8月分です。

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2007年8月31日
妊婦搬送先探し、難航状態。そのうち、他の診療科でもかな。

8月31日に朝日新聞のサイトで見つけました。記事の見出しは『妊婦搬送先探し、都市も難航 「県境越えは日常」』です。
これは、産婦人科医が減少しているためですね。他にも、減少が懸念されている診療科がありますね。ところが、眼科や皮膚科などでしたか、研修希望者が多いとか。
当面の対策としては、産婦人科、特に妊娠・出産関係の報酬を引き上げることですね。患者負担は増やさずに健康保険などでね。それと、反比例で医師の研修希望の多い診療科の報酬を下げるのとセットであることが必要でしょう。
引き上げの方には、小児科も含まれるべきでしょう。また、医療事故の補償も産婦人科や小児科は国が第一義的責任を持ってほしいですね。少子化対策の要の診療科ですからね。
あるところで聞いたのですが、「眼科」「皮膚科」などを希望する医学生のなかには、「全身を勉強しなくてよい」とかいうことを理由にしている者が含まれるとか。「勉強が楽」ということで選んでいるわけですね。
「記憶」が勉強と思っている者には「眼科」「皮膚科」などは楽そうに見えるのでしょうね。
勉強に対する意識が低下しているのでしょうね。眼科専門医でも?と思うのがいました。
医学部の入試制度をアメリカみたいにしてほしいですね。高校からは、直接医学科に入学できないようにね。

2007年8月30日
脱「ゆとり」の方向に、中央教育審議会。学力向上するの?

8月30日のニュースによる、「30日の中教審教育課程部会小学校部会で文部科学省が示した見直し素案は、基礎的な知識や技能の確実な定着や、観察・実験の時間を確保する必要があると指摘。国語、社会、算数、理科、体育の5教科について、現行の指導要領では6年間で計3481時間ある授業時間数を、350時間程度増やすことが必要としている。」というのです。
でもね、好奇心を押しつぶすような風潮が蔓延っていませんか。教師のなかに「順番」でしか評価できない人が結構いますね。「勉強」=「覚えることだけ」というように勘違いしている人も多いですね。理解すれば、「記憶」してますよ。ただ、人間は「忘れる動物」ですが、「理解」したほうが忘れにくいですけどね。
フィンランドの教育では、授業時数はそう多くないということです。日本から見たら「長い夏休み」とかね。で、OECDの調査で優秀な成績を修めている。そして、「総合的な学習」的だそうです。
「総合的な学習」は指導する側がしっかりしていないと難しいですね。高校では、大学レベルのことを調べる生徒が出てきたり、教科科目から外れたことを調べる生徒がいたりしますからね。教科書に沿って教える方が教師にとって楽ですし、保護者の多くは即「入試」対策を望んでいるようですしね。興味関心や理解のない学習は、学習効率が悪いことに気がついていないみたい。
例えば、数学や物理では「公式」がよく登場します。一番よいのが、「法則などを理解した上で公式を導き出せること」なのです。公式を忘れても導き出せばいいのです。
「公式まる暗記」型は、活用方法を忘れるということになりやすいですね。公式の暗記と反復練習は、それなりに成績が向上はしますが、「応用」が効かないし、「面白くない」。公式を忘れたら、お終い。
学力向上には、「学習」とはなにかとかを根本的に考えてみる必要があると思います。
数学で入試過去問を当てられた生徒が、自分で考えるのではなく、初めから「入試問題集」でその問題を探して回答(本から写すので)を調べようとするようでは授業時間数を増やしても同じでしょうね。

2007年8月29日
タクシーの禁煙広がる「岐阜県もタクシー全面禁煙へ 11月から」

8月29日に朝日新聞のサイトで見受けました。「 」内が見出しです。岐阜県タクシー協会が29日に、加盟する64社と個人タクシーの全車両約2826台を11月から全面禁煙にするということです。
車内での喫煙があると換気をしても臭いがこもるし、換気不十分の場合は「有害物質」が漂っていることになりますからね。
まあ、喫煙希望者には「車外」でしてもらうということですから、本物ですね。後戻りしないでほしいですね。
喫煙のガン以外の害についての認識がない人が多い。喫煙を続けるのは「ニコチン中毒」であるということを過小評価しているのでしょうね。
学校でも「敷地内禁煙」になると生徒の喫煙が減るのですね。それと同じで「禁煙」の部分が増加していくことが青少年の喫煙を防ぐ効果があると思います。また、今、喫煙してる人の禁煙への動機付けにもなりますね。

2007年8月28日
安部改造内閣発足で思うこと

8月27日に内閣改造が行われましたね。「人心一新」とかなんとかいってますが、年配の方も多いですね。見慣れた顔ぶれも結構いますね。
で、思うことは、留任がどのくらいあったとかな。「人心一新」より、大臣をころころ変えるな。変えるから、官僚になめられるのですよ。
「改革を断行する」するとかいってますが、官僚にすれば、「しばらくしたら大臣交代」と思っているのでしょう。大臣を変えずに続投させる必要が特にあったのが、防衛省でしょう。これで、引っ込むのなら、人事に大臣が口を出したのかです。
まあ、前回は「説明責任」を全うできない大臣がいたり、「口は災いの元」を実践された大臣もいましたから、総替えが適当だったのかもしれませんね。
でもね、首相の任期中は原則として「同一大臣」で押し通してほしいですね。

2007年8月26日
地球温暖化について

8月26日も暑いですね。日経サイエンス10月号で「地球温暖化」についての特集がありました。
今は、過去数千年以上前からの気象変動の様子が南極の氷の中の空気とか、木の年輪とかから結構詳細に分かってきました。さらに、数万年前からの変動の様子もです。
それらから考えると、今起きている気温の上昇は「人類の活動」によると考えるほかはないようです。
ハリケーンですが、昨年はその前年に比べて穏やかでしたね。ども、それ以前からの状況を考えると「昨年は穏やか」な年に当たったそうです。基本的にはハリケーンの程度は強くなってきている。たまたま、昨年はそうでもなかっただけだと。
日本では、台風ですね。例年以上によく発達しているが増えてきたみたいですね。
それと、日本での雨の降り方ですが、「豪雨」がやたらと多いし、多治見市や熊谷市の40.9℃は、北風によるフェーン現象だとか。太平洋高気圧の中心が日本海側まで北上しているということですよ。太平洋高気圧は、サハラ砂漠をつくっている高気圧と仲間の中緯度高圧帯の高気圧です。
今、北朝鮮は洪水被害に見舞われていますね。この前線が南下してくると秋雨前線ですよね。また、豪雨が心配ですね。
「地球温暖化は始まっている」と考えるのが妥当でしょうね。どの地域でどのような被害が出るかは起こってみないと分からない。分かるところもありますけどね。変調が限度を超えると後戻りできない。

2007年8月25日
消えた年金、企業未納は税で穴埋め 従業員救済を優先

8月25日に朝日新聞のサイトで見つけた記事の見出しです。
厚生年金は企業が従業員から保険料を集めて、企業負担分とあわせて社会保険庁に納める仕組みですね。それで、社会保険庁が加入者に納付状況を知らせてないのをよいことに、保険料だけを従業員から徴収して社会保険庁に払っていない例が結構あるようなのです。というより「あった」のです。転勤時の手続きミスはまだ企業の方は払う意志があるわけですが、「未払い分」の方は「払う意志なし」ですね。
企業によっては、「従業員に厚生年金からの脱退」を宣言して、実際に脱退したり、厚生年金にもともと「未加入」で天引きもしていない企業もありますね。「未払い」と違ってこちらの方は従業員は「厚生年金未加入」を知っているため、国民年金に加入した人もいるということです。
でもね、「未払い」は言語道断ですね。未加入の方も許せませんね。どちらも、年金が受給できなかったり、受給できても本来の額より少なくなってしまうからです。
それもこれも、政府がでたらめな処理を黙認してきたことが原因ですね。税金での穴埋めも仕方がないかもね。でも、税金の出所は、どこかが経費節減で出してくださいね。
防衛省の事務次官騒動といい、年金問題といい、談合体質といい、官僚などが国民の方を向いていないことで起こってきていると考えます。
公務員(官僚)体質を国民の方に向けるためには、さらなる改革が必要ですね。事務次官は「大臣(国会)が指名する」とするとかね。

2007年8月23日
「ポスト京都」枠組み作り、日本とインドが参加確認・首脳会談

8月23日に日本経済新聞のサイトで見つけた記事の見出しです。
インドは発展途上で二酸化炭素の排出量が増えていますね。インドのシン首相は、このままアメリカみたいな無策であれば、経済に悪影響があり、環境にも良くないということがおわかりなのですね。
温暖化対策の一つが化石燃料の効率利用ですね。例えば、自動車ですと同じ燃料量でより長距離を走行できるようにすることですね。すると、輸送経費の削減にも繋がるということがおわかりなのです。
温暖化対策は経済力を強める効果もあるということにね。だから、ブッシュ大統領のおかげでアメリカの自動車企業がアップアップしているのですよ。
日本国内でも、廃棄物ゼロを達成した企業もありますね。経費と効果を比較すると「効果」の方が大きいとか。ようするに費用を上回る経費節減とか回収物価値があったということです。
環境対策というのは、経費がかかるだけという間違った考え方をなくしたいですね。
特に地球温暖化みたいなことは、後戻りができません。悪い方向に進んでしまった場合、最悪、人類滅亡です。お忘れなく。

2007年8月22日
大学の国際化。「学術交流強化へ 日印学長会議」

8月22日の朝のNHKニュースで「学術交流強化へ 日印学長会議」というのがありました。日本からの参加大学は東京大学、京都大学など国公立大学と私立大学のあわせて12校の学長などが参加したというのです。インド側はIITなどの有力大学みたいです。
IIT(インド工科大学)はインドで最難関といわれていて倍率は60倍ぐらいだそうです。そこでは、アメリカが毎週、アメリカ留学についての説明会を開いているとか。まあ、アメリカの有力大学は世界中から学生や大学院生、研究者をあつめています。そうすると、アメリカ国内からの学生にもよい刺激になり、また、優秀な人材を輩出しているとして評価も高まるわけですね。
インドから日本への留学生は500人ぐらい、日本からは50人くらいだそうです。他の国からも含めた日本への留学生の質ですが、ピンキリ、そして差が激しい。でも、各国からの優秀なのはアメリカに向かっている。ヨーロッパに向かっている。例えば、もし、アメリカにいるインド人技術者が一斉にインドに帰国したら、アメリカは困るでしょうね。そのぐらい沢山働いているようです。
どうして、こうなったのでしょうか。大学の内部の問題もあるでしょうが、卒業後の就職などで「排外主義」も問題では。
日経ビジネスの2007.8.20日号の「製造業の縮図 ゼネコン  現場力を取り戻せ」でも、いろいろな場面での技術系の質の低下が特集として取り上げられていました。俗にいう文系学部出身者はこの状況をよく理解できていないみたいですね。
このような状況を改善するには、「大学の国際化」、有力大学は留学生を学部段階から受け入れられるようにしたらと思います。まあ、国内からの進学者数が減ってもいいではないですか。本来の学力のつく勉強をしていないのが悪いのですから。
どうも、アメリカの大学は留学生で質を維持向上させているのでは。そして、奨学金などの資金の出どこは寄付金による入学者だったりするかも。限ブッシュ大統領にもその噂はつきまとってますね。ケネディーもね。

2007年8月21日
航空機事故発生

8月20日に沖縄の那覇空港で中華航空(台湾のほう)のB−737型機が着陸後、燃料漏れを起こし、爆発炎上しましたね。
乗客乗員は、非常脱出装置をつかって、全員無事でした。はじめ、ニュースを見たとき、「165名全員無事」を間違って見てしまいます。なにせ、航空機事故は「全員死亡」が普通ですからね。この点に関しては、今回非常に運が良かったと思います。
飛行中には異常がなかったようですね。地上にいた他社の整備士からの連絡で機長等は事態がわかったというようです。
これが、飛行中に起こっていたら、「全員・・」でしたでしょうね。そして、墜落した場合は、どこにということで被害者がさらに増加知る可能性もあるのですね。今回は空港の敷地内で止まってからみたいなので、脱出もしやすかったようですね。90秒以内でできたみたいです。
事故原因の究明が待たれますね。
でも、航空機は空気より重たいですね。それが、空を飛んでいるのだから、なんらかの原因で落ちるときもありますね。離着陸の時に事故が起こりやすいともいわれています。
日本の場合、海上に造れたり、海側から離着陸できるときは、そうする方が良いのでは。朝の通勤電車に胴体着陸するようかことが、起こる前にね。

2007年8月20日
自由民主党の中川幹事長、政治とカネに関して「説明できなければ入閣辞退を」と発言

8月20日に朝日新聞のサイトで見つけました。昨日に続きですかな。
『自民党の中川秀直幹事長は19日のテレビ朝日の番組で、「政治とカネ」の問題に関連して「自己点検しないと(閣僚に)なるのは不幸。クリアできなければ、自ら辞めてもらわないといけない」と述べ、閣僚に就任した場合に説明責任を果たせないのなら内閣改造の時点で入閣を辞退すべきだとの考えを示した。』というのです。
まあ、当たり前のことでしょうね。政治家が政治活動について説明できないというのでは責任が果たせませんからね。
内閣総理大臣が政治資金報告書をすべて見れるわけないですからね。自由民主党の党本部活動費は自由民主党総裁が仕切っているわけですから、責任があると思うのですが、個々の政治家の活動費までは面倒見れないでしょう。もし、見る必要があるような政治家なら政治家を辞めてほしいですね。
なあなあでしてきたことが表面化して、一人は自殺、もう一人はドタバタして辞任、共に個人の方の問題ですね。
だから、中川幹事長のこの発言になるのではと思います。後の方の大臣、お粗末でしたね。でも、次の衆議院選挙では「再選」される可能性が高い気がします。

2007年8月19日
自由民主党の中川秀直幹事長が「防衛相は続投を」

8月19日のテレビ朝日の番組で、自由民主党の中川秀直幹事長が『防衛事務次官人事をめぐる混乱に関連して「小池百合子防衛相を切れば、事務次官の抵抗に負けて閣僚を代えたことになり、おかしなことになる」と述べ、27日の内閣改造では小池氏を続投させるべきだとの認識を示した。』というのです。
適切な判断ですね。どうして、官邸が大臣側につかないのか。田中真紀子元外務大臣のときもそうですね。
今、郵政が民営化されようとしており、社会保険庁の解体も決まりましたね。国民のためになっていない場合は、解体もあるという方向に行きつつあるところだったのを、最悪逆転されるかもしれないわけですね。
昨日も書きましたが、満州事変から太平洋戦争にかけて、内閣が有効な手を打てなかったのは「陸軍大臣」、「海軍大臣」は現役武官とするとしていたからでしょ。ようするに軍部の官僚をそのまま、大臣をしていたからです。軍部が大臣を引き上げるとその内閣は「総辞職」になったそうです。内閣が潰れたのです。
大臣に各省庁の役職の任命権があるのだから、大臣の任命に官僚は従うべきでしょ。官僚のいうがままにしていたら、現役武官ということで大臣任命を官僚のいうがままにしていた当時に逆戻りしませんか。
行政の長は、内閣お売り大臣です。首相は、自由民主党の中川秀直幹事長の進言を聞くべきです。

2007年8月18日
防衛省事務次官人事での混乱収束、ふと思ったこと

8月18日のニュースで報道されていましたね。防衛省大臣のおす人物と限事務次官のおす人物とが違っていて、いろいろあったようですね。詳しいことは各報道機関のニュースでね。
それで、政府が「人事検討会議」を開き、「守屋武昌次官(62)を退任させ、後任に増田好平人事教育局長(56)を起用することを内定した。」ということです。この増田氏はどちらにも推薦されていなかった人物ということです。
その昔、陸軍省と海軍省の大臣は現役武官でしたね。だから、軍が大臣を出さなければ内閣ができなかったというのです。
ですから、当時の内閣は「軍のいいなり」だったとのですね。それと同様のことが起こらないようにするためには事務次官は文官ですが、やはり、大臣、もしくは内閣の指示の通りにしてほしいですね。これは、別に防衛省に限ったことではないです。
「国民のため」の政府にするためには、行政機構が「内向き(省益)」ではなく、「外向き」になってほしいからです。
であるから、小池大臣は留任させるべきです。内閣が決めたとしても「留任」しかないと考えます。
それでなくても、「省益第一」の事務次官が各地におりますからね。
社会保険庁の解体も、「郵政民営化」、「道路公団解体」などがあったからですよ。国民の方を向いていない組織は解体されるようになってくればと考えます。

2007年8月17日
東京都千代田区が全域で路上喫煙違反の「過料」徴収

8月17日に日本経済新聞のサイトで見つけました。
記事の見出しは『路上禁煙違反、全域で「過料」徴収・東京都千代田区』です。
全域に広めるのは2009年度からだということです。路上喫煙禁止はいまでも千代田区全域ですが、「過料」を徴収しているのは「秋葉原、有楽町、麹町、東京駅周辺など指定地域」だけなのですね。それを全域に広めようということです。
是非、広げてほしいですね。一度、失った肺は戻ってきませんからね。受動喫煙だけ(1本も吸ったことがない)の場合、完全に「被害者」ですからね。喫煙している方、他の人が近くにいる場合、加害者になりうるわけです。肺を返して貰えるなら返してほしいです。喫煙者の方、できますか。
がん等で亡くなった場合、生き返らせてくれますか。喫煙者自身は自分で自殺行為をしているのですから、覚悟の上でしょうね。あとでじたばたしないでくださいね。
受動喫煙を防ぐために、是非、全域で路上喫煙違反の「過料」徴収を実現させてください。全ての自治体が千代田区に続くことを。あるいは2009年度以前に全域路上喫煙禁止と過料徴収を始めてください。

2007年8月16日
暑いですね。熊谷、多治見で40.9度、日本最高気温記録を更新。

8月16のニュースによると、気象庁は「16日午後2時20分、岐阜県多治見市で気温40.9度を観測した。同42分には、埼玉県熊谷市でも同じ40.9度を観測した。」と発表したというのです。
「国内観測史上の最高気温記録は、1933年7月25日に山形市で観測された40.8度で、これを70年以上ぶりに塗り替えた。」ともね。
温暖化の影響か?北からの風のところが結構多いですね。高気圧に覆われていて北風というのは、中心が太平洋ではなく日本海側とかにということでしょう。夏の高気圧がですね。例年より北に移動している?としか考えられないですね。
本来は太平洋に中心があるから、小笠原高気圧ともいわれていたものでしょうね。この中緯度高圧帯のところに砂漠ができているのです。だから、暑い。海の上だから「湿度が高い」、それが温顔化で北側に移動したのかな。やはり、温暖化と考えたほうがいいのかな。
熱中症と見られる症状で亡くなられる方がでていますね。高齢の方が「自宅の室内」で。高齢になると汗腺の働きが弱くなってきますので、十分な水分補給とクーラーなどが必要ですね。一人住まいですと、「勿体ない」という意識が働きやすいようです。それが、熱中症に繋がっているともニュースでいっていました。
それと、町田市で部活動中の中学生が熱中症と見られる症状で倒れ、病院で亡くなりましたね。練習の合間には「水分補給」を毎回していたそうです。
体温調節能力が十分に発達していなかった可能性も考えられます。 この8月は例年より厳しい暑さですね。それで、限界を超えてしまった。
体温調節の暑さ対策は「汗」ですね。汗は汗腺からでます。汗腺は400万カ所あるともいわれていますが。でも、汗腺が必要なとき働くかどうかは「訓練」次第だというのです。
乳児期でしたか、その時に「汗のかきはじめ」をして、毎年、練習を繰り返す必要があるとか。そして、クーラーなどに頼りすぎると働いていた汗腺が働かなくなったりするようです。
以前の運動部は、水分補給をさせないという間違った指導をしていましたが、生徒の方の調節能力のおかげでことがほとんど起こらなかったみたいですが、現在の生徒は汗腺の働きが以前の生徒より弱くなっているのでしょう。ですから、水分補給をさせていても簡単に熱中症になる危険性があるということですね。

2007年8月15日
62回目の終戦記念日

8月15日は終戦記念日。まあ、どうして「敗戦記念日」とか「ポツダム宣言受諾の日」とかいわないのでしょうか。このあたりにも「目を反らす」という感じが出ていますね。
日本経済新聞の「私の履歴書」で軍隊体験があると、次のようなことがでてきます。
軍隊内の異常なしごきとかですね。それと、「おまえ等は一銭5厘でかわりはいくらでも・・・」とかいうようなものです。
この「おまえ等は一銭5厘でかわりはいくらでも・・・」という兵隊に対する見方ですね、これが日本軍の人権無視の原点ではと思ったりします。
一銭5厘というのは召集令状の郵送料ですね。人間の命をこの程度と見ていたという証ですね。
それで、国土を空襲で破壊されていっても「国民の死」を何とも思っていないから、昭和天皇の決断が出されるまで戦争を続けることになったのでしょう。本土決戦を叫ぶ一部の軍人による策動のため、玉音放送もすんなりとはできなかったとか。
官僚としての参謀本部がどのような精神状態で開戦し、天皇制を危うく潰す直前まで戦争を続け、天皇陛下の決断で漸く戦争を終結するまでに至ったか検証を十分にする必要がありますね。
閣僚の靖国参拝は、それが終わってからにしてほしいですね。ドイツのヒトラーみたいな人物はいないのに、集団としては、ドイツ以上の異様な状況を示していたと思います。

2007年8月14日
大学の入試問題について「私大の1割、入試問題を外注」

8月14日の日本経済新聞に『私大の1割、入試問題を外注・文科省「中立性に疑問」』という見出しの記事がでました。
文部科学省の調査で「私立大学の12%が入試問題の作成を外部に委託している」ことが分かったといのです。「外部に委託」で中立性に疑問とかいっているのですが、外部に委託する大学は大抵・・・・の状態では。
それより、大学に入学するにふさわしい学力を見ているのですかね。大学入試センター試験の使い方、ほとんどの大学で間違っている。資格試験にすべし。例えば60%あたりかな。そして、全科目必修にね。
それと、大学卒業要件を厳しく。そうすると、多くの大学がつぶれるかな。
論述式(1000字以上とか)主体にして。採点できない大学が多いかな。
どこかの国にあったのでが、数百問を予め公表しておくというものです。論述式だそうです。だから、過去問、大いに利用しましょう。
科目によっては、実質過去問だらけがすでにありますからね。そうしないと、くだらないことの設問がある問題が出てくることになります。それが、悪循環を起こしていると思います。

2007年8月13日
日本における宗教と政治の関係についての一考察

2005年8月13日に書き込んだ分をもう一度です。
卑弥呼の時代とかその後の仏教伝来による仏教国家というのは世界の多くの国で見られた宗教が上位的な面がありますね。仏教では、道鏡とか、あるいは比叡山(後白河上皇の嘆き歌)など。
その状況からいち早く離れることができたのが、ヨーロッパではイギリス、アジアでは日本かな。イギリスではヘンリー8世によるイギリス国教会の設立。私の解釈では王権が上位となる。
日本では織田信長による「比叡山焼き討ち」と「石山本願寺との戦い」かな。この2つによって宗教側から政治への干渉が実質的になくなったと思っています。
そして、政治による宗教の利用が始まるわけですね。
江戸時代の寺請け制度、明治維新政府の国家神道の利用、「天子様」の全国巡幸もこの一環ではと思います。そして、靖国神社と続くことになります。
織田信長以降、日本で政府の絡む宗教行為はそのときの為政者の都合が色濃く出ていると思います。
帝国陸軍では「軍神」がよく出没しました。陸軍の都合で作り出されたようです。
また、日露戦争の乃木軍の戦術の誤りから多数の将兵が死傷しました。その意味を誤魔化す必要があったかrかしれませんが「・・神社」などもできましたね。
挙げ句が、明治維新の元勲やその当時の国民が営々として築き上げた日本を粉々に潰してしまったのが先の戦争では。危うく、天皇制まで潰しかけたわけですね。

2007年8月12日
終戦記念日、全閣僚が参拝見送り

8月10日に日本経済新聞のサイトに出ていた記事の見出しです。
8月15日の敗戦記念日が近づくとこの話が毎年出てきますね。今年は参議院議員選挙で自由民主党が大敗したためもあるでしょうね。それと、安部首相の閣僚選択も影響しているかな。
安部首相自身は春と秋の例大祭の時に参拝する気満々のようですね。公明党からの閣僚である『塩崎恭久官房長官は10日の記者会見で「自分の信条に基づいて行く予定はない」と明言。』ですね。
日本はある意味不思議な国ですね。「八百万の神々」をずーと引きずってきたからね。
帝国陸軍はよく「軍神」を担ぎ上げてきていました。それと相通じるところがあるとも思います。「軍神」をつくるのは熱心でしたが、兵器の近代化や軍人の意識の近代化には非常に消極的というか意識がなかったという方が正しいかな。日露戦争の美化された一面だけを頼りにしていたようですね。
このあたりのことも含めて、先の戦争の総括をすることですね。「臭いものに蓋」ではなく、全てをほじくり返した総括をね。ドイツを見習ってね。
このことをしっかりすれば、参拝しても政治問題化しないかな。でも、「徹底した総括」なんて自由民主党にはできっこないでしょう。

2007年8月11日
最低賃金14円上げ決定、地方や中小企業に試練

8月10日に「最低賃金の引き上げを検討していた中央最低賃金審議会(厚労相の諮問機関)は10日、引き上げの目安を全国平均で時給14円とする結論をまとめた。」というニュースがありましたね。
非正規雇用労働者の割合が増加しており、最低賃金で1日8時間労働とかで計算すると「食べていけない賃金」とか「生活保護費より・・・」とかいわれていたのを解消しようと意味合いが大きいようです。
ところが、食料価格などは日本では海外より高い場合が多いですね。それでも、農業を衰退させた農政。総投資額が韓国より多いかもしれませんが、完全に負けてしまった港。空港も分散投資の結果、関西国際空港は「轟沈」寸前。一極集中で成田だけ首都圏の需要で航空便を集めていますね。シンガポールやオランダ・スキポール空港とは違う理由です。
製造業以外が非効率であったり、行政の怠慢とか判断ミス(ばらまきのみで重点投資を考えていない)とかで高コスト構造になっているようです。製品輸出できるというのは、品質と価格ですね。その価格に間接部門の高コスト構造(そこで働いている労働者の賃金は高くないのに。)になっているから、賃金を抑える必要があるのでしょうね。でも、生活実態がひどいので引き上げに踏み切ったというのが実態でしょう。
大企業は下請に対して納入価格の引き下げを要求してきた。そして、倒産する下請がでて、「初めて気がつく大切な下請」であったりするようです。
国際的な競争を口実に最低賃金を低く抑えるのではなく、構造改革で引き上げの原資をつくり、もっと高い賃金を、日本より食料が安い欧米並みの最低賃金を。

2007年8月10日
食糧自給率、13年ぶりに40%割る コメなど不作で

8月10日に朝日新聞のサイトで見つけた記事の見出しです。
『農林水産省が10日発表した06年度の食料自給率(カロリーベース)は、前年度より1ポイント低い39%で、13年ぶりの40%割れとなった。コメの消費量の減少に加え、天候不順で主要作物が不作になったことが影響した。同省は自給率を15年度に45%まで引き上げる目標を掲げるが、「今の実力では達成はなかなか望めない」(総合食料局)と、危機感を募らせている。』と記事にありました。
でも、45%より高い年はないようですね。大体は40%を少し上回る程度ですよ。これはカロリーベースなので食料輸入が止まれば、40%のカロリーしか摂取できないということになるのですね。まあ、食料輸入が止まるということが起こる場合、エネルギー輸入も止まるか大幅減少がおこることも考えられますね。日本の農業は「石油漬け」ですから、生産減るでしょうね。休耕田など耕作を放棄した農地はすぐには使えないですね。
イモの増産をしようにも「種イモ」が足らないとか。
イギリスで口蹄疫という病気でまたヨーロッパ大陸の方も騒然としましたね。伝染性もあるのですが、あのBSEから立ち直って牛肉を大陸に輸出していたのかも。イギリスは100%以上です。イタリアでも80%はあったはずです。
金額ベースの自給率は意味がないのでは。日本の国内価格は「高止まり」しているのでね。
もっと、農業の規模拡大と高品質化を同時におこなって競争力の強化をするしかないでしょう。これには、規制緩和を。
そうそう、温暖化対策ですが、対策をなにもしなくてもよいかもしれませんが、温暖化の方に進んでしまった場合、後戻りできないのが環境問題です。だから、二酸化炭素などの温暖化ガスの排出削減などの対策が必要になるのです。

2007年8月9日
被爆者の証言中心の原爆ドキュメンタリーを全米放映

8月6日夜(アメリカ時間)に「全米各地で6日夜、広島、長崎の被爆者の証言を中心に原爆投下を再現した長編ドキュメンタリー映画「ホワイトライト/ブラックレイン」(邦題「ヒロシマナガサキ」)がケーブルテレビで放映された。」ということです。
このことについては、いくつもの番組で紹介されていました。
制作は、『米国の大手ケーブルテレビ「HBO」が制作費を出し、日系3世の米国人、スティーブン・オカザキ監督が500人以上の被爆者を取材してつくった。』ということです。
この番組放送について、「HBO」は「この番組で視聴者が他のチャンネルに変えるかもしれないが、それでも放送する」とかです。
監督は日経3世ですがですが、制作費はアメリカの放送会社が出しているのですね。過去にもアメリカ政府制作の番組もあると思うのですが、視点を「被害者」に移しているわけです。
原爆投下については、多くのアメリカ人が「正当性」を強く信じているようですが、これらのアメリカ人がどのように受け止めてくれるのでしょうか。
前に書きましたが、イギリスが200年前までの奴隷制について「謝罪」をブレア前首相が談話ではなく「公式」にしていますね。それに続けばと思います。
さて、日本のアジア諸国に対してどうなのかな。

2007年8月8日
血迷うたのかな、民主党、郵政民営化見直し法案の共同提出検討

8月7日のニュースで報じられていたことです。社会民主党や国民新党はつねに民営化反対で活動していたから、公約というか信念に従った行動ですね。でもね、郵政事業が国営でないといけないという理由はどこにもないのです。
ヤマト運輸の宅配便事業では営業所の3割が赤字だそうです。でも、その地域を止めることはしないというのです。どうしてか、「全国どこでも送れる」から、大都市間の荷物も集まるというのです。この事業展開は運輸省(限国土交通省)の妨害に遭いながら、発展させていった。
郵便局や役所の対応が良くなってきたのは、民間業者の方が良いという認識が世間に広まってきたことと関係あるでしょう。
社会保険庁で、「裏労働協約」がものすごくあったそうです。それは、官僚も組合員も「国民のため」という視点が抜けていたからでしょうね。いまさら、郵政の民営化凍結するというのは官僚機構を逆戻しするみたいなものですよ。
行政を国民の方に向けるためにも民営化です。
事業分野において、民間がしても恒常的赤字の部分は公営かな。
今は「世界大競争時代」です。政府部門などの簡素化が求められています。国としてのコスト削減ですね。そして、工場の誘致で外国より良い条件を提供できる国になる必要があると思います。
初等中等教育ではフィンランド、とか海外にも目を向けましょうね。日本人の考える「効率」第一主義がいかに危ういかが解ると思います。大学の研究予算配分でも海外の方が良かったりしますよ。

2007年8月7日
衆参「憲法審査会」の立ち上げ先送り、民主が反対、

8月7日に朝日新聞のサイトで見つけた記事です。
先の通常国会で与党が強引な国会運営をして成立させたとして、民主党が、今国会で「憲法審査会」の規定の制定に応じないという方針を決めたというのです。
当然でしょうね。自由民主党は日本国憲法は「押しつけられた」とかいってますが、あの戦争に突入していった当時の状況についてできうる限り客観的「日本でもない、英米でもない観点から」検討したことがあるのでしょうか。
司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」のなかで、イギリスのジャーナリストが帰国するときに、「このままでは日本の軍部は戦争に走り、日本を潰すでしょう」というような意味のことをいったというのです。昭和の初期ですね。
その後、満州事変、日華事変、ノモンハン事件、太平洋戦争と続くわけですね。
「雑談 昭和への道」の第1回にあった「なにが魔法をかけたのか。」この点の検証、反省、対策ができた後の改憲論議ならまだしも、なにも検証もなしに「改憲」症としているのが自由民主党ですね。もう一度、日本を潰す気のようです。
衆参「憲法審査会」の立ち上げ先送り、当然ですね。

2007年8月6日
被爆から62年、広島「原爆の日」で平和宣言、核軍縮後退に危機感

8月6日は原爆が投下されてから62年になります。この一年間に広島で被爆した5221人が亡くなりました。これで、死没者は25万3008人になったというのです。でも、何人亡くなったかについては判らないでしょうね。この人数より何人多いのでしょうかね。
広島市長が平和宣言で「平和憲法をあるがままに順守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり『ノー』と言うべきです。」といってますね。当然でしょう。ブッシュ大統領の政策で何カ国かが「核開発」に邁進していますね。いうことを聞かないのなら「国を潰す」といわれれば、屈服するか、反発するかですね。
安部首相はどういう思いで聞いたのでしょうか。広島、長崎に原爆が投下されたわけですが、「なぜ、戦争を始めたのか。」「なぜ、国民あっての軍隊という意識のかけらもなくしてしまったのか。」そのあたりのことを、8月15日に敗戦記念日に話してほしいですね。
沖縄の自決強要と原爆被爆とは繋がっていると思います。国民を守るはずの軍隊が「軍隊のための軍隊、国とか国民のことを考えずに戦争をすることだけが目的と化した軍隊」であったから平気で戦争ができたのでしょう。
そして、昭和天皇の越権行為(大日本帝国憲法上ではできないこと)の玉音放送で漸くポツダム宣言を受諾した日本。天皇に死を覚悟させた軍部。
司馬遼太郎氏の所属していた戦車隊は首都決戦の時、栃木あたりから東京に出て行く必要があったそうです。その場合、東京からは避難民が押し寄せてくるはずであるから、どうすればよいかと上官に質問した兵士がいたそうです。上官は「ひき殺せ」と答えたというのです。
アメリカの原爆使用には、戦争を終わらせるというより・・・の意図があったのでは。

2007年8月5日
JR西日本、福知山線事故でATS設置遅れの背景などの説明なし。

8月4日に「JR宝塚線(福知山線)脱線事故の背景や要因をJR西日本が遺族や負傷者に初めて説明する会」が開催されたということです。
そこで、ATS設置の遅れの背景説明がなかったことに遺族は「なぜ」です。
記事の中に『山崎社長は、組織的な要因を自ら調べるよう遺族から求められると、「自分で調べると自分に有利な結果になるから、事故調査委が調査すべきだ」と反論した。』というのです。
これでは、日常的に遅れが出ていたとしてもその理由もわからなかったということを告白しているみたいなものですね。責任を運転手に押しつけていたことをね。
組織などの歪みは、自らが見つけて対応できるようになっているべきですね。それができないところが事故などを起こしているはずです。帝国陸軍なども自らの失敗を隠したりすることによって自滅していったわけですね。
山崎社長のいっていることは、JR西日本も事故点検能力がありませんということです。これで、よく「鉄道の事故調査委はまだ『ひよっこ』だが、国が認めた機関。自らの調査と事故調査委の調査結果が違っていたらどうするんですか」などいえますね。違っていてもいいではないですか。
自らが検証して外部機関との違いが出れば、さらに反省し改善すればいいだけです。『ひよっこ』はどちらなのでしょうか。まだ、JR西日本は事故原因が全く理解できていないようですね。

2007年8月4日
私立高校の大学受験料の負担、全国でかな

8月4日の日本経済新聞のサイトで「埼玉の私立高、大学受験料の一部負担」という見出しの記事を見つけました。
大阪で端を発した問題ですね。やはりという感じです。
高校の評価を大学合格数とか甲子園出場とかなにか単一の基準(?)で判断する人が非常に多いということでしょうね。教育理念とかでは理解し評価してもらえないのかな。
利用している入試制度がセンター利用入試ですね。例えば、この制度に駒場とか開成とか灘の生徒が出願すれば凄い合格数になるでしょうね。
ようするに「センター試験の得点」だけで書類選考をして、合否を決めるのです。出願するだけで受験生本人は試験会場に行く必要がないので、高校も生徒に頼みやすいのですね。
「経済的に・・・・」という理由を挙げている高校もありますが、尋常の出願数ではないですね。絨毯爆撃的ですね。「数稼ぎ」と思える受験数です。
結局は、教育における評価、学校の評価が外面的な単一基準でしか考えられない人が多いことが原因でしょう。
日本には「順位」をつけることでしか生徒の学力を判断できない教師が多い国ですから、仕方がないのかもしれませんね。

2007年8月3日
自由民主党、事務所費で4年分点検へ。領収書も「1円以上」提示へ

8月3日に日本経済新聞のサイトで見つけました。内容は日本経済新聞でね。ほかのところでも報道されていたような気がします。
先の参議院選挙の大敗の一因が「政治と金」であると思います。
自由民主党もそう思ったのか、議員に任せていると前なんとか大臣みたいなのになって、さらに国民の不信感を買うと思ったのでしょう。
まあ、国民の側からすれば、「やましくなければ、公開して然るべき」と思ってます。でも、拒んだ。先例がないとか理屈をこねてましたね。それで、自由民主党の体質みたいに国民に取られたと思ったのでしょう。そして、大敗。
これをしっかり実行してくれれば、政治資金関係法令の改定も楽になりますね。情報公開の方向であるということを議員はしっかり認識してほしいですね。

2007年8月2日
漸く関西国際空港2本目滑走路運用開始

8月2日に漸く2本目の滑走路の運用が始まりましたね。1本だけで開港してから、今までに国内外で新空港や巨大空港ができましたね。
世界的にみると、空港は集積度が勝負みたいですね。
オランダのスキポール空港はヨーロッパのハブ空港の一つですね。小さい国ですよ、オランダは。運用の妙でしょうね。
アメリカでは、ニューヨークなどではなく地方都市にハブ空港を持って行っている航空会社が多いですね。
宅配便で有名なフェデックスはケンタッキー州メンヒスでしたか、そこをアメリカのハブにしているようです。
ソウル空港が郊外に移転して大拡張したのも「東アジアのハブ空港」を目指してですね。コンテナ貨物は釜山が頑張ってますから、空港でもという感じです。日本の港のコンテナ取扱量は全てあわせても釜山に及ばないですね。
それに引き替え、日本は「ハブ」をつくるという概念もなく、ばらまきで各地に空港や港をつくって国内需要を分散させ、世界的な競争におくれを取っています。
関西国際空港へ集中させることで乗り継ぎ等の利便性を高めて「東アジアのハブ空港」にするほうが関西のためになると思います。
もっとも、滑走路は一気に2本造っておくべきものですよ。それを需要とか言って1本だけにしたのが今日の低迷を招いていると思います。
ばらまきを止めて「選択と集中」、そして、地域の特性を生かせるようにね。

2007年8月1日
コーヒーの効能で女性の結腸がんを抑制?

8月1日に日本経済新聞のサイトの「いきいき健康」で見つけた記事からです。見出しは「女性の結腸がん、コーヒーで抑制?・厚労省調査」です。
まあ、厚生労働省の研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)すので、信頼性は高いですね。でも、見出しでは「?」がついていました。だから、効能の有無の判断は難しいということです。それにもかかわらず、断定的に報道している番組が結構ありますね。どうも、特定の商品を売りたいみたいなようですが。情報の発信源にも注意しましょう。
この場合は、「高信頼性」だと思います。
「コーヒーを1日に3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない人と比べて結腸がんになるリスクが約半分に低下するとの調査結果をまとめた。」というのです。
調査した人数とかは「研究班は40―69歳の日本人男女約9万6000人を、約10年間にわたって追跡調査。コーヒーを1日に3杯以上飲む人、1―2杯の人、1杯未満の人、ほとんど飲まない人の4グループに分けて大腸がんの発症リスクとの関係を調べた。」という多数です。
数名の被檢者で判断している番組などとは大違いですね。
女性の結腸がんには、コーヒーは抑制効果があるようですね。断定はされてません。ところで、男性は因果関係がはっきりせず効果なしとか。理由は「喫煙」。肛門のそばでも発ガン効果が喫煙ででているようですね。
そうそう、赤城農林水産大臣が辞任しましたね。その後の記者会見で「領収書を全て公開した例はない」とまだ言ってました。状況を認識できないようですね。公開しか方法がなくなってきていることをね。