煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る

2004年5月31日
世界禁煙デーによせて
たばこの害について、癌以外をあげてみたいと思います。詳しくは「からだの科学」の最新号の特別企画「最新たばこの医学」(No237)を読んでください。
ニコチンの作用ですが、習慣性を持っていますね。これが切れてくることによってイライラ等が起こるわけです。ですから、吸わなければ起こりません。血管に対する作用ですね。毛細血管等を収縮させる作用があります。その結果、心臓には余計な負担をかけることになります。普通、心臓はその人の握り拳程度の大きさといわれています。生きている限り、休息無しに拍動を続けているわけですね。余計な負担をかけない方が良いですね。
血管収縮は、栄養分の輸送も妨げますね。体の各部に行き渡りにくくなります。老化が早くなる。血管を痛める。動脈硬化を促進する。そのほかもあると思います。
一酸化炭素ですが、これは赤血球のヘモグロビンに酸素を押しのけて結合します。酸素の200倍の結合力があるそうです。たばこの一酸化炭素濃度は、ある本によりますと最大50000ppm(5%)になるそうです。部屋の中での危険濃度はたしか0.1%だったと思います。吸ったときに肺にきた赤血球は酸素ではなく一酸化炭素を運ぶことになります。体の各部で酸欠が起こることになりますね。この代償処置が赤血球数の増加ですが、その程度では補い切れません。その結果、心臓に負担をかけますね。心臓は、何時止まるか判りませんね。癌より、怖かったりして。
常に酸欠等になるので、本来持っている能力が出せなくなります。この損失は大きいと思います。

2004年5月30日
明日の世界禁煙デーによせて
明日は、今年の禁煙デーです。それにあわせてかどうか判りませんが、「からだの科学」の最新号の特別企画は「最新たばこの医学」(No237)です。
たばこと癌の関係について記事があるのは当然で、美容、癌以外の肺疾患、血管系への影響、ストレス、等々があります。
美容に関してでは、吸い続けると「スモーカーズフェイス」といわれる特有の顔貌と、スモーカーズボイスというガラガラ声になる。詳しくは「からだの科学」の最新号の特別企画は「最新たばこの医学」を読んでください。
美しく保ちたいのなら吸わないことです。そしてバランスのよい食事、適度の運動かな。兎に角、副流煙でも悪影響があります。彼女や妻を長く美しい状態でいてほしいのなら、男も吸わないことです。
女性の喫煙は、妊娠のとき胎児に多大な影響を与えます。夫の副流煙も影響を与えます。胎児は、胎盤や臍帯の血流障害(主にニコチンの作用)と一酸化炭素による低酸素状態(おとなでもたばこを吸うと必ず起こっています。)により、成長が阻害され、流産などの危険が高くなり、生まれても低体重となりやすいは、出生児の心臓や四肢の奇形、兎唇、口蓋裂などの発生率が高まり、さらに子どものの将来の発ガンやIQの低下などを考えると、妊婦や夫の喫煙は赤ちゃんに対して虐待をしているといっても過言ではないと書いてあります。
SIDS(乳幼児突然死症候群)などにも周囲の者の喫煙が影響を与え、危険を高めるとあります。
これに高血圧が加わると血管が障害を受ける確率はさらに高まります。心臓病、脳卒中の危険がたかるなるわけですね。
さらに、糖尿病が加わると大変なことになるのでは。糖尿病で、最初にやられるのは大抵、血管ですから。
話は変わりますが、子育て支援の一つとして子育てしている親の国民年金保険料相当額の国庫負担を始めてほしいです。将来の年金保険料負担者を育てているわけですからね。少子化が年金財政破綻への道でしょうが。現役世代を増やす方法は、子育て支援と移民の二つがありますが、移民に関しては日本人の感覚というか民族性というかその方面から増やすのは無理でしょう。そうすると、自力で増やすほかないはずです。

2004年5月29日
本日の日経、教育面「数字は語る」より
今日のこの教育面は他にもネタにできるのがありますが、これにします。
統計の扱いですね。高等学校の海外への修学旅行ですが、一昨年は同時テロ、昨年はSARS騒ぎで減少していると思いますが、それ以前は増加していますね。公立も私立も。
もともと私立の方が早く始めたので人数も多いですが、近年、公立も増加してしています。実員では2002年度は、ほぼ同人数ぐらいになっています。
問題は、このグラフでそれどれの設立者別でも実施割合がわからないと言うことです。普通、高校は公立の方が多いですね。それから考えると、まだまだ、私学に追いついていないと思うのですが。
それが、このグラフでは、割合も同程度という感じを与えるおそれがあります。解説は「格差縮小」となっているので良いと思いますが、単なる見た目では「同数」ということから「同程度」の割合と誤解する人もでるのではと思うのは極端でしょうか。
最近、小泉総理の北朝鮮訪問などについての世論調査がありましたが、どのような方法か併記して欲しいですね。たとえば、乱数で電話番号を選んで実施したとか。ね。統計数字は、調査方法、出てきた数字の扱い方、検定方法等によって全く正反対の目的にも使えます。
統計数字や世論調査、アンケート調査などの数字を鵜呑みにするのは危険であると考えています。

2004年5月28日
お休み
本日は時間がありませんでした。休ませて頂きます。

2004年5月27日
ダイエット
以前にも書きましたが、体の中でのエネルギー消費については普通、骨格筋が一番多いようですね。脂肪組織は省エネ型です。
単品や減食、絶食などのダイエットをすると筋肉もそげ落ちます。体の中のエネルギー消費が減るわけですね。減量ができて食事量を元に戻すと、基礎代謝は減少したままですのでカロリーオーバーになってリバウンドで太る。このとき、増えるのは省エネ型の脂肪組織です。
筋肉は減ったまま、体は省エネになって、且つ、ダイエット時の影響でため込むことに生き甲斐を感じるような生理状態になる。そのような状態になっているのにさらに減食などのダイエットを繰り返すと、ますます太りやすくなります。
筋肉が減るだけではなく、骨も減少します。骨も筋肉も常に作り替えられています。作る時には運動刺激が必要です。絶食等のダイエットは運動も減りますね。だから、ますます太りやすい体になるということです。
ダイエットは、適度な運動をしてエネルギーの消費量を増やすことでしましょう。でも、食べ過ぎはだめです。骨格筋を増やすとエネルギーの消費量が増えますよ。骨も丈夫になりますよ。よけいな脂肪が付きにくくなり、そしてゆっくりですが脂肪組織を減らすことができるはずです。
私は、ウエストが数センチ細くなりました。大分長い年月がかかりましたがね。

2004年5月26日
アメリカのイラク政策より感じること
イラクの情勢ですが、なにか人民戦争の様相も呈してきましたね。イラクのベトナム化みたいな感じです。
日本も中国に攻め入っていたとき、共産党軍に人民戦争で応戦されて手痛い打撃を受けたはずです。中国の国民党軍もこの人民戦争で大陸を追われたし、アメリカはベトナムで敗北しましたね。
ドゴールは、流石に人民戦争の怖さを知っていたのかアルジェリアから撤退してフランスを救いました。
このタイプの戦い方では国を守る方の犠牲も多くなりますが、中国での日本、ベトナムでのアメリカのように「勝利」が得られなくなります。
そして、今は以前に比べて「情報」操作ができなくなってきています。
今のアメリカのこだわり方では、ベトナムの時と同様に「追い出される」ということになると思います。ベトナムでの教訓が生きていないようですね。「歴史を鏡とする」ということの意味をブッシュ大統領もかみしめて欲しいですね。父親に続いて「イラク」で落選という感じになってきました。私の希望は落選してほしい。
アメリカは、どうして「共産」主義に異様にこだわったのか。キューバを共産主義に追い込んだのはアメリカだとと思っています。ベトナムもね。民族の解放闘争と共産主義は本来関係ないのです。それを、アメリカはかって結びつけて自ら泥沼に陥っていると思います。それと同じような失敗に陥っているように思います。
ケネディーは、ベトナムから撤退するつもりだったようですね。でも、暗殺されて果たせませんでした。もし、撤退していたらベトナムにとってもアメリカにとっても「悲惨」ということになった戦争は起こらず、ベトナムの共産化も無かったのでは。
だから、アメリカはフセイン政権を倒した後、すぐに国連主導にしておけば今のような状況にならなっかのでは。イランなどにもっと関与させておけばシーア派ともっと良い関係が保てたのでは。

2004年5月25日
お休み
本日は時間がありませんでした。休ませて頂きます。

2004年5月24日
情報の価値判断
小泉首相が平壌で会談をしてきましたね。その結果について、いくつかの判断がされています。
家族会は「怒り心頭」であると言っています。別のところでは、「上々」と行かなくても「成果」はあったというところもあるようですね。
これは、それぞれの考え方によって違いが出てくるわけですね。でも、家族会は「できる限り早く」全面解決ということが第一であると思います。
5人の家族の帰国にしても小泉首相が行ったからということに重きを置くのか、日本などでの家族会等の活動の成果であると見るのとでは評価は違ってきますね。
いろいろな場面でこの価値基準の違いというのが「情報」の価値を決めていると思います。
ジェンキンズ氏のことにしても日本とアメリカでは判断基準が大きく違いますね。アメリカにすれば、日本の要請でも、今イラクで戦っているわけですね。戦死者も多数でています。軍の規律もありますが、そこでの兵士の感情ということが大きくのしかかっていると思います。

2004年5月23日
ダイエットについて
本日の日経、健康面の「はつらつ養生訓」は、ダイエットについてです。但し、方法論ではありません。
「無理な減量、逆効果」と見出しがあります。リバウンドに対する注意です。
まあ、筋肉を鍛えずにダイエットをすると、大抵脂肪とともに筋肉も減量してるとのことです。
脂肪組織と筋組織ではエネルギー消費量が違います。筋組織の方が圧倒的に多いのです。それを減らしてしまうため、ダイエット達成で食事量を元(同じカロリー)に戻すと筋組織が減少している分、過剰になり太るということです。
さらに、体重が減ると蓄積の効率を高めるように防御機構が働くとのこと。蓄積の効率が高まり、減量前に比べ脂肪がつきやすくなっている。
急激に体重が減ると、エネルギー効率のよい脂肪を好むようになるとのこと。それで炭水化物の摂取が減れば、糖尿病にも近くなるかな。正しいダイエット、筋肉を鍛えつつ、食事量を急激に減少させずに徐々に体重を減少させ、ぼちぼち食べながらリバウンドの起こりにくいようにしよう。

2004年5月22日
進学先選び
大学進学とか高校進学で進学したところに合わなくて退学したり、転学したりする者が結構な人数に上るはずです。また、大学の場合は、就職の時になった気がつく場合もあるようですね。
大学の場合、進学先選びは多くの本人の意志であることもあるのですが、現状を知らない教師の指導の場合もあるようです。
難しいですね。どのようになっても最終的には本人がその責任を取ることになります。
教師も社会人のはずですが、世間離れしているというか時代の変化に対応していない者が結構いるようです。
ただ、どこに進学しても最善の努力が必要ですが。そして、場合によっては「転身」する勇気も必要です。
まあ、理系の大学の場合、私はその大学の大学院の就職状態がそこのレベルを示すのではと思います。また、大学院への進学率の高低が大学の教育レベルを幾分か表していると考えています。

2004年5月21日
今日はお休みです。
時間はあるのですが、なぜか書く気が起こりません。
すみません。

2004年5月20日
三菱自動車の欠陥問題から
また、出ましたね。今度はクラッチ系の不具合でこちらもなくなられた方がおられます。
どうして、放置したのか。
考えられるのは、ハブの欠陥を隠しましたね。その後ですね。ハブの方は、神奈川県警の捜査が始まっていたと思います。
そこに、次の欠陥問題が出るとダメージが大きい。隠蔽していると悟られ、厳しい対応が迫られることになるのを避けるためかな。
「ウソの上塗り」という言葉がありますね。そうなっていったのでは。その場さえ何とかなればよいという感じです。
これは、例えば帝国陸軍でも見られらのでは。視察のときだけとか、検査のときだけ員数がそろえばよいというのとどこか似ているように思います。
この体質、官僚やいろいろなところで見られますね。でも、今は「その場しのぎ」をすると、逆効果になるような状況になってきました。三菱自動車はそのような社会の変化から取り残されていたのでしょう。

2004年5月19日
またまたまたまたまた年金について
昨日に続き5回目です。
本日の日経「経済1面」にあった「年金を問う」よりです。
簡単に言うと、「任意加入であったときの未納や未加入を問題にするより、義務化された後のことを問題にしなさい。」ということです。
そして、不注意や制度の不備で未加入や未納になった議員が多くいるわけですね。「故意」は論外です。
それに対して、社会保険庁はどのような対策を取っていたのか。対策が不十分であるなら、なぜ、そのようになったのかという「社会保険庁のあり方」を徹底的に議論し、国会で審議して欲しいわけです。
その過程で、今回問題になった『「未納」の教訓』を改革に生かすべきであると言うことです。
このような論調を新聞等で私は初めて読みました。ほかのマスコミは相変わらず任意期間の「未納」がどうのこうのといっています。この程度のことを言っていると日本の国会議員は勉強しませんよ。官僚はほとぼりが冷めるのを気長に待って真の改革についての審議はおこなわれずじまいになる可能性が考えられます。

2004年5月18日
またまたまたまた年金について
昨日に続き4回目です。
民主党の小沢代表代行の未加入期間が取りざたされていますね。小沢氏の大学生頃は、学生の未加入は普通でした。世間の常識に従っていただけですね。
問題は、強制になってからの意図的と思えるかどうかではないでしょうか。
日本の年金制度は、もともと公務員の恩給法に遡れるのではと思います。次に厚生年金の制度ができ、国民年金は最後です。
前2者が強制的であったのに国民年金は長らく任意だったような気がします。強制的になっても適応除外が多かったです。そして、国民年金の意味の周知徹底がなされなかったため、大学生の時に障害を持つことになったの障害年金を受給できずに「無年金者」になったしまった方が大勢います。
任意の時の未加入とかをいうより、「国民年金の意味の周知徹底がなされなかった」ことによる被害者の救済と加入が義務づけられたあとの未加入や未払い問題の解消の対策を政府や各政党に要求する方が大事なのでは。
それと、義務化以降に長期にわたっての未払い議員がいました。そちらの方はどうなのですか。論点のすり替え、または取り違えはもう止めて欲しいです。

2004年5月17日
またまたまた年金について
最近では3回目です。
アメリカから入ってきた仕組みの401k型は「積立型」、要するに個人年金は「積立型」ですね。公的年金は現役世代の掛け金で負担していますね。
受給者と現役世代の数を比べて、現役世代の方が相当多くなるようにする必要がありますね。ところが、今のような少子化傾向は早くから想像ができたのですね。
それに対して一切対策を採っていなかったと言っても良いわけです。さらに教育の世界に対してもよくいう受益者負担という言葉ですね。子供が増加して良い教育をうけて立派な大人になることによる受益者は誰なのですか。国民全体でしょうが。
今起こっていることは子供が減少していっているためでしょ。子育てに税金を注ぎ込むことによる受益者は最終的には国民全体になると思います。ですから、ヨーロッパでは、育児手当が多かったり、教育費が安かったり、奨学金が充実していたり、その両方だったりするわけですね。
一番の年金対策は、子供を増やすことだったのですが、現状では、もし増加してもその子たちが労働年齢になるまでの間の対策も必要ですね。
まずは、子育て世代には育児手当の他に国民年金保険料を免除して納めているのと同等に扱いましょう。子供を育てることの方が有利であるという環境を作りましょう。

2004年5月16日
夏になってきましたね
気温で夏日(最高気温25℃以上)が多くなってきましたね。
ところで、夏ばてをする人の割合が増えてきているかも。どうしてでしょうか。
冷房が普及する前は、夏→汗をかくでした。汗をかきなれているかいないかで体温調節能力に差が出てきます。
中には、体質的に体温調節能力が少し低い方もおられますが、多くは生活習慣からきていると思います。
本日の日経の健康面に「爽快に汗をかく」そして「汗腺鍛えて夏バテ予防」とあります。汗腺の鍛え方の出ています。詳しくは日経のほうで読んでください。
冷房の効いた場所で赤ん坊を育てると、機能する汗腺の数が増えず、気温の変化に対応するのが苦手な子供に育つそうです。ただ、極端に暑いときなどは適切な環境にしてやらないと熱射病を起こしますけど。
大人でも同じことが言えるのではないかということです。だから、「汗腺鍛えて夏バテ予防」ということがいえるのですね。汗腺も含めて体の機能は使わないと衰えていくことになります。
冷房で汗腺を使わなくなったから必要なときに働かない。体温調節ができない。熱射病になりやすい。ということかな。
学校の運動部の指導者の中にはこのあたりの変化に気がついていないのがいるのでは。昔はどうてことのない運動量でも熱射病が起こってしまっているような気がします。
一部の大都市部ではヒートアイランド現象等もあり、外気では人間の住める環境ではないようなところもあります。何日かの猛烈に暑い日を除いて、そうでないところでは、風通しさえ気を付ければ、冷房無しで過ごせますよ。
特に田園地帯の茅葺きの家は涼しいです。これは、実際に体験しました。元々、日本の家屋(北の方は除きます)は夏用に作られていたような気がします。
省エネのこともありますので、夏の過ごし方を考えてみましょう。元気に暮らすために。

2004年5月15日
年金について
またまた、年金についてです。まあ、年金対策の最重要点であった「少子化」に本格的に取り組んでいなかったのが問題を非常に複雑にしています。
今からでもよいですから、子育てに「補助」を。年収に関係なく「子育て」している親に補助を。例えば、現在の児童手当の拡充の他に子育てしている扶養者の「国民年金」保険料を国が負担する仕組みもほしいですね。夫婦で子が1人の場合、どちらか一方の。2人のときは夫婦ともに。3人以上の場合はさらに年金保険料相当額を人数に応じて給付すというのはいかがでしょうか。
兎に角、「子育て」が有利であると感じるようにする必要があります。それでも、ヨーロッパでは、十分に回復していない国もあるようです。でも、ヨーロッパは「移民」を受け入れていますね。年金保険料を負担する層を厚くする手だてが必要です。
もっと、少子化対策をする必要があります。公共工事を減らして少子化対策を。
ところで、ある政党の未納議員の中に2002年2月というのがいましたね。たしか、2年分は遡って納付できますね。すると、この2月に雲行きを感じて納付したということも考えられますね。2004年4月というのもいましたね。どちらも期間が長いですね。平成になったときは、完全義務化だったかな。
そこのことについて、マスコミの方、詳しく調べてくださいな。任意加入でよかった時の未納をごちゃごちゃ言う前にね。

2004年5月13日
年金保険料未納問題から考えられること
国会議員で安定した仕事なのでしょうか。自民党とかよく当選する議員の場合、大臣になるということは転職と国民年金においては転職と同じような扱いだったようですね。
ふつうの庶民でも、転職歴のある人に未払い期間が発生しやすいのでは。以前は厚生年金、国民年金、共済組合年金すべて別制度でしたね。ですから、そのとき転職等で別の年金制度に加入したとき、前の制度の」ほうを脱退扱いにできる規定もありました。
当然、手続き忘れも起こりやすいですね。なぜ、複雑になったのか。それは、制度を作った官僚が世間知らずだったから。ある医療系の本で官僚の現場知らずを嘆いています。
国民により分かりやすくという方向で作られた制度はどのくらいあるのでしょうか。ですから、担当職員ですら理解できない制度を作っておいて理解できなかった国民が悪いというは不当な言いがかりですね。
ただ、公明党の未納期間の長さ、あれ単純なミスですませられる程度でしょうか。
官僚は、国民の理解できる制度にする義務があるはずです。

2004年5月12日
日本人の国際感覚?
国際感覚豊かな方も大勢おられます。ところが、政界などでも首を傾げたくなるような話をよく聞きます。
どうしてでしょうか。村社会の感覚で政治や企業の運営などをしているとしか思えないような事例が散見されます。
三菱自動車もひょっとして「三菱村」の感覚ではなかったのかな。
在日の外国人に対することにも問題がありますね。大学受験資格に関する外国人の学校に対する差別ですね。批判が大きくて引っ込めましたけど。
難民の認定や移民、外国人労働者の受け入れについても俗に言う先進国の中では対応が異質になっています。世界的な方向は受け入れ拡大の方ですが日本は制限派ですね。
日本は、世界の各地から多くの物資などを輸入し、製品を輸出して成り立っています。どちらかというと閉鎖的な国際感覚では成り立たなくなる日が来るのではと危惧します。

2004年5月11日
日経ビジネス2004.5.10号「ラガーマンの目」より
神戸製鋼所ラグビー部ゼネラルマネージャーの平尾誠二しでした。
大見出しに『「意味』の理解で人は伸びる」とありました。
スポーツの練習ですが、現在は監督、コーチは選手に練習の意味を理解させる能力を求められているの述べられています。
これは、少し前の号の京都大学アメリカンフットボール部に記事の中でも述べられていることですね。関学も「意味」を理解というか選手に考えさせるというようなことをして復活しましたね。
平尾氏は、企業においては「型」の習得は機械でもできるということを書かれています。機械に任せられる仕事は機械にさせなさい。人間にしかできないことで勝負が分かれるとね。
最近の学力低下についても、子供の頭が悪くなったのではなく、学習の意味がわかっていないからではといわれています。
もっとも、教える方も怪しくなってきていますけどね。受験にしか考えが及ばない。学校の学習は、実社会で基礎として役に立っているのですが、そこに考えが及ばない人が多すぎる。そうすると、子供もそれを嗅ぎ取りますよ。
人生にしても、自分の存在意義ですね。これに何らかの「意味」を見いだせない人がフリーターなどのなるケースが多いのではと思います。フリーターが悪いというのではありませんが、将来設計ができないから、フリーターでパラサイトシングルなんてことになるのはないでしょうか。
勉強ができても、実社会にでるのが怖くての「大学院」進学も増えているそうです。

2004年5月10日
昨日の日経、健康面「ふくらはぎは 第二の心臓」より
血液循環に於いて、直立二足歩行の人間は足に回った血液を心臓まで回収していますね。そのとき、静脈についている弁も働きますが、それと心臓の拍動や呼吸運動だけでは戻ってこないそうです。
でも、普通は足に血液は溜まりませんね。これは、ふくらはぎの筋肉がポンプとして働き、心臓まで送り返しているからです。
ふくらはぎの筋肉を鍛えておく必要があります。
簡単なトレーニング法が出ていました。
1日30分から1時間歩く。その時、着地はかがとから。それと、体重をかけてつま先で立ち続ける。
人間は「動物」ということを体を動かすことが必要だということですね。血液は、心臓の拍動だけでは全身を回らないのです。鍛えましょう。
ダイエットのもつながります。但し、食べ過ぎるとダメですがね。

2004年5月9日
本日の日経、健康面「かすむ目 食生活に注意」より
年齢とともに体の各部分に衰えが見られるようになりますね。
最近、急増している失明につながる病気に「加齢黄斑変性」というのがあるとのことです。
主に50代から発症し、視力の低下や、物がゆがんだり、中心がぼやけて見えるといった症状が現れる。
黄斑は、色を識別する細胞が集まっている場所で、この部分で加齢により視細胞(色など光を感じることのできる細胞)が萎縮したり、血管から出血したりして起こる。
1970年代まではほとんど見られなかったが、現在は増加の一途である。
食生活の変化や喫煙などか関係していると考えられている。
予防には「禁煙とバランスのとれた食事」。緑黄野菜や果物を多くとるよう心がけるとよいらしい。
失明したくないのなら、禁煙ですね。
喫煙は、内臓脂肪を増やしますよ。ウエストラインを気にするのなら、禁煙ですね。

2004年5月8日
本日の日経、教育面「数字は語る」より
今回も文部科学省の2002年度学生生活調査です。大学生(昼間部学部生)の家庭の年間収入です。
どの程度の人数を調査したのでしょうか。ある程度、多いのでは。地域に偏りはないとは思います。文科省ですから。資料にするなら、この記事の記述では不十分ですね。
医学部、歯学部などをどの程度、入れているのでしょうか。芸術系も授業料は高いですね。親の負担は大変ですね。私学が高額側になる要素について何も触れられていません。理系学部の平均すると私学の通学生より国公立の下宿のほうが少なくてすみます。
学部ごとの比較が必要なのでは。
それと、大学ごともあれば思います。
私の経験です。大学院生の頃、どちらも理系です。兄が旧帝国大学の大学院、私が全国的に名が知られている国立大学の大学院で授業料減免の申請をしました。同じ、所得証明書ですね。兄は「半免」で私は「ダメ」でした。これ、院生の親の所得水準の差と推定しています。
私学間でも同様のこと(親の所得水準の差)が起こっていると思います。
だいぶ前でしたが、親の学歴と子の学歴の相関についての記事が出ていました。
授業料を高くすればするほど、この親の所得格差による進学機会の格差は大きくなってくると思います。親の所得格差の多くは、どのような教育を受けることができたかと言うことの関連が考えられます。

閣僚などの年金加入期間や未納の問題について、今のマスコミの追求では、肝心なところが抜け落ちる危険があります。今の年金の最大問題は少子化でしょう。この対策が常に後回しにされてきたように思います。それと、甘い予測ですね。そのほか、周知徹底の不足(自営業、専業主婦など)や複雑な年金制度(異なる年金制度の間を転々としたに多い。)による不本意未加入になってしまった人たちの過去の分への対策です。
今後については、対策強化の合意ができているようなのですが十分ではないかもね。障害年金は国民年金(基礎年金)に加入し年金保険料を納めていることが必要なのですね。これの広報活動は、為されていないのに等しいような感じを受けています。受給の為の保険料納付期間についても。

2004年5月7日
三菱自動車の体質?から考えられる日本人の体質?
嘘と現実の区別というか、真に会社のためにするのはどのようにすればよいかと言うことと、その場を取り繕うことによるその場しのぎと比べることができなくなってきているのでは。
このようなことは、日露戦争においても見られていますね。旅順攻撃のことですね。あれ、作戦の失敗というか現場を見ないで空想だけで作戦をおこない、多数の将兵を戦死させていますね。どうして、参謀長などが出世したのか不思議です。この失敗をごまかすために「爆弾三勇士」などが出てきたのだと思います。
それが、いつの間にか日本軍の特徴みたいになっていきましたね。そして、骨董兵器でアメリカとも戦い始めたわけです。ノモンハン事件での兵器の格差も教訓にならずにです。
三菱自動車も同じような体質があったのかと思いたくなります。歴史を鏡として未来に向けてよりよくなるということのできない体質ですね。
何とかしてほしいですね。

2004年5月6日
諸々の言いたいこと、お休み。
すみません。時間がないので休ませて頂きます。

2004年5月5日
本日の日経一面の「世界で勝てるジャパンへ新戦略」より
見出しの中で「適正見極め 脱『画一』」というのが目につきます。
「画一」ですが、例として平泳ぎの北島康介選手を指導するコーチの話が出ていました。「どこに行っても指導者が、北島をまねた、スクロール数に固執した泳ぎをさせている」というのです。
どこかで検証もされずに良いと言われることを無批判に受け入れてきた結果でしょうね。
海外は、「スポーツは科学」であるというのと「スポーツに対して向き不向き」があるということをわかった上で選手の発掘、指導をおこなっているのですね。
日本は、水田の青田買いみたいな感じで選手の囲い込みをおこない、上達しないのは努力不足とか、精神が弛んでいるとかですましてきましたね。アメリカは、学校時代はできるだけいろいろな競技をさせているようです。
まあ、サボりもいますが「あわないスポーツ」、「あわない練習」を一生懸命練習させるのは、させられる方にとっては悲劇ですね。
関西学院大学のアメリカンフットボール部の練習時間は1991年から徐々に減って今は半減しているそうです。
京都大学のアメリカンフットボール部では「1年生が一番偉い」そうです。
スポーツの練習とかについて今一度多くの人に考えてほしいですね。

2004年5月4日
明日の「こどもの日」によせて
少子化が続いていますね。生物は自分の遺伝子を残したい本能があるはずなのですがね。もっとも、ネズミを一定の囲いの中で飼育した実験の結果では、初期は順調に増えていたのですが、密度が高くなってくると「子育て」をしなくなったりするとのことです。
人間の密度では、日本の大都市より高いところが世界にはありますね。まあ、ヨーロッパでも「少子化」に見舞われましたし、見舞われていますね。でも、日本との違いが「子育て支援」の違いでしょうね。
イギリスでは「育児休業」は短いそうですが、女性でも正規職での復職が簡単だということです。子持ちの女性差別が無いのですね。スエーデンは育児休業が長かったかな。
ヨーロッパは国からの「育児手当」が日本と比べものにならないくらい多い。「子育て」を割のよいものにしているのでしょう。
だから、年金でも日本みたいにジタバタしていないところが多いですね。制度の変更も緩やかに出来るのでしょう。
長い間、一番の年金対策の「子育て支援」をしてこなかったツケが年金に端的に表れていると思います。

2004年5月3日
憲法記念日によせて
毎年、この時期になると憲法について賑やかになりますね。最近は「改憲」議論が盛んになってきています。
大日本帝国憲法ですが、当時としてはそれなりによくできた憲法でした。運用上で不都合が出てきたにも係わらず、そのまま昭和の改憲まで行ってのでは。何が問題であったかというと「統帥権」が浮上し軍部の専横を許してしまったということですね。
今の改憲論者の中にその軍部の亡霊に取り憑かれているような人物も見受けられます。また、真面目に「自衛隊」等のことについて考えている人物も見られます。
どちらにしろ、日本での議論は「本質外し」が伝統的に上手ですね。そこが、心配なのです。
制定の過程から見ると、大日本帝国憲法のときは一般国民は「蚊帳の外」でしたね。日本国憲法は、議会で議論されています。あそこまで徹底した戦争放棄の第9条は、日本の発案だそうですね。
だから、押しつけられたというのではなく、今の日本にとってより良いものにするための改憲であってほしいですね。歴史を鏡にしないと次は「天皇制廃止」などという事態も考えられます。そうならないためにも。
自衛隊、凄い記録を持っています。発足以来、戦闘による死者がいないそうです。世界的に非常に珍しいことです。この記録を伸ばしてほしいです。また、「生きて帰るな」とかいうアホみたいな状態にはなってほしくはありません。この前、映画「チップス先生 さようなら」の中で、将軍がチップス先生に「未来の立派な青年を育ててくれてありがとう」という意味のことを言ったとき、チップス先生は「決して明日がきてほしくない」という意味のことを言っています。その気持ちの分からない人に政権の座にいてほしくないです。
アメリカで、イラク戦争の戦死者のほぼ全員の名前、年齢等の放送がありました。映画「ジャイアンツ」でも戦死者を悲しく迎えています。
戦死ゼロの記録を伸ばさせよう。

2004年5月2日
昨日(土曜)の日経、「数字は語る」より
今回は大学生の学生生活費(学費と生活費の合計)です。どのようなサンプリングなのかよくわかりませんが、文系理系をあわせたものなのでしょうか。
調査は文部科学省です。
国公立は、文系理系医歯薬系などどれでも基本的に学費は同じで本代等に少し違いが出るぐらいですね。ところが、私学は大きく違ってきます。出ている数字はそれをまとめての平均でしょうね。
そうすると私学で自宅通学と国立下宿を比べると、グラフより私学が180万ぐらいかな、国立下宿が190万ぐらいかな。私学が文系の場合、さらに少なくてすみます。国公立は文系理系関係ないですね。
私学下宿が高くつくのは分かり切っていることですが、文系では自宅通学の私学の方が国立下宿より大分安くなると思います。それと、各大学には、就職に強い地域と弱いところ、強い職種、弱い職種、教授陣の専門分野などからくるやりたいことができるのかなどがあります。
大学選択の時、学費だけで選ぶと余分にお金が掛かったり、専門の先生がいなかったり、就職の時困ったりすること(さぼりはどこにいても同じ)のないように考えた方がよいですね。
全国、どこでも就職できる大学も少数ながらあります。教授陣がそろっていて専門外の悲劇の起こりにくい大学もあります。理系は以前より大学院進学の時、他大学や他の専攻にかわる学生が見られました。文系も大学院進学が増加しつつあるようなので状況は変わるかも。
ただ、企業の採用姿勢が「実力重視」「人物」をよく見るようになっているとしたら、どのような企業に就職しているのかは、大学の教育レベルを見る指標の一つになりますね。企業の採用姿勢によります。

2004年5月1日
『「指導力不足」教員66%増』より
見出しに過去「昨年度認定 過去最多の481人」とありますが、これは、今まで公表されなかったというかうやむやにされていたのが制度として認定公表されるようになっただけだと思います。医療事故と同様に表に出るようになっただけと考えています。
採用試験でも、国家公務員のT種試験と比べてみるとその程度の差は歴然としています。教員採用試験の方がレベルが当然低いです。面接等のエキスパートが行っている様子も窺えません。レベルの低いのが混じる要素が大きいわけですね。
本人に学力等の力が無ければ「威張る(高圧的)」になったりしやすいです。近年、是正しようとしているようですがなかなかですね。遅刻欠勤についてもちゃんとできなくても今まで言われなかったのが近年は報告されるようになっただけですね。
まあ、ある私学では、教室に「教科書ガイド」を持って行った講師が首になったことがあると聞いたことがあります。教科書に指導書の内容を写していく教師は結構いるようです。専門の科目でもしているのがです。
制度の問題なのかどうかわかりませんが、自己の向上のため「勉強」している教師がいる反面、何もしないで指導書頼りのもいる。
教員の採用、研修等をしばらくの間「外部委託」をしてみるのもいいかもしれませんね。
皆さん、一度書店で教員採用試験関係の問題集を見てみてください。大学受験参考書と見比べてください。