煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る

2004年9月30日
今日は休ませて頂きます。
以前のも10月からのもよろしくお願いします。

2004年9月29日
医療関係者の喫煙率
最新号の「からだの科学」にありました。欧米諸国に比べて高いそうです。医師の喫煙率もですが、医師以外の医療関係者の喫煙率は、あちらの医療関係者とは比べることが恥ずかしいぐらいたかいそうです。
どうして、このようになるになるの考察されていましたが、医療関係の学校での禁煙教育が不徹底であるとか、厚生労働省の取り組みが及び腰であるなどの理由もあげられていました。
タバコ規制条約を批准して関係法令を制定してきているのですが、本気でタバコ対策をする気があるのかとか書かれていました。
まあ、教育の問題が大きいですね。一つが問題点の認識の程度です。タバコの害をどう認識しているかと言うことです。例として、ある県の成人病センターでしたか、そこの呼吸器関係の医師が、そのホームページに「年1回のがん検査で安心して吸える」などとありました。タバコは、吸うごとに確実に肺の機能が低下します。がん以外の呼吸器疾患で多くの方がなくなられたり、運動制限を受けたり、酸素ボンベを常に持ち運ぶ事態は想像もつかないようですね。大学でどのような教育を受けてきたのでしょう。
看護学校等にもこの問題があります。すると、普通の学校(大学を含む)では想像するだけで怖いです。
帝国陸軍が戦争に突入していったのと同じような体質ですね。
そうそう、がん検診、年1回ではCTなどを使ってもタイミングが悪ければ進行がんになってしまうことがありますよ。

2004年9月28日
入れ歯、がん危険因子に
一昨日の日経、社会面にあった記事です。
歯の治療を受けた人は、上皮がんになりやすいとのことです。
そして、入れ歯があると、上皮がんなどで3倍の再発率などとありました。
喫煙は、歯を痛めますね。入れ歯に早くなりやすいです。
歯を傷めたら、やはり治療ですね。そして、入れ歯、がん一直線の様相を示しますね。
入れ歯は、やはり不自由のようですね。手入れも昔より楽になったかもしれませんが面倒だと思います。
喫煙者の方が非喫煙者より早く入れ歯のようですね。
歯を大切しましょう。

2004年9月27日
抜け毛、生活の乱れの一因
これは、昨日の日経健康面の「1分間人間ドック」の見出しです。
まあ、遺伝的、年齢的なのがあります。
でも、「体に悪いことは髪にも良くない」ということだそうです。やっぱりという感じですね。
生活習慣の乱れや暴飲暴食などは急な脱毛の原因になりやすい。
女性では過酷なダイエットの要注意です。
髪を染めることも痛める原因となる。
抜け毛の主な要因の表が載せてありました。
喫煙、栄養の偏り、染めたりパーマをかけている、運動をほとんどしない、寝不足気味、夏に紫外線をたくさん浴びた などです。
複数当てはまるとそれだけ抜け毛の危険性が高まるとのことです。
喫煙は、ここでも出ていますね。

2004年9月26日
間違っていませんか? 節約常識
これは、本日の日経「家計」面の一番の見出しです。
例えば、現在主流のインバーターエアコンですが通説は「スイッチをこまめに切ると節電に」ですが、本当は「エアコンの設定温度と室温の差がないときは、短時間ならばつけたままの方が経済的」だそうです。
理由は、エアコンが最も電力を食うのは、電源を入れた直後。室温が設定温度に近づき保温状態になると、大幅に消費電力が低下するそうです。人のいない保温状態のときの消費電力は、真夏に急速に部屋の温度を下げようとした場合の十分の一とのことです。
それと、インバーターのしくみなどがよく分かってない人は、スイッチを入れるとき設定温度を低くしてしまっている場合がよくあります。そして、適正にするのを忘れ、いつも低めになってしまってより電力を多く消費するようにしており、且つ、体への悪影響から「夏バテ」になっているようです。
私など、今年もエアコン無し、扇風機無し、パソコン暖房で過ごしましたの、快調そのものです。最も、窓は全開または風通しを考えてあけます。麦茶を日に3リットルぐらい飲んでましたが。少し前に、少しヒンヤリした日がありましたね。そのとき、多くの人が「寒い」とか言っていましたが、何ともなかったです。
一番の節電は、風通しをよくして汗をかくということかな。
冷蔵庫も、使い方にもよるそうですが、大型のほうが消費電力が少なくなることがあるそうです。
食器洗い機は一杯入れたときのデータのようです。時間をどう考えるかです。
とか、いろいろありました。
常識は、常に最新の情報を仕入れて必要なら訂正する必要があります。そうしないと、いつの間にか「非常識」になったしまうことになります。

2004年9月25日
教育の事後評価
本日の日経教育面の「学び再考」の見出しです。筆者は最後で「事後評価への転換は、評価される限られた指標だけに敏感で熱心な教育機関を大量に作り出し、結果として教育の低下を招くだろう。」と述べられています。
例えば、ノーベル賞学者の数とかですと、これは選定者が優秀なので問題はないかと思います。ところが、多くは評価する方が大したことが無いので安易な基準(思いこみ)で評価して数値化する恐れが今の日本では非常に大きいですね。
本来、教育とは能力が解らないとかのばされていない者を育てる訳でしょ。優秀なら教育の必要がないのでは。
優秀(この優秀はどのような意味でしょう)な学生が多く入学するところは、優秀な人材がたくさんでて当たり前です。そうではないところから優秀な人材をいかに多く輩出させているかが「教育」ではないでしょうか。
優秀な人材の基準はないのでは。教育機関の評価は、多面的に多数の指標について求めていく必要があるのでは。COEは、教育というより研究分野です。単純に評価しようというのは間違いだと思います。

2004年9月24日
13例目のBSE(狂牛病)
奈良県の乳牛で確認されました。でも、「感染」ということをニュースでいってますが、本当でしょうか。「弧発性(突然変異等による自然発生)」の可能性は全くないのでしょうか。
何日か前にも書きましたが、このBSEの原因タンパク質の変性プリオンの研究でノーベル賞を受賞したブルシナー博士が日経サイエンス10月号で「感染」以外の危険性について述べられています。
そして、全頭検査の導入を呼びかけられています。今より感度の高い方法が開発されれば20ヶ月未満でも発見される可能性があるということのようです。
BSE発見の21ヶ月というのは、今の検査法による限界であって、安全かどうかとは関係ないと思います。
皆さん、検査された肉のみ購入するようにしましょう。
アメリカの検査法は日本の方法より感度が悪く時間がかかるそうです。

2004年9月23日
地価の話
下落が13年続いているわけですね。そして、地価の評価方法が「取引事例法」から「収益還元法」でしたか、そこでの収益力から地価をはじくという方向になってきているようですね。
そうすると、その地域での産業活動の状況が地価に影響してくるのでは。公共工事ばかりで、農業も工業も観光も飛び出たものがない地域は中核都市でも下落が続くという構図のようです。
高速道路を造る前に、空港をつくる前にどのような産業をそだてるのかとかがないと、定住人口も増えないどころが今は減少することになります。
道路とか空港とかつくってもその借金の山に潰されることになるわけですね。まあ、国の規制がきついですから地方の独自性は出しにくいですね。
農林水産省の有明干拓や静岡空港、神戸空港みたいな一度決めたものは何が何でもやり遂げようとする官僚(地方公共団体を含む)らの体質を変えないことには、日本の活性化は遅れるかできないですね。
静岡空港も神戸空港も需要見通しは相当酷いとの話です。

2004年9月22日
基準地価
漸く下げ止まりのところが増えてきましたね。今回のことで「値上がり」だけというものがないことを多くの人がわかったのでは。
次は、現実に「人口減少」が始まった時ですね。このとき、地価はどのように動くのでしょうか。世界的に見て利便性の良いところなどはそれでも上昇すると思いますが、それ以外の地点は格差が再び大きくなるのでは思ったりします。
土地も「利用」しなければ「宝の持ち腐れ」になるということが実感されるには高い代償(銀行や企業の倒産)を払ったような感じですね。
この歴史を繰り返して欲しくないですね。

2004年9月21日
意欲開発に平均点はいらない
これは、昨日の日経のオピニオン面、「インタビュー 領空侵犯」の見出しです。
インタビューに答えられたのは、IFIビジネススクールの尾原蓉子氏です。
「キャリアとは職業を通じて築く成功の軌跡のようなもので、何かをやり遂げなければ形成されません。その最大の原動力は本人の意欲です。」と述べられています。
また、「教職は聖職(今は死語かな)だからと先生方がビジネス社会から隔離された現状ではうまくいきません。子供たちが就労体験をしても、学んだことの価値を評価できないからです。・・・」
まあ、教師からは未だに「教育の場だから・・・」という言葉を聞きます。現実の社会から目をそらしているとしか思えない使い方です。社会人の経験者が増えてきているはずですが、どうなっているのでしょう。
教師の相当数は、「だれにでも何か能力がある。」ということを解っていないようですね。だから、平均点が好きですね。ペーパーテスト(それも問題集そのまま)の点数で生徒を評価したがりますね。
人間は、本来は存在しているだけで個性的です。それを無理に型にはめるから「個性化」などという訳の分からないことが起こるのでは。

2004年9月20日
光にうまく当たって快眠
これは、昨日の日経健康面の一番主な記事の見出しです。
朝、ある程度以上の強さの光に当たることによって体内時計がリセットされて一日が体の始まります。
人間もしっかり体内時計が働いているので時差ボケなどがあるわけですね。この時計は、多くの場合、25時間ぐらいで一日を刻みます。
それを、朝日でリセットしているのです。では、時差ボケはどのようにして起こるのか。簡単にいうと一日で調整できる時間のズレの範囲が限られていると言うことです。
それで、体内時計と普通の時計のズレが大きくなると、日常生活に支障をきたすことがあるというわけです。
それに、体の内部は、体内時計で制御されています。時間にズレがおこると体に良くないですね。規則正しい生活というのはこちらの方からきているのです。自分の体のためですよ。
HP巡りをしていたら「プロ野球選手会のストでオーナー側が損害賠償を請求した場合、その会社の製品などの不買運動をしよう」というのがありました。できる範囲で協力するつもりです。

2004年9月19日
「食すくなきに宜し」?
これは、今日の日経健康面の「はつらつ養生訓」の見出しです。
今回は、高齢者のことを主に考えて書かれています。
栄養の吸収効率が悪くなるので、ビタミンやタンパク質などを多めに摂取する必要があるとかです。
そして、75歳以上では、乳製品や肉を多く取ると長生きできる確率が高くなるとの報告もあります。
歳を取ったら栄養のあるものを積極的に食べよう。痩せすぎに注意。少しは太り気味の方が良いようです。
太りすぎには注意。どちらにせよほどほどにのようです。

2004年9月18日
「数学的考え方」重視を
これは本日の日経教育面の「教育」の見出しです。
数学において、計算力も大事ですが、「証明」で柔軟な思考力を養うということが大事であると述べられています。
中学高校で、じっくり考えて思考力を養うには「数学」がもっとも手軽に利用できると思います。
でも、マークシート方式や単純な計算問題の繰り返しでは、思考力は養えませんね。実社会において、計算はコンピューターにさせますね。人間は「思考」をすることが求められています。
これは、一部研究者や技術者のみならず、多くの人が日常生活でも直面しているわけです。
「思考力」がないから、他者追従型の人間が増加しているのだと思います。
でも、数学教師のレベルが低いと「数学的考え方」はつきませんよ。レベルの高い教師もしますが、低いのもいます。全体的な底上げを。
大学入試でのマークシートを止めるか、個別試験で必ず「記述式」を全ての大学、学部で実施して欲しいですね。

2004年9月17日
義務教育「留年も」
これは12日(日)の朝日新聞一面にあった見出しです。
発言の主は、河村文部科学大臣です。
まあ、留年とかは別にして、「義務教育」の「義務」はだれの義務でしょうか。
これは、国および地方公共団体と親に課せられた「義務」ですね。今までの教育では、奇妙な同一視の下、習熟度別でさえ否定していたところがやたらと多いですね。
この義務教育は、国民として生きていくための基礎教育のはずでしたね。その基礎の基準をまじめに決めずに、全員進級というでしてきました。その結果によるところが多いと思います。
留年をさせるとかするのでしたら、まず大学での教育水準についてからして欲しいですね。そして、高校の卒業程度をどのようにするか。
そして、国民に対しては「人間の能力」には違いがある。得意分野の違い、発達状態の違いですね。「個性化教育」などしなくても、もともと「全く同じ人間」なんていないのです。
留年させるとしたら、そこらあたりの理解が得られてからですね。
でも、教師の質を高めてくださいね。

2004年9月16日
よくかんで元気になる
12日付の日経健康面にあった記事の見出しです。
運動不足になると、脳の活動水準が低下します。脳は骨格筋の収縮による刺激がないと発達しないそうです。運動しすぎると「過興奮」どちらもよくないですね。「よくかんで」ですが、顎の運動は、脳を活性化する降下が他より大きいのかな。眠気覚ましに「ガム」という手がありますからね。
味覚も、噛まずに飲み込むと味わうことができませんね。
顎の発達が悪いと発音もよくないかな。
よく噛むと、消化されやすくなり、そして、吸収が速くなるので満腹感が出やすいですね。食べ過ぎの予防にも。
いろいろとありますね。もともと、人間は結構堅いものをよく噛んで食べていたと思われます。
だから、よく噛むということがよいのでしょう。

2004年9月15日
便秘解消、生活から
12日付の日経健康面の「はつらつ養生訓」の見出しです。
まあ、昔からの通り、植物性繊維質の多い食事をして、運動に心がける。このようにするのがよいようです。私もある運動を始めてから、毎朝、お通じがあります。
便秘が長く続いたり、便が細くなったりしたら大腸がんも疑う必要があるようです。血便はあれば、検査だそうです。
大腸がんは、動物性脂肪やたんぱく質の取りすぎが原因とされ、特に赤身肉の摂取が多いとなりやすいといわれ、肥満やアルコールの飲み過ぎもよくない。
これって、糖尿病の原因とよく似ていますね。
塩分控えめの日本食(ご飯、みそ汁、魚、野菜、漬け物など 塩分控えめにね)がよいようですね。

2004年9月13日
国際学校、なぜ続々開設?
これは、昨日の日経ファミリー経済面のエコノ探偵団の見出しです。
この背景には、「教育行政への不満を吸収」(これも見出し)があります。
私自身の子は、お金さえあれば留学させたかったです。せめて大学卒業後に何らかの方法で海外を経験するようには言っています。
極端な言い方をすれば、日本のは教育ではないですね。ここまでの考えを持つ親は、違法を承知で国際学校を希望するわけですね。
日本の教育は、「個性化」とか言っていますが、「画一的」ですね。勉強も教員養成がよくないから、研究(児童生徒の能力を伸ばす)熱心な先生方もおられますが、問題集に答えを書いていかないと授業ができない教師、生徒の反応にお構いなしに授業をする教師、受験に関係ことはするなと言う教師(受験教科の学力向上が怪しくなります。)、進路指導で進学後のことなど全く考えないで国公立大学なら全国どこでも勧める教師、この逆の教師もいます。その結果、どちらも生徒が被害者になっているのですが、気がついていないようです。大学によって、同程度の学力で入学してもその後に大きな違いが出ることがあります。そして、逆転現象もね。
大学もいろいろあります。高校もいろいろあります。
小中学校のね。アメリカみたいに学校以外のところでの教育も認めては。

2004年9月12日
プリオンは自然発生する
これは、日経サイエンス2004年10月号にある論文「BSE阻止の決め手 発病前にプリオンをつかめ」の中の囲み記事のタイトルです。
著者は、プリオン(狂牛病の原因タンパク質)の研究でノーベル賞を受賞したブルシナー博士です。
人のクロイツフェルト・ヤコブ病は、毎年100万人に1人の割合で自然発生するが、牛の場合も同様ではないかと考えておられます。
人間が牧場でウシを飼い始めてから、群れの中には時々病気にかかったウシが現れたが、気づかずにいたのかもしれないと述べられています。
検査法ですが、現在、より簡便で感度の高い方法が開発されつつあります。
日本が今使用している方法より簡便で感度の高い方法がヨーロッパでは承認されています。アメリカの採用している方法は非常に手間のかかる検査法です。
このヨーロッパで承認されている方法で全頭検査をさせ、我々は、検査済みの肉のみ消費しましょう。

2004年9月11日
学力形成
学力の形成について、本日の日経の教育面、「学び再考」にありました。
漢字の読み取り能力についてでした。まあ、親の学歴が高い方がよい傾向にあるということです。
問題は、それを固定的にとらえる人が多数いると思います。確かに、違いは出るでしょう。でも、発達段階のばらつき、元々の能力のばらつき、などで固定的でないはずです。
周りの大人(親および教師)が固定的な観念で子供に接していると、子供はそれを感じ取り、「諦め」の境地に入ってしまい、向上心を失っている例がよく見られます。
それに追い打ちをかけるのが、「定期考査」などの問題の作り方ですね。問題集そのまま、これ結構多いようです。理由は、割愛しますが、学力格差は固定的になります。そして、下方降下が多くて実質的な上昇はあまりないですな。
勉強の意義、これに付いても周りの大人(親および教師)の考えに見事に同調してます。入試のためだけの意識が強いと受験科目以外は捨ててますね。
これも、総合的な学力向上を妨げていると思います。

2004年9月10日
郵政民営化
郵政民営化としましたが、小泉改革、やらないよりよいとは思うんですが、なにか既得権益を守るだけならまだしも、後々国民に多大な負担や民業圧迫になりそうな雰囲気が強くなってきてますね。
郵パックと宅配便、郵貯と民間金融機関、などが今取りだたされてますね。
民間が大きくなってきたから、郵便の方が危機感をもってサービス向上に努めだしたわけですね。ここで、民間が振り落とされると、元に戻るのでは。民間でも独占はよくないですね。いまは、世界レベルで競争をしている場合がおおいので、民間は必死になっているのです。
そこに、国内感覚だけで政府の庇護のもと、民間でできる領分に入ってきて、トップにでもなれば、また、昔のお役人体質に戻ることは十分に考えられることではないでしょうか。
「民間でできることは民間で」というのであれば、民営化後の仕組みについて再検討が必要ではないでしょうか。

2004年9月9日
重陽の節句
五節句の一つですね。
中国では。奇数が陽の数で九が最大ですね。そして、その九が重なっているのでということらしいです。
日本では、音読みの関係で九はよい意味には取られていませんね。ところ変われば変わるという例ですね。
外国との関係のことを考えるとき、いつでも日本的発想でことが済むわけではないのです。国際理解とは、歴史や地理の事項を覚えることで達成されるわけがないのですが、今の教育、おかしい部分が多いような気がします。日本史などに関しても同じように感じます。

2004年9月8日
またまたBSE対策
異常プリオン(狂牛病の原因タンパク質)の研究でノーベル賞を受賞したブルシナー博士は、全頭検査を行うべきであると日経サイエンス紙上で書いています。原文は、英語でアメリカのサイエンスです。日本語に翻訳されていますが。
感染ばかり注目をしているけれども、弧発性(感染ではない)の危険は常にあるということだそうです。もともとこの異常プリオンは、遺伝子異常でできたはずです。初めは、感染ではなかった。それを草食動物に共食いみたいに骨肉粉を与えたから、「感染」で急速に広まったというようです。
骨肉粉を与えなくてもBSEになる可能性があるので「全頭検査」ということだそうです。
検査を受けていない牛肉を買わないようにしましょう。

2004年9月7日
フリーター対策
昨日の日経の「領空侵犯」でこのことが取り上げられていました。
インタビューを受けた方は、「教育」で置いてきぼりにされているのがよくないとか言うようなことを述べられていました。
もっともだと思いますが、ここで日本でよく見られる問題点にぶつかります。「置いてきぼり」にしないように手を差しのばすというのはどこでもしていますね。
それでも、成果が上がらないとき「留年」とかになりますが、大学はまだしも、小中高では、非常に抵抗がありますね。解らなくても進級だけはさせて欲しいという保護者および本人の意向が強すぎます。
また、教室にいるだけで「単位」を認めてはという教師もいますし、問題集そのままを考査に出題する教師。まあ、勉強しなくても「記憶力」があれば、ボチボチの成績が取れるわけですね。
それで、社会に出たら通用しませんがな。勉強をほったらかして「働いている」(3Kの仕事など)をしている人の方がしっかりしてます。
兎に角、身内のなかで身内の基準であまあまにしすぎたツケが出てきているのではと思います。
教師の中には、何も考えずに学部など関係なしに「国公立大学」を勧めるバカがいます。何がしたいのか、どこで就職したいのか、などを考えて進路指導する必要があるのにです。
その結果、遠いところの大学に進学して「地元」に戻ってきたら就職口がないということになって、フリーターを増やすようなことをしています。
よほど特別なことを学びたいとかいうのがなければ、地元が一番です。地元に学びたい学部、学科がないときは、地方に出向かないといけませんが。

2004年9月6日
セサミン
これ何だと思いますか。すでにご存じの方も多いと思います。
胡麻に含まれる成分ですね。
昨日の日経健康面にでていました。効能がたくさん書いてあるのですが、これがはたらくためには、健康的な生活というのが必要なのでしょうね。
基礎的な生活習慣が悪いと効能も低下すると思います。食事もバランスよく適量を食べていることが前提なのでしょうね。
そのあたりを理解せずに「健康食品」などを食べているだけで「健康」になれると勘違いしている人が多いように思います。

2004年9月5日
朝晩運動すれば病なし
これは、今日の日経健康面の「はつらつ養生訓」の見出しです。
若いときにスポーツで鍛えていても中年を過ぎると激しい運動は、大きな負担となり、健康を害する結果になることがあるとあります。
もう一つの見出しに「無理なく適度に」というものです。
この「無理なく適度に」というのは、各個人によって違ってきますね。各自が見極めることになると思います。
最近は、体力をつけるために筋肉を鍛える運動が必要であるとあります。このことについては、以前から書いています。探してみてください。
ダンベル体操など筋肉に筋肉に無理のない適度は負荷をかける運動が好ましいだろうともあります。
筋肉は、適度な負荷をかけないとやせます。そうすると、骨もやせます。それにつれて食事量が同じなら脂肪は増加してきます。
生活習慣病に近づく早道の一つが筋肉を鍛えないことです。ですから、持久力のある筋肉を鍛えて増やしましょう。
大腿部の筋肉を鍛えると心臓の負担を軽くします。これについても以前に書きました。探してみましょう。

2004年9月4日
狂牛病対策
今日の新聞によりますと、BSE検査を生後20ヶ月以下は除外と言うことでまとめようとしています。
何日か前に書いたようにアメリカのBSE研究でノーベル賞をもらったブルシナー博士によると「全頭検査」検査が必要であると日経サイエンスに書いてありました。
要するに、突然変異ということがあり、弧発性のがいつ起こるか判らないからだそうです。
今、簡便で感度の高い検査法を開発中とのことです。少なくとも、この新しい検査法が実用化されたら全頭検査にする必要があると思います。
日本向けだけでも全頭検査させることはできるのでは。輸入元が要求すれば良いのですから。我々は、全頭検査した肉を輸入しているところだけ利用するようにしようではありませんか。

2004年9月3日
チェチェン紛争
今回の人質事件、特殊部隊の突入で解放された人質もいますが、犠牲になられた方があります。ご冥福をお祈りします。
この背景は、ロシアの過去からの政策が尾を引いているような感じがしています。でも、学校での人質事件は許されるものではないです。
ロシアがチェチェンを独立させないのは、一カ所認めるとほかの民族もとなって、収拾がつかないためでは。まあ、また国が解体という羽目になるのを恐れているからでは。
中国が、「台湾独立」を認めないのと同じ原理かな。中国も多民族国家ですからね。まあ、ブラジルみたいな多民族国家では起こらないことです。ブラジルは、民族がはじめから入りあれた状態で始まったみたいなので。
日本は、いくつかの民族がいますが、完全に他民族を押さえて圧迫してますね。アイヌ民族に対しても。日本にいたらわからない感覚でしょう。だから、私も正確には理解できていないと思います。

2004年9月2日
日本脱出?
本日の日経企業総合面の連載「発進IMVトヨタ新アジア戦略」の見出しに「100社超が集団移転」と「部品開発機能も移管」というのがありました。
トヨタ自体が部品の現地開発を要請しているとね。
この作る車は、海外専用でいまのところ日本国内では販売予定がないようです。
それでも、開発まで海外で部品の調達率も100%を目指したはずです。考えようによれば、トヨタも名古屋地区がよくなくなってきたら、日本の他のところではなく海外に出て行く気なのでしょうか。
日本国内の状況が本質的に「規制」と「しがらみ」と見ているのかもしれませんね。より大きな飛躍を求めたら「海外」ということかな。今の民間企業の海外進出は止められないと思いますし、場合によれば「本社機能」の移転もあり得るわけですね。
そのとき、公務員は、出て行けないですね。国内で「ジリ貧」かな。そうならないようにするにはどのようにしたらよいのか考えましょう。

2004年9月1日
防災の日
関東大震災の発生日ですね。それで、今日を防災の日にしたわけですね。各地で訓練が行われました。
ただ、地震なのですが、予知というのは現実味がないそうです。それなのに「地震予知連絡会議」なるものでしたか。それで、警戒警報をだすというので今年もいしていますね。
それより、予告なし(警戒警報なし)で地震があるという前提の方がいいのでは。いつまでも実用化の可能性の非常に薄い予知に期待をかけるより、不意打ちの地震(いつも不意打ちですね)のとき、どのように対処するかに訓練の方法を切り替えるべきだと思います。
訓練のできましたら、不意打ちを混ぜて欲しいですね。そのとき、混乱が生じても訓練なら、対策を考えることができますが、実際の災害の時の混乱は被害を拡大するだけです。