7月分です。

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2006年7月31日
よく噛むことの効用

食べ物を美味しく味わえるようになることが第一の効用かな。噛まないということは食物の表面の味だけですね。それも短時間のみ。よく噛むと内部の味も感じることができ。噛んでる間味わえる。
骨格筋を大脳運動中津宇の命令で収縮させるので、脳が適度に刺激され認知症の予防につながるようです。まあ、ガムを噛むと眠気覚ましになるというのもこの作用かな。
よく噛むことによって消化液と食べ物とがよく混ざり、消化吸収がよくなる。よく噛むということは呑み込むまでに時間がかかり、「ゆっくり食べる」ということに通じるので、脳の満腹中枢が刺激されやすくなり、内臓脂肪の分解が促進されるというのです。
また、食事の量を抑える効果も期待できます。
「メタボリック・シンドロームの予防にもなる。」斉藤滋・元神奈川歯科大学教授が指摘されています。
噛むことを止めると、顎が細くなるようですね。そして、顎がなくなるかも。
よく噛んで丈夫な顎を、美味しい食事を、そして、健康な生活ができるだけ長く送れるようにしましょう。

2006年7月30日
育児休暇 6年

30日付けの日経企業面にこのような見出しの記事が出ていました。
企業向けソフト開発のサイボウズがこの8月1日より育児・介護支援制度を拡充するというものです。
妊娠が判明した時点から産前休暇の利用もできるというのです。育児休業は子供が小学校に入学するまで何回でも、男女社員どちらでもというのです。
育児・介護休業法を大幅に上回る制度を導入する目的は「優秀な人材の確保」というのです。まあ、休職中は無休ですが。「原則として元の職場」だということです。
国もこのような企業を支援し、育児休業などが適切に利用できる体制を多くの企業に広めてほしいですね。子育ての邪魔をするような企業には罰則を。
それと、以前書きましたように「残業なし」でも企業は成長できるという例がありましたね。トリンプ・インターナショナルで、社長が率先して残業なしを実践しているということでした。
残業なしも子育てには大事なことですね。

2006年7月29日
自由民主党総裁選始まる

普通なら単なる「党首選」なのですが、衆議院で過半数を占めている政党なので実質的首相を選ぶ選挙ですね。
日本もアメリカみたいに直接選ぶ方法をとってほしかったですね。
今回の選挙戦直前に昭和天皇の思いを綴ったメモが公開されて、谷垣氏靖国問題については楽ですね。ところで、首相になっても参拝するといっていた誰かさんはどうするのでしょうか。
本来は一政党の党首選なのですが、議院内閣制のため第一党の党首が首相になることになります。
ところで、その衆議院なのですが定数配分どうなのでしょうか。格差が結構ありますね。
衆議院はアメリカの下院のようにもっと厳密に定数を是正するべきだと思います。参議院も衆議院も格差が大きいというのがよくない。ただ、人口が少ない地域の問題もあるので参議院にある程度、格差を残す代わりに衆議院では徹底的な格差是正をしてほしいです。
衆議院小選挙区制を続けるのなら「決戦投票制度」の導入を。それと首相公選制もね。

2006年7月28日
たばこの煙に含まれる有害物質

いろいろと数え切れないぐらい多くありますね。発ガン性物質も多数含まれてます。
ところで27日にYahooで見つけた読売新聞の記事に「ダイオキシン類似物質、たばこの煙に“たっぷり」というのがありました。
ダイオキシンだけですと「1日20本吸ってもダイオキシンの摂取量は基準値を超えないとされる。」とあるのですが、「複合汚染」状態になり効果が凄く増幅されてしまうというのです。
この記事の通りだと考えます。ダイオキシンと同様の作用を示す物質がたばこの煙に大量に含まれている可能性が高いということが確認された。これらの物質も考慮に入れると肺がんなどのリスクを大いに高めているのですね。
繰り返しますが、たばこの害は肺がん、喉頭がんなど「がん」以外にも多数あります。血管を傷つけますね。動脈硬化を促進します。脳卒中や心筋梗塞などの引き金になります。
吸い始めから、呼吸機能の低下が起こりますね。慢性閉塞性呼吸器疾患でも多数の方が亡くなられています。呼吸機能は回復しません。禁煙だけが進行を遅らせる唯一の手段です。
その他、多くの有害作用があり、早老、早入れ歯などになりたければ「たばこ」かな。
本日は意外と早く帰れたので書かせていただきました。

2006年7月27日
米産牛肉の輸入再開を決定

遂に再開を決定しましたね。アメリカの圧力に負けてですかな。
アメリカも価値観の押しつけが多いですね。それが、テロを誘発している面があるように感じられます。
まあ、キューバが共産化したのはアメリカがカストロ革命を「共産革命」と決めつけたからと考えられるのです。
教育現場でも、児童生徒を不良行動に追いやる方法では「決めつけ」がもっとも手っ取り早いですね。ブッシュ大統領、この方法を屈指しているように感じます。
それで、本来の牛肉の件ですが、このような検査なしなので、危険部位除去(之も当たり前)、月齢20ヶ月までとかの程度では「不買」が妥当ですね。
死にたくなかったら、牛肉を食べなくても死なないのですから、アメリカ産牛肉を「買わない、食べない、貰わない」の「3ない運動」をしませんか。
申し訳ないのですが、明日、遅くなりそうなので休ませていただくと思います。よろしくお願いします。先日は意外と早かったのです。明日もそうなればと期待してます。

2006年7月26日
ハリポタ(日本版)翻訳家 課税巡り日本とスイスの当局者が協議

翻訳者が住居をスイスに移し、かつ永住許可も取っているのですね。ジュネーブに住居して翻訳活動をしていたら、今のご時世、日本にしょっちゅう来る必要がないですね。そんなことをいうのならインドで日本企業からソフト生産を受注しているところやコールセンターなどどう対処するのでしょうね。日本を活動の場所としていることには代わりがないですね。
これで、この翻訳者の所得が問題になるのは額が大きいからだと思います。税率を下げたとかいっても30億円の25%なら7億5千万円ですからね。どちらにとっても引き下がれないでしょう。
所得の低い人から高額所得者までそれぞれの段階で海外と比べて負担比率を大きくするのは得策ではないですね。
村上ファンドが拠点をシンガポールに移したのは「税金」も大きかったかも。スイスなどより税率の低いところもありますが。
法人税も個人所得税も気をつけないと納税する能力のある人が「海外脱出」をはかる危険性が年々高くなると考えたほうがいいですね。それは、普通の人がする仕事も海外に出て行く可能性が高いということです。
工場の海外進出などで国内工場が閉鎖された例が多くありますね。で、国内には失業者があふれて税収減になるわ、対策費は余分にいるわで大きなマイナスになるぐらいなら、国内に仕事があるようにする税制というものを考えてほしいですね。
欧米諸国がどうして補助金を沢山出してまで工場誘致をしたりするかということです。
いまは鎖国の江戸時代ではないのです。国際交流、人の行き来がものすごく容易くなっています。

2006年7月25日
次期首相の靖国参拝、反対60% 朝日新聞世論調査

詳しい内容は朝日新聞紙上またはホームページでお願いします。
自由民主党支持者でも首相の靖国参拝反対が賛成を大幅に上回っているというのです。
どの年齢層も反対が過半数になっているというのですね。
これは、首相の行為は如何に理由をつけようが「公的」であると見ている人が多数いるという証拠でしょうね。
昭和天皇の発言メモがなくても。歴史を大所高所からみれば、大日本帝国憲法を潰し、陛下に死を覚悟までさせたのはA級戦犯ですからね。
元亀天正の頃の織田信長軍の兵器より少しましな状態で米英に戦いを挑んでいったのですから。その少し前に「ノモンハン事件」でこてんぱんにやられたのにも拘わらずです。普通、戦闘での死傷率は30%ぐらいで「全滅」扱いだそうです。そして、現場の指揮官は上層部の許可がなくても「撤退」できるし、するのが普通です。でも、ノモンハン事件では死傷率70%を超えています。兵器の差が歴然としていました。
それにも目を背けて戦争に突入したのがA級戦犯です。開戦するかどうか決定できた人々たちです。靖国参拝は首相のすることではないはずです。

2006年7月24日
教育と生活体験

このような表題にしましたが、勉強の目的とはいうこととも大いに関係ありと思います。
まず、「人間は学習することによってのみ人間になる」ということですね。この「学習」は学校以外での学習も当然含みます。
昔、インドでオオカミに育てられた少年が見つかったことがありましたね。その立ち振る舞い、オオカミそのものだったといいます。
また、チンパンジーなどは「学習」することによって「子育て」ができるようになるといいます。シャチの狩りも学習です。
これらより、高度に発達した文化を持つ人間は「学習」することで漸く人間になることができるtのですね。そして、社会的、文化的に充実した生活を送るためには、「学校での学習」が必要になります。
「読み、書き、算盤」ですね。この3つは小学生でも常に実生活と密接な関わりを持っているのが本来だと思います。生活科、社会科、理科などもです。
生活体験が豊富な子ほど、学習においても理解できやすいですね。それは、「学習が紙の上だけの物語」ではないからです。
学習に取り組むことのできる動機として「好奇心」も重要ですね。それと「将来への目標」をうまく組み合わせることによって教育効果を上げることができると考えます。しかし、「相対評価」のままでは最悪ですね。
学習の目的が「順番」のみになってしまい、子供の状況が反映されないからです。

2006年7月23日
発売直後に高い不良率把握 構造の欠陥の疑い強まる

Yahooで7月22日に見つけた共同通信の記事です。『発売直後から、機器を制御するコントロールボックス内で部品のはんだ付け部分が割れるトラブルが多発、パロマも「不良発生の確率が高い」と認識していた』というのですね。
購入者の全てが茅葺きの家にでも住んでいるとでも思っていたのでしょうか。不完全燃焼ででる一酸化炭素の怖さが判っていなかったのですね。
戦後、住宅は気密性が高くなってきました。窓は鉄サッシ、そしてアルミサッシへ。壁や天井は合板や石膏ボードにですね。
すきま風一杯の昔の住宅では、少々不完全燃焼しても屋外に排出されていたのですが、室内に滞留するようになってしまったのですね。換気の重要性が増しているのです。
だから、不完全燃焼の防止というのが非常に大事になるわけです。不良発生率が発売直後から3%というのは、日本の製造業では異様に高いのでは。それを無対策のままというのが信じられませんね。このような日本の企業があったというのが。
その上、補修用部品の製造を早々に停止したというのですから。人災ですね。この件についてパロマがどのように対処していくのかしっかりと見極めたいですね。

2006年7月22日
パロマ事故、安全装置の在庫が不足

いつものように朝日新聞のホームページで見つけました。
安全装置のはんだが割れるというのがよく起こっていたようですね。それの対処方法まで出していた。さらに、「同社は同年以降、これらの機種の部品の生産を旧通産省が定めた最短期間(7年)に近い8年で打ち切っていた。」というのですね。
製造中止後たった8年で部品の補給を打ち切っているのですね。なに考えているのでしょうか。
ガス湯沸かし器はどの程度期間使われ続けるのでしょうか。10年以上はざらでしょうね。それも安全装置に不安のある機種でということになります。だから、不正改造につながったのでしょう。メーカーの責任が非常に大きいですね。再三事故が起こっても本当の意味での対応をしていなかったということになると考えます。
「補償期限が過ぎた頃に故障する」ような製品を買わないようにしましょう。また、補修用部品の生産を簡単に打ち切るようなところ製品をね。
今年になってスイス製の機械式時計を買いました。理由は「部品」の問題からです。日本製は耐久消費財の時計での補修用部品の製造の打ち切りが早いからです。
このメーカー、取扱説明書では、上手に使えば孫の代でも使えるというようなことが書いてありました。
一般消費者が購入する製品はメーカーの想定年数以上に長く使われているということを忘れないでほしいですね。

2006年7月21日
メタボリックシンドロームの衝撃

これは7月19日放送のクローズアップ現代のテーマです。厚生労働省が生活習慣病対策に「メタボリックシンドローム」を採用して予備軍として予防などをしてもらおうとしているというのです。
その基準とは、ウエストが男性が85cm以上、女性が90cmとしたのです。判りやすいといえば判りやすいのですが、人間には大きな「個人差」があります。それを無視しているとしかいいようがないですね。隠れ肥満を助長する危険性があると考えます。
見かけは「スマート」、内実は「内臓脂肪肥満」というタイプをです。そして、がっしり型は内臓脂肪が少ない場合でも引っかかるということになります。結局は体重の推移、各種検査とCTによる内臓脂肪の面積を出すことが必要ではないでしょうか。
健康に対する正しい認識をもてるように啓蒙し、実践させる指導というのが大事ですね。尼崎市では、検診結果による個別指導で成果を上げているというのです。一律での指導では無理なようです。
以前の放送でもあったのですが、血糖値の検査では「空腹時」のみでは正常でも、三点検査(空腹時に75gブドウ糖溶液を飲み、直後、一時間後、2時間後に採決して調べる方法です、)が必要であるというのもありました。
血圧でも、検査や病院での測定だけで判断しなくなりましたね。家庭での測定も含めて判断する方向ですね。まあ、中性脂肪、コレステロールなどはそれほど大きな変化はないかもしれませんが、時間による変化が起こっているはずです。
日本内科学会は、「目安」としてつくった基準を単純に取り入れたのが厚生労働省です。内科学会も迷惑でしょうね。隠れ肥満を見逃すことがないようにしてほしいですね。

2006年7月20日
昭和天皇「私はあれ以来参拝していない」 A級戦犯合祀

これは朝日新聞のホームページ(7月20日)にあった記事の表題です。他のところでも同様の記事があると思います。
大日本帝国憲法の体制をはかしていったのは誰かということにつきます。その時、国民に無用な犠牲を強い、近隣諸国民に多大な被害を与えたのはだれですか。
国民あっての国であることを天皇陛下はよくご存じでした。だから、憲法違反になる玉音放送をされたわけですね。大日本帝国憲法下でも天皇は直接国事行為ができなかったと司馬遼太郎氏が述べられています。
天皇陛下をそこまで追いつめたのがA級戦犯であったと考えます。だから、靖国神社にA級戦犯が合祀されたことに天皇陛下が不快感を示されたのだと思います。
小泉首相は昭和天皇の心をどう思っているのでしょうか。首相はもうすぐ任期切れですね。そして議員も辞めてから「参拝」する分には何とも思いませんが、「首相」在任中は「公」「私」の区別はないのではと考えています。
大日本帝国憲法を潰した人々が「A級戦犯」だと考えています。戦争をしていなければ、日本は今でも「大日本帝国憲法」であったと思います。
本日、予定より早く帰ることができましたので書かせていただきました。

2006年7月19日
「パロマのガス瞬間湯沸かし器事故」の一酸化炭素と「たばこ」の一酸化炭素

一酸化炭素中毒で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
同様の事例が昨年、松下電器のファンヒーターでありましたが、対応がそれに比べるとお粗末すぎますね。まあ、日経ビジネスによると他社は「あそこまでのことはできない」とかいうような書き方でした。
本日の表題に関してですね。一酸化炭素は猛毒の気体です。0.1%(1000PPM)で、重篤な症状が現れる。死ぬということかな。最近、ネットで集まっての集団自殺で「練炭火鉢」を使っていることがおおいですが、目的は一酸化炭素を発声させるということです。喚起不良にすれば簡単に出ますからね。
不完全燃焼の怖さ、一酸化炭素の怖さの認識がなかったのでしょうね。都市ガスはほとんど天然ガスになって、昔みたいな「ガス自殺」ができないということも油断させる原因になったかもしれませんね。
ところで、身近で一酸化炭素を発声させているものがあります。それは、喫煙によってでる一酸化炭素です。喫煙するということはこの猛毒の一酸化炭素を吸い続けるということです。そして、赤血球中のヘモグロビンとしっかりと結合します。それも酸素の約200倍という強さです。治療法は高圧酸素しかなかったのでは。
ただ、たばこは湯沸かし器ほど一時に大量には出ませんので死ぬことはないですが、慢性的にヘモグロビンには一酸化炭素が結合した状態で各組織は酸欠状態になっているわけですね。脳も酸素が不足しているので思考力や判断力、記憶力などが低下することになります。日常の一酸化炭素に対する甘さが事故、あるいは不正改造につながっていったのでしょうね。
この2者の違いは大量に出ているかどうかだけで基本的には同じだと考えます。
明日は遅くなると思いますので休ませていただきます。

2006年7月18日
禁煙支援

禁煙支援および禁煙専門外来のホームページを見つけました。兵庫県洲本市です。
内容は多岐にわたっているのでホームページを訪問してみてください。役に立ちますよ。
そのトップページに「衝撃のオーストラリア禁煙CMとその解説」や「衝撃の用事の喫煙ホームページ」、リンク集があります。他も非常に役に立ちますよ。
この「衝撃のオーストラリア禁煙CMとその解説」とクリックすると日本語での説明がされていますので読んでから、あちらのHP(オーストラリア)で見てください。
日本での感覚からすると「衝撃的」かな。是非、ご覧ください。
ところで、飲食店などの状況ですが、日本もアメリカなどと同じように「禁煙」にすると業績好調です。私自身も禁煙のところや分煙がしっかりしているところにのみ行くことにしています。このような人が増加してきているのですね。全席禁煙→繁盛の構図ができているようです。
まあ、この洲本市のホームページを訪問してじっくり読みましょう。

2006年7月17日
少子化対策と残業なし

7月17日(月)付日経の「領空侵犯」というコラムでトリンプ・インターナショナル・ジャパン社長の吉越氏がこのことについて述べられていました。
リンプ・インターナショナル・ジャパンは「残業なし」で有名な会社です。社長が率先して電気を消し、変えるというものでしたか。それで、事務職の生産性が向上したというのです。
日本の風土として、上司がいると定時で退社しにくいというのがありますね。残業の幾分かはこれであると吉越氏はいわれています。それと、残業する前提で仕事をしている。だから、定時に仕事を終わらせようと必死にならないのでしょうと言われています。
「仕事に対してプライドの高い女性社員は、男性社員と張り合って残業している」ともね。
残業をなくせば、定時に退社して子育てなどに使える時間が出てくるはずですね。吉越氏は月30時間を超えた残業の割増率を250%にすべきだと言われています。法律で残業禁止が必要とも。
残業なしと保育所や育児手当などを組み合わせれば、子育て支援になると考えます。男も残業なしにね。
残業前提のリストラしすぎは社員いじめにしかならないですね。
大学生、高校生の皆さん、就職活動の時に「残業の実態」も調べてみては。左前で残業なしの会社は避けた方がいいですよ。
残業なしでもトリンプ・インターナショナル・ジャパン、業績好調ですね。

2006年7月16日
トランス脂肪酸の有害性

7月16日付け日経健康面にこの「トランス脂肪酸」について出ていました。日本製勝井協同組合連合会のホームページにある「トランス脂肪酸(不飽和脂肪酸・食品原料)問題についてのQ&A」も読んでいただければと思います。
欧米では、規制がすでに始まっていますが日本では「野放し」の状況ですね。多くの研究でこの「トランス脂肪酸」の有害性が指摘されています。なにか、薬害エイズなどの二の舞みたいな感じもしてます。
トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸に水素添加してつくられたりしています。植物油は通常では液体なのですね。それの融点を上げるためなどです。それとフライドポテトなどがこのトランス脂肪酸を多く含む油で揚げると萎びにくくなるというのです。比較的長い時間「パリッとしている」フライドポテトはこのトランス脂肪酸を多く含む油で揚げているのです。
マクドナルドでは、アメリカにおいてはトランス脂肪酸を含まない油に変えたというのですが、日本ではどうなのでしょうか。トランス脂肪酸というホームページを見てください。
ここには、必須脂肪酸というのもありました。
その害ですが、心筋梗塞の発生率を高くするというものです。アメリカの調査では、トランス脂肪酸の総カロリーに占める割合が1.3%に対して2.8%になると3〜4割増加するというのです。
日本では、喫煙や高血圧、糖尿病などのリスクをもっている場合発病の危険度が男性で3〜5倍、女性で5〜8倍になると日経にかいてありました。
日本でも欧米みたいな表示義務づけをしてほしいですね。それと食品を「見かけ」だけで購入するのは止めましょう。キュウリでも「コフキキュウリ」が見かけのよい今のキュウリに負けてしまいました。味は「コフキキュウリ」のほうがよかったです。

2006年7月15日
猛暑

7月15日も38℃を超えたところが出ましたね。体温より高いですから、自然の風、日陰で水分補給を十分にしてしのげる人は今の日本では少ないでしょうね。
汗のかきかたを知らない、あるいは忘れた人が多くなってきましたから。
この暑さでは、体温調節能力の高い人でも日なたは厳しいですね。でも、クーラーを使う場合でも「控えめ」にしておかないと体温調節能力が低下してしまったり、いわゆる「冷房病」になって様々な症状が後になって現れることがあります。
また、冷房病のあるタイプは発病に約10年ほどかかるというのです。これでも、最近は冷房が強くなったため発病まで早くなったといいます。
基本は「夏は暑いもの」と割り切ってできる限り冷房を使わない。また、冷房がきついと思うときは「厚着」をするなどして身を守る必要があります。まあ、体温より気温が高いような場合は控えめに冷房を使う方が良い場合もあるかとは思いますが、原則冷房は使わない。
これで、大学を卒業して過rというもの、「夏バテしらず」で過ごしてます。
7月15日付の日経「プラス1」での夏バテ対策にも冷房を弱い目にするとか、早く寝るというのがありました。
そうそう、以前にもかきましたが「汗腺」は毎年使いましょうね。でないと、働きが鈍り、臭いもきつくなるようです。
よい汗をかくために夏は毎日、汗をかきましょう。それも相当多量にね。

2006年7月14日
サービス残業

7月14日の朝日新聞のホームページでこのことについての記事がありました。
相変わらず、多い感じですね。残業手当支給分も多いですね。どうにかできないのでしょうか。過重労働による能率低下や事故などが起こらなければいいですが。
ところで、以前日経に出ていましたがトリンプ・インターナショナルは何年か前から社長が率先して「ノー残業」を実践しているようですね。それで、好業績だそうです。
残業しているということがよい勤務状態かどうかは判らないですね。できれば、どこの企業も勤務時間内に仕事が終わるようになればいいと思うのですが、そうはならないと思います。
それでも、サービス残業はなくさせる必要があると思います。労働局に警察権に近い強制力のある調査権限を持たせて摘発させるぐらいでやらないとなくならないのでは。
この中には、仕事の自宅持ち帰り分も含めてほしいですね。政府は、労働には対価を支払うという当たり前のことが当たり前におこなわれるようにしてください。

2006年7月13日
国際対がん連合のまとめによると喫煙で今世紀10億人死亡も

7月11日にYahooで見つけた共同通信の記事からです。この死亡数の中には、喫煙が引き金にはなるが、死因の直接原因にはならないのは含まれないでしょうね。そういうのまで丹念に推計すればもっと多いのではと思います。
日本での喫煙率ですが、男性は発展途上国並みですね。でも、わずかですが低下傾向にあります。女性は上昇傾向にあるのが気がかりです。
たばこの害はガン以外にもたくさんあるということを認識して貰いたいですね。場合によるとガン以外での死因のほうが大きい可能性もあるかも。
紙巻きたばこで低タールとか低ニコチンはできたとしても一酸化炭素の濃度を下げるのは無理でしょうね。火をつけて吸うという行為を止めることぐらいしか低下させる方法はないのでは。
一酸化炭素ですが、赤血球に含まれるヘモグロビンへの結合力は酸素の約200倍です。だから、危険濃度が0.1%なのですね。喫煙するとヘモグロビンは酸素と結合できなくなり、脳を始め体中が酸欠状態になるのですね。
このようなこともあるということも忘れないようにしましょう。

2006年7月12日
教員給与見直し

「中央教育審議会は、教員給与についてのワーキンググループ(WG)して審議をおこない、来年初めにも答申をまとめる」という内容の共同通信の記事がYahooに7月10日に出てました。
教員給与なのですが、公務員の給与はどうあるべきかということにつながってくると思うのです。
まあ、はっきり言って「大手企業より低いが、小さなところより高い」のが現状だと思います。人事院は結構よく調べていると思うのです。ただ、仕事の内容との妥当性ですね。検証の楽な部門もあれば、難しい部門もありますね。
病院の勤務医の賃金というか待遇ですね、優良民間病院のほうが国公立よりよいのでは。それが、研修医の民間病院に流れる原因かもね。
大学教員でも、私学のほうが国立よりよいところが多くあります。実験設備の面でも私学のほうがよい場合もあるようです。俗にいう「文系」では研究条件も含めて私学のほうがよい場合が多いと朝日新聞社の大学クランキング(2003年版だったかな。)にありました。
このような状況で教員給与を下げるなどすれば、そうでなくても優秀な人材が集まりにくいのが、さらに集まりにくくなるのでは。
教員の質を高めるためには教員採用の仕組みや教育の内容というか目的を考えてみる必要がありますね。試験で順番を出すことだけが勉強の動機付けになると思いこんでいる教員もいます。
木更津市の数学算数検定で見えてきたこと。到達度と達成感を重視する教育というのを基本とできればいいですね。
単純に給与を下げるということは、景気がよくなってきていますの人材確保に問題が起こると思います。これによる被害はすぐには判りませんが甚大なことになると思います。
優秀な教員とはどのような教員でしょうか。考えてみましょう。

2006年7月11日
遅刻対策

Yahooのホームページで「琉球大工学部の教授(62)が講義に遅刻した学生から罰金100円を徴収している」という共同通信の記事を見つけました。
企業でも、いろいろ対策をされているように学校でも「遅刻指導」というのがおこなわれているところが多いですね。
講義に遅れると言うことは学生にとって不利益のはずですね。それで、遅刻が目に余るようなら教える側、教わる側、片方または両方それぞれに問題点があると思います。
勉強の意義が希薄になっていますからね。勉強に興味が持てなくなって、他のことを思いはじめると遅刻も増える傾向にあるのかな。
「服装の乱れは生活の乱れ」とかいいますが、勉強が面白くないからというのが大きなウェートを占めると思います。
遅刻は減少させることはできても、絶対になくならないと思います。学校での勉強がより魅力的になるようにして、気長に指導するしかないと思うのですがいかがですか。個人的性格の問題もありますし、一筋縄ではいかないですね。

2006年7月10日
アスベストによる中皮腫などの認定

アスベスト被害の中皮腫や肺がんは病状の進行がはやいということです。国の被害認定のための審議会で結論が出るまでに大勢の方が亡くなっているというのです。
過去の公害での被害患者認定でも繰り返されたことですね。認定基準の妥当性、最近水俣有機水銀被害の基準について裁判所から指摘されていますね。被害者に不利な基準になっていないでしょうか。監視が必要ですね。
審査期間、これも長いのが通例のようですね。被害認定の場合、遺族への慰謝料や損害賠償、どうなっているのでしょうか。7月10日のニュースでは心許ない内容になっていました。聞き違いならいいのですが、そうでない場合、遺族への賠償を明文化させたいですね。認定の引き延ばしの意味が大幅になくなりますので、迅速化されるでしょうね。
もっと、国民の立場に立った政治を、行政をおこなわせるように選挙の時には投票に行き、候補者が気に入らないときにはその対立候補に投票しましょう。これが、政治を国民の方を向かせる第一歩だと思います。

2006年7月9日
夏バテの原因

夏バテの原因は人それぞれあると思います。でも、冷房の普及に伴う「夏バテ」というのが出てきていますね。
人間というのは、暑いときには「汗」をかいたりして体温を下げようとしますね。冷房はこの働きの調子を狂わすのです。
いくつかのクーラー病や冷房病についてのサイトを見てみると、冷やしすぎないようにとありました。外気と室内温の差が大きいと体温調節機構が狂いやすいというのです。
それが、体調不良につながり、そして、夏バテかな。夜はクーラーをつけたまま寝てはいけないともありました。夏バテの原因にもなり、風邪を引くこともあるというのです。
その他、最近、熱中症が結構多発していますね。その原因も「冷房」ではと思います。汗腺が働かないのですね。
日陰で風通しのよいところにいるのなら、自然の風邪で涼しいですよ。暑いといっても36℃前後でしょ。もっと、高くなれば少し冷やすことが必要になる場合もあると思いますが、大抵、この程度で済みますので冷房なしで過ごせると思います。冷房のない時代は工夫して過ごしていましたからね。
今は、家の造りなどがよくない場合がありますので仕方がない面もあると思いますが、冷房なしのほうが夏バテしないと思います。もっとも、「早寝、早起き、朝ご飯」で適度に運動も行い、ほかの食事もしっかり食べるということが夏バテ防止の基礎的条件になると思います。

2006年7月8日
朝食の効用

7月6日だったと思います。日経スポーツ面のチェンジアップに豊田氏が朝食について書かれていました。
野球選手で朝食を食べない者は大成しないが、朝食も含めてしっかり食事している一流選手が多数いるとね。
食べない投手は短い救援がせいぜい、野手のレギュラーを張れないというのが野球選手の経験則だそうです。
「楽天の野村監督が、札幌の宿舎で選手が朝食を摂らないことを知り『これでは勝てん』となげいた」ともありました。
朝食は一日の活力の源ですね。脳の活力も筋肉の活力もグルコース(ブドウ糖)が必要です。このグルコースは少量しか貯蔵できません。
夜の食事の分などは、使われしまうか「脂肪」として蓄えられてしまうので、「朝食で炭水化物」というのが必要なのですね。
このコラムでも「朝食をしっかり摂ると練習で集中力がでる」ともありました。これは、運動だけではなく勉強にも通じることです。
そうそう、朝食というのはやはり午前8時ぐらいまでの食事をいうのでしょうね。ということは、「早寝、早起き、朝ご飯」という健康法の原点だからでしょう。
しかりと一定時刻に朝を開始するということで生活のリズムも安定するというのがいいのでしょうね。

2006年7月7日
乳がんの温存療法、指針を満たさぬ放射線照射4割

7月7日の朝日新聞のホームページで見つけました。
「早期の乳がんを対象とした温存療法で放射線治療をする際、日本乳癌(がん)学会が定めた照射方法の指針を満たしていない例が全体の4割にのぼることが、厚生労働省研究班の調査で分かった。」といのです。詳しくは朝日新聞のホームページでお読みください。
「日本乳癌(がん)学会が定めた照射方法の指針」が1998年に発表されています。その翌年から3年分の治療記録を研究班が調べて判ったというものです。
このことで思ったことは、最前線で治療に当たっている医師に勉強する時間があるのか。もし、ないのであれば制度としても非常に大きな問題であると思います。その被害は患者に回ってくるわけですから。
あるいは、「不勉強」、こちらも被害は患者にですね。どちらにしても、研修できる体制、あるいは研修させる体制になっているのかという疑問です。
放射線治療でも、医師以外の専門のスタッフが充実していることが必要ですが、アメリカに比べると放射線量計算をするスタッフなどが不足しているとも聞いています。
日本では、大学の放射線講座は「放射線診断」を主にするところが多くて、「放射線治療」を主にしているところが少ないそうです。そのあたりもあってかなと思います。
放射線治療も有効な治療手段ですので、安心して受けられる体制にしてほしいですね。

2006年7月6日
障害者自立支援法

この法律について7月3日にクローズアップ現代で放送されました。
これまで、バラバラだった身体、知的、精神の障害者施策を一本化し。市町村を福祉の主体とすることをうたっている法律だそうです。同時に福祉施設やホームヘルプなどの費用の1割を障害者自身が負担することになったというのです。
その結果、施設から退所せざるおえない障害者が多数出ているというのです。障害者の障害の程度はいろいろありますね。精一杯働いても費用の1割に満たない人が多数いるのも事実のようです。そのようなことや、企業の障害者雇用ですが、どのようになっているのでしょうか。それより、公務員のほうはいかがなものかなと思ったりします。中央官庁にはどの程度の障害の方が何人ぐらい働いているのでしょうか。官僚に障害者福祉施設で数年は働いてほしいですね。
「ジョブコーチ」といって、障害者が民間企業でも就労を助ける人材の活用も始まっているというのです。こちらのほうは活用が盛んになればと思います。
民間企業や官庁が受け入れられる障害とはどの程度までなのでしょうか。重度の障害を背負った方についてはどのような扱いになるのかがこの番組では分かりませんでした。
「イギリスのホーキング博士、イギリスでよかったですね。」と思いたくなる日本の障害者福祉の現状を見せていただいた感じがします。

2006年7月5日
北朝鮮をみていて思うこと

まあ、NHKなどのニュースや日経などの新聞から感じていることなので的はずれかもしれません。
北朝鮮内部では情報が伝わらないのでしょうな。自分にとって都合の悪い情報は遮断しているのでは。これは日本の軍部でもみられたことですし、今の官僚機構のその気があるように思います。ですから、的確な判断ができない。
カンボジアのポルポト派も情報の取り扱いのまずさから、あのような自国民を虐殺することをしてしまったのでしょう。
ノモンハン事件で帝国陸軍は装備の劣悪さで完敗しているにもかかわらず、装備の近代化をしていませんね。これも「事実」から目を背けた例でしょう。北朝鮮も国内の苦境をもたらしている大きな原因が長年の労働党一党支配から来ていることに気がついていないか、ついていても直せないのでしょう。その点、中国共産党はうまく立ち回っていますね。むやみに緊張を煽るようなこともせずにね。ソビエトは共産党独裁政権の崩壊とその後の混乱を乗り越え、今の状況になっています。でも、プーチン大統領のやり口には「?」の部分もありますが、なんとか経済発展が持続的になってきているようです。
この朝鮮労働党の体質がなにか、日本の軍部と似ている気がします。さすが、日本の支配下にあっただけのことがあると思います。
北朝鮮は「北朝鮮が全て正しい」と思っているのでしょう。だから、二国間協議に応じないアメリカが悪いとね。第二次世界大戦を始めた国々と非常によく似た感じがします。
ブッシュさん、くれぐれも北朝鮮に「自爆」させるようなことだけはさせないでください。被害を受けるのは日本ですから。

2006年7月4日
無期懲役と死刑

7月4日に広島地裁において昨年11月、下校中の小学1年生(当時7)に性的暴行を加えて殺害したとして、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われたペヤギ被告(34)に対する判決公判がおこなわれ、「無期懲役」との判決が出ましたね。親にとっては無念でしょうね。
その理由が「無期懲役」の持つ意味合いですね。欧米の「終身刑」と比べると軽い判決だと思うのです。だから、殺人事件の被害者家族は「死刑」を望むのだと思います。人一人の人生を奪い、家族を奈落の底に突き落とす犯罪ですからね。
「死刑」はもしも「冤罪」なら取り返しのつかないことになってしまいますね。真犯人の高笑いが聞こえてきそうです。どちらも大いに問題があると思います。
そこれ、欧米に倣って「終身刑」とか「有期刑の積算制度」などを導入してほしいですね。たしか、スウェーデンでしたか、「懲役300年」ぐらいの判決が出たこともあります。
「終身刑」では、基本的に「再審」で無罪等の判決が出ないかぎり、恩赦や仮釈放は適用しない規定にしてほしいですね。
日本はこの「無期懲役と死刑」の格差が大きすぎると思います。

2006年7月3日
たばこ値上げ

7月1日からたばこが値上げされましたね。これを機会に禁煙される方もおられるとのこと。禁煙、成功してください。
値上げ後の値段ですが、ヨーロッパと比べると、まだ、格安のようですね。あちらでは20本入りで1000円を超えるところもあるようです。
税収より「健康被害防止」を優先しての高価格でしょうね。
ところ、昨年、日本医学会は「喫煙は病気」と明確に打ち出し、会員の医師に「患者に喫煙者がおれば禁煙治療を受けるように勧める。」という勧告を出しました。
「喫煙はニコチン中毒」という薬物中毒なのですね。害については「煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(たばこをなくそう)」や他の多くのホームページにありますのでそちらをご覧ください。
金額的に高くはなっているのですが、今の価格でも経済などに与える悪影響のほうが大きいでしょうね。その最大のものは「健康被害」かな。そのほか、「たばこの火の不始末」による火災、喫煙による仕事の中断や酸素欠乏などによる脳の働き低下による仕事などの能率低下などによる損失ですね。
経営者の方、職場内や勤務時間中の喫煙をどうしていますか。喫煙所とかつくっていますか。それで、その喫煙時間をどう扱っていますね。アメリカでは「賃金カット」するところがあると聞いたことがあります。
この値上げをよい機会として考えてみてください。

2006年7月2日
環境ホルモン攪乱因子

普通、環境ホルモンといっていますね。10年ほど前に盛んにいわれていましたが、最近、マスコミで取り上げられることがなくなっていました。それでというとおかしいですが、NHKが6月28日午後8時から「ためしてガッテン」で特集を放送しました。
日本は、結構対策を取っているようです。容器の材質を変更したりとかですね。ところで、研究の結果ではどうなのでしょうか。学術論文の世界では、マスコミ報道と異なって論文数は増えているのですね。
環境ホルモンになりそうな物質、確認されている物質は非常に多くあります。対策は個々の物質についてでしたね。複合した場合、どうなのでしょうか。動物実験でも個々の物質だけでは影響が出ない濃度でも、複合すると影響が出ているのが報告されていました。それも、子の代や孫の代などに出ているのですね。
今、直接的に影響がなくても子の代や孫のときにでてくる可能性が十分に考えられるわけですから、やはり、工業的化学物質を環境中に放出するということはよくないことだと心得て、できるだけリサイクルしたりして環境中に放出しないようにする必要がありますね。

2006年7月1日
介護に疲れてそして生活苦の末の家族による殺人や心中事件

6月28日(水)放送のNHKクローズアップ現代は「防げなかった悲劇 〜相次ぐ介護心中・殺人事件〜」でした。
介護保険の矛盾が生む悲劇だと思いますが、生活保護などの社会のセーフティネットが結果的に絶たれ、機能していないことによるのですね。
番組の中で生活保護の受給について福祉事務所を訪ねたが、説明を受けて「受給できない」と思いこんだとありました。これって、事務所の説明は適切だったのかな。お役所慣れしていない人にとっては「お役所言葉」本当に噛み砕いて説明しないと理解してもらえないと思いますが、いかががなものでしょうか。それと、ケアマネジャーとの連携の悪さ。相談人の連絡先を事務所は聞いていなかったのかとか。個人情報保護とかでも事務所から再度連絡する方法もあったのでは。
それと、調べることのできる力を教育でどの程度つけられていたのかな。記憶中心の学習では、調べものができないでしょうね。
お役所の広報のまずさ。
一番大きいのは「介護保険制度の歪み」でしょうね。官僚が机上で作り放しみたいなものですからね。報告を提出させるだけではなく、現場の様子を自ら介護者として各地で最低数年間は現実に働いて見てください。