の取り合いになって雇用人数は伸びなかったのですよ。 地球温暖化は有限の大気中に二酸化炭素の放出のしすぎね。そのうち、大気中の有限の酸素がなくなってきたりしたら気がつくのかな。大気中の二酸化炭素が光合成で酸素との入れ替わったのにね。
2015年9月6日 「想定していない」怖さ 安保関連法案の審議で防衛大臣答弁で「想定していない」というのが出てきましたね。先の震災でも「想定外の津波」とかでしたが、指摘されても想定していなかったらきてしまったのですよね。 周辺事態とかでもいつ何時事態が急変しないとも限らないですよね。そのときにアメリカ軍の武器輸送で想定していない兵器運搬の必要が生ずる可能性があるとおもうのです。「法的安定性」を放棄した安保法案ですから「緊急事態」として特例でとかで日本得意の「なし崩し」で再現なく拡張解釈されてしまう可能性があるのです。 ですから、野党指摘でも「想定外事態」といわれる事象を減らす努力が必要だと考えています。条文で縛ってしないことには「裁量行政」で後始末だけが国民にのしかかってくることになると考えています。 いつでも都合のよいように世の中が動くとでも思っているのかな。そうなら「想定外」などないけどね。「想定外」になったときに慌てると「小手先」だけで事態に対応しようとするので「後手後手」となって深刻な事態になっていくのですよ。原発事故ね。 このような考えの浅い政権が憲法解釈変更ということだけで安保関連法案を国会議決させようとしていることへの怖さから先日の抗議デモになったと考えられます。 「誤解」しているのは政権側ですよ。このような政権では「徴兵制」も憲法解釈変更でごり押ししかねないですからね。「法的安定性」などあってないに等しいと危惧したデモですよね。
2015年8月30日 安保関連法案の審議で思うこと 安倍内閣が第二次世界大戦等に対しての痛切な検証と反省、そのことを踏まえた未来への取り組みをしていない状況がありありと出てきていると感じています。ばからしくて国会中継なんてじっくり見れませんよ。 ドイツは対戦に対しての痛切な検証と反省、そしてそのことを踏まえた取り組みをしていますよね。その結果としてドイツ連邦軍の海外派兵もしたりしているのです。 ところが、現政権は逃げの一手ですよね。なぜ、在郷軍人会程度でも書類の焼却処分をしたのか。中国や朝鮮等の海外でも証拠隠滅をする必要があったのかとか。沖縄戦での県民に対する軍の行状とか。どうして、玉砕強要したというか玉砕しかないような状況に将兵を追い込んだのかとか、。この大戦への道筋での政策決定の過程とかいろいろなことへの検証なしね。 ですから、「想定していないから明文化の必要ない」とかの答弁もありましたが、原発事故の時、「想定外」を繰り返しましたね。個人ならまだしも政府や企業では「想定外」連発というのは破滅を意味することがありますよ。 子ブッシュの戦争以来アメリカも苦しいですからね。でも、日本国内に対して「想定していない」は言語道断ですよ。父ブッシュの時はフセインが仕掛けた戦争でしたけどね。 アメリカでも検証できていないというのはありますけどね。国はつぶれていない。
2015年8月23日 戦後70年の首相談話で思うこと またまた、寝言を聞かせていただいた感じです。 「侵略」とはどういうものかについてですが、被害国が侵略されたと感じているかどうかですよね。植民地の象徴の「居留地」をありがたがっている人が多数いる日本では判らないかもね。「治外法権」と「居留地」は植民地支配では必須でしょうね。「租界」の行政権や警察権は外国人にあったというものね。 侵略や植民地支配などでの出来事を忘れることができるのは被害国だけですが、1000年以上経っても忘れないのが世界の各地で証明されていますね。それを加害国が有耶無耶にしたいという下心丸出しの談話でしたね。 日本が朝鮮や中国などで何をしてきたかの悪い方の証拠がないのは、国内の在郷軍人会ですら敗戦と共に書類の証拠隠滅をしたという事実がものがったていますよね。中国でも日本帝国陸軍の廃棄毒ガスで、どこの廃棄したのかという書類がないというのもありますね。これは元から書類を残す気がなかったというものね。 慰安婦問題の方も毒ガス同様書類を残す気なしだったのでは。だから、どのように募集したかも判らないですよね。 沖縄戦での帝国陸軍の県民への行状を陸軍からのまともな報告はないと思います。国民を守るはずが県民を盾にしたのですよね。当時の軍部の行状は海外との関係だけではなく、日本国民を盾にしたり、軍馬を兵員よりありがたがったりした行状に人命軽視で突撃至上主義で戦果関係なしでどれだけ殺していったのかということへの反省が見られないですね。 天皇制を存続させるために必要な反省がこもっていない談話ですよ。 大江健三郎も真っ青な日本語独特の奥歯にものの挟まった肝心なことが判らない言い回しを屈指していましたね。本多勝一氏の「日本語の作文技術」でわかりにくい例として大江健三郎氏のある文が引用されていたのでした。でも、大江健三郎氏の方は論拠はありましたよ。今回の談話は言い逃れだけかな。だから、東電みたいなのも出てくるのですよ。 日銀の黒田総裁が記者会見で今回の首相談話のような曖昧模糊な発言ばかりをしたら市場はどうなるののかな。一度、やってみてほしいです。 陛下のお言葉の非常によかったようですね。首相は陛下の爪の垢を煎じて飲んでみたら?
2015年8月16日 首相補佐官が本音、武藤議員が本音を。安倍政権の本音を暴露してくれていますね。 安保関連法案について「法的安定性は関係ない」とか述べたようですね。昨日を敗戦記念日とした先の大戦への道は軍上層部に上れない跳ね上がりが満州事変とかを起こしていって、それを軍上層部が処罰せずに泳がせていたのも大きな原因ではとね。この「跳ね上がり」は関東大震災の時にデマを流布して朝鮮人を虐殺したというのです。で、満州に飛ばされたとね。 でも、軍上層部も同様な考えを持っていたから満州でがたがたできたのでしょうね。 同様に考えると今回のことでの安倍首相の対応が当時の軍上層部と同様に思えるのです。あの憲法解釈変更の根底に流れている考え方ね。 「いつでも都合の良いように解釈すれば良いと」いう考え方ね。これは法治国家ではないですよ。日本独特の集団独裁ね。それはマスコミの自主規制の強さに表れています。 安倍首相が東条英機首相のようにならないようにするためには「法的安定性を確立し、報道の自由を自主規制しなくて良いように認めて、自由な報道をしてもらう必要がある」と考えます。 中国以上に報道規制の掛かっている国ですよ、日本は。 また、国が滅ぶことのないように、まずは「憲法解釈変更での安保法案」はやめて、法的手続きを順に踏んで行くべきですよ。 第二次世界大戦等での特攻等ですが、「特攻、特攻、志願者はおらぬか」とか先導していたのが敗戦時に軍民を残したまま本土に逃げ帰っていたはずだよ。玉砕でも栗林中将は貧乏くじかな。「一億玉砕」とか叫んでいたのは本土でぬくぬくといたと思っています。自分が死ぬことがないので叫ぶことができるのですよ。 ノモンハン事件で死傷率70%以上になりましたが、部隊の司令官は「日本の軍人さんは強いと聞いているから、・・・」といったと司馬遼太郎氏が「雑談 昭和への道」で述べられていました。現実のリアリズムがないのですよ。自由民主党とかはバーチャルの世界に生活しているのかね。 ドラクエの「ホイミ」や「ベホマ」や「ザオリク」とかでも使えると勘違いをしているのかな。このようなのはないから死ぬのが怖いというのが普通ですよ。 自由民主党の本音でないのなら、罷免や除名するべきですよ。
2015年8月9日 「失敗を認めない社会の怖さ」 誰しも失敗はありますよね。問題は「失敗を認めない」というのはどのような社会なのでしょうね。 「失敗がない」ということはそのときにしていることの施策等は問題がないということになって、大切な検証ができないということですよ。将来への芽が摘み取られる社会ですよね。 太平洋戦争への道も「失敗がない」という前提であったのではと考えられるのです。ノモンハン事件でも部隊壊滅を認めていないですよね。箝口令で黙殺しましたよね。だから、失敗の原因究明などしていないですよね。そうでないのなら、兵器の近代化をしていたはずですが。元亀天正ころの織田軍の兵器に毛の生えた兵器でアメリカと戦うなどしていないと思うのです。 正面兵器の性能不足を補おうとしたのが特攻かな。特攻や玉砕等を指示したのは本土でゆくゆくとかな。「作戦の失敗」を兵隊さんの頑張りでなんとか面目を保てたのかな。 ブラック企業も経営での「失敗」を認めたくないから、不当労働行為に走るのですよ。東芝もシャープもどこかで歯車が狂ったのですよ。「目論見が外れた」のですよ。いつ、これを認めて舵を切るかどうかでしたけどね。これをするのは経営者の責任ですよね。これに対して富士フイルムは凄いですね。本業が短期間で消えたのにね、優良企業を維持し、さらに発展してますね。 第二次世界大戦等での失敗を認めない今の政権には怖いです。同根による失敗「失敗をしていないと失敗を認めない失敗」という失敗で日本を滅ぼすのではとね。
2015年8月2日 安保関連法案の強行採決に見る戦前への逆戻り 大切なことをやらずに勝手な解釈で強行したということね。それと、農耕民族ですね。「100日も会期を使ったので」という言いぐさね。体育会系であり、ブラック企業的言いぐさかな。論理なんて微塵もないない現れかな。当時の上層部およびその太鼓持ちですがな。ブラック企業そのものですよね。時間の使い方を知らないことおびただしいです。 議論も中身の薄いというかない答弁だったしね。大切なこととはなにかというと「歴史を鏡とする」ということね。ドイツの元大統領の1985年の演説「荒れ野の40年」の意味をかみしめて日本の歴史を振り返って将来を見るということができていないのですよ。 新国立競技場騒ぎも東芝の不適切会計(私は粉飾と思うのですがね)も東電の原発も同根ではとね。指摘された問題点をはぐらかしてまともに考えない。失敗を認めない。失敗があったときには認めて対策および改善や中止をすれば良いのですけどね。 「失敗していない。何とかなる」とずるずるとのめり込んでいたのでしょうね。新国立では建築工法はどのようなのを検討したのかとを包み隠さず公表してくれればと思います。ゼネコンは何社としたとかね。証拠になる資料をうやむやにするのは帝国陸軍は得意でしたからね。なぜ、在郷軍人会までもが敗戦したとたんに資料を焼却処分したのかとね。 東芝もね、「チャレンジ」の拘束性ですよ。必達で達成できないときは降格等でしたら社長命令と同じだよね。東電は誤魔化してますよ。 安倍内閣は誤魔化さずに憲法改定に踏み込んで、憲法改定を先に発議して国民投票をするのでしたらまだ許せますが。解釈で誤魔化すというのは戦前の内閣等のこそくな手段そのものであると感じています。 大日本帝国憲法を日本国憲法に改定せざるおえない状況に日本を追い込んだのは東条英機内閣を筆頭とする当時の日本の上層部ですからね。昭和天皇が死を覚悟されるような事態に誰が突入することをずるずると決断できずに突き進んでしまったのか考えてみましょう。簡単にアメリカの術にはまった当時の上層部ね。外交術も国際情勢も思慮外の当時の上層部ね。
2015年7月26日 新国立競技場計画白紙撤回で思うこと あのデザインコンペの時の前提条件がどうだったのかということです。建築基準法や建築単価等をどう条件として提示していたのかということですよね。あのザハ・ハディド氏の建築事務所がそれをどう認識していたかということですよ。 初期条件をクリアしていたから採用したわけでしょ。報道で漏れ出ていたのに「耐震性」で・・とかいうのがありました。日本にも事務所があるので判っていると思うのです。それらより、国内事情かな。 その昔、あるビジネス週刊誌で大学認可において文科省お気に入りの建築業者があるというような記事があったと記憶しています。今はどうなのでしょうね。判らないです。 今購読中のビジネス雑誌には建築工法の話も出ていました。お値段の高くなる方の工法で考えているとね。あのキールアーチを橋梁的に造ると施工業者が限られて高くなるというのです。 そのほか、漏れ出てくることは帝国陸軍的発想ですよね。 やはり、第二次世界大戦への反省がない国のすることですね。ただ、この計画に対しては割と報道管制がされていなかったのでいろいろあったのですがブレーキがかけれたということですかな。ザハ・ハディド氏は災難でしたね。
2015年7月19日 8月に中国で反日デモ等が頻発する恐れについて 中国の経済情勢がよろしくないですね。どこの国でも国内情勢がよろしくないときに持ち出されるのが対外反感感情の利用ですかな。特に民主制が根付いていない国では。日本は別の問題がありますので今回は中国についてね。 今までの高度成長から安定成長に切り替わる時期とも重なったというのがさらに人民に失望感を与えるような経済環境になってきているようです。 中国4000年の賄賂の歴史も健在みたいだしね。貧富の格差の是正も進んでいないし、制度の不備の問題もあるしね。 人民の不満のはけ口には「反日」が適当かもね。先の大戦への反省やそれによる取り組みが全くといっていいほど見られない日本ね。民族としては、生活していた現地の人たちは1000年経っての忘れないようなことを日本がしてきているので、中国政権にとっては苦境の時の「反日」ね。 戦後70年の首相談話などで村山談話より後退するようなことがあれば、中国国内情勢によっては反日デモが盛り上がるでしょうね。 ASEAN諸国は中国との対抗上日本ともつきあっているのですよ。 ドイツがヨーロッパの盟主にのし上がっていっていますが、今の状況では日本はアジアの一国のままですよね。 中国とロシアがギリシャに援助の手をさしのべない理由も考えてみましょうね。
2015年7月12日 選挙による財政破綻の問題、不平等の問題 7月5日のギリシャの国民投票は財政緊縮策拒否の方でしたね。あれ、首相が「ユーロ圏からの離脱を意味しない」といったのが大きいと思いますけどね。緊縮策を受け入れない限り、融資を受けることができないと思います。ドイツやフランスなど財政健全国が浪費国に捨て金をするわけはないと思います。ギリシャを現状で支援するということはメルケル政権やオランド政権などの政権崩壊に繋がると考えられるのです。その上、すでに緊縮財政にしているスペイン等の反発もね。 金貸しの論理でよいと思います。返済能力に見合った額の融資ですよ。 ところで、この単純な話が崩壊する要因に選挙があるのです。「票ほしさ」ね。チプラス政権は「票ほしさ」に「ユーロ圏離脱を意味しない」といったと思うのです。自国通貨にしたら、財政の粉飾がばれているギリシャですから、底なしの通貨下落でしょうね。「撰銭」がギリシャ国内で起こりますよ。10数年、信頼性のあるユーロを使っていた国民ですから自国通貨は受け取らないかもね。 別にギリシャだけではなく、人気取り公約は選挙の常です。自立的に国民に忍耐を求めるようなことを公約でしているのはイギリス・ドイツなどぐらいしか思いつかないです。北欧もかな。日本はギリシャタイプだよ。 ギリシャでも日本でも若者にそのしわ寄せがいっています。有権者数の多い世代や地域が優位になるので政権がよほどしっかりして政策運営にあたらないと不平等が拡大することになります。 アメリカは単に「ケチ」だけと思います。貧乏人がいるから金儲けができることに気がついていないだけね。キューバのカストロ革命を共産革命と決めつけて社会主義国にしてしまった経歴のある国家ですからね。 EUの緊縮財政での支援額をロシアや中国がおこなうとそれぞれの国での政情不安の要因になり得ると思いますけどね。特に共産主義政権のはずだのに年金制度が整っていない中国は手出しすると国内の政情不安になるかもね。ロシアはどうなのかな。
2015年7月5日 「報道機関に圧力をかけるような発言」 党としてこの程度の対応でよいのだろうか まずはじめに「報道機関は時の政権に対して批判的であるべきである」ですよね。御用報道機関のところや国での末路を考えると報道機関の役割が出てきます。結局、御用報道にしてしまうと自身の首を真綿で締めていくことになるのですよ。 党青年局長更迭と関係議員厳重注意でしたね。ところが、問題発言の議員がその後も問題発言だよ。 政治家を志す者の基本ですよ。それが判らないような党員は除名するのが適切かと思うのですけどね。この程度で済ますというのは自由民主党の体質がこの程度だということの証明でもあるのです。 第二次世界大戦敗戦までの歴史を鏡としていたら、出てこない発想ですよ。当時の御用報道がどのような害毒を垂れ流したかということね。この害毒に当の政権中枢とかの人物が酔ってしまって現実が見えなくなったのですよ。 結局は自らの衰退に繋がっていく行為ですよね、報道機関への圧力はね。それでなくても、自主規制傾向の強い日本の報道機関ですから心配です。 報道と裁判は時の権力に対して批判的であるというのが、その政権が発展しながら長続きできる基本ですよ。 おまけ、ギリシャは本日国民投票ですよね。EU側は単に資金を貸すときの条件をいっているだけですよね。資金が必要ないのならEU離脱すればと思います。でも、どこの国がギリシャに資金を貸すのかな。私は貸す気はないよ。日本の国債も購入する気がないのだよ。日本政府に対して、ギリシャへの資金提供はしないでね。そのような資金があれば日本国債の償還が先だよ。
2015年6月28日 ギリシャ危機についてね。 簡単に私の意見を言うと「ユーロ圏から離脱させなさいよ」ということね。国家で世界に虚偽報告(粉飾決算)をしていた国だもね。 破産させなさいよ。その後、生活保護的に必要最低限で自力での財政再建を目指させるようにね。ギリシャを下手に救うと、次はスペインが、その次はイタリアが、その次は・・でドイツが持ちませんよ。ヨーロッパ崩壊に繋がりますよ。 南米ではアルゼンチンとかがデフォルトしたことがありますよね。 現にギリシャ国民はユーロを現金にしておこうと預金を引き出していますよね。ユーロ圏にとどまっての今の政権を支持だからね。ユーロ圏を離脱したら政権崩壊だと思います。 ところで、日本の場合はどこも助けることができないぐらい経済規模が大きいから、悪性インフレしか国家財政を救う道がないというところまできていると考えられるのですが。国家資産で不動産は国債償還には当てにできませんよ。あくまでもキャッシュがどの程度あるかということです。 ダイエーが凋落した原因は土地神話での含み益増加分で借金を増やしていったことにありました。土地価格下落で担保価値がなくなり、キャッシュもないので借金が返せなくなったのですよ。当時儲けがしらのローソン売却、次にカード事業売却ね。今の感じ、イオンも金融こけたら皆こけたみたいに思うのは私だけかな。 ただ、どの種類のキャッシュがよいのかは時代によって変遷しますのでね。
2015年6月21日 拡大解釈というか都合主義解釈が好きな日本かな。権力側でね。 先の大戦では大日本帝国憲法の規定の解釈を拡大していって内閣の関与を排除していった軍部ね。司馬遼太郎氏によるとそれなりに文民統制だったとね。 当時の国務大臣のうち、陸軍大臣と海軍大臣は現役武官であるこというのがあったというのです。この点をついて文民内閣が倒されたりしていって軍部の要求丸呑み時代になっていったのでした。 さらに「帷幄上奏権」というらしいのですが、直接天皇陛下に拝謁する権利ですよね。日本の天皇は後醍醐天皇以外は本当の意味の親政をしていないようですし、特に明治期以降は国政に関与していないですし、できないという憲法規定ですよね。帷幄上奏しても天皇は具体的な指示なんて出せないし出していないのに軍部は勝手に「天皇の命令」みたいにこじつけてきたのでした。 勝手気ままなご都合主義解釈がまかり通って日本は破滅へに道を驀進していったのでした。昭和天皇が唯一おこなった親政が「ポツダム宣言受諾」でしたよね。国民を救うために我慢できなくなったでしょうね。昭和天皇唯一の憲法違反でした。 安倍首相はこれらのことについてどのように思っているのかな。何も考えていないみたいです。 だから、解釈変更で集団的自衛権合憲と言っているだけですよね。憲法改定に出て誤魔化しではなく正々堂々と国民に信を問うべきです。 「改定」ね。「改正」ではないですよ。どちらが正しいかというのは長い歴史が判断することになるのでね。 だから、「歴史を鏡とする」必要があるのです。
2015年6月14日 情報についての感度 先月日本年金機構で基礎年金番号等125万件ほどの情報流失があったと発表がありましたね。 ウイルス対策ソフトを適切に導入されていないというような報道もありましたがどうなのでしょうか。 被害についても機構からにしたら外部からの指摘ですよね。その後の対応も遅いということですよね。 これって原発事故の時もと思うのですけどね。そして、第二次世界大戦のときもね。 「歴史を鏡にする」というのはこのような事態での対応力や他の機関で起こっているのだから「もしこの機関で」の場合についての対策立案と実践力も含んでいるのではと思うのです。 個人ですと、パッパラパー的性格の方もおられると思いますが、政府の組織でもパッパラパーというのはどういうことなのでしょうかね。 せめて、指摘された後の対応が迅速であれば救いもあるのですけどね。責任逃れに終始している風に感じております。保身の意味を間違えてるのですよね。で、さらなる墓穴ね。
2015年6月7日 経済発展を阻害するもの 日本経済新聞に税に関する特集記事が連載されています。第一回記事に配偶者控除等の記事がありました。パート従業員に賃上げをしようとしたりして年間収入が103万円でしたか、それを超えるようになると超えないように勤務時間を調整するという人が多いというのです。これの問題は税制だけではなく、日本の雇用のあり方が大きく影響してきた結果ではとね。 ある時期あたりから核家族化が進みましたね。ところが、保育園は増えませんでした。それと経営者の偏見で「寿退職」みたいなのが蔓延していましたね。未だに「マタハラ」の多いことね。そして、子育てへの無理解という感じの経営者、ブラック企業経営者は論外ね。 それと結婚退職をした女性の再就職が絶望的な日本。ただ、低賃金労働者としてのパート需要があったので配偶者の所得に配偶者控除等で扶養されると健康保険もそっちということにて低賃金でこき使おうということでしょうね。 正規雇用でフルタイム労働ができれば配偶者の扶養に入るより所得は差し引きしても多くなりますが、フルタイム労働でも子育てできる環境を整えてこなかった付けですよ。今、保育園を増設しようとしていろいろな困難にぶち当たっていますが、保育師不足もいわれていますが、公営を減らして民営を増やした理由は経費ですが、保育士の給料を抑えたりして永続勤務をしている保育士は少なくなってしまったというのが実態では。5年でお辞めになるというのも聞いたことがあります。 過去の日本の固定観念的積み重ねによる活動が歪みを大きくしてきているのですよ。女性の再就職が不利というのは男性も今勤めているところをやめた場合、よく似た状況になるのですよ。川崎市の簡易宿泊所で生活している中年の方が就職活動をしても内定をもらえないといっていました。住所で採否を決めているのではと思います。
2015年5月31日 成長戦略で思うこと 成長戦略ですが、国としての成長戦略、企業としての成長戦略、個人としての成長戦略等々いくつもあると思います。 まずは最近、企業のうち小売りで思ったことね。イオンとヤマダ電機は同じ落とし穴にはまった感じなのです。何年か前の英会話のノバもね。飽和点に達する前に経営戦略を変更していかなければならないのに変えなかったということね。 人口減社会の日本の宿命を考えていなかったということかな。ダイエーは土地神話崩壊がきっかけでしたかな。まだ、「安売り」でもできた時代に金詰まりね。現場知らずの本社による崩壊かな。 イオンとかはその後のデフレ時代も何とかしてきましたが、人口減が顕在化してきて苦境に追い込まれていますね。「安くすれば客が集まり販売量が増える」という神話にかじりついていた感じです。ところが、人口減と高齢化での移動減とネット通販ですね。この三つは大型店舗でも影響が出ていますね。 そうすると、頭を使っての高付加価値戦略に切り替える必要があるのです。他の企業との差別化ね。イオンもヤマダ電機も大量仕入れで安値ですよね。これ、画一化であって差別化ではなかった。 「思い込みによる突撃」そのもですよね。イオン系列に入ったところはこのとばっちりで業績が思わしくないですね。帝国陸軍と同じね。後は自滅のみね。だから、「歴史を鏡とする」というのが必要なのですよ。同業他社がしていることをまねるのですと「後追い」で自滅かな。 他社のことをまねしてよいのは「自社の弱点と強みの再発見をして成長への取り組み」程度かな。なぜ、「成城石井は好調なのか、自社ではどのようにすれば自社の強みを強化できるのか」とかを比較しながら考えてみて実行するとかね。日本郵便の年賀状ノルマなんて従業員いじめでしかないですよ。年賀状は拡販できる性質のものではないですが、落ち込みはデザイン等でするぐらいで電子メール等・人口減等の影響でじり貧確実なのにね。経営者は馬鹿ですよ。販売場所が変わるだけで数量増はないですよ。前年実績から推定できるはずなのが年賀状ね。 IT技術進展で本業喪失した富士フイルムとコダックの2社。日本郵便の取り組みはコダックのほうかな。 国でもだよ。このためには「過去の見直し」が不可欠だよ。ドイツみたいな過去の見直しをね。
2015年5月24日 過去を認識した上での、過去を鏡とした上での未来志向を 5月20日の党首討論で日本共産党の質問に対して答えていないとニュースで感じた安倍首相の答弁。戦後の歩みや村山元首相らの談話について触れるも第二次世界大戦については触れずじまいの感じなのです。ドイツの取り組みと全く違うという感じを受けました。 あの戦争はソロバン勘定もできない思い込みによる戦争ですよ。日本国民に苦難を強い、諸国民にも多大な苦難を与えた戦争です。歴史を少しほじくるだけでぞろぞろ出てきますが、「くさいものに蓋」しきで目をそらすととんでもないことがおこりますよ。 「ソロバン勘定ができない」というのは原発事故でも再現されました。「起こらないだろう」という思い込みで運転員に安全装置等の訓練をしていなかったみたいだし、あの開戦時や敗戦時などずるずるの決断遅れは原発事故でも再現されましたね。炉心溶融と海水注入による廃炉のソロバン勘定ができなかったのではと思っています。 海外からとやかく言われる前におこなうべき「歴史の検証」をしなかった。そして、教訓を導き出してこなかった結果の一つが原発事故ですよ。 開戦時の日本軍の技術水準は高かったと思いますが、それを活用できなかった軍部上層部、だから玉砕頻発ね。玉砕頻発とブラック企業のどこが違うのかな。無駄死にさせている点では同じですよ。 過去のしがらみから抜け出すことなく継続してのじり貧、抜け出そうとする者を非国民呼ばわりして排除していった日本。これとどうようなのが今日の日本でも出てきています。日本的報道管制ね。過去の汚点から目をそらすためにね。 近隣諸国民は1000年たってもあの戦争時のことは忘れないと思います。パレスチナ人は「十時軍に先祖が殺された」と語り継がれています。これはNHKスペシャルで見ましたよ。 ドイツの元大統領の演説「荒れ野の40年」にある「過去に目を閉ざす者は未来も見えなくなる」ということが今の日本でよく起こっています。 過去と向き合いましょう。特に日本にとって都合の悪いこととね。膿を出すことで未来が見えてきますよ。
2015年5月17日 原因と結果の関係について 普通に思う場合は「原因」があって、それによって「結果」が出てくるのですよね。 ところが、世間では往々にして逆転している考えにとりつかれている方が結構多数いると思うのです。あるいは「結果」の方だけを見て「原因」を考えないようにしている方も多いのではとね。 明治の元勲たちが苦心して作った大日本帝国憲法を骨抜き(都合よく勝手な解釈で)にして大日本帝国を破滅へと導かれたのですよ。明治以来苦心して作り上げた国家を後先を見ない愚策で潰したのですよ。天皇陛下には死まで覚悟させてね。そして、改定されてできたのが今の日本国憲法ね。 連合国に気兼ねしながらの改定ね。その状態にしたのはほかならぬ日本でした。 「大日本帝国憲法を日本国憲法に改定した」というのは結果であって、なぜ改定せざるおえないような事態になったのかが「原因」の方かな。「押しつけられた」とかだけいうのは「原因」を無視しているのですよ。 「原因」と「その対策」を常にまじめに向き合ってこなかったのが日本なのです。 ですから、同じような要因による失敗がぞろぞろ出ている日本。庶民の頑張りで持ちこたえている日本。 『「原因」と「その対策」』を考えないから、結果にだけ無意味に反応して問題を深刻化させているのですよ。
2015年5月10日 どうして歴史で「ごまかし」が必要なのか どうして「ごまかし」が絶えないのか。犯罪でもあるかもと思いますが、歴史ですと、後の世代に多大な迷惑が及ぶわけです。 たとえば、日露戦争での旅順攻撃は203高地の方になってようやく戦いかな。でも、それ以前の近代要塞正面突撃というアホな作戦ですね。このお陰で多数の将兵が死傷し、戦艦も2隻ほど機雷で沈没しています。これをごまかすために旅順港封鎖作戦での特攻や爆弾三勇士などを持ち上げたのですかな。確かにそのような状況であったのですが、初期作戦の失敗で必要性が生じた攻撃ですよ。 その初期作戦の失敗については箝口令に近いかな。ともかく「触れない」ね。そして、突撃の帝国陸軍が神話化されていくのですよ。ノモンハン事件での大敗は箝口令ね。伝統かな。原発事故もかな。日韓併合以降朝鮮半島や中国でおこなってきたことの黙り部分の多いこと、満州事変に至る追認行動等、後先を考えない政策でについての検証のないことなどね。 日本国憲法を「押しつけられた」という一部勢力もありますが、大日本帝国憲法を破壊するような戦争にのめり込んで、アメリカの誘いにたやすく乗ってしまった当時の陸海軍の首脳陣の行動についての検証とかがないのです。あのとき、アメリカはドイツと戦いたかったのですが、第一次世界大戦の後遺症で国民が戦争反対優勢でしたよね。それで、・・で真珠湾攻撃にね。まあ、アメリカも黙りみたいなタイミングですね。アメリカは「リメンバー パールハーバー」で一気に戦争にね。 とかとかで、個人では失敗をすることが続くみたいなことはあると思いますが、政府とか行政では「同じタイプの失敗は繰り返さない」でいろいろな事例でのごまかしのない検証が必要ですが、できないからごまかしが必要なのでしょうね。
2015年5月3日 安倍首相のアメリカでの演説で「痛切な反省」で思うこと 先の大戦についてですよね。「痛切な反省」というのは。でもね、行動が伴っていない印象があるのです。別に首相だけというのではないところが怖いのですけどね。 大戦前夜からの出来事のごまかし具合とかを見てみると、「都合の悪いことは封印」という姿勢が帝国陸軍とかあたりから連綿と続いている感じなのです。 「痛切な反省」をするのでしたら、このような日本的体質をどのようにしたら断ち切ることができ、その成果を子々孫々まで継承させることができるかに取り組んでほしいのです。 報道管制については「大政翼賛会的」な嫌がらせが未だに続いている日本ではと思うのです。その結果、未来が見えなくなってきている感じを受けているのです。 口先だけで反省としかいっていないように思うのです。外面だけを繕っているうちに泥沼にはまってしまった戦争でしたよ。近隣諸国民に多大な辛苦を与え、自国民にも多大な辛苦を与えて、大義名分も潰していった先の大戦。この教訓から何かを導いて未来に役立ててほしいのですが無理みたいです。
2015年4月26日 日本の報道で思うこと 最近、自由民主党がテレビ朝日やNHKの報道について事情聴取とかをしましたね。 アメリカなどの根性のある報道機関ならどう対応していたでしょうか。 このことで感じるのが「日本流報道統制」です。報道機関に自主規制させるのです。配線までは完全な統制報道でしたよね。その結果、どのようになったかを考えてみてほしいのです。 「押しつけられた憲法」とか某政党の多くがいっていますが、あのあほな戦争に突入していったのは誰なのか。天皇制を破壊しようとしたのは連合国ではないですよ。当時の日本の指導層ですよ。 大日本帝国憲法を拡大解釈(自己に都合のよいように解釈)して戦争にずるずると突入していったのは誰なのですかな。今でも大部数の新聞とかでは検証記事がでないように思います。 自己にとって都合の悪いと思うことほど、検証が必要です。某首相の「反省」という言葉からは天皇制を破壊しようとした戦争への反省が感じ取れないのです。 このような体質が日本の随所に残っています。原発事故およびその後の対応にも感じられるのです。原発事故の報道にも自主規制という感じを受けています。自主規制しないで報道していたら原発再稼働がしやすくなったかもね。あの原発事故は原発の問題ではなく経営者の問題だと思っている筆者です。
2015年4月19日 歴史のお勉強 「歴史のお勉強」の目的と意味ね。 今までにもたびたび投稿してきています。未来をより良いものとするためには過去を検証して「失敗から学ぶ」ということをする必要があるのです。これは過去を無批判で礼讃するのでもなく、忌み嫌って排除するのでもないのです。 ところが、日本では「失敗から学ぶ」ということがされていないと考えられるのです。ドイツの元大統領ヴァイツゼッカーの演説『荒れ野の40年』 (1985)でも触れられています。そして、ドイツは歴史から学んできたのです。それで、ヨーロッパの中心国になってきました。 メルケル首相は安倍首相に「歴史のお勉強」みたいなことを会談でいわれたとか。日本は「歴史のお勉強」については、年代と事件名と関係者の名前を覚えるというのが通り相場ですよね。さらに都合の悪いのは伏せられていたりします。 第二次世界大戦は追い込まれたようにいわれているみたいですが、根は深く、満州事変に関わった軍人は関東大震災の時にも取りざたされていますよ。その所行をうやむやにしてきたのが当時の上層部ですよ。無責任体質ね。 また、軍事力でも海軍は「半年は暴れて見せますよ」とかだったというのですが、中国で日華事変勃発からでも4年で泥沼化していましたよね。アメリカ相手に「半年」では終わらないということが陸海軍とも想像ができなかったということですよ。 原発事故でも「廃炉」と「メルトダウン」と「外部への放射性物質放出」と「収束(可能性ゼロに近い)」とかのそろばん勘定ができなかったというのは同類かなと思っています。将来を見通しての決断ができないということです。見かけ上、その時良さそうなことと悪い場合とのバランス感覚がないということです。 将来をより良くするには過去の都合の悪いことを認める必要がある場合がほとんどではと考えられます。このための基礎が勉強されていないのが日本です。都合の悪いことが出てくると陰湿な圧力かけて葬り去ってきたのが日本です。それで、天皇制を潰しかけたのに、また、潰したいという勢力が増長しています。 怖い、怖い、日本。ある意味、アメリカに従属したままの方がよいかもね。
2015年4月12日 真の平等とはなに? 日本では、日本だけとは限らないと思いますが論じやすいので教育関係で論じてみます。 入学試験の制度についてね。日本では当日の入学試験の得点による合否判定が長らく続いています。が、高等学校入試においてまず出てきたのが内申書重視です。中学校での在学中の成績加味ね。ところが、相対評価で厳密に分布が決められていました。 最近の学力テストでも明らかなように地域格差が厳として存在します。これを無視したというものでした。これで、平等とはかけ離れました。学力の低い地域の方が有利に働きますが、進学後、各高等学校で下位の成績になる場合が多いのです。進学後に不利にね。また、平常の成績もということなので家庭環境の問題も当然影響します。 この家庭環境というのは全地域で子供全員に影響を与えるのです。親が誰であるかというものです。排除できない不平等ですよね。佐世保での同級生殺害で殺した方の少女は親の人格障害の被害者だったのではとも思うのです。 高校野球でシード制がなくなったようですね。「不公平」だとね。いったら悪いですが弱小高校チームが1回戦から有力高校チームとの対戦になったら勝利の確率は激減します。あのシード制は在学中に公式戦で一度は勝ちたいという望みを与える制度だと思うのですけどね。公式戦を重ねるうちに強くなっていく可能性もあるのにね。練習試合の数は有力高校の方が圧倒的に多いようですしね。体のよい逆差別みたいに感じています。 入試制度の方は違う仕組みの制度をいくつも組み合わせることで不平等の度合いは減少するとは思います。一つの物差しで「平等」「不平等」とかを論じている限り「より平等と思える社会」からは遠ざかっていくと考えられます。 不平等で不利益を受ける部分に対してどのように援助などのセーフティーネットを構築していけるかという方が大切だと考えます。 機能不全家族で成長した人が家族を持った場合、機能不全家族を作ってしまう可能性が高いです。だから、対策を。人格障害でもね。アル中に育てられた人をアダルトチルドレンというのですが、親によってアル中にさせられてしまう感じなのですよ。ですから、セーフティーネットの整備を。 表面的平等論が充満している日本かな。
2015年4月5日 4月1日付日本経済新聞文化欄「幻の戦闘機隊のリアル」を読んで思ったこと この著者の父親の残した遺稿で戦闘機隊の整備隊長のフィリピン戦記をもとに書かれていました。詳しくは新聞でね。また、今年「グリーンファーザーの青春譜」(書肆心水)という本にまとめられたそうです。 フィリピンの基地で航空機用潤滑油が備蓄がないことを参謀(陸軍大学卒ね)に直訴したら「理屈をいうな! 油がなければ精神力でやれ」といわれたとね。潤滑油がないと航空機のエンジンは故障することもわかっていないのが上層部なのですよ。この参謀が特異ではなく当時の上層部の発想そのものであったと考えられます。身内だけのご都合主義の論理で凝り固まった連中ですよ。 だから、後先見ずに戦争に突入していったのですよ。そして、多くの将兵や国民や近隣諸国民に多大な犠牲を強いたのです。ノモンハン事件など戦死傷率70%以上というのに教訓を得ることなく箝口令で封殺した上層部ね。 「歴史を直視する」というのはこのような状況を考えることなく戦争に突入していったことや戦争で何をしたかについてしっかり検証することですよ。 沖縄戦での集団自決で一体なにを守ることができたのでしょうか。当時の軍部上層部の体面だけではと思います。硫黄島や各地での玉砕でもね。 将兵や住民に犠牲を強いることに血道を上げ、本土でのほほんと生きていた軍部や政府の上層部の責任を追及することが「歴史を鏡」とするためには必要です。 天皇陛下に決断させるところまで追い込んだ当時の上層部の責任ですよ。 時々、神社にお参りに行きますが靖国神社には行かないです。この無責任連中を拝みたくないのです。天皇制をつぶそうとした、神社神道もつぶそうとした連中を拝みたくないのです。
2015年3月29日 思い込みの激しさ 大阪都になっても大して大阪は発展しないと思います。東京の発展は首都であるということですよ。政府機関やいろいろな組織が東京に集中しているからであって、東京都だからというのはほとんどないと思います。 大阪に本社のあった企業の本社機能の東京移転は二重行政とかは関係ないと思います。 地方の発展のためには政府機能の地方分散が必要ですよ。特に許認可権の地方分散ね。 いくつかの企業が本社機能を地方に発祥の地においたままで発展していますよね。工場とかも発祥の地とか大切にしている企業も多いですよね。 大阪もいくつも町工場から大企業になったのがありますよね。当時と現在の違いは東京一極集中がすごいということか。 高速交通機関が発達したのも原因かもね。出張でも泊まりから日帰りにできるとかね。府と市の連携とかはそのままでもできるのではとね。 京都市はベンチャー企業が途切れることなくという感じで出てきています。その多くが本社をそのままみたいですね。どこが、どう違うのかを検証してみる必要もあると考えます。 でないと、大阪都になってもじり貧のままなんてことが起こりますよ。
2015年3月22日 第2次大戦中に関係が悪化した周辺国との和解 3月9日、来日中のドイツのメルケル首相が講演で『「ドイツがきちんと過去と向き合った一方、連合国が過去を克服するドイツを見守ったからだ」と強調した。』といったというのです。 過去との向き合い方ができない日本は周辺国との和解どころか国内でいろいろなところで弊害が出てきていると思います。 原発事故で国の調査でもなにか大切なことが骨抜きにされていると感じているのです。同様なのは日露戦争での検証とかでも感じています。「歴史は繰り返す」という典型例に陥っているのが日本かな。 天皇制存続でも「国体護持」とかと「一億玉砕」を同時に叫んでいた連中の行状の解析などせずに拝みにいく首相の神経が信じられないのです。「一億玉砕」すれば敗戦のみしかないのにね。 満州事変とか現地軍部の専攻を押さえることができずに事後追認でしたよね。この体質は戦後も変わっていないのでは。「証拠隠滅」の帝国陸軍。 ドイツみたいに周辺国で受け入れてもらえるような歴史の検証を。日本のためになるのです。これができないと「未来志向」などできないですよ。大塚家具のお家騒動、外野の私は創業者に現状分析力が失われているのかと感じています。 2015年3月8日 本質から外れた改革の好きな国かな 一例だけで済みませんね。国立大学入試の共通テストとして始まった今のセンター試験。もともとは当時模試業者によるランク付け打破を目的に導入するとしていたという記憶があります。 入試合否判定に直接影響のある使い方の大学が多く出てしまいました。で、業者模試より正確なランク付けに協力してしまったようです。京都大学理学部みたいな利用法が最適だですよね。足切りのみね。 高校入試で内申書についても「平等」という名の不平等ね。学校内のみの相対評価ですものね。最近の学力テストでどうして「学校平均」を気にするのですか。学力は各学校同じはずですよね。差があるのなら、内申書の評価点は参考程度ですよね。 教育については子供にとっては生まれる前から不平等ですよ。 ところで、何を持って「平等」とするのかという本質的議論がないですね。このことでは正解はないですよ。是正をある程度スルには多様性のある入試制度、多様性のある教育制度にするほかないのでは。今はやりの「効率」とは無縁の世界ですよ。 社会生活には「効率」とかでよくなる部分と「効率と無縁」でよくなる部分とがあるのです。そのあたりをどのようにするかという議論のない国かな。議員の政務費の不正支出は犯罪ですよ。 厳密にしなければならないことを放置して弱い部分にしわ寄せを無理強いして改革の本質から外れる国かな。農業では専業で頑張ろうとした農家を排除していったの全中だけ。もっと判っていないのが農協の幹部にいたのではとね、いるのではね。
2015年3月1日 国債の危うさ ギリシアで緊縮反対派が総選挙で勝利しましたね。で、結局緊縮財政継続になりそうです。この前の民主党政権の時みたいですよね。自由民主党も官僚におんぶにだっこだと思います。 でも、選挙に勝つためには美味しい公約を並べる必要がありますね。今、世界で財政健全化に向けて国民が耐えることができるのはイギリスとドイツ程度かな。フランスは大統領選挙が7年ごとというので持っているかも。 世界を見渡すと多くの国で国債が紙くずになっています。株式程度だと思うのです。ところで、しっかりした国の国債はしっかりした企業の株同様安定していると思いますけどね。 ドイツですと第二次世界大戦で敗戦しましたが企業は生き残りました。国も第二次世界大戦の教訓をしっかりと受け止めていますよね。だから、国債も安定性があるのですよ。ドイツマルクがユーロに置き換えられたのは残念です。日本円からの逃避通貨がなくなってしまったのでね。 日本も多くの企業が生き残りました。戦時国債は紙くず同様になりましたが、株式会社という仕組みは生き残りました。 戦後70年の首相談話でますます歴史から逃げようとする日本、国債の価値がいつまで続くのかな。
2015年2月22日 報道のあるべき姿 時の政権に批判的であるべきである。時の政権のお先棒を担いだ1945年8月15日までの報道は事実から国民の目をそらせるものであった。一党独裁みたいな国で報道に対する検閲が厳しいのは政権批判を防ぎ、不満をそらせるためですよね。 ところが、日本は割と簡単に「政権批判となり得る報道」を圧殺してきた歴史がありますよね。その結果のひとつに「敗戦」がありますが、認めようとしていないですよね。「終戦」という言葉がその象徴だとも思います。 今のNHK会長の下では司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」なんて放送出来ないかも。当時の軍部等にとって都合の悪いことばかりだものね。この都合の悪いことに対して正面から向き合って検証するという姿勢など全く感じることができないです。 ワイツゼッカードイツ元大統領の1985年の演説「荒れ野の40年」の一説、「過去に対して目をそらす者は現代および未来も見えなくなる」という意味がわからないのでしょうね。 日本を敗戦に導いたのと同様の誤りをしないためには時の政権に批判的であり、時の政権にとって都合の悪いことでも報道していくのが公共放送などの責務であると考え余す。
2015年2月15日 大政翼賛会みたいな風潮が感じられる今日この頃 第二次世界大戦に至る道筋の反省の全くない日本。そこに浮かび上がってきているのが、真綿で首を絞めるような言論弾圧。 この言論弾圧にのっかているとおぼしき連中も多数ね。匿名的脅迫ですよ。 第二次世界大戦前から敗戦までに日本がしてきたことへの態度は2月12日に国葬があったワイツゼッカー元ドイツ大統領の演説にあった「荒野の40年」の一説、「過去を無視する者は現在および未来に対しても盲目になる」というような意味がわかっていないのですよ。 そして、この過去をほじくり返すようなことには正論ではなく、否定して脅迫するような態度ですよね。 大政翼賛会の時代に戻ってしまったのかともね。あの当時のことについては国内では封殺できても、国外ではできないですよ。 ドイツみたいな地域の中心国にはなれないよ。 天皇制をも潰しかけた、このことに対する反省もないのが今の日本ですよ。「一億玉砕」の意味が理解出来ない連中がのさばってきています。まだ、天皇制廃止とか唱えている勢力の方がこのことを理解しているかもね。
2015年2月8日 先日亡くなられたワイツゼッカー元ドイツ大統領演説「荒れ野の40年」より思うこと 西ドイツ時代の1985年におこなわれた議会演説の演題です。 その一説に「過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。」とありました。さらには「未来にも」がついていた恥ですが、某新聞コラムには抜け落ちていました。 昨今の日本の状況を考えると、先の大戦への道、その時に国内および海外でおこなってきたことへの反省がないのです。その論拠が「証拠がない」ですよね。中国での敗戦時の毒ガス埋設場所については「証拠隠滅で判らない」。でも、毒ガスが出てくるのでしらばっくれることができない。 かの731部隊については「証拠隠滅」、でも、大切な資料を持ち帰ったのでアメリカの手に渡ることにね。中国人を使った人体実験ですよ。その他、多くのことがうやむやにね。 関東大震災の時の朝鮮人虐殺も犯人の処罰をうやむやにして満州に追い出したのですが、満州で満州国ね。 ノモンハン事件でも転倒があったこと事態を箝口令でうやむやにね。 このようなことですから、水俣病・原爆。アスベスト等の被害者が亡くなるのを待っているような感じでうやむやにしたいのではとね。原発事故についても風化待ちみたいな感じがします。 本来、するべき検討をしていないからですよね。人質事件でも情報収集力のなさとかに現れています。活用力も低いままね。 国内の政治体質の根本が変わっていないのではと思います。だから、今の政治状況に怖さを覚えるのです。 何とはなしにずるずると歯止めがない暴走車みたいになってしまわないかとです。 今度、先の大戦みたいなことになれば、先の大戦で歯止めとして御政断された天皇を退位させることになるのではと危惧します。 どこでも他国にされたことは語り継がれます。そのことも忘れないようにしましょう。パレスチナ人は先祖が十字軍によって殺されたと語り継いでいるとNHKスペシャルで放送されたことがあります。平和的に暮らしているパレスチナ人という感じでした。
2015年2月1日 宗教と政治の関係 この関係についてですが、世界の3大宗教といわれるキリスト教・仏教・イスラム教について考えてみたいです。キリスト教ですが、最初に市民革命的なことをおこなったのはキリスト教地域のイギリスかなと思うのです。マグナカルタあたりの時代にさかのぼるのが早い方かな。貴族や市民の権利と王権の対立ね。その後、ヘンリー8世による木々リス国教会のカトリックからの分離ね。これで、王権の方が宗教より優先かな。王権よりマグナカルタ的精神ですと、政治の方が宗教より優先になるのではともね。ヨーロッパで、現代風近代化がイギリスで早かった理由と考えています。 日本での仏教と政治については「仏教思想」としてでは権力としては織田信長による比叡山焼き討ちは旧世代仏教と政治の対決であり、織田信長と石山本願寺の戦いは新世代仏教と政治との対決で、どちらも織田信長の勝利で政治に仏教勢力は出てこなくなったし、国家神道は神官が君臨することはなかったみたいというか不思議な関係で俗にいう近代化を妨げていない感じです。 イスラム教だけが未だに宗教の方が他と違って、最上位にあります。キリスト教では500年以上、仏教も500年以上懸けておこなわれてきた変化をイスラム社会はここ数十年で興ろうとしている感じを受けています。 日本の国家神道に対する国民の意識の変化のなさとかを考えると、イスラム社会で起ころうとしている西洋風近代化への変化には多大な軋轢が出てきています。イラン革命もこの軋轢かなと思ったりもします。タリバン運動とかもね。でも、不思議な国、日本。八百万の神々の国だから近代化を単純に受け入れたのかな。イスラム教もキリスト教も神は絶対的ですね。仏教は元々神みたいなのはないはずですよね。「思想」ですよね。お釈迦さんによる「思索の成果」ですよね。修行の成果ですよね。 政治側が宗教を利よるときもありますよ。気をつけてね。
2015年1月25日 我が国の情報収集力と解析力 最近の金融市場でのファンド等のこの件については「阿呆か」というのなのもありますので、海外が確実によいとかいうわけではないですが、非常に気になるところの国としての日本ね。 あの大戦前、駐在武官のうち、ソビエト駐在武官が正常な分析を報告しただけで、「恐ソ派」とレッテルを貼られて出世が止まったとか。固定観念によるフィルターを通してから情報分析ね。こうなると、収集力も低下ですよね。 現在はここまで酷くはないと思いますが、欧米各国に比べるとちょいちょい漏れてくる情報戦での敗北ね。外交が内向きのようですね。最近、漸く外向きも出てきているようですけどね。 この力は頻繁な転勤というのはよくないみたいです。スパイ活動ではない、表からの情報収集に影響ありというのを報道で読んだことがあります。 情報分析力の欠如が招く岩盤規制かな。考えるのが邪魔くさいから、「前例」ね。前例以外のことがおこると、マニュアルにあってもアタフタとね。原発事故なんてこれでしょうね。 とりとめのない内容になっているかも思います。すみません。
2015年1月18日 予防接種の有効性 人類初の予防接種は「種痘」ですよね。予防接種の概念的なことはもっと昔から意味がわからないまま、されていたものもありますけどね。天然痘はこの方法で全盛期に撲滅宣言がだされました。有効性が高かったからです。 次に有名にしたのが「ポリオ」かな。1950年代でしたか、「ソークワクチン」が開発されて予防が出来るようになったのですが、これ1年程度の効果だったようです。だから、毎年ね。そこに「生ワクチン」と呼ばれる新型ワクチンが出現して、ソークワクチンは消え去りました。どうしてかというと、生ワクチンは「一生効果が続く。経口投与。」ね、注射より楽ちんね。この結果、ソークワクチン製造用が余剰になったというのです。それで、インフルエンザという話もね。 ポリオも天然痘も遺伝子がDNAなのです。非常に変化しにくいのです。ところが、インフルエンザはRNAウイルスで、エイズと同じね。ころころ変化するのです。だから、タミフル耐性株が出現しちゃったのですよ。エイズでワクチンができない理由ね。インフルエンザは体外からどうも直接鼻や気管の粘膜細胞に感染するのだってね。予防接でできる抗体は血液中だよね。どのように血管外にでていくのかな。だれか、教えてよ。感染の予防効果は?かな・気管とかの方にウイルスがまき散らされて、近隣の細胞に感染するならこれも効果は?ね。 破傷風は予防接種できるようでしたら、しておくことをおすすめします。治療法はないみたいだからね。狂犬病は予防接種のみね。 とかあるのですが、国として認可した予防接種での薬害は国で責任を取ってください。この責任の取り方は「再発防止策と副作用に見舞われた方への補償(金銭的精神的その他を含む)」です。集団免疫という考え方もあるのです。個人の為だけではないのです。予防接種は集団への貢献でもあるのですから。
2015年1月11日 報道の自由について、表現の自由について フランスでイスラム過激派と見られるテロリストで風刺画を掲載している新聞社が襲撃されました。根底にあるのはノーベル平和賞を受賞したマララさんを襲撃した一派と共通するものね。 「他の考え方を容認出来ない」ということかな。「容認」ということを認める範囲が極端に狭いという言うことでしょうね。 ところで、ある意味、日本もよく似た状況になっていきつつある感じがしています。自動小銃をもって乱射とかではなく、一見世論を装った他の意見封事ね。あるいは「事実隠蔽」によることに対する報道とかの「ほじくり返し封じ」ね 先の大戦での戦地で日本軍が何をしてきたのかということについての検証ができていないですよ。当然、当時の政権中枢の責任追及もできていないですよ。 それをしようとすると、日本独自の圧力があったの感じるのです。「村型社会の無責任不追及の原則」とでいえることね。どれだけ、先の大戦やそれ以前からのことについての検証がされていないこと、夥しいですよ。 新聞社が新聞上でこれらのことをしようとすると、どこからともなくわき起こる圧力ね。反証はなく、例えば、「証拠がない」とかでの圧力ね。 その昔、冷酷陸軍でソ連駐在武官がその時のソ連の軍事力について冷静に分析した報告しただけで「恐ソ派」といわれ、情報は黙殺され、出生はなくなったとか。だれも、正確な報告をしなくなったというのです。それで、ノモンハン事件ですよね。この事件の教訓は生かされなかったです。 当時と同じような感じになっていききつつあるように感じています。またもやの自滅路線ね。あの原発事故の原因究明もこの日本特有の報道管制が掛かっているという感じを受けています。「うやむやにする」ということね。
2015年1月4日 戦後70年 歴史のまともな検証を 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 今年で、日本が勝手に始めて自滅していった大東亜戦争敗戦から70年ですね。昭和天皇の裁断によって漸く戦争を止めることができてから70年、この裁断がなければ「1億玉砕」で天皇制を潰していたでしょうね。 天皇の名の下に始めた戦争でしたか。でも、天皇陛下は報告を聞くだけの立場でしたよね。大日本国帝国憲法かでも天皇の国政への関与に通じるポツダム宣言受諾裁断は憲法違反でした。そこまで、天皇陛下を追い込んだのは誰なのか。日本国内では責任追及がされていないですよ。 日露戦争あたりから酷くなっていった帝国陸軍の誤魔化し。上級幹部の判断ミスには触れず、「軍神」神話で誤魔化してきた軍部。その延長線上での大東亜戦争でしたよ。近隣諸国民には「1000年たっても忘れることができない苦難」を与えてきたのです。パレスチナ人は十字軍に先祖が殺されたことを覚えていますよ。「日本人は忘れようとしている」というのは我々にも悲惨なことの繰り返しが起こる危険性を秘めています。 「そろばん勘定」ができなかった軍部、「そろばん勘定」ができなくて農業を潰してきた農政、農業団体、だれが年収50万円ほどの農業に就業しますか。ほとんどいないから地方から人口流出が起こるのですよ。「そろばん勘定」にあうと思われる部分でのみ、農業に意欲的な人が出るのですよ。 「誤魔化し」は証拠隠滅に通じます。再選時の証拠隠滅ね。毒ガスの廃棄場所が判らない、731部隊についてはアメリカが証拠保全(データ欲しさ)に動いたとかね。こっちは姑息な隠滅と持ち帰りね。 今の政権からはドイツみたいな歴史の検証姿勢が全く感じ取ることができないのです。日本を滅ぼしかねないです。天皇制廃止を目指しているのかな。