5月分です。

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2007年5月31日
5月31日は「世界禁煙デー」その7 動脈硬化

今日が「世界禁煙デー」です。このシリーズはあとしばらくは続けさせていただきます。
このシリーズでも少し触れていますね。
タバコ病あれこれ第3回:動脈硬化」に説明があります。
心筋梗塞、狭心症などの虚血性心臓病、脳血管障害の発症は動脈硬化が関係しており、死亡率も高いですね。
癌も恐ろしいですが、こちらのほうは何時重大事態になるか予測ができませんね。そう考えると、癌より怖いかも。
助かっても脳への血流の具合によっては体に障害を残すことが多いですね。
ニコチンと一酸化炭素で作用の仕方が違うようですね。共同で動脈硬化を促進しています。ニコチンは低ニコチンの品目に変えれば少なくなるかもしれませんが一日あたりの総量を同程度になるように喫煙すれば、結局ニコチンは減らずに、一酸化炭素は本数比例で増加します。タールについてもですね。
この動脈硬化への作用は受動喫煙でも起こると報告されています。一酸化炭素は部屋に充満しますからね。
さらに糖尿病でも患っておれば、動脈のダメージが大きいですね。網膜症や腎症などにもさらになりやすくなりというのです。禁煙することですね。成人の失明原因のトップは糖尿病性網膜症だそうです。人工透析もね。こちらは死亡率が他の原因より高いですよ。

2007年5月30日
5月31日は「世界禁煙デー」その6 慢性閉塞性呼吸器疾患

本日は「慢性閉塞性呼吸器疾患」についてです。 まず喫煙した肺とそうでない肺を比べてみてください。これは肺ガンのときの写真です。喫煙者でもそれほどひどくはない写真のようですね。どこかで、もっと黒くなった写真もありました。 主にタールで汚れたのではと思います。肺胞にタールがベットリとついてしまっているのです。タールだけを取り出すことはできません。 結局、酸素と二酸化炭素の交換を妨げることになるのです。吸い始めたときから起こるのです。そして、逆戻りすることなく、悪化のするだけです。 禁煙するなら、早くすることをお勧めします。味覚みたいには回復しないので。禁煙すると非喫煙者と同年配なら呼吸機能の差は大体そのぐらいで進行するのですが、喫煙を続けると非喫煙者に比べたら急速に呼吸機能が低下して多くの場合、「COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患になる。もしくはその予備軍に入ってしまいます。 COPDについてのホームページをご覧ください。このホームページによると約530万人の患者がいると推定されています。死者数も毎年伸びています。 予防は「煙草を吸わない」です。喫煙者は慢性閉塞性呼吸器疾患になるのを遅らせるのは「禁煙」が一番、というか禁煙しかないようです。 酸素ボンベを持ち運ぶようなことにならないためにも禁煙しましょう。非喫煙者はそのまま非喫煙で過ごしましょう。

2007年5月29日
5月31日は「世界禁煙デー」その5 喫煙と脱毛

今回は「脱毛」にします。 喫煙とどう関係があるのでしょうか。遺伝的に脱毛しやすい人もいるようですね。 そうでない人ではどうでしょうか。 あるホームページによると「血行や栄養障害によって脱毛がおこる」とありました。そうだろうと思います。 喫煙をするとニコチンで血管が収縮しますね。そうすると栄養の運搬量が減少したり、一酸化炭素とあわせて酸素の供給も減少することになります。 「毛髪まめ知識毛髪まめ知識」というホームページにも同様のことが述べられています。そして、「禁煙」しましょうとあります。「喫煙は百害あって一利なし」とも書かれていました。

007年5月28日
5月31日は「世界禁煙デー」その4「喫煙とお肌」

今日で4回目になります。本日は「喫煙とお肌」でいこうかなと思います。
昨年、発表された研究です。研究を行ったのは、ロンドンにある「男・王・聖ト−マス医科大学」アンソニ−・ヤング博士らの研究チ−ムで、「肌が老けるのは、喫煙によって、皮膚のコラ−ゲンを破壊するたんぱく質が増えるからだという。」
もともとは、紫外線と皮膚のコラーゲンを破壊する酵素「MMP−1」の量の関係を調べていたそうです。紫外線を受け続けるとこの酵素の量が増えることを見つけるとともに「喫煙」でも著しく増加することに気がついたというのです。
この酵素が増加するとコラーゲンが分解されるためにお肌が荒れて老化が早くなるというのです。その度合いは結構高いというのです。
この酵素、お肌以外のところでも活躍しているようですね。喫煙をするというのは体の各所でこの酵素を活性化させ、大事な繊維性タンパク質のコラーゲンを分解してくれるようですね。
人間の体は繊維性タンパク質がないとバラバラになってしまうと思います。コラーゲンを大切にするために「禁煙」を。まだ喫煙していない方は、そのまま、煙草には手を出さない方が非常に良いと思います。

2007年5月27日
5月31日は「世界禁煙デー」その3「一酸化炭素による害」

3回目は一酸化炭素についてします。
ニコチンは、ニコチン含有量の少ない製品に変更することでいくらかは減らせる可能性があります。でも、大抵の場合、一日のニコチン量を維持しようとして喫煙本数を増やしてしまっているのが現状のようですね。
喫煙本数にほぼ正比例で増加するのが一酸化炭素です。これは「紙巻き煙草」である限り本数比例です。
一酸化炭素の危険濃度は0.1%です。注意濃度が0,01%ですね。この頃、ネットで知り合って集団自殺というのが時々ありますね。自殺するために「練炭火鉢」を車に持ち込んでいる例がありまた。目的は一酸化炭素発生です。
昔の都市ガスでよくガス中毒を起こしていましたが、原因物質は一酸化炭素です。今の都市ガスは多くの会社で「天然ガス(メタンガス)」ですので昔みたいには死ねませんよ。地方では、まだ、一酸化炭素ガスを使用しているガス会社がありますね。天然ガスへの転換を進めています。それは、中毒事故が起こりやすいからです。ガス湯沸かし器や燃焼型暖房機でも換気が不十分ですと一酸化炭素が発生しやすく、死亡事故が時々起こっています。
煙草を吸うとこの一酸化炭素を吸うことになるのです。それも本数比例でね。
一酸化炭素は赤血球中のヘモグロビン(酸素を結合して運搬します。)に酸素の200倍以上の強さで結合します。一酸化炭素中毒の治療は確か「高圧酸素」だったと思います。普通の状態ではなかなか分離してくれないのです。
ですから、血液の酸素運搬量が減少することになります。喫煙すると息切れなどが多くなる理由の一つですね。心臓に負担をかけることになります。それでも、非喫煙者より酸素運搬量が少ないことになるのです。
赤血球数を数えると喫煙者は多めになることがあると思いますが、代償的であって健康的ではないのです。全身の細胞が常に酸欠に近い状態に置かれるのが喫煙であるということになります。
心筋梗塞などで死なないためにも、体の持つ能力をフルに発揮させるためにも「禁煙」されることを、まだ、吸ったことない方は吸わないことをお勧めします。喫煙は病気です。嗜好ではありません。

2007年5月26日
5月31日は「世界禁煙デー」その2「味覚や嗅覚に対する影響」など

今年も禁煙デーが近づいてきましたので昨年同様「タバコの害」についてしばらく続けたいと思います。
今日はその2回目です。
5月24日のニュースによりますと「ニコチンパッチの保険適応」が認められたというこよです。
タバコ以外の形でニコチンを吸収すれば、煙草を吸わなくても済むということで禁煙治療に使われています。これからでも「喫煙はニコチン中毒」であって、味覚や香りは関係ないということかな。まあ、煙草を吸えば、味覚や嗅覚がマヒします。
そういうことで、喫煙を始めると「味覚」が鈍ります。濃い味を好むようになるようです。素材の味が感じられないのでしょうね。禁煙すればしばらくするともとのように味覚を感じることができるということです。
ですから、喫煙者が禁煙すると食事が美味しくなり、食材の持つ味わいが判るようになるのです。それで、つい食べ過ぎて太るということになる場合が多いようです。でも、「喫煙の害」より低リスクです。
周りの人への悪影響として、煙草の煙により味覚と嗅覚の低下というのがあります。喫煙者だけの問題ではないのです。ですから、レストランなど飲食店は禁煙か適正な分煙を実施する必要があるのでが、対策をおこたっているところが多くありますね。アイルランドやノルウェーなどでは居酒屋まで禁煙だというのにね。
副流煙による害はこのほかにもあります。でも、本日はここまでにしておきます。



2007年5月25日
5月31日は「世界禁煙デー」

今年も禁煙デーが近づいてきましたので昨年同様「タバコの害」についてしばらく続けたいと思います。
まずは「ニコチン」についてです。
あるホームページによりますと、
たばこの三悪、ニコチン、タール、一酸化炭素を見るとニコチンについて次のようになりました。
「ニコチンは青酸に匹敵する毒性を持ち、極めて短時間に吸収されます。」、また、「ニコチンには、中枢神経興奮・抑制作用や、血管収縮、心拍数増加などを引き起こす作用などがあり、現在では依存性薬物と認められています。」もありました。
依存性薬物であるから禁煙が辛いのです。
血管収縮作用がありますね。ニコチンの場合は全身で起こるのでしょうね。そうすると、脳への血流も減少することに、でも、減少すると困るところへは心臓を酷使して維持しようとするようですね。
心臓に負担がかかり、心筋梗塞などの引き金になるというのです。これは吸い始めたとたん始まり、吸い続けている限り心臓への負担の増加は続くのですね。
そのほか、血管に対しての影響は収縮だけではないそうです。特に動脈硬化などがあるとさらに体に良くないですね。
精神面での作用についてはいろいろあるので控えておきますが、「ニコチンなし」の状態で問題は一切起こらないですね。

2007年5月24日
国連の拷問禁止委員会の日本への勧告「代用監獄制度の見直し」

5月22日のNHKニュースでこのことについての報道がありました。
国連の拷問禁止委員会が日本で「拷問禁止条約」が履行されているかを審査した結果、見出しのような内容も含む勧告になったというのです。
まあ、冤罪の温床でもある「代用監獄制度」は早急に見直されるべきものでしょうね。アメリカでは、「ミランダの告知」を警察が被疑者に対してしていないというだけで自白の信憑性がなくなりかねないというのです。そして、警察に拘留し続けることでも。
その点、日本では「延々」、という感じですね。国選弁護人も接見させない場合があるなど、人権上、問題の多い制度です。
これには、警察に対する評価、警察官に対する評価の問題も絡んでいるでしょうね。
警察官の「手柄」とは「犯人逮捕」だけなのでしょうか。これだけなら、逮捕した被疑者を「釈放」するなんて「汚点」でしかないから、なんとしても「自供」に持っていこうとするでしょうね。
警察官の「手柄」には、多種多様のものがあると思います。「逮捕、そして、起訴、有罪」の数はたしかに数えやすいです。でも、多様な仕事で、多様な対応を求められています。「単純化」は困ります。
とにかく、「代用監獄制度の見直し」は早急にするべきです。

2007年5月23日
日本軍の慰安婦問題、軍による強制があったという人、なかったという人、で、被害者はどうなのですか。

5月21日に朝日新聞のサイトで「慰安婦問題で日本に謝罪求める決議 ソウルで関係者会議」という見出しの記事を見つけました。記事の内容の方は日本の一部にある「慰安婦問題で旧日本軍の関与と強制性を認めた93年の河野官房長官談話を見直そうとする動きに反対し、日本に公式謝罪と賠償を求める決議」を採択したとかです。アメリカの下院決議案の可決を促進するというものです。
日本でも、原爆については「忘れまじ原爆」として原爆被害の風化を防ぐ努力がなされていますね。北方領土も忘れていないですね。被害を受けた方は忘れないのでね。
日本軍が日本以外してきたことについても現地の人々は同様に忘れないということですね。
とすると、被害者が「強制があった」といっている。まあ、強制された、あるいは強制と同様の状態におかれたといっているのです。
司馬遼太郎氏は「日本軍の行為は中国や朝鮮などでは1000年経っても忘れられない。」というようなことをいわれていました。
前にも書きましたが、エルサレムを紹介したNHKスペシャルで現地のパレスチナ人が十字軍に殺された先祖のこと話していました。
健忘症の方々へ、「被害者は忘れないのです。」

2007年5月22日
喫煙者の意識の一端、「健康よりニコチン」意識

5月22日の日本経済新聞に「たばこ1箱1000円ならほとんど禁煙…アンケート結果」の見出しででていました。
ニコチン依存度によって禁煙への動機付けに見られる違いについて、京都大大学院経済学研究科の依田高典教授(応用経済学)らの研究グループが調査結果を公表した。
喫煙者600人をニコチン依存度を低・中・高度に分類して、禁煙への動機付けの事柄について調べているのですね。
ニコチン依存度が低、中度者は「健康情報」や「罰金」などで禁煙への動機付けになるのに対して、高度者はこれらではならないというのです。そして、20本の値段が2倍の600円なら低度では80%が禁煙を決意するというのに対して、高度者は30%です。それが、1000円程度になるといずれもが90%以上禁煙を決意するというのです。
禁煙推進には、健康情報も非常に大事ですが、煙草の価格も重要であるということが示されています。ニコチン依存症を上回るほどの急性毒性がないことがこのような結果を生み出しているのでしょう。「慢性」の方は自覚されるまでに時間がかかり、自覚症状が出る頃は「悲惨」なであるということが想像できないため、禁煙に踏み切れない人が多いのでしょうね。

2007年5月21日
教育改革について、今の論議で大丈夫?

学力低下論議から教育について、教育再生会議や政党などから提言や提案などが出ていますね。
そして、5月18日に教育改革3法案が衆議院を通過しましたね。
で、「教育」とは何なのか。この点が日本ではおかしな方向にずれてしまっているのでは。
「人間は学習をして初めて人間になれる」ということをお忘れのようですね。そこには、他人との競争はないのですね。
他人との競争は、別の次元です。まずは、人間になることが先のはずです。
人間は、相当成長するまでは「比較」されるということが本質的な学習意欲を削ぐのでは。まあ、比較されて優位に立てる子はまだいいですけどね。でも、勉強の意味がおかしくなりやすいので意欲の低下とかが起こりやすいですね。
比較され、ケチをつけられた方は「劣等感」で潰れていくようです。そして、人間として生きていくための最低限の学習も放棄するようになっていくようですね。
教師にもいろいろおりまして、「定期考査などで正確な順位」をつけないと「学力が判らない」とかね。で、定期考査の目的は何だったのかな。目的外利用ですね。そして、学習意欲を削いでいる場合が多いというのに気がついていないとか。
受験科目のみ勉強すればよいとか、入試にでる項目だけ覚えればとか、いう教師もいますね。
旧帝国大学などの有力大学の入試問題は覚えただけではできないところがありますね。「読解力、理解力、思考力、判断力、表現力」が必要ですが、「でる順」の項目を覚えただけではできません。練習には「考えて表現してみる」ということが必要ですね。考えることから逃げる生徒が結構いるようですね。教師および親の問題でしょうね。
司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」によると「記憶」を主体にした評価が日本を潰したのです。この傾向は今も変化がないようですね。
教育改革は、この価値観の変革から行う必要があるのでは。「人間になるための学習」ということと「記憶重視から読解力、理解力、思考力、判断力、表現力重視」への改革ですね。

2007年5月20日
社会保険庁における年金記録ミス、膨大な量に

5月20日の日本経済新聞「SUNDAY NIKKEI α」の「安心生活」でのテーマが年金についてでした。
社会保険庁によるずさんな年金保険料の納付記録管理が明らかになっていますね。「何らかの理由で基礎年金番号に統合されておらず、そのままでは支給対象にならない厚生年金と国民年金の毛布記録が06年6月現在で約5000万件もある」ということです。
私自身の統合もほんの数年前です。社会保険庁が問い合わせの通知を送ってきたので国民年金番号を知らせて漸くですね。この件では、国民年金から他の制度に移行したときに、ある市役所に年金手帳を持っていったら、「その年月日を年金手帳に記載しただけ」でした。
国民年金の加入の時も、「事情は一切聞かれずに20歳の誕生日」にあわせて加入年月日を記入してました。ですから、領収書は「大切」だと思って持っています。そのあとは、同一の給与支払者なので記録が途切れていないはずです。
この経験からも、転職、結婚退社や姓変更、転居をされた方は「ミス」にあっている可能性は高いですね。
コンピューターデータは「入力ミス」があれば、間違ったままである。磁気データなどは「劣化」があり、読み取れなくなる可能性がある。複写は消える可能性がある。
結局は、中性紙に退色しないインクで印刷した記録を残すのが一番ですね。次善の策としては「納付用紙」を残しておくことですが、廃棄したところがあるとか。公務員は「転職」をほとんどしませんから、勤務先の記録もあるから、何とかなるかもしれませんが、普通はそうではないですね。
社会保険庁は、市町村に残されている納付記録も含めて、直ちに申し出がなくても点検を実施する必要があると考えます。まあ、今までの手抜きのツケを払ってください。

2007年5月19日
国立大病院職員組合が調査によると44%が「看護師やめたい」 で、対策は?

5月19日に朝日新聞のサイトで読みました。相変わらず、厳しい状態のようですね。病院の病棟勤務だと「夜勤」があります。日勤をこなしてその8時間後から深夜勤となる勤務が月に3〜4回あると答えた看護師が36%いるのですね。この勤務の実際の空き時間は8時間ないですね。引き継ぎなどで短くなって休養ができずに深夜勤のようです。厳しい。
年休も取ってないというより、取れない。国立病院のことではないところでの話→「年休をとるとそこの人員に余裕がある」と判断する管理者がいるようです。そして、人員削減らしいです。これなど、労働関係法令の明白な違反ですね。
ある雑誌には「現代版女工哀史」とまで書かれていました。待遇の改善が必要ですね。人員の余裕が第一かな。ここでも、結婚出産しても働きやすい職場環境を。これは、女性医師でもいえることかな。

2007年5月17日
男性の喫煙率で初めて4割を切る、女性はイマイチで「横ばい」

5月17日の報道です。厚生労働省の2005年の国民・栄養調査によると、「成人への調査では、たばこの喫煙率は男性が前年比4.0ポイント減の39.3%で初めて4割を切った。女性は11.3%で横ばいが続いている。」ということです。
中身をみると、まだ、30才代では高いですね。まあ、それより20才代が少し低いのがちょっとだけ救いかも。でも、20才代も高いですね。「たばこの害」はゆっくりなので認識されにくいのでしょうね。
健康に関する行動計画で、業界の反対とかで数値目標の設定ができなかったのが「喫煙率」です。でも、考えようによっては数値を挙げずに強力に「禁煙」を進めれば良いわけですね。数値目標がないから「超過達成」もないということですね。このように考えると喫煙率が低下すればするほど良いということになるはずです。目標数値があるときと違って、喫煙者ゼロになっても禁煙対策を継続できるということでは。厚生労働省は頑張ってください。
「喫煙」に「メタボリック症候群」が重なりますと「棺桶」近くなりますね。
さらなる啓蒙運動と対策が必要ですね。医療費の削減のためにも。そうそう、たばこの税収などより、煙草の害による医療費などの方が大きいですよ。だから、ヨーロッパでは20本で1000円ほどにし、そのうえで禁煙に向けての取り組みを強化しているのです。

2007年5月16日
今春の大学卒就職内定率、96.3%でここ10年で最高、で、就職氷河期のフリーターは?

5月16日の各紙で報道されていました。各企業は「優秀な人材」を求めてしのぎを削っているようですね。
同一年齢人口に占める「優秀な人材」の比率の大きな変化はないと思うのです。すると、就職氷河期の方が22歳人口は多かったですね。企業は採用を絞っていたのだから、あぶれた「優秀な人材」がいていいはずですね。
数日前、NHKの朝の番組でフリーターを正社員に採用する動きが出ているというものでした。あるコンビニエンスストアの本社採用でしょうね。何人か採用してみたら「優秀」だったのでこれからも採用したいとか。
コンビニエンスストアといえば、フリーターの有力なバイト先ですね。なにを見てきたのでしょうか。
ある経済雑誌で転職のことも考えた就職先として「野村證券」が挙げられていました。そこで挙げられていた転職しやすい理由は書きたくないです。「人物」を評価していないからです。転職市場もレッテルがまだ幅をきかしているのが日本なのだいう感じを受けました。
本当の意味で「人材の能力」をみて採用をする企業がもっと増加することを望みます。

2007年5月15日
喫煙(受動喫煙を含む)が「多動性障害」の原因の一つか

5月15日の朝日新聞のサイトで見つけました。
実験をしたのは幸生リハビリテーション病院(兵庫県加古川市)の鬼頭昭三医師らです。結果は「受動喫煙した子ラットは多動になるなど、脳神経の発達に影響する」というものだそうです。詳しくは朝日新聞でね。
記事の見出しは「受動喫煙、多動性障害の一因か 兵庫の医師らラット実験」なのですが、記事の終わりの方に「欧米では、妊婦が直接喫煙した場合に、ADHDの子が生まれる確率が高いことを示唆する疫学調査がある。」があったので、「喫煙(受動喫煙を含む)」としたのです。
ようは、喫煙はどちらにしても「胎児によくない」ことであるということです。たしかにADHDの行動が起きる過程は複雑で単一リスクではないでしょう。でも、妊婦が喫煙する場合は当然として、受動喫煙でも胎児にとって大いなる危険因子であるということですね。別のデータでは「知的発達」に遅れが見られたとかいうのもありました。
子どものためにも、大人のためにも、煙草のない社会を目指しましょう。

2007年5月14日
国民投票法成立

5月14日に憲法改定の手続きを定める国民投票法案が参議院本会議で採択され、自由民主党、公明党の賛成多数で可決・成立しました。
審議時間ですが、衆議院では1年以上なのに参議院では一ヶ月、そして、審議時間でも半分、ちょっと差があり過ぎやしませんか。参議院軽視かな。それと、毎度の「日程優先」審議、何とかなりませんかね。「継続審議」制度をうまく使ってほしいですね。
どの程度、修正に応じたのでしょうか。
この国民投票法案の一番の欠陥は投票率、得票率などについての規定がないようなのです。例えば、「有権者の過半数」とかいうような規定ですね。これをこの3年間のうちに是非入れてほしいです。この規定がないということは投票数の半数を上回れば承認された見ることになります。極端な話、投票者が1人でも成立なのでしょうね。
国民のための憲法というのなら「憲法改定での96条「衆参各院で総議員の3分の2以上の賛成」というような規定を入れてください。国民は規定を入れさせるように今回、反対に回った政党に投票しましょう。
大体が、選挙において「定数1」の場合はフランスみたいに「決選投票」があってしかるべきなのに導入していない日本、国民投票法でも同様では困ります。

2007年5月13日
後発医薬品普及へ、政府、医療保険制度見直し

5月13日日本経済新聞の一面にこのことがでていました。
医薬品ですが、政府が公的医療保険適用を決めることで3割負担で購入できるようになります。また、適応外の医薬品を処方するとその診療行為自体が「保険外」全額自費診療が原則になっています。
薬は発売が認められるまでに多額の開発経費が必要です。それが、薬が高くなる原因ですね。特許が切れるまでは開発製薬メーカーしか販売できないので「後発医薬品」は出てこないことになります。
特許切れ後は、製剤としてのテストなどだけでどのメーカーでも認可を受けて発売できることになります。薬効や副作用の治験がほとんど必要ないので開発費は「先発」ほど高額にはなりません。
この安い後発医薬品を患者に選択させることで公的保険の負担額を減らそうというものです。詳しくは新聞でね。
後発医薬品(安い)の保険負担額と同額を先発医薬品(高い)でも保険が負担し、差額を患者負担とするというものです。先発では患者負担が5割を超えることもあるということです。
薬効が同じであれば、後発でもよいと思います。薬の大事な部分は同じなので薬効は同じでしょう。バランスのとれた医薬品行政を期待します。
エイズの医薬品で発展途上国に「安価」で提供することを開発メーカーが拒んだ大きな理由が薬品の「逆流」によって、先進諸国で開発費が回収できなくなることだったようです。
製薬会社の合併が多いのも「開発費負担」が理由の一つだそうです。

2007年5月12日
有害な脂肪酸「トランス脂肪酸」を追放へ、欧米で使用制限

5月12日の日本経済新聞のサイトで見つけました。まあ、トランス脂肪酸は摂取すると良くないですね。で、加熱によってできるともあるサイトに書いてありました。
心筋梗塞をはじめとする心臓疾患を引き起こすとされています。
ニューヨーク市では7月からファーストフード店を含む全レストランで、調理油やマーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸を一食あたり0.5g未満に抑えることを義務づけるというのです。
アメリカが先陣を切り、ヨーロッパやアジアがそのあとを追う形で規制を強めているのに日本は蚊帳の外のようですね。
もともと、自然界にあったものではなく有害であるので、規制して当然でしょうね。日本も対策を始めてほしいですね。
私自身は昨年のある時期からマーガリンは使用していません。マクドなどにも滅多に行かないです。まあ、悪いと思われる食品から何となく遠ざかっているというのが現実ですね。「タバコ」は殺されたくないので積極的に逃げています。

2007年5月11日
診療報酬に診療科で差「小児・産科に診療報酬厚く」厚生労働省検討開始

5月11日に新聞に出ていました。漸くという感じです。
小児科は患者が小さいから診療報酬単価の低かったというようなことを聞いたことがありました。患者に対する手間は子どもの方が掛かるのですけどね。
いまはどうなっているのでしょうか。今までの改定での是正でも効果がなかったのでしょう。
今回、見出しのような方針を打ち出したのですから「診療報酬大幅増」で「患者負担は増やさない」というのと組み合わせで実施してほしいですね。
少子化対策の要の診療科ですからね。安心して出産でき、その後の子育てをするのに必要な診療科。育児手当的な意味も含めて、「患者負担を増やさない」。少子化対策のためですから、財源は他から持ってきなさい。
医療事故についても、減らせてもゼロはできないでしょうね。その際のバックアップもこの2診療科を優遇してほしいですね。産科はもともと異常分娩などがよくある診療科です。小児科は患者が小さいがために事故が起こりやすい面があると思います。事故が起こったとき、患者側、医療側両方への救済措置や検証の充実を。国が面倒を見る覚悟でね。

2007年5月10日
スポーツ特待生から「特待生」全般について

西武の不適切な金銭授受に端を発したことで明るみに出てきた「日本学生野球憲章に違反するスポーツ特待制度」を378校が設けてました。
この問題ですが、中学生やその保護者が「日本学生野球憲章」に違反していることを認識していたのでしょうか。まあ、普通は「読まない」、だから、「知らない」でしょうね。
それで、5月10日に「日本高野連は緊急の全国理事会を開き、特待生の転校や退学を回避できるような救済措置などを検討する。」として検討したようですね。
特待生制度ですが、あってもよいと思います。問題は「学校評価」が選手育成より「勝利」に偏っているということでしょうか。
どこかの国では「特待生」をとり、その裏では「金銭による入学」も認めているようですね。「特待生」の資金源にもしているようです。ある話によりますともうじき任期が終わるある大統領はH大にお金で入ったとか。でも、その国は卒業の時には「金力」は効かないそうです。
能力があっても、貧しいために進学できないとことを解消することのできる方法の一つですね。なにせ、日本の公的奨学金はしょぼいですからね。大学では「借金」の山が残りますし。
特待生ですが、スポーツに限らず他の分野でもあってしかるべきだと思います。また、発達のゆっくりしている子への対策もあわせて行い、同一年齢一斉進学でなくても正当に評価される社会に日本を作り替える必要があります。そのなかでの「特待生」制度であってほしいですね。

2007年5月9日
各地で真夏日、暑いですね。

5月9日は各地で「真夏日(30℃以上)」になりましたね。最も高かったのが浜松市の佐久間で33.8℃に達したということです。
過去にも5月のこの時期に気温が上昇するということはあったようですね。ただ、地域によっては「ストーブ」から「クーラー」に春がないような状態で移行したような感じのところもあったとか。
とにかく、気候が不安定になってきている感じがしています。
今年も順調に雨が降ってくれるのでしょうか。気候が不安定で暑い傾向があるので、雨が降ってくれれば、米は豊作になりますからね。と思っています。
降水量が気になる季節になってきました。水不足はいやですから、温暖化対策をしっかりしましょうね。

2007年5月8日
旧日本軍慰安婦問題、アメリカ下院での決議案共同提出者100人を超す

5月6日に日経にでていた少し古い記事にあったものです。
安部首相が訪米して、「従軍慰安婦」についての記者会見まで行ったにもかかわらず、共同提案者が増えていますね。どうしてでしょうか。
「謝罪」が首相談話とかいう形でしか行われていないからだと当初からの共同提案者のマイク・ホンダ議員が話していたと日経か朝日のどちらかで読んだ記憶があります。
首相談話というのは、首相が替われば「変わる」可能性があるというのです。
アメリカが太平洋戦争中の日系移民収容に対する謝罪と補償をしましたね。それと同様の方法を求めているようです。国会で法律を制定して謝罪と補償ということのようです。
共同提案者が100人を超すような今の状況ですと、アメリカ下院で「旧日本軍によるいわゆる従軍慰安婦問題で、日本政府に謝罪を求める決議案」が成立する可能性が高いようですね。
安部首相の靖国神社春の例大祭での「供え物」の出費は「私費」からなのですが、韓国は「参拝」と同じように見ているようですね。
アメリカでの法案審議に悪影響(可決の方向に)を与えた可能性が大きいと思います。

2007年5月7日
顕微鏡と望遠鏡

5月5日のNIKKEIプラス1の「妙なお話」でこの2つの器具を使ったたとえ話を載せていました。
「顕微鏡」の方を近視眼的にとらえ、「望遠鏡」の方は長期展望的な考え方ですね。
この頃の少年野球では、一球ごとにバッターが監督の指示を仰いでいるとか。勝つために選手に考えさせずに指示を出しているとか。理由は「勝利」しないと親からクレームがでて、監督が首になるとか。
電車内での母子の行動、我先に乗り込み、脇目もふらず「お勉強」、そばに年配者が立っていようが気にしないというのです。席を譲るとかのマナーを教えようとしないとかね。
今、子育ての現場では、将来を考えて育てるとかいうのが疎かになってきているのでは。野球などの例では、少年野球から高校野球へ進むまでに「故障」で相当脱落しているのでは。そして、高校野球では「甲子園」目指して「故障を隠して」潰れる選手、目先の勝利に囚われすぎているのでは。
野球を例に挙げましたが、学校スポーツから離れて選手を養成しているスポーツのいくつかが世界的に活躍していますね。これは、国際的に通用するようにじっくりと育てているからでしょうね。
勉強でも、「目先のテスト」の点にのみ囚われて「覚える」という方法に固執しすぎている親や教師が目につくようですね。その影響は子どもに現れます。「じっくり読み取る」「考える」「表現する」ということをしようとしない子どもたちですね。
これらについては、昔ながらの日常の遊びの中にも鍛える要素があったと思います。「近視眼的に」なりすぎて「効率的」といいながら「非効率」な状態になっているのが今の子育てかもしれませんね。

2007年5月6日
エキスポランドでのジェットコースター事故で思うこと

5月5日に大阪のエキスポランドでジェットコースターで事故があり、一人の方が亡くなられました。ご冥福をお祈りします。
事故機は「車軸が破断」したため脱線したということです。例年は2月の定期点検の際に分解しておこなう点検もしていたが、今年は開園35周年記念の新アトラクションをつくるため、時期を遅らせて、今月15日から分解点検をする予定だったというのです。
ここで思うのが、なぜ、早めて昨年後半におこなっていなかったのか。1年以上期間が空くわけですね。それを1年未満の期間に縮めることを考えなかったのかということです。
まあ、間の期間を縮めても事故が起こる場合はあるかもしれませんが、発見の確率は高くなっていたでしょうね。点検の回数が多い方が危険性が低下するのにね。
なにか、このような空白期間に事故がよく起こっているように感じるのは気のせいでしょうか。
いままで、事故がなかったので根拠なしの「大丈夫」と思いこんでいたのかもしれませんね。事故はいつ起こるか判らないと気を引き締めたいですね。
仙台で中学校教諭が飲酒運転で検挙されていますね。「自分は大丈夫」という根拠のない思いこみがあったのでしょう。これと五十歩百歩でしょうか。

2007年5月5日
「こどもの日」に思うこと

5月5日は「こどもの日」ですね。
子どもの人口が26年連続で減少しているということです。なぜ、減少していっているのか。
その一つが「価値観の多様化」、「子育て」に価値観の重きをおかなくなったというものですね。
なら、「子育て」が有利であるという実感をもてるような施策をとる必要があったのに取らなかった。原因としては、「受益者負担」という一見正しそうな論理ですね。これで、「子育て支援」が後手に回ってしまった。
子どもがいるというのは、その家庭のみならず、社会全体の利益になっているのも関わらず、理解できなかったのでしょう。
今でこそ、「子育て支援」をしている企業も増えてきましたが、「結婚退職」「妊娠退職」を迫っていた企業、迫っている企業がある限り、子どもは増えにくいでしょうね。国内市場の縮小に直面してからでは遅いのでは。
政府の取り組みの甘さがさらに子ども人口の減少に拍車?をかけている。「結婚退職」「妊娠退職」を迫るような企業への罰則規定を作る気は?
子育て支援に熱心な企業への助成策は?
どちらも不十分ですね。それと、退職してしまった女性などの再就職時の不利な状況も子育てに悪影響を与えていると思います。ある雑誌に「転職」を有利に進めるには、職務の内容の前に「どの企業に就職したか」があるというのです。これなど、就職希望者の能力ではなく、レッテル重視ですね。企業の求人活動においては、もっと、個人の能力をみて、採用するかどうか決める時代になってほしいですね。

2007年5月4日
気温上昇防止のために二酸化炭素排出量削減対策を

5月4日に朝日新聞のサイトで見つけました。詳しい内容は朝日新聞で。
国際連合の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)第3作業部会が4日未明にバンコクで開いた会合で報告書をまとめたというのです。
将来への影響が少なくするには2℃以内の上昇で抑える必要があるというのです。そのためには、2015年までに二酸化炭素排出量を減少に転じさせ、2050年には半減させる必要があるというのですね。
省エネルギー技術の開発ですね。生活習慣も省エネルギー型にするとかです。エアコンの利用を控えるとか、車の利用を控えるとか、省エネルギータイプに替えるとかですね。
バイオエタノールも二酸化炭素削減で脚光を浴びていますが、小麦やトウモロコシなど食料を利用する場合は、すでに食料との取り合いが起こっているというのです。また、燃料として利用できるようにするのに結構エネルギーが必要みたいです。
廃棄物利用のメタンとかなどの方が削減効果が大きいかも。風力、太陽光、原子力など利用できるものは利用するほかなくなるでしょうね。
気温上昇は気候帯の変動を意味すると思います。その結果が悪い方にでてしまうと取り返しがつかなくなると思います。
光合成の研究が結構進んできているみたいですね。「太陽光で水を分解し、その水素で無駄なく二酸化炭素を還元できる」装置が開発されることも大切だと思います。これで、完全な炭素循環とエネルギーの流れがスムースになると思います。食料生産もできるということですね。人工的装置だから「砂漠」でも稼働できる?

2007年5月3日
日本国憲法施行60周年

5月3日は憲法記念日、60年前の1947年に施行されました。
各政党が憲法について談話を発表しています。詳細は、新聞なり、各政党のサイトなりをご覧ください。
気になるのが、憲法改定派では「健忘症」が見られることですね。あの戦争への道とかを検証しようとしない人々が見られるということです。それなりに良くできていた大日本帝国憲法を改定せざる状況に追い込んだ戦争についてですね。無反省としか思えない言動が見られるということです。また、自滅の道を突き進む恐れがあるからです。くどいですが、今度、自滅したら、これらの方々の大好きな天皇制が廃止なるかもしれませんよ。よく考えて行動してほしいです。国体護持と叫びながら、大日本帝国憲法を潰した行為をどう考えるのかな。
護憲派、まあ、どこかの部分の改定を認めたら、「第9条」の改定に繋がるとして「改定反対」、今の状況との整合性、どう考えるのかな。
とかいいながら、国民投票法案は投票された分の過半数で成立となっているというのです。怖いですね。フランスみたいな決選投票形式を衆議院でも参議院にも導入しなかった日本ならの制度ですね。極端な話、投票者が1人なら、その投票結果でも憲法改定できるということになりますね。憲法改定は、せめて有権者の過半数という歯止めがほしいですね。
日本国憲法公布の11月3日は現在は「文化の日」といっていますが、あの戦争までは「明治節」(明治天皇の誕生日)でしたね。だれが、名称変更せざるような状況に追い込んだのでしょうか。考えてみましょう。

2007年5月1日
A級戦犯合祀について、「富田メモ」(日記、手帳)での天皇の「不快感」を「富田メモ研究委員会」が再確認

5月1日、日本経済新聞に「富田メモ研究委員会」の報告がでていました。日本経済新聞社の設置した社外有識者を中心に構成された委員会です。
天皇は憲法上、国政には口出しできないそうですね。それでも、あの戦争は天皇の行為と見られているようです。日華事変が始まった時、軍部の「報告」(「上奏」とかいってますが、実質は)のあったとき、「どのくらい続きそうですか」とかいうような意味のことを聞けた程度だそうです。
だから、「玉音放送」は「憲法違反」にあたるという考え方があります。そこまで追い込んだのがA級戦犯らであると天皇は思われていたのかもしれませんね。それが、靖国神社合祀を「不快感」として表現され、参拝もそれ以降されていないのでは。
このメモも含めて、あの時代をまじめに検証してみようでは。今の国会などの情勢では、また、「自滅」の道を進みかねません。今度、「自滅」の道を転げ落ちた場合、天皇制は廃止でしょうね。そうならないために「歴史を鏡とする」必要性があるのです。