煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る

2004年7月31日
7月も終わり
明日から8月ですね。いつもなら、土曜日は、新聞ネタがあるのですが、今日は扱いにくいの止め。
その他、?ですので月末にもかかわらず、締めくくりの「言いたいこと」が書けません。
一ヶ月の間に何回かあるのが当たり前かな。UFJの件について「異議申し立て」の判断が東京地裁ででましたら、書きたいなと思っています。
あそこ、売れるのは信託ぐらいかな? 本体だけになったら、三菱が手を引いたりして。

2004年7月30日
慣用句”誤用”広がる
本日の日経(まあ大抵の新聞には出ていると思います。)にでていました。文化庁による日本語調査でその「誤用」の程度がひどくなってきているというのです。
いろいろなHP巡りをしていると、面白い「誤用」または「間違い」に出会いますね。
例えば、学校での補習授業の「補習」を「補修」としていたところがありました。変換ミスだと思うのですが、学校での勉強したことの繕いを「補修」している。のかな。
言葉は時代とともに少しずつ変わってきたいますし、変わっていくと思います。でも、最近の変化は少し速すぎるのではと思います。これは、学校教育などで「論述」などをさせずに、「当てもの」みたいなテストを多用している。それも、問題集そのまま出題し「回答」させている。この「回答」ですが、問題集の答えをテストの答えにそのまま回送しているという意味です。
このようなことで、言葉の意味を注意はあまり払いませんね。テストに良くでる言葉に気をつけるぐらいですね。
あやふやな記憶で使うから、「誤用」が多くなり、記憶がはっきりしないから「誤用」されたのが正しいと思いこむ。増幅していって「誤用」の方が「定着」ということになるわけです。
言葉は、「誤用」でも広まってしまえばそれが「正しい」となってしまうものだと思っています。いろいろな場面で、言葉を使わせ、誤りをその場で指摘していくしか「誤用」を少なくする方法はないと思います。

2004年7月29日
メモリアル・ブランダー(世紀の大失敗)
本日の日経、私の履歴書で島津製作所会長の矢島氏が書かれていた言葉です。ノーベル賞を受賞した島津製作所の田中耕一氏の失敗についてです。
10日前に、野依氏の言葉で「その中に実験やその他で『予想外でも別の価値発見』ということがある。失敗から新しい可能性を見いだすセンスを磨くには『幅広い見識』が必要だと説かれています。」と書きました。
この2つ、どこか共通しているところがありますね。失敗をそのまま、無駄に終わらせない。そこから、何らしら価値を見いだしているわけですね。でも、価値を見いだす能力はどのようにしたらつくのでしょうか。
私としては、失敗経験が重要な役目をしていると思います。一度の失敗でも、「失敗したらおしまい」という感覚ではなく、「敗者復活」できるという感覚が必要になると思います。そうでないと、大きなことのできない、こぢんまりとしたことだけをする人間になるような気がします。
やってはいけない失敗もありますけど、失敗を恐れすぎてはいませんか。

2004年7月28日
昨日のUFJへの仮処分の決定について
UFJが住友信託銀行と結んだ独占交渉権を含む合意書の扱いについての決定ですね。
「基本合意書」の取り扱いについて、東京地方裁判所は「各代表取締役の記名押印によって締結されており、法的拘束力が認められる」と判断しています。
日経の総合面のページにある法曹界の何人かの談話も大体が決定支持です。
このまま、この決定が有効であり続ければ、UFJは信託銀行を含めた三菱東京グループとの合併はできないということになるのかな。信託抜きならできますが。
なぜ、このような危険を冒してまで、統合を急いだのか。また、一種の契約書ですね、それを一方的に無効とする行為にでたのか。そのあたりがよくわかりませんね。
UFJの首脳陣の見通しが甘かったのがその理由かもね。こんなので、銀行経営ができるのかな。
最終的には、最高裁まで行くかもしれませんね。最終決定がでてから、また、書きたいですね。

2004年7月27日
野球も国境超え再編
この題は、昨日の日経のインタビュー「領空侵犯」の見出しです。
昨日のプロ野球機構の会議でも、取りあえず「現状維持」か10チームになったら「1リーグ制」のどちらかという議論のようですね。
東京大学の深川由紀子教授は、この点で「国内指向」を見て取っているわけですね。野茂に始まり、イチロー、松井と続くプロ野球選手の大リーグ志向があり、国民のスポーツの多様化などを考えると、日本一国の内輪の話ですむ問題ではなく、また、野球のもつ国際性や宣伝効果などを考えると「アジアリーグ」などを考えても良いのでは。
その方が、国にとっても地域にとっても球団にとっても良い効果が期待できるというのです。
私のそのように思います。日本は、いろいろな分野で国際化といいながら、現実的思考は「村社会思考(よそ者排除)」であることが多いですね。
この村社会思考が多すぎるというのが、今のいろいろな問題を難しくしているのだと思います。

2004年7月26日
正しく歩いて老化防止
昨日の日経健康面にありました。
歩行運動はジョギングより身体にかかる負担が軽く、中高年が老化を防ぐために無理なく取り組める運動だそうです。確かにそう思います。
でも、漫然と歩くだけでは効果は期待できないということです。
歩幅の目安は身長の半分ぐらいです。
体力増強につなげるには「ややきつい」と感じる状態を作り出すことが大切だそうです。歩く速度を上げると心拍数も速くなりますね。心拍数は「220−自分の年齢」を1分あたりの最大心拍数として、その60〜75%になるように歩く速さを調節するようにということです。
歩行運動ですけれども、整理運動を念入りにしてください。
『完全マニュアル健康ウオーキング』(日本ウオーキング協会編、実業之日本社)という本を読んでみてください。
水分補給も忘れずにね。

2004年7月25日
広がる院内禁煙
本日の日経医療面に出ていました。まあ、以前から他の施設に比べて禁煙率が高かったですがね。ここにきて、分煙ではなく、全面禁煙ですね。
これは、昨年の健康増進法の施行で加速されているそうです。
さらに、第三者の立場で医療機関を審査している「日本医療機能評価機構」は来年7月から審査基準に「全館禁煙の方針が明確」という項目を盛り扱くことで検討してしているそうです。
これは、「今後は院内で少しでも喫煙できるようなら、機構の認定はでないということ」と理事の方が明言されています。この機構の認定は医療報酬にも影響するとのことです。
いろいろあって、全面禁煙が増加中なのですね。
ところで、医師の喫煙率ですが肺ガンなどに係わる診療科の医師で男女とも13〜14%らしいですね。どのような教育を受けてきたのでしょうか。これは、女性看護師の喫煙率24%ぐらいでもいえます。
患者への指導も課題ですが、このような医療従事者に対する対策も重要課題だと思います。

2004年7月24日
教育の評価法
本日の日経教育面の「まなび再考」に次のような評価法が紹介されていました。
「パフォーマンス・アセスメント」といって、思考過程も含めて学力評価をするとのことです。
「複合的な学力を多元的な尺度で測定する。」「十分に時間を与えて、式や答えだけでなく図や絵などさまざまな表現方法を用いて自由に思考過程を記述するように求める。」というものだそうです。
訓練を受けた採点者が1人の答案に20分ほども費やすそうです。
ここの子供の思考過程やつまずきなどがあらわに出てくるそうです。
そうすると、どのような授業を受けてきたのかも判るとのことです。
この方法は、子供の学力が適切に評価できるだけではなく、教師も鍛えられていくことになるとのことです。
本日は「とのことです」多用してすみません。

2004年7月23日
Lindows
Lindowsを購入しました。なんとかして使いこなせるようにしたいですね。本音は、某ソフトメーカーのOSを使いたくない。アプリケーションソフトを使いたくない。それだけです。
ブラウザーは、ネスケとオペラも使っています。IEと比べてどうかでないのです。
これは、性格的な面があるようですね。ダントツ一位のところは使いたくないという性格です。
PCは、アスロンを使っています。過去にインテルのを購入したのは1回だけ。それも10年ほど前だけです。
車も、トヨタは買ったことなし。まあ、今も日本車は購入する気は無いですね。ヨーロッパ車が良いですよ。
ところが、ソフトだけは、某社のものを使っている。特にOSをね。OFFICEソフトですが、大抵の利用なら一太郎やスタースイートとかオープンオフィスでいけるようです。
一太郎は愛用しています。HPは、IBMのホームページビルダーです。
お陰様で、ウイルスは、メールとともに時々来るのですが、行き場が無いようですね。今のところ被害なし。

2004年7月22日
年金「振替加算」、700人に7億円過払いか
この手の件は、前回昨年6月の未払い250億円などで再調査していて発見したとのことですね。
返還を請求するようですが、社会保険庁のミスで全期間について返還を求めるのなら、社会保険庁のミスで未払いになっている分も全期間分、払うのでしょうね。
加入者が正直に申告して、ミスが社会保険庁側にある時に返還を求めるのなら、未払い分の支払うのは当然のはずです。
社会保険庁は、年金について「サルにもわかる年金額の計算」とかの冊子を全加入者に配っているのかな。配ってないですね。年金の仕組みについてのこのような「サルにもわかる・・・」という判りやすく書いた冊子すら全加入者には配布していないのですからね。
「何も知らせない」という態度が今回のような問題を大きくしていると思います。内容(仕組み)を積極的に広報するという姿勢が必要だと思います。

2004年7月21日
夏の暑さ
暑さの厳しい日が続きますね。昨年は9月が暑かったですね。
夏は「暑い」ものなのですが、都市部ではさらに暑さが厳しくなりますね。どうしてでしょうか。
アスファルトやコンクリートだらけになってしまったこと。風通しなどを考えない造りが建物が増えて「冷房」の廃熱でさらに気温アップです。
今の都市部では、冷房は必需品かも。でも、それでさらに気温アップ。悪循環ですね。
この手の話はこのくらいにして、「汗」の話にします。
汗は、どこから出るのか。体表の「汗腺」からです。この汗腺の数や働きは使わないと落ちていくそうですね。これって筋肉などとよく似ていますね。
日経の5月にでていた記事に、毎年、5月頃でしたか、汗をかく練習をいうのがありました。練習しないと汗腺の働きが悪くなるのですね。
適度にいい汗をかき続けるというのが重要なようです。汗がでないと体温調節できません。暑さに弱くなるということかな。
汗を書くためには水分摂取が必要ですね。水分摂取不足のままですと「脱水症状」になると思います。
大都市部(海や山などが近いとか)でなく、海や山などが近いとか日陰の風通しが良いところで十分水分を摂取できて汗が出る体になっていると極端な日以外は、冷房なしで結構涼しく過ごせますよ。
茅葺きの農家は涼しかったです。
ビルの屋上に「緑地」を造るというのは暑さ対策にもなります。
冷房は「冷房病」に気をつけてくださいね。

2004年7月20日
今日は終業式
多くの地域で終業式でした。まあ、夏休みが長いか短いかとかについてはさけて話をします。
多くの学校で「通知票」なるものが児童生徒に渡されているはずですね。
そのことなのですが、小学校では大分前から数字では評価を書かない方向だったですね。そのように進んでると思います。
文章表現が多くなりますね。それはそれで良いのです。
全ての校種に関係するこのなのですが、どのような基準で評価したのでしょうか。非常に難しい問題だと思います。相対評価でも、本来は基準と言うことがあったはずです。
いまは、文部科学省の指導に従えば「絶対評価」ですね。その基準を児童生徒にも保護者の方にも分かりやすく解説できれば、文章表現の通知票の方が絶対によいと思います。
そのように変わっていってくれることを期待しています。

2004年7月19日
失敗したときの対応の仕方?
本日の日経、「ひと・ピープル」の「私の苦笑い」にノーベル賞を受賞された野依良治氏の談話が書いてありました。
その中に実験やその他で「予想外でも別の価値発見」ということがある。失敗から新しい可能性を見いだすセンスを磨くには「幅広い見識」が必要だと説かれています。
この「幅広い見識」はどのようにしたら身につけることができるのか。丸暗記では駄目でしょうね。一言では言えないですね。暗記するだけなら「電子辞書」の方が正確ですね。PCなどの記憶装置の方が正確ですね。
学校などはそのあたりを考えて評価方法を決めるひつようがありますね。
野依氏は「ノーベル賞学者は最初の発見者ではなく、初めに価値を見いだした人」と言われています。この価値を見いだすということも「丸暗記」式勉強法では無理ですね。
予想外の結果(失敗を含む)から真の意義や価値を発見できることが大切であるともね。
目標通りにしかできないのでは、様々な可能性を潰してしまうのではとも。
大発見が「不確定性」に依存していることは歴史が証明しているのですが、ビジネスの分野でもと言われています。
パスツールの言葉「幸運は用意された心にのみ宿る」というこのと意味も考えてください。

2004年7月18日
今日は日曜日
久しぶりに日記もお休みさせて頂きます。
まとまらないのです。すみません。

2004年7月17日
プロ野球の騒動より
本日の日経の土曜日の「NIKKEIプラス1」で「プロ野球、ここを改革して」というアンケート特集をしてました。
そのアンケートのトップは、「テレビ放映権料を全球団に配分して経営健全化」、2位は「財力勝負の新人勧誘をやめさせる」、などです。
まあ、巨人一極集中みたいなことをしてきたツケが今回の合併騒動になったのだと思います。野球は1チームではできないですね。2チームでは紅白戦ですね。
ある程度、戦力の均衡したチームが相当数あって初めて面白くなるのですね。そのことを判っていない一部オーナーの専横を許してきたことが今回の問題になったのでは。
アメリカの大リーグは、試合を面白くするためにはどのようにしたらよいか色々試行錯誤していますね。その考え方の中に、野球は多数のチームの戦力、人気が大体同じであるのがリーグ全体として栄えるという考えがあるのでしょう。
日本は、どこかの球団が少し弱くなるとドラフトつぶしはするは、してきましたね。他の業種と違って、1チーム集中が結果として全体の人気を下げてきたと言うことが理解できないようですね。
普通の製造業では、シェア1位、さらには他社を蹴落としても(独占禁止法がありますが)良いかもしれませんが、どっかのチームだけが勝ち続けたらその常勝チームの人気も落ちるというのが今のご時世でしょう。楽しみはたくさんありますからね。野球だけではないのです。

2004年7月16日
「三菱東京・UFJ、統合」と「住友信託銀行とUFJ傘下の信託銀行との統合」のこと
「住友信託銀行とUFJ傘下の信託銀行との統合」の話はどの程度の「契約」になっていたのでしょうか。
庶民の段階では、口約束の「契約」をしたと見なされる場合がありますね。
まあ、今回は最低限、交渉開始の新聞発表までしていたから、口約束以上の拘束力があると思うのですがね。
もっと具体的に書類として残しているのならUFJの経営陣の「契約」に関する認識を疑りたくなりますね。
ですから、金融庁からのきつい指導を4件もうけ、銀行を危うい状態にしてしまったのかな。自分たちの行動に対する「ケジメ」みたいなのが無いような感じを受けました。
三菱自動車とは業種は違いますけど、どこか似ているところがあるかもしれません。
「白紙撤回された住友信託銀行は三菱東京とUFJの統合交渉について、重大な契約違反として差し止めを求める仮処分を、来週にも東京地裁に申請する方針を固めた。」と日経のホームページにありましたので「契約」書を交わしていたのかな。

2004年7月15日
日本で言われる株式会社性悪説 本当かな
株式会社は非常にたくさんありますので良いところも悪いところもありますね。他の形態に比べどうなのでしょうか。
学校の設立者、社会福祉施設の設立者、医療機関の設立者ですが、基本的には「株式会社」の参入が認めれていませんね。「金儲け」に走るからとかなんとか理由をつけています。
ところで、社会福祉施設の補助金等の詐欺行為、一向に収まりませんね。考えようによっては「株式会社」より性悪では。まじめにやっている施設がかわいそうです。
仙台で、少し前に酒田で、もう少し前に、兵庫県で(あとの2つは経営陣が刷新されています。)の学校でもけったいなのがでましたね。ほかのもありそうですね。
医療機関も不正請求や医療ミス隠しなどでも新聞をにぎわしてますね。株式会社でも各学校法人、社会福祉施設でも社会にまじめに貢献しているところがたくさんありますね。
ようは「形態」ではなく、「経営母体」の考え方ではないでしょうか。競争が制限されているから内容が悪くなる点も多いと思います。
宅配でもヤマト運輸などの努力で日本郵政公社がサービス向上に努めだしたと思えますがいかががなものでしょう。
ヤマト運輸ですが、不採算のところもやっているとのことです。理由は、一般の利用者に対しては一部地域でも配達できないところがあると全体の利用に影響を与えるからだそうです。
日本どこでも配達しますというのがあって一般の利用者は安心して何も地域を気にせず頼めるからだとか、名誉会長ですか、創業者の小倉氏の私の履歴書にありました。

2004年7月14日
災害のときの避難所について
最近、思い始めたのに「禁煙」になっているのかと言うことです。どなたか教えてください。
避難したは良いけれど、副流煙で健康被害を受けたらたまりませんからね。
災害救助法等の関係だと思いますが、食事等はでるとのことなのですね。でも、「禁煙」でなければ死ににいくみたいなものですからね。
幸い、私は避難所に行くような災害に遭ったことがないのでわからないのです。
健康増進法も施行されたので禁煙でしょうね。
一昨日、受動喫煙での管理者側の賠償責任の判決も出たことだしね。

2004年7月13日
「受動喫煙で賠償命令」の判決
雇用者に対して賠償命令がでました。私としてはもっと高額の賠償命令でも良いとは思うのですがね。公共機関でしょ。健康に対して積極的に住民に働きかけなければならないところですよ。
被害を放置すると賠償命令が出るというのは、受動喫煙の被害者には朗報ですね。
それにしても、日本での健康に関わる仕事に就いている人の喫煙率の高さが気になります。医師は激減しているようですが、それ以外の職種ですね。
健康に関わっている人の喫煙率が高ければ、他の人のタバコの害に関する意識たるや低いでしょうね。それを高めるのか、医療機関であり、役所であり、学校でありと思うのです。学校で禁煙教育に携わっている教科はなぜか喫煙率が高いようです。
大学でどのような教育をしているのでしょうか。大学の使命を全うしていないと思います。スポーツや健康を広める大学はびわこ成蹊大学のようにあって欲しいですね。

2004年7月12日
参議院選挙の結果
自民党が改選数をホンの少し下回りましたが、公明党が補った格好ですね。
改憲の話はどうなるのでしょうか。日本を守るのは「日本から戦争を始める」ということをしないことですね。今の日本を困らせようとしたら海上輸送を暫く止めるだけで効果は十分です。世界中からの物資の輸入量を考えると海上輸送路の防衛なんて夢物語です。
改憲の前提として、前の大戦の反省が必要なのですが、不十分きわまりないですね。これは、行政一般にも結構言えます。そこが悲しいですね。
同じような失敗をするおそれがあるわけですね。まあ、アメリカがイラクでベトナムの二の舞になりつつありますね。太平洋戦争の二の舞はごめんです。もし、そうなれば天皇制が廃止になるかもしれません。先の大戦で昭和天皇は「死」を覚悟されたそうですね。そこまで天皇を追い込んだ反省をして欲しいわけです。

2004年7月11日
参議院選挙
皆さん、投票に行かれましたか。事情もないのに棄権した有権者は、この選挙の結果(任期中の決議を含む)に対して文句が言えるか疑問に思っています。
要するに、白紙委任と同様のことをしているのですからね。
今の小泉政権がよいと思えば自民党に、駄目だと思えば野党に。自分の支持する政党に投票すれば死票になったとしても意思表示ができるわけですね。
その昔、故岸信介首相でしたか、「声なき声」とか言ったのは。政権側に都合良く解釈してました。声なき声ではなく、意思表示をできる機会のですから今回投票に行けなかった人は次回は行きましょう。
まあ、危うく天皇制廃止になりかけた第二次世界大戦などのことに目を閉ざしている党は増えて欲しくないですね。今度は廃止になってしまうかもしれませんので。

2004年7月10日
強制連行訴訟の判決より
昨日、広島高裁で中国人原告勝訴の判決が漸く出ました。
戦争責任や歴史に対する謙虚な気持ちがあれば、解決済みのはずです。今、まだ訴訟が続いているというのは「歴史を鏡」としていない、過去のことに対して目を閉ざしている証拠です。
このような現状での憲法改正を非常に危惧します。1884年以降の日本とアジアの関係で戦争を起こしたのは日本が絡んでいる。特に1900年以降は日本が出ていって戦争をしていますね。
その結果、アジアの人々や日本人にも多大な損害を与えています。強制連行はその一環として行われたのでは。
1884年以降1945年までは、日本が出兵したときに戦争が起こっているのです。そして、1945年以降、出兵しなくなったので日本の絡む戦争はありませんね。アメリカはよく戦争してますね。特にベトナム戦争、キューバ危機は自ら作り出したのでと思います。そして、ベトナムでは、アメリカは負けましたね。アジア人の犠牲者は200万人、アメリカ兵5万6千人(映画JFKより)。今のイラクはベトナムで手こずった「人民戦争」になってきてますね。多国籍軍でも治安維持は難しいでしょう。
国は戦後処理にまじめに取り組んで欲しいですね。

2004年7月9日
イスラム社会と変革
今のイスラム社会は、キリスト教諸国が近代化に費やした年月からすると非常に短時間で大きな変化の荒波にもまれていると思います。
昨日書きました俗に言う「近代化」を歓迎する方にとっては良いのですが、そうでない部分にとっては「コペルニクス」的変革を迫られているわけですね。
そこで、変革を阻止するためアルカイダみたいな組織ができたのでは。イスラム絶対社会を維持したい勢力と「近代化」の勢力との対立ですね。その象徴としてアメリカが狙われたように思えます。
今のイラクは、もっと複雑だと思います。パレスチナは「憎悪」の再生産をイスラエルと繰り返している感じです。
アフガニスタンのタリバンのやってきたことを見れば、戒律と近代化の関わりの一端がわかるような気がします。

2004年7月8日
近代化と政教分離
ここで言う「近代化」とは、イギリス型がモデルです。
政治と宗教との関係ですね。キリスト教国の中で、イギリスが一番早く宗教より王権の方が上位になったと考えられるのです。
それは、ヘンリー8世が「イギリス国教会」を創始したことで確定したのでは思います。
他のヨーロッパ諸国では、ローマ法王の方が絶対者のときにです。その後の宗教改革を成功させた地域から近代化が進んでいると考えられます。
そして、絶対王権、次に議会制へと移行していくわけですね。
日本の場合は、宗教と武家政治との関係は織田信長によって武家側に有利になりました。それ以降は、そのときの政府に利用されるというのが、多くの日本の宗教ではないでしょうか。靖国もね。
世界に目を転ずれば、イスラム社会では、宗教の方が優先されています。俗に言う近代化されたところとイスラム社会の対立点の大きな部分をこの政治と宗教の関係が占めているのではと考えています。
多くの国々で、近代化の途上で宗教との対立があったわけですね。そのあたりから考えてみると、今のイスラム社会がまた、違った感じで見えてくるのでは。

2004年7月7日
常識とは
常識とは、何なのでしょうか。
あるHPで、「モハメド君の頭を日本人が撫でているが、果たしてイスラム社会の常識ではいかがなものでしょうか」とありました。
そうですね。外国のある部分では非常識きわまりない行為かもしれませんね。インドでは、左手は「不浄の手」とか申しますしね。
日本国内でも、関東と関西で違いがあるようですね。
この常識という言葉の持つ意味ですね。どのようなことなのでしょうか。
本来は、生活をしていく上での共通基盤のことなのでしょう。でも、民族が異なれば、生活基盤が異なるため、常識も異なってきます。日本の常識は、海外では非常識とか言われるゆえんですね。
また、明らかに間違っていることが広まってしまっている場合、その間違っている事柄が「常識」とされているようです。
何が、正しいのか、間違っているのかについては、各人がよく調べ考えて判断するほかないのでは。そのために「学習」をして判断力を高めていく必要がある。
まともな判断力のない人が結構多いと思います。だから、噂に簡単に引き回されるのだと思います。

2004年7月6日
日本と中国、朝鮮との関係
また、書きます。どこかのHPでなんとも言えない書き込みを読みましたもので。
中国などが日本を攻撃したことは、過去一度もない。元寇は朝青竜のモンゴル民族です。それに対して日本から朝鮮には時々軍隊を出していますね。そして、前世紀には、司馬遼太郎氏のいうところの1000年経っても忘れない恨みを植え付けてきていますね。日本が拉致を忘れないのと同じようにです。
中国に対しては主に前世紀に大勢の軍隊を送り込みましたね。こちらも恨みを買ってますよ。韓国と中国の指導者が上手に過去のことにしようとしてくれているのに逆なでしているのは日本でしょうが。
過去のことというのは「正しい歴史認識」、そして「歴史を鏡」として国を誤らないようにすることだと思います。そこが怪しくなってきているのが今の日本です。このままでは、また来た道に突き進む可能性があります。今度、日本が自滅したら天皇制は廃止になるかもね。アジア諸国はそのことをおそれていると思います。
アジア諸国に軍備で海を渡って上陸作戦を行える装備を持っている国はないですね。世界的に見てもアメリカぐらいでしょう。
北朝鮮を自滅に追いやると恒星の超新星爆発みたいに最後の一撃が日本に向かうおそれは十分あると思います。恒星の超新星爆発みたいにね。

2004年7月5日
参議院選挙
次の日曜日が投票日ですね。
世論調査(日経)によると、小泉内閣の支持率が40%まで低下しているとのことです。サンプル調査のはずですから、信頼性はどの程度かな。結構、高いような気がしますけどね。
年金改革法案が足を引っ張っているとか。まあ、自由民主党がまじめに「子育て」を考えてこなかったツケが出ただけかも。
単独与党の政権ができるより「連立」の方がよいと思います。
消費拡大では、「土建」などはその事業が終われば終わりですが、「子育て」は約20年続きますし、人間生きている間、消費は続けます。
高速道路を造っても、新幹線を造っても、利用者がいなければ何もなりませんね。今の与党、官僚にそのあたりのことが判かっているのかしら。判ってないのでしょう。太平洋戦争に突入していった軍部と同様にね。
どの政党に投票するかは、各個人それぞれですが、棄権だけは止めよう。

2004年7月4日
フリーターについて
本日の日経社会面に、企業の評価が出ていました。
厚生労働省が定義した「短期間のアルバイト・パートを続ける15〜34歳の若年者」を採用する場合の評価です。
30%が「マイナスに評価する」と答えたそうです。
リクルートの誰かが名付けた頃と定義が大きく変わっていますね。正社員になろうとしないのは、労働に対する価値観やその他色々理由があります。
でも、フリーターを続けているというのは人生に対しての目的、または希望が全く見いだせないということかな。
物事への取り組みの甘さを容認するような高校などの科目の選択のさせ方とあま〜い評価の付け方なども、少しやって面白くなければ適当にやってもなんとかなると若者に思わせる効果だけは絶大だったりして。
この物事に対する認識の甘さが最大の要因だったリするかもしれません。

2004年7月3日
教育の内容
本日の日経に社会面にトヨタなどの設立する中高一貫の学校のことが出ていました。
トヨタは、豊田工業大学という大学も設立しています。
外から見ると、今の日本の教育を信用していないようにも感じられます。
なぜでしょうか。日本では、教育の質、程度ではなく、序列と修業年限のみを求めてきたからでしょう。
しかし、大学教育は、技術系の場合、「日本技術者教育認定機構 (JABEE) の認定制度」というのが広がり始めました。これは、卒業生のレベルを規定しているのです。詳しくは、HPで。
法律は、法科大学院ができましたね。経済系統も専門職大学院ができたりしていますね。ダブルスクールも資格がらみですね。
ようやく、卒業生の質に目が向き始めたところですかな。
次は、高校卒業レベルということでしょう。なにせ、教室の机に向かって座っているだけで卒業させているところが多いですからね。定期考査は、問題集そのまま。それもご丁寧に問題番号を教えていたりします。答えを、丸暗記するだけです。そのような状態に嫌気がさしたのでしょうね。
まあ、とりあえずの対策としては、センター試験で60%以上の者に卒業資格を与えるというのも良いかもしれませんね。多くの高校で大騒動が起こりますが、相対評価に慣れた問題の質を考えない教師にはこの程度の刺激を与える必要があるのでは。それと、世間の学校に対する評価の仕方も再考願いたいです。

2004年7月2日
よい病院とは
日経ビジネスの2004年7月5日号に「良い病院」ランキングがありました。
「良い病院」の条件ですが、患者は「患者への説明が丁寧である」をトップにあげている人が最多でした。私もそう思います。
次は「優秀な医師がいる」です。その他色々条件があって各人それぞれ「良い病院」があるわけですね。
このランキングの中に私に対して「誤診」をした病院が入っているのですね。「誤診」など重大なミスは減点対象にして欲しいですね。
普通の標準的な検査もせずに決めつけたわけです。転勤で医師が変わってきているので「誤診」の犯人の医師が今もいるかどうかは不明です。
良い医師もいるのですが、良い病院=良い医師ではないことは確かです。ただ、良い病院の方が良い医師が多いのも確かです。今の日本の医師に対する情報の出し方では「運」にものすごく左右されますね。
「誤診」の病院ですが、私にとってそれ以外の部分は「良い病院」です。
患者は、自分で勉強もして身を守りましょう。藪医者を見分けるために。

2004年7月1日
成果(ノルマ)主義で思うこと
兵庫県警の書類の偽造ですが、長年にわたっていたようですね。
警察は出世するためには検挙数、検挙数のノルマがあると見られるとありました。
防犯に力を入れて成果が上がると検挙数は減りますね。この手の成果は対象になっていなかったのでは。
交通違反取り締まりのノルマがあると聞いたことがあります。張り切って超過達成すると翌年のノルマが増える。前年のことに懲りれ運転が慎重になるので違反が減る。ノルマを大きく下回ることになる。これでは困るので、ボチボチの取り締まりだというのです。犯罪数にノルマを課しているようなものですね。
このようなノルマはどこの都道府県の警察でもあるのでは。このようなもので成果があったかどうか見られる警察官は辛いですね。
まあ、他の分野でも、「成果」とはなにか。どのように達成度を測るのか。とか考えずに導入しているところが多いようですね。そして、失敗となるのです。
成功しているところを参考に考えてみる必要がありますね。
評価でも相対評価は楽です。はっきり言って評価する側はサボれます。警察のノルマが件数だけのもであれば、評価する方は楽ですものね。