新があれば旧もある、元祖天辻隧道
 国道168号(十津川街道)を代表する長大トンネル、新天辻トンネル.
 これまで何度となく通ったこのトンネルだが、ふと考えてみる.

 
トンネル名に"新"がついているということは、
 
どこかに(旧)天辻トンネルもあるんじゃないか( ̄ー ̄)ニヤリ

 早速、調査です.
 <左>
 本当は西吉野村側からアクセスしたかったのですが、
 旧道の入口が見つけれず、新天辻トンネルを越えて大塔村へ.
 そこで目ざとく分岐道を探していると、それっぽいのを発見Σ(゚∀゚)
 とりあえず、この分岐を旧道の入口と仮定して進んで行きます.
 <右>
 その分岐は、この看板の前.
 「に」「く」「の」「星」って読んでしまうのは、くろまるだけでないはず( ´∀`)
 <左>
 舗装はされているが、車なら対向はできない幅.
 <右>
 左の縁石に注意.
 進路は左と思いきや、右に変わる.
 <左>
 特に荒れた感は無いが、お決まりの倒木.
 <右>
 トンネル出現(゚∀゚)ウヒョー
 <左>
 天辻トンネルで間違いないようです.
 但し、(旧)天辻トンネルは内部を含め改修済みで、ぶっちゃけ

 
新天辻トンネルの方が古い。・゚・(ノ∀`)・゚・。 ←カナーリ不思議
 <右>
 西吉野側の入口. こちらは昔の面影が少し残る.
 トンネルの長さはそれほどではないが、雨霧煙る隧道
 こ わ す ぎ(((;゚Д゚)))ガクブル

 そして↓
 <左>
 ここからは非舗装路
 <右>
 何の変哲も無いダートだが…
 <左>
 雨と相まって、カナーリ軟弱地盤に。・゚・(ノД`)・゚・。
 <右>
 足だし走行(靴ドロまみれ)で、リアを滑らしながら進んでいく.
 <左>
 川と化した、元国道(゚∀゚)ウヒョー
 この辺りから、ジャリが多くなります.
 <右>
 基本的に、ガードレールはないわけで( ̄ー ̄;)
 <左>
 これまた、お決まりの景色.
 慣れないうちは
「道あるの?」と、よく一人ツッコミしたものです(^^;)
 <右>
 道路脇にあった一本杉.
 ドラ○もんなら宝埋まってるんですよね(・∀・)b
 <左>
 新道が見えまスタ( ´∀`)
 まだこの高さにいると言う事は、旧道はカナーリ高い所を通るようです.

 <右>
 しばらくすると、舗装路に.
 <左>
 乗越不可能サイズ(;´Д`)
 山側の僅かなスペースを通る.

 <右>
 新道と合流.
 これは何度走っても見つけられないわ(^^;) ってな分岐.
 看板には「永谷天辻林道」の表示.
 <左>
 進行方向が西吉野村方面.
 この方向へ新道を走ったことは何度もがあるが、全く気付かなかった(^^;)
 もちろん、西吉野村方面から上ってきた場合、
視界にも入りません(マジ)
 <右>
 (旧)天辻隧道より古い、新天辻隧道.
 完全片側1車線路ではなく、センターラインも無し.
 大型車との対向は、結構(・∀・;)ヒヤヒヤ



 新天辻隧道の完成は、昭和34年.
 それから50年近くの時が流れているわけだが、
 旧道・(旧)トンネルは朽ちるどころか、平成に入ってリニューアル.
 これは何を意味するのか?


 
人々は、まだ天辻隧道を必要としている.


 そうに違いない(・∀・)
 
※当然の事ながら、道中に民家などはございません. 現状では車での通行も困難です.


 おしまい.