脱原発のデモ
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  5月28日の土曜日の14時から、ツイッターで呼びかけられていた脱原発のデモが、渋谷・原宿であったので、参加してきました。時間がなくて、プラカード はつくっていかず、手ぶらでいきましたが、主催事務局がおおめにつくってくれていて、かしてくれました。菜の花(造花)も2本、もたせてくれました。
 
 最初は神宮前の小さな公園で集合でした。出だしは数十人という感じで、成功するのかやや不安でした。雨でしたし。1時間15分ほどあるいてい るうちに、最後は200人ぐらいにふくれあがっていたと思います。私の前にも、途中からある若い女性がいきなり、飛び込んでこられました。路上でみてい て、急に参加したくなって飛び込んでこられた感じでした。
 
 デモは車道をあるきますので、警察にも事前に道順を連絡してあり、警視庁のご協力のもと、無事にすすみました。デモの参加者より警視庁の護衛 の方のほうがおおかったかもしれません(数百名)。東京マラソンのように、交通を制御してくださいます。交差点は、赤信号で止まる場所もありましたが、赤 信号でもそのまま、救急車のように歩きつづけた交差点もありました。警視庁の方が人垣をつくって、自動車をとめてくださいます。おかげで、交通量の多い場 所でのデモでしたが、事故無く安全に歩くことができました。主催者からも、「警察の指示に従って、4列で整列して歩いてください」という案内が、最初にあ りました。
 
 メッセージとしては、スピーカーをもった主催の方が、「原発やめよう」「福島返せ」「原発あぶない」などを太鼓にあわせて連呼しておられまし た。私自身は今すぐに原発をなしにできるとは思えませんので、1年ぐらいは現実路線しかないと考えますが、とはいえこうしたデモは社会的意思表示の一方法 として重要かと思いました。ツイッターで募集したデモに参加するのは、初体験です。
 
 いずれにせよ、浜岡原発だけでなく、この地震列島にあるすべての原発を廃炉にしたほうがよいという、小出裕章先生(京大、教員)のご意見に賛 成です。そして太陽光発電などの再生可能エネルギーと、当面は原発以外の既存発電所をつかいながら、原発が発電してきた分をまかなう必要があります。むろ ん節電をより本格的にすすめることも前提です。日本の技術力は、いくらでも新しい状況に対応できます。要は、そういう「サスティナブル社会」にむかって歩 くと決めるかどうかです。まさに原発全廃を決めたドイツのように、政治の意志が必要です。

   写真等は、ブログをご覧ください。
 http://blogs.yahoo.co.jp/yamazakizemi07/63355831.html