廃止は突然のことですが、ここの郵便局を取り巻く環境を考えると
 やむなしと言う感じはします。
(左)
東の川局前の道路
(右)
人気はありません
(左)
階段も苔むしていて、人が歩いた形跡はありません
(右)
民家の軒先
 ここの集落はずっと昔に廃村になったようです.
 住民票を置いている人はいるでしょうが、人は住んでいません.
 民間の考えでは有り得ないような状況で数十年間、東の川局は存続してきたのです.

 ここの集落はダムの完成によって、現在の山際へ移転したようです.
 郵便局はダムの水没補償で置かれたのか、それとも元あったものが移転したのか.
 詳しい所はわからないですが、この集落は最盛期には300人いたと言い、小中学校だってあったようです.
 ここまで東の川局が存続できたのも水没時の取り決めでしょうか?

 ただ、廃村といっても建物に朽ちた感じはなく、転がってる空き缶も比較的新しいことから
 盆正月には家主達が帰ってきて手入れをしているのでしょう.


 小中学校も気になったので行ってみました.