ステレオ写真・動画の見方とか作り方とかこのサイトのメインコンテンツ ステレオ写真について りったいにみえるわけ 左目と右目は水平にずれた位置にあるのでそれぞれの目で見えている風景は微妙に違ったものである。 が、左右の目で見た風景が違ったままだったら困る。大体同じような視野が二つもあっても しゃあない。 それだったら魚みたいな感じにして視野を広げたほうがいいに決まっているし。 或いは背面に目がついていたほうが良いかもしれない。 でも前方向に2つ目がついているのは物の遠い近いを認識する為。 人間の先祖のお猿さんがいちいち樹に猛スピードでぶつかって死んでたら、 又、捕食者との距離をまちがいまくって食われまくってたら 絶滅するでしょ。これも困るでしょ。 そんなわけで進化の過程で目は前の方にやってきた。 なかなか話のわかるやつだ。 前にやってきた訳は左右の目に映る物の差によって 物の遠い近いを認識するため。 だから、ステレオ写真の原理としては、 左眼で見える画像と右目で見える画像を記録し 左眼で左用画像、右目で右用画像を見るっていうことにより 距離の差を認識するっていうことになりますの。 ここではおもに平行法と交差法についてせつめいします。 ただこのサイトでは今のところ平行法しかつかいません。 なぜかっていうとコンテンツを作ってる人が交差法を不得意にしてるから。 見方 まず、通常の見え方 ![]() 道具無しのステレオ視の方法平行法と交差法について平行法の理屈 ・・・ ここのサイトは今のところ平行の写真しかないです。 ![]() 左眼のアングル/右目のアングルで一組の画像を作る。 左眼のアングルは左眼で右目のアングルは右目で見る。 ほとんどの人は瞳を平行から内向きにする事しか出来ないので この方法で立体視できるサイズは限られる。 (眼球の幅がそれぞれの画面の中心に来る位) もし、画像の幅が広すぎて立体視不可能な時は遠くから見ればいい。 ポイント 目の力を抜いたら2重に物が見えるようになる。 その時、視野はボケているが、其のまま 目の焦点を合わせる。そんな感じ。 その時、2重に映った視界が中央に向かって移動するように 感じられるかもしれない。それによって、交差法と勘違い するかも知れないが、これで正しい。 交差法の理屈 ・・・ このサイトには無いけど、交差のサイトも多いです。 ![]() 左眼のアングル/右目のアングルで一組の画像を作る。 左眼のアングルは左眼で右目のアングルは右目で見る。 (要はより目にする) 但し左眼のアングルの画像を右、右目のアングルの画像を左に置く。 視線が交差する=>画像との距離が開く ので平行法より小さく見える。 大きなサイズの画像に向く。 ポイント 目の前に指を持ってきてそれを見たら背景は2重に見えるはず。 その状態を保持しながら背景に焦点を合わせる。その感じ。 それでも立体視が難しい人は・・・ 逆に片目をかくしてしまいましょう。 平面であると認識するのも視差があるからこそと考えれば 片目だと逆に平面と認識し辛くなるはずなので なんとなく立体感が増す・・・と思うんですが。 あと、道具を使うことになるけど、 ビューワを使えば割と楽に立体視可能。 プリズムやレンズを使うものより、ミラーだけで 構成された商品の方が画像がきれい。 (プリズムのやつは高いし。) 或る程度高額でも良ければ、3D液晶モニタとか 液晶シャッター式立体メガネとかも良い。 重要なことを書き忘れていたんだが、 立体視するときは必ず画像の角度と目と目の間を結んだ線の角度を 同じにしてちょうらい。 そうじゃないと下のリンクの参考1にある 「2、左右の画像の向きが違う場合。」とおんなじ状態を 自ら作り出すことになるから。 あと、無理してやらずにつかれたら休むこと。 参考1 <- 見難い写真とかの説明 補足 その他のステレオ視方式 アナグリフ・・・赤青めがね式。 立体写真を扱っているサイトにはアナグリフ式の所も多い。 これなら割とたやすく立体視可能。しかも大きな画面で。 マイナス面(色が判らなくなる。めがねが必要)も多いんでこのサイトでは今のところやらないが、 ポピュラーな方法なのでこの方式のwebサイトも多い。 めがねが必要だが、色付きセロハンで作ってもいいし、 安価に販売しているサイトも有る。 こんなん。 WiggleVision 注:動画?のみに対応 外国のサイトで紹介されていた方法 そこの説明には、 『心理的に奥行きを再現する(視差によるものに対する)もうひとつの方法として、 関連した運動によるものがある。 「WIGGLE VISION」では、二つの画像を交互に見ます。 これにより心理的に奥行きを知覚します。』 といったことが書いてあった(翻訳間違ってなかったら) で、ひとつ作ってみた (材料は平行法などと同じ画像でよいって書いてあった) プルフリッヒ効果 注:動画のみに対応 暗いところと明るいところでは脳の認識速度に差が生じる事を応用する方式。 たとえば、右に移動する物体がある場合、右目の視野のみ暗くすれば、 その移動する物体が浮き出して見える。 右目だけ過去を見ることによって左右の視差を発生させるという訳。 同様に背景のみを左に移動させ、その上に動かないものを表示すると、 やはり浮き出して見える。 ステレオ写真の作り方で、カメラを平行移動させて数フレームずらせば ステレオ写真になるというのがあるが、それを脳内で生成するような方式。 平行移動させるので動画のみ、一方向のみに利用できる。 メリットは普通に見ても他の方式と比較して全く問題を発生しないという点。 液晶シャッター式 画像を高速で左眼用・右目用でフリップさせる。 それと同期して光を遮断するメガネを用いることによって立体視する ローコストでなかなか良いが、どうしても遮光しきれずに、ゴーストが見える あと、液晶TVでは無理なんじゃないだろうか。 左右を切り替える速度が重要となるので。 筆者自身液晶シャッターメガネを複数所有しているが、ゴーストも起こらず 目も疲れにくいのは無い。どうしても目が疲れないようにモニタのリフレッシュ周波数を 上げると、ゴーストの方が酷くなるって言う感じでトレードオフの関係にあるようだ。 偏光メガネ式 2台のプロジェクターなどで左右の視野分の映像を表示させる。 その際偏光させておき、それを偏光メガネで見ると、左右の目に片方づつの 映像が見えるという方式。 機材が大掛かりになるが、これが一番いい方式だろう。 テーマパークとかのなんちゃらライドとかで使うのもこれが多い。 視聴者の位置を狭い範囲で固定できるならメガネ無しでも可能。 この場合、スクリーン側にて偏光させているようだ。 シャープの3D液晶なんかはそういうものらしい。 ステレオ写真の作り方機材について 基本的に左目アングルと右目アングルをそれぞれ記録できればなんでも良い。 1)1台のカメラで2回撮影する。 まず1回撮影する。その後カメラを右か左に6から8cm ほど平行移動させて2回目を撮影する。 (移動距離が大きい程立体感は強調される。適正な距離は 被写体との距離の50分の1と言われている。) デジカメで、パノラマアシストとかツーショットモードとかあれば便利 特徴 手軽。 静物専用。 失敗しやすい。 2)ステレオアダプタやステレオカメラで撮影 特徴 左右の時間軸のズレ無し。 よって、動きのあるものにも対応できる。 画角が狭い事が多い。 ストロボが使える。 マクロは難しい。撮影対象が近い場合、視差も小さくする 必要がある。逆に遠い場合、視差を大きくしなければそれは 立体に見えない。(人間の目を再現するならこれはこれで正しいが。) マクロで立体写真を撮影する場合、対象物との距離の1/6程度の視差にしたい。 つまり1cm先のものなら、2mm程度に左右のレンズの間を調整できる必要がある。 上で書いた値と違うが、それは臨機応変に対応させればいいと思う。 対象物と左右のレンズの位置関係は計算式が有り、それに従っても良いが、 要するに、立体感を強調したければ位置を大きく取り、自然な立体感を得たければ 計算式どおりにすればよい。 又、人間の目に常にあわせるならば、35mm程度のレンズで左右間隔6cm程度で固定 すればいいのではないだろうか 3)2台のカメラで撮影 2台のカメラを連結する。 シャッターを連結できれば連結する。 2台のシャッターを同時に押す。 ダブルレリーズケーブルを使う。 リモコンを使う シャッターが連動するように改造する。 特徴 動体対応。但し完璧に同期するのは難しい 距離によりレンズの間隔を調整することが出来る。 機材がでかい。高コスト。 撮影後の管理が面倒。 マクロは難しい。 3)1枚の写真からソフトででっち上げ 一枚の写真があり、それを2つ並べて画像編集ソフトで 左右の位置関係を調整し、擬似的に視差を作り出して 距離感を出す。 デジカメ3Dエディタがあれば、その辺を直接編集できて便利 (距離ペン・距離ペイントみたいな機能がある。) URL失念したが、フォトショップだけで作っているページがあった。 すさまじい手間がかかっていたが、出来上がりはとても自然なものだった。 方法としては、 1)左眼をオリジナルとして、右目用の画像を作成する。 2)近くにある物体程ズレが大きくなるように範囲選択して 移動させる。 3)ずらした空き領域はクローンブラシで丹念に埋めていく。 4)こうして出来た左右の画像を並べて一枚の画像を得る。 3を除く方法では2枚の画像が得られる。 それらを編集するにはステレオフォトメーカー(フリー)を用いればよい。 上記ソフト以外にも多くの編集ソフトがある。 たいてい、交差法、平行法、アナグリフ、3D液晶、液晶シャッター用出力は あると思う。 ステレオビデオの作り方1) 上記2)とか3)の方法ならカメラにビデオモードがあればそれで撮影する。3)の場合30f/sのカメラなら左右の同期ずれを30分の1秒以下に出来るので、 どちらかというとビデオの方が左右の同期はとりやすい。 又、条件が限られるけど、1)の方法でビデオ撮影して一本のビデオファイルを作り、 それを左目用とし、数フレームずらした同じファイルを右目用 とすると立体ビデオが得られる。(条件:横移動のみ) 2) 編集方法 上記3)の時は2つのファイルになるが、その場合、右・左のファイルで 同じ時点を基準として(フレームをあわせる。)ビデオ編集ソフトで 左右の画像を並べ、それを出力する。 自分のやりかたとしては、ステレオムービーメーカーっていう 便利なソフトがあるのでそれでやってます。 こんなよいソフトをフリーで出してくれている作者さんに感謝 しつつ使わせてもらっています。 (自分ではこんなソフトようつくらんだけにほんとにありがたい) 上記2)の場合はひとつのファイルになるので普通に編集できる。 でもトランジションとかかなり限られるし、それなりに工夫が必要。2)3)共通で。 あと、画像フォーマット(サイズ)に自由度のある(任意のサイズが可能な) ソフトでないと難しいでしょう。自分はMediaStudioを使ってます。 Coolpix3700 2台つないだだけ。 ![]() 大体はこれで作ってます。 MotionPix シャッター連動(あんまり出番なし子ちゃん)
所で、ステレオ写真とか見たら視力回復に効果があるとかたまにきくけど、 ステレオ写真って視差こそあるけど、ピントは近くしかも同じ距離に合うわけなんで、 それはどうかなーーっておもいます。 ただ、いつもは良く見えない遠景が立体感を伴って見えるっていうのは 脳が「自分の目はいつもこう見える」ってだまされてその結果として 視力が回復するっていう可能性もあるかもしれへんなぁとは思う。 ほら、イメージトレーニングみたいな感じで 作例へ メニューへ戻る |