2004年3月A

 去年の、京都へ行った友達と一緒に今度は東北・北陸旅行。バイト代が入って、なお且つ友達が大学の転科試験に合格したことなどから、パーッと気晴らし旅行です。もともとは、お互いの実家に遊びに行くのが目的だったけど、どうせならって感じで、行動範囲を広げました。初日は長野・関東を周って、新潟へ。二日目は実家でのんびり。三日目は仙台を経由して、茨城の友達の家へ。切符は、3連休パス+普通車指定席4回、24000円ナリ。指定は初日のあさま(大宮〜長野)、スーパーあずさ(松本〜新宿)、Maxとき(東京〜新潟)、三日目のいなほ(新潟〜余目)で使用。

初日…熊谷〜長野〜松本〜東京〜新潟 2日目…地元でのんびり 3日目…新潟〜仙台〜茨城

熊谷〜長野
 3月26日。初日は熊谷駅から一旦Maxときで大宮へ。これはあさまが熊谷を通過するためです。しかし、平日の朝方、新幹線って混むんですね。通勤の方々で、デッキまで人でいっぱいでした。大宮からは6分の乗り換え待ちで、あさま1号に乗車。指定とっておいてよかったと思いました。自由席は満員。指定席もほぼ満員状態でした。「長野行く人多いな〜」とか思ってたら、上田駅で半数以上が下車。
 さて、長野新幹線は高崎〜長野間がほとんどトンネルです。しかも、かつての信越本線の名物であった碓氷峠もトンネルで越えてしまいます。この区間(安中榛名〜軽井沢)は蛇行しているんですが、地理的・地質的な問題があるみたいです。乗っていると気づかないけど、地図を見ると一目瞭然。それに、新幹線としてはかなりの急勾配で越えて行きます。

長野〜松本
 さて、ほとんど風景を楽しむまもなく長野に到着するわけです。長野駅のホームでは信州そばが。食わないわけにはいきませんね(笑)。およそ1時間の接続時間をゆったり過ごして、9時54分の特急ワイドビューしなので松本へ。この区間の景色はもう言わなくてもいいでしょう。また、姥捨山を越える付近では3月後半ながら、多少雪が残ってました。

松本〜東京〜新潟
 松本からはスーパーあずさへ乗り換えて新宿に向かいます。この沿線の風景も2000年8月のところで簡単に触れてるので、そこを見てください。新宿には13時半過ぎに到着。そこからは急いで東京へ。14時20分のMaxときに乗車。喫煙席で取ったため、先頭車両の1階に。景色が見れんよ…。でも、1階には1階ならではの楽しみ?を発見しました。目線が低く、線路に近いためか、スピード感(体感速度)が増した気になります。うん。ただそれだけだけど。でも、トンネルに入ると、それも感じなくなり、結局2時間音楽聞いてた(笑)。新潟には16時半過ぎに到着。う〜ん、久々に新潟に来た気分・・。到着後、越後線に乗り換えて白山駅(新潟から一駅)へ。そこから歩いて10〜15分ほどで白山神社に着きます。ここは、新年の御参りや、受験時によく利用してました。といっても、実家からはかなり遠いんで、年に2回くればいい方だったり。
 その後、新潟駅に戻り、しばらく散策後、メシ食って(もちろん木乃屋)、帰路に着く。

 


篠ノ井線・姥捨駅付近


白山神社

 

 2日目は実家の付近を散策です。午前中はのんびり寝てただけですが(笑)。取りあえず、自転車を用意し、友達の希望で海へ。チャリで15分くらいです。日本海は初めてだそうで、喜んでました。自分も久しぶりの海で、軽くテンション↑。位置的にどの片かというと、新潟県を地図で見たとき、北のほう凹んでる部分ありますよね?その一番内側のところあたりです。1〜2時間くらい浜辺でくつろぎ、次の場所へ。その後は、地元にある遺跡を見に行ったり、かつての小学校を見たり、ってな感じで、田舎をのんびり日が暮れるまで周ってました。

 


日本海です。写真奥に見えるのは村上市。


3年まで通った小学校


田舎風景。雪が積もってる山は飯豊連峰。

 

新潟〜仙台
 3日目。いったん新潟に向かいます。そして、駅弁を購入。新潟駅の駅弁は予算1000円あればだいたいのものが買えます。やはり、魚介類を扱ったものがお勧めでしょうかね。この日はいくら弁当を購入。新潟駅、いなほで8時半に出発。余目へ。
 村上までは住宅街→田んぼ→住宅街→田んぼの繰り返し。そこからは、片側は山、反対側は海、といった状況が小波渡駅付近まで続きます。桑川駅〜越後寒川駅付近は笹川流れと呼ばれる、結構有名な海水浴ポイント。また、景色とは全く関係ないですが、村上を出るとセクション区間(直流、交流切り替え)があるため、車内の照明が一時非常灯に切り替わります。さて、小波渡駅を過ぎると、また住宅街、田んぼの風景が続きます。また、この日は余目で降りたため、通過はしてませんが、北余目〜砂越間には最上川が流れており、最上川橋梁は電車を撮影するポイントになってるみたいです。一度はここで、撮ってみたいです。
 余目には約2時間で到着。そこからは陸羽西線に乗り換え、新庄へ。ここはなんといっても最上峡が見所。酒田〜新庄間を走る一部のキハ110系では、座席が回転し、景色を見やすいように設計されている。休日ということもあり、乗客はそこそこ乗っていた。で、またどうでもいいんだけど、陸羽西線狩川駅付近からは風力発電の、大きな風車?プロペラ?みたいなのがたくさん見える(確か8基くらいあったような)。近くで見ると相当でかい。恐怖すら覚えるくらいだから。まぁ、旅行とは全く関係ないんだけど、印象に残ってるのでつい(笑)。
 新庄から山形まで、山形新幹線で移動。約一時間、良く眠らせていただきました。しかし、今って山形新幹線ほとんど400系しか見ないような気が…。E3系はどこへ行ってしまったのだろうか。今でも走ってるんですかねぇ。
 山形からは仙山線に乗り換え、快速列車で仙台に向かいます。この路線、山脈越えなので、半分は山の中を走ります。途中、面白山高原駅に停車するのですが、ここから、直結する面白山スキー場は、まだ営業していました。駅の周りも結構雪が残ってました。さすが、東北の山中といった感じです。その後、トンネルを抜けると、作並温泉付近を通り、作並街道に沿って仙台へと向かいます。仙台に近づくにつれ、次第に大都市の雰囲気が出てきます。山形からは快速で約1時間、14時前に仙台に到着。

仙台
 到着後、地下鉄に乗り換え、長町南へ。そこから、徒歩5分くらいにある、地底の森ミュージアムに向かいます。ここは富沢遺跡の遺構の上に博物館を建てており、遺跡が発掘された状態で公開されています。建物の周りには、氷河期の森の再現などがあり、見所は満載です。思った以上に長居をしてしまい、気が付いたら16時近くになってました。実はこの後、松島に行こうと思っていたのですが、日が暮れかけていたので、中止にして、仙台駅に戻ることにしました。ちなみに、またどうでもいいことですが、「写真館」のその他のコーナーにある、ハトの写真は、地下鉄長町南駅の駅前で撮ったものです。はい、どうでもいいでーす。
 とりあえず、駅に戻ってからメシ。せっかく仙台なので寿司を食いました。といっても回転寿司ですが(笑)。その後は、お土産コーナーを周り、萩の月、笹かま、牛タンといった有名どころをゲット。新幹線ホームへ。18時過ぎのMaxやまびこで大宮へ。車内でけっこうぐっすりでした。大宮で多少時間をつぶして、東武野田線で愛宕駅へ、そこからバスに乗り、友達の実家にお邪魔しました。その日は特に何もすることなく寝てしまったとさ。

 


笹川流れ


鳥海山

 

実質3日間の旅行。なかなか満喫できました。やっぱ実家は最高です。新潟県、一度は足を運んでみてください。後悔はしないはず。

 

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