5月分です。

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2006年5月31日
5月31日は「世界禁煙デー」その9 肺ガンなど

本日が「世界禁煙デー」ですね。結構早くからいわれていた害「癌」についてです。
喫煙によるがんの部位別の死亡におよぼす寄与率、咽頭がんで65%ぐらい、 肺がんで75%ぐらい、喉頭がんで95%ぐらい、口腔がんで60%ぐらい、食道がんで半分ぐらい、膀胱がんで30%ぐらい、肝臓がんも30%ぐらい、すい臓がんも30%ぐらい、胃がんで25%ぐらい、脳腫瘍も25%ぐらい、直腸がんで15%ぐらいです。  「からだの科学」No183 たばこの医学 より
いろいろな癌がありますね。ほぼ全身といってもいいぐらいの種類の癌ですね。
他の要因もあると増幅されて寄与率が向上するでしょうね。せめて自身で発ガン性物質を発生させたり、取り込んだりするのを喫煙者は止めた方が良いと思いますがいかがなものでしょう。
非喫煙者にとっては迷惑至極で癌や昨日のバージャー病、COPDなどにもとばっちりでなる可能性があるわけですね。
癌になって手術で摘出できても肺ガンなら肺はその分減りますよ。喫煙者は呼吸機能が喫煙によって低下しているのですから、運動制限などになりやすいですね。発見が遅れればあの世行きの可能性が高いですね。
初期の癌は痛みやその他の自覚症状はないですよ。だから、手遅れになりやすいですから気をつけてくださいね。よって、「煙草はすわない」が一番ですね。

2006年5月30日
5月31日は「世界禁煙デー」その8 バージャー病

聞き慣れない病名ですね。動脈の病気だそうです。
詳しくは「血液が行かずに最悪は腐った手足の切断手術! 喫煙男性要注意!"バージャー病"」をご覧ください。具体的症状や原因などが掲載されています。
この病気の進行を止めるのはCOPDと同様に禁煙しかないというのです。
そして、受動喫煙でも進行してしまうというのです。ということは、普通の人においても受動喫煙は動脈も痛めるということですね。
COPDは比較的中高年に多かったのですが、こちらは20〜40歳ぐらいに多いというのです。そして、男女比は10:1で男性優位です。
動脈硬化による他の病気との大きな違いです。
まあ、喫煙すると喫煙し始めた時からいろいろな害を自ら受け、周りにも害を与えているということです。ガン以外にもいろいろな害があることを理解して禁煙しましょう。非喫煙の方はそのまま無煙生活を続けましょう。

2006年5月29日
5月31日は「世界禁煙デー」その7 動脈硬化

このシリーズでも少し触れていますね。
タバコ病あれこれ第3回:動脈硬化」に説明があります。
心筋梗塞、狭心症などの虚血性心臓病、脳血管障害の発症は動脈硬化が関係しており、死亡率も高いですね。
癌も恐ろしいですが、こちらのほうは何時重大事態になるか予測ができませんね。そう考えると、癌より怖いかも。
助かっても脳への血流の具合によっては体に障害を残すことが多いですね。
ニコチンと一酸化炭素で作用の仕方が違うようですね。共同で動脈硬化を促進しています。ニコチンは低ニコチンの品目に変えれば少
なくなるかもしれませんが一日あたりの総量を同程度になるように喫煙すれば、結局ニコチンは減らずに、一酸化炭素は本数比例で増
加します。タールについてもですね。
この動脈硬化への作用は受動喫煙でも起こると報告されています。一酸化炭素は部屋に充満しますからね。
さらに糖尿病でも患っておれば、動脈のダメージが大きいですね。網膜症や腎症などにもさらになりやすくなりというのです。禁煙す
ることですね。成人の失明原因のトップは糖尿病性網膜症だそうです。人工透析もね。こちらは死亡率が他の原因より高いですよ。

2006年5月28日
5月31日は「世界禁煙デー」その6 慢性閉塞性呼吸器疾患

本日は「慢性閉塞性呼吸器疾患」についてです。
まず喫煙した肺とそうでない肺を比べてみてください。これは肺ガンのときの写真です。喫煙者でもそれほどひどくはない写真のようですね。どこかで、もっと黒くなった写真もありました。
主にタールで汚れたのではと思います。肺胞にタールがベットリとついてしまっているのです。タールだけを取り出すことはできません。
結局、酸素と二酸化炭素の交換を妨げることになるのです。吸い始めたときから起こるのです。そして、逆戻りすることなく、悪化のするだけです。
禁煙するなら、早くすることをお勧めします。味覚みたいには回復しないので。禁煙すると非喫煙者と同年配なら呼吸機能の差は大体そのぐらいで進行するのですが、喫煙を続けると非喫煙者に比べたら急速に呼吸機能が低下して多くの場合、「COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)」になる。もしくはその予備軍に入ってしまいます。
COPDについてのホームページをご覧ください。このホームページによると約530万人の患者がいると推定されています。死者数も毎年伸びています。
予防は「煙草を吸わない」です。喫煙者は慢性閉塞性呼吸器疾患になるのを遅らせるのは「禁煙」が一番、というか禁煙しかないようです。
酸素ボンベを持ち運ぶようなことにならないためにも禁煙しましょう。非喫煙者はそのまま非喫煙で過ごしましょう。

2006年5月27日
5月31日は「世界禁煙デー」その5 喫煙と脱毛

今回は「脱毛」にします。
喫煙とどう関係があるのでしょうか。遺伝的に脱毛しやすい人もいるようですね。
そうでない人ではどうでしょうか。
あるホームページによると「血行や栄養障害によって脱毛がおこる」とありました。そうだろうと思います。
喫煙をするとニコチンで血管が収縮しますね。そうすると栄養の運搬量が減少したり、一酸化炭素とあわせて酸素の供給も減少することになります。
毛髪まめ知識」というホームページにも同様のことが述べられています。そして、「禁煙」しましょうとあります。「喫煙は百害あって一利なし」とも書かれていました。

2006年5月26日
5月31日は「世界禁煙デー」その4

今日で4回目になります。本日は「喫煙とお肌」でいこうかなと思います。
日経ヘルスのホームページのページの中に「たばこを吸うと肌が荒れる原因がわかった」というのがありました。
研究を行ったのは、ロンドンにある「男・王・聖ト−マス医科大学」アンソニ−・ヤング博士らの研究チ−ムで、「肌が老けるのは、喫煙によって、皮膚のコラ−ゲンを破壊するたんぱく質が増えるからだという。」
もともとは、紫外線と皮膚のコラーゲンを破壊する酵素「MMP−1」の量の関係を調べていたそうです。紫外線を受け続けるとこの酵素の量が増えることを見つけるとともに「喫煙」でも著しく増加することに気がついたというのです。
この酵素が増加するとコラーゲンが分解されるためにお肌が荒れて老化が早くなるというのです。その度合いは結構高いというのです。
この酵素、お肌以外のところでも活躍しているようですね。喫煙をするというのは体の各所でこの酵素を活性化させ、大事な繊維性タンパク質のコラーゲンを分解してくれるようですね。
人間の体は繊維性タンパク質がないとバラバラになってしまうと思います。コラーゲンを大切にするために「禁煙」を。まだ喫煙していない方は、そのまま、煙草には手を出さない方が非常に良いと思います。

2006年5月25日
5月31日は「世界禁煙デー」その3

この3回目は一酸化炭素についてします。
ニコチンは、ニコチン含有量の少ない製品に変更することでいくらかは減らせる可能性があります。でも、大抵の場合、一日のニコチン量を維持しようとして喫煙本数を増やしてしまっているのが現状のようですね。
喫煙本数にほぼ正比例で増加するのが一酸化炭素です。これは「紙巻き煙草」である限り本数比例です。
一酸化炭素の危険濃度は0.1%です。注意濃度が0,01%ですね。この頃、ネットで知り合って集団自殺というのが時々ありますね。自殺するために「練炭火鉢」を車に持ち込んでいる例がありまた。目的は一酸化炭素発生です。
昔の都市ガスでよくガス中毒を起こしていましたが、原因物質は一酸化炭素です。今の都市ガスは多くの会社で「天然ガス(メタンガス)」ですので昔みたいには死ねませんよ。
煙草を吸うとこの一酸化炭素を吸うことになるのです。それも本数比例でね。
一酸化炭素は赤血球中のヘモグロビン(酸素を結合して運搬します。)に酸素の200倍以上の強さで結合します。一酸化炭素中毒の治療は確か「高圧酸素」だったと思います。普通の状態ではなかなか分離してくれないのです。
ですから、血液の酸素運搬量が減少することになります。喫煙すると息切れなどが多くなる理由の一つですね。心臓に負担をかけることになります。それでも、非喫煙者より酸素運搬量が少ないことになるのです。
赤血球数を数えると喫煙者は多めになることがあると思いますが、代償的であって健康的ではないのです。全身の細胞が常に酸欠に近い状態に置かれるのが喫煙であるということになります。
心筋梗塞などで死なないためにも、体の持つ能力をフルに発揮させるためにも「禁煙」されることを、まだ、吸ったことない方は吸わないことをお勧めします。喫煙は病気です。嗜好ではありません。
筋細胞内・外脂肪についてのホームページ「1H−MRSを用いたヒト骨格筋における筋細胞内・外の脂肪量と加齢変化」に以下のようなのがありました。
1. 骨格筋のおける細胞内・外の脂肪量の研究

近年、プロトン MRS の発展によって筋細胞内・外脂肪量について非浸襲的に直接定量することができるようになった。筋細胞内脂肪(IMCL)は、ミトコンドリア内で直接エネルギーとして利用されて、筋細胞外脂肪(EMCL)は筋線維間に霜降り状に貯蔵される。IMCL量は最大酸素摂取量と正の相関関係が認められており、持久選手のIMCL量は一般人に比較して高い。すなわち、マラソン選手の体脂肪率は低いが、エネルギーになる脂肪が骨格筋には豊富に蓄えられている。我々は、このことを証明しスポーツ能力のパフォーマンス向上に寄与する研究を発展させている。一方、筋細胞内・外脂肪は糖尿病や高脂血症などの生活習慣病と密接な関係にある。生活習慣病予防と運動、加齢や肥満との解明の研究にあたっている。

2006年5月24日
5月31日は「世界禁煙デー」その2

今年も禁煙デーが近づいてきましたので昨年同様「タバコの害」についてしばらく続けたいと思います。
今日はその2回目です。
5月24日のニュースによりますと「ニコチンパッチの保険適応」が認められたというこよです。
タバコ以外の形でニコチンを吸収すれば、煙草を吸わなくても済むということで禁煙治療に使われています。これからでも「喫煙はニコチン中毒」であって、味覚や香りは関係ないということかな。まあ、煙草を吸えば、味覚や嗅覚がマヒします。
そういうことで、喫煙を始めると「味覚」が鈍ります。禁煙すればしばらくするともとのように味覚を感じることができるということです。
ですから、喫煙者が禁煙すると食事が美味しくなり、つい食べ過ぎて太るということになる場合が多いようです。でも、「喫煙の害」より低リスクです。
周りの人への悪影響として、煙草の煙により味覚と嗅覚の低下というのがあります。喫煙者だけの問題ではないのです。ですから、レストランなど飲食店は禁煙か適正な分煙を実施する必要があるのでが、対策をおこたっているところが多くありますね。アイルランドやノルウェーなどでは居酒屋まで禁煙だというのにね。
副流煙による害はこのほかにもあります。でも、本日はここまでにしておきます。

2006年5月23日
5月31日は「世界禁煙デー」

今年も禁煙デーが近づいてきましたので昨年同様「タバコの害」についてしばらく続けたいと思います。
まずは「ニコチン」についてです。
あるホームページによりますと、
たばこの三悪、ニコチン、タール、一酸化炭素を見るとニコチンについて次のようになりました。
「ニコチンは青酸に匹敵する毒性を持ち、極めて短時間に吸収されます。」、また、「ニコチンには、中枢神経興奮・抑制作用や、血管収縮、心拍数増加などを引き起こす作用などがあり、現在では依存性薬物と認められています。」もありました。
依存性薬物であるから禁煙が辛いのです。
血管収縮作用がありますね。ニコチンの場合は全身で起こるのでしょうね。そうすると、脳への血流も減少することに、でも、減少すると困るところへは心臓を酷使して維持しようとするようですね。
心臓に負担がかかり、心筋梗塞などの引き金になるというのです。これは吸い始めたとたん始まり、吸い続けている限り心臓への負担の増加は続くのですね。
そのほか、血管に対しての影響は収縮だけではないそうです。特に動脈硬化などがあるとさらに体に良くないですね。
精神面での作用についてはいろいろあるので控えておきますが、「ニコチンなし」の状態で問題は一切起こらないですね。

2006年5月22日
「素直は善か」誤りに気づかぬ怖さ

これは5月22日付日経教育面の「まなび再考」の見出しでした。
中身は、大学でのゼミで学生が、誰かの論文を精読し考察して発表するのですが、論文を「聖書」のように受け入れてしまっているようだというのです。
「事実誤認、論理の飛躍、根拠薄弱など論者が犯したかもしれない過ちが一顧だにされないまま、結論だけがうぶで吸収力に富む真綿のような頭脳に染みこんでしまう」とありました。
「論者と異なる結論を引き出すための、論理回路と構えが排除されてしまっている」というのですね。これは怖いことだとこのコラムの著者はいわれています。
「聖書のように読む素直さは『長いものに巻かれる』ことにつながる。知的無垢さは、権力や権威が提示するゆがんだ世界観をも抵抗なく受容して、容易に時代の加害者に化けてしまう」ともありました。
先の大戦までの日本の状況がまさにそうだったですね。批判的精神を滋養していないと国を潰すことにもつながりという見本です。
現在の状況も当時に近づきつつあるような気がします。最近の憲法論議や教育基本法、共謀罪などがそれに当たるかも。
国を潰さないためにも「批判的精神」や「他者と異なる結論」を導き出せる素養をつける必要があると思います。

2006年5月21日
熱中症対策

また、熱中症が多発する季節になってきましたね。
最近、思うことは「今の学校運動部は水分補給を考えるようになり、実際水分などの補給をさせている」ようですね。
その昔は「水を飲んだら鈍る」などと非科学的なことがまかり通っていましたが、今ほど熱中症は多発していなかったような気がします。当時の教育学部や体育学部ではどのような指導をしていたのでしょうか。製鉄所などでは塩分と水分の補給処置が取られていたはずです。どちらが人間的だったのかな。
この熱中症の多くなった理由はいくつかあると思うのですが、「汗腺」が十分に機能していないことも一つかなと思います。
汗腺は、2〜3歳ぐらいまでに汗を出させることによって機能するようになるというのです。そして、毎年、訓練して汗を出させ続けるということが必要だというのです。
最近は「クーラー」で汗をかかなくなりましたね。これは「汗腺」の機能を低下させるというのです。
ですから、乳幼児期に汗腺を使えるようにしてもらっていないと大きくなってからも使えないというのです。その結果、体温調節のうち、体温を低下させる能力が健全に機能していないので、少しの運動でも体温が上昇したままになりやすく、簡単に熱中症になるようですね。
省エネの立場からではなく人間のもつ機能を維持するためにクーラーは余程のことがない限り使わないとするのが熱中症対策になると思います。夏バテ防止にもよいのでは。
私は仕事柄クーラーのところから逃れることができるので夏バテ知らずです。もっとも、年に数回はクーラーが必要な気温になることもあると思いますが、そのときだけは使おうかなと思っていますがここ10年ほど使うようなことはなかったです。
ある医療系のホームページでクーラーの設定温度は気温より少し低めの温度で28℃とかよりは高めにする方がよいというのがありました。これは。外気温との差が少ない方が良いということですね。
クーラーなしの前提として「風通しがよい」というのがあります。

2006年5月20日
米の食肉処理35施設、6月にも査察・牛肉輸入再開へ

この見出しはNIKKEI.NETで見つけました。昨日、ほかの分野のテーマを考えてみるとしましたが、今回は「狂牛病」です。
前回のこのテーマで書いたとき、アメリカでの変異型クロイチェル・ヤコブ病の広がりについての報道やホームページを紹介しましたね。
今回の会合での日本側の姿勢は「結論ありき」という得意型みたいですね。
日本の審議会などで揉めるのは政府諮問とは異なる方向に審議が向かったときですね。でも、ほとんどいってそのようなことはない。どうしてか、政府のお気に入りの面々が審議会等の委員に指名されているからでしょうね。自分で委員会、審議会等をつくってそこに諮問する。反対されるわけないですね。
行政手続き的には、このまま、輸入再開に進みそうですね。変異型ヤコブ病にできるだけ罹りたくないのなら、「検査済み牛肉」を購入しましょう。
変異型ヤコブ病に罹っても、日本政府はもちろん、アメリカも賠償などしてくれないのではと思います。「罹り損」にならないために「検査済み牛肉」にしましょう。

2006年5月19日
与党、国民投票法案の今国会提出を確認

これはNIKKEI.netで見つけた記事の見出しです。
与党は「憲法改定」のできる状態にしていきたいということでしょう。
こちらの審議についてです。昨日ですか医療関係法案を採択されましたがあれで十分審議した結果のでしょうか。
度々、このように思える事態が発生しています。この法案、共謀罪の法案、教育基本法などこれらが中身のある時間をかけ、必要に応じて修正や場合によっては一旦引っ込めるということも考えてもらえるのでしょうか。
先の大戦の反省を十分にできない面々によって、また、日本が潰れるようなことになってほしくないですからね。
憲法も多くの国では修正されているのは事実です。ドイツでも修正されているはずです。でも、ドイツの首相はヒトラーの墓参りはしていません。
ここしばらく、このタイプの話が多くなってしまって済みません。ちょっと、取り上げるテーマについて行き詰まっている感じを持っています。
今まで、よく取り上げている分野と違うものも考えてみたいと思います。

2006年5月18日
与党の共謀罪創設での3次修正案

組織的犯罪処罰法で「共謀罪」を創設しようと与党が3次修正案を発表したとこうことですね。
この手の「罪」についてはあればよいと思われる犯罪もあると思うのですが、運用次第で治安維持法などの悪夢が再来するかもしれませんね。
先の大戦では、「治安維持法」で非暴力的反戦運動も弾圧の対象になり、日本人の国民性とも関わりもあってか「戦争一色」になり、国の滅亡まで突き進みましたね。そして、危うく天皇制も廃止の憂き目に遭うところでした。「冷戦」のおかげで天皇制が存続になったと思います。
二度と先の大戦のときみたいにならないようにするためにはもっと厳格にどのような犯罪をもって「共謀罪」にするのか規定する必要があると思います。というのも、日本は「裁量行政」がまかり通る国であるからです。また、「解釈の変更」を平気でおこなう国ですからです。
であるからして、もっと慎重に審議を続ける方がよいのでは。与党はぼちぼち採決したいようですね。でも、いろいろな観点から議論してほしいですね。「言論の自由」があるようでないような面のある日本ではね。日本ジャーナリスト会議は「廃案」を求めていますね。これは、相談しただけでも処罰された「治安維持法」の悪夢が思い起こされるからでしょうか。

2006年5月17日
教育基本法改定案審議入り

教育基本法の改定案の審議が衆議院で始まりました。
焦点の一つが「愛国心」に関わる文言ですね。
ところで、先の大戦で一番「愛国心」を叫んでいたのは国内のどのような勢力だったのでしょうか。その勢力によって戦争に負け、大日本帝国憲法を改定せざるおえない状態になったと思います。戦争をしていなければ、以前から度々書いていますように日本は「大日本帝国憲法」のままで現在に至っていると思います。
ですから、「愛国心」を盛り込むのであれば、当時をどのように考え、そこからどのような教訓を導くことができ、二度と国を潰さないようにするにはどのようにすればよいのかということについて議論を深める必要があると思うのですが、ついどそのような議論が国会でなされる様子はないですね。
今でも、アジアでの日本の存在感は低下しているというのです。今後の歴史的背景への取り組み次第ではさらに低下し、再び潰れる恐れがないとはいえないですね。
食糧自給率40%以下、エネルギーに至ってはほぼ100%輸入ですね。先の大戦のときはどちらももっと自給率は高かったはずです。
国際社会との関わりのなかでしか日本の存在を維持できない状況ですが、今の内向きの思考では存在が危うくなるような気がします。
今一度、よく考えてほしいですね。

2006年5月16日
政府の子育て支援策

政府の少子化社会対策推進専門委員会が今後の子育て支援の骨格となる報告書をまとめたと5月16日の日経社説にありました。
「地域や家族の子育て支援」「働き方に関わる施策」「経済的支援」が柱になっているというのです。でも、具体性が乏しいというような書かれ方をしていました。
財源の裏付けと実効性のある対策とが中途半端なのかな。税控除方式は所得の低い層には無意味ですね。ですから、税金はしっかり徴税して「児童手当」や「出産一時金」、「乳幼児の医療費公費負担」などを充実すればと思います。財源は税金の使い道の変更で捻出すべきですね。そうすると、公共事業も減るかもね。
働き方に関しては、「男」の意識改革が必要でしょうね。育児休業などを取り入れた企業には税制などで優遇すべきでしょうね。まあ、実際に休業とを取得して子育てしている従業員がいる場合に限りますが。
法令等に違反して、子育ての妨害をする感じの事業所には罰則を、そして罰金をという感じぐらいにして漸く減少が食い止められる程度かもしれませんね。
子育てが、親の生活を精神的だけではなく、金銭的にも引き合うという状況まで社会制度を変えていく必要があると思います。
政府の対策の実施状況からはここまでは踏み込めないのでは。「既得権」を大幅に侵害してのみ達成しうる可能性が大きいですからね。既得権の固まりみたいな官僚などには抜本的子育て支援策は作れないでしょうね。政治が表に出ていくしかないでしょう。

2006年5月15日
もう一つの教育格差

5月15日日経教育面「まなび再考」の見出しです。
教育格差をいわれるとき、経済的格差のほうを指していることが多いですね。
「子供は親を見て育つ」とも言われていますね。まあ、「大人を見て育つ」ですね。どうしてか。人間になるためには「学習」が必要なのですね。そうするとき、「手近な大人」が見本になると思うのです。
今の学校教育は「文化的環境」がよい方が有利ですね。「よい文化的環境」とはどのようなものであるのか。
例えば、「絵本」などを乳幼児期にどれだけ感情を込めて読んでもらえたのか。これは、大きいのでは。子供が本が欲しいときに身近にあるのとないものの違い。
親が、仕事か趣味かは問いませんが、しっかりした本を多く持ち、よく読んでいるかどうかなどですね。
博物館等に連れて行ったか。テレビの番組にどのようなものが多いのか。
比較的高学歴の親のほうがよい環境を子供に与えることができる場合が多いですね。
経済的側面の影響がどうしても絡むとは思うのですが、「文化的環境」というのが子供の学力格差になって出てきていることも否定できないと思います。
自ら調べたりして解ったりできるようになることの喜びを体験させることも大事だと思います。この点も親のつくる文化的環境から出てくると思います。

2006年5月14日
治療法やクスリ 患者の立場に立って説明

これは5月14日日経医療面にあった見出しです。今日は、米下院のハイド外交委員長(82)=共和党=が小泉首相の米議会での演説に向け「靖国不参拝表明を」ということを含むようにとする書簡を下院議長に提出していたことにしようと思いましたが、こちら、医療にしました。
私が肺ガンの手術を受けたときは「説明と強要」みたいな感じでしたね。標準的手術の説明しかなかったですね。それに比べると今は相当患者よりになっている医療機関が増えてきているということですね。
「医療コーディネーター」という認定を受けたスタッフのいる病院も出てきているのですね。日本医療コーディネーター協会のホームページもご覧ください。
私の場合、煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろうのホームページの内容から見てもらえば分かるように「からだの科学」という医療関係者向けの本も理解できますから、また、必要に応じて専門の医学書も読みますので、医師の説明していることは大抵理解できます。または、本の程度しか説明していないと思うこともありますし、明らかに説明不足であると断定できたこともあります。
ところが、ほとんどの患者さんは予備知識がないに等しいですね。この現実になかなか気がつかない医師がまだ多いのかな。大学でも工夫が始まっているので患者にとって分かりやすく正確で適切に治療が判断でき治療法が選択できるようになってほしいですね。
そのためには、「教育」についての意識も多くの人では変える必要があるのでは。人間は、「学習」をして人間になれるのです。「勉強」とはより良い人間になるためにするものであるということで、試験に出るからするというのはおまけでしかないと思います。より良い人間の条件の一つが自分お体に対して、そして、病気に対して正しい知識を持っており、または、より新しくより正しい知識を理解できることも必要でしょうね。
病気になってから勉強するのではなく、日頃から体や病気のことについて気配りしておくことがいざというとき役に立つのでは。また、医師の方は患者は何も知らない場合でも理解できるように説明できる能力を身につけてほしいですね。
「クスリ」反対から読むと「リスク」語呂が面白いですね。

2006年5月13日
禁煙パッチ保険適用へ

5月13日付日経社会面に「ニコチンパッチの健康保険適用の検討」という記事よりです。
この4月から禁煙指導に関してだけ保険適用になっていましたが、ニコチンパッチを処方してもらうとこちらが保険外だったので禁煙指導のほうも保険外になっていたのです。
それで、パッチも保険適用にして標準的な禁煙治療が保険診療でできるようにしようというものです。厚生労働省がこのための検討を始めたというのです。早ければ月内に実施したいようです。
禁煙治療を保険対象として増加する経費と喫煙減少による税収減を合わせた額より「喫煙による健康被害」による損失額のほうが圧倒的に多いからでしょうね。
この結果、昨日書きました増税による煙草の価格上昇を考えると1日20本ぐらいの喫煙者の禁煙指導の自己負担分は煙草代の半値ぐらいで済むようです。さらに、禁煙に成功すれば、以後の煙草支出がなくなりますので、経済的にも禁煙治療を受けて禁煙する方がお得ですね。
この機会に喫煙者の方、禁煙治療を受けられることをお勧めします。

2006年5月12日
たばこ値上げ

昨日は体調不良で早く寝ました。それで、書き込み等お休みさせていただきました。
5月12日付の日経の社会面にたばこの値上げについて出ていました。ほかの各紙も出ていたのではと思います。
もっと、値上げしてイギリスなどと同程度にすれば未成年者の喫煙が減少するのではと思うのですが。成人の喫煙も減少してほしいですね。
1本あたり1円ですが、マイルドセブンなどは20本入りでさらに10円値上げするというのです。自動販売機での未成年者か成年者かの識別ができるようにするための経費だというのです。なぜ、もっと早くからこの識別に取り組まなかったのでしょうか。
自動販売機が未成年者の喫煙を助長してきたのは明らかだと思います。
まあ、今回の値上げを機会に喫煙者(ニコチン中毒症)の方は「禁煙」に取り組まれてはと思います。
「禁煙」すると、食事が美味しくなりますよ。体が軽くなる(酸素の運搬力が回復する)。心筋梗塞等血管損傷に関わる発病確率が減少する。呼吸器の機能低下が非喫煙者と同程度の低下速度になる。など、多くの利点がありますよ。あ、そうそう癌の発病確率も喫煙時より低くなりますよ。

2006年5月10日
経済同友会、靖国神社への首相参拝に「再考求める」

5月10日の朝のニュースで報道されていました。未来志向の日中関係を構築したいのなら先日書きました独仏の歴史教科書のような取り組みが必要だと思います。
現状のままでの靖国神社参拝は問題が多いはずです。そのことについて、主要経済団体として経済同友会が初めて「参拝の自粛」を提言したわけですね。
今、憲法改定に向けての議論が高まってきていますが、調子に乗って何も考えずに中国戦線を拡大し、アメリカの挑発にのって日米開戦して戦争に負けたため、現行憲法に改定せざるおえなかったのでは。押しつけられたものではなく、押しつけられる羽目にしたのは誰ですか。昭和天皇に死を覚悟させたのはだれですか。
そのようなことを考えると靖国神社には参拝に行けないのでは。
だから、経済同友会が「参拝自粛」を求めるのは対外関係のことが主のようですが、国内的にも重要な意味を持つと思います。
もし、戦争をしていなければ日本は今でも「大日本帝国憲法」のままであったろうと思います。現行憲法を持つことになった原因の歴史的な検証、反省がより良い未来を持つために必要だと思います。

2006年5月9日
メタボリック症候群1300万人

これは5月9日の日経社会面にあった記事の見出しです。
「メタボリック症候群」とは「内臓脂肪症候群」です。肥満に加えて、血中脂質、血圧、血糖が高い状態をいうのだそうです。
ここの数値がそれほど悪くなくても、重なれば心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などの生活習慣病に危険性が高いというのです。
それが、男性では40歳以上で2人に1人、女性でも5人に1人が有病者か予備軍だそうです。多いですね。
これが週に一度でも運動する習慣のある人になると男性で30%ぐらいになるというのです。でも、まだ高いと思います。明らかに運動不足の栄養の取りすぎでしょうね。だから、少しぐらい運動してもなかなかという感じかな。でも、運動しない人よりよほどましですね。ですから、運動しない人は50%より高いということになりますね。
男性ではウエストが85cm以上でBMI(体重を身長の二乗で割った数字)が25以上を肥満型が29%もいるのですね。
私など「目指せウエスト76cm」を実行中です。現在79cmのズボンが楽々です。
大きな原因は、「筋肉は使わなければ衰える」ということの意味を理解できていない人が多いことにもよるのでは。骨格筋は体内でのエネルギー消費に大きな役割を果たしています。それが衰えるということはエネルギー消費も減少するということでしょうね。摂取量が同じままなら、「肥満」ですね。それも内臓脂肪型のね。
適切な運動と摂取カロリーのバランスを考えていく必要がありますね。健康で寝たきりなどにならないようにするために。

2006年5月8日
元気な生活のコツ

5月7日(日)日経健康面にあった記事です。昨日、同じ紙面から「食と長生き」について欠かさせていただきましたが、その中に「長寿は与えられるものではなく勝ち取るものである」とありました。
元気な生活も同様のことがいえますね。
今回は「雑穀」「運動」「サプリメント」についてその利用のコツを知ったほうがいいですよという記事でした。
「雑穀」も症状とかで種類と分量を調節したほうが効果的であるとのことです。日本雑穀協会のホームページをご覧になられたよいと思います。
「運動」ですが、日常で少し工夫するだけでも運動にあることが多いですね。例えば、「歩く」ですね。これ、少し早足にするだけでもと思います。少しの距離は歩くことを心がける。いちいち乗り物に乗りに行くことを考えると歩くほうが早く目的地に着きますよ。歩幅を少し広げるとかです。
「階段」を使いましょう。特に登りをね。一段飛ばしのほうが鍛える効果は大きいそうです。これも、なれるとエレベーターなどを待つのが億劫になりますよ。結局、楽すると筋肉によくないということです。私など手術後10日ほどで2階から9階まで階段をゆっくりですけど登ってました。後の回復が速かったと思います。
「サプリメント」についても専門家の助言を受けながら、重複等が起こらないようにしたほうがいいですね、記事で取り上げられてた本は「日本サプリメント協会著、サプリメント健康バイブル」小学館SAPIOムック です。

2006年5月7日
食と長生き

5月7日の日経健康面にある連載です。
今回は、沖縄県のことが取り上げられていました。長らく、長寿日本一の座を沖縄県が占めていましたが、男性において1995年の4位から26位に凋落したそうです。女性は首位を守っているというのです。
問題点は、高齢者ではなく中高年の死亡率の上昇によるというのです。「45〜49歳の沖縄男性の死亡率は疾患別に見ると脳血管疾患、脳出血、肝疾患、糖尿病でどれも全国のワースト10に入る。」とありました。
肥満も高率だそうです。この原因として、著者は「食の欧米化と運動不足」をあげています。
健康診断の受診率がほかの都道府県に比べて低いともありました。糖尿病や高血圧を患いながら治療を受けていない人も多いというのです。
「長寿は与えられるものではなく勝ち取るものである」といわれています。
食生活と運動の両面から考えてみましょう。

2006年5月6日
子供の数

子供の数が25年連続で減少していることが、5月4日の総務省がまとめた人口推計からわかった。
もっとも、20歳に近い年齢の方が出生数より多いので来年度も記録更新は確実でしょうね。
あの一人っ子政策の中国の方が子供の比率が日本より高いという矛盾、どう考えますか。
フランスでは、児童手当の大幅増額などで出生率をあるところまで回復させました。ヨーロッパ各国は苦労しているようですね。
子供が多い方が活気がありますね。若者に置き換えてもいいでしょう。だから、18歳人口が減少しているにもかかわらず、公立大学設立ラッシュみたいなことが起こったのでしょう。看護学部ですと一石三鳥ぐらいの効果が考えられますものね。しっかりした大学であれば新設でも進学する意味もありますし・・・。
公共事業より子供の数が増える方がその地域の消費が増えて効果が大きいのでは。それと工場誘致、あるいは新規産業をうまく組み合わせることでしょうね。
そうすれば、税収の増加が見込める場合が多くなるとのでは。
雇用が増加すれば、治安維持費や生活保護などが少なくなる可能性が大きいですね。
今みたいな急激な減少だけは早く止めてほしいですね。子育て支援に予算を。公共事業費を削って子育て支援を。


2006年5月5日
独仏で共通の歴史教科書

5月5日の朝のNHKでフランスとドイツが1945年以降の部分についての歴史教科書をつくったと紹介されていました。
ドイツとフランスは独仏戦争や第一次世界大戦、第二次世界大戦など戦火を交えています。その両国が今の友好関係をさらに発展させるためには歴史認識の共有が必要との観点からつくられたそうです。
これができるのも、第二次世界大戦でのナチスの行為およびナチス政権成立についてドイツが検証や反省、そして二度と同じようなことを繰り返さないための努力をフランスが認めたからでしょうね。
フランスも第二次世界大戦後は第一次世界大戦の戦後処理の愚を繰り返さない努力をしてますね。このような両国であったから「歴史の共有」が可能になったのでしょう。
もっとも、所々では解釈の異なる部分があるというのです。その場合は両方の解釈を併記する形にして生徒に考えさせることにするそうです。
この歴史教科書は日本でいう高校3年生用だそうです。日本みたいな受験勉強のない両国だからできる面もあるのかな。今後、1945年以前についても作業をしていくそうです。
ドイツはナチスの行為を否定していませんから、共用の歴史教科書ができるのにそう時間はかからないのではと思います。

2006年5月4日
補完代替医療

5月4日の朝日新聞に載っていましたね。
四国がんセンター」のホームページ「四国がんの情報提供」のところをクリックすると情報提供ページになりますので、そこの「がんの補完代替療法ガイドブック:民間療法とうまくつきあうために」をクリックするとpdfファイルで表示されます。
詳しくは、読んでいただければと思います。
まあ、新聞広告などに出ているような劇的な効果というのはないようですね。でも、個人によりいろいろありますのでがんセンターの資料をよく読まれて利用されるかどうかを検討されるとよいと思います。
そのためには、人間についての正しい科学的基礎知識をお持ちになられる方のほうがよく理解できると思います。

2006年5月3日
憲法記念日

5月3日は「憲法記念日」ですね。憲法改定について、各党が談話を出していますね。
改訂するのか、護憲で貫くのかいろいろですね。
どれにしても、どうして大日本帝国憲法をこの憲法の規定に基づいて改訂せざる状況になったのかの検証と反省が必要ですね。
押しつけられたとかいう勢力もありますが、中国東北部、そして中国全土へと戦線を広げていき、アメリカの挑発にまんまと乗って連合国と戦争を始めて負けていったのですね。
開戦当時、海軍は「半年」はなんとかできると言っていたらしいです。陸軍はそれもなかったのでは。でも、何も考えずに開戦という感じです。
考えているのなら、ノモンハン事件の後、装備の近代化ぐらいはおこなうはずですが、おこなわず元亀天正の信長の軍勢に毛の生えた程度の骨董兵器で戦ったと司馬遼太郎氏は「雑談 昭和への道」の中で述べられています。
この戦争に突入していった頃と同じような考え方が今、頭を擡げてきているような気がします。「唯我独尊」が酷すぎるという面ですね。
先の大戦では、天皇制廃止の議論もあったのですが、「冷戦」のおかげでしょうか天皇制が存続しましたね。
今度、もし、何かがあって最悪のときは「天皇制廃止」になる恐れもあると思います。このような事態にならないためにも「歴史を鏡」といて、その歴史的意味を他者の立場からも考察してほしいです。それが日本を守ることになるのでは。
ノモンハン事件では、当初ソ連軍はガソリンエンジンの戦車を使用していたそうです。それで、日本軍得意の肉弾戦の火炎瓶で多数破壊されたというのです。そこで、次のときまでにジーゼルエンジンに変えたのです。肉弾戦が不発になってためか、日本軍の死傷率が75%以上という世界の戦闘史上信じられないぐらいの高率になったわけですね。負けた日本軍は対策なし、口止めのみだったそうです。
今も先の大戦などでの都合の悪い部分には触れたがらない、忘れたふりをするというのがよく似ていますね。
日本を潰さないために、天皇制を存続させるために忘れないでほしいですね。

2006年5月2日
闘病記の効用

4月30日(日)の日経医療面に闘病記の話が出ていました。今、闘病記を書棚に取りやすく置いたり、目録の改良したり、本の帯をそのまま活用するなどしている図書館が増えているというのです。
病気になった場合、同じ病気の方の話が聞けるということがよい影響を与えることが多いようです。でも、身近にいつもいるとは限りませんね。
そこで、「闘病記」が活用されるようになってきたというのです。闘病記は患者の立場で書かれています。そこがよいのですね。
国立国会図書館も昨年から闘病記をネットで調べられるようにしているそうです。医学部生にも効用があるとのことです。
日経の出ていた図書館などは次の通りです。
江別市情報図書館
北海道立図書館(ここは企画展示)
群馬大図書館医学分館
古書店「パラメディカ」(ネットを通じて販売)
東京都立中央図書館
静岡がんセンター
静岡県立短期大学付属図書館
大阪厚生年金病院
愛媛大学図書館医学部分館