3月30日(水)
ニッポン放送がソフトバンクに貸し出したフジテレビ株ですが、総額1千億くらいだそうです。ライブドアはニッポン放送を800億円で買ったわけだから、いずれフジテレビ株が戻ってくることを考えるとお得な話です。ポニーキャニオンも優良な会社だから、株式を上場して公開すれば上場利益が転がり込むし、大儲けできそうですね。
政府は敵対的買収に法規制をかけようとしてますが、そんなことをしなくてもよさそうですね。だいたい敵対的買収はうまくいったことがないのがアメリカでの教訓。いまさら周回遅れの対策をとるのも変。
日本の資本市場の3〜4割が外資ということは日本の資本市場がそれだけ魅力的ということ。世界中からお金が入れば商売がうまくいくのは当然ですから、変な規制はかえって日本の経済を冷え込ませるだけです。それよりもドンドン外国から資本を呼びこみましょう。お金に国籍はないですから。でも社長が外人になったら困る人もでるか。社長の言っていることがわからない?そりゃ日本人が社長でも同じかも。
3月27日(日)
フジテレビとライブドアの戦いですが、このままだとニッポン放送は上場廃止となってしまいます。このさい、持株会社を設立して株式交換でその持株会社がニッポン放送株を取得、一部を市場で一部を相対で売却して上場基準を満たす必要があるかもしれませんね。
3月25日(金)
ニッポン放送がフジテレビの株をソフトバンクに貸し出しました。ライブドアは楽天に続き、また同業社にしてやられましたね。それにしてもソフトバンクに株を貸すとは。現在、ソフトバンクインベストメントは「役員は派遣しない。孫さんとはこの件で話し合っていない」といってます。孫と話し合っていないということはこれから話あうと「孫さんが、役員を派遣しろといってます。」ということで、フジはソフトバンクグループになる可能性が大です。ソフトバンクも知名度向上のためにはメディアが欲しいでしょうからね。ソフトバンク大勝利。
そのうち、フジのあの目玉のマークがソフトバンクのロゴになる可能性もあり。通信と放送を融合させるのはソフトバンクになるのでしょうね。どっちみち、フジテレビが主導権を握る時代は終わり。最後には資本の論理でソフトバンクが主導権を握る時代となります。これもフジテレビの役員がみな経営者としては無能だったということです。テレビ番組をつくる能力と大きな会社を経営する能力はやっぱり別だったということになりますね。
3月19日(土)
歴史をみると、権力はお金の源泉を握った人が握るようですね。今回のライブドアとフジテレビの戦いも20年前だったら考えられないことでしょう。昔は誰がお金を握っていたかというと、それは銀行です。企業の金融のほとんどが銀行の融資でした。だから、銀行はわが世の春を謳歌していたわけです。
ところが時代はかわり、銀行が資金を供給しなくなると、次の資金の供給は株主になりました。直接金融の始まりです。フジテレビも最初は非上場でしたし、多くのテレビ局も非上場でした。しかし、巨額の資金を調達するのに銀行が資金を供給しなければ株式しか調達できないのだから仕方ないですね。皆、株式を公開しました。
まだ株主が権利に目覚めてないときは、株式による資本調達は打ち出の小槌でした。株式で得た資金は返済不要。利益がでたら、配当ということで、低コストの資金調達と思われてました。あまり株主も意見をいわない風潮が続いていたので、経営側も安心しきっていたようです。
そこで、もし物言う株主がでてきたらどうするか。最初に物を言い始めたのが暴力団。これは相手が理不尽なことをいうし、暴力団なので簡単に封じ込めることができました。ところが、次にでてきたのが、株主としての権利に目覚めた株主。こちらは暴力団ではありませんから、意見も正当ですし、排除もできません。
会社の本当の所有者は株主。その株主の資金を使って会社を運営しているということは株主が富の源泉。いくら社長が偉かろうが、なんだろうが、株主からみたら経営者はお金で雇ったプロの仕事人ですから。雇った人間が気に食わなければクビにするのが常識。
そういうわけで、これから日本も株主資本主義社会になります。そして、多額の資金が有望な経営者に集まります。見限られればクビ。ホリエモンだって、能力がないと判断されればすぐに追い出されます。厳しいね〜。
テレビの大河ドラマ「義経」も同じ。公家政権は富の源泉であった土地から離れることで、富の源泉をもつ武家に権力を奪われていきます。平家は一時は隆盛を極めますが、平家の失敗は公家政権に取りこまれてしまったこと。武士の意見を代表すべき武士の親方が公家にとりこまれて、武士の利益を考えなくなれば政権はやがて弱体化し、最後には崩壊します。その点、源氏は公家政権ではなく武家政権を代表しようというのですから、一時的に権力を失ってもまた回復します。富の源泉である土地を武士が実質的に保有しているので、いくらでも回復は可能。
武士にないのは政権の正統性。歴史がないから自分達が政権のトップにたって良いかに迷うことですね。長年、公家政権の下にいたから、支配されていることには慣れても、支配する側にたつ意識がなかなかでてこない。しかし、自分達の権益を守るためには政権のトップにたどり着かなければならのも事実。
やがて、武士の政権は徳川政権によって完全に確立します。徳川の偉いところは政権を関東においたこと。公家と距離を置くことで、政権が公家に取りこまれるのを防ぎました。武士による武士の政権が強固に確立しましたが、徳川の問題は武士の政権なのに、武士の本分である戦争がなくなってしまったこと。しかし、富の源泉である土地を押さえていたので、黒船という外部かく乱要因が発生するまで安定でした。
やがて、武士がいなくなると富の源泉は一般庶民の手に渡ります。そこででてくるのが民主主義。みんなが税金を納めていれば、みんなの意見でない意見で国を運営するのは困難。女性にまで課税するから女性も強くなりましたな。なにせお金の出し手ですからね。
さて、現在は投資家がお金の出し手。しかもお金はだぶついていて、有望な投資先を狙っています。ホリエモンが経営者として有能だと判断されれば数千億円などあっという間に供給されてしまう。とにかく儲けさせてくれる有能な人間がどこかにいないかと探し回っている状況ですからね。いやはやお金というのは本当にあるところにはあるものです。
3月17日(木)
インフルエンザにかかってしまいました。土曜のよるからおかしかったのですが、日曜日の朝37.2度、昼37.8度、夜38.8度。フラフラで、近くの病院に電話して日曜の夜だけど薬をもらいに行きました。
病院にいくと「症状は?」「発熱、頭痛、悪寒、関節痛・・・。典型的なインフルエンザの症状です。」「一応、インフルエンザの検査はしますが、検査にかかわりなくインフルエンザの薬を処方します。」
ということで、インフルエンザの検査をしたところB型が陽性でした。お薬をもらい、家に帰って寝ました。
朝起きると、37.2度。すご〜いさすがタミフル(インフルエンザの薬)。でも食欲はゼロ。それで病院へ。
病院へいくとたくさん人が待ってます。ところがすぐに呼ばれました。私が「いや〜。効いた。効いた。」というとお医者さんは「最低、3日は飲んでくださいね。」ということでした。
熱は下がりましたが、食事がおいしくなるのは水曜日まででした。熱は下がっても動くと冷や汗みたいなのがでますからね。完全にウイルスが排除できてないのでしょうかね。不思議な治り方です。
3月12日(土)
ライブドアの新株予約権発行の差し止め請求が認められました。ニッポン放送は異議申立をしましたが、地裁段階ではこれは却下でしょう。これから即時抗告や特別抗告となっていくでしょうが、裁判所も考えに考えた結論ですから、ライブドアの主張が認められる可能性が大です。
そこでニッポン放送がとれる手段は「焦土作戦」と「名義書換拒否」ですかね。「焦土作戦」はニッポン放送が持っている価値のある資産を売り払ってニッポン放送の価値を減らすという手段。ただし、これはやり方によっては株主代表訴訟となるでしょう。現経営陣は自己破産覚悟で「焦土作戦」をやるかどうかですね。
「名義書換拒否」はこれはほとんど違法です。過去にこんな手段をとった例はありません。6月の株主総会でライブドアが議決権行使できなければ現経営陣は安泰ですが、これも株主総会の無効を訴えられることになります。またライブドア側からニッポン放送の取締役に対して損害賠償訴訟にもなるでしょう。
どちらの株主でもない私にとってはどうでも良いことですが、これからの日本の資本主義がどうなっていくかを示す戦いが行われていることは興味深いことです。
さて、会社とはそもそも誰のものかというのを決着させようとしています。株主のものなのか取締役のものなのか、従業員のものなのか。
商法を素直に読めば、会社は株主のものです。取締役は経営を委託された代理人です。代理人が本人を超えて権限を行使できるわけではなく、当然に株主の意向に従うということです。株主の意向とは会社をどんどん儲けさせることです。そして、株主の利益を最大化させなければなりません。
しかし、多数の株主が経営に口出ししては経営がうまくいくわけありません。そこで株主の意向は株主総会でのみ許され、そこで経営を取締役に委任します。株主は取締役を選任し、選任された取締役は経営に関しては全権を握ります。もし、経営がうまくいかなければ、取締役はクビになります。クビにするかどうかは株主が株主総会で判断します。
こういうふうに会社の所有は株主が、経営は取締役が分担させるというのが現代の株式会社です。もちろん、これはあくまで株式を公開した会社です。非公開の株式会社にはあてはまりません。また、今回のような騒動に巻き込まれなくなければ、株式を非公開にし、しかも株式の譲渡に制限を設けたいわゆる閉鎖会社のままにしておけば良いことです。
株式を公開したということは他人のお金が会社に入ってくるわけですから、取締役が勝手に他人のお金を自己の都合で使ってよいわけはありません。今回のようにニッポン放送が大量の株を市場価格を下回るような値段でフジテレビに発行すれば、ニッポン放送の一般株主にとっては大変な迷惑です。自分の発言権が相対的に減るわけですからね。しかも市場価格以下ですから、株主にとってメリットもありません。
今、ニッポン放送の株価は6千円前後ですが、フジテレビがニッポン放送の株を3万円で買うといったらニッポン放送の一般株主も賛成すると思います。1株6千円のものを3万円で買ってくれれば、だまっていてもニッポン放送の株価は上昇します。ニッポン放送の一般株主にとってメリットがあるので、裁判所も新株予約権の行使を認める可能性が高くなります。そういう情報があったら私もニッポン放送の株を買おうかなと思います。ただし、これはインサイダー取引になる可能性がありますね。なお、あまりにニッポン放送に有利な条件ですので、それを買うフジテレビの取締役が株主代表訴訟に巻き込まれる可能性があります。だってフジテレビにとっては著しく不利な買い物ですからね。
3月8日(火)
ソニーの会長と社長が退任するようです。さてはパソコン事業から撤退するのでは?パソコンは利益がでない商売になりましたからね。この世界で生きていくのはデルとか後は中国系企業になるのでしょうか。パソコンもMade
in Chinaが主流になりそうです。
フジテレビのTOB(Take Over Bidだそうです。)は36.47%の株取得となったそうです。議決権の1/3超ですね。すると定款変更や重要な営業譲渡、取締役の解任決議に対して拒否権をもつことになります。ただし、ライブドアが半数の株を持つと取締役の改選ではライブドアが全権を持つことになることになります。ちなみに、今度の株主総会ではニッポン放送の全取締役の任期が切れるので、取締役全員がライブドア側となる可能性もあります。ただし、新株予約権の発行が差し止められるという前提ですが。まあ、どっちにしても消耗戦で体力をすり減らしましたな。
3月5日(土)
H2Aの発射は成功裡に終わりました。まずはメデタシメデタシ。ただ、国産化率はだいぶ落ちたとのことです。特殊な部品ばかりつくるので、その分野の産業育成が困難なようです。アメリカみたいに戦争目的でロケットをやっている国とは太刀打ちできないかもしれません。
3月4日(金)
ライブドアが仮処分申請しましたが、仮処分が認められないと控訴するとニュースでいっていました。しかし、私は控訴ではなく、即時抗告と思うのですが。
こういう分野はなかなか難しいようです。特に強制執行関係は手続が複雑でしかも頻繁にやり方がかわるようです。しかも裁判所によっても違うようです。
たとえば、相手が夜逃げをした場合に強制執行するには、その強制執行する家をどのようにして執行官に認識させて許可を得るかなども、難しい分野のようです。
今回、ライブドアとフジテレビの攻防で皆さん、商法や証券取引法にだいぶくわしくなりましたね。今回の訴訟は歴史に残る訴訟になりそうです。