神奈川県
・長柄桜山古墳群(ながえさくらやまこふんぐん) ・神奈川県逗子市・葉山町 ・4世紀中ごろ〜後半 ・国指定史跡(平成14年12月) 神奈川県内で現存する古墳の中では最大級で、ほぼ完全な形で残っています。 |
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・加瀬台古墳群(かせだいこふんぐん) ・神奈川県川崎市幸区北加瀬 ・5世紀前半〜7世紀代 夢見ヶ崎公園と、夢見ヶ崎動物園内に9基の古墳が確認され、現在は7基(第2〜4・6〜9号墳)が残っています。また、丘陵西側の小丘陵付近にはかつて白山古墳と第六天古墳が存在していましたが、現在では湮滅しています。 |
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・富士見台古墳(ふじみだいこふん) ・神奈川県川崎市高津区子母口 ・年代不明 現在は公園内に保存されていますが、道路に面した部分が大きく削られ、墳形もややくずれてしまっています。現在では直径約17.5メートル、高さ約3.7メートルですが、築造当初はもっとおおきな円墳であったとされています。 |
・西福寺古墳(さいふくじこふん) ・神奈川県川崎市 ・5世紀後半〜6世紀中葉前後 ・県指定史跡(昭和55年9月) 梶ヶ谷第3公園内に存在する約31メートルの円墳。景観整備時による墳丘周辺の調査で幅6〜7.5メートル、深さ約80センチの溝が確認され、円筒埴輪や朝顔形埴輪、形象埴輪などが出土しています。 |
・馬絹古墳(まぎぬこふん) ・神奈川県川崎市宮前区馬絹 ・7世紀前半 ・県指定史跡(昭和46年12月) 馬絹神社裏にある約33メートルの円墳です。西福寺古墳と並んで梶ヶ谷古墳群を代表する古墳ですが、西福寺古墳と違い、内部主体が調査されており、全体が3部屋に分けられた全長9.6メートルの大型の横穴式石室が使われています。この石室の形態から7世紀前半の築造とされていますが、7世紀後半とする考えもあるようです。 |
・駒岡古墳群(こまおかこふんぐん) ・神奈川県横浜市鶴見区 ・6世紀中葉〜後半 矢上川と鶴見川が合流する地点にある独立した小丘陵の北端と南端に1つずつ古墳があります。また、現在では削平されていますが、この丘陵の北側にもかつては小丘陵があり、そこに駒岡瓢箪山古墳(20メートル・円墳)があったとされています。さらに、少しはなれたところにある兜塚古墳を加え、駒岡古墳群を形成しています。兜塚古墳は約30メートルの円墳で、6世紀中葉の築造と考えれています。勾玉や耳環などが出土しています。 |
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