煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る
2003年7月29日 またまた7月26日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んで 「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。 この記事の中に問題のすり替えも多用されたいます。注意して読む必要があります。それと今どきの医師の書く文章かと思う内容です。どこで教育を受け、研究をしてきたのでしょうか。 まず、「煙草を止めるとストレスがたまり、血圧が上昇する」とあり、すわないよりマシだというようなことを言っていますが、喫煙による血圧上昇は医療の世界では常識ですね。それに吸い始めたから起こることであり、まだ、吸っていない子供らがこれを読んで吸い始めるような事態になるかもしれないということを考えなかったのですか。一度も吸っていなければ、禁断症状は起こりません。吸い始めるから起こるのです。 「禁煙したものの中に飴などで高脂血症だ悩んでいる向きが多いと聞く」とありますが、煙草をやめれば食事がおいしくなります。それの食べ過ぎですが、それは当人の問題ですが煙草の害よりいろいろな疾患が減少するというのが医療界の常識ですね。元から吸っていない人はこの心配もないわけです。 今の禁煙対策の一つが、子供の喫煙防止ですね。吸い始めなければいいわけです。本人に対する健康被害も周りに対する健康被害もないわけです。議論に関する書き方では、医師ともあろうものが喫煙を勧めているようなものです。どう思いますか。
2003年7月28日 しつこく一昨日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでです 過去二日分も合わせて読んでください。 新聞に載せるということは、その記事に対して意見等が出てくるという前提であると思っていますのでしつこく書きます。 この5月1日より健康増進法が施行されていますね。医師たるものはその趣旨に一番に従わなければならない立場と思いますがいかがなものでしょうか。 この法律の対象は、まず自分およびその周りの人に対してではないでしょうか。そしてその他の人の健康を守る義務(健康被害を与えない義務)をも課していると思います。どれが欠けても健康増進にはならないと思います。 医師の責務とは何なのでしょうか。よく考えてみてほしいと思います。 日本医師会は、禁煙運動をしていますよ。
2003年7月26日 本日、朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んで 「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。 この記事の中に問題のすり替えも多用されたいます。注意して読む必要があります。それと今どきの医師の書く文章かと思う内容です。どこで教育を受け、研究をしてきたのでしょうか。 まず、「煙草を止めるとストレスがたまり、血圧が上昇する」とあり、すわないよりマシだというようなことを言っていますが、喫煙による血圧上昇は医療の世界では常識でしょ。 「禁煙したものの中に飴などで高脂血症だ悩んでいる向きが多いと聞く」とありますが、煙草をやめれば食事がおいしくなります。それの食べ過ぎですが、それは当人の問題ですが煙草の害よりいろいろな疾患が減少するというのが医療界の常識でしょ。 アメリカやヨーロッパでは、政治家はほとんど煙草を吸いませんね。それでも議論は日本より充実していますね。日本の議論は一見すると立派にみえることがあるのですが、煙草以前の問題があり、本質的な議論になっていないですね。 自動車車の排気ガスですが、家の中でだしますか。公害を研究してきているのなら、煙草の煙の成分と排気ガスの煙の成分の内容も出して比較して発表してください。 医師たるものは、人間の健康に明らかに害のあるものをあからさまに勧めないでください。他の人に絶対に煙の届かないところで吸ってください。あなたの書き方では、分煙すら否定する書き方になっています。副流煙で肺ガンになった者から見ると許せません。
2003年7月25日 年金について 今日のニュースで、国民年金の未納率が過去最高(約37%かな)になったと報道していた。年金財政の悪化の原因は景気の悪化もありますが、一番の原因は少子高齢化でしょ。要するに子育てをまともに支援しなかった怠慢が原因では。これは、工場の海外流出を放置していることと同根だと思います。 予算の配分においての優先順位を付けれなかった。縄張り争いを放置してきた。子育て支援による受益者とは、よく有識者や官僚のいうところの「子の親だけ」ではなく、社会全体なのですけど。その証拠が年金財政に現れてきました。年齢別人口で若い世代ほど少なくなるということが、年金財政の悪化の原因でしょ。 これは、医学部の授業料で国立は確かに安いですね。でも、国民にとって役だってくれる医師が養成できれば受益者は国民全体ということになりますね。こちらは教育の中身によって国民全体を受益者とすることができるのですが、今の感覚は、多くがまだ「金儲けだけで医学部」という不幸な考えから抜け出していないようですね。だから、まともな希望で医学部に進学する者が少ないのかもしれません。 一部、不満は出るかもしれませんが、税金の使い道を根本的に見直してほしいですね。高速道路なんて工場とかが海外に流出してしまえば、意味がなかったりして。港も韓国や台湾までだと大きなものはいりませんね。なぜ、こうなったか考えてください。
2003年7月24日 つらつら思うこと 「文系」と「理系」このような分け方をするのは日本ぐらいだそうです。人間は、「生物」(なまもの と入力して変換すると出てきます)ですね。化学などの自然科学の法則に従って生きているわけです。その他、例えば、自動車の運転では「物理の法則」に勝てません。身の回りには、いろいろな工業製品や加工食品などもあふれていますね。それらの中身を何となくでもわかっている方がいいと思いませんか。 また、我々は、人と人との関係で生きていますね。その時、経済的関係や法的関係に晒されていますね。歴史のつながりから断ち切られた存在ではないですね。 より良く生きていこうとしようとするといろいろな分野をある程度の深さまで満遍なく理解しておく方ほうが良いと思うのですが。覚えるだけでは、「糞の役にも立たない」ですけどね。 学ぶとは、どのようなことなのか考えてみませんか。人間は、刻々と変化しているはずです。ところが日本の教育は、停滞させる方向にしかはたらいていないことが非常に多いのではと思います。 「人間は学んで良いことを理解すれば変化する。」というような教育を目指してほしいですね。
2003年7月23日 昨日の日経、「アジアで伸びるJ感覚」を読んで 副題に『「かわいい」を作る』とあり、日本企業の新しい収益源になっていっているとのことです。 この特集を、読んで感じるのは、アイデアとか日本の感性とかも非常に大事ですが、1億3千万人が生活していくためには力不足ではと思います。 J感覚がキャラクターが受け入れていっても、例えば、商品どこで作るのですか。商品(これだけでも魅力ある)を作る能力がなかったらどうなります。 アメリカやヨーロッパがどうして工場誘致に血眼をあげ、農業振興に力を入れて農産物貿易において輸出入、トントンか輸出のほうが多くなるように努力しているのはどうしてですか。 それは、知的産業だけでは国民全体の生活が守れないためですね。 日本においても農業ですが、大規模農家が増加しつつありますがもっと促進する必要があると思います。 高付加価値の農業も振興する必要があると思います。国内のみの周りと同じ農家では、この食料大輸入国から脱却できないのでは。 欧米諸国の状況からみると、もうすでに日本の農業は、潰されており、そのなかで志のある農家が農業の復活に向けて頑張っている状態であると思います。政府は、これらの農家の足を引っ張らないようににし、さらなる発展ができる条件を整備する必要があると思います。
2003年7月21日 日経の経済教室「連続休暇 組織にも重要」を読んで 今日は副題に「不正防止や教育に」です。内容的には、日本では、年次有給休暇は「休養」の面しか見られていないのではないか。「新たな視点」に立てばさらに幾つかの組織にとって有益な役割を見いだすことができるというものです。 担当者が長期休暇を取れば、その間、誰か別の人がその業務を代行するわけですね。不正を行なっていれば発覚する可能性が大きくなりますね。企業にとって最大のセキュリティー問題は外部からの進入ではなく、内部つまり従業員による不正だそうです。そのチェックに使えるというものです。 それから、仕事の代行ですね。これが業務の訓練にもなりますよということです。 ここでも見られるのは、日本では多面的にもの事を見るということができない。一面だけ見て全てを判断する。その傾向が相変わらずですね。 これも教育の問題が絡んでいるのではと思います。暗記が勉強という固定観念を持ったものはこうなりやすかったりするかも。評価も相対評価で勉強の成果が反映されないような事が続くとこうなるのかな。
2003年7月20日 今日は日経の一面連載「働くということ」を読んでです 今日は「第3部 カイシャとの距離6」です。副題というか見出しには「仕事の喜び 共に発掘」というのと「住宅1000軒売った男」とがありました。 個人と企業の関係ですね。自己の充実感と会社的な感覚のズレについての記事だと私は思います。一般的には「出世」に価値観をおいていると思います。ところが働いているものの中には、出世ではなく自分の仕事というか現在している仕事に面白さをもって熱中したり、継続的にやりたいというほうに価値観の重点を置いている人も多くいるという記事です。 本社にいて想像力がなく、現場を知らない管理職には理解できないでしょうね。この人たちの気持ちは。 人間、お金のためだけに働いているのではありません。なかにはお金の亡者もいますが、お金は多いほうがいいですが、人間として尊重されているのかいう点のほうではないでしょうか。 想像力がなく現場を知らない管理職と書きましたが、「管理職」は「官僚」などに置き換えることができます。日本の教育は、「想像力」も摘み取るようなところがあります。このような教育に耐え抜いた者のみ真の想像力を潰されることなく発揮できるのでは思います。
2003年7月19日 日経土曜日の教育面より 「存在意義示せるか?国立大学」を読んで 来年度から国立大学法人になることが決まりましたね。このことで、国との関係ですが、評価等を通して今まで以上に国の支配が強くなるという考え方と法人化を指示する意見とがありました。 どちらも、それなりに根拠のあることだと思います。さらに私学との関係もあるのですが、抜けているのが日本における教育の費用負担の問題です。何日か前にも書いたとことですが、教育の受益者とは誰なのですか。 ヨーロッパの学費についてのいくつかの国の様子から考えられることは、受益者は「国」または「国民全体」というような考え方から授業料を安くし奨学金も充実さえているところが多いようですね。アメリカの奨学金、どこから出ているのかな。でも、金額は大きいようですね。軍に入隊しておけば相当優遇があるようですね。国がというのか社会全体が受益者という考え方のように見られます。 私学を含めて学費を、経費をどうするのかということを真剣に考え、大学の教育の質を向上させ、真に優秀な人材を輩出できるようにしないと日本は世界競争に負けるような気がします。
2003年7月17日 今日も日経の一面連載「働くということ」を読んでです 今日は「第3部 カイシャとの距離3」です。副題というか見出しには「取った資格は53」というのと「仕えず使える新戦力」とがありました。 個人と企業の関係ですね。会社に仕えるのではなく、自己実現のために利用しようという考えの者が増えてきているということかな。社内の独立予備軍は、普通平均以上の能力を発揮しているのかな。だから、その力を巧く引き出す手法が必要であるというような意味でした。 会社側が理解できない場合は、やはりこのような人たちは退職でしょうね。どちらも損をするのかな。雇用についての考え方を点検してみる必要があるようですね。
2003年7月16日 日経の一面連載「働くということ」を読んで 今日は「第3部 カイシャとの距離2」です。副題というか見出しには「400人の失敗学会」というのと「挫折バネに新境地探る」とがありました。 内容的には、失敗や会社の倒産、その他の挫折からの立ち直りのことですが、記事の中にもあったのですが、例えば経営者の再起業率がアメリカの1/4であるという。どうしてか、一つは日本の制度上の問題、敗者復活がやりにくい社会であるということ。二つめが「失敗を責任追求」だけに終わらせて後の成長の糧に使っていない点かな。 日本の失敗事例としては、日露戦争のときの旅順攻撃なんか最たるものの一つだと思うのですが、後の処理、ごまかしに終始していますね。責任すら取らせていない。こんな例が、官僚機構などでよく見られますね。責任を取らせるのは、良し悪しがあるので何ともいえませんが、誤魔化しは許せません。誤魔化しの体質が日本の今の状況を作っているのではと思います。 いかがなものでしょうか。
2003年7月15日 日経の経済教室を読んで 今日は「雇用創出、アメリカは地域で競争」副題に「産業誘致策、多彩に」です。要するに他国との関係も考えた誘致策を取っているということです。工場用地などの整備は当然で、税金の減免、従業員の雇用訓練なども州政府がするところもあります。これなど、税収より雇用の確保を優先している感じがします。 雇用が増加すれば、治安が良くなり、犯罪が減少する、従業員からの所得税や消費支出が増加による売上税などの増加が見込まれる。雇用や所得が増加すれば、失業手当や生活保護などの社会保障支出は削減できる。 それよりも、雇用が増加すれば、地域に活気が出るのではと思います。失業者が増加するとこの逆の方向になりますからね。日本は、失業者増を放置していますね。税金は高いまま、なくてもよい規制は残す。企業に出ていってくださいと言っているようなものです。
2003年7月13日 HPと日経の記事から感じたこと <A href="http://nosmoke.hp.infoseek.co.jp/gakkou/" target="_blank">学校の禁煙化を支援するホームページ</A>の「小学生より」を読んでいて、「たばこの害」を教えている教師がたばこを吸っている矛盾と今日の日経のSanday Nikkeiの「真説 異説」の記事中に書かれている官僚の体質、なにか似ているような感じがしました。ともに「知っているけど、自分には関係ない。なにもしたくない。」とかいう体質ですね。 これらの人々の受けてきた教育って何だったのですか。教育とは、より正確なことというか、新しい正しい見方、考え方、知識を学んで理解すれば、それによってより良い行動に変化するようになることではないでしょうか。 本来の教育に戻る第一歩として、学校の全面禁煙化をしてください。 学があるとか、ないとか、言いますが、知識を学んでも、間違っていると解った行動からの変化が見られない人こそ、「学がない」と言うことですかな。特に大学は最高学府でしょ。学のない人は、いないはずですが。
2003年7月12日 日経土曜日の教育面より 「法科大学院について」を読んで 別のPCで日記を書いて持って帰るのを忘れた。(涙) うろ覚えで書いてみます。 法科大学院の設置申請から見た定員は約6000人になるそうですね。新司法試験の合格予定数は3000人とか。当初の目論見の合格率7〜8割を大きく下まわることになるようですね。 なぜ、こうなったのか。理由はいくつもあると思いますし、完全にはわからないかも。 主な理由として記事は、横並び主義を挙げていました。私もそう思います。それと大学の評価ですね。どのような点を重点にして行うのかということも関係があると思います。「法科大学院もないような法学部は、・・・」という感じですね。大学院がなくても良い教育を行なっているところも多いのですがね。 できた後で問題になると思われるのが、「合格数」かな。入学当初は、それほどでもない学生を指導して合格させても、もともと高学力の学生でたいして指導していなくても合格は合格ですね。どちらの大学院のほうがいいのかな。 そこで、こんなのはいかがですか。「出身大学の大学院には入学できない。」とか「同一大学からの入学生を20%とかそれ以下に制限する。」とか、まあ、これは医学関係で実施してほしいのですが。医学部の場合は、研修病院もこれを適応してほしいと思います。
2003年7月11日 ニュースより「官庁の庁舎内全面禁煙化」 人事院は「健康増進法」の施行にあわせ、各官庁内の全面禁煙化の方針を打ち出し、実施を求めるというニュースが朝ありました。 これで思うのですが、官庁より先に学校(大学を含む)で実施されるべきではないかと思います。先進的な自治体や大学ではすでに全面禁煙化が始まっています。こどもの教育の場である学校は禁煙教育に最適なところの一つです。ところが、いまだに「たばこの害」を教えながら吸っている教師が見られます。こどもはどのように思うでしょうか。この感情は他の教科の学習にも影響を与えます。「学校の勉強は、生活とは関係ない。」と思う気持ちを植えつけます。養老孟司著の「バカの壁」にありましたように学習して知るということの意味は「勉強して自分の身になれば人間変わるはず」ということです。 勉強の意味をなくさないためにも、学校の全面禁煙化を実現させましょう。
2003年7月10日 日経3ページにあった国立大学法人の記事を読んで この記事の中で、授業料のことが書いてありました。ある大学の学長が「授業料について、文系学部と医学部とで同じというのは受益者負担の考えからするとおかしいので違えなければ・・・」とかなんとか言っていました。 教育の受益者って誰なんですか。確かに教育を受けた本人も受益者ですが、それだけですか。特にヨーロッパの考え方からみると「国全体」というかその社会自体も受益者であるという考え方で授業料や奨学金の額を考えているようですね。より良い教育を国民に受けてもらい、よって国の発展に貢献してもらうことで還元してもらうという考え方ですね。 だから、教育にかかる費用は国でというか税金でという考え方ですね。 アメリカも奨学金の充実で対応しているようですね。あのイラク戦争のとき、捕虜になったリンチさん、軍隊にはいった理由は何でしたか、思い出してみてください。大学進学のためですよ。 アメリカの奨学金頼りに留学しているのが中国人などであったりして。 日本は学費は高い。奨学金は不十分でせこい。教育の本当の受益者は誰であるのか、考えてみる必要がありますが、いまの日本の教育ではね、?です。
2003年7月9日 今日も日経連載「デフレが蝕む」を読んで(昨日7月8日分より) 「この力を解き放て」という見出しがありました。閉塞感から抜け出すためには、優れた社員に高い賃金で報いられる循環をつくることだと書いてあいます。 問題点の一つは、誰がどのような基準で評価するのかということです。学校に関しては、まだ、相対評価から抜け出せていないところが目立つようですね。それぞれの学校で、何ができるようになれば卒業させるのかという点について議論しているところは少ないようですね。取り敢えず入試で出るからとか、難しくすると欠点(不認定)が多く出そうだとか。どうして、学校は、「卒業生」の能力(全般ではありませんよ)保証をしないのですか。保証を考えているのは、あの技術者教育の評価機構の認定や医師などの国家試験などのあるものだけですね。それ以外は何なのでしょう。ですから、資格試験に人気が集まるのでは。でも、これは人間の能力の一面を見ているだけであるということを忘れないようにしましょうね。
2003年7月8日 今日も日経連載「デフレが蝕む」を読んで(昨日の分より) 豊かな生活のためのインフラの例として東京港臨海道路が出ていました。効果がすごいのは認めますがです。なぜ、東京一極集中を放置しているのか。政府の許認可権を地方や地方ので先に委譲したり、縮小することによって本社機能を東京に移す必要がなくなる企業があるはずです。今回の「りそな」ですが東京に移す気らしいですね。金融庁との関係で。大阪の人口や消費が減少しますね。さらに大阪が不景気になります。東京集中によって地方が不景気状態になっているのですよ。官庁を地方に分散させましょう。国会を苫小牧の空き地に移転させましょうよ。24時間空港が近いので便利になると思います。
2003年7月7日 今日も日経連載「デフレが蝕む」を読んで ここしばらく、この連載が続いています。第6部 新たな活力を求めて4 です。 今日は、住宅などのインフラについてです。ここに出ていたデータに次のようなのがありました。住宅の平均寿命です。日本30年、アメリカ96年、フランス86年、イギリス141年です。ドイツも長いようですね。第2次世界大戦前に建築のアパートのほうが戦後のより家賃が高いという話を聞いたことがあります。過去に日本もしっかりした住宅を作っていたし、今もしっかりしている業者もありますが少なくなってきてますね。不況で良心的なところが残ってきている面がありますが悪徳業者もいるようですね。 なんで、これだけ海外と差が出るのですか。工業製品でも次のようなことを聞いたことがあります。「保証期間だけ持てばよい」というようなことです。使いつづけるという点が抜けているのでは。日本の良き伝統はどこに行ったのですか。
2003年7月6日 日経連載「デフレが蝕む」を読んで ここしばらく、この連載が続いています。第6部 新たな活力を求めて3 です。 物をつくるのは中国と競合しやすいので、「知的にソフトに稼ぐ」という副題でサービスで稼ごうとしている例を挙げています。川崎重工業のガスタービンの遠隔診断サービスやGEの事例が書かれています。見逃さないでほしいのは、両者とも自社で製造した製品に対するサービスであるということです。自社の工業製品の品質が高いときだけに通用する方法だと思います。良い品質の製品を造れないところに保守を任せますか。 教育全体のおける自然科学を軽視している今の状態が続けば、このタイプのサービスは遠からずできなくなると思います。 トヨタが豊田工業大学を作ったのはなぜですか。すべて良い品質の自動車を作りたいということから来ているのでは。国の教育に頼っておれないという気があったりして。 企業は、今では海外に逃げ出すこともできるようになったみたいですね。国民のほとんどは、海外に出れません。企業が工場が海外に出なくていいようにしてください。
2003年7月5日 日経教育面を読んで 今日は、「大学の研究費について国立への重点配分 解消を」というものです。 この件で感じるのは、大学への国の考え方ですね。国の部分の研究費が諸外国に比べて少ないのではということです。大体、学生に対しての奨学金ですが日本は欧米に比べてどうしてせこいのですか。中国人は、授業料の高いアメリカに多数留学していますが相当数はアメリカの大学の奨学金みたいですよ。どこから、そんかお金をアメリカの大学は出しているのでしょうか、教えてください。ヨーロッパは、国のようですね。そして給付らしいですね。ドイツは、ほぼ例外なく月に6〜10万円給付だそうです。授業料も学期数千円だそうですし、寮も月1万円ぐらいだそうです。イギリスの私学には補助が相当出ているようですね。 教育をどう考えているかと言うことがでているように思います。 研究でもアメリカのNIHは日本円で兆の単位の予算を持っているようですね。それを全米の研究者に配分しています。この配分にあたる担当者は今日の記事にもありましたが「利害関係者」にはなっていないだけでなく、その分野全般を見通す能力を兼ね備えている人を抜擢しているような気がします。 欧米では、大学の教育研究は「国のため」になっているという考え方でしょうね。日本は「個人の利益」という点でしか見ていないから起こることではと思います。 受益者は、誰なのですか。ここで優秀な研究者はいますが、全体的な教育研究の制度面において少しぐらい違いはあっても質を欧米並みまたはそれ以上にすることが国の利益になると思うのですが。
2003年7月3日 養老孟司著「バカの壁」を読んでみてと書籍の販売ランキング 今週ですか、そしてどこかの書店の新書部門ですかな、ランキングで上位にこの本が入っていると今日の朝のTVで言ってました。読んでみた者としては、多くの人に読んでほしい本です。ところが、読み手の方ですね。どこまでこの本を読んで、単に「知っている」ということの無意味さを悟り、また学習とはどのような意味のことかなどで変化のきっかけを掴むことができるのかなと思います。いままで、啓蒙書や司馬遼太郎の講演集やいろいろな機会に日本の教育やその他不都合な点が指摘され、変化した方が良いという意味合いのことがありましたが、変化しませんね。表面的には変わっているようなのですが内面は変化してないように思います。中国文化を取り入れていた時代、仏教に傾倒していたとき、欧米の文化が入ってきたとき、適当につまみ食いだけして本質は変化してこなかったのでは思います。いかがなものでしょう。 教育に対しての認識がなっていないからではと思います。早く、単に「知っている」覚えるだけをいうのが意味がないこと。考えさせるには「マーク式」や択一式、穴埋めは意味がないことを悟ってください。
2003年7月2日 日本経済新聞を読んで「たばこの影響 4病名明記へ」 今日の一面の記事に「たばこの影響 4病名明記へ」という記事がありました。無いより余程良いことなのですが、明記するだけで読んで禁煙へ行動を起こせる人はもう禁煙に挑戦して禁煙に成功している人も大勢おられると思います。問題は、教育が悪いのか、例えばたばこの害を教えていて未だに禁煙できない人ですね。「知っている」けどその人の行動として表れていない。本当に理解しているのなら行動に表れると思います。これなど教育が悪いからかなとも思います。記憶力だけを試すような評価を続けてきた結果ではないでしょうか。 びわこ成蹊スポーツ大学の森学長が「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」と話していると記事が今年の4月19日にありました。このようにすべての大学が積極的に禁煙の方向の方針を示す必要があると思います。
2003年7月1日 日経「私の履歴書」を読んで(林原社長でした) 6月は、林原社長の林原氏でした。昨日最終回で「若い人よ、誠実であれ」「物事の判断は損得より善悪」の副題があり、正しいと思ったらそれを貫く勇気、自立の気概、などが必要であると書かれていました。 それと「神様のお駄賃」という言葉もよく使っていたと書かれていました。人がやらない研究、開発に取り組むと時間はかかり、無駄に見えることも多いそうです。しかし、その過程からは予想もしない豊かな副産物も生まれるそうです。これは、パスツールの「偶然は準備された心にのみ微笑む」という言葉に通じるものがあるように思います。 幸運は、与えられるものではなく自分で掴み取るというような言葉もあったと思います。何か行動を起こすということが必要ですね。但し、「善悪」をわきまえてね。 それと、今日からいろいろと値上がりしましたね。他人事みたいな書き方ですね。私、飛行機は乗ったことがほとんどないし、これからも少ないと思います。タバコは、全く吸いませんので完全な他人事かな。タバコの害を教えていながら吸っている方、これを機会にお止めになられたら思いますがいかがでしょうか。 ただ、航空運賃の値上げは、今の行政では仕方がないと思うところもあります。経営努力については?に感じているところもあります。タバコは値上げ当然でしょ。社会的費用を負担していないのですから。我々と同じ健康保険は止めてください。発病率が高いのだから、病気になりたいから吸っているのでしょ。別建てにしてください。