阿弥陀如来 坐像
常滑市文化財 木像
像高八十八a 榧材一木造。彫眼で体部、膝部の二材からなる。 素木で現状は生漆塗り。極楽浄土から来迎する姿ではなく、悩みを 紐解く瞑想の姿である。和顔には優しさが漂い、衣は十世紀風の古 様を示す。十一世紀前半頃(平安末期)と推測される。昭和四十四年 四月一日、第十二号で常滑市指定文化財となる。 寺伝には行基菩薩の作と伝わる。
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