煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る
2004年10月31日 中風は年四十を過て・・・ これは、本日の日経健康面「はつらつ養生訓」の題です。 脳卒中は死につながる怖い病気です。毎年十三万人以上が亡くなっています。また、助かってもまひや言語障害などの後遺症が残ることが多い。(昔はこの障害の場所などから脳でどの部分がどのような働きかを調べていました。今もかな) 痴ほう症状が表れることもあります。 予防の第一は高血圧を治すこと。不整脈も引き金になることがあるそうです。糖尿病の場合も危険が高まります。糖尿病は血管を弱らせます。 肥満は、高血圧と糖尿病の原因です。適切な体重を保つように努めましょう。 「喫煙は禁物。たばこを吸っている人は禁煙すること。」たばこの害について癌以外のほんの一例です。ニコチンの作用が大きいようです。 少量のお酒なら健康にいいのですが、日本酒なら一合以上を毎日飲んでいると、血圧上昇につながり、脳卒中の危険を高めてしまうそうです。塩分、脂肪分の取り過ぎも脳卒中の要因になります。脂肪の取りすぎは糖尿病の要因でもあります。 十分な水分補給、適度な運動を心がけ、過労、ストレスを避けたいですね。
2004年10月30日 勉強・生活「やり直し」支援 これは、本日の日経教育面の教育の見出しです。 都立高「エンカレッジスクール」の挑戦 ということで校長に寄稿してもらっています。 「エンカレッジ」とは勇気づける、励ます、力づけるという意味だそうです。 中学時代に勉強面・生活面で積極的になれずに低迷したが、もう一度高校でやり直したいと考える生徒を受け入れ、支えていくこと。そして、やる気を育て、生き方を考えさせ、成就感・達成感を実感させることで、中途退学者やフリーターを減らすことが目的だそうです。 その内容は、日経を読んでください。 存在感というか自己と他者との関わりの中で認められる体験を持たせるというのが重要なようですね。それと、成功体験も積ませること。 でもこの前に「変なプライド」「皆と同じ」などにこだわる気持ちを捨てさせる必要があるのですが、上手にされているようですね。 すべてに「一斉授業」や「相対評価」をよしとする考え方を捨て去る必要があると思います。この高校の教職員の方々はこれが実践できているのですね。だから、生徒がついてくるのだと思います。 人間、いろいろな成長過程があります。全員に同一歩調を求める方が異常です。少々、年数などがかかってもじっくりと自己の存在感を持たせてやれる教育というのが必要なのではと思います。
2004年10月29日 時間がなかったので休ませて頂きます。
2004年10月28日 イラクの武装集団 これは、いろいろなグループがあるようですね。 その中でアルカイダの系統は一番宗教色が強いですね。 イスラム社会は、近代化と宗教の関係でいま難しいところに来ているようです。 欧米は「契約」優先の社会みたいなものだと思います。イスラムは「宗教」優先ですね。近代化とは、どうも欧米型をいうことらしいですね。 日本では、織田信長がこの問題に決着をつけたと私は思っています。それ以降、宗教が政治より優越したことはないですね。国家神道もね。どのような意味でこういっているのかは考えてみてください。 ヨーロッパで、一番早く近代化の進んだところはイギリスかな。国王が離婚をしたいがために最初にローマ法王の影響下から脱出しました。ドイツなどは宗教改革ですね。 このように考えると、イスラム社会では戦国時代の一向一揆的な宗教的感覚があるのでは。それが「テロ」という形で現れてきているように思います。特にアルカイダは。価値観の対立ですね。
2004年10月27日 新潟中越地震 亡くなられた方、お悔やみ申し上げます。被災された方、お見舞い申し上げます。 他の地震と違って強い余震が多いですね。今日も震度6弱がありました。さぞ、怖かったと思います。 地震も余震の強さが日増しに弱くなるのでした気も落ち着くと思いますが大変ですね。 なぜ、このように強い余震が続くのでしょうか。今日もNHKnニュースで解説していましたが、今ひとつ解らないですね。地層のズレなどが落ち着くところに移動が終わるまで続くというのは解るですが。 余震の強さが阪神大震災などとの大きな違いではないでしょうか。 早く、余震が治まることを祈っています。
2004年10月26日 大学激動 第2部「迫るバブル崩壊 B」 今回は、大学の質の話です。ある私立大学がテンプル大学日本校に助けを求めたということから話を恥始めています。 文部科学省が漸く日本校を「各種学校」扱いから「大学」なみの扱いに変更した。アメリカの大学は実質的な競争が激しく大学の質を保たないと脱落するようです。 日本は「護送船団方式」の名残で保護されていたみたいですからね。 さらに「デジタルハリウッド大学」のような大学が特区につくられてきていますね。 既存の大学の存在意義が問われつつあります。 企業の採用活動が大学卒なら持つべき最低限の力とその個人の培ってきた能力、魅力をよく見極めるようになって欲しいですね。すでに実践しているところも出てきていると思っています。 そうすると、大学の人材育成力が大学の評価の大きな対象になると思います。もともと優秀な学生が沢山入学するところでなく、大学の力と学生の共同作業で人材を育成しているところを高く評価して欲しいですね。
2004年10月25日 大学生が以前より勉強するようになった? 一昨日の日経の教育面にこの話が出ていました。 気になるのは、中学校や高校の延長線上のような勉強態度があるみたいなのです。 それでも、勉強をしないより余程いいですけどね。 今の小中高の教育は、まあ受け身てきですね。考査問題も「選択式」が多いし、高校になっても予習をする生徒は私ら頃に比べて減っているようです。 私よりひどい「指示待ち」族だったりして。だから、授業に出て「指示」を求めているのかな。 学生の要望の中に「すべての授業で出席を取りそれを成績に反映して欲しい」というのが非常に気になりました。そこに存在しただけで「成績」をいっているように感じてしまったのです。大学ぐらいになれば「自学」がある程度できて欲しいですね。大学教員の授業が悪ければ、今は調査しているところが多いので報告すればいいのですが、学生が授業を受ける態度が受け身だけでは教員も大変ですね。 だから、授業ですべてを「指示」して欲しいのかな。気になる特集でした。
2004年10月24日 大学激動 第2部「迫るバブル崩壊 A」 昨日から始まり、本日は日経社会面に移った連載の題です。 中国地方のある大学の話が出ていました。地元の県と市も補助を出し、市長も理事に就任したけれど開学以来定員に達したことがないそうです。 あれだけ補助を出すのなら「公設民営」の形態をとれば、同じ内容でも学生が集まっていたのでは。 また、四国のある公設民営の大学、公立とすればもっと集まっていたと思います。 ここにレッテルで選ぶということが如何に強いかということがでています。どのようなレッテル(イメージ)を受験生や保護者に持たれているいるかということが学生募集では大切なようですね。 まあ、進学した大学が潰れるのは困りますけど、もっと大学の中身を研究する必要が受験生の方にも必要ですね。
2004年10月23日 大学激動 第2部「迫るバブル崩壊 @」 これは本日の日経一面で始まった連載の題です。 もうすぐ、少子化による「大学全入」が始まるというのに大学数は増えています。 さすがに国立大学は増加していませんが、公立大学は、ここ10年ほどで沢山できましたね。私立大学に至っては沢山増加という感じです。 さらに有名私立大学が定員増(臨時定員の恒常化など)で志願者を集めており、定員割れの私学も目立つようになってきています。 ある都市部の国立大学で4月の当初に一時的に欠員が出たところが出ました。(追加合格で定員に達しました。今年の日経より) また、ある国立大学の教授は「競争相手は都市部の私学」という記事も今年の日経に出たことがあります。 そうすると、東北のある大学みたいに破綻ということも今後国公私立問わず出てくる可能性があるわけですね。 昨年か一昨年に中国地方のある大学が学生を移籍させて学生数を零にしました。この場合、学生は路頭には迷わずすみましたが、いつもこうできるかどうかは判りませんね。 文部科学省に大学が倒産という事態を想定した学生の救済対策を早く確立するとともに、中国地方の大学みたいな軟着陸しやすい環境の整備も求めたいですね。
2004年10月22日 お役所流のひずみ限界 これは、本日の日経一面の連載「年金を問う」の見出しのひとつです。 別にこれは、社会保険庁だけの問題ではないですね。年金に今関心が集まっているので余計浮き彫りにされている面があると思います。べも、ひどい状態ですね。 公務員の心得の一つである「国民のため」はどこにいたのでしょうという感じがします。そして、「休まず、遅れず、働かず」の三原則が亡霊ではなく現実にいるような記述もありました。 まあ、身内意識が強くなって「公僕」の意識が薄れていくのでしょう。 高校スポーツや進路指導でも生徒の将来より学校の見栄だ先走っているようなところもありますね。生徒や親が何も知らないのをよいことに生徒の将来を潰すようなことをしている教師もいます。 企業でも三菱自動車などいくつかのところに見られるように「内向き」になって業績を悪化させたり倒産するところが後を絶ちませんね。 今、三菱自動車と三菱ふそうとで欠陥隠し等の調査の方法でもめているみたいです。(日経社会面)利用者や被害者の立場をどう思っているのでしょう。
2004年10月21日 教員免許に更新制 今日の新聞の見出しです。小中高校などの教員の資質保証に前文部科学省大臣が打ち出したのを中央教育審議会に諮問した。 まあ、いろいろ問題がありますね。一つの方法として専門職大学院を必修みたいにする案もあるようです。 ここでも大学教育の問題が大きく出てきています。長らく適当に教育してきたツケですね。 日本の大学が学生の教育に力を注がなかった結果が大きいかな。大学教員の資質の方が先では。なにせ、時々、これで大学の教員?という人を見かけます。私の大学の時の先生と比較になってしまうのです。 これは学部による格差、大学による格差が結構ありますよ。私立大学で大学によって学部によって教員の質に違いがあるように国公立にもあります。 それと、教員採用試験の問題は、ある程度の大学に入学する力があれば通ります。大学で勉強する力が落ちているから倍率ではなく問題の程度が難しいように感じるだけだと思います。だから、教員採用試験の問題を公表していないですね。 全体的な大学教育のレベル向上を同時にしないと問題教員は減らない可能性があります。
2004年10月20日 喫煙率 3割切る これはJTの調査による喫煙率についての新聞記事の見出しです。 9年連続して低下しています。減少してきているのはよい傾向だと思います。 ただ、問題はまだ、20〜40才代の男性が50%を超えていることです。 それと、「からだの科学」の最新号にあった医療関係者の喫煙率ですね。 一般の方より少ないはずの医療関係者の喫煙率が結構高いのです。からだの健康について学んできているはずですね。それでも、吸っているというのはどのような教育を受けてきたのか。 前の日曜日にNHKスペシャルで慈恵会の青戸病院の医療事故(患者さんや遺族からみたら殺人ですね。)で、状況判断が全くできていないようでしたね。出血で患部が見えないのに内視鏡による手術を続けていることなどです。 これも、こうなったらああなるということが結びつかないのですね。全てに於いて状況からの予測通りになるわけではないのですが、最悪の事態が予測できないのですね。 喫煙も、確実に肺の機能を低下させます。確実に味覚、嗅覚も低下させます。がんもありますが、運動機能なども低下させるということからどのようになるのか医療関係者ぐらいは予測できて、体に悪いこと(喫煙)は止めるべきです。 これができないのは、教育にも大きな責任があると思います。
2004年10月19日 ソフトバンクも手を挙げた これは本日の日経社説の見出しです。 内容は、産業構造の変化というか時代とともに企業にも栄枯盛衰みたいなものがあるということです。 そしてアメリカの映画産業は、時代とともに出資者(親会社)を変えることによって活力を維持しているというか発展している。日本のプロ野球においても親会社に同様のことが起こってきている。 ただ、企業によっては自らによって自らの内容を変えることで一流企業であり続けてきているところが結構ありますね。 本業に専念するというのも一つの方法ですが、時代の流れによっては倒産なども考えられるし、多角化が足を引っ張っている例も多いですね。 では、どのようにすればよいのか。一流企業であり続けるところをよく研究してみるのもですが、幅広い役に立つ教養というのもいるのでは。「役に立つ」とはどのような意味でしょう。考えてみましょう。
2004年10月18日 首相の演説 今日の日経のオピニオン面によりますと、小泉首相の国会演説は「こころに訴えるもの」がなくて、空虚であった云々とありました。 それで思い出したのが、司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」で東条英機のラジオ演説についてのくだりです。漢語を多用して力んで演説しているのですが空虚で訴えるものがなかったというものです。 どうして、そのようになるのでしょうか。 アメリカのリンカーンの演説「人民の人民による人民のための政府は・・・」というのが引き合いに出されていました。こちらは後世に影響を与えていますね。 日本は「仲間内」の意識が強すぎたり、利害関係を引きずりすぎたりしているのが原因かな。 映画「チップス先生 さようなら」ではイギリスの言葉の錬度の高さが出ているような気がしました。 日本は、言葉を大事にしているのかどうか疑問です。
2004年10月17日 久しく安坐すべからず 今日の日経健康面の「はつらつ養生訓」の見出しです。もう一つ「運動し筋肉増やす」というのもあります。 今は体脂肪計なるものがありますので、それで測定している方が多いですね。測定する時刻や飲食後の状態などで測定値が大きく異なることがあるので注意が必要だそうです。 それでも、まあ体脂肪率がでますね。「かくれ肥満」とか「肥満」とかでてきます。この時のダイエット方法に問題があると、あとで色々問題が出てきます。 絶食ダイエット、単品ダイエットみたいなエネルギーを制限するだけのダイエットですね。脂肪と一緒に筋肉や骨のダイエットをしてしまうのです。さらに、からだが「省エネ型」にもなります。 ダイエットが終わってからのリバウンドが凄いし、筋肉の減少は運動能力などに影響するし、骨の減少は骨折などをしやすくなります。特に女性は閉経後に深刻になりやすいです。 以前から書いていますように、筋肉を鍛えて骨を維持しながらのダイエットは、継続してこそよい効果がたくさんあります。 人間は動物ですから、運動し続ける必要があるのです。
2004年10月16日 公立学校の前提 これは、本日の日経教育面「まなび再考」の見出しの一部です。 見出しは「公立学校の前提」と「学級間格差を、無くす努力を」のふたつです。 今の国の義務教育(国および地方公共団体、保護者への義務です。子供ではありません。子供は権利です。)の方針では、学校並びに教師を選べませんね。 これは、どこでも同じ教育が受けられるという前提ですが、この同じ教育というのは「同じ教材を使用する(教科書など)」ということだけです。 そら、差はひどいと思います。日本人がおとなしかったから、今までは問題が起こらなかっただけでは。自己の向上および教育に熱心な教師もおられますが、子供の程度を決めつけどのように向上させればよいかを考えない教師、力量不足をそのままにしている教師などかな。 ただ、評価の仕方によっては、よい教師が問題教師になることがあると思います。 児童生徒の将来より自分の出世を優先しているような教師も悪い方にはいると思います。 大学でも、教員の力量の差があるのは歴然と事実だと思います。そこで、大学当局などが改善しようとしても「反対勢力」のため、うまくいかなかったり、どこかの首都大学みたいに何をやってるのか訳のわからないところがあります。 公立の小中高校を今まで以上に保護者などの厳しい目が必要かな。 入学した生徒などを如何に向上させたかがその度合いが公立学校の評価になってもよいかなと思います。高校などでは、俗に言う「優秀な生徒」が集まるところは俗に言う「進学成績」がよいのは当たり前です。そのようなものは教師の力と評価しなくてよいと思います。中には生徒の「足」を引っ張る教師もいますので気をつけましょう。
2004年10月15日 水俣病関西訴訟、行政の責任認める・最高裁判決 今日の判決で行政の責任が法律上も確定しましたね。 どうして、普通に判断しても分かり切っていることの責任を認めようとしないのかな。 この体質があるから、対策が後手に回り本来はとらなくてもよい責任を取らされている訳ですね。 薬害エイズに於いても、素早く対応しておけば厚生労働省は責任を取らせれることはなかったと思います。ハンセン氏病でもですね。 困るのは、このような後手になってしまったための賠償金などに税金が使われることです。明らかに職務怠慢ですわ。かれらに払わせなさい。対策をしても出た被害については税金からでもいいですが、今回はそうではないでしょ。
2004年10月14日 「再生ありき」が低迷長引かす これは11日の日経オピニオン面「インタビュー 領空侵犯」の見出しの一つです。 アイリスオーヤマ社長の大山氏です。 民事再生法について話されています。 「本来は健全体でがんばれるはずの企業が不運にも経営環境の激変などにあったときに再生法の果たす役割は大いに評価します。」と、でも、「退場すべき企業までが『まず再生ありき』で大幅な債権カットで帰ってきて、みんなの足を引っ張るのが問題である」ともね。 どこか、官僚など行政のやり方と似ていますね。「まず・・・ありき」です。空港建設でも高速道路でも。農道空港、あれの末路はどうなったのでしょう。静岡空港、どうなるのでしょう。関西、大阪、神戸の3空港、どうなるのでしょう。有明海の干拓、どうする気でしょう。 途中でも情勢変化や国際的な関わりなんて考えていないのですね。高速道路や新幹線も人口が減っている現状では借金の山にしかならないのでは。 物流でも国内で官の論理でごたごたしてる間に世界は大きく変化してますね。 コンテナでは、すでに日本はアジア諸港の枝港に転落しています。空港ももうすぐでしょうね。名古屋が頑張ってくれればいいのですが、滑走路1本ではね。関西は、今の状況では大阪、神戸と共倒れかな。国内線のみね。
2004年10月13日 抗生物質 万能にあらず これは、10日の日経医療面にありました。 ウイルスは抗生物質を取り込まないので、効果がない。いわゆる「風邪」の8〜9割はウイルス性上気道炎で比較的軽く済むそうです。 抗生物質が必要なのは、症状が細菌によるものであると診断されてからでよいとありました。 抗生物質の使いすぎが「耐性菌」を増やしているわけですね。 日本呼吸器学会は「成人気道感染症診療の基本的考え方」というガイドラインを作成して、「ウイルス性上気道炎に基本的に抗菌薬の適応ではない。」と明記して、国内で初めて統一した見解を示しています。 必要に応じて使い分けると言うことは難しいようですね。
2004年10月12日 食生活でがん予防 これは、一昨日の日経健康面「はつらつ養生訓」の見出しです。もう一つは「胃の気ある人」です。貝原益軒は「胃の気ある人は生く。胃の気なきは死す」と言われています。 胃ガンの原因と予防についてありました。 原因として、喫煙、高濃度の塩分を含む食品などです。そして、胃に生息するヘリコバクター・ピロリ菌という細菌がかかわるようですね。 そのほか、胃の中でアミンと亜硝酸が反応してできるニトロソアミンも発ガンで疑われています。ただ、ビタミンCや同Eでアミンと亜硝酸の反応が抑えられ、生じにくくなるそうです。 また、食後の緑茶もビタミンCだけでなく、大量のタンニンがニトロソアミンの生成が抑えられると考えられています。 まあ、いろいろな野菜などもたくさん食べましょう。
2004年10月11日 脳梗塞、危険信号見逃さず これは昨日の日経健康面「1分間人間ドック」の見出しです。 脳梗塞になると、脳の血管が詰まって神経細胞が死にます。その結果、患部によって、死に至る場合や言語障害や半身麻痺などの後遺症がでます。 早期に治療できれば後遺症などを軽くできるが、発症を予防することが何より大切である。 まず注意すべきは、喫煙習慣・高血圧・糖尿病・高脂血症などの「危険因子」を持つ人。禁煙、適度な運動や食事内容の見直しなど生活習慣の改善を図る必要がある。 脳梗塞の前触れとして一時的に表れやすい主な症状は次のようなものだそうです。 ・片方の目が見えなくなる。 ・視野の半分が欠ける。 ・言葉が出てこない。 ・ろれつが回らない。 ・手足をうまく動かせない。 ・体の半分がしびれる。 などがあるそうです。 「すぐに症状がなくなったからと安心して放置してはいけない。」と東京女子医科大学の内山真一郎教授が言われています。
2004年10月10日 味覚を磨く これは、本日の日経健康面の一番の見出しです。 「味覚は視覚や聴覚と違って年を取っても衰えにくいとされるが、中高年の場合、油断は禁物。」だそうです。 そして、「色々なものをよくかんで食べると機能が保たれ、いつまでもおいしさを楽しめるという。」ことです。 最近は、若い人の味覚の低下という問題があるそうです。「味の微妙な違いが分からなくなってきている」と料理研究家の服部校長が嘆かれています。 味覚を鈍らせる最大の犯人は「喫煙」ですが、これのほかに「ばっかり食」「ばらばら食」といった食事スタイルを挙げられています。 同じものばかり続けて食べると口の中で単調な味が続くと鈍りやすいということですね。家族などとの食事のとき、品目がバラバラだとおいしいとかを同じ食品で言えなくなることが大きいようです。 栄養の偏りも味覚障害につながることがあります。亜鉛の不足に注意しましょう。 良く噛むこと。これが基本だそうです。食べ物と唾液が良く混じり味細胞が味覚情報をとらえやすくなるとのことです。 生きている間、食べ続けるのですから「おいしく」食べ続けたいですね。
2004年10月9日 公立高校の統廃合 これは、本日の日経教育面の「まなび再考」の見出しの一部です。 高校の小規模化によるデメリットについてありました。ある程度に規模を維持する方が教育内容や程度を維持できるというものです。 弊害の一例として、小規模になると、教科内であっても専門外の科目を教えたり、さらには免許外教科を臨時免許状で教える事態が増加するというものです。 でもね、専門分野でも怪しい教師が結構いるようですね。簡単な問題演習をするときでも、全問の答えを問題集に書いていっているとか。 誰でも「ど忘れ」とかそのときだけ「パニック」みたいになることがあるとは思いますが、全問はね。 どっかの教育委員会がテスト(高校で教えている内容で高校生結構得点できる問題)をしたら、平均的高校生のレベルに達しなかったのが結構いたようです。 これって、教員採用時の方法にも大きな問題があるのでは。例外だと思いますが、どこかの国立の教育学部では、理学部などと取り違えて「自分の趣味」の分野を教えていた教官がいたみたいです。 こんなのいるので規模が大きくても教師運が悪ければ、自力で勉強するとか、塾でとかする必要が出てきますね。 そこそこ全国的に有名な私学で非常勤講師が授業時に「教科書ガイド」を使っていたのがばれて「クビ」になったという話を聞いたことがあります。公立ではないことかな。 ですから、小規模というのはダブルパンチを受ける可能性が高いわけですね。 どのような教師が「よい教師」かについては、いろいろな価値観があり、簡単には言えません。
2004年10月8日 UFJの検査忌避の体質から 不良債権の査定に絡む問題ですね。まあ、やばいことは隠す。 この「やばいことは隠す」というのはどこの国にでもあるようですね。 でも、日本の場合、問題が多すぎるような気がします。 三菱ふそうの欠陥がまた、大きく表面化しましたね。しかし、国段階も多いのでは。 まあ、少し前の話ですが、帝国陸軍などは都合が悪くなりそうになると「軍神」が登場したということですね。 日露戦争のごまかしがいつの間にか「真実」と錯覚してしまう状況になったようです。官僚のごまかしも多いし、地方公共団体でもありますね。例えば、高速道路や空港などの需要見通しなどです。「建設」できるような数字をこじつけで出すわけですね。 このような表題にしましたが、日本人一般が持っている体質の可能性は否定できないかな。私は、このような体質は少数の人だけであって欲しいと望んでます。
2004年10月7日 国連改革、話がそれてしまいます。 色々あるようですね。その一つに安全保障委員会の常任理事国を増やす話です。 増やすとしたらの前提でみると、候補は日本、インド、ドイツ、ブラジルの4カ国のようですね。 この中で「戦争を直視してこなかった国」の日本に対して厳しい目が向けられている面があるようです。 「戦争を直視して、歴史を鏡とする」とき、日本が一番恩恵を受けると思うのですが、それをしないですね。 戦争ではないところで、アホみたいな「歴史を繰り返す」みたいな失敗の多い国になっていると思うのですが、いかがなものでしょうか。 土地投機によるバブルなんて、その典型だと思います。「みんなで渡れば怖くない」式で何も考えないということです。
2004年10月6日 独占禁止法改正案より この法律違反による課徴金の割合とかが当初案より少なくなっているとのことです。 場合によると現行の方がらしいです。 でも、新聞記事のうち、このようになっていった経過の部分を「日本的」という感じがしてならないのです。 それは「村意識」(悪いイメージの方です)そのまま。室町時代の「座」の感覚ですね。それを引きずっている経営者が多いような感じを受けました。 日本国内だけで完結している経済状態ではなくなっており、国際競争に負けると日本は成り立たないのですね。そのためにも国内産業の全てに於いて「生産性向上と新規産業の創出」が必要と思います。 そのためには「競争」がある方がいいのですがね。
2004年10月5日 本日、お休み 時間が無くて書く気が起こりません。 すみません。休みます。
2004年10月4日 脳 鍛えて防ごう 物忘れ 昨日の日経健康面の記事の見出しです。 歳をとると記憶力が衰えて物忘れが進みます。これは、致し方の内面がありますが、毎日の暮らし方に注意すると、この度合いは違ってくるとのことです。 どのようにすればいいのででしょうか。 脳には、痴呆になり始めたときに衰える働きが3つある。物事を実行する順番を考える「計画力」、出来事を覚える「エピソード記憶」、同時に複数のことに気を配る「注意分割力」です。痴呆予防には、これらの働きを保つことが大切だそうです。 そのために有効なのが人との会話だそうです。東京都立老人研究所の白澤研究部長によると「外出することが大事」とも強調されています。 鍛錬する際のポイントは、やはり老人研の矢富研究員によると「少し努力が必要な程度の難しさに設定すること」とアドバイスされています。 新たな挑戦も役に立ちます。 鍛錬では「脳の血流を良くすることが大切で、継続して運動することが効果的」とありました。 食事にも注意が必要ですね。 それから、たばこは血流を悪くします。
2004年10月3日 禁煙、9万人を救う これは、本日の日経サイエンス面の記事の見出しです。 厚生労働省の研究班が10年がかりの大掛かりな疫学調査を実施し、タバコをやめれば年間約9万人ががんにならずに済むとの結果が出たとのことです。 この数は、国内だけで年間50万人近くが発症してがんになっています。(年間約30万人ががんで亡くなっています。) 詳しくは、日経を読んでください。 タバコによって危険性が高まるがんは、肺ガンの他にも口腔がん、咽頭がん、鼻腔がん、副鼻腔がん、咽頭がん、膵臓がん、肝臓がん、食道がん、胃ガン、腎臓がん、膀胱がん、骨髄性白血病、腸のがんなど多数に及びます。 肺ガン検査だけで安心しないでね。 そのほか、肺機能が低下して起こる慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがあります。疫学調査によると、40歳以上の日本人の約530万人が罹患していると考えられています。こちらでも多くの方が亡くなられています。このCOPDの予防は、「禁煙」または「吸い始めない」ということです。 不思議なのは、これだけたがこの害が言われているのに医療関係者の喫煙率がなかなか低下しないことです。 「からだの科学」No239(2004年11月号)でもありました追跡ルポ「お寒い、医療者のたばこ事情」です。酷いですね。これは、教育の問題も大きいですね。学んだことが「行動」に結びつかないですね。 「知行一致」が学習行動の目標では。また、「君子豹変」、良いことであればすぐに行動を変える ということができないのですね。 これは、他の分野でもいえることですが。
2004年10月2日 国立天文台のアンケートから 国立天文台の小学生を対象にしたアンケート結果について、本日の日経教育面にありました。 小学生の4割が「太陽が地球の周りを回る」と思っていることなどについてです。 今の学習指導要領では、小学校での理科の時間が英国の半分であるとか理由を挙げて時間増加による教える方の時間的ゆとりが必要とありました。 理科を本質的に好きになる時期での時間数不足は深刻ですね。 でも、教える教師の多くが理科をほとんど勉強していない、または「嫌い」というのが多いのでは。大学の入試科目を見ればこれは明らかです。 そうすると、理科が「苦手」でも小学校では教えなければなりませんね。悲惨な結果がアンケートにでてきただけですね。自然に接する機会の減少も大きいですが。 ある大学の教育学部から改編でできた学部の卒業生が、「専門科目の程度が低い」などと学部との懇談会で述べているのがそこのHPに出ていました。 教員養成の仕組みを考える必要がありますね。単に「大学院修了」を課してもそこのレベルが低ければ何もなりません。
2004年10月1日 年金について 年金制度改革で今月から厚生年金の保険料が少し上がりましたね。今後10年以上毎年少しずつ上げていくわけです。 個人年金は、全額自己積み立てですね。公的年金は、現役世代の保険料をその年の給付に使うことを基本にしています。 人口構成が変われば、負担額に大きな違いが出てくるわけですね。そして、政府は少子化対策をまともにせず現役世代の減少を招いてしまったわけですね。 ヨーロッパ諸国やシンガポールの少子化対策からみると日本はなにもしていないに近いです。子育てしやすい企業とそうでない企業の差は大きいようですね。それを放置しているといっていいような状態ですね。 子育て支援をしている企業には公的支援を。そうでない企業からは罰金をとまで思います。 子供を増やすのが一番の年金対策だと思います。