アメリカの同時テロ事件でパキスタンでの政府支持のデモと反米デモをニュースで見て、次のようなことを感じました。反米デモは男ばかりです。ところが、政府支持デモには多数の女性が参加していました。イスラム原理主義では女性は非常に低い地位に置かれていると聞きます。それに対して欧米では長年の女性の運動によりその地位が向上し、いまや、男と変わらない、あるいはそれ以上の活躍をしている女性が多数見られるようになりました。パキスタンでは女性が首相にもなったことがあります。ひょっとしたら、イスラムの一部グループはこのような女性の活躍が我慢できないのではとも思います。そこでパレスチナの問題などと絡めて反米活動を行っているような気がします。いかがなものでしょうか。特に女性のかた、どう思われますか。
 日本でもときどき見られる自分の信条と異なる信条を容認することができないという偏狭な価値観にとらわれているものがいたり、国全体がこのような偏狭な価値観にとらわれている時期があったと思われる。日本でも、日露戦争あたりから第2次世界大戦の敗戦までの間で強く出ていました。バブル期の土地投機などもこの典型だと思います。ただ、日本は、八百万の神々と外来文化崇拝と蔑視の入り交じったけったいな国だと思っています。
 クローンの技術でどうしても必要なものは「卵」です。精子は必要ないのです。極端なことを言えば、雌だけで生きておればよいことになります。女性のこの点における優位性は崩れることはないでしょう。手塚治氏の漫画「火の鳥」黎明編でもこの点にふれています。


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