大変な食中毒を起こしましたね。7月16日付けの日本経済新聞の7面にあった編集委員の署名記事「経営の視点」のよりますと、創業者の黒沢酉蔵という人の簡単な経歴が書かれていました。足尾鉱毒事件での体験などから生まれた事業理念「健土健民」だそうです。雪印では1970年代まで禁酒禁煙だったそうです。この70年代あたりから煙草の害が注目されだしたのに、逆らうように禁煙を止めたようです。要するに、このときから今日の事態の芽が出はじめていたのではないでしょうか。自己管理もできない者に衛生管理ができるはずがありません。それから20数年、経営陣まで情報の理解、重要度の判定ができなくなっていったようです。いかがですか。