躍動する生活文化都市をめざして 躍動する生活文化都市をめざして

鶴ヶ島商工会深呼吸のしたい街。つるがしま

観光案内/特産品
雨乞い行事詳細桜まつり詳細

四年に一度の祈りを込めて雨乞いの年がきた。

鶴ヶ島の雨乞い行事は全国屈指

鶴ヶ島の「脚折雨乞い行事」は、江戸時代からの古い歴史を持っています。舞台となる雷電池(かんだちがいけ)はその昔、豊かな水をたたえ、水底には大蛇が住んでいたと伝えられています。主人公である龍蛇は、この大蛇伝説にちなんだものです。

 鶴ヶ島の脚折雨乞い行事は、壮大なものです。準備は一年前から。まずは11月の麦まきから始まります。長さ36m、重さ3t、の巨大な龍蛇をつくるには麦わら550把、孟宗竹80本、なわ23束という大量の材料が必要なのです。

 翌年の6月に麦刈り、竹切りと準備を進め、当日の1週間前からいよいよ蛇体の製作が始まるのです。製作は分業で行われ、多くの市民が4年に1度の祈リを込めて、心を一つにして取りかかります。

 そして、8月、熱い一日が始まります。白鬚神社で製作者と担ぎ手がおはらいの儀式を受け、300人の男性に担がれた龍蛇の出発です。ほら貝と太鼓の響きに先導され、雷電池を目指します。

 勇壮なかけ声が周囲にとどろき、沿道には大勢の市民が詰めかけます。約1kmの道のりを練り歩き雷電池に到着。観衆が見守る中、龍蛇の入水が始まると、雨乞い行事は一気にクライマックスヘ。

 胸まで泥水にまみれた担ぎ手と龍蛇がまさに一体となり、「雨降れたんじやく、ここに懸れ黒雲」と叫びながら、池中を暴れ回ります。こうして熱狂のうちに最後に龍蛇は取り壊され、雨乞いの祈りを込めた行事は、熟い一日の幕を下ろします。


ページのTOPヘ

雨乞い行事詳細桜まつり詳細

Mail to/trgsmsitm@ba.wakwak.com 彩の国さいたま
当ホームページで使用しているすべてのデータの無断転載を禁じます。
Copyright(C)1999,鶴ヶ島市商工会.All Rights Reserved.