6月25日(日)
ある日本の半導体メーカの話。半導体の基礎検討などがほぼなくなり、産業としてふつうの仕事になってからのこと。半導体メーカは自社で工夫するよし、下請けメーカを叩いた方が楽に開発が進むことを発見しました。問題があれば、下請けメーカの尻を叩けば、機器納入という実績があがる下請けは必死で問題を解決してきたそうです。そのうち、半導体メーカは単に、製造場所を提供する場所貸し業みたいになったそうです。何か問題が生じてもすべて下請けが解決してくれるから、これほど楽なものはありません。
ところが、下請けメーカも当たり前ですが、半導体製造装置がほしいといえばどこでも売ります。資本力に勝る某国の半導体メーカが下請けメーカに装置の購入を依頼。装置を買ってくれるのですから、製造ノウハウも全て提供。だって、下請けメーカが開発した製造ノウハウですからね。もっとも製造ノウハウなしでは装置が適切に動作しないから、製造ノウハウを移転しないわけにはいきません。
やがて、半導体業界が資本力で優劣が決まる状況となったら、日本メーカはことごとく敗退。なんと製造ノウハウや半導体製造技術は半導体メーカにはなく、下請けメーカが独占していたようです。

東京に行ったら、東京電力本社がありました。おそろしく厳重な警備。しかも警備は全て警視庁の警察官。ガードマンはいません。まあ、世間から相当恨みを買っているでしょうからね。ところで、隣のみずほ銀行本店と比べると小さい社屋。とても年間5兆円も売る会社とは思えません。意外と倹しい社屋です。

とげぬき地蔵で有名な巣鴨にも行ってきました。エスカレータが遅い。お年寄りが多いので、身体能力を考えて遅くしたのでしょう。エスカレータは登りにしろ、下りにしろ、エスカレータを降りてから、すぐに前に進まないとエスカレータで運ばれる人間がどんどんくる都合上、大変危険。だから、人間の歩行速度に合わせた速度でないと、人が詰まって大惨事になります。身体能力が落ちて、歩く速度が遅い場合はエスカレータの速度も下げざるをえません。仕方ないですね。数十年後の高齢化社会ではエスカレータがたぶんどこでも遅くなると思われます。

あるメーカさんは夏の出勤日を減らして、秋に出勤日を増やすということで節電に協力するそうです。しかし、社員間では、休日に家にいてクーラーを使ったら、オフィスで皆が使う量より多くの電気が必要なのでは?と思っているそうです。会社だと1フロア冷やすだけで、何十人分も冷やせますが、自宅だと一人一人が別な建物なので、冷却効率が悪く、消費電力が増えるのではということのようです。
また土日を出勤にして平日をお休みにする会社もあるようです。ピークの消費電力を抑えることはできますが、取引先も土日に出勤せざるを得ず、総電力量はかえって増加。節電は簡単にはいかないようです。

6月12日(日)
昨日は横浜は雨。 午前中、会社の設備メンテがあったのですが、午後から晴れたので明治神宮に行ってきました。 花菖蒲が2割ほどの開花状態です。 明治神宮に到着したときは、雨上がりで、もやがありました。 そのもやも太陽がでてくると、だんだん薄れていきました。 太陽がでると、日差しはほぼ夏のようです。 外人さんが石のところに腰かけていたら、警備員さんが英語で「そこでは座らないでください。」と言いました。 さすが、明治神宮。英語対応可の警備員さんですね。 その後、昔よく行った喫茶店へ行きました。 お客さんの一人が昔、原発作業員。 1日40万円で週3日勤務の仕事があるそうです。 おそろしく高いけど、おそろしく危険なんでしょうね。 原発事故でよくでる「電気事業法」ですが、省令にあたる施行規則があります。 そこでは電気の電圧が101V±6Vとなっています。 中心の電圧が100Vでないんですね。これは建物の中の電線が細いので、1Vだけ基準の電圧をあげたのではと思っています。 太陽電池で発電した電気ですが、余った電気を電力会社に売るときもこの制限があります。 今は、あまり太陽電池のある家がないので、発生した電気はほぼ全量を売ることができます。 しかし、みんなが太陽電池パネルを家につけると、この制限で売れる電力に限界がでます。 いくら、菅総理が家庭に太陽電池パネルを付けると計画しても、太陽電池パネルで売電ができなければ、効果は半減です。

6月5日(日)
国立西洋美術館のレンブラント展に行ってきました。 とても混雑しています。多くの作品が版画なんですね。 私の好きな絵画は少し。 それでも、なかなかすばらしい作品です。 以外と宗教画が多いです。 主に新約聖書の題材が多いです。

ラザロの復活なんてのがありましたが、死んで4日たってからイエスキリストがラザロを復活させた話の絵です。 こういうのは西欧の知識がないと、面白みがない種類のものです。 版画ですが、以外と和紙が使われたりしています。 当時はオランダ東インド会社の時代でしょうから、とてつもなく高価だったに違いありません。

インクの吸着性は和紙が優れてますから、大事な作品には版を傷めない和紙が最適ではありました。

さて、常設展もついでにみてきました。 作品は、まあ、とてつもなくすばらしいものばかり。 モネの睡蓮もありました。 この印象派の絵は日本人好みです。 モネは「印象・日の出」という作品を書いてますが、これがまさしく印象派の名前の由来となりました。 作品自体がでかいので、普通の家では描くのが無理。

さて、題材としては理解できるが、作品としてはどうなの?というのが 「ゲッセマネの祈り」です。 宗教画なんですが、イエスキリストがゲッセマネという場所で祈りをささげているときに、弟子どもは寝ているというお話の絵。 三人の弟子、すなわちペテロ、ヤコブ、ヨハネが眠りこけている。 絵自体はいいんですが、眠りこけている人がいるのは、ちょっと美術的にはどうかなという作品です。

美術的にはどうかな?という題材ですが、英語的には受験にでそうな英語が使われいます。 ゲッセマネの祈りではなく、旧約聖書の中でゲッセマネの祈りを予感しているのが詩編にあって、 Indeed, he who keeps Israel will neither slumber nor sleep. ちょっとイギリス英語風の文章ですが、neither〜nor〜の構文ですね。 〜でもなく、〜でもないという表現。 英語全体を翻訳すると、 「まことにイスラエルを守られる方は眠ることもなく、まどろむこともない。」 以外と受験英語では有名。

もっとわからなのが、ピカソ。 この作品がすばらしいというのは、私的には理解不能。 これで何億もするの?という感じです。