Small Gardens 小 さ な 庭 い じ り


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


★ ACT 4  ガーデニング用語 ★

 
いろいろと植物を育てようとすると、何だかよくわからない言葉に出会います。理解できると、こんなことだったのかと思うものです。あまり難しい用語は使うほど、ガーデニング知識はありませんので、よく使う用語を説明しています。
 
■土づくり
土づくりは植物にとっての家でもありますので、とても重要です。鉢やプランターでの栽培では、植物によってバランスよくブレンドされた培養土を使用すると手軽です。この用土が理想ですが、地植えの場合にはコスト的にも土をすべて入れ替えるわけにはいきませんので、もともとの土壌を考慮して改善する必要があります。土が砂質であれば、それを補う為に保水力のあるバーミキュライトや粘土を加え、粘土質であれば排水性のある砂やパーライトを加えます。有機質として、腐葉土や完熟堆肥を加え、肥沃な土にします。日本の場合、自然な状態であれば、雨などにより酸性となってますので、苦土石灰を土に混ぜて中和させます。植物によっては、例えばハーブは酸性を嫌いますし、ブルーベリーなどは、逆に酸性を好むなど、植物に合った土にすることが重要です。地植えでは、石や異物を取り除いた土に補う用土を入れ、できるだけ深く、よく耕すことがポイントだと思います。ちくらの場合、耕すのになんとなく使いやすいのでスコップを使用しています。
 

  <基本用土の配合>
 赤玉土 :  腐葉土 :  堆肥 : +少量の苦土石灰
          
 ※配合した土が落ち着くまでには、1〜2週間かかります。
   種まきや苗を植え付ける時はあらかじめ準備します。
 
■よい土の8か条

 1.通気性が良い・・・土の中に新鮮な空気を保つことができます。
 2.排水性に富む・・・排水性が悪いと根腐れの原因になります。
 3.適度な保水性・・・水もちが良すぎると空気の量が不足して酸欠状態になります。
 4.保肥性がある・・・ゆっくりと根に養分を与える効果があります。
 5.有機物を含む・・・有用微生物の働きを活発にして土質を改良してくれます。
 6.重すぎず軽すぎず・・・適度な重さは土1リットルで400〜600グラム程度です。
 7.酸度(pH)・・・一般の植物は弱酸性(pH値が5.5〜6.5)が基本です。
 8.清潔・・・有害な病原菌、害虫の卵、雑草の種が含まれていない。
 
■種まき
地面に直接まく「直まき」と、育苗箱やポリポットなどにまいて苗まで育ててから地植えにする方法がありますが、植物によっては、植え替えを嫌う場合には「直まき」ですが、そうでない場合には、苗まで育ててからの方が、生育が良いように思います。購入した種であれば、種袋の説明を読んで判断されるのが良いと思います。種まきのやり方は共通でたっぷり水やりをして落ち着かせた土に種をまき覆土します。発芽するまでは新聞紙などをかけて乾燥させないようにし、日陰で管理します。発芽したら新聞紙を取り、よく日に当てます。発芽をこまめに見てられない場合には、新聞紙のかわりにビニール袋やサランラップでもOKです。低温期には温室効果がありますが、夏などの高温期には蒸れてしまいますので、穴をあけて下さい。種のまき方は次の3種類の方法が一般的です。バラまきは、全面にパラパラとまく方法で、小さな種に向きます。スジまきは、スジ状にまく方法で、葉菜や根菜の種に向きます。点まきは、あらかじめ株間を決めてまく方法で、1株を大きく育てるものに向きます。

バラまき

スジまき

点まき

   

ビニールポットに種まきしました♪

発芽しました♪

 
 

■間引き
種をまき、葉が重なり合うように伸び始めたら、弱々しいものを抜くか根元から切り、成長にあわせて2〜3回間引きします。最初はなんだか間引きがかわいそうでやらないと、元気がなくなっていきます。最初は密集してワイワイとしていた方が元気なのですが、大きくなってくると養分を取り合ったり、日当たりが悪くなったりで、お互いに元気がなくなってくる訳です。心を鬼にして間引いてください。間引き菜もおいしくいただきましょう。

 

間引き前

間引き後

 

■苗の選び方
苗を選ぶ時は節間が詰まり、葉の色が濃く、下葉に黄ばみがなく、茎の太いがっちりした苗を選びます。
 
■水やり
地植えでは、極端に乾燥しない限り、降雨でまかなえます。鉢植えの場合は地植えに比べ乾燥しやすいので、乾いていたら、鉢底から流れるくらいたっぷりとあげ、乾いたらまたあげるようにします。あまりあげすぎると、根が呼吸できなく腐ってしまいます。水やりは水分の補給と共に土の中の空気が新しく入れ替わります。また、水やりは、朝あげるのが最適ですので午前中までに行います。しおれているからといって、真夏の昼にあげると、お湯をかけているのと同じになります。ご注意を!
 
■肥料
植え付ける際に土に混ぜる肥料を元肥(もとごえ)といいます。水やりする度に肥料がゆっくり土に浸透し、効果が長持ちするタイプが理想的で、油かす、骨粉、鶏ふんなどを原料とした有機質肥料がピッタリです。植え付けた際に十分な肥料でも、水やりや植物の成長により段々肥料の効果がなくなってきますので、追肥(ついひ)します。土の表面に置いて与える固形のものや、効き目の早い液体の肥料があります。肥料はたっぷりあげがちですが、あげすぎると肥料焼けをおこしてしまい、逆効果になります。不安ならば、固形のものならば少な目、液体のものならば薄めにしたほうが失敗しません。肥料は園芸店やホームセンターに行くと、たくさんの種類が売っていてとても悩みます。肥料は成分によって植物の生育を助けるものですからどんな目的で肥料を与えたいのかは、下記の3つの配合を見て決めるようにします。

 

リン酸

 花を咲かしたり、実をつける

窒 素

 葉の成長を促進させる

カ リ

 根をしっかりと張らせる

 

■除草
植物の良く育つ栄養たっぷりの土は、当然ながら雑草にとっても育ちやすい環境ですので、見つけたら早めに根こそぎ抜きます。ほうっておくと、土の栄養をすべて雑草にとられてしまいます。
 
■支柱たて
実をつけたり、枝の弱い(やわらかい)場合には、風で折れたりしないようにあらかじめ支柱をたてます。支柱と枝を結ぶ場合は、8の字に結ぶと植物に負担がかからないようです。
 ビニタイと呼ばれるものを
 使うのが便利です。
 
 植物側はゆったり、支柱側は
 動かないよう、きっちりとめます。
 8の字にとめます。

  
支柱パーツの売場に売っていたゴムでできた支柱を連結する道具。
説明資料によると2〜3年使用できるそうです。

 
太い支柱の場合は、パイプハウスに使う部品が何回も使え便利!
もともとパイプハウス用なので丈夫です。

農竹にはめて、止めるだけ!

 合掌作りもどきの支柱です。
 敷地が狭いので・・・。

 

 

■マルチング
地面の乾燥や雑草、土はねから守るために行います。マルチング材は土にすき込める自然の素材を選びます。マルチング材としは、「わら」「モミガラ」「腐葉土」「バークチップ」「ピートモス」など。雑草防止にもなります。

  

■連作障害
すべての植物は、連作(同じ科の植物を続けてつくること)をすると、その植物を好む病菌の繁殖が活発になり、大きく育たなかったり、実なりが悪いなどの障害を及ぼします。これを防ぐためには他の野菜と組み合わせにより今年はナス科、来年はマメ科などのように輪作します。
 
■鉢の種類
販売されている鉢は素材により特徴を持っていますので、植物に合わせてまた鉢の特徴を考えて使用しましょう。

素焼き鉢

土を低温で焼いた鉢で比較的安価で手に入ります。
水分や空気をよく通しますので植物はよく育ちます。
その反面で乾燥も早く水やりの回数が多くなり、モロく
割れやすい。テラコッタとも呼ばれています。

化粧鉢

焼き物の表面にウワ薬をかけてあり美しい物が多く
高価で水分や空気を通さないので粗い土で植えないと
排水性が悪化して根腐れを起こしやすくなります。

プラスチック鉢

水や空気を通さないので化粧鉢同様に排水性に気を
つけます。軽量で安価で割れにくいので扱いがとても
楽です。紫外線に弱いので屋外での使用は2〜3年と
耐久性は低い。

 

■鉢の大きさ
 鉢の大きさですが、なるべく大きなものと思いがちですが、毎年ひとまわりづつ大きな鉢にすると、根が密になり成長が良い。鉢の大きさは、例えば3号鉢というように「号」であらわします。1号は約3cmですので、3号鉢であれば約9cmということになります。
 
■ウォータースペース
鉢植えに水をわずかな時間溜めるスペースとして、鉢の上から2〜3cm程の余裕をもって植えつけます。鉢の上まで土を入れてはいけません。
 
■一年草
種が発芽してからその年のうちに開花、実を結び、種を残して枯れるのが一年草。
朝顔やひまわりなど多くの植物がこのタイプ。

 
■二年草
春から夏にかけて発芽して成長して、翌年に一生を終える植物が「二年草」です。
パセリなどが二年草です。
■多年草
一年草とちがい、枯れずに毎年花開花、実を結びます。宿根草とも言われます。宿根草には冬に地上部が枯れて根だけが残るものと地上部も枯れずに越冬する常緑性のものがあます。

 
■植え替え
植物の生長に合わせて、ひと回り大きな鉢や地植えにすること。

 
■株分け
大きく育った株を掘りあげて2〜3株に分けて増やす方法。

 
■挿し木
挿し木とは枝の一部を切り取って発根させて増やす方法。この植物の一部を挿し穂と呼びます植物によって適期や方法は異なります。

  →ブルーベリーの挿し木  →オリーブの挿し木
  
■鉢上げ
種から育てた苗や挿し木苗を鉢に植えること。

 
■葉水
霧吹きなどで葉に水を与えること。

 
■匍匐性
地面をはう性質をもった植物。

 
■とう立ち
葉野菜や根菜で、花芽が成長してくる状態。
 写真は、
  「千筋京水菜」のとう立ち。
 
 菜の花そっくりですね。

 

■pH(ペーハー)
土の酸度をあらわす単位で、pH7.0が中性、それ以上が酸性、以下がアルカリ性になります。日本の場合は、雨が多いので、ほとんどの土は酸性になりやすい。
 
■土寄せ
株の根元に土を盛ることで、株が倒れないようにする場合とじゃがいもなどの生育に合わせて土を盛る場合があります。
 じゃがいもの土寄せです。
 やらないと品質が落ちます。
 
■塩害
海が近いと、台風の風により海水が巻き上がってしまうことがあります。すぐに水で洗ってあげないと枯れちゃいます。
 無残に枯れちゃいました(泣)
 
■わき芽
新しくのびる枝の芽にあたる部分
 トマトのわき芽です。
 トマト栽培では、この芽をとって
 育てます。とらないとおいしい
 トマトができません。