煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る)
2005年9月30日 首相の靖国参拝について 本日、大阪高裁で「違憲」という判決が出ましたね。憲法判断に踏み込んでいない東京高裁とは異なりましたね。昨年の福岡地裁は「違憲」でしたね。そうでない判断のところもあったようです。 ところで、帝国陸軍は「軍神」をよく創っていました。士気を鼓舞するするのが必要と判断したときかな。司馬遼太郎の講演集のどれかにあったのですが、大したことのない件で「軍神」だとかと述べられていました。歴史に大きく登場し始める靖国神社は、どこか同根の発想があったのではと思ったりします。 それと、伊勢神宮の「おかげ参り」「抜け参り」というのが江戸時代にありましたが、天皇については明治初期の巡幸が大きいですね。その当時の廃仏毀釈、これは明治政府の意向かな。 このようなあたりは、韓国や中国の方がよく理解されているかも。そこに首相が参拝すれば「私的」といっても無理があるのでは。だから、当然の違憲判決かなと思います。 日本では、織田信長の比叡山焼き討ち、石山本願寺との戦い以降は、政治による宗教の利用がおこなわれてますね。江戸幕府の「寺請け制度」などですね。 まあ、選挙で「参拝」を公約していたとも聞きますが。もしそうだとすれば、「公式」にあると思います。選挙は政治行為そのものですからね。 今回の総選挙で「行政改革」を進めてほしいのですが、自由民主党には投票しなかった理由がこれかな。
2005年9月29日 政治資金報告 総務省が公表した政治資金報告によると、政党助成金の割合の高さが気になりました。個人献金や党費が政治資金の主力になってほしいと思うのですがね。 企業や団体の献金は前年度より減っているようですが、未だに多額ですね。民主党の場合、助成金が8割ぐらいらしいです。ということは、企業や団体のを含めても献金や党費による部分が弱いということですね。ですから、献金団体に気兼ねしていたため、総選挙で「大敗」したということかな。 まあ、一部政党を除いて「族議員」の集まりみたいな状態で長く来たため、アメリカやヨーロッパのような政党が育っていないことのに繋がるのかも。今回の総選挙では「無党派層」が自由民主党に流れたというのが主因のようです。「無党派層」にとっては自由民主党というか小泉首相に今までの政治家と違うイメージを持った人が多かったのかも。 自主的加入の党員の多い政党が議席を増やせるような状況になってほしいですね。そうすれば、政治資金の出所の割合も個人と助成金が主になるのでは。
2005年9月28日 納税者の反乱 物騒な表題にしました。本日のニュースで民間の給与所得の減少と国家公務員の給与の引き下げがありました。 民間は一昨年と昨年の比較ですね。公務員の方は昨年と今年の比較ですので単純には比較できませんでしたが、民間給与が減少すれば致し方ないのでは。 「納税者の反乱」はアメリカで実際に起こったことがあります。納税額が減少して多数の公務員が解雇された地方公共団体がありました。 そのような例から見ると日本の納税者はおとなしいですね。公務員の給与の適正水準とはどのようなものでしょうか。算定できない場合があるのですが、一つの方法が今の人事院勧告制度ですね。もう一つが同じ仕事を民間に任せた場合、いくらでできるかいうものなどですね。まあ、民間ではどうしようもない分野もありますが。行政改革の最大の抵抗勢力はなにか、考えてみましょう。 今は地方や行政の末端に対するオンブズマン活動が主ですが、これが中央官庁などにも及ぶことを期待しています。ただ、今に活動のなかには首をかしげたくなるのも聞いたりしますが、より実質的な方向で進むことを期待します。
2005年9月27日 豪雨の多発 本日のNHKクローズアップ現代で取り上げられていました。特にここ2年は多くなっており、今年はすでに昨年の総数を上回っているとのことです。 どうしてでしょうか。台風の巨大化についても以前書きましたね。理由は同じと思っています。大気中の水蒸気量の増加が大きな原因でしょう。だから、雨がよく降るのですが、熱帯地域は基本的には毎日の太陽熱による水蒸気はその日のうちにスコールで降ってしまうのかな。 でも、日本ではスコールは「夕立」程度で見られますが、今の豪雨はこれではないですね。大気の循環によって、水蒸気量の多い湿った空気が次から次へと流れ込んできて降っていますね。ですから、降り続くのです。四国の早明浦ダムは一回の豪雨で貯水率0%から満水にまでなってしまいました。 ではどうして、空気が湿るのでしょうか。海水が温められているからでは。数年前、沖縄で海水の異常高温でサンゴがやられそうになったことがありますね。 海水温の上昇はというと、考えられるのは「温暖化」です。 やはり、温暖化は進行しているのでしょうね。ただ、温暖化でいつも雨が降ってくれるわけではなさそうですね。今年の四国の渇水、原因は太平洋高気圧の急激な発達かな。梅雨前線を一気に押し上げてしまったためのようです。そのようなことが頻発すると全国的な水不足ということも起こりえるわけです。日本の砂漠化、中緯度高圧帯が日本上空に居座るような事態が起こると可能性があります。
2005年9月26日 在外被爆者手当、再び認める 福岡高裁 長崎の控訴棄却 これは朝日新聞のHPでの見出しです。 一言でいうと「当然」の判決だと思います。このような裁判が起こされること自体、日本の戦後処理のずさんさがもたらしたものでは。 このような自体になったのは「官僚機構の硬直性」が大きな原因でしょう。「省益」というものですね。例えば、予算の配分や定員などで全体には限りがあるので、「どこかを増やせば、どこかが減らされる。」それを避けると「硬直」しかないですね。機動的に必要な部署に予算や人員が回せない。また、予算を維持するために「必要ではない仕事を増やす」ことがおこなわれたりしていますね。例えば、有明海の干拓などです。 それと。日本軍の体質や日本軍が敗戦の時、したことと共通の要素もあるのでは。「弱者切り捨て」の発想ですね。被爆者は弱い立場の人が多いですね。水俣病も弱い立場の人が多いですね。そして、認定で揉めていますね。それと同根では。 だから、今回の判決は当然だと思います。上告しないことを求めます。
2005年9月25日 「教えて 禁煙のコツ」怖さ知って 生活改善 これは本日の日経健康面の見出しです。 記事の内容は「喫煙者」向けみたいです。 紹介されている本は、アレン・カー著「読むだけで絶対やめられる 禁煙セラピー」’KKロングセラーズ)です。 本の内容は、「禁煙は決して難しくない」との考えに立って、煙草をやめたいと思う読者に「どうしてたばこを吸うのですか」と、繰り返し問いかけていくものだそうです。 実際、喫煙による損失では「食事が不味くなる」「血液の酸素運搬力が減少して持久力が低下する」ということがすぐに起こりますね。ニコチン中毒になるということと引き替えに食事が味気なくなり、持久力を低下させるのです。ワインの香りも判らない。刑事コロンボの「別れのワイン」でタバコをコロンボは注意されていたし、非喫煙のカッシーニ氏は非常に微妙な味の変化も捉えていましたね。 「怖さ」が慢性でゆっくり進行するために「ニコチン依存症」にはまりこむわけですね。喫煙者がストレスを引き起こす原因は「ニコチン切れ」です。ニコチン依存症になっていない場合は起こりませんよ。自らの行動でストレスをたぁめているのですね。 ストレスは、血管に悪影響を与えます。ニコチンも一酸化炭素も血管に悪影響を与えます。喫煙すれば、血管を傷めつけていることになりますね。 非常に多くの有害物質が含まれていますね。それも、副流煙は主流煙より多くです。主流煙でこれだけの害があるのですから、副流煙はもっと大きな害を与えていることになりますね。外国の研究で、ベランダや換気扇のところでの喫煙は受動喫煙対策にならないという結果が出ているそうです。 喫煙のメリットとは何なのですか。ストレス解消とかいいますが、そのストレスの原因は「喫煙」です。よく考えてみましょう。 まだ、喫煙したことのない人は、たばこには手を出さないことです。これが一番の対策です。
2005年9月24日 人工飼育のコウノトリ5羽を放鳥 兵庫県豊岡市 この見出しは朝日新聞のHPよりです。人工飼育生物を野生に戻す試みの一つですね。 コウノトリが生息できなくなった理由は何だったのでしょうか。新潟県佐渡島のトキも。開発と農薬の使用が大きな原因ですかな。トキは羽を取るための捕獲が大きかったようですね。 生物は互いの依存しながら生存しています。普通は、肉食系が増えると食べられる方が減少し、餌の減少で肉食系も減少したりして平衡を保っています。それを崩しているのが「人間」です。 一旦減少してしまったものを元に戻すのはいろいろな理由で困難が伴うようです。今回は、「餌」の採取が自力でできるのかということも大きな問題のようですね。それと、量の確保、人間が餌場を用意下のでは「野生」に戻すことにはならないですからね。 ところで、日本人、「餌付け」が好きですね。それで下北半島のニホンザル、実質的に野生ではないかも。 アメリカでは、生態系を元に戻すべく「オオカミ」をカナダから移住させた国立公園もあります。これも、生態系の安定を保つためで「シカ」の増加を防ぐためだそうです。シカが増加しすぎると若木の芽が食べられてしまい、森林が衰えるのです。日本でも植林でニホンカモシカの餌が減って植林した木を食べていますね。 野生に戻って増えることを期待しています。そうなれば、豊岡は「自然豊か」な地域であるという証明にもなると思います。
2005年9月23日 今日はお休み。 今日は「秋分の日」ですね。お彼岸の中日、いつもいろいろなことについて「ぶつぶつ」と書いていましたがお休みします。
2005年9月22日 台風、ハリケーンの巨大化 台風が結構発生して、そして強い勢力を持つようになってきた感じがします。それより、ハリケーンの巨大化の方が凄いかも。但し、メキシコ湾で発達したハリケーンは。 温暖化で発生数や勢力が強くなりやすいといわれていますね。地形が大きく影響しているのかなと思います。 太平洋は、赤道の北側は「海」ですね。暖かくなった海水は北太平洋に向かって流れやすいですね。また、大西洋も同様ですね。ところが、メキシコ湾は東側と北側とをアメリカが、西側とメキシコに囲まれていますね。暖められた海水がとどまりやすい地形ですね。 海水温が高いほど、台風などが発生しやすく、また、巨大化しやすいということだそうです。その高温の海水が溜まりやすい地形という感じがするのです。カリブ海で暖められた海水もメキシコ湾に流れ込むようですね。 北大西洋のメキシコ湾流という暖かい海流でノルウェーの北の海岸(北極圏)まで不凍港(冬も凍結しない)になっていますね。それだけ、エネルギーが溜まりやすいのでしょう。 温暖化がさらに進むようですと、台風もハリケーンももっともっと巨大なのが発生する恐れがありますね。アメリカは、ブッシュ大統領が温暖化対策を無視したツケを払わされているのかもしれません。
2005年9月21日 首相、政府系金融機関の統廃合の道筋を 本日の日経のHPで見つけました。公明党と併せて327議席でしたか、3分の2を越えているので、官僚の抵抗を排してやり遂げてほしいですね。 この機会に「族議員」をなくしてほしい。国会議員は特定の勢力の代弁者では困ります。国全体を見て、行動してほしいですね。 日本は明治の早い時期から官僚の縄張り意識が強かったのかな。それが嵩じて「省益」を第一優先にする考え方に染まっていったのでは。 この機会に政治の方が優先することを示してほしいですね。そのためにも、国会議員はもっとしっかりと勉強してほしい。 どうして社会主義国が市場経済に移行しているのかを考えると行政は小さいほどよいのかもしれませんね。中国も苦労しながら民営化、より完全な市場経済への移行に努力してますね。 この世界大競争時代を生き残るためにも「小さな政府」を。
2005年9月20日 腹部肥満の心臓病リスク意識、日本の医師4割どまり これは本日の日経社会面にあった記事の見出しです。内容は腹部肥満が心臓病の重要な危険因子であると認識している医師の割合が諸外国に比べて低く全体の約4割にとどまっているというものです。そして、ウエストを測定しているのも諸外国より低くて半分程度であるというのです。 医療関係者のタバコの喫煙率の高さなどから、急性でない危険に対しての認識の甘さが浮き彫りになっているように思われます。 それでか、最近、医学教育が以前とは様変わりしつつあるようですね。知識として覚えるから「研鑽に励むことができ、実践できる」という方向ですね。でも、多くの医師が以前の教育を受けたままですね。 そして、専門医を「箔付け」で与えるようなことをしている学会もありましたね。心臓病関係は、実技試験も導入して専門医の資格審査をする方向に向かっていると聞いたことがあります。 もっと、実践的で且つ危険とかも認識でき、「知行一致」ができる教育になってほしいですね。 まあ、タバコを吸うような医師に期待する方が無理かな。でも、このようなリスクを認識できない医師は少なくなってほしいですね。
2005年9月19日 柳条湖事件から74年 昨日で柳条湖事件から74年になるのですね。本日、朝日新聞のHPで見つけました。事件を風化させないいろいろな取り組みがおこなわれているそうです。日本の空襲体験や沖縄戦なども風化させない努力がされていますね。 被害を受けたことへは、いずこも同じように「風化させない」努力がなされるのですね。 でも、対日でこのようなことをしているのは限られた地域ですね。どうしてでしょうか。日本軍がいっていない、または、日本軍と対戦したことのない国ではこのようなことはしてないですね。 空襲も日本の庶民にとっては「やられた」ということですね。被害を受けた方は「忘れない」ということですね。拉致でも北朝鮮はあれで忘れてほしいようですが、被害者にとっては忘れることはできませんね。それが普通ですね。 戦時中の強制連行や従軍慰安婦の問題もね。アメリカは空襲とか原爆の投下の事実について認めてますね。 日本の一部勢力に第2次世界大戦などについて、日本の方から一方的に水に流そうとしていると思われる行動が見られますね。相手は頭に来ますよ。拉致問題で家族が怒っている原因と同根だと思います。
2005年9月18日 肝炎ウイルス 本日の日経健康面の「なるほど予防学」は「肝炎ウイルス」についてでした。肝炎ウイルスはA型からE型まで報告されているそうです。 このうち、A型とE型は経口感染する食中毒タイプで急性の症状を示すとのことです。これに対して、B型とC型は、血液を介して感染します。出産時の母子感染、注射の回し打ち、リスクが明らかでなかった時代の輸血や血液製剤の使用などが感染ルートとしてあげられるそうです。ただ、大人のB型の感染は性行為が大半であるといわれています。 B型は急性症状(劇症肝炎など)が出ることもあるが、気がついたら慢性肝炎のこともあるそうです。C型は感染力はB型より低いが性行為での感染がないとはいえない。B型より低いという程度です。 どちらも肝炎から肝臓ガンに進行する可能性が十分にあるわけですね。 予防法は、感染しないこと。エイズの感染予防と同じ方法が結構効果があると思います。B型の急性症状(劇症肝炎)は市に繋がる可能性が凄く高いですよ。 感染予防では、肝炎ウイルスに対する正しく活用できる知識と対策の教育が大事だと思います。それは、ある意味、避妊方法も含むことになるのでは。B型では大人の感染者は大半が性行為による感染だそうですね。B型はワクチンも開発されているのでその活用も重要ですね。
2005年9月17日 お年寄りの食事 本日の日経土曜版「NIKKEI プラス1」の元気悠々面の医食同通で取り上げられていました。 ある健康なお年寄りはそこの家族と同じものを万遍なく摂っているとのことです。但し、量を考え摂りすぎず、またゆっくりの時間をかけているのです。 「なんでも食べる人が元気」ということですね。 人間は、生きている間、常に体の組織で新陳代謝がおこなわれています。骨は作り替えられ、皮膚も作り替えられ、爪や髪の毛も伸びますね。その時、やはりそれらの「材料」がいるわけです。 その材料は「食事」で摂るしかないのです。炭水化物はエネルギー源に、タンパク質は酵素や体の構成成分に、脂肪も細胞膜の成分やその他で使われています。ですから、若いときと同じように必要になるのですね。ということは若いときも栄養と量には気をつける必要があるということですね。 しかし、現代はダイエット時代?、超小食、絶食や単品でおこなわれることが多いですね。体の大事な部分を削っているようなものです。からだは常に作り替えられています。その時、「材料」が足らなければ、不良品になってしまう恐れがあります。そうすると、年を取っても健康に生きるということができなくなる恐れがありますね。 食事の栄養バランスとその量をうまくコントロールすることで健康で長生きできる体の基礎を創りましょう。そして、健康に害のあるものは避けましょう。
2005年9月16日 やめる勇気 本日の日経一面連載の「2/3の衝撃 再出発の小泉政権」で小泉首相の靖国参拝に関して中曽根康弘元首相が「やめる方が勇気を要するが、勇気あることをするのが政治家だ」と述べられています。 首相は「私人」とかいうのが実施的にはなく、参拝すれば「公的」と取られるということですね。そして、国益を考えると参拝すべきでないというのが中曽根元首相の考えというように感じました。 登山でも途中で引き返す難しさがよく言われますね。あの戦争でも「中止」をだれもいえないような状況になっていただけでズルズルと突き進んでいった感じです。そして、止めるのに「天皇陛下」に憲法違反に当たる直接の国事行為をせざるおえないところまで追い込んだのですね。 一度、始めた事柄の中止というのは始めることより勇気が必要ですね。 この手の「勇気」を持つことのできる人間は少ないように感じるの私だけでしょうか。今回の選挙で自由民主党に投票できなかった理由の一つです。中曽根氏が首相なら自由民主党に投票していたかも。 ブッシュ大統領はイラクから手を引けないでしょうね。
2005年9月15日 民主党の代表選び ここでも感じるのは、「選挙」で選ぶとどうして党内に亀裂が生じかねないのかということです。「話し合い」で候補をしぼってとかいってましたが、小沢氏が立候補するようですね。 小沢氏に関してはあまりよい感じは持っていないのですが、「なあなあ」で決めるより「立候補」して複数候補がおれば「選挙」でいいのでは。そして、その結果に従えばと思うのですが。小さな相違は、「議論」しながら理解を深めていけばよいと思います。完全な共通理解などできるわけないですからね。 どうしても嫌(政策理念が遭わないなど)なら、自由民主党の例にあるように「離党」したらと思います。もっとも、政策に大きな違いがないのなら、選挙結果に従い、協力するのが普通だと思うのですが、日本はどうも「議論」をするとしこりが残りやすいですね。民族性なのかな。 活発に議論するというのと分裂とは全く違うと思います。マスコミの報道の仕方にも問題点があるのかもしれませんね。
2005年9月14日 珍しい違憲判決 今日のニュースで、「在外選挙権の制限は違憲」という判決がそれも最高裁で出されました。 最高裁の判事の構成ですが、裁判官出身者、弁護士出身者、それとなぜか官僚出身者がいるのですね。それでも、官僚の関わることで違憲判決です。 最近、ふと思ったことは「行政訴訟」上級審に行くほど原告敗訴が多くなります。その原因にこの判事の構成が大きく影響しているのではということです。どうしても、身内びいきになるのでは。ただ、それなりに理屈をつけてますが。 今回のは、現在の通信事情などを考えると、外国にいても国政選挙の小選挙区や地方区の情報を容易く入手できるようになっているのに制限しているのは「憲法の下の平等」に反すとしてです。 でも、手直しの楽な項目だったのでは。だから、「違憲判決」を出したともいえますね。選挙区の一票の格差については5倍でも違憲とはいえないとの判断を下したのがありました。 次の最高裁判事の信任投票では、官僚出身者には×をつけたいと思っています。
2005年9月13日 郵政民営化反対自由民主党参議院議員のこと 相次ぎというか、「民意」ということで賛成に回るというのが出てきましたね。「民意」というのもありましょうが、衆議院選で反対派の非公認や対立候補の当選や善戦をみて「やばい」という気になったのでしょう。なにせ、一応、自由民主党の衆議院議員には「反対派」はいませんからね。 特に比例区の議員は名簿からはずされるということは、選挙に出れないという意味でしょうに、慌てての地方区に鞍替えもできないから、議員を辞めるか賛成派に回るしかないみたいですからね。 まあ、いろいろあって郵政民営化「賛成」に回ることにしたのでしょう。日本も無所属というのが難しくなってきた証拠かな。 反対派議員にとっては辛い選挙結果になったと思います。自分の党の総裁でもある小泉首相の言葉を軽くみた咎めですね。情報の集め方、判断の仕方に問題が遭ったのでしょうね。
2005年9月12日 衆議院の選挙結果について 自由民主党の大勝でしたね。その理由ですが、次のようなのはいかがでしょうか。 民主党には「公労協」の陰が。社会民主党や共産党には「国営→公務員」というのが。他の新党では「郵政民営化反対→公務員擁護」とでも受け取られたのかも。 大阪市の厚遇問題や道路公団などでの談合などで、リストラなどに耐えてきた「無党派」にとっては自由民主党のみが公務員制度改革ができそうだとでも思ったためかな。 民主党などの得票数は減っていないみたいですね。投票率の上昇分がほぼ自由民主党に流れたのかも。 無党派層への印象の与え方が小泉首相は上手だったためかな。 今回の議席数は、郵政改革に関した部分であって、憲法などについては「信任」を得たわけでないということを認識していてほしいですね。なにせ、自由民主党の掲げた選挙の一番大きな争点は「郵政改革の是非」のみでしたからね。
2005年9月11日 糖尿病を防ぐには・・・ これは本日の日経健康面にあった記事の見出しです。 糖尿病患者は約740万人、同予備軍が約880万人に上るそうです。それも主に40歳以上です。40歳以上の日本の総人口は約6800万人(2004年版 国民衛生の動向 より計算)みたいです。5人に1人ぐらいですね。 大きな見出しに「血糖値 上手に管理」とあり、食事と運動に気配りをとあります。 国立健康・栄養研究所の理事長さんは、食後の血糖値を測定して、高いときは運動で下げられています。糖尿病の詳しい説明は専門の本がありますのでそちらでね。 筋肉をよく使う活動をしている人は、そうでない人より糖尿病になりにくいという調査結果もあります。これは、インスリン(血液中のブドウ糖を肝臓、筋肉、脂肪細胞に取り込ませるホルモン)の助けを借りずに筋肉にブドウ糖を取り込ませることができることが可能になるとのことです。普通、肝臓、筋肉、脂肪細胞はブドウ糖の取り込みにはインスリンの指令がいるのですが筋肉は鍛えることでインスリンなしでということです。どのような運動がよいのかは調べましょう。 脂肪細胞もインスリンが必要ということなので、糖尿病になるとブドウ糖を取り込めなくなって痩せるのかな。でも、この痩せは病気です。 食事についても書いてありました。この記事では、炭水化物(55〜60%)、脂肪(20〜25%)、タンパク質(15〜20%)の割合がよいとありましたが、炭水化物、もう少し多くてもという気もします。でも、年齢が高くなるほど、良質のタンパク質、良質の脂肪をしっかり摂取する必要があるそうです。どうしてか、年をとっても体は常に作り替えられているためです。 植物繊維を多くとりましょう。間食や過食は慎みましょう。朝昼晩の食事前にはきちんと血糖値を下げましょう。とかありました。詳しくは、本日の日経を読んでみてください。 和食を再認識しましょう。糖尿病は食事の欧風化とともに増加してしています。ただし、塩分控え目にね。
2005年9月10日 日本でもホテル客室の禁煙室増加 健康増進法の施行によって多人数が集まる場所での分煙、禁煙がさらに進んできましたが、ここに来て「個室」の客室でも喫煙のできない禁煙室が増加してきています。 女性客や外国人客の利用が増えてきているとのことです。 前にも書きましたが、居酒屋でも「全面禁煙」のところが出てきて、女性客や家族連れで売り上げを伸ばしているとのことです。 客室ですと、副流煙による受動喫煙に関してはその部屋のそのときの利用者だけですが、「臭い」が残ります。この「臭い」堪りませんね。料理の匂い、花などの香りなどが潰されてしまいます。 一番の辛さは、タバコのにおいを嗅がされるということです。外国人は、そのことも強くいうようですね。 私の今年、ある宿で食事場所の分煙についてうるさく言いましたら、翌日の朝食の時、その部屋には「灰皿」が見あたりませんでした。宿の方もやればできるのです。 その宿に泊まっていたいくつか家族連れでは、親父の喫煙は部屋の外に追い出されました。 今は、「禁煙側に煙が流れ込まないほうにした分煙」または「禁煙」をはっきりさせた方が客の入りがよいのでは。昔からの固定観念を変えましょう。 ホテル等の客室でも禁煙の方向ですので、健康(病院、スポーツ施設など)や教育(学校など)に関わるすべての場所からタバコの臭いをなくしましょう。簡単に言うと「敷地内全面禁煙」です。
2005年9月9日 郵政民営化について ある政党が、「郵政事業は黒字だから民営化しなくてよい」とかいっていましたが、逆に「黒字なら民営化すべき」ではないかと思います。 また、収益から国に納付金を納めているとかいっていましたが、固定資産税、法人事業税や雇用保険(民間企業は払っています。)などを払っているのかな。 ヤマト運輸はそのような公租を負担し、且つ行政の妨害に遭いながら一部地域から取り扱いを拡大して全国展開したと思います。ヤマト運輸にできたことだから、もともと全国展開している郵政ならできて当たり前でしょう。それができないという方が不思議です。 今後は、赤字部門や純粋に公務員の数をどうするかに向かっていくと思います。そのとき、黒字の郵政の民営化もできないようでは、他の行政改革はできないのではと思うのですがいかがでしょうか。
2005年9月8日 選挙も終盤 いろいろな党のマニフェストなどを見ても、どこも帯に短しタスキに長し。抵抗勢力に対抗できそうな自由民主党は歴史認識の方で日本を潰しそうだし、国営の好きなところは高コスト体質で世界大競争時代での脱落者になりそうだしね。 3日後が投票日ですね。どうしようかな。 日経ビジネスの記事にあった最大の抵抗勢力は「公労協」だって。民主党の支持基盤の一つだったかな。 郵政民営化で全国配達ができなくなるとかいっている政党がありますが、たしかヤマト運輸は行政の妨害に遭いながら全国展開してますね。どのような根拠でいっているのでしょうか。 金融でも農協、漁協も含めたら凄いと思うのですが。郵便局より多かったりするかもね。 どこも、投票する気になれないというのが今の心境です。でも、どこかには入れるつもりです。 そうそう、最高裁判事の国民審査ですが官僚出身者には×をしましょう。行政よりの判決をなくし、公正な裁判が行われるようにするためにね。
2005年9月7日 アメリカのお粗末 このたびのハリケーン災害ですね。ニュースを見るたびに感じるのが災害救助でのお粗末さ。これが、あのアメリカなのか思いました。イメージを著しく修正することになりそうです。 ブッシュ大統領が当選した2000年の選挙でもごたごたしましたね。イラク戦争の処理を誤りはじめたあたりから、「ワラ打ちゃ、手を打つ」たぐいの方向になり始めたのかな。 救援に軍隊を投入しようにも国内にいないですから、人数的にも装備的もお粗末になったのでは。やはり、戦争を自分の方から仕掛けるものではないですね。 ブッシュ大統領自身も自然の脅威を甘く見ていたのでしょう。「温暖化対策の京都議定書」への不参加をもってしても判りますね。だから、危険性が指摘されていても堤防の補強をしていなかったようですね。 日本も少しでも油断すると今回のアメリカのようになると思うので常に一定水準以上の備えがほしいですね。 日本経済新聞の「私の履歴書」にブッシュ大統領をできるだけ早く登場させてほしいです。
2005年9月6日 最近の雨の降り方 降り出すと激しく降ることが多くなりましたね。熱帯のスコールと似てきたかも。でも、違いはその降雨時間。こちらは長くなりやすいですね。 熱帯は、朝からの太陽照射による水の蒸発と上昇気流ですかな。ところが、こちらでは水蒸気をたくさん含んだ気流が次から次へと流れ込んできて降り続きますね。ですから、宮崎県では今回、1300mmを越えたようですね。年間の半分以上がここ数日で降ったことになります。 四国も漸く降り始めたと思ったら豪雨ですね。降り方にムラがありますね。 温暖化の影響かなと思ったりします。温暖化すると海水などの蒸発が増えるので雨が増加するというものです。でも、均一に増加するのではなく、降る降らないの違いが大きくなる方向での増加になるのではと思います。そして、気候帯の変動が起こり、農業生産に大きな影響が出る恐れがあると思います。 いろいろな新品種が開発されるとは思うのですが、今現在の穀倉地帯の砂漠化が起こるとどうしようもないかもしれません。そうなってからでは遅いと思います。 特に「ブッシュ」を何とかしないといけないですね。アメリカの大平原の砂漠化がないとはいえないのです。まあ、原油の値上がりで幾分かは懲りたのでは。アメリカの自動車メーカーは懲りたかな。省エネをもっと考えるのではとも思います。
2005年9月5日 ネットでの情報収集力 本日の日経教育面の「まなび再考」で、インターネットを使った大学情報の収集について述べられていました。 大学に進学できる多くの高校生は、携帯電話もしくはPCを使ったインターネット、または両方使えることが多いですね。 「いつでも使える」状態であるということが、よくない状況を示すことがあるというのです。ギリギリになるまで調べないのですね。そして、場当たり的に調べ、そのとき目について情報に飛びつきやすいというのです。しっかり、利用している者もいたり、オープンキャンパスでネットでは得られない情報をも得ている高校生もいるわけです。 ここで問題になるのは、多くの情報の中から有用な情報を見分ける力ですね。与えられた情報を鵜呑みにするような学習をしてきていると、このような情報収集のときに大事な情報を見落とすことになりかねませんね。 「情報収集力」というのは、一朝一夕には得られないと思います。日常の学習活動が大切ではと思うのですが、定期考査で問題集そのままの出題などに慣れ親しむと考える力はつきにくいと思います。そして、情報の価値判断もできない状態になるのではと思います。 これは、ネットでの大学情報に限ったことではありません。いろいろな方法でいろいろな情報を収集することについていえることだと思います。
2005年9月4日 ガンの予防について 本日の日経医療面の「医師の目」において著者は「日本では予防ではなく、検診で早期発見して早期治療」という方向であるが、欧米では「発病予防」をして、それでもガンになった場合は「集学的な標準治療」をおこなうというようなことを書かれていました。 ガンの最大の危険因子の一つの「たばこ」に対する取り組みをみても判ると思います。アメリカ(国ではありません。州や市など)での取り組み、ヨーロッパ諸国の取り組みを見れば「発病しない」ように予防することを第一と考えていることがうかがえます。 このような取り組みがあるので「アスベスト」に対しても早期に対策を講じていたわけですね。 それに引き替え、日本は急性被害がないものに関しては鈍いですね。そして、「シラを切れるものなら切りたい」という発想で放置してきたのですね。 そのツケの一つが今回の「アスベスト被害」で出てきましたね。30年から40年ぐらいしてからの中皮腫というガンになるのですね。厚生労働省や業界は短期的な被害がないから放置していたのですね。海外がうるさくなってきたので、遅れて規制を強化しただけでだったのでしょう。自主性なし。 今回の「アスベスト禍」では、クボタは偉いと思います。つつかれもしていないのに公表しましたからね。クボタの公表がなければ、まだ、闇のままだったでしょう。日本人の体質かしれませんか、「過去の過ち」に蓋をしたがりますね。それでは、「蓋をしていては社会的責任が果たせない」と公表したと日経ビジネスにありました。 国は、ガンの予防を本気で推し進めてほしいですね。健康増進法に罰則規定を導入してほしいです。居酒屋チェーンなどでは「全面禁煙」の店を増やしているとのことです。喫煙者の来店は減っているかもしれませんが、家族連れとか女性グループなどの利用が増加して売り上げは増えているとのことです。
2005年9月3日 民営化の効果 どのようなことが考えられるのでしょうか。 本日の日経一面の記事では「株売却益」や「税収」などが書いてありました。このうち、「税収」の方は結構続くことになると思いますし、社会構造の大きな変化がない限りは永続できるようにする必要があると思います。 社会構造の変化が今、起こりつつあるわけですね。それに併せて「社会の仕組み」を変える必要があると思います。その第一歩が「公」→「民」への移行では。 社会主義国の市場経済化がその典型かな。北朝鮮ですら一部に市場経済的なことを取り入れているようですね。そして、1980年代ごろから、欧米では「公的部門」の民営化が推し進められていますね。 高コスト体質から脱却しないと「世界大競争」に取り残される(負ける)ことになるからでは。 どっかの政党がいっていた法人税の増税ですが、法人が日本から逃げ出したり、国際競争に負けたりしたら元も子もないと思うのですがね。国際的に競争できる産業を維持しながら社会保障を考える必要があると思うのですがいかがでしょうか。 食糧自給率は40%以下になっています。原油や鉄鉱石やその他原材料のほとんどを輸入で成り立っているのが日本です。狭い範囲でしか考えることができない「ムラ意識」を解消しましょう。
2005年9月2日 「アジアでの国益 見据えて」 本日の日経一面連載「改革はすすむのか 05衆院選」の見出しです。政界を覆う「内向き思考」に警鐘を鳴らしていると思います。 日本の景気回復も中国などアジア諸国の経済発展によるところが大きいと思います。そのアジア諸国との関係を冷却させたままでよいのでしょうか。 一つの原因に「水に流す」というか、過去の出来事をうやむやにする日本人の体質があるのでは。日本でも空襲の被害などを「忘れないよう」にしようとしていますね。ところが、加害者的な事柄についてはいろいろな場面で避けようとしているとしか思えないのです。 別に、対外的だけではなく、自国民に対しておこなったこともね。そのあたりを周りの諸国民は「不信感」を持ってみているのでは。「あったことをなかったとしようとしてる」とね。 歴史で自国に都合の悪い部分を伏せることなく検証するというのは、取りも直さず「自国」のためになると思うのですが、できないようですね。「内向き思考」の悪い面が出ていると思います。 日本のために過去を直視しましょう。
2005年9月1日 「防災の日」で「防災訓練」について思うこと 日本での「防災訓練」では、参加予定者全員に事前の説明がされるのが普通のようですね。ときたま、「抜き打ち」で実施するところがあるようです。 今日の防災訓練は、悪くいうと「訓練のための訓練」、訓練をしたという言い訳でしょうか。福知山線の脱線事故、予告があったでしょうか。地震、最近多いですね。でも、予告なしですね。 台風とか、大雨などはある程度地域的な予測ができますが、地震などは「無理」ですね。未だに「予知」を前提にした訓練もありますね。 災害とは、予告なしに起こるものだという認識ができ、且つ、効果のある訓練に変えていく必要があるのでは。 まあ、通常の訓練と抜き打ち的訓練の組み合わせですね。アメリカの病院(スタンフォード大学)では、研修医に対して連絡なしに訓練をしてその中に巻き込んで効果を高めようということをしています。