山崎ゼミの 説明 ゼ ミのトップページ へ戻る
(History of Yamazaki's Seminar and its main activities
in the recent years)

2003年(平成15年)1月11日(土曜日)改訂
2005年11月時点の原稿を現在作成中ですが、速報としては10月のゼミ面接で10名の2年生が新しく加入し たことを皆さんに報告します(男性9名、 女性1名)[2005年11月19日記載]。

2002 年〜03年の活動状況
(1)沿革
  山崎ゼミは、今から8年前の1994年(平成6年)の4月にスタートしました。私が横浜国立大学経済学部に助教授として 赴任して、ちょうど1年後のことで す。2002年12月現在で、21名の学部学生(4年生7名、3年生7名、2年生7名)と、外国人研究生1人が在籍して います。さらに、7人の大学院生 (いわゆるマスター・コースとドクター・コース)がおります。したがって、学部生と大学院生を含めると、28人というこ とになります。大学院では現在、ラ オス国立大学(ラオス唯一の国立大学)の経済学部の若手の先生が1人勉強しています。4年生が第9期、3年生は第10 期、2年生は第11期にあたります。
(2)取組み
  今(2002年12月時点)、4年生は卒業論文に取り組んでもらっています。3年生は、前半は社会科学の基本ということ で、大塚久男の『社会科学の方法』 を読み、そのあとブラジルの開発論に取り組みました。具体的には米国MIT大のJudith Tendler教授のGood Government in the Tropicos (Johns Hopkins University Press, 1997)を輪読中です。
  ゼミ生は途上国の経済に関心を持っています。私自身(山崎)はブラジルやペルーなどラテンアメリカ経済の研究をしてお り、専門研究は当面この地域を離れる 予定はありません(地方財政・公共部門中心)。しかしインド、スリランカ、ジンバブエ、南アフリカ共和国、台湾、韓国、 タイ、マレーシアなどにも興味を 持っており、いずれもこれまで一度以上訪れました。これら以外の国や地域についても、今後、学部生を指導するために必要 な見識を得るべく、勉強したいと考 えています。
(3)参考書類
 従来使用してきた柴田徳衛・高橋誠編著『財政学(第3版)』や佐藤進・林建久編著『地方財政 読本 (第4版)』も参考文献と して推薦します。今後も財政学・地方財政学の分析ツールを身につけて、ラテンアメリカの経済の特徴を明らかにしていきた いと考えています。
(4)ゼミ開催場所
 2002年度については、ゼミは、毎週水曜日(3年生向け)と木曜日(4年生向け)に、4時30分(pm)から、 207室にて開催されています。
2001年の活動
 昨年(2001年/平成13年度)の活動の内容は、公共部門の構造を分析することと、そのために必要な財政学の分 析 ツールを身につけることでした。ま た、ブラジルやペルーなど具体的な途上国の経済を研究することでした。昨年度の教科書としては、私の書いた最近の論文 (ブラジル財政分析)、宮本憲一他編 著『セミナー現代地方財政』勁草書房などを読みました。また、少し前ですが、1998年度には、3年生が世界銀行のWorld Development Report 1997の英語版を読みました。このように、英語文献を読むことには、力を入れていま す。
  2001年8月から02年2月までは、私は半年間調査研究のためのペルーに滞在しましたので、卒論は早めに形に して もらいました。帰国後、通年通り「卒論 報告会」を開催しました。
横国と英語教育
 
横浜 国立 大学は旧制横浜高商をその前身の1つと していますが、戦前の横浜高商にも「貿易英語」の授業があり、当時の日本を代表するような英語学者が教鞭を執っていまし た。たとえば河村重治郎先生です。 有名な『新英和大辞典』(研究社)は、河村先生と岩崎民平の共編でなっています。日本の英語学研究の大家がおられたので す。その伝統を受け継ぐような力量 は私にはありませんし、専門は経済学で言語学ではありませんが、この旧制高商時代の歴史を大切にしたいと思います。
その他
  1998年度の概要を含めた説明は、ゼ ミ概要と活動状況を クリックしてください。

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