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諸々も言いたいこと
   
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ほぼ週刊にての追加にします。

煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る)    諸々の言いたいこと(目次)へ


2014年12月28日
「子には旅をさせろ」の意味

 最近、あるCMをみていて「この免疫力は低いから無菌に」とかいうのがありました。人間の免疫力は一部を除いて、「経験」によって高まっていくのです。その一例は「予防接種」ね。そう、免疫機構に経験させて、その抗原に対する免疫力を得ているわけです。
 最近の無菌指向はこの子の免疫力向上に必要な経験も排除しているのではとも思うのです。適度なぼちぼちの清潔さね。この「適度なぼちぼち」という程度は難しいかもしれないですよね。でも、避けていると免疫力は向上しないと思います。そして、獲得免疫も一部を除いて再学習が必要みたいです。
 エボラ出血熱やエイズ・B型肝炎ビールス・ペスト菌などはぼちぼちの中には入らないです。避けるべきものね。その子の体質等を勘案して経験を積ませる必要があるのが免疫力ね。
 人間性についても「子には旅をさせろ」と親以外の人とのふれあいの大切さ等ですよね。
 年齢(発達段階に相応)相応の生活体験ということも必要でしょうね。ただ、人格障害をもつ親とかですと・・です。アル中の子がアダルトチルドレンという感じですからね。
 狭い世界だけではない大きな世界があるということを体験させるためにもね。今の日本の官僚や政治家は世界が狭すぎるのかな。
 知育玩具はないよりはよいとは思いますが、もっと大切なのが自然の中で遊びかなとも思います。バーチャルだけでは怖いです。子供の発育には平均とか標準とかはいらないと思いますが、経験させるべきみたいなものがあります。今は即効性を求めて、寄り道として避けてしまって、さらなる遠回りをしているのではと思います。
 もうひとつ、「家族ほど危険な集団は他にはない」という子供もいることを忘れないようにしましょう。目に見えない虐待もあります。モンスターペアレントなんて子にとってもモンスターだと思うのですけどね。

2014年12月21日
情報隠しの歴史の行き着く先

 最近、とみに先の大戦中の出来事についての情報隠しが酷くなってきたという感じも受けています。あの原発事件も肝心な情報がひた隠しにされているのではともね。当時、チョロッと報道された後はなしのつぶてみたいな情報もありましたが。
 責任回避の優柔不断な割には固定観念の安売り内閣という感じもしている今の政権。先の大戦への反省ですと、皇国史観からすると国体を潰しかけた責任をどう考えているのかな。「国体護持」を叫びながら「一億玉砕」を叫ぶ。両立しないことをしてきた指導部の責任をどう考えているのかな。
 このような支離滅裂な指導部ですが、海外でしたことの証拠隠滅だけはしてきて、在留邦人を置き去りにして本土逃亡ね。責任ある指導層のすることでしょうか。証拠隠滅してきたから、「証拠がない」とかいって逃れようとしていますが、「証拠がない」というのは一般刑事裁判では無罪への道ですが、先の大戦では「どのようなことをしてきたのか」というのがないわけです。良い方もないわけですね。なぜ、証拠隠滅をする必要があったのかということです。一般刑事裁判で「証拠がない」ですと犯人でない場合は「犯罪証拠がない」が普通です。犯人は証拠隠滅をはかりますからね。冤罪は証拠ねつ造ね。
 先の大戦で良きにしろ悪しきにしろ証拠隠滅してきた体質ですね、ですから、「歴史を鏡として当時のことをしっかり考えて教訓を導きだして未来に生かす」という行動が必要なのですが、このような行動に対して脅迫じみた嫌がらせとかが頻発してきていると感じるのです。
 先の大戦は自滅への戦いでした。天皇陛下の御政断で漸く止めることができたのでした。天皇に迷惑をかけた連中を拝みにいく必要ないのではと思います。日露戦争あたりから大々的に始まった帝国陸軍のごまかし体質が起こした戦争ですよ。その後の歴史を、戦後も血塗られたものにしてしまった感じを受けています。
 破滅への道を行くのかな。

2014年12月14日
この道しかない

 某政党の公報の一文言です。まあ、今の日本ではそうなのですが、現状に至る道筋への反省なしに現政権は突き進んでいると思うのです。野党は「寝言を言っている」という感じね。
 少子化に対して政財界あげて無策を数十年続けてきた結果、縮小社会に突入してしまっているのです。
 「この道しかない」という言葉に第二次世界大戦への日本の「戦争しかない」という文言が重なってしまって仕方がないのです。
 このときも世界情勢、国内情勢とかを顧みることなく突き進んでいったと思うのです。中国も歴史の重みに四苦八苦していますけどね。賄賂社会かな。
 日本もいくつか延々と繋がる悪弊に押しつぶされそうになってきている感じね。「出る杭を打つ」という村型社会の悪弊ね。「証拠隠滅」の帝国陸軍型悪弊ね。帝国陸軍からみたら今の官僚は正直かな。「大本営発表」なんて「この道しかない」を補強するためですよね。
 統計資料の取り方・処理方法・解釈についての無知とかで都合の良いもののみを使うというのもね。
 視野の狭さね。
 これらが重なると、どこが政権を取っても「国債金利上昇阻止」優先の経済運営をする必要があると思いますので「景気回復という道が」と思うのですが、「出る杭を打つ」状態では円安と景気停滞でインフレしかないかもとも考えます。
 本当に大胆な規制破棄を含む構造改革と常識という思い込みの打破を。歴史の検証をすること。検証が将来もできるように秘密法を改定することね。帝国陸軍みたいな「証拠隠滅」の防止を。

2014年12月7日
はやぶさ2軌道投入成功

 H2Aロケットでのはやぶさ2軌道投入が成功しましたね。H2Aロケットも連続打ち上げ成功を伸ばせたしね。
 小惑星探査が目的ですが、技術的にも大いに進むことが期待されますね。
 この技術をどう平和的な産業に活用するかというも目的のひとつと思うのです。こっちの方が大きな目的かもと思います。
 炭素繊維では如何に市場を拡大するかということに数十年も懸けてきたのが東レかな。新技術を如何に役立てるのかということね。LEDもね。
 宇宙産業と炭素繊維とLEDとかですと、初期投資額とかに大きな違いがあります。科学は、蓄積していくというものね。ですから、続ける必要があるというものです。
 科学は基礎研究と応用研究とかのどちらに偏っても意味がなくなります。両方とも必要なのです。同じ研究を安く短時間でできる方がいいですけど、何時でもそう出来るものではないです。
 基礎研究は簡単には成果が出ないですが、どのように検証すれば良いのか。でもね、何年か前の「二位ではだめなのですか」とかいっていた国会議員がいましたが、科学技術の基礎が判っていない日本人特有の言葉かな。
 理系音痴や文系音痴を自慢する馬鹿者が国会議員になっている感じの国ですからね。この「はやぶさ2」の持つ意味について判っていない国会議員は結構いるかも。

2014年11月30日
衆議院参議院での選挙区での定数配分について

 この両院の選挙区選出での定数配分の根拠を同じ考え方でするのでしたら、二院制の意味がないと考えますけどね。人口比のみでの定数配分に拘るのでしたら、一院制で十分ではともね。
 衆議院での定数配分でもめやすいのは選挙区ですよね。比例区の方はもめた話は聞かないですから、小選挙区と比例区の並立制になってからの定数減では比例区が最初に狙われましたね。参議院もかな。
 地域代表としての国会議員をどのような考え方で選出させるかについての議論がないですよね。地域代表としての議員(面積比としましょうか)と人口比での議員ですよね。両方必要なら衆参両院で基準を変えることが必要ね。今は選挙区の方を両方とも同じようにしようとしている感じがね。
 実質一院制の国もありますよね。アメリカは州(実質は国みたいなもの)の連合国家だから二院制ね。県はアメリカの州ではないですけどね。連合王国のイギリスは実質一院制かな。
 人口比例の選挙区制の選挙をするなら、アメリカの下院みたいに毎回定数是正をする必要がありますよ。国家代表の上院は一州2人ですね。全国区や比例区は全国に薄く分散した同じような考え方の人々の代表を選出出来る利点がありますが。
 定数配分の衆参両院での根拠(同じでは意味ないよ)をしっかり議論して、しょっちゅう定数是正をおこなうのがよいのではとね。たまにしかしないからよりもめるのではとね。

2014年11月23日
GDP −1.6%が意味するもの

 内閣府から11月17日に発表されたGDPでは、前期に比べて−1.6%(年率換算)でした。個人消費は幾分か持ち直してましたが、住宅建設とか民間在庫等ではマイナスが大きかったですね。住宅では空き家800万戸報道も足を引っ張ったのかな。
 住宅ですと、新築にこだわらないというのと財産として持っているだけというのをやめると投資はさらに減少するかも。両極端かというのが空き家の分布でもあるのかな。買い手がつかないから空き家と財産として持っているというのとね。
 以前投稿に「5%安いからといって、生活必需品を5%余分に買いますか。」「他の小売りから顧客を簡単に奪えますか」ということを考えていない安売り横行も足をひっぱたのではともね。
 この消費不況下でも企業によっては結構売り上げを伸ばしているようです。それでも、人口減少と高齢化で消費が恒常的に減少傾向にあると思います。自動車ですと、自動車を必需品とする地域ほど人口減と高齢化が著しいのではともね。都会と若者は車離れね。若者は低賃金も影響しているのでは。
 一人当たりの数量が前年と同じでも消費減となるのが人口減少社会で、さらに高齢化での消費減少も顕著に出てきてしまったのではとね。
 人口を増やす、子育てのしやすい社会の実現が景気の活性化の一つの条件、規制の廃止、または緩和も一つの条件、子育て中の親が働きやすい会社は「働きやすい会社」で「業績もよい」というのが普通のようです。虐待が目立つのも、子育てしにくい社会ですからかな。だから、人口減少の割にはストーカーやDVなどは増加していくのではともね。
 このタイプのGDP減少社会からの脱却は「人口増加社会にする」しかないのではともね。

2014年11月16日
消費税増税延期?

 消費税増税先送り論が勢いを増してきていますね。5%→8%増税後の景気状態がよくないことからですけどね。景気状況は今の経営方針では悪くなって当たり前かな。
 人口減社会で高齢化進行ね。元気なはずの若者にお金が回りにくくなったままだしね。日用品などの消費量は高齢化で、単純に考えると減少するのではともね。そこに値下げ競争ではね、売り上げが縮むだけですよね。
 お米の消費量ですが、5%安くなったからといって5%増加するのかな。それより、如何にパン食とかから消費を取り戻すことを考えて試すことですかな。ある程度大々的にね。
 各業種でいくつかは売り上げを伸ばしています。多くで真似するのではなく、「需要を創造する」という戦略が欠如しすぎているのではともね。帝国陸軍と同じだよ。「歴史を鏡とする」という意味がここでも出てくると考えるのですけどね。
 「需要を創造する」というですと、アメリカのアップルとかね。また、ソニーのウオークマンとか、任天堂のファミコンとかね。時代とともに需要が変遷するので新規事業の創造とかね。フィルム市場がなくなった富士フイルムみたいにね。コダックは倒産ね。これは国全体でおこなう必要があるのです。「帝国陸軍は世界一」に拘ってつぶれた日本ね。
 増税先送りしても現状では一緒だよ。先送りで円安とかでの物価上昇の方が怖かったりしてね。輸出は増えないよ。国家財政破綻に向かってしまうと消費税30%も夢ではなくなりますよ。

2014年11月9日
アメリカ中間選挙結果で思うこと

 アメリカの中間選挙結果は、上下両院で共和党が過半数を獲得しましたね。ところで、持続的経済成長のひとつは大昔の1980年代あたりからでしたか、大胆な規制緩和というのが引き金になって2000年当初まででこぼこがあっても拡大基調でしたかな。
 クリントン政権で大幅財政黒字を恒常的にできる基盤ができた感じでした。ただ、この年代で金融工学とかで、金融派生商品が多数出てきましたね。
 ブッシュ政権は私の感じでは「財政食いつぶし」としての減税をしましたね。そのあたりから、アメリカではより「金儲け第一主義」が蔓延ってきた感じもね。
 金融派生商品で「リスク」を隠すというのも出てきたり、「リスク回避商品」がでたりして、本来なら相手にされないような融資債権が高値で売れたりとかで融資基準が大甘にね。皆が浮かれている状態で「ケチ」で「金儲け」で「リスク音痴」ね。で、リーマンショックね。
 オバマ政権が漸く経済再建させたのに医療制度とかで、貧乏人もお金を使い始めたのにね。中国の鶏肉偽装の会社ですが、金儲け一途の親会社はアメリカで、中国の拝金主義ですから、起こって当たり前かもね。
 アメリカ人の多くの部分が「金持ち」と思い始め、「税金を払いたくない」という感じをブッシュが植え付けてしまった気がします。民主党が負けた理由は「民主党の経済運営が適切であったので景気が回復して金持ちと感じる有権者の割合が増えた」ためでしょうかな。
 共和党が過半数なのでしばらくは株価上昇とか続くとは思いますが、拝金主義でどうなることは心配です。

2014年11月2日
固定観念

 固定観念とは、三省堂のサイトによると「心の中にこり固まっていて,他人の意見や周りの状況によって変化せず,行動を規定するような観念」ということでした。
 どうして、このような観念が起こるのかというと「考えるのが邪魔くさい。調べるのが邪魔くさい。」などの理由ですよね。人類が動物界の支配者となれたのは「考える」ということが他の動物より少し上回ったためでしょうね。でも、「熟慮」というのはそれなりに体力を消費しますね。ですから、適当に考えて判断する方が楽なのです。適当を繰り返すと、「適当」でも疲れることになるので「固定観念」にたどり着くのでしょう。
 宗教もブッダなどの開祖をいわれる聖人は「熟慮」しまくっていたはずですが、後継者に「固定観念」のみのがどの宗教でも続出していますね。
 経済活動でも、「安くすれば」という固定観念に取り憑かれて、「適切な低価格(生産者や消費者等がともに納得できる)」ではなく、ただ「安く」とね。でも、人口増加があるときですと、数量増でカバーできることもありますが、人口減社会では消費数量減ですよ。値下げで数量も売り上げも減にね。かといって値上げは簡単ではない。理由は一人の消費量には限りがあるということです。普通にスーパーで販売している物品は大抵ね。米が安いといって、普通の高齢者にとっていつも2倍たれることができますか。日用必需品はコンスタントに一定量消費される物で、安いといっても年間を通じたらそう変わらないのではとね。
 商品やサービスの質の向上というのは惰性で仕事をしていると出てこないみたい。固定観念に毒されると惰性です。どこかで、報道ネタになった「体罰」も考えるのが邪魔くさいからですよ。虐待も育てられたときの経験などをそのまま考えもせず、実行しているだけではと考えています。ブラック企業も中高校の運動部の時間的拘束のみの練習みたいなものなのかもね。学校に縛り付けておけば非行もしないのではとね。
 長時間練習でもメリハリと適度な休息や指導の質によっては有益なこともありますが、あの長時間拘束はいじめではともね。面倒ですよ、考えて指導するのはね。商売でも考えてするのは面倒ね。だから、考えて事業改善をおこなっているところが成長できるのですよ。政治でも宗教でもね。日本の農業が衰退した理由のひとつかもね。

2014年10月26日
人間の経済活動について思うこと

 経済活動について思うことのひとつが「地球の限界を忘れている」ということね。宇宙的にみれば小さな地球で人類は生活しています。ごくわずかな人々は地球の限界についての警告を出し続けていますが、無視している輩の多いこと多いこと。
 身近なところで日本で自動車が売れなくなった原因は人口減ですよ。ところが、世界的には人口増で資源の奪い合いがまた起こるでしょうね。
 そして、多くの活動が人口増加を前提にしているのです。が、人口増加で生ずる問題から目をそらし続けている感じが強いのです。
 以前、日本での鉄鋼生産が激増していた時期に、政府でしたか「鉄鉱石輸入増加の見通し」でしたか、グラフを伸ばしていくと世界の鉄鉱石生産の伸びを上回って全量日本が輸入としていたのがあった記憶がね。今の日本は個人消費では「右肩下がり」が普通ね。どちらも、なぜ判らないのだ専門家よ。
 世界の人口増加については別の問題で押さえられないと思いますが、経済活動についてはほぼ「現状での右肩上がり」のみを目標にしている感じがね。地球の限界なんて気にしていない感じがするのです。
 限界に達したときに「金」で食べれるのかな。太平洋戦争末期から戦後しばらくは「食料」が経済活動の基本みたいな時期もね。ただ、当時はしばらくしたら何とかなりそうという見込みがあったのですが、地球の限界に達したときはどうなのでしょうね。
 ちと内容がちぐはぐですみません。

2014年10月19日
歴史の検証では「都合の悪いことを徹底してほじくる必要がある」のでは。都合のよいことだけだと大戦前夜と同じだよ。「自己解剖の勇気のない日本」

 久しぶりにこの手のことについて書きます。
 第二次世界大戦およびそれ以前についてを主体にしますが、戦後もね。
 日露戦争での第四軍の無様な作戦については無視されているというか「突撃称賛」ですかな。近代要塞の旅順に正面突撃攻撃を繰り返しさせた現地司令部の無策についての反省がないのです。この時の反省は「如何に勇敢に戦ったかのみをもってあるのみ」といことのみに宣伝活動だけではなく、大本営内もこれのみを伝承していったので、第二次世界大戦まで突撃のやたらと多い国になったのです。
 近代要塞は織田勢型の「兵糧攻め方」タイプで弱そうなところをまず探すのが鉄則だそうですが、海軍の指摘に対しては「文句をいうな」で「チョロ攻め」でロシアに重要性を認識させてしまった203高地ね。これで203高地も要塞化ね。ですから、「突撃」話の多い戦いですが、日露戦争では大砲等は日本の方が多いとか、海軍は再新鋭艦が多い日本、ポンコツも多数混じるバルチック艦隊。にもかかわらず、重火器や新鋭艦等の意味を認めなかった日本。数量の問題を無視ね。
 日本は第一次世界大戦時はジュネーブ条約遵守だったのが、無視の第二次世界大戦。どうしてそうなったのかは検証なしね。国内でも、国外でもあった「人命軽視」の行いについての検証もなし。人命軽視の典型は玉砕の強制、だから、一億玉砕も本気だったのでは。だから、陛下がポツダム宣言受諾の裁可を下して漸く終わった戦争。当時の政府上層部が祀られている靖国神社に天皇陛下が行かれないのですよ。天皇制を潰そうとした輩どもだものね。
 「証拠隠滅の帝国陸軍」という感じの行いに対する検証もなし。証拠隠滅しているから、中国で毒ガスをどこに埋めて破棄したかが判らない。とかで、各地で何をしてきたのか判らない日本ね。「証拠がない」とともに「証拠もない」ということで、何を言われても具体的反論ができますか。
 731部隊については証拠隠滅したはずが、アメリカは戦後すぐに研究資料を本国に持って帰ったということです。「人体実験結果資料」ですよ。「海と毒薬」は捕虜を人体解剖というものね。
 「証拠がない」ということで「証言封じ」とかというのは、太平洋戦争へ突き進んでいた当時とそう変わらないのではないかと考えられるのです。「いつか来た道をまた」という感じです。
 歴史の検証では「都合の悪いことを徹底してほじくる必要がある」のでは。都合のよいことだけだと大戦前夜と同じだよ。「自己解剖の勇気のない日本」。

2014年10月12日
豪雨時等での避難指示などの空振り時にどう思うのか

 昨年の冬の大雪予想で外れた時に前東京都知事が「正確な予報をしろ」とかなんとかいったようですね。あの東日本大震災で津波から逃れたある中学生が行ったことでしたか、「99回外れても、次は津波が来るかもしれない」と思って必死で高台に逃げたということです。
 この中学生のように思い続けることができるのかということです。この頃の自然災害は以前の経験では判断出来ないことが頻発しています。
 地震とかは周期の単位が数百年とかですから、観測記録が残っていないだけというのですかな。それで「ない」と思い込んでいたのが東日本大震災だったのですが、小中学生などは逃げたわけですね。
 ところで、最近の風水害ははっきり言って「温暖化」の影響で「過去の経験したことのない雨」等ですよ。過去の経験より災害発生可能性が高いと考えてしかるべきですが、
 日本人得意の「忘却」「隠蔽体質」等で気象庁等の予報を勝手に引き算してしまうのがいるみたいです。で、外れが続くと前都知事みたいなことを言って、避難遅れとかになってしまいます。
 空振り時でも「災害から逃れることができた」と思えるかどうかです。「なにも起こらなかったやないか」とぐだぐだいわずにね。

2014年10月5日
御嶽山噴火で自衛隊車両やヘリコプターが使われた私の思う理由

 今回の噴火によりなくなられた方がにお悔やみ申し上げます。
 火山噴火ですと、火山ガス・火山灰・噴石などいろいろなものが飛ばされますね。その時、装甲の丈夫さで耐久度が違いますよね。帝国陸軍時代とは違いますから、「火砕流」や「土石流」などですと、基本的には「逃げろ」のみでしょうね。実際、火山ガスや降雨でも捜索活動が中止されたりしました。
 ただ、山小屋の屋根とかの穴をみると結構大きな噴石も飛んでいましたね。車ぐらいの大きさというのもあったとかね。装甲車でもつぶれるかもね。
 ヘリコプターはベトナム戦争時に米兵が「ガラスのエレベーター」と称したとか。その後、装甲ヘリコプターができたというようです。
 警察や消防のヘリコプターも装甲ヘリコプター? 自衛隊の装甲ヘリコプターを使わないことにはもしもの時に救助隊の二次遭難とかが起こりやすくなりますよね。
 火山ガス対策・噴石対策が共にある程度できているのは自衛隊だけですよね。消防のガス対策は火災現場でも必要だからありますね。
 火山弾(噴石)は砲撃みたいな感じですね。実際亡くなられた方の多くが噴石による外傷が原因だったということです。

2014年9月28日
勉強不足というか、暗記のみで自学自習のできない日本かな。

 今の日本の問題の第一は「自分で資料を探して勉強しようとしない」かな。資料が公表されていない場合もありますから、その時は公表されている資料から類推しかできませんけどね。原発事故の時の地震発生から海水注入までの時系列での動きをいくつかの角度からだしてほしいです。吉田調書でのマスコミ報道は海水注入以降しか報道していないという感じです。アメリカは「なぜ、海水を注入しないのか」と苛ついていたという報道も当時はあったはずです。まさか日本得意の隠蔽?「総員退去」といったいっていないというのは雑魚の問題ですよ。
 日本の教育の基本は「暗記による」ですかな。「暗記による」は誰かに用意してくれたのを暗記するだけですよね。その上、数学的思考の軽視の風土ね。論理的思考の初歩的訓練がされていないのです。誰かがいったということを鵜呑みしてしまうわけですよね。それと、固定観念が形成されやすいです。「土地神話」とかね。「帝国陸軍は世界一」というのもね。時々刻々の変化に対応しようとしない体質ね。
 「思考停止」状態の方が「思考」をするより楽ですし、安定感は得やすいかも。「思考停止」状態だから、過去の真実には迫ろうとしないことにね。隠蔽、忘却、箝口令乱発の帝国陸軍のしてきたことなどに「みざる・きかざる・いわざる」状態ね。で、天皇陛下を苦しめたのですよ。天皇制を潰すようなことをしてきた輩を拝みに行けますか。一般将兵・国民・近隣の人々がどれだけ無駄死にさせられたことか。所所での玉砕事例を考えると「一億玉砕」も陛下の英断がなかったら実行されていたと思うのが普通です。で、日本国はどうなるのかも考えられなかった輩。昭和天皇陛下が決断されたので日本は救われたのですよ。
 零戦ですが、登場したときは「世界一」みたいな感じね。アメリカのグラマンF4は「遭遇したら急降下して逃げろ」と指示されていたとか。本国では新戦闘機開発ね。最初1300馬力で始めたのが、装甲を厚くせよだの、燃料タンクをゴムで包めだのに応じていたら2000馬力のエンジンになってしまったとか。軽量化だけの零戦とグラマンF6との空中戦でF6を撃墜出来なくなりました。ゼロ戦は13mm機関砲弾1発で空中分解だったとか。日本の上官は「腕が悪いからだ」と決めつけて改良を進言せずかな。考えるのが面倒だものね。
 潜水艦でも世界に誇れるイ号だと思うのですが、活用出来ず。暗号でも一度作ったらそのままで「帝国海軍の暗号は解読されるはずがない」として、解読されまくりね。これも、考えるのが面倒だからでしょうね。アメリカの戦闘機の航続距離が長くなったのは日本との戦闘で学んだという話です。もとはといえば、ゼロ戦でしたか、それの補助燃料タンクだとか。開戦時にマニラでくつろいでいたマッカーサーはびっくり仰天したとね。900kmはある台湾フィリピン間のバーシー海峡を往復してのフィリピン攻撃だものね。これもあって航続距離が長くなったと。欧州系の戦闘機は航続距離は短いですよ。
 上層部が「暗記のみ」で活用出来なかったためでもあると思いますが、隠蔽体質だけは今の政府もマスコミも変わっていない感じを受けます。

2014年9月21日
錦織佳氏が全米オープン準優勝

 準優勝、おめでとうございます。
 ところで準決勝進出が96年ぶり、決勝進出は初めてというのが日本人の実績というのです。1億人前後の人口があって100年前からある程度テニスが盛んで、今の天皇陛下と皇后陛下の恋愛もテニスが取り持ったと話も出るような国です。それで、テニスの世界4大大会全てを通して「初」というのと、13歳からアメリカに行っているということとかを日本国内でのスポーツ選手育成に大きな問題が見えてくると思うのです。
 オリンピックで金メダルを獲得している競技のひとつに、柔道ですが全国に道場がありますね。レスリングは学校スポーツではマイナーでは。フィギアスケートも学校スポーツの欄外ですよね。重量挙げもマイナーかな。スキージャンプもね。
 サッカーでもJリーグ発足後の下部組織による育成とかで優秀な選手が排出し始めたとか。中にはどこでも育つような人材もいるのですが、底上げ的な育成に問題があるのではと考えています。
 「歩行防止のための部活動」という言い方もある学校運動部。朝早くから夜遅くまで運動部の練習で学校に縛り付け、疲れさせたら飛行に走らないのではということらしいですが、あながち間違っていないと思います。この延長線上にブラック企業があるのではともね。短時間で成果のある活動ではなく、「練習をした気になるだけの練習」とかね。「言い訳のための練習」などもね。ここにあるのは時間のみを使って成果については考えていないのです。ブラック企業も成果とかについての認識がないから、闇雲に労働強化に走るのでしょうね。
 勉強にしろ、運動にしろ、仕事にしろ、成果が上がっているのはどのような状況の時なのかをよ〜く考えてみましょう。闇雲でも子供は向上することはするとは思いますが、将来的には弊害の方が大きくなっていくと考えます。でないと、4大大会で次の決勝進出選手出現が100年後なんて状況の繰り返しかもね。

2014年9月14日
暴走・執着・隠蔽・忘却・慢心

 2014年9月8日付けの日経ビジネスの大見出しが『「敗軍」の法則 なぜ、リーダーは失敗を繰り返すのか』でした。中身は日経ビジネスを読んでね。この法則を集団として、国家として成し遂げた国がありました。そう、日本です。そして、それの検証もせずに同じような過ちを繰り返しているのです。さすがに戦後は「暴走」だけはやりにくくなったのか目立たないですが。
 企業経営は今は監視がきつくなっているのですが、社長個人だけではなく集団としても暴走・執着・隠蔽・忘却・慢心がちょいちょい出ているのでの特集ですよね。これを国家レベルでも起こっているのですよ。
 その後処理でドイツはヨーロッパの盟主に登っていっていますが、日本は国内、近隣諸国ともぎくしゃくですよね。
 暴走ですが、満州事変とかは関東軍の暴走だとも。執着は一度成功体験があるとそのことにね。これと隠蔽とかが合体すると、「軍神」乱発みたいです。隠蔽ですと日露戦争で旅順攻撃での第四軍の問題ね。誤魔化すために「爆弾三勇士」とかね。302高地を海軍さんの言うように早期に総攻撃しておけば楽だったとね。「坂の上の雲」にもありますし、「雑談 昭和への道」でもね。
 ノモンハン事件での死傷率70%以上という空前絶後の大敗についての箝口令ね。この事件で機械化部隊について経験したはずなのに何もしなかった帝国陸軍ね。731部隊についてや毒ガスの埋設場所の証拠隠滅とかね。証拠隠滅の帝国陸軍。慢心では帝国陸軍は世界一だから絶対に勝つとしてジュネーブ条約とかについてを将兵に教えていないためにどれだけBC級戦犯が続出したかとかね。あの戦争で帝国陸軍が何をしたかは証拠隠滅で藪の中。だから、しなかったという客観的証拠もなし。
 この伝統の延長線上に東京電力があったのではと思います。東京電力には経営ってなかった気が光ファイバー事業(KDDIに事業譲渡、関西電力はeoブランドで展開しています。他の電力系もね。)で感じました。
 ですから、天皇制を潰そうとした連中をよく拝みに行けるものだと思っています。ナチスよりタチが悪いのではともね。国民も兵卒も近隣諸国民も大被害を受けたのですよ。で、天皇制も潰しかけたのですよ。
 ああ、ドイツの方が先に国連の常任理事国になったりするかもね。ドイツはヨーロッパの盟主になりつつあると考えています。
 なにか肝心なところからたいしたことのない事象に関心を向けさせて誤魔化そうとしていると感じてならないのです。原発事故では「総員退去」は起こってしまった後ね。地震に耐えていた原子炉本体の冷却の時系列ですよね。炉心溶融への道ね。海水注入時期がどうだったのか。当時の報道によるとアメリカはイライラしていたとか。このあたりの決断状況についてですよ。帝国陸軍とそっくりかもね。優柔不断。そして、隠蔽ね。特定機密法の問題点は公開についての規定がわからない。隠蔽に使われるのではとね。帝国陸軍得意の証拠隠滅の伝統を引き継いでますからね。
 「昭和天皇実録」が宮内庁から公表されましたね。天皇陛下に本来は大日本国帝国憲法でも決定権はなかったと司馬遼太郎氏が「雑談 昭和への道」で述べられていました。御前会議は報告会議みたいなものだったのでしょうね。この実録から浮かび上がってくるのに軍部の優柔不断ね。勇ましいスローガンを叫ばせながら、実際は優柔不断。だから、ずるずると戦争にのめり込み、ポツダム宣言受諾でも決断出来なかった。そこで、昭和天皇が憲法違反になる裁可を下したと考えるしかないのです。ここまで、陛下を追い込んだ連中(第二次世界大戦当時の政府上層部および軍上層部)を拝む対象にできますか。

2014年9月7日
アメリカやカナダはどうしてエボラ治療薬を研究していたのか。どうして難病治療薬がアメリカにはあるのか。

 アフリカでエボラ出血熱が蔓延していますね。ただ、感染力は弱いようですが、発病したら50〜90%程度の致死率ですから怖い病気です。
 ある情報によると「エボラ出血熱ウイルスが生物兵器として使われたときの対策のひとつとして治療薬開発中」だというのです。でもね、エイズよりは感染力は協力らしいですがエイズに近い感染力みたいにもおもったのですが。
 インフルエンザ並の感染力を持っていたら生物兵器どころか人類破滅ですよね。でもね、感染したら致死率が高いので自然治癒なんて期待出来ないです。アフリカにも自国民が多数行っているからかな。今の感染数でも製薬会社単独での開発になるとできた薬は天文学的なお値段になるでしょうね。
 ところで、アメリカには少数難病の治療薬が結構あるようなのです。相当前の日経サイエンスに「国が開発費を出している」というのを記事で読んだ記憶があるのです。儲けにならないから製薬会社は手を出さないですが、損が出ないのなら新薬開発をするでしょうね。
 今の開発方法ですと、生物学的に発症や症状の体の状況を詳しく研究出来ますからね。基礎科学部分での研究が大切になっているから、エボラ出血熱研究でもこのウイルスの特徴から始まって細胞への侵入様式、細胞内での挙動とかの基礎研究をしているはずです。他の新薬開発にも役立つ基礎としてね。
 富士フイルムの子会社の薬もインフルエンザ用ですが、ウイルスの挙動とかでエボラにも使えるのではということですよね。昔の薬の開発とは全く次元が異なってきているのです。そのためには体の仕組みをより詳しく調べる、医薬品の効果の様式を詳しく調べるとかからより良い治療法が見つかるかもしれないということで研究しているのではと思います。
 アメリカの悪いところはウオール街に特に顕著にみられる「拝金主義」、ドゲチ(例、コダックの本業回帰)とかのようですが、学術研究での長期的視野は日本よりよいかも。日本の基礎研究は弊害も多かったですが、悪名高い「講座」のおかげで地道にできていたというところもあったと思います。

2014年8月31日
山林の保水力等について

 広島市で局地的豪雨による土砂災害が起こってしまいました。お見舞い申し上げます。
 で、気になったのが山林の状態です。「まさ土」(花崗岩が風化してできた土)の話が出てきましたが、山林についてはよくわからないのです。「まさ土」は日本に広く分布していますよね。
 土砂災害が起こるのにはいくつかの要因が重なる必要があると思うのです。土壌もそのひとつですが、その時の雨量、降り方、山林の様子、防災施設の状況等々です。
 雨ですが、温暖化してくると雨量の増加とその降り方の極端化が起こると思っています。この頃、50年に一度とかが多いと思いませんか。大気中の水蒸気量が増加しているためでは。
 観測技術の進歩、観測地点の増加とかもあるのですが、「風が強くなった」「降り方が激しいときが多い」「突風が多い」とかは大気がエネルギーと水蒸気を持ってしまったためではと思います。
 ところで「お山」ですが、ニュース映像では密生している感じも受けているのです。植林されてのち、間伐したりの手入れをしていたのかな。植林地であれば、大抵は「杉」ですかな。これは保水力が弱い方だったですよね。
 ニュース映像ですと「下草ぼうぼう」みたいな感じもしたのです。これも保水力に悪影響だったですかな。少なくともシイの類の原生林より木の密度が圧倒的に高いと感じたのです。里山でもないでしょうね、あの下草では。
 本来の里山は単に道があって人が行き来出来る程度ではなくいろいろな用途で集落の生活を支える山林ですよね。松茸が採れなくなったのも人手が山に入らなくなったためです。
 山に林があるというだけでは安心出来ないほどの雨が降るような時代になったということだけは確かだと思います。

2014年8月24日
責任をうやむやにしてしまおうとする日本かな

 いろいろな出来事での責任をうやむやにしてしまおうとする傾向が強いのはどこでもあるとは思うのですが、日本ではその傾向が強いと感じています。
 担当の個人的に責任をとらせることのできる部分は「トカゲのしっぽ切り」で本当の部分には責任をとらせないという感じが強いですが、個人の責任という部分ではなく「組織としての責任」についてね。この「組織」というのは「国」という場合もあるわけですよね。
 公害事件ですと、例えば水俣病。当初、有機水銀説の否定。その後、有機水銀が原因とわかると、何じゃかんじゃの難癖で国の逃げまくり。原因企業の責任問題はどうなったのかな。原因企業の業績はその後、賠償があるというので「つぶれない」という感じでしたが、患者救済の責任は国共々の逃げまくりかな。患者が亡くなるのを待っている感じがします。
 原爆もね。被爆者が亡くなるのを待っているという感じね。
 アスベストは裏切り(国とかにとって)企業が現れたため、救済問題が表面化してしまったという感じね。裏切り企業が現れなかったら「闇の中」で時間の経過とともにうやむや。
 福島の原発もこのうやむやの危険性が潜んでいると思います。原発を甘く見ていた経営陣の問題かな。緊急炉心停止すれば万全とでも思っていたのでしょうね。電源車がどうのこうのというようなことについて理解なしだったのでは。あのとき、海水注入の遅れのありなしね。この点の疑問が全く解けていないのです。「海水注入=廃炉」と素人でも思いました。
 個人的にはこの「日本のうやむや体質」に助けられたり、足を引っ張られたりした経験がありましたが、どちらが多いのかな、わからない。
 ただ、言えることは長期的に大局的に考えると日本にとっては損失の方が巨額になると考えます。

2014年8月17日
また、暑い夏がやってきました。

 「暑い夏」というのに暑い夏以外の意味は本来なかったのですが、1945年頃からかな。
 あの「ポツダム宣言」受諾についての悪あがきを認めようとしない面々が未だに多いですね。ドイツは狂信的なナチス支配、日本は優秀な軍事官僚が実権を握っていたと考えられるのです。
 優秀な軍事官僚はなぜか、未来を考えてみるということが不得意だったようです。そして、現状把握能力にも欠けていたと思えるのです。そして、未だに恥の上塗り的発言を繰り返す人々もいます。
 あの年の7月でしたか、ポツダム宣言が示されましたね。当初、「黙殺」だったかな。英米はそれを「拒否」と受け取ったとか。そりゃ、爆撃とかは続行になりますよね。国内での駆け引きね。そこには国民については考慮された節がないようなのです。
 司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」でしたか、栃木県あたりの戦車師団で本土決戦で湘南あたりにアメリカ軍が上陸したら、避難民が北関東に押し寄せたら戦車では道路を走れないとかとか質問したら、上官は「ひき殺せ」だったと。各地の玉砕とかをみると、「一億玉砕」もやりかねない優秀な軍事官僚でした。
 天皇陛下が実質的に大日本帝国憲法違反の直接裁可で受諾に持ち込んだはずですよ。天皇陛下を追い込んだのは当時の軍上層部などの指導層ですよ。そのあたりに対する反省の声が全く上がってこない日本。そりゃ、BC級戦犯が続出した理由も上層部の無為無策ですよ。
 集団的自衛権についての憲法解釈変更の前にするべきはずの先の大戦での一億玉砕等、日本つぶしを平気で唱えていた当時の状況についての検証ですよ。国体護持と一億玉砕は並立しないですよね。それを両方同時に唱えていた当時についての検証だよ。天皇制存続の危機へ平気で突き進んでいた当時の検証だよ。

過去の清算ができない日本の状況の象徴みたいな早稲田大学

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長がお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。
 ところで、表題の方です。早稲田大学での博士論文審査経緯について報告が公表されましたが、過去の事例研究ができない日本の象徴みたいな結果になりましたね。
 疑わしい事象ぞろぞろでも「間違って提出した」という申し立てを信用して不問にね。この書き方ですと、現時点ではわかってもらえるのですが、しばらくしたら意味不明になると思います。
 まあ、せめて「間違えて提出したというのでしたら再提出」があったのでしょうか。あの検討結果発表にはでていなかった気がします。期限を切って再提出を求めるべきでしょうね。普通、自分の学位論文のファイルは削除しない、あるいは自身の別の記憶媒体に保存しているというのが常識と思います。また、削除してしまっていても思いだし執筆もできるのではとね。理研に就職の時、どの論文を提出したのでしょうね。大抵は「原本またが別刷りまたはコピー提出」が必要だと思うのです。
 これはおいといて、結局、当時の博士論文審査担当者の名誉のみに拘った結果とも考えられるのです。第二次世界大戦で天皇陛下に死を覚悟させた面々の所行について不問みたいにしている方々と同類ね。福島原発事故についても同様ね。
 犯罪者として処罰するしないとかではなく、過去の事例を鏡としてより未来を開くためにそれなりの決断が必要なのに。当時の教授の責任問題としてではなく、早稲田大学の博士の位置づけが問われていた問題だと思いますが、これで早稲田大学の博士号の評価は落ちたと日本経済新聞で池上彰氏が述べていました。

2014年8月3日
周りを敵対国で固めようとする国々

 最近、近隣諸国とガチャガチャしている国がありますね。大抵は「大国」あるいは「元大国」あるいは「新興大国」ですかな。ドイツの爪の垢でも飲ませたいです。
 具体的にいうと、まずはロシア。解説によると近隣国を属国で固めておきたいとね。それで、ソビエト連邦崩壊の時にバルト3国が大挙してEUに流れたという歴史を鏡としていないという日本みたいなことで今度はウクライナですかな。ほぼ確実にEU加盟へと追いやっている感じです。そして、NATO(軍事条約機構)にも加盟させそうです。東ヨーロッパと違って仲がまだよかったはずですけどね。
 この付近ですと中国ね。過去の中国王朝の最大版図まで領域を広げようとしている感じもあるのですが、さすがにロシア相手にはいまのところ黙っていますね。過去に支配したことがあるとかいうのでしたら、その過去を何年前とするのかな。150年ほど前でしたら、清朝ね。その前が漢民族の明朝、その前がたしか、蒙古族の元でしたかな。この過去何年前かというのは日本とイギリス程度以外は支配されたことだらけだからいわない方がよいとは思うのですが。
 インドとパキスタンは武力衝突もしていましたが、両国とも他とはボチボチですよね。イスラエルは別格。
 世界を見れば、国境紛争は、あるいは過去の戦争での恨み辛みがあるところだらけで、大抵は小国の方が恨みを持ちます。だから、ドイツの人気が出るのかな。EU人気ね。そして、NATO人気。イスタンブールの海峡が封鎖されたらロシア黒海艦隊は運河でバルト海にでも行くのかな。その時、ウクライナを通らずにいくために今、ガタガタしているのかな。
 トルコで日本の人気が高い理由の第一はトルコ軍艦が和歌山県沖で沈没したときの救助のことでですが、何番目かに「日露戦争での日本の勝利」もあるはずです。
 アメリカはメキシコとの関係では上手に丸め込んでますが、キューバではドジ踏んでいる感じですね。カナダとはボチボチ。中南米での「反米」とロシア隣接国の「EU加盟」では質が違います。プーチンはそこがわかっていない?

2014年7月27日
絶対安全幻想

 川内原発の安全審査が終わりましたね。ところで、「安全」に拘っていますが、「危険性」をどう考えるのでしょうか。
 まず、起こりえないが起こってしまうと原発なんて関係ない大惨事の巨大隕石ね。対策を立てようがないですし、絶対ないともいえない。STAP細胞がないと言えない理由みたいなものです。
 この前、ロシアに落下した隕石ぐらいの大きさも可能性であるのですが、どこに命中するのかな。桜島が噴火もしていますが、地震程度ではすまない規模の地殻変動を伴うようなことが起こったらどうしましょうね。そこら中、原発なしでも関係ないかな。とかとかを心配していたら、原発がなくても地球には住めないですよね。
 どの程度までの危険確率を許容するかの問題だと思うのですが相変わらず「絶対安全」ね。温暖化による危険性ね。どのくらいが原発で遅らせるのか未知数ですが、原発を使えば、ちょっとだけは遅らせれるかも。温暖化による気候変動で世界的大凶作になる危険性もあるのですが、こちらは温暖化ガス排出はそこら中ですから、より厄介かな。
 福島の事故も「絶対安全」と思い込んでいたから、あるいは決めつけていたから起こったのではと考えています。「絶対安全」としてしまったら、追加対策とかできないですからね。それと「ドゲチ」で廃炉もったいないもあったのではと思っています。賠償のドゲチにでていると思います。
 どこで、何をしていても絶対安全はないのです。ベネッセも「絶対漏洩出来ない対策」ができたと思っていたのでしょうね。

2014年7月20日
集団的自衛権について

 集団的自衛権について国会での審議もおこなわれましたね。一応、関係法を作ってからの対応になるようです。
 第2次世界大戦への道筋では既成事実の積み上げや後追いや尻ぬぐいが見られまくっている感じだし、決定事項に縛られすぎて自滅している感じですね。
 それと、一度決めたことを変更出来ないという惨めな姿もね。今回もこのようになっていくのかな。自滅への道を歩みながら、張本人たちは「お国のため」と思い込んでいるあほくささが見え隠れするのです。
 まずは、昭和天皇に死を覚悟させた面々がどうして、終戦を決断出来なかったのかとか、なぜアメリカの挑発にかくも簡単に乗ってしまったのかとか、いろいろな歴史の総括がされていないままなですよね。
 ドイツみたいなアジアの盟主にはなれないでしょうね。アジアから追い出されかねない日本かな。今は中国は国内事情で、韓国もかな、もたついていますが、日本も自滅の道に進むかもという感じの集団的自衛権行使容認の閣議決定でしたね。結論が先にありきね。
 ドイツみたいに「歴史を鏡」にできる国になってほしいですね。英米みたいな情報公開型国家にもね。どうも、原発は非公表が多いのでは。

2014年7月13日
ヨーロッパの覇者「ドイツ」

 ドイツのヨーロッパ内での地位と日本のアジアでの地位を考えて見ると、ドイツはナポレオンもヒトラーもできなかったヨーロッパの覇者みたいな地位に昇りつつあると思います。日本はアジア諸国の発展により徐々に地位を下げてきている感じなのです。
 ウクライナ情勢とかを見るとかつての強国の拙い政策の結果として、ドイツ中心のEUになびいていますよね。なんじゃかんじゃといってもユーロ圏諸国は離脱の様子がないですね。ドイツの強さに寄りかかろうとしているように見えます。
 日本は、韓国・中国との軋轢ね。どちらも国内での政権維持に日本が阿呆をしてくれるので寄りかかっていたら大変なことになりつつあるようですね。
 この大きな違いは第二次世界大戦の戦後処理の問題につきます。戦乱のどさくさでうやむやにしようとした日本と徹底的に向き合ったドイツ。その結果、ドイツは戦闘部隊の国外派遣も実行しましたね。それに対して、近隣諸国から猛反発とかはなかったですかな。
 天皇制を潰しかけるところまで戦争継続をして、敗戦の決断ができなかったのが当時の官僚上がりの内閣、ドイツはヒトラーね。ヒトラーは優秀な官僚ではないですよ。
 「過去を鏡として」を徹底したドイツはヨーロッパの中心に、過去から逃げている日本はアセアン・南アジアなど近隣諸国がもっと発展したらドイツみたいな地域の中心とは見てもらえなくなるでしょうね。極東の一島国ぐらいになってしまうかも。

2014年7月6日
「集団的自衛権」とかを議論する前にする必要があったはずのこと

 「集団的自衛権行使」での閣議決定がされて、これに必要な法整備を次の国会でするということですね。
 日本が 全くしていないことをする必要が自衛権云々の前に必要だったと考えています。「歴史の直視」ね。天皇制を潰そうとしてしまっていたかもという戦争への道ね。
 日本国憲法を「押しつけられた」という人々がいますが、「昭和天皇に死を覚悟させた戦争」にのめり込んでいったのは誰なのか。とかですね。アメリカの陽動に軽く載せられた面々の思考パターンやBC級戦犯を大量生産した軍隊での教育体制のありまたとか。
 ドイツは「ナチス」ですよね。戦後、「煽動」にのせられないようにどうしたらよいかとかについても教育しています。日本の戦争突入当時の軍部上層部はエリートだよ。ナチス支配下のドイツでは「ヒトラーの死」で漸く戦争を止めましたが、日本はエリートが集団指導体制で天皇に死を覚悟させるは、天皇陛下の勅旨で終戦を迎えることができたのですが、この政治行為は大日本帝国憲法では憲法違反だと。
 天皇陛下をこのような状況にまで追い込んでしまったことへの反省と取り組みが全くないのが今の日本です。集団であると、何も決定出来ないということですかな。原発事故もかな。織田信長みたいなのは日本では排除されます。独裁は独裁で問題もあるのですが、「日本的優柔不断」も非常に問題だと考えます。
 満州国建国を画策した帝国軍人は関東大震災時・・したとか。甘粕事件もその中のひとつかな? 失敗ではなく犯罪行為を処罰はしているようだがうやむやにした当時の軍上層部の思考パターンとかの解析が絶対必要です。これらを含めて「歴史の直視」から逃げている日本は同タイプの思考パターンで自滅しますよ。天皇制を永続させるためにも「歴史の直視」を。

2014年6月29日
「女性蔑視のヤジ」で思うこと

 東京都議会一般質問で、晩婚化などについて質問した塩村文夏(あやか)都議(35)に女性蔑視のヤジが相次いだ問題ですが、その対応ででてきた性差別意識ね。自由民主党の都議会幹部は酷い難聴みたいですね。または、「熟睡」というか「爆眠」状態のどちらかね。周りの議員が同調しているから出てこない。鈴木議員のは「声紋鑑定」ね。暴かれる前にですが、当初のしらばっくれ。
 もっとも、前々都知事の発言にそれほど反応しなかった報道機関だからと高をくくっていたかな。前々都知事の発言に対しては、「男は数名おれば精子は足りる」し、生殖科学が進歩すれば「女性だけでよい」状態になるよ。男はわかってないだろうね。あの発言にはもっと反応があってしかるべきだよ。
 こんなのだから、慰安婦問題を他国も設置していたとかにすり替えようとしているある政党の代表。あの当時、るんるんで慰安婦になんて女性はいないよ。どのように集めたのか。日本の海外売春婦の「からゆきさん」は大抵だまされてだよ。それに、「証拠がない」というのは「やっていない証拠ではない」のです。証拠隠滅の帝国陸軍ね。
 これの延長線上にあるヤジではと思います。女性の人権を認めようとしない意識ね。で、私はできるだけ注意はしていますがどうも「大和男子」の意識がまだ少しは残っているみたいです。
 人権意識が高くなっていたら、でないヤジであり、周りからの注意ですぐに謝罪にいったであろうし、2次的ヤジもなかったと思います。よほど、都議会自由民主党幹部は「爆眠」していたのでしょうね。これも議員失格だよ

2014年6月22日
石原環境大臣の発言から

 石原大臣の発言「最後は金目でしょ」というのは国と東京電力の本音でしょう。金以外に被害者を納得させるような条件を示すことはできないでしょうからね。原発事故は地震が起こったことで引き起こされたのですが、東京電力と国との傲りで地震対策をまじめに取り組まず、地震後では対策マニュアルが使えなかった、それと原子炉ひとつ1000億円以上かな、「もったいない」が「事故が起こった後の費用」より大きく頭にあったのでしょうね。で、遅れたというのが本音では。
 奇しくも今回石原大臣から国としての本音が出たわけですね。「お金でつるしかない」という本音、その割には「ドゲチ」てきな金額かな。
 大体から、地震後から金に糸目をつけない気で対応に当たっていたら、事故といわれるようなことにはなっていなかったのでは。「海水投入」というのは「廃炉」を意味するとすぐに感じました。「廃炉を避けたい」が頭の中を占拠したのでしょうね。後の対応でも、汚染水の問題ね。どうも「安上がり」だけみたい。今頃、「凍土壁」ね。「汚染水」は少なければ少ないほど安上がりなはずですが、計算出来ないのかな。
 まあ、今回の発言から見えるのは東京電力と国のケチな感覚かな。

2014年6月15日
またも医薬品投与での事件

 先日、統合失調症薬で、諸外国に比べて日本だけ異様に死者が多い事例がありましたね。今回は東京女子医科大学病院での事例が報道されいました。「プロポフォール」の添付文書(ネット上にありました)を読んでみますと、「小児での安全性は確立されていない」とはっきり記述されていました。「使用しない」というのもはっきり読み取れました。普通は「使わない」でしょうね。63人に使って、「即死」とかがなかってもどのような薬害が出るのかわからないのにね。どうも、日本の医師の副作用に対する鈍感さというのはすごいですね。この頃の製薬会社発の医薬品の副作用事例の減少は海外でも販売していることによるのかも。海外での販売のための治験のおかげかな。
 先日、武田薬品工業の糖尿薬についてアメリカで2例判決が出ましたね。一つ目は武田敗訴の6000億円賠償で、武田側は控訴ね。同じ医薬品でもう一例は原告敗訴ね。武田にしたら4勝1敗かな。でも、この裁判沙汰の副作用例はたしかフランスで10万人ほどで数名膀胱がんが発症したのではという報告かららしいね。日本では別の会社の医薬品で数名お亡くなりになってから、注意情報だったかな。
 医薬品使用に対する心構えの違いという気がします。医薬品は、すべての患者に副作用が出ないというものはないですね。すべて、何ならかの症状があって許容できる範囲内かどうかだと思うのです。多くがぼちぼちの程度なので気がつかないだけかな。そして、主作用の方が大きいので有効とね。でも、ごくわずかで副作用の方が大きいというのは避けることはできないのでは。医薬品は人間にとっては異物です。有用物として昔から食べている食物でアレルギーを起こして、最悪なくならっる方もいるのです。異物の医薬品はもっと注意されて当然だと考えられます。
 医師は処方して投薬したら副作用等について注意義務を負っているはずです。この注意義務がないのなら、処方薬はすべて一般市販薬としてほしいですね。よく、薬害被害者の方がネット販売の危険性とかいわれていますが、今はネット販売より処方薬の方が危険な状態になっているのが今の日本の状態だと考えます。

2014年6月8日
栃木県での小学生殺害事件の犯人逮捕

 漸く犯人が逮捕されましたね。捜査過程の報道の様子では足利事件のようなことにはならないようですね。もし、冤罪ですと、真犯人が一番喜び、冤罪被害者が被害が大きいのでは。被害者も家族も浮かばれないしね。このような事件で犯人逮捕のニュースを聞く度に思うことなのです。
 必ず真犯人を逮捕するために時効を廃止したり、延ばしたりしたわけですね。まだ、容疑者ですが、報道の様子では「足利事件の二の舞はしたくない」という感じを受けました。
 発生から年数が経っている事件が解決に向かっているという報道が多いというのも犯罪抑止にはなるのではとも思います。ただ、警察にはこの事件など多くの事件の証拠集め等は永久に続けるという気持ちを持ってほしいです。他の事件でも「一件落着はない」という気持ちですね。証拠の再吟味、再々吟味、再々再々吟味というようなことね。これは警察だけではなく、いろいろな立場でもおこなってほしいことかな。第二次世界大戦の吟味とかね。
 ところで、STAP細胞の証拠ね、これは事件というのでしたら「出てこない」かな。200回みたというのでしたら、作ってもらえばよいわけです。研究年数からみると大して時間がなくても作成出来るのでは。出現させれば、「ノーベル賞」ものですね。秘伝の術を持っているのなら、こっそりでも作ってもらいましょうや。説明では遺伝子解析にも耐えることができると思います。

2014年6月1日
「風が吹けば桶屋が儲かる」という形式の発想もできなくなったのかな。

 この「風が吹けば桶屋が儲かる」という関連が正しいかどうかというより、因果関係を珠々つなぎに考えて見ようということです。因果関係が単純な場合のみでしょうか。世の中はそうでないことの方が多いですね。こんな感じで考えたことが正しいかどうかは、また、別問題ね。検証するには多くの経験というか知識などが必要ですね。
 医薬品の副作用でも、まずは羅列的に症状をピックアップしてから精査でしょうね。「ない」という思い込みですと見落とし、精査せずにすると関係ないのに決めつけね。でもね、まずは関連を疑ってみるというのは必要かも。
 関連がないのに結びつけているのに宝くじの売り場による当選状況ね。ジャンボですと、毎回かな、大都市で「特設売り場」などが出現しますかな、今も。そこではユニットすべてが売れていたとか。そりゃ、当選くじが出ますよ。出て当たり前なのにね。小さな売り場で連続すれば「ひょっとして」ですが。
 まあ、いろいろ多面的に物事を考えてみるというのができないようですね。農業の衰退の原因は「後継者不足」ですよ。どうして、年収が50〜100万ぐらいとかの農家ばかりにしたのかな。兼業の勤め先がなくなってしまったら、後継者なんていなくなりますよ。人口が減少すれば、仕事が減るからさらに兼業先がなくなる。悪循環ね。このような「風が吹けば桶屋が儲かる」式の発想もできないのが全農であり、農業委員会であり、農林水産省かな。若者が挑戦出来るような仕組みを作るのが全農であり、農業委員会であり、農林水産省の仕事でしょうが。爺の財産保全だけのノー政は農村でも必要ないはずだよ。
 そうそう、農地が財産としての価値を持つのは、その土地で農業がおこなわれているからだよ。転用でも多くの人がその付近に住んでいる必要がありますよ。住宅も住む人がいると価値が出ます。そうでなければ、無価値の土地家屋になりますよ。人口減少はその無価値化を推し進めますよ。

2014年5月25日
「5月31日(土)」は「世界禁煙デー」

 今月末の31日は「世界禁煙デー」ですね。私が肺がんになり、回復後食事とかで店に入ると禁煙可の多かったことね。それが、最近は不用心に入店しても多くが禁煙になってきました。喫煙による健康被害も広く知られるようになったこともあると思いますが、「食事が不味くなる」というのも広まったのではとね。
 健康被害については、いろいろありますので調べてね。で、一端喫煙をはじめてしまうと禁煙のしにくい理由は「薬物中毒」ね。ニコチンという薬物に対する中毒です。毒物はその致死量からみて少ない量であれば基本的死なない。より少量ですと副次的作用による症状が出てくるのですかな。
 喫煙ですと、ニコチンという薬物ね。タールは害のみみたいなので、おいといてニコチンね。神経細胞に対する作用で中毒症状が出ますよ。で、依存症になっていくのです。覚醒剤や麻薬と同類ね。ただ、量と作用の問題だけね。喫煙で神経細胞にニコチンを与えると「ニコチン切れの時に禁断症状が出る」というのが常識ね。この禁断症状を鎮めるには喫煙が手軽なので、ついついとね。
 ニコチンの作用には血管収縮というのもね。そのほかにもいろいろとね。普通、生存にはよくないことばかりね。ところが、禁断症状が出たときの喫煙は「禁断症状を鎮める」みたいに感じるので「ストレス解消」と誤認する訳ね。ですから、喫煙をしたことのない者には起こらないストレスを喫煙で作り出しているのです。ストレスレベルが高いほど、低下したときの落差による快感でさらに止められなくなるのが喫煙。この低下したときでも非喫煙者よりも高いストレスレベルにあるのです。
 一見その時に楽そうなことが後々周りも含めて首を絞めていく行為の一つでしょうね。福島の原発事故もかな。今までの農業政策などもかな。農地という財産はそこで農業を営むものがいて財産価値を持ちますが、後継者がいなければ荷物だよ。若者が就農する気になる農業にしましょうよ。そうでないと地方が崩壊します。

2014年5月18日
STAP論文騒動から

 科学論文というか学術論文は「他者による再現」で世に認められると考えるのです。再現がおこなわれないのは「仮説」のままなのです。まあ、研究テーマによったら「現物を見せる」というのもね。「種」などはこのタイプになるのではと思います。論文を読むことで「これなら出来そう」とか「ありそう」と思え、再現とかが出来ると思えることである程度評価もされるかも。
 写真とかは「おまけ」的な要素もあるかもしれないですが、分野によっては必須かな。たくさんある写真をすべて原寸で論文に載せられないときは取捨選択と切り接ぎかな。これらで他者による再現に手助けになるのなら切り接ぎも作法に則ればよいと思いますがた、ただ、出所を明らかにね。他の論文からの流用なら「流用」とね。「盗用」なら「盗用」とね。
 200回も出来ているのなら「再現実験したい」とかなかったのかな。もう独立してヒトのSTAP細胞製造で一山当てたらと思うのですが。そうなれば切り接ぎも流用疑惑の消えてしまうと思います。

2014年5月11日
国益、国益と叫び続けて

 ところで、「国益」ね。国民の大多数に利益があることか。よくわからないです。あの戦争も「国益を守るため」だったかな。で、当時どのようにするのが酔いよいのかの検討がされた雰囲気はなさそう。某将校(関東大震災の時デマを流した)が中国東北部でもゴソゴソしていたのを上層部が放置追認だったかな。で、「満州は日本の生命線」とかと言い出して後は闇雲ね。勝算なし(少し冷静に考えたらね)の戦争に突入。海軍はなにか「半年は戦える」とか。半年より長く戦えましたが。国を潰して国益?
 農業政策は長らく現状維持(基本は財産維持ね、産業としてではないですよ。)に終始してきたので目立つのを潰してきましたが、あるときから少し方向転換があったみたいですが、その間に自給率40%以下とかであの大戦中より悪くしてしまっています。財産が維持出来ればというので年収50〜100万円程度あればよい農家だらけにね。誰が後を継ぎますか。その上、兼業先の減少で、人口流出で農業崩壊かな。「国益」とは国全体として農業力の維持向上ですが、「財産保持」に終始しているから、みみっちい補助金とかを当て込んで元気な農家が借りていた農地を取り替えされてジリ貧にしても気がつかない官僚や全農かな。
 ほじくれば、あのときの軍部上層部もかな、「自己保身」のみで「発展」を考えていないところが規制業界に多いですね。これらの「自己保身」のみのところを守るのは国益ではないと考えます。発展させらなあかん。携帯電話業界はソフトバンクの参入で競争業界になった感じで発展しましたね。こんな感じの競争のできる社会にね。医療法人でより良い医療を目指しているところがたくさんありますが、不届き者も。社会福祉法人でね。その他でも不届き者がいますので、株式会社立の病院や保育所などがあってもよいのでは。不届き者には公表や罰則を。思い込みが強すぎますよ、もっと柔軟に、ただし、不届き者にはきつくね。

2014年5月4日
子どもの体に異変あり

 2014年4月23日放送のNHKクローズアップ現代は「子どもの体に異変あり 〜広がる“ロコモティブシンドローム”予備軍〜」のタイトルで放送されました。詳しくはNHKでね。
 番組によると、このようになっているのは、運動時間が足らないか過剰かというのです。過剰の場合は特定の動作が多くて問題が生じているというのです。ですから、普通は「遊び」でいろいろなタイプの動作をしているのですが、遊び時間の減少や特定種目だけの早期教育かな子供の時に骨や筋肉をまともに発育させることがあとあとよいというのです。
 そして、この動作時間の減少や特定動作のしすぎというのはなにか、リハビリでの問題点にも通じるところがあるように感じました。リハビリの場合はそれまでの運動歴がモロに関係してきますよね。子供はこれからの体作りのためという違いがありますが。子供の場合の過剰は「指導者や親の無知」ね。リハビリの場合は大抵「・・の思い込み」かな。
 子供の時に適切な全身の動作が出来るようになっていないと高齢になってから、早い時期から「ロコモティブシンドローム」に陥る可能性が高いのでは。万が一、障害を受けたときのリハビリにも大きな問題が出てくると思います。勉強でも運動でも「幅広く」と「適度な量と質」がすべての年代で使えるようにする必要があると考えます。政府よ、しっかりしろ。

2014年4月27日
医師の医薬品に対する認識の甘さ

 4月14日の毎日新聞配信でYahooで見つけたニュースで「<統合失調症治療薬>使用後に21人死亡…販売開始5カ月で」というのがありました。その配信ニュースの最後に「この薬は2012年末時点で60以上の国と地域で使用されているが、今回ほど短期間に多数の死亡例が報告されたことはないという。」のがあったことです。
 厚生労働省が4月17日に「厚生労働省は17日、統合失調症治療薬「ゼプリオン」の使用後に死亡した患者が昨年11月の販売開始から5カ月で21人に上ると発表した。」というものです。
 この治療薬は使用条件が厳格というほどではなく、普通の医薬品の注意を医師が守っていれば相当数防ぐことのできた薬害かなと思います。そう思う理由が「この薬は2012年末時点で60の・・・」という配信ニュースの最後の一行です。
 どうして、他の国や地域ではこれほどの頻度での死亡例がないのかということなのです。このことを解明することが「薬害大国日本」の名を返上できる切っ掛けになると思うのです。なぜ、入院中で15種類もの投与されている患者がいたりとかいうのも、これの延長線上でしょうね。
 ある薬剤でも厚生労働省から注意喚起の出たとYahooで見つけた記事も3人ほど死んでいました。武田のアクトスでのはフランスで「?」で、このときは死者は出ていないみたいです。10万人で数名オーダーらしいです。これらのことより、副作用について医師がもっと注意力を研ぎ澄ましておく必要があると考えます。

2014年4月20日
疲労骨折と指導者の無勉強

 4月16日のNHKクローズアップ現代で女性の無月経と疲労骨折についての放送がありました。女性アスリートで目立つ疲労骨折についてです。ある女子高校生はバレーボールでしたか、高くジャンプするには体重を減らせと指導者に言われたとか。
 バレーボール部活動をしている生徒に、それも全日本級にぶよぶよがいるわけないでしょ。重いだけで勝てると思っている相撲力士じゃあるまいしね。脂肪は同世代では極限まで少なくなっている可能性が高いですよ。
 それに「体重減らせ」とは、はっきり「あほかお前は、人体について少しは勉強しなさい」。そう不勉強を通り越して、無知蒙昧ね。もう、筋肉と骨しか残っていないよ。そこから、減らすと骨が犠牲になるのはわかりきっていますよ。
 消耗性運動ではよく疲労骨折するのは有名なはずだよ。
 勉強セイ。
 それと「減量」で目的を達成しようとするのは「零戦」からの伝統なのかな。太平洋戦争後期になって、高出力のグラマンとかの登場で零戦は主役から転落ですね。装甲とかが弱すぎて、13mmの機関砲1発でも簡単に空中分解して墜落したとか。グラマンは20mm機関砲が命中しても落ちなかったとか。運動能力は「出力」と「質量」で、普通に全国大会レベルを目指して部活している者に減量の余裕はないと思うのですが、判っていないのでしょうね。だから、海外に多いですがドーピングに走る選手が出るのですよ。
 ジャンプ力アップですと、それなりの理論に裏打ちされた体に優しいよい方法で指導しなさいよ。大学での勉学の目的は「自学自習」ができるようになることも大きいですよ。ですから、アメリカでは医師も再学習の厳しいこと、厳しいこと。日本は甘すぎます。体育指導者の人体についての理解の低いのが多いのと同様に精神状態についての理解も低いのが多すぎます。もっと、勉強しなさいよ。だから、体罰事件も絶えないのですよ。
 少しは選手のことを思っていたら、1回目の疲労骨折でなにか考えると思うのですが、思考回路が全く修正されることなく、「いわれてきたとおりに強制する」というだけみたいですね。「データに裏打ち」とかいう以前の「データを取らない」だものね。診察した医師も「疲労骨折」というのなら、背景を探る試みをするべきかな。医師と指導者ですから「べき」でしょうね。高校野球での日程の緩和が漸くおこなわれていますが、まだまだ不十分でしょうね。
 大体から、高校ぐらいまでは全国大会をなくす方がオリンピックでのメダルが増えるかも。口先では「育成」とかいってますが、「育てる」を忘れて全国大会優勝とかに固執して児童生徒を潰していませんか。

2014年4月13日
STAP細胞騒動で思うこと(続編)

 事態がわかりにくいですね。記者会見をみていないのですが、情報を当事者が系統立って提供していないのが原因かな。ちぐはぐな内容ですがお許しを。
 生命現象で解明されたというのはどの程度あるのでしょうね。進化は突然変異説が有力ですかな。でも、大抵突然変異はやばい方へでしたか。ようわからんことが非常に多い分野ですね。自然科学系で解明された分野なんてないと思います。
 ですから、STAPの可能性が全くないとは思わないのですが、記者会見でもけったいなのは「200回できた」とかいうのなら、もう理研辞めて特許を取って「多能性細胞製作会社」を立ち上げたらと思うのです。若山教授以外の他の研究者が全くできないし、ES細胞は倫理的問題と作成に非常に手間が掛かるし、iPS細胞は作成に時間が掛かるし、癌化の可能性もあるので儲かると思いますけどね。
 ほぼ無限に増えるのは若山教授が確立していたらしいね。で、なぜ、その系統が理研から出てこないの? どうして若山教授は修正ではなく撤回なの? 無限に増えないのなら、幹細胞といえないのでは。「なぜ」ばかりが増幅していますね。
 多能性を獲得させたら、細胞が早死にするのでしたら残骸を調べてあとあとの参考にですが、早死にするのでは作成成功ではないから、応用研究のSTAP細胞供給に打ち込めばよいのにと思います。儲かると思いますし、今回の騒動もよい方向で収束すると思うのですけどね。
 アメリカで漸く既存の遺伝子を見つけた程度では特許にしないとかになったけど、このSTAP細胞作成は十分特許になると思います。iPS細胞は特許競争があったと聞いていますし、クローン技術も特許が確立していますね。実験をするときに特許料を支払っているというのです。
 もう、理研は論文取り下げといっているので特許を申請しても協力は全くないとは思いますが、200回も成功しているのなら特許が取れるのでは。とっとと理研を見切って辞めなさいよ。そして、独立しなさいよ。他の研究機関から理研より好条件のオファーの可能性が出てくるのではと思います。

2014年4月6日
STAP細胞騒動で思うこと

 この騒動は、どこか全く関係のない研究室で論文通りの方法で作り出せたら、終わりですかな。研究の世界では、他の研究室で再現されたら認められるという感じだと思います。
 なにせ、iPS細胞みたいに面倒な実験手段なしに万能性幹細胞ができるのだから、魅力的すぎますね。ですから、多くの研究室で追試がされていると思うのでもうしばらく様子見ですかな。
 自分のところだけでは認められないのがこの世界だと考えられてます。量子物理学では実験設備の関係で「多国籍多大学多数の研究者での共同研究」ですね。論文執筆の時の基本は、他の研究者がみて「追試」ができることを念頭に書くようにいわれた覚えがあります。「引用」は出典をしっかり記述するようにともね。無ければ「盗用」かな。これ、論文執筆の基本かな。
 実験データはあれば、見栄えが悪くてもそのままつかわな。疑問点を指摘されたら、オリジナルデータを開示せな。出してよ、オリジナルの画像を。研究室にストックが無かったのですか、STAP細胞?「培養できて写真撮影ができていて」ないの?
 疑問だらけです。
 ある時、ひょんなことでできたが、まだ再現性が無いのなら、その点も記載しとかな。iPS細胞は再現性と他研究室での追試で実証され、より確証があったので「ノーベル賞」ですね。

2014年3月30日
増税前の購入での損得

 駆け込み需要が出ているようですね。私のは通常398円の品が278円になっていて思わず増税後の分もいくつか購入しました。今は398円に戻っています。
 ところで、乗用車ですね、皆さん何年ぐらい乗られるのでしょうか。事故なし、故障もぼちぼちでしたら10年強程度というのが現状のようですね。3%でしたら、5ヶ月程度かな(均等減価償却)。徐々にですが乗用車も性能アップしてますね。定率減価償却を考えるともっと短いかも。新車と今乗っている車との経費の差を考えて見たら、ちょうど買い替え時の方などは駆け込みの効果はあると思うのですが・・・。300万円の車で定額ですと年30万円弱の減価かな。
 テレビでもよく放送されていたのですが、保管場所とか、賞味期限や消費量ね。煙草なんて今時喫煙している方は消費量が増えて逆効果ではとか思います。煙草以外の嗜好品ね。あれば消費が増えるというものはね。
 買い物をする手間をどう考えるのかとかね。以前にも投稿したことがあるかな。ガソリンが1リットルあたり2円安いからといって往復何キロまでの寄り道でもとが出るのかな。自動車は1キロメートル走ると経費がいくらか掛かりますからね。アウトレットとかへの遠出ですと、行くだけで相当経費が必要なのでね。もっとも、乗用車等は持っているだけでも経費が掛かりますから、カーシェアリングとが広がっているのですね。
 その昔、放送されていた「チラシ生活」ですと、移動手段がチャリですが時間の問題が出てくるかも。
 よくよく考えて常日頃生活して節約するというのが王道かも。人間、どこかで無駄やってますからね。

2014年3月23日
ロシアのジレンマ(表は出ないでしょうが)

 クリミア自治共和国でウクライナからの分離独立とロシアへの編入が決議されましたね。ロシアにとっては内心多くの問題が出てくると思っているのです。欧米の制裁とかではなく「多民族国家」としてのロシアとしての問題ね。
 それでなくても内戦の絶えないテロの絶えないロシアですよ。中国にとっても分離独立要求への対応に苦慮している現在ね。チェコスロバキアやユーゴスラビアでの分離独立は他の国の勢力を背景に起こったのではなく内部からね。もともとばらついていたところを特に巨大な勢力なしにくっついていたみたいだし。
 ところで、今回はロシアが後ろ盾として「民族自決」を押し進めた訳ね。ロシア民族だけのロシアという印象を国内の少数民族に与えてしまうとテロ、テロ、テロと頻発したり、独立要求が頻発する恐れもね。ロシアとのはこの程度の国なのですね。軍事基地だけの問題でしたら、キューバのアメリカ軍基地のように確保する道もあったかも。温暖化で北極海に不凍港ができそうだしね。敵対行動が酷くなれば、イスタンブールの海峡封鎖されたらどうするのでしょうね。
 中国は尖閣を直ちにという可能性は低いかも。理由は賄賂社会ね。その時の最後のガス抜き手段として利用したいでしょうからね。今の日本の首相の行動ですと、政権維持に都合がよいと思っているかも。ロシアへの編入を中国がどうみているのかも知りたいですね。多民族国家でもインドはこの手は起こらないかも。インドネシアは要注意かな。トルコも要注意かな。そこら中に要注意がありますよ。

2014年3月16日
固定観念の固まりみたいなプーチンさん、同類の固定観念首相のいる日本(日本のこと主体かな、内容がずれている感じも)

 ウクライナ情勢が緊迫していますね。ところで、ロシアの対応をみていると「帝政ロシア」の発想かなと思うのです。確かに国内情勢でいろいろあろうかと思うのですが、ウクライナを属国扱いにしてきた付けが出てきている感じです。クリミアはもともとロシア領だったいうけど、その前は?さらにその前は?と行けば???ね。国が崩壊しないと思い込んでいるのかな。チェコスロバキアの分裂が一つの固定観念に対する解答かな。もう一つが拡大EUにみられる取り組みかな。前者は民族自決ですかな。後者は他民族融和ね。チェコとスロバキアは両方に絡んでいるけったいな国かも。
 世界はこの2つの流れには逆らえないかも。ロシアは共に否定している感じね。民族自決を優先しすぎるとロシアや中国は崩壊かも。抑圧的に他民族に対しているとEUタイプの勢力が近づいてくると被抑圧民が目覚めて今回みたいな感じかな。色眼鏡で世界を見ていると、本当の色が判らなくなるのです。日本の首相もね。皆、何らかの色眼鏡を通して周りを見ています。
 その結果、真実から遠ざかることにならないでしょうか。表題は、もっともっと長くすることができます。色眼鏡が固定観念の意味合いね。これを薄めるのが多面的な価値観をもって眺め直すことをするしかないかも。そして、検討を繰り返すことかな。絶対的真実と言えるのは「今そこに存在している」ぐらいかも。
 「証拠がない」とかいっている首相、中国での毒ガス廃棄場所の資料がなくて困っていますね。要するに残していないのですよ。残していない担当部署の範疇での調査のみですと「証拠」は出てこないですよ。なかったという証明にはならないですよ。冤罪は困りますからね。この首相の主張ですと、探しもしないでということなので検察も冤罪をやりやすくなりますね。「なかったことにする」という固定観念先行かな。薬害エイズの時だったですかな、あのときは官僚が資料を残してくれていたから、まだ、解明されやすかったですが、どこかの帝国陸軍のように「証拠を残さないように」「証拠は隠滅」では判らなくなりますよ。
 帝国陸軍などの行状を考えると特定秘密法の問題点は秘密解除規定と解除後の公開と資料保持義務が不明確であるということにあると考えます。

2014年3月9日
政治家かは鈍感になるのかな

 最近のプーチンさん、どうしてウクライナの多くの民衆がEUを求めているのか気がつかないみたい。根底にあるのは「帝政ロシア」の発想のみの感じがします。だから、東ヨーロッパ諸国が離反し、バルト三国もEUに加盟していっていることの理由ですね。そして、ウクライナとね。
 あんなことをしていたら、EUがそこまできているので助けを求めたくなるようにしているのがロシアの行動だということを理解できなくなってきているようですね。
 アメリカも過去にたくさん失敗もしてきたので嫌われないようにはしている面もロシアより多い感じです。ロシアが属国と思っている国も離反は今後も続きそうですね。
 日本はどうして、村社会根性から脱却できないのか。村社会の悪い面だけを引き継いできているということにお気づきではない。
 NHK大河ドラマ「軍師 黒田官兵衛」をみていて思ったことに、織田信長と他の武将の違いね。御着の小寺家は大事なことで「評定」を開いていましたね。これ、衆議タイプでね。毛利は3人の衆議かな。信長の部下だった秀吉も5大老になっていくようですし、徳川もそうみたい。織田信長は部下を集めて、意見聴取はしますが、指示ね。功労もすごいですが、責任の取らせ方もかな。
 問題は「衆議」の方かな。責任が曖昧になっていっている感じがするのです。国会とかで議論とか審議はするものですが、それに従って行政をすればよいのに、またぞろ、身内と相談などとかで余計な衆議をして、そちらの方に拘束されて、国会というか、国民無視ね。
 太平洋戦争突入でも、会議をしている中だけで議論が回って決断できずに「規定方針」を変更とかできずに、ずるずる開戦ね。国民向けには勇ましく発表してましたが、どうかな。長年の吹き込まれた情報で国民が見えなくなっているみたい。
 原発のあのときもテレビ会議では決められなかったのでしょうね。だから、決定的証拠とかが出てこない。責任回避が優先されたのかもね。周辺(へたすりゃ、全世界になるに鈍感さで理解できない)住民への配慮なしかな。

2014年3月2日
怖い証拠隠滅の歴史

 どのようなことかというと皇紀2605年8月15日敗戦までの近現代におけるごまかしの歴史観のために隠されたことが多々あると思っています。あるいは故意に忘れ去ろうとしている事柄も多々あると思っています。
 ノモンハン事件は皇紀2599年ですね。結局真相は敗戦後ですかな。箝口令を敷き、うやむやで兵器の教訓もうやむやみたい。まだ、戦後真相がある程度出てくるのはましだったかも。
 中国での帝国陸軍の行為の中で、毒ガスの廃棄記録ね。残っていないということです。これ、証拠隠滅というよりなにも記録していなかったという方かも。残すべき記録を取っていないことは証拠隠滅と同等かな。敗戦のどさくさ時に多くの記録が焼却処理されたようですね。
 あの当時、被害を受けた側が記録できるわけもないし、加害側に記録する意思がないとなにも残らないですね。「証拠を出せ」というのは死人に証言せよというのとよく似ていますね。
 ドイツはほじくり出しているようですが、日本は覆い隠しているとしか思えないのです。この体質は未だに続いていますよ。ただ、最近の官僚はあの当時より記録を残してくれていたのですが、今の政権の体質に合致させようとするなら、「証拠隠滅」の機密であり、闇の中での廃棄という国民にとって国にとって最悪の行動に出るような気がします。
 なにせ、天皇制を潰しかけて、昭和天皇に迷惑を掛けた連中を拝みに行くようなのが首相ですからね。

2014年2月23日
国や地方自治体の長は適切な想像力を

 今回の積雪で埼玉県で悶着が起こっていますね。昨年の台風では伊豆大島でね。過去には阪神大震災の時に時の総理大臣が「大変なことが起こったらしい」だったかな。なにか、別世界の出来事みたいにいったらしいですね。すみません、調べるのが邪魔くさいので間違っているかも。庶民がこういうのは致し方ないかもと思うのですが、首相がね。阪神大震災の時は兵庫県知事が自宅の周りの様子だけで初動して、後で非難囂々だったかな。今回の埼玉県はこの時の兵庫県知事と同じ罠に陥ってしまったということでしょうね。
 せめて、行政管轄の全域に対する適切な想像力を養いましょうよ。最悪時を想定した想像力をね。目の前のことだけではなく、周りから吹き込まれる耳当たりのよいことだけではなく、身を切られるようなやばいことも落とさず考えて想像する力を養いましょうよ。首相でしたら、側近が優秀かどうか、その進言から適切に判断できるかですね。
 東電の原発の時は当時の東電役員のほぼ全員が「廃炉もったいない」だったのでは。そして、過去の原発事故のことからの類推力欠如があったのではと思います。災害の後の処理ミスとかで災害被害を増幅してしまっている感じも。大島は災害規模についての認識不足ね、行政の長や担当は勉強しとかな。あのとき、土石流は防げないとは思いますが被害は人的被害を最小にすることもできたかも。数年前からの異常気象ね、常識的な判断では大災害になるという考えが抜けているのでしょうね。
 地震では100年単位に拘泥して1000年単位の警告無視ね。10000年単位の地震もあるかもね。東北では1000年単位が起こった後ですから、10000年単位の地震が起こったときは諦めましょうかな。とりあえずは100年単位と直下型と他の地域からの巨大地震による津波対策でよいような感じもするのですが。揺れは直下型が一番きついかな。

2014年2月16日
温暖化、寒冷化どっち

 寒い日が続きますね。ネットのあるポータルサイトで「寒冷化」とかあったのでちょっとね。
 大陸氷河の増減と寒冷化や温暖化とが関係しているという話もありますね。地球が寒冷化していて、なぜ、大陸氷河減少するのか。全く理解に苦しみます。どうして、北極海航路ができそうだとかもね。
 温暖化説の方が正しいのではとね。なぜかというともう一つ、この寒冷による雪が春には溶けてなくなってしまって、また、猛暑でしょうね。ビックデータ的にみる必要があると思います。
 過去の太陽黒点の減少期と氷河の拡大期が一致しているともいわれますね。今は黒点の減少期とすると大陸氷河が増加するはずですね。減少している現実を直視して温暖化対策に邁進する必要があると思います。
 そうそう、某市の市長選挙、?ね。東京都の区の区長、区長公選制との意味合いとか、行政での重複というけど首長や議会が選んだのでしょ、それをね。大阪経済の発展を阻害しているのは他の地方でも同様の意味、東京一極集中ですよ。行政の制度の問題ではないですよ。重複行政もお役人の性質によるもので制度ではないですよ。
 神奈川県が人口増とかでも発展しているのは江戸の隣ということですかな。アメリカやドイツの様子の方が地方の発展には役に立つと思いますけどね。

2014年2月9日
なにかファッショの足音が

 大阪市の橋下市長が辞職しましたね。都構想実現のために検討している会議で大阪市の区割り案の一本化を維新の会以外の反対で否決されたためのようです。それで、市長選挙にでて「都構想の是非」を焦点にしたいみたいです。
 再選されたら、委員会の構成から反対派を除くとも取れる発言をしています。大阪の発展を阻害しているのは二重行政ではなく、民間企業の本社機能の東京移転ですかな一つが集積の差ですから、行政構造ではないですね。東京が首都になったためであって地方行政は関係ないですよ。許認可権の問題はあるとは思いますけど、地方行政構造との関係は薄いと思います。
 ドイツやアメリカなどの地方分権的な国の仕組みはどうなのでしょうか。中央集権みたいなフランスやイギリスは。イギリスは4つの国の連合体ですからちょっと違いかな。
 いつの間にか都構想実現が最善という思いだけになっている感じがします。そのためには反対派は排除したいという方向になってきている感じがします。議会選挙で過半数を取れないということはまだそこまで都構想が浸透していない証拠の一つかな。
 あの慰安婦の発言などもうさんくささいっぱいと思います。当時の政権中枢とよく似た思いになってきているのではと思う行動と取りました。どう思われますか。その昔のポーランドでしたか、全員賛成でしか議決できないというのがあったようです。反対派を暗殺ね。だから、反対の場合は「反対」と叫んで一目散で議場から退出したとか、おれば殺されますからね。首相の責任野党の発言にも同様のうさんくささを感じました。
 歴史の勉強は出来事の起こった場所と年代を覚えるだけではないですよ。そのことが起こった背景、表に出ていない事項はないのかとか、他者の目から評価とか、事後への影響とかなどなどを考えて現代に役立てるためですよ。天皇陛下に死を覚悟させた面々を拝みに行く方の気が知れないです。

2014年2月2日
経験不足になるような風潮

 いつの頃からか「促成」というのかな、「すぐに役立つ」ということが強く強く求められるようになってきているような気がします。この裏返し的に「役に立たないもの(そのときにね)」を排除しようとする方向ですね。
 即戦力になるような人材を求めているところがやたらと増えましたね。そのようなところは自身のところでは養成しないということかな。そうすると「マニュアル人間」の養成かな。自身で考えて行動できるようにするには「マニュアル人間」を養成するより手間暇が掛かると思うのです。
 学習では「過去問や類似問題演習」などでしたことのある問題には強いですが、ちょっとひねるとお陀仏というのが多いみたいですね。大学入試センター試験の数学は別解も考えないとだめみたいだし、生物は読解力が大きかったですね。あるところの高校入試で過去問をちょとひねったのが出題されたようですが、全滅みたいだったとか。マニュアル化人間の養成の成果かな。
 だから、株式などでのアルゴリズム取引ね。考えて投資ではなく、パターン化投資ね。多くの皆さん、一斉に同方向かな。だから、早い者勝ちね。経験則なんてないですよ。ただ、中央銀行などは経験も大切にしているみたいですね。何も経験を大切にしない政治家さん。「河野談話にいちゃもんをつけようとする」みたいなド助平の維新の会かな。女性はみな助平とでも思い込んでいるのかな。
 日本を、天皇制をつぶされたらどうなるのかな。この両方をしようとした先の大戦、一億玉砕と本土決戦ね。玉砕を各地で実績を積んだ大戦。天皇陛下の御英断で避けることができた一億玉砕と本土決戦、忘れないようにしてほしいです。

2014年1月26日
地球は無限なのか

 表題はちょっと大きくね。でもね、今の経済活動をみていて感ずることは「経済規模は無限に拡大する」とでも思っているその手の輩が非常に多いような気がします。ですから、経済指標が少しでも頭打ちのがでたりすると「株売り」ね。少し良ければ「株買い」なのですね。もう少し長期的に考えるとすべての指標はいずれ頭打ちだよ。
 人口はどのまで増えても大丈夫なのか。とかね。化石燃料を使い続けると温暖化とともに「酸素」は大丈夫なの。それと可採埋蔵量との関係ね。この中では「温暖化」が最初かも。大気が有限ということからかな。
 日本国内の小売りでも販売額の伸びしろがなくなってきていますね。数量では顕著に表れています。自動車の国内販売台数どうなの。今は人口増加中の国でよく売れていますが、いつまで続くのかな。農業生産はどこまで増やせるのかな。野菜工場もできてきていますが、穀物生産ではどうかな。
 既存の方法による活動はすべてどこかで天井に達すると思います。そして、新規の方法でしばらくは凌げても結構早くに天井に達するような情勢になってきているのが今の地球かも。
 そして、にっちもさっちも行かなくなる前に「縮む」というのも考えて見る必要があるのではと思います。拡大だけですと、新規の方法やで対策ではどうにもならない事態がね。


2014年1月19日
東京都知事選挙の候補者で思うこと

 東京都知事選挙で投票権を持っているわけではないので外野から思うことです。
 猪瀬前知事のようなアマチュアを選ばないようにね。今のところの候補者をみてみると宇都宮氏を共産党・社民党などが推薦するのは当然かな。桝添氏を自由民主党東京都連が推薦するのもまあありかな。
 ようわからんのが、投げ出しの細川氏と丸投げの小泉氏の組み合わせね。私の印象では投げだしとして残っており、竹中氏に丸投げしていた感じね。そりゃあ、公約が発表できないのも判らないでもないです。原発ですが、日本が脱原発すると、今の再生可能エネルギーの利用状況などからみて、温暖化を少し早めることになると思います。他国の取り組み如何ではもっともっと早くなるかも。
 あの原発事故で判ることは設計や建設はしっかりしていたが、防災対策や実際の有事の時の対応がなっていなかったということか。どうも、日本の悪い部分が出た感じです。
 オリンピックは誘致してしまったから成功させるしかないですよね。バラ色だけですと、ギリシャ・イタリアなどの二の舞にね。都民無視の秘密主義になると、太平洋戦争突入時と同じような感じかな。
 私に投票権があったとしたら、投票に行かないかもの顔ぶれです。すみません。東京で立候補する気もないです。

2014年1月13日
安倍首相の外国訪問で思うこと

 昨日まで旅行にでていました。投稿遅れましてすみません。
 ところで、安倍首相、盛んに海外を訪問していますね。できれば、国会開催中にもでやすくなればとも思います。その代わり、休会中にも本会議は休会でも、委員会は審議があってもと思うのでが。外交は国外の諸国とおこなうわけですね。互いに国内事情を考慮しながらの首脳訪問だと思います。
 主要国の首脳は以前から国外によく出ていた感じも。日本は国内事情優先でしたよね。国内を優先せざる終えないときもあるとは思うのですが、国会がちょっと硬直的すぎるのかなと思うことも。で、外交交渉をまともにした頻度はどの程度あるのでしょうか。特定秘密でばれると困る一番の理由が「外交交渉での無能ぶり」だったりしてね。
 TPPでの農産物については「国内事情」で農業政策を、それも、国内での他産業との競争も考えない農業政策で交渉以前の上体みたいですね。あの対戦に突入していったときと大して変わらないのではという気がします。まあ、このような状況を少なくするためにも遊山物見を少し含むような海外出張を議員さんにはしてもらうのもと思うのですが、今の不勉強上体では海外に出るなかな。
 まずは自腹で海外国内を経験を高めるような旅行をね。首相や首脳や上級官僚などの海外旅行は次元が別ね。遊山物見はだめね。最初から成果を、すぐにでる成果がなくてもよいですから、将来を見通してね。安倍首相のなんかの外国訪問は相手国も成果を求めているから何もないということはないかな。

2014年1月5日
「自己解剖の勇気」を

 新年明けましておめでとうございます。昨年中お読みいただきありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。
 年頭に当たり、昨年末には首相の靖国神社参拝もあったので「自己解剖の勇気」というのとで今年の始めとします。2週続けて同じような感じかな。
 「自己解剖の勇気」というのは故司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」にあったものです。人体解剖で内蔵とか調べるのが好きという方はそれほどいないと思います。多くの方は「いや」でしょうね。このいやなことを自国の過去についておこなうことなのです。「辛いこと」「目を覆いたくなること」などをさらけ出して意識の上にのせることです。日本はこの「自己解剖の勇気」がないということです。
 「太平洋戦争敗戦への道」は日露戦争のときにすでにでてきていました。例えば「旅順要塞攻略」です。実際の要塞を見ずに過去の「城攻め」で突撃ばかりさせた乃木伊地知コンビ。そして203高地でも「突撃」ね。結局は重火器を多くしてからの突撃的な攻撃で203高地を攻略できたのですが、その前は・・の山ね。検証をしていたら二人とも出世しないはずが・・。このもたもたの間に最新鋭戦艦2隻、機雷で沈没。日本海海戦で苦しいことにね。
 ここでの突撃を美化したため、以後「突撃の日本」ね。どれだけ将兵が死んだことか。日本海海戦の時の軍用艦は最新鋭ね。ロシアはいろいろ超ポンコツもあったみたい。負けたら恥さらしの海戦かな。この恥さらしに近づけた旅順攻撃ね。
 ノモンハン事件ですが、死傷率70%以上という結果を箝口令で蓋をしてうやむやに。兵器の改良をしていないです。口先だけの威勢のよいスローガンだらけに。今の北朝鮮みたいかな。スローガンだらけの政権のしていることを比べてみると今の北朝鮮の方が兵器の近代化としている感じがします。
 「本土決戦」「一億玉砕」の意味がわからなかった当時の上層部。「国体護持」とか本土があって、日本人が生活できてこそ「国体」を護持できると思うのですが、「一億玉砕」ですと、日本人全滅ね。硫黄島やその他で将兵に玉砕を強いてきているから本気だったのでしょうね。全員死んで何が残るのかな。首相は天皇に死を覚悟させた人物をよく拝みに行けるものだよ。死を覚悟させた人物たちを除く戦没者慰霊施設に行くべきだよ。過去に目を閉ざしているのだね。
 「過去に目を閉ざす者は未来も創れない」という意味があるので歴史は大切なのです。辛い過去を消し去ることはできないのです。ただ、よりよい未来を創るために辛いことも真剣に検証する必要があるのです。