--雑記帳-2007年1月-2月--html--

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北杜市議会会議録を読んで

北杜市のホームページは初めは幼稚なもので、7つの町村別に分けられたページに、町村の写真3枚と各課の電話番号が載っている程度だった。
昨年10月初めにホームページを見ると、議事録や条例なども見ることができるようになって、少し充実した感じであった。
何しろ、市民でありながら北杜市の情報もなければサービスもない。ましてここは長野の放送しか見れない地域なのである。
市が、情報源である、広報ほくとや議会だよりを届けてくれないなら、ホームページより情報を引き出すより方法がなかった。
ここでは行政区制度(東京都品川区とか横浜市中区の様な区ではなく自治会みたいなもの)が存在し、区に所属していないと何もしてくれない悪習があり二重行政の気がする。でも合併前は何でも郵送で届けてくれた。北杜市は一世帯あたり、運営費として1700円を行政区に支出していると市議会の質疑の中で答弁していた。行政区に所属していない世帯の金額は何処に消えたのか? その資金で行政区に入っていない人々に郵送できると思うのだが。
北杜市が行政区に情報伝達などを丸投げ、情報が伝わらない人々はどう思うか考えたことありますか?

初めは18年度の議事録を読んでが、以前の情報も知りたくなった。
北杜市は市となってから2年足らずの新しい市なのでそれでは最初から全てを読もうと、16年度第1回臨時会から印刷し読み始めた。
でも、問題別に仕分けしたほうが好いと思って、各項目ごとにホームページを作った。そのうちの一つ、明野村産業廃棄物最終処分場問題を載せた。

市会議員の中にもいろいろいる。市長の意見にべったりな人、いつも反対している人(反対している人の方がよく勉強していると思う)、そして、明野村の元村長さんだろうか、 毎議会にこの明野村産業廃棄物最終処分場問題について質問している。この人の熱意を感じた。この問題は北杜市にとって一番の問題かもしれない。この議員以外にもこの問題について質問している。 その文字数は膨大なものである。下に、表示しますので読むのにどれくらいかかるか、誰か読んでみて。

明野村産業廃棄物最終処分場問題

平成16年第1回北杜市議会定例会議事録より

ある議員の質問
市長所信で、明野最終処分場の建設に向かって全力であたる決意であり、市民をはじめ関係者のご理解とご協力をお願い申し上げますと述べていますが、この所信で述べた決意の根拠は何か、まず明らかにしてもらいたい。
明野廃棄物最終処分場は用地選定の経過も明らかにされず、安全性の確保、住民合意もない計画は認められないと、住民の反対運動が10年間続き、事実上計画がストップしています。
私は、峡北地域全体で用地選定を1からやり直すべきだと考えます。なんの問題解決もない中で、市長はなぜ北杜市として、明野での建設推進なのかを明らかにしてほしいと思います。

市長答弁
明野最終処分場につきまして、所信表明の中で申し上げた内容につきましては、去る10月28日に開催された峡北地区最終処分場検討委員会において、明野村地域の理解を得て、早期に処分場の設置を切望するとともに、明野村の意向を尊重し、浅尾地区以外の同村内地区を新たな建設工事とする場合には、県は隣接する韮崎市と事前協議を行うことで合意がされております。
したがいまして、北杜市といたしましては、その検討結果を十分に尊重しながら、建設に向けて県との連携調整を図っていきたいと考えています。

ある議員の再質問
明野村の最終処分場についてですけれども、10月28日の検討委員会で、旧明野村の浅尾地区以外なら、明野村にするのだよというふうなことが話されたということのようですけれども、本当にこれは明野村に全部押し付けてしまうのかと。私の考えでは、これは選定が決まっていないんだから、北杜市全体として考えるべきではないかと、このように考えますけれども、いかがでしょうか。

市長再答弁
明野村の最終処分場に対するご質問でありますけども、過去の経過を考え、あるいはまた峡北地域の検討委員会の結論を尊重するならば、なんとか明野村の皆さんのご理解をいただきながら、明野村へ造るということで、ご理解をいただきたいと思います。

ある議員の再質問
先の明野の処分場のことですけれども、10月28日の峡北地域の検討委員会で、検討の結果、明野村だったというふうに決まったというお話ですけれども、そういう議事録みたいなものを、ぜひお示しをお願いしたいと思います。

市長再答弁
明野村の最終処分場については、平成6年の9月の検討委員会で明野地内に決定をいたしているわけであります。そして、10月28日の整備検討委員会において、そのようなことも確認されて今日を迎えているわけであります。もう少し、細かい資料については、後刻お示しします。

ある議員の質問
旧明野村は山梨県が計画する廃棄物最終処分場問題で村内を二分して、10年間にわたって揺れてまいりました。この処分場設置に伴い、明野村の将来にわたっての安全性、あるいは予定地選定の経緯、地元同意のあり方等が議論の中心でありました。
私はこの問題を解決させるため、◎◎知事との対話を重ね、旧明野村の意思を明確に示し、さらに地域が将来にわたって生きていける道筋として、去る3月31日に問題の解決を目指す提言を山梨県に行いました。
この骨子は処分場問題を山梨県全体の問題として捉え、処分場設置だけで廃棄物問題の解決とせず、まず山梨県全体で廃棄物の減量や設置される地域の住民の理解と、地元の将来への影響を最小限に抑えるための用地選定を行うため、あらゆる情報の公開等のルールづくりを目指す、実効性を伴った条例策定を内容とするものであります。
これらを実現する中で、明野村も持続可能な社会構築のため、廃棄物処理施設の受け入れも地元住民の理解を得て、検討するというものでありました。
その後、山梨県との協議を重ねる中で、提言の主要部分の条例化が県より示されました。これを受けて、去る10月28日に行われました峡北地域最終処分場整備検討委員会において、明野村の意向として、現在、設置許可の下りている浅尾地区での設置は、村の水道水源の上流域に位置し、将来の安全性が確保されていないこと、地元住民の合意が得られていないことと等を理由として、受け入れの拒否をするとともに、次の条件を山梨県が守ることを前提に、現予定地以外の村内適地調査の受け入れを表明いたしました。
1、設置場所の安全性、施設の安全性。
2、将来にわたっての安全性の確保。
3、情報公開に基づく候補地選定の住民合意等の条件であります。
これらを問題解決の糸口として、今後、協議が進められるものと考えますが、このことに対する市長のご認識と今後の具体的対応について、ご所見を伺います。

市長答弁
廃棄物最終処分場問題につきましては、場所および施設の安全性と将来にわたる安全性の確保に関し、県も何よりも安全性の確保が重要であることから、安全な施設整備と、適切な管理運営を行うためにも、財団法人 山梨県環境整備事業団が進める事業の推進に積極的に関与するとの見解を示しており、当然のこととして、安全性への十分な配慮がなされた施設整備を推進すべきものと考えております。
また、情報公開に基づく候補地設定と、住民合意につきましては、去る10月28日に明野村地域の理解を得るとともに、意向を尊重しながら選定を行うとした峡北地区最終処分場検討委員会の結論を十分尊重しながら、情報公開を含めて積極的に県との連携を図りたいと考えております。
私としても最終処分場の安全性の担保をとり、関係住民の理解を得、明野地内に建設できるよう、全力であたる決意であります。

ある議員の再質問
最終処分場問題についてでございますが、この問題の根っこは、その造られようとする地域の皆さんの理解、それが一番大事である。もちろん安全性というものはそれ以前の前提でございます。
それらを踏まえ、今、お答えをいただきましたが、ぜひその方向の中でお進めをいただきたい。私どもも、その方向付けの中で、山梨県がしっかりと約束を果たしていただけるということが明らかになっていく中であるならば、しっかりと、できる限りの協力もさせていただくつもりでおりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

市長再答弁
激励と要望だと、ありがたく頂戴しておきます。ありがとうございました。

17年度第1回北杜市議会定例会会議録より

ある議員の質問
この10年有余にわたり、明野町の住民を苦しめてまいりました廃棄物最終処分場問題の解決に向けて、私は旧明野村の村長として、山梨県に対し廃棄物行政の見直しを求める提言を行い、解決の糸口とすべく努力を重ねてまいりました。
この提言の骨子は廃棄物の減量化を実効性のあるものとすべく、発生抑制を全面に打ち出した政策の実施と、処理施設の用地選定を行うにあたり、あらゆる情報公開に基づいたルールづくりを目指した条例策定でありました。
山梨県が提言の主要部分の条例化を明確に示されたので、昨年10月28日に開催された峡北地域最終処分場整備検討委員会において、旧明野村の意向として、設置許可の下りている浅尾地区での計画の受け入れ拒否と、次の3つの条件を山梨県が守ることを前提に、現予定地以外の村内適地調査の受け入れを表明いたしました。
その条件の1つは、施設の設置場所の安全性、施設の安全性。2つ目は将来にわたっての地域の安全性の確保。3つ目は情報公開に基づく透明性のある候補地選定と住民合意であります。この認識の中で10月28日に検討委員会の確認が行われました。
ところで★★市長は、検討委員会の確認事項について、明野地内に建設が確約されたと受け止められ、事業が推進する山梨県と同一見解を捉えているように見受けられますが、旧明野村の意向は適地調査を行い、適地があれば地域住民の同意を得て建設していくとの意思であり、言い替えれば、適地がなければ進めないとの可能性を含んだ意向でありました。この点の違いについて、北杜市の市長、明野町を含む北杜市の市長としてのご見解を求めます。
次に、この問題を明野町内で解決するためには、地域の同意が必要であります。今日まで事態が進まなかった問題点をふまえて解決にあたることが欠かすことのできない、重要な事項であると考えております。
去る2月17日の山梨日日新聞の社説に、峡北処分場適地の再選定、同じ轍踏まない仕組みをとの論説が掲載されました。一説を引用します。
浅尾地区への整備が難航したのは、選定の経過が不透明で、周辺の住民が不信感を募らせたのが原因だった。今回も行政が中心となって判断し、候補地を先に選んでしまったのでは、同じ轍を踏むおそれがある。
専門家が水源や地層などとの関係をしっかり調べて、情報をすべて公開し、適地選定には各地域の利害を代表する市民が加わる仕組みが必要だと論じております。まさしく実態をふまえた提言と受け止めております。
そこで明野廃棄物処分場で、何が問題となり、今日まで事業が進まなかったのか、市長としての見解を求めます。

市長答弁
まず最初に、昨年10月28日の委員会の確認事項の考え方についてのご質問ですが、昨年10月28日の整備検討委員会では、地域の理解を得て、浅尾地区への処分場の早期設置を切望する。なお、浅尾地区以外の同村内の地区を新たな建設候補地とする場合、県は隣接する韮崎市と事前協議を行うことが決議されました。
こうした状況を踏まえて、県、環境整備事業団による、旧明野村内における適地調査が実施されることとなりました。10年間の経過は事実として承知しながら、これにあたりたいと思います。
次に、明野処分場問題で、何が問題となり今日まで事業が進まなかったのかとのご質問ですが、廃棄物処分施設などのいわゆる迷惑施設の整備については、地域住民の理解と協力が必要不可欠であることは、私も承知しています。しかし、浅尾地区を候補地とした選定経緯への不信感や、最終処分場に対する安全性への懸念などから、地元の理解が得られなかったと考えられます。
この間、約10年、地域に大きな課題をつくってしまったことは、誠に残念であります。明野村から北杜市となり、北杜市の喉ぼとけに大きなとげが刺さっている状態だとの思いであります。1日も早い解決を目指したいと考えます。こうした状況を踏まえ、●●議員も、私も、委員である検討委員会においても、明野処分場問題の解決に向け、協議を重ねているところであります。
最終処分場の整備につきましては、地域住民の方々に、公開、開示のうちにどれだけ安全性、安心感を担保させられるのかが重要だと考えます。いずれにいたしましても、廃棄物の処分量の推移や、廃棄物の処理技術等も検証し、計画の規模の縮小をはじめ、住民が安心して受け入れられる施設となるよう要望していく考えですので、ご理解とご協力をお願いいたします。

ある議員の再質問
処分場問題についてでございますが、処分場問題で、市長お言葉の中で、現在の計画について、地域へ大きな課題を作ってしまったのが残念であるというご発言をいただきました。市長のお言葉で、そういう認識をいただいているということが分かりました。
もう一方で、昨年の10月28日の峡北の検討委員会での見解の相違というのはなかなか埋まらないんですが、あの検討委員会の進めは、明野村が平成16年の3月31日に県へ、先ほども説明しました提言、それに基づいて、峡北の検討委員会の話は進んできております。
その提言を県が主要な部分で条例化をするということの結果を経て、その時に私が先ほど申し上げているような、そういう明野の中で適地調査を進める上での条件をしっかりつけさせてみた、それはなぜかと言えば、同じ過ちを繰り返したくないからなんです。
候補地が選定されても、その部分がしっかりと担保されていなければ、同じことの繰り返しになる危険性が高いから、そういう話をさせていただいています。それに則って適地調査なんです。100%明野の中で作るということであれば、適地基準なんて作る必要はないと私は思います。
適地基準を作るということは、公明正大に、決定経過に透明感を持たせたいがために、適地基準を作って進めていくということだと思います。ですから、私が申し上げるように、可能性として適地がなければできないという認識は、これは当然のことだというふうに、私は考えておりますが、その点のご見解をいただきたいと思います。

市長再答弁
いささか●●議員とも、検討委員会の結論に対する、決議に際する認識の違いはあるのかもしれませんけれども、改めて読み上げませんけれども、10月28日の検討委員会の決議は、重く私はいい続けたいと思っているわけであります。
そして、北杜市が誕生してから、検討委員会も韮崎と、北杜と、小淵沢町になってしまいましたから、新たな委員会構成をして、各町村3人ずつ9名で再スタートを切った、その検討委員会においても、いってみれば適地基準が1つの前進のすべだということで、県は適地基準を出してくれました。
しかし、その適地基準に対する客観性が見えないということの中で、委員の中からそういう指摘もありまして、そうして世に言う、公共関与の最終処分場に対する先進地といわれる地域の参考資料を県は用意して、そして適地基準が、明野村の山梨方式の適地基準はどうかということでスタートを切ったはずであります。
ある面でいうならば、この適地基準の客観性ということは非常に難しいのでありますけれども、いわば、主観や、自己主義を離れて、一般論、不変的な考え方、そういう意味からするならば、先進地なるものは大変モデルであり、客観性に近いはずであります。
そういう中で県が適地基準を1つ定めたわけでありますけれども、検討委員会の結論としては、もう少し有識者の意見も聞いたり、公述の機会も聞いて、そしてさらに適地を探そうと、それにはいってみれば机上の適地基準だけではなくて、現地を見ながら、また適地基準を見ようと、机上も検討しなおそうと、また机上を見ながら現地にも立ってみようというようなことが、平均的な集約した意見だというふうに、私は承知をいたしているわけであります。
そういう意味からすれば、さっき私が言いましたとおり、明野村の課題から、北杜市の課題になった中にあって、私はできるだけ早くこのとげを取るように、全力でがんばりたいと思っております。

ある議員の再質問
検討委員会の議論につきまして、今、るる市長からお話がございました。検討委員会の議論の、この適地基準の取扱いについての議論は、今、いみじくも市長がおっしゃったように、おおよその適地基準を設けて、場所を見て、また適地基準を見てというお話、そういう表現を今されましたが、この前の検討委員会の状況の中では、大まかな適地基準をまず決めて、そしていくつかの候補地を絞り込む段階で、またその適地基準を見直しを加えて、変更してというお話で、あの時は決定したというふうに私は理解をしております。
こんなことで、適地基準を作る意味があるんでしょうか。適地基準というものは、確たるものがあって、その基準に基づいて候補地を最終の1カ所を選んでいくということが、普通の進めだと思います。
そういう、今おっしゃるようなこの間の検討委員会のような進めをするから、私は、再び明野の人たちが当時の、平成6年9月の時点の検討委員会の協議をまた想定をして、不信感を呼んでしまうと、ですから、私は適地基準を作ることに反対もしておりません。適地基準調査受け入れを表明した人間ですから、適地基準をしっかり作りましょうと、公正な形で県が示した適地基準は、事業をやろうとする事業団が独自に自分たちで作った基準です。
今市長がおっしゃいました、長野県、あるいは和歌山県の適地基準は専門家の、大学の先生方、あるいは民間の専門家の方たちが入って、2年も3年も協議をして作ってきた基準です。山梨県の事業団は、それをある意味ではそのまま採用しているだけなんです。
しかし、そういうことで私はいいのかと、明野には明野でやろうとするあるいは山梨でやろうとするのには、当然山梨の別の条件も入ってくるかもしれない。そこへ客観的な意見を聞いて決めること、そこへかかる時間が何でそんなに惜しまれるのか、私にはその点がよく分かりません。
そこを惜しんで、最終の段階でまた混乱をつくることにならない、そのことを願うからこそ、私は重ねて、そのことを申し上げさせていただいておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

市長再答弁
その基本的に、この明野の最終処分場については、10年間余の経過があるということだけを忘れてはいけない現実だと思います。そしてまた、もう1つは、北杜市がこれを建設するわけではないということも事実だと思います。
そういう中で、過去の10年間の経過を考えたときには、私が言ったような段取りが考えられると、先ほどから言っているとおりであります。ただ、今、適地基準の話が先に盛んに言われていますけれども、全くこれが丸新話であったならば、まさに適地基準オンリーでいいと思います。
しかし、さっき私が言いましたとおり、この明野の最終処分場については、●●議員も村長の時代、約2年を含めて、10年間のプロセスがあることだけは忘れてはならない現実だと思います。
そういう中で、私どもが適地基準を作るときに、長野県といい、和歌山県といい、鹿児島といい、他の先進地を、1つの客観的なデータとして、今お話の2年、3年の専門家が入れた事実のデータだということを尊重して、この山梨県の(明野の)最終処分場の適地基準をいいところを最大公約数として、作った明野最終処分場の適地基準だというふうに思うにつけ、相当の客観的な適地基準であると象徴いたしているわけであります。
ただ、山梨も有識者意見を聞くべきだという検討委員会の委員の意見もあって、私もそのときはそのとおりだと賛成して、そして現場を見ながら、適地基準を見ながら専門家の有識者の意見を聞きながら、これを前進させていこうということが、先の検討委員会の結論であったというふうに、私は承知をいたしているわけであります。
重ねてお話させてもらいますけれども、この事業主体は、あくまでも県の環境整備事業団であり、これからその検討委員会の結果を踏まえて、県の環境整備事業団も、時に県当局も動いていくと思いますけれども、私はどういう結論であるのかは分かりませんけれども、1つの使命感を感じながら、これを位置付けていきたいと思っております。

17年度第2回北杜市議会定例会会議録より

ある議員の質問
北杜市が誕生し、実質的なスタートとなる平成17年度が始まりました。私は、今定例会において、北杜市が抱える多くの行政課題のうち、喫緊の課題の1つである明野町廃棄物最終処分場問題について、質問いたします。
10年有余にわたって、混迷を深めてまいりました、この問題の本質は一言で申し上げるならば、山梨県によって設置許可が下りている明野町浅尾地内での現建設計画に対し、明野町民が同意しないところにあります。
同意をしていない事実として、次の点が挙げられます。
1つは、平成11年に行われた処分場建設反対の署名活動において、当時の明野村有権者のうち2,113名、率にして53%強の村民が反対署名を行ったこと。平成12年に甲府地方裁判所に提訴された処分場建設差し止めを求める仮処分の訴えに、有権者のうち1,400名に近い村民が名乗りを上げたこと。平成15年に行われた明野村長選で、建設計画の白紙撤回を掲げて立候補した私が、当選したこと等が事実として挙げられます。
したがって、問題の解決にあたっては、この本質をしっかりふまえた上で対応していかない限り、解決の道は見出せないばかりか、再び混迷を深める危険性が高いのであります。
旧明野村は、このことをふまえ、知事との話し合いを進める中、解決策として、浅尾地内での現建設計画に反対するとともに、旧明野村内で新たな適地を見出すことにより、解決の道を探る提案を行ってまいりました。
さらに、具体的に申し上げるならば、処分場問題を解決するにあたり、計画を推進する山梨県と事業主体である財団法人 山梨県環境整備事業団が旧明野村浅尾地内での現計画にこだわっている限り、解決への道は開かれないということであります。
今、問題解決に向けて精力的に取り組んでおられる白倉市長、北杜市議会に対し、改めて、この問題の本質へのご理解を願うものであります。
さて、現在、行われている峡北地区最終処分場整備検討委員会の協議は、旧明野村の同意が得られない大きな原因となった候補地選定の透明性を確保するため、従前の検討委員会が行ってこなかった検討委員会の協議内容の全面的公開への努力や協議への専門家の参加等、新たな対応を打ち出し、新たな候補地選定で明野町民の同意が得られる環境づくりを行ってきております。
私は今回、検討委員会の協議内容について、明野町民の理解をさらに得るためには、どうあるべきかの観点で、市長にお尋ねをいたします。
まず1点目でございます。
北杜市水資源の確保と保護に関する条例の取り扱いについてでございます。
現在、進められている整備検討委員会の協議で、新たな適地候補地として、明野町内3カ所が調査対象とされました。この絞り込み作業の中で、第1次スクリーニング項目である北杜市条例、北杜市水資源の確保と保護に関する条例の取り扱いが不明確なまま、作業が進められているが、地元北杜市として、このままでよいのかという問題でございます。
この条例は、北杜市の豊富な湧水および地下水が市民共有の貴重な資源であるとの認識に立ち、将来にわたって水質の汚濁、または汚染を防止し、水の確保と地下水の自然涵養、保護に努めることを目的として、平成16年11月1日に施行されています。この目的を達するために、産業廃棄物処理施設を明確に規制対象施設としております。また、条例に実効性を持たせるため、水資源保護地域を指定できるようになっております。現在、北杜市はこの水資源保護区域を指定しておりません。明野町内には、6カ所の公共水道水源井戸があります。当然のこととして、水資源保護地域の指定がなされる地域であると考えられます。この保護地域指定により、適地の選定が変わる可能性が大であります。このことは適地抽出にあたり、委員会自らが定めた適地基準を尊重しない協議との懸念を明野町民に抱かせる危険性があり、透明性を持った適地選定の観点より、十分な配慮が必要であると考えますが、市長の見解を求めます。
第2点は、今回絞り込まれた3カ所の適地候補地のうち明確に水源池とされた場所が選定されましたが、この点に関してお尋ねをいたします。
今回、適地候補地として絞り込まれた3カ所のうち、浅尾地内の1カ所である旧光の楽園地内、この件に関しましては、先ほどの中村議員と重なる部分もありますが、観点を別にいたしますので、お聞きをいただきたいと思います。
平成12年より甲府地方裁判所で争われた、処分場建設差し止めを求める仮処分事案の理由の審理の中で、平成10年2月19日、山梨県が裁判所に提出した上申書により、処分場が現在の明野村の水源を汚染する可能性が判明した場合の代替水源として、明確に示された水源2カ所のうちの1つであります。
また、今回示された浅尾地内のもう1カ所の適地候補地も、先に申し上げた山梨県が当時の明野村と協議の上、提出した2カ所の代替水源の隣接地であります。このように山梨県が明確に水源池と認めた場所を、新たな適地候補地とする今回の適地絞り込み協議に対しては、明野町民より私のところに協議のあり方に対する疑念の声が、多く寄せられております。 私は整備検討委員会での協議の席上でも、地元町民の誤解を招く点を考慮して、問題点として指摘をしたところでありますが、市長の見解を求めます。
第3点目は、地元明野町の同意についてのお尋ねでございます。
本事業が実施されるにあたり、地元同意が必要と考えますが、北杜市議会は、この点をふまえて、整備検討委員会に対し、地元明野町民への経過説明を求める要望を議会の総意として申し入れました。市長も同様の認識をお持ちであると考えますが、北杜市として、明野町民に対して、経過説明を行わないのでしょうか。また、市長は地元同意をどのようにお考えなのか、見解を求めます。
ちなみに現明野地内の計画については、整備検討委員会が平成6年9月8日に候補地として、現浅尾地内を選定するにあたり、山梨県が平成6年6月ごろより地元された旧朝神村8地区に対し、地元説明会を開催し、のちに大きな問題となった条件付き賛成を取り付け、9月8日の整備検討委員会で地元の理解が得られている候補地として、選定候補地の1つとした経過がありました。
以上で、私の質問を終わります。よろしくご答弁をお願い申し上げます。

市長答弁
明野廃棄物最終処分場につきまして、いくつかのご質問をいただいております。まず、北杜市水資源の確保と保護に関する条例の取り扱いについてであります。
現在、峡北地区最終処分場整備検討委員会において、適地調査が進められております。この中で適地基準を定め、これに基づき、法令等による規制区域や法令以外に排除すべき区域を除外するためのスクリーニングが行われ、先般、適地候補地3カ所が抽出されたものであります。
水道水源への配慮としては、水源から1キロ地内の地域は、一律に除外されております。これらについて、これまでに事業団による現地確認を実施するとともに、さらに詳細な状況を把握するため、県が専門のコンサルタントに委託して、調査を行っているところであります。その結果をふまえ、検討委員会において、適地候補地3カ所にかかる水源への影響等について、詳細な検討を求めていく考えであります。こうしたことにより、当該条例による指定がなされない状況にありましても、十分な水源への配慮がなされるものと考えております。
次に、適地候補地の選定についてであります。
適地調査の中で法令以外に配慮すべき区域として、水道水源から1キロメートル以内の区域を定めておりますが、これは一律に除外すべき区域であるということから、先進県の状況も参考に、多数の住民が利用し、周辺の影響の大きい水道法に規定する水道の水源を前提として進めているものであります。
今後、県環境整備事業団による現地確認や県が専門のコンサルタントに委託して実施している概況調査の結果をふまえ、検討委員会において適地候補地3カ所について、光の楽園跡地の自家用井戸等への影響につきましても、詳細な検討を進めていくこととしております。
次に、地元の同意についてであります。
現在、明野処分場の問題解決に向け、検討委員会で精力的に検討を進めておりますが、県ではその取り組み状況について、随時、本市議会において、説明を行うとともに、今朝の新聞にも書いてありましたが、県は7月5日に地元の市議会議員、区長さんたちを中心として、傍聴を認めながら、明野町の説明会を計画しているようであります。北杜市としても、このあと、市議会のあとの施政報告と併せて、地域委員会を開催し、全員の地域への、北杜市へ向かっての県の説明を求める予定であります。
さらに、今後もあらゆる機会を利用して、地元の理解を得るための取り組みを進めることとしております。市としては地元の理解を得ることは、極めて重要であることから、こうした県の取り組みに協力していく考えであります。
せっかくの機会ですから、私も思いつくままということでなくて、お話しさせてもらいたいと思いますけども、この前の市議会でもお話ししたのでありますけども、私たちにしてみれば、この北杜市の体の、のどに大きなトゲが刺さっている思いであることは、確かであります。しかし、このトゲはなんとか解決しなければならないということも確かであります。そして、また、このトゲを取るには、取られる人も、取る人も、見ている人も、いろいろな意味で大変であり、痛いことも確かであります。でも、このトゲがなんとか化膿しないうちに、みんなで理解を得て取りたいと。誰しも思うところだと思います。
ただ、私も、いつも同じ話ではありますけども、この明野の最終処分場につきましても、地域住民の方々のご理解をいただきながら、法改正やら開示のうちに、どれだけ安全性、安心な施設を担保しながら造るかということが、今、この時点で私に課せされた大きな使命であるというふうに承知をいたしておるわけであります。
安心、安全をいかに担保をとるかということになると、当然、今まで、明野の皆さんが話題としている、承知している話は、ときに全体では42万立方メートルかもしれない。正味は30万立方メートルかもしれない。このボリュームをなんとかすることも、安心、安全でありましょう。あるいはまた、よく言われるシート等々、その他、候補がいろいろありますが、シートの耐久性の問題だとか、あるいはまた、いろいろの候補が考えられるわけでありますけども、それらについても、私もその暁には県に向かって、全力に安心、安全の施設になるよう頑張る、また決意でもあります。
そんな中で、お互いに苦しいのでありますのが、なんとか、この所期の事業が実現でき得るよう、お互いに頑張る決意であります。

ある議員の再質問
私が今回、質問をいたしました1番目の私たちの北杜市の条例、水資源確保と保護に関する条例、これについて、先ほどの市長のご答弁は、あくまでも今、進められている協議の経過を報告されたのみというふうに、私は受け止めておりまして、私どもにとって、一番まず尊重しなくてはいけないのは、自分たちの市の条例でありますから、その条例が私の見方からすれば、軽視をされて、協議が進められていると受け止めざるを得ない。ですから、ここは新市の条例として、執行するサイドとしても、当然、これを尊重する意味合いから、明野の水源をしっかり指定して、そののち協議をしていくということが、地域の住民の理解を得ることにつながるというふうに思いますので、その点についてのご答弁をお願いしたいのと、それから2番目の今回の3カ所の抽出の経過の中で、事業を計画する県、あるいは事業を推進する事業団が裁判 の中で明確に水源池と謳った場所を、今回適地として出してきている。そのことについて、私はお尋ねしたんでございます。それについて、地元の、市長としてどう考えるかというお尋ねをしております。そのことについて、再度、お答えをいただきたいと思います。
それから、3つ目の明野町の同意についての考え方の中で、市長がいみじくも地元の理解は重要であると、明確におっしゃっていただきましたから、私はそれは大変ありがたい、重要な点だなというふうに思いますと同時に、後段で、この問題解決にあたって、今、市長が苦しまれている部分のお話をされました。私も、そのことについては本当に、まさしくそのとおりだろうと。市長として、大変なご苦労をおかけしているというふうに思いますが、私も解決をするために、明野の中で解決をするために、新たな適地調査を行うという提言をしてきた人間であります。
私も解決をするために、解決を目指して、しかし解決のためには、欠かすことのできない条件として、地元の同意があると、地元の理解があると、その理解を得る進めをしてほしいことを、再々申し上げてきております。
ぜひ、その点に思いをいたらしていただきまして、今後しっかりと、この地元同意を明確に得ていく、その手立てをお話いただきたいと思います。

市長再答弁
まず、条例と、このたびの適地に対するご質問でありますけども、私ども北杜市には、水資源の確保と保護に関する条例があります。そして、基本的には、その条文の中に保護地域を指定することになっているわけですけども、エリア指定が、まだしていなかったということは、議員のご指摘のとおりであります。
しかし、基本的にはエリア指定がしていない中での、この事業でありますけども、そのへんのことも考慮に入れながらの環境整備事業団の結論を得ていただけるものと私は思っております。
それから、光の楽園が水源池であったというお話でありますけども、これも候補地選定の中では、いろいろな意味で、これから検討した中での適地、さらに絞り込んだものが得られてくるものと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
一番、地元の同意ということでありますけども、私は市長に就任してから、この明野の最終処分場については、ご説明申し上げておりますとおり、今日的に開示だとか公開だとか地域の住民の理解を得られるようなことは、最大限といいましょうか、最低の条件であると思いますながら、今日まで進めてきているつもりであります。
そういう意味からすれば、このたびの明野への、区長たちを中心とした住民説明会も、あるいはまた北杜市としての地域委員会への説明を求めるのも、その一環でありますので、ご理解をいただきたいと思います。

ある議員の再質問
1点目の条例に関する部分ですが、条例が不備であることを、市長は今、明確に認めた中で、ご答弁をいただいているわけでございますが、この適地基準で一番大事なのは第1次スクリーニング、法令に基づく除外でございます。そこへどう考えても、私は抵触する形になるというふうに思えるんですが、その点についてのご答弁をお願いいたします。
また、2番目のこの水源池に関してもそうですが、ご案内のように、処分場設置するに関して、まず第1項目めで、誰しもが一番気にし、そして注意をしなくてはいけないのは水源池でございます。その明確な2水源池と示された場所ということで、私はそれが選ばれたということに対する市長のご見解、私は、今お答えをいただきましたが、受け入れる地元の市長として、その点のお考えを、もしできましたら、お聞かせをいただきたいと思います。
それから、3番目の同意に関する、この7月5日に、今日の新聞によります、先ほどご答弁にもございましたが、説明会が開かれるということでございますが、この説明会の主催者はどこなんでしょうか。もし、主催者が県だとしたならば、私の質問しているところとは違う。私は受け入れる地元として、市長として、具体的にそういう説明会をぜひ開催していただきたい。それは先ほども申し上げましたとおり、以前の、今の建設許可が下りている計画の中では、しっかりと地元へ説明されて議論になった経過、それをふまえて、現在の計画地が検討委員会の中で選定されているということもありますので、その点を重ねてお尋ねをさせていただきまして、質問を終わらせていただきます。

市長再答弁
誤解があってもいけないと思いますけども、北杜市の水資源の確保と保護に関する条例で、条例不備があったと、私は思っていないです。エリア指定がしていなかったということだけであります。
参考までに言いますけども、明野村にも同条例がありましたけども、明野の条例の中にもエリア指定はしていなかったわけです。ないでしょう。だから、私どもの北杜市としても、7カ町村の条例を下敷きにしながらつくったのが、北杜市水資源の確保と保護に関する条例、これも地域指定をすることにはなっているけども、エリア指定だけがしていなかったということですよ。これは明野の篠原村長の時代の条例も、北杜市の条例が不備だったとするならば、明野の条例も不備であったと、こういうことになるんです。だけども、私どもとしてみれば、今、ここで保護地域を指定することになっていますけども、現実的にはエリア指定だけは、明野だけではないですよ、北杜市中できていなかったということは、事実であるわけであります。
それから、主催者がうんぬんということでありますけども、現状では7月5日に行われる、区長会への説明は県のほうが説明をするというお話を聞いています。
7月7日の日に、2日後に行われる地域委員会の地元説明会は、私どものほうの主催の中で、今日までの経過等々の説明について、県に求めると、北杜市の主催でやると、こういうことでありますので、ご理解ください。

平成17年度第3回北杜市議会定例会会議録より

ある議員の質問
明野処分場予定地の4カ所の概況調査報告で、現計画地である浅尾が最も条件がよいという結果が出されました。9月15日の地元浅尾地区の説明会が「帰れ、帰れ」のコールで拒否され、地元住民と県との間に不信感が生まれています。また昨夜、浅尾地区の説明会が終わりましたが、市長は住民合意が取れたと考えているのですか。将来の安全性と住民合意がない浅尾への建設は認めないというのが明野住民の総意であり、処分場問題に詳しい専門家や地質学を専門とする学者も、現計画地は処分場建設に問題があると指摘しています。当然、浅尾よりも調査結果が低い3カ所への建設は不可能でもあります。
住民説明会で出されている疑問、意見をどのように受け止めているのか。このまま、現計画地や明野地内への建設を強行するなら、10年の過ちを再び繰り返すことになるのは明らかであると考えるが、市長の見解を求めます。

市長答弁
明野処分場につきましては、峡北地域最終処分場整備検討委員会において、昨年10月の決定事項に基づき、明野町全域を対象とした適地調査を行い、現計画地を含めた中で建設候補地を選定していくための取り組みが進められているところであります。
これまでに、現計画地を含めた4カ所について、比較検討することとし、先般開催された検討委員会において、概況調査結果に関し、専門家などから総合的な評価について、意見聴取が行われたところであります。
また、地元説明会の住民の意見についてでありますが、県では明野町全戸を対象とした地区説明会を12回実施するなど、地元の理解を求めるための取り組みを進めてまいりました。先般、開催された検討委員会において、県から、この状況について報告がありましたが、住民の皆さんから、さまざまなご意見が出される中で、明野処分場に対する理解を深めていただけたのではないかとのことであります。
県では検討委員会や地元のご意見を十分ふまえる中で、今後の取り組みを進めることとしており、私といたしましても、この問題の解決に向けて努力してまいりたいと考えています。

ある議員の質問
明野町廃棄物最終処分場問題について、4点にわたって市長に質問をいたします。
まず、第1点目でありますが、整備委員会における協議の内容についての質問でございます。
現在、概況調査結果に基づく4候補地の比較が行われ、最終的な絞り込みに向けての協議がなされております。この概況調査結果の問題点について、お尋ねいたします。
調査結果が2つのものさしで比較されている。具体的に申し上げるならば、一方は、ボーリングをはじめとする、詳細にわたる調査が行われている。もう一方は、あくまでも表面的な調査である概況調査のみで行われている。この大きく異なる調査の結果で、評価がなされているという点でございます。また、事業許可が下りている事実を評価の材料としている点でございます。
この結果として、不公平な評価となっていること等をふまえて、地元住民から、今回の候補地選定のあり方が不透明であるとの指摘があります。この点に関しましての市長の見解をお尋ねいたします。
次に第2点目でありますが、地元説明会で、住民の意見は処分場受け入れに対し、心配を含め反対の意見が多数でありました。特に地元浅尾地区では反対の声が多く、説明会が一度実施できない事態にまで、発展したことも事実でございます。
これらをふまえ、この住民の声を市長は地元の首長として、どう受け止めるのかを2点目としてお尋ねいたします。
次に3点目でありますが、整備検討委員会は候補地の選定と地元合意の取り付けを役割として担っておりますが、具体的に地元合意の取り付けはどのように行うのか、検討委員会の委員としてのお立場の中で、市長のご見解を求めます。
次に4点目でありますが、地元説明会で山梨県は、現在の候補地選定は昨年10月28日をスタートに、新たな取り組みとなっているというふうに説明をしております。であるならば、地元住民の理解を得るためには、現在の候補地浅尾は、設置許可をいったん取り下げて、新たな適地候補地の1つとすべきであったのではないかというふうにも思いますし、また、新たな候補地がこれから選定されますが、選定された場合に地元同意を取り付けるべきと、私は考えますが、この点についてのご見解を求めます。
いずれにいたしましても、前段で申し上げましたように、この大きな課題に対して地元首長としての市長の対応が、市長がどの目線で対応していくかということは、この明野の処分場のみならず、これから行財政改革の中で、いろいろな負担を住民に担っていただかなければならない、その観点をふまえ、これからの北杜市の市政運営の中で大きな影響をきたす、あるいは大きなリーダーシップの位置づけとして、市民の目線というものをどう生かしていくかということが問われていると、私は受け止めております。
それらの点もおふまえをいただきながらの、明快なご答弁を賜りたいと思います。

市長答弁
明野廃棄物最終処分場につきまして、いくつかのお尋ねをいただいております。まず、峡北地区最終処分場整備検討委員会の概況調査結果についてであります。
整備検討委員会は、処分場問題の解決に向け、昨年4月から会議を全面公開し、透明性を確保する中で、建設候補地の選定に向けた取り組みが進められております。
調査結果が違うものさしで比較され、不公平な評価となっているとのご指摘については、先般開催された整備検討委員会において、専門家の先生から、現計画地のほうが新候補地に比べ、情報量は多く精度の高い情報は含んではいるが、一方を過大評価するなど偏った情報が提供されているわけでもなく、偏った判断につながることはないとの意見も出されたところであり、検討委員会においても、そうした認識のもとに検討が行われたものと理解しています。
また、地元説明会の住民の意見についてでありますが、県では地元の理解を深めるために、7月から明野町の各区長を対象とした説明会を皮切りに、全戸を対象とした地区別説明会を12回実施するなど、地元の理解を深めるための取り組みを進めてきました。
先般、開催された整備検討委員会において、県からこの状況につきまして報告がありましたが、住民の皆さんからさまざまなご意見が出される中で、明野処分場に対する理解を深めていただいたのではないかとのことです。
県では、こうしたご意見を十分ふまえる中で、今後の取り組みを進めることとしており、私としても、この問題の解決に向けて努力してまいりたいと考えております。
次に検討委員会は、地元合意を役割としているという点であります。
当然のことながら、地元合意を得て事業を推進していくのは、県および事業主体である県環境整備事業団であり、検討委員会は県が設置した検討組織であり、地元合意形成に関し、県からの求めに応じ、意見を述べるというのが役割であると考えます。
また、浅尾地区の設置許可をいったん取り下げて、新候補地の1つとすべきとのご質問ですが、専門家の先生からのご意見にもありましたが、現計画地と新計画地との情報量の差で、偏った判断につながることはないとの意見も出されており、検討委員会においても、そうした認識だと考えています。また、新たな候補地が選定された場合は、当然、地元合意を取り付けた上で事業を推進すべきだと思います。
私は市長として歴史はまだ浅いのですが、今も、これからも市民の目線であります。市政は市民のためにあり、市民のために忠実に奉仕することを肝に銘じる予定であります。

再質問
1点目の検討委員会の概況調査結果についてのご答弁をいただきました。
確かに、先般開かれました検討委員会の中で、ご出席されているお二人の専門家の方のうちのお一人ですね、ご答弁にありましたような内容が示されたこと、このことは私も承知しております。しかし、そのことと地元の住民の理解が得られることとは、果たしてそれが一体のものになるかどうか。説明会を通じての地元住民の意見を聞いておりますと、なかなかそのへんの理解ができないという印象を、私は持ちました。
それと、あくまでも専門の分野であったとしても、あの意見は一専門家のご意見でございます。もちろんそれは尊重すべきところは尊重することは、誰しもやぶさかではないことではありますが、しかし、果たして、その一専門家の評価をストレートにすべてそのまま受け止めていいのかどうかということは、委員会としては、また別の問題だというふうに私は考えております。
明らかに、先ほど市長が申されましたように、市民の目線で見たときに、ものさしが2つのものさしであると。一方が、ボーリング等を含めた詳細な調査をしている事実、もう一方が、表面的な調査である事実は、一般の市民の目線から見れば、明らかに違うと、私はその受け止めをするのが、市民の目線でものを考える者の対応ではないかというふうに考えております。その点の私の考えについて、市長のご見解をいただきたいと思います。
次に、2点目の地元説明会の件でございます。
ご答弁の中では、確かに12回にわたっての説明会、そして、その説明会における県の報告ということを主体に市長はご答弁をされておりますが、やはり、地元の首長として明野の町民の皆さんの多くの声を、どう受け止めるのかという観点を持って事にあたっていくことが、今、市長に求められている最大の項目なのではないかと思います。
市長は確か、仔細な部分にわたってのご質問で申し訳ないのですが、明野で行われた、首長あるいは各種団体の関係者を対象とする説明会にはご出席されましたが、私は、明野の町民の理解を得るための機会として、12回にわたって行われた各地域の説明会へ臨んで、そこで各地域の町民の皆さんがどう考えているかの意見を聞くことがなければ、本当の意味で明野町民全体の意向を受け止めることにはならないのではないか。残念ながら市長は、その12回の各地区ごとの説明会には、ご出席されておりませんでした。私は、非常に残念に思っております。その場面を経てはじめて、明野の町民の声がじかに受け止められるのではないか。検討委員会で県の報告だけで判断をされるがごとくに受け止められるような状況は、市長の対応としては、私は市民の理解は得られないと思いますが、その点のお考えをお伺いしたいと思います。
それから3点目の検討委員会の役割に関してでございますが、ご答弁の中で、この検討委員会は県が中心にまわしていると、県が言われたことに対して意見を述べる機関というふうに、私は受け止められるようなご答弁であったように思いますが、説明会の折も、県の担当者が明野の町民に言っていることは、すべてを検討委員会の責任に、県は今後しようとしている意思が明白にうかがえます。検討委員会の決定に従いますと。これから先、絞り込みが行われた以降は、県が地元の皆さんに言われる言葉は、もう明白であります。すべて検討委員会で決めたことですから、検討委員会に聞いてくださいと、そういう流れになることは、すでに先般の説明会での県の説明の言葉の端々に感じとられます。それだけ私たち検討委員会の委員は、この検討委員会の中で責任を持った対応を求められているのです。
ぜひ、そのことをふまえて、地元の首長として検討委員会の場で、そのスタンスでご発言をしていただくことがなければ、地元の住民の理解は得られないと思いますが、その点でのお考えを求めます。
4点目につきましては、今、明確なご答弁の中で、候補地の絞り込みがされた際には、改めて地元の同意をとるべきだというお答えがございましたから、私もその点については同感でございます。

再答弁
再質問を3点、4点ほどいただいたわけでありますけれども、●●議員も委員の一人でありますけれども、いろいろな意味で検討委員会も、客観的な声が必要ではないかとか、あるいはまた、いろいろな意味で先進的な資料も必要ではないかという議論を重ねて、今日を迎えているわけであります。とりわけ、有識者、学識経験者の意見も聞こうという過程も経て、大学の両先生も参考人といいましょうか、ご意見を頂戴したわけであります。
あのときに、◇◇先生、あるいは◆◆先生のご意見を聞いても、先ほど私も答弁で申し上げたわけでありますけれども、偏った判断をしたとか、あるいはまた、意図的に、一方的に過大評価したとか、過小評価したのではないというような、先生のコメントもありました。そしてまた、私も専門家ではありませんが、コンサルの資料とかデータ等々も見させていただいて、くどいようでありますが、併せて有識者(大学の先生)の意見等々を評価することが、一番客観的であろうという思いで、検討委員会の結果については理解しているところであります。
2つ目の、地域住民説明会で行政区ごとの住民説明会に、なぜ市長が出席しなかったかということでありますが、私の代理として課長なり、リーダーなり、時に支所長なりというのが出席させていただいたわけであります。
私は、この場でも何度か説明しましたとおり、一言で言えば迷惑施設、これを推進するには、情報開示とか、あるいはまた説明責任とか、地元に対する理解とかということは、私自らも大変重要なことだと思っております。したがいまして、市長になってから、くどいようでありますが、歴史は浅いですけれども、私自らは区長会を求めたり、あるいはまた、地域委員会をやったり、あるいはまた、区長さんや班長さんや連絡員等々、拡大的な200人余の皆さんに呼びかけた住民説明会も2度やりました。そしてまた、それはすべて傍聴可、つまり、すべての市民にオープンの形でやったわけであります。そんなこんなの形の中で、私は私なりに、住民の意向は肌身で承知したところでもあります。
それから、3つ目の検討委員会での私の役割はということでありますけれども、私も検討委員会では、メンバーの一人として、市長の役割を果たしているつもりであります。そんな思いで、ご理解をいただきたいと思います。

再々質問
検討委員会の運営について、市長ご答弁されました専門家も入り、あるいは国内の先進の地域の情報も得ながら協議したこと、そのことは私も承知しております。しかし、私が大事だと思うのは、それらの情報公開をすることの大事さ以上に、その検討委員会の協議の中身が、心配をする人、反対をする人たちの理解が得られるような協議内容になっているのかどうかを客観的に、やはり判断する目を私たち検討委員は持たなくてはいけない。そういう観点から、今、進められている検討委員会の進めについては、いろんな意見を言わせていただいております。なぜ意見を言っているかといいますと、客観的な理解を得られるような協議になっていない、市民が不透明感を感じても仕方がないような部分もあるというふうに、私自身は理解しておりますから、その観点でものを申させてもいただいております。
市長にも、ぜひその目線を持っていただいて、検討委員会に臨んでいただきたい。次に開かれる検討委員会はそこが一番問われる大事な、結果が出た以降、その結果が実際に実施できるかどうか、それをふまえた上で結果を出していかなければいけない、大事な検討委員会だと思います。
そういう意味から申し上げまして、市長が先ほど答弁で、住民の考えを理解しているというお話がありましたが、そうだとするならば、この間の浅尾地区の説明会の状況、あるいは、浅尾新田で参加した方々40数名がいらっしゃいましたが、ほとんどの人たちが反対の意見を長時間にわたって、11時までも、県の皆さんも説明を尽くされましたが、ほとんどの皆さんが反対の意見を言っている。そういう事実等をふまえて、市長が市民の目線でと述べていらっしゃる中で、このことをどう受け止めるかについて1点、明確にお答えいただきたいと思います。

再々答弁
この明野の最終処分場については、10年余の経過がありますから、それぞれの見解・立場があることも、よく理解できるところであります。
地元の理解を得ながら、この最終処分場が、順に理解が深まりながら進んでいくことを期待しているところであります。

平成17年度第4回北杜市議会定例会会議録より

ある議員の質問
去る10月14日に峡北地区最終処分場整備検討委員会は、地元合意の有無を判断材料とせずに、候補地を明野町浅尾の現計画地に絞り込みました。このことは、委員会の所掌事項である地元の合意形成に反する決定であるが問題はないのか、市長のご見解をお尋ねいたします。
次に検討委員会は、地元北杜市長に地元同意の取り付けをまかせる決定を行いました。すでに予定地の地元である浅尾地区は、建設反対決議を行っておりますが、市長は合意形成にどのように取り組むのか、具体的にお示しをいただきたい。

市長答弁
明野最終処分場につきまして、いくつかお尋ねをいただいております。最初に、峡北地区最終処分場整備検討委員会の決定についてであります。
峡北地区最終処分場整備検討委員会は、県が設置した検討組織であり、設置要綱に規定されている事項について、意見を述べるというのが役割であります。
なお、公共関与による廃棄物最終処分について、地元合意を形成し、事業を推進していくのは、県および事業主体である環境整備事業団が基本であります。検討委員会では、県からの要請に基づき、昨年4月から明野最終処分場問題の解決に向けた検討を開始し、これまでの経緯をふまえ、浅尾の現計画地も含めた中で、建設候補地の選定を進め、先般、現計画地を建設候補地とすることを意見集約したところであります。
次に明野最終処分場に対する、今後の取り組みについてであります。
浅尾の建設地につきましては、すでに地元合意がなされているものと考えておりますが、地元住民の中に反対の動きがあることも事実であります。
こうした中、明野最終処分場の建設を進めるにあたっては、処分場の規模の見直しや安全対策の向上など、地元住民の理解をさらに深めるよう、取り組みを進めていくことが重要であると考えています。
まず処分場の規模につきましては、埋め立て廃棄物量を減少することは、処分場の安全性の向上につながることから、見直しを行っていく必要があると考えています。規模縮小は、最大限勝ち取っていきます。また、処分場の安全対策を向上するため、住民の代表も参加した安全管理委員会の設置や公害防止協定の締結などを進めていく必要もあると考えています。
規模の縮小と安全対策は、私は県議時代、そして市長となっても、終始変わらない、基本的スタンスであります。これらの推進が図られるよう、過日、県に対し、要望を行いましたことは、○○議員の答弁でも申し上げたところでありますが、要望書を提出するにあたり、明野廃棄物最終処分場問題対策協議会の代表の皆さんと、また市代表の整備検討委員会のメンバーと市議会全員協議会等において、県への要望事項の理解を求めたところであります。そして12月1日、知事へ要望書を提出いたしました。私は、その中でも、地元住民のご理解を、さらに深めるよう求めました。今後も、地元住民の理解をさらに深めるよう、私としても積極的に対応していく考えであります。

再質問
処分場の問題についてでございますが、都度、この議会の中で、この同意という問題のやりとりを市長とさせてきていただいているわけでございますが、まず事実関係ということで、ぜひ、ご理解を賜りたいことがございます。それは、先ほどの○○議員、それから私の質問に対する答弁の中でありましたが、もう同意がすでに得られているという、特に○○議員の答弁の中では平成6年という、条件つき賛成というものをもってという、具体的な発言がございましたが、時の経過を眺めていただければ、本当にこれが同意を得られているかどうかというものの理解は、非常に難しい部分があるというふうに言わざるを得ません。
先ほど、☆☆議員の中で、12年に地元と賃貸借契約を結んだと、それが1つの例だというふうなお話がありました。しかし、私が処分場に白紙撤回を掲げて当選させていただいたのは、平成15年でございます。しかも、そのあと、◎◎知事が私と話し合いをしたいということで、1年数カ月にわたって話し合いを継続してまいりました。この事実は何を意味するんでしょうか。平成6年に条件つき賛成が、同意が得られているとするならば、検討委員会を新たに開く必要もなかったでしょうし、知事も私と話をする必要もなかったんではないでしょうか。少なからず、自主的に私が村長に選ばれたということをもって、地元の理解の同意が不明確であることを自覚したがための対応ではなかったんでしょうか。そのへんの理解をやはり、地元の首長として、しっかり持っていただくこと、そのことがなければ、地元の反対する人たちの理解は進まないというふうに思いますので、改めて、その点についての見解を求めます。

再答弁
具体的なお話も述べてみたいと思うわけでありますけども、予想される浅尾の処分場の土地、言ってみれば財産区の土地でありますけども、これは平成12年に処分場を造るという、処分場の用地ということで借地契約を結んでいるわけであります。それ以来、今日まで、この契約関係は結ばれているという現実を考えてみても、やはり、この浅尾計画地についての、地元の同意については、一つの大きな参考資料になるとは、私も承知いたしているのは、先ほど、内田議員の答弁にも答えたところであります。
それから、●●村政が誕生しまして、山本知事と数回、会議をされた等との問題については、私は内容については承知していないところであり、知事と明野の村長の問題の域だと思っております。
私も平成16年11月に北杜市の市長として誕生してからは、私はたびたび、この議会でも申し上げているとおり、この10年間の処分場の問題に対するプロセスは大切にしなければならないと、ある面で言うならば、尊重しなければならないという基本的スタンスで、今日まで市政を推進してきました。併せて、先ほどもお話したのでありますけども、この問題は基本的には県政課題であります。でも私は、終始、先ほどの答弁でもお話ししましたが、この明野の最終処分場、一言で言えば迷惑施設であります。規模の縮小等、安全性の問題については最大限、議会あるごとにご説明もしてきました。議会の皆さんもそれぞれ、新潟県といわず長野県といわず、ご視察もしていただいたわけであります。そういう意味からすれば、数年前の計画が仮に、私が言いました二重、三重の候補であったとすれば、今、いろいろの戦いを進めながら、この明野の最終処分場が四重に五重に、安全工法でやろうとしていることも高く理解してほしいところでもあります。併せて、先ほども私は決意を述べたのでありますけども、規模縮小についても同じであります。
だから、これからどういう形で、事が進むかわかりませんが、基本的には県と事業団と北杜市が基本協定くらいは結び、あるいはまた公害協定やら、いろいろ具体的話は、さらに具体的項目として、協定書を結んでいかなくてはならないなというふうにも考えているところであります。
せっかくの機会ですから、お話ししてみたいと思うわけであります。市民の皆さんにもご理解をしていただきたいと思いますけども、いろいろの課題があるときに、私は一人の為政者として、時に100を見ながら市政を推進しなければならないときもあります。でも1も大切にしなければならないことも確かであります。ある面で表現を変えるならば、時に森を見たり、時に1つの木も大切にしなければならないということかもしれません。そのときに、今回それで、今言ったのは一般分であります。
その市政推進の基本的考え方を持ちながら、今度、明野の最終処分場を見たときに、私もこの最終処分場をたびたび言う、早くのど仏にある棘を取りたいという意味からすれば、全力で規模縮小と安全管理については、当たってきたつもりであります。これから基本協定なり、個々の協定を結ぶ上においては、そのような考え方をど真ん中に置きながら、県政対応をしていきたいと思いますので、処分場問題に対処していきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

再々質問
先ほど来、市長からのお答えの中で、私は常に思っているんですが、確かにこの事業は、この処分場の事業を計画するのが県であり、実施自体は財団法人 環境整備事業団であります。しかし、受け入れるのは北杜市です。北杜市としての将来にわたって、この事業を評価して、北杜市の将来構想の中で、この事業がどういう影響があるかということを、あるいは北杜市に生活する人たちの安心・安全含めて判断をされるのは北杜市、市長であります。ぜひ、その点はしっかりと押さえていただきながら、対応をしていただくことが大事であるというふうに、私は考えております。
それから100を見ながら、あるいは1をというふうなお話もありました、まさしくそのとおりだと思います。心配をする人、反対をする人、納得ができない人、おおぜいいる、それらをどう対応するかと、この例えをしっかりふまえた中で、ご検討をいただきたいというふうに思います。
それから常日頃、市長がおっしゃられておりますが、棘を抜きたい、私が心配するのは今ある棘より、もっと太い棘が新たに刺さるんではないかなと、そういう受け止めもあることを心配し、質問をさせていただいております。

再々答弁
●●議員のご心配も、私も分かるところであります。これが北杜市になって湧いてきた話であるのと、私が言う10年間のプロセスがあったという現実は、時の為政者として判断が変わることは確かだと思います。私も市長になって1年間、この問題は頭のど真ん中に置きながら、市民と接してきましたけども、一言で言えば、早く解決してほしいと。それが北杜市のためだという、私も認識に立って、今、このような答弁を積み重ねているところであります。
そういう意味からすれば、いわゆる理解できない多くの人に向かっての、先ほど来、申し上げているとおり、地元住民の理解をさらに深められるよう、全力で当たりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。

平成18年度第1回北杜市議会定例会会議録より

ある議員の質問
この問題は申し上げるまでもなく、山梨県の環境行政のあり方が問われる、大きな課題であるとともに、この施設の受け入れを積極的に進める☆☆市長の、首長としての見識が問われている問題でもあります。
さて、私は今議会において、この処分場問題のメインテーマであります地元同意と安全性について、改めて市長の見解を確認いたします。
地元同意が得られているか否かについて、私と市長の見解は大きく分かれております。市長は従来より、県が主張する平成6年の条件つき賛成を根拠として、同意が得られていると主張しておりますが、昨年10月14日に開催された峡北地区最終処分場整備検討委員会において、議長である★★韮崎市長は、地元合意の取り付けについては、地元の北杜市長にお願いする旨の発言を行い、委員会の了承を得ております。このことは、地元合意が得られていないことを整備検討委員会自身が認めた決定であります。この事実をふまえると、☆☆市長は地元の同意なしで、処分場計画を進めていることになりますが、さて、そこで、今後、地元の合意形成をどのような方法で行うのか、市長の見解をお尋ねいたします。
次に、この計画の安全性についてであります。
市長は従来より、明野処分場について、山梨県が説明する受け入れ廃棄物、遮水構造、排水基準等、全国トップレベルの安全性を備えた施設論と規模縮小に伴う廃棄物量の減少を根拠に、安心・安全な施設になると主張しておりますが、この処分場計画で危惧されるのは、微量で人体に悪影響を与える重金属類が大量に埋め立てられることであります。施設の安全性を声高々に主張する山梨県でさえ、地下水汚染の危険性を考慮して、裁判の中で予定地の上流域に代替水源確保を約束しているほどであります。
市長が主張する廃棄物量の削減で、安全性が担保されるような施設でないことは明白であり、地元首長として、住民の将来にわたっての生命と財産を守る責務を担うべき、市長の認識を危ぶむ声が挙がっておりますが、この件に関し、市長の見解をお尋ねいたします。

市長答弁
明野最終処分場について、いくつかのご質問をいただいております。最初に、地元の合意形成についてであります。
公共関与による廃棄物最終処分場について、地域合意を形成し、事業を推進していくのは、当然のことながら、県および事業主体である山梨県環境整備事業団であります。明野町浅尾の現計画地については、平成6年に朝神8地区の条件つき同意を得ていること。峡北地区最終処分場整備検討委員会でも決定していること。これらを前提として、環境整備事業団では平成12年から地元の財産区と処分場の借地契約を締結しており、借地料も6年間、滞りなく払い続けていることなどから、県では地元合意がなされているものとしており、本市としても同様に考えております。
昨年10月14日に開催された、峡北地区最終処分場整備検討委員会において、同委員会の議長から地方自治体の首長は、地元の合意形成に努めるべきであるという趣旨の発言がありました。浅尾の現計画地については、先ほど述べましたとおり、すでに合意がなされていると考えており、議長のその発言は一般論として、地元の首長の役割を述べたものと理解しております。
次に処分場の安全性についてであります。
明野処分場につきましては、国の基準を10倍上回る排水基準や三重の遮水構造を採用するなど、現在の最高技術で他県の公共関与の処分場と比較しても、トップレベルの安全性に配慮した施設であると理解しております。
昨年末には、処分場の建設や運営にあたりましても、安全性に万全を期すため、県と事業主体であります環境整備事業団との間で、明野処分場の安全対策等にかかる基本協定を締結したところであります。
この中で、埋め立て廃棄物量を減らすことは、長期的な観点から処分場の安全性向上につながること等をふまえ、現計画の埋め立て廃棄物量をおおむね3割程度減量し、規模の縮小を図ることとしたところであります。
また、安全面に万全を期すため、公害防止協定の締結や住民の代表も含めた安全管理委員会の設置などを行うこととしたところであり、県および環境整備事業団と協議を行う中で、早期に具体化していく考えであります。
次に、処分場にかかる本市の許可等についてであります。
処分場の設置にかかる本市所管の規制としては、法定外公共物、赤線について、北杜市法定外公共物管理条例に基づく使用許可が必要になると考えられます。また、1千平方メートル以上の一団の土地の開発行為については、北杜市土地開発事業等の適正化に関する条例に基づく市長の同意が必要でありますが、明野処分場の設置については、廃棄物処理法の許可を受けることから、同条例第5条第2項の規定により、適用除外になるものと考えております。
現在、事業主体であります県環境整備事業団では、規模縮小に伴う処分場の見直しを鋭意進めているところであり、今後その内容についての報告を受ける中で、申すものはしっかり申し、適切に対応していく考えであります。
先ほど、●●議員がこの誘致を、私は積極的にと申されたわけでありますけども、積極的かは別としまして、少なからず造らざるを得ない、避けて通れないというのが私の立場であります。

再質問
処分場の検討委員会での対応に関してでございますが、ここも市長と見解が分かれる、市長の答弁になってしまいましたが、★★市長、議長の発言は議事録を見ていただいても分かるとおり、どう考えても、あの時点の発言は合意形成を市長に委ねた発言であったということは、私のみならず、その場面をご覧になった皆さんは、ご理解いただけたというふうに思います。このことを、これ以上、申し上げても、先ほどと同じ答弁になると思いますから、申し上げることを控えさせていただきます。
それから、合意形成に関する平成6年うんぬんの話がございましたが、昨年の10月14日の時点でも合意形成に関して、議長からこういう発言があるという事実、それをやはり、白倉市長は真摯に受け止めていただきたい。そのことをご指摘させていただきます。ご見解をいただきたいと思います。
それから安全性に関する問題でございますが、市長が1点、勘違いされている部分があると思いますから、訂正をさせていただきますが、国の基準の10倍を上回る基準設定であるというお話がありました。確かに、それはございます。しかし、それはあくまでも、水処理の中のダイオキシン除去に関する数値だけであります。それ以外は一切、そういうことはございません。ダイオキシン問題が、あの当時、声高に叫ばれた中で、県が村の安全対策委員会の中で、その点だけの対応を明確にしただけでありますから、あたかも、すべてが国の基準を10倍以上、上回っているごとくの発言に受け取れますが、ここは市長の勘違いだと思いますから、ご訂正を願いたいと思います。

再答弁
最終処分場の安全性の問題でありますけども、私も国の基準より10倍、厳しく位置づけたというのを、決して、私も、すべてがそうとは思っていません。多くの基準がそういう姿勢で、県は対応したはずでありますという思い、その思いがこの安全性に対する、この処分場の精神だということで、ご理解していただければ、国の基準より、すべてが10倍だったということは申すつもりもありません。そういう、くどいようですけども、国の基準よりも、10倍もクリアした施設にするような、この明野処分場に対する施設の思いだけは、市民にも関係者にも理解してほしいなという思いでいることは、確かであります。

要望
1分だけ、お話をさせていただきますが、説明責任に関する部分でありますが、従前から同僚議員の質問に対して、あらゆる手立て、特にホームページ、あるいはCATVですか、いろいろなものを使ってというお話でありますが、1つ、これは申し訳ないんですが、私どものホームページを見ていただいても分かるんですが、非常に他との比較の中で言うと、公開されている情報が少ない。北杜市の市というのは、どういう市か。いろいろの計数をはじめ、いろいろなものをひこうとしても、それが出ていない。どういう市なのか、外部から見られる方は分かりにくいんではないかなと、もったいないなという気がしております。そこまでに留めます。
終わりに1点。私が市長に求める市長像を、終わりに一言、申し上げさせていただきます。
私人にあっては、命がけで家庭を守る方であってほしい。公人にあっては、命がけで市民と市長を支える職員の環境を守る市長であってほしい。そして個別問題で申し上げるならば、明野の処分場に関しては明野の町民を、その処分場問題に賛成、反対関係なく、同じ北杜の市民として、同様に命がけで守る市長であってほしい。そんなことを思います。

大変、申し訳ございませんが、よろしくお願いします。

平成18年度第2回北杜市議会定例会会議録より

ある議員の質問
明野最終処分場の安全対策について、明野最終処分場の建設に伴い、去る6月8日には、山梨県環境整備事業団および北杜市との間で、公害防止協定が締結されたところでありますが、いかに迷惑施設といえども、事ここに至れば、安全対策に関する詳細な部分についての検討は、ぜひ必要だと考えます。
永年にわたり、地域を揺るがしてきた最終処分場問題ですが、処分場建設の早期着工、早期に5年半を迎えることも重要であり、今後は全国トップレベルの安全性の確保と朝神地域の振興策が大きな課題となることから、市長には全力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。
公害の未然防止や生活環境保全を目的とする公害防止協定の内容については、5月29日に説明がありましたが、処分場の安全性は容認派、反対派を問わず、地域住民にとっても最も関心の高い部分であります。そこで最終処分場の安全対策がどのように図られていくのか、市長の見解をお伺いします。

市長答弁
明野廃棄物最終処分場の安全対策についてのご質問であります。
ご指摘のように、最終処分場の安全対策は地域住民にとっても、また北杜市にとっても最も重要な課題であり、妥協の許されない部分であると認識しております。処分場の建設および運営につきましては、地域住民や専門家の意見を聞くことにより、安全面に万全を期すため、山梨県県環境整備事業団、北杜市および専門家で構成する安全管理委員会を設置することとしており、地域住民の代表者も構成員となっていただき、さまざまな事項についての検討をお願いすることとなります。
この安全管理委員会の任務は、処分場の建設時における施工状況、管理体制や搬入路および安全対策や廃棄物の搬入管理等の細目的項目について調査・検討し、意見を述べることとしており、公害防止協定の中には、情報公開に関する規定もあることから、透明な管理運営が図られるものと考えております。
また、細目的事項の中で、滲出水処理施設からの放流水の水質検査項目および測定回数、埋立地地下水集排水の水質監視および測定回数などが決定されることから、安全管理委員会の果たす役割は非常に重要でありますので、地域住民の代表者の選考にあたりましては、十分に検討すべきものと考えております。

要望
山梨県知事が6月県議会の所信表明の中で、廃棄物最終処分場の整備にふれ、北杜市明野町浅尾に建設予定の廃棄物最終処分場は、事業主体の県環境整備事業団が規模縮小や梅ノ木遺跡保存に伴う設計変更などをして、変更許可申請を出した。県と北杜市、県環境整備事業団は公害防止協定を結んだ。処分場予定地内で発見された梅ノ木遺跡は、北杜市が国史跡指定を目指して、保存整備する方針を決定したが、文化財保護の観点から県も支援する。今後も、北杜市と協議する中で、早期の処分場建設工事に着手していく考えだと、山本知事は表明しています。市長にも、先ほどご回答されたようなご努力を、今後も継続していただき、県との協議を詰めながら、地域住民の最大の安全性確保を担保しながら、進んでいただきたいと思います。

ある議員の質問
明野廃棄物最終処分場問題について、市長の見解を伺います。
まず私は、この処分場計画は受け入れる地元住民の同意がなければ、計画遂行上、支障をきたすこと。また、国の廃棄物行政の変化および、それに伴う国の廃棄物事情、特に産業廃棄物の再資源化の進捗に伴う埋め立て廃棄物の大幅減少等の実態をふまえ、改めて県内の廃棄物の処理の実情を精査し、廃棄物行政の再検討の必要があること。以上の2点の考え方に基づき、この計画を見直すべきであるとの立場で、大きく3点にわたって、質問いたします。
まず、地元同意のない事業の受け入れについて伺います。
地元同意については、さまざまな受け止めがされています。しかしながら、地元住民が公式に処分場建設に明確に賛成、あるいは容認を裏付ける事実はありません。一方、処分場建設に反対する公式な事実はございます。処分場設置に伴い、最大の影響を受ける処分場下流域の浅尾地区、下神取地区が地区の総意として反対をしていることであります。この2つの地区の明確な処分場反対の意思を、市長はどのように受け止め、どのように取り扱うのかを、まずお伺いいたします。
次に反対決議をしている2つの地区に対し、地元の市長として建設賛成の考えを説明しないのか、伺います。
次に、建設に反対する住民が市長との話し合いを求めておりますが、市長はこの話し合いについて、非公開で、しかも人員制限のもとでの開催を表明しております。ところで市長は、この3月、行政改革大綱を示し、住民との協働を謳い、この実現のため、情報公開の必要性を記しています。市長の建設反対住民に示している非公開での話し合い開催は、大綱の趣旨に反すると考えますが、見解をお伺いいたします。
次に、大きい2点目の質問であります。
北杜市が処分場建設計画で事業者に行う許可手続きについて、伺います。
事業者である(財)山梨県環境整備事業団は、処分場建設にあたり、処分場予定地内にある北杜市法定外公共物、(通称)赤道の使用について、北杜市法定外公共物管理条例第4条に基づく使用許可を市長より受けなければなりません。この手続きを進める上で、事業者は北杜市法定外公共物管理条例施行規則第2条2項4により、利害関係者の承諾が必要となります。今回の場合、利害関係者は浅尾区とされておりますが、浅尾区は建設反対を表明していますので、承諾しないと考えられます。
したがって、手続き上、条例との整合性に問題があり、市長は使用許可を出せないと考えますが、見解を伺います。
次に大きい3点目であります。山梨県の計画が、循環型社会形成を目指す国の廃棄物行政および法律に反する内容となっている問題について、市長に法律的見解を伺います。
国は、平成12年に循環型社会形成推進基本法を公布しました。この法律は大量生産大量消費大量廃棄型の経済社会からの脱却し、物質の効率的な利用やリサイクルを進めることにより、資源の消費が抑制され、環境への負荷が少ない循環型社会の早急な形成と、この実現に向けて実効ある取り組みの推進を目的とするものであります。
廃棄物のうち有用なものを循環資源とし、その循環的な利用を促すとともに、処理の優先順位を1.発生抑制、2.再使用、3.再生利用、4.熱回収、5.適正処分と、初めて法定化しました。さらに平成15年3月には、循環型社会形成推進基本計画が策定され、リデュース(減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)推進を図り、最終処分量を平成22年度において、対平成12年度実績と比較して、半減させる数値目標が設定されました。
この国の動きを受けて、産業界も大きく動き始めています。去る5月、日本経済新聞が報じた「処分場余剰の時代に」のタイトルで、全国の公共関与の産業廃棄物処理施設の建設が相次いで中止になっている事実を伝え、その理由として、企業が産業廃棄物の再資源化を進め、処分量が減っているためで、産業廃棄物ゴミ0の時代も夢ではなくなりつつあるとの内容であります。
具体例で申し上げますと、福井県は今年1月、県リサイクル推進センターの建設計画を撤回しました。新たに建設しても搬入される産廃が少なく、採算が合わないとの理由。また、福岡県でも、平成4年に設立された福岡県環境保全公社が、最終処分場建設計画を中止するとともに、産廃処理事業から事実上撤退いたしました。山口県でも、県内市町村や経済界が出資する、県東部環境保全センターが昨年12月、需要が見込めないことを理由に、最終処分場の建設中止を決めております。
ところで、山梨県の計画では国が熱回収としている、廃プラスチック類等の可燃性廃棄物を直接埋め立てることとしており、国の法律や国の流れに逆行する事実が明らかになりました。市長に、この不整合につきまして、法律上の見解をお伺いしたいと思います。

市長答弁
明野廃棄物最終処分場について、いくつかのご質問をいただいております。
まず、地元同意についての考え方を申し上げます。
浅尾の建設地については、平成6年に朝神8地区の条件付き同意があったことにはじまり、さらに平成12年度から環境整備事業団が、地元の財産区と処分場の建設を前提とした借地契約を締結し、借地料も6年間、払い続けていることなどから、県では地元同意はすでに得られているとしております。
また、峡北地区最終処分場整備検討委員会においても、浅尾地区を建設地とする意見集約がされたところであり、処分場建設への理解をさらに深めるため、地元説明会も開催してきたところであります。
本市としても、このような経緯を勘案する中で、建設への同意を決定し、昨年12月に基本協定を締結し、去る6月8日には公害防止協定の締結を行ったところであります。
次に地元への説明についてでありますが、すでに地元合意がなされていることを前提にする中で、昨年度に浅尾区、ならびに下神取区に対しても説明会を実施し、さらなる理解を深めてきたところであり、市議会に対しても、北杜市の考え方を説明してきたところであります。
次に反対派との話し合いについてでありますが、私は私なりに地元説明、少しでも地元理解をと努力してまいりました。すでに処分場建設の賛否を議論する時期は、終わったものと考えており、忌憚のない率直な意見交換の中で、今後の安全性、施設のあり方、あるいは地元への対応等に関する実りある対話を実現するためには、少人数の関係者との対話とするほうがよいと判断したからであります。
また、地元説明会を実施する中で、住民の主張もお聞きしてきたところであり、結果として規模が3割縮小され、貴重な埋蔵文化財の保存が可能となったことも、情報公開によるところではないかとも考えております。
次に北杜市が行う許可等の手続きについて、地元同意が得られないことにより、市の該当条例との整合性についてであります。
明野廃棄物最終処分場にかかる法定外公共物の使用については、平成15年1月31日に出された山梨県知事の承認により、承認の日から9年間、平成24年1月31日まで認められ、その後、国から市へ譲与されたことにより、現在は北杜市の所管となっております。
県環境整備事業団では、今月16日に廃棄物処理施設設置の変更許可申請を行っておりますので、その内容変更に基づき、法定外公共物使用許可についても、改めて申請がされると思われます。
なお、法定外公共物にかかる地元同意については、北杜市法定外公共物管理条例施行規則で、許可申請書に当該申請にかかる土地の隣接所有者、利害関係者の承諾書を付与添付すること。ただし、承諾書が得られない場合は、その理由書をもって代えることができると定めております。また、北杜市土地開発事業等の適正化に関する条例に基づく市長への協議については、廃棄物処理法などの許認可を受ける事業であるため、同条例第5条第2項の規定により、適用除外となり、市長への協議は必要ありません。
最後に、資源として利用すべき品目の埋め立て処理についてであります。
平成12年に公布された循環型社会形成推進基本法は、天然資源の消費の抑制と環境への負荷の低減を目的として制定されております。この法律において、循環資源の利用および処分は再利用、再生利用、熱回収、処分という優先順位で、技術的および経済的に可能な範囲で、環境への負荷の低減によって必要であることが、最大限に考慮されることによって行われるべきものと規定されております。
また、この規定の中で、個々の物品によっては、この順序によらないほうが環境への負荷を低減する上では有効な場合を認めており、このような場合にあっては優先順位にこだわることなく、適正な方法を用いることを考慮すべきものとしております。
したがって、循環資源の処分を禁止しているものではありませんが、法律が目的として定める環境への負荷が、できる限り低減される社会の実現に向けては、国、地方公共団体、事業者、さらには国民が分担する中で、今後も取り組んでいくべきものと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

再質問
1つ目の地元同意に関してですが、これは毎議会で議論になるところでありますが、明確に、先ほどの答弁の中で、平成6年に同意が得られているというふうなニュアンスのお話ですが、あくまでも条件付き賛成という中身でありまして、条件については一切、協議がされておりませんから、実質、成立はしていないというのが、一般的な見方であります。ですから、それに基づいて、県はいろいろな手立てを経て、改めて同意を求める手立てを進めてきているというふうに私は理解しておりまして、現状では私が申し上げましたとおり、正式な反対はあるけども、容認・賛成の正式なものはないという理解が、実情であるというふうに思いますので、改めて、そこをご確認すると同時に、再々、この同意に関しまして、現在の財産区の、賃貸契約の賃料の話が出ます。あたかも、その財産区に関連する地域の皆さんが同意をしているがごとくの言い回しをされておりますけれども、こんなことは申し上げるまでもありませんが、財産区、従前は一部事務組合であります。法人格を持っています。その法人がみずからの意思に基づいて決定すること、これはもちろん、できるわけでありまして、その形の中で、契約を結ばれています。確かに、一部事務組合であった財産区、その当時の共有地組合に、地元の住民が権利として関係している部分はありますが、だからといって、一部事務組合が県と議決に基づいて、県と契約したからといって、それに関係する地元の住民が同意したということにはならない。そこは大きく理解が違うというふうに私は思っておりますので、改めて、そこについてのご答弁をお願いしたいと思います。
それから、反対をしている地区への説明という質問に対しまして、るる努力をされているというお話でありますが、前にも申しました、正式に市長が市として、その地区へ説明している事実は、まったくありません。県の説明会に便乗されただけであります、事実として。ですから、これはもう、地元の市長として当然、地元の住民、特に公式に、総意として反対している地区の住民に対して説明するのは当然のことだと思いますが、ご答弁をいただきたいというふうに思います。
それから、最後の循環型の国との計画でございますが、実は県は平成14年、■■知事の段階で、この国の方向転換を受けて、山梨県もそれに沿う計画に、この処分場計画を変えています。中間処理のエコパーク計画と連動して、最終処分をしようと。できる限り、資源として使えるものは使おうという計画を立てられています。その計画を変えることなく、今の◎◎知事は最終処分場だけを造る計画を推し進めています。そこらの整合性もつかない状況があるという事実を認識していただいた中で、この計画について、しっかり市長として、やはり、ものを言う必要があるというふうに思いますが、その点についても答弁をいただきます。

再答弁
地元の同意というのが、いろんな意味で、お互いに見解の違いがあることは確かでありますけども、今、●●議員もいみじくもおっしゃったとおり、条件付きといえども、賛成だったという事実は事実として重いものと、私は承知いたしているわけであります。その平成6年の条件付き賛成ということが、今日の歴史の始まりであったわけでありまして、その条件付きという言葉はあったけども賛成したという事実は、その後、今日の明野の姿になっているわけでありまして、ぜひひとつ、ご理解をいただきたいと思います。
それから、いわゆる土地が借地契約を結んでいるのは、その一部事務組合のうんぬんというお話でありますけども、浅尾地区、ないしは朝神地区の財産区であり、共有地であることは、契約したときも、6年間も、今も事実であります。その権利関係者もご承知のとおりであるわけでありまして、そういう意味からすれば、この最終処分場を造るという賃貸契約は非常に重いし、そして、この6年間、7年間、地代滞りなく、その借地料として入っているという意味合いも、私は非常に重いものだと。産廃が賛成か反対か、それ以前として、非常に重いものだというふうに私は承知しており、そしてまた、さっき言いましたとおり、整備検討委員会の議論や住民説明会のプロセスを考えるにつけ、基本協定を結び、公害防止協定を結んで、今日になっているということでございます。
そしてまた、地元説明に対する見解でありますけども、あの最終処分場は、事業主体は県でありますから、住民説明会も当然、主催は県であります。しかし、北杜市として主催に対して、共催、共々といいましょうか、主催に対して共催であったことは確かでありますから、私も、その住民説明会のときにはあいさつもしたし、質問もあって答弁もさせていただいた、そんな状況下の、全体住民説明会であったというふうに、私は承知をいたしておるわけであります。
そういう意味で、先ほど来、説明したような内容で、今日の最終処分場を迎えておるわけでありまして、言ってみれば反対派、言ってみれば容認派、たくさんいらっしゃることは確かでありますけども、これから少しでも、全体の理解の底上げのために、全力で頑張っていきたいと思っているわけであります。
公害防止協定も、いまさら言うまでもなく、いろんな意味の問題を事前に防ぐということが、この公害防止協定の趣旨であり、万が一のときにはどうするかということも担保した協定書になっておるわけでありまして、ご理解をいただきたいと思います。

再々質問
私の持ち時間は、もうなくなりましたので、2、3点だけ申し上げて質問を終わらせていただきますが、まず、この事業主体は事業団でありますが、被害を受けるのは北杜市民です。ですから市長が、その観点に立って、県に対し、事業者に対し、市民の意見を、地元の意見を、ものを申すのは当然のことだと思います。勘違いをされているんではないかなと、私は思います。
それから、この地権者の問題についてもそうですが、先ほど申しました、分かりやすい例で言います。住民の意思と、議会の意思と、執行の意思がバラバラという、よくある民主主義の現状ということで比較していただければ、非常に分かりやすいと思います。
以上、基本的な部分で、市長、すでに契約まで、締結まで結ばれていますが、住民の同意があってではないですよ。住民の同意がなくて、市長は県の方向がいいということで進められているだけの事実ですから、そのことだけ申し上げて、質問を終わります。

再々答弁
私が市長としての立場は、当然、市民のいろいろな意味の生命・財産というと大げさになりますけども、守っていくということが第一原則であります。したがいまして、今回の公害防止協定においても、公害の発生を未然に防止するということが、防止協定の第一義であるわけであります。その中で、地域住民の生活環境をこれからも守っていきたいと。万が一のときにはどうするかという、くどいようですけども、担保もとる、それが私の役割であると承知をいたしておるわけであります。ご理解ください。

1月1日現在、公開されたものはこれだけです。雑記帳での追加記入は行いません。非公開ページは発表されるたびに追加する方針です。
この質疑を読むと43分かかります。読む人はいないと思いますが、速度が速すぎる場合はソースを開いて読んでください。

議員の氏名記入は極力避けております。見落としがあった場合はお許し願います。 【北杜市議会議事録を読んで】

寒さ厳しくなりました・山梨県知事選挙

池、1月6日

今朝の最低気温はマイナス7度でした。寒さが厳しくなりました。
これから1ヶ月が寒さのピークでマイナス14度程度にはなるでしょう。
一番困るのは、水の管理です。大金をはたいて建設した家ではありませんので、家も水道関係の工事は私自身なので、鉄管配管ではなく塩ビ管のため電熱による保温はしていませんし、当時はその知識さえありませんでした。 水道管を守る方法は、水を出しっぱなしにするしか方法がないのです。
不凍栓はつけてありますが、全ての不凍栓を締めるとポンプ自体が凍ってしまいます。
昨年、ポンプを新しくしたのは良いが、今のポンプは貯水槽が小さくコンピュータ制御なので、水圧を安定するため少し水が減ると作動してしまいます。
そのため、電気料金も結構跳ね上がってしまいました。寒いということもお金のかかる事なのですね。
(近頃、書くネタがありませんので、くだらないことを書いて更新します)1月14日

山梨県知事選挙が1月21日に行われます。2日前までに選挙公報が配達されるか見守っています。

追加記入
選挙公報は来ませんでした。知事選挙は現職が敗れてしまいました。老人の怒りが反映されたような気がします。1月23日

PDFファイル

この、PDFファイルは株式会社の決算報告や、株主に対する知らせのほとんどがこのファイルで作られています。
また、北杜市議会会議録などもこのファイルなのです。会議が終ってからホームページに載るまで約5ヶ月かかります。
初心者の私には余程PDFファイルは難しいものだと今まで思っていました。何しろ前記のように日数がかかるのですから。
あるソフトの片隅にあったものを使って実験的に書いてみました。あれ、今まで思っていることと正反対でした。
HTMLのようにタグを覚える必要もなし、写真も載せられるし、何も頭を使わなくても出きる事をはじめて知りました。
でも、このファイル、個人ページでは嫌われているようです。PDFを見るソフトを入力する必要があります。(無料)
また、議事録などソースのコピーができず、私などは1度テキストファイルにしてからからコピーしています。
多用は禁物ですが少しは使いたいと思っています。【配達しない選挙公報・PDF】1月23日

Google Earth

金沢文庫駅周辺

よく訪ねるページにGoogle Earth のことが出ていたので、そのページからダウンロードしようとしたが、混んでいるらしく何回も行ったが繋がらなかった。
1月末、Google のページから行ってみると繋がり、ダウンロード・インストールが簡単に出来た。
早速、横浜の金沢文庫駅周辺や2月に行われる、横浜国際女子駅伝の折り返し点の八景島等を見る。
衛星から画像が送られそれが見れると思っていたが、航空写真が使われているので、リアルタイムの写真ではないのに気付いた。期待していただけに残念な思いがする。
そして、山梨の北杜市に場所を移動すると、都会とは違い解像度が悪く広範囲を見ないと、使い物にならない。それに、航空写真は何年前に撮ったのだろうか古いような感じだった。
風林火山館の建っている場所は牧草地になっていた。
風林火山館の駐車場に何台の自動車が来て、観光客がどれだけ入っているのだろうか。
また、村山六ヶ村堰の工事は進んでいるのかなど、上空から見れると思っていた。
そこまでは個人のパソコンでは無理なようだ。残念だが一つの勉強だとあきらめよう、無料のソフトなのだから。
それに、我が家はまだISDN、画像が出るまで時間がかかりイライラの連続、何とかならないのかNTT殿。
私のような国民年金生活では外国旅行などいけるはずがないから、アンコールワットやローマの遺跡など世界遺産をパソコンで味わうのも良いかも、弄っているうち何か利用できるだろう。(上の写真は金沢文庫駅周辺) 2月3日

横浜市金沢区の八景島 富士山と富士五湖
オーストラリア・エアーズロック ヒマラヤの山々

写真は6分の1程度に縮小してある。都会では道路に自動車があるのが確認できる。

太田道灌・馬場駿

知人の馬場駿氏が小説・太田道灌を自費出版した。宣伝になるかどうか分からないが載せてしまった。不都合なら削除しますので連絡ください。

小説・太田道灌 『小説太田道灌』
 馬場 駿著
 岩漿文学会
 平成十八年十二月二十五日発行  

文明十八年孟秋、道灌は、主君上杉定正の招きをうけて、相模国糟屋の府第に赴き、子飼いの武将曽我兵庫によって、湯屋で斬殺された。
 謀反の疑いをかけられ、謀殺の噂の中、道灌はなぜ、供の者七人という無防備に近い備えで出立したのか。
 原稿用紙四百枚は、この「なぜ」のために費やされたと言っていい。
 歴史資料がほとんど皆無と言える道灌。本書は、新しい「道灌像」を創りだすことに、全力が注がれている。

2006/11/9  装丁家露木博子氏、「小説太田道灌」のカバー・装丁を完了、三協印刷鰍ノ打合せ・送付。
 岩漿文学会夢人島編集部、「小説太田道灌」の完成稿(推敲・校正・ルビ振り済みの「完全原稿」)を三協印刷に送付。

2006/11/15 三協印刷から連絡、入る。カバー・表紙・遊び紙・とびら・目次・本文の順。ノンブルは本文のみ。
頁右が-1-となる変則的なもので合意。紙質はいわゆる書籍用紙を使用。300部で見積。これと並行して、印刷・製本に入る。

2006/11/22  三協印刷から版下校正原稿送付あり。翌23日、校正後原稿を還す。露木氏の扉カットも拝見できた。
あとは刷り上りを待つのみとなる。

2006/11/28  この1週間の間に送付先一覧を作った。300部を4分する。
@「営業」A公開B御礼C保管。@は出版社などAは図書館・新聞社などBはこの60年近くの人生の中でいろいろな意味でお世話に なった人へ、の送付・寄贈、Cは@からBまでの予備、である。
「これは大変だ」と思った。どうやら発行は年内でも、発送は新年早々にスライドしそうである。
Cでリストアップしながら現住所が全く分からない人が何人もいた。もちろん亡くなられた方も・・・。
あらためて、自分の59歳という齢に思いをいたした。

2006/12/12 三協印刷から宅配便で「小説太田道灌」300冊が届いた。
箱数15、丁寧な梱包だった。手を合わせるようにして開梱、出てきた「わが子」は艶やかで美しかった。胸にジーンと来るものがあった。
もっと早く上梓すればよかった。自費だろうが何だろうが。
そう、見栄をはって出版社から、などと徒に歳月を過ごしてしまったことが悔やまれる。
着荷したはよいが、発送の作業ができる日は限られている。郵便事情もある。来年の1月中に、ということで自分を落ち着かせた。
そもそも、誰もまっていない発行なのだから・・・。

お問い合わせは「蛙声庵」にて。2月17日

北杜市・北杜市議会・北杜市議会会議録・北杜市議会議事録の検索

Yahoo!検索

一般の人がホームページを開設しても、知人に連絡した人以外には読まれることは殆どありません。
多くの人に読んでもらうには検索の上位に食い込むしかありません。企業などでは上位に食い込むためいろいろ努力しています。
上位に食い込めば売り上げに影響し好成績が得られるからでしょう。私も北杜市関係の検索について上位に食い込む努力をしています。
このことについては5−6月のページに書くつもりでいます。

2月17日現在(更新すると順位が変わる場合があります)
北杜市議会議事録-で検索すると、0112件の中で、第1番、第2番
北杜市議会会議録-で検索すると、0106件の中で、第1番、第4番
北杜市議会-------で検索すると、2490件の中で、第6番、第9番
北杜市-----------408000件の中で検索すると、残念ながら検索されません。5月までに上位で検索されると思っています。

次の更新は3月1日に行います。 2月17日

雑記帳--html--

JavaScriptは雛形倶楽部よりソース使用。
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